JP2015049580A - 画像形成装置、端末、画像形成システム、及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、端末、画像形成システム、及び画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スタンプ機能の利便性を高める画像形成装置を提供する。
【解決手段】
印刷データ330を送信する画像形成装置と、端末2とから構成される画像形成システムXを用いる。画像形成装置1のユーザー部門認証部100は、端末から取得した認証情報310により、ユーザー又は部門の認証を行う。スタンプ情報送信部110は、ユーザー部門認証部100により認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報430を送信する。合成データ取得部120は、スタンプ情報送信部110により送信されたスタンプ情報430と印刷データ330とが合成された合成データ320を端末から受信して画像形成させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、端末、画像形成システム、及び画像形成方法に係り、特にスタンプ印刷が可能な画像形成装置、端末、画像形成システム、及び画像形成方法に関する。
従来から、文書や画像を印刷可能な複合機(Multifunctional Peripheral, MFP)等の画像形成装置が存在する。
このような画像形成装置では、印刷される記録紙の所定位置に、所定の画像や文字列、日付、ページ番号等であるスタンプを挿入するスタンプ機能を備えるものが存在する。
図6は、記録紙Pの上部余白位置に、スタンプSが挿入される例を示している。
特許文献1を参照すると、従来のスタンプ機能を備えた画像形成装置の技術が記載されている。特許文献1に記載のスタンプ機能として、まず、原稿読み取り装置が、原稿を読み取り、その結果を画像メモリーに供給する。一方、スタンプメモリー制御回路においては、原稿の枚数、あるいは既に印刷された用紙の枚数等に応じて、スタンプ画像データが生成される。これらの画像データは画像合成回路を介して合成され、画像印刷装置を介して出力されるから、印刷物に対する押印を自動的に行うことができる。
特開平8−11411号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、すべての印刷データに、設定されたスタンプを印刷するだけであり、ユーザー毎、部門毎にスタンプを変えることができなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、上述の問題点を解消する画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の画像形成装置は、印刷データを送信する端末と接続可能な画像形成装置において、前記端末から取得した認証情報により、ユーザー又は部門の認証を行うユーザー部門認証手段と、該ユーザー部門認証手段により認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報を送信するスタンプ情報送信手段と、該スタンプ情報送信手段により送信されたスタンプ情報と印刷データとが合成された合成データを前記端末から受信して画像形成させる合成データ取得手段とを備えることを特徴とする。
本発明の端末は、印刷データを画像形成する画像形成装置と接続可能な端末において、入力されたユーザー又は部門の認証情報を前記画像形成装置に送信する認証情報送信手段と、該認証情報送信手段により送信された認証情報で認証されたユーザー用のスタンプ情報を前記画像形成装置から取得して、ユーザーの印刷データと合成した合成データを作成するスタンプ情報合成手段と、該スタンプ情報合成手段により前記スタンプ情報が合成された合成データを前記画像形成装置に送信する合成データ送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、該画像形成装置に印刷データを送信する端末とを備える画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記端末から取得した認証情報により、ユーザー又は部門の認証を行うユーザー部門認証手段と、該ユーザー部門認証手段により認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報を送信するスタンプ情報送信手段と、該スタンプ情報送信手段により送信されたスタンプ情報と印刷データとが合成された合成データを前記端末から受信して画像形成させる合成データ取得手段とを備え、前記端末は、入力されたユーザー又は部門の認証情報を前記画像形成装置に送信する認証情報送信手段と、該認証情報送信手段により送信された認証情報により認証されたユーザー用の前記スタンプ情報を前記画像形成装置の前記スタンプ情報送信手段から取得して、ユーザーの印刷データと合成した合成データを作成するスタンプ情報合成手段と、該スタンプ情報合成手段により前記スタンプ情報が合成された合成データを前記画像形成装置に送信する合成データ送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、前記端末の前記認証情報送信手段は、前記スタンプ情報を選択させるためのスタンプ選択情報も送信し、前記画像形成装置の前記スタンプ情報送信手段は、前記スタンプ選択情報により選択されたスタンプ情報を送信することを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、印刷データを送信する端末と接続可能な画像形成装置により実行される画像形成方法において、前記端末から取得した認証情報により、ユーザー又は部門の認証を行い、認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報を送信し、送信されたスタンプ情報と印刷データとが合成された合成データを前記端末から受信して画像形成させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザー毎、部門毎に記憶されたスタンプ情報を送信し、端末側でスタンプ情報と印刷データが合成された合成データを取得することで、ユーザー毎、部門毎に設定されたスタンプを印刷することが可能な画像形成装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置及び端末の実施の形態に係るシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係るスタンプ取得印刷処理のフローチャートである。 