JP2019198032A - 画像形成システム - Google Patents

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【課題】画像形成装置の稼働率を向上させることが可能な画像形成システムを提供する。【解決手段】情報処理装置(端末装置20)は、画像形成装置10の操作表示部と同等のUIを有する操作表示部と、ジョブに使用する原稿を特定するための原稿特定情報を取得する取得部と、原稿特定情報に対しジョブ設定を紐付ける設定部と、紐付けられた原稿特定情報及びジョブ設定を画像形成装置10に送信する送信部と、を備える。また、画像形成装置10は、送信された原稿特定情報及びジョブ設定を記憶する記憶部と、原稿データを取得する画像読取部と、予め記憶された原稿特定情報のうち、取得された原稿データと合致する原稿特定情報を特定する特定部と、特定された原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定をジョブに反映して処理を実行する処理部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成システムに関する。
従来、タブレットなどの端末装置(情報処理装置)から複合機(画像形成装置)をリモートで操作する場合、複合機にログインして複合機をその端末装置が占有した状態で使用する構成であった。この場合、端末装置で設定したジョブ設定を複合機に送信し、その端末装置が複合機を占有したままの状態でスキャン等の処理を行うと、複合機に送信されたジョブ設定がスキャン等の処理の設定であることを認識することができる。
しかしながら、上記の構成では、あるユーザーの端末装置が複合機を占有している際、他のユーザーの端末装置から複合機をリモートで操作することができないため、他のユーザーが待たされることとなる。
そこで、上記の課題を解決すべく、端末装置に複合機の操作パネルと同じ構成の操作パネルを備えるようにし、複合機が他のユーザーに使用されている時に、代わりに端末装置の操作パネルを利用して画面入力を行わせ、複合機が空いたら、端末装置で入力された画面入力を複合機に転送/反映することが可能な構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−110617号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の構成は、複合機が空いた後に端末装置の画面入力の状態を複合機に転送/反映する構成であるため、複数の端末装置からの入力を同時に受け付けることができない。したがって、複合機が他の端末装置に占有されている間は、複合機を利用して処理を行うことができないため、複合機の稼働率を向上させることができないという課題がある。
すなわち、複合機の稼働率を向上させるべく、他のユーザーを待たせないようにするには、他のユーザー(端末装置)が設定したジョブ設定を、予め複合機に送信しておけるようにすることが望ましい。しかしながら、この場合、複合機でスキャン等の処理を行うと、そのスキャン等の処理に対し、いずれの端末装置から送信されたジョブ設定を適用すればよいかわからないという課題が生じる。
本発明は、画像形成装置の稼働率を向上させることが可能な画像形成システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
用紙上に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置と、前記画像形成装置をリモートで操作可能な情報処理装置と、がデータ通信可能に接続された画像形成システムにおいて、
前記情報処理装置は、
前記画像形成装置の操作表示部と同等のUIを有する操作表示部と、
原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿を特定するための原稿特定情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された原稿特定情報に対し、前記原稿の読み込みを伴うジョブに係るジョブ設定を紐付ける設定部と、
前記設定部により紐付けられた前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定を前記画像形成装置に送信する送信部と、
を備え、
前記画像形成装置は、
前記送信部により送信された前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定を記憶する記憶部と、
前記原稿を読み込んで原稿データを取得する画像読取部と、
予め前記記憶部に記憶された原稿特定情報のうち、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する原稿特定情報を特定する特定部と、
前記特定部により特定された原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、前記原稿の読み込みを伴うジョブに反映して処理を実行する処理部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
前記取得部は、前記原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿の一部を撮影したデータを、前記原稿特定情報として取得することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成システムにおいて、
前記取得部は、前記原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿の1ページ目を撮影したデータを、前記原稿特定情報として取得することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成システムにおいて、
