JP2008258873A - 画像処理装置、画像処理システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷データを他の装置へ転送するために装置内の電力を消費しないようにする。
【解決手段】画像処理装置4は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する主電源41と、画像読取部43が読み込んだ入力画像及び画像形成部44に出力する出力画像を処理する画像処理部46と、主電源41から画像処理部46への電力供給のオン/オフを切り替える電源スイッチ42と、操作パネル45との間での情報の入出力を制御すると共にハブ3を介した情報の受信を監視するUI制御部47とを備える。UI制御部47は、ハブ3から電力の供給を受けており、印刷データを受信した場合であっても、一定時間内に転送指示を受信すれば、電源スイッチ42をオンにはせずにその印刷データを指定された転送先の装置に転送する。
【選択図】図4
【解決手段】画像処理装置4は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する主電源41と、画像読取部43が読み込んだ入力画像及び画像形成部44に出力する出力画像を処理する画像処理部46と、主電源41から画像処理部46への電力供給のオン/オフを切り替える電源スイッチ42と、操作パネル45との間での情報の入出力を制御すると共にハブ3を介した情報の受信を監視するUI制御部47とを備える。UI制御部47は、ハブ3から電力の供給を受けており、印刷データを受信した場合であっても、一定時間内に転送指示を受信すれば、電源スイッチ42をオンにはせずにその印刷データを指定された転送先の装置に転送する。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理システム、プログラムに関する。
装置に複数投入されたジョブの中から、設定変更対象のジョブを選択して、転送先の変更等を可能にする画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の装置は、投入されたジョブの一覧を表示し、その各々についてジョブ設定画面を表示し、他の画像処理装置への出力の設定を受け付ける。そして、投入されたジョブを出力する際、出力先が設定されたジョブを他の画像処理装置に転送する。
ここで、従来、画像情報の転送又は画像情報の送信前の情報交換のために装置内の電力を消費しないようにする仕組みは提案されていなかった。
本発明の目的は、画像情報の転送又は画像情報の送信前の情報交換のために装置内の電力を消費しないようにすることにある。
本発明の目的は、画像情報の転送又は画像情報の送信前の情報交換のために装置内の電力を消費しないようにすることにある。
請求項1に記載の発明は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、画像情報に基づく画像処理を行う画像処理手段と、装置外部から電力の供給を受けて、前記画像情報の受信と当該画像情報の他の装置への転送指示の発生とを監視し、当該画像情報を受信した後における当該転送指示の発生に応じて、前記電力出力手段から前記画像処理手段へ電力を供給することなく、当該画像情報の当該他の装置への転送を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、自装置の操作画面からの前記転送指示の入力を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、自装置に予め関連付けられた複数の装置を前記他の装置の候補として前記操作画面に表示するよう制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記操作画面から前記転送指示が入力され、かつ、当該転送指示を行う指示者の情報が所定の入力手段から入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記画像情報を前記他の装置に転送することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記他の装置からの前記転送指示の受信を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記装置外部からの電力は、所定の通信線から送られる電力であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、画像情報に基づく画像処理を行う画像処理手段と、装置外部から電力の供給を受けて、省電力に関する状態の問い合わせ及び当該問い合わせに対する応答に応じて送信される前記画像情報の受信を監視し、当該問い合わせの受信に応じて、前記電力出力手段から前記画像処理手段へ電力を供給することなく、自装置の省電力に関する状態の情報の送信を制御し、当該画像情報の受信に応じて、当該画像情報に基づく前記画像処理手段による画像処理を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、装置外部から電力の供給を受けて、省電力に関する状態の問い合わせ及び画像情報の受信を監視し、当該問い合わせの受信に応じて、画像処理を行う部分に装置内部の電源から電力を供給することなく、自装置の省電力に関する状態の情報を送信し、当該画像情報の受信に応じて、当該画像情報に基づく画像処理を行う、複数の画像処理装置と、前記複数の画像処理装置に前記省電力に関する状態の問い合わせを行い、当該複数の画像処理装置のうち、送信された前記省電力に関する状態の情報に基づいて決定された画像処理装置に対し、前記画像情報を送信する送信装置とを備えたことを特徴とする画像処理システムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、画像情報を受信する機能と、受信した前記画像情報を、所定の通信線から電力の供給を受けて機能する所定の記憶手段に記憶する機能と、前記所定の記憶手段に記憶された前記画像情報の他の装置への転送指示を検出する機能と、検出した前記転送指示に応じて、画像処理を行う画像処理手段に装置内の電源から電力を供給することなく、前記画像情報を前記他の装置へ転送する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、自装置の操作画面からの前記転送指示の入力を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、自装置に予め関連付けられた複数の装置を前記他の装置の候補として前記操作画面に表示するよう制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記操作画面から前記転送指示が入力され、かつ、当該転送指示を行う指示者の情報が所定の入力手段から入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記画像情報を前記他の装置に転送することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記他の装置からの前記転送指示の受信を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記装置外部からの電力は、所定の通信線から送られる電力であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、画像情報に基づく画像処理を行う画像処理手段と、装置外部から電力の供給を受けて、省電力に関する状態の問い合わせ及び当該問い合わせに対する応答に応じて送信される前記画像情報の受信を監視し、当該問い合わせの受信に応じて、前記電力出力手段から前記画像処理手段へ電力を供給することなく、自装置の省電力に関する状態の情報の送信を制御し、当該画像情報の受信に応じて、当該画像情報に基づく前記画像処理手段による画像処理を