JP5267599B2 - 画像形成装置および画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は,消費電力を抑える節電モードを有する画像形成装置および画像読取装置に関する。さらに詳細には,節電モードでは,通信部への給電を遮断する画像形成装置および画像読取装置に関するものである。
従来から,画像形成装置や画像読取装置等の画像を扱う装置では,省電力化を実現するため,装置が使用されていない間,一部の機能を停止させて消費電力を抑える節電モードに移行するものがある。
例えば,特許文献1では,不使用状態が所定時間以上継続すると節電モードに移行する画像形成装置が開示されている。さらに,特許文献1では,節電モードの際,外部装置との通信インターフェースへの給電が遮断されることが開示されている。
特開2001−345980号公報
しかしながら,従来の装置には,次のような問題があった。すなわち,節電モードに移行するための条件に改善の余地がある。例えば,節電モードにて外部装置との通信インターフェースへの給電を遮断してしまうと,外部装置との通信が不能になり,ジョブを受け付けることができなくなる。そのため,そのような節電モードに切り替えられた装置に対してジョブを入力するには,ユーザは装置まで移動して節電モードを解除し,さらに外部装置まで戻ってジョブの送信を指示しなくてはならない。この場合,節電モードに移行するための条件である停止条件が,満たす可能性が高い条件であると,ユーザがジョブを入力する前に装置が再び節電モードに切り替わってしまうことがあり,ユーザの手間が増える。一方,節電モードへの停止条件が,満たす可能性が低い条件であると,節電モードの動作機会が減り,省電力化に反する。
本発明は,前記した従来の装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,節電モードを有する装置であって,節電モードと非節電モードとの切り替えを効果的に行う画像形成装置および画像読取装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像形成装置は,外部装置から送信される印刷データを受信する受信部と,前記受信部が受信した印刷データを印刷する印刷部と,前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,前記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,前記給電部が前記非節電モードから前記節電モードに移行した後であって,さらに前記切り替え指示によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた場合,前記停止条件を,前記節電モードに移行する前に使用した第1条件よりも,条件を満たす可能性が低い第2条件に変更する変更部とを備えることを特徴としている。
本発明の画像形成装置は,受信部への給電状態を制御するモードとして,節電モードと非節電モードとを有している。また,画像形成装置は,非節電モードから節電モードに切り替えるための停止条件を少なくとも2つ用意している。このうち,第2条件は,第1条件よりも条件を満たし難くなっている。そして,画像形成装置は,節電モードから非節電モードに切り替えられた際,停止条件を第1条件から第2条件に変更する。
すなわち,本発明の画像形成装置では,節電モードに切り替えられる前の停止条件を第1条件とし,節電モードから非節電モードに切り替えられた際に,第1条件よりも条件を満たし難い第2条件に変更する。これにより,ユーザが節電モードから非節電モードへの切り替え指示を入力した後は,再度節電モードに戻ってしまう可能性が低くなり,結果としてそのユーザが印刷データの送信指示を入力するまでの時間を稼ぐことができる。一方で,最初に節電モードに移行する際の停止条件は第1条件であることから,節電モードに移行する可能性は高く,省電力化に資する。
また,本発明の画像形成装置は,ユーザからの操作を受け付ける操作部を備え,前記印刷部での印刷が実行されていない状態の連続時間,あるいは前記印刷部での印刷が実行されておらず,かつ前記操作部がユーザからの操作を受け付けていない状態の連続時間,によって規定される不使用時間の長さが所定時間以上であることを前記停止条件とし,前記第2条件の前記所定時間は,前記第1条件の前記所定時間よりも長いとよい。本構成のように,不使用時間を利用して節電モードに移行する条件を規定することが,省電力化を実現する上で望ましい。
また,前記第2条件は,少なくとも前記印刷部による印刷動作が行われるまでは条件を満たすことがない条件であってもよい。また,第2条件は,条件を満たすことが全く無い条件(電源がリセットされるまで第2条件のまま)であってもよい。この構成により,ユーザの手間をより確実に軽減することができる。
また,本発明の画像形成装置は,前記第1条件および前記第2条件の少なくとも一方の条件を,ユーザ操作によって設定する設定部を備えるとよい。この構成によれば,ユーザ操作に応じて条件を変えることができ,利便性が向上する。
また,前記設定部は,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記第2条件をユーザ操作によって設定するとよい。節電モードを解除したユーザに,そのユーザにとって必要な条件を設定してもらうことで,より利便性が向上する。例えば,停止条件が不使用時間の長さに基づく場合,第1条件の閾値時間が所定時間とすると,第2条件はその所定時間にユーザ入力によって取得した時間分延長した時間を閾値時間とするとよい。
