JP2004193807A - デジタル複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の時刻(時間帯)に復帰要因の回路に供給する電力を遮断することで、復帰要因の利便性を損なうことなくユーザーの使用形態に応じたさらなる省電力の機器を提供する。
【解決手段】このデジタル複合機は、操作キーおよび表示素子で構成される操作部1と、オペレータの押下操作により機器を省電力状態に移行させるためと、省電力状態から復帰させるための節電キー2と、読み取った画像を電気変換し画像信号とするスキャナ部3と、画像信号を転写紙に画像形成するプロッタ部4と、FAX受信時に復帰要因信号1をメイン制御部に送るFAX受信検知部5と、プリント要求を受信時にプリント要求による復帰要因信号2をメイン制御部に送るプリンタデータ受信検知部6と、圧板開閉時に復帰要因信号3をメイン制御部に送る圧板開閉検知回路7と、商用電源を直流電源に変換するPSU8と、全ての動作を制御するメイン制御部9と、スイッチングする遮断機0−10、1−11、2−12、3−13と、を備えて構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル複合機に関し、さらに詳しくは、デジタル複合機の省電力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機のデジタル化によって本来のコピア機能のほかに、コピアのリソース(スキャナや電子写真プロッタ)を使い、更に通信機能を組み合わせてFAX機能やプリンタ機能を併せ持つデジタル複合機が登場してきた。FAX機能は機器が省電力状態においても着信を監視するために回線通信部などの一部回路を通電している。また、プリンタ機能においては、プリント要求で機器を復帰させるためI/F回路などの一部回路を通電している。さらに、コピア機能においても圧板開閉などのコピーを取ろうとする行為をいち早く検知し、機器を素早く動作復帰させるために圧板開閉検知回路のなど一部の回路に通電している。
特開2000−35732公報には、簡易且つ安価な構成により省電力モード時にプリンタ制御部の電源をオフすることができる複写機とプリンタ及びファクシミリ複合機能の画像形成装置について開示されている。それによると、少なくとも複写機として機能する画像形成装置において、記憶した制御内容に従い画像形成装置全体及び各部の制御を司る主制御手段と、動作状況を含むデータを遠隔地に送受信できるロギング用通信手段と、動作待機時に画像形成装置の一部への電源供給をオフする省電力モード用の切替手段とを有し、前記主制御手段は、外部のホストマシンから前記ロギング用通信手段への切替信号を受信することにより、前記切替手段をオンして省電力モードを解除するとしている。
また、特開2001−30576公報には、デジタル複合機等の画像形成装置において操作手段をFAX機能用と、コピー機能またはプリンタ機能の少なくともいずれか1つの機能用とに分割し、各操作手段の状態に応じて各種モードへの移行を行なう技術について開示されている。それによると、画像形成装置である各種機能を備えたデジタル複合機において、操作手段である操作パネルをコピー機能またはプリンタ機能の少なくとも何れか1つの機能用の操作パネルと、FAXモード用の操作パネルと、を設け、2つの操作パネルをそれぞれ制御する制御部は、互いの制御部に両者の制御をスムーズに処理するためのI/F制御部を有し、そのI/F制御部間は前記のように接続され、双方で通信を行ない装置の動作をスムーズに処理し、操作パネルの使用状況によって、初期状態や省電力モードに移行するとしている。
また、特開2001−201986公報には、より適切に消費電力を節約することのできる画像形成装置について開示されている。それによると、複数のアプリケーション機能を搭載した複合機において、選択されたアプリケーション機能に応じて装置各部を省電力制御する。例えばファクスアプリにおける受信動作中は、定着部や給紙系をオフすることで省電力を図る。また、例えばプリンタアプリにおける印字動作中は、操作パネルやイメージスキャナ部をオフすることで省電力を図るとしている。
【特許文献1】特開2000−35732公報
【特許文献2】特開2001−30576公報
