JP2014049955A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネルギーの画像形成装置を提供する。
【解決手段】
画像形成装置1は、部位毎に省エネルギー状態又は通常起動状態の電源管理を行う。復帰制御部81は、各部位のセンサの信号からイベントを検知する。この上で、復帰制御部81は、各イベントのうち、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させるための復帰トリガーイベントを、記憶部9の復帰設定93を参照して特定する。復帰制御部81は、この際、ユーザーの使用状況に合わせて復帰トリガーイベントの種類毎に、部位を選択して復帰させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に係り、特に省エネルギーの電源制御を行う画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来から、複合機(Multifunctional Printer, MFP)等の画像形成装置は、所定時間、稼働していない場合、消費電力を低減する省エネルギー状態に電源制御できるものが存在した。
しかしながら、従来は、省エネルギー状態からの復帰時に、全ての部位を復帰させるため、省エネルギー性が損なわれるという問題があった。
ここで、特許文献1を参照すると、省エネモードの実行中に画像読み取り装置へ原稿がセットされた際に、省エネモードを解除すると共に、予め初期設定されている優先立ち上げアプリケーションの待機時に当該省エネモードから復帰する場合、優先立ち上げアプリケーションが実行すべき機能としてファクシミリ機能が設定されているとき、用紙への記録部のプレ回転起動のための制御信号を発生させず、優先立ち上げアプリケーションが実行すべき機能としてコピー機能が設定されているとき、プレ回転起動のための制御信号を発生させることを特徴とするデジタル複写機システムが記載されている(以下、従来技術1とする。)。
従来技術1では、回転偏向手段の寿命の延長を図り、プレ回転起動による不必要な騒音の防止を図ることができるという効果が得られる。
また、特許文献2を参照すると、省エネ待機状態をとることが可能な画像形成装置において、各種機能ボタンと表示部とにより構成される操作パネルを備え、省エネ待機状態にある時に、操作パネルの機能ボタンの一つである電源ボタンが操作されたとき、操作パネルの電源だけを復帰させる手段と、操作パネルの電源だけが復帰させられた後、各機能のボタンの操作により、操作された機能を実行する機構を選択して、その機構に対する電源を復帰させる手段とを有することを特徴とする画像形成装置が記載されている(以下、従来技術2とする。)。
従来技術2では、操作パネルから指示されるジョブによって復帰させる機構のみを選択して電源を入れるように制御することが可能になり、より省エネルギーの画像形成装置を構成することができるという効果が得られる。
特開平11−252289号公報 特開2004−222234号公報
しかしながら、従来技術1の優先立ち上げアプリケーションの選択や、従来技術2のような操作パネルから指示されるジョブによる選択は、実際のユーザーの使用時に、省エネルギー状態から復帰させなくてもよい部位を復帰させる等の無駄が生じているという問題があった。
このため、より省エネルギー性能を高められる画像形成装置が求められていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、部位毎に、省エネルギー状態又は通常起動状態に電源管理される画像形成装置において、前記省エネルギー状態にあっても、前記部位の機能を実行させるジョブの入力、又は前記部位の状態の変化を検知する検知手段と、前記ジョブ又は前記状態の変化と、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位との関係を記憶する復帰設定記憶手段と、前記復帰設定記憶手段を参照して、前記検知手段により検知された前記ジョブ又は前記状態の変化により、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位を特定する復帰部位特定手段と、特定された前記部位を、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる復帰制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記部位として、ユーザーの原稿を給送する原稿給送手段と、前記原稿を読み取る原稿読取手段と、前記ジョブの指示を行う操作パネル手段と、FAX送受信を行うFAX送受信手段とを備え、前記復帰部位特定手段は、前記原稿給送手段に前記原稿が検知された場合、前記操作パネル手段と、前記原稿読取手段と、前記FAX送受信手段とを特定することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、記録される用紙を保持する用紙保持手段と、前記ジョブの印刷データ又は前記読取手段で読み取られた前記原稿の画像データを前記用紙に記録する記録手段とを備え、前記復帰部位特定手段は、前記用紙保持手段の用紙セットが検知された場合、前記操作パネル手段と、前記記録手段とを特定することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記復帰部位特定手段は、前記ジョブの種類が前記記録手段へ前記用紙の記録を行わせる印刷ジョブであった場合、前記記録手段を特定し、前記ジョブの種類が前記読取手段で前記原稿を読み取り前記記憶手段に記憶するスキャンジョブであった場合、前記操作パネル手段と前記読取手段とを特定し、前記ジョブの種類が前記読取手段で前記原稿を読み取り他の端末へ送信するリモートスキャンジョブであった場合、操作パネル手段を特定せず、前記読取手段を特定することを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、部位毎に、省エネルギー状態又は通常起動状態に電源管理される画像形成装置による画像形成方法において、前記省エネルギー状態にあっても、前記部位の機能を実行させるジョブの入力、又は前記部位の状態の変化を検知し、前記ジョブ又は前記状態の変化と、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位との関係を復帰設定記憶手段に記憶し、前記復帰設定記憶手段を参照して、前記ジョブ又は前記状態の変化により、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位を特定し、特定された前記部位を、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させることを特徴とする。
本発明によれば、ジョブの入力や部位の状態の変化を検知し、ユーザーの使用状況に合わせて部位毎に電源状態を変更させることで、省エネルギー性能を高めた画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す概略模式断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る選択復帰処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る復帰設定93の概念図である。
<実施の形態>
〔画像形成装置1の構成〕
次に、図1〜図2を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の構成について詳しく説明する。
図1によると、本実施の形態の画像形成装置1は、原稿読取部2、原稿給送部3(原稿給送手段)、本体部4、スタックトレイ5、操作パネル部6(操作パネル手段)、及び人感センサ13を備えている。
原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。スタックトレイ5は、本体部4の形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部6は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
原稿読取部2は、スキャナー21(原稿読取手段)と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備える。スキャナー21は、露光ランプ、及びCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像センサ等から構成され、原稿給送部3による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス22に載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22に載置された原稿を走査しながら原稿を読み取って画像データを取得して、取得した画像データを本体部4に出力する。
また、原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿は、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。なお、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に持ち上げることで、プラテンガラス22の上面を開放させるプラテンカバーとしても機能させることができる。
本体部4は、記録部7を備えると共に、給紙部42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット421、数枚程度の普通紙や厚紙等が配置される手差しトレイ423と、給紙カセット421又は手差しトレイ423から記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー422とを備えている。
給紙カセット421及び手差しトレイ423は、用紙保持手段として機能する。
給紙ローラー422、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部(搬送手段)として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって記録部7に搬送される。
そして、記録部7によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ5に排出される。
操作パネル部6は、LCD等の表示部と、各種指示を行うためのタッチパネル61やボタン部62等と、記憶媒体接続部63(記憶媒体接続手段)とを備えている。