図3に示す認証情報スタンプ選択情報設定処理の概念図である。 本発明の画像形成装置及び端末の実施の形態に係る全体の構成を示すブロック図である。 本発明の画像形成装置の実施の形態に係る概略図である。 従来のスタンプの概念図である。
<実施の形態>
〔画像形成装置システムXの全体の構成〕
まず、図4を参照して、画像形成システムX全体の構成について説明する。
画像形成システムXは、画像形成装置1と端末2とが、ネットワーク5で接続されている。
画像形成装置1は、MFP等の複合機やネットワークプリンター等の画像形成装置である。
端末2は、PCやスマートフォンや携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)等の端末である。
ネットワーク5は、LAN(Local Area Network)、無線LAN、インターネットや携帯電話網等のWAN(Wide Area Network)等のネットワークである。
画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部(給紙ローラー42b、搬送ローラー44、排出ローラー45)、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、記憶部19、及び画像形成部17(画像形成手段)等が、制御部10に接続されている。各部は、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、GPP(General Purpose Processor)、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Processor、特定用途向けプロセッサー)等の情報処理手段である。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。また、制御部10は、図示しない外部の端末や操作パネル部16から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、DSP(Digital Signal Processor)やGPU(Graphics Processing Unit)等の制御演算手段である。画像処理部11は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、拡大縮小処理、濃度調整、階調調整、画像改善処理等の各種画像処理を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19に印刷データ330(図1)として記憶する。この際、画像処理部11は、印刷データ330をPDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換することも可能である。
原稿読取部12は、セットされた原稿を読み取る(スキャン)手段である。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19に記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は外部の端末から取得されたデータから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
搬送部は、給紙カセット42a(図5)から記録紙を搬送し、画像形成部17で画像形成させ、その後にスタックトレイ50へ搬送する。
なお、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部、画像形成部17の動作については後述する。
ネットワーク送受信部15は、ネットワーク5に接続するためのLANボードや無線送受信機等を含むネットワーク接続手段である。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。ネットワーク送受信部15は、外部のハブやルーター等にてネットワーク5に接続されていてもよい。
操作パネル部16は、LCD等の表示部と、テンキー、スタート、キャンセル、複写やFAX送信やスキャナー等の動作モードの切り換えのボタン、選択された文書の印刷や送信や保存や記録等に関するジョブの実行に係る指示を行うためのボタンやタッチパネル等の入力部とを備えている。
操作パネル部16も、ボタンやタッチパネル等の押下や、接続された図示しない人感センサー等から、省電力状態から復帰させる復帰信号を取得し、制御部10を含む各部へ送信可能である。
操作パネル部16は、ユーザーによる画像形成装置1の各種ジョブの指示を取得する。また、操作パネル部16から取得したユーザーの指示により、ユーザー情報410(図1)や部門情報を入力、変更することも可能である。また、操作パネル部16により、各ユーザーや部門のスタンプ情報430を設定してもよい。
記憶部19は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体を用いた記憶手段である。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持される。
記憶部19のROMやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。これに加えて、記憶部19は、ユーザーのアカウント設定400も記憶している。また、記憶部19には、ユーザー毎の保存フォルダーの領域が含まれていてもよい。
