JP2015177315A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 アプリケーションが使用するデバイスに対する節電制御と、ユーザに設定される機能制限とに適応してデバイスに対する省電力制御をきめ細かく切り換えることで、ユーザに対する利便性を損なうことのない省電力制御を実現する。【解決手段】電源手段から各デバイスに供給する電力状態を第1の電力状態よりも低い第2の電力状態へ遷移させる画像形成装置において、画像形成装置のユーザが、複数の機能部を使用する権限を有していると判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給するよう制御し、画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していないと判定された場合に、複数の機能部に電力を供給しないよう制御することを特徴とする。【選択図】 図9
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
省電力機能の向上により、ユーザが画像形成装置のプリンタ装置やスキャナ装置やFAX装置を使うことが分かった時に、プリンタ装置やスキャナ装置やFAX装置に対して、通電する方法が提案されている。
例えば、画像形成装置のプリンタ装置やスキャナ装置やFAX装置に対して、使う時だけ電源を通電する。つまり、スキャン機能を使う時だけスキャナ装置に通電し、プリント機能を使う時だけプリンタ装置に通電し、FAX機能を使う時だけFAX装置に通電する。また同時に、プリンタ装置、スキャナ装置、FAX機能に関連するボードやチップに対しても、使う時だけ通電する。(例えば特許文献1参照)
しかし、画像形成装置が処理を行うことが決定した後に、プリンタ装置やスキャナ装置やFAX装置に通電して初期化するので、ユーザは、使用する機能を決定した後、当該機能が使用可能になるまで、通電やソフトウェアの初期化やハードウェア前処理などの初期化時間を待たなければならなかった。
その結果、プリンタ装置やスキャナ装置やFAX装置の起動に時間がかかり、その分処理の実行が遅れ、ユーザの利便性を低下させることになってしまう。
その結果、プリンタ装置やスキャナ装置やFAX装置の起動に時間がかかり、その分処理の実行が遅れ、ユーザの利便性を低下させることになってしまう。
この対策として、ジョブ投入時に通電するだけでなく、画像形成装置の機能を提供するアプリケーション自身がジョブ投入前の適切なタイミングで適切な装置の初期化処理や通電処理を行うことが考えられる。
例えば、COPYアプリケーションがコピー設定画面を表示する際にスキャナ装置とプリンタ装置の初期化・通電を行ったり、SENDアプリケーションが、送信設定画面を表示する時にスキャナ装置の初期化を行ったり、という具合である。
例えば、COPYアプリケーションがコピー設定画面を表示する際にスキャナ装置とプリンタ装置の初期化・通電を行ったり、SENDアプリケーションが、送信設定画面を表示する時にスキャナ装置の初期化を行ったり、という具合である。
しかしながら、過去に作成されたアプリケーション (レガシーアプリケーション)は、当然、適切なタイミングで適切な装置の初期化・通電を行うというような処理は組み込まれていない。
よって、前述のような画像形成装置上で、レガシーアプリケーションを動作させた場合は、適切なタイミングで初期化・通電処理を行うことができず、ジョブ投入時点で初めて初期化・通電処理が行われることになる。そのため、レガシーアプリケーションについては、従来の画像形成装置で動作させた場合に比べてジョブ実行時のパフォーマンスが落ちるという課題があった。
よって、前述のような画像形成装置上で、レガシーアプリケーションを動作させた場合は、適切なタイミングで初期化・通電処理を行うことができず、ジョブ投入時点で初めて初期化・通電処理が行われることになる。そのため、レガシーアプリケーションについては、従来の画像形成装置で動作させた場合に比べてジョブ実行時のパフォーマンスが落ちるという課題があった。
この課題への対策として、表示するアプリケーションを切り替える際に、画面遷移先のアプリを判定し、省電力機能に対応していないアプリケーションであれば、スキャナ装置およびプリンタ装置の通電・初期化処理を事前に行ってから画面切り替えを行う画像形成装置が提案されている。
この画像形成装置では、画面遷移時に通電制御が必要な機能装置を示す属性を各アプリケーションが定義することとし、その属性定義が存在しない場合は省電力機能に対応していないレガシーアプリケーションであると判断している。
この画像形成装置では、画面遷移のタイミングで通電制御を行えばよいアプリケーションは特別な実装する必要がなく、通電制御が必要な機能装置を示す属性を定義するだけで通電制御が実現できる。
従って、レガシーアプリケーションにおけるパフォーマンスを向上させるだけでなく、通電制御を行うアプリケーションの開発者に対する利便性を向上させることが可能となっている。
この画像形成装置では、画面遷移時に通電制御が必要な機能装置を示す属性を各アプリケーションが定義することとし、その属性定義が存在しない場合は省電力機能に対応していないレガシーアプリケーションであると判断している。
この画像形成装置では、画面遷移のタイミングで通電制御を行えばよいアプリケーションは特別な実装する必要がなく、通電制御が必要な機能装置を示す属性を定義するだけで通電制御が実現できる。
従って、レガシーアプリケーションにおけるパフォーマンスを向上させるだけでなく、通電制御を行うアプリケーションの開発者に対する利便性を向上させることが可能となっている。
最近の画像形成装置では、画像形成装置の持つ各機能に対してユーザ毎にアクセス制限を設定することが可能である。このような画像形成装置では、前述したように画面遷移時に画面遷移先のアプリの属性によって通電制御を行ってしまうと、本来必要でないデバイスに対しても通電制御を行ってしまい消費電力を無駄にしてしまう可能性があるという課題が残っていた。
例えばプリンタ機能とスキャナ機能を使うことが属性で示されているアプリケーションであったとしても、ログインしているユーザにプリント権限が無い場合は、プリント機能が用いられることはあり得ないため、プリンタに対する通電制御は無駄になってしまう。また、認証アプリケーションはジョブを実行することはないため、通電制御を行う必要がない。
例えばプリンタ機能とスキャナ機能を使うことが属性で示されているアプリケーションであったとしても、ログインしているユーザにプリント権限が無い場合は、プリント機能が用いられることはあり得ないため、プリンタに対する通電制御は無駄になってしまう。また、認証アプリケーションはジョブを実行することはないため、通電制御を行う必要がない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、アプリケーションが使用するデバイスに対する節電制御と、ユーザに設定される機能制限とに適応してデバイスに対する省電力制御をきめ細かく切り換えることで、ユーザに対する利便性を損なうことのない省電力制御を実現できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
複数の機能部の電力状態を独立して制御可能な画像形成装置において、操作部に表示するアプリケーションの切り替え指示を受信するアプリ切り替え指示受信手段と、前記アプリ切り替え指示受信手段によって指示されたアプリケーションの属性情報を取得するアプリ属性取得手段と、前記アプリ属性取得手段により取得した属性情報が前記複数の機能部に対する電力の供給を要求している場合、前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していると判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給するよう制御し、前記判定手段によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していないと判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給しないよう制御する電力制御手段と、を備えることを特徴とする。
