JP2017200081A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を向上させる。【解決手段】画像形成システムは、撮影画像を記憶する情報端末と、読取画像を含むジョブ用ページの画像データを生成する画像形成装置と、を備え、情報端末は、設定用ページ内に撮影画像をレイアウトする操作を受け付けるとともに、レイアウト情報の画像形成装置への送信を行い、画像形成装置は、撮影画像に対応する読取画像を対象画像として判別し、対象画像を含むジョブ用ページの画像データを生成するとき、対象画像のジョブ用ページ内におけるレイアウトを対象画像に対応する撮影画像の設定用ページ内におけるレイアウトと同じにする。【選択図】図3

Description

本発明は、情報端末と画像形成装置とを備えた画像形成システムに関する。
従来、スマートフォンやタブレット端末のような情報端末との間で通信(情報の送受信)を行うことが可能な画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。
特許文献1の画像形成装置は、印刷アプリ(画像形成装置にジョブを実行させるためのアプリケーション)がインストールされた情報端末との間で通信する。たとえば、情報端末は、画像形成装置に印刷データを送信する。画像形成装置は、情報端末から印刷データを受信すると、その印刷データに基づくジョブを実行する。
特開2015−23538号公報
画像形成装置と情報端末とを通信可能に接続した構成では、ジョブ実行条件の設定を情報端末にて行い、当該設定したジョブ実行条件(所望のジョブ実行条件)を情報端末から画像形成装置に送信すれば、ジョブ実行条件を設定するための設定操作を画像形成装置の操作パネルに対して直接行わなくても、所望のジョブ実行条件に基づくジョブを画像形成装置に実行させることができるようになる。
たとえば、情報端末は、ジョブ実行条件の設定を受け付けるとき、画像形成装置に表示される設定画面と同様の設定画面を表示する。すなわち、情報端末を用いてジョブ実行条件を設定するときには、画像形成装置の操作パネルを用いてジョブ実行条件を設定する場合と同様の設定操作を行う必要がある。
ここで、原稿の読み取りを伴うジョブ(コピージョブなど)において、原稿の読み取りによって得られた読取画像のページ内におけるレイアウトが所望のレイアウトとなるようジョブ実行条件を設定する場合には、数多くの設定項目の各設定値を1つずつ所望値に変更する作業(または、確認する作業)を行わなければならない。一例を挙げると、余白の設定や、集約印刷の有効/無効の設定などを行わなければならない。また、集約印刷を有効にした場合には、集約枚数の設定をさらに行わなければならない。このため、情報端末を用いたジョブ実行条件の設定が可能であっても、ユーザーにとっては利便性が悪い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、原稿の読み取りを伴うジョブの開始時に行うべき設定作業を減らすことによってユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成システムは、カメラモジュールを含み、カメラモジュールによる原稿の撮影によって得られた撮影画像を記憶する情報端末と、原稿の読み取りを伴うジョブの実行時に原稿を読み取り、原稿の読み取りによって得られた読取画像を含むジョブ用ページの画像データを生成する画像形成装置と、を備える。情報端末は、撮影画像を記憶した後、設定用ページを表示し、設定用ページ内に撮影画像をレイアウトする操作を受け付けるとともに、設定用ページ内における撮影画像のレイアウトを示すレイアウト情報の画像形成装置への送信を行う。画像形成装置は、撮影画像に対応する読取画像を対象画像として判別し、対象画像を含むジョブ用ページの画像データを生成するとき、対象画像のジョブ用ページ内におけるレイアウトを対象画像に対応する撮影画像の設定用ページ内におけるレイアウトと同じにする。
本発明の構成では、情報端末を用いて原稿を撮影するとともに、設定用ページ内における撮影画像のレイアウトが所望のレイアウトとなるよう設定用ページ内に撮影画像をレイアウトし、その後、設定用ページ内における撮影画像のレイアウトを示すレイアウト情報を画像形成装置に送信してから、画像形成装置に原稿(情報端末を用いて撮影した原稿と同じ原稿)の読み取りを実行させると、ジョブ用ページ内における読取画像のレイアウトが自動的に所望のレイアウトとなる。このため、ジョブ用ページ内における読取画像のレイアウトを所望のレイアウトに設定するための作業(数多くの設定項目の各設定値を1つずつ所望値に変更する作業や確認する作業など)を減らすことができる。言い換えると、情報端末を用いて原稿を撮影し、撮影画像を設定用ページ内にレイアウトする操作を行うだけでよくなる。これにより、原稿の読み取りを伴うジョブの開始時に行うべき設定作業が減るので、ユーザーの利便性が向上する。
本発明によれば、原稿の読み取りを伴うジョブの開始時に行うべき設定作業が減り、その結果、ユーザーの利便性が向上する。