前記記憶部は、一の前記情報処理装置の前記送信部により送信された、複数の互いに紐付けられた前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定を記憶し、
前記画像読取部は、前記原稿の読み込みを伴う複数のジョブに使用する複数の原稿を一度に読み込んで原稿データを取得し、
前記特定部は、予め前記記憶部に記憶された原稿特定情報のうち、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する複数の原稿特定情報を特定し、
前記処理部は、前記特定部により特定された複数の原稿特定情報に基づいて前記原稿データを分割し、それぞれの原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、分割した前記原稿データごとに割り当てられるジョブに反映して処理を実行することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、
前記情報処理装置から送信された、当該情報処理装置を識別するための端末識別情報を受信する通信部を備え、
前記送信部は、前記設定部により紐付けられた前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定と、前記端末識別情報と、を前記画像形成装置に送信し、
前記記憶部は、複数の前記情報処理装置の前記送信部によりそれぞれ送信された前記原稿特定情報、前記ジョブ設定及び前記端末識別情報を記憶し、
前記特定部は、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する原稿特定情報が複数前記記憶部に記憶され、かつ、当該複数の原稿特定情報が同一である場合、前記通信部により受信された端末識別情報に基づいて、前記処理を実行する原稿特定情報を特定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記設定部は、前記取得部により取得された原稿特定情報に対し、複数の前記原稿の読み込みを伴うジョブに係るジョブ設定を紐付け、
前記送信部は、前記設定部により紐付けられた前記原稿特定情報及び複数の前記ジョブ設定を前記画像形成装置に送信し、
前記記憶部は、前記送信部により送信された前記原稿特定情報及び複数の前記ジョブ設定を記憶し、
前記処理部は、前記特定部により特定された原稿特定情報と紐付けられた複数のジョブ設定の各々にそれぞれ対応するジョブを生成し、前記画像読取部により取得された原稿データを、生成した全ての前記ジョブに反映して処理を実行することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、
前記処理部は、前記特定部により、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する原稿特定情報がないと判定された場合、初期設定を前記原稿の読み込みを伴うジョブに反映して処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の稼働率を向上させることができる。
本実施形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。 画像形成装置を構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 端末装置を構成する各装置の主制御構成を示すブロック図である。 ジョブ設定用のWebコンテンツの一例を示す図である。 端末装置の動作を示すフローチャートである。 原稿特定情報の一例を示す図である。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 端末装置の動作の変形例を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作の変形例を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作の変形例を示すフローチャートである。 画像形成装置の認証判別処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[1.構成の説明]
本実施形態に係る画像形成システム1は、図1に示すように、画像形成装置10と、複数の端末装置(情報処理装置)20と、を備えて構成されている。画像形成システム1を構成する各装置は、通信ネットワークNにデータ通信可能に接続される。通信ネットワークNは、具体的には、電話回線、専用線、移動体通信網、通信衛星網、CATV回線等の様々な通信回線を適用可能なLAN(Local Area Network)である。なお、WAN(Wide Area Network)やインターネット等の様々なネットワーク形態を適用してもよい。
画像形成装置10は、例えば、プリンター機能、スキャナー機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機である。画像形成装置10は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する。
画像形成装置10は、図2に示すように、制御部11と、画像読取部12と、操作表示部13と、画像形成部14と、記憶部15と、通信部16と、を備えて構成されている。
制御部11は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種プログラム(ファームウェア等)をRAMに展開し、RAMに展開した各種プログラムとの協働により、画像形成装置10の動作を統括的に制御する。また、RAMは、画像形成部14が受け取る画像データ及び印刷ジョブを印刷完了まで保持する。
