JP2015104863A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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義幸 藤原
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Abstract

【課題】認証されたユーザーのジョブ情報の把握が容易な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、複数のジョブ300を蓄積する記憶部19を備えている。ジョブ取得部100はジョブ300を取得して実行順を含めて記憶部19に蓄積、保存する。ユーザー認証部110は、ジョブ300を出力するユーザーを認証する。ジョブ検索部120は、ユーザー認証部110により認証されたユーザーのジョブ300を記憶部19から検索する。ジョブ表示制御部130は、ジョブ検索部120により検索されたジョブ300がある場合は、当該ジョブ300の出力順303を含む情報を他のジョブ300よりも視認性高く表示させ、ジョブ検索部120により検索されたジョブ300がない場合は、ユーザーのジョブ300が存在しないことを表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に係り、特にジョブを蓄積可能な画像形成装置においてジョブの蓄積状況を閲覧させるための画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来から、文書や画像を印刷可能な複合機(Multifunctional Peripheral, MFP)等の画像形成装置が存在する。
このような画像形成装置では、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力といった種類のジョブを記憶部等の蓄積手段に蓄積し、蓄積順に出力することが可能なものが存在する。
特許文献1を参照すると、複数人で共有される出力装置の蓄積手段に蓄積される印刷ジョブの機密性を保持しながら、且つ、出力装置の状況を把握するための十分な情報を提供しユーザーの利便性を向上させる技術が開示されている。
特開2005−352567号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ICカードで認証後に、認証されたユーザーは許可された操作しかできなくなり、画像形成装置に蓄積した印刷データのうち、当該ユーザー自身の印刷データにしかアクセスできなくなっていた。このため、ユーザー認証後には、画像形成装置全体のジョブの蓄積の状態と、当該ユーザーのジョブとの関係とが把握しにくくなるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、上述の問題点を解消する画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、複数のジョブを蓄積する蓄積手段を備えた画像形成装置において、ジョブを出力するユーザーを認証するユーザー認証手段と、該ユーザー認証手段により認証された前記ユーザーのジョブを前記蓄積手段から検索するジョブ検索手段と、該ジョブ検索手段により検索された前記ユーザーのジョブがある場合は、当該ジョブの出力順を含む情報を他のジョブよりも視認性高く表示させ、前記ジョブ検索手段により検索された前記ユーザーのジョブがない場合は、前記ユーザーのジョブが存在しないことを表示させるジョブ表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記ユーザー認証手段により認証されたユーザーのジョブの出力順を、前記ユーザーの指示により変更させるジョブ出力順変更手段を備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記ユーザー認証手段は、認証用記録媒体による認証を行い、前記ジョブ表示制御手段は、前記認証用記録媒体による認証の度に又は所定操作を検知した場合に、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力のうちいずれかの種類のジョブのみを順に選択して表示させることを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、複数のジョブを蓄積する蓄積手段を備えた画像形成装置により実行される画像形成方法において、ジョブを出力するユーザーを認証し、認証された前記ユーザーのジョブを前記蓄積手段から検索し、検索された前記ユーザーのジョブがある場合は、当該ジョブの出力順を含む情報を他のジョブよりも視認性高く表示し、検索された前記ユーザーのジョブがない場合は、前記ユーザーのジョブが存在しないことを表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザー認証されたユーザーのジョブがある場合は、当該ジョブの出力順を含む情報を他のジョブよりも視認性高く表示することで、画像形成装置全体のジョブの蓄積の状態と、ユーザーのジョブとの関係とが容易に把握できる画像形成装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置の実施の形態に係るシステム構成図である。 図1に示す画像形成装置のジョブの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るジョブ情報表示処理のフローチャートである。 図3に示すジョブ全体情報表示処理の概念図である。 図3に示す種類別ジョブ表示処理の概念図である。 図1に示す画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置の概略図である。
