JP2014109808A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】割り付け数が多い場合でも簡易なジェスチャ操作で、情報処理装置と用紙の向きに応じた割り付け印刷の設定を行うことが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】携帯端末101はタッチパネル102を有し、携帯端末101と用紙の向きを検出し、タッチパネル102へのジェスチャ操作を特定し、検出された携帯端末101と用紙の向きと、特定されたジェスチャ操作とに基づいて、割り付け印刷の設定を行う。
【選択図】図1
【解決手段】携帯端末101はタッチパネル102を有し、携帯端末101と用紙の向きを検出し、タッチパネル102へのジェスチャ操作を特定し、検出された携帯端末101と用紙の向きと、特定されたジェスチャ操作とに基づいて、割り付け印刷の設定を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびコンピュータプログラムに関する。
スマートフォンやタブレット端末といった情報処理装置の普及により、入力用デバイスとしてタッチパネルを備える情報処理装置の使用率が増加している。ユーザは、情報処理装置がハードキーを備えていなくてもタッチパネルを用いて画面操作ができる。従って、情報処理装置の画面を大型化でき、文書の閲覧に適している。また、ユーザは、マルチタッチやフリック入力により、従来よりも簡単且つ直感的に情報処理装置を操作する事が出来る。
また、上述の情報処理装置から画像形成装置に対して印刷指示を行う技術が提案されている。文書を印刷する際、ユーザは、ある程度の可読性を維持しつつ用紙を節約する為に、しばしば割り付け印刷を使用する。割り付け印刷の設定には、1ページに割り付けるページの数である割り付け数と、割り付ける順序である配置順を設定しなくてはならない。この二つを個別に設定するのはステップ数が多く、煩雑である。
特許文献1は、ユーザが1つの画面に表示されたサムネイルを任意の順番でなぞる事で、タッチパネルを用いて割り付け印刷の割り付け数と配置順を同時に設定する画像表示装置を開示している。
特許文献1が開示する画像形成装置を用いて割り付け印刷の設定を行う場合、割り付けたいページのサムネイルを全てなぞらなければならない為、割り付け数が多い場合は操作が煩雑になってしまう。また、上述の情報処理装置を用いて割り付け印刷の設定を行う場合、タブレットの向きと用紙の向きが適切に反映された印刷設定画面を表示する必要がある。本発明は、上述した課題のいずれか1つを解決することを目的とする。本発明は、割り付け数が多い場合でも簡易なジェスチャ操作で、情報処理装置と用紙の向きに応じた割り付け印刷の設定を同時に行うことが可能な情報処理装置を提供する。
本発明の一実施形態の情報処理装置は、タッチパネルを備える表示画面を有する操作部と、情報処理装置と用紙の向きを検出する検出手段と、前記タッチパネルへのジェスチャ操作を特定する特定手段と、前記検出された前記情報処理装置と用紙の向きと、前記特定されたジェスチャ操作とに基づいて、割り付け印刷の設定を行う設定手段とを備える。
本発明の情報処理装置によれば、割り付け数が多い場合でも簡易なジェスチャ操作で端末装置と用紙の向きに応じた割り付け印刷の設定を行うことが可能となる。
(第一実施形態)
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<システム構成>
図1は、本実施形態の情報処理装置として機能する携帯端末101の外観を示す図である。携帯端末101は、プリンタ等の画像形成装置に対して文書の印刷指示を行う。携帯端末101は、割り付け印刷の設定を行う機能を有する。本実施形態において、割り付け印刷とは、複数のページを1ページに収めて印刷することをいう。以下の説明では、割り付け印刷の設定を、単に割り付け印刷設定とも記述する。
図1は、本実施形態の情報処理装置として機能する携帯端末101の外観を示す図である。携帯端末101は、プリンタ等の画像形成装置に対して文書の印刷指示を行う。携帯端末101は、割り付け印刷の設定を行う機能を有する。本実施形態において、割り付け印刷とは、複数のページを1ページに収めて印刷することをいう。以下の説明では、割り付け印刷の設定を、単に割り付け印刷設定とも記述する。
図1(A)は、携帯端末101の表面の外観である。図1(A)に示すように、携帯端末101は、タッチパネル102とホームボタン103を備える。タッチパネル102は、ユーザに対する情報の提示と、ユーザからの入力を受け付ける表示画面を有する操作部に備えられた液晶タッチパネルである。ホームボタン103は、実行中のアプリケーションを中断し、ホーム画面に戻る際に用いられる。図1(B)は、携帯端末101の裏面の外観である。携帯端末101の裏面にはカメラ104とフラッシュ105が設けられており、周囲を撮影する為に使用される。フラッシュ105はカメラ104での撮影を補助する為のフラッシュである。
図2は、携帯端末101の内部構成を示すブロック図である。携帯端末101は、コントローラユニット201により構成される。コントローラユニット201は、CPU202、RAM203、フラッシュROM204、操作部205、撮影部206、無線ネットワークI/F207、位置検出部208、方角検出部209、持ち方検出部210を備える。コントローラユニット201において、CPU(Central Processing Unit)202は、携帯端末全体を制御する中央演算ユニットである。RAM(Random Access Memory)203は、CPU202が演算に用いるデータを一時的に格納する為のワークメモリである。フラッシュROM(Read Only Memory)204は、CPU202が使用するプログラムや各種データを格納するフラッシュROMである。
操作部205は、タッチパネル102を用いてユーザと携帯端末間での情報の入出力を行う。撮影部206は、カメラ104を用いて撮影を行う。無線ネットワークI/F207は、ネットワークと通信する為のインターフェースである。位置検出部208は、GPS受信機等を用い、携帯端末の現在地を特定する。方角検出部209は、地磁気センサ等を用い、携帯端末が現在向いている方角を検出する。持ち方検出部210は、加速度センサ等を用い、ユーザが携帯端末を縦向きに持っているのか、横向きに持っているのかを検出する。上述した処理部は、システムバス211を通じて接続されている。