複数の機能部の電力状態を独立して制御可能な画像形成装置において、操作部に表示するアプリケーションの切り替え指示を受信するアプリ切り替え指示受信手段と、前記アプリ切り替え指示受信手段によって指示されたアプリケーションの属性情報を取得するアプリ属性取得手段と、前記アプリ属性取得手段により取得した属性情報が前記複数の機能部に対する電力の供給を要求している場合、前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していると判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給するよう制御し、前記判定手段によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していないと判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給しないよう制御する電力制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、アプリケーションが使用するデバイスに対する節電制御と、ユーザに設定される機能制限とに適応してデバイスに対する省電力制御をきめ細かく切り換えることで、ユーザに対する利便性を損なうことのない省電力制御を実現できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
まず、以下の実施形態において用いる用語について説明する。スキャナ装置やプリンタ装置やFAX装置など画像形成装置の各機能部を提供するためのハードウェア装置を「機能装置」と呼ぶ。また、本発明の通電制御に対応していない過去の画像形成装置向けに作成されたアプリケーションのことを「レガシーアプリケーション」と呼ぶ。
図1は、本発明の実施形態を示す画像形成装置を適用するシステム構成を示すブロック図である。本例は、後述する機能処理を実行する複合機を例とする。本実施形態では、機能部として、プリンタ部、スキャナ部のファクシミリ部のいずれかを含む場合を例とする。
図1において、画像形成装置1は、コピーや印刷等多彩なジョブを実行可能な複合機であり、スキャナ装置2、プリンタ装置4、コントローラ3、操作部5、FAX装置7から構成される。
図1において、画像形成装置1は、コピーや印刷等多彩なジョブを実行可能な複合機であり、スキャナ装置2、プリンタ装置4、コントローラ3、操作部5、FAX装置7から構成される。
スキャナ装置2は、原稿束を自動的に逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット21、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換する事が可能なスキャナユニット22から構成され、変換した画像データをコントローラ3に送信する。
プリンタ装置4はデジタル画像を印刷するための装置であり、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット42、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット41、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット43から構成される。
操作部5はタッチパネル118およびディスプレイ119からなり、本装置の各機能の設定画面の表示や、操作や動作指示などの操作を行うためのものである。FAX装置7は電話回線等にデジタル画像を送信する。
操作部5はタッチパネル118およびディスプレイ119からなり、本装置の各機能の設定画面の表示や、操作や動作指示などの操作を行うためのものである。FAX装置7は電話回線等にデジタル画像を送信する。
コントローラ3は、システムバス110に対してCPU111、RAM112、ROM113、入力制御部114、表示制御部115、HDD116、通信I/Fコントローラ117、スキャナI/F120、プリンタI/F121、電源制御部122が接続される。システムバス110に接続される各部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。なお、本実施形態では、後述するように電源制御部122が各機能部の電力状態を独立して制御可能に構成されている。
ROM113は、不揮発性のメモリであり、画像データやその他のデータ、CPU111が動作するための各種プログラムなどが、それぞれ所定の領域に格納される。RAM112は、揮発性のメモリであり、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
CPU111は、例えばROM113に格納されるプログラムに従い、RAM112をワークメモリとして用いて、この画像形成装置1の各部を制御する。なお、CPU111が動作するためのプログラムは、ROM113に格納されるのに限られず、HDD116や、外部メモリに予め記憶しておいてもよい。
CPU111は、例えばROM113に格納されるプログラムに従い、RAM112をワークメモリとして用いて、この画像形成装置1の各部を制御する。なお、CPU111が動作するためのプログラムは、ROM113に格納されるのに限られず、HDD116や、外部メモリに予め記憶しておいてもよい。
入力制御部114は、ユーザ操作を受け付け、操作に応じた制御信号を生成し、CPU111に供給する。例えば、入力制御部114には、ユーザ操作を受け付ける入力デバイスとして、タッチパネル118が接続される。
なお、タッチパネル118は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。
CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて入力制御部114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いこの画像形成装置1の各部を制御する。これにより、画像形成装置1に対し、ユーザ操作に応じた動作を行わせることができる。
なお、タッチパネル118は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。
CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて入力制御部114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いこの画像形成装置1の各部を制御する。これにより、画像形成装置1に対し、ユーザ操作に応じた動作を行わせることができる。
表示制御部115は、ディスプレイ119に対して画像を表示させるための表示信号を出力する。例えば、表示制御部115に対して、CPU111がプログラムに従い生成した表示制御信号が供給される。表示制御部115は、この表示制御信号に基づき表示信号を生成してディスプレイ119に対して出力する。例えば、表示制御部115は、CPU111が生成する表示制御信号に基づき、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面をディスプレイ119に表示させる。
タッチパネル118は、ディスプレイ119と一体的に構成される。例えば、タッチパネル118を光の透過率がディスプレイ119の表示を妨げないように構成し、ディスプレイ119の表示面の上層に取り付ける。
そして、タッチパネル118における入力座標と、ディスプレイ119上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザがディスプレイ119上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
そして、タッチパネル118における入力座標と、ディスプレイ119上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザがディスプレイ119上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLAN8やインターネット、有線、無線等の各種ネットワークに対する通信を行う。スキャナI/F120は、スキャナ装置2から画像データを入力するとともに、スキャナ制御データの入出力を行う。プリンタI/F121は、プリンタ装置4へ出力画像データを出力するとともに、プリンタ制御データの入出力を行う。電源制御部122は電源状態の変更を制御する。電源制御部122の処理は後で詳細に述べる。
