JP6638791B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の機能を備えた画像形成装置に係り、特に、消費電力を低減するスリープモードを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置には、所定時間使用されなかったときに、各部の電源をOFFにして消費電力を低減するスリープモードを備えたものがある。スリープモードのときに操作パネルが操作されると、再び各部が通電され、画像形成装置はスリープモードから通常モードに復帰する。通常モードに復帰すると、画像形成装置は、所定の機能に対応する操作画面を表示して、ユーザーからの指示に従って動作する。画像形成装置が複数の機能を備えた複合機である場合には、スリープモードから通常モードに復帰するときに、ユーザーが指示した機能や予め設定された機能に対応するデバイスのみに通電するようにして、使用しない機能に対応するデバイスの電源をOFFにしたままにすることで、消費電力を抑えるものがある(例えば、特許文献1〜3を参照)。
特開平11-252289号公報 特開2004-222234号公報 特開平10-262130号公報
しかしながら、ユーザーは操作画面を介して操作を行うことが普通であり、従来技術のように、スリープモードから復帰したときに予め指定された機能を使えるようにする技術では、ユーザーが操作画面を操作するときに対応する機能がスリープ状態から復帰して、使える状態になっているのか分かりづらいという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、プリント機能、コピー機能、ファクス機能、ネットワーク通信機能及びボックス機能の内のいずれか複数の機能を備え、複数の前記機能の実行に必要な複数のデバイスの消費電力を通常状態より低減してスリープ状態にするスリープモードを備えた画像形成装置であって、複数の前記機能にそれぞれ対応する複数の操作画面のいずれかを表示する操作パネルと、前記スリープモードから復帰したときに前記操作パネルに最初に表示される初期画面として、複数の前記操作画面のいずれかをユーザーが設定可能な初期画面設定部と、前記操作画面毎に、前記操作画面に対応する前記機能に必要な前記デバイスを関連付けて登録した復帰デバイス管理テーブルと、前記スリープモードから復帰するときに、前記復帰デバイス管理テーブルを参照して、前記初期画面設定部で設定された前記初期画面に関連付けられた前記デバイスだけを前記スリープ状態から前記通常状態に復帰させるスリープ制御部とを備え、前記スリープ制御部は、前記スリープ状態の前記デバイスが残っている間は、全ての前記デバイスが前記通常状態に復帰するまで、前記操作画面に表示された他の前記機能を指示するボタンによって前記操作パネルに表示された前記操作画面が遷移するタイミング毎に、前記復帰デバイス管理テーブルを参照して、遷移先の前記操作画面に関連付けられた前記デバイスが前記スリープ状態か否かを判定し、前記スリープ状態の前記デバイスを前記通常状態に復帰させことを特徴とする
本発明によれば、ユーザーにとって使い勝手のよいスリープ解除制御をすることができる技術を提供できる。
本発明に係る実施形態の画像形成装置の断面模式図である。 図1に示す操作パネルの平面図である。 図1に示す画像形成装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3に示す復帰デバイス管理テーブルの登録例である。 図2に示す操作パネルに表示される初期画面の設定画面例である。 図3に示すスリープ制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す操作パネルに表示されるボックス画面の表示例である。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
本実施の形態の画像形成装置は、プリント機能、コピー機能、ファクス機能、ネットワーク通信機能及びボックス機能などの複数の機能を備えた複合機1であり、待機電力を低減するスリープモードと、ユーザーからの操作指示を受け付けて動作する通常モードとを備えている。複合機1は、所定時間使用されなかった場合に通常モードからスリープモードに移行し、スリープモード中に操作パネル6が操作されると、スリープモードから通常モードに移行する。なお、複合機1は、プリント機能、コピー機能、ファクス機能、ネットワーク通信機能及びボックス機能などの複数の機能のうち少なくともいずれか2つ以上の機能を備えていればよい。
複合機1は、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部5と、操作パネル6とを備えている。原稿読取部2は、本体部5の上部に配設され、原稿読取部2と本体部5との間には、記録紙排出トレイ51が形成されている。原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。また、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に開くことで、原稿読取部2の上面を開放させることができる構成になっている。操作パネル6は、複合機1の手前側に配設されている。