また,本発明の画像形成装置の前記変更部は,前記停止条件を前記第2条件に変更した後に,前記印刷部で印刷データを印刷した場合に,前記停止条件を,前記第2条件から前記第1条件に変更するとよい。印刷を終えた後は,停止条件を第1条件に戻す方が,省電力化を実現する上で好ましい。
また,上記の画像形成装置は,前記切り替え指示を入力したユーザを識別する識別部と,前記受信部が受け付けた印刷データを保有するユーザを判別する判別部とを備え,前記変更部は,前記停止条件を前記第2条件に変更した後に,前記印刷部で印刷データの印
刷が行われた場合,前記判別部にて当該印刷データのユーザを判別し,判別されたユーザと前記識別部で識別されたユーザとが一致することを条件に,前記停止条件を,前記第2条件から前記第1条件に変更するとよい。非節電モードに切り替えたユーザと,印刷データのユーザとを照合することで,第三者(非節電モードへの切り替えを行ったユーザ以外のユーザ)からの印刷指示によって節電モードに切り替えられてしまうことを回避でき,より適切に停止条件を元に戻すことができる。
また,本発明は,外部装置から送信される印刷データを受信する受信部と,前記受信部が受信した印刷データを印刷する印刷部と,前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,前記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,前記切替部によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた後であって,前記印刷部にて印刷データの印刷があった場合,前記停止条件を,前記非節電モードに移行した後に使用した第3条件よりも,条件を満たす可能性が高い第4条件に変更する変更部とを備えることを特徴とする画像形成装置を含んでいる。
すなわち,上記の画像形成装置であっても,非節電モードから節電モードに切り替えるための停止条件を少なくとも2つ用意している。そして,画像形成装置では,節電モードから非節電モードに切り替えられた後であってさらに印刷データを印刷した後に,停止条件を変更する。具体的に,変更後に使用する第4条件は,非節電モードに移行した際に使用した第3条件よりも条件を満たし易い。これにより,非節電モードへの復帰の契機となった印刷データの印刷が終わった後は,速やかに節電モードに戻ることができ,より省電力化を図ることができる。一方で,非節電モードへの復帰の契機となった印刷データの印刷が終わった後に速やかに節電モードに戻ることから,非節電モードへの復帰直後に使用する第3条件について,条件を満たし難いものにしても省電力化への影響は少ない。そのため,第3条件を,条件を満たし難いものにすることで,ユーザが印刷データの送信指示を入力するまでの時間を稼ぐことが期待できる。
また,本発明は,外部装置から送信されるスキャン指示を受信する受信部と,前記受信部が受信したスキャン指示に応じて原稿を読み取る読取部と,前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,前記供給部が前記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,前記給電部が前記非節電モードから前記節電モードに移行した後であって,さらに前記切り替え指示によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた場合,前記停止条件を,前記節電モードに移行する前に使用した第1条件よりも,条件を満たす可能性が低い第2条件に変更する変更部とを備えることを特徴とする画像読取装置を含んでいる。
また,本発明は,外部装置から送信されるスキャン指示を受信する受信部と,前記受信部が受信したスキャン指示に応じて原稿を読み取る読取部と,前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,前記供給部が前記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,前記切替部によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた後であって,前記読取部にて原稿の読み取りがあった場合,前記停止条件を,前記非節電モードに移行した後に使用した第3条件よりも,条件を満たす可能性が高い第4条件に変更する変更部とを備えることを特徴とする画像読取装置を含んでいる。
本発明によれば,節電モードを有する装置であって,節電モードと非節電モードとの切り替えを効果的に行う画像形成装置および画像読取装置が実現される。
実施の形態にかかるMFPの外観を示す斜視図である。 図1に示したMFPの電気的構成を示すブロック図である。 給電制御系の構成を示す斜視図である。 各種モードと給電状況との関係を示す図である。 第1の形態にかかるモード切替処理の手順を示すフローチャートである。 延長設定の画面の一例を示す図である。 第2の形態にかかるモード切替処理の手順を示すフローチャートである。 ユーザ設定の画面の一例を示す図である。 第3の形態にかかるモード切替処理の手順を示すフローチャートである。 第4の形態にかかるモード切替処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,消費電力を抑える節電モードを有する複合機(MFP:Multi Function Peripheral )に本発明を適用したものである。
[MFPの構成]
本形態のMFP100は,図1に示すように,用紙に画像を印刷する画像形成部1(印刷部の一例)と,原稿の画像を読み取る画像読取部2(読取部の一例)とを備えている。画像形成部1の画像形成方式は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。また,カラー画像の形成が可能であっても,モノクロ画像専用であってもよい。
