JP2010002500A - 画像形成装置、画像形成装置の節電方法、及び画像形成装置の節電プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の節電方法、及び画像形成装置の節電プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力をより一層削減可能な画像形成装置、画像形成装置の節電方法、及び画像形成装置の節電プログラムを提供する。
【解決手段】MFPは、予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定し(S110)、節電モード開始条件が満足されていると判定した場合(S110のYES)、コントローラのメモリの内容を保持しつつ外部機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードに移行する(S111〜S115)。さらに、MFP1は、予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定し(S116、S117)、節電モード解除条件が満足されていると判定した場合(S116又はS117のYES)、通信インタフェースを介した通信を可能として節電モードを解除する(S118)。
【選択図】図3

Description

本発明は、従来の節電モードよりも多くの消費電力を削減可能な画像形成装置、画像形成装置の節電方法、及び画像形成装置の節電プログラムに関する。
従来、プリンタやMFP等の画像形成装置の消費電力を低減させるための取り組みが行われてきた。特に、画像形成装置の構成要素のうち特に消費電力の大きいヒータを備えた定着ユニット等の消費電力を低減させるための提案が数多くなされている。
例えば、以下の特許文献1には、インタフェース回路を通じてホスト装置の接続状態を判定し、その結果ホスト装置が非接続状態であればプリンタエンジン(特にヒータランプ等を含む定着ユニット)の電源をオフにしてスリープモードに移行するプリンタが提案されている。
しかし、上記のプリンタにおいては、スリープモード移行後であっても、ホスト装置または操作パネルを介した印刷指示を取得することができるようにプリンタコントローラへの通電は継続される。そのため、プリンタがスリープモードに移行したとしても長時間に亘り印刷指示等が行われない場合には、結果的にプリンタコントローラにより無駄な電力が消費されることになる。
特開平5−338320号公報
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、消費電力をより一層削減可能な画像形成装置、画像形成装置の節電方法、及び画像形成装置の節電プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)画像形成装置であって、予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定する第1判定部と、前記第1判定部により前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ前記画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードを開始する節電モード開始部と、予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定する第2判定部と、前記第2判定部により前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記通信インタフェースを介した通信を可能として前記節電モードを解除する節電モード解除部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記節電モード開始部は、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を停止することにより前記通信インタフェースを介した通信を遮断し、前記節電モード解除部は、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を再開することにより前記通信インタフェースを介した通信を可能とすることを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記第1判定部により前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記コントローラの少なくとも一部の設定情報を前記メモリに保存する設定情報保存部と、前記第2判定部により前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記メモリに保持されている前記設定情報に基づき、前記コントローラの少なくとも一部の設定を行う設定部と、をさらに有することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記第1判定部は、予め定められた節電モード開始時刻が到来したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定することを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(5)前記第2判定部は、予め定められた節電モード解除時刻が到来したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(6)前記節電モードを開始すべきとの指示をユーザから取得する第1取得部をさらに有し、前記第1判定部は、前記第1取得部がユーザから指示を取得したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定することを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(7)前記節電モードを解除すべきとの指示をユーザから取得する第2取得部をさらに有し、前記第2判定部は、前記第2取得部がユーザから指示を取得したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(8)前記画像形成装置が利用された時間帯に関する統計データを収集するデータ収集部と、前記データ収集部が収集した統計データに基づき前記節電モード開始条件及び前記節電モード解除条件の各々を設定する条件設定部と、をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(9)前記節電モードとは消費電力の異なる他の節電モードを実行する実行部をさらに有し、前記他の節電モードは前記通信インタフェースを介した通信に起因して解除されることを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(10)画像形成装置の節電方法であって、予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定するステップ(a)と、前記ステップ(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ前記画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードを開始するステップ(b)と、予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定するステップ(c)と、前記ステップ(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記通信インタフェースを介した通信を可能として前記節電モードを解除するステップ(d)と、を有することを特徴とする方法。
(11)前記ステップ(b)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を停止することにより前記通信インタフェースを介した通信が遮断され、前記ステップ(d)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を再開することにより前記通信インタフェースを介した通信が可能とされることを特徴とする上記(10)に記載の方法。
(12)前記ステップ(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記コントローラの少なくとも一部の設定情報を前記メモリに保存するステップ(e)と、前記ステップ(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記メモリに保持されている前記設定情報に基づき、前記コントローラの少なくとも一部の設定を行うステップ(f)と、をさらに有することを特徴とする上記(10)または(11)に記載の方法。
(13)前記ステップ(a)において、予め定められた節電モード開始時刻が到来したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(10)〜(12)のいずれか1つに記載の方法。
(14)前記ステップ(c)において、予め定められた節電モード解除時刻が到来したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(10)〜(13)のいずれか1つに記載の方法。
(15)前記節電モードを開始すべきとの指示をユーザから取得するステップ(g)をさらに有し、前記ステップ(a)において、前記ステップ(g)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(10)〜(14)のいずれか1つに記載の方法。
(16)前記節電モードを解除すべきとの指示をユーザから取得するステップ(h)をさらに有し、前記ステップ(c)において、前記ステップ(h)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(10)〜(15)のいずれか1つに記載の方法。
(17)前記画像形成装置が利用された時間帯に関する統計データを収集するステップ(i)と、前記ステップ(i)において収集された統計データに基づき前記節電モード開始条件及び前記節電モード解除条件の各々を設定するステップ(j)と、をさらに有することを特徴とする上記(10)〜(16)のいずれか1つに記載の方法。
(18)前記節電モードとは消費電力の異なる他の節電モードを実行するステップ(k)をさらに有し、前記他の節電モードは前記通信インタフェースを介した通信に起因して解除されることを特徴とする上記(10)〜(17)のいずれか1つに記載の方法。
(19)画像形成装置の節電プログラムであって、予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定する手順(a)と、前記手順(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ前記画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードを開始する手順(b)と、予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定する手順(c)と、前記手順(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記通信インタフェースを介した通信を可能として前記節電モードを解除する手順(d)と、を有する処理を前記画像形成装置に実行させることを特徴とするプログラム。
(20)前記手順(b)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を停止することにより前記通信インタフェースを介した通信が遮断され、前記手順(d)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を再開することにより前記通信インタフェースを介した通信が可能とされることを特徴とする上記(19)に記載のプログラム。
(21)前記処理は、前記手順(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記コントローラの少なくとも一部の設定情報を前記メモリに保存する手順(e)と、前記手順(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記メモリに保持されている前記設定情報に基づき、前記コントローラの少なくとも一部の設定を行う手順(f)と、をさらに有することを特徴とする上記(19)または(20)に記載のプログラム。
(22)前記手順(a)において、予め定められた節電モード開始時刻が到来したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(19)〜(21)のいずれか1つに記載のプログラム。