操作パネル6は、図2を参照すると、液晶表示パネルの表面に透明の感圧センサーが設けられたタッチパネル61、印刷枚数等の数値を入力するためのテンキー、入力された数値を消去したり、設定情報を初期化させる指示を入力するためのリセットキー、印刷動作等を開始させる出力指示を入力するためのスタートキー、印刷動作等を停止させるためのストップキー等の各種操作キー62を備えている。
また、操作パネル6は、機能に応じた操作画面をタッチパネル61に表示するよう切り換える画面切換キー63として、コピー機能を指示するコピーキー64と、ファクス送信機能を指示するファクスキー65と、メール送信機能を指示するメールキー66と、ボックス機能を指示するボックスキー67とを備えている。画面切換キー63によって指示された機能に対応する操作画面がタッチパネル61に表示される。
なお、コピー機能は、原稿読取部2によって読み取った原稿MSの画像データを、記録部7によって記録紙に印刷する機能である。また、ファクス機能は、原稿読取部2によって読み取った原稿MSの画像データを公衆回線網経由でファクス送信する機能である。また、メール送信機能は、原稿読取部2によって読み取った原稿MSの画像データをネットワーク経由でメール送信する機能である。さらに、ボックス機能は、後述するボックス記憶部13に記憶されている画像データを、タッチパネル61に表示したり、記録部7によって記録紙に印刷したり、公衆回線網経由でファクス送信したり、ネットワーク経由でメール送信したりする機能である。
原稿読取部2は、スキャナー21と、原稿読み取りスリット22と、プラテンガラス23とを備える。スキャナー21は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等から構成され、原稿給送部3による原稿MSの給送方向に移動可能に構成されている。原稿読み取りスリット22は、原稿給送部3による原稿MSの原稿給送方向と直交方向に形成された隙間であり、ガラス等の透明部材が嵌め込まれている。プラテンガラス23は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。
プラテンガラス23に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス23に対向する位置に移動され、プラテンガラス23に載置された原稿MSを走査しながら原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部5に出力する。また、原稿給送部3により給送された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読み取りスリット22と対向する位置に移動され、原稿読み取りスリット22を介し、原稿給送部3による原稿MSの給送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部5に出力する。
原稿給送部3は、ADF(Auto Document Feeder)であり、原稿載置部31と、原稿排出トレイ32と、原稿給送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿MSは、原稿給送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読み取りスリット22に対向する位置へ給送され、その後、原稿排出トレイ32に排出される。
本体部5は、記録部7を備えると共に、給紙部52と、記録紙搬送路53と、記録紙搬送ローラー54と、記録紙排出ローラー55とを備えている。給紙部52は、複数の給紙カセット52a1〜52anと、給紙カセット52a1〜52anから記録紙を1枚ずつ記録紙搬送路53に繰り出す記録紙給紙ローラー52b1〜52bnとを備えている。記録紙給紙ローラー52b1〜52bn、記録紙搬送ローラー54及び記録紙排出ローラー55が記録紙搬送部として機能し、記録紙が搬送される。記録紙給紙ローラー52b1〜52bnによって記録紙搬送路53に繰り出された記録紙は、記録紙搬送ローラー54によって記録部7に搬送される。そして、記録部7によって記録が施された記録紙は、記録紙排出ローラー55によって記録紙排出トレイ51に排出される。
記録部7は、感光体ドラム71と、露光部72と、現像部73と、転写部74と、定着部75とを備えている。露光部72は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいてレーザー光を出力して感光体ドラム71を露光し、感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成する。現像部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、現像部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部75は、ヒーター等を備えた定着ユニットであり、転写部74によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
