JP5868825B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
このようなネットワーク出力対応の画像形成装置で記録を行う際に、ユーザーが出力された画像を確認した後で、ジョブデータに修正を加えることがある。たとえば、画像の濃度調整や画像の位置調整等の修正を行う場合や、多部数の出力を行う前に試し出力を行うような場合等である。
従来のジョブデータの修正の際、ユーザーは、一旦、画像形成装置の設置場所に出力された記録紙を取りに行き、また端末まで戻り、設定を変更して出力する必要があった。このため、作業効率が低下していた。
従来技術1においては、プリンタ装置にデータレイアウト手段を具備していることにより、ロールシートなどの無駄な消費を防止することができる。
従来技術2では、画像形成装置画像出力装置内に蓄積されたデータのビットマップの内容をネットワーク上の端末に表示し、任意データの任意のページに対してページ単位で編集や差し替えを可能とすることができる。
この蓄積された不要なジョブデータは、ユーザーが削除しないと記憶部の空き容量を圧迫していた。さらに、不要なジョブデータが不正に使用されてしまうと、セキュリティー上の問題が発生するおそれがあった。
このため、従来技術2のような従来の画像形成装置においては、ジョブデータが入力されてから所定時間が経過すれば、当該ジョブデータを削除していた。
しかし、単純に経過時間のみでデータを削除すると、ジョブデータの入力から時間が経過した場合、画像形成装置までユーザーが行って画像を確認しても、当該ジョブデータが既に削除されている可能性があった。この場合、当該ユーザーは、当該ジョブデータの編集作業ができず、出力もされなかった。
このため、使い勝手が悪いという問題があった。
本発明の画像形成方法は、ユーザーのジョブデータを記憶し、前記ユーザーの認証を行い、認証された前記ユーザーの指示により、前記ジョブデータの修正を行う画像形成方法において、前記ジョブデータが修正された場合、前記ユーザーのログアウト後に時間の経過を測定し、前記時間の経過の測定値が第1の所定時間になった際に、前記ユーザーの前記ジョブデータを削除し、人検知手段により人の接近が検知された場合、前記時間の経過の測定値を消去し、再度、時間の経過の測定を始めることを特徴とする。
〔画像形成装置1の構成〕
次に、図1〜図2を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の構成について詳しく説明する。
図1によると、本実施の形態の画像形成装置1は、原稿読取部2、原稿給送部3(原稿給送手段)、本体部4、スタックトレイ5、操作パネル部6(操作パネル手段、ユーザー認証手段)、人感センサー13(人検知手段)、及び記録媒体接続部63(記録媒体接続手段、ユーザー認証手段)を備えている。
原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。スタックトレイ5は、本体部4の形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部6は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
また、原稿給送部3により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット421と、給紙カセット421から記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー422とを備えている。
給紙カセット421は、用紙保持手段として機能する。
給紙ローラー422、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部(搬送手段)として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって画像形成部7に搬送される。
そして、画像形成部7によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ5に排出される。
タッチパネル61は、抵抗膜方式や静電容量方式のタッチパネルであり、ユーザーが押下した表示部上の座標や押圧等を検知する。タッチパネル61は、マルチタッチ対応のパネルの場合には、複数の座標や押圧等を検知できる。また、タッチパネル61が静電容量方式の場合には、完全に押下しなくてもユーザーの指等が所定間隔まで近づくと座標を検知できる。
ボタン部62は、スタートキー、テンキー、複写、スキャナー等の動作モードの切り換え、選択された文書の印刷/送信/受信等に係る指示を取得するためのボタンである。ボタン部62も、静電容量方式のボタンを用いて、ユーザーの指等が所定間隔近づいたことを検知するように構成してもよい。
操作パネル部6のタッチパネル61及びボタン部62は、ユーザーによる画像形成装置1の指示を受けとるユーザー指示取得手段として機能する。