(23)前記手順(c)において、予め定められた節電モード解除時刻が到来したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(19)〜(22)のいずれか1つに記載のプログラム。
(24)前記処理は、前記節電モードを開始すべきとの指示をユーザから取得する手順(g)をさらに有し、前記手順(a)において、前記手順(g)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(19)〜(23)のいずれか1つに記載のプログラム。
(25)前記処理は、前記節電モードを解除すべきとの指示をユーザから取得する手順(h)をさらに有し、前記手順(c)において、前記手順(h)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする上記(19)〜(24)のいずれか1つに記載のプログラム。
(26)前記処理は、前記画像形成装置が利用された時間帯に関する統計データを収集する手順(i)と、前記手順(i)において収集された統計データに基づき前記節電モード開始条件及び前記節電モード解除条件の各々を設定する手順(j)と、をさらに有することを特徴とする上記(19)〜(25)のいずれか1つに記載のプログラム。
(27)前記処理は、前記節電モードとは消費電力の異なる他の節電モードを実行する手順(k)をさらに有し、前記他の節電モードは前記通信インタフェースを介した通信に起因して解除されることを特徴とする上記(19)〜(26)のいずれか1つに記載のプログラム。
(28)上記(19)〜(27)のいずれか1つに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードに、画像形成装置の状態を移行させることができる。その結果、ユーザにとっての利便性を損なうことなく、特に画像形成装置が長時間に亘り使用されないとき等の、画像形成装置の消費電力をより一層削減することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
−MFPの全体構成(図1)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのMFP(Multiple Function Peripheral;多機能周辺機器)1の全体構成を示すブロック図である。図1のように、MFP1は、MFP1全体の動作を制御するコントローラ11、コントローラ11の指令を受けてヒータ、モータ、センサ等の機械部品の動作を制御するメカ制御部12、コントローラ11及びメカ制御部12への電力供給を行う電源装置13を備えている。ただし、本実施形態のMFP1の構成は図1に示すものに限定されない。
−コントローラの構成(図2)
次に、上記のコントローラ11についてさらに詳細に説明する。図2は、コントローラ11の構成を示すブロック図である。図3のように、コントローラ11は、CPU111、ノースブリッジ112、ROM113、RAM114、時計部115、操作部116、通信インタフェース117、及びメカ制御部通信用デバイス118を備えており、これらはノースブリッジ112を介して接続されている。以下これらの構成要素について順に説明する。
CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)111は、プログラムに従って各部の制御や各種の演算処理等を行う。ROM112は不揮発性の記憶部であり、各種プログラムやパラメータ等を格納している。RAM113は揮発性の記憶部であり、作業領域として一時的にプログラムやデータ等を記録する。なお、本明細書においてRAM114は「メモリ」とも称される。
特に、本実施形態のROM113は、MFP1の各部の動作を制御するためのプログラムであるファームウェアを格納している。このファームウェアは、MFP1の起動時にROM113からRAM114に読み出されてCPU111により実行される。
時計部115は、現在時刻を示す時刻表示機能とともに、所定時点からの経過時間を測定するタイマ機能を備えており、現在時刻が予め定めた時刻に達したとき、及び測定時間が予め定めた時間に達したときにCPU111への割り込みを行うことができるように構成されている。
操作部116は、各種情報を表示し、または各種設定入力を行うタッチパネル、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー、各種設定条件を初期化するリセットキー等の各種固定キー、表示ランプ等からなる。特に、本実施形態の操作部116は、第2の節電モード(後述)を解除すべきとの解除指示をユーザから取得するための解除ボタン等を備えており、この解除指示を取得したときにCPU111への割り込みを行うことができるように構成されている。
通信インタフェース117は、外部機器と通信を行うためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によるネットワークインタフェースや、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394等のシリアルインタフェース、SCSI、IEEE1284等のパラレルインタフェース、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11、HomeRF、IrDA等の無線通信インタフェース等の各種ローカル接続インタフェース、電話回線に接続するための電話回線インタフェース等が用いられる。特に、本実施形態の通信インタフェース117は、外部機器からMFP1への印刷指示としての印刷ジョブ等を受信する。
メカ制御部通信用デバイス118は、CPU111の指令をメカ制御部12に伝送する。メカ制御部12は、メカ制御部通信用デバイス118から受信した指令に従い、ヒータ、モータ、センサ等の個々の機械部品の動作を制御する。これによりMFP1は、外部機器から受信した印刷ジョブ等に基づく画像を帯電、露光、現像、転写、及び定着等からなる印刷工程を経て記録用紙に印刷するプリント機能や、ADF(Auto Document Feeder;自動原稿搬送装置)等により所定の読取位置にセットされた原稿に蛍光ランプ等の光源から当てたときの反射光をCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等により光電変換することで得られた電気信号から画像データ(ビットマップデータ)を生成するスキャン機能や、スキャン機能により生成した画像データに基づく画像を記録用紙に印刷するコピー機能等を実行することができる。