図3には、複合機1の概略構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(記録紙給紙ローラー52b1〜52bn、記録紙搬送ローラー54、記録紙排出ローラー55)、操作パネル6及び記録部7は、制御部12に接続され、制御部12によって動作制御される。また、制御部12には、画像処理部8と、記憶部9と、通信部10と、ファクス部11とが接続されている。
画像処理部8は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部9は、半導体メモリーやHDD等の記憶手段であり、原稿読取部2によって原稿MSを読み取ることで取得された画像データが一時的に記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
また、記憶部9には、復帰デバイス管理テーブル91が記憶されている。復帰デバイス管理テーブル91は、操作画面毎に、操作画面に対応してスリープ状態から復帰させるデバイスが関連付けられて登録されている。
図4は、復帰デバイス管理テーブル91の登録例である。復帰デバイス管理テーブル91では、操作画面として、「コピー画面」、「メール送信画面」、「ファクス送信画面」、「ボックス画面」及び「プリント画面」が登録されており、操作パネル6、原稿読取部2、記録部7、通信部10、ファクス部11及びボックス記憶部13のうち1つ以上がそれぞれ操作画面に関連づけられて登録されている。操作パネル6、原稿読取部2、記録部7、通信部10、ファクス部11及びボックス記憶部13はいずれもスリープモードでスリープ状態に制御されるデバイスである。なお、ここで示す操作画面とデバイスとの関連づけは一例であり、例えば1つの操作画面に複数の機能の実行にそれぞれ必要なデバイスが関連付けられていてもよいことは言うまでもない。
「コピー画面」には、操作パネル6、原稿読取部2及び記録部7が関連づけられている。コピー画面では、原稿読取部2を介して原稿MSを読み取らせて、原稿MSをコピー印刷することができる。「コピー画面」がタッチパネル61に表示される場合には、操作パネル6、原稿読取部2及び記録部7が通電されて、コピー機能が使用可能になる。この場合、通信部10、ファクス部11、及びボックス記憶部13はスリープ状態が維持される。
「ファクス送信画面」には、操作パネル6、原稿読取部2及びファクス部11が関連づけられている。「ファクス送信画面」がタッチパネル61に表示される場合には、操作パネル6、原稿読取部2及びファクス部11が通電されて、ファクス機能が使用可能になる。この場合、記録部7、通信部10及びボックス記憶部13はスリープ状態が維持される。記録部7をスリープ状態のままにすることで、静音性を保つことができる。
「メール送信画面」には、操作パネル6、原稿読取部2及び通信部10が関連づけられている。「メール送信画面」がタッチパネル61に表示される場合には、操作パネル6、原稿読取部2及び通信部10が通電されて、スキャン機能が使用可能になる。この場合、記録部7、ファクス部11及びボックス記憶部13はスリープ状態が維持される。
「ボックス画面」には、操作パネル6とボックス記憶部13とが関連づけられている。「ボックス画面」が表示される場合には、操作パネル6とボックス記憶部13が通電されて、ボックス記憶部13に記憶された文書データにアクセス可能なボックス画面が表示される。ボックス画面が表示された段階では、原稿読取部2、記録部7、通信部10及びファクス部11はスリープ状態のままである。ボックス画面では、ユーザーにより、ボックスから文書データが選択されたあとに、選択された文書データに対して「表示(プレビュー表示)」、「印刷」、「メール送信」及び「ファクス送信」のいずれかの機能が指示される。そのため、ボックス画面が表示された段階では、操作パネル6及びボックス記憶部13のみがスリープ状態から通常状態に復帰され、文書データに対して機能が指示されたときに、指示された機能に対応する操作画面に関連付けられたデバイスがスリープ状態から通常状態に復帰するよう制御される。なお、指示は、ボックス画面上で行われてもよいし、画面切換キー63の操作によって行われてもよい。
「プリント画面」には、操作パネル6、ボックス記憶部13及び記録部7が関連づけられている。プリント画面では、操作パネル6を介してボックス記憶部13の文書データを印刷することができる。「プリント画面」がタッチパネル61に表示される場合には、操作パネル6、ボックス記憶部13及び記録部7が通電されて、プリント機能が使用可能になる。この場合、原稿読取部2、通信部10及びファクス部11はスリープ状態が維持される。
