JP2010054563A - 画像形成装置、制御装置、およびプログラム - Google Patents

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Seiji Honda
誠司 本田
Masashi Ono
真史 小野
Tatsuyuki Tanaka
辰幸 田中
Koichi Azuma
恒一 東
Tetsuya Hori
哲也 堀
Takeshi Ikeda
健 池田
Hideo Takeuchi
英夫 竹内
Tsutomu Nakaminato
努 中港
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Abstract

【課題】画像形成装置を構成する画像形成機能部や制御機能部各々での電力消費の低減を図る。
【解決手段】画像形成ユニット2、および画像形成ユニット2との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部(画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8)各々での動作状況を示す動作情報と、画像形成ユニット2および制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する機内サーバ10を備えており、画像形成ユニット2および複数の制御機能部の各々は、専用ライン12を介して機内サーバ10から取得した動作情報および状態情報により電源供給・停止を自ら制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、制御装置、およびプログラムに関する。
プリンタや複写機、ファクシミリ等の画像形成装置では、例えばネットワーク等の通信回線や電話回線などを介して接続された端末装置、専用線で接続された画像読取装置等から画像データ等を受け取り、印刷処理を行う。また、これらの画像形成装置では、例えば、予め定めた時間以上に亘って画像データ等の入力がない場合などにて、一般に、消費電力を低く抑える所謂省電力状態に移行するように制御されることが多い。
特許文献1には、ジョブ実行に応じた電源制御を行うために、実行しようとするジョブが特定された時点で、ジョブ実行に必要なユニットに対して電源供給を行うとともに、ユニットの起動を指示するようにして、必要な時のみに電源の電力を消費するようにした技術が開示されている。これにより、画像形成装置が消費する電力を必要最小限としている。
特開2006−231532号公報
ここで一般の画像形成装置では、消費電力の低減を図るに際して、処理に必要な制御ユニットへの電源供給、および不必要な制御ユニットへの電源供給の停止は、画像形成装置全体を制御する起動制御手段(SCU:System Control Unit)によって行われる。例えば、起動制御手段(SCU)は、次に実行するジョブに必要となる制御ユニットを判断し、電源供給が必要な制御ユニットに電源を供給する制御を行う。
しかしながら、かかる場合に、画像形成機能部や各種制御機能部などの各制御ユニットの電源供給・停止についての状況を、ジョブ種類毎に予め起動制御手段(SCU)で把握しておく必要がある。そのためには、例えば、節電の移行条件が異なる制御ユニット毎に起動制御手段(SCU)の制御プログラムの変更が余儀なくされる。また、制御ユニット構成などに一部、変更があった場合には、同様に起動制御手段(SCU)の制御プログラムを変更する必要があった。
本発明は、画像形成装置を構成する画像形成機能部や各種制御機能部の判断で電源モードを遷移し、画像形成機能部や制御機能部各々での電力消費の低減を図ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成機能部と、電源供給・停止を制御可能な一単位であって前記画像形成機能部との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部と、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々での動作状況を示す動作情報と、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する情報保持手段と、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々と前記情報保持手段とを接続する機内通信手段と、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々に電力を供給する電力供給手段とを備え、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々は、前記機内通信手段を介して前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報により電源供給・停止を自ら制御することを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々に配置され、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々の設定状態を常時検出する検出手段と、前記検出手段を制御する検出制御手段とをさらに備え、前記検出制御手段は、前記検出手段にて常時検出される検出信号を処理して現在の前記状態情報を生成し、生成した当該状態情報を前記情報保持手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々は、自身の動作状況に変動が生じた場合または予め定めた時間間隔毎に、自身の動作状況を前記情報保持手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々は、予め定めた時間間隔毎に前記情報保持手段から前記動作情報および前記状態情報を取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、前記画像形成機能部は、自らを個別に制御する画像形成制御手段を備え、複数の前記制御機能部は、自らを個別に制御する複数の機能部制御手段を各々備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、ジョブ実行の開始時にて、前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報により前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部がジョブ実行の開始を把握した場合に、当該ジョブ実行に関連しない何れかの機能部は、当該動作情報および当該状態情報の取得の前の電源供給・停止の状態を維持することを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の画像形成装置である。
請求項7に記載の発明は、電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成機能部、および電源供給・停止を制御可能な一単位であって当該画像形成機能部との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部各々での動作状況を示す動作情報と、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する情報保持手段から当該動作情報と当該状態情報とを取得する情報取得手段と、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々に対応して個別に設けられ、前記情報取得手段にて取得した前記動作情報と前記状態情報とにより当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々への電源供給・停止を個別に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする制御装置である。
請求項8に記載の発明は、前記情報保持手段は、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々の設定状態を検出する検出手段にて常時検出される検出信号から生成された前記状態情報を記憶することを特徴とする請求項7記載の制御装置である。
請求項9に記載の発明は、前記情報取得手段は、予め定めた時間間隔毎に前記情報保持手段から前記動作情報および前記状態情報を取得することを特徴とする請求項7記載の制御装置である。
請求項10に記載の発明は、前記制御手段は、ジョブ実行の開始時にて、前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報によりジョブ実行の開始を把握し、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部が当該ジョブ実行に関連しないと判断した場合には、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部にて当該動作情報および当該状態情報の取得の前の電源供給・停止の状態を維持すること特徴とする請求項7乃至9何れかに記載の制御装置である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成機能部、および電源供給・停止を制御可能な一単位であって当該画像形成機能部との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部各々での動作状況を示す動作情報と、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する情報保持手段から当該動作情報と当該状態情報とを取得する機能と、取得した前記動作情報と前記状態情報とにより前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々への電源供給・停止を制御する機能とを実現するプログラムである。
請求項12に記載の発明は、前記動作情報と前記状態情報とを取得する機能は、予め定めた時間間隔毎に前記情報保持手段から当該動作情報および当該状態情報を取得することを特徴とする請求項11記載のプログラムである。