ノースブリッジ112は、CPU111と各部を連結し、CPU111の指令をメカ制御部通信用デバイス118に伝送する。また、ノースブリッジ112はRAM114の内部/外部へのデータの書き込み/読み出し、及びRAM114内のデータ保持のためのリフレッシュを実行するメモリコントローラ112aを内蔵している。
本実施形態のコントローラ11は、従来のコントローラと同様に、MFP1本体の電源がオンにされたら、以下(1)〜(5)に示す動作を実行する(以下の(1)〜(5)は、図中の(1)〜(5)に対応している)。
(1)ROM113に格納されているファームウェアを読み出す。
(2)ROM113から読み出したファームウェアをRAM114に書き込む。なお、RAM114に書き込まれたファームウェア等のデータはメモリコントローラ112aにより保持される。
(3)RAM114に書き込まれたファームウェアをCPU11により実行する。
(4)通信インタフェース117により外部機器から印刷ジョブを受信したら、それをRAM114に書き込みCPU111により処理する。
(5)CPU111の指令をメカ制御部通信用デバイス118によりメカ制御部12に伝送する。指令を受けたメカ制御部12は、ヒータ、モータ、センサ等の機械部品の動作を制御して、プリント機能、スキャン機能、コピー機能等をMFP1に実行させる。
また、本実施形態のコントローラ11は、メカ制御部12への通電が停止される一方で外部機器と通信するための通信インタフェース117を介した通信が可能であり、通信インタフェース117を介した通信によって解除される「第1の」節電モードのほか、以下の(A)〜(D)に示す動作を実行することで、「第1の」節電モードよりも多くの消費電力削減が可能な「第2の」節電モードへとMFP1の状態を移行させることができる(以下の(A)〜(D)は、図中の(A)〜(D)に対応している)。このような第2の節電モードにおいては、メカ制御部12への通電が停止されることに加えて、通信インタフェース117を介した通信が遮断される。本実施形態では、例えば、CPU111、ROM113、通信インタフェース117、メカ制御部通信用デバイス118を含むコントローラ11の大部分へのアクセスが停止される。
(A)時計部115が示す現在時刻が所定時刻に達したら、コントローラ11の各部の設定状態を示すレジスタ設定情報(以下、「リブート情報」ともいう)を生成してRAM114に書き込む。なお、メモリコントローラ112aは、第2の節電モード移行後もRAM114のリフレッシュを継続し、RAM114内のファームウェア及びリブート情報を保持する。
(B)時計部115が示す現在時刻が所定時刻t1に達したら、コントローラ11の各部へのアクセスを停止する。さらに、時計部115が示す現在時刻がt2に達したら、コントローラの各部へのアクセスを再開するとともに、RAM114に保持されているリブート情報に基づき、アクセスが再開されたコントローラ11の各部の初期化を行う。
(C)操作部116が第2の節電モードの解除指示を取得したら、コントローラ11の各部へのアクセスを再開するとともに、RAM114に保持されているリブート情報に基づき、アクセスが再開されたコントローラ11の各部の初期化を行う。
以上のような構成により、本実施形態のMFP1は、コントローラ11の大部分へのアクセスが停止される第2の節電モードに移行することで、第1の節電モードよりも多くの消費電力削減を実現する。
−フローチャート(図3)
次に、本実施形態に係るMFP1の動作について説明する。図3は、本実施形態に係るMFP1における処理の手順を示すフローチャートである。図3のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、ROM113等に制御プログラムとして記憶されており、動作開始の際にCPU111により読み出されて実行される。MFP1は、本体電源がONにされたら再度OFFにされるまでの間、図3のフローチャートに示される処理を繰り返し実行する。
先ず、MFP1は、ユーザにより本体電源がONにされたら、CPU111、ノースブリッジ112、ROM113、RAM114を初期化してから(S101)、ROM113に格納されたファームウェアを読み出してRAM114に書き込む(S102)。
そして、MFP1は、RAM114においてファームウェアを実行し、通信インタフェース117、メカ制御部通信用デバイス118、時計部115、操作部116を初期化する(S103)。これにより、MFP1は、外部から印刷指示を受け付けたら直ちに印刷を実行できる通常運転モードへ移行し、実際に印刷指示を受け付けるまでそのまま待機する。なお、ここでの「印刷指示」とは、MFP1が通信インタフェース117により受信した印刷ジョブに基づく印刷指示のみならず、操作部13を介してユーザから取得した原稿の複写指示をも含むものである。また、S103における時計部115の初期化の際には、時計部115のタイマ機能による測定時間Tが0にリセットされ、その時点からの経過時間の測定が開始される。
上記のように通常運転モードに移行したMFP1は、外部からの指令を受け付けない限り(S104のNO)、時計部115による測定時間Tが、予め定められた「第1の節電モード」への移行時間T1に達するまで通常運転モードのまま待機を続ける(S106のNO)。ここでの「指令」とは、外部からMFP1に対してなされる任意の動作指令を意味しており、上記の印刷指示のみならず操作部116に対するユーザの任意の操作を含むものである。他方、時計部115による測定時間TがT1に達する前に外部からの指令を受け付けた場合(S104のYES)、MFP1は、測定時間Tを0にリセットしてから(S105)、S104に戻り、再び通常運転モードのまま待機を始める。
そして、MFP1は、時計部115による測定時間TがT1に達したら、メカ制御部12への通電を停止して(S107)第1の節電モードに移行する。ここで、第1の節電モードへの移行時間T1は例えば60分であるが、これは操作部116を介したユーザの操作等により任意に変更可能である。なお、第1の節電モードへの移行後も、コントローラ11の通信インタフェース117を介した通信は可能である。そのため、MFP1は、印刷指示を受け付けたら、直ちに第1の節電モードを解除して通常運転モードに復帰することができる。しかし、第1の節電モードへの移行後であっても、コントローラ11により電力が消費される。