なお、画像形成装置1において、制御部10及び画像処理部11は、GPU内蔵CPU等やチップ・オン・モジュールパッケージのように、一体的に形成されていてもよい。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
また、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行うFAX送受信部を備えていてもよい。
端末2は、制御部20、ネットワーク送受信部25、入力部26、表示部27、記憶部29を備えている。各部は、制御部20により動作制御される。
ネットワーク送受信部25は、ネットワーク5に接続するための、例えば1000BASE−T/100BASE−TX等の規格のLANインターフェイスや無線LANインターフェイスや携帯電波送受信デバイス等である。端末2は、ネットワーク送受信部25を介して、各種データを送受信可能である。
なお、ネットワーク送受信部25は、外部のハブやルーター等に接続され、ネットワーク5に接続されていてもよい。
入力部26は、各種設定やユーザー認証等の情報を入力するためのキーボードやマウスやタッチパネルやタッチパッド等の入力手段である。
入力部26は、USB、IEEE1394、シリアル、パラレル、赤外線、無線等のインターフェイスにより、入力手段と接続されていてもよい。
表示部27は、LCDディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示手段である。表示部27は、アプリケーション・ソフトウェア(以下「アプリケーション」という。)の描画やセキュリティ設定のための画面表示等が可能である。
表示部27は、DVI、アナログRGB、HDMI(登録商標)等のインターフェイスにより、表示手段と接続されていてもよい。
制御部20は、CPU、MPU、DSP、GPU、ASIC等である演算・制御能力を備えた制御手段である。制御部20は、記憶部29に記憶された各プログラムを、ハードウェア資源を用いて実行する。
記憶部29は、RAM、SSD等のフラッシュメモリディスク、HDD、磁気テープ装置、光ディスク装置等の記憶手段である。記憶部29は、端末2をコンピュータとして機能させるためのGUI(Graphical User Interface)を備えたOS(Operating System)に加え、ワードプロセッサ、表計算ソフト、描画ソフト、WWWブラウザー、電子メーラー等のアプリケーション、及びその他のプログラムやデータ等も記憶している。これらのプログラムやデータは、制御部20が読み出して実行したり、書き込んだりすることが可能である。
〔画像形成装置1の動作〕
次に、図5を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
原稿読取部12は、本体部14の上部に配設され、原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。スタックトレイ50は、本体部14に形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部16は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
原稿読取部12は、スキャナー12aと、プラテンガラス12bと、原稿読取スリット12cとを備えている。スキャナー12aは、露光ランプ、及びCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像センサー等から構成され、原稿給送部13による原稿の搬送方向に移動可能に構成されている。
プラテンガラス12bは、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット12cは、原稿給送部13による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス12bに載置された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、プラテンガラス12bに対向する位置に移動され、プラテンガラス12bに載置された原稿を走査しながら原稿を読み取って画像データを取得して、取得した画像データを本体部14の制御部10(図4)に出力する。
また、原稿給送部13により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、原稿読取スリット12cと対向する位置に移動され、原稿読取スリット12cを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部14の制御部10に出力する。
原稿給送部13は、原稿載置部13aと、原稿排出部13bと、原稿搬送機構13cとを備えている。原稿載置部13aに載置された原稿は、原稿搬送機構13cによって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット12cに対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部13bに排出される。
なお、原稿給送部13は、可倒式に構成され、原稿給送部13を上方に持ち上げることで、プラテンガラス12bの上面を開放させることができる。
本体部14は、画像形成部17を備えると共に、給紙部42と、用紙搬送路43と、搬送ローラー44と、排出ローラー45とを備えている。給紙部42は、それぞれサイズ又は向きが異なる記録紙を収納する複数の給紙カセット42aと、給紙カセット42aから記録紙を1枚ずつ用紙搬送路43に繰り出す給紙ローラー42bとを備えている。給紙ローラー42b、搬送ローラー44、及び排出ローラー45は、搬送部として機能する。記録紙は、この搬送部により搬送される。