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、装置外部から電力の供給を受けて、省電力に関する状態の問い合わせ及び画像情報の受信を監視し、当該問い合わせの受信に応じて、画像処理を行う部分に装置内部の電源から電力を供給することなく、自装置の省電力に関する状態の情報を送信し、当該画像情報の受信に応じて、当該画像情報に基づく画像処理を行う、複数の画像処理装置と、前記複数の画像処理装置に前記省電力に関する状態の問い合わせを行い、当該複数の画像処理装置のうち、送信された前記省電力に関する状態の情報に基づいて決定された画像処理装置に対し、前記画像情報を送信する送信装置とを備えたことを特徴とする画像処理システムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、画像情報を受信する機能と、受信した前記画像情報を、所定の通信線から電力の供給を受けて機能する所定の記憶手段に記憶する機能と、前記所定の記憶手段に記憶された前記画像情報の他の装置への転送指示を検出する機能と、検出した前記転送指示に応じて、画像処理を行う画像処理手段に装置内の電源から電力を供給することなく、前記画像情報を前記他の装置へ転送する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明は、画像情報を他の装置へ転送するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項2の発明は、自装置の操作画面からの転送指示の入力に応じて画像情報を他の装置へ転送する場合に装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項3の発明は、自装置に予め関連付けられた装置を画像情報の転送先の候補として知らせることができるという効果を有する。
請求項4の発明は、所定の条件を満足する指示者が転送指示を入力した場合に画像情報を他の装置に転送するようにできるという効果を有する。
請求項5の発明は、ある装置からの転送指示の受信に応じて画像情報をその装置に転送する場合に装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項6の発明は、所定の通信線から送られる電力の供給を受けて転送指示を監視することができるという効果を有する。
請求項7の発明は、自装置の省電力に関する状態の情報を送信するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項8の発明は、複数の画像処理装置から省電力に関する状態の情報に基づいて画像情報の送信先の画像処理装置を決定するために画像処理装置に電力を消費させないようにできるという効果を有する。
請求項9の発明は、画像情報を他の装置へ転送するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項2の発明は、自装置の操作画面からの転送指示の入力に応じて画像情報を他の装置へ転送する場合に装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項3の発明は、自装置に予め関連付けられた装置を画像情報の転送先の候補として知らせることができるという効果を有する。
請求項4の発明は、所定の条件を満足する指示者が転送指示を入力した場合に画像情報を他の装置に転送するようにできるという効果を有する。
請求項5の発明は、ある装置からの転送指示の受信に応じて画像情報をその装置に転送する場合に装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項6の発明は、所定の通信線から送られる電力の供給を受けて転送指示を監視することができるという効果を有する。
請求項7の発明は、自装置の省電力に関する状態の情報を送信するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
請求項8の発明は、複数の画像処理装置から省電力に関する状態の情報に基づいて画像情報の送信先の画像処理装置を決定するために画像処理装置に電力を消費させないようにできるという効果を有する。
請求項9の発明は、画像情報を他の装置へ転送するために装置内の電力を消費しないようにできるという効果を有する。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態が適用される通信システムについて説明する。
図1は、そのような通信システム1の構成例を示したものである。図示するように、通信システム1は、例えばユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置2と、端末装置2にて生成等された画像データに基づいて画像処理を行う画像処理装置4A〜4C(以下、代表して「画像処理装置4」ともいう)とが、ハブ3を中継し、通信回線やケーブルを利用したLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク5を介して、双方向に通信可能に接続されて構成されている。
尚、通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)を含んでもよい。ここで、本実施の形態が適用される通信システム1では、ネットワーク5上に複数の端末装置2と複数の画像処理装置4とが接続可能であるが、図1に示した構成では、一例として、それぞれ1台の端末装置2と3台の画像処理装置4A〜4Cとが接続されている場合を示している。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態が適用される通信システムについて説明する。
図1は、そのような通信システム1の構成例を示したものである。図示するように、通信システム1は、例えばユーザの作業スペース(例えば、デスク)等に設置された端末装置2と、端末装置2にて生成等された画像データに基づいて画像処理を行う画像処理装置4A〜4C(以下、代表して「画像処理装置4」ともいう)とが、ハブ3を中継し、通信回線やケーブルを利用したLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク5を介して、双方向に通信可能に接続されて構成されている。
尚、通信回線としては、電話回線や衛星通信回線(例えば、デジタル衛星放送における空間伝送路)を含んでもよい。ここで、本実施の形態が適用される通信システム1では、ネットワーク5上に複数の端末装置2と複数の画像処理装置4とが接続可能であるが、図1に示した構成では、一例として、それぞれ1台の端末装置2と3台の画像処理装置4A〜4Cとが接続されている場合を示している。
端末装置2は、文書や図形、写真等からなる画像データを作成したり保存したりする機能等を有している。そして、端末装置2は、作成された画像データや保存された画像データ等を印刷する際には、画像データ等を画像処理装置4に対する印刷命令に変換して、印刷ジョブとしての印刷データを生成する。この印刷データは、画像データに加えて、各種印刷機能の設定等を行うための属性データを含んで構成される。ここで、端末装置2としては例えばパーソナルコンピュータ(PC)が用いられる。尚、本実施の形態では、画像情報の一例として、印刷データを用いている。
ハブ3は、端末装置2にて生成等された画像データを端末装置2で指定された画像処理装置4に分配する機能を有している。また、本実施の形態では、画像処理装置4に対し、ネットワーク5を介して電力の供給も行う。尚、ハブ3の詳細な機能構成については後述する。
画像処理装置4は、例えば、プリント機能、ファクシミリ機能、複写機能、スキャナ機能等を複合的に備えた多機能機である。例えば端末装置2にて生成等された画像データの印刷やファクシミリ送信、ファクシミリ受信した画像データの印刷、スキャナ入力された画像の印刷や保存等を行う。また、本実施の形態では、ハブ3から、ネットワーク5を介して電力の供給を受ける。尚、画像処理装置4の詳細な機能構成についても後述する。
