JPH08244317A - デジタル複写機ネットワークシステム - Google Patents

デジタル複写機ネットワークシステム

Info

Publication number
JPH08244317A
JPH08244317A JP8174295A JP8174295A JPH08244317A JP H08244317 A JPH08244317 A JP H08244317A JP 8174295 A JP8174295 A JP 8174295A JP 8174295 A JP8174295 A JP 8174295A JP H08244317 A JPH08244317 A JP H08244317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copying machine
network system
copying
machine
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8174295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3325425B2 (ja
Inventor
Tomonori Fukui
智則 福井
Moriyuki Koike
守幸 小池
Atsushi Doi
淳 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8174295A priority Critical patent/JP3325425B2/ja
Publication of JPH08244317A publication Critical patent/JPH08244317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3325425B2 publication Critical patent/JP3325425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のデジタル複写機を接続したネットワー
クシステム上での電気的な傷害や誤動作、誤操作等で設
定値が失われるのを防ぐ。 【構成】 複写機の電源投入後、ネットワーク上の他機
に自機を認識させるコマンドを他のすべての複写機に対
して発行し、他機からの了解応答のコマンドを受ける。
バックアップデータを持つ他機がなければユーザー設定
バックアップ要求コマンドを任意のバックアップ可能機
に送信し、その複写機のIDを記憶する。バックアップ
要求コマンドには記憶してほしいユーザー設定データを
全て含み、これを受けた複写機は送信元複写機のID番
号、記憶した日時、被送信データを不揮発RAMに記憶
する。またバックアップデータを持つ複写機が2台以上
あれば最新のデータをもつ1台を残して他の複写機には
バックアップデータ消去要求コマンドを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル複写機ネットワ
ークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より様々な目的のために、画像信号
を出力するイメージスキャナやワードプロセッサ、パー
ソナルコンピュータ等の複数の画像信号出力手段とそれ
らの各画像信号によってそれぞれ画像形成を行なう複数
のプリンタ等の画像形成手段とを組み合わせたシステム
が提案されている。
【0003】例えば、特公平2−21190号公報にみ
られるように、複数の画像信号出力装置と複数の画像形
成装置とを画像情報の記録、記憶、通信等の各機能で有
機的に結合し、任意の場所から他の場所へ自由にアクセ
スを可能にした画像形成システムがある。また、特開平
5−304575号公報にみられるように、デジタル複
写機をつなぎ、複写動作スピードを高めるシステムがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の技術は画像データの共有を目的としたものであり、パ
ラメータ設定値、複写条件の転送やバックアップ、メッ
セージ交換等、システム全体での機能アップや、信頼性
の向上等を目的とするものではなかった。
【0005】そこで本発明は、ネットワークシステム上
での電気的な傷害や誤動作、オペレータによる誤操作等
で設定値が失われるのを防ぎ、システム全体での信頼性
の向上を図ることができ、またシステム全体での操作性
の向上や、生産性の向上を図ることができるデジタル複
写機ネットワークシステムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタル複
写機ネットワークシステムは上記目的を達成するため
に、動作コマンド、状態、画像情報等を通信する通信手
段を介して複数のデジタル複写機を接続してなるデジタ
ル複写機ネットワークシステムであって、制御用パラメ
ータ等の設定を行なう設定手段と、前記設定値を不揮発
RAMに記憶し、電源OFF/ON後も前記設定値が消
えないようした設定値記憶手段とを有する複写機を少な
くとも1台以上含むネットワークシステムにおいて、前
記設定値の一部あるいは全部を同じネットワークシステ
ム上の他の複写機に複写、記憶し、必要に応じて元の複
写機に再反映させる設定値バックアップ手段を設けた構
成としたものである。
【0007】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、動作コマンド、状態、画像情報等を通信す
る通信手段を介して複数のデジタル複写機を接続してな
るデジタル複写機ネットワークシステムにおいて、複写
条件を入力する入力手段と入力された複写条件を記憶す
る記憶手段と、記憶された複写条件をネットワークシス
テム上の他の複写機に転送する転送手段と、転送先複写
機及び転送開始を指示するための指示手段を有し、前記
指示手段により複写条件の転送を指示されると転送先の
複写機に転送元の複写機で設定した複写条件を反映させ
る複写条件転送手段を設けた構成としたものである。
【0008】本発明に係るデジタル複写機ネットワーク
システムは、動作コマンド、状態、画像情報等を通信す
る通信手段を介して複数のデジタル複写機を接続してな
るデジタル複写機ネットワークシステムにおいて、メッ
セージを入力あるいは選択する手段と、メッセージの転
送先を指示する指示手段と、前記メッセージを指示手段
で指示されたネットワークシステム上の他の複写機に転
送し表示する表示手段を設けた構成としたものである。
【0009】