コントローラ3のCPU111が各種制御プログラムが動作させ、接続された各モジュールに指示を出すことで、画像形成装置1上でスキャンジョブやプリントジョブを実行する。
また、画像形成装置1はLAN8経由でコンピュータ9からデジタル画像の入出力、ジョブの発行等も行うことが可能である。さらにコンピュータ9からWebブラウザを経由して画像形成装置1に接続し、アプリケーションをインストールして新たな機能を追加することも可能である。
また、画像形成装置1はLAN8経由でコンピュータ9からデジタル画像の入出力、ジョブの発行等も行うことが可能である。さらにコンピュータ9からWebブラウザを経由して画像形成装置1に接続し、アプリケーションをインストールして新たな機能を追加することも可能である。
図2は、図1に示した画像形成装置の電源制御構成を説明するブロック図である。
図2において、電源制御部122は、起動時や電源オフ時の電源制御や省電力状態への移行/復帰といった電源状態の変更を制御する。省電力状態からの復帰する場合の復帰要因(例えばFAX受信やスイッチ押下等)を検知する部分であり、電源制御部122は各復帰要因に応じてスタンバイ状態へ移行した際の電源制御を実施する。また、CPU111からの命令や後述のWake信号402等の省電力状態からの復帰検出用の信号等を受け、その命令によって第一電源供給部409や第二電源供給部410から各装置に対して電源供給を行うかどうかの制御を行う。さらに、リモート環境からのシャットダウンを実行したときに電源スイッチ480をオフするためにソレノイド470への通電制御を行う。
図2において、電源制御部122は、起動時や電源オフ時の電源制御や省電力状態への移行/復帰といった電源状態の変更を制御する。省電力状態からの復帰する場合の復帰要因(例えばFAX受信やスイッチ押下等)を検知する部分であり、電源制御部122は各復帰要因に応じてスタンバイ状態へ移行した際の電源制御を実施する。また、CPU111からの命令や後述のWake信号402等の省電力状態からの復帰検出用の信号等を受け、その命令によって第一電源供給部409や第二電源供給部410から各装置に対して電源供給を行うかどうかの制御を行う。さらに、リモート環境からのシャットダウンを実行したときに電源スイッチ480をオフするためにソレノイド470への通電制御を行う。
Wake信号402は、スリープ状態になっている場合に通信I/Fコントローラ117がネットワーク8経由で自機に対するパケットを受信した際に、その旨を通信I/Fコントローラ117から電源制御部122に通知するための信号である。電源制御部122はWake信号402を検知したら、制御信号407、417、418、451の制御を行い、各デバイスに対して供給する電源の選択を行う。
制御信号404〜407、417、418、451は、各デバイスに対して電源供給を行うかどうかを制御するための信号である。
制御信号404〜407、417、418、451は、各デバイスに対して電源供給を行うかどうかを制御するための信号である。
またスイッチ411〜414、415、419、450は制御信号404〜407、417、418、451で制御されるスイッチである。スイッチ411〜414、415、419、450を制御信号404〜407、417、418、451で制御することで各デバイスに対しての電源供給状態を変更することが可能となる。スイッチ411〜414、415、419、450はFETやリレースイッチ等によって実現することができる。
制御信号404およびスイッチ413は、通信I/Fコントローラ117への電源供給を制御する。画像形成装置1がスタンバイ状態およびスリープ状態の場合に、通信I/Fコントローラ117へ電源を供給し、画像形成装置1がオフ状態の場合には通信I/Fコントローラ117への電源を停止するように制御している。
制御信号405およびスイッチ414は、RAM112への第一電源供給を制御する。例えばスリープ状態の場合には、セルフリフレッシュ状態のRAM112に対して第一電源から電力供給を行い、画像形成装置1をオフ状態にする場合にはRAM112に対して第一電源からの電力供給を停止するといったことが考えられる。
制御信号406およびスイッチ411は、第一電源供給部409からコントローラ3に対しての電源供給を制御する。制御信号406およびスイッチ411は後述の電源スイッチ480がユーザによってオンされたら、電源スイッチ480の状態通知信号416を電源制御部122が受けてオンする。これによりユーザが電源スイッチ480をオフした際にも、コントローラ3に対して電源供給することが可能となる。このとき電源制御部122は電源スイッチ480の状態通知信号416により、電源スイッチ480がオフされたことを検知し、それをCPU111に対して通知することで、正常なシャットダウン処理をしてから各デバイスに対しての電源をオフすることが可能となる。
電源スイッチ480は、ユーザによって画像形成装置1への電源オン/オフの操作をするためのスイッチであり、ユーザが電源スイッチ480をオンすることで第一電源供給部409からコントローラ3に対して電源が供給されるようになる。この電源スイッチ480は内部にソレノイド470が設置されており、ソレノイド470に通電することで電源スイッチ480がオフに切り替わる構成になっている。これによりリモート環境からのシャットダウン処理を受け付けた場合に、ソレノイド470をソレノイド制御信号471で制御し、通電することにより電源スイッチ480をオフにすることが可能となっている。
制御信号407およびスイッチ412は、第二電源供給部410に対してAC電源の供給を制御する。第二電源供給部410は、省電力状態のときにオフされて、スタンバイ状態のときにオンされる電源である。例えば省電力状態のときに電源制御部122がWake信号402を受けた時に、電源制御部122は制御信号407を制御し、スイッチ412をオンすることでスタンバイ状態のときに必要な各デバイスに対しての電源をオンすることが可能となる。
第一電源供給部409は、AC電源をDC電源に変換し、電源制御部122等に対して第一電源を供給する。第一電源供給部409から供給される第一電源は、画像形成装置1を省電力状態にした場合でも電源制御部122等に対して電源供給を行うために備えられている電源である。第一電源は電源制御部122の他に省電力状態からの復帰を行うためにネットワーク60からの自機宛てのパケットを検知するための通信I/Fコントローラ117へも供給される。
第二電源供給部410は、AC電源をDC電源に変換し、各デバイスに対して、第二電源を供給する。第二電源供給部410から供給される第二電源は、画像形成装置1が省電力状態の時に電源供給を停止する電源である。第二電源供給部410は、省電力状態の場合に電源供給が不要な各種デバイスに対して電源供給を行うために備えられている。
図3は、図1に示したコンピュータ9の表示装置に表示されるUI画面の一例を示す図である。本例は、画像形成装置1上で動作するアプリケーションの管理を行う際にコンピュータ9上のWebブラウザに表示される画面の一例である。
特に、図3の(A)は、コンピュータ9のブラウザから画像形成装置1のアプリケーション管理ページにアクセスした際に、最初に表示される画面の例である。
図3の(A)において、メニュー領域301は、アプリケーション管理のためのメニューを表示する領域である。
制御画面領域302は、メニュー領域301で選択されたメニューに応じた画面が表示される領域である。アプリ管理メニュー303は、画像形成装置1上にインストールされている各種のアプリケーションの開始や停止やアンインストールを行うためのメニューである。
アプリインストールメニュー304は、各種のアプリケーションのインストールを行うためのメニューである。アプリケーション管理ページに最初にアクセスした場合、アプリ管理メニュー303が選択されており、制御画面領域302にはアプリケーションを管理するための画面が表示される。