現像部73は、トナーを用いて感光体ドラム71に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム71上に形成させる。転写部74は、現像部73によって感光体ドラム71上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部75は、転写部74によってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
なお、人感センサー13として、カメラ等の光学センサ、生体認証センサ、マイクロ波レーダー等を用いて、ユーザーの接近を検知してもよい。
記録媒体接続部63に接続された記録媒体は、記憶部9(図2参照)と同様に記憶手段としても機能する。
記録媒体100は、ユーザーID(Identification)を含む暗号化された認証情報等を記憶しており、ユーザーの認証(個人認証)に用いられる。また、記録媒体100には、文書や写真のファイルが記憶されたり、スキャンされた画像のファイル、ユーザーのアカウントに関する情報等が記憶されてもよい。
なお、操作パネル部6のタッチパネル61やボタン部62からユーザーの認証を行うこともできる。
また、本体部4は、図示しない手差しトレイの開閉や、給紙カセット421の交換等を用紙セットとして検知するセンサも備えている。この他にも、各部位は、状態の変化を検知するためのセンサを備えている。
制御部8は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作パネル部6から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。また、制御部8及び画像処理部10は、他の画像形成装置1や、ユーザーのPC(Personal Computer)やスマートフォン等の端末200からの指示で、各種の制御を行うこともできる。
また、制御部8は、ジョブデータ削除制御部81(ジョブデータ削除制御手段、ジョブデータ維持制御手段、ジョブデータ修正手段)、タイマー82(時間計測手段)を機能部位として備えている。
また、ジョブデータ削除制御部81は、認証が行われてログイン状態になったユーザーの指示により、ジョブデータ92に修正を加え、画像形成部7を含む各部から出力させる制御を行う。
このジョブデータ削除制御部81による処理の詳細については、後述する。
タイマー82は、ジョブデータ削除制御部81により、複数のタイマーのスタート/ストップが制御され、ユーザーのログイン状態と、人感センサー13での検知との関連についての時間を主に計測する。すなわち、タイマー82は、ユーザー毎、ジョブデータ92毎に、時間を計測するよう構成される。
記憶部9は、画像処理部10で画像処理された画像データ、記録媒体100に記憶された各種ファイル、サムネイル画像のデータ等を記憶する。また、記憶部9は、各ユーザーの保存フォルダを備えている。
また、記憶部9は、アカウント設定90を記憶するアカウント設定記憶手段、タイマー設定91を記憶する時間設定記憶手段、ジョブデータ92を記憶するジョブデータ記憶手段として機能する。
アカウント設定90のユーザーID毎の各ユーザーの情報は、操作パネル部6から、入力、登録、変更される。また、端末200や記録媒体接続部63に接続された記録媒体100等から、当該ユーザーの各種情報を入力し登録してもよい。また、アカウント設定90には、ゲストのユーザーを登録してもよい。
tLOは、ユーザー認証後、ジョブデータ92の修正が終わり、ユーザーからの指示を受けとらなくなった際に、ログアウトするまでのタイムアウトの時間の設定値である。
tR1は、ログアウト後に人感センサー13に反応がなかった場合に、ジョブデータ92を削除するまでの設定時間の値である。
tR2は、別ユーザーがログインした際に、ジョブデータ92を削除するまでの設定時間の値である。
操作パネル部6や端末200からのユーザーの指示により、制御部8は、tLO、tR1、tR2の各設定値を変更可能である。
タイマー設定91による、これらの値を用いた時間の計測及び処理の詳細については、後述する。
ジョブデータ92は、記録媒体100に記憶されてもよい。また、画像データは、ネットワーク経由で図示しない端末に送信されてもよい。
また、ジョブデータ92は、NAS(Network Attached Storage)のようにユーザーIDや保存フォルダ毎に記憶部9へ記憶されてもよい。
また、画像処理部10は、原稿読取部2で読み取られた画像を、PDFやTIFF等のフォーマットの画像データに変換してもよい。
FAX送受信部11は、ファクシミリを受信した画像データを、画像形成部7から直接出力又はFAX受信ジョブのジョブデータ92として記憶部9に記憶する。
また、FAX送受信部11は、端末200から受信したFAX送信ジョブのジョブデータ92を、画像形成部7で現像して出力する代わりにファクシミリ送信して出力することもできる。