【用語の説明、定義】以下本明細書で使用する用語の説
明、定義を行なう。
【0010】(1)画像読み取り装置、画像読み取り部 デジタル複写機(以下デジタルPPCあるいは単にPP
Cともいう。)で用いられる「画像読み取り装置」は光
源を原稿に照射し、その反射光を「固体作像素子」、例
えばCCDで電気信号に変換し、「必要な画像処理」を
行なう機能を持った装置が使用されている。ここで、
「必要な画像処理」とは、 量子化:CCDで電気信号に変換されたアナログデータ
を2値あるいは多値データに変換すること、 シェーディンダ補正:原稿を照射する光源の照射ムラ
や、CCDの感度ばらつきを補正すること、 MTF補正:光学系によるボケを補正すること、 変倍処理:画像の読み取り密度を変化させ、読み取った
画像データを用いてデータ補間すること、 等の処理を示す。
【0011】(2)画像形成装置、画像書き込み部 デジタルPPCで用いられる「画像形成装置」または
「画像書き込み部」は、電気信号で送られた画像イメー
ジを電子写真、感熱、熱転写、インクジェット等の手段
により普通紙、感熱紙等に形成する装置である。
【0012】(3)ビデオ信号、画像データ 前述の「画像読み取り装置」で変換された画像の電気信
号、「画像形成装置」へ入力される画像の電気信号、及
び画像の電気信号と同期をとるための信号をまとめて
「ビデオ信号」あるいは「画像データ」と表現する。
【0013】(4)制御信号、コマンド 「ビデオ信号」を「画像読み取り装置」、「画像形成装
置」、「アプリケーション」間でやりとりするために
は、装置間で情報を伝達し合う必要がある。この手段を
「制御信号」または「コマンド」発行と表現する。
【0014】(5)拡張機能、アプリケーション、メモ
リ機能、メモリユニット デジタルPPCの大きな特徴に、画像を電気信号に変換
して読み込み、電気信号を画像形成装置で復元するとい
う点がある。このとき読み取った電気信号を様々に変
化、伝達する手段を持つことによって、従来のアナログ
PPC以外の分野に応用可能となる。FAX、ページプ
リンター、スキャナ、ファイルシステム等の機能を実現
できるほか、最近では、PPC機能の実行時において
も、読み取った画像データをいったんDRAM等の記憶
装置に記憶させ、必要に応じて画像データを読み出すこ
とによって、複数の複写時には1スキャンで複数プリン
トを実行したり、複数の原稿を1枚の転写紙にプリント
する機能(以下この機能をメモリ機能という)等も実現
されている。これらのデジタルPPCシステムならでは
実現できる機能を「拡張機能」あるいは「アプリケーシ
ョン(以下アプリと略称する。)」と表現する。なお、
本発明においては後述のようにメモリユニットはネット
ワーク上にある機械間の画像データ転送時の緩衝手段と
しても利用している。
【0015】(6)システムコントローラ、システム 複写モードを実行する上で、画像書き込み部で画像形成
するために、紙搬送処理、電子写真プロセス処理、異常
状態や給紙カセット状態(紙の有無等)等の機内監視、
及び、画像読み取り部で画像を読み取るために、スキャ
ナ動作や光源のON/OFF等を制御するコントローラ
を総称して「システムコントローラ」と表現する。更
に、最近のデジタルPPCでは拡張機能を1つ搭載する
のみではなく複数アプリを同時搭載するようになってき
た。このように、1つの資源を共有するデジタルPPC
を「システム」と表現し、このシステムを制御するコン
トローラを「システムコントローラ」と表現する場合も
ある。
【0016】(7)資源、リソース 複数のアプリから共有される機能ユニット単位を「資
源」、「リソース」と表現する。前述の「システムコン
トローラ」は、このリソース単位でシステム制御を行な
っている。本発明に係るシステムで管理している資源は
「画像読み取り装置」、「画像形成装置」、「操作
部」、「メモリ」、「周辺機(即ち、ADF、ソータ
ー、自動両面ユニット等)」等である。
【0017】(8)利用者制限 特に電子写真プロセスを使用しているPPCは消費量が
多いため、無制限に使用を許可したくない場合がある。
このとき、「利用者」を特定、限定、管理するために、
「コインラック」、「キーカウンター」、「キーカー
ド」、「プリペードカード」等の「利用者制限機器」や
「暗証コード」等を使用する。
【0018】(9)ユーザ設定 システムが複雑になると、ユーザ毎の個別対応が必要と
なる。工場出荷時にこれらの対応を全て満足することは
不可能であるため、市場での対応が不可欠となる。従っ
て、通常は、不揮発RAMを装備し、顧客の要求に応じ
たシステム設定を可能としているが、この機能を「ユー
ザ設定」と表現する。
【0019】(10)アイドル状態 ユーザーよる操作が行なわれていない状態が一定期間継
続した状態を「アイドル状態」、それ以外の状態を「ビ
ジー状態」と表現する。「ビジー状態」から「アイドル
状態」に遷移するまでの時間はユーザー設定可能であ
る。例えば、複写動作中はもちろん、複写動作が終了し
ても一定期間、ユーザーによる無操作状態が継続しない
と「アイドル状態」には遷移しない。
【0020】(11)人体検知センサ 人体検知センサは、赤外線発光ダイオードと赤外線の射
出を一定方向に制限する光学系、及び発射された赤外線
の反射光を検知する赤外線受光センサからなり、センサ
から一定距離内にある物体(オペレータ等)を検知して
PPC本体側の制御板に信号を送るよう構成されてい
る。また、人体検知センサ内部には、検出距離切り換え
スイッチが有り、検出距離を例えば2段階に切り換える
ことができる。人体検知センサを画像形成装置の前面に
配置することにより装置の前にオペレータがいるかどう
かを確認することが可能となる。
【0021】(12)ウィークリータイマー 各曜日ごとに設定されたON/OFF時間にあわせて電
源をON/OFFする機能である。この機能のために時
計モジュ一ルを時刻合わせするための操作と各曜日ごと
にON/OFF時間を設定する操作とが必要である。な
お、本発明においては時計機能がネットワークシステム
内の全ての複写機にある必要はなく、時計機能を持たな
い複写機では曜日毎のON/OFF時間のみ設定できれ
ばよく、時刻合わせ操作は必要ない。また、時計機能を
持たない全ての複写機から、時計合わせ操作が可能で時
計を持つ複写機へ設定された時刻を転送して時刻合わせ
を行なってもよい。図17は、電源系統構成ブロック図
である。電源ユニット60において商用電源から生成し
たCPUや各種センサ等の軽負荷用定電圧VL及びモー
タやクラッチ、ヒータ等の重負荷用定電圧VHが各部に
供給される。ただし、図示せぬ時計IC及びRAMには