例えば、制御部11は、端末装置20から受信した原稿特定情報及びその情報に紐付いたジョブ設定を保持する。また、制御部11は、保持している原稿特定情報と画像読取部12により読み込まれた原稿データとの照合を実行し、同一のデータがあるか否かの判別を行う。
画像読取部12は、図示しない原稿台又は自動原稿搬送部(ADF:Auto Document Feeder)に載置された原稿の画像を走査露光装置の光学系により走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データ(原稿データ)として画像形成部14に転送される。なお、画像形成部14に転送される画像データとしては、画像読取部12で読み取ったものに限らず、例えば、通信部16により画像形成装置10に接続された端末装置20から受信したものであってもよい。
操作表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイを備え、ディスプレイ上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを備えて構成される。
操作表示部13は、制御部11から入力される表示制御信号に従って、各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等の表示を行う。操作表示部13は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置に対応付けられた操作信号を制御部11に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限らず、例えば静電式や光式等であってもよい。また、操作表示部13は、表示画面外に各種ハードキーを備え、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部11に出力する。ユーザーは、操作表示部13を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに、装置の起動、停止操作などを行うことができる。
画像形成部14は、画像読取部12から受け取った画像データ又は外部機器から通信ネットワークN経由で受け取った印刷ジョブに基づいて用紙上に画像を形成し、印刷物を作成する。画像形成部14は、帯電された像担持体(感光体)に形成される静電潜像が現像されてトナー像となり、中間転写体(中間転写ベルト)上で各色のトナー像が重ね合わされてから用紙に転写される、いわゆる電子写真方式の画像形成部である。
記憶部15は、不揮発メモリー等を備えて構成され、各種プログラムや各種設定データ、ジョブデータ等を制御部11から読み書き可能に記憶する。また、記憶部15は、読取画像、ファックス画像、フォントデータ等を記憶する。また、記憶部15は、ジョブメモリーとして、端末装置20から送信された原稿特定情報及びジョブ設定を記憶する。
通信部16は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部11の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNに接続されている端末装置20や外部装置と各種情報の送受信を行う。また、通信部16は、USBを介して各種情報の入出力を行うことも可能である。また、通信部16は、NFCリーダーを有し、端末装置20から送信された端末識別情報を受信する。
端末装置20は、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス、携帯電話機等の各ユーザーが所持して使用する携帯型端末機器である。ただし、端末装置20は、デスクトップPC等の据え置き型の端末装置としてもよい。端末装置20には、Webブラウザや写真撮影ソフトウェアといったアプリケーションソフトウェアが搭載されている。端末装置20は、通信ネットワークN(具体的には、端末装置20の通信回線や無線LAN等)を用いて、画像形成装置10や他の端末装置20との間で相互に通信を行う。
端末装置20は、図3に示すように、制御部21と、操作表示部22と、撮影部23と、記憶部24と、通信部25と、を備えて構成されている。
制御部21は、端末装置20の動作を中央制御する。具体的には、制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成され、RAMの作業領域に展開されたROMや記憶部24に記憶されたプログラムデータとCPUとの協働により、端末装置20の各部を統括制御する。
操作表示部22は、LCD又は有機ELディスプレイを備え、ディスプレイ上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを備えて構成される。
操作表示部22は、制御部21から入力される表示制御信号に従って、各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等の表示を行う。操作表示部22は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置に対応付けられた操作信号を制御部21に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限らず、例えば静電式や光式等であってもよい。また、操作表示部22は、表示画面外に各種ハードキーを備え、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部21に出力する。ユーザーは、操作表示部22を操作して、ジョブ設定などを行うことができる。