本発明の一実施形態による画像形成システムを示す図 本発明の一実施形態による画像形成システムを構成する複合機を示す図 本発明の一実施形態による画像形成システムを構成するモバイル端末に表示されるレイアウト設定画面を示す図 図3に示したレイアウト設定画面に対して行われるレイアウト操作(移動操作)について説明するための図 図3に示したレイアウト設定画面に対して行われるレイアウト操作(拡大/縮小操作)について説明するための図 図3に示したレイアウト設定画面に対して行われるレイアウト操作(回転操作)について説明するための図 図3に示したレイアウト設定画面の設定用ページ内に撮影画像がレイアウトされた状態を示す図 図3に示したレイアウト設定画面の設定用ページ内にレイアウトされた撮影画像に対応する判別用画像を選択するときに行われる操作について説明するための図 本発明の一実施形態による画像形成システムを構成する複合機がモバイル端末からレイアウト情報を受信したときの処理の流れについて説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成システムを構成する複合機にて生成されるジョブ用ページを示す図 本発明の一実施形態による画像形成システムを構成する複合機に表示される第1報知画面を示す図 本発明の一実施形態による画像形成システムを構成する複合機に表示される第2報知画面を示す図
<画像形成システムの概要>
図1に示すように、本実施形態の画像形成システム100は、モバイル端末200および複合機300を備える。たとえば、モバイル端末200は、スマートフォンやタブレット端末であり、複合機300のユーザーにより所有される。複合機300は、スキャン機能やプリント機能など複数種の機能を搭載する画像形成装置である。なお、モバイル端末200は「情報端末」に相当し、複合機300は「画像形成装置」に相当する。
モバイル端末200および複合機300は、互いに通信可能に接続され、画像データなど種々の情報を送受信する。特に限定されないが、モバイル端末200と複合機300との間では、近距離無線通信や無線LAN通信などの通信規格に準拠した無線通信が行われる。
たとえば、モバイル端末200は、ジョブ実行条件の設定をユーザーから受け付け、当該設定を受け付けたジョブ実行条件の設定内容を示す実行条件情報を複合機300に送信する。複合機300は、実行条件情報を受信すると、その実行条件情報で示されるジョブ実行条件に基づきジョブを実行する。すなわち、モバイル端末200は、実行条件情報で示されるジョブ実行条件に基づくジョブを複合機300に実行させる。これにより、ジョブ実行条件を設定するための設定操作を複合機300に対して直接行わなくても、ユーザー所望のジョブ実行条件で複合機300にジョブを実行させることができる。
<モバイル端末の構成>
モバイル端末200は、図1に示すように、タッチパネルディスプレイ210およびカメラモジュール220を備える。タッチパネルディスプレイ210は、各種画面(たとえば、後述するレイアウト設定画面200Sなど)を表示し、当該画面に対するタッチ操作をユーザーから受け付ける。
カメラモジュール220は、レンズ、撮像素子およびカメラ制御回路などを含み、静止画や動画などを撮像する。なお、カメラモジュール220を用いて撮影した静止画などの画像は、タッチパネルディスプレイ210に表示させることができる。
また、モバイル端末200は、端末制御部230、端末通信部240および端末記憶部250を備える。端末制御部230は、CPUや画像処理回路などを含む。CPUは、制御用プログラムに基づきモバイル端末200の全体制御を行う。画像処理回路は、種々の画像処理(カメラモジュール220が撮像した画像の画像処理など)を行う。
たとえば、端末制御部230は、タッチパネルディスプレイ210に対して行われたタッチ操作を検知し、タッチパネルディスプレイ210に適切な画面を表示させる、また、端末制御部230は、カメラモジュール220に指示を与え、静止画や動画などを撮像させる。
端末通信部240は、通信回路などを含む。端末通信部240は、端末制御部230により制御され、複合機300との間で通信を行う。端末記憶部250は、ROMやRAMなどのメモリーを含み、制御用プログラムを記憶する(制御用プログラムは、ROMに予め記憶され、RAMに展開される)。また、端末記憶部250は、カメラモジュール220による撮像によって得られた画像を記憶する。
ここで、端末記憶部250は、複合機300に実行させるジョブに関する設定を行うためのアプリケーションAP(以下、複合機アプリAPと称する)を記憶する。この複合機アプリAPの機能を利用すると、モバイル端末200を用いて、複合機300に実行させるジョブに関する設定を行うことができるようになる。なお、複合機アプリAPは、複合機300のメーカーから提供される。たとえば、複合機アプリAPは、インターネット通信によって外部サーバー(図示せず)からモバイル端末200にダウンロードされる。
たとえば、モバイル端末200に複合機アプリAPがインストールされている場合、端末制御部230は、複合機アプリAPの起動指示をユーザーから受け付けるためのアイコン(図示せず)をタッチパネルディスプレイ210に表示させる。そして、複合機アプリAPの起動指示(複合機アプリAPのアイコンに対するタッチ操作)を受け付けると、端末制御部230は、複合機アプリAPを起動させる。これにより、複合機アプリAPの機能を利用できるようになる。詳細は後述する。