請求項13に記載の発明は、前記制御する機能は、ジョブ実行の開始時にて、前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報によりジョブ実行の開始を把握し、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部が当該ジョブ実行に関連しないと判断した場合には、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部にて当該動作情報および当該状態情報の取得の前の電源供給・停止の状態を維持すること特徴とする請求項11または12記載のプログラムである。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成装置を構成する画像形成機能部や制御機能部各々での電力消費の低減を図ることができる。
本発明の請求項2によれば、画像形成機能部および複数の制御機能部各々における最新の設定状態を把握することができる。
本発明の請求項3によれば、画像形成機能部および複数の制御機能部各々における最新の動作状況を把握することができる。
本発明の請求項4によれば、予め定めた時間間隔毎に動作情報および状態情報を取得することで、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成機能部および制御機能部での節電状態を維持することができる。
本発明の請求項5によれば、各画像形成機能部および各制御機能部毎の機能に応じた節電状態を設定することができる。
本発明の請求項6によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ジョブ実行に関連しない機能部での電力消費を抑制することができる。
本発明の請求項7によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成装置を構成する画像形成機能部や制御機能部各々での電力消費の低減を図ることができる。
本発明の請求項8によれば、画像形成機能部および複数の制御機能部各々における最新の設定状態を把握することができる。
本発明の請求項9によれば、予め定めた時間間隔毎に動作情報および状態情報を取得することで、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成機能部および制御機能部での節電状態を維持することができる。
本発明の請求項10によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ジョブ実行に関連しない機能部での電力消費を抑制することができる。
本発明の請求項11によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成装置を構成する画像形成機能部や制御機能部各々での電力消費の低減を図ることができる。
本発明の請求項12によれば、予め定めた時間間隔毎に動作情報および状態情報を取得することで、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成機能部および制御機能部での節電状態を維持することができる。
本発明の請求項13によれば、本発明を採用しない場合に比べて、ジョブ実行に関連しない機能部での電力消費を抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置1の全体構成の一例を示した図である。図1に示す画像形成装置1は、各色の画像データ(画像情報)に基づき画像形成を行う画像形成機能部の一例としての画像形成ユニット2、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し画像形成ユニット2に送る制御機能部の一例としての画像読取ユニット3を備えている。また、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行う制御機能部の一例としてのユーザインターフェース(UI)ユニット4、例えば公衆電話回線を介して画像情報の送受信を行う制御機能部の一例としてのファクシミリ(FAX)ユニット5を備えている。さらに、画像形成ユニット2の筐体内部、または画像形成ユニット2に外付けで設けられ、画像形成ユニット2に用紙を供給する制御機能部の一例としてのトレイユニット6、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等で構成される外部記憶装置である制御機能部の一例としてのメモリユニット7を備えている。
また、画像形成装置1は、画像形成装置1全体の動作や通信回線を介した通信等を制御するシステム制御ユニット8、各ユニットに配置されたセンサ(後述)を一括して制御する検出制御手段の一例としてのセンサ制御ユニット9を備えている。さらに、各ユニットの現在の動作状況に関する情報(動作情報)やセンサにて検出された情報(状態情報)を保持する情報保持手段の一例としての機内サーバ10、各部に電力を供給する電力供給手段の一例としての電力供給ユニット11を備えている。
図2は、図1に示す画像形成装置1の機能構成相互間の通信系統を説明する図である。本実施の形態では、画像形成機能部である画像形成ユニット2、および制御機能部である画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8、センサ制御ユニット9が、機内サーバ10と個別に1対1で接続されている。本実施の形態では、画像形成機能部や各制御機能部を構成するユニット各々と、機内サーバ10との間をそれぞれ機内通信手段の一例である専用の信号ライン(専用ライン12)で接続し、各ユニットと機内サーバ10との間で通信を行うように構成している。その一方で、画像形成機能部および各制御機能部の相互間には信号ラインが接続されておらず、画像形成機能部および各制御機能部は、相互の通信を直接的には行わない。すなわち、本実施の形態では、画像形成機能部および各制御機能部は、機内サーバ10を介して間接的に他のユニットの動作状況等を把握するように構成されている。
また、本実施の形態では、各種の状態や状態量(設定状態)を検出するセンサが配置されたユニット(画像形成ユニット2、画像読取ユニット3、UIユニット4、トレイユニット6)では、各ユニットに配置されたセンサとセンサ制御ユニット9とをそれぞれ専用の信号ライン(専用ライン13)で接続している。そして、センサ制御ユニット9は、これらのユニットに配置された各センサを直接制御し、各センサからの検出信号を一括して処理する。
また、本実施の形態では、外部の機器(外部機器)とは、システム制御ユニット8を介して外部LAN14によって接続されている。
そして各ユニットには、後述するような電源供給・停止状態の判断や電源供給・停止の制御を各々、実行するための制御部(CPU)が設けられている。すなわち、図2に示すように、制御部(CPU)として、画像形成ユニット2には画像形成制御手段(制御手段)の一例としての画像形成制御部92、画像読取ユニット3には機能部制御手段(制御手段)の一例としての画像読取制御部93が設けられている。また、UIユニット4には機能部制御手段(制御手段)の一例としてのUI制御部94、FAXユニット5には機能部制御手段(制御手段)の一例としてのFAX制御部95が設けられている。また、トレイユニット6には機能部制御手段の一例としてのトレイ制御部96、メモリユニット7には機能部制御手段(制御手段)の一例としてのメモリ制御部97が設けられている。さらに、システム制御ユニット8には機能部制御手段(制御手段)の一例としてのシステム制御ユニット制御部98、センサ制御ユニット9にはセンサ制御ユニット制御部99が設けられている。
そして、これらの制御部(CPU)は、機内サーバ10と専用ライン12を介して接続され、機内サーバ10との間で情報の送受信を行う。
また、各ユニットには、各ユニットの状態や状態量(設定状態)を検出する検出手段の一例としてのセンサが設けられている。すなわち、図2に示すように、センサとして、画像形成ユニット2には検出手段である画像形成ユニット検出部(センサ)82、画像読取ユニット3には検出手段である画像読取ユニット検出部(センサ)83が設けられている。また、UIユニット4には検出手段であるUIユニット検出部(センサ)84、トレイユニット6には検出手段であるトレイユニット検出部(センサ)86が設けられている。
例えば、画像形成ユニット検出部82には、機内の温湿度(状態量)を検出するセンサ、用紙搬送路中に滞留した用紙(ジャム紙)の有無(状態)を検出するセンサ、前扉の開閉状態の有無(状態)を検出するセンサ、定着器の温度(状態量)を検出するセンサ、現像器内のトナー量が規定量以上か否か(状態)を検出するセンサ等が含まれる。画像読取ユニット検出部83には、画像読取ユニット3に設けられた原稿送り装置(ADF)への原稿の設置(状態)を検出するセンサ、原稿が設置されるプラテンガラスを覆う原稿台カバーの開閉(状態)を検出するセンサ、原稿送り装置内の用紙搬送路中に滞留した原稿(ジャム紙)の有無(状態)を検出するセンサ、機内の温湿度(状態量)を検出するセンサ等が含まれる。UIユニット検出部84には、パネルへのユーザ操作(状態)を検出するタッチセンサ等が含まれる。トレイユニット検出部86には、複数の用紙収容容器(トレイ)各々での用紙の有無(状態)を検出するセンサ、用紙サイズ(状態)を検出するセンサ等が含まれる。
そして、これらのセンサは、センサ制御ユニット9と専用ライン13を介して接続され、各センサが検出した各ユニットの状態や状態量(設定状態)に関する情報をセンサ制御ユニット9に対して送信する。
次の図3は、図1に示す画像形成装置1の電力供給系統を説明する図である。本実施の形態では、画像形成装置1の画像形成ユニット2および他のユニット(画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8、センサ制御ユニット9)、さらに機内サーバ10には電力ライン15が接続されており、この電力ライン15に接続されている電力供給ユニット11を介して電力が供給される。電力供給ユニット11は、常夜電源として予め定めた電圧(24V)の電力を常時供給する。
そして、画像形成機能部である画像形成ユニット2、各種制御機能部である画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8各々は、電力供給ユニット11から供給される電力を自らの判断で制御し、画像形成装置1の動作状況に応じた電源モードを選択する。すなわち、画像形成ユニット2、各種制御機能部である画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8は、個別に電源モードの制御が可能な単位であり、例えば、