【特許文献3】特開2001−201986公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の複合機は、省電力からの復帰させる要素を多くするとユーザーにとっては便利なものとなるが、ユーザーの業務形態、機器の使用状況などの条件により、前記で説明した機器の省電力からの立ち上がり検知が常に必要になるとは限らないにも拘わらず、復帰要因を検知するために常に待機電力をONとしておくため、省電力時の消費電力が増えるといった問題がある。
また、特許文献1〜3は、夫々省電力としての機能は果たしているが、機器の省電力からの立ち上がり検知が常に行われており、その意味で無駄な待機電力を必要とする点で従来の複合機が抱える問題を解決しているとはいえない。
本発明は、かかる課題に鑑み、所定の時刻(時間帯)に復帰要因の回路に供給する電力を遮断することで、復帰要因の利便性を損なうことなくユーザーの使用形態に応じたさらなる省電力の機器を提供することを目的する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、省電力モード機能を有するデジタル複合機であって、現在時刻を計時する計時手段と、前記省電力モード機能を解除する要因毎に電力供給時間帯を設定する電力供給時間帯設定手段と、待機電源をON/OFFする電源スイッチング手段と、を備え、当該デジタル複合機が省電力モードの際に、前記省電力モード機能を解除する要因が発生した場合、前記計時手段により現在時刻を取得し、該現在時刻が前記電力供給時間帯設定手段により設定された電力供給時間帯に到達しているか否かを検知し、前記電力供給時間帯に到達している場合は、前記電源スイッチング手段をONにすることを特徴とする。
本発明の最も大きな特徴は、現在時刻を計時する計時手段と電力供給時間帯を設定する電力供給時間帯設定手段を備えた点である。これにより、例えば、プリンタや複写機は、基本的にはその機器の周辺に操作者がいるときに限って稼動すればよく、休日や稼働時間外は待機電力をONにしておく必要がない。しかし、ファクシミリの場合は、稼働時間外や休日でも受信はあるので、その部分は常に待機電力を入れておく必要がある。このように、ユーザーの業務形態、機器の使用状況などの条件により、省電力からの立ち上がり検知(待機電力の供給)を必ずしも全て必要ではなく、必要な時間帯を設定することができる。
かかる発明によれば、ユーザーの業務形態、機器の使用状況などの条件により待機電力の供給時間帯を設定できるので、無駄な時間帯の待機電力の消費を抑制することができる。また、自動的に必要な時間帯になると待機電源がONとなるので、業務に支障をきたすことがなくなる。
請求項2は、前記現在時刻が前記電力供給時間帯に到達していない場合は、前記電源スイッチング手段をOFFにすることを特徴とする。
本発明の他の特徴は、現在時刻が電力供給時間帯に到達していない場合は、自動的に待機電源をOFFするので電源の切り忘れがなくなり、効率良く省電力を実行することができる。
かかる発明によれば、待機電力をOFFする時間帯を任意に設定できるので、電源の切り忘れがなくなり、効率良く省電力を実行することができる。
【0005】
請求項3は、前記電源スイッチング手段は、前記省電力モード機能を解除する要因毎に個別に備えられていることを特徴とする。
省電力をきめ細かく制御するためには、省電力モード機能を解除する要因毎に電力をON/OFFすることができるようにしておくことが好ましい。それには、各要因毎に電源スイッチング手段を設け、それらを個別に制御できることである。
かかる発明によれば、電源スイッチング手段が、前記省電力モード機能を解除する要因毎に個別に備えられているので、きめ細かく省電力を制御することができ、節電効果を更に高めることができる。
請求項4は、前記電力供給時間帯設定手段により設定する電力供給時間帯は、所定の時刻範囲、曜日及び日にちであることを特徴とする。
複合機を稼動する時間帯は、1日の時間帯、1週間の曜日、及び日にちにより変化する。つまり、1日の時間帯では業務開始から終了までが待機電力をONとする時間帯であり、その時間帯も曜日や日にちにより変化する。例えば、休日は待機電源はOFFにしておき、また、夏休みや正月休みといった特定の日にちは待機電力をOFFとしておく。
かかる発明によれば、電力供給時間帯を所定の時刻範囲、曜日及び日にちで設定するので、長期間の設定を容易に可能とし、曜日単位、月単位、年単位での設定が可能となる。