また,MFP100は,その前面側に,各種のボタン(例えば,スタートキー,ストップキー,テンキーの各ボタン)によって構成されるボタン群41,液晶ディスプレイからなる表示部42を備えた操作パネル40(操作部の一例)を備えている。このボタン群41や表示部42により,動作状況の表示やユーザによる操作の入力が可能になっている。
特に,操作パネル40のボタン群41には,節電モードを解除する解除キー43(入力部の一例)がある。MFP100が節電モードで動作中にユーザによって解除キー43が押下されると,給電に関するモードが節電モードからレディモードに切り替えられる。各種モードについては後述する。
[MFPの電気的構成]
続いて,MFP100の電気的構成について説明する。MFP100は,図2に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(Non Volatile RAM)34と,ASIC35と,ネットワークインターフェース36と,FAXインターフェース38とを備えた制御部30を有している。
ROM32は,MFP100を制御するための各種制御プログラムや画像処理プログラム,各種設定,初期値等を記憶している。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは画像読取部2で読み取った原稿の画像データやネットワークインターフェース36を介して送られてくる画像データを一時的に記憶する記憶領域として,利用される。NVRAM34は,不揮発性を有する記憶手段であって,各種設定や画像データ等を保存する記憶領域として利用される。
ASIC35は,画像形成部1,画像読取部2,操作パネル40等と電気的に接続されている。例えば,ASIC35は,画像読取部2から画像データの信号を取得する。また,画像形成部1へ所望の画像を作成するための信号を出力する。また,ボタン群41に入力される各種ボタンの信号を受け付ける。また,表示部42に表示する内容の信号を出力する。
CPU31(切替部,変更部,設定部,識別部,判別部の一例)は,MFP100における画像読取機能,画像形成機能,さらには給電制御機能等の各種機能を実現するための演算を実行し,制御の中枢となるものである。CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,ASIC35を介してMFP100の各構成要素を制御する。
ネットワークインターフェース36(受信部の一例)は,ネットワーク300に接続され,このネットワークインターフェース36を介して他の情報処理装置(例えば,MFP100用のプリンタドライバ21が組み込まれたPC200)とのデータ通信が可能になっている。また,FAXインターフェース38は,公衆回線に接続され,このFAXインターフェース38を介して外部のFAX装置等とデータ通信が可能になっている。
[給電制御]
続いて,MFP100の給電制御について説明する。MFP100は,給電制御系50(給電部の一例)として,図3に示すように,電源部51と,電源部51から供給される電力をMFP100の各種構成要素に分配するスイッチ回路52と,スイッチ回路52の各種スイッチの開閉を制御する給電制御部53とを有している。
電源部51は,例えば商用電源あるいはバッテリと接続し,適切な電力に変換する回路で構成され,変換後の電力をMFP100の各種構成要素に供給する。スイッチ回路52は,モードに応じて,MFP100の各種構成要素に給電するか否かを切り換える。具体的にMFP100には,画像形成部1や画像読取部2への電源系統,制御部30への電源系統,解除キー43を除く操作パネル40への電源系統,解除キー43への電源系統の各種電源系統がある。スイッチ回路52は,各種電源系統への給電のオンオフを切り換える。
ここで,給電制御系50が有するモードについて説明する。給電制御系50は,画像の読み取りや印刷が可能であり,データの送受信が可能であり,さらに操作パネルでの操作の受付けが可能なレディモード(非節電モードの一例)と,データの送受信が可能であり,操作パネルでの操作の受付けが可能であるが,画像の読み取りや印刷が不可能となるスリープモードと,画像の読み取りや印刷,データの送受信,さらに操作パネルでの操作の受付けも全て不可能であり,解除キー43の受け付けのみが可能になる節電モードとを有している。なお,解除キー43は,スリープモードあるいは節電モードから,レディモードに移行する指示を入力するキーである。レディモード中の押下は無視される。
図4は,各種モードと給電状況との関係を示している。図4中,「○」は給電されることを意味し,「×」は給電されないことを意味する。図4に示すように,レディモードでは,画像形成部1,画像読取部2,制御部30,操作パネル40の全てに電力が供給され,印刷動作やスキャン動作が可能になる。MFP100の起動直後は,レディモードで動作する。また,レディモードで動作中,スリープモードに移行するための条件を満たすと,スリープモードに移行する。
スリープモードでは,画像形成部1および画像読取部2への給電を停止する。すなわち,消費電力が大きい定着装置やイメージセンサへの給電を遮断して,消費電力を抑える。一方,制御部30や操作パネル40への給電は継続し,ユーザ指示やジョブの入力を受け付ける。スリープモードで動作中,節電モードに移行するための条件を満たすと,節電モードに移行する。また,レディモードに移行するための条件を満たすと,レディモードに移行する。