ネットワーク送受信部12は、ネットワーク150を介し、端末200と接続される。これにより、ネットワーク送受信部12は、端末200から受信したジョブデータ92等を記憶部9に出力して記憶する。
また、画像形成装置1は、他の画像形成装置1や外部のサーバ(図示せず)にアップロードを行うためのアップロード部等を備えていてもよい。
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1によるジョブデータ維持制御処理について説明する。
本実施形態のジョブデータ維持制御処理は、記録媒体100や操作パネル部6からのユーザーID等入力によりユーザー認証を行う。
そして、ジョブデータ92の修正が終わり、更にタイムアウトまでの時間の設定値である時間tLOが経過した後でも、人感センサー13により人が画像形成装置1の前にいると検出されている間は、ジョブデータ92を記憶部9に記憶されたまま(維持)にしておく。この維持状態では、再度ログインされた場合でも、ジョブデータ92の修正や再出力が可能である。
逆にログアウト後、設定された時間tR1以上、人感センサー13に反応がなければ、データの修正は不要と判断して、データを自動的に削除する。
また、ログアウト後に、他のユーザーがログインした場合、時間tR1よりも短い時間tR2が経過するまでは、ジョブデータ92を削除せず、当該ユーザーが再度ログインした際には、修正(編集)や再出力が可能である。逆に、時間tR2が経過するまでに、当該ユーザーのログインがなければ、ジョブデータ92は不要と判断し削除する。
以下で、図3のフローチャートにより、本実施形態のジョブデータ維持制御処理をステップ毎に詳しく説明する。この処理は、制御部8のジョブデータ削除制御部81が、記憶部9に記憶されたプログラムに従って、ハードウェア資源を用いて実行する。
また、以下の処理は、入力したジョブデータ92毎に、ユーザーIDにより区別されて実行される。ここでは、「ユーザーA」が端末200から送信したジョブデータ92を画像形成部7にて記録するよう指示した例について説明する。
まず、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ入力処理を行う。
ジョブデータ削除制御部81は、ネットワーク送受信部12を介して、端末200等からのジョブデータ92を取得し、記憶部9に記憶する。
また、ジョブデータ削除制御部81は、原稿読取部2で、スキャン、コピー、ファクシミリ送信するための画像データが読み込まれた場合にも、この読み込まれた画像データをジョブデータ92として取得し、記憶部9に記憶する。
また、ジョブデータ削除制御部81は、FAX送受信部11でファクシミリ受信された画像データについても、ジョブデータ92として取得し、記憶部9に記憶する。
ジョブデータ削除制御部81は、取得したジョブデータ92にジョブIDを設定し、取得した時間についても記憶部9に記憶する。この「取得した時間」が、当該ジョブデータ92を削除するまでの時間の測定に用いられる。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、待機/ログイン処理を行う。
まず、ジョブデータ削除制御部81は、ユーザーの認証が行われるまで、所定時間、待機する。この所定時間としては、当該ユーザーが画像形成装置の設置場所に出力された記録紙を取りに行くための時間よりも十分に長い時間が設定されることが望ましい。
ジョブデータ削除制御部81は、この待機中に、記録媒体接続部63に記録媒体100が無線又は有線で接続されたことを検知した場合、ユーザーIDを含む認証情報を確認する。記録媒体100に認証情報が存在した場合、ジョブデータ削除制御部81は、復号化等を行って、アカウント設定90を参照し、当該ユーザーID又は認証情報によるユーザーの認証を行う。
また、ジョブデータ削除制御部81は、操作パネル部6のユーザーのパスワード等の入力により、認証を行ってもよい。
また、ジョブデータ削除制御部81は、端末200からのユーザーのユーザーIDとパスワード等の入力により、認証を行ってもよい。この際に、暗号化されたSSLやHTTPs等の接続を用いてもよい。
さらに、端末200は、ジョブデータ92に、暗号化されたユーザーIDを含む認証情報を入れ込んで送信することも可能である。このような場合、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ92に含まれるユーザーIDやパスワード等の情報を復号化して、認証を行ってもよい。
ジョブデータ削除制御部81は、このログイン状態にする際に、アカウント設定90を参照して、どのユーザーが指示したジョブであるかを判別する。ジョブデータ削除制御部81は、当該ユーザーのユーザーIDをジョブデータ92に入れ込んで記憶部9に記憶する。
以下の例において、ジョブデータ92のジョブIDは「ユーザーA」とする。