上記のように第1の節電モードに移行したMFP1は、外部からの指令を受け付けない限り(S108のNO)、時計部115が示す現在時刻tが、予め定められた第2の節電モードへの移行時刻t1に達するまで第1の節電モードのまま待機を続ける(S110のNO)。他方、時計部115が示す現在時刻tがt1に達する前に、外部からの指令を受けた場合(S108のYES)、MFP1は、S107において通電が停止されたメカ制御部12への通電を再開するとともに(S109)、時計部115の測定時間Tを0にリセットして(S105)通常運転モードに復帰する。
そして、MFP1は、時計部115が示す現在時刻tが、第2の節電モードへの移行時刻t1に達したら(S110のYES)、S111〜S115の手順で、第1の節電モードから第2の節電モードへと移行する。ここで、第2の節電モードへの移行時刻t1は例えば21時00分であるが、移行時刻t1は操作部116を介したユーザの操作等により任意に変更可能である。以下、S111〜s115の具体的な手順について説明する。
先ず、MFP1は、前述のリブート情報を作成してRAM114に書き込む(S111)。前述の通り、リブート情報とは第2の節電モード移行時にアクセスが停止されるコントローラ11の各部のレジスタ設定情報であり、これは第2の節電モードから通常運転モードへの迅速な復帰のために用いられる。
続いて、CPU111はスリープ状態になる(S112)。ここで、CPU111は、時計部115又は操作部116からの割り込みのみ受付可能なスリープ状態へと切り替えられる。これにより、CPU111による消費電力は大幅に削減される。ただし、この場合も、メモリコントローラ112aへの通電は続けられる。S112終了時点において、メモリコントローラ112aがRAM114のリフレッシュを継続しているため、ファームウェア及びリブート情報を含むRAM114内のデータは保持されている。
続いて、MFP1は、ROM114、通信インタフェース117、メカ制御部通信用デバイス118へのアクセスを順次停止する(S113、S114、S115)。なお、ここでの「アクセス」とは、データの書き込み/読み出しを意味する。これにより、ROM114、通信インタフェース117、メカ制御部通信用デバイス118の各部による消費電力が大幅に削減される。なお、S113、S114、S115では、ROM114、通信インタフェース117、メカ制御部通信用デバイス118へのアクセスを停止するのではなく通電を停止してもよい。S113、S114、S115の各々の終了時点において、メモリコントローラ112aがRAM114のリフレッシュを継続しているため、ファームウェア及びリブート情報を含むRAM114内のデータは保持されている。
以上のように、第2の節電モードにおいては、メカ制御部12への通電が停止されることに加え、コントローラ11のCPU111、ROM114、通信インタフェース117、メカ制御部通信用デバイス118へのアクセスが停止される。そのため、第2の節電モード時には、第1の節電モードよりも多くの消費電力が節減されることになる。そして、第2の節電モード移行後のMFP1は、CPU111において時計部115又は操作部116からの割り込みを受け付けることにより通常運転モードに復帰する。このとき、RAM114にはファームウェア及びリブート情報が保持されているので、通常モードへの迅速な復帰が可能となる。
続いて、MFP1は、操作部113において第2の節電モードの解除指示を受け付けない限り(S116のNO)、時計部115が示す現在時刻tが、予め定められた第2の節電モードの解除時刻t2に達するまで第2の節電モードのまま待機を続ける(S117のNO)。他方、時計部115が示す現在時刻tがt2に達する前に解除指示を受け付けた場合(S116のYES)、MFP1は、アクセス停止状態にあるコントローラ11の各部へのアクセスを再開し(S118)、ファームウェアを実行して(S103)、通常運転モードに復帰する。なお、ここでの処理は、RAM114に保持されているファームウェア及びリブート情報に基づいて行われる。そのため、通常運転モードへの復旧に伴い、第2の節電モードへの移行前のMFP1の設定状態が再現されることになる。
また、MFP1は、時計部115が示す現在時刻tが、第2の節電モードの解除時刻t2に達したら(S117のYES)、アクセス停止状態にあるコントローラ11の各部へのアクセスを再開し(S118)、ファームウェアを実行して(S103)、通常運転モードに復帰する。ここでの処理も、RAM114に保持されているファームウェア及びリブート情報に基づいて行われる。
なお、上記のような第2の節電モードにおいては、通信インタフェース117へのアクセスが停止されているので、同モード中にユーザにより印刷指示が行われてもMFP1はその印刷指示を受け付けることができない。そのため、MFP1が第2の節電モード中である場合、ユーザは操作部116に設けられた解除ボタンを押下して同モードを解除した上で印刷指示を行う必要がある。しかし、MFP1が第2の節電モードでの運転を行う時間帯(t1〜t2)は、深夜や休日等のMFP1の使用頻度が極めて低い時間帯に合わせて設定可能であるため、同モードが途中で解除されることはほとんどない。
また、MFP1は、第2の節電モードへの移行後もRAM114においてファームウェアを保持しているので、同モード解除時に再度ROM113からRAM114にファームウェアを読み出す必要がなく、短時間で通常運転モードに復帰することができる。よって、MFP1が第2の節電モードに移行することでユーザにとっての利便性が損なわれることはない。
以上のように、本実施形態によれば、コントローラ11のRAM114の内容を保持しつつ通信インタフェース117を介した通信を遮断する第2の節電モードに、MFP1の状態を移行させることができる。その結果、ユーザにとっての利便性を損なうことなく、特にMFP1が長時間に亘り使用されないとき等の、MFP1の消費電力をより一層削減することできる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。例えば、上記の実施形態では、本発明の画像形成装置としてプリント機能、スキャン機能、コピー機能を備えたMFPを例に挙げたが、本発明の画像形成装置はこれに限定されるものではない。本発明の画像形成装置の他の態様としては、スキャナ、プリンタ、デジタル複写機、ファクシミリ装置等の単体又はこれらの2つ以上の機能を有するMFP等が挙げられる。