アプリケーション一覧領域305は、画像形成装置上にインストールされているCOPYやSENDといった画像形成装置の機能を提供するアプリケーションの一覧が表示される領域である。認証アプリケーション一覧領域306は、認証を行う特別なアプリケーションの一覧を表示するための領域である。アプリケーション名称欄307は、アプリケーション名とバージョン番号が表示される。
図3の(A)において、メニュー領域301は、アプリケーション管理のためのメニューを表示する領域である。
制御画面領域302は、メニュー領域301で選択されたメニューに応じた画面が表示される領域である。アプリ管理メニュー303は、画像形成装置1上にインストールされている各種のアプリケーションの開始や停止やアンインストールを行うためのメニューである。
アプリインストールメニュー304は、各種のアプリケーションのインストールを行うためのメニューである。アプリケーション管理ページに最初にアクセスした場合、アプリ管理メニュー303が選択されており、制御画面領域302にはアプリケーションを管理するための画面が表示される。
アプリケーション一覧領域305は、画像形成装置上にインストールされているCOPYやSENDといった画像形成装置の機能を提供するアプリケーションの一覧が表示される領域である。認証アプリケーション一覧領域306は、認証を行う特別なアプリケーションの一覧を表示するための領域である。アプリケーション名称欄307は、アプリケーション名とバージョン番号が表示される。
状態欄308は、アプリケーションの状態を表示するためのものであり、「開始」もしくは「停止」のどちらかが表示される。アプリケーション制御ボタン欄309は、アプリケーションを開始したり停止したりするためのボタンが表示される。アプリケーションの状態に応じて表示されるボタンが変化し、アプリケーションの状態が「開始」状態であれば停止ボタンが表示され、「停止」状態であれば開始ボタンが表示される。
ただし、認証アプリケーションについては排他的にいずれか1つだけが起動するように構成されているため、アプリケーション制御ボタン欄309において、「選択」というボタンが表示される。
ここで、「選択」ボタンが押されると、現在「開始」状態の認証アプリケーションが停止して、選択された認証アプリケーションが開始される。アンインストールボタン欄310は、アプリケーションを画像形成装置からアンインストールするためのボタンが表示される領域であり、この欄のボタンが押されると対応するアプリケーションがアンインストールされる。
ここで、「選択」ボタンが押されると、現在「開始」状態の認証アプリケーションが停止して、選択された認証アプリケーションが開始される。アンインストールボタン欄310は、アプリケーションを画像形成装置からアンインストールするためのボタンが表示される領域であり、この欄のボタンが押されると対応するアプリケーションがアンインストールされる。
図3の(B)は、メニュー領域301にてアプリインストールメニュー304が選択された際に表示される画面の例である。
図3の(B)において、アプリファイルパス入力フィールド311は、インストールしたいアプリケーションのコンピュータ9上のファイルパスを指定するフィールドである。参照ボタン312は、ファイル選択ダイアログからアプリケーションファイルを選択することでアプリファイルパス入力フィールド311にファイルパスを入力するためのボタンである。インストールボタン313は、アプリファイルパス入力フィールド311で指定されたアプリケーションを画像形成装置1に送信してインストール指示を行うためのボタンである。なお、ここで、アプリケーションは特定の画像形成装置専用ではなく、各機種共通に動作するように実装することが可能である。そのようなアプリケーションは将来リリースされる画像形成装置においてもインストールして動作させることが可能である。
図3の(B)において、アプリファイルパス入力フィールド311は、インストールしたいアプリケーションのコンピュータ9上のファイルパスを指定するフィールドである。参照ボタン312は、ファイル選択ダイアログからアプリケーションファイルを選択することでアプリファイルパス入力フィールド311にファイルパスを入力するためのボタンである。インストールボタン313は、アプリファイルパス入力フィールド311で指定されたアプリケーションを画像形成装置1に送信してインストール指示を行うためのボタンである。なお、ここで、アプリケーションは特定の画像形成装置専用ではなく、各機種共通に動作するように実装することが可能である。そのようなアプリケーションは将来リリースされる画像形成装置においてもインストールして動作させることが可能である。
図4は、図1に示した操作部5のディスプレイ119に表示される画面の例である。図4の(A)は、認証アプリケーション画面の例であり、画像形成装置1を起動すると最初に表示される画面である。この例では、ユーザがかざすICカード認証を行う認証アプリケーションの画面を示しており、ICカードを画像形成装置1に接続されたカードリーダ(不図示)にかざすことで認証が行われる。有効なICカードがかざされた画像形成装置1が判断した場合、認証が成功する。認証が成功すると画像形成装置1の各機能を利用するための選択画面(図4の(B))が表示される。
図4の(B)の画面では画像形成装置1上にインストールされているアプリケーションに対応するボタン201が表示される。ユーザは利用したい機能に対応するボタンにタッチすることで各機能の設定画面に遷移する。例えば、ユーザによりコピーボタンがタッチされるとCOPYアプリケーションの設定画面に切り替わる。
なお、ユーザが画像形成装置1の機能を使い終わった場合、認証されたユーザが操作部5上に配置されたIDキー(不図示)を押下すると、画像形成装置1はログアウトして、図4の(A)の認証画面に遷移する。またユーザが一定時間操作部5を操作しない場合にも、自動でログアウトして図4の(A)の画面に戻る。
図5は、図1に示した操作部5に表示するアプリケーション画面の制御に関するソフトウェアモジュールの構成を示すブロック図である。なお、図5に示す各ソフトウェアモジュールは、CPU111が、ROM113もしくはHDD116に格納された制御プログラムを読み出して実行することで実現される。
図5において、アプリケーション501は、スキャナ装置2やプリンタ装置4の制御を行いユーザに対して画像形成装置1の機能を提供するモジュールである。画像形成装置1上には複数のアプリケーションが存在可能であり、図3で説明した方法でアプリケーションを自由に追加することができる。
また、アプリケーション501は、起動時にアプリ管理部503に対してアプリ登録処理を行うことで、画像形成装置1の操作部5のディスプレイ119上に表示される図4の(B)の画面で選択可能となる。
また、アプリケーション501は、起動時にアプリ管理部503に対してアプリ登録処理を行うことで、画像形成装置1の操作部5のディスプレイ119上に表示される図4の(B)の画面で選択可能となる。
入力受信部502は、操作部5からのユーザの入力を受信するためのモジュールであり、アプリ管理部503にアプリケーション画面切り替え要求を出したり、アプリ管理部503を経由して各アプリケーション501に入力を通知したりする。
ユーザ管理部507は、認証アプリケーションと連携して画像形成装置1にログインしているユーザの各種情報を管理するモジュールである。アプリ管理部503からの問い合わせに応答して、画像形成装置1にログインしているユーザが画像形成装置1の各機能を使用する権限を有しているか否かを通知する。なお、図1に示したHDD116のユーザ管理情報領域には、認証可能なユーザごとに、実行可能なアプリケーションが対応づけて管理されているため、ユーザによっては、すべての機能を選択することが制限される場合がある(詳細は後述する)。
アプリ管理部503は、入力受信部502からのアプリケーション画面切り替え要求に応じて画面を切り替える。この時、ユーザ管理部507への問い合わせを行って取得したユーザの権限と切り替え先のアプリケーションの属性に応じてデバイス制御部504を通じてスキャナ装置2およびプリンタ装置4の通電制御を行う。
デバイス制御部504は、スキャナ制御部505、プリンタ制御部506を通じて各装置の通電制御を行う。スキャナ制御部505はスキャナ装置2の制御を行うモジュールであり、プリンタ制御部506はプリンタ装置4の通電制御を行うモジュールである。