(i)システム・スリープ時の電源オフ(OFF)、
(ii)スタンバイ時の電力5V、
(iii)ジョブ実行時の電力24V
などの電源モードを自らの判断により制御する。
本実施の形態では、これら電源モードの制御を行うに際して、画像形成ユニット2および他のユニット(画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8)は、現在の自身のシステム状態(動作状況)に関する情報(動作情報)を機内サーバ10に登録(記憶)する。さらに、センサ制御ユニット9は、各センサにて検出された各ユニットの状態や状態量(設定状態)に関する情報(状態情報)を登録する。それにより、機内サーバ10は、各ユニットに関する現在の動作情報と、各ユニットに関する現在の状態情報とを保持する。そして、画像形成機能部および各種制御機能部は、予め定めた時間間隔(例えば10msec〜数sec程度)毎に機内サーバ10から他のユニットの動作情報や状態情報を取得する。
画像形成機能部および各種制御機能部は、機内サーバ10から取得した他のユニットの動作情報や状態情報に基づき、さらには予め定めた時間経過に応じて、電源モードの遷移を自らの判断により実行する。すなわち、画像形成ユニット2の画像形成制御部92、各種制御機能部(画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8)の制御部(画像読取制御部93、UI制御部94、FAX制御部95、トレイ制御部96、メモリ制御部97、システム制御ユニット制御部98)は、機内サーバ10から取得した他のユニットの動作情報や状態情報から自身の電源供給・停止状態を自ら判断し、電力供給手段である電力供給ユニット11からの電源供給・停止の制御を自ら実施する。したがって、画像形成制御部92および制御部(画像読取制御部93、UI制御部94、FAX制御部95、トレイ制御部96、メモリ制御部97、システム制御ユニット制御部98)は、機内通信手段(専用ライン12)を介して機内サーバ10から情報を取得する情報取得手段としても機能する。
なお、このような電源供給・停止の制御は、各ユニット単位で行われる他、この各ユニットを構成するユニット内の各デバイス(各構成要素)単位においても実行される。すなわち、各ユニットを構成する各デバイスは、各デバイス間を接続するユニット内LAN(後述)に各々、接続されている。そして、各デバイスに設けられた制御部が、機内サーバ10から取得した他のユニットの動作情報や状態情報に基づき、自身の電源供給・停止状態を自ら判断し、電源供給・停止の制御を自ら実施するように構成してもよい。
〔各ユニット内の説明〕
各ユニット内で行われる電源供給・停止の制御について、画像形成ユニット2を代表例として説明する。
図4は、画像形成ユニット2の機能構成を説明する図である。画像形成機能部である画像形成ユニット2は、各種機構(デバイス)を動作させて各色の画像データに基づき画像形成処理を行っている。図4に示す画像形成ユニット2は、ユニット内LAN21に、各デバイスを制御する各種制御部22が接続されている。この各種制御部22としては、電子写真方式の画像形成処理を制御する帯電制御部、露光制御部、現像制御部、転写制御部、定着制御部などがある。これらの各種制御部22は、機構部23の各種機構(デバイス)を制御する。より具体的には、各種制御部22は、メカトロニクスI/O(IN/OUT)を介して、機構部23に配置されたモータやソレノイド、クラッチなどのデバイスの動作を制御している。また、機構部23に配置された感光体ドラムを帯電する際の帯電器や、感光体ドラムを露光するレーザ露光器などのデバイスに供給するプロセス設定値を制御している。
また、ユニット内LAN21には、画像形成制御部92が接続されている。画像形成制御部92は、画像形成ユニット2の電源モードの遷移を制御するに際して、予め定められたプログラムに従ってデジタル演算処理を実行する演算手段の一例としてのCPU101、CPU101により実行されるプログラム等が格納されるRAM102、CPU101により実行されるプログラム等にて用いられる設定値等のデータが格納されたROM103、書き換え可能で電源供給が途絶えた場合にもデータを保持するEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ(EEPROM)104、機内サーバ10やユニット内LAN21を介して接続された各デバイスとの信号の入出力を制御するインターフェース(I/F)部105を備えている。
ここで、メモリユニット7には画像形成制御部92により実行されるプログラムが格納されており、画像形成制御部92がこの処理プログラムを読み込むことによって、画像形成ユニット2の電源モードの遷移制御が実行される。すなわち、画像形成ユニット2の電源モードの遷移制御を実行するプログラム等が、例えばメモリユニット7としてのハードディスクやDVD−ROM等から画像形成制御部92のRAM102に読み込まれる。そして、RAM102に読み込まれたプログラムに基づいて、CPU101が各種処理を行う。このプログラムに関するその他の提供形態としては、予めROM103に格納された状態にて提供され、RAM102にロードされる形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROM103を備えている場合には、画像形成制御部92がセッティングされた後に、プログラムだけがROM103にインストールされ、RAM102にロードされる形態がある。また、インターネット等の外部LAN14を介して各制御部にプログラムが伝送され、各制御部のROM103にインストールされ、RAM102にロードされる形態がある。
画像形成制御部92のCPU101は、I/F部105を介して予め定めた時間間隔(例えば10msec〜数sec程度)毎に機内サーバ10との間で通信を行い、機内サーバ10から専用ライン12を介して他のユニットの動作情報および状態情報を取得する。そしてCPU101は、取得した他のユニットの動作情報や状態情報をEEPROM104に記憶する。他のユニットの動作情報や状態情報に変更があった場合には、EEPROM104を新たな情報で更新して、EEPROM104には常時、他のユニットに関する現在の動作情報や状態情報を記憶しておく。
CPU101は、EEPROM104に記憶された他のユニットに関する現在の動作情報や状態情報を参照して、画像形成ユニット2に設定する電源モードを決定する。この決定も、機内サーバ10との間の通信間隔に同期させて、または機内サーバ10との間の通信とは非同期に、予め定めた時間間隔で行う。そして、CPU101は、決定した電源モードを設定するために、I/F部105からユニット内LAN21を介して画像形成ユニット2内での電源モードを設定する画像形成電源部25に電源モード設定制御信号を送信する。それにより、CPU101により決定された電源モードが画像形成電源部25により設定される。
また、画像形成制御部92のCPU101は、画像形成ユニット2での電源モードの遷移を制御する機能に加えて、画像形成ユニット2内の各種制御部22から現在の動作状況に関する情報(動作情報)を取得する機能も備えている。そして、CPU101は、I/F部105を介して予め定めた時間間隔で機内サーバ10と通信を行った際に、または、各種制御部22での動作状況に変動が生じた際に、各種制御部22から取得した画像形成ユニット2における現在の動作情報を専用ライン12を介して機内サーバ10に登録する。
画像形成ユニット2に設けられた画像形成電源部25は、画像形成ユニット2内の電源部であり、電力供給ユニット11から常夜電源として予め定めた電圧(24V)の電力が電力ライン15を介して常時供給される。そして、画像形成電源部25は、画像形成制御部92による制御の下で、DC−DCコンバータにより低電圧化したスタンバイ電力(5V)を制御用電力ライン26から各種制御部22に提供する(電源供給状態)。また、稼働電力ライン27から稼働電力(24V)を機構部23に提供する(電源供給状態)。さらに、スタンバイ電力(5V)も稼働電力(24V)も停止する状態(電源停止状態)を設定する。
ただし、画像形成電源部25は、電源停止状態を設定した場合においても、予め定めた時間間隔(例えば10msec〜数sec程度)毎に制御用電力ライン26からスタンバイ電力(5V)を供給する。それにより、CPU101は、予め定めた時間間隔毎に起動され、機内サーバ10との通信を行って、他のユニットの動作情報や状態情報を取得する。この場合に、スタンバイ電力(5V)の供給時間は数μsec程度に設定されるので、電源停止状態での消費電力は極めて低く維持される。
また、画像形成ユニット2は、検出手段である画像形成ユニット検出部(センサ)82を備えている。画像形成ユニット検出部82は、機内の温湿度や定着器の温度、現像器内のトナー残量等といった画像形成ユニット2の状態量や、用紙搬送路中に滞留した用紙(ジャム紙)の有無、前扉の開閉状態等といった画像形成ユニット2の状態を検出する。そして、専用ライン13を介して接続されたセンサ制御ユニット9に対して、画像形成ユニット検出部82が検出した画像形成ユニット2の状態や状態量(設定状態)に関する情報を送信する。
また、画像形成ユニット検出部82は、画像形成電源部25を介さず、電力供給ユニット11から常夜電源として予め定めた電圧(24V)の電力が電力ライン15を介して常時供給される。それにより、画像形成ユニット2に設定された電源モードの如何に拘わらず、常時画像形成ユニット2の状態や状態量(設定状態)を検出し、センサ制御ユニット9に送信する。
ここでは、画像形成ユニット2を例に説明したが、他の制御機能部(画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8)も基本的な構成は同様である。
これに対し、センサ制御ユニット9は、機内サーバ10と同様に、電源モードの遷移は行われず、常に動作状態が設定される。そして、各センサから送信された各ユニットの状態や状態量(設定状態)に関する状態情報を機内サーバ10に常時送り、記憶する。そして、各ユニットの状態や状態量に変動があった場合には、機内サーバ10に記憶された状態情報を更新する。それにより、各ユニットに設定された電源モードが如何なるものであっても、機内サーバ10には各ユニットの現在の状態情報が記憶される。