本発明による画像形成装置は、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても、また、上記各手順を記述したプログラムをCPUが実行することによっても実現することができる。後者により本発明を実現する場合、画像形成装置を動作させる上記プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成装置の一機能としてその装置のソフトウエアに組み込んでもよい。
本発明の一実施形態に係るMFPの全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るMFPのコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るMFPにおける処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MFP、
11 コントローラ、
111 CPU、
112 ノースブリッジ、
112a メモリコントローラ、
113 ROM、
114 RAM、
115 時計部、
116 操作部、
117 通信インタフェース、
118 メカ制御部通信用デバイス、
12 メカ制御部、
13 電源装置。

Claims (28)

  1. 画像形成装置であって、
    予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1判定部により前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ前記画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードを開始する節電モード開始部と、
    予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部により前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記通信インタフェースを介した通信を可能として前記節電モードを解除する節電モード解除部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記節電モード開始部は、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を停止することにより前記通信インタフェースを介した通信を遮断し、
    前記節電モード解除部は、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を再開することにより前記通信インタフェースを介した通信を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1判定部により前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記コントローラの少なくとも一部の設定情報を前記メモリに保存する設定情報保存部と、
    前記第2判定部により前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記メモリに保持されている前記設定情報に基づき、前記コントローラの少なくとも一部の設定を行う設定部と、をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1判定部は、予め定められた節電モード開始時刻が到来したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2判定部は、予め定められた節電モード解除時刻が到来したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記節電モードを開始すべきとの指示をユーザから取得する第1取得部をさらに有し、
    前記第1判定部は、前記第1取得部がユーザから指示を取得したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記節電モードを解除すべきとの指示をユーザから取得する第2取得部をさらに有し、
    前記第2判定部は、前記第2取得部がユーザから指示を取得したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置が利用された時間帯に関する統計データを収集するデータ収集部と、
    前記データ収集部が収集した統計データに基づき前記節電モード開始条件及び前記節電モード解除条件の各々を設定する条件設定部と、をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  9. 前記節電モードとは消費電力の異なる他の節電モードを実行する実行部をさらに有し、
    前記他の節電モードは前記通信インタフェースを介した通信に起因して解除されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の節電方法であって、
    予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ前記画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードを開始するステップ(b)と、
    予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定するステップ(c)と、
    前記ステップ(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記通信インタフェースを介した通信を可能として前記節電モードを解除するステップ(d)と、を有することを特徴とする方法。
  11. 前記ステップ(b)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を停止することにより前記通信インタフェースを介した通信が遮断され、
    前記ステップ(d)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を再開することにより前記通信インタフェースを介した通信が可能とされることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記ステップ(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記コントローラの少なくとも一部の設定情報を前記メモリに保存するステップ(e)と、