また、操作表示部22は、画像形成装置10から送信されたブラウザ上のジョブ設定用のWebコンテンツを表示する。ジョブ設定用のWebコンテンツは、図4に示すように、画像形成装置10の操作パネル(操作表示部13)と同等のUI(ジョブ設定画面)221と、1つの原稿特定情報に対しジョブ設定を追加するための設定ボタン222と、原稿特定情報のデータを撮影部23により撮影して取得するための撮影ボタン223と、原稿特定情報及びその情報に紐付いたジョブ設定を画像形成装置10に送信するための送信ボタン224と、を備えて構成されている。
上記のように、操作表示部22は、入力されたジョブ設定と操作表示部22の操作により撮影されたデータの紐付けや保持、複数のジョブ設定登録を行う場合の機能を提供する。
撮影部23は、ユーザー操作(具体的には、撮影ボタン223の押下操作)に従って被写体を撮影し、画像データを生成する。
記憶部24は、HDD、半導体メモリーなどにより構成され、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。また、記憶部24は、原稿の一部を撮影して得られた原稿特定情報を記憶する。
通信部25は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部21の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークNを介したデータ通信を行う。
[2.動作の説明]
次に、本実施形態に係る画像形成システム1の動作について、図5及び図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、図5のフローチャートを用いて、端末装置20の動作を説明する。
まず、端末装置20の制御部21は、ブラウザで接続する画像形成装置10に対し、ジョブ設定用のWebコンテンツ(図4参照)を表示するためのコンテンツデータを要求する(ステップS101)。
画像形成装置10の制御部11は、ステップS101で要求されたコンテンツデータを、要求元の端末装置20に送信する。
次に、制御部21は、画像形成装置10から送信されたコンテンツデータを、操作表示部22に(ブラウザ上で)表示させる(ステップS102)。
次に、制御部21は、撮影された原稿の一部(例えば、文章のタイトル、識別番号等)を原稿特定情報として取得する(ステップS103)。すなわち、制御部21は、本発明の取得部として機能する。取得した原稿特定情報は、記憶部24に記憶される。ここで、原稿特定情報は、操作表示部22に表示されたジョブ設定用のWebコンテンツにおいて、撮影ボタン223を押下することで撮影された原稿の一部のデータのことである。なお、原稿の一部は、原稿の1ページ内の一部に限らず、例えば、原稿の複数ページであってもよい。
図6に、原稿特定情報の一例を示す。図6に示す例では、原稿D中の符号D1で示す領域が撮影され、領域D1に含まれる「***の開催についてのご案内」との文言が、原稿特定情報として記憶部24に記憶される例が示されている。
次に、制御部21は、操作表示部22に表示されたジョブ設定用のWebコンテンツを用いてユーザーにより設定されたジョブ設定を取得する(ステップS104)。
次に、制御部21は、ステップS103で取得した原稿特定情報と、ステップS104で取得したジョブ設定と、を紐付ける(ステップS105)。すなわち、制御部21は、本発明の設定部として機能する。
次に、制御部21は、ステップS105で紐付けた原稿特定情報及びジョブ設定を、通信部25を介して画像形成装置10に送信する(ステップS106)。すなわち、制御部21は、本発明の送信部として機能する。ユーザーは、操作表示部22に表示されたジョブ設定用のWebコンテンツにおいて、送信ボタン224を押下することで、原稿特定情報及びジョブ設定を画像形成装置10に送信することができる。なお、ステップS106では、原稿特定情報及びジョブ設定を画像形成装置10に送信するようにしているが、端末装置20の端末識別情報を併せて送信するようにしてもよい。
画像形成装置10の制御部11は、ステップS106で送信された原稿特定情報及びジョブ設定を、記憶部15(ジョブメモリー)に格納する。端末識別情報が送信された場合は、端末識別情報も併せて記憶部15(ジョブメモリー)に格納する。
次に、図7のフローチャートを用いて、画像形成装置10の動作を説明する。
まず、画像形成装置10の制御部11は、画像読取部12を制御して、原稿台又は自動原稿搬送部に載置された原稿の読み込みを開始させる(ステップS201)。ステップS201の処理は、ユーザーにより操作表示部13上のスタートボタンが押下されたことを契機として開始される。
次に、制御部11は、原稿を読み込みながら、読み込み中の原稿データと予めジョブメモリー内に格納されている原稿特定情報とを照合する(ステップS202)。これにより、予め記憶部15に記憶された原稿特定情報のうち、画像読取部12により取得された原稿データと合致する原稿特定情報を特定することができる。すなわち、制御部11は、本発明の特定部として機能する。
次に、制御部11は、ステップS202で照合した結果、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、ジョブに反映する(ステップS203)。
次に、制御部11は、ステップS201で開始させた原稿の読み込みが完了したら、読み込んだ原稿に対し、ステップS203でジョブに反映されたジョブ設定で、処理を実行する(ステップS204)。すなわち、制御部11は、本発明の処理部として機能する。