画像処理装置4は、例えば、プリント機能、ファクシミリ機能、複写機能、スキャナ機能等を複合的に備えた多機能機である。例えば端末装置2にて生成等された画像データの印刷やファクシミリ送信、ファクシミリ受信した画像データの印刷、スキャナ入力された画像の印刷や保存等を行う。また、本実施の形態では、ハブ3から、ネットワーク5を介して電力の供給を受ける。尚、画像処理装置4の詳細な機能構成についても後述する。
次に、ハブ3の機能構成について詳細に説明する。
図2は、ハブ3の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、ハブ3は、複数の入力ポート31A,31B(以下、代表して「入力ポート31」ともいう)、スイッチング部32、ハブ制御部33、複数の出力ポート34A,34B,34C,34D,34E(以下、代表して「出力ポート34」ともいう)、アドレス管理テーブル記憶部35、バッファメモリ36、内部電源37を備えている。尚、図2では、データ信号や制御信号等といった信号を伝送する信号線を破線で示し、各機能部に電力を供給するための電力線を実線で示している。
入力ポート31A,31Bは、例えばLANケーブル等の信号ケーブル(通信線)を通してネットワーク5と接続される。そして、端末装置2からの印刷データを受け付け、受け付けた印刷データをスイッチング部32を介してハブ制御部33に送信する。
スイッチング部32は、入力ポート31にて受け付けた印刷データをハブ制御部33に送信する。また、ハブ制御部33による制御の下で、印刷データにおいて指示された画像処理装置4が接続されている出力ポート34に印刷データを送信する。
また、内部電源37は、商用電源から供給される100Vを例えば5Vに変換して、出力ポート34A〜34Eに供給する。また、不図示の電力線により、ハブ3内の各機能部に駆動電力を供給する。
図2は、ハブ3の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、ハブ3は、複数の入力ポート31A,31B(以下、代表して「入力ポート31」ともいう)、スイッチング部32、ハブ制御部33、複数の出力ポート34A,34B,34C,34D,34E(以下、代表して「出力ポート34」ともいう)、アドレス管理テーブル記憶部35、バッファメモリ36、内部電源37を備えている。尚、図2では、データ信号や制御信号等といった信号を伝送する信号線を破線で示し、各機能部に電力を供給するための電力線を実線で示している。
入力ポート31A,31Bは、例えばLANケーブル等の信号ケーブル(通信線)を通してネットワーク5と接続される。そして、端末装置2からの印刷データを受け付け、受け付けた印刷データをスイッチング部32を介してハブ制御部33に送信する。
スイッチング部32は、入力ポート31にて受け付けた印刷データをハブ制御部33に送信する。また、ハブ制御部33による制御の下で、印刷データにおいて指示された画像処理装置4が接続されている出力ポート34に印刷データを送信する。
また、内部電源37は、商用電源から供給される100Vを例えば5Vに変換して、出力ポート34A〜34Eに供給する。また、不図示の電力線により、ハブ3内の各機能部に駆動電力を供給する。
ハブ制御部33は、入力ポート31にて受け付けた印刷データをスイッチング部32を介して取得する。そして、印刷データをバッファメモリ36に記憶する。また、ハブ制御部33は、取得した印刷データを解析して、印刷データの振り分け先である出力ポート34を決定する。そして、スイッチング部32に対して、出力ポート34の設定指示を行い、スイッチング部32は、振り分け先の出力ポート34を設定する。そして、ハブ制御部33は、スイッチング部32を介して、設定された出力ポート34に対してバッファメモリ36に記憶された印刷データを送信する。
ここで、ハブ制御部33は、出力ポート34の振り分けを、例えばイーサネット(登録商標)のMACアドレスに基づいて行う。即ち、アドレス管理テーブル記憶部35には、MACアドレスと出力ポート34との対応関係を示すアドレス管理テーブルが記憶され、どのMACアドレスの画像処理装置4がどの出力ポート34上に接続されているかが管理されている。そして、ハブ制御部33は、アドレス管理テーブル記憶部35のアドレス管理テーブルを参照して、受信した印刷データの先頭にあるMACアドレスに基づいて振り分け先である出力ポート34を決定する。アドレス管理テーブルは、印刷データを受信した際に、その印刷データを受け付けた入力ポート31とその印刷データに含まれている送信元である端末装置2のMACアドレスとを元にして、自動的に作成される。また、通信システム1の管理者が特定の出力ポート34と特定のMACアドレスとの対応関係をアドレス管理テーブルに追加するようにしてもよい。まだアドレス管理テーブル上に正しいエントリが登録されていなければ、受信した印刷データは全ての出力ポート34(34A〜34E)へ送信されるが、一度でも印刷データを受信すると、自動的にMACアドレスを学習し、アドレス管理テーブルを更新する。
また、ハブ制御部33は、出力ポート34A〜34Eのそれぞれが、特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠した受電機能を備えた画像処理装置4に接続されているか否かを判定する。即ち、出力ポート34A〜34Eに接続された画像処理装置4に備えられたデータ信号及び電力を同時に受信するネットワークインターフェイス(以下、「ネットワークI/F」という)が、特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠したものであるか否かを判定する。そして、後述するように、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定した場合に、内部電源37からの電力を出力ポート34を介して画像処理装置4に供給するように制御する。
ここで、ハブ制御部33は、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されているか否かの判定を、次のように行う。即ち、例えば画像処理装置4が接続された出力ポート34から画像処理装置4に対して所定値の電圧を供給し、その際に流れる電流値を検出する。そして、供給した電圧値と検出された電流値とに基づいて、画像処理装置4のネットワークI/Fが所定の大きさの抵抗値(例えば、25kΩ)を有しているか否かを調べる。その結果、画像処理装置4のネットワークI/Fが所定の大きさの抵抗値を有している場合には、ハブ制御部33は、その出力ポート34が特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定する。
そして、ハブ制御部33は、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されている出力ポート34から、かかる画像処理装置4に対して内部電源37からの電力を供給するように制御する。
そして、ハブ制御部33は、特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されている出力ポート34から、かかる画像処理装置4に対して内部電源37からの電力を供給するように制御する。
出力ポート34A〜34Eは、例えばLANケーブル等の信号ケーブル(通信線)を介して画像処理装置4と接続される。そして、上記したハブ制御部33による制御の下で、入力ポート31にて受け付けた印刷データを画像処理装置4に送信する。
また、出力ポート34A〜34Eは、ハブ制御部33により特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定された場合に、内部電源37からの例えば5Vの電力を出力ポート34を介して画像処理装置4に供給する。