なお、本実施の形態では、センサ制御ユニット9が各ユニットに配置された各センサを直接制御し、各センサからの検出信号を一括して処理するものとしたが、センサ制御ユニット9を各ユニット毎に配置するように構成してもよい。
ここで、図5は、機内サーバ10に登録(記憶)された状態情報の一例を示した図である。図5に示したように、機内サーバ10には、例えば画像形成ユニット2での現在の機内の温湿度情報、用紙搬送路中に滞留した用紙(ジャム紙)の有無情報、前扉の開閉状態の有無情報、定着器の現在の温度情報、現像器内のトナー量が規定量以上か否かの情報等が含まれる。また、例えばトレイユニット6に配置された複数のトレイ1〜3(用紙収容容器)における用紙の有無情報、用紙サイズ情報等が含まれる。
さらに、例えば画像読取ユニット検出部83での画像読取ユニット3に設けられた原稿送り装置(ADF)への原稿の設置情報、原稿が設置されるプラテンガラスを覆う原稿台カバーの開閉情報、原稿送り装置内の用紙搬送路中に滞留した原稿(ジャム紙)の有無情報、機内の温湿度情報等が含まれる。また、UIユニット検出部84でのパネルへのユーザ操作状況等が含まれる。
なお、図5は、機内サーバ10に登録された状態情報の一例を示したものであり、機内サーバ10には、状態情報に加えて、上記した動作情報も記憶される。
〔電源モード遷移の動作説明〕
次に、画像形成機能部および制御機能部、統合制御機能部の動作について説明する。
図6〜図8では、画像形成ユニット2、画像読取ユニット3、FAXユニット5、UIユニット4、およびシステム制御ユニット8の電源モード遷移の状態を説明している。各ユニットでは、制御部が機内サーバ10から他のユニットの動作情報や状態情報を取得する。そして、制御部が取得した他のユニットの動作情報や状態情報に基づいて、個別の判断により電源モードを遷移し、節電状態を維持する。さらに、各ユニットの制御部はユニット自身の現在の動作情報を機内サーバ10に登録する。また、センサ制御ユニット9は、各ユニットの現在の状態情報を機内サーバ10に登録する。
なお、この図6〜図8に示した例では、画像形成ユニット2、画像読取ユニット3、FAXユニット5が自らの判断で遷移する状態として、電源オフ状態、5Vのオン状態、24Vのオン状態の3状態が示されている。また、UIユニット4が自らの判断で遷移する状態として、電源オフ状態、LEDのオフ状態、24Vのオン状態の3状態が示されている。さらに、システム制御ユニット8の電源遷移状態として、電源オフ状態、CPUオフ状態、5Vのオン状態、24Vのオン状態の4状態が示されている。
〔ファクシミリ受信があった場合の電源モード遷移〕
まず、図6は、ファクシミリ受信があった場合の電源モード遷移の状態を示した図である。
図に示す「電源オン(ON)」は、例えば画像形成装置1の全体のスイッチ(メインスイッチ)がオフからオンされた状態であり、各ユニットは電源オンにより初期化処理を開始する。
図に示す「レディ(Ready)」状態は、システム全体として、プリントや複写、ファクシミリ、スキャナ等の各種の画像処理動作が実行可能な状態であり、各ユニットの初期化処理が終了した状態である。画像形成ユニット2、画像読取ユニット3、FAXユニット5、UIユニット4の各ユニットは、各々が初期化処理を行う。そして、各ユニットは、初期化処理の終了後、専用ライン12を介して、初期化処理を終了してレディ状態になったことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。システム制御ユニット8は、各ユニットがレディ状態となったことを機内サーバ10に登録された動作情報から認識し、必要に応じて、例えば外部機器に対して「画像形成装置1がレディ状態にあること」旨の情報を提供する。なお、「レディ状態」では、初期化が完了した時点で、直ちに稼働することが必要ではないユニットは、自らの判断で電源レベルを低いレベルに下げ、節電を行う。その後に稼働の必要のないユニットにおいては、自ら積極的に非稼働とすることで、良好な節電状態を維持する。その場合に、電源レベルを低いレベルに設定した動作情報がユニットから機内サーバ10に登録される。
図の「節電モード」は、ユーザから認識できる節電状態として、レディ状態になった後に例えば予め定めた時間を経過しても画像情報の入力がない場合に、UIユニット4およびシステム制御ユニット8が節電モードに移行した状態である。UIユニット4のパネルの照明も消えて(LEDオフ(OFF)状態)、システム制御ユニット8のシステム制御ユニット制御部98がオフしている状態(CPUオフ(OFF)状態)である。
ただし、システム制御ユニット8では、外部LAN14を介した外部機器からの印刷ジョブデータの受信を監視する機能部(ASIC)が節電モードにおいてもオンされている。そして、ASICは、印刷ジョブデータの受信があった場合に、システム制御ユニット制御部98をCPUオフ状態から5Vのオン状態に移行させる。
また、システム制御ユニット制御部98がCPUオフ状態に設定された場合であっても、システム制御ユニット8内の電源部は、予め定めた時間間隔(例えば10msec〜数sec程度)毎に制御用電力ライン26からスタンバイ電力(5V)を供給する。それにより、システム制御ユニット制御部98は、予め定めた時間間隔毎に起動され、機内サーバ10との通信を行って、他のユニットの動作情報や状態情報を取得する。
図2および図6を参照しながら、さらに詳述する。
まず、電力供給ユニット11から電力ライン15を介して電源がオンされ、画像形成装置1がシステム起動されると、各ユニットに設けられた各センサは、各ユニットの状態および状態量を検知して、センサ制御ユニット9に検知信号を送る。そして、センサ制御ユニット9は、各ユニットの現在の状態情報を機内サーバ10に登録する。その後、初期化処理が必要なユニットは、自身が初期化するのに適した電源モードを設定する。具体的には、電源がオンされると、画像形成ユニット2、画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、およびシステム制御ユニット8は、電源オフの状態から24V電源オンの状態へ遷移する。図6には示していないが、トレイユニット6、メモリユニット7、センサ制御ユニット9、および機内サーバ10も同様である。そして、この電源状態にて、センサ制御ユニット9および機内サーバ10以外の各ユニットは、各ユニットが必要な状態情報を機内サーバ10から取得する。例えば、画像形成ユニット2は、機内サーバ10からトレイユニット6における用紙の有無や用紙サイズに関する状態情報、画像形成ユニット2自身における現像器内のトナー残量や用紙搬送路中に滞留したジャム紙の有無に関する状態情報等を取得する。そして、各ユニットは、取得した状態情報を参照して初期化処理を実行する。
また、各ユニットは、初期化処理を完了すると、初期化処理を完了したことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。さらに、各ユニットは、機内サーバ10から他のユニットの現在の動作情報および状態情報を取得する。そして各ユニットは、機内サーバ10から取得した他のユニットの現在の動作情報および状態情報に基づき、初期化処理の完了後の予め定めた時間の経過後においても電源レベルを24Vのオン状態に維持するか、または予め定めた時間の経過後に電源レベルを24Vのオン状態よりも低いレベルのモードに移行するかを各ユニット自らの判断により行う。
図6に示すように、例えば、画像形成ユニット2の画像形成制御部92は、電源がオンされると、まず、機内サーバ10から他のユニットの現在の状態情報を取得する。そして、画像形成ユニット2は初期化処理を開始し、取得した他のユニットの現在の状態情報を参照して、自らの判断により、自らの基準に基づき、初期化処理中に24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行する。画像形成ユニット2では、画像形成ユニット2に設けられたデバイスの初期化処理は比較的短い時間で完了する。そのため、初期化処理中にデバイスでの初期化処理が完了した時点で、画像形成ユニット2のデバイスが全体で稼働するために必要な24Vのオン状態から、画像形成ユニット2をコントロールする部分である画像形成制御部92(CPU101)等が稼働していなければならない5Vのオン状態へと移行する。
画像形成制御部92は、初期化処理を完了すると、初期化処理を完了したことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。さらに、初期化処理を完了しレディ状態に移行した後、機内サーバ10から他のユニットの現在の動作情報および状態情報を取得する。そして画像形成制御部92は、取得した他のユニットの現在の動作情報および状態情報に基づき、自らの判断により、自らの基準に基づき、5Vのオン状態から電源オフ状態へと移行する。
また、画像読取ユニット3の画像読取制御部93は、電源がオンされると、機内サーバ10から他のユニットの現在の状態情報を取得し、この状態情報を参照して初期化処理を行う。画像読取ユニット3での初期化処理は、画像読取ユニット3に設けられたデバイスでの各種設定処理が主であることから、デバイス全体が稼働するために必要な24Vのオン状態で初期化処理を終了する。画像読取制御部93は、初期化処理を完了すると、初期化処理を完了したことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
初期化処理を完了しレディ状態に移行した後、画像読取制御部93は、機内サーバ10から他のユニットの現在の動作情報および状態情報を取得する。そして画像読取制御部93は、取得した他のユニットの現在の動作情報および状態情報に基づき、自らの判断で、自らの基準に基づき、5Vのオン状態へと移行する。この5Vのオン状態を設けることで、例えば、この間に複写指示や画像読取指示があった場合に通信の初期化に要する時間を削減し、ユーザに対してアウトプットの提供をより迅速に行う。5Vのオン状態の後には、画像読取制御部93による自らの判断で、自らの基準に基づき、電源オフ状態へと移行する。
FAXユニット5は、電源がオンされると、機内サーバ10から他のユニットの現在の状態情報を取得し、この状態情報を参照して初期化処理を行う。そして、FAXユニット5での初期化処理も、FAXユニット5に設けられたデバイスでの各種設定処理が主であることから、24Vのオン状態で初期化を終了する。FAXユニット5のFAX制御部95は、初期化処理を完了すると、初期化処理を完了したことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