節電モードでは,画像形成部1および画像読取部2に加え,制御部30や操作パネル40への給電も遮断する。すなわち,ネットワークインターフェース36やFAXインターフェース38への給電も遮断することから,データの送受信が不可能になる。また,操作パネル40の解除キー43以外の操作の受け付けができなくなる。これらにより,スリープモードよりも消費電力を抑える。一方,解除キー43への給電は継続する。すなわち,解除キー43は,制御部30とは別の回路によって制御され,節電モードであってもユーザ入力を受け付ける。節電モードで動作中,解除キー43を押下すると,レディモードに移行する。
給電制御部53は,MFP100の動作モードに応じて,スイッチ回路52に対して各種電源系統への給電をオンオフする信号を入力する。なお,給電制御部53は,電源部51から直接給電され,節電モード中も動作する。そのため,節電モード中であっても解除キー43への入力を監視し,スイッチ回路52を制御することができる。
[モード切替処理]
[第1の形態]
続いて,上記のモードの切り替え動作を実現するモード切替処理(切替部,変更部,設定部の一例)の手順について,図5のフローチャートを参照しつつ説明する。モード切替処理は,MFP100の主電源がオフからオンになったことを契機に,CPU31によって実行される。
第1の形態では,MFP100は,まず,延長時間αを0に初期化する(S101)。延長時間αは,節電モードに移行するための条件(停止条件)に利用される。その後,レディモードに移行し,MFP100の各種の構成要素への給電を開始する(S102)。次に,MFP100の不使用時間(印刷,読み取り,パネル操作のいずれも行われていない連続時間)を計時するタイマーTを0に初期化し,さらにタイマーTの計時を開始する(S103)。
次に,印刷,読み取り,パネル操作のいずれも行われていない不使用状態であるか否かを判断する(S104)。不使用状態であれば(S104:YES),タイマーTの値が閾値時間Th1以上であるか否かを判断する(S105)。すなわち,不使用時間が閾値時間Th1に達したか否かを判断する。不使用時間が閾値時間Th1に達していない場合には(S105:NO),S104に戻る。
不使用時間が閾値時間Th1に達した場合には(S105:YES),スリープモードに移行する(S106)。すなわち,画像形成部1および画像読取部2への給電を遮断する。その後,不使用状態であるか否かの判断を継続する(S107)。不使用状態であれば(S107:YES),タイマーTの値が閾値時間Th2と延長時間αとの合計時間以上であるか否かを判断する(S108)。閾値時間Th2は閾値時間Th1よりも長い時間である。また,延長時間αは,節電モードに移行したことがない段階であれば0である。不使用時間が閾値時間Th2と延長時間αとの合計時間に達していない場合には(S108:NO),S107に戻る。
不使用時間が閾値時間Th2と延長時間αとの合計時間に達した場合には(S108:YES),節電モードに移行する(S109)。すなわち,制御部30,および解除キー43を除く操作パネル40への給電を遮断する。
S109の後,解除キー43が押下されたか否かを判断する(S110)。解除キー43が押下されていない場合には(S110:NO),ユーザによる解除キー43の押下を待つ。
解除キー43が押下された場合には(S110:YES),制御部30および操作パネル40への給電を再開し,表示部42に延長設定画面を表示する(S111)。延長設定画面では,図6に示すように,節電モードへの移行に必要な不使用時間を延長する時間を設定する。ここで設定された時間が延長時間αとなる(S112)。また,その延長時間αをリセットする解除条件を設定する。解除条件には,印刷の実行,読み取りの実行,パネル操作の実行との3つがある。ユーザは,必要に応じて解除条件を設定する。
延長時間の設定後は,S102に戻り,レディモードに移行する。すなわち,画像形成部1および画像読取部2への給電を再開する。再開後は,S108にて節電モードに移行するか否かを決定する際に,S112で設定した延長時間αが利用される。これにより,節電モードへの移行に必要な不使用時間の長さが,節電モードに移行する前と比較して長くなる。なお,延長設定画面で延長時間に0が入力された場合には,節電モードへの移行に必要な不使用時間の長さは節電モードに移行する前と同じになる。
一方,S104あるいはS107で不使用状態ではないと判断された場合,すなわち印刷,読み取り,パネル操作のいずれかが行われた場合には(S104:NO,S107:NO),S111の延長設定画面で設定した解除条件を満たすか否かを判断する(S121)。例えば,解除条件が印刷実行であった場合には,印刷が実行されたか否かを判断する。
解除条件を満たす場合には(S121:YES),S101に戻り,延長時間αをリセットし,レディモードに移行する。これにより,停止条件が起動時の条件に戻る。解除条件を満たさない場合には(S121:NO),S102に戻り,延長時間αをリセットすることなく,レディモードに移行する。なお,節電モードに移行する前は解除条件が設定されていないため,解除条件を満たさない。
また,解除条件が複数設定されている場合,S121ではその1つでも解除条件が満たされれば解除条件を満たしたと判断する。そのため,延長時間αを早期にリセットし,省電力化を促進したい場合には,解除条件を多く設定するとよい。また,延長設定画面で解除条件を1つも設定しなかった場合には,再度節電モードに移行して解除条件の設定機会を得るまでは延長時間αはリセットされない。そのため,印刷ないし読み取りを確実に行う場合には,解除条件を設定しないようにするとよい。