尚、本実施の形態の通信システム1では、出力ポート34Aに画像処理装置4A、出力ポート34Bに画像処理装置4B、出力ポート34Cに画像処理装置4Cがそれぞれ接続され、画像処理装置4A〜4Cのすべては、ここでの特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠したネットワークI/Fを備えているものとする。
また、出力ポート34A〜34Eは、ハブ制御部33により特定の規格に準拠したネットワークI/Fを備えた画像処理装置4に接続されていると判定された場合に、内部電源37からの例えば5Vの電力を出力ポート34を介して画像処理装置4に供給する。
尚、本実施の形態の通信システム1では、出力ポート34Aに画像処理装置4A、出力ポート34Bに画像処理装置4B、出力ポート34Cに画像処理装置4Cがそれぞれ接続され、画像処理装置4A〜4Cのすべては、ここでの特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠したネットワークI/Fを備えているものとする。
ところで、複数の画像処理装置4が設置された環境においてその中のいずれかの画像処理装置4に印刷ジョブとしての印刷データを送信する場合がある。このような場合に、最初に印刷データを送信した画像処理装置4が省電力モードになっており、一方でその近くに設置された別の画像処理装置4は待機モードになっていることがある。ここで、省電力モードとは、装置を一定時間使用しなかった場合等に消費電力を抑えるために設定され、通常状態へ復帰するのに一定の時間及び電力を必要とするモードである。また、待機モードとは、電源がオンの状態で動作指示を待っているモードである。但し、待機モードには、省電力モードほどではないにしても消費電力を抑えるモードや、省電力モードほどではないにしても動作開始まで多少時間がかかるモードを含めてもよい。
このように印刷データの送信先の画像処理装置4が省電力モードになっている状況において、その画像処理装置4を復帰させて印刷処理を行わせたのでは、消費電力が増えてしまい、省電力の観点から好ましくない。
そこで、本実施の形態では、省電力モードになっている画像処理装置4を復帰させずに、待機モードになっている別の画像処理装置4に印刷データを転送できるようにするための構成を提案する。
このように印刷データの送信先の画像処理装置4が省電力モードになっている状況において、その画像処理装置4を復帰させて印刷処理を行わせたのでは、消費電力が増えてしまい、省電力の観点から好ましくない。
そこで、本実施の形態では、省電力モードになっている画像処理装置4を復帰させずに、待機モードになっている別の画像処理装置4に印刷データを転送できるようにするための構成を提案する。
まず、このような構成における概略動作について説明する。
図3は、本実施の形態の概略動作を説明するための図である。図において端末装置2はネットワーク5を通じて画像処理装置4A及び画像処理装置4Bと接続されており、どちらの画像処理装置4からでも画像を出力できる構成となっている。但し、画像処理装置4Aは省電力モードになっており、画像処理装置4Bは待機モードになっているものとする。
まず、(1)に示すように、端末装置2は、画像処理装置4Aに印刷を指示する。
次に、例えば画像処理装置4Aが省電力モードになっていることに気付いたユーザが、(2)に示すように、待機モードになっている近くの画像処理装置4Bから、画像処理装置4Aに送った自分の印刷データの画像処理装置4Bに転送するように指示する。
すると、(3)に示すように、印刷データは画像処理装置4Aから画像処理装置4Bに転送される。このとき、画像処理装置4Aは、省電力モードから復帰せずに印刷データを転送する。
そして、(4)に示すように、画像処理装置4Bにて画像が用紙に印刷出力される。
図3は、本実施の形態の概略動作を説明するための図である。図において端末装置2はネットワーク5を通じて画像処理装置4A及び画像処理装置4Bと接続されており、どちらの画像処理装置4からでも画像を出力できる構成となっている。但し、画像処理装置4Aは省電力モードになっており、画像処理装置4Bは待機モードになっているものとする。
まず、(1)に示すように、端末装置2は、画像処理装置4Aに印刷を指示する。
次に、例えば画像処理装置4Aが省電力モードになっていることに気付いたユーザが、(2)に示すように、待機モードになっている近くの画像処理装置4Bから、画像処理装置4Aに送った自分の印刷データの画像処理装置4Bに転送するように指示する。
すると、(3)に示すように、印刷データは画像処理装置4Aから画像処理装置4Bに転送される。このとき、画像処理装置4Aは、省電力モードから復帰せずに印刷データを転送する。
そして、(4)に示すように、画像処理装置4Bにて画像が用紙に印刷出力される。
尚、ここでは、待機モードになっている画像処理装置4Bから画像処理装置4Aに対して印刷データの転送指示を送信したが、画像処理装置4Aに対して直接転送指示を行ってもよい。また、転送指示は、画像処理装置4Aが省電力モードになっていることに気付いたユーザが行うのではなく、画像処理装置4A又は画像処理装置4Bがモードを自動的に判断して行うようにしてもよい。
次に、このような概略動作を実現する画像処理装置4について、詳細に説明する。
図4は、本実施の形態における画像処理装置4のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置4は、装置内の電源である主電源41、電力の供給及び中止を切り替える電源スイッチ42、スキャナ等で構成される画像読取部43、プリンタ等で構成される画像形成部44を備えている。また、各種情報の表示やユーザ(指示者)からの指示入力の受付を行う操作パネル45、予め定められた処理プログラムに従って画像処理を行う画像処理部46、予め定められた処理プログラムに従ってUIを制御するUI制御部47を備えている。尚、図4においても、図2と同様に、データ信号や制御信号等といった信号を伝送する信号線を破線で示し、各機能部に電力を供給するための電力線を実線で示している。
図4は、本実施の形態における画像処理装置4のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置4は、装置内の電源である主電源41、電力の供給及び中止を切り替える電源スイッチ42、スキャナ等で構成される画像読取部43、プリンタ等で構成される画像形成部44を備えている。また、各種情報の表示やユーザ(指示者)からの指示入力の受付を行う操作パネル45、予め定められた処理プログラムに従って画像処理を行う画像処理部46、予め定められた処理プログラムに従ってUIを制御するUI制御部47を備えている。尚、図4においても、図2と同様に、データ信号や制御信号等といった信号を伝送する信号線を破線で示し、各機能部に電力を供給するための電力線を実線で示している。
主電源41は、例えば商用電源からの100Vの電力を、図示する電力線により画像処理部46に供給する。また、画像読取部43及び画像形成部44にも図示しない電力線により電力を供給する。その際、100Vの電力は、各構成部に対応する例えば24V,12V,5V等にそれぞれ変換して、各構成部に供給される。本実施の形態では、電力出力手段の一例として、主電源41を設けている。
電源スイッチ42は、UI制御部47からの制御に基づいて主電源41と画像処理部46の間を接続状態と遮断状態とに選択的に設定する。
画像読取部43は、用紙に印刷された画像を例えばCCD(Charge Coupled Devices)方式やCIS(Contact Image Sensor)方式にて読み取る。
画像形成部44は、例えば電子写真方式にて画像を用紙に印刷する。
操作パネル45は、例えばバックライト付きの液晶画面を有し、この液晶画面に情報を表示する。また、操作スイッチを有し、この操作スイッチを操作することでユーザは情報を入力する。或いは、操作スイッチの代わりに、液晶画面にタッチすることで情報入力を可能とするタッチパネル機能を設けてもよい。
電源スイッチ42は、UI制御部47からの制御に基づいて主電源41と画像処理部46の間を接続状態と遮断状態とに選択的に設定する。