図6は、図5に示したユーザ管理部507が保持しているユーザの権限情報を模式的に表した図である。ここではユーザAはデバイス毎、例えばプリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能ともに許可されているのに対して、ユーザBはプリント禁止に設定されているものとする。なお、各ユーザの権限は画像形成装置1の管理者が設定可能である。また、図6に示す権限情報は画像形成装置1のHDD116等の内部に保持することなく、ユーザ管理部507がネットワーク上のサーバ装置に問い合わせて取得するように構成しても良い。
図7A、図7Bは、図1に示した画像形成装置1のコントローラ3、スキャナ装置2、プリンタ装置4の各通電状況およびジョブ状態を示す図である。図7A、図7Bにおいて、横軸は時間を表している。イベント発生によって、画像形成装置のジョブ状態がどう変化するか、および、コントローラ3、スキャナ装置2、プリンタ装置4の各通電状態がどうなるかを実線で示している。なお、本実施形態では、電源手段から各デバイス(プリンタ装置4、コントローラ3、スキャナ装置2)に供給する電力状態を第1の電力状態(ON状態)よりも低い第2の電力状態(SLEEP状態)へ遷移させる画像形成装置を例とする。
コントローラ3は、ON状態、ON(スリープ)状態、OFF状態の3つの状態を持つ。ON状態は、コントローラ3上で全ての制御プログラムが動作可能な状態である。ON(スリープ)状態は、制御プログラムが動作せず、割り込み等でON状態に復帰するための最低限の動作ができる状態である。OFF状態は完全に電源が供給されない状態である。
スキャナ装置2、プリンタ装置4は、ON(動作待ち解除)状態、ON(動作待ち)状態、OFF状態の3つの状態を持つ。ON(動作待ち解除)状態は、各ジョブを実行する準備が完了している状態である。ON(動作待ち)状態は、印刷のためのモータやポリゴンを動作させなかったり、印刷のための転写ユニットを温調させなかったり、読み取りのためのホームポジション検知を動作させないなど可動部を動作させない状態である。すなわちON(動作待ち)状態は、ON(動作待ち解除)状態よりも消費電力が低い状態である。OFF状態は完全に電源が供給されない状態である。
図7Aの(A)は、ユーザAが画像形成装置1を使う場合を想定した状態に対応し、図6に示すようにユーザAはアプリケーションとして、プリント、スキャンともに許可されているユーザである。
図7Aの(A)は、ユーザAが画像形成装置1を使う場合を想定した状態に対応し、図6に示すようにユーザAはアプリケーションとして、プリント、スキャンともに許可されているユーザである。
〔ユーザAによる処理〕
S101にてユーザAが画像形成装置1のシーソースイッチ(スイッチ480)をONすると、画像形成装置1は起動処理を行い起動処理状態になる。そして、起動処理が完了するとアイドル状態になり、一定時間が経過するとスリープ状態に移行する(S102)。
S101にてユーザAが画像形成装置1のシーソースイッチ(スイッチ480)をONすると、画像形成装置1は起動処理を行い起動処理状態になる。そして、起動処理が完了するとアイドル状態になり、一定時間が経過するとスリープ状態に移行する(S102)。
次にS103にて、ユーザAが節電キーを押下すると、再びアイドル状態になる。次に、ユーザAが画像形成装置1にログインする(S104)。この時画像形成装置1の操作画面には図4の(B)に示す画面が表示される。その後、ユーザAがSENDアプリケーション画面に遷移する(S105)とスキャナ装置2だけ通電状態がON(動作待ち解除)状態になる。ここでSENDアプリケーションには、スキャン装置2のみを使うアプリケーション属性が定義されているものとする。アプリケーション属性については後述する。
次に、S106にてユーザAが送信設定を行った後に送信処理を実行指示すると、この時点ではスキャナ装置2がON(動作待ち解除)状態になっているため、ユーザAにストレスを与えることなくスキャン動作が行われる。またこの時プリンタ装置4はON(動作待ち)状態であるためプリンタ装置4にかかる消費電力は低く抑えられた状態となる。
スキャナ装置2による原稿読取とデータ送信処理が完了すると画像形成装置1はアイドル状態に遷移し、所定の条件、例えば画像形成装置1の操作がされないまま一定時間経過すると、節電制御対象となるデバイスの電力供給を遮断して、再度スリープ状態に移行する(S107)。スリープ状態に移行すると同時にユーザAは自動的にログアウトされる。
次に。S108にて後ユーザAが節電キーを押下すると再びアイドル状態になる。
スキャナ装置2による原稿読取とデータ送信処理が完了すると画像形成装置1はアイドル状態に遷移し、所定の条件、例えば画像形成装置1の操作がされないまま一定時間経過すると、節電制御対象となるデバイスの電力供給を遮断して、再度スリープ状態に移行する(S107)。スリープ状態に移行すると同時にユーザAは自動的にログアウトされる。
次に。S108にて後ユーザAが節電キーを押下すると再びアイドル状態になる。
次に、ユーザAが再びログインした後(S109)、BOXアプリケーション画面に遷移するとスキャナ装置2とプリンタ装置4の両方の通電状態がON(動作待ち解除)状態になる(S110)。ここでBOXアプリケーションは原稿を読み込んで画像形成装置1内の記憶部(HDD116)に保存する機能と、予め読み込んだ原稿をプリントする機能を持つアプリケーションである。
従って、BOXアプリケーションにはスキャン装置2とプリンタ装置4の両方を使うアプリケーション属性が定義されているものとする。
従って、BOXアプリケーションにはスキャン装置2とプリンタ装置4の両方を使うアプリケーション属性が定義されているものとする。
S111にてユーザAがプリント実行操作をした場合、すでにプリンタ装置4がON(動作待ち解除)状態であるため、ユーザAにストレスを与えることなくプリント動作が行われる。プリント動作が完了すると画像形成装置1はアイドル状態になり、また画像形成装置1の操作がされないまま一定時間経過すると再度スリープ状態に移行する(S112)。
〔ユーザBによる処理〕
図7Aの(B)は、図7Aの(A)の後、続けてユーザBが画像形成装置1を使う場合である。図6に示すようにユーザBはプリント機能が許可されていないユーザである。
〔ユーザBによる処理〕
図7Aの(B)は、図7Aの(A)の後、続けてユーザBが画像形成装置1を使う場合である。図6に示すようにユーザBはプリント機能が許可されていないユーザである。
S201にて、ユーザBが節電キーを押下するとアイドル状態になる。次に、ユーザBが画像形成装置にログインする(S202)。この時画像形成装置の操作画面には図4の(B)に示す画面が表示される。その後S203からS206の各ステップはS105からS108の各ステップにおける処理と同様である。
次に、ユーザBが再びログイン(S207)した後、BOXアプリケーション画面に遷移するとスキャナ装置2の通電状態がON(動作待ち解除)状態になる(S208)。一方、ユーザBはプリント権限がないため、プリンタ装置4はON(動作待ち)状態のままである。S209にてユーザBがスキャンした原稿をボックスに保存する操作をした場合、すでにスキャナ装置2がON(動作待ち解除)状態であるため、ユーザBにストレスを与えることなくスキャン動作が行われる。
スキャン動作が完了すると画像形成装置1はアイドル状態になり、また画像形成装置1の操作がされないまま一定時間経過すると再度スリープ状態に移行する(S210)。
スキャン動作が完了すると画像形成装置1はアイドル状態になり、また画像形成装置1の操作がされないまま一定時間経過すると再度スリープ状態に移行する(S210)。
図8は、図1に示した画像形成装置に登録されたアプリケーション属性の例を示す図である。アプリケーション属性は、アプリケーションの特性を記述したテキストファイルであり、アプリケーションファイルに包含されている。
図8の(A)は、機能装置毎の独立した通電制御に対応しているSENDアプリケーションの属性情報の例である。
ApplicationName801はアプリケーション名を示す属性である。ApplicationVersion802はアプリケーションのバージョンを示す属性である。