ユーザは、携帯端末101から任意のプリンタなどの画像処理装置に文書の印刷を指示する事が出来る。印刷を指示する際にタッチパネル102に表示される印刷設定画面の一例を図3に示す。図3において、領域301は印刷する文書の名前を表示する領域である。ボタン302は、フラッシュROM204に格納された文書のうち、印刷する文書を選択する際に使用する参照ボタンである。領域303は、印刷ジョブの宛先とする画像処理装置のIPアドレスを表示する領域であり、デフォルトの画像処理装置のIPアドレスが表示されてよい。
領域304は、ユーザが出力する用紙のサイズをプルダウンメニューで選択することが可能な領域である。領域305は、1ページあたりの割り付け数を選択するための領域であり、タップ行為などによって割り付け印刷設定画面に移行する。領域306は、ユーザが片面印刷か両面印刷かをプルダウンメニューで選択する領域である。領域307は、ユーザが印刷部数をプルダウンメニューで選択する領域である。領域308は選択した文書のプレビューを表示する領域である。ボタン309は、印刷設定を中止する際に使用する戻るボタンである。ボタン310は、印刷の開始を指示する際に使用する印刷ボタンである。
図4および図5は、タッチパネル102上でユーザがドラッグした指の軌跡とそのパターン名を対応づけたジェスチャ定義表401である。ジェスチャ定義表401は、携帯端末101のフラッシュROM204に格納されているが、これに限定されるものではなく、メモリとして機能するいずれかの記憶装置に記憶されてよい。CPU202は、図17を用いて後述するS613にて、入力されたジェスチャに対応する割り付けレイアウトが存在するか調べる際にジェスチャ定義表401を利用する。
図6は、タッチパネル102に表示されているグリッド線と、タッチパネル102に入力されたジェスチャの二つに対応する割り付けレイアウトを示すレイアウト対応表501である。記憶手段として機能するフラッシュROM204は、グリッド線と、グリッド線で仕切られた表示画面でのジェスチャ操作と、グリッド線とジェスチャ操作とに対応する割り付け印刷のレイアウトを含むレイアウト情報を予め記憶している。CPU202は、図17を用いて後述するS615にて、入力されたジェスチャに対応する割り付けレイアウトを取得する際にレイアウト情報としてレイアウト対応表501を利用する。
<割り付けレイアウトの定義>
以下、図7から図14を用いて、本実施形態における割り付け印刷で適用されるレイアウトのパターンを定義する。尚図7から図14において、レイアウトに記載されている数字は配置順を表すものとする。図7から図10は、横向きの文書を割り付け印刷する際に適用されるレイアウトである。図7(A)は、横向きの文書を割り付け数2で割り付け、上から下に配置する横2in1レイアウト(上から下向き)である。図7(B)は、横向きの文書を割り付け数2で割り付け、下から上に配置する横2in1レイアウト(下から上向き)である。
以下、図7から図14を用いて、本実施形態における割り付け印刷で適用されるレイアウトのパターンを定義する。尚図7から図14において、レイアウトに記載されている数字は配置順を表すものとする。図7から図10は、横向きの文書を割り付け印刷する際に適用されるレイアウトである。図7(A)は、横向きの文書を割り付け数2で割り付け、上から下に配置する横2in1レイアウト(上から下向き)である。図7(B)は、横向きの文書を割り付け数2で割り付け、下から上に配置する横2in1レイアウト(下から上向き)である。
図8(A)は、横向きの文書を割り付け4で割り付け、左上、右上、左下、右下の順に配置する横4in1レイアウト(Z向き)である。図8(B)は、横向きの文書を割り付け4で割り付け、右上、左上、右下、左下の順に配置する横4in1レイアウト(逆Z向き)である。図8(C)は、横向きの文書を割り付け4で割り付け、左上、左下、右上、右下の順に配置する横4in1レイアウト(逆N向き)である。図8(D)は、横向きの文書を割り付け4で割り付け、右上、右下、左上、左下の順に配置する横4in1レイアウト(N向き)である。
図9(A)は、横向きの文書を割り付け8で割り付け、左上、右上、左下、右下の順に配置する横8in1レイアウト(Z向き)である。図9(B)は、横向きの文書を割り付け8で割り付け、右上、左上、右下、左下の順に配置する横8in1レイアウト(逆Z向き)である。図9(C)は、横向きの文書を割り付け8で割り付け、左上、左下、右上、右下の順に配置する横8in1レイアウト(逆N向き)である。図9(D)は、横向きの文書を割り付け8で割り付け、右上、右下、左上、左下の順に配置する横8in1レイアウト(N向き)である。
図10(A)は、横向きの文書を割り付け16で割り付け、左上、右上、左下、右下の順に配置する横16in1レイアウト(Z向き)である。図10(B)は、横向きの文書を割り付け16で割り付け、右上、左上、右下、左下の順に配置する横16in1レイアウト(逆Z向き)である。図10(C)は、横向きの文書を割り付け16で割り付け、左上、左下、右上、右下の順に配置する横16in1レイアウト(逆N向き)である。図10(D)は、横向きの文書を割り付け16で割り付け、右上、右下、左上、左下の順に配置する横16in1レイアウト(N向き)である。
図11から図14は、縦向きの文書を割り付け印刷する際に適用されるレイアウトである。図11(A)は、縦向きの文書を割り付け数2で割り付け、左から右に配置する縦2in1レイアウト(左から右向き)である。図11(B)は、縦向きの文書を割り付け数2で割り付け、右から左に配置する縦2in1レイアウト(右から左向き)である。
図12(A)は、縦向きの文書を割り付け4で割り付け、左上、右上、左下、右下の順に配置する縦4in1レイアウト(Z向き)である。図12(B)は、縦向きの文書を割り付け4で割り付け、右上、左上、右下、左下の順に配置する縦4in1レイアウト(逆Z向き)である。図12(C)は、縦向きの文書を割り付け4で割り付け、左上、左下、右上、右下の順に配置する縦4in1レイアウト(逆N向き)である。図12(D)は、縦向きの文書を割り付け4で割り付け、右上、右下、左上、左下の順に配置する縦4in1レイアウト(N向き)である。