画像読取部43は、用紙に印刷された画像を例えばCCD(Charge Coupled Devices)方式やCIS(Contact Image Sensor)方式にて読み取る。
画像形成部44は、例えば電子写真方式にて画像を用紙に印刷する。
操作パネル45は、例えばバックライト付きの液晶画面を有し、この液晶画面に情報を表示する。また、操作スイッチを有し、この操作スイッチを操作することでユーザは情報を入力する。或いは、操作スイッチの代わりに、液晶画面にタッチすることで情報入力を可能とするタッチパネル機能を設けてもよい。
画像処理部46は、CPU61、メモリ62、入力画像処理回路63、出力画像処理回路64を含む。
CPU61は、画像形成部44の制御(ウォームアップ処理も含む)や、入力画像処理回路63及び出力画像処理回路64の制御を行う。また、プリンタ言語を解釈し画像に変換する処理も行う。
メモリ62は、CPU61が実行するプログラムを格納したり、画像処理時のデータバッファとして機能したりする。
入力画像処理回路63は、画像読取部43から入力された画像を処理する回路である。出力画像処理回路64は、画像形成部44に出力する画像を処理する回路である。
本実施の形態では、画像処理手段の一例として、画像処理部46を設けている。ここで、画像処理部46は、通常、主電源41から電源の供給を受けるが、UI制御部47の制御により主電源41からの電力供給はオン/オフされる。省電力モード中はUI制御部47によって主電源41をオフされるので、画像処理部46の電力消費はゼロとなる。
CPU61は、画像形成部44の制御(ウォームアップ処理も含む)や、入力画像処理回路63及び出力画像処理回路64の制御を行う。また、プリンタ言語を解釈し画像に変換する処理も行う。
メモリ62は、CPU61が実行するプログラムを格納したり、画像処理時のデータバッファとして機能したりする。
入力画像処理回路63は、画像読取部43から入力された画像を処理する回路である。出力画像処理回路64は、画像形成部44に出力する画像を処理する回路である。
本実施の形態では、画像処理手段の一例として、画像処理部46を設けている。ここで、画像処理部46は、通常、主電源41から電源の供給を受けるが、UI制御部47の制御により主電源41からの電力供給はオン/オフされる。省電力モード中はUI制御部47によって主電源41をオフされるので、画像処理部46の電力消費はゼロとなる。
UI制御部47は、CPU71、メモリ72、USBコントローラ73、ネットワークI/F74、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77を含む。
CPU71は、USBコントローラ73、ネットワークI/F74、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77の制御を行い、画像処理部46のCPU61のように高処理性能ではないが低電力である。また、スリープ機能を装備している。
メモリ72は、CPU71が実行するプログラムを格納したり、印刷データを格納したりする。また、後述するように、ネットワークI/F74がハブ3から受信した電力の供給を受けて機能する。そして、電力消費を抑えるため、セルフリフレッシュ機能を備えていてもよい。尚、ハブ3からの電力が小電力である場合に比較的情報量の多い印刷データを格納するには、例えば、ハードディスクに劣らない容量を有し、消費電力も少ないフラッシュメモリを用いるとよい。
USBコントローラ73は、USBによる外部機器との情報交換を制御する。ここで、外部機器としては、例えばICカードから情報を読み取るカードリーダがあり、ICカードからの指示者ID(例えば、社員番号)の読取りを制御する。
CPU71は、USBコントローラ73、ネットワークI/F74、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77の制御を行い、画像処理部46のCPU61のように高処理性能ではないが低電力である。また、スリープ機能を装備している。
メモリ72は、CPU71が実行するプログラムを格納したり、印刷データを格納したりする。また、後述するように、ネットワークI/F74がハブ3から受信した電力の供給を受けて機能する。そして、電力消費を抑えるため、セルフリフレッシュ機能を備えていてもよい。尚、ハブ3からの電力が小電力である場合に比較的情報量の多い印刷データを格納するには、例えば、ハードディスクに劣らない容量を有し、消費電力も少ないフラッシュメモリを用いるとよい。
USBコントローラ73は、USBによる外部機器との情報交換を制御する。ここで、外部機器としては、例えばICカードから情報を読み取るカードリーダがあり、ICカードからの指示者ID(例えば、社員番号)の読取りを制御する。
ネットワークI/F74は、特定の規格(例えば、IEEE802.3af)に準拠して構成されており、ハブ3からデータ信号(印刷データ、転送指示)及び電力を受信する。そして、受信した印刷データ及び転送指示をCPU71が実行するプログラムに受け渡す。また、ハブ3から供給される電力を、UI制御部47内のCPU71、メモリ72、USBコントローラ73、タイマ75、検出回路76、描画コントローラ77に対して常時給電する。更に、転送指示に応じて印刷データを他の装置に転送する。
タイマ75は、時刻をカウントし、指定時刻になるとCPU71に信号を出力する。
検出回路76は、操作パネル45のどの操作スイッチが押下されたかを検出する。或いは、操作パネル45がタッチパネル機能を備える場合は、操作パネル45上のどの位置がタッチされたかを検出する。
描画コントローラ77は、液晶画面に対する描画、即ち、情報の表示を制御する。
タイマ75は、時刻をカウントし、指定時刻になるとCPU71に信号を出力する。
検出回路76は、操作パネル45のどの操作スイッチが押下されたかを検出する。或いは、操作パネル45がタッチパネル機能を備える場合は、操作パネル45上のどの位置がタッチされたかを検出する。
描画コントローラ77は、液晶画面に対する描画、即ち、情報の表示を制御する。
UI制御部47は、ハブ3から常時電力を供給されている。そして、省電力モード中は主電源41をオフし、印刷データの他の装置への転送制御を行う。即ち、本実施の形態では、電力出力手段から画像処理手段へ電力を供給することなく画像情報の他の装置への転送を制御する制御手段の一例として、UI制御部47を設けている。また、省電力モード中、CPU71はスリープ機能を利用し待機状態で電力を低減している。メモリ72は、セルフリフレッシュ機能を用いてデータを保持したまま電力を低減していてもよい。そして、操作パネル45は、液晶画面のバックライトがオフされ、非表示状態になっている。
次いで、本実施の形態における画像処理装置4の動作について詳細に説明する。
図5は、転送指示を受ける画像処理装置4(図3では「画像処理装置4A」)のUI制御部47の動作を示したフローチャートである。尚、ここでは、図3に示したように、印刷データの転送指示を他の画像処理装置4(図3では「画像処理装置4B」)から受信するものとする。
図5は、転送指示を受ける画像処理装置4(図3では「画像処理装置4A」)のUI制御部47の動作を示したフローチャートである。尚、ここでは、図3に示したように、印刷データの転送指示を他の画像処理装置4(図3では「画像処理装置4B」)から受信するものとする。
UI制御部47は、まず、ネットワークI/F74がネットワーク5からパケットを受信したかどうかを判定する(ステップ701)。ここで、ネットワークI/F74がパケットを受信していないと判定されれば、ステップ701へ戻ってパケットを受信したかどうかの判定を繰り返し、ネットワークI/F74がパケットを受信したと判定されれば、通常モードへ復帰する(ステップ702)。このとき、メモリ72がセルフリフレッシュに設定されていれば、それを解除する。
そして、UI制御部47は、受信したパケットが印刷データであるかどうかを判定する(ステップ703)。