給紙ローラー42bによって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって画像形成部17に搬送される。そして、画像形成部17によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ50に排出される。
画像形成部17は、感光体ドラム17aと、露光部17bと、現像部17cと、転写部17dと、定着部17eとを備えている。露光部17bは、レーザー装置やミラーやレンズやLEDアレイ等を備えた光学ユニットであり、画像データに基づいて光等を出力して感光体ドラム17aを露光し、感光体ドラム17aの表面に静電潜像を形成する。現像部17cは、トナーを用いて感光体ドラム17aに形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム17a上に形成させる。転写部17dは、現像部17cによって感光体ドラム17a上に形成されたトナー像を記録紙に転写させる。定着部17eは、転写部17dによってトナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる。
〔画像形成システムXのシステム構成〕
図1を参照して、画像形成システムXの詳細なシステム構成について説明する。
画像形成装置1の制御部10は、ユーザー部門認証部100(ユーザー部門認証手段)、スタンプ情報送信部110(スタンプ情報送信手段)、及び合成データ取得部120(合成データ取得手段)を備えている。また、画像形成装置1の記憶部19は、アカウント設定400を記憶している。
端末2の制御部20は、認証情報送信部200(認証情報送信手段)、スタンプ情報合成部210(スタンプ情報合成手段)、及び合成データ送信部220(合成データ送信手段)を備えている。また、端末2の記憶部29は、スタンプ選択情報300、認証情報310、及び合成データ320を記憶している。
ユーザー部門認証部100は、端末から取得した認証情報310により、ユーザー又は部門の認証を行う。ユーザー部門認証部100は、認証情報310に含まれるユーザーIDにより、アカウント設定400のユーザー情報410及び部門情報420を参照して認証を行う。
スタンプ情報送信部110は、ユーザー部門認証部100により認証が成功した場合、当該ユーザーのユーザーID毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報430を送信する。
また、スタンプ情報送信部110は、スタンプ選択情報300により選択されたスタンプ情報430を送信する。
合成データ取得部120は、スタンプ情報送信部110により送信されたスタンプ情報430と印刷データ330とが合成された合成データ320を端末から受信する。合成データ取得部120は、合成データ320のPDL(Page Description Language)等を解析して描画(ラスタライズ)し、画像形成部17に画像形成させる。合成データ取得部120は、アカウント設定400により、ユーザー認証が行われたスタンプ情報430が含まれていることを確認してもよい。
認証情報送信部200は、入力されたユーザー又は部門の認証情報310を画像形成装置に送信する。
また、認証情報送信部200は、スタンプ情報430を選択させるためのスタンプ選択情報300も送信する。
また、認証情報送信部200は、画像形成装置1のデバイスドライバーの設定を行うGUIを呼び出し、送信する認証情報310やスタンプ選択情報300の設定を行う。
スタンプ情報合成部210は、認証情報送信部200により送信された認証情報310情報により認証されたユーザー用のスタンプ情報430を画像形成装置から取得して、ユーザーの印刷データ330と合成した合成データ320を作成する。スタンプ情報合成部210は、ユーザーの実行するアプリケーションにより印刷された印刷データ330に、スタンプ情報430を付加して合成データ320を作成する。
合成データ送信部220は、スタンプ情報合成部210により印刷データ330にスタンプ情報430が合成された合成データ320を画像形成装置1に送信する。
スタンプ選択情報300は、ユーザーにより画像形成装置1のアカウント情報に設定されたスタンプ情報430を選択させるための情報である。スタンプ選択情報300は、認証情報送信部200が呼び出すGUIにより設定される。
認証情報310は、ユーザーID及びパスワード等を含む、ユーザー認証用の情報である。認証情報310も、認証情報送信部200が呼び出すGUIにより設定される。
また、認証情報310には、ネットワーク印刷時に入力部26によりユーザーID及びパスワード等が入力されて含められてもよい。
合成データ320は、印刷データ330とスタンプ情報430とを含むPDL等のデータである。また、合成データ320には、認証されたユーザーIDや部門IDとハッシュタグ等が暗号化されて含まれていてもよい。
印刷データ330は、ユーザーの実行するアプリケーションにより出力され、画像形成装置1のデバイスドライバーでPDL等に変換された画像データや文字データ等を含むネットワーク印刷用のデータである。
アカウント設定400は、ユーザー認証のためのデータベース等である。アカウント設定400は、ユーザー情報410、部門情報420、及びスタンプ情報430を含んで構成されている。
ユーザー情報410は、ユーザーのアカウント毎のユーザーID、パスワード等、権限情報、アドレス情報、課金情報等のアカウント情報により構成されている。ユーザーIDは、ユーザーのID(Identification)やユーザー名等の情報である。パスワード等は、各種設定の変更のためのパスワードや認証コードや暗証番号等の情報である。権限情報は、ユーザーの所属する部門、画像形成装置1の機器管理者、部門の管理者、一般ユーザー、ゲストユーザー等の権限に係る情報である。アドレス情報は、ユーザーの電子メールアドレス、IPアドレス、アドレス帳、電話番号、FAX番号、文書ボックスのアドレス等を含んでいる。課金情報は、白黒印刷、カラー印刷のページ別に課金するための情報である。課金情報には、ページ課金の他に店舗での課金等の情報やネットワークプリント等の情報も含んでいる。