請求項5は、前記電源スイッチング手段は、前記省電力モード機能を解除する要因毎に備えられていると共に、前記要因に関連する機器を個別にON/OFF可能なように備えられていることを特徴とする。
例えば、ファクシミリの場合、通信部分は常に待機電力を供給する必要があるが、無人状態で受信の場合はプロッタ部分に待機電力を入れておけば良く、スキャナ部分は必要ない。このように、省電力モード機能を解除する要因毎に関連する部分は異なるので、その部分は個別に制御できるようにしておく。
かかる発明によれば、省電力モード機能を解除する要因に関連する機器を個別にON/OFFできるので、さらにきめ細かく省電力を行うことができる。
請求項6は、前記電源スイッチング手段は、前記現在時刻が前記電力供給時間帯に到達していない場合でも、所定の操作により無条件に前記電源スイッチング手段をONとすることができることを特徴とする。
本発明は電力供給時間帯設定手段により自動的に待機電力のON/OFFが可能であるが、必ずしもこの時間帯で正確に稼動するとは限らない。実際は、業務が終了しても残業で使用する場合もあり、休日出勤により使用する場合もある。そこで本発明では、このような場合に迅速に対応できるようにするために、例えば、省電力モード解除釦を設け、この釦が押された場合は、無条件に待機電力をONとする。
かかる発明によれば、省電力モードを解除することが手動により行えるので、臨機応変に機器を操作することができ、利便性が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係るデジタル複合機のブロック図である。このデジタル複合機は、操作キーおよび表示素子で構成される操作部1と、オペレータの押下操作により機器を省電力状態に移行させるためと、省電力状態から復帰させるための節電キー2と、光源、CCD等の固体撮像素子及びメカ機構等で構成され読み取った画像を電気変換し画像信号とするスキャナ部3と、電子写真方式を採用しておりスキャナ部3ら送られてくる画像信号やFAX受信画像、プリンタ展開画像などの画像信号を転写紙に画像形成するプロッタ部4と、機器が省電力状態であり回路に電力が供給されている時はFAX受信時に復帰要因信号1をメイン制御部に送るFAX受信検知部5と、機器が省電力状態であり回路に電力が供給されている時はプリント要求を受信時にプリント要求による復帰要因信号2をメイン制御部に送るプリンタデータ受信検知部6と、機器が省電力状態で回路に電力が供給されているときは圧板開閉時に復帰要因信号3をメイン制御部に送る圧板開閉検知回路7と、商用電源を直流電源に変換するPSU8と、操作部1の動作を制御するメイン制御部9と、スキャナ部3とプロッタ部4の待機電源をスイッチングする遮断機0−10と、FAX受信検知部5の待機電源をスイッチングする遮断機1−11と、プリンタデータ受信検知部6の待機電源をスイッチングする遮断機2−12と、圧板開閉検知回路7の待機電源をスイッチングする遮断機3−13と、を備えて構成される。
【0007】
図2はメイン制御部9の内部構成を示す図である。メイン制御部9は、本実施形態のデジタル複合機の制御を実際に行う素子であるCPU9aと、デジタル複合機全体を制御するプログラムおよび制御に必要なデータが格納されているROM9bと、CPU9aが制御上データや状態を一時的に記憶するために使用されるRAM9cと、メイン制御部9の電源がOFFしてもデータを保持することができる不揮発性メモリ9dと、I/Oポート介してCPUは制御対象の駆動やセンサ信号の検知を行い、スキャナ部、プリンタ部、操作部の制御を行い、さらにOFF信号0〜3の出力および復帰要因信号1〜3の検知を行うI/Oポート9eと、CPUからの要求で時刻を知らせるリアルタイムクロック9fと、内部のCPUバス9gと、を備えて構成される。尚、不揮発性メモリ9dは本実施例はバッテリーバックアップされたRAMを使用している。また不揮発性メモリ9dには、ユーザー入力の設定データなどの記憶に用い、復帰要因回路へ電力供給する時間帯のデータも記憶している。その他、本実施例形態では図示していないが、メイン制御部9中に画像処理部、画像メモリを備えており、コピー画像処理や、FAX送受信画像・プリンタ受信データの蓄積・展開などの処理を行う。また、メイン制御部9はOFF信号0〜3を通じて遮断機0〜3をOFFできる構成となっている。本発明では省電力時に電力供給をOFFするユニット(スキャナ部3、プロッタ部4)と省電力時の復帰要因を検知する回路別に遮断機が設けられており、これらを制御することで機器は省電力状態となる。但し、メイン制御部9には省電力状態であっても電力が供給される構成となっているので、省電力状態からの復帰要因を監視することができる。また、復帰要因回路への電力供給の時間帯の設定は操作部を通じてオペレータが行い、設定内容を不揮発RAM9dに記憶する。