その結果、パケットが印刷データでないと判定された場合、例えば、状態の問い合わせ等を行うデータと判定された場合、UI制御部47は、ネットワークI/F74を介して、そのパケットに対する応答パケットを返信する(ステップ704)。
一方、パケットが印刷データであると判定された場合、UI制御部47は、その印刷データをメモリ72に格納する(ステップ705)。そして、印刷データをメモリ72に格納してからの一定時間内に、ネットワークI/F74がネットワーク5から印刷データの転送指示を受信したかどうかを判定する(ステップ706)。
その結果、パケットが印刷データでないと判定された場合、例えば、状態の問い合わせ等を行うデータと判定された場合、UI制御部47は、ネットワークI/F74を介して、そのパケットに対する応答パケットを返信する(ステップ704)。
一方、パケットが印刷データであると判定された場合、UI制御部47は、その印刷データをメモリ72に格納する(ステップ705)。そして、印刷データをメモリ72に格納してからの一定時間内に、ネットワークI/F74がネットワーク5から印刷データの転送指示を受信したかどうかを判定する(ステップ706)。
ここで、一定時間内に転送指示を受信したと判定された場合、UI制御部47は、メモリ72から印刷データを読み出し、これをネットワークI/F74を介して転送指示の送信元である画像処理装置4に転送する(ステップ707)。その後、UI制御部47は、ネットワークI/F74が一定時間内にネットワーク5からパケットを受信したかどうかを判定する(ステップ708)。ネットワークI/F74が一定時間内にパケットを受信したと判定されれば、ステップ703へ戻ってパケットが印刷データであるかどうかを判定する。ネットワークI/F74が一定時間内にパケットを受信しなかったと判定されれば、CPU71はスリープモードに移行する(ステップ709)。このとき、メモリ72は、セルフリフレッシュ機能を用いて電力を低減してもよい。尚、ステップ708及び709の処理は、ステップ703でパケットが印刷データでないと判定され、ステップ704で応答パケットを返信した場合にも実行される。
また、一定時間内に転送指示を受信しなかったと判定された場合、UI制御部47は、他の画像処理装置4に印刷データを転送せず、自装置にて画像出力を行うよう制御する。即ち、電源スイッチ42をオンにし、主電源41から画像処理部46に電力が供給されるようにすると共に、画像処理部46に印刷データを渡して印刷を指示する(ステップ710)。尚、この後、一定時間印刷データの受信等がなければ、電源スイッチ42は再びオフされ、主電源41から画像処理部46に電力は供給されなくなるが、図ではこの処理は省略している。
尚、上記動作例では、印刷データの転送指示をネットワーク5からパケットとして受信するようにしたが、図3の概略動作の説明で述べたように、自装置の例えば操作パネル45から転送指示を受け付けるようにしてもよい。その場合、ステップ701及びステップ709は、操作パネル45での操作があったかどうかを判定するステップとなり、ステップ704は、例えば操作パネル45に応答情報を表示するステップとなる。
また、この場合、複数の画像処理装置4をグルーピングしておき、操作パネル45から転送指示を入力させるに先立って、グルーピングした画像処理装置4の情報を操作パネル45に表示するようにしてもよい。ここで、複数の画像処理装置4のグルーピングは、複数の画像処理装置4を予め関連付けておくことの一例である。
更に、本実施の形態では、次のようなセキュリティ機能を実現してもよい。
USBコントローラ73にセキュリティカード対応のカードリーダを接続する。そして、ユーザは、カードリーダにセキュリティカードを挿入すると共に、例えば操作パネル45から暗証番号を入力する。すると、UI制御部47は、USBコントローラ73が認識したセキュリティカードのIDと、検出回路76が認識した暗証番号とを受け付け、メモリ72に記憶されているID及び暗証番号と一致しているかどうか判定する。そして、一致していれば、印刷データを転送する。また、一致しなければ、印刷データを転送せず、最初に印刷指示を受けた装置で印刷出力を行う。この場合、自装置の操作パネル45から他の画像処理装置4への転送指示を行う場合は、このセキュリティ機能の実現にも装置外部からの電力が使用されることになり、装置の消費電力は増えない。
USBコントローラ73にセキュリティカード対応のカードリーダを接続する。そして、ユーザは、カードリーダにセキュリティカードを挿入すると共に、例えば操作パネル45から暗証番号を入力する。すると、UI制御部47は、USBコントローラ73が認識したセキュリティカードのIDと、検出回路76が認識した暗証番号とを受け付け、メモリ72に記憶されているID及び暗証番号と一致しているかどうか判定する。そして、一致していれば、印刷データを転送する。また、一致しなければ、印刷データを転送せず、最初に印刷指示を受けた装置で印刷出力を行う。この場合、自装置の操作パネル45から他の画像処理装置4への転送指示を行う場合は、このセキュリティ機能の実現にも装置外部からの電力が使用されることになり、装置の消費電力は増えない。
尚、上記では、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致するかどうかによってユーザ認証を行ったが、ユーザ認証の方法は必ずしもこれだけには限らない。例えば、セキュリティカードのIDが予め登録されたあるグループに属するかどうか等によって行ってもよい。つまり、指示者の情報が所定の条件を満足するかどうかを判定することでその指示者の認証を行えばよく、セキュリティカードのID及び暗証番号が登録されたものと一致するかどうかによるユーザ認証はあくまでその一例に過ぎない。
以上により、本実施の形態の動作は終了する。
以上により、本実施の形態の動作は終了する。
[第2の実施の形態]
まず、本発明の第2の実施の形態が適用される通信システムについて説明する。
図6は、そのような通信システム1の構成例を示したものである。図示するように、通信システム1は、第1の実施の形態と同様、端末装置2と、画像処理装置4A〜4Cとが、ハブ3を中継し、ネットワーク5を介して、双方向に通信可能に接続されて構成されている。また、本実施の形態では、これらに加え、プリントサーバ8もネットワーク5に接続されている。
ここで、端末装置2、ハブ3、ネットワーク5については、第1の実施の形態で述べたものと同様であるので、詳細な説明を省略し、プリントサーバ8について説明する。
まず、本発明の第2の実施の形態が適用される通信システムについて説明する。
図6は、そのような通信システム1の構成例を示したものである。図示するように、通信システム1は、第1の実施の形態と同様、端末装置2と、画像処理装置4A〜4Cとが、ハブ3を中継し、ネットワーク5を介して、双方向に通信可能に接続されて構成されている。また、本実施の形態では、これらに加え、プリントサーバ8もネットワーク5に接続されている。
ここで、端末装置2、ハブ3、ネットワーク5については、第1の実施の形態で述べたものと同様であるので、詳細な説明を省略し、プリントサーバ8について説明する。
プリントサーバ8は、画像処理装置4を端末装置2から利用できるようにするサーバコンピュータである。端末装置2からの印刷要求を受け付けると印刷データを自身のメモリに一時的に格納し、例えば自身が管理する画像処理装置4の中から選択された画像処理装置4を用いて順次印刷する。尚、プリントサーバ8のハードウェア構成は、通常のコンピュータ装置と同様のものでよい。つまり、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、磁気ディスク装置、ネットワークI/F、表示機構、入力デバイス等を備えたものであればよい。