部門情報420は、ユーザーの所属する部門に関する情報である。部門情報420は、画像形成装置1で出力が許可されているか否かについての情報と、部門毎の認証方法の情報とを含んでいる。部門毎の認証方法の情報は、当該部門に所属していれば認証が不要か否か、ローカル認証が必要か否か等の設定の情報を含んでいる。また、部門毎の認証方法の設定の情報は、当該部門用のローカル認証のパスワード自体も含んでいる。また、部門情報420は、部門別の課金のための設定を含んでいてもよい。
スタンプ情報430は、ユーザーのアカウント別及び/又は部門別に、画像データ及び/又は文字データと、スタンプの設定の情報とを含んでいる。スタンプ情報430の画像データ及び文字データは、余白へのスタンプやウォーターマークや表紙データや定形データ等を含んでいる。スタンプ情報430のスタンプ設定の情報は、ページ番号、日付、ユーザーにより指定された文字列若しくは画像、又は該文字列若しくは画像の位置指定等の設定を含んでいる。ユーザーは、ユーザーIDや部門別に、複数のスタンプ情報430を設定し、印刷時にスタンプ選択情報300により選択することができる。
ここで、画像形成装置1の制御部10は、記憶部19に記憶された制御プログラムを実行することで、ユーザー部門認証部100、スタンプ情報送信部110、及び合成データ取得部120として機能する。また、上述の画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
また、端末2の制御部20は、記憶部29に記憶された制御プログラムを実行することで、認証情報送信部200、スタンプ情報合成部210、及び合成データ送信部220として機能する。また、上述の端末2の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
〔画像形成装置1及び端末2によるスタンプ取得印刷処理〕
次に、図2〜図3を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1及び端末2によるスタンプ取得印刷処理の説明を行う。
本実施形態のスタンプ取得印刷処理では、画像形成装置1においては、制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。また、端末2においては、制御部20が、記憶部29に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図2のフローチャートを参照して、スタンプ取得印刷処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS200)
まず、端末2の制御部20が、認証情報送信部200により、スタンプ情報等設定処理を行う。
図3(a)の画面例500を参照して説明すると、制御部20は、デバイスドライバーのGUIの設定画面を呼び出し、入力部26と表示部27により、認証情報310とスタンプ選択情報300をユーザーに入力させ設定させる。
表示欄610は、画像形成装置1のユーザー認証用のユーザーIDを入力するための入力欄である。表示欄610には、端末2がOSにログインする際のユーザー名がデフォルト(既定)設定として表示されていてもよい。
表示欄620は、画像形成装置1のユーザー認証用のパスワードを入力するための入力欄である。このようにパスワードをデバイスドライバーで設定せず、印刷時に入力するように構成してもよい。
表示欄630は、部門毎のスタンプ、ユーザーが設定した複数のスタンプ等を選択するための表示欄である。
表示欄640は、部門認証用の設定をするための表示欄である。ユーザーが既に一つの部門に所属している場合、この部門認証用の表示欄はなくてもよい。
ボタン710は、設定が完了した際に押下されるボタンである。このボタン710の押下を検知すると、制御部20は、選択された設定に基づいたユーザー又は部門の認証情報310とスタンプ選択情報300とを記憶部29に保存する。
ボタン720は、設定をキャンセルするためのボタンである。このボタン720の押下により、制御部20は、認証情報310とスタンプ選択情報300とを保存せず、GUIの設定画面を終了する。
ボタン730は、詳細なスタンプの設定を行うためのボタンである。制御部20は、ボタン730の押下を検知すると、図3(b)の画面例510を表示する。
図3(b)の画面例510を参照して説明すると、制御部20は、入力部26と表示部27により、詳細なスタンプの設定をユーザーに行わせる。
表示欄650は、設定されるスタンプのフォーマットを所定の記述言語等で指定する入力欄である。
表示欄660は、設定されるスタンプのプレビュー画面が表示される表示欄である。
表示欄670は、スタンプのウォーターマークや表紙等の別、ページ番号、日付、文字列、画像等の各種フォーマットを指定する指定欄である。
ボタン740は、設定完了のボタンである。制御部20は、図3(b)のボタン740の押下を検知すると、設定されたスタンプをユーザーのスタンプ情報430として画像形成装置1に送信する(タイミングT100)。
なお、画像形成装置1の操作パネル部16により、スタンプ情報430の設定を行ってもよい。また、外部の記録媒体(図示せず)から、設定されたスタンプ情報430を読み込んでもよい。
(ステップS100)
ここで、画像形成装置1の制御部10は、スタンプ情報430を受信すると、スタンプ情報等保存処理を行う。
制御部10は、スタンプ情報430を受信すると、記憶部19のアカウント設定400に記憶させる。制御部10は、この設定の際に、後述するようなユーザー認証を行ってもよい。これにより、端末2により、スタンプ情報430を設定して画像形成装置1に保存させることが可能になる。
なお、制御部10は、操作パネル部16や端末2等からのユーザーの指示を取得して、ユーザーのスタンプ情報430を部門に割り当てたり、部門のスタンプ情報430をユーザー毎に別のスタンプとして割り当てることも可能である。
(ステップS201)
