JP5056283B2 - 印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷システに関するものである。
ネットワークに接続された機器の電力消費量を管理することにより、システム全体の安定した稼働を実現可能な技術が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、ネットワークシステム全体の消費電力を検知しながら、消費電力があるレベルを超えないように、ネットワークシステムを制御し、安定したシステム稼働を実現するサーバ装置及びネットワークシステム並びにそれらの制御方法が開示されている。
特開2002−142385号公報
ここで、ネットワークを介してプリンタに印刷出力の指示を行うシステムにおいて、プリンタが印刷出力しない期間は、プリンタの消費電力を抑制したいというニーズがあり、例えば、省エネモードで待機することによりそのニーズに対応している。ところが、省エネモード状態であってもネットワークを介する印刷出力の指示を受け付けるために、プリンタのネットワークインターフェースを通電しておく必要がある。
本発明は、従来の場合よりも消費電力の低減を図ることが可能な印刷システを提供することを目的とする。
本発明が適用される印刷システムは、通信線及び電力線が接続され、当該通信線を介して受信した印刷指示を実行する印刷部を備え、当該印刷部に電力を供給する電源部と当該電源部を制御する制御部とを備える複数の印刷装置と、前記複数の印刷装置の各々の経時的に変化する状態を監視する監視部と当該監視部の監視結果をユーザに通知する通知部と当該複数の印刷装置の一に送信する印刷指示を蓄積する蓄積部を備え、当該複数の印刷装置に前記印刷指示を送信する情報処理装置と、前記複数の印刷装置の一と接続され、ユーザを識別して認証し認証結果を当該一の印刷装置に送る複数の認証装置と、を含み、前記情報処理装置は、送信先が指定されない印刷指示を前記蓄積部に蓄積した後に前記通知部にて前記監視部の監視結果をユーザに通知し、前記複数の印刷装置の各々は、前記電力線を介して受電した電力で前記制御部が機能すると共に当該電力を前記認証装置に供給し、かつ、当該印刷装置に接続される前記認証装置から認証結果が送られると当該制御部が前記電源部を起動し、前記複数の印刷装置の各々は、当該印刷装置に接続される前記認証装置により認証されたユーザの印刷指示の送信を前記情報処理装置に要求し、前記情報処理装置は、前記印刷装置からの要求に応じて印刷指示を当該印刷装置に送信することを特徴とするものである。
ここで前記情報処理装置は、前記蓄積部に蓄積されている印刷指示の送信先となる印刷装置からの要求があると当該蓄積部に蓄積されている印刷指示を送信することを特徴とすることができる。
ここで通信線と電力線とが一対に構成されたケーブルにより前記認証装置と接続されていることを特徴とすることができる。
請求項1によれば、認証装置から認証結果が送られる前の段階で印刷装置の消費電力を低減することによって、本発明を適用しない場合よりも印刷システム全体の消費電力の低減を図ることが可能になる
請求項によれば、印刷装置が印刷指示を受信するために省エネモードから復帰することにより消費電力が多くなるのを防止することが可能になる。
請求項によれば、用いるケーブルが1本になり、構成部品の数を減らすことが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る印刷システムPSを示す概略構成図である。
図1に示すように、印刷システムPSは、通信線としてのケーブルC1が接続され、印刷指示を外部に送信する情報処理装置1と、ケーブルC2が接続され、印刷指示を受信して印刷する画像出力装置(印刷装置、画像形成装置)2と、を備えている。ケーブルC2としては、データ通信線(実線で図示)及び電力供給線(破線で図示)が一対となって構成されたものが用いられる。
また、印刷システムPSは、ケーブル(給電手段)C3で画像出力装置2と接続され、ユーザを識別して認証する認証装置3と、ケーブルC1,C2が接続され、ケーブルC1,C2同士を互いにつないで情報処理装置1と画像出力装置2とを相互にネットワーク接続するHUB4と、を備えている。ケーブルC3としては、ケーブルC2と同様に、データ通信線及び電力供給線が一対となって構成されたものが用いることができる。
このような印刷システムPSは、情報処理装置1からネットワークを介して遠隔の画像出力装置2に印刷出力するネットワークシステムであり、例えばオフィスに設置することができるものである。認証装置3は、画像出力装置2に隣接して配置されている。
