JP2018045556A - 処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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また特許文献2には、印刷システムは、情報処理装置のプリンタドライバが、印刷条件を設定する各種設定項目を表示するユーザインターフェイス画面での各設定項目を利用した印刷設定の利用状況を、各設定項目毎に所定の非表示条件と比較し、各設定項目の表示・非表示を制御することが開示されている。
さらに特許文献3には、補助装置において、ショートカット作成部は、情報提供装置のリモートコントローラに対する操作履歴に基づいて、曜日及び時間毎に、連続する複数の操作からなる設定指示をショートカットとして作成し、ショートカット表示部は、ショートカット作成部が作成したショートカットのうちの、現在の曜日における現在の時間を含む所定長の期間内の各ショートカットを、リモートコントローラを介してユーザにより指定可能に表示することが開示されている。
しかしながら処理に関する設定を登録するのは、操作が複雑でありユーザにとって負担である。特に将来行なおうとする処理について事前に設定を登録することは、事前に処理の内容を予測して行なわなくてはならず、ユーザにとっては特に面倒と感じることが多い。その結果、この方法は使用されず、ユーザの手間が軽減されにくいという問題がある。
本発明は、ユーザから受け付けられた第1の処理からユーザが行なうと予測される第2の処理を生成し、第2の処理に関連付けられたアイコン等の処理選択部をユーザに提示することができる処理装置等を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記画像制御手段は、前記第2の処理に関連付けられた複数の前記処理選択部をまとめて表示することを特徴とする請求項1に記載の処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記画像制御手段は、前記表示手段に対する予め定められたユーザの操作により、前記第2の処理に関連付けられた複数の前記処理選択部を当該表示手段上で集めることでまとめて表示することを特徴とする請求項2に記載の処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記画像制御手段は、前記第2の処理を実行後は、前記第2の処理に関連付けられた前記処理選択部を前記表示手段から消去することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記画像制御手段は、前記第2の処理に関連付けられた複数の前記処理選択部の何れを選択し実行したかで、消去する当該処理選択部を変更することを特徴とする請求項4に記載の処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記決定手段は、ユーザが過去に前記第2の処理を実行した際の履歴を基に当該第2の処理を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の処理装置である。
請求項7に記載の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像を表示する表示手段と、自装置の制御を行なう制御部と、を備え、前記制御部は、ユーザが行ないたい処理である第1の処理を受け付ける受付手段と、受け付けられた前記第1の処理を行なうためのさらに具体的な処理である第2の処理を決定する決定手段と、前記第2の処理に関連付けられ選択されることで当該第2の処理を行なう処理選択部を表示する前記表示手段における画像の表示を制御する画像制御手段と、を備える画像形成装置である。
請求項2の発明によれば、ユーザは、関連する第2の処理が把握しやすくなり、どれを選択すべきかの判断をしやすくなる。
請求項3の発明によれば、第2の処理に関連付けられた複数の処理選択部をまとめて表示させたいときに、これをユーザの操作により行なうことができる。
請求項4の発明によれば、必要がなくなったときに第2の処理に関連付けられたアイコン等の処理選択部を消去し、ユーザの手間を軽減することができる。
請求項5の発明によれば、第2の処理を行なう際のユーザ毎の操作の相違に合わせて、第2の処理に関連付けられたアイコン等の処理選択部を消去することができる。
請求項6の発明によれば、第2の処理を行なう際のユーザ毎の操作の相違に合わせて、第2の処理を決定することができる。
請求項7の発明によれば、ユーザから受け付けられた第1の処理からユーザが行なうと予測される第2の処理を生成し、第2の処理に関連付けられたアイコン等の処理選択部をユーザに提示することができる画像形成装置を提供できる。
図1は、画像形成装置のハードウェア構成例を示した図である。
画像形成装置10は、紙等の記録媒体に画像を形成し、印刷媒体として出力する装置である。画像形成装置10は、プリンタ機能を備えるが、これに加えて例えば、スキャナ機能、ファクシミリ機能等の他の画像処理機能を備えている。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD14は、画像読み取り部16が読み取った画像情報や画像形成部17における画像形成にて用いる画像情報等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル15は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行なう例えばタッチパネルである。