初期化処理を完了しレディ状態に移行した後、FAX制御部95は、機内サーバ10から他のユニットの現在の動作情報および状態情報を取得する。そしてFAX制御部95は、取得した他のユニットの現在の動作情報および状態情報に基づき、自らの判断で、自らの基準により、特別に5Vのオン状態の期間を設けずに、24Vのオン状態から電源オフ状態へと移行する。
UIユニット4は、電源がオンされると、機内サーバ10から他のユニットの現在の状態情報を取得し、この状態情報を参照して初期化処理を行う。そして、UIユニット4においても、24Vのオン状態で初期化を終了する。UIユニット4のUI制御部94は、初期化処理を完了すると、初期化処理を完了したことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
初期化処理を完了しレディ状態に移行した後、UI制御部94は、機内サーバ10から他のユニットの現在の動作情報および状態情報を取得する。そしてUI制御部94は、取得した他のユニットの現在の動作情報および状態情報に基づき、レディ状態に移行した後も、自らの判断で、画像読取ユニット3やFAXユニット5に比べてさらに長い時間の間、24Vのオン状態を維持する。これは、例えば複写指示などのユーザからの操作入力がなされる場合を考慮し、そのときの立ち上げ時間を短くして、直ちに処理動作に移行できるようにするためである。その後、一旦、5Vのオン状態へと移行した後、UI制御部94による自らの判断で、自らの基準に基づき、電源オフ状態へと移行する。
システム制御ユニット8においても、電源がオンされると、機内サーバ10から他のユニットの現在の状態情報を取得し、この状態情報を参照して初期化処理を行う。そして、システム制御ユニット8においても、24Vのオン状態で初期化を終了する。システム制御ユニット8のシステム制御ユニット制御部98は、初期化処理を完了すると、初期化処理を完了したことを示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
初期化処理を完了しレディ状態に移行した後、システム制御ユニット制御部98は、機内サーバ10から他のユニットの現在の動作情報および状態情報を取得する。そしてシステム制御ユニット制御部98は、取得した他のユニットの現在の動作情報および状態情報に基づき、レディ状態に移行した後も、自らの判断で、一定時間、24Vのオン状態を維持する。それにより、ユーザによる画像処理指示などの各種指示に対して直ちに処理が開始できる状態を維持する。その後、一旦、5Vのオン状態へと移行した後、システム制御ユニット制御部98による自らの判断で、自らの基準に基づき、CPUオフ状態へと移行する。
そして、節電モードへ移行した後にFAXユニット5が着呼を検知した場合、FAXユニット5では、FAX制御部95が電源オフ状態から5Vのオン状態へと移行する。それにより、FAX制御部95は、ファクシミリデータの受信を行うに際しての通信速度やデータ形式等の情報を送信先との間でやり取りする通信ネゴシエーションを行う。FAX制御部95は、通信ネゴシエーションを完了すると、FAXユニット5の電源モードを5Vのオン状態から24Vのオン状態へと移行させ、FAXユニット5の機構部をオンする。それにより、FAXユニット5は、ファクシミリデータの受信を開始する。
FAX制御部95は、ファクシミリデータの受信を開始すると、ファクシミリデータによって得られた情報から、ファクシミリデータが例えばメモリユニット7に設けられた親展ボックス等に記憶しておくものであるか、或いは、画像形成ユニット2にて直ちに画像形成するものであるかを判別する。そして、この判別の結果に対応した動作情報を機内サーバ10に登録する。具体的には、FAX制御部95は、メモリユニット7に設けられた親展ボックス等に記憶する動作情報や、画像形成ユニット2にて画像形成する動作情報を機内サーバ10に登録する。
なお、図6の例では、FAX制御部95がファクシミリデータに関する画像形成を行うことを示す動作情報(画像形成動作情報)を機内サーバ10に登録した場合を示している。
各ユニットは、機内サーバ10に登録された画像形成動作情報および状態情報を取得し、自らの判断で、電源モードを設定する。
具体的には、システム制御ユニット8では、機内サーバ10から画像形成動作情報および状態情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98がCPUオフ状態から5Vのオン状態に移行する。そして、システム制御ユニット制御部98は、取得した画像形成動作情報を認識して、システム制御ユニット8の電源モードを24Vのオン状態に移行させる。それにより、システム制御ユニット8は、FAXユニット5が受信したファクシミリデータ(画像データ)を例えばシステム制御ユニット8内のフラッシュメモリに蓄積する処理を開始する。それとともに、システム制御ユニット制御部98は、蓄積したファクシミリデータ(画像データ)の画像形成処理(ジョブ)を開始することを示す動作情報(ジョブ開始情報)を機内サーバ10に登録する。
画像形成ユニット2では、機内サーバ10からジョブ開始情報および状態情報を取得すると、画像形成制御部92は、画像形成ユニット2の電源モードを電源オフ状態から24Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像形成ユニット2の機構部23(図4参照)をオンして、画像形成の準備動作を開始(ジョブ開始)する。具体的には、機構部23に含まれる定着部を定着可能状態に設定するウォームアップ処理を開始する。そして、定着部のウォームアップ処理が完了すると、画像形成制御部92は、ウォームアップ処理が完了したことを示す動作情報(ウォームアップ完了情報)を機内サーバ10に登録する。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10からウォームアップ完了情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、蓄積した画像データを画像形成ユニット2に転送する。
それにより、画像形成ユニット2は、システム制御ユニット8から取得した画像データに基づく画像形成(プリント)を開始する。この場合に、画像形成ユニット2は、機内サーバ10から取得した状態情報により、トレイユニット6に収容されている用紙のサイズが把握できている。そのため、画像形成ユニット2では、改めてトレイユニット6に収容されている用紙のサイズを検知することなく、直ちに用紙サイズに合わせた画像データの展開処理(デコンポーズ)を開始できる。それによって、プリントに要する時間が短縮される。
図6には示していないが、トレイユニット6においても同様の経緯を経て、用紙を供給する動作を開始する。
この場合に、画像形成制御部92およびトレイユニット6のトレイ制御部96は、画像形成動作を開始したことを通知する動作情報(画像形成開始動作情報)を機内サーバ10に登録する。
これに対し、画像読取ユニット3では、機内サーバ10に画像形成動作情報やジョブ開始情報、ウォームアップ完了情報、画像形成開始動作情報が登録されても、これらの動作情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、画像読取ユニット3は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。
UIユニット4でも、機内サーバ10に画像形成動作情報やジョブ開始情報、ウォームアップ完了情報、画像形成開始動作情報が登録されても、これらの動作情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、UIユニット4は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。
ところで、プリントを開始した画像形成ユニット2内およびトレイユニット6内において、画像形成ユニット2に設けられた制御部(各種制御部22)やトレイユニット6に設けられた制御部が、画像形成ユニット2を構成する各デバイス(機構部23)やトレイユニット6を構成する各デバイス、および制御部自身の電源供給・停止状態を自ら判断し、各デバイスおよび制御部自身への電源供給・停止の制御を自ら実施するように構成してもよい。
例えば、画像形成ユニット2を例に述べると、画像形成ユニット2は、デバイスとして、各色トナー像が形成される感光体ドラムを帯電する帯電器、感光体ドラムを露光するレーザ露光器、感光体ドラムに形成された潜像を現像する現像器を備えている。さらに画像形成ユニット2は、各感光体ドラムにて形成された各色トナー像を中間転写部材に順次転写(一次転写)する一次転写器、中間転写部材上の各色トナー像を用紙に一括転写(二次転写)する二次転写器、各色トナー像を用紙上に定着する定着器を備えている。ところが、これらのデバイスの中には、画像形成動作中において常時動作状態にある必要がないデバイスも多くある。そこで、各デバイスの制御部としての各種制御部22(帯電制御部、露光制御部、現像制御部、転写制御部、定着制御部など)は、例えば機内サーバ10からジョブ開始情報を取得した場合に、自身が制御するデバイスを動作させるべきタイミング(動作タイミング)をデバイス毎に算出する。そして、各種制御部22がそれぞれの動作タイミングに従って、自身の電源供給・停止や自身が制御するデバイスの電源供給・停止を自ら制御する。それにより、各種制御部22および各デバイスには動作すべきタイミングで電源供給が行われるので、デバイス単位での省電力化が図られる。
FAXユニット5に戻り、FAXユニット5がファクシミリデータの受信を完了すると、FAX制御部95は、FAXユニット5の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、FAXユニット5の機構部への電力をオフするが、予め定めた時間の間、FAX制御部95の稼働状態を維持する。その間、次のファクシミリデータの待ち受け状態を維持する。また、FAX制御部95は、ファクシミリデータの受信を完了したことを示す動作情報(受信完了情報)を機内サーバ10に登録する。