<複合機の構成>
複合機300は、図2に示すように、画像読取部310、印刷部320および操作パネル330を備える。
画像読取部310は、コンタクトガラスG1上に載置された原稿を読み取る載置読取およびコンタクトガラスG2上に搬送される原稿を読み取る搬送読取の実行が可能に構成される。搬送読取の実行時には、原稿搬送ユニット311によって原稿がコンタクトガラスG2上に搬送される。そして、画像読取部310は、搬送中の原稿がコンタクトガラスG2上を通過するときに、当該原稿の読み取りを行う。
印刷部320は、用紙搬送路(図2では、用紙搬送路を破線で示す)に沿って用紙を搬送するとともに、印刷すべき画像の画像データに基づいて形成されたトナー像を搬送中の用紙に印刷(転写)する。たとえば、印刷部320は、画像読取部310が読み取った原稿の画像を用紙に印刷する。
操作パネル330は、タッチパネルディスプレイ331やハードウェアキー332を含む。タッチパネルディスプレイ331は、各種画面を表示し、当該画面に対するタッチ操作をユーザーから受け付ける。たとえば、タッチパネルディスプレイ331は、ジョブに関する設定を受け付けるためのソフトウェアキーを配した画面(図示せず)を表示する。ハードウェアキー332は、操作パネル330に複数設けられる。たとえば、ハードウェアキー332としては、ジョブの開始指示をユーザーから受け付けるためのスタートキーなどがある。
また、複合機300は、図1に示すように、複合機制御部340、複合機通信部350および複合機記憶部360を備える。複合機制御部340は、CPUや画像処理回路などを含む。CPUは、制御用プログラムに基づき複合機300の全体制御を行う。画像処理回路は、種々の画像処理(画像読取部310が読み取った画像の画像処理など)を行う。
たとえば、複合機制御部340は、画像読取部310の読取動作や印刷部320の印刷動作を制御する。また、複合機制御部340は、操作パネル330の表示動作を制御したり、操作パネル330に対して行われた操作を検知したりする。
複合機通信部350は、通信回路などを含む。複合機通信部350は、複合機制御部340により制御され、モバイル端末200との間で通信を行う。また、複合機通信部350は、パーソナルコンピューター(複合機300のユーザーによって使用されるユーザー端末)やファクシミリなどの外部機器と通信可能に接続される。複合機記憶部360は、ROMやRAMなどのメモリーを含み、制御用プログラムを記憶する(制御用プログラムは、ROMに予め記憶され、RAMに展開される)。
たとえば、コピージョブを実行する場合、複合機制御部340は、原稿の読み取りを画像読取部310に行わせ、原稿の読み取りによって得られた読取画像を含むページである印刷ページ(「ジョブ用ページ」に相当)の画像データを生成する。そして、複合機制御部340は、印刷ページの印刷を印刷部320に行わせる。
別の例として、送信ジョブ(外部機器にページの画像データを送信するジョブ)を実行する場合、複合機制御部340は、原稿の読み取りによって得られた読取画像を含むページである送信ページ(「ジョブ用ページ」に相当)の画像データを生成する。そして、複合機制御部340は、送信ページの送信を複合機通信部350に行わせる。
<モバイル端末でのレイアウトの設定>
モバイル端末200に複合機アプリAPをインストールした後、複合機アプリAPを起動すると、モバイル端末200を用いて、複合機300にて生成される印刷ページや送信ページなどのジョブ用ページ内における画像のレイアウト(当該画像の配置位置、大きさおよび向き)を設定することが可能となる。
端末制御部230は、複合機アプリAPを起動する操作(複合機アプリAPのアイコンに対するタッチ操作)を検知すると、タッチパネルディスプレイ210にメニュー画面(図示せず)を表示させる。このメニュー画面には、レイアウト設定という項目を含む複数の項目が選択肢として示される。
複数の項目のうち、レイアウト設定という項目を選択する操作(当該項目の表示領域に対するタッチ操作)を受け付けると、図示しないが、端末制御部230は、ジョブ用ページ内にレイアウトしたい原稿を撮影するようユーザーに促すための撮影要求メッセージをタッチパネルディスプレイ210に表示させる。これにより、モバイル端末200を用いた原稿の撮影が行われる。なお、原稿の撮影を1枚ずつ行わせるため、その旨を示すメッセージを撮影要求メッセージに含めてもよい。そして、原稿が撮影されると、端末制御部230は、原稿の撮影によって得られた撮影画像の画像データを生成し、撮影画像を端末記憶部250に記憶させる。
また、端末制御部230は、撮影要求メッセージの表示以降、原稿の撮影が完了したか否かを判断する。たとえば、端末制御部230は、予め定められた撮影完了操作が行われたことを検知すると、原稿の撮影が完了したと判断する。図示しないが、タッチパネルディスプレイ210は、撮影完了キー(ソフトウェアキー)を表示する。そして、端末制御部230は、撮影完了キーに対するタッチ操作を撮影完了操作として受け付ける。