図13(A)は、縦向きの文書を割り付け8で割り付け、左上、右上、左下、右下の順に配置する縦8in1レイアウト(Z向き)である。図13(B)は、縦向きの文書を割り付け8で割り付け、右上、左上、右下、左下の順に配置する縦8in1レイアウト(逆Z向き)である。図13(C)は、縦向きの文書を割り付け8で割り付け、左上、左下、右上、右下の順に配置する縦8in1レイアウト(逆N向き)である。図13(D)は、縦向きの文書を割り付け8で割り付け、右上、右下、左上、左下の順に配置する縦8in1レイアウト(N向き)である。
図14(A)は、縦向きの文書を割り付け16で割り付け、左上、右上、左下、右下の順に配置する縦16in1レイアウト(Z向き)である。図14(B)は、縦向きの文書を割り付け16で割り付け、右上、左上、右下、左下の順に配置する縦16in1レイアウト(逆Z向き)である。図14(C)は、縦向きの文書を割り付け16で割り付け、左上、左下、右上、右下の順に配置する縦16in1レイアウト(逆N向き)である。図14(D)は、縦向きの文書を割り付け16で割り付け、右上、右下、左上、左下の順に配置する縦16in1レイアウト(N向き)である。
<ジェスチャの定義>
第一実施形態におけるジェスチャとは、ユーザがタッチパネル上で一筆書きの要領で指をドラッグする動作の事を指す。ドラッグとは、指をタッチパネルに接触させたまま任意の方向に移動させる動作を指す。ジェスチャのパターンとは、タッチパネル102上をドラッグした指の軌跡の種類を指す。以下、図4、図5、および図15を用いて、本実施形態におけるジェスチャを定義する。
第一実施形態におけるジェスチャとは、ユーザがタッチパネル上で一筆書きの要領で指をドラッグする動作の事を指す。ドラッグとは、指をタッチパネルに接触させたまま任意の方向に移動させる動作を指す。ジェスチャのパターンとは、タッチパネル102上をドラッグした指の軌跡の種類を指す。以下、図4、図5、および図15を用いて、本実施形態におけるジェスチャを定義する。
<領域の定義>
以下、図15を用いて、本実施形態におけるタッチパネル上の領域を定義する。図15(A)は、携帯端末101のタッチパネル102の領域を、縦に等間隔に4分割、横に等間隔に4分割した際のそれぞれの領域名を示す。例えば、左端の列の最も上の領域名はa1,1であり、a1,1の直下の領域名がa2,1である。尚、各領域から斜めの位置にある領域に直接移動したい場合に、隣接する領域を通過したと認識されない為に、4つの領域の境界にドラッグを検知しない無効領域を設ける。無効領域は図15(A)に示すように、二重線で表現される領域である。また、図15(A)はタッチパネル102が横向きである場合を想定しているが、タッチパネル102が縦向きである場合も領域名は画面の左上を基準に、図15(A)と同様の順番で割り当てるものとする。
以下、図15を用いて、本実施形態におけるタッチパネル上の領域を定義する。図15(A)は、携帯端末101のタッチパネル102の領域を、縦に等間隔に4分割、横に等間隔に4分割した際のそれぞれの領域名を示す。例えば、左端の列の最も上の領域名はa1,1であり、a1,1の直下の領域名がa2,1である。尚、各領域から斜めの位置にある領域に直接移動したい場合に、隣接する領域を通過したと認識されない為に、4つの領域の境界にドラッグを検知しない無効領域を設ける。無効領域は図15(A)に示すように、二重線で表現される領域である。また、図15(A)はタッチパネル102が横向きである場合を想定しているが、タッチパネル102が縦向きである場合も領域名は画面の左上を基準に、図15(A)と同様の順番で割り当てるものとする。
図15(B)は、縦向きに設置した携帯端末101のタッチパネル102の領域を、縦に等間隔に4分割、横に等間隔に2分割した際のそれぞれの領域名を示す。尚、各領域から斜めの位置にある領域に直接移動したい場合に、隣接する領域を通過したと認識されない為に、4つの領域の境界にドラッグを検知しない無効領域を設ける。無効領域は図15(B)に於いて、網掛けで表現される領域である。
図15(C)は、横向きに設置した携帯端末101のタッチパネル102の領域を、縦に等間隔に2分割、横に等間隔に4分割した際のそれぞれの領域名を示す。尚、各領域から斜めの位置にある領域に直接移動したい場合に、隣接する領域を通過したと認識されない為に、4つの領域の境界にドラッグを検知しない無効領域を設ける。無効領域は図15(C)に於いて、網掛けで表現される領域である。
<ジェスチャパターンの定義>
以下、図4および図5のジェスチャ定義表401を用いて、第一実施形態におけるジェスチャパターンを定義する。図4に示すように、パターンAからパターンHまでは、タッチパネル102を縦に等間隔に4分割、横に等間隔に4分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンAはa1,1〜a2,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、a1,3〜a2,4のいずれかの領域、a3,1〜a4,2のいずれかの領域、a3,3〜a4,4のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。パターンBはa1,3〜a2,4のいずれかの領域からドラッグが始まり、a1,1〜a2,2のいずれかの領域、a3,3〜a4,4のいずれかの領域、a3,1〜a4,2のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。パターンCはa1,1〜a2,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、a3,1〜a4,2のいずれかの領域、a1,3〜a2,4のいずれかの領域、a3,3〜a4,4のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。パターンDはa1,3〜a2,4のいずれかの領域からドラッグが始まり、a3,3〜a4,4のいずれかの領域、a1,1〜a2,2のいずれかの領域、a3,1〜a4,2のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。