システム制御ユニット8は、機内サーバ10から受信完了情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は受信完了情報を認識して、FAXユニット5にて受信したファクシミリデータの蓄積処理を完了する。しかし、システム制御ユニット8は、その後において、蓄積したファクシミリデータを画像形成ユニット2に転送する処理を継続する必要がある。また、機内サーバ10から取得した画像形成開始動作情報により画像形成ユニット2やトレイユニット6にて画像形成動作が行われていることを認識している。そのため、システム制御ユニット制御部98は、ファクシミリデータの転送処理や画像形成装置1全体の動作監視処理等を行うために、24Vのオン状態を維持する。
画像形成ユニット2に戻り、画像形成ユニット2がプリントを完了すると、画像形成制御部92は、画像形成ユニット2の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像形成ユニット2の機構部23への電力をオフするが、予め定めた時間の間、画像形成制御部92の稼働状態を維持する。その間、次のファクシミリデータ等を含む各種画像データの入力を待ち受ける状態を維持する。それとともに、画像形成制御部92は、プリントを完了したことを示す動作情報(画像形成完了動作情報)を機内サーバ10に登録する。そして、予め定めた時間の経過の後も画像データの入力がなければ、画像形成制御部92への電力もオフされ、画像形成ユニット2は、電源オフ状態に移行する。
なお、図6には示していないが、トレイユニット6も同様である。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10から画像形成完了動作情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、予め定めた時間の間、24Vのオン状態を維持した後、システム制御ユニット8の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、システム制御ユニット8の機構部への電力をオフするが、予め定めた時間の間、システム制御ユニット制御部98の稼働状態を維持する。その間、機内サーバ10に何れかのユニットから動作情報が登録された場合に、その動作情報に対応する処理が直ちに開始できる状態を維持する。そして、予め定めた時間の経過の後も機内サーバ10に何れかの動作情報も登録されなければ、画像形成装置1への画像情報(各種画像データ)の入力がないと判定されるので、システム制御ユニット制御部98は、CPUオフ状態へ移行して節電モードを設定する。さらに、節電モードの設定を示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
〔印刷ジョブデータが受信された場合の電源モード遷移〕
図7は、印刷ジョブデータが受信された場合の電源モード遷移の状態を示した図である。
印刷ジョブデータが受信された場合においても、電力供給ユニット11から電力ライン15を介して電源がオンされ、画像形成装置1がシステム起動されてから、節電モードへ移行するまでの各ユニットの電源モードの遷移は、図6のファクシミリ受信があった場合と同様である。
図7に示したように、節電モードへ移行した後に、システム制御ユニット8が外部LAN14を介して外部機器から印刷ジョブデータの送信を受け付けると、システム制御ユニット8に設けられた上記のASICは、システム制御ユニット制御部98をCPUオフ状態から5Vのオン状態に移行させる。そして、システム制御ユニット制御部98は、外部機器との間で通信ネゴシエーションを開始する。
システム制御ユニット制御部98は、外部機器との通信が確立すると、電源モードを5Vのオン状態から24Vのオン状態へと移行させる。それにより、システム制御ユニット8の通信機構部を含む機構部をオンにする。そして、通信機構部は、印刷ジョブデータの受信を開始し、印刷ジョブデータを例えばシステム制御ユニット8内のフラッシュメモリに蓄積する処理を開始する。
通信機構部が印刷ジョブデータの蓄積処理を開始し、その後予め定めたデータ量の印刷ジョブデータを蓄積すると、システム制御ユニット制御部98は、蓄積した印刷ジョブデータ(画像データ)の画像形成処理(ジョブ)を開始することを示す動作情報(ジョブ開始情報)を機内サーバ10に登録する。
各ユニットは、機内サーバ10に登録されたジョブ開始情報および状態情報を取得し、自らの判断で、電源モードを設定する。
具体的には、画像形成ユニット2では、機内サーバ10からジョブ開始情報および状態情報を取得すると、画像形成制御部92は、画像形成ユニット2の電源モードを電源オフ状態から24Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像形成ユニット2の機構部23(図4参照)をオンして、画像形成の準備動作を開始(ジョブ開始)し、機構部23に含まれる定着部を定着可能状態に設定するウォームアップ処理を開始する。そして、定着部のウォームアップ処理が完了すると、画像形成制御部92は、ウォームアップ処理が完了したことを示す動作情報(ウォームアップ完了情報)を機内サーバ10に登録する。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10からウォームアップ完了情報および状態情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、蓄積した画像データを画像形成ユニット2に転送する。
それにより、画像形成ユニット2は、システム制御ユニット8から取得した画像データに基づく画像形成(プリント)を開始する。この場合に、画像形成ユニット2は、機内サーバ10から取得した状態情報により、トレイユニット6に収容されている用紙のサイズが把握できている。そのため、画像形成ユニット2では、改めてトレイユニット6に収容されている用紙のサイズを検知することなく、直ちに用紙サイズに合わせた画像データの展開処理(デコンポーズ)を開始できる。それによって、プリントに要する時間が短縮される。
図7には示していないが、トレイユニット6においても同様の経緯を経て、用紙を供給する動作を開始する。
この場合に、画像形成制御部92およびトレイユニット6のトレイ制御部96は、画像形成動作を開始したことを示す動作情報(画像形成開始動作情報)を機内サーバ10に登録する。
それに対して、画像読取ユニット3では、機内サーバ10にジョブ開始情報、ウォームアップ完了情報、および画像形成開始動作情報が登録されても、これらの動作情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、画像読取ユニット3は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。
UIユニット4でも、機内サーバ10にジョブ開始情報、ウォームアップ完了情報、および画像形成開始動作情報が登録されても、これらの動作情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、UIユニット4は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。
さらにFAXユニット5でも、機内サーバ10にジョブ開始情報、ウォームアップ完了情報、および画像形成開始動作情報が登録されても、これらの動作情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、FAXユニット5は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。
ここで、プリントを開始した画像形成ユニット2内およびトレイユニット6内において、画像形成ユニット2に設けられた制御部(各種制御部22)やトレイユニット6に設けられた制御部が、画像形成ユニット2を構成する各デバイス(機構部23)やトレイユニット6を構成する各デバイス、および制御部自身の電源供給・停止状態を自ら判断し、各デバイスおよび制御部自身への電源供給・停止の制御を自ら実施するように構成してもよい。
画像形成ユニット2がプリントを完了すると、画像形成制御部92は、画像形成ユニット2の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像形成ユニット2の機構部23への電力をオフするが、予め定めた時間の間、画像形成制御部92の稼働状態を維持する。その間、次の印刷ジョブデータ等を含む各種画像データの入力を待ち受ける状態を維持する。それとともに、画像形成制御部92は、プリントを完了したことを示す動作情報(画像形成完了動作情報)を機内サーバ10に登録する。そして、予め定めた時間の経過の後も画像データの入力がなければ、画像形成制御部92への電力もオフされ、画像形成ユニット2は、電源オフ状態に移行する。
なお、図7には示していないが、トレイユニット6も同様である。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10から画像形成完了動作情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、予め定めた時間の間、24Vのオン状態を維持した後、システム制御ユニット8の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、システム制御ユニット8の機構部への電力をオフするが、予め定めた時間の間、システム制御ユニット制御部98の稼働状態を維持する。その間、機内サーバ10に何れかのユニットから動作情報が登録された場合に、その動作情報に対応する処理が直ちに開始できる状態を維持する。そして、予め定めた時間の経過の後も機内サーバ10に何れかの動作情報も登録されなければ、画像形成装置1への画像情報(各種画像データ)の入力がないと判定されるので、システム制御ユニット制御部98は、CPUオフ状態へ移行して節電モードを設定する。さらに、節電モードの設定を示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
〔複写処理を行う場合の電源モード遷移〕
図8は、複写処理を行う場合の電源モード遷移の状態を示した図である。
複写処理を行う場合においても、電力供給ユニット11から電力ライン15を介して電源がオンされ、画像形成装置1がシステム起動されてから、節電モードへ移行するまでの各ユニットの電源モードの遷移は、図6のファクシミリ受信があった場合や図7の印刷ジョブデータが受信された場合と同様である。