商用電源が遮断したときのバックアップ用電源が接続さ
れている。リレードライバ61は、デジタル複写機本体
側の本体制御板からの指示に応じて電源ユニット60の
軽負荷用定電圧VLの供給ラインに介挿されたソリッド
ステー卜リレー(SSR)62、及び重負荷用定電圧電
源VHの供給ラインに介挿されたソリッドステー卜リレ
ー63をそれぞれ独立に付勢/消勢する。複写機本体側
は、同機能を利用してVH側のみを消勢することによ
り、ウィークリタイマー等での自動電源ON/OFF機
能を実現する。
【0022】(13)予熱 定着温度を一定温度(たとえば10℃)下げて制御し、
操作部表示を消すことにより、消費電力を節約するモー
ドである。このモードの設定は、操作部でのキー入力
や、機械設定によって動作及び操作が無くなってから一
定時間後に自動的に設定される。またこのモードは、操
作部でのキー入力や、機械設定によって人体検知センサ
により機械の前に人が立ったことを検出したときに解除
される。
【0023】(14)リロード 定着温度が定着可能温度に到達しコピーが可能である状
態をリロードという。
【0024】(15)割り込みモード コピー動作実行中及び操作中において一時的にコピー作
業に割り込んで他のコピーをするときのモードである。
このモードを設定することによりその前のコピーモー
ド、及びコピー途中であればその途中経過情報を不揮発
RAMに記憶し、割り込みモードに移行し、モードを初
期化する。コピー動作実行後、割り込みモードを解除す
ると、不揮発RAMに記憶したモード及び情報を戻して
割り込みモード設定前の状態を復帰させ、再スター卜に
て割り込み前のモードを継続することができる。このモ
ードの設定/解除は操作部のキーにて行なうことができ
る。
【0025】(16)CSS(あるいは遠隔診断システ
ム、画像形成装置管理システム) 図18は、画像形成装置管理システムの構成を示してい
る。サービス拠点に設置されている管理装置70とユー
ザの元に設置されているPPC71・・・等の機器とを
公衆回線網72を介して接続している。ユーザ側には管
理装置70との通信を制御するための通信コントロール
装置73が設置されており、ユーザ元のPPC71はこ
の通信コントロール装置73に接続されている。通信コ
ントロール装置73には、電話機74やファクシミリ7
5が接続可能になっており、ユーザの既存の回線に挿入
する形で設置が可能になっている。通信コントロール装
置73には、複数のPPC71が接続可能になっている
が、もちろん単数の場合もある。これらのPPC71は
同型のものである必要はなく、異なる機種でもかまわ
ず、PPC以外の機器でもかまわない。ここでは説明の
便宜上、1台の通信コントロール装置73には最大5台
のPPCが接続可能であるとする。通信コントロール装
置73と複数のPPC71はRS−485規格によりマ
ルチドロップ接続されている。通信コントロール装置7
3と各PPC71間の通信制御は基本型データ伝送制御
手順により行なわれる。通信コントロール装置73を制
御局としたセントラライズド制御のポーリング/セレク
ティング方式でデータリンクの確立を行なうことによ
り、任意のPPCとの通信が可能になっている。各PP
C71はアドレス設定スイッチによって固有の値を設定
できるようになっており、これによって各PPC71の
ポーリングアドレス、セレクティングアドレスが決定さ
れる。
【0026】
【実施例】以下本発明の構成・動作を図面を参照して説
明する。
【0027】図1に一般的なデジタル複写機システム例
を、図2に一般的なスタンドアローンのデジタルPPC
のハード構成例を示す。図1中の1は原稿仕送り装置
(ADF)、2は操作部、3は画像読み取り装置、4は
画像形成装置、5は両面ユニット、6は排紙仕分け装置
(ソーター)、7は給紙カセット、8は拡張機能部、9
は利用者制限機器である。
【0028】また図2のPPCのシステム構成は、シス
テムコントローラー11、画像読み取り部12、メモリ
ユニット13、画像書き込み部14、利用者制限機器1
5、人体検知センサー16、遠隔診断装置(CSS)1
7及び時計18からなる。但し、メモリユニット13は
メモリ機能を実現する場合にのみ必要であり、通常のコ
ピー機能を実現することだけならば必要ではない。更に
時計18は、ある特定の時間になったら機械をブー卜し
たり、シャットダウンするようなウィークリータイマー
機能を実現する場合のみ必要である。本発明ではネット
ワークシステム内の他の複写機の時計を用いてウィーク
リータイマー機能を実現する場合において、システム内
の任意の1台にのみ同機能があればよい。また、人体検
知は予熱モード時に機械の前にユーザが近づいてきたと
きに自動的に予熱モードを解除する機能を実現する場合
にのみ必要であり、CSS17は遠隔診断、即ち機械の
エラーが発生した場合は自動的にサービスセンターに通
報したり、機械の実行状態/使用状態を遠隔地からモニ
ターする機能であるため、このような機能が必要な場合
にのみ装着されればよい。
【0029】また図2(A)中のメモリユニット13内
のDRAMブロック19は、画像読み取り部12から読
み取った画像信号を記憶するためのもので、システムコ
ントローラー11からの要求に応じて、画像書き込み部
14に保存されている画像データを転送することができ
る。また、圧縮ブロック20は、MH、MR、MMR方
式等の圧縮機能を備えており、一旦読み取った画像を圧
縮してメモリ(DRAM)の使用効率の向上を図ること
ができる。なお図中の21はDMAブロック、22は画
像データバス、23はシステムバスである。
【0030】図2(A)の構成は、画像読み取り部1
2、画像書き込み部14、メモリユニット13、CSS
17の制御をシステムコントローラ11の1つのCPU
11aのみで行なっている。一方、図2(B)の構成
(図2(A)と共有する部分には共通する符号を付して
ある。)では、画像読み取り部12、メモリユニット1
3、画像書き込み部14にそれぞれCPU12a、13
a、14aをもたせ、システムコントローラー11から
各コントローラへのコマンドを制御信号線24で伝達す
るシステムハード構成としてある。
【0031】図3は本発明を実施する場合のデジタル複
写機ネットワークの構成例を示したもので、図1、2
(A)、2(B)に示したデジタルPPC30を8台ネ
ットワークインターフェース31を介してネットワーク
化しているが、当然本発明では接続するコピー台数は図
示の台数に限定されない。
【0032】次に図4により本発明を実施するためのハ
ード構成例について説明する。同図に示すようにデジタ