<実施の形態>
〔画像形成装置1の全体の構成〕
図6を参照して、画像形成装置1の全体の構成について説明する。
画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部(給紙ローラー42b、搬送ローラー対44、排出ローラー対45)、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、画像形成部17(画像形成手段)、FAX送受信部18(FAX送受信手段)、記憶部19、及び記録媒体接続部30(認証用記録媒体接続手段)等が、制御部10に接続されている。各部は、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、GPP(General Purpose Processor)、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Processor、特定用途向けプロセッサー)等の情報処理手段である。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。また、制御部10は、操作パネル部16から入力された所定の指示情報や図示しない外部の端末の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)等の制御演算手段である。画像処理部11は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小、濃度調整、階調調整、画像改善等の各種画像処理を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19に印刷データとして記憶する。この際、画像処理部11は、印刷データをPDFやTIFF等のフォーマットのファイルに変換することも可能である。
原稿読取部12は、セットされた原稿を読み取る(スキャン)手段である。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19に記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は外部の端末から取得されたデータから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
搬送部は、給紙カセット42a(図7)から記録紙を搬送し、画像形成部17で画像形成させ、その後にスタックトレイ50へ搬送する。
なお、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部、画像形成部17の動作については後述する。
ネットワーク送受信部15は、LAN、無線LAN、WAN、携帯電話網等の外部ネットワークに接続するためのLANボードや無線送受信機等を含むネットワーク接続手段である。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
操作パネル部16は、ユーザーによる画像形成装置1の各種ジョブ300(図1)の取得や実行やジョブの情報の表示等に係る指示を取得する。
また、操作パネル部16から取得したユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力したり、変更したりする。
操作パネル部16は、入力部20と、表示部21とを備えている。
入力部20は、テンキー、スタート、キャンセル、複写やFAX送信やスキャナー等の動作モードの切り換えのボタンと、選択された文書の印刷や送信や保存や記録等に関するジョブ300の実行や出力順303(図2)の変更等に係る指示を行うためのボタンやタッチパネル等である。
表示部21は、LCDや有機ELパネル等の表示手段である。表示部21は、入力部20によるユーザーの指示により、画像形成装置1に蓄積されたジョブ300の数や出力順303等を表示する。また、表示部21は、ジョブ300のプレビュー画像が表示されてもよい。
FAX送受信部18は、ファクシミリの送受信を行う手段であり、通常の電話回線やISDN回線等と接続されている。
また、FAX送受信部18は、受信したファクシミリ画像を、ジョブ300(図1)として記憶部19に保存する。FAX送受信部18は、所定の電話番号や画像認識可能な図形や音声等でユーザーを判別可能な場合、受信したファクシミリ画像のファイルを、当該ユーザーの親展ボックスに保存する。
また、ジョブ300を画像形成部17で画像形成して記録紙に出力する代わりに、FAX送受信部18でファクシミリ送信してもよい。
記憶部19は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体を用いた記憶手段である。また、記憶部19は、ジョブ300を蓄積する蓄積手段として機能する。
記憶部19のROMやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。また、記憶部19にはユーザー毎にコピーやプリント等のジョブ300(図1)を保存する文書ボックスと、宛先が所定番号で指定されておりユーザーを特定可能なFAX受信のジョブ300を保存する親展ボックスの領域とが含まれていてもよい。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持されてもよい。
記録媒体接続部30は、記録媒体3と接続されるリーダー/ライター等である。記録媒体接続部30は、無線や光学的な接続により記録媒体3や各種機器と接続されても、端子が直接接触し有線で接続されてもよい。記録媒体接続部30は、無線で接続される場合は、RF、NFC、Bluetooth(登録商標)等のアンテナ及び復調器を含む送受信部や、IrDAの赤外線送受信部等を備えている。記録媒体接続部30は、有線で接続される場合は、記録媒体3の読み書きに対応した端子やコネクタ等を備えている。