なお、本実施の形態では、情報処理装置1とHUB4とをケーブルC1で互いに接続する有線接続している。しかし、情報処理装置1とHUB4とを無線で接続する構成も考えられる。
ここで、ケーブルC2,C3として、データ通信線及び電力供給線が一対となって構成されたものを用いているが、データ通信線及び電力供給線が一体となって構成されたものを用いることも考えられる。更に説明すると、ケーブルC2,C3の電力供給線により、例えば36〜57Vの入力電圧で、最大で12.95Wの電力供給が可能である。このため、小電力の機器であれば、電源を自ら準備することなく動作可能である。このような電力供給として、パワーオーバイーサネット(登録商標)(Power-over-Ethernet(登録商標))接続のような給電ネットワーク接続を介してHUB4から画像出力装置2への電力供給やデータの授受を行うIEEE802.3afという標準規格を採用することも考えられる。
更に説明すると、HUB4は、パワーオーバイーサネット(登録商標)に対応するものであり、ケーブルC2を通じて画像出力装置2に給電可能に構成されている。
図2は、情報処理装置1の構成を説明するブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置1は、ユーザから指示された内容についてジョブ(印刷指示)及びジョブ識別情報を作成する作成部11と、作成部11により作成されたジョブ及びジョブ識別情報とを互いに対応づけて送信する送信部(判断部、監視部)12と、作成部11により作成されたジョブ及びジョブ識別情報を蓄積する蓄積部13と、を有する。
ここで、送信部12は、画像出力装置2の状態をネットワークを介して監視して送信可能か否かを監視する。具体的に説明すると、送信部12は、監視によって、画像出力装置2が電源オフの状態又は省エネモード(状態)であることが判明したときには送信を行わない。その一方で、送信部12は、監視によって、省エネモードから復帰したことが判明したときに送信を行う。
また、蓄積部13は、作成部11により作成されたジョブ及びジョブ識別情報が送信部12により送信されないときには、そのジョブ及びジョブ識別情報を蓄積する。すなわち、画像出力装置2が省エネモードであるとして送信部12による送信が留保されたジョブ及びジョブ識別情報を、蓄積部13は、一旦スプールする。省エネモードから復帰したことが判明したときには、送信部12は、蓄積部13に蓄積されたジョブ及びジョブ識別情報を画像出力装置2にネットワークを介して送信する。
図3は、画像出力装置2の構成を説明するブロック図である。なお、図3では、電力供給路を破線で示し、データ通信路を実線で示している。
図3に示すように、画像出力装置2は、情報処理装置1の送信部12からのジョブ及びジョブ識別情報を受信する受信部21と、受信部21が受信したジョブにより形成される画像を印刷する印刷部22と、認証済みのユーザに対応するジョブを特定し、そのジョブの実行を印刷部22に指示する指示部23と、を有する。また、画像出力装置2は、駆動用電源としてのAC電源(商用電源)である電源部24と、電源部24のON/OFFを制御する電源制御部(制御部、起動部、給電手段)25と、を有する。
ここで、印刷部22での画像形成を簡単に説明すると、まず有機感光体等からなる像保持体の表面に、公知の電子写真プロセスにより形成した静電潜像をトナー像保持体に現像する。次いでこのトナー像を転写装置により記録媒体に静電的に転写した後、定着装置によりトナー像を記録媒体に定着させることにより画像形成が行われる。なお、このような電子写真方式に限らず、インクジェット方式や感熱フィルム方式などで印刷部22を構成することも考えられる。
また、指示部23は、認証装置3により認証されたユーザのジョブ識別情報を参照して、そのユーザの出力対象となるジョブを特定する。
また、指示部23は、情報処理装置1の作成部11による作成時に認証されたユーザのジョブ識別情報を参照してジョブを特定する場合もある。すなわち、例えばユーザの権限によっては、情報処理装置1の作成部11で作成される際に認証される場合がある。このような場合には、ジョブ識別情報に認証済みであるという情報が含まれる。したがって、認証済みのジョブは、認証装置3により認証されることなく、指示部23により印刷の実行が印刷部22に指示されることになる。なお、そのような認証済みのジョブ及びジョブ識別情報は、情報処理装置1の送信部12から画像出力装置2に送信されるまでの間、蓄積部13に蓄積されることになる。