スタンプ情報430の設定後、アプリケーションが実行されてネットワーク印刷が行われた場合、端末2の制御部20が、認証情報スタンプ選択情報入力送信処理を行う。
制御部20は、デバイスドライバーにより印刷データ330が作成され、画像形成装置1でのネットワーク印刷及びスタンプの印刷が選択されると、記憶部19から認証情報310及びスタンプ選択情報300を読み出す。この際に、制御部20は、暗号化による送信を行ってもよい。
制御部20は、読み出された認証情報310及びスタンプ選択情報300を、ネットワーク5を介して画像形成装置1に送信する(タイミングT101)。
(ステップS101)
ここで、画像形成装置1の制御部10が、ユーザー部門認証部100により、認証情報スタンプ選択情報受信処理を行う。
制御部10は、ネットワーク5を介して接続された端末2から、認証情報310及びスタンプ選択情報300を受信する。制御部10は、この際に、入力部26からユーザーIDやパスワード等をユーザーに入力させて取得し、認証情報310に加えてもよい。
(ステップS102)
次に、制御部10が、ユーザー部門認証部100により、ユーザー部門認証処理を行う。
制御部10は、受信した認証情報310に含まれるユーザーIDから、アカウント設定400のユーザー情報410を検索する。制御部10は、ユーザーIDが検索できた場合、受信した認証情報310に含まれるパスワード等が正しいかどうか判断する。
また、制御部10は、受信した認証情報310に部門認証用の設定が含まれる場合、部門情報420を検索する。
なお、制御部10は、ユーザーのICカード等から認証情報310を取得して、認証を行ってもよい。
(ステップS103)
次に、制御部10が、ユーザー部門認証部100により、ユーザー認証に成功したか否かを判定する。制御部10は、アカウント設定400のユーザー情報410、部門情報420に当該ユーザー、部門が含まれており、パスワード等も正しい場合に、認証成功でありYesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、認証失敗としてNoと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS104に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS106に進める。
(ステップS104)
ユーザー認証に成功した場合、制御部10が、スタンプ情報送信部110により、スタンプ情報選択処理を行う。
制御部10は、アカウント設定400のユーザー情報410について、認証に成功した当該ユーザーID、部門に設定されているスタンプ情報430を選択して読み出す。
また、この際、制御部10は、受信したスタンプ選択情報300に設定されているスタンプ情報430を選択して読み出してもよい。
(ステップS105)
次に、制御部10が、スタンプ情報送信部110により、スタンプ情報送信処理を行う。
制御部10は、選択され読み出されたスタンプ情報430を、端末2に送信する(タイミングT102)。
制御部10は、この際、当該スタンプ情報430に、スタンプ発行IDを付加してもよい。また、制御部10は、スタンプ発行IDの付加時に、ユーザーIDや端末2のIPアドレスや時間等を、ログ(履歴情報)として記憶部19に暗号化して保存してもよい。
(ステップS106)
ユーザー認証に失敗した場合、制御部10は、エラー送信処理を行う。
制御部10は、認証情報310に含まれるユーザー情報410、部門情報420による認証が失敗した旨のメッセージを端末2に送信する(タイミングT103)。
その後、制御部10は、スタンプ取得印刷処理を終了する。
(ステップS202)
ここで、端末2の制御部20が、スタンプ情報合成部210により、スタンプ情報又はエラー受信処理を行う。
制御部20は、画像形成装置1のスタンプ情報送信部110により送信された、ユーザー用のスタンプ情報430を取得して、記憶部19に保存する。
また、制御部20は、画像形成装置1のスタンプ情報送信部110によりエラー情報が送信された場合、これを受信する。
(ステップS203)
次に、制御部20が、スタンプ情報合成部210により、スタンプ情報430を受信したか否かを判定する。制御部10は、ユーザー用のスタンプ情報430を取得した場合には、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合、つまりエラー情報を受信した場合や所定時間待機しても画像形成装置1から応答がなかった場合等にNoと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS204に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS206に進める。
(ステップS204)
スタンプ情報430を受信した場合、制御部20は、スタンプ情報合成部210により、スタンプ情報合成処理を行う。
制御部20は、画像形成装置から取得されたユーザー用のスタンプ情報430と、ユーザーの印刷データ330と合成した合成データ320を作成する。
制御部20は、印刷データ330のPDLで記述されたデータ等に、取得したスタンプ情報430を加える。この際に、制御部20は、例えば、PDLのデータからスタンプ情報430を抽出して分離するのが難しいように、直接、各ページのページデータ内にスタンプ情報430を付加してもよい。また、制御部20は、例えば、ウォーターマーク等の画像を追加する場合、合成データ320に含まれるPDLのデータに設定される画像データに直接、スタンプ情報430を加えてもよい。また、ページ番号等を付加する場合、制御部20は、例えば、フォーマットに従って各ページの余白等の座標に表示されるような文字データ等をPDLのデータに追加する。
また、制御部20は、ユーザーIDやパスワード等を暗号化して合成データ320に加えてもよい。また、この際、制御部20は、電子透かしによりユーザーIDやパスワード等を合成データ320に加えてもよい。