さらに、記録媒体接続部30は、記録媒体3とのアクセスを制御するUSBホスト部や、他の端末との通信を制御するN/Wインターフェイス部、USBインターフェイス部等を含んで構成されている。
記録媒体接続部30に接続された記録媒体3は、記憶部19と同様に記憶手段として機能する。
記録媒体3は、ICカード、RFID(Radio Frequency IDentification)カード、スマートフォン、タブレット、PDA等の認証用記録媒体である。また、記録媒体3は、USBメモリー、SDカード/xD/メモリースティック等の各種フラッシュメモリー、USB接続のHDD、デジタルカメラやビデオカメラ等の記録媒体を内蔵した各種機器等であってもよい。
記録媒体3は、ユーザー認証用のユーザーIDとパスワード等の所定の認証情報が記憶されている。この認証情報のパスワード等は、サイン認証や生体認証等の識別用の情報であってもよい。また、記録媒体3自体にも、ジョブ300(図1)を記憶してもよい。
なお、画像形成装置1において、制御部10及び画像処理部11は、GPU内蔵CPU等やチップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成されていてもよい。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
〔画像形成装置1の動作〕
次に、図7を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
原稿読取部12は、本体部14の上部に配設され、原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。スタックトレイ50は、本体部14に形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部16は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
原稿読取部12は、スキャナー12aと、プラテンガラス12bと、原稿読取スリット12cとを備えている。スキャナー12aは、露光ランプ、及びCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像センサー等から構成され、原稿給送部13による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。
プラテンガラス12bは、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット12cは、原稿給送部13による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス12bに載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、プラテンガラス12bに対向する位置に移動され、プラテンガラス12bに載置された原稿を走査しながら原稿を読み取って画像データを取得して、取得した画像データを本体部14に備わる制御部10(図6)に出力する。
また、原稿給送部13により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、原稿読取スリット12cと対向する位置に移動され、原稿読取スリット12cを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部14に備わる制御部10に出力する。
原稿給送部13は、原稿載置部13aと、原稿排出部13bと、原稿搬送機構13cとを備えている。原稿載置部13aに載置された原稿は、原稿搬送機構13cによって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット12cに対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部13bに排出される。
なお、原稿給送部13は、可倒式に構成され、原稿給送部13を上方に持ち上げることで、プラテンガラス12bの上面を開放させることができる。
本体部14は、画像形成部17を備えると共に、給紙部42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー対44と、排出ローラー対45とを備えている。給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット42aと、給紙カセット42aから記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー42bとを備えている。給紙ローラー42b、搬送ローラー対44、及び排出ローラー対45は、搬送部として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。
給紙ローラー42bによって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー対44によって画像形成部17に搬送される。そして、画像形成部17によって記録が施された記録紙は、排出ローラー対45によってスタックトレイ50に排出される。