更に説明すると、指示部23は、情報処理装置1から送信されるジョブについて印刷する順番を判断する。すなわち、指示部23は、認証装置3により認証されたユーザのジョブを優先して印刷部22に印刷させ、その次に、情報処理装置1で認証済みのジョブの印刷を印刷させる。このような優先順位にすることにより、認証装置3により認証されたユーザ、言い換えると画像出力装置2を省エネモードから復帰させたユーザの利便性を図っている。
電源制御部25は、HUB4からケーブルC2を通じて供給される電力により作動する。すなわち、電源制御部25には、画像出力装置2の電源部24がOFFのときにも電力が供給される。このように、画像出力装置2には、ケーブルC2の電力供給線のほかに、駆動用電源としての電源部24が準備されている。
更に説明すると、電源制御部25は、認証装置3からケーブルC3を通じてユーザ認証の結果が入力されると、電源部24をOFFからONに切り換える。これにより、電源部24から受信部21、印刷部22及び指示部23に給電される。
一方で、電源制御部25は、ジョブの受信等が所定の時間ないときには、省エネモードに移行し、電源部24をONからOFFに切り換える。
認証装置3は、画像出力装置2からケーブルC3により給電されている。更に説明すると、認証装置3には、HUB4の電力がケーブルC2、画像出力装置2及びケーブルC3を通じて供給される。したがって、画像出力装置2の電源部24がOFFのときにも認証装置3に電力が供給される。
なお、本実施の形態では、認証装置3をIDカードリーダ等で構成しているが、例えばパスワード入力やユーザの指紋画像読み取り等の他の手段により個人を識別して認証する方式で構成することが考えられる。
図4は、情報処理装置1の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すフローチャートでは、情報処理装置1でユーザによる印刷要求があると(ステップ101)、作成部11は、ジョブを作成すると共にそのジョブ識別情報を作成する(ステップ102)。そして、送信部12は、画像出力装置2が省エネモードか否かを判断する(ステップ103)。
ステップ103において、送信部12が省エネモードであると判断すると、作成部11は、ジョブ及びジョブ識別情報を蓄積部13に送り、蓄積部13はジョブ及びジョブ識別情報を蓄積する(ステップ104)。
その後、送信部12は、画像出力装置2が省エネモードから復帰したか否かを監視し(ステップ105)、復帰したと判断すると、蓄積部13に蓄積されているジョブ及びジョブ識別情報をケーブルC1,C2及びHUB4を介して画像出力装置2に送信し(ステップ106)、情報処理装置1の一連の処理を終了する。
なお、送信部12により送信されたジョブ及びジョブ識別情報については、送信部12が蓄積部13に対して消去を指示し、蓄積部13は、そのジョブ及びジョブ識別情報を消去することが考えられる。
一方、ステップ103において、送信部12は、画像出力装置2が省エネモードでないと判断すると、ステップ106に進む。
図5は、画像出力装置2の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すフローチャートでは、画像出力装置2の図示しないメインスイッチがユーザにより入れられると(ステップ201)、電源制御部25(図3参照)は、電源部24(図3参照)をONにし、これにより、電源部24は、受信部21、印刷部22及び指示部23(いずれも図3参照)に電力を供給する。すなわち、電源部24による給電が開始され(ステップ202)、画像出力装置2は、フルパワーの状態になる。
その後、電源制御部25が認証装置3から認証結果を受け付けたか否かを判断し(ステップ203)、電源制御部25が認証装置3から認証結果を受け付けたときには、ステップ208に進む。一方、認証結果の受け付けがなければ、電源制御部25は、認証結果の受付がない状態で所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップ204)。なお、ここにいう所定の時間についての情報は、図示しないメモリに予め記憶されており、電源制御部25は、必要に応じて読み出す。
ステップ204において、電源制御部25は、所定の時間が経過していないと判断すると、ステップ203に戻る。また、電源制御部25は、所定の時間が経過していると判断すると、画像出力装置2を省エネモードに移行させる(ステップ205)。すなわち、電源制御部25は、電源部24をOFFにして、受信部21、印刷部22及び指示部23への給電を停止させる。このように、画像出力装置2のネットワークインターフェースである受信部21に対する給電も停止されるので、省エネモード時の消費電力が軽減される。なお、画像出力装置2が省エネモードのときには、HUB4から電源制御部25及び認証装置3への給電が行われる。