通信部10は、LAN等のネットワークを介して、外部端末と各種データを送受信する機能を有する。
ファクス部11は、モデムを有し、原稿読取部2によって読み取られ、データ化された画像データからファクシミリ信号を生成し、生成したファクシミリ信号を電話回線網で送信するファクシミリ送信機能と、電話回線網でファクシミリ信号を受信し、受信したファクシミリ信号から画像データを生成するファクシミリ受信機能とを備えている。
ボックス記憶部13は、HDD等の大容量記憶手段であり、外部端末から受信した文書データ(例えば図7に示す文書名“ABC”、”DEF”等)等の画像データが記憶されている。
制御部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには複合機1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部12は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作パネル6から入力された所定の指示情報に応じて装置全体の制御を行う。
また、制御部12は、初期画面設定部120とスリープ制御部121として機能する。
初期画面設定部120は、ユーザーが指定した操作画面を複合機1がスリープモードから復帰したときに操作パネル6に最初に表示される初期画面として設定する。図5は、初期画面の設定を受け付ける初期画面設定画面G60例である。初期画面設定画面G60では、コピー機能に対応する操作画面である「コピー画面」、ファクス送信機能に対応する操作画面である「ファクス送信画面」、メール送信機能(ネットワーク通信機能)に対応する操作画面である「メール送信画面」、及びボックス機能に対応する操作画面である「ボックス画面」のいずれかを初期画面として設定することができる。初期画面設定部120は、ユーザー操作に応じて初期画面設定画面G60をタッチパネル61に表示し、ユーザーにより指定された操作画面を初期画面として設定する。
スリープ制御部121は、不図示の電源制御部を介して各部(少なくとも、操作パネル6、通信部10、ファクス部11、記録部7、原稿読取部2、ボックス記憶部13が含まれる)毎に電力供給を制御して、複合機1のスリープ状態を制御する。
具体的には、スリープ制御部121は、複合機1が所定時間使用されなかった場合に、必要最低限の機能以外の電源をOFFにして、複合機1をスリープモードにする。スリープモードは、複合機1の待機電力を低減するモードである。これにより、例えば、操作パネル6のタッチパネル61におけるバックライトの電源がOFFになったり、記録部7の定着部75におけるヒーターの電源がOFFになったりして、複合機1は通常状態よりも消費電力を抑えたスリープ状態になる。スリープ状態では、複合機1において、操作パネル6に対するユーザーの操作を検知したり、通信部10を介してプリントジョブを受信したり、ファクス部11を介してファクシミリ信号を受信したりするために必要最低限の機能だけが電力供給されている。なお、ここでの操作パネル6に対するスリープ制御は、タッチパネル61への表示がされない状態の程度である。スリープ状態から通常状態への復帰のトリガーとして検知できるように、スリープ状態で(タッチパネル61ではなく)各種操作キー62の中で少なくともいずれかのキーに対するユーザーの操作は検知可能な状態になっている。
複合機1がスリープ状態のときに操作パネル6の操作キー62等がユーザーにより操作されると、スリープ制御部121は、複合機1を通常モードに復帰させる。ただし、操作キー62等の操作を検知することにより複合機1を通常モードに復帰させるにあたり、スリープ制御部121は、復帰デバイス管理テーブル91を参照し、ユーザーによって設定された初期画面に対応するデバイスだけをスリープ状態から通常状態に復帰させる。この後、スリープ制御部121は、ユーザーによって設定された初期画面をタッチパネル61に表示させ、初期画面に対応する機能だけを使用可能にする。そのため、複合機1を省エネ化することができる。
具体的に、図6を参照して、スリープ制御部121の処理の流れを説明する。なお、予めユーザーにより初期画面が設定されているものとする。
スリープ制御部121は、複合機1がスリープモードに移行すると(ステップs11)、パネル操作やデータ受信、ファクシミリ受信などのイベントを検知するまで待機する(ステップs12、ステップs12でNo)。イベントを検知すると(ステップs12でYes)、スリープ制御部121は、検知したイベントがパネル操作(操作パネル6に対する操作)であるか判定する(ステップs13)。パネル操作でない場合(ステップs13でNo)、スリープ制御部121は、検知したイベントに対応してバックグラウンド処理を行い(ステップs14)、ステップs12に処理を戻す。