画像形成部17は、感光体ドラム17aと、帯電部17bと、露光部17cと、現像部17dと、転写部17eと、定着部17fとを備えている。帯電部17bは、一次帯電用ユニットであり、前露光による残留電荷が除去がされ、電荷を持たなくなった感光体ドラム17aに対し、プラス又はマイナスの電荷を付加し一次帯電させる。露光部17cは、レーザー装置やミラーやレンズ等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいて光等を出力して一次帯電された感光体ドラム17aを露光し、感光体ドラム17aの表面に静電潜像を形成する。現像部17dは、トナーを用いて感光体ドラム17aに形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム17a上に形成させる。転写部17eは、現像部17dによって感光体ドラム17a上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部17fは、転写部17eによってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
〔画像形成装置1のシステム構成〕
次に、図1を参照し、画像形成装置1のシステム構成について説明する。
画像形成装置1は、ジョブ取得部100(ジョブ取得手段)、ユーザー認証部110(ユーザー認証手段)、ジョブ検索部120(ジョブ検索手段)、ジョブ表示制御部130(ジョブ表示制御手段)、ジョブ出力順変更部140(ジョブ出力順変更手段)を備えている。
記憶部19は、ジョブ300及びアカウント設定310を記憶している。
ジョブ取得部100は、原稿読取部12、FAX送受信部18、記録媒体3、他の端末等(図示せず)からジョブ300を取得して、記憶部19に保存して蓄積する。ジョブ取得部100は、この際、ジョブの出力順303(図2)等を設定する。
ユーザー認証部110は、ジョブ300を出力するユーザーを認証する。
ユーザー認証部110は、記録媒体3に記憶された認証情報をアカウント設定310と対応付けしてユーザー認証を行い、結果を記憶部19に一時的に保存する。また、ユーザー認証部110は、図示しない端末や、操作パネル部16の入力部20から認証情報を入力させて、ユーザー認証を行ってもよい。
ジョブ検索部120は、ユーザー認証部110により認証されたユーザーのジョブ300を記憶部19から検索する。
ジョブ検索部120は、この際、ジョブ300のユーザーID情報302(図2)を読み出して、認証されたユーザーの認証情報のユーザーIDと一致するジョブ300を検索する。
ジョブ表示制御部130は、ジョブ検索部120により検索されたジョブ300がある場合は、当該ジョブ300の出力順303を含む情報を他のジョブ300よりも視認性高く表示部21に表示させ、ジョブ検索部120により検索されたジョブ300がない場合は、ユーザーのジョブ300が存在しないことを表示部21に表示させる。
また、ジョブ表示制御部130は、記録媒体3によるユーザー認証の度に又は入力部20の所定操作を検知した場合には、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力のうちいずれかの種類のジョブ300のみを順に選択して表示させる。
ジョブ出力順変更部140は、ユーザー認証部110により認証されたユーザーのジョブ300の出力順303(図2)を、ユーザーの指示により変更させる。
ジョブ出力順変更部140は、この際、ユーザーの権限情報により所定の権限があった場合にのみ、ジョブ300の出力順303の変更を許可してもよい。
ジョブ300は、ジョブ取得部100により取得された印刷やファクシミリ送信やネットワーク送信等で出力される画像、文書等のデータと属性情報とを含むデータである。
各ジョブ300は、ジョブ300の種類毎に、記憶部19の別々の領域に保存されていても、ユーザー毎の親展ボックスや文書ボックスに別々に保存されていてもよい。
ジョブ300の詳細については後述する。
アカウント設定310は、ユーザー認証のためのデータベース等である。アカウント設定310は、ユーザーのアカウント毎にユーザーIDや所定のパスワード等の認証情報、権限情報、ジョブ情報表示設定、アドレス情報、課金情報等の情報、親展ボックス及び文書ボックスの対応情報により構成されている。ユーザーIDは、ユーザーのID(Identification)やユーザー番号やユーザー名等の情報である。パスワード等は、ユーザー認証時に記録媒体3の認証情報と対応付けされるパスワード等である。権限情報は、管理者(権限ユーザー)、一般ユーザー、ゲストユーザー等の権限に係る情報である。ジョブ情報表示設定は、出力待ち等の状態にあるジョブ300の蓄積状態の情報(以下、「ジョブ情報」という。)の詳細表示を行う際に、どのジョブ種類301から表示するかについての順番等の設定を示す情報である。アドレス情報は、ユーザーの電子メールアドレス、IPアドレス、アドレス帳、電話番号、FAX番号、文書ボックスのアドレス等を含んでいる。課金情報は、白黒印刷、カラー印刷のページ別に課金するための情報である。課金情報には、ページ課金の他に、店舗での課金等の情報やネットワークプリント等の情報が含まれていてもよい。親展ボックス及び文書ボックスの対応情報は、図示しない記憶部19内の親展ボックス及び文書ボックスの領域に保存された各ジョブ300と、ユーザーのアカウントとの対応付けの情報である。
図2によると、ジョブ300は、ジョブ種類301、ユーザーID情報302、出力順303、及び出力データ304を含んでいる。
ジョブ種類301は、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力、ファクシミリ受信、文書ボックスへの保存、ネットワークスキャン等のジョブ300の種類を示す属性情報である。
ユーザーID情報302は、ジョブ300を出力可能なユーザーIDが設定された属性情報である。ユーザーID情報302には、ユーザーIDを個別指定せず、ユーザーの権限や部門等の情報が設定されていてもよい。ユーザーID情報302は、認証されたユーザーのジョブ300の検索の際に用いられる。