なお、ゲストのユーザーによる出力の場合は、ログインをしなくても実行可能なジョブが設定されている場合は、当該ジョブをそのまま実行可能である。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、所定時間内にログイン状態になったか否かを判定する。
Yes、すなわち所定時間以内に認証が成功しログイン状態になった場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、すなわち、ユーザーの認証がされなかった場合や認証に失敗した場合、ログイン状態にならないため、ジョブデータ削除制御部81は、処理をS107に進める。その後、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ92の削除までの時間をセットする。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、ログインしたユーザーが、ジョブデータ92のユーザーIDと同じであったか否かについて判定する。すなわち、この例では「ユーザーA」がログインしたか否かについて判定する。
ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ92と同じユーザー、ここではユーザーAであった場合には、Yesと判定する。ジョブデータ削除制御部81は、それ以外の場合の場合にはNoと判定する。
Yesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS101に戻して、この例では「ユーザーA」のログインを待つ。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブ修正/出力処理を行う。
ジョブデータ削除制御部81は、制御部8は、操作パネル部6や、端末200からユーザーの指示を取得する。また、ジョブデータ削除制御部81は、各種センサで検知された信号を基に、ユーザーの指示を取得してもよい。
これにより、ジョブデータ削除制御部81は、アカウント設定90の権限に従い、ジョブデータ92の各種ジョブを実行する。
この修正としては、ジョブデータ92の画像の濃度調整、色調整、画像の出力位置/大きさ調整、給紙カセット421や手差しトレイの選択、紙の厚さ指定、機密マークや透かしや印刷枠の付加、所定画像枠の付加、伝票用印刷の設定等の調整を行う。
また、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ92の出力が完了、又はユーザーによるジョブデータ92の修正が終了した場合、タイマー82をスタートさせる。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、タイムアウトの時間が経過したか否かを判定する。ジョブデータ削除制御部81は、タイマー82により、ジョブデータ92の修正が終わり、ユーザーからの指示が取得されなくなってから、タイマー設定91の時間tLOが経過したか否かを判定する。
ジョブデータ削除制御部81は、既に時間tLOを経過していた場合、タイムアウトと判定し、Yesと判定する。ジョブデータ削除制御部81は、それ以外の場合にはNoと判定する。
Yesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS106に進める。
Noの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS104に戻す。このようにログインされている間、ユーザーAは、ジョブデータ92に係るジョブの出力や、ジョブデータ92の修正を行うことが可能である。
既にタイムアウトの時間tLOが経過していた場合、ジョブデータ削除制御部81は、ログアウト処理を行う。
ジョブデータ削除制御部81は、ログイン状態になっていたユーザーIDのユーザーについて、ログアウト状態、すなわちログインしていない状態にする。この例では、「ユーザーA」をログアウト状態とし、ユーザーAが再びログインしない限り、ジョブデータ92の出力や修正を禁止する。
しかしながら、ジョブデータ削除制御部81は、この時点では、ジョブデータ92を記憶部9に残したままにする。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、tR1セット処理を行う。
ここでは、ジョブデータ削除制御部81は、タイマー82をスタートさせ、時間経過を測定する時間の値として「tR1」を設定する。
この時間tR1は、上述したように、人感センサー13に反応がなければ、ジョブデータ92の修正を不要と判断し、自動的に削除するための設定時間である。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、人感センサー13でユーザーが検知されたか否かを判定する。