SmartPowerSave803はアプリケーションが機能装置毎の独立した通電制御に対応したアプリケーションであることを示す属性であり、通電が必要な機能装置を示している。この例では"scanner=on"と記載されているため、このアプリケーションに画面を切り替えた場合にスキャナのみON(動作待ち解除)状態になるように制御される。
図8の(A)は、機能装置毎の独立した通電制御に対応しているSENDアプリケーションの属性情報の例である。
ApplicationName801はアプリケーション名を示す属性である。ApplicationVersion802はアプリケーションのバージョンを示す属性である。
SmartPowerSave803はアプリケーションが機能装置毎の独立した通電制御に対応したアプリケーションであることを示す属性であり、通電が必要な機能装置を示している。この例では"scanner=on"と記載されているため、このアプリケーションに画面を切り替えた場合にスキャナのみON(動作待ち解除)状態になるように制御される。
図8の(B)は、機能装置毎の独立した通電制御に対応しているBOXアプリケーションの属性情報の例である。SmartPowerSave803として"scanner=on; printer=on"と記載されているため、このアプリケーションに画面を切り替えた場合にスキャナ装置2とプリンタ装置4の両方がON(動作待ち解除)状態になるように制御される。
図8の(C)は、レガシーアプリケーション(本発明の通電制御に対応していない過去の画像形成装置用に作成されたアプリケーション)の属性情報の例である。過去の画像形成装置ではSmartPowerSave803という属性は定義されていないため、このアプリケーションではSmartPowerSave803属性が記載されていない。よって、SmartPowerSave803属性の有無を判定することにより、CPU111は、レガシーアプリケーションか否かの判定が可能である。
図8の(D)は、認証アプリケーションの属性情報の例である。ApplicationType805の属性はアプリケーションの種類を示す属性である。認証アプリケーションは"Authenticaion"と定義される。
一般アプリケーションの場合は、この属性の記載は不要である。よって、CPU111は、ApplicationType805の属性が定義されていないものは一般アプリケーションであると判断できる。本実施形態では、認証アプリケーションはジョブを実行することはないため、通電制御の対象は一般アプリケーションのみとしている。
一般アプリケーションの場合は、この属性の記載は不要である。よって、CPU111は、ApplicationType805の属性が定義されていないものは一般アプリケーションであると判断できる。本実施形態では、認証アプリケーションはジョブを実行することはないため、通電制御の対象は一般アプリケーションのみとしている。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、アプリケーション画面の切り替えを行う際に画像形成装置1で実行される処理の流れに対応する。図9の各ステップは、ROM113やHDD116に格納されたプログラムをCPU111が実行することによって処理される。なお、以下の説明では、CPU11が実行するモジュール(図5に示した)を主体として説明する。
まずS901において、アプリ管理部503は、アプリ切り替え指示受信処理として、入力受信部502からアプリケーション画面切り替え要求を受信する。次にS902に進み、アプリ属性取得処理として、アプリ管理部503が画面切替先アプリケーションの属性(図8参照)を取得する。次にS903に進み、アプリ管理部503は、S902で取得した属性を基に画面切替先アプリケーションの種類が認証アプリケーションであるか否かを判定する。本実施形態では図8の(D)に示すようにApplicationType805属性が"Authentication"であるアプリケーションを認証アプリケーションと判定する。
まずS901において、アプリ管理部503は、アプリ切り替え指示受信処理として、入力受信部502からアプリケーション画面切り替え要求を受信する。次にS902に進み、アプリ属性取得処理として、アプリ管理部503が画面切替先アプリケーションの属性(図8参照)を取得する。次にS903に進み、アプリ管理部503は、S902で取得した属性を基に画面切替先アプリケーションの種類が認証アプリケーションであるか否かを判定する。本実施形態では図8の(D)に示すようにApplicationType805属性が"Authentication"であるアプリケーションを認証アプリケーションと判定する。
S903にて認証アプリケーションであるとアプリ管理部503が判定した場合はアプリ管理部503が処理をS910に進める。
一方、認証アプリケーションでないとアプリ管理部503が判定した場合、アプリ管理部503は処理をS904に進める。
S904では、アプリ管理部503は、S902で取得した属性情報を元にスキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態にする必要があるかどうかを判定する。本実施形態ではSmartPowerSave803属性に"scanner=on"という記載が含まれれば、スキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。
一方、認証アプリケーションでないとアプリ管理部503が判定した場合、アプリ管理部503は処理をS904に進める。
S904では、アプリ管理部503は、S902で取得した属性情報を元にスキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態にする必要があるかどうかを判定する。本実施形態ではSmartPowerSave803属性に"scanner=on"という記載が含まれれば、スキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。
また、SmartPowerSave803属性そのものが記載されていない場合も、スキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。もしON(動作待ち解除)状態にする必要がないとアプリ管理部503が判定した場合は、S907に進み、ON(動作待ち解除)状態にする必要があるとアプリ管理部503が判定した場合はS905に進む。
そして、S905において、アプリ管理部503は、ユーザ管理部507に問い合わせて、認証されたユーザにスキャン権限があるか否かを判定する。ユーザにスキャン権限が無いとアプリ管理部503が判定した場合は、アプリ管理部503は。処理をS907に進め、スキャン権限があるとアプリ管理部503が判定した場合、アプリ管理部503は処理をS906に進める。
そして、S905において、アプリ管理部503は、ユーザ管理部507に問い合わせて、認証されたユーザにスキャン権限があるか否かを判定する。ユーザにスキャン権限が無いとアプリ管理部503が判定した場合は、アプリ管理部503は。処理をS907に進め、スキャン権限があるとアプリ管理部503が判定した場合、アプリ管理部503は処理をS906に進める。
S906では、アプリ管理部503は、スキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態にするよう、デバイス制御部504に要求して処理をS907に進める。デバイス制御部504はスキャナ制御部505に要求してスキャナ制御部505がスキャナ装置2に対する通電処理を行う。
S907では、アプリ管理部503は、S902で取得した属性情報を元にプリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態にする必要があるかどうかを判定する。
本実施形態ではSmartPowerSave803属性に"printer=on"という記載が含まれれば、プリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。
また、SmartPowerSave803属性そのものが記載されていない場合もプリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。