出力順303は、ジョブ300の画像形成部17やFAX送受信部18等への出力の順番を示す属性情報である。出力順303は、一つのジョブ300が出力完了する度に更新される。また、出力順303は、権限ユーザーにより変更されてもよい。また、出力順303は、ジョブ300が記憶部19に記憶された時刻の情報を含んでいてもよい。
出力データ304は、画像形成部17やFAX送受信部18等から出力される画像、文書等のデータである。出力データ304は、原稿読取部12やFAX送受信部18で読み取られたビットマップ等の画像データ、記録媒体3、外部のサーバーや端末等から取得されたPDL(Page Description Language)の文書のデータ、PDF(Portable Document Format)等の文書のデータ、JpegやGIFやTIFF等のフォーマットの画像データ等であってもよい。
また、ジョブ300は、文書名、作成者のユーザーIDやパスワード、作成した端末の機器やアプリケーションの種類やIPアドレス等の属性情報を含んでいてもよい。
ここで、画像形成装置1の制御部10は、記憶部19に記憶された制御プログラムを実行することで、ジョブ取得部100、ユーザー認証部110、ジョブ検索部120、ジョブ表示制御部130、ジョブ出力順変更部140として機能する。
また、上述の画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
また、記憶部19は、ジョブ300を蓄積する蓄積手段として機能する。
〔画像形成装置1によるジョブ情報表示処理〕
次に、図3〜図5により、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1によるジョブ情報表示処理の説明を行う。
本実施形態のジョブ情報表示処理では、認証されたユーザーのジョブ情報だけを視認性高く表示し、それ以外のユーザーのジョブ情報はジョブがあることのみ表示する。また、ジョブ300がない時は「なし」と表示する。また、認証されたユーザーのジョブ300の出力順303を変更することも可能である。
本実施形態のジョブ情報表示処理は、主に制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図3のフローチャートを参照して、ジョブ情報表示処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS100)
まず、制御部10が、ジョブ取得部100により、ジョブ蓄積処理を行う。
制御部10は、操作パネル部16の入力部20から、ユーザーのコピー、ネットワークスキャン、又はファクシミリ送信の指示があった場合、原稿給送部13にセットされた原稿を原稿読取部12に読み取らせ、この画像データをジョブ300として取得し、記憶部19に保存する。この場合、制御部10は、ジョブ種類301を、コピー、ネットワークスキャン、又はファクシミリ送信等と設定する。
また、制御部10は、入力部20から、親展ボックス又は文書ボックスからの出力のユーザーの指示があった場合、指定された記憶部19内のファイルをジョブ300として出力する。この場合、制御部10は、ジョブ種類301を、親展ボックス又は文書ボックスからの出力と設定する。
また、制御部10は、図示しない端末やサーバーから出力されたり取得されたりしたジョブ300を外部のネットワークを介してネットワーク送受信部15にて受信し、記憶部19に保存してもよい。この場合、制御部10は、ジョブ300の種類は、プリント又は文書ボックスへの保存と設定する。
また、制御部10は、FAX送受信部18からファクシミリ受信した原稿等の画像データをジョブ300として取得し、記憶部19に保存してもよい。この場合、制御部10は、ジョブ300のジョブ種類301を、ファクシミリ受信と設定する。また、制御部10は、受信するユーザーが特定可能であった場合には、当該ユーザーの親展ボックスに保存する。この場合、制御部10は、ジョブ300の種類を、親展ボックスへの保存と設定する。
また、制御部10は、記録媒体接続部30に接続された記録媒体3や外部の記録媒体(図示せず)からジョブ300を取得して、記憶部19に保存してもよい。
なお、制御部10は、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力等のジョブ種類301のジョブ300は、画像形成部17やFAX送受信部18等からの出力の順番待ちが発生するため、記憶部19のFIFO(First In First Out)等により蓄積させる。また、制御部10は、ファクシミリ受信、ネットワークスキャン、文書ボックスへの保存等は、画像形成部17やFAX送受信部18等からの出力を伴わないため、記憶部19に蓄積させず、すぐ実行してもよい。
また、制御部10は、ジョブ300の蓄積の際に下記で説明するユーザー認証を行ってもよい。また、制御部10は、ユーザーによるジョブ情報の表示の指示があるまで、待機状態となっていてもよい。
(ステップS101)
次に、制御部10が、ユーザー認証部110により、ユーザー認証処理を行う。
制御部10は、操作パネル部16の入力部20よりユーザーによるジョブ情報の表示の指示を取得した場合、ユーザー認証を行うよう表示部21に表示する。
制御部10は、記録媒体接続部30に記録媒体3が接続されると、記録媒体3から認証情報を取得し、アカウント設定310を読み出して正しい認証情報であるか否かを判断する。
(ステップS102)