以下、図4および図5のジェスチャ定義表401を用いて、第一実施形態におけるジェスチャパターンを定義する。図4に示すように、パターンAからパターンHまでは、タッチパネル102を縦に等間隔に4分割、横に等間隔に4分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンAはa1,1〜a2,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、a1,3〜a2,4のいずれかの領域、a3,1〜a4,2のいずれかの領域、a3,3〜a4,4のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。パターンBはa1,3〜a2,4のいずれかの領域からドラッグが始まり、a1,1〜a2,2のいずれかの領域、a3,3〜a4,4のいずれかの領域、a3,1〜a4,2のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。パターンCはa1,1〜a2,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、a3,1〜a4,2のいずれかの領域、a1,3〜a2,4のいずれかの領域、a3,3〜a4,4のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。パターンDはa1,3〜a2,4のいずれかの領域からドラッグが始まり、a3,3〜a4,4のいずれかの領域、a1,1〜a2,2のいずれかの領域、a3,1〜a4,2のいずれかの領域の順番にドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャを指す。
パターンEはa1,1からドラッグが始まり、a1,4、a2,1、a2,4、a3,1、a3,4、a4,1、a4,4の順番にドラッグされた後、そのままa4,4で指が離されるジェスチャを指す。パターンFはa1,4からドラッグが始まり、a1,1、a2,4、a2,1、a3,4、a3,1、a4,4、a4,1の順番にドラッグされた後、そのままa4,1で指が離されるジェスチャを指す。パターンGはa1,1からドラッグが始まり、a4,1、a1,2、a4,2、a1,3、a4,3、a1,4、a4,4の順番にドラッグされた後、そのままa4,4で指が離されるジェスチャを指す。パターンHはa1,4からドラッグが始まり、a4,4、a1,3、a4,3、a1,2、a4,2、a1,1、a4,1の順番にドラッグされた後、そのままa4,1で指が離されるジェスチャを指す。
図5は、パターンIからパターンNまでは、縦向きに設置したタッチパネル102を、縦に等間隔に4分割、横に等間隔に2分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンIはb1,1〜b2,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、b3,1〜b4,2のいずれかの領域までドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャであり、且つパターンIにもパターンJにも合致しないジェスチャを指す。パターンJはb3,1〜b4,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、b1,1〜b2,2のいずれかの領域までドラッグされた後、そのままb1,1〜b2,2のいずれかの領域で指が離されるジェスチャを指す。パターンKはb1,1からドラッグが始まり、b1,2、b2,1、b2,2、b3,1、b3,2、b4,1、b4,2の順番にドラッグされた後、そのままb4,2で指が離されるジェスチャを指す。パターンLはb1,2からドラッグが始まり、b1,1、b2,2、b2,1、b3,2、b3,1、b4,2、b4,1の順番にドラッグされた後、そのままb4,1で指が離されるジェスチャを指す。パターンMはb1,1からドラッグが始まり、b4,1、b1,2、b4,2の順番にドラッグされた後、そのままb4,2で指が離されるジェスチャを指す。パターンNはb1,2からドラッグが始まり、b4,2、b1,1、b4,1の順番にドラッグされた後、そのままb4,1で指が離されるジェスチャを指す。
パターンOからパターンTまでは、横向きに設置したタッチパネル102を、縦に等間隔に2分割、横に等間隔に4分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンOはc1,1〜c2,2のいずれかの領域からドラッグが始まり、c1,3〜c2,4のいずれかの領域までドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャであり、且つパターンSに合致しないジェスチャを指す。パターンPはc1,3〜c2,4のいずれかの領域からドラッグが始まり、c1,1〜c2,2のいずれかの領域までドラッグされた後、そのまま指が離されるジェスチャであり、且つパターンTに合致しないジェスチャを指す。パターンQはc1,1からドラッグが始まり、c1,4、c2,1、c2,4の順番にドラッグされた後、そのままc2,4で指が離されるジェスチャを指す。パターンRはc1,4からドラッグが始まり、c1,1、c2,4、c2,1の順番にドラッグされた後、そのままc2,1で指が離されるジェスチャを指す。パターンSはc1,1からドラッグが始まり、c2,1、c1,2、c2,2、c1,3、c2,3、c1,4、c2,4の順番にドラッグされた後、そのままc2,4で指が離されるジェスチャを指す。パターンTはc1,4からドラッグが始まり、c2,4、c1,3、c2,3、c1,2、c2,2、c1,1、c2,1の順番にドラッグされた後、そのままc2,1で指が離されるジェスチャを指す。
<処理のフロー>
以下、図16および図17のフローチャートと図18及び図19を用いて、本実施形態における処理のフローを説明する。尚、図16および図17のフローチャートにおける各ステップは、そのステップを実行する携帯端末101のCPU202がフラッシュROM204に格納されたプログラムを実行する事で処理を行うものとする。