図8に示したように、節電モードへ移行した後に、画像読取ユニット3に設けられた原稿送り装置(ADF)への原稿の設置またはプラテンガラスを覆う原稿台カバーの開閉が行われると(原稿検知)、画像読取ユニット3は5Vのオン状態に移行する。そして、画像読取ユニット3の画像読取制御部93は、原稿の設置を検出したことを示す動作情報(原稿検出情報)を機内サーバ10に登録する。
各ユニットは、機内サーバ10に登録された原稿検出情報および状態情報を取得し、自らの判断で、電源モードを設定する。
具体的には、UIユニット4では、機内サーバ10から原稿検出情報および状態情報を取得すると、UIユニット4は電源オフ状態から24Vのオン状態へと移行する。それにより、UI制御部94およびUIユニット4の機構部をオンして、ユーザがコピー開始ボタン(スタートボタン)を押下することに備える。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10から原稿検出情報および状態情報を取得すると、システム制御ユニット8に設けられた上記のASICは、システム制御ユニット制御部98をCPUオフ状態から5Vのオン状態に移行させる。それにより、システム制御ユニット8は、コピー動作の開始に備える。
これに対し、FAXユニット5では、機内サーバ10に原稿検出情報が登録されても、これらの動作情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、FAXユニット5は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。
また、画像形成ユニット2では、機内サーバ10に原稿検出情報が登録された時点にて原稿検出情報に対応する動作を行う必要がない。そのため、画像形成ユニット2は、電源モードを電源オフ状態のままに維持する。図8には示していないが、トレイユニット6も同様である。
引き続いて、ユーザがUIユニット4のスタートボタンを押下すると、UIユニット4は、スタートボタンが押下されたことを示す動作情報(ボタン押下動作情報)を機内サーバ10に登録する。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10からボタン押下動作情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、電源モードを5Vのオン状態から24Vのオン状態へと移行させる。それにより、システム制御ユニット8の機構部をオンにする。そして、複写処理(ジョブ)を開始することを示す動作情報(ジョブ開始情報)を機内サーバ10に登録する。
画像形成ユニット2では、機内サーバ10からジョブ開始情報を取得すると、画像形成ユニット2は、電源モードを電源オフ状態から24Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像形成ユニット2の機構部23(図4参照)をオンして、画像形成の準備動作を開始(ジョブ開始)し、機構部23に含まれる定着部を定着可能状態に設定するウォームアップ処理を開始する。そして、定着部のウォームアップ処理が完了すると、画像形成制御部92は、ウォームアップ処理が完了したことを示す動作情報(ウォームアップ完了動作情報)を機内サーバ10に登録する。
また、画像読取ユニット3では、機内サーバ10からジョブ開始情報を取得すると、画像読取制御部93は、画像読取ユニット3を5Vのオン状態から24Vのオン状態に移行する。それにより、画像読取ユニット3の機構部をオンする。そして、画像読取ユニット3は、機内サーバ10にウォームアップ完了動作情報が登録されるのを待ち受ける。
そして、画像読取ユニット3では、機内サーバ10にウォームアップ完了動作情報が登録されると、画像読取制御部93は、原稿の読取を開始する。さらに、画像読取制御部93は、原稿の読取を開始したことを示す動作情報(原稿読取開始動作情報)を機内サーバ10に登録する。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10から原稿読取開始動作情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、画像読取ユニット3から送信された画像データの蓄積処理を開始する。そして蓄積処理を開始した後、予め定めたデータ量の画像データを蓄積すると、システム制御ユニット制御部98は、蓄積した画像データを画像形成ユニット2に転送する。
それにより、画像形成ユニット2は、システム制御ユニット8から取得した画像データに基づく画像形成(プリント)を開始する。この場合に、画像形成ユニット2は、機内サーバ10から取得した状態情報により、トレイユニット6に収容されている用紙のサイズが把握できている。そのため、画像形成ユニット2では、改めてトレイユニット6に収容されている用紙のサイズを検知することなく、直ちに用紙サイズに合わせた画像データの展開処理(デコンポーズ)を開始できる。それによって、プリントに要する時間が短縮される。
図8には示していないが、トレイユニット6においても同様の経緯を経て、用紙を供給する動作を開始する。
この場合に、画像形成制御部92およびトレイユニット6のトレイ制御部96は、画像形成動作を開始したことを示す動作情報(画像形成開始動作情報)を機内サーバ10に登録する。
ここで、プリントを開始した画像形成ユニット2内およびトレイユニット6内において、画像形成ユニット2に設けられた制御部(各種制御部22)やトレイユニット6に設けられた制御部が、画像形成ユニット2を構成する各デバイス(機構部23)やトレイユニット6を構成する各デバイス、および制御部自身の電源供給・停止状態を自ら判断し、各デバイスおよび制御部自身への電源供給・停止の制御を自ら実施するように構成してもよい。
画像読取ユニット3に戻り、画像読取ユニット3が原稿の読取を完了すると、画像読取制御部93は、画像読取ユニット3の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像読取ユニット3の機構部への電力をオフするが、予め定めた時間の間、画像読取制御部93の稼働状態を維持する。その間、次の原稿の読取を待ち受ける状態を維持する。また、画像読取制御部93は、原稿の読取を完了したことを示す動作情報(読取完了動作情報)を機内サーバ10に登録する。
システム制御ユニット8は、機内サーバ10から読取完了動作情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、画像読取ユニット3からの読取完了動作情報を認識して、画像読取ユニット3からの画像データの蓄積処理を完了する。しかし、システム制御ユニット8は、その後において、蓄積した画像データを画像形成ユニット2に転送する処理を継続する必要がある。また、機内サーバ10から取得した画像形成開始動作情報により画像形成ユニット2やトレイユニット6にて画像形成動作が行われていることを認識している。そのため、システム制御ユニット制御部98は、蓄積した画像データの転送処理や画像形成装置1全体の動作監視処理等を行うために、24Vのオン状態を維持する。
画像形成ユニット2がプリントを完了すると、画像形成制御部92は、画像形成ユニット2の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、画像形成ユニット2の機構部23への電力をオフするが、予め定めた時間の間、画像形成制御部92の稼働状態を維持する。その間、次の画像読取ユニット3からの画像データ等を含む各種画像データの入力を待ち受ける状態を維持する。それとともに、画像形成制御部92は、プリントを完了したことを示す動作情報(画像形成完了動作情報)を機内サーバ10に登録する。そして、予め定めた時間の経過の後も画像データの入力がなければ、画像形成制御部92への電力もオフされ、画像形成ユニット2は、電源オフ状態に移行する。
なお、図8には示していないが、トレイユニット6も同様である。
システム制御ユニット8では、機内サーバ10から画像形成完了動作情報を取得すると、システム制御ユニット制御部98は、予め定めた時間の間、24Vのオン状態を維持した後、システム制御ユニット8の電源モードを24Vのオン状態から5Vのオン状態へと移行させる。それにより、システム制御ユニット8の機構部への電力をオフするが、予め定めた時間の間、システム制御ユニット制御部98の稼働状態を維持する。その間、機内サーバ10に何れかのユニットから動作情報が登録された場合に、その動作情報に対応する処理が直ちに開始できる状態を維持する。そして、予め定めた時間の経過の後も機内サーバ10に何れかの動作情報も登録されなければ、画像形成装置1への画像情報(各種画像データ)の入力がないと判定されるので、システム制御ユニット制御部98は、CPUオフ状態へ移行して節電モードを設定する。さらに、節電モードの設定を示す動作情報を機内サーバ10に登録する。
このように、本実施の形態の画像形成装置1では、例えば、ファクシミリ受信があった場合、印刷ジョブデータが受信された場合、および複写処理を行う場合各々にて、画像形成機能部(画像形成ユニット2)および各種制御機能部(画像読取ユニット3、UIユニット4、FAXユニット5、トレイユニット6、メモリユニット7、システム制御ユニット8)は、現在の自身のシステム状態(動作状況)に関する動作情報を機内サーバ10に登録する。さらに、センサ制御ユニット9は、各センサにて検出された各ユニットの状態や状態量に関する状態情報を機内サーバ10に登録する。そして、画像形成機能部および各種制御機能部は、予め定めた時間間隔毎に機内サーバ10から他のユニットの動作情報や状態情報を取得する。
そして、画像形成機能部および各種制御機能部は、機内サーバ10から取得した他のユニットの動作情報や状態情報に基づき、さらには予め定めた時間経過に応じて、電源モードの遷移を自らの判断により実行する。すなわち、画像形成機能部および各種制御機能部が、機内サーバ10から取得した他のユニットの動作情報や状態情報に基づき、自身の電源供給・停止状態を自ら判断し、電力供給ユニット11からの電源供給・停止の制御を自ら実施している。それにより、画像形成機能部、各種制御機能部には動作すべきタイミングでの電源供給が行われるので、ユニット単位での省電力化が図られる。