ルPPC40、41のハード構成は、図2(A)で示し
たものとほぼ同様の構成をとっているが、メモリユニッ
ト内には読み取った画像を外部のネットワーク上に転送
し、あるいはネットワーク上からの画像データをメモリ
ユニット13内のDRAMブロック部19に保存するた
めに、ネットワーク手段としてSCSI(Small
Computer System Interfac
e)25及びSCSIコントローラ26を用いている。
当然のことながら、ネットワーク通信手段には例えば、
イーサネットを物理手段として用い、データ通信にOS
I(Open System Interface)参
照モデルのTCP/IP通信を用いる等、種々の手段が
考えられる。また同図のような構成を用いることによ
り、上述のように画像データの転送はもちろんのこと、
ネットワーク上に存在する各機械の機内状態通知や後述
するリモー卜出力コマンドのような制御コマンド、設定
コマンド、本発明による時刻やウィークリタイマー設定
状態通知コマンド、電源ON/OFF要求コマンドの転
送も行なえる。
【0033】次にテジタルPPC40で読み取った画像
をテジタルPPC41の画像書き込み部14に転送する
動作(以下、リモー卜出力という。)について、図4、
図5、図6を参照して説明する。図5は本発明を実施す
るためのソフトウェア構成を説明するための概念図、図
6は図5に示す各レイア間に流れるデータ(コマンド)
フローを時系列で示した図である。
【0034】図5中に示すコピーアプリ50は複写動作
を実行するためのコピーシーケンスを実行するアプリケ
ーション、入出力制御51はデータを論理/物理変換す
るレイア(デバイスドライバー)であり、操作部コント
ローラ52は、MMI(Man Machine In
terface)を実行するレイア(LCD表示やLE
D点灯/消灯、キー入力スキャン等を論理レベルで行な
うレイア)であり、周辺機コントローラ53は自動両面
ユニットやソータ、ADF等のPPCに装着される周辺
機のコントロールを論理レベルで実行するレイアであ
り、画像形成装置コントローラ54、画像読み取り装置
コントローラ55、メモリユニット13は前記の通りで
ある。また、デーモンプロセス56はネットワーク上に
ある他の機械からプリント要求が依頼された場合に、メ
モリユニット13内に保存されている画像データ読み出
し、画像形成装置に画像データを転送する役目を行なう
アプリケーションとして存在している。当然ながら、デ
ーモンプロセス56がメモリユニット13から画像を読
み出し、プリント動作を実行する前に、ネットワーク上
の他の機械からの画像転送は終了しておかなければなら
ない。
【0035】ここで、操作部、周辺機、画像形成装置、
画像読み取り装置、メモリユニット13はそれぞれのP
PCが保有するリソース(資源)として扱われる。同図
のデジタルPPC40が自身の各リソースを使用して複
写動作を実行する場合(プリントスタートキー押下時)
には、そのシステム制御部(システムコントローラ)5
7に対して、画像形成装置、画像読み取り装置、あるい
は必要に応じて周辺機、メモリユニットの各リソースを
システム制御部57に要求する。システム制御部57
は、コピーアプリ50からの要求に対してリソースの使
用権の調停を行ない、コピーアプリ50にその調停結果
(使用可否)を通知する。デジタルPPC40がスタン
ドアローンで使用される場合(ネットワーク接続されな
い状態)では、システムが保有するリソースは全てコピ
ーアプリ50が占有可能状態であるため、即時に複写動
作が実行される。一方、ネットワーク上に存在する別の
機械(以下、遠隔デジタルPPC、図示の例ではデジタ
ルPPC41のリソース(スキャナ))を使用して合成
コピーを実行する場合はデジタルPPC41のシステム
コントローラ57に対してリソースの使用権を要求す
る。デジタルPPC41のシステムコントローラ57
は、要求に従ってリソースの調停を行ない、その結果を
要求元の機械(デジタルPPC40)のアプリケーショ
ンに通知する。デジタルPPC41のアプリケーション
は、使用権が許可された場合は、画像の読み取りを実行
し、自身のメモリユニッ卜13内への画像記憶が終了す
ると、外部インターフエース(本実施例ではSCSI2
5)を介して、リモー卜出力先の機械のメモリユニット
13に画像転送を行なう。画像転送が終了すると、リモ
ー卜出力先の機械のデーモンプロセス56に対してプリ
ント実行するための各条件(給紙口、排紙口、プリント
枚数等)を送信した後に、プリント開始コマンドを送信
する。リモー卜出力先のデーモンプロセス56はプリン
ト開始コマンドを受信すると、自身(リモー卜出力を実
行する機械)のシステムコントローラ57に対してプリ
ント開始を要求し、リモー卜出力がシステムコントロー
ラ57によって実行される。
【0036】図6に示すように、デジタルPPC40に
よってデジタルPPC41のメモリユニット13が使用
されている場合は、デジタルPPC41のメモリユニッ
ト13は、それ自身あるいは図3に示すような複数のデ
ジタルPPCがネットワーク上に接続される場合はデジ
タルPPC40以外のデジタルPPCのアプリケーショ
ンの使用は不可状態となる。
【0037】なお、図6中に示すシステムコントローラ
57からデーモンプロセス56ヘの「FGATEアサー
卜」コマンドは、給紙実行された転写紙がレジストロー
ラ位置に到達したときに発行されるコマンドで、転写紙
の先端部とメモリユニット13内からの出力画像の書き
出し位置を同期させるために必要なものである。
【0038】次に本発明の実施例の動作・処理を図6及
び図7を用いて説明する。図6には、前述のようにデジ
タルPPC40で読み取った画像を、デジタルPPC4
1の画像形成装置に転送・プリント(リモー卜出力)実
行する動作フローを示してあるが、リモー卜出力は、デ
ジタルPPC40からデジタルPPC41に対する「メ
モリ使用要求」(図6中の1のコマンド)に対してシス
テムコントローラ57から「使用許可」(図6中の2の
コマンド)が与えられる場合のみ有効となる。即ち、図
7中に示すように、デジタルPPC41のシステムコン
トロラ57は、デジタルPPC40から「メモリ使用要
求」(図7中の2のコマンド)を受信すると同図に示す
ようにシステムの使用状況に応じて「調停処理」を実行
し、その「調停処理」の結果(図7中の2のコマンド)
をデジタルPPC41に返信する。当然ながら、図6に
示すように調停の結果、デジタルPPC41のメモリユ
ニット13の使用権要求が許可される場合もあれば、使