原稿の撮影が完了したと判断すると、端末制御部230は、図3に示すようなレイアウト設定画面200Sをタッチパネルディスプレイ210に表示させる。レイアウト設定画面200Sは、レイアウト設定をユーザーから受け付けるための画面である。このレイアウト設定画面200Sは、第1領域A1および第2領域A2に分類される。第1領域A1には、設定用ページSPが表示される。なお、設定用ページSPの大きさおよび向きは、ユーザーによって設定される(任意に変更可能である)。そして、後述するジョブ用ページJP(図10参照)の大きさおよび向きは、このときに設定された設定用ページSPの大きさおよび向きと同じになる。
第2領域A2には、原稿の撮影によって得られた撮影画像10が表示される。なお、第2領域A2に表示される撮影画像10は、撮影要求メッセージが表示されてから撮影完了操作を行うまでの有効期間に撮影した原稿の画像である。すなわち、有効期間内に複数枚の原稿を撮影すると、第2領域A2には複数の撮影画像10が表示される。図3では、一例として、複数の撮影画像10(撮影画像11および12)が第2領域A2に表示されたレイアウト設定画面200Sを図示する。
レイアウト設定画面200Sの表示後、レイアウト設定画面200Sに対して、設定用ページPS内に撮影画像10をレイアウトするレイアウト操作が行われたことを検知すると、端末制御部230は、当該検知したレイアウト操作に応じて、設定用ページPS内に撮影画像10をレイアウトする。なお、レイアウト操作は、移動操作、拡大/縮小操作および回転操作を含む。以下、図4〜図6を参照し、レイアウト操作について説明する。図4〜図6では、タッチ点を白抜きの丸印で示し、タッチ点の移動方向を白抜きの矢印で示す。
移動操作は、撮影画像10を移動させるための操作であり、たとえば、図4に示すようなタッチ操作である。すなわち、端末制御部230は、撮影画像10の中央部の1点をタッチし、タッチ点を移動させてからタッチを解除する操作が行われると、その操作を移動操作として検知する。図4では、移動操作前の撮影画像10の外縁を破線で示す。
たとえば、第2領域A2に表示された撮像画像10の中央部の1点をタッチし、第2領域A2から第1領域A1にタッチ点を移動させてからタッチを解除すると、その操作が移動操作として検知され、第2領域A2に表示された撮像画像10を第1領域A1に移動させることができる。なお、設定用ページSP内だけで移動操作を行えば、設定用ページSP内の或る位置にレイアウトした撮影画像10を設定用ページSP内の別の位置に移動させることもできる。
拡大/縮小操作は、撮影画像10を拡大/縮小するための操作であり、たとえば、図5に示すようなタッチ操作である。すなわち、端末制御部230は、撮影画像10の2点をタッチし、2点間の距離を広げるまたは狭めてからタッチを解除する操作が行われると、その操作を拡大/縮小操作として検知する。図5では、拡大/縮小操作前の撮影画像10の外縁を破線で示す。
たとえば、設定用ページSP内にレイアウトした撮影画像10の2点をタッチし、2点間の距離を広げてからタッチを解除すると、その操作が拡大操作として検知され、設定用ページSP内にレイアウトした撮影画像10を拡大することができる。なお、図示しないが、設定用ページSP内にレイアウトした撮影画像10の2点をタッチし、2点間の距離を狭めてからタッチを解除すると、その操作が縮小操作として検知され、縮小操作の対象となった撮影画像10が縮小される。
回転操作は、撮影画像10を回転させるための操作であり、たとえば、図6に示すようなタッチ操作である。すなわち、端末制御部230は、撮影画像10の縁部の1点をタッチし、タッチした撮影画像10の中心を支点に円弧を描くようにタッチ点を移動させてからタッチを解除する操作が行われると、その操作を回転操作として検知する。図6では、回転操作前の撮影画像10の外縁を破線で示す。
たとえば、設定用ページSP内にレイアウトした撮影画像10に対して回転操作を行うと、回転操作の対象となった撮影画像10が回転していく。すなわち、撮影画像10の向きが変化していく。なお、このとき、撮影画像10を90°単位で回転させてもよい。
このようなレイアウト操作を行うことにより、たとえば、図7に示すように、設定用ページSP内に撮影画像10をレイアウトすることができる。
端末制御部230は、設定用ページSP内に撮影画像10がレイアウトされると(撮影画像10を設定用ページSPに移動させる移動操作が少なくとも行われると)、撮影画像10のレイアウトが確定したか否かを判断する。たとえば、端末制御部230は、予め定められた確定操作が行われたことを検知すると、撮影画像10のレイアウトが確定したと判断する。特に限定されないが、タッチパネルディスプレイ210は、確定キーDK(ソフトウェアキー)をレイアウト設定画面200S内に表示する。そして、端末制御部230は、確定キーDKに対するタッチ操作を確定操作として受け付ける。
撮影画像10のレイアウトが確定したと判断すると、端末制御部230は、設定用ページSP内にレイアウトされた撮影画像10の一部を切り取った部分画像を判別用画像10D(図8参照)に設定する。たとえば、端末制御部230は、判別用画像10Dを設定するため、撮影画像10のうち判別用画像10Dとする部分を選択する操作である選択操作の受け付けをタッチパネルディスプレイ210に行わせる。このとき、タッチパネルディスプレイ210は、図示しないが、撮影画像10のうち画像が存在する部分に対するタッチを促すメッセージ(選択操作を促すメッセージ)を表示する。