もしON(動作待ち解除)状態にする必要がないとアプリ管理部503が判定した場合はS910に進み、必要があるとアプリ管理部503が判定した場合はS908に進む。
S908において、アプリ管理部503は、ユーザ管理部507に問い合わせて、ユーザにプリント権限があるか否かを判定する。
ユーザにプリント権限が無いとアプリ管理部503が判定した場合は、アプリ管理部503は処理をS910に進め、プリント権限があるとアプリ管理部503が判定した場合はS909に進める。
本実施形態ではSmartPowerSave803属性に"printer=on"という記載が含まれれば、プリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。
また、SmartPowerSave803属性そのものが記載されていない場合もプリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態に移行する必要があると判定する。
もしON(動作待ち解除)状態にする必要がないとアプリ管理部503が判定した場合はS910に進み、必要があるとアプリ管理部503が判定した場合はS908に進む。
S908において、アプリ管理部503は、ユーザ管理部507に問い合わせて、ユーザにプリント権限があるか否かを判定する。
ユーザにプリント権限が無いとアプリ管理部503が判定した場合は、アプリ管理部503は処理をS910に進め、プリント権限があるとアプリ管理部503が判定した場合はS909に進める。
S909ではアプリ管理部503は、プリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態にするよう、デバイス制御部504に要求して処理をS910に進める。デバイス制御部504はプリンタ制御部506に要求してプリンタ制御部506がスキャナ装置2に対する通電処理を行う。
S910では、S901で要求されたアプリケーションに表示画面を切り替えて処理を終了する。
S910では、S901で要求されたアプリケーションに表示画面を切り替えて処理を終了する。
以上説明したように、アプリケーションの画面切り替え時に、画面遷移先アプリケーションの属性とユーザ権限を判断して、必要に応じてスキャナ装置2、プリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態にしてから画面切り替えを行う構成とした。
これにより、画面遷移のタイミングで通電制御を行えばよいアプリケーションは特別な実装することなく、独立した通電制御が実現できる。通電制御を行うか否かを判断する際に、ユーザの権限を判定するので、ジョブ実行時のパフォーマンス低下を防ぐと同時に、無駄な通電処理を行うことによる消費電力の無駄を減少させることが容易に実現できる。
これにより、画面遷移のタイミングで通電制御を行えばよいアプリケーションは特別な実装することなく、独立した通電制御が実現できる。通電制御を行うか否かを判断する際に、ユーザの権限を判定するので、ジョブ実行時のパフォーマンス低下を防ぐと同時に、無駄な通電処理を行うことによる消費電力の無駄を減少させることが容易に実現できる。
〔第2実施形態〕
第1実施形態では、図8に示したアプリケーション属性ファイルを基に通電制御を行う例を説明したが、第2実施形態ではアプリ管理テーブルを用いて通電制御を行う例を示す。
なお、システム構成や電源制御に関するハードウェア構成やUIや通電状態は第1実施形態と共通であるため説明は割愛する。
第1実施形態では、図8に示したアプリケーション属性ファイルを基に通電制御を行う例を説明したが、第2実施形態ではアプリ管理テーブルを用いて通電制御を行う例を示す。
なお、システム構成や電源制御に関するハードウェア構成やUIや通電状態は第1実施形態と共通であるため説明は割愛する。
また、ソフトウェアの構成に関しても図5と同等であるが、アプリ管理部503の制御内容について異なる部分があるため差分について説明する。
第2実施形態では、アプリ管理部503は、アプリケーション501からアプリ登録を受ける際に、各装置の通電情報を受信することが可能になっている。
また、アプリ管理部503はアプリケーション501からアプリ登録要求を受けると、図11に一例を示す通電情報を含めたアプリ管理テーブルを作成する。そして、アプリ画面切り替え要求時にアプリ管理テーブルの情報に基づいて必要に応じてスキャナ装置2、プリンタ装置4の通電制御を行う。
図5のその他の構成要素に関しては第1実施形態と同じであるため説明は割愛する。
なお、アプリケーション属性に関しては、第1実施形態では図8のようにスキャナ装置2、プリンタ装置4の通電状態の制御のための属性を定義していたが、第2実施形態ではこの属性は定義されない。
第2実施形態では、アプリ管理部503は、アプリケーション501からアプリ登録を受ける際に、各装置の通電情報を受信することが可能になっている。
また、アプリ管理部503はアプリケーション501からアプリ登録要求を受けると、図11に一例を示す通電情報を含めたアプリ管理テーブルを作成する。そして、アプリ画面切り替え要求時にアプリ管理テーブルの情報に基づいて必要に応じてスキャナ装置2、プリンタ装置4の通電制御を行う。
図5のその他の構成要素に関しては第1実施形態と同じであるため説明は割愛する。
なお、アプリケーション属性に関しては、第1実施形態では図8のようにスキャナ装置2、プリンタ装置4の通電状態の制御のための属性を定義していたが、第2実施形態ではこの属性は定義されない。
図10は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、アプリ管理部503がアプリケーション501からアプリ登録要求を受け取った際の、アプリ管理部503の処理の流れに対応する。図10の各ステップは、ROM113やHDD116に格納されたプログラムをCPU111が実行することによって処理される。また、以下の説明では、CPU111が実行する図5に示したモジュールを主体として説明する。
アプリ管理部503は、アプリケーションからアプリ登録指示を受けると、まずS1001にて登録指示に各装置の通電制御情報が含まれるか否かを判定する。例えばレガシーアプリからの登録の場合、登録指示に通電制御情報は含まれていないことになる。
ここで、通電制御情報が含まれているとアプリ管理部503が判定した場合はS1002に進み、指示内容通りに図11に一例を示すアプリケーション管理テーブルにアプリケーション情報登録を行い、処理を終了する。
ここで、通電制御情報が含まれているとアプリ管理部503が判定した場合はS1002に進み、指示内容通りに図11に一例を示すアプリケーション管理テーブルにアプリケーション情報登録を行い、処理を終了する。
S1001にてアプリ管理部503は通電制御情報が含まれていないと判定すると、処理をS1003に進める。S1003では、アプリ判定処理として、アプリ管理部503はそのアプリケーションの属性情報を取得して認証アプリケーションかどうかを判定する。認証アプリケーションでないとアプリ管理部503が判定した場合はS1004に進み、認証アプリケーションであるとアプリ管理部503が判定した場合はS1005に進む。
S1004ではアプリ管理部503はスキャナ装置2とプリンタ装置4の両方を通電制御するものとして、図11に示すアプリ管理テーブルにアプリケーション情報を登録して処理を終了する。
S805ではアプリ管理部503はスキャナ装置2とプリンタ装置4の両方とも通電制御しないものとしてアプリ管理テーブルにアプリケーション情報を登録して処理を終了する。
S1004ではアプリ管理部503はスキャナ装置2とプリンタ装置4の両方を通電制御するものとして、図11に示すアプリ管理テーブルにアプリケーション情報を登録して処理を終了する。
S805ではアプリ管理部503はスキャナ装置2とプリンタ装置4の両方とも通電制御しないものとしてアプリ管理テーブルにアプリケーション情報を登録して処理を終了する。
図11は、図1に示したHDD116に保持されるアプリケーション管理テーブルの一例を示す図である。本アプリ管理テーブルは、アプリケーションの画面登録時に生成される。