次に、制御部10が、ユーザー認証部110により、認証成功か否かを判定する。制御部10は、記録媒体3が接続され、正しい認証情報であった場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS101に戻してユーザー認証されるまで待つ。なお、制御部10は、ユーザー認証されない場合に、残りのジョブ300の数等の一般的なジョブ情報のみ表示部21に表示してもよい。
(ステップS103)
ユーザー認証に成功した場合、制御部10が、ジョブ検索部120により、ジョブ300があるか否かを判定する。制御部10は、記憶部19に蓄積されたジョブ300がある場合には、Yesと判定する。制御部10は、記憶部19に蓄積されたジョブ300がない場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS114に進める。
(ステップS104)
記憶部19に蓄積されたジョブ300があった場合、制御部10が、ジョブ検索部120により、ジョブ全体情報表示処理を行う。
図4の画面例500によると、制御部10は、記憶部19に現在蓄積中のジョブ300を検索し、ジョブ種類301別にカウントする。制御部10は、この際、ジョブ300のユーザーID情報302を参照して、ユーザー認証されたユーザーのジョブ300についてもカウントする。
図4の例では、制御部10は、表示欄600に、ジョブ種類301別に、検索されたジョブ300の数等を表示部21に表示する。制御部10は、この際、ジョブ種類301別に、認証されたユーザーのジョブ300の数等についても表示してもよい。
このように、一画面にジョブ情報を表示することで、すべてのジョブ300と認証されたユーザーのジョブ300の蓄積状態について容易に参照することが可能となる。
(ステップS105)
次に、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、ユーザーのジョブ情報の詳細表示があったか否かを判定する。制御部10は、図4の例では、「詳細表示」のボタン700が押下された場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合、図4の例では、「終了」のボタン710が押下された場合に、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS106に進める。
Noの場合、制御部10は、ジョブ情報表示処理を終了して待機状態に戻る。
(ステップS106)
詳細表示が指示された場合、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、種類別ジョブ表示処理を行う。
制御部10は、認証されたユーザーのアカウント設定310のジョブ情報表示設定を読み出して、設定されたジョブ種類301のジョブ300のジョブ情報の詳細について表示部21に表示する。
図5の画面例510によると、制御部10は、表示欄610に、ジョブ種類301がコピーであるジョブ300のジョブ情報の詳細を表示する。
制御部10は、この際、出力順303に従い、認証されたユーザーのジョブ情報については、例えば、表示領域を大きくし文字列を表示して、詳細なジョブ情報を認識可能なように表示する。これにより、制御部10は、認証されたユーザーのジョブ300が存在することを視認性よく表示する。
制御部10は、図5の例においては、ジョブ詳細表示611、612のように、出力順303、ジョブ300が蓄積された時刻等の時間的な情報、文書名、ユーザーID、あと何枚目で出力されるかについて、詳細なジョブ情報として表示する。このように、認証されたユーザーのジョブ情報の詳細を表示することで、自らのジョブ300を素早く見つけだし選択することが可能となるる。
また、制御部10は、認証されたユーザー以外のジョブ情報は、例えばジョブ300があることを示すだけの表示方式で表示部21に表示する。制御部10は、図5の例では、この表示方式として、「−−−−」により、文字で示さない表示方式での表示を行う。このように表示することで、認証されたユーザーのジョブの出力待ちの状況を把握しやすくでき、更に視認性を高めることができる。加えて、認証されたユーザー以外のジョブについては、存在のみが把握できる状態となるため、セキュリティを高めることもできる。
(ステップS107)
ここで制御部10が、ジョブ出力順変更部140により、表示順等変更処理を行う。
制御部10は、認証されたユーザーによる操作パネル部16の入力部20から表示順等変更の指示を取得すると、当該指示により、ユーザーのジョブ300の出力順303を変更する。制御部10は、この際に、アカウント設定310を読み出して、権限ユーザーのみ出力順303を変更可能なようにしてもよい。
図5の例では、制御部10は、ジョブ詳細表示611、612の領域がタッチされ、ドラッグ&ドロップ等された場合に、ジョブ300の出力順303をドロップされた位置に合わせて変更可能である。
また、制御部10は、ジョブ詳細表示611、612の領域が押下された場合に、ユーザーの指示により、押下されたジョブ300の出力をキャンセルしたり、出力先や記録紙を供給する給紙カセット42a等を変更したり、カラーや白黒印刷等の出力方式を変更する等の処理も可能である。
(ステップS108)
ここで、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、ユーザーの詳細表示の終了の指示があったか否かを判定する。制御部10は、図5の例では、「画面を閉じる」のボタン720又はウィンドウを閉じるボタン等が押下された場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS109に進める。
Noの場合、制御部10は、種類別ジョブ表示処理を終了して、処理をステップS104に戻す。
(ステップS109)