    前記ステップ(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記メモリに保持されている前記設定情報に基づき、前記コントローラの少なくとも一部の設定を行うステップ(f)と、をさらに有することを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記ステップ(a)において、予め定められた節電モード開始時刻が到来したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 前記ステップ(c)において、予め定められた節電モード解除時刻が到来したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1つに記載の方法。
  15. 前記節電モードを開始すべきとの指示をユーザから取得するステップ(g)をさらに有し、
    前記ステップ(a)において、前記ステップ(g)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項10〜14のいずれか1つに記載の方法。
  16. 前記節電モードを解除すべきとの指示をユーザから取得するステップ(h)をさらに有し、
    前記ステップ(c)において、前記ステップ(h)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項10〜15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 前記画像形成装置が利用された時間帯に関する統計データを収集するステップ(i)と、
    前記ステップ(i)において収集された統計データに基づき前記節電モード開始条件及び前記節電モード解除条件の各々を設定するステップ(j)と、をさらに有することを特徴とする請求項10〜16のいずれか1つに記載の方法。
  18. 前記節電モードとは消費電力の異なる他の節電モードを実行するステップ(k)をさらに有し、
    前記他の節電モードは前記通信インタフェースを介した通信に起因して解除されることを特徴とする請求項10〜17のいずれか1つに記載の方法。
  19. 画像形成装置の節電プログラムであって、
    予め定められた節電モード開始条件が満足されているか否かを判定する手順(a)と、
    前記手順(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記画像形成装置の動作を制御するコントローラのメモリの内容を保持しつつ前記画像形成装置の外部の機器と通信するための通信インタフェースを介した通信を遮断する節電モードを開始する手順(b)と、
    予め定められた節電モード解除条件が満足されているか否かを判定する手順(c)と、
    前記手順(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記通信インタフェースを介した通信を可能として前記節電モードを解除する手順(d)と、を有する処理を前記画像形成装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  20. 前記手順(b)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を停止することにより前記通信インタフェースを介した通信が遮断され、
    前記手順(d)において、前記通信インタフェースへのアクセス又は通電を再開することにより前記通信インタフェースを介した通信が可能とされることを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  21. 前記処理は、前記手順(a)において前記節電モード開始条件が満足されていると判定された場合、前記コントローラの少なくとも一部の設定情報を前記メモリに保存する手順(e)と、
    前記手順(c)において前記節電モード解除条件が満足されていると判定された場合、前記メモリに保持されている前記設定情報に基づき、前記コントローラの少なくとも一部の設定を行う手順(f)と、をさらに有することを特徴とする請求項19または20に記載のプログラム。
  22. 前記手順(a)において、予め定められた節電モード開始時刻が到来したときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項19〜21のいずれか1つに記載のプログラム。
  23. 前記手順(c)において、予め定められた節電モード解除時刻が到来したときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項19〜22のいずれか1つに記載のプログラム。
  24. 前記処理は、前記節電モードを開始すべきとの指示をユーザから取得する手順(g)をさらに有し、
    前記手順(a)において、前記手順(g)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード開始条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項19〜23のいずれか1つに記載のプログラム。
  25. 前記処理は、前記節電モードを解除すべきとの指示をユーザから取得する手順(h)をさらに有し、
    前記手順(c)において、前記手順(h)でユーザから指示が取得されたときに前記節電モード解除条件が満足されていると判定されることを特徴とする請求項19〜24のいずれか1つに記載のプログラム。
  26. 前記処理は、前記画像形成装置が利用された時間帯に関する統計データを収集する手順(i)と、
    前記手順(i)において収集された統計データに基づき前記節電モード開始条件及び前記節電モード解除条件の各々を設定する手順(j)と、をさらに有することを特徴とする請求項19〜25のいずれか1つに記載のプログラム。
  27. 前記処理は、前記節電モードとは消費電力の異なる他の節電モードを実行する手順(k)をさらに有し、
    前記他の節電モードは前記通信インタフェースを介した通信に起因して解除されることを特徴とする請求項19〜26のいずれか1つに記載のプログラム。
  28. 請求項19〜27のいずれか1つに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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