以上のように、本実施形態に係る画像形成システム1の情報処理装置(端末装置20)は、画像形成装置10の操作表示部13と同等のUIを有する操作表示部22と、原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿を特定するための原稿特定情報を取得する取得部(制御部21)と、取得部により取得された原稿特定情報に対し、原稿の読み込みを伴うジョブ(コピー、スキャン、ファックス等)に係るジョブ設定を紐付ける設定部(制御部21)と、設定部により紐付けられた原稿特定情報及びジョブ設定を画像形成装置10に送信する送信部(制御部21)と、を備える。また、画像形成装置10は、送信部により送信された原稿特定情報及びジョブ設定を記憶する記憶部15と、原稿を読み込んで原稿データを取得する画像読取部12と、予め記憶部15に記憶された原稿特定情報のうち、画像読取部12により取得された原稿データと合致する原稿特定情報を特定する特定部(制御部11)と、特定部により特定された原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、原稿の読み込みを伴うジョブに反映して処理を実行する処理部(制御部11)と、を備える。
したがって、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、画像形成装置10に対し複数の情報処理装置から同時に原稿の読み込みを伴うジョブに係るジョブ設定を登録することが可能であり、かつ、手間なく原稿とジョブを紐付けして処理することができるので、ユーザーは画像形成装置10の前で原稿をセットして処理をスタートするだけでよく、画像形成装置10前でジョブ設定を行う時間のロスがなくなり、画像形成装置10の稼働率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、取得部は、原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿の一部を撮影したデータを、原稿特定情報として取得する。
したがって、本実施形態に係る画像形成システム1によれば、原稿の一部のみの撮影データを用いて処理を実行することができるので、ユーザーにとって簡易な操作で時間のロスなくジョブ設定を行うことが可能となり、画像形成装置10の稼働率を向上させることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、撮影された原稿の一部を原稿特定情報として取得するようにしている(図5のステップS103参照)が、これに限定されるものではない。例えば、撮影された原稿の1ページ目を原稿特定情報として取得するようにしてもよい。
このように、取得部が、原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿の1ページ目を撮影したデータを、原稿特定情報として取得することで、複数の原稿をまとめてセットしたような場合であっても、原稿の境界を容易に特定することができるので、読み取られた原稿データと合致する原稿特定情報を容易に特定することが可能となり、特定された原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定をより確実にジョブに反映して処理を実行することができる。
また、上記実施形態では、1つの原稿特定情報に対し、1つのジョブ設定を紐づけるようにしている(図5のステップS105参照)が、これに限定されるものではない。例えば、1つの原稿特定情報に対し、複数のジョブ設定を紐づけるようにしてもよい。
以下、図8のフローチャートを用いて、1つの原稿特定情報に対し複数のジョブ設定を紐づける場合の端末装置20の動作を説明する。
まず、ステップS301〜ステップS305の処理は、図5のステップS101〜ステップS105の処理と同様の処理であるので、説明を省略する。
次に、端末装置20の制御部21は、ジョブ設定を終了したか否かを判定する(ステップS306)。
制御部21は、ジョブ設定を終了したと判定した場合(ステップS306:YES)、次のステップS307へと移行する。
一方、制御部21は、ジョブ設定を終了していないと判定した場合(ステップS306:NO)、ステップS304へと移行して、再度ステップS304以降の処理を繰り返す。具体的には、1つの原稿特定情報に対し、複数のジョブ設定を紐付けたい場合、操作表示部22に表示されたジョブ設定用のWebコンテンツにおいて、設定ボタン222を押下することで、ジョブ設定を追加することができる。これにより、1つの原稿特定情報に対し、複数のジョブ設定を紐づけることができる。
次に、制御部21は、ステップS305で紐付けた原稿特定情報及び複数のジョブ設定を、通信部25を介して画像形成装置10に送信する(ステップS307)。ユーザーは、操作表示部22に表示されたジョブ設定用のWebコンテンツにおいて、送信ボタン224を押下することで、原稿特定情報及び複数のジョブ設定を画像形成装置10に送信することができる。なお、ステップS307では、原稿特定情報及びジョブ設定を画像形成装置10に送信するようにしているが、端末装置20の端末識別情報を併せて送信するようにしてもよい。
画像形成装置10の制御部11は、ステップS307で送信された原稿特定情報及び複数のジョブ設定を、記憶部15(ジョブメモリー)に格納する。端末識別情報が送信された場合は、端末識別情報も併せて記憶部15(ジョブメモリー)に格納する。
また、上記実施形態では、1つの原稿特定情報に対し、1つのジョブ設定を紐づけるようにしている(図5のステップS105参照)が、これに限定されるものではない。例えば、1つの原稿特定情報に対し、複数のジョブ設定を紐づけるようにしてもよい。
以下、図9及び図10のフローチャートを用いて、1つの原稿特定情報に対し複数のジョブ設定を紐づける場合の画像形成装置10の動作を説明する。
まず、ステップS401及びステップS402の処理は、図7のステップS201及びステップS202の処理と同様の処理であるので、説明を省略する。