これにより、図8に示すように、撮影画像10の表示領域のうち画像が存在する位置をタッチする操作(選択操作)がユーザーによって行われる。図8では、タッチ位置を白抜きの丸印で示す。
選択操作が行われると、端末制御部230は、たとえば、選択操作時のタッチ点を中心とする四角形状の部分を判別用画像10Dに設定する。なお、設定用ページSP内に複数の撮影画像11および12がレイアウトされている場合には、複数の撮影画像11および12のそれぞれに対して判別用画像10Dを設定する処理が行われる。すなわち、この場合には、複数の撮像画像11および12のそれぞれに対して選択操作を行う必要がある。仮に、選択操作を行っていない撮影画像10が設定用ページSP内に残っていると、選択操作を促すメッセージの表示が続く。
判別用画像10Dの設定後、端末制御部230は、設定用ページSP内における撮影画像10のレイアウトを示すレイアウト情報30を端末記憶部250に記憶させる(図1参照)。なお、レイアウト情報30には判別用画像10Dも含まれる。
ここで、レイアウト情報30には、設定用ページSP内における撮影画像10の配置位置を示す位置データ、設定用ページSP内における撮影画像10の大きさを示すサイズデータ、および、設定用ページSP内における撮影画像10の向きを示す向きデータが含まれる。
たとえば、図8に示すように、設定用ページSPでは、左右方向に対向する一対の辺の片方が基準辺RSとされ、上下方向に対向する一対の辺の片方が基準辺RSとされる。図8では、左辺および下辺がそれぞれ基準辺RSとされている場合を図示する(ここでは、基準辺RSとしての左辺に符号RS1を付し、基準辺RSとしての下辺に符号RS2を付す)。そして、設定用ページSPの左辺RS1から撮影画像10の左辺(縁)までの距離D1、および、設定用ページSPの下辺RS2から撮影画像10の下辺(縁)までの距離D2をそれぞれ示すデータが位置データとしてレイアウト情報30に含められる。なお、読取用ページSP内に複数の撮影画像11および12がレイアウトされている場合には、複数の撮影画像11および12にそれぞれ対応する複数の位置データがレイアウト情報30に含められる。
また、設定用ページSPの大きさに対する撮影画像10の大きさの比率を示すデータがサイズデータとしてレイアウト情報30に含められる。さらに、設定用ページSP内における撮影画像10の左右方向の向きおよび上下方向の向きの少なくとも一方を示すデータが向きデータとしてレイアウト情報30に含められる。たとえば、設定用ページSP内における判別用画像10Dの向きを示すデータが向きデータとされる。なお、読取用ページSP内に複数の撮影画像11および12がレイアウトされている場合には、複数の撮影画像11および12にそれぞれ対応する複数のサイズデータがレイアウト情報30に含められ、複数の撮影画像11および12にそれぞれ対応する複数の向きデータがレイアウト情報30に含められる。
<複合機へのレイアウト情報の送信>
モバイル端末200でのレイアウト設定が完了すると、モバイル端末200から複合機300へのレイアウト情報30の送信が可能となる。たとえば、モバイル端末200でのレイアウト設定が完了した後、メニュー画面(図示せず)に戻ると、レイアウト送信という項目が選択肢として追加される。そして、レイアウト送信という項目を選択する操作(当該項目の表示領域に対するタッチ操作)を行うと、たとえば、送信指示受付画面(図示せず)がモバイル端末200に表示される。
送信指示受付画面(図示せず)には、複合機300へのレイアウト情報30の送信指示をユーザーから受け付けるための送信キー(ソフトウェアキー)が配される。なお、このとき、撮影画像10がレイアウトされた設定用ページSPをプレビュー表示してもよい。そして、モバイル端末200に対して送信指示を行うと、モバイル端末200から複合機300にレイアウト情報30が送信される。
複合機300がレイアウト情報30を受信すると、複合機制御部340は、原稿の読み取りを伴うジョブ(コピージョブや送信ジョブ)を自動レイアウトモードで実行する。自動レイアウトモードでのジョブの実行時には、複合機制御部340によって自動レイアウト処理が行われる(詳細は後述する)。
以下、図9に示すフローチャートを参照し、自動レイアウトモードでジョブを実行するときの処理の流れについて説明する。図9に示すフローチャートのスタートは、複合機300がモバイル端末200からレイアウト情報30を受信したときにスタートする。以下の説明では、設定用ページSP内にレイアウトされた撮影画像10を単に撮影画像10と称する。
ステップS1において、複合機制御部340は、自動レイアウトモードに移行する。そして、ステップS2において、複合機制御部340は、原稿の読み取りを伴うジョブの開始指示を操作パネル330が受け付けたか否かを判断する。その結果、ジョブの開始指示を受け付けたと複合機制御部340が判断した場合には、ステップS3に移行する。一方で、ジョブの開始指示を受け付けていないと複合機制御部340が判断した場合には、ステップS2の判断が繰り返される。なお、自動レイアウトモードに移行した後、ジョブの開始指示を受け付ける前に、予め定められたキャンセル操作が操作パネル330に対して行われると、複合機制御部340は、自動レイアウトモードから通常モードに復帰する。