【0008】
図3は本発明のデジタル複合機の省電力処理フローチャートである。図1、図2を参照して説明する。まず、ユーザーが図1の節電キー2の押下や、一定時間操作されない場合などの条件で機器は省電力処理に移行する。はじめにメイン制御部9からOFF信号0を制御して遮断器0−10で電源を切り離すことで、スキャナ部3、プロッタ部4の電力をOFFとする(S1)。続いて、現在の時刻を図2のメイン制御部9内のリアルタイムクロック9fから取得する(S2)。次に現在の時刻と不揮発性RAM9dで記憶している復帰要因回路の電力供給時間帯を比較し、FAX受信検知部5の電力供給時間帯外であれば(S3でNOのルート)OFF信号1をOFFとしFAX受信検知部5の電力供給を停止する(S6)。ステップS3で電力供給時間帯内であれば(S3でYESのルート)OFF信号1をONとし(S4)、受信データが無いか確認し(S5)、もし受信データがあれば(S5でYESのルート)OFF信号1をONとして省電力状態から復帰する(S16)。
ステップS5で受信データがなければ(S5でNOのルート)、プリント要求検知部6の電力供給時間帯外であれば(S7でNOのルート)OFF信号2をOFFとしプリント要求検知部6の電力供給を停止する(S10)。ステップS7で電力供給時間帯内であれば(S7でYESのルート)OFF信号2をONとし(S8)、プリント要求が無いか確認し(S9)、もしプリント要求があれば(S9でYESのルート)OFF信号2をONとして省電力状態から復帰する(S16)。
ステップS9でプリント要求がなければ(S9でNOのルート)、圧板開閉検知部7の電力供給時間帯外であれば(S11でNOのルート)OFF信号3をOFFとし圧板開閉検知部7の電力供給を停止する(S14)。ステップS11で電力供給時間帯内であれば(S11でYESのルート)OFF信号3をONとし(S12)、圧板開閉が無いか確認し(S13)、もし圧板開閉があれば(S13でYESのルート)OFF信号3をONとして省電力状態から復帰する(S16)。ステップS13で圧板開閉がなければ(S13でNOのルート)、さらに、節電キー2が押されオペレータが省電力状態の解除を指示してないか確認する(S15)。押されてなければ(S15でNOのルート)、ステップS2に戻って以上の動作を復帰要因が検知できるまで続けることとなる。ステップS15で押されていれば(S15でYESのルート)省電力状態から復帰する(S16)。
【0009】
図4は、省電力状態から復帰する要因毎の日にちを設定する設定画面例を表す図である。(a)はファックス受信の設定を表し、(b)はプリント要求の設定を表し、(c)は圧板開閉の設定状態を表している。例えば、(a)のファックス受信の場合は、何時受信があるか分からないので、常時待機電源をONにするために全ての日に下線が引かれて設定させている。また、(b)のプリント要求の場合と(c)の圧板開閉の場合は、土曜日、日曜日の休日以外は下線が引かれて設定されている。
図5は省電力状態から復帰する要因毎の時間帯を設定する設定画面例を表す図である。これは例えば、FAX受信にて復帰する場合は、前記でも説明した通り、FAXの場合、何時受信があるか分からないので、24時間全ての時間帯を設定しておく。プリント要求と圧板開閉にて復帰する場合は、基本的にはその設定は就業時間内である。
図6は省電力状態から復帰する要因毎の曜日を設定する設定画面例を表す図である。これは例えば、FAX受信にて復帰する場合は、前記でも説明した通り、FAXの場合、何時受信があるか分からないので、日曜日と土曜日の休日の曜日に設定する。プリント要求と圧板開閉にて復帰する場合は、基本的にはその設定は日曜日と土曜日の休日以外の曜日を設定する。
このように省電力処理を行うことで、不揮発RAM9dが記憶している復帰要因検知回路への電力供給時間帯情報によって、復帰要因検知回路の電源をON/OFFすることができる。したがって、オペレータが適切な電力供給時間帯を入力することで、業務状況に応じた時間帯では復帰要因の利便性を損なうことなく、省電力が可能となる。