通信I/F18は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行なう。
このような画像形成装置10を使用して、ユーザは、例えば、原稿のコピーを行なうことができる。即ち、画像読み取り部16によって読み取られた原稿の画像情報を基に、画像形成部17により画像を記録媒体上に形成することで原稿をコピーすることができる。またユーザは、画像形成装置10に接続されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク(図示せず)および通信I/F18を介してPC(Personal Computer)等の外部装置(図示せず)から印刷のジョブを画像形成装置10に送信することでプリントを行なうことができる。即ち、印刷のジョブに含まれる画像情報を基に、画像形成部17により画像を記録媒体上に形成することでプリントすることができる。さらにユーザは、ファクシミリの送受信を行なうことができる。即ち、画像読み取り部16によって読み取られた原稿の画像情報をネットワークおよび通信I/F18を介して送信できる。あるいはユーザは、原稿のスキャンを行なうことができる。即ち、画像読み取り部16によって読み取られた原稿の画像情報をネットワークおよび通信I/F18を介して外部装置に保存できる。
次に操作パネル15についてさらに詳しく説明を行なう。
操作パネル15は、上述したように例えばタッチパネルである。操作パネル15をタッチパネルにすることで、画像形成装置10の画像形成条件などの各種情報はタッチパネルに表示される。そしてユーザは、タッチパネルをタッチすることで画像形成条件などの入力操作を行なう。
図2は、操作パネル15に表示される画像の一例を示した図である。
この場合、操作パネル15には、画像形成装置10が備える機能を実行するためのアイコンIの一覧が画像として表示されている。この画像は、いわゆるホーム画面である。またこのとき表示されているアイコンIは、予め定められた処理に関連付けられ、選択されることで処理を行なう処理選択部の一例である。
選択操作は、例えば、ユーザがアイコンIをタッチする操作である。ユーザがアイコンIをタッチすると、例えば、アイコンIに関連付けられた機能に対応する設定画面が表示される。例えば、「コピー」のアイコンIをタッチすると、原稿のコピーを行なうための設定画面として、コピーを行なう枚数、使用する用紙の選択、白黒/カラーの選択、拡大/縮小の設定を行なう画面が表示される。そして設定後、ユーザが、図示しないスタートボタン等を押下すると、実際のコピー動作が開始される。
即ち、操作パネル15は、アイコン(処理選択部)Iを表示するとともに、アイコンIの選択を行なう表示手段として機能する。
以下これを実現する制御部100の構成について説明を行なう。
図3は、制御部100の機能構成例を示したブロック図である。なお図3では、制御部100が有する種々の機能のうち本実施の形態に関係するものを選択して図示している。
図示するように本実施の形態の制御部100は、受付手段110と、決定手段120と、実行手段130と、画像制御手段140と、ユーザ認証手段150と、履歴記憶手段160と、出力手段170とを備える。
また第1の処理は、例えば、ユーザがPC等の外部装置から印刷のジョブを画像形成装置10に送信することでプリントを行なうときは、この印刷のジョブである。
例えば、スキャン処理の場合は、実行手段130は、画像読み取り部16を制御し原稿の画像を読み取る読み取り処理を行なう。さらに実行手段130は、画像処理を行ない、画像処理後の画像情報を後述する出力手段170から出力する。また例えば、コピー処理の場合は、実行手段130は、画像読み取り部16を制御し原稿の画像を読み取る読み取り処理を行なう。さらに実行手段130は、画像処理を行ない、画像処理後の画像情報を画像形成部17に送り、画像形成部17を制御して印刷を行なう。
ここでは、ユーザがPC等の外部装置から印刷のジョブを画像形成装置10に送信することでプリントを行なう場合を例に取り説明を行なう。さらにここでは画像形成装置10では、いわゆるプライベートプリントにより印刷を行なう場合を例に取り説明を行なう。プライベートプリントの場合、ユーザは、画像形成装置10でユーザ認証を行なう。そしてユーザ認証を行なったユーザに対する印刷のジョブの内容が操作パネル15に表示され、ユーザは、ここから操作パネル15を操作して印刷を行なう。プライベートプリントで印刷を行なった場合、印刷文書の持ち去りや覗き見を防ぐことができ、セキュリティ性がより向上する。
プライベートプリントでは、ユーザは、予めPC等から印刷のジョブを画像形成装置10に送信しておく。このとき制御部100の受付手段110は、第1の処理としてこの印刷のジョブを受け付ける(ステップ101)。
図5は、決定手段120が、第2の処理(ワンタッチアプリ)を決定する処理について説明したフローチャートである。つまり図5は、ステップ103をさらに詳しく説明した図である。
まず決定手段120は、送られた印刷のジョブの他に、他の印刷のジョブが蓄積されているか否かを判断する(ステップ103−1)。
対して蓄積されていた場合(ステップ103−1でYes)、決定手段120は、送られた印刷のジョブと他の印刷のジョブと同名であるか否かを判断する(ステップ103−2)。
対して同名であった場合(ステップ103−2でYes)、決定手段120は、履歴記憶手段160を参照し、ユーザが印刷のジョブの実行後にジョブの削除を行なっているか否かを判断する(ステップ103−3)。
対して削除を行なっている場合(ステップ103−3でYes)、決定手段120は、後述するワンタッチアプリの実行後に印刷のジョブを削除する設定にする(ステップ103−5)。