前述したように,第1の形態のモード切替処理では,節電モードからの復帰時に,延長時間αを設定でき,節電モードへの移行に必要な不使用時間の長さを長くすることができる。そのため,復帰後の節電モードへの条件(第2条件)は,節電モードに移行する前の節電モードへの条件(第1条件)と比較して,条件を満たす可能性が低くなる。よって,ユーザが節電モードからレディモードに切り替えた際,ユーザが印刷データの送信指示等を入力するまでの時間を稼ぐことができ,再度節電モードに戻ってしまう可能性が低くなる。
一方で,起動時に節電モードに移行する際の停止条件は,延長時間αが0である第1条件であることから,節電モードに移行する可能性は高い。また,解除条件を満たした後は延長時間αがリセットされ,停止条件は第1条件に戻る。そのため,省電力化に資する。
[第2の形態]
続いて,モード切替処理(切替部,変更部,設定部,識別部,判別部の一例)の第2の形態の手順について,図7のフローチャートを参照しつつ説明する。第2の形態では,節電モードを解除したユーザと,その後にジョブを投入したユーザとが一致する場合に,節電モードへの移行を許可する。この点,延長時間αの追加によって停止条件を変更する第1の形態と異なる。なお,第1の形態と同じ処理については,同じ符号を付し,説明を省略する。
第2の形態では,MFP100は,まず,解除フラグをOFFにする(S201)。解除フラグは,停止条件に利用される。その後,レディモードに移行し,MFP100の各種の構成要素に給電を開始する(S102)。次に,MFP100の不使用時間を計時するタイマーTを0に初期化し,さらにタイマーTの計時を開始する(S103)。
次に,不使用状態であるか否かを判断する(S104)。不使用状態であれば(S104:YES),タイマーTの値が閾値時間Th1以上であるか否かを判断する(S105)。
不使用時間が閾値時間Th1に達した場合には(S105:YES),スリープモードに移行する(S106)。その後,不使用状態であるか否かの判断を継続する(S107)。不使用状態であれば(S107:YES),タイマーTの値が閾値時間Th2以上であり,かつ解除フラグがOFFであるか否かを判断する(S208)。解除フラグは,節電モードに移行したことがない段階であればOFFである。S208の条件を満たしていない場合には(S208:NO),S107に戻る。
タイマーTの値が閾値時間Th2以上であり,かつ解除フラグがOFFである場合には(S208:YES),節電モードに移行する(S109)。その後,解除キー43が押下されたか否かを判断する(S110)。
解除キー43が押下された場合には(S110:YES),制御部30および操作パネル40への給電を再開し,表示部42にユーザ設定画面を表示する(S210)。ユーザ設定画面では,図8に示すように,解除キー43を押下したユーザを識別する識別情報を設定する。ここで設定された識別情報はRAM33記憶される。なお,識別情報を設定しなかった場合には,所定の識別情報(「ゲストID」とする)が記憶される。ユーザ情報の設定後は,解除フラグをONにする(S211)。S211の後は,S102に戻り,レディモードに移行する。すなわち,画像形成部1および画像読取部2への給電を再開する。
一方,S104あるいはS107で不使用状態ではないと判断された場合には(S104:NO,S107:NO),画像形成部1による印刷あるいは画像読取部2による読み取りが実行されたか否かを判断する(S221)。印刷あるいは読み取りであった場合には(S221:YES),登録されているユーザと,印刷ジョブあるいは読み取りジョブを投入したユーザとが一致するか否かを判断する(S223)。なお,ゲストIDが登録されている場合には,どの印刷ジョブあるいは読み取りジョブであってもユーザが一致したと判断する。
ユーザが一致する場合には(S223:YES),S201に戻って,解除フラグをOFFにしてレディモードに移行する。すなわち,解除キー43を押下したユーザからのジョブを受け付けた場合には,停止条件を起動時の条件に戻す。一方,ユーザが不一致の場合(S223:NO),あるいは印刷でも読み取りでもない,すなわち操作パネル40の操作であった場合には(S221:NO),S102に戻って,解除フラグをOFFにすることなく,レディモードに移行する。
前述したように,第2の形態のモード切替処理では,節電モードからの復帰時に,停止条件にユーザ情報を設定できる。そして,レディモードに復帰させたユーザからのジョブを処理するまで,解除フラグがOFFにならない。解除フラグがONのままでは,S208の条件を満たさない。つまり,節電モードに移行する前の停止条件(第1条件)は,タイマーTの値が閾値時間Th2以上であることのみであるが,復帰後の停止条件(第2条件)は,その条件に,解除フラグがOFFであること,すなわちレディモードに復帰させたユーザからのジョブを処理することが追加される。そのため,第2条件は,第1条件と比較して,条件を満たす可能性が低い。よって,ユーザが解除キー43の押下によって節電モードからレディモードに切り替えた際,そのユーザのジョブを確実に処理することができる。
一方で,起動時における停止条件は,不使用時間の長さと閾値時間Th2とを比較する条件のみの第1条件であることから,節電モードに移行する可能性は高い。また,レディモードに復帰させたユーザの処理を実行した後は解除フラグがリセットされ,停止条件は第1条件に戻る。そのため,省電力化に資する。
[第3の形態]
続いて,モード切替処理(切替部,変更部の一例)の第3の形態の手順について,図9のフローチャートを参照しつつ説明する。第3の形態では,レディモードへの復帰後,節電モードへは移行しない。この点,第1の形態および第2の形態と異なる。なお,第1の形態あるいは第2の形態と同じ処理については,同じ符号を付し,説明を省略する。