画像出力装置2が省エネモードであるときに、電源制御部25が認証装置3からの認証結果を受け付けると(ステップ206)、電源制御部25は、電源部24をONにして、電源部24による受信部21、印刷部22及び指示部23への給電を開始させる。これにより、画像出力装置2は、省エネモードから復帰し(ステップ207)、フルパワーの状態になる。
ここで、情報処理装置1の送信部12は、画像出力装置2が省エネモードから復帰したことを検知すると、蓄積部13に蓄積されているジョブ及びジョブ識別情報を画像出力装置2に送信する(ステップ106参照)。このように送信されたジョブ及びジョブ識別情報を受信部21が受信すると(ステップ208)、指示部23は、認証装置3により認証されたユーザのジョブ識別情報を参照して、そのユーザの出力対象となるジョブを特定する。指示部23は、特定したジョブの実行を印刷部22に指示し、指示を受けた印刷部22は、そのジョブを実行して印刷を行う(ステップ209)。なお、受信部21が、情報処理装置1で既に認証されているジョブをも併せて受信したときには、認証装置3により認証されたジョブをまず実行し、その後に、情報処理装置1で既に認証されたジョブを実行するように指示部23が印刷部22に指示することが考えられる。
印刷が終了した後は、ステップ203に戻る。このような処理手順を、画像出力装置2の図示しないメインスイッチが切られるまで継続される。
なお、ステップ202で電源部24による給電が開始された後に、認証結果を受け付ける前に、情報処理装置1の送信部12が、蓄積部13に蓄積されているジョブ及びジョブ識別情報を送信する場合も考えられる。
そのような場合には、受信部21が、情報処理装置1からのジョブ及びジョブ識別情報を受信したときには、指示部23は、ジョブ識別情報を参照して認証済みか否かを判断するように処理するようにしても良い。
これについて更に説明すると、指示部23が、情報処理装置1で既に認証済みであると判断すると、そのジョブ識別情報を参照してジョブを特定し、印刷部22にジョブの実行を指示する。印刷部22は、指示部23により指示されたジョブを実行して画像を出力する。その一方で、指示部23は、未だ認証済みでないと判断すると、受信部21は、その旨を情報処理装置1に通知する。未承認であることの通知を受けた情報処理装置1の送信部12は、蓄積部13で蓄積されている未認証のジョブ及びジョブ識別情報を消去せずに、そのまま蓄積させる。
図6は、画像出力装置2の消費電力の推移を説明するグラフであり、縦軸が消費電力量、横軸が経過時間を示している。
図6に示すように、画像出力装置2の図示しないスイッチがユーザにより入れられると(経過時間t1)、電源部24が受信部21、印刷部22及び指示部23に給電する。その後、電源制御部25は、ジョブの受信等がなく所定の時間経過すると(経過時間t2)、通常のモード(フルパワー)から省エネモードに移行し、電源部24をOFFにする。これにより、画像出力装置2はスリープ状態になる。すなわち、受信部21、印刷部22及び指示部23に対する電力が供給されない。画像出力装置2のネットワークインターフェースである受信部21が電力消費しなくなる。このため、図6に破線で示す受信部21が電力を消費する場合に比べて、消費電力が低減される。なお、上述したように、HUB4からの電力は電源制御部25及び認証装置3に供給されており、認証装置3による認証結果が電源制御部25に受け付けられると、省エネモードから復帰する。
経過時間t3に情報処理装置1に対してユーザによる印刷要求があると、ジョブ及びジョブ識別情報が画像出力装置2に送信されずに、蓄積部13に蓄積される。すなわち、画像出力装置2を省エネモードから復帰させないようにし、消費電力を抑制している。
更に説明すると、もし、画像出力装置2の受信部21に電力が供給され、かつ、情報処理装置1からの送信内容を受信できるとすると、図6の破線で示すように、経過時間t3に情報処理装置1から送信があると省エネモードから復帰することになり、消費電力が多くなってしまう。しかしながら、画像出力装置2が省エネモードのときには、受信部21に電力が供給されていない状態であるので、情報処理装置1からの送信内容を受信できないので、不用意に省エネモードから復帰せず、消費電力が抑制される。