パネル操作されると(ステップs13でYes)、スリープ制御部121は、復帰デバイス管理テーブル91を参照して、ユーザーによって設定された初期画面に関連付けられたデバイスを特定し(ステップs15)、特定したデバイスの復帰処理を行う(ステップs16)。これにより、ユーザーにより設定された初期画面に関連付けられたデバイスに通常状態の電力供給がされ、このデバイスがスリープ状態から復帰する。初期画面に関連付けられたデバイスが通常状態に復帰すると、スリープ制御部121は、ユーザーにより設定された初期画面をタッチパネル61に表示する(ステップs17)。これにより、複合機1は通常モードになる。また、タッチパネル61に表示された初期画面で操作可能な機能がスリープ状態から復帰しているので、ユーザーが操作画面上で操作する際に、操作しようとする機能が使用可能な状態であるか迷わずに済む。
つづいて、スリープ制御部121は、画面遷移操作がされたか判定する(ステップs18)。ユーザーが画面切換キー63を押したり、操作画面上でプリントやファクス送信等の機能を指示したりすると、タッチパネル61に表示されている操作画面がユーザー操作に対応した操作画面に遷移する。画面遷移操作がされなかった場合(ステップs18でNo)、ステップs23に処理が進む。
画面遷移操作がされると(ステップs18でYes)、スリープ制御部121は、復帰デバイス管理テーブル91を参照して、遷移先の操作画面に関連付けられたデバイスがあるか判定し(ステップs19)、関連付けられたデバイスがなければ(ステップs19でNo)、ステップs23に処理を進める。関連付けられたデバイスがある場合(ステップs19でYes)、スリープ制御部121は、そのデバイスがスリープ状態か判定し(ステップs20)、スリープ状態でなければ(ステップs20でNo)、すなわち通常状態であればステップs22に処理を進める。
遷移先の操作画面に関連付けられたデバイスがスリープ状態である場合(ステップs20でYes)、スリープ制御部121は、スリープ状態のデバイスの復帰処理を行い(ステップs21)、遷移先の操作画面をタッチパネル61に表示する(ステップs22)。なお、遷移先の操作画面に関連付けられたデバイスが複数ある場合には、スリープ制御部121はそれぞれのデバイスについてスリープ状態か否かを判定し、スリープ状態のデバイスの復帰処理を行う。
つづいて、スリープ制御部121は、全てのデバイスが通常状態に復帰したか判定し(ステップs23)、全てのデバイスが通常状態である場合(ステップs23でYes)、本処理は終了する。なお、ここで全てのデバイスとは、スリープ制御部121がスリープ制御可能な全てのデバイスのことである。また、スリープ制御部121は、各デバイスがスリープ状態か否かを管理する機能を有しているものとする。
一方、全てのデバイスが通常状態でない場合(ステップs23でNo)、すなわちスリープ状態のデバイスが残っている場合、ステップs18に処理を戻す。
つまり、スリープ状態のデバイスが残っている間は、タッチパネル61に表示された操作画面が遷移するタイミング毎に、復帰デバイス管理テーブル91が参照され、遷移先の操作画面に関連付けられたデバイスをスリープ状態から復帰させる処理が行われる。
例えば、ボックス画面が初期画面として設定されていたとする。図4に示す復帰デバイス管理テーブル91では、ボックス画面には操作パネル6とボックス記憶部13のみが関連デバイスとして登録されている。そのため、図7に示すように、初期画面としてボックス画面G80がタッチパネル61に表示された段階では、操作パネル6とボックス記憶部13だけがスリープ状態から通常状態に復帰しており、複合機1の省エネ性が高い状態である。
ボックス画面G80には、文書データ801と、文書データ801に対して使用する機能を指示するボタンとして、印刷を指示する印刷ボタンB81、メール送信を指示するメール送信ボタンB82、ファクス送信を指示するファクス送信ボタンB83、プレビュー表示を指示するプレビューボタンB84とが表示されている。
ユーザーが文書データ801を選択して、例えば、印刷ボタンB81を押すと、遷移先の操作画面はプリント画面になる。図4に示す復帰デバイス管理テーブル91を参照すると、プリント画面には操作パネル6とボックス記憶部13と記録部7とが関連付けられている。操作パネル6及びボックス記憶部13は既にスリープ状態から復帰済みであるので、スリープ制御部121により、プリント画面に関連付けられたデバイスのうち、スリープ状態の記録部7だけをスリープ状態から復帰させる処理が行われ、その後プリント画面が表示される。プリント画面が表示されるまでは、記録部7はスリープ状態であるので複合機1の静音性を保ち、省エネ化することができる。なお、このプリント画面は、スリープモードから復帰したときに最初に表示される初期画面ではなく、ボックス画面で印刷ボタンB81が押されたときの遷移先画面である。