以下、図16および図17のフローチャートと図18及び図19を用いて、本実施形態における処理のフローを説明する。尚、図16および図17のフローチャートにおける各ステップは、そのステップを実行する携帯端末101のCPU202がフラッシュROM204に格納されたプログラムを実行する事で処理を行うものとする。
図16および図17は本実施形態における処理の流れを表すフローチャートである。図16に示すように、ユーザが図3に示した印刷設定画面の領域305をタップすると、コントローラユニット201は、S601で印刷対象の文書の向きを取得する。続いて、S602で持ち方検出部210から携帯端末101の向きを取得する。その後、コントローラユニット201はS603で、S601で取得した文書の向きが横向きであるかを判断し、横向きでない場合は処理をS607に移す。すなわち、コントローラユニット201は、情報処理装置と用紙の向きを検出する検出手段として機能する。
文書の向きが横向きである場合、コントローラユニット201はS604で、S602で取得した携帯端末101の向きが横向きであるかを判断し、横向きでない場合は処理をS606に移す。携帯端末101の向きが横向きである場合、コントローラユニット201は、S605でタッチパネル102に横4in1又は横16in1の補助グリッド線を表示し、処理をS610に移す。この際に表示される補助グリッド線を図18(A)に示す。図18(A)に示すように、符号701は、文書の向きが横、端末の向きが横である場合に表示される補助グリッド線を示し、横4in1の境界線が太いグリッド線、横16in1の境界線が細いグリッド線で表現されている。
S604にて携帯端末101の向きが縦向きと判断された場合、コントローラユニット201は、S606でタッチパネル102に横2in1又は横8in1の補助グリッド線を表示し、処理をS610に移す。この際に表示される補助グリッド線を図18(B)に示す。図18(B)において、符号702は、文書の向きが横、端末の向きが縦である場合に表示される補助グリッド線を示し、横2in1の境界線が太いグリッド線、横8in1の境界線が細いグリッド線で表現されている。
S603の処理において、文書の向きが縦向きである場合、コントローラユニット201は、S607で、S602で取得した携帯端末101の向きが横向きであるかを判断し、横向きでない場合は処理をS609に移す。携帯端末101の向きが横向きである場合、コントローラユニット201は、S608でタッチパネル102に縦2in1又は縦8in1の補助グリッド線を表示し、処理をS610に移す。この際に表示される補助グリッド線を図18(C)に示す。図18(C)において、符号703は文書の向きが縦、端末の向きが横である場合に表示される補助グリッド線を示し、縦2in1の境界線が太いグリッド線、縦8in1の境界線が細いグリッド線で表現されている。
S607にて携帯端末101の向きが縦向きと判断された場合、コントローラユニット201はS609でタッチパネル102に縦4in1又は縦16in1の補助グリッド線を表示し、処理をS610に移す。この際に表示される補助グリッド線を図18(D)に示す。図18(D)において、符号704は、文書の向きが縦、端末の向きが縦である場合に表示される補助グリッド線を示し、縦4in1の境界線が太いグリッド線、縦16in1の境界線が細いグリッド線で表現されている。S605〜S609の処理では、携帯端末101と用紙の向きの組み合わせに基づいて、ジェスチャ操作により一枚の用紙に配置されるページ数とページの配置順を決定するための画面をグリッド線を用いて表示される。すなわち、コントローラユニット201は、割り付け印刷における一枚の用紙に配置されるページ数とページの配置順を指定するための縦横のグリッド線を画面に表示する表示手段として機能する。これにより、コントローラユニット201は、用紙の向きがタブレットの向きと一致する範囲で割り付け数の決定を行うことが可能となる。
その後、コントローラユニット201は、S610で、ユーザによりタッチパネル102にドラッグ入力がされ、且つそのあと指が離れたかを判断する事で、ドラッグ入力の有無を判断する。ドラッグ入力が有る場合は処理をS612に移す。入力が無い場合、S611にてホームボタン103が押下されたかを判断し、押下されていない場合は処理をS602に戻す。ホームボタン103が押下された場合は処理をS618に移す。
S610において、タッチパネル102にドラッグ入力が有ったと判断された場合、コントローラユニット201は、S612でそのジェスチャの内容を取得する。具体的には、ドラッグ入力で通過した座標を時系列で並べ、それぞれの座標がどの領域に属するかを判断する事で、ドラッグ入力によって指が通過した領域と順番を取得する。その後S613にて、コントローラユニット201は、ジェスチャ定義表401に、入力されたジェスチャに対応するパターンが有るかを調べる。具体的には、ジェスチャ定義表401に含まれる各ジェスチャパターンを、S612で取得した、ドラッグ入力で通過した座標と順番に比較し、ジェスチャパターンとして定義された座標の始点、終点、通過順序を満たすかを判断する。対応するパターンがある場合はジェスチャ定義表401からそのパターン名を取得し、処理をS615に移す。対応するパターンが無い場合、S614でジェスチャに対応する割り付けレイアウトが無い旨をユーザに通知し、処理をS602に戻す。この通知の一例を図19(A)に示す。図19(A)に於いて、領域801はユーザに対して、入力されたジェスチャに対応する割り付けレイアウトが無い旨を通知するポップアップである。このポップアップ表示は一定時間が経過すると表示から消える。
ジェスチャがジェスチャ定義表401に有る場合、コントローラユニット201はS615でジェスチャのパターン名と、タッチパネル102に表示されているグリッド線からレイアウト対応表501を引き、割り付けレイアウトを取得する。すなわち、コントローラユニット201は、タッチパネルへのジェスチャ操作を特定する特定手段として機能する。