用権要求が拒否される場合もある。使用権の要求が拒否
された場合、デジタルPPC40は処理を中断するか、
あるいは自身で保有するリソースのみを使用して処理を
継続する。
【0039】なお図6では、単にリモー卜出力を実行す
る動作時に最低限必要な情報しか記載していないが、実
際にデジタルPPC41等の遠隔デジタルPPCの周辺
機等を使用する場合には、メモリの使用権のみを遠隔デ
ジタルPPCに要求するだけではなく、周辺機リソース
も併せて要求する必要がある。特に排紙仕分け装置(ソ
ータ)の使用に関しては、調停が不十分であるとデジタ
ルPPC40とデジタルPPC41の出力紙(転写紙)
が排紙口で混在する等の不具合が発生する。
【0040】次に本発明の実施例における設定値バック
アップ処理について説明する。バックアップを行なう設
定値には前述の「ユーザー設定」があり、これは電源を
切っても消えないようにしておく必要があるので、不揮
発RAMに記憶されている。しかしながら、静電気やノ
イズ等により電気的な障害や、オペレータの誤操作によ
り誤ったデータが書き込まれる等、正しい設定値が失わ
れてしまうことがある。このため「ユーザー設定」が変
更されたときや複写機が初めてネットワークシステムに
接続されたときに「ユーザー設定」をネットワーク上の
他の複写機に転送し不揮発RAM上に記憶保存するバッ
クアップ処理を行なう。
【0041】図8は、電源投入時に行なうバックアップ
処理のフローチャートである。複写機の電源が投入され
るとネットワークシステムへの接続処理が行なわれる
が、図8の処理では、最初にネットワーク上の他機に自
機を認識させるためのコマンド(リモートマシーン登録
コマンド)をネットワーク上のすべての複写機に対して
発行する(ステップ1)。同コマンドには発行元の複写
機の種類や機能情報、ソータ等周辺機の接続状態情報等
が含まれている。リモートマシン登録コマンドを発行す
ると他機からの了解応答としてリモートマシーンコンフ
ィギュレーション通知コマンドが発行される。同コマン
ドはリモートマシーン登録コマンドと同様、発行元の複
写機の種類や機能情報、ソータ等周辺機の接続状態情報
等が含まれている。さらに同コマンドには、リモートマ
シーン登録コマンドを発行した複写機の「ユーザー設
定」バックアップデータを発行元の複写機が持っている
かどうかと、発行元の複写機に新しいバックアップデー
タを記憶保持することが可能かどうかの情報が含まれて
おり、電源投入処理を行なっている側の複写機はシステ
ム上の全ての複写機からくる同コマンドを受け取り(ス
テップ2)、バックアップデータを持っているかどうか
チェックして(ステップ3)、データを持つ複写機が1
台も見つからなければ「ユーザー設定」バックアップ要
求コマンドをバックアップが可能であると通知してきた
複写機の任意の1台に送信し、その複写機のIDを記憶
する(ステップ4、ステップ5)。バックアップ要求コ
マンドには記憶してほしい「ユーザー設定」データが全
て含まれており、これを受けた複写機は送信元複写機の
ID番号、記憶した日時とともに送信されてきたデータ
を不揮発RAMに記憶する。また、ステップ2において
バックアップデータを持つ複写機が2台以上見つかった
場合は、最新のデータをもつ1台を残して他の複写機に
はバックアップデータ消去要求コマンドを発行する(ス
テップ6、7)。
【0042】図9は、「ユーザ設定」に変更があったと
き等に行なうバックアップデータの更新処理のフローチ
ャートである。最初に自機のバックアップデータを記憶
している複写機が現在もネットワーク上に存在するかを
確認し(ステップ1)、接続が確認できればその複写機
にバックアップ要求コマンドを発行する(ステップ
2)。一方、ステップ1においてバックアップデータを
持つ複写機がネットワーク上に見つからない場合は、リ
モートマシーンコンフィギュレーションデータ送信要求
をシステム上の各複写機に対して発行し(ステップ
3)、以下は電源投入時の処理と同様にリモートマシー
ンコンフィギュレーション通知コマンドを各複写機から
受け取り(ステップ4)、バックアップが可能な複写機
を探してその中から任意の1台にバックアップ要求コマ
ンドを発行する(ステップ5)とともに、そのIDを記
憶する(ステップ6)。
【0043】図10は正しい「ユーザ設定」データが失
われたときに行なう「ユーザ設定」データのフローチャ
ートである。この処理は、例えば不揮発RAMデータが
破壊されたときや、オペレータの誤操作で正しい設定デ
ータを消してしまったとき等に行なわれる。この処理で
は、まずバックアップデータを持つ複写機がネットワー
ク上に接続されているかを確認し(ステップ1)、接続
されていればバックアップデータ返送要求コマンドを発
行する(ステップ2)。これを受けた複写機からは、要
求もとの複写機IDに対応するバックアップデータを含
むバックアップデータ返送コマンドが返信されてくるの
で(ステップ3)、これをもとに「ユーザ設定」データ
をバックアップしたときの状態に復活させる(ステップ
4)。一方、ステップ1でバックアップデータを持つ複
写機がネットワーク上に見つからなかった場合は、操作
部にバックアップデータを持つ複写機の電源を入れるか
あるいはネットワークシステムに接続するような旨のメ
ッセージを表示し(ステップ5)、同複写機がネットワ
ーク上に見つかるのを待つ。
【0044】図11及び図12は、転送先の複写機に転
送元の複写機で設定した複写条件を反映させる複写条件
転送処理を行なう時の操作部LCD表示画面80を示
す。なお、操作部LCD80はタッチパネルになってお
り、LCD画面上に現れたキー(各図において矩形の枠
で示す。)を押下することによりオペレータは複写モー
ドの設定ができるように構成されている。オペレータが
何らかの理由でコピーをしていた複写機の使用を中止
し、他の複写機に移って続きの作業・処理を行なわなく
てはならなくなった場合、以下の処理を行なうことによ
り任意の複写機に設定条件を転送することができる。図
11において、操作部LCD80上に表示された「複写
条件の転送」キー81が押されると、図12に示すよう
に操作部LCD80上には複写条件の転送が可能なネッ
トワークシステム上の複写機がすべて表示され(図中矢
印82で示す。)、オペレータにより選択可能となる。
【0045】このときネットワーク上の各複写機には複
写条件の転送が可能かどうかを聞くためのコマンド(複
写条件転送許可状態通知要求)が発行され、各複写機は
コマンドを発行した複写機に複写条件転送許可状態コマ
ンドを発行し、複写条件の受け付けが可能かどうかを通