ステップS3に移行した場合、複合機制御部340は、原稿の読み取りを画像読取部310に行わせ、原稿の読み取りによって得られた読取画像の画像データを生成する。この読取画像の画像データは複合機記憶部360に記憶される。その後、ステップS4に移行する。
ステップS4に移行すると、複合機制御部340は、撮影画像10に対応する読取画像を対象画像20(図10参照)として判別する処理である画像判別処理を行う。この画像判別処理では、レイアウト情報30に含まれる判別用画像10Dと同じ画像を含む読取画像が抽出され、当該抽出された読取画像が対象画像20として判別される。たとえば、複合機制御部340は、判別用画像10Dとの類似度が所定閾値以上である画像を判別用画像10Dと同じ画像と認識する。すなわち、画像判別処理にて対象画像20として判別される読取画像は、判別用画像10Dとの類似度が所定閾値以上の画像を含む読取画像である。
その後、ステップS5において、複合機制御部340は、読取画像が対象画像20であるか否かを判断する。その結果、読取画像が対象画像20であると複合機制御部340が判断した場合には、ステップS6に移行する。
ステップS6に移行すると、複合機制御部340は、撮影画像10が複数存在するか否かを判断する。なお、撮影画像10が複数存在するか否かの判断は、レイアウト情報30に含まれる判別用画像10Dの個数に基づき行われる。すなわち、判別用画像10Dが1つだけ存在すれば、設定用ページSP内にレイアウトされた撮影画像10が1つであると判断され、判別用画像10Dが複数存在すれば、設定用ページSP内にレイアウトされた撮影画像10が複数であると判断される。
ステップS6において、撮影画像10が複数存在すると複合機制御部340が判断した場合には、ステップS7に移行する。そして、ステップS7に移行すると、複合機制御部340は、複数の撮影画像10にそれぞれ対応する複数枚の原稿の読み取りが全て完了したか否かを判断する。言い換えると、複合機制御部340は、読取画像が自動レイアウト処理の対象となる対象原稿(判別用画像10Dと同じ画像を含む原稿)の読み取りが全て完了したか否かを判断する。その結果、対象原稿の読み取りが全て完了した(未読取の対象原稿が残っていない)と複合機制御部340が判断した場合には、ステップS8に移行する。一方で、対象原稿の読み取りが全て完了していない(未読取の対象原稿が残っている)と複合機制御部340が判断した場合には、ステップS3に移行する(次原稿の読み取りが行われる)。なお、ステップS6において、撮影画像10が1つであると複合機制御部340が判断した場合にも、ステップS8に移行する。
ステップS8に移行すると、複合機制御部340は、レイアウト情報30で示されるレイアウトデータ(位置データ、サイズデータおよび向きデータ)に基づき自動レイアウト処理を行い、ジョブ用ページJP(図10参照)の画像データを生成する。このとき、対象画像20のジョブ用ページJP内におけるレイアウトがレイアウト情報30で示される撮影画像10の設定用ページSP内におけるレイアウトと同じになるようジョブ用ページJPの画像データが生成される。以下、自動レイアウト処理(対象画像20を含むジョブ用ページJPの画像データを生成する処理)について、図10を参照し、撮影画像11および12にそれぞれ対応する対象画像21および22をジョブ用ページJP内にレイアウトする場合を例にとって説明する。
複合機制御部340は、レイアウト情報30の位置データに基づき、設定用ページSPの左辺RS1から撮影画像11の左辺までの距離D1を認識するとともに、設定用ページSPの下辺RS2から撮影画像11の下辺までの距離D2を認識する。そして、ジョブ用ページJP内に対象画像21をレイアウトするとき、複合機制御部340は、ジョブ用ページJPの左辺(設定用ページSPの左辺RS1に対応する辺)から対象画像21の左辺までの距離D11が距離D1となり、ジョブ用ページJPの下辺(設定用ページSPの下辺RS2に対応する辺)から対象画像21の下辺までの距離D12が距離D2となるように、ジョブ用ページJP内における対象画像21の配置位置を設定する。なお、ジョブ用ページJP内における対象画像22の配置位置については、撮影画像22の位置データに基づき設定される。
また、複合機制御部340は、レイアウト情報30のサイズデータに基づき、設定用ページSPの大きさに対する撮影画像11の大きさの比率(自動レイアウト処理で用いる設定用比率)を認識する。そして、ジョブ用ページJP内に対象画像21をレイアウトするとき、複合機制御部340は、ジョブ用ページJPの大きさに対する対象画像21の大きさの比率が設定用比率と同じになるよう対象画像21の大きさを設定する。なお、対象画像22の大きさについては、撮影画像22のサイズデータに基づき設定される。
さらに、複合機制御部340は、レイアウト情報30の向きデータに基づき、撮影画像11に対応する判別用画像10Dの向きを認識する。そして、ジョブ用ページJP内に対象画像21をレイアウトするとき、複合機制御部340は、対象画像21の判別用画像10Dに対応する部分の画像(判別用画像10Dとの類似度が所定閾値以上の画像)が判別用画像10Dと同方向に向くよう対象画像21の向きを設定する。なお、対象画像22の向きについては、撮影画像22の向きデータに基づき設定される。