続いてS616にて、S615で取得した割り付けレイアウトを、フラッシュROM204に保存されている印刷設定に反映する。つまり、コントローラユニット201は、一枚の用紙に配置されるページ数とページの配置順とを設定する。その後S617に於いて、S615で取得した割り付けレイアウトで割り付け設定を行った旨をユーザに通知する。横4in1レイアウト(Z向き)が指定されたと仮定し、この通知の一例を図19(B)に示す。図19(B)に於いて、領域802はユーザに対して、入力されたジェスチャに対応する割り付けレイアウトを通知するポップアップである。このポップアップは一定時間が経過すると表示から消える。領域803はユーザに対して、割り付けレイアウトの配置順を通知する領域である。その後、コントローラユニット201は、S618にて、フラッシュROM204に保存された印刷設定を反映した印刷設定画面をタッチパネル102に再び表示し、処理を終える。
本実施形態によれば、割り付け印刷の設定に於いて、割り付け数が多い場合でも割り付け数と配置順を簡単に設定する事ができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態を説明する。尚、ジェスチャ定義表以外のシステム構成、割り付けレイアウトの定義は第一の実施形態と同一である。以下、第一の実施形態と比較して差異がある部分のみを説明する。
次に、第二実施形態を説明する。尚、ジェスチャ定義表以外のシステム構成、割り付けレイアウトの定義は第一の実施形態と同一である。以下、第一の実施形態と比較して差異がある部分のみを説明する。
<システム構成>
図20および図21は、タッチパネル102上でタップされた位置と順序と、それに対応するパターン名を示すジェスチャ定義表901である。ジェスチャ定義表901は携帯端末101のフラッシュROM204に格納される。ジェスチャ定義表901は後述するS1006にて、入力されたジェスチャに対応する割り付けレイアウトが存在するか調べる際に利用される。
図20および図21は、タッチパネル102上でタップされた位置と順序と、それに対応するパターン名を示すジェスチャ定義表901である。ジェスチャ定義表901は携帯端末101のフラッシュROM204に格納される。ジェスチャ定義表901は後述するS1006にて、入力されたジェスチャに対応する割り付けレイアウトが存在するか調べる際に利用される。
<ジェスチャの定義>
本実施形態におけるジェスチャとは、ユーザがタッチパネル上で1ページ目を割り付ける領域と2ページ目を割り付ける領域を順番にタップする動作の事を指す。タップとは、指をタッチパネルに短時間接触させて離す動作を指す。ジェスチャのパターンとは、タップした領域と順番の種類を指す。以下、本実施形態におけるジェスチャを定義する。尚、領域の定義は第一の実施形態と同一である。
本実施形態におけるジェスチャとは、ユーザがタッチパネル上で1ページ目を割り付ける領域と2ページ目を割り付ける領域を順番にタップする動作の事を指す。タップとは、指をタッチパネルに短時間接触させて離す動作を指す。ジェスチャのパターンとは、タップした領域と順番の種類を指す。以下、本実施形態におけるジェスチャを定義する。尚、領域の定義は第一の実施形態と同一である。
<ジェスチャパターンの定義>
以下、図20および図21のジェスチャ定義表901を用いて、本実施形態におけるジェスチャパターンを定義する。図20において、パターンAからパターンHまでは、タッチパネル102を縦に等間隔に4分割、横に等間隔に4分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンAは一番目にa1,1〜a2,2のいずれかの領域、二番目にa1,3〜a2,4のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンBは一番目にa1,3〜a2,4のいずれかの領域、二番目にa1,1〜a2,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンCは一番目にa1,1〜a2,2のいずれかの領域、二番目にa3,1〜a4,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンDは一番目にa1,3〜a2,4のいずれかの領域、二番目にa3,3〜a4,4のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンEは一番目にa1,1、二番目にa1,2がタップされるジェスチャを指す。パターンFは一番目にa1,4、二番目にa1,3がタップされるジェスチャを指す。パターンGは一番目にa1,1、二番目にa2,1がタップされるジェスチャを指す。パターンHは一番目にa1,4、二番目にa2,4がタップされるジェスチャを指す。
以下、図20および図21のジェスチャ定義表901を用いて、本実施形態におけるジェスチャパターンを定義する。図20において、パターンAからパターンHまでは、タッチパネル102を縦に等間隔に4分割、横に等間隔に4分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンAは一番目にa1,1〜a2,2のいずれかの領域、二番目にa1,3〜a2,4のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンBは一番目にa1,3〜a2,4のいずれかの領域、二番目にa1,1〜a2,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンCは一番目にa1,1〜a2,2のいずれかの領域、二番目にa3,1〜a4,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンDは一番目にa1,3〜a2,4のいずれかの領域、二番目にa3,3〜a4,4のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンEは一番目にa1,1、二番目にa1,2がタップされるジェスチャを指す。パターンFは一番目にa1,4、二番目にa1,3がタップされるジェスチャを指す。パターンGは一番目にa1,1、二番目にa2,1がタップされるジェスチャを指す。パターンHは一番目にa1,4、二番目にa2,4がタップされるジェスチャを指す。