第3の形態では,MFP100は,まず,解除フラグをOFFにする(S201)。その後,レディモードに移行し,MFP100の各種の構成要素に給電を開始する(S102)。次に,MFP100の不使用時間を計時するタイマーTを0に初期化し,さらにタイマーTの計時を開始する(S103)。
次に,不使用状態であるか否かを判断する(S104)。不使用状態であれば(S104:YES),タイマーTの値が閾値時間Th1以上であるか否かを判断する(S105)。
不使用時間が閾値時間Th1に達した場合には(S105:YES),スリープモードに移行する(S106)。その後,不使用状態であるか否かの判断を継続する(S107)。不使用状態であれば(S107:YES),タイマーTの値が閾値時間Th2以上であり,かつ解除フラグがOFFであるか否かを判断する(S208)。解除フラグは,節電モードに移行したことがない段階であればOFFである。S208の条件を満たしていない場合には(S208:NO),S107に戻る。
タイマーTの値が閾値時間Th2以上であり,かつ解除フラグがOFFである場合には(S208:YES),節電モードに移行する(S109)。その後,解除キー43が押下されたか否かを判断する(S110)。解除キー43が押下された場合には(S110:YES),解除フラグをONにする(S211)。S211の後は,S102に戻り,レディモードに移行する。
また,S104あるいはS107で不使用状態ではないと判断された場合には(S104:NO,S107:NO),S102に戻って,解除フラグをOFFにすることなく,レディモードに移行する。
前述したように,第3の形態のモード切替処理では,節電モードからの復帰した後は,解除フラグがONのままでありOFFにならない。解除フラグがONのままでは,S208の条件を満たさない。つまり,復帰後の停止条件(第2条件)は,条件を満たすことがない条件となる。よって,ユーザが解除キー43の押下によって節電モードからレディモードに切り替えた際,そのユーザのジョブをより確実に処理することができる。
[第4の形態]
続いて,モード切替処理(切替部,変更部,設定部の一例)の第4の形態の手順について,図10のフローチャートを参照しつつ説明する。第4の形態では,節電モードを解除した直後は停止条件を変更せず,その後に有効条件を満たした場合に,節電モードを解除した直後の停止条件よりも条件を満たし易い条件に変更する。この点,節電モードを解除した直後に,停止条件を満たし難い条件に変更する第1の形態と異なる。なお,第1の形態と同じ処理については,同じ符号を付し,説明を省略する。
第4の形態では,MFP100は,まず,短縮時間βを0に初期化する(S401)。短縮時間βは,停止条件に利用される。その後,レディモードに移行し,MFP100の各種の構成要素に給電を開始する(S102)。次に,MFP100の不使用時間を計時するタイマーTを0に初期化し,さらにタイマーTの計時を開始する(S103)。
次に,不使用状態であるか否かを判断する(S104)。不使用状態であれば(S104:YES),タイマーTの値が閾値時間Th1以上であるか否かを判断する(S105)。不使用時間が閾値時間Th1に達していない場合には(S105:NO),S104に戻る。
不使用時間が閾値時間Th1に達した場合には(S105:YES),スリープモードに移行する(S106)。その後,不使用状態であるか否かの判断を継続する(S107)。不使用状態であれば(S107:YES),タイマーTの値が閾値時間Th2から短縮時間βを引いた差分時間以上であるか否かを判断する(S408)。閾値時間Th2は閾値時間Th1よりも長い時間である。また,短縮時間βは,節電モードに移行したことがない段階であれば0である。不使用時間が閾値時間Th2から短縮時間βとの差分時間に達していない場合には(S408:NO),S107に戻る。
不使用時間が閾値時間Th2から短縮時間βを引いた差分時間に達した場合には(S408:YES),節電モードに移行する(S109)。その後,解除キー43が押下されたか否かを判断する(S110)。解除キー43が押下されていない場合には(S110:NO),ユーザによる解除キー43の押下を待つ。
解除キー43が押下された場合には(S110:YES),制御部30および操作パネル40への給電を再開し,表示部42に短縮設定画面を表示する(S410)。短縮設定画面では,短縮時間βを有効にする有効条件を設定する。有効条件には,第1の形態の延長設定画面と同様に,印刷の実行,読み取りの実行,パネル操作の実行との3つがある。ユーザは,必要に応じて有効条件を設定する。
有効条件の設定後は,S401に戻って短縮時間βを0に初期化し,レディモードに移行する。すなわち,画像形成部1および画像読取部2への給電を再開する。再開直後は,βの値は0になり,レディモードに復帰した直後の停止条件は節電モードに移行する前の停止条件と変わらない。
一方,S104あるいはS107で不使用状態ではないと判断された場合,すなわち印刷,読み取り,パネル操作のいずれかが行われた場合には(S104:NO,S107:NO),短縮設定画面で設定した有効条件を満たすか否かを判断する(S421)。例えば,有効条件がパネル操作であった場合には,パネル操作があったか否かを判断する。なお,節電モードに移行する前は有効条件が設定されていないため,有効条件を満たさない。
有効条件を満たす場合には(S421:YES),短縮時間βに予め定められた所定値を代入し(S422),S102に戻る。なお,S410の短縮設定画面で短縮時間のユーザ入力を可能にした場合は,その入力値を短縮時間βに代入してもよい。その後は,S408にて節電モードに移行するか否かを決定する際に,S422で設定した短縮時間βを利用することになり,節電モードに移行するまでの時間が,有効条件を満たす前と比較して短くなる。つまり,停止条件を満たし易くなる。