ここで、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、他の種類のジョブ300があるか否かを判定する。制御部10は、認証されたユーザーの他のジョブ種類301のジョブ300が存在した場合に、Yesと判定する。制御部10は、認証されたユーザーの他のジョブ300が存在しない場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS110に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS114に進める。
(ステップS110)
他のジョブ種類301のジョブ300が存在した場合、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、記録媒体再認証処理を行う。
この処理では、制御部10は、記録媒体接続部30に記録媒体3が接続されているか検知し、接続されている場合にはもう一度認証情報を読み込み、再認証を行う。制御部10は、この際、ユーザー認証部110により、取得した認証情報を用いて、ステップS101と同様にユーザー認証を再度行う。
(ステップS111)
次に、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、記録媒体3による再認証があったか否かを判定する。制御部10は、記録媒体3によるユーザー認証が再度行われて、同じユーザーの認証が成功した場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合、つまり再認証がなかった場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS113に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS112に進める。
(ステップS112)
再認証がなかった場合、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、入力部20により所定操作を検知したか否かを判定する。制御部10は、この所定操作として、ユーザーの他の種類のジョブ300を表示する指示の操作の情報を取得する。制御部10は、図5の例では、「次の機能」のボタン730が押下された場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS113に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS107に戻して、処理を続ける。
(ステップS113)
記録媒体3による再認証があった場合、又は所定操作を検知した場合、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、他種類ジョブ表示処理を行う。
制御部10は、認証されたユーザーのアカウント設定310のジョブ情報表示設定により、当該ユーザーのジョブ300が存在するジョブ種類301の詳細なジョブ情報を表示部21に表示する。制御部10は、例えば、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力のうちいずれかの種類の前記ジョブ300のみを順に選択して表示させることが可能である。
その後、制御部10は、処理をステップS106に戻して、詳細なジョブ情報の表示と出力順303の変更の処理を続ける。
(ステップS114)
記憶部19にジョブ300が蓄積されていない場合、又は認証されたユーザーについて表示するジョブ300が存在しない場合、制御部10が、ジョブ表示制御部130により、ジョブなし表示処理を行う。
制御部10は、例えば、表示部21に「ジョブがありません」等の表示を行い、ジョブ情報の表示を終了して、待機画面に戻す。
以上により、本発明の実施の形態に係るジョブ情報表示処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来、特許文献1の技術では、ユーザー認証後に認証された場合、蓄積されたジョブ全体のジョブ情報中におけるユーザーのジョブ情報を把握することが難しかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、複数のジョブ300を蓄積する記憶部19を備えた画像形成装置1において、ユーザーを認証するためのユーザー認証部110と、ユーザー認証部110により認証されたユーザーのジョブ300を記憶部19から検索するジョブ検索部120と、ジョブ検索部120により検索されたジョブ300がある場合は、当該ジョブ300の出力順303を含む情報を他のジョブ300よりも視認性高く表示させ、ジョブ検索部120により検索されたジョブ300がない場合は、ユーザーのジョブ300が存在しないことを表示させるジョブ表示制御部130とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、ユーザー認証されたユーザーのジョブ情報を視認性高く表示し、ジョブ300がない時は「なし」と表示し、ジョブ情報を容易に的確に把握し確認することが可能になる。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、ユーザー認証部110により認証されたユーザーのジョブ300の出力順303を、ユーザーの指示により変更させるジョブ出力順変更部140を備えることを特徴とする。
このように構成することで、見やすい状態で表示された、認証されたユーザーのジョブ300の出力順303を変更することが可能となる。これにより、ユーザーの操作性を高くすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、ユーザー認証部110は、記録媒体3による認証を行い、ジョブ表示制御部130は、記録媒体3による認証の度に又は所定操作を検知した場合に、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力のうちいずれかの種類のジョブ300のみを順に選択して表示させることを特徴とする。