図21において、パターンIからパターンNまでは、縦向きに設置したタッチパネル102を、縦に等間隔に4分割、横に等間隔に2分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンIは一番目にb1,1〜b2,2のいずれかの領域、二番目にb3,1〜b4,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンJは一番目にb3,1〜b4,2のいずれかの領域、二番目にb1,1〜b2,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンKは一番目にb1,1、二番目にb1,2がタップされるジェスチャを指す。パターンLは一番目にb1,2、二番目にb1,1がタップされるジェスチャを指す。パターンMは一番目にb1,1、二番目にb2,1がタップされるジェスチャを指す。パターンNは一番目にb1,2、二番目にb2,2がタップされるジェスチャを指す。
パターンOからパターンTまでは、横向きに設置したタッチパネル102を、縦に等間隔に2分割、横に等間隔に4分割した領域に対するジェスチャのパターンである。パターンOは一番目にc1,1〜c2,2、二番目にc1,3〜c2,4のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンPは一番目にc1,3〜c2,4のいずれかの領域、二番目にc1,1〜c2,2のいずれかの領域がタップされるジェスチャを指す。パターンQは一番目にc1,1、二番目にc1,2がタップされるジェスチャを指す。パターンRは一番目にc1,4、二番目にc1,3がタップされるジェスチャを指す。パターンSは一番目にc1,1、二番目にc2,1がタップされるジェスチャを指す。パターンTは一番目にc1,4、二番目にc2,4がタップされるジェスチャを指す。
<処理のフロー>
以下、図22を用いて、第二実施形態おける処理のフローを説明する。尚、図22においてS601〜S609、及びS611、及びS614〜S618の処理は図16に示したものと同一である。
以下、図22を用いて、第二実施形態おける処理のフローを説明する。尚、図22においてS601〜S609、及びS611、及びS614〜S618の処理は図16に示したものと同一である。
コントローラユニット201はS605〜S609のいずれかでグリッド線を表示した後、S1001にてタッチパネル102にタップ入力がされたかを判断し、タップ入力が無かった場合は処理をS611に移す。タップ入力が有った場合、S1002でタップされた座標を取得し、その座標がどの領域に属するかを判断する事で、一番目にタップされた領域を取得する。その後、S1003にて2ページ目を割り付ける位置を指定する必要がある旨をユーザに通知する。この通知情報の一例を図23に示す。図23に於いて、領域1101はユーザに対して、2ページ目を割り付ける位置を指定する必要がある旨を通知するポップアップである。このポップアップは一定時間が経過すると表示から消える。
その後、コントローラユニット201はS1004でユーザからのタップ入力を待つ。タップ入力があった場合、S1005でタップされた座標を取得し、その座標がどの領域に属するかを判断する事で、二番目にタップされた領域を取得する。続いて、S1006にてジェスチャ定義表901に、入力されたジェスチャに対応するパターンが有るかを調べる。具体的には、ジェスチャ定義表901に含まれる各ジェスチャパターンを、S1002で取得した一番目にタップされた領域、及びS1005で取得した二番目にタップされた領域に比較し、ジェスチャパターンとして定義された順序を満たすかを判断する。対応するパターンがある場合はジェスチャ定義表901からそのパターン名を取得し、処理をS615に移す。対応するパターンが無い場合、処理をS614に移す。
本実施形態によれば、割り付け印刷の設定に於いて、所望の割り付けレイアウトに関係なく二度のタップだけで割り付け数と配置順を簡単に設定する事ができる。
第一及び第二の実施形態では、携帯端末101と用紙の向きに基づいて、ジェスチャ操作により一枚の用紙に配置されるページ数とページの配置順を決定するための画面をグリッド線を用いて表示した。しかしながら、上述の処理に代えて、コントローラユニット201は、携帯端末101の向きが横向きの場合に横原稿、縦向きの場合は縦原稿と判断する構成としてもよい。
また、第一及び第二の実施形態では、ドラッグ操作またはタップ操作に基づいて割り付け数と配置順が設定されたが、当然のことながらジェスチャ操作はこれらに限定されることなく任意の操作により設定されてよい。例えば、ドラッグ操作とタップ操作を組み合わせて印刷設定してよく、コントローラユニット201は、タップ数で割り付け数を設定し、ドラッグ操作で配置順を決定する構成としてよい。
また、コントローラユニット201は、ユーザのジェスチャ操作に応じて配置順を決定し、ジェスチャ入力後に割り付け数の候補を画面に表示し、割り付け数を選択可能とする構成としてもよい。
また、コントローラユニット201は、割り付け印刷設定をジェスチャで指定する際、タッチパネル102にはグリッド線のみを表示したが、グリッド線の横に印刷対象の文書のサムネイルをプレビュー表示しても良い。更に、横に表示したサムネイル画像から割り付け印刷を開始したいページを選び、ジェスチャ開始位置、つまりグリッド線で区切られた画面領域のうち任意の画面領域までドラッグすることにより、割り付け印刷設定を行っても良い。この場合、割り付け数と配置順だけでなく、割り付け印刷を開始するページもジェスチャによって同時に指定する事が出来る。また、割り付けレイアウトをユーザに通知する際に、配置順を数字ではなく印刷対象の文書のサムネイルで表示しても良い。この場合、ユーザは割り付け印刷を行った際の出力イメージを見ながら割り付け印刷設定を行う事が出来る。