次に、画像形成装置10の制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報があるか否かを判定する(ステップS403)。
制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報があると判定した場合(ステップS403:YES)、ステップS405へと移行する。
一方、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報がないと判定した場合(ステップS403:NO)、画像形成装置10のデフォルト設定(初期設定)をジョブに反映し(ステップS404)、その後ステップS421へと移行する。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報が複数あるか否かを判定する(ステップS405)。
制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報が複数あると判定した場合(ステップS405:YES)、ステップS410へと移行する。
一方、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報が複数ないと判定した場合(ステップS405:NO)、次のステップS406へと移行する。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報に複数のジョブ設定が紐付けられているか否かを判定する(ステップS406)。
制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報に複数のジョブ設定が紐付けられていると判定した場合(ステップS406:YES)、ステップS408へと移行する。
一方、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報に複数のジョブ設定が紐付けられていないと判定した場合(ステップS406:NO)、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、ジョブに反映し(ステップS407)、その後ステップS421へと移行する。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した原稿特定情報と紐付けられた複数のジョブ設定の各々にそれぞれ対応するジョブを生成する(ステップS408)。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データを、ステップS408で生成した全てのジョブに反映し(ステップS409)、その後ステップS421へと移行する。これにより、1つの原稿データに対し、複数のジョブ設定を反映することができる。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の原稿特定情報が同一であるか否かを判定する(ステップS410)。
制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の原稿特定情報が同一であると判定した場合(ステップS410:YES)、ステップS416へと移行する。
一方、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の原稿特定情報が同一でないと判定した場合(ステップS410:NO)、処理を実行する原稿特定情報を認証するための認証判別処理を行う(ステップS411)。
以下、図11のフローチャートを用いて、認証判別処理を説明する。
まず、制御部11は、認証情報を要求する旨を操作表示部13に表示させる(ステップS501)。ここで、認証情報は、原稿特定情報、ジョブ設定及び端末識別情報を画像形成装置10に送信した端末装置20の端末識別情報のことである。この表示内容を視認したユーザーは、原稿特定情報、ジョブ設定及び端末識別情報を送信した端末装置20を、画像形成装置10の通信部16(NFCリーダー)にかざすことで、端末識別情報を画像形成装置10に送信する。
次に、制御部11は、端末装置20から送信された端末識別情報を、通信部16(NFCリーダー)を介して取得する(ステップS502)。
次に、制御部11は、ステップS502で取得した端末識別情報と、予め記憶部15(ジョブメモリー)に格納されている原稿特定情報と紐付けられた端末識別情報と、を照合する(ステップS503)。
次に、制御部11は、ステップS503で照合した結果、ステップS502で取得した端末識別情報と合致した端末識別情報に紐付けられた原稿特定情報を、処理を実行する原稿特定情報として認証する(ステップS504)。
次いで、図10に戻り、制御部11は、ステップS411の認証判別処理で認証された原稿特定情報に複数のジョブ設定が紐付けられているか否かを判定する(ステップS412)。
制御部11は、認証された原稿特定情報に複数のジョブ設定が紐付けられていると判定した場合(ステップS412:YES)、ステップS414へと移行する。
一方、制御部11は、認証された原稿特定情報に複数のジョブ設定が紐付けられていないと判定した場合(ステップS412:NO)、認証された原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、ジョブに反映し(ステップS413)、その後ステップS421へと移行する。
次に、制御部11は、認証された原稿特定情報と紐付けられた複数のジョブ設定の各々にそれぞれ対応するジョブを生成する(ステップS414)。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データを、ステップS414で生成した全てのジョブに反映し(ステップS415)、その後ステップS421へと移行する。これにより、1つの原稿データに対し、複数のジョブ設定を反映することができる。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の異なる原稿特定情報に基づいて、読み込んだ原稿データを分割する(ステップS416)。なお、この場合、撮影された原稿の1ページ目を原稿特定情報としておくことで、読み込んだ原稿データを分割する際、その境界を認識し易くすることができるので、撮影された原稿の1ページ目を原稿特定情報としておくことが好ましい。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の異なる原稿特定情報に、それぞれ複数のジョブ設定が紐付けられているか否かを判定する(ステップS417)。
制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の異なる原稿特定情報に、それぞれ複数のジョブ設定が紐付けられていると判定した場合(ステップS417:YES)、ステップS419へと移行する。
一方、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の異なる原稿特定情報に、それぞれ複数のジョブ設定が紐付けられていないと判定した場合(ステップS417:NO)、それぞれの原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、ステップS416で分割した原稿データごとに割り当てられるジョブに反映し(ステップS418)、その後ステップS421へと移行する。
次に、制御部11は、読み込み中の原稿データと合致した複数の異なる原稿特定情報とそれぞれ紐付けられた複数のジョブ設定の各々にそれぞれ対応するジョブを生成する(ステップS419)。
次に、制御部11は、ステップS416で分割した各原稿データを、ステップS419で各原稿データの分割の基となった原稿特定情報ごとに生成した全てのジョブにそれぞれ反映し(ステップS420)、その後ステップS421へと移行する。これにより、分割後の各原稿データに対し、それぞれの原稿特定情報に紐付いた複数のジョブ設定を反映することができる。
次に、制御部11は、ステップS401で開始させた原稿の読み込みが完了したら、読み込んだ原稿に対し、ステップS404、ステップS407、ステップS409、ステップS413、ステップS415、ステップS418又はステップS420でジョブに反映されたジョブ設定で、処理を実行する(ステップS421)。
このように、記憶部15が、一の情報処理装置の送信部により送信された、複数の互いに紐付けられた原稿特定情報及びジョブ設定を記憶し、画像読取部12が、原稿の読み込みを伴う複数のジョブに使用する複数の原稿を一度に読み込んで原稿データを取得し、特定部が、予め記憶部15に記憶された原稿特定情報のうち、画像読取部12により取得された原稿データと合致する複数の原稿特定情報を特定し、処理部が、特定部により特定された複数の原稿特定情報に基づいて原稿データを分割し、それぞれの原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、分割した原稿データごとに割り当てられるジョブに反映して処理を実行することで、ユーザーは画像形成装置10の前で複数の原稿をまとめてセットするだけで複数のジョブを一度に実行することができるので、画像形成装置10の稼働率を向上させることができる。
また、画像形成装置10は、情報処理装置から送信された、当該情報処理装置を識別するための端末識別情報を受信する通信部16を備える。また、送信部が、設定部により紐付けられた原稿特定情報及びジョブ設定と、端末識別情報と、を画像形成装置10に送信し、記憶部15が、複数の情報処理装置の送信部によりそれぞれ送信された原稿特定情報、ジョブ設定及び端末識別情報を記憶し、特定部が、画像読取部12により取得された原稿データと合致する原稿特定情報が複数記憶部15に記憶され、かつ、当該複数の原稿特定情報が同一である場合、通信部16により受信された端末識別情報に基づいて、処理を実行する原稿特定情報を特定することで、複数のユーザーにより同一の原稿を用いるジョブ設定が送信されてきたような場合であっても、読み取られた原稿データがいずれのユーザーのものであるかを識別することができるので、適切なジョブ設定をジョブに反映して処理を実行することができる。
また、設定部が、取得部により取得された原稿特定情報に対し、複数の原稿の読み込みを伴うジョブに係るジョブ設定を紐付け、送信部が、設定部により紐付けられた原稿特定情報及び複数のジョブ設定を画像形成装置10に送信し、記憶部15が、送信部により送信された原稿特定情報及び複数のジョブ設定を記憶し、処理部が、特定部により特定された原稿特定情報と紐付けられた複数のジョブ設定の各々にそれぞれ対応するジョブを生成し、画像読取部12により取得された原稿データを、生成した全てのジョブに反映して処理を実行することで、ユーザーは画像形成装置10の前で一つの原稿をセットするだけで複数のジョブを一度に実行することができるので、画像形成装置10の稼働率を向上させることができる。
また、処理部が、特定部により、画像読取部12により取得された原稿データと合致する原稿特定情報がないと判定された場合、初期設定を原稿の読み込みを伴うジョブに反映して処理を実行することで、停滞させることなく処理を実行することができるので、画像形成装置10の稼働率を向上させることができる。
その他、画像形成システムを構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
11 制御部(特定部、処理部)
12 画像読取部
13 操作表示部
14 画像形成部
15 記憶部
16 通信部
20 端末装置(情報処理装置)
21 制御部(取得部、設定部、送信部)
22 操作表示部
23 撮影部
24 記憶部
25 通信部
N 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 用紙上に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置と、前記画像形成装置をリモートで操作可能な情報処理装置と、がデータ通信可能に接続された画像形成システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置の操作表示部と同等のUIを有する操作表示部と、
    原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿を特定するための原稿特定情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された原稿特定情報に対し、前記原稿の読み込みを伴うジョブに係るジョブ設定を紐付ける設定部と、
    前記設定部により紐付けられた前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定を前記画像形成装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記送信部により送信された前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定を記憶する記憶部と、
    前記原稿を読み込んで原稿データを取得する画像読取部と、
    予め前記記憶部に記憶された原稿特定情報のうち、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する原稿特定情報を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、前記原稿の読み込みを伴うジョブに反映して処理を実行する処理部と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記取得部は、前記原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿の一部を撮影したデータを、前記原稿特定情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記取得部は、前記原稿の読み込みを伴うジョブに使用する原稿の1ページ目を撮影したデータを、前記原稿特定情報として取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記記憶部は、一の前記情報処理装置の前記送信部により送信された、複数の互いに紐付けられた前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定を記憶し、
    前記画像読取部は、前記原稿の読み込みを伴う複数のジョブに使用する複数の原稿を一度に読み込んで原稿データを取得し、
    前記特定部は、予め前記記憶部に記憶された原稿特定情報のうち、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する複数の原稿特定情報を特定し、
    前記処理部は、前記特定部により特定された複数の原稿特定情報に基づいて前記原稿データを分割し、それぞれの原稿特定情報と紐付けられたジョブ設定を、分割した前記原稿データごとに割り当てられるジョブに反映して処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記情報処理装置から送信された、当該情報処理装置を識別するための端末識別情報を受信する通信部を備え、
    前記送信部は、前記設定部により紐付けられた前記原稿特定情報及び前記ジョブ設定と、前記端末識別情報と、を前記画像形成装置に送信し、
    前記記憶部は、複数の前記情報処理装置の前記送信部によりそれぞれ送信された前記原稿特定情報、前記ジョブ設定及び前記端末識別情報を記憶し、
    前記特定部は、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する原稿特定情報が複数前記記憶部に記憶され、かつ、当該複数の原稿特定情報が同一である場合、前記通信部により受信された端末識別情報に基づいて、前記処理を実行する原稿特定情報を特定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  6. 前記設定部は、前記取得部により取得された原稿特定情報に対し、複数の前記原稿の読み込みを伴うジョブに係るジョブ設定を紐付け、
    前記送信部は、前記設定部により紐付けられた前記原稿特定情報及び複数の前記ジョブ設定を前記画像形成装置に送信し、
    前記記憶部は、前記送信部により送信された前記原稿特定情報及び複数の前記ジョブ設定を記憶し、
    前記処理部は、前記特定部により特定された原稿特定情報と紐付けられた複数のジョブ設定の各々にそれぞれ対応するジョブを生成し、前記画像読取部により取得された原稿データを、生成した全ての前記ジョブに反映して処理を実行することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  7. 前記処理部は、前記特定部により、前記画像読取部により取得された原稿データと合致する原稿特定情報がないと判定された場合、初期設定を前記原稿の読み込みを伴うジョブに反映して処理を実行することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成システム。
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