ところで、複数の画像処理装置4が設置された環境で、プリントサーバ8を用いていずれかの画像処理装置4に印刷ジョブとしての印刷データを送信する場合も、第1の実施の形態と同様の状況は生じ得る。即ち、プリントサーバ8が印刷データの出力先として選択した画像処理装置4が省電力モードになっており、一方でその近くに設置された別の画像処理装置4が待機モードになっているという状況である。このような状況において、印刷データの出力先として選択された画像処理装置4を省電力モードから復帰させて印刷処理を行わせたのでは、消費電力が増えてしまい、省電力の観点から好ましくない。
そこで、本実施の形態では、プリントサーバ8を介して画像処理装置4に印刷を指示する構成において、省電力モードになっている画像処理装置4を復帰させずに、待機モードになっている別の画像処理装置4に印刷データを送信できるようにするための構成を提案する。
そこで、本実施の形態では、プリントサーバ8を介して画像処理装置4に印刷を指示する構成において、省電力モードになっている画像処理装置4を復帰させずに、待機モードになっている別の画像処理装置4に印刷データを送信できるようにするための構成を提案する。
まず、このような構成における概略動作について説明する。
図7は、本実施の形態の概略動作を説明するための図である。図においてプリントサーバ8はネットワーク5を通じて画像処理装置4A及び画像処理装置4Bと接続されており、どちらの画像処理装置4からでも画像を出力できる構成となっている。但し、画像処理装置4Aは省電力モードになっており、画像処理装置4Bは待機モードになっているものとする。
まず、(1)に示すように、端末装置2は、プリントサーバ8に印刷を指示する。
すると、プリントサーバ8は、(2)に示すように、画像処理装置4A及び画像処理装置4Bに、省電力に関する状態(省電力モードになっているか待機モードになっているか)を問い合わせる。このとき、画像処理装置4Aは、省電力モードから復帰せずに問い合わせを受けてその応答を返す。
これにより、画像処理装置4Aが省電力モードで、画像処理装置4Bが待機モードであることが分かるので、(3)に示すように、プリントサーバ8は、画像処理装置4Bに対して印刷データを送信する。
そして、(4)に示すように、画像処理装置4Bにて画像が用紙に印刷出力される。
図7は、本実施の形態の概略動作を説明するための図である。図においてプリントサーバ8はネットワーク5を通じて画像処理装置4A及び画像処理装置4Bと接続されており、どちらの画像処理装置4からでも画像を出力できる構成となっている。但し、画像処理装置4Aは省電力モードになっており、画像処理装置4Bは待機モードになっているものとする。
まず、(1)に示すように、端末装置2は、プリントサーバ8に印刷を指示する。
すると、プリントサーバ8は、(2)に示すように、画像処理装置4A及び画像処理装置4Bに、省電力に関する状態(省電力モードになっているか待機モードになっているか)を問い合わせる。このとき、画像処理装置4Aは、省電力モードから復帰せずに問い合わせを受けてその応答を返す。
これにより、画像処理装置4Aが省電力モードで、画像処理装置4Bが待機モードであることが分かるので、(3)に示すように、プリントサーバ8は、画像処理装置4Bに対して印刷データを送信する。
そして、(4)に示すように、画像処理装置4Bにて画像が用紙に印刷出力される。
尚、このような概略動作を実現する画像処理装置4のハードウェア構成は、図4に示したものと同様なので、ここでの詳しい説明は省略する。
但し、第1の実施の形態で説明したものとの機能的な違いとしては、ネットワークI/F74が、ハブ3からデータ信号(印刷データ)及び電力に加え、状態の問い合わせを受信し、その問い合わせに対する応答として省電力に関する状態の情報(自装置が省電力モードになっているか待機モードになっているかを示す情報)を送信する点がある。
但し、第1の実施の形態で説明したものとの機能的な違いとしては、ネットワークI/F74が、ハブ3からデータ信号(印刷データ)及び電力に加え、状態の問い合わせを受信し、その問い合わせに対する応答として省電力に関する状態の情報(自装置が省電力モードになっているか待機モードになっているかを示す情報)を送信する点がある。
次いで、本実施の形態におけるプリントサーバ8及び画像処理装置4の動作について詳細に説明する。
図8は、プリントサーバ8の動作を示したフローチャートである。
まず、プリントサーバ8は、端末装置2から印刷データを受信したかどうかを判定する(ステップ801)。ここで、印刷データを受信していないと判定されれば、ステップ801へ戻って印刷データを受信したかどうかの判定を繰り返し、印刷データを受信したと判定されれば、受信した印刷データを図示しないメモリに格納する(ステップ802)。
その後、プリントサーバ8は、自身が管理する画像処理装置4のそれぞれに対して、省電力モードであるか待機モードであるかの状態を問い合わせる(ステップ803)。そして、画像処理装置4からの応答を参照し、待機モードになっている画像処理装置4が存在するかどうかを判定する(ステップ804)。
図8は、プリントサーバ8の動作を示したフローチャートである。
まず、プリントサーバ8は、端末装置2から印刷データを受信したかどうかを判定する(ステップ801)。ここで、印刷データを受信していないと判定されれば、ステップ801へ戻って印刷データを受信したかどうかの判定を繰り返し、印刷データを受信したと判定されれば、受信した印刷データを図示しないメモリに格納する(ステップ802)。
その後、プリントサーバ8は、自身が管理する画像処理装置4のそれぞれに対して、省電力モードであるか待機モードであるかの状態を問い合わせる(ステップ803)。そして、画像処理装置4からの応答を参照し、待機モードになっている画像処理装置4が存在するかどうかを判定する(ステップ804)。
その結果、待機モードになっている画像処理装置4が存在すると判定された場合は、その待機モードになっている画像処理装置4の中から1台の画像処理装置4を選択する(ステップ805)。即ち、省電力モードになっている画像処理装置4を復帰させて印刷させると消費電力が増えるため、待機モードになっている画像処理装置4を印刷データの出力先とする。
一方、待機モードになっている画像処理装置4が存在しないと判定された場合は、省電力モードになっている画像処理装置4の中から1台の画像処理装置4を選択する(ステップ806)。即ち、待機モードになっている画像処理装置4を印刷データの出力先とすれば消費電力を抑えることになるが、そのような画像処理装置4がないため、端末装置2からの印刷要求を優先し、省電力モードの画像処理装置4を復帰させて印刷させるようにしている。
最後に、プリントサーバ8は、ステップ805又はステップ806で選択された画像処理装置4に印刷データを送信する(ステップ807)。
一方、待機モードになっている画像処理装置4が存在しないと判定された場合は、省電力モードになっている画像処理装置4の中から1台の画像処理装置4を選択する(ステップ806)。即ち、待機モードになっている画像処理装置4を印刷データの出力先とすれば消費電力を抑えることになるが、そのような画像処理装置4がないため、端末装置2からの印刷要求を優先し、省電力モードの画像処理装置4を復帰させて印刷させるようにしている。
最後に、プリントサーバ8は、ステップ805又はステップ806で選択された画像処理装置4に印刷データを送信する(ステップ807)。
上述したように、プリントサーバ8は、画像処理装置4に対して、ステップ803で省電力に関する状態の問い合わせを行い、ステップ807で印刷データを送信する。
そこで、このような問い合わせ及び印刷データを受信する画像処理装置4の動作について説明する。
図9は、省電力モードになっている画像処理装置4のこのときの動作を示したフローチャートである。
そこで、このような問い合わせ及び印刷データを受信する画像処理装置4の動作について説明する。
図9は、省電力モードになっている画像処理装置4のこのときの動作を示したフローチャートである。