対してテスト印刷を行なったことがある場合(ステップ103−7でYes)、決定手段120は、「テスト印刷」のワンタッチアプリを作成する(ステップ103−8)。これは、ユーザが送信した印刷のジョブのうち一部のページ(例えば、最新の印刷のジョブのフロントページ)をテスト印刷するワンタッチアプリである。
また本実施の形態では、ユーザがテスト印刷を行なったことがない場合(ステップ103−7でNo)は、今回もテスト印刷を行なわないと考え、「テスト印刷」のワンタッチアプリを作成しない。一方でテスト印刷を行なったことがある場合(ステップ103−7でYes)は、今回もテスト印刷を行なう可能性があると考え、「テスト印刷」のワンタッチアプリを作成する。
なお本実施の形態では、「全文書印刷」のワンタッチアプリは、必ず作成される。
図6は、作成されたワンタッチアプリのアイコンIを表示したときの操作パネル15について示した図である。
ここでは、「全文書印刷」、「最新文書のみ印刷」、「テスト印刷」の3種類のワンタッチアプリが全て作成され、これらのアイコンIが操作パネル15に表示された場合を示している。図示するように図2に示した場合に比較して、これら3種類のワンタッチアプリのアイコンIが追加して表示されている。
対してユーザがアイコンIをタッチしていない場合(ステップ105でNo)、受付手段110は、ユーザがアイコンIを長押ししているか否かを判断する(ステップ106)。
対してユーザがアイコンIを長押ししていた場合(ステップ106でYes)、画像制御手段140は、長押ししたアイコンIに関連するワンタッチアプリが存在するか否かを判断する(ステップ107)。
対して関連するワンタッチアプリが存在する場合(ステップ107でYes)、画像制御手段140は、関連するワンタッチアプリのアイコンIを操作パネル15上で集めることでまとめて表示する(ステップ108)。
図示する例では、「最新文書のみ印刷」のワンタッチアプリのアイコンIをユーザが長押しした場合を示している。この場合、「最新文書のみ印刷」に関連するワンタッチアプリは、「全文書印刷」および「テスト印刷」の2つである。よって「全文書印刷」および「テスト印刷」のアイコンIを「最新文書のみ印刷」のアイコンIの位置に隣接する箇所に集め、まとめて表示する。これによりユーザは、関連するワンタッチアプリが把握しやすくなり、どのワンタッチアプリを選択すべきかの判断をしやすくなる。
対して移動した場合(ステップ109でYes)、実行手段130は、ユーザがタッチ等を行なったアイコンIに関連付けられたワンタッチアプリを実行する(ステップ110)。
対して存在した場合(ステップ111でYes)、画像制御手段140が、ユーザが「テスト印刷」を実行したか否かを判断する(ステップ112)。
対して「テスト印刷」を実行しなかった場合(ステップ112でNo)、実行したワンタッチアプリ(「テスト印刷」のワンタッチアプリ)に関連するワンタッチアプリ(「全文書印刷」および「テスト印刷」のワンタッチアプリ)を削除する(ステップ113)。
さらに実行したワンタッチアプリを削除する(ステップ114)。
Claims (7)
- ユーザが行ないたい処理である第1の処理を受け付ける受付手段と、
受け付けられた前記第1の処理を行なうためのさらに具体的な処理である第2の処理を決定する決定手段と、
前記第2の処理に関連付けられ選択されることで当該第2の処理を行なう処理選択部を表示する表示手段における画像の表示を制御する画像制御手段と、
を備える処理装置。 - 前記画像制御手段は、前記第2の処理に関連付けられた複数の前記処理選択部をまとめて表示することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
- 前記画像制御手段は、前記表示手段に対する予め定められたユーザの操作により、前記第2の処理に関連付けられた複数の前記処理選択部を当該表示手段上で集めることでまとめて表示することを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
- 前記画像制御手段は、前記第2の処理を実行後は、前記第2の処理に関連付けられた前記処理選択部を前記表示手段から消去することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の処理装置。
- 前記画像制御手段は、前記第2の処理に関連付けられた複数の前記処理選択部の何れを選択し実行したかで、消去する当該処理選択部を変更することを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
- 前記決定手段は、ユーザが過去に前記第2の処理を実行した際の履歴を基に当該第2の処理を決定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の処理装置。
- 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
画像を表示する表示手段と、
自装置の制御を行なう制御部と、
を備え、
前記制御部は、
ユーザが行ないたい処理である第1の処理を受け付ける受付手段と、
受け付けられた前記第1の処理を行なうためのさらに具体的な処理である第2の処理を決定する決定手段と、
前記第2の処理に関連付けられ選択されることで当該第2の処理を行なう処理選択部を表示する前記表示手段における画像の表示を制御する画像制御手段と、
を備える画像形成装置。
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