このように構成することで、記録媒体3であるICカードをかざす等の操作だけで、認証されたユーザーがジョブ情報を表示させることができる。さらに、他の種類のジョブ300がある場合は、タッチパネルのボタンの押下等の所定操作又は記録媒体3による再認証で切り換えて表示することができる。このため、ジョブ情報を表示させるまでの手間を減らして、容易に認証されたユーザーのジョブ300を発見させることができる。
これにより、ユーザーの手間を少なくさせ、利便性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、全体画面で集約してジョブ情報を表示し、詳細表示では、認証されたユーザー以外のジョブ300はジョブ300があることのみを表現し、詳細情報は出さないことを特徴とする。
これにより、認証されたユーザーのジョブ300がジョブ種類301毎に別々にある場合であっても認証されたユーザーのジョブ300の視認性を高く表示することができる。これにより、ユーザーの利便性を高めることができる。
また、従来は、ジョブ情報を確認するには、ジョブ300確認キーを押下し、その後必要とするコピー、送信、文書ボックス等の機能を呼び出し、自分のジョブ300を探す必要があった。この場合、操作に必要な手順が多くなり、ユーザーの操作性が悪くなっていた。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザー認証後、記憶部19を検索して、ジョブ300が何件あるか表示装置に一覧表示し、蓄積されている種類別に詳細なジョブ情報を、表示態様を変更し、各ジョブ300がいつ出力されるか等の情報を含めて表示する。これにより、ユーザーの利便性を向上させることができる。
なお、本発明は、画像形成装置以外の情報処理装置にも適用できる。つまり、ネットワークスキャナー、スキャナーをUSB等で別途接続したサーバー等を用いる構成であってもよい。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
3 記録媒体
10 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
12a スキャナー
12b プラテンガラス
12c 原稿読取スリット
13 原稿給送部
13a 原稿載置部
13b 原稿排出部
13c 原稿搬送機構
14 本体部
15 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
17a 感光体ドラム
17b 帯電部
17c 露光部
17d 現像部
17e 転写部
17f 定着部
18 FAX送受信部
19 記憶部
20 入力部
21 表示部
30 記録媒体接続部
41 排出口
42 給紙部
42a 給紙カセット
42b 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー対
45 排出ローラー対
50 スタックトレイ
100 ジョブ取得部
110 ユーザー認証部
120 ジョブ検索部
130 ジョブ表示制御部
140 ジョブ出力順変更部
300 ジョブ
301 ジョブ種類
302 ユーザーID情報
303 出力順
304 出力データ
310 アカウント設定
500、510 画面例
600、610 表示欄
611、612 ジョブ詳細表示
700、710、720、730 ボタン

Claims (4)

  1. 複数のジョブを蓄積する蓄積手段を備えた画像形成装置において、
    ジョブを出力するユーザーを認証するユーザー認証手段と、
    該ユーザー認証手段により認証された前記ユーザーのジョブを前記蓄積手段から検索するジョブ検索手段と、
    該ジョブ検索手段により検索された前記ユーザーのジョブがある場合は、当該ジョブの出力順を含む情報を他のジョブよりも視認性高く表示させ、前記ジョブ検索手段により検索された前記ユーザーのジョブがない場合は、前記ユーザーのジョブが存在しないことを表示させるジョブ表示制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ユーザー認証手段により認証されたユーザーのジョブの出力順を、前記ユーザーの指示により変更させるジョブ出力順変更手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ユーザー認証手段は、認証用記録媒体による認証を行い、
    前記ジョブ表示制御手段は、前記認証用記録媒体による認証の度に又は所定操作を検知した場合に、コピー、プリント、及び親展ボックスや文書ボックスからの出力のうちいずれかの種類のジョブのみを順に選択して表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 複数のジョブを蓄積する蓄積手段を備えた画像形成装置により実行される画像形成方法において、
    ジョブを出力するユーザーを認証し、
    認証された前記ユーザーのジョブを前記蓄積手段から検索し、
    検索された前記ユーザーのジョブがある場合は、当該ジョブの出力順を含む情報を他のジョブよりも視認性高く表示し、検索された前記ユーザーのジョブがない場合は、前記ユーザーのジョブが存在しないことを表示する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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