(ステップS205)
次に、制御部20は、合成データ送信部220により、合成データ送信処理を行う。
制御部20は、スタンプ情報合成部210によりユーザーの印刷データ330とスタンプ情報430とが合成された合成データ320を画像形成装置に送信する(タイミングT104)。
その後、制御部20は、スタンプ取得印刷処理を終了する。
(ステップS206)
エラー情報を受信等した場合、制御部20は、合成データ送信部220により、エラー処理を行う。
制御部20は、表示部27に、デバイスドライバーのGUIを呼び出して、認証が失敗した旨を表示する。この際、制御部20は、GUIによりスタンプ機能を使用しないでネットワーク印刷を続行するかどうかユーザーに選択させてもよい。
その後、制御部20は、スタンプ取得印刷処理を終了する。
(ステップS107)
ここで、画像形成装置1の制御部10が、合成データ取得部120により、合成データ受信処理を行う。
制御部10は、合成データ320を端末2から受信して取得し、記憶部19に一時的に保存する。制御部10は、この際に、取得した合成データ320に、画像形成装置1のスタンプ情報送信部110により送信されたスタンプ情報430が含まれおり、改ざんされていない正当なデータであるか否か等についてチェックしてもよい。
(ステップS108)
次に、制御部10は、画像形成処理を行う。
制御部10は、記憶部19に一時的に保存された合成データ320を描画して、画像形成部17により画像形成させる。この際に、制御部10は、正当なデータでなかった場合には、出力をせずにエラー表示を操作パネル部16や端末2の表示部27に表示させてもよい。
なお、制御部10は、合成データ320を、PDFファイル作成、記録媒体へ記録、端末2へのファイル送信、ファクシミリ送信等により出力してもよい。制御部10は、このPDFファイル等を作成する場合、ユーザーID、パスワード、スタンプ発行ID等により、暗号化したり署名を付加したりしてもよい。
以上により、本発明の実施の形態に係るスタンプ取得印刷処理を終了する。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来、特許文献1の画像形成装置は、すべての印刷データ330に、設定されたスタンプを印刷するだけであり、ユーザー毎、部門毎にスタンプを変えるといった柔軟な設定ができなかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、印刷データ330を送信する端末と接続可能であり、端末から取得した認証情報310により、ユーザー又は部門の認証を行うユーザー部門認証部100と、ユーザー部門認証部100により認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報430を送信するスタンプ情報送信部110と、スタンプ情報送信部110により送信されたスタンプ情報430と印刷データ330とが合成された合成データ320を端末から受信して画像形成させる合成データ取得部120とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、ユーザーや部門毎に、画像形成装置1にスタンプ情報430を設定し保存しておき、ネットワーク印刷を行うときに、そのユーザーや部門によりスタンプ情報430を判別し、端末2側でスタンプ情報430を合成して、その合成データ320を画像形成装置1に送り印刷することができる。このため、ユーザー毎、部門毎に設定されたスタンプを印刷することができ、きめ細かい柔軟な設定で印刷が可能となる。このため、使い勝手のよい画像形成装置を提供することができる。
また、本発明の実施の形態に係る端末2は、印刷データ330を画像形成する画像形成装置と接続可能な端末において、入力されたユーザー又は部門の認証情報310を画像形成装置に送信する認証情報送信部200と、認証情報送信部200により送信された認証情報310情報で認証されたユーザー用のスタンプ情報430を画像形成装置から取得して、ユーザーの印刷データ330と合成した合成データ320を作成するスタンプ情報合成部210と、スタンプ情報合成部210によりスタンプ情報430が合成された合成データ320を画像形成装置に送信する合成データ送信部220とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、印刷データ330に付加するスタンプを端末2に保存しないため、セキュリティを向上させることができる。また、ユーザーに対して管理者がアカウント設定400を変更することで、柔軟にスタンプの使用を許可/禁止することができる。
また、画像形成装置1に設定され保存されたスタンプ情報430を、部門やユーザー間で共有することができる。このため、セキュリティの向上に加えて、統一されたスタンプ情報を利用しやすくなり、使い勝手をよくすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXは、端末2の認証情報送信部200が、スタンプ情報430を選択させるためのスタンプ選択情報300を送信し、画像形成装置1のスタンプ情報送信部110が、スタンプ選択情報300により選択されたスタンプ情報430を送信することを特徴とする。
このように構成することで、設定された複数のスタンプをユーザーが容易に使い分けることが可能になり、使い勝手をよくすることができる。
なお、本発明の実施の形態においては、端末2で作成する印刷データ330は、画像形成装置1のネットワークスキャナー機能により、原稿読取部12で読み取られ、又は図示しない外部記録媒体から、一旦、記憶部19に保存された印刷データ330が端末2に送信されてもよい。この際に、ユーザー認証等を行って、スタンプ情報430が端末2に送信されてもよい。
このような構成により、端末2の指示で、スタンプ情報430が合成されたデータを取得することが可能となり、使い勝手がよくなる。
また、本発明の実施の形態においては、アカウント設定400を画像形成装置1に記憶するように記載した。しかしながら、ユーザー認証用の専用のサーバーを用意しても、スタンプ情報を外部のサーバー等に保存してもよい。