有効条件を満たさない場合には(S421:NO),短縮時間βを設定することなく,S102に戻る。なお,有効条件が複数設定されている場合,S421ではその1つでも有効条件が満たされれば有効条件を満たしたと判断する。また,有効条件を1つも設定されなかった場合には,有効条件が満たされないことから短縮時間βは設定されない。
前述したように,第4の形態のモード切替処理では,節電モードからの復帰後であって,さらに印刷等の有効条件を満たした時に,短縮時間βを利用でき,節電モードへの移行に必要な不使用時間の長さを短くすることができる。そのため,復帰後であってさらに有効条件を満たした後の停止条件(第4条件)は,節電モードに移行した直後の停止条件(第3条件)と比較して,条件を満たす可能性が高くなる。これにより,レディモードへの復帰の契機となった印刷データの印刷等が終わった後は,速やかに節電モードに戻ることができ,より省電力化を図ることができる。
一方で,第4条件が条件を満たす可能性が高い条件であることから,第3条件をあらかじめ条件を満たす可能性が低い条件に設定し,ユーザが印刷データの送信指示等を入力するまでの時間を稼いだとしても,省電力化への影響は低い。そのため,省電力化への影響を抑えつつユーザの利便性を向上させることが期待できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFPに限らず,プリンタ,コピー機,スキャナ,FAX装置等,画像形成機能あるいは画像読取機能を備えるものであれば適用可能である。
また,実施の形態では,不使用時間の連続時間によってレディモードからスリープモード,あるいはスリープモードから節電モードへの移行を図っているが,モードの切り替え条件は,不使用時間の連続時間でなくてもよい。例えば,MFP100が複数のPCと接続している場合,MFP100が現時点で通信可能なPCの台数であってもよい。すなわち,通信可能なPCの台数が少ないほどMFP100が使用される可能性は低くなる。そのため,例えば,通信可能なPCが所定台数以下の場合にレディモードからスリープモードあるいは節電モードに切り換えてもよい。また,フォトレジスタ等によって装置周辺の明るさを検知し,周囲が暗くなったと判断した場合にレディモードからスリープモードあるいは節電モードに切り換えてもよい。
また,実施の形態では,MFP100が,レディモードと節電モードとスリープモードとの3つのモードを有しているが,これに限るものではない。例えば,レディモードと節電モードとの2つのモードを切り換える構成であってもよい。また,他のモード(例えば,スリープモードから節電モードに移行するまでの間に,制御部30の通信系(ネットワークインターフェース36,FAXインターフェース38)への給電を遮断するディープスリープモード)を設けてもよい。
また,実施の形態では,制御部30が操作パネル40の制御と通信系の制御とを兼ねているが,通信系を別の制御系によって制御してもよい。この場合,通信系の制御系への給電を遮断し,操作パネル40への給電は維持するモードを設けてもよい。さらにこの場合には,通信系の制御系への給電を再開するキーは,解除キー43のような専用キーに限らず,操作パネル40に設けられた別の目的で使用されるキーであってもよい。
また,実施の形態では,節電モードからレディモードへの復帰時に,ユーザに各種の条件の設定を問い合わせている(S111,S210)が,延長時間α,解除条件,ユーザ登録を行うか否かの設定は,装置の固定値であってもよい。また,PC200に組み込まれたプリンタドライバ21にて延長設定画面やユーザ設定画面と同等の画面を表示し,PC200から各種の条件を設定できるようにしてもよい。
また,実施の形態では,「不使用時間」を,印刷も読み取りもユーザ操作もない状態が継続している時間としているが,これに限るものではない。例えば,印刷も読み取りもない状態が継続している時間としてもよい。すなわち,ユーザ操作があっても不使用状態を維持してもよい。
また,実施の形態は,印刷を実行する場合,すなわちPC200からMFP100に印刷データを入力し,MFP100が印刷を実行する場合の他,読み取りを実行する場合であっても適用可能である。例えば,ユーザがMFP100で原稿をセットし,そのユーザがPC200に戻ってMFP100にスキャン指示を入力し,MFP100がそのスキャン指示に応じて読み取りを開始する場合に,実施の形態を適用できる。
1 画像形成部
2 画像読取部
30 制御部
36 ネットワークインターフェース
40 操作パネル
43 解除キー
51 電源部
52 スイッチ回路
53 給電制御部
100 MFP

Claims (10)

  1. 外部装置から送信される印刷データを受信する受信部と,
    前記受信部が受信した印刷データを印刷する印刷部と,
    前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,
    前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,
    前記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,
    前記給電部が前記非節電モードから前記節電モードに移行した後であって,さらに前記切り替え指示によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた場合,前記停止条件を,前記節電モードに移行する前に使用した第1条件よりも,条件を満たす可能性が低い第2条件に変更する変更部と,
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載する画像形成装置において,