知する。転送を受け付けられない複写機(例えば動作中
の場合や、転送元の複写機と同じ機能がない場合)は受
け付け不可能を通知してくるので、図12の複写機1の
ようにキーを網掛け表示し、キーを受け付けないように
する。なお同図中で「操作機」とあるのは自機のことで
ある。この画面で例えば「複写機1」を選択して「設定
終了」キーを押すと複写機の複写条件設定状態(図12
の例ではコピー枚数1O枚、自動濃度モード、自動用紙
選択モード、倍率等倍、スタックモード等)が複写機1
に対して転送される。また、この設定でのコピーがどこ
まで進んでいたかの情報も同時に送信される。転送処理
は複写機1に対して複写条件転送コマンドを発行するこ
とにより行なわれ、このコマンドには前記転送元の複写
機の複写条件及びコピーがどこまで進んでいたかの情報
(コピーを終了した枚数等)が含まれる。複写機1側で
は同コマンドを受けて、送られてきた複写条件を自機の
複写条件として反映する処理を行なう。
【0046】次にメッセージを指示手段で指示されたネ
ットワークシステム上の他の複写機に転送し表示するメ
ッセージ転送処理について説明する。図13のLCD表
示画面80でメッセージ転送キー83を押すと、図14
のメッセージ転送先選択画面が表示される。ここで「操
作機」とあるのは自機のことである。この画面で例えば
「複写機1」を選択して「設定終了」キーを押すと図1
5に示すようなメッセージ選択画面が表示され、ここで
適当なメッセージを選択し送信開始キーを押すことによ
リメッセージの送信が行なわれる。メッセージは選択さ
れた複写機(ここでは複写機1)に対して送信される。
同コマンドはメッセージのデータ長及びASCII文字
列によるメッセージデータを含んでおりこれを受けた複
写機1側では、図16のように受け取ったASCII文
字列データを操作部上に表示する。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係るデジタル複写機ネットワ
ークシステムは以上説明してきたように、ネットワーク
上の他の複写機に設定値等の重要なデータを転送してお
き、必要に応じて読み出せるバックアップ機能を設けた
ので、不揮発RAMに記憶されている重要なデータが静
電気やノイズ等による電気的な障害や、オペレータの誤
操作により誤ったデータが書き込まれる等して失うこと
を容易に防ぐことができるという効果がある。
【0048】請求項2に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたように、複写条件の設定
をネットワークシステム上の任意の複写機に転送する転
送機能を設けたので、最初に使っていた複写機が途中で
使えなくなったり等して複写機を変えなければならなく
なったとき、新たに使い始めた複写機側で同じ設定をす
る等の2度手間を省くことができ、システム全体での操
作性及び生産性を上げることができるという効果があ
る。
【0049】請求項3に係るデジタル複写機ネットワー
クシステムは以上説明してきたように、ネットワークシ
ステム上の複写機間で任意のメッセージをやりとりし、
また送られてきたメッセージを表示するよう構成したの
で、システム内での情報交換手段を提供し、他の複写機
の使用状況を素早く知ることができ、システム全体での
操作性、生産性をあげられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なデジタル複写機システム例を示す側面
図である。
【図2】一般的なスタンドアローンのデジタルPPCの
ハード構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明を実施する場合のデジタル複写機ネット
ワークの構成例を示す概念図である。
【図4】本発明を実施するためのハード構成例のブロッ
ク図である。
【図5】本発明を実施するためのソフトウェア構成例の
ブロック図である。
【図6】図5に示す各レイア間のコマンドフローを時系
列的に示す図である。
【図7】調停処理を行なう場合の図5に示す各レイア間
のコマンドフローを時系列的に示す図である。
【図8】電源投入時に行うバックアップ処理のフローチ
ャートである。
【図9】ユーザ設定に変更があったとき等に行なうバッ
クアップデータの更新処理のフローチャートである。
【図10】正しいユーザ設定データが失われたときに行
なうユーザ設定データのフローチャートである。
【図11】転送先の複写機に転送元の複写機で設定した
複写条件を反映させる複写条件転送処理を行なう時の操
作部LCD表示画面を示す図である。
【図12】転送先の複写機に転送元の複写機で設定した
複写条件を反映させる複写条件転送処理を行なう時の操
作部LCD表示画面を示す図である。
【図13】メッセージを指示手段で指示されたネットワ
ークシステム上の他の複写機に転送し表示するメッセー
ジ転送処理を行なう時の操作部LCD表示画面を示す図
である。
【図14】メッセージ転送処理を行なう時のメッセージ
転送先選択画面を示す図である。
【図15】メッセージ転送処理を行なう時のメッセージ
選択画面を示す図である。
【図16】本発明を実施する場合のデジタル複写機ネッ
トワークの構成例を示す概念図である。
【図17】ウィークリータイマー機能を可能とするため
の時計の電源系統構成ブロック図である。
【図18】画像形成装置管理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 原稿仕送り装置(ADF) 2 操作部 3 画像読み取り装置 4 画像形成装置 5 両面ユニット 6 排紙仕分け装置(ソーター) 7 給紙カセット 8 拡張機能部 9 利用者制限機器 10 画像データ・バス・セレクター 11 システムコントローラ 11a CPU 12 画像読み取り部 12a CPU 13 メモリユニット 13a CPU 14 画像書き込み部 14a CPU 15 利用者制限機器 16 人体検知センサー 17 遠隔診断装置(CSS) 18 時計 19 DRAMブロック 20 圧縮ブロック 21 DMAブロック 22 画像データバス 23 システムバス 24 制御信号線 25 SCSI 26 SCSIコントローラ 30、40、41デジタルPPC 31 ネットワークインターフェース 50 コピーアプリ 51 入出力制御 52 操作部コントローラ 53 周辺機コントローラ 54 画像形成装置コントローラ 55 画像読み取り装置コントローラ 56 デーモンプロセス 57 システム制御部(システムコントローラ) 60 電源ユニット 61 リレードライバ 62 ソリッドステー卜リレー(SSR) 70 管理装置 71 PPC 72 公衆回線網 73 通信コントロール装置 80 操作部LCD表示画面 81 複写条件の転送キー 82 複写条件の転送可能な複写機 83 メッセージ転送キー