その後、ユーザは印刷要求した画像を出力させるために、画像出力装置2が設置されている場所に行ったとする。そして、ユーザは、認証装置3にIDカードを挿入してIDカードの認証情報を読み込ませて、経過時間t4に認証装置3によって認証されると、電源制御部25は、電源部24をONに切り換えることで、画像出力装置2は、省エネモードから通常モードに復帰する。
情報処理装置1の送信部12は、省エネモードからの復帰を検知すると、蓄積部13に蓄積されているジョブとジョブ識別情報とを互いに対応づけて画像出力装置2にケーブルC1,C2及びHUB4を通じて送信する。なお、この際に、情報処理装置1の作成部11で作成される際に既に認証されているジョブ及びそのジョブ識別情報も送信される。すなわち、他のユーザが印刷要求したジョブについても併せて、情報処理装置1から画像出力装置2に送信される。言い換えると、それまでに蓄積部13に蓄積されているジョブ及びジョブ識別情報が一括して画像出力装置2に送信される。
画像出力装置2の受信部21は、情報処理装置1からのジョブ及びジョブ識別情報を受信すると、指示部23は、認証されたジョブ識別情報を参照して、出力すべき画像のジョブを特定し、そのジョブを印刷部22に送る。また、受信部21は、情報処理装置1で既に認証されているジョブ及びジョブ識別情報を受信すると、指示部23は、同様に、ジョブ識別情報を参照してそのジョブを特定し、印刷部22に送る。印刷部22では、それらのジョブを実行して画像出力を行う。
その後、ジョブの受信等がなく所定の時間経過すると(経過時間t5)、電源制御部25は、省エネモードに移行し、電源部24をOFFにする。
図7は、本実施の形態に係る印刷システムPSの応用例を示す概略構成図である。
図7に示すように、印刷システムPSは、複数台の情報処理装置1a,1b,1c及び複数台の画像出力装置2a,2b,2cを備えている。また、印刷システムPSは、画像出力装置2a〜2cの各々に配設された認証装置3a,3b,3cを備えている。この印刷システムPSは、オフィス環境に整備されたものである。
ここで、情報処理装置1a〜1cの構成は、図1の情報処理装置1と基本的に同一である。また、画像出力装置2a〜2cの構成は、図1の画像出力装置2と基本的に同一である。また、認証装置3a〜3cの構成は、図1の認証装置3と基本的に同一である。したがって、情報処理装置1a〜1c、画像出力装置2a〜2c及び認証装置3a〜3cの構成についての説明を省略する。
図8は、図7に示す印刷システムPSにおける情報処理装置1a〜1cの処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すフローチャートでは、情報処理装置1aでユーザIによる印刷要求があると(ステップ301)、作成部11(図2参照)は、ジョブ及びジョブ識別情報を作成する(ステップ302)。更に説明すると、ユーザIは、印刷要求をする際に、画像出力装置2a〜2cのいずれに出力させるかを指定しない。したがって、情報処理装置1aでは、作成部11が作成したジョブ及びジョブ識別情報を蓄積部13(図2参照)を蓄積する(ステップ303)。
情報処理装置1aの送信部12(図2参照)は、画像出力装置2a〜2cの各々の状態を監視する。すなわち、送信部12は、内蔵するモニタリングソフトウェアにより各画像出力装置2a〜2cの状態を検知する。そして、その検知結果を情報処理装置1aの画面に表示する(ステップ304)。これにより、ユーザIは、画像出力装置2a〜2cのうちのいずれかを選択すれば速やかに、かつ、無駄な電力を消費することなく、所望の印刷を行うことができるかを判断することが可能である。
具体的に説明すると、例えば、画像出力装置2aが用紙切れ状態であり、画像出力装置2bが印刷可能状態であり、画像出力装置2cが省エネモードであることを情報処理装置1aの画面を通じてユーザIに通知する。ユーザIは、用紙切れである画像出力装置2aへジョブを送信しても直ぐに印刷できないことを知る。また、ユーザIは、省エネモードである画像出力装置2cへジョブを送信しても省エネモードからの復帰により無駄な電力を消費してしまうことを知る。したがって、ユーザIは、画像出力装置2bで印刷すれば、用紙補給するか他の画像出力装置に再送するような煩わしさがなく、また、電力量が無駄に消費されてしまうことがないことを把握できる。
図9は、図7に示す印刷システムにおける情報処理装置1a、画像出力装置2b及び認証装置3bの処理手順を示すフローチャートである。なお、上述したように、画像出力装置2bは、印刷可能状態であり、電源部24(図3参照)がONである。