UI制御部47は、まず、ネットワークI/F74がネットワーク5からパケットを受信したかどうかを判定する(ステップ711)。ここで、ネットワークI/F74がパケットを受信していないと判定されれば、ステップ711へ戻ってパケットを受信したかどうかの判定を繰り返し、ネットワークI/F74がパケットを受信したと判定されれば、通常モードへ復帰する(ステップ712)。このとき、メモリ72がセルフリフレッシュに設定されていれば、それを解除する。
そして、UI制御部47は、受信したパケットが印刷データであるかどうかを判定する(ステップ713)。
その結果、パケットが印刷データでないと判定された場合、即ち、省電力に関する状態の問い合わせを行うデータと判定された場合、UI制御部47は、ネットワークI/F74を介して、そのパケットに対する応答パケット、即ち、自装置が省電力モードになっているか待機モードになっているかを示すデータを返信する(ステップ714)。ここで、自装置が省電力モードになっているか待機モードになっているかは、省電力モードに移行する際にメモリ72に書き込まれるモード情報を参照して判断してもよいし、問い合わせを受けた時点での電源スイッチ42の状態を調べることで判断してもよい。
その結果、パケットが印刷データでないと判定された場合、即ち、省電力に関する状態の問い合わせを行うデータと判定された場合、UI制御部47は、ネットワークI/F74を介して、そのパケットに対する応答パケット、即ち、自装置が省電力モードになっているか待機モードになっているかを示すデータを返信する(ステップ714)。ここで、自装置が省電力モードになっているか待機モードになっているかは、省電力モードに移行する際にメモリ72に書き込まれるモード情報を参照して判断してもよいし、問い合わせを受けた時点での電源スイッチ42の状態を調べることで判断してもよい。
その後、UI制御部47は、ネットワークI/F74が一定時間内にネットワーク5からパケットを受信したかどうかを判定する(ステップ715)。ネットワークI/F74が一定時間内にパケットを受信したと判定されれば、ステップ713へ戻ってパケットが印刷データであるかどうかを判定する。ネットワークI/F74が一定時間内にパケットを受信しなかったと判定されれば、CPU71はスリープモードに移行する(ステップ716)。このとき、メモリ72は、セルフリフレッシュ機能を用いて電力を低減してもよい。
一方、パケットが印刷データであると判定された場合、UI制御部47は、電源スイッチ42をオンにし、主電源41から画像処理部46に電力が供給されるようにすると共に、画像処理部46に印刷データを渡して印刷を指示する(ステップ717)。尚、この後、一定時間印刷データの受信等がなければ、電源スイッチ42は再びオフされ、主電源41から画像処理部46に電力は供給されなくなるが、図ではこの処理は省略している。
以上により、本実施の形態の動作は終了する。
以上により、本実施の形態の動作は終了する。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供するようにしてもよい。
1…通信システム、2…端末装置、3…ハブ、4…画像処理装置、41…主電源、42…電源スイッチ、43…画像読取部、44…画像形成部、45…操作パネル、46…画像処理部、47…UI制御部
Claims (9)
- 商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、
画像情報に基づく画像処理を行う画像処理手段と、
装置外部から電力の供給を受けて、前記画像情報の受信と当該画像情報の他の装置への転送指示の発生とを監視し、当該画像情報を受信した後における当該転送指示の発生に応じて、前記電力出力手段から前記画像処理手段へ電力を供給することなく、当該画像情報の当該他の装置への転送を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記制御手段は、自装置の操作画面からの前記転送指示の入力を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、自装置に予め関連付けられた複数の装置を前記他の装置の候補として前記操作画面に表示するよう制御することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、前記操作画面から前記転送指示が入力され、かつ、当該転送指示を行う指示者の情報が所定の入力手段から入力された場合に、当該指示者の情報が所定の条件を満足していれば、前記画像情報を前記他の装置に転送することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、前記他の装置からの前記転送指示の受信を監視することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記装置外部からの電力は、所定の通信線から送られる電力であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 商用電源から電力の供給を受けて所定の電圧の電力を出力する電力出力手段と、
画像情報に基づく画像処理を行う画像処理手段と、
装置外部から電力の供給を受けて、省電力に関する状態の問い合わせ及び当該問い合わせに対する応答に応じて送信される前記画像情報の受信を監視し、当該問い合わせの受信に応じて、前記電力出力手段から前記画像処理手段へ電力を供給することなく、自装置の省電力に関する状態の情報の送信を制御し、当該画像情報の受信に応じて、当該画像情報に基づく前記画像処理手段による画像処理を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 装置外部から電力の供給を受けて、省電力に関する状態の問い合わせ及び画像情報の受信を監視し、当該問い合わせの受信に応じて、画像処理を行う部分に装置内部の電源から電力を供給することなく、自装置の省電力に関する状態の情報を送信し、当該画像情報の受信に応じて、当該画像情報に基づく画像処理を行う、複数の画像処理装置と、
前記複数の画像処理装置に前記省電力に関する状態の問い合わせを行い、当該複数の画像処理装置のうち、送信された前記省電力に関する状態の情報に基づいて決定された画像処理装置に対し、前記画像情報を送信する送信装置と
を備えたことを特徴とする画像処理システム。 - コンピュータに、
画像情報を受信する機能と、
受信した前記画像情報を、所定の通信線から電力の供給を受けて機能する所定の記憶手段に記憶する機能と、
前記所定の記憶手段に記憶された前記画像情報の他の装置への転送指示を検出する機能と、
検出した前記転送指示に応じて、画像処理を行う画像処理手段に装置内の電源から電力を供給することなく、前記画像情報を前記他の装置へ転送する機能と
を実現させるためのプログラム。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2012063908A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Ricoh Co Ltd | ジョブ管理装置、画像処理装置、印刷システム、及びジョブ管理プログラム |
JP2015064883A (ja) * | 2014-10-22 | 2015-04-09 | コニカミノルタ株式会社 | 管理装置管理方法および管理プログラム |
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2007
- 2007-04-04 JP JP2007098055A patent/JP2008258873A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012063908A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Ricoh Co Ltd | ジョブ管理装置、画像処理装置、印刷システム、及びジョブ管理プログラム |
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