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作コマンド、状態、画像情報等を通信
    する通信手段を介して複数のデジタル複写機を接続して
    なるデジタル複写機ネットワークシステムであって、制
    御用パラメータ等の設定を行なう設定手段と、前記設定
    値を不揮発RAMに記憶し、電源OFF/ON後も前記
    設定値が消えないようした設定値記憶手段とを有する複
    写機を少なくとも1台以上含むネットワークシステムに
    おいて、前記設定値の一部あるいは全部を同じネットワ
    ークシステム上の他の複写機に複写、記憶し、必要に応
    じて元の複写機に再反映させる設定値バックアップ手段
    を設けたことを特徴とするデジタル複写機ネットワーク
    システム。
  2. 【請求項2】 動作コマンド、状態、画像情報等を通信
    する通信手段を介して複数のデジタル複写機を接続して
    なるデジタル複写機ネットワークシステムにおいて、複
    写条件を入力する入力手段と入力された複写条件を記憶
    する記憶手段と、記憶された複写条件をネットワークシ
    ステム上の他の複写機に転送する転送手段と、転送先複
    写機及び転送開始を指示するための指示手段を有し、前
    記指示手段により複写条件の転送を指示されると転送先
    の複写機に転送元の複写機で設定した複写条件を反映さ
    せる複写条件転送手段を設けたことを特徴とするデジタ
    ル複写機ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 動作コマンド、状態、画像情報等を通信
    する通信手段を介して複数のデジタル複写機を接続して
    なるデジタル複写機ネットワークシステムにおいて、メ
    ッセージを入力あるいは選択する手段と、メッセージの
    転送先を指示する指示手段と、前記メッセージを指示手
    段で指示されたネットワークシステム上の他の複写機に
    転送し表示する表示手段を設けたことを特徴とするデジ
    タル複写機ネットワークシステム。
JP8174295A 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム Expired - Fee Related JP3325425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8174295A JP3325425B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8174295A JP3325425B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08244317A true JPH08244317A (ja) 1996-09-24
JP3325425B2 JP3325425B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=13754897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8174295A Expired - Fee Related JP3325425B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 デジタル複写機ネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3325425B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305516A (ja) * 1995-05-10 1996-11-22 Sharp Corp 印字出力制御装置およびそれを備えたネットワーク
JPH1117875A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Sharp Corp 複写機のネットワークシステム
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
JP2007176135A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Konica Minolta Business Technologies Inc データバックアップ装置、データバックアップシステム及びデータバックアップ処理プログラム
JP2007287090A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Toshiba Corp 表示制御システム、画像処理装置、表示制御方法
CN100379241C (zh) * 2004-02-27 2008-04-02 夏普株式会社 数据处理系统、存储设备和数据处理方法
JP2009027447A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、バックアップ方法、およびコンピュータプログラム
JP2010193116A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 設定システム、設定変更プログラム、設定送信プログラム、及び電子機器
JP2010226204A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 情報通信装置および通信プログラム
JP2019133209A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 株式会社沖データ 画像形成装置及びバックアップシステム
CN112487424A (zh) * 2020-11-18 2021-03-12 重庆第二师范学院 一种计算机处理系统及计算机处理方法
US20230297299A1 (en) * 2022-03-17 2023-09-21 Xerox Corporation Multi-function device communities for troubleshooting and maintenance