ジョブデータ削除制御部81は、人感センサー13の信号から、ユーザーの接近を検知して判定する。ユーザーを検知した場合Yesと判定する。ジョブデータ削除制御部81は、それ以外の場合はNoと判定する。
Yesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS111に進める。
Noの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS109に進める。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、タイマーカウント処理を行う。
ジョブデータ削除制御部81は、スタートされた状態になっているタイマー82の経過時間を測定する。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、タイマー82の経過時間が設定された時間を超えたか否かについて判定する。つまり、タイマー82に設定された値を超えているか否かについて調べる。この設定された値は、上述の時間tR1、又は時間tR1よりも短い設定値である時間tR2が設定されている。ジョブデータ削除制御部81は、タイマー82で測定された時間が、設定された時間tR1又はtR2を超えていた場合に、Yesと判定する。それ以外の場合の場合にはNoと判定する。
Yesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS116に進める。
Noの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS108に戻して、タイマー82のカウントを進める。
ログアウト後、ステップS108で人感センサー13で人が検知された場合、ジョブデータ削除制御部81は、待機処理を行う。
この処理では、ジョブデータ削除制御部81は、ステップS101の待機/ログイン処理と同様に、ユーザーがログインするまで待機する。
ジョブデータ削除制御部81は、記録媒体100、操作パネル部6、端末200等からのユーザーの認証に成功した場合、ログイン状態にする。この際に、ジョブデータ92のユーザーIDとは異なるユーザーがログインすることもある。
なお、待機の際には、タイマー82をストップして、時間の測定を停止してもよい。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、ログインがあったか否かを判定する。
ジョブデータ削除制御部81は、所定の待機時間以内に、ユーザーの認証が行われ、ログイン状態になった場合には、Yesと判定する。それ以外の場合の場合にはNoと判定する。
Yesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS113に進める。
Noの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS108に戻す。これにより、tR1にセットされた時間の測定が再開される。
所定の待機時間以内にログイン状態となった場合、ジョブデータ削除制御部81は、タイマークリア処理を行う。
具体的には、ジョブデータ削除制御部81は、タイマー82で測定するために設定されていた時間の値を消去(クリア)する。
次に、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ92と同一のユーザーがログインしたか否かを判定する。すなわち、この例では、「ユーザーA」がログインした場合に、Yesと判定する。それ以外、ジョブデータ92のユーザーIDとは異なる他のユーザーがログイン場合にはNoと判定する。
Yesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS104(図3の「C」で示す)に戻す。これにより、再度、ユーザーAがジョブデータを修正や出力することが可能となる。
Noの場合、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS115に進める。このように、他のユーザーがログイン状態になった場合、当該他のユーザーのユーザーIDのジョブデータ92を出力したり、修正したりすることが可能である。
ジョブデータ92のユーザーIDとは異なる他のユーザーがログインした場合、ジョブデータ削除制御部81は、tR2セット処理を行う。
ジョブデータ削除制御部81は、タイマー82で測定するために設定する値として、人感センサー13で人が検知されても、他のユーザーがログインした場合には、短めの値である時間tR2を設定する。すなわち、時間tR2<時間tR1となる値を設定する。これは、他のユーザーがログインした際にタイマー82を長めの時間tR1に設定すると、不要になったジョブデータ92が維持される時間が長くなるためである。tR2のような短い時間を設定することで、ジョブデータ92の維持と削除とのバランスをとることができる。