つまり、スリープ制御部121は、画面遷移に対応して、遷移先の操作画面に関連付けられたデバイスがスリープ状態か否かを判定し、スリープ状態のデバイスだけを通常状態に復帰させるよう制御している。そのため、操作画面が遷移する毎に次々に遷移先の操作画面に関連付けられたデバイスがスリープ状態から復帰するよう制御される。そのため、必要なときに必要なデバイスだけをスリープ状態から復帰させることができ、複合機1の省エネ性を高めることができる。また、操作画面で操作可能な機能がスリープ状態から復帰するので、ユーザーの使い勝手を良くすることができる。
以上説明したように、本実施形態の複合機1は、プリント機能、コピー機能、ファクス機能、ネットワーク通信機能及びボックス機能の内のいずれか複数の機能を備え、各機能の実行に必要なデバイスの消費電力を通常状態より低減してスリープ状態にするスリープモードを備えた画像形成装置であって、複数の機能の1つ以上にそれぞれ対応する複数の操作画面のいずれかを表示する操作パネル6と、スリープモードから復帰したときに操作パネル6に最初に表示される初期画面として、複数の操作画面のいずれかをユーザーが設定可能な初期画面設定部120と、操作画面毎に、操作画面に対応する機能に必要なデバイスを関連づけて登録した復帰デバイス管理テーブル91と、スリープモードから復帰するときに、復帰デバイス管理テーブル91を参照して、初期画面設定部120で設定された初期画面に関連付けられたデバイスだけをスリープ状態から通常状態に復帰させるスリープ制御部121とを備えている。
そのため、本実施形態によれば、スリープモードから復帰したときに、操作画面に対応する機能がスリープ状態から復帰するように制御されるので、ユーザーにとって使い勝手の良いスリープ解除制御をすることができ、ユーザービリティーの高い複合機1を提供することができる。また、ユーザーが初期画面として設定した操作画面に対応する機能がスリープ解除されるので、ユーザーはスリープ解除する機能の種別を意識することなく、所望の操作画面を初期画面として設定するだけでよい。また、操作画面によっては、複数の機能を操作可能な場合もあり、この場合も、操作画面に対応して複数の機能の実行に必要なそれぞれのデバイスがスリープ状態から復帰するので、ユーザーがどの機能をスリープ解除すればよいのか意識することなく直感的に操作することができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。例えば、本発明は複合機1に限らず、複数の機能を備えた画像形成装置であればよく、プリント機能とネットワーク通信機能を備えたプリンターであってもよい。
1 複合機
2 原稿読取部
3 原稿給送部
5 本体部
6 操作パネル
7 記録部
8 画像処理部
9 記憶部
10 通信部
11 ファクス部
12 制御部
13 ボックス記憶部
21 スキャナー
22 原稿読み取りスリット
23 プラテンガラス
31 原稿載置部
32 原稿排出トレイ
33 原稿給送機構
51 記録紙排出トレイ
52 給紙部
52a1〜52an 給紙カセット
52b1〜52bn 記録紙給紙ローラー
53 記録紙搬送路
54 記録紙搬送ローラー
55 記録紙排出ローラー
61 タッチパネル
62 操作キー
63 画面切換キー
64 コピーキー
65 ファクスキー
66 メールキー
67 ボックスキー
71 感光体ドラム
72 露光部
73 現像部
74 転写部
75 定着部
91 復帰デバイス管理テーブル
120 初期画面設定部
121 スリープ制御部
G60 初期画面設定画面
G80 ボックス画面
801 文書データ
B81〜84 ボタン

Claims (1)

  1. プリント機能、コピー機能、ファクス機能、ネットワーク通信機能及びボックス機能の内のいずれか複数の機能を備え、複数の前記機能の実行に必要な複数のデバイスの消費電力を通常状態より低減してスリープ状態にするスリープモードを備えた画像形成装置であって、
    複数の前記機能にそれぞれ対応する複数の操作画面のいずれかを表示する操作パネルと、
    前記スリープモードから復帰したときに前記操作パネルに最初に表示される初期画面として、複数の前記操作画面のいずれかをユーザーが設定可能な初期画面設定部と、
    前記操作画面毎に、前記操作画面に対応する前記機能に必要な前記デバイスを関連付けて登録した復帰デバイス管理テーブルと、
    前記スリープモードから復帰するときに、前記復帰デバイス管理テーブルを参照して、前記初期画面設定部で設定された前記初期画面に関連付けられた前記デバイスだけを前記スリープ状態から前記通常状態に復帰させるスリープ制御部とを備え、
    前記スリープ制御部は、
    前記スリープ状態の前記デバイスが残っている間は、全ての前記デバイスが前記通常状態に復帰するまで、前記操作画面に表示された他の前記機能を指示するボタンによって前記操作パネルに表示された前記操作画面が遷移するタイミング毎に、前記復帰デバイス管理テーブルを参照して、遷移先の前記操作画面に関連付けられた前記デバイスが前記スリープ状態か否かを判定し、前記スリープ状態の前記デバイスを前記通常状態に復帰させことを特徴とする画像形成装置。
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