自動レイアウト処理が終わった後、複合機制御部340は、ジョブ用ページJPの印刷を印刷部320に行わせる(当該印刷は実行ジョブがコピージョブである場合に行われる)。あるいは、複合機制御部340は、ジョブ用ページJPの送信を複合機通信部350に行わせる(当該送信は実行ジョブが送信ジョブである場合に行われる)。
図9に戻り、ステップS8からステップS9に移行すると、複合機制御部340は、原稿搬送ユニット311に未読取の原稿(次原稿)が残っているか否かを判断する。その結果、未読取の原稿が残っていると複合機制御部340が判断した場合には、ステップS3に移行する(次原稿の読み取りが行われる)。一方で、未読取の原稿が残っていないと複合機制御部340が判断した場合には、本フローは終了する。
ここで、ステップS5において、読取画像が対象画像20でないと複合機制御部340が判断した場合には、ステップS10に移行する。ステップS10に移行すると、複合機制御部340は、読取画像が対象外画像である旨の報知を操作パネル330に行わせる。また、複合機制御部340は、対象外画像を削除するか出力するかを選択する操作の受け付けを操作パネル330に行わせる。そして、ステップS11において、複合機制御部340は、対象外画像を削除する旨を受け付けたか否か(対象外画像を出力しない旨を受け付けたか否か)を判断する。
たとえば、複合機制御部340は、図11に示すような第1報知画面301Sを操作パネル330(タッチパネルディスプレイ331)に表示させ、読取画像が対象外画像である旨をユーザーに報知する。特に限定されないが、第1報知画面301Sには、「読み取った原稿は撮影されていません」といったようなメッセージM11が配される。これにより、読取画像が対象外画像である旨をユーザーに報知することができる。
また、操作パネル330は、対象外画像を削除するか出力するかを選択する操作をユーザーから受け付けるため、選択キーK1およびK2(ソフトウェアキー)を第1報知画面301S内に配する。そして、複合機制御部340は、選択キーK1に対してタッチ操作が行われると、対象画像を削除する旨を受け付けたと判断し、選択キーK2に対してタッチ操作が行われると、対象外画像を出力する旨を受け付けたと判断する。
図9に戻り、ステップS11において、対象外画像を削除する旨を受け付けたと複合機制御部340が判断した場合には、ステップS12に移行する。ステップS12に移行すると、複合機制御部340は、対象外画像の画像データを削除する。その後、ステップS9に移行する。
ステップS11において、対象外画像を出力する旨(対象外画像を削除しない旨)を受け付けたと複合機制御部340が判断した場合には、ステップS13に移行する。ステップS13に移行すると、複合機制御部340は、ジョブ実行条件の追加設定をユーザーに要求するための処理を行う。そして、ステップS14において、複合機制御部340は、追加設定された設定内容に基づき、対象外画像を含むジョブ用ページ(図示せず)の画像データを生成する。その後、ステップS9に移行する。
たとえば、複合機制御部340は、図12に示すような第2報知画面302Sを操作パネル330に表示させ、ジョブ実行条件の設定を行うようユーザーに促す。特に限定されないが、第2報知画面302Sには、「ジョブ実行条件を設定してください」といったようなメッセージM21が配される。なお、ジョブ実行条件に関する設定項目としては、一例を挙げると、「用紙サイズ」、「拡大/縮小」および「ページ集約(4in1や2in1など)」がある。
また、操作パネル330は、「ジョブ実行条件の設定はモバイル端末からでも行えます」といったようなメッセージM22を第2報知画面302S内に配し、モバイル端末200を用いてジョブ実行条件の設定を行える旨をユーザーに報知する。なお、ジョブ実行条件の設定は、操作パネル330に対する直接操作によっても行える。これにより、ジョブ実行条件の追加設定をユーザーに行わせることができる。
本実施形態の構成では、モバイル端末200を用いて原稿を撮影するとともに、設定用ページSP内における撮影画像10のレイアウトが所望のレイアウトとなるよう設定用ページSP内に撮影画像10をレイアウトし、その後、設定用ページSP内における撮影画像10のレイアウトを示すレイアウト情報30を複合機300に送信してから、複合機300に原稿(モバイル端末200を用いて撮影した原稿と同じ原稿)の読み取りを実行させると、ジョブ用ページJP内における読取画像のレイアウトが自動的に所望のレイアウトとなる。したがって、ジョブ用ページJP内における読取画像のレイアウトを所望のレイアウトに設定するための作業(数多くの設定項目の各設定値を1つずつ所望値に変更する作業や確認する作業など)を減らすことができる。言い換えると、モバイル端末200を用いて原稿を撮影し、撮影画像10を設定用ページSP内にレイアウトする操作を行うだけでよくなる。これにより、原稿の読み取りを伴うジョブの開始時に行うべき設定作業が減るので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態の構成では、設定用ページSP内にレイアウトされた撮影画像10に対応する原稿とは異なる原稿を複合機300が読み取った場合(読取画像が対象画像20でない場合)、すなわち、ユーザーが誤って不要な原稿を複合機300にセットした場合に、その旨をユーザーに報知するので、ユーザーの利便性がより向上する。