このような構成により、ユーザー認証を安全に行うことができ、セキュリティを向上させることができる。
また、本発明は、画像形成装置以外の情報処理装置にも適用できる。つまり、ネットワークスキャナー、スキャナーをUSB等で別途接続したサーバー等を用いる構成であってもよい。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 端末
5 ネットワーク
10、20 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
12a スキャナー
12b プラテンガラス
12c 原稿読取スリット
13 原稿給送部
13a 原稿載置部
13b 原稿排出部
13c 原稿搬送機構
14 本体部
15、25 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
17a 感光体ドラム
17b 露光部
17c 現像部
17d 転写部
17e 定着部
19、29 記憶部
26 入力部
27 表示部
41 排出口
42 給紙部
42a 給紙カセット
42b 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
50 スタックトレイ
100 ユーザー部門認証部(ユーザー部門認証手段)
110 スタンプ情報送信部(スタンプ情報送信手段)
120 合成データ取得部(合成データ取得手段)
200 認証情報送信部(認証情報送信手段)
210 スタンプ情報合成部(スタンプ情報合成手段)
220 合成データ送信部(合成データ送信手段)
300 スタンプ選択情報
310 認証情報
320 合成データ
330 印刷データ
400 アカウント設定
410 ユーザー情報
420 部門情報
430 スタンプ情報
500、510 画面例
610、620、630、640、650、660、670 表示欄
710、720、730、740 ボタン
P 記録紙
S スタンプ
X 画像形成システム

Claims (5)

  1. 印刷データを送信する端末と接続可能な画像形成装置において、
    前記端末から取得した認証情報により、ユーザー又は部門の認証を行うユーザー部門認証手段と、
    該ユーザー部門認証手段により認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報を送信するスタンプ情報送信手段と、
    該スタンプ情報送信手段により送信されたスタンプ情報と印刷データとが合成された合成データを前記端末から受信して画像形成させる合成データ取得手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷データを画像形成する画像形成装置と接続可能な端末において、
    入力されたユーザー又は部門の認証情報を前記画像形成装置に送信する認証情報送信手段と、
    該認証情報送信手段により送信された認証情報で認証されたユーザー用のスタンプ情報を前記画像形成装置から取得して、ユーザーの印刷データと合成した合成データを作成するスタンプ情報合成手段と、
    該スタンプ情報合成手段により前記スタンプ情報が合成された合成データを前記画像形成装置に送信する合成データ送信手段とを備える
    ことを特徴とする端末。
  3. 画像形成装置と、該画像形成装置に印刷データを送信する端末とを備える画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    前記端末から取得した認証情報により、ユーザー又は部門の認証を行うユーザー部門認証手段と、
    該ユーザー部門認証手段により認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報を送信するスタンプ情報送信手段と、
    該スタンプ情報送信手段により送信されたスタンプ情報と印刷データとが合成された合成データを前記端末から受信して画像形成させる合成データ取得手段とを備え、
    前記端末は、
    入力されたユーザー又は部門の認証情報を前記画像形成装置に送信する認証情報送信手段と、
    該認証情報送信手段により送信された認証情報により認証されたユーザー用の前記スタンプ情報を前記画像形成装置の前記スタンプ情報送信手段から取得して、ユーザーの印刷データと合成した合成データを作成するスタンプ情報合成手段と、
    該スタンプ情報合成手段により前記スタンプ情報が合成された合成データを前記画像形成装置に送信する合成データ送信手段とを備える
    ことを特徴とする画像形成システム。
  4. 前記端末の前記認証情報送信手段は、前記スタンプ情報を選択させるためのスタンプ選択情報も送信し、
    前記画像形成装置の前記スタンプ情報送信手段は、前記スタンプ選択情報により選択されたスタンプ情報を送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 印刷データを送信する端末と接続可能な画像形成装置により実行される画像形成方法において、
    前記端末から取得した認証情報により、ユーザー又は部門の認証を行い、
    認証されたユーザー毎に記憶された所定の文字列又は画像データであるスタンプ情報を送信し、
    送信されたスタンプ情報と印刷データとが合成された合成データを前記端末から受信して画像形成させる
    ことを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022163427A1 (ja) * 2021-01-26 2022-08-04 ブラザー工業株式会社 サポートプログラム
WO2022163428A1 (ja) * 2021-01-26 2022-08-04 ブラザー工業株式会社 サポートプログラム

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