例えば、印刷ではなくスキャンを使用する場合、スキャン設定の段階、すなわちスキャン前では用紙の向きが分からないことがある。本発明の情報処理装置のコントローラユニット201は、ユーザがスキャンを行う場合、代替手段として以下の処理を行ってよい。コントローラユニット201は、ユーザからジェスチャ操作を受付ける。コントローラ201は、ジェスチャ操作に応じて割り付け数と配置順の候補を画面に表示し、ユーザに確認させる。このとき表示する候補は、スキャンされた原稿が縦原稿であった場合の割り付けパターンと、横原稿であった場合のパターンである。コントローラユニット201は、表示したジェスチャパターンと画面表示時の携帯端末101を任意の記憶装置に記憶しておく。コントローラユニット201は、スキャンが開始され、原稿の向きが確定した段階で割り付け数と配置順を画定し、確定した設定に従ってスキャン画像を作成する。上述の処理によれば、用紙の向きが分からない場合でも、簡易なジェスチャ操作により割り付け数と配置順とを同時に設定することが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
102 タッチパネル
201 コントローラユニット
201 コントローラユニット
Claims (11)
- タッチパネルを備える表示画面を有する操作部と、
情報処理装置と用紙の向きを検出する検出手段と、
前記タッチパネルへのジェスチャ操作を特定する特定手段と、
前記検出された前記情報処理装置と用紙の向きと、前記特定されたジェスチャ操作とに基づいて、割り付け印刷の設定を行う設定手段とを備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記検出手段は、前記情報処理装置と前記用紙のそれぞれの向きが、横向きか縦向きかを検出し、
前記検出された前記情報処理装置と前記用紙の向きの組み合わせに応じて、前記割り付け印刷における一枚の用紙に配置されるページ数とページの配置順を指定するための縦横のグリッド線を前記操作部が有する表示画面に表示する表示手段とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - グリッド線と、前記グリッド線で仕切られた前記操作部が有する表示画面でのジェスチャ操作と、前記グリッド線とジェスチャ操作とに対応する割り付け印刷のレイアウトを含むレイアウト情報が予め記憶された記憶手段を備え、
前記特定手段は、前記表示手段によって表示されたグリッド線で仕切られた前記操作部が有する表示画面でのジェスチャ操作を特定し、
前記設定手段は、前記記憶手段に記憶されたレイアウト情報と、前記表示手段によって表示されたグリッド線と、前記特定手段によって特定されたジェスチャ操作とに基づいて、前記割り付け印刷の設定を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、
前記情報処理装置と用紙の向きがそれぞれ横向きである場合に、前記用紙が横向き、かつ、前記一枚の用紙に配置されるページ数が4または16を指定するためのグリッド線を表示し、
前記用紙の向きが横向きであり、前記情報処理装置の向きが縦向きである場合に、前記用紙が縦向き、かつ、前記一枚の用紙に配置されるページ数が2または8を指定するためのグリッド線を表示し、
前記情報処理装置と用紙の向きがそれぞれ縦向きである場合に、前記用紙が縦向き、かつ、前記一枚の用紙に配置されるページ数が4または16を指定するためのグリッド線を表示し、
前記用紙の向きが縦向きであり、前記情報処理装置の向きが横向きである場合に、前記用紙が横向き、かつ、前記一枚の用紙に配置されるページ数が2または8を指定するためのグリッド線を表示する
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記ジェスチャ操作はドラッグ操作またはタップ操作である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記特定手段は、前記ジェスチャ操作が前記ドラッグ操作である場合に、前記ドラッグ操作の始点と終点の座標と前記始点から終点までに通過した、前記グリッド線で区切られた画面領域の通過順序を特定することにより前記ジェスチャ操作を特定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記特定手段は、前記ジェスチャ操作が前記タップ操作である場合に、前記グリッド線で区切られた画面領域において一番目にタップされた座標と二番目にタップされた座標を特定することにより前記ジェスチャ操作を特定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記タップ操作により前記タッチパネルに一番目にタップされた場合に、二番目のタップを促す通知情報を前記表示画面にポップアップ表示する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記設定手段による設定が反映された画面を前記操作部に表示する
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - タッチパネルを備える表示画面を有する操作部を備えた情報処理装置の制御方法であって、
情報処理装置と用紙の向きを検出する検出工程と、
前記タッチパネルへのジェスチャ操作を特定する特定工程と、
前記検出された前記情報処理装置と用紙の向きと、前記特定されたジェスチャ操作とに基づいて、割り付け印刷の設定を行う設定工程とを含む
ことを特徴とする制御方法。 - 請求項10に記載の制御方法をコンピュータにより実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012262602A JP2014109808A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびコンピュータプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017200081A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム |
WO2020009047A1 (ja) * | 2018-07-05 | 2020-01-09 | クラリオン株式会社 | 情報制御装置、及び表示変更方法 |
-
2012
- 2012-11-30 JP JP2012262602A patent/JP2014109808A/ja active Pending
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