図9に示すフローチャートでは、画像出力装置2b(図7参照)が印刷可能な状態である場合に(ステップ401)、その画像出力装置2bの場所に行ったユーザIが認証装置3bにIDカードを挿入してIDカードの認証情報を読み込ませることで、認証装置3bは、ユーザIを認証する(ステップ402)。すると、画像出力装置2bの受信部21(図3参照)は、電源制御部25(図3参照)を通じて、認証されたユーザIの情報を取得する。その後、受信部21は、ユーザIが印刷要求したジョブ及びジョブ識別情報の送信を情報処理装置1aに対して求める(ステップ403)。
情報処理装置1aの送信部12(図2参照)は、画像出力装置2bの受信部21からの求めに応じ、蓄積部13(図2参照)に蓄積されているユーザIに係るジョブとジョブ識別情報とを互いに対応づけて画像出力装置2bへ送信する(ステップ404)。
画像出力装置2bの受信部21が、ジョブ及びジョブ識別情報を受信すると、指示部23(図3参照)が、そのジョブを印刷部22(図3参照)に送ることで、印刷部22は、そのジョブを実行して印刷を行う(ステップ405)。これにより、ユーザIは、認証された認証装置3bに対応する画像出力装置2bで、印刷した出力結果を受け取ることができる。
本実施の形態に係る印刷システムを示す概略構成図である。 情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 画像出力装置の構成を説明するブロック図である。 情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 画像出力装置の処理手順を示すフローチャートである。 画像出力装置の消費電力の推移を説明するグラフであり、縦軸が消費電力量、横軸が経過時間である。 本実施の形態に係る印刷システムの応用例を示す概略構成図である。 図7に示す印刷システムにおける情報処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図7に示す印刷システムにおける情報処理装置、画像出力装置及び認証装置の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
PS…印刷システム、1,1a,1b,1c…情報処理装置、11…作成部、12…送信部、13…蓄積部、2,2a,2b,2c…画像出力装置、21…受信部、22…印刷部、23…指示部、24…電源部、25…電源制御部、3,3a,3b,3c…認証装置、4…HUB、C1,C2,C3…ケーブル

Claims (3)

  1. 通信線及び電力線が接続され、当該通信線を介して受信した印刷指示を実行する印刷部を備え、当該印刷部に電力を供給する電源部と当該電源部を制御する制御部とを備える複数の印刷装置と、
    前記複数の印刷装置の各々の経時的に変化する状態を監視する監視部と当該監視部の監視結果をユーザに通知する通知部と当該複数の印刷装置の一に送信する印刷指示を蓄積する蓄積部を備え、当該複数の印刷装置に前記印刷指示を送信する情報処理装置と、
    前記複数の印刷装置の一と接続され、ユーザを識別して認証し認証結果を当該一の印刷装置に送る複数の認証装置と、
    を含み、
    前記情報処理装置は、送信先が指定されない印刷指示を前記蓄積部に蓄積した後に前記通知部にて前記監視部の監視結果をユーザに通知し、
    前記複数の印刷装置の各々は、前記電力線を介して受電した電力で前記制御部が機能すると共に当該電力を前記認証装置に供給し、かつ、当該印刷装置に接続される前記認証装置から認証結果が送られると当該制御部が前記電源部を起動し、
    前記複数の印刷装置の各々は、当該印刷装置に接続される前記認証装置により認証されたユーザの印刷指示の送信を前記情報処理装置に要求し、
    前記情報処理装置は、前記印刷装置からの要求に応じて印刷指示を当該印刷装置に送信することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記蓄積部に蓄積されている印刷指示の送信先となる印刷装置からの要求があると当該蓄積部に蓄積されている印刷指示を送信することを特徴とする請求項に記載の印刷システム。
  3. 通信線と電力線とが一対に構成されたケーブルにより前記認証装置と接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
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