ここで、ユーザーによっては、自動レイアウトモードでのジョブを複合機300に実行させるとき、原稿束に不要な原稿(モバイル端末200を用いて撮影した原稿とは異なる原稿)を意図せず混入させてしまう場合がある。
しかし、本実施形態の構成では、自動レイアウトモードでのジョブの実行時に自動レイアウト処理が行われるので、対象画像20と対象外画像(不要な原稿の読取画像)とが混在したジョブ用ページの画像データや、対象外画像だけを含むジョブ用ページの画像データなどが不必要に生成されることはない。これにより、複合機300に原稿束をセットするとき、各原稿を1枚ずつ確認する作業を行わなくてもよくなり、ユーザーの利便性が向上する。さらに、複合機300に原稿束をセットするときに、各原稿の画像の向きを気にする必要もない。
また、本実施形態の構成では、読取画像が対象外画像であるとき、対象外画像を削除することもできるし、対象外画像を含むジョブ用ページの印刷(または、送信)を実行させることもできるので、ユーザーにとっては利便性が良い。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
10 撮影画像
10D 判別用画像
20 対象画像
100 画像形成システム
200 モバイル端末(情報端末)
300 複合機(画像形成装置)
JP ジョブ用ページ
SP 設定用ページ

Claims (6)

  1. カメラモジュールを含み、前記カメラモジュールによる原稿の撮影によって得られた撮影画像を記憶する情報端末と、
    原稿の読み取りを伴うジョブの実行時に原稿を読み取り、原稿の読み取りによって得られた読取画像を含むジョブ用ページの画像データを生成する画像形成装置と、を備え、
    前記情報端末は、前記撮影画像を記憶した後、設定用ページを表示し、前記設定用ページ内に前記撮影画像をレイアウトする操作を受け付けるとともに、前記設定用ページ内における前記撮影画像のレイアウトを示すレイアウト情報の前記画像形成装置への送信を行い、
    前記画像形成装置は、前記撮影画像に対応する前記読取画像を対象画像として判別し、前記対象画像を含む前記ジョブ用ページの画像データを生成するとき、前記対象画像の前記ジョブ用ページ内におけるレイアウトを前記対象画像に対応する前記撮影画像の前記設定用ページ内におけるレイアウトと同じにすることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記情報端末は、前記設定用ページ内に複数の前記撮影画像がレイアウトされた場合、前記設定用ページ内における複数の前記撮影画像の各レイアウトを示す前記レイアウト情報を前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、前記複数の撮影画像にそれぞれ対応する複数の前記読取画像を前記対象画像として判別し、複数の前記対象画像を含む前記ジョブ用ページの画像データを生成するとき、前記複数の対象画像の前記ジョブ用ページ内における各レイアウトを前記複数の撮影画像のうち対応する前記撮影画像の前記設定用ページ内におけるレイアウトと同じにすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記情報端末は、前記撮影画像の一部を切り取った部分画像を判別用画像として前記レイアウト情報に含め、
    前記画像形成装置は、前記判別用画像と同じ画像を含む前記読取画像を前記対象画像として判別することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記レイアウト情報は、前記設定用ページの予め定められた基準辺から前記撮影画像までの距離を示す情報を含み、
    前記画像形成装置は、前記対象画像を含む前記ジョブ用ページの画像データを生成するとき、前記ジョブ用ページの前記基準辺に対応する辺から前記対象画像までの距離を前記レイアウト情報で示される距離と同じにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記レイアウト情報は、前記設定用ページの大きさに対する前記撮影画像の大きさの比率を示す情報を含み、
    前記画像形成装置は、前記対象画像を含む前記ジョブ用ページの画像データを生成するとき、前記ジョブ用ページの大きさに対する前記対象画像の大きさの比率を前記レイアウト情報で示される比率と同じにすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記レイアウト情報は、前記設定用ページ内における前記撮影画像の向きを示す情報を含み、
    前記画像形成装置は、前記対象画像を含む前記ジョブ用ページの画像データを生成するとき、前記ジョブ用ページ内における前記対象画像の向きを前記レイアウト情報で示される向きと同じにすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
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