その後、ジョブデータ削除制御部81は、処理をステップS109に戻して、短めに設定されたタイマーをカウントする。
設定された時間を過ぎた場合、つまりステップS110でYesの場合、ジョブデータ削除制御部81は、ジョブデータ削除処理を行う。
ジョブデータ削除制御部81は、設定されている時間tR1又はtR2内に、再度ユーザーのログインがなければ、当該ジョブデータ92は不要と判断して削除する。この例では、ユーザーAのジョブデータ92を削除する。
この際、他のユーザーIDでのログイン状態が継続している場合も、設定された時間tR2の経過後に、ユーザーAのジョブデータ92を削除する。
以上により、本発明の実施の形態に係るジョブデータ維持制御処理を終了する。
なお、他のユーザーIDでのログイン状態が継続している間は、タイマー82をストップして、経過時間を測定しないように構成してもよい。
本実施の形態に係る画像形成装置1は、出力した画像を修正する場合、ユーザーのログイン状態と人感センサー13の検出状況により、ジョブデータ92が削除されるまでの時間を決定する。
これにより、ユーザーが画像形成装置1の前で出力画像を確認している間は、データ編集のためのジョブデータ92を維持し、再度必要ならば修正や再出力が可能となる。
また、ユーザーがログアウトし、画像形成装置1の前から離れたことを確認してジョブデータ92を削除することが可能となる。
このため、ユーザーの利便性を高めるとともに、ジョブデータ92が出力された後、長期間に記憶部9に記憶されたままになることを防止できる。よって、ユーザーの利便性を高められる。また、不要なデータが記憶部9に蓄積されることによる記憶領域の圧迫や、情報流出等を防止することができる。
つまり、他のユーザーがログインして修正や出力を行っている場合でも、所定時間経過後にジョブデータ92を削除することが可能となる。よって、人感センサー13に他のユーザーが検知され続けた場合でも、ジョブデータ92を削除することができ、削除と維持のバランスを保つことができる。このため、ユーザーの利便性を高めることができる。
また、画像形成装置1は、記録媒体接続部63や人感センサー13を別途接続せずに本体部4に内蔵するような構成であってもよい。
また、画像形成装置1の使用状況によりユーザーの操作がログイン操作が多い等、他のユーザーの操作による待ち時間が長いことが想定される場合、tR1>=tR2となるような値が設定されていてもよい。
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 スタックトレイ
6 操作パネル部
7 画像形成部
8 制御部
9 記憶部
10 画像処理部
11 FAX送受信部
12 ネットワーク送受信部
13 人感センサー
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
61 タッチパネル
62 ボタン部
63 記録媒体接続部
71 感光体ドラム
72 露光部
73 現像部
74 転写部
75 定着部
81 ジョブデータ削除制御部
82 タイマー
90 アカウント設定
91 タイマー設定
92 ジョブデータ
100 記録媒体
150 ネットワーク
200 端末
421 給紙カセット
422 給紙ローラー
Claims (2)
- ジョブデータを記憶するジョブデータ記憶手段と、
ユーザーの認証を行うユーザー認証手段と、
前記ユーザー認証手段により認証された前記ユーザーの指示により、前記ジョブデータの修正を行うジョブデータ修正手段とを備える画像形成装置において、
人の接近を検知する人検知手段と、
前記ジョブデータが前記ジョブデータ修正手段で修正された場合、前記ユーザーのログアウト後に時間の経過を測定し、前記時間の経過の測定値が第1の所定時間になった際に、前記ユーザーの前記ジョブデータを削除するジョブデータ削除制御手段とを備え、
前記ジョブデータ削除制御手段は、前記人検知手段により人の接近が検知された場合、前記時間の経過の測定値を消去し、再度、時間の経過の測定を始め、
人の接近が前記人検知手段により検知されたものの、前記ジョブデータのユーザーとは異なるユーザーが前記ユーザー認証手段で認証された場合、前記時間の経過の測定値が第2の所定時間になった際に、前記ユーザーの前記ジョブデータを削除する
ことを特徴とする画像形成装置。 - ユーザーのジョブデータを記憶し、
前記ユーザーの認証を行い、
認証された前記ユーザーの指示により、前記ジョブデータの修正を行う画像形成方法において、
前記ジョブデータが修正された場合、前記ユーザーのログアウト後に時間の経過を測定し、前記時間の経過の測定値が第1の所定時間になった際に、前記ユーザーの前記ジョブデータを削除し、
人検知手段により人の接近が検知された場合、前記時間の経過の測定値を消去し、再度、時間の経過の測定を始める
ことを特徴とする画像形成方法。
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