    ユーザからの操作を受け付ける操作部を備え,
    前記印刷部での印刷が実行されていない状態の連続時間,あるいは前記印刷部での印刷が実行されておらず,かつ前記操作部がユーザからの操作を受け付けていない状態の連続時間,によって規定される不使用時間の長さが所定時間以上であることを前記停止条件とし,
    前記第2条件の前記所定時間は,前記第1条件の前記所定時間よりも長いことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載する画像形成装置において,
    前記第2条件は,少なくとも前記印刷部による印刷動作が行われるまでは条件を満たすことがない条件であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
    記第2条件を,ユーザ操作によって設定する設定部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載する画像形成装置において,
    前記設定部は,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記第2条件をユーザ操作によって設定することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
    前記変更部は,前記停止条件を前記第2条件に変更した後に,前記印刷部で印刷データを印刷した場合に,前記停止条件を,前記第2条件から前記第1条件に変更することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6に記載する画像形成装置において,
    前記切り替え指示を入力したユーザを識別する識別部と,
    前記受信部が受け付けた印刷データを保有するユーザを判別する判別部と,
    を備え,
    前記変更部は,前記停止条件を前記第2条件に変更した後に,前記印刷部で印刷データの印刷が行われた場合,前記判別部にて当該印刷データのユーザを判別し,判別されたユ
    ーザと前記識別部で識別されたユーザとが一致することを条件に,前記停止条件を,前記第2条件から前記第1条件に変更することを特徴とする画像形成装置。
  8. 外部装置から送信される印刷データを受信する受信部と,
    前記受信部が受信した印刷データを印刷する印刷部と,
    前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,
    前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,
    前記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,
    前記切替部によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた後であって,前記印刷部にて印刷データの印刷があった場合,前記停止条件を,前記非節電モードに移行した後に使用した第3条件よりも,条件を満たす可能性が高い第4条件に変更する変更部と,
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 外部装置から送信されるスキャン指示を受信する受信部と,
    前記受信部が受信したスキャン指示に応じて原稿を読み取る読取部と,
    前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,
    前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,
    記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,
    前記給電部が前記非節電モードから前記節電モードに移行した後であって,さらに前記切り替え指示によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた場合,前記停止条件を,前記節電モードに移行する前に使用した第1条件よりも,条件を満たす可能性が低い第2条件に変更する変更部と,
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  10. 外部装置から送信されるスキャン指示を受信する受信部と,
    前記受信部が受信したスキャン指示に応じて原稿を読み取る読取部と,
    前記受信部へ電力を供給する非節電モードと,前記受信部へ電力を供給しない節電モードとを有し,モードを変更することで前記受信部への給電状態を制御する給電部と,
    前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切り替え指示の入力を受け付ける入力部と,
    記受信部への給電を停止する条件である停止条件を満たした場合に,前記給電部を前記非節電モードから前記節電モードに切り替え,前記入力部にて前記切り替え指示の入力があった場合に,前記給電部を前記節電モードから前記非節電モードに切り替える切替部と,
    前記切替部によって前記給電部が前記節電モードから前記非節電モードに切り替えられた後であって,前記読取部にて原稿の読み取りがあった場合,前記停止条件を,前記非節電モードに移行した後に使用した第3条件よりも,条件を満たす可能性が高い第4条件に変更する変更部と,
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
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