タッチパネル61は、抵抗膜方式や静電容量方式のタッチパネルであり、ユーザーが押下した表示部上の座標や押圧等を検知する。タッチパネル61は、マルチタッチ対応のパネルの場合には、複数の座標や押圧等を検知できる。また、タッチパネル61が静電容量方式の場合には、完全に押下しなくてもユーザーの指等が所定間隔近づいたことで座標を検知できる。
ボタン部62は、スタートキー、テンキー、複写/FAX送信/スキャナー等の動作モードの切り換え、選択された文書の印刷/送信/受信等に係る指示を検知するためのボタンである。ボタン部62も、静電容量方式のボタンを用いて、ユーザーの指等が所定間隔近づいたことを検知するように構成してもよい。
操作パネル部6のタッチパネル61及びボタン部62は、ユーザーによる画像形成装置1の指示を検知するユーザー指示検知手段として機能する。
記憶媒体接続部63は、USBメモリ、USB接続HDD、デジタルカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、タブレット、PDA等の記憶媒体を内蔵した各種機器を接続するためのUSB端子、SDカード等の各種フラッシュメモリ等の記憶媒体を接続するリーダ/ライタ等である。記憶媒体接続部63は、Bluetooth(登録商標)等の送受信部や赤外線送受信部を備えて、無線や光学的な接続にて記憶媒体や各種機器と接続してもよい。記憶媒体接続部63に接続された記憶媒体は、記憶部9と同様に記憶手段として機能する。
記録部7は、感光体ドラム71と、露光部72と、画像形成部73と、転写部74と、定着部75とを備えている。露光部72は、レーザー装置やLEDアレイやミラーやレンズ等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいて光等を出力して感光体ドラム71を露光し、感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成する。画像形成部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、画像形成部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部75は、転写部74によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
人感センサ13は、赤外線センサ等を用いてヒトの接近を感知するセンサである。人感センサ13は、所定範囲内にユーザーが近づいたことを検知する。
なお、この他にもRFIDタグのセンサや、カメラ等の光学センサ、生体認証センサ、マイクロ波レーダー等を用いて、ユーザーの接近を検知してもよい。
また、原稿給送部3は、原稿が原稿載置部31に載置された際に原稿のサイズや枚数等も含めて検知する原稿検知センサ311を備えている。また、原稿給送部3は、プラテンカバーが開閉されたことを検知する、開閉センサ321等も備えている。
また、本体部4は、手差しトレイ423の開閉や、給紙カセット421の交換等を用紙セットとして検知するトレイ用センサ441を備えている。
この他にも、各部位は、状態の変化を検知するためのセンサを備えている。
以下、人感センサ13及び各部位のセンサをまとめて、「各センサ」という。各センサは、省エネルギー状態にあっても通電されており、部位の状態変化の信号を検知する。このため、各センサは各部位の状態の変化を検知する検知手段として機能する。
図2には、画像形成装置1の概略制御構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー422、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作パネル部6、及び記録部7は、制御部8に接続され、制御部8によって動作制御される。また、制御部8には、記憶部9(記憶手段)、画像処理部10(画像処理手段)、FAX送受信部11(FAX送受信手段)、ネットワーク送受信部12(送信手段、受信手段)、人感センサ13(人感手段)等が接続されている。
制御部8は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部8は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作パネル部6から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。また、制御部8及び画像処理部10は、他の画像形成装置1やユーザーのPC(Personal Computer)やスマートフォン等の他の端末200からの指示で、各種の制御を行うこともできる。
また、制御部8は、復帰制御部81を機能部位として備えている。
復帰制御部81は、各部の電力状態の変更(移行)等を制御する、省エネルギー管理モジュール等の電源管理制御部位である。復帰制御部81は、復帰部位特定手段、復帰制御手段、電源制御手段として機能する。
本実施形態の画像形成装置1の各部は、電源が通電(オン)されて各機能を実行可能な通常起動状態と、スタンバイ等の電源消費が少ない省エネルギー状態とに、電源状態を変更させることが可能である。復帰制御部81は、制御信号を送信して各部の電源状態を通常起動状態と省エネルギー状態とに変更させる。また、復帰制御部81は、図示しないリレー等を用いて、各部の電源供給を制御することもできる。
このため、復帰制御部81は、各センサで信号を検知し、状態変化(イベント)の発生を検知する。また、復帰制御部81は、ジョブ92を受信、すなわち各種ジョブが入力された場合にも、イベントとして検知する。復帰制御部81は、これらのイベントのうち、各部を省エネルギー状態から復帰させる惹起(トリガー)要因となるイベント(以下、「復帰トリガーイベントという。」)を特定する。復帰制御部81は、記憶部9を参照し、この復帰トリガーイベントの種類毎に、各部位の電源状態を変更する。
記憶部9は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段である。
記憶部9は、画像処理部10で画像処理された画像データ、記憶媒体に記憶された各種ファイル、サムネイル画像のデータ等を記憶する。
また、記憶部9には、各ユーザーの保存フォルダを記憶している。保存フォルダは、原稿読取部2で読み取られ画像処理部10で画像処理された画像データ(スキャンされた画像データ)、記憶媒体等から読み取られた画像データ、印刷データ等をNAS(Network Attached Storage)のように記憶する。この画像データや印刷データ等は、記憶部9の保存フォルダや記録媒体に記録してもよい。また、画像データを、ネットワーク送受信部12を介して、ネットワーク100経由で端末200に送信されてもよい。
また、記憶部9は、アカウント設定90を記憶するアカウント設定記憶手段、機器状態91を記憶する機器状態記憶手段、ジョブ92を記憶するジョブデータ記憶手段、復帰設定93を記憶する復帰設定記憶手段等として機能する。
記憶部9の少なくとも一部は、省エネルギー状態であっても常時通電され、書き込み/読み込みが可能である。
アカウント設定90は、ユーザーのアカウント毎の画像形成装置1の各種情報を備えたデータベースである。
なお、予め各ユーザーが操作パネル部6や端末200のウェブブラウザ等から、当該ユーザーの端末200に係る各種情報を入力して登録することもできる。また、アカウント設定90には、ゲストのユーザーを登録することもできる。
また、操作パネル部6により、アカウント設定90の各ユーザーの情報を入力・変更することもできる。
機器状態91は、各部の電源管理の状態を示すテーブル等のデータである。機器状態91には、これらの各部の電源状態について書き込み/読み込みされる。
なお、機器状態91には、その電源状態に変更された時刻等も書き込み/読み込みされてもよい。
ジョブ92は、各部位の各種機能を実行させる各種ジョブに関するデータである。ジョブ92は、ジョブの種類、機能を実行させるコマンド、ジョブID(Identification)、画像データ/印刷データを含む各種データ等から構成されている。
このうち、ジョブの種類としては、例えば、印刷ジョブ、スキャンジョブ、リモートスキャンジョブ、コピージョブ、FAXジョブ等が用いられる。
このうち、印刷ジョブは、端末200から受信したページ記述言語の印刷データを記録部7で用紙に記録するジョブである。
スキャンジョブは、原稿読取部2によって原稿を読み取り、画像形成装置1の保存フォルダや記憶媒体接続部63に接続された記憶媒体へ記憶させるジョブである。
リモートスキャンジョブは、原稿読取部2によってスキャンされた画像データを、SMBやFTPや電子メール等で端末200の保存フォルダ等へ送信するジョブである。
コピージョブは、原稿読取部2によってスキャンされた画像データを直接、記録部7で用紙に記録を行うジョブである。
FAXジョブは、印刷データをFAX送受信部11で送信するFAX送信ジョブと、FAX送受信部11で受信した画像データを記録部7へ出力させるFAX記録ジョブと、FAX送受信部11で受信した画像データを端末200で受信するリモートFAX受信ジョブ等とを含む、FAX関連の送受信に関するジョブである。
復帰設定93は、各センサからの検知による復帰トリガーイベントと、どの部位を省エネルギー状態から復帰させるか否かについての設定を示すテーブル等のイベント復帰設定のデータである。また、復帰設定93は、ジョブの種類による復帰トリガーイベントと、どの部位を省エネルギー状態から復帰させるか否かについての設定を示す、ジョブ復帰設定のデータも含んでいる。復帰設定93の詳細については後述する。
画像処理部10は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)の制御演算部位である。画像処理部10は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理を含む各種画像処理を行う。
また、画像処理部10は、原稿読取部2で読み取られた画像を、PDFやTIFF等のフォーマットの画像データに変換してもよい。
FAX送受信部11は、ファクシミリの送受信を行う部位であり、通常の電話回線やISDN回線等と接続されている。
FAX送受信部11は、ファクシミリを受信した画像データを、記録部7から直接出力又はFAX受信ジョブのジョブ92として記憶部9に記憶する。
また、また、FAX送受信部11は、端末200から受信したFAX送信ジョブのジョブ92を、記録部7で記録する代わりにファクシミリ送信することができる。
ネットワーク送受信部12は、ネットワーク100に接続するためのLANボードや無線送受信機やテレフォン・ダイアラーやカプラ等を含む、外部のネットワーク100へ接続する部位である。ネットワーク100は、LAN、WAN、携帯電話網等のネットワークである。
ネットワーク送受信部12は、ネットワーク100を介し、端末200と接続される。これにより、ネットワーク送受信部12は、端末200から受信したジョブ92等を記憶部9に出力して記憶する。
なお、画像形成装置1は、制御部8や画像処理部10等を、GPU内蔵CPUや、チップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成してもよい。
また、画像形成装置1は、他の画像形成装置1や外部のサーバ(図示せず)にアップロードを行うためのアップロード部等を備えていてもよい。
〔画像形成装置1による選択復帰処理〕
次に、図3と図4とを参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1による選択復帰処理について説明する。
本実施形態の選択復帰処理は、画像形成装置1の各部を、各センサの検知内容や取得したジョブの種類等を基にした復帰トリガーイベントを基に、ユーザーの使用態様に合わせて省エネルギー状態から復帰する。
復帰する部位を選別して復帰させることにより、ユーザー利便性を損わず、画像形成装置1の省エネルギー性を高めることができる。
以下で、図3のフローチャートを参照して、本実施形態の選択復帰処理をステップ毎に詳しく説明する。以下の処理は、復帰制御部81が、記憶部9に記憶されたプログラムに従って、ハードウェア資源を用いて実行する。
(ステップS100)
まず、復帰制御部81は、イベント検知処理を行う。
復帰制御部81は、各センサで検知が行われたか否かを、イベントとして検知する。また、復帰制御部81は、ユーザーがログインや各種ジョブの指示を端末200から行う等のアクセスをしたこと検知した場合にも、イベントとして検知する。
また、復帰制御部81は、ネットワーク送受信部12を介してジョブ92が受信され、すなわち入力された場合に、イベントとして検知する。復帰制御部81は、更に、FAX送受信部11で受信され、すなわち入力された画像データが、記憶部9にジョブ92として記憶された場合も、イベントとして検知する。
なお、この際、復帰制御部81以外の各部位は省エネルギー状態であってもよく、この場合でも、各センサの検知が可能なように制御されていてもよい。また、ネットワーク送受信部12やFAX送受信部11に関しては、受信された場合に、受信に係る回路のみ電源が供給される、一部スタンバイ解除のような省エネルギー状態にあってもよい。
(ステップS101)
次に、復帰制御部81は、復帰トリガーイベント特定処理を行う。
復帰制御部81は、各種センサで検知された状態の変化があった場合、記憶部9の復帰設定93を参照して、復帰トリガーイベントを特定する。
たとえば、復帰制御部81は、人感センサ13がユーザーを検知したり、ネットワーク送受信部12を介して、ユーザーが端末200から画像形成装置1にアクセスしたことを検知した場合等には、復帰設定93を参照し、「ユーザーログイン」の復帰トリガーイベントと特定する。
また、復帰制御部81は、原稿が原稿載置部31に載置されたことが原稿検知センサ311で検知された、又は原稿給送部3が開閉されたことが開閉センサ321で検知された場合も、「原稿セット」の復帰トリガーイベントと特定する。
また、復帰制御部81は、手差しトレイ423の開閉又は給紙カセット421の交換がトレイ用センサにて検知された場合も、「用紙セット」の復帰トリガーイベントと特定する。
また、復帰制御部81は、タッチパネル61やボタン部62でユーザーの指が近づいた等で、静電容量の変化等が検知された場合も、「タッチ検知」の復帰トリガーイベントと特定する。なお、復帰制御部81は、タッチパネル61へのタッチやボタン部62の押下自体を復帰トリガーイベントとして特定してもよい。
また、復帰制御部81は、記憶媒体接続部63に記憶媒体や各種機器が接続された場合も、「記憶媒体接続」の復帰トリガーイベントとして特定する。
さらに、復帰制御部81は、記憶部9にジョブ92が記憶されたことを検知した場合にも、記憶部9の復帰設定93を参照して、ジョブの種類が所定のジョブであった場合に、復帰トリガーイベントとして特定する。
たとえば、復帰制御部81は、ジョブ92のジョブの種類が印刷ジョブであった場合には、復帰設定93を参照し、「印刷ジョブ」の復帰トリガーイベントと特定する。また、復帰制御部81は、ジョブの種類が「スキャンジョブ」であった場合、復帰トリガーイベントとして特定する。また、復帰制御部81は、ジョブの種類が「リモートスキャンジョブ」であった場合、復帰トリガーイベントとして特定する。また、復帰制御部81は、ジョブの種類が「コピージョブ」であった場合、復帰トリガーイベントとして特定する。
また、復帰制御部81は、ジョブの種類が「FAXジョブ」であった場合にも、復帰トリガーイベントとして特定する。すなわち、復帰制御部81は、FAX受信ジョブのジョブ92が記憶部9に記憶されたり、FAX送信ジョブ用のジョブ92として記憶された場合にも、復帰トリガーイベントとして特定する。
復帰制御部81は、復帰トリガーイベントと特定された場合、この特定された復帰トリガーイベントを記憶部9に記憶する。
なお、復帰制御部81は、アカウント設定90や機器状態91に従って、予め設定されたイベントを、復帰トリガーイベントと特定しないことも可能である。
(ステップS102)
次に、復帰制御部81は、検知され特定されたイベントがあったか否かを判定する。
復帰制御部81は、復帰トリガーイベントと特定された場合、各部を省エネルギー状態から復帰させる復帰トリガー(惹起要因)があったとして、Yesと判定する。それ以外の場合はNoと判定する。
Yesの場合、復帰制御部81は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、復帰制御部81は、処理をステップS100に戻して、イベントの検知を続ける。
(ステップS103)
検知されたイベントが復帰トリガーイベントであった場合、復帰制御部81は、この復帰トリガーイベントの種類に従って、復帰部位特定処理を行う。
復帰制御部81は、復帰設定93と、機器状態91とを参照して、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させる部位を特定する。
(ステップS104)
次に、復帰制御部81は、特定部位復帰処理を行う。
復帰制御部81は、特定された部位の電源制御を行い、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させる。
この際に、復帰制御部81は、複数の部位について、同時に省エネルギー状態から通常起動状態への復帰を行わせることができる。また、復帰制御部81は、起動順位の依存関係のある場合は、優先順位をつけて最も高速に起動するように制御することができる。
〔復帰部位の特定と復帰の詳細〕
ここで、図4を参照して、復帰トリガーイベントによる復帰部位の特定及び省エネルギーから通常起動状態への復帰の詳細について説明する。
復帰トリガーイベントが「ユーザーログイン」であった場合、復帰制御部81は、復帰設定93を参照して、操作パネル部6のみ省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させることを特定する。そして、復帰制御部81は、操作パネル部6を「オン」、すなわち電源を通電し、起動コマンド等を送信し、省エネルギー状態から通常起動状態になるよう制御する。
つまり、「ユーザーログイン」の場合、復帰制御部81は、全ての部位が省エネルギー状態になっている状態から、先に操作パネル部6のみ復帰させる。この上で、復帰制御部81は、次にユーザーが行う各ジョブについてのタッチパネル61やボタン部62によるユーザーの指示を待つ。
この「ユーザーログイン」の場合のように、その後にユーザーが行う可能性があるジョブが特定できない場合、復帰制御部81は、他の部位については復帰させず、ユーザーの指示があった時点で復帰させる。たとえば、ユーザーがボタン部62でスキャンやファクシミリ送信に係る「送信」ボタンを押下したことを検知した場合、復帰制御部81は、スキャナー21を省エネルギー状態から復帰させる。
また、復帰トリガーイベントが「原稿セット」であった場合、復帰制御部81は、操作パネル部6と、スキャナー21と、FAX送受信部11とを特定し、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させる。しかしながら、記録部7は特定せず、復帰もさせない。
このように、復帰トリガーイベントが「原稿セット」の場合、復帰制御部81は、ユーザーが原稿読み取りや次のジョブの種類を指示するのに必要な操作パネル部6と、原稿を読み取るのに必要なスキャナー21とについては、復帰させる必要がある。
この上で、残りの部位について、復帰制御部81は、原稿がセットされた場合にユーザーが指示する可能性があるジョブの種類に従って、復帰させるか否かを選択する。
つまり、原稿がセットされた場合、ユーザーがコピーによる印刷、ファクシミリ送信、スキャン、又はリモートスキャンのいずれかを指示すると考えられる。このため、復帰制御部81は、ファクシミリ送信の指示に対応するFAX送受信部11も復帰させる。つまり、ユーザーが次に指示すると推測可能な部位について、予め復帰させておくことで、ユーザーの指示後に、すぐ動作させることができる。
しかしながら、ユーザーがファクシミリ送信、スキャン、又はリモートスキャンを指示した場合には、記録部7は復帰させる必要がない。このため、復帰制御部81は、ユーザーが復帰トリガーイベントの次に指示する可能性のあるジョブが複数ある場合において、その部位を復帰させる必要が「ない」指示の可能性が少なくとも2つ以上ある場合には、当該部位を復帰させない処理を行う。
また、復帰トリガーイベントが「用紙セット」であった場合、復帰制御部81は、操作パネル部6と記録部7とを特定し、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させる。
これは、少なくともユーザーが用紙に記録するジョブを行う可能性があると想定されるためである。
また、復帰トリガーイベントが「タッチ検知」又は「記憶媒体接続」であった場合、復帰制御部81は、「ユーザーログイン」と同様に、次のジョブを特定できないため、操作パネル部6のみ省エネルギー状態から復帰させる。これにより、復帰制御部81は、ユーザーによる次の指示を待つ。
また、ジョブ92のジョブの種類で復帰トリガーイベントが特定できる場合、復帰制御部81は、記憶部9の復帰設定93を参照して各部位を特定し、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させる。
たとえば、復帰トリガーイベントが「印刷ジョブ」であった場合、復帰制御部81は、復帰設定93を参照して記録部7のみを特定し、復帰させる。これにより、単に印刷データを受信して記録する場合には、他の部位を省エネルギー状態に保つことができる。
また、復帰トリガーイベントが「スキャンジョブ」であった場合、復帰制御部81は、操作パネル部6とスキャナー21とを特定し、復帰させる。これにより、ユーザーは記憶部9又は記憶媒体接続部63に接続された記憶媒体へスキャンを行うことができる。
また、復帰トリガーイベントが「リモートスキャンジョブ」であった場合、操作パネル部6の他に端末200からスキャンの指示が可能である。このため、復帰制御部81は、スキャナー21のみ特定し、復帰させる。この場合でも、復帰制御部81は、ユーザーによるタッチパネル61やボタン部62の押下を検知して、操作パネル部6を通常起動状態にできるため、スキャンの指示を行うことができる。
また、復帰トリガーイベントが「コピージョブ」であった場合、復帰制御部81は、操作パネル部6と記録部7とスキャナー21とを特定し、復帰させる。
また、復帰トリガーイベントが「FAXジョブ」であった場合、復帰制御部81は、操作パネル部6とスキャナー21とFAX送受信部11とを特定し、復帰させる。
このように、復帰トリガーイベントにより、ユーザーの意図に合わせて各部を省エネルギー状態から復帰させることで、ユーザーの操作性をできるだけ損なわず、きめ細かく消費電力を削減できる。
なお、これらの省エネルギー状態からの復帰の際、復帰制御部81は、機器状態91とを参照して、選択された部位が、既に省エネルギー状態から復帰されていた場合には、復帰させない。
また、復帰制御部81は、復帰させた部位について、機器状態91に記録する。
さらに、これらの各部位を省エネルギー状態から復帰させる際に、それに付随する部位についても電源を通常起動状態にできる。
たとえば、スキャナー21が復帰された際に、ネットワーク送受信部12や、原稿給送部3等も併せて電源を通常起動状態にさせてもよい。
(ステップS105)
次に、復帰制御部81は、部位毎に省エネルギー状態に変更させるか否かについて判定する。ここでは、復帰制御部81は、複数の部位を省エネルギー状態から復帰させ、ユーザーが次の指示を行った場合、当該次の指示に必要な部位以外を省エネルギー状態に変更させるため、Yesと判定する。それ以外の場合、つまり複数の部位を省エネルギー状態から復帰させていなかった場合等はNoと判定する。
Yesの場合、復帰制御部81は、処理をステップS106に進める。
Noの場合、復帰制御部81は、選択復帰処理を終了して、再び、イベントが検知されるまで待つ。
(ステップS106)
必要な部位以外を省エネルギー状態へ変更させる場合、復帰制御部81は、選択部位省エネルギー処理を行う。
ここでは、例えば、復帰トリガーイベントが「原稿セット」であり、操作パネル部6や端末200等からユーザーがスキャン、リモートスキャン、コピー、FAX等の次の指示を検知した場合には、復帰制御部81は、それらに関する以外の部位を省エネルギー状態に変更させる。
たとえば、ユーザーの次の指示がスキャンであった場合、復帰制御部81は、FAX送受信部11は当該処理に必要ない部位であるため、省エネルギー状態に変更させる。逆にユーザーの指示が、例えば、記憶フォルダ内のファイルのファクシミリ送信であった場合には、復帰制御部81は、スキャナー21を省エネルギー状態に変更させる。
また、復帰制御部81は、機器状態91を参照して、ユーザーの次の指示にて必要ない部位を省エネルギー状態に変更させてもよい。
これらの変更後に、復帰制御部81は、省エネルギー状態に変更させた部位について機器状態91に書き込む。
以上により、選択復帰処理を終了する。その後、復帰制御部81は、再びイベントが検知されるまで待機する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来は省エネルギー状態からの復帰時にユーザーの使用状況とは関係ない部位まで全部復帰することが一般的であった。さらに、従来技術1や従来技術2は、ユーザーの使用状況を基にしていなかった。このため、省エネルギー性を損なっていた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、各種センサにより各部の状態を検知して、復帰設定93を参照し、使用される可能性のある部位を特定し、部位毎に省エネルギー状態から復帰させることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザーの指示や使用目的に合わせ、省エネルギー状態から通常起動状態へ復帰させる。
すなわち、本実施形態の画像形成装置1は、復帰トリガーイベントを基に部位を特定してその部位のみ復帰させられる。このため、ユーザー利便性を損なわず、無駄な部位を省エネルギー状態から復帰させることなく、省エネルギー性能を高めることができる。
なお、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザーの利便性を高めるために、一旦、必要な部位を立ち上げた後、ユーザーの次の指示により、必要ない部位を省エネルギー状態に変更させることもできる。このため、更に省エネルギー性能を高めることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、各センサの信号から復帰トリガーイベントを特定するのに加えて、記憶部9に記憶されたジョブ92からも復帰トリガーイベントを特定する。
これにより、復帰トリガーイベントの特定の精度を向上させ、きめ細かにユーザーの指示を検知することができる。よって、省エネルギー性能を高めることができる。
なお、本実施形態の選択復帰処理は、画像形成装置以外の情報処理装置にも適用することが可能である。
また、上述の例とは異なり、復帰制御部81は、タッチ検知や記憶媒体接続の復帰トリガーイベントにおいて、記録部7、スキャナー21、FAX送受信部11を全て省エネルギー状態から復帰させる処理も可能である。この場合も、復帰制御部81は、選択部位省エネルギー処理にて、ユーザーの次の指示にて必要ない部位を省エネルギー状態に変更させる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 スタックトレイ
6 操作パネル部
7 記録部
8 制御部
9 記憶部
10 画像処理部
11 FAX送受信部
12 ネットワーク送受信部
13 人感センサ
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
61 タッチパネル
62 ボタン部
63 記憶媒体接続部
71 感光体ドラム
72 露光部
73 画像形成部
74 転写部
75 定着部
81 復帰制御部
90 アカウント設定
91 機器状態
92 ジョブ
93 復帰設定
100 ネットワーク
200 端末
311 原稿検知センサ
321 開閉センサ
421 給紙カセット
422 給紙ローラー
423 手差しトレイ
441 トレイ用センサ

Claims (5)

  1. 部位毎に、省エネルギー状態又は通常起動状態に電源管理される画像形成装置において、
    前記省エネルギー状態にあっても、前記部位の機能を実行させるジョブの入力、又は前記部位の状態の変化を検知する検知手段と、
    前記ジョブ又は前記状態の変化と、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位との関係を記憶する復帰設定記憶手段と、
    前記復帰設定記憶手段を参照して、前記検知手段により検知された前記ジョブ又は前記状態の変化により、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位を特定する復帰部位特定手段と、
    特定された前記部位を、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる復帰制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記部位として、ユーザーの原稿を給送する原稿給送手段と、前記原稿を読み取る原稿読取手段と、前記ジョブの指示を行う操作パネル手段と、FAX送受信を行うFAX送受信手段とを備え、
    前記復帰部位特定手段は、
    前記原稿給送手段に前記原稿が検知された場合、前記操作パネル手段と、前記原稿読取手段と、前記FAX送受信手段とを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録される用紙を保持する用紙保持手段と、前記ジョブの印刷データ又は前記読取手段で読み取られた前記原稿の画像データを前記用紙に記録する記録手段とを備え、
    前記復帰部位特定手段は、
    前記用紙保持手段の用紙セットが検知された場合、前記操作パネル手段と、前記記録手段とを特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記復帰部位特定手段は、
    前記ジョブの種類が前記記録手段へ前記用紙の記録を行わせる印刷ジョブであった場合、前記記録手段を特定し、
    前記ジョブの種類が前記読取手段で前記原稿を読み取り前記記憶手段に記憶するスキャンジョブであった場合、前記操作パネル手段と前記読取手段とを特定し、
    前記ジョブの種類が前記読取手段で前記原稿を読み取り他の端末へ送信するリモートスキャンジョブであった場合、操作パネル手段を特定せず、前記読取手段を特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 部位毎に、省エネルギー状態又は通常起動状態に電源管理される画像形成装置による画像形成方法において、
    前記省エネルギー状態にあっても、前記部位の機能を実行させるジョブの入力、又は前記部位の状態の変化を検知し、
    前記ジョブ又は前記状態の変化と、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位との関係を復帰設定記憶手段に記憶し、
    前記復帰設定記憶手段を参照して、前記ジョブ又は前記状態の変化により、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる前記部位を特定し、
    特定された前記部位を、前記省エネルギー状態から前記通常起動状態へ復帰させる
    ことを特徴とする画像形成方法。
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