【0010】
【発明の効果】
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、ユーザーの業務形態、機器の使用状況などの条件により待機電力の供給時間帯を設定できるので、無駄な時間帯の待機電力の消費を抑制することができる。また、自動的に必要な時間帯になると待機電源がONとなるので、業務に支障をきたすことがなくなる。
また請求項2では、待機電力をOFFする時間帯を任意に設定できるので、電源の切り忘れがなくなり、効率良く省電力を実行することができる。
また請求項3では、電源スイッチング手段が、前記省電力モード機能を解除する要因毎に個別に備えられているので、きめ細かく省電力を制御することができ、節電効果を更に高めることができる。
また請求項4では、電力供給時間帯を所定の時刻範囲、曜日及び日にちで設定するので、長期間の設定を容易に可能とし、曜日単位、月単位、年単位での設定が可能となる。
また請求項5では、省電力モード機能を解除する要因に関連する機器を個別にON/OFFできるので、さらにきめ細かく省電力を行うことができる。
また請求項6では、省電力モードを解除することが手動により行えるので、臨機応変に機器を操作することができ、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル複合機のブロック図である。
【図2】本発明のメイン制御部9の内部構成を示す図である。
【図3】本発明のデジタル複合機の省電力処理フローチャートである。
【図4】本発明の省電力状態から復帰する要因毎の日にちを設定する設定画面例を表す図である。
【図5】本発明の省電力状態から復帰する要因毎の時間帯を設定する設定画面例を表す図である。
【図6】本発明の省電力状態から復帰する要因毎の曜日を設定する設定画面例を表す図である。
【符号の説明】
1 復帰要因信号、2 節電キー、3 スキャナ部、4 プロッタ部、5 FAX受信検知部、6 プリンタデータ受信検知部、7 圧板開閉検知回路、8 PSU、9 メイン制御部、10〜13 遮断機

Claims (6)

  1. 省電力モード機能を有するデジタル複合機であって、
    現在時刻を計時する計時手段と、前記省電力モード機能を解除する要因毎に電力供給時間帯を設定する電力供給時間帯設定手段と、待機電源をON/OFFする電源スイッチング手段と、を備え、
    当該デジタル複合機が省電力モードの際に、前記省電力モード機能を解除する要因が発生した場合、前記計時手段により現在時刻を取得し、該現在時刻が前記電力供給時間帯設定手段により設定された電力供給時間帯に到達しているか否かを検知し、前記電力供給時間帯に到達している場合は、前記電源スイッチング手段をONにすることを特徴とするデジタル複合機。
  2. 前記現在時刻が前記電力供給時間帯に到達していない場合は、前記電源スイッチング手段をOFFにすることを特徴とする請求項1に記載のデジタル複合機。
  3. 前記電源スイッチング手段は、前記省電力モード機能を解除する要因毎に個別に備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル複合機。
  4. 前記電力供給時間帯設定手段により設定する電力供給時間帯は、所定の時刻範囲、曜日及び日にちであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のデジタル複合機。
  5. 前記電源スイッチング手段は、前記省電力モード機能を解除する要因毎に備えられていると共に、前記要因に関連する機器を個別にON/OFF可能なように備えられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のデジタル複合機。
  6. 前記電源スイッチング手段は、前記現在時刻が前記電力供給時間帯に到達していない場合でも、所定の操作により無条件に前記電源スイッチング手段をONとすることができることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のデジタル複合機。
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