この場合、例えば画像形成ユニット2においては、機内サーバ10から取得した状態情報により、他のユニットの状態、例えばトレイユニット6に収容されている用紙のサイズが把握できている。そのため、画像形成ユニット2では、改めてトレイユニット6に収容されている用紙のサイズを検知することなく、直ちに用紙サイズに合わせた画像データの展開処理を開始できるので、プリントに要する時間が短縮される。それにより、節電モードからの復帰時間の短縮化が図られる。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置1においては、機内サーバ10に画像形成機能部および各種制御機能部での現在の動作情報および状態情報を登録しておく。そして、各種の画像処理動作を行うに際して、画像形成機能部および各種制御機能部は、機内サーバ10から他の機能部の動作情報や状態情報を取得し、これらの動作情報や状態情報に基づき、画像形成機能部および各種制御機能部自身がシステム状態や予め定めた時間経過を判断して、電源モードを遷移させる。それにより、画像形成機能部および各種制御機能部には動作すべきタイミングで電源供給が行われるので、ユニット単位での省電力化が図られる。
またその際に、各機能部(ユニット)内においても、各機能部に設けられた各種制御部がそれぞれの動作タイミングに従って、自身の電源供給・停止や自身が制御するデバイスの電源供給・停止を自ら制御するように構成してもよい。それにより、各種制御部22および各デバイスには動作すべきタイミングでの電源供給が行われるので、デバイス単位での省電力化が図られる。
また、各機能部においては、機内サーバ10から取得した状態情報により、他の機能部の状態が把握できる。そのため、各機能部では、改めて他の機能部の状態を検知することなく、直ちに画像形成を開始できるので、プリントに要する時間が短縮される。それにより、節電モードからの復帰時間の短縮化が図られる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成の一例を示した図である。 画像形成装置の機能構成相互間の通信系統を説明する図である。 画像形成装置の電力供給系統を説明する図である。 画像形成ユニットの機能構成を説明する図である。 機内サーバに登録(記憶)された状態情報の一例を示した図である。 ファクシミリ受信があった場合の電源モード遷移の状態を示した図である。 印刷ジョブデータが受信された場合の電源モード遷移の状態を示した図である。 複写処理を行う場合の電源モード遷移の状態を示した図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…画像形成ユニット、3…画像読取ユニット、4…ユーザインターフェース(UI)ユニット、5…ファクシミリ(FAX)ユニット、6…トレイユニット、7…メモリユニット、8…システム制御ユニット、9…センサ制御ユニット、10…機内サーバ、11…電力供給ユニット、21…ユニット内LAN、22…各種制御部、23…機構部、92…画像形成制御部、93…画像読取制御部、94…UI制御部、95…FAX制御部、96…トレイ制御部、97…メモリ制御部、98…システム制御ユニット制御部

Claims (13)

  1. 電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成機能部と、
    電源供給・停止を制御可能な一単位であって前記画像形成機能部との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部と、
    前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々での動作状況を示す動作情報と、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する情報保持手段と、
    前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々と前記情報保持手段とを接続する機内通信手段と、
    前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々に電力を供給する電力供給手段とを備え、
    前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々は、前記機内通信手段を介して前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報により電源供給・停止を自ら制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々に配置され、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々の設定状態を常時検出する検出手段と、
    前記検出手段を制御する検出制御手段とをさらに備え、
    前記検出制御手段は、前記検出手段にて常時検出される検出信号を処理して現在の前記状態情報を生成し、生成した当該状態情報を前記情報保持手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々は、自身の動作状況に変動が生じた場合または予め定めた時間間隔毎に、自身の動作状況を前記情報保持手段に記憶することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々は、予め定めた時間間隔毎に前記情報保持手段から前記動作情報および前記状態情報を取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成機能部は、自らを個別に制御する画像形成制御手段を備え、
    複数の前記制御機能部は、自らを個別に制御する複数の機能部制御手段を各々備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. ジョブ実行の開始時にて、前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報により前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部がジョブ実行の開始を把握した場合に、当該ジョブ実行に関連しない何れかの機能部は、当該動作情報および当該状態情報の取得の前の電源供給・停止の状態を維持することを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載の画像形成装置。
  7. 電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成機能部、および電源供給・停止を制御可能な一単位であって当該画像形成機能部との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部各々での動作状況を示す動作情報と、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する情報保持手段から当該動作情報と当該状態情報とを取得する情報取得手段と、
    前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部の各々に対応して個別に設けられ、前記情報取得手段にて取得した前記動作情報と前記状態情報とにより当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々への電源供給・停止を個別に制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  8. 前記情報保持手段は、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々の設定状態を検出する検出手段にて常時検出される検出信号から生成された前記状態情報を記憶することを特徴とする請求項7記載の制御装置。
  9. 前記情報取得手段は、予め定めた時間間隔毎に前記情報保持手段から前記動作情報および前記状態情報を取得することを特徴とする請求項7記載の制御装置。
  10. 前記制御手段は、ジョブ実行の開始時にて、前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報によりジョブ実行の開始を把握し、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部が当該ジョブ実行に関連しないと判断した場合には、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部にて当該動作情報および当該状態情報の取得の前の電源供給・停止の状態を維持すること特徴とする請求項7乃至9何れかに記載の制御装置。
  11. コンピュータに、
    電源供給・停止を制御可能な一単位であって画像情報に基づき画像形成を行う画像形成機能部、および電源供給・停止を制御可能な一単位であって当該画像形成機能部との間で画像形成に関連する情報または信号の送受信を行う複数の制御機能部各々での動作状況を示す動作情報と、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部各々での設定状態を示す状態情報とを保持する情報保持手段から当該動作情報と当該状態情報とを取得する機能と、
    取得した前記動作情報と前記状態情報とにより前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部各々への電源供給・停止を制御する機能と
    を実現するプログラム。
  12. 前記動作情報と前記状態情報とを取得する機能は、予め定めた時間間隔毎に前記情報保持手段から当該動作情報および当該状態情報を取得することを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記制御する機能は、ジョブ実行の開始時にて、前記情報保持手段から取得した前記動作情報および前記状態情報によりジョブ実行の開始を把握し、前記画像形成機能部および複数の前記制御機能部が当該ジョブ実行に関連しないと判断した場合には、当該画像形成機能部および複数の当該制御機能部にて当該動作情報および当該状態情報の取得の前の電源供給・停止の状態を維持すること特徴とする請求項11または12記載のプログラム。
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