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305516A (ja) * 1995-05-10 1996-11-22 Sharp Corp 印字出力制御装置およびそれを備えたネットワーク
JPH1117875A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Sharp Corp 複写機のネットワークシステム
US7180628B1 (en) 1998-12-17 2007-02-20 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
US7551307B2 (en) 1998-12-17 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Image formation apparatus and image formation system
CN100379241C (zh) * 2004-02-27 2008-04-02 夏普株式会社 数据处理系统、存储设备和数据处理方法
US7512641B2 (en) 2004-02-27 2009-03-31 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing system, storage device and computer program
US8122210B2 (en) 2005-12-28 2012-02-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data backup device, data backup system, and data backup program
JP2007176135A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Konica Minolta Business Technologies Inc データバックアップ装置、データバックアップシステム及びデータバックアップ処理プログラム
JP2007287090A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Toshiba Corp 表示制御システム、画像処理装置、表示制御方法
JP2009027447A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、バックアップ方法、およびコンピュータプログラム
JP2010193116A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 設定システム、設定変更プログラム、設定送信プログラム、及び電子機器
JP2010226204A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 情報通信装置および通信プログラム
JP2019133209A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 株式会社沖データ 画像形成装置及びバックアップシステム
CN112487424A (zh) * 2020-11-18 2021-03-12 重庆第二师范学院 一种计算机处理系统及计算机处理方法
US20230297299A1 (en) * 2022-03-17 2023-09-21 Xerox Corporation Multi-function device communities for troubleshooting and maintenance

Also Published As

Publication number Publication date
JP3325425B2 (ja) 2002-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7180628B1 (en) Image formation apparatus and image formation system
KR102006520B1 (ko) 화상 형성 장치 및 제어 방법
JP2001169032A (ja) デジタル複写機、画像形成システム、およびデジタル複写機のスレーブ機
JP3325425B2 (ja) デジタル複写機ネットワークシステム
JP3403830B2 (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP4090607B2 (ja) 連結画像形成装置
JP3785274B2 (ja) 複写機ネットワークシステムの連結複写方法
JP2002223330A (ja) 画像形成システム
JP3349857B2 (ja) ネットワークシステム
JP3315291B2 (ja) 画像形成ネットワーク装置
JPH0897959A (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP3336162B2 (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP3538325B2 (ja) 画像形成装置のネットワークシステム
JPH08116429A (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP3461922B2 (ja) デジタル複写機
JP2006186415A (ja) 画像形成装置
US20090153900A1 (en) Printing system, printing apparatus and print control method therefor
JP3703520B2 (ja) 遠隔画像形成システム
JPH08251321A (ja) デジタル複写機ネットワークシステム
JPH0894778A (ja) デジタル複写機のネットワークシステム
JP2000127565A (ja) 画像形成装置ネットワークシステム
JP2006192813A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置管理システム
JP4136197B2 (ja) 画像形成装置
JP3716085B2 (ja) 画像形成装置
JPH11231730A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070705

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees