JP5863611B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に係り、特に省エネルギー状態と通常起動状態の移行の制御を行うことができる画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来の複写機や複合機(Multifunctional Printer, MFP)等の画像形成装置には、RFID(Radio Frequency IDentification)を用いたICカード等の記録媒体を用いて、ユーザー認証を行うものが存在した。
これらの記録媒体の読み取り装置(カードリーダー)は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等のインターフェイスで接続されていることが多い。このため、カードリーダーでの記録媒体の検出及びユーザー認証のために、USBホストコントローラーや個人認証用の制御回路等の認証用回路を常時動作させる必要があった。
このため、従来の画像形成装置では、他の部位が通電されていないスリープ等の省エネルギー状態(低消費電力状態)であっても、認証用回路は常に通電されて常時消費電力が高い状態(以後「ライトスリープモード」という)で使用されていた。
一方、この認証用回路についても省エネルギー状態に設定し、更に消費電力の低い省エネルギー状態(以下、「ディープスリープモード」という。)に設定可能な画像形成装置も存在する。
従来は、ディープスリープモードに設定されていた場合、制御パネルの所定キーの押下等、ユーザーの特定の動作を検知して各部位に通電された通常起動状態へ復帰した後で、認証用回路が起動し、カードリーダーが利用可能となっていた。
しかしながら、ディープスリープモードでは、特定の動作を検知する以外の各部位がすべて、省エネルギー状態になっている。このため、通常起動状態に復帰させるためには、非常に長い時間がかかる。すなわち、ユーザーが使用可能(レディ)になるまでの待ち時間が長かった。
ここで、特許文献1を参照すると、省エネルギー状態であるとき、ICカードリーダが発する電波の範囲内にICカードが存在する場合、これらの間で通信可能となるので、ユーザーが近づいたと判断し、ICカードからの読み取りを開始し、読み取ったデータからユーザー認証を行い、その結果、使用可能なユーザーである場合、オートフィーダに原稿がセットされたか否かを判別し、オートフィーダに原稿がセットされると、通常起動状態に復帰する複写機が記載されている(以下、従来技術1とする。)。
従来技術1では、ICカードを持たず、複写機を利用しないユーザーの接近により、省エネルギー状態が解除されるということがない。よって、ユーザーの利便性および省エネルギーの効率化を両立させることができるという効果が得られる。
次に、特許文献2を参照すると、非接触ICカードと無線を介して通信しICカードから識別情報を取得するカードリーダーと、ICカードの接近を光学的に検知する媒体近接センサと、媒体近接センサが非接触ICカードの接近を検知するとカードリーダーへ駆動電源を供給する電源制御回路とを備えるプリンタが記載されている(以下、従来技術2とする。)。
従来技術2では、省エネルギー状態から通常起動状態への復旧に非接触ICカードを用いるプリンタに於いて、消費電力を低減するという効果が得られる。
次に、特許文献3を参照すると、操作位置に立つユーザーが所持するICカードとカードリーダーが、ユーザーを媒体とする容量結合によって通信可能となり、通信が確立すると、電源制御部が稼動電源の供給を行う情報処理装置が記載されている(以下、従来技術3とする。)。
従来技術3では、ユーザーの着脱操作を不要とした認証機能及び認証に連動してモード移行を行う省電力機能を備えたことにより、使い勝手がよく、ユーザーの不注意な操作ミスを防止しセキュリティ性能の向上及び無駄な電力消費の低減化をより高いレベルで、また簡素な手段によって実現することができるという効果が得られる。
特開2006−47765号公報 特開2009−160746号公報 特開2011−237857号公報
しかしながら、従来のライトスリープモードや従来技術1では、認証用回路を常時動作させており常に無駄な電力を消費していた。また、ディープスリープモードからの復帰には時間がかかり、ユーザーの利便性を損ねていた。
また、従来技術1は、ライトスリープモードでICカードの電波を利用してユーザーの検出を行っているため、ICカードの検知範囲が小さいため、実際に省エネルギー状態から復帰するのに時間がかかっていた。
また、従来技術2は、光学的にICカードを検出するため、検知範囲が狭く、カードを検出後に個人認証を行うため、同様に省エネルギー状態から復帰するのに時間がかかるという問題があった。
さらに、従来技術3は、容量結合方式により、ユーザーが画像形成装置の近傍に設置された電極等に接触する必要がある。つまり、ユーザーが画像形成装置の直近に近づくまでは、省エネルギー状態から復帰させることができず、やはり時間がかかっていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、消費電力を低下させた第1の省エネルギー状態と、該第1の省エネルギー状態よりも消費電力を低下させた第2の省エネルギー状態との移行が可能な画像形成装置において、ユーザの接近を検知する人感センサと、認証情報が記憶された記録媒体と接続される記録媒体接続手段と、接続された前記記録媒体から前記認証情報を取得する認証情報取得手段と、取得された前記認証情報により個人認証を行う個人認証手段と、前記第1の省エネルギー状態と前記第2の省エネルギー状態との移行を制御する省エネルギー状態切換手段と、前記第1の省エネルギー状態の場合に、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段に通電する第1の省エネルギー状態通電制御手段と、前記第1の省エネルギー状態及び前記第2の省エネルギー状態の場合に前記人感センサに通電する第2の省エネルギー状態通電制御手段とを備え、前記省エネルギー状態切換手段は、前記第2の省エネルギー状態で前記人感センサによりユーザの接近が検知された場合に、前記第1の省エネルギー状態に移行させ、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態から復帰させ、前記第2の省エネルギー状態に移行させる際に、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態に移行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記省エネルギー状態切換手段は、前記第1の省エネルギー状態で前記人感センサによりユーザが非検知になった場合に、前記第2の省エネルギー状態に移行させることを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、画像形成装置において、消費電力を低下させた第1の省エネルギー状態と、該第1の省エネルギー状態よりも消費電力を低下させた第2の省エネルギー状態との移行を制御する画像形成方法において、前記画像形成装置は、ユーザの接近を検知する人感センサと、認証情報が記憶された記録媒体と接続される記録媒体接続手段と、接続された前記記録媒体から前記認証情報を取得する認証情報取得手段と、取得された前記認証情報により個人認証を行う個人認証手段とを備え、前記第1の省エネルギー状態の場合のみに、認証情報が記憶された前記記録媒体と接続し、接続された前記記録媒体から前記認証情報を取得し、取得された前記認証情報により個人認証を行い、前記第2の省エネルギー状態の場合に、前記人感センサによりユーザの接近を検知し、前記人感センサによりユーザの接近が検知された場合に、前記第1の省エネルギー状態に移行させ、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態から復帰させ、前記第2の省エネルギー状態に移行させる際に、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態に移行させることを特徴とする。
本発明によれば、人体検知センサにてユーザーが画像形成装置の近づいたことを検知させて、ディープスリープモードからライトスリープモードへ移行することで、消費電力の消費を抑え、省エネルギー状態から素早く復帰させられる画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す概略模式断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の制御部8の詳細構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るスリープモード切換処理のフローチャートである。
<実施の形態>
〔画像形成装置1の構成〕
次に、図1〜図2を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の構成について詳しく説明する。
図1によると、本実施の形態の画像形成装置1は、原稿読取部2、原稿給送部3、本体部4、スタックトレイ5、操作パネル部6、人感センサ13、及び記録媒体接続部63(記録媒体接続手段)を備えている。
原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。スタックトレイ5は、本体部4の形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部6は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
原稿読取部2は、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備える。スキャナー21は、露光ランプ、及びCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像センサ等から構成され、原稿給送部3による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス22に載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22に載置された原稿を走査しながら原稿を読み取って画像データを取得して、取得した画像データを本体部4に出力する。
また、原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿は、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に排出される。なお、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に持ち上げることで、プラテンガラス22の上面を開放させるプラテンカバーとしても機能させることができる。
本体部4は、画像形成部7を備えると共に、給紙部42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット421と、給紙カセット421から記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー422とを備えている。給紙カセット421は、用紙保持部として機能する。
給紙ローラー422、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって画像形成部7に搬送される。
そして、画像形成部7によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ5に排出される。
操作パネル部6は、LCD等の表示部と、各種指示を行うためのタッチパネル61やボタン部62等とを備えている。
タッチパネル61は、抵抗膜方式や静電容量方式のタッチパネルであり、ユーザーが押下した表示部上の座標や押圧等を検知する。タッチパネル61は、マルチタッチ対応のパネルの場合には、複数の座標や押圧等を検知できる。また、タッチパネル61が静電容量方式の場合には、完全に押下しなくてもユーザーの指等が所定間隔近づいたことで座標を検知できる。
ボタン部62は、スタートキー、テンキー、複写、スキャナー等の動作モードの切り換え、選択された文書の印刷/送信/受信等に係る指示を検知するためのボタンである。ボタン部62も、静電容量方式のボタンを用いて、ユーザーの指等が所定間隔近づいたことを検知するように構成してもよい。
操作パネル部6のタッチパネル61及びボタン部62は、ユーザーによる画像形成装置1の指示を取得する。
画像形成部7は、感光体ドラム71と、露光部72と、現像部73と、転写部74と、定着部75とを備えている。露光部72は、レーザー装置やLEDアレイやミラーやレンズ等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいて光等を出力して感光体ドラム71を露光し、感光体ドラム71の表面に静電潜像を形成する。現像部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、現像部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部75は、転写部74によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
人感センサ13は、数m以上の遠距離でもヒト(ユーザ)等の温熱体の接近を感知可能な焦電センサや赤外線センサ等である。人感センサ13は、画像形成装置1の所定範囲内にユーザーが近づいたことを検知する。
なお、この他にもカメラ等の光学センサ、生体認証センサ、マイクロ波レーダー等を用いて、ユーザーの接近を検知してもよい。
記録媒体接続部63は、記録媒体100と接続されるリーダ/ライタ等である。記録媒体接続部63は、無線や光学的な接続にて記録媒体100や各種機器と接続されても、端子が直接接触し有線で接続されてもよい。記録媒体接続部63は、無線で接続される場合は、RF、NFC、Bluetooth(登録商標)等のアンテナ及び復調器を含む送受信部や、IrDAの赤外線送受信部等を備える。記録媒体接続部63は、有線で接続される場合は、記録媒体100の読み書きに対応した端子やコネクタ等を備える。
記録媒体接続部63に接続された記録媒体は、記憶部9(図2参照)と同様に記憶部として機能する。
記録媒体100は、ユーザー認証用のRFIDカード、USBメモリ、USB接続HDD、デジタルカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン、タブレット、PDA等の記憶媒体を内蔵した各種機器を接続するためのUSB端子、SDカード/xD/メモリースティック等の各種フラッシュメモリ等の記憶媒体等である。
記録媒体100は、ユーザーID(Identification)を含む暗号化された認証情報等を記憶しており、ユーザー認証(個人認証)に用いられる。また、記録媒体100には、文書や写真のファイルが記憶されたり、スキャンされた画像のファイル、ユーザーのアカウントに関する情報等が記憶されてもよい。
なお、操作パネル部6のタッチパネル61やボタン部62からユーザー認証を行うこともできる。
なお、原稿給送部3は、原稿が原稿載置部31に載置された際に原稿のサイズや枚数等も含めて検知する原稿検知センサを備えている。また、原稿給送部3は、プラテンカバーが開閉されたことを検知する開閉センサ等も備えている。
また、本体部4は、図示しない手差しトレイの開閉や、給紙カセット421の交換等を用紙セットとして検知するセンサも備えている。この他にも、各部位は、状態の変化を検知するためのセンサを備えている。
制御部8は、これらのセンサ及び操作パネル部6からのユーザーの指示を検知して、通常起動状態で、各種ジョブを実行することができる。
図2には、画像形成装置1の概略制御構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、搬送部(給紙ローラー422、搬送ローラー44、排出ローラー45)、操作パネル部6、及び画像形成部7は、制御部8に接続され、制御部8によって動作制御される。また、制御部8には、記憶部9、画像処理部10、人感センサ13、記録媒体接続部63等が接続されている。
制御部8は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
制御部8は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作パネル部6から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。また、制御部8及び画像処理部10は、他の画像形成装置1やユーザーのPC(Personal Computer)やスマートフォン等の他の端末(図示せず)からの指示で、各種の制御を行うこともできる。
また、制御部8は、ライトスリープ制御部81(第1の省エネルギー状態通電制御手段)、ディープスリープ制御部82(第2の省エネルギー状態通電制御手段)、スリープモード切換部83(省エネルギー状態切換手段)を、省エネルギー制御のための機能部位として備えている。
記憶部9は、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶部位である。
記憶部9は、画像処理部10で画像処理された画像データ、記録媒体100に記憶された各種ファイル、サムネイル画像のデータ等を記憶する。
また、記憶部9には、各ユーザーの保存フォルダを備えている。記憶部9は、原稿読取部2で読み取られ画像処理部10で画像処理された画像データ(スキャンされた画像データ)、記録媒体100等から読み取られた画像データ、印刷データ等をNAS(Network Attached Storage)のように保存フォルダ毎に記憶する。この画像データや印刷データ等は、記録媒体100に記憶されてもよい。画像データは、ネットワーク経由で図示しない端末に送信されてもよい。
また、記憶部9は、アカウント設定90を記憶するアカウント設定記憶部として機能する。
記憶部9の少なくとも一部は、省エネルギー状態であっても常時通電され、書き込み/読み込みが可能である。
アカウント設定90は、ユーザーのアカウント毎の画像形成装置1の各種情報を備えたデータベースである。
アカウント設定90の各ユーザーの情報は、操作パネル部6から入力・変更される。また、図示しない外部端末や記録媒体接続部63に接続された記録媒体100等から、当該ユーザーの各種情報を入力して登録してもよい。また、アカウント設定90には、ゲストのユーザーを登録してもよい。
画像処理部10は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)の制御演算部位である。画像処理部10は、画像データに対して所定の画像処理を行う機能部位であり、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理を含む各種画像処理を行う。
また、画像処理部10は、原稿読取部2で読み取られた画像を、PDFやTIFF等のフォーマットの画像データに変換してもよい。
なお、画像形成装置1は、制御部8や画像処理部10等を、GPU内蔵CPUや、チップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成してもよい。
また、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行うFAX送受信部や、ネットワークと接続するネットワーク送受信部を備えていてもよい。また、画像形成装置1は、他の画像形成装置1や外部のサーバ(図示せず)にアップロードを行うためのアップロード部等を備えていてもよい。
〔制御部8の詳細構成〕
ここで、図3を参照して、本実施形態の制御部8の省エネルギーの制御に関する部位の詳細な構成について説明する。
本実施形態の制御部8は、画像形成装置1の各部の電力状態の変更(移行)等を制御する省エネルギー管理モジュール等の電源管理制御部位を備えている。つまり、画像形成装置1は、各部について、電源が通電(オン)されて各機能を実行可能な通常起動状態と、スタンバイ等の電源消費が少ない省エネルギー状態とに、電源状態を変更させることが可能である。
ここで、本実施形態の制御部8は、第1の省エネルギー状態であるライトスリープモード、及び第2の省エネルギー状態であるディープスリープモードの二種類の省エネルギー状態に各部を切り換え、従来より省エネルギー性を高めるよう構成される。
ライトスリープモードは、下記で説明するライトスリープ制御部81、ディープスリープ制御部82、及びスリープモード切換部83と関連する部位が稼働電源を供給(通電)されているものの、各部位が省エネルギー状態にある状態である。ライトスリープモードは、ディープスリープモードよりも消費電力が多いものの、ユーザー認証等への反応性が高くなっている。
ディープスリープモードは、ディープスリープ制御部82と関連する部位のみが通電され、ライトスリープ制御部81を含む各部位が省エネルギー状態にある状態である。このため、ディープスリープモードは、ライトスリープモードより消費電力が少ない。
ライトスリープ制御部81は、ライトスリープモードにおいて実行される制御部位である。ライトスリープ制御部81は、個人認証部811(個人認証手段)、記録媒体読書部812(認証情報取得手段)、及び記録媒体制御部813を備えている。
個人認証部811は、記憶部9のアカウント設定90等を基に、接続された記録媒体100を用いて、ユーザー認証を行う。具体的に、個人認証部811は、記録媒体100に記憶された認証情報からアカウント設定90を読みだして、ユーザーの権限の有無等を認証する。このユーザー認証が成功した場合、個人認証部811は、ユーザーの権限が及ぶ部位を通電して省エネルギー状態から復帰させる。
記録媒体読書部812は、記録媒体接続部63に接続された記録媒体100から読み書きを行う論理層のコントローラ等である。具体的には、記録媒体読書部812は、記録媒体100と制御信号をやり取りしてファイルシステム等を検索し、認証情報を読み出す等の処理を行う。
記録媒体制御部813は、記録媒体接続部63と物理層等で接続され、記録媒体100を制御するインターフェイスである。記録媒体接続部63がUSB端子及びUSB接続のカードリーダー/ライター等である場合には、記録媒体読書部812及び記録媒体制御部813として、USBコントローラのIC等を用いてもよい。記録媒体制御部813が通電され起動されると、記録媒体接続部63も通電されて記録媒体100と接続することが可能となる。
ディープスリープ制御部82は、ディープスリープモード及びライトスリープモード時に実行される制御部位である。ディープスリープ制御部82は、センサ検出部821を備えている。
センサ検出部821は、人感センサ13からの信号をA/D変換するA/Dコンバータを備えており、人感センサ13の信号が所定の閾値以上の信号の場合等に、ユーザーが接近したと検知する。なお、センサ検出部821は、ユーザーの距離や方角等を算出して、正確に画像形成装置1の操作を行いたいユーザーの接近を検知してもよい。人感センサ13及びセンサ検出部821は、ヒトの接近を検知する人感センサ検知部を構成する。
センサ検出部821は、人感センサ13でユーザーの接近を検知した場合、スリープモード切換部83に通知する。この際、センサ検出部821は、スリープモード切換部83が省エネルギー状態であった場合は、通電して起動させる。
なお、ディープスリープ制御部82は、人感センサ13が生体認証センサやレーダー等であり、ディープスリープモード時には、人感センサ13自体を、ユーザーの接近等のみを検知する省エネルギー状態にするよう設定してもよい。
スリープモード切換部83は、ディープスリープモードとライトスリープモードの切り換え時に実行される制御部位である。スリープモード切換部83は、復帰部位特定部、復帰制御部、電源制御部として機能する。
スリープモード切換部83は、ディープスリープモード時にディープスリープ制御部82からの信号により通知を受けた場合、自らを省エネルギー状態から復帰させ、ライトスリープ制御部81を省エネルギー状態から復帰させる。
また、スリープモード切換部83は、ユーザーが操作を終了し、ユーザーが画像形成装置1から離れたことをセンサ検出部821にて検出された場合は、ディープスリープモードに移行させる。すなわち、スリープモード切換部83は、ライトスリープ制御部81とスリープモード切換部83自身とを省エネルギー状態に移行させる。
また、スリープモード切換部83は、制御信号を送信して各部の電源状態を通常起動状態又は省エネルギー状態とに移行させる。この際、スリープモード切換部83は、図示しないリレー等を用いて、各部の電源供給を制御することもできる。
なお、スリープモード切換部83は、ディープスリープ制御部82と同様に、ディープスリープモードの場合であっても通電されていてもよい。
〔画像形成装置1によるスリープモード切換処理〕
次に、図4を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1によるスリープモード切換処理について説明する。
本実施形態のスリープモード切換処理は、ライトスリープモード、ディープスリープモードの切換の制御を行う。
以下で、図4のフローチャートにより、本実施形態のスリープモード切換処理をステップ毎に詳しく説明する。以下の処理は、制御部8が、記憶部9に記憶されたプログラムに従って、ハードウェア資源を用いて実行する。
(ステップS100)
まず、ディープスリープ制御部82は、人待ち待機処理を行う。
ディープスリープ制御部82は、ディープスリープモード又はライトスリープモードの場合、ユーザーの接近が検知されるまで待機を行う。
ここで、ディープスリープ制御部82は、その時点の省エネルギー状態がライトスリープモードであっても、ディープスリームモードのいずれであっても起動している。このため、ディープスリープ制御部82は、いずれの省エネルギー状態でも、センサ検出部821と人感センサ13とによりユーザーの接近の検知を行うまで待機する。接近が検知された場合、ディープスリープ制御部82は、処理をステップS101に進める。
また、ディープスリープ制御部82は、ライトスリープモードで所定時間経過した場合にも、処理をステップS101に進める。
(ステップS101)
次に、ディープスリープ制御部82は、ディープスリープモードであったか否かを判定する。
ディープスリープ制御部82は、ディープスリープモードであった場合には、Yesと判定する。それ以外の場合、ライトスリープモードであった場合にはNoと判定する。
Yesの場合、ディープスリープ制御部82は、処理をステップS102に進める。
Noの場合、ディープスリープ制御部82は、ライトスリープモードであるので処理をステップS104に進める。
(ステップS102)
ライトスリープモードであった場合、ライトスリープ制御部81は、ライトスリープモードになってから所定時間経過したか否かを判定する。
Yesの場合、ライトスリープ制御部81は、処理をステップS111に進めて、ディプスリープへ移行する。
Noの場合、ライトスリープ制御部81は、処理をステップS105に進める。
(ステップS103)
ディープスリープモードであった場合、ディープスリープ制御部82は、人感センサ13でユーザーを検知したか否かを判定する。
ディープスリープ制御部82は、センサ検出部821により、人感センサ13の信号からユーザーの接近を検知した場合、Yesと判定する。それ以外の場合は、Noと判定する。
Yesの場合、ディープスリープ制御部82は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、ディープスリープ制御部82は、処理をステップS100に戻して、この場合はディープスリープモードのまま、待機を続ける。
(ステップS104)
ディープスリープモードで人感センサ13でユーザーを検知した場合、ディープスリープ制御部82及びスリープモード切換部83は、ライトスリープ移行処理を行う。
ディープスリープ制御部82は、スリープモード切換部83を省エネルギー状態から通常起動状態に移行させ、ライトスリープモードに移行するよう指示する。
この指示を検知したスリープモード切換部83は、ライトスリープ制御部81を省エネルギー状態から起動させる。つまり、ライトスリープ制御部81の個人認証部811、記録媒体読書部812、及び記録媒体制御部813が起動され、記録媒体接続部63の制御が可能となる。これにより、ディープスリープモードからライトスリープモードに切り換えが完了する。
(ステップS105)
次に、ライトスリープ制御部81は、ユーザー操作があったか否かを判定する。ライトスリープ制御部81は、記録媒体100が記録媒体接続部63と無線や接触等により接続された状態となった場合、又はユーザーが操作パネル部6のタッチパネル61やボタン部62等で操作を行ったことを検知した場合にYesと判定する。それ以外の場合はNoと判定する。
Yesの場合、ライトスリープ制御部81は、処理をステップS105に進める。
Noの場合、ライトスリープ制御部81は、処理をステップS100に戻して、人待ち待機処理を続ける。
(ステップS105)
ユーザー操作があった場合、ライトスリープ制御部81は、認証処理を行う。
ここで、ライトスリープモードでは、ユーザーは、記録媒体100を用いて、個人認証を行うことが可能となる。
このため、ライトスリープ制御部81の各部は、ライトスリープモード及び画像形成装置1が通常起動状態の場合に起動されている。ライトスリープ制御部81は、記録媒体制御部813に記録媒体100が接続されたことを検知し、記録媒体読書部812によりユーザーID又は認証情報が記録媒体100に存在することを検知する。この上で、ライトスリープ制御部81は、個人認証部811を用いて、当該ユーザーID又は認証情報の認証を行う。なお、ライトスリープ制御部81は、操作パネル部6のユーザーのパスワード等の入力を検知して認証を行ってもよい。
(ステップS107)
次に、ライトスリープ制御部81は、認証が成功したか否かを判定する。
Yes、すなわち認証が成功した場合、ライトスリープ制御部81は、処理をステップS108に進める。
No、すなわち認証が失敗した場合、ライトスリープ制御部81は、処理をステップS100に戻して、人待ち待機処理を続ける。
(ステップS108)
認証が成功した場合、ライトスリープ制御部81は、通常起動移行処理を行う。
ライトスリープ制御部81は、認証の成功をスリープモード切換部83に通知する。すると、スリープモード切換部83は、ユーザーの使用権限に対応する各部を省エネルギー状態から通常起動状態へ移行(復帰)させる。これにより、画像形成装置1は、通常起動状態となる。
(ステップS109)
次に、制御部8は、ジョブ実行処理を行う。
通常起動状態となった画像形成装置1において、制御部8は、操作パネル部6等からのユーザーの指示や、各種センサの指示を検知する。
これにより、制御部8は、アカウント設定90の権限に従った各種ジョブを通常の消費電力で実行する。
ジョブが終了した後、制御部8は、所定時間、通常起動状態で待機する。この際に、所定時間経過後にライトスリープモードに移行するような制御を行ってもよい。
(ステップS110)
次に、ディープスリープ制御部82は、人感センサ13によりユーザーが非検知になったか否かを判定する。
ここでは、ディープスリープ制御部82は、センサ検出部821にて人感センサ13の値がユーザーを検知しなくなったか否かを検知して、ユーザーの非検知を判定する。つまり、ライトスリープモードに移行した場合であっても、認証に失敗したりユーザーが画像形成装置1での操作を終了して、画像形成装置1から離れた場合を検知して、「非検出」すなわちYesと判定する。それ以外の場合はNoと判定する。
Yesの場合、ディープスリープ制御部82は、処理をステップS111に進める。
Noの場合、ディープスリープ制御部82は、処理をステップS105に戻して、認証を待つ、又はユーザーのジョブの実行終了を待つ。
(ステップS111)
ユーザーが非検出になった場合又はライトスリープモードで所定時間経過した場合、ディープスリープ制御部82及びスリープモード切換部83は、ディープスリープ移行処理を行う。
ディープスリープ制御部82は、スリープモード切換部83に、ディープスリープモードへ移行するよう指示する。これにより、スリープモード切換部83は、通常起動状態になっている制御部8以外の部位を省エネルギー状態に移行させる。また、スリープモード切換部83は、ライトスリープ制御部81を省エネルギー状態に移行させ、自らも省エネルギー状態に移行して、ディープスリープモードとなる。
このディープスリープモードでも、上述したように、ディープスリープ制御部82は起動し続け、また人感センサ13でユーザーを検知するまで待つ。
以上により、本発明の実施の形態に係るスリープモード切換処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
本実施の形態に係る画像形成装置1は、人感センサ13を利用し、ユーザーが画像形成装置1に近づいたことを遠方から検知させ、ディープスリープモードからライトスリープモードへ移行させ、記録媒体接続部63を使用可能な状態まで復帰させる。このため、ユーザーが特定の動作を行わずに、すぐに記録媒体100による個人認証を行うことができる。このため、ユーザーの利便性を大きく向上させることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、人感センサ13を使用することにより、ユーザーが所定範囲内で検知できない場合は、ライトスリープモードより消費電力が低いディープスリープモードで待機できる。このため、ユーザーの支払う電力コストの削減に寄与できる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、人感センサ13を使用することにより、ユーザーが近づいてきた場合は、ライトスリープモードに移行する。ディープスリープモードよりもライトスリープモードの方が通常起動状態に移行する時間が短いため、ユーザーがジョブの実行を行う場合も、素早く復帰できる。
また、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザーが画像形成装置1から離れた場合に、ディープスリープモードに素早く移行させることが可能であり、ユーザーの支払う電力コストの削減に寄与できる。
なお、本実施形態の画像形成装置1は、画像形成装置以外の情報処理装置にも適用できる。
また、画像形成装置1は、記録媒体接続部63や人感センサ13を別途接続せずに本体部4に内蔵するような構成であってもよい。
また、上述の実施の形態では、ユーザーの操作がない場合、通常起動状態からディープスリープモードに移行するよう記載したが、一旦ライトスリープモードに移行するように構成してもよい。この場合は、所定時間経過後に、ライトスリープモードからディープスリープモードに移行するように構成してもよい。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 スタックトレイ
6 操作パネル部
7 画像形成部
8 制御部
9 記憶部
10 画像処理部
13 人感センサ
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
61 タッチパネル
62 ボタン部
63 記録媒体接続部
71 感光体ドラム
72 露光部
73 現像部
74 転写部
75 定着部
81 ライトスリープ制御部
82 ディープスリープ制御部
83 スリープモード切換部
90 アカウント設定
100 記録媒体
421 給紙カセット
422 給紙ローラー
811 個人認証部
812 記録媒体読書部
813 記録媒体制御部
821 センサ検出部

Claims (3)

  1. 消費電力を低下させた第1の省エネルギー状態と、該第1の省エネルギー状態よりも消費電力を低下させた第2の省エネルギー状態との移行が可能な画像形成装置において、
    ユーザの接近を検知する人感センサと、
    認証情報が記憶された記録媒体と接続される記録媒体接続手段と、
    接続された前記記録媒体から前記認証情報を取得する認証情報取得手段と、
    取得された前記認証情報により個人認証を行う個人認証手段と、
    前記第1の省エネルギー状態と前記第2の省エネルギー状態との移行を制御する省エネルギー状態切換手段と、
    前記第1の省エネルギー状態の場合に、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段に通電する第1の省エネルギー状態通電制御手段と、
    前記第1の省エネルギー状態及び前記第2の省エネルギー状態の場合に前記人感センサに通電する第2の省エネルギー状態通電制御手段とを備え、
    前記省エネルギー状態切換手段は、前記第2の省エネルギー状態で前記人感センサによりユーザの接近が検知された場合に、前記第1の省エネルギー状態に移行させ、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態から復帰させ、
    前記第2の省エネルギー状態に移行させる際に、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態に移行させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記省エネルギー状態切換手段は、前記第1の省エネルギー状態で前記人感センサによりユーザが非検知になった場合に、前記第2の省エネルギー状態に移行させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置において、消費電力を低下させた第1の省エネルギー状態と、該第1の省エネルギー状態よりも消費電力を低下させた第2の省エネルギー状態との移行を制御する画像形成方法において、
    前記画像形成装置は、
    ユーザの接近を検知する人感センサと、
    認証情報が記憶された記録媒体と接続される記録媒体接続手段と、
    接続された前記記録媒体から前記認証情報を取得する認証情報取得手段と、
    取得された前記認証情報により個人認証を行う個人認証手段とを備え、
    前記第1の省エネルギー状態の場合のみに、認証情報が記憶された前記記録媒体と接続し、
    接続された前記記録媒体から前記認証情報を取得し、取得された前記認証情報により個人認証を行い、
    前記第2の省エネルギー状態の場合に、前記人感センサによりユーザの接近を検知し、
    前記人感センサによりユーザの接近が検知された場合に、前記第1の省エネルギー状態に移行させ、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態から復帰させ、
    前記第2の省エネルギー状態に移行させる際に、前記記録媒体接続手段、前記認証情報取得手段、及び前記個人認証手段を、電源消費が少ない状態に移行させる
    ことを特徴とする画像形成方法。
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