図11において、アプリID1101は、プログラム上でアプリケーションを識別するためのIDであり、アプリ登録時に一意に決められる。アプリ名称1102はアプリケーションの名前であり、アプリ種別1103はアプリケーションの種類を示す。アプリ名称1102およびアプリ種別1103は、アプリケーション属性(図8)から情報を取得してテーブルに記録する。本テーブルは、各デバイスに対する電力制御の可否を決定する情報を格納するテーブルである。
スキャナ制御1104は、画面切り替え時にスキャナ装置2の通電制御が必要か否かを示す電力制御情報が付加されて保持される。ここで、スキャナ制御1104が「True」である場合は、そのアプリケーションに画面を切り替えた場合にスキャナ装置2の通電状態をON(動作待ち解除)状態にする必要があることを意味する。プリンタ制御1105は、画面切り替え時にプリンタ装置4の通電制御が必要か否かを示す情報が保持される。
ここで、プリンタ制御1105が「True」である場合、そのアプリケーションに画面を切り替えた場合にプリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態にする必要があることを意味する。
ここで、プリンタ制御1105が「True」である場合、そのアプリケーションに画面を切り替えた場合にプリンタ装置4の通電状態をON(動作待ち解除)状態にする必要があることを意味する。
図12は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、アプリケーション画面の切り替えを行う際の画像形成装置1で実行される処理の流れに対応する。図12の各ステップは、ROM113やHDD116に格納されたプログラムをCPU111が実行することによって処理される。なお、以下の説明では、CPU111が実行する図5に示したモジュールを主体として説明する。
まず、S1201にて、アプリ管理部503は、入力受信部502からアプリケーション画面切り替え要求を受信する。次にS1202に進み、アプリ管理部503はアプリ管理テーブル(図11)から画面切替先アプリケーションの情報を取得する。
まず、S1201にて、アプリ管理部503は、入力受信部502からアプリケーション画面切り替え要求を受信する。次にS1202に進み、アプリ管理部503はアプリ管理テーブル(図11)から画面切替先アプリケーションの情報を取得する。
S1204からS1210の各処理はS904からS910の各処理と同様である。但し、スキャナおよびプリンタに対する通電制御が必要か否かを判断する際、S1202で取得した情報に基づいて判断を行う点が第1実施形態と異なる。
以上説明したように、アプリケーション登録時に機能装置毎の通電制御情報を指定可能な構成とし、指定がない場合はそのアプリケーションに画面遷移する際にスキャナ装置2、プリンタ装置4共に通電状態をON(動作待ち解除)にする構成とした。
これにより、ジョブ実行時のパフォーマンス低下を防ぐと同時に、無駄な通電処理を行うことによる消費電力の無駄を減少させることが容易に実現できる。
これにより、ジョブ実行時のパフォーマンス低下を防ぐと同時に、無駄な通電処理を行うことによる消費電力の無駄を減少させることが容易に実現できる。
なお、上記第1、第2実施形態では、説明を簡略化するためスキャナ装置2およびプリンタ装置4のみ独立制御できる構成としているが、FAX通信制御部やHDD116など機能を利用する上で必要な機能装置を細分化して通電制御するようにしてもよい。これにより、さらに細やかな省電力機能を提供可能となる。
また、上記第1、第2実施形態では、ON(動作待ち)状態という可動部を動作させない状態を省電力状態として定義しているが、本発明はこれに制限されるものではなく、さらに消費電力の少ない状態を設定したり、ONとOFFの2段階だけにしたりしてもよい。
また、上記第1、第2実施形態では、独立した通電制御に対応したアプリケーションの通電制御をアプリ管理部503が行う例を示しているが、アプリケーション自身が画面遷移とは別の適切なタイミングで適切な装置の通電制御を行うようにしてもよい。これにより省電力性を高めることが可能となる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記録媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
1 画像形成装置
2 スキャナ装置
3 コントローラ
4 プリンタ装置
2 スキャナ装置
3 コントローラ
4 プリンタ装置
Claims (8)
- 複数の機能部の電力状態を独立して制御可能な画像形成装置において、
操作部に表示するアプリケーションの切り替え指示を受信するアプリ切り替え指示受信手段と、
前記アプリ切り替え指示受信手段によって指示されたアプリケーションの属性情報を取得するアプリ属性取得手段と、
前記アプリ属性取得手段により取得した属性情報が前記複数の機能部に対する電力の供給を要求している場合、前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していると判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給するよう制御し、前記判定手段によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していないと判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給しないよう制御する電力制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記アプリ切り替え指示受信手段によって指示されたアプリケーションに画面を切り替える画面切り替え手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
- 前記アプリ属性取得手段により取得した情報が前記複数の機能部に対する電力の供給を要求しているか否かを判断する判断手段をさらに備え、
前記判断手段は、前記属性情報に各機能部に対する電力の供給を要求する情報が含まれていない場合、前記複数の機能部に対する電力の供給を要求していると判定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置 - 前記アプリ属性取得手段により取得した属性情報に基づいて、指示されたアプリケーションが認証アプリケーションであるか否かを判定するアプリ判定手段をさらに備え、
前記アプリ判定手段により、指示されたアプリケーションが認証アプリケーションであると判定された場合は、前記複数の機能部に電力の供給を行わない、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置 - 前記機能部は、プリンタ部、スキャナ部のファクシミリ部のいずれかである、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 複数の機能部の電力状態を独立して制御可能な画像形成装置の制御方法であって、
操作部に表示するアプリケーションの切り替え指示を受信するアプリ切り替え指示受信工程と、
前記アプリ切り替え指示受信工程によって指示されたアプリケーションの属性情報を取得するアプリ属性取得工程と、
前記アプリ属性取得工程により取得した属性情報が前記複数の機能部に対する電力の供給を要求している場合、前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有しているか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していると判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給するよう制御し、前記判定工程によって前記画像形成装置のユーザが、前記複数の機能部を使用する権限を有していないと判定された場合に、前記複数の機能部に電力を供給しないよう制御する電力制御工程と、を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 請求項1に記載の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
- 請求項7に記載のプログラムを記録する記録媒体。
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