JP2014108533A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プレビュー画面を介したユーザの直感的な操作に応じた印刷設定を行い、その設定結果を上記プレビュー画面の表示に反映させることで、ユーザが直感的に印刷設定結果の確認をできるようにする画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、一または複数のページを含むプレビュー画像を操作画面に表示し、操作画面を介したジェスチャ操作を特定し、特定されたジェスチャ操作と、予め設定された印刷設定とに基づいて前記印刷設定を変更する。画像処理装置は、変更された印刷設定を用いてプレビュー画像を更新し、更新されたプレビュー画像を表示する。
【選択図】図4
【解決手段】画像処理装置は、一または複数のページを含むプレビュー画像を操作画面に表示し、操作画面を介したジェスチャ操作を特定し、特定されたジェスチャ操作と、予め設定された印刷設定とに基づいて前記印刷設定を変更する。画像処理装置は、変更された印刷設定を用いてプレビュー画像を更新し、更新されたプレビュー画像を表示する。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
タッチパネルや大型のディスプレイを備えた画像処理装置が一般的に提供されている。そのような画像処理装置は、印刷設定を反映したイメージをディスプレイ上にプレビュー表示する。特許文献1は、操作画面を設け、イメージをプレビューするプレビュー領域を有する操作画面を表示し、ユーザ操作に応じて印刷設定を行うウィンドウを作成し、プレビュー領域を覆って表示する画像処理装置を開示している。
特許文献1が開示する画像処理装置を利用するユーザは、プレビュー領域とは別の領域で印刷設定を行わなければならない。また、印刷設定用のウィンドウはプレビュー領域を覆うように表示されるため、ユーザは印刷設定および設定結果を直感的に確認できない。本発明は、プレビュー画面を介したユーザの直感的な操作に応じた印刷設定を行い、その設定結果を上記プレビュー画面の表示に反映させることで、ユーザが直感的に印刷設定結果の確認をできるようにする画像処理装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の画像処理装置は、一または複数のページを含むプレビュー画面を表示させる表示手段と、前記操作画面を介したジェスチャ操作を特定する特定手段と、特定された前記ジェスチャ操作と、予め設定された印刷設定とに基づいて前記印刷設定を変更する変更手段とを備え、前記表示手段は、変更された前記印刷設定を用いて前記プレビュー画面を更新し、更新された前記プレビュー画面を表示する。
本発明の画像処理装置によれば、プレビュー画面を介したユーザの直感的な操作に応じた印刷設定を行い、その設定結果を上記プレビュー画面の表示に反映させることで、ユーザが直感的に印刷設定結果の確認をできる。従って、ユーザは画面の切り替えやボタン操作を行うことなく視認性の高い画面で印刷設定を行うことが可能となり、ユーザの利便性がより一層向上する。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図1では、画像処理装置として、MFP(Multi Function Peripheral)を例にとって説明する。MFP101は、CPU111乃至プリンタ122を備える。CPU111、RAM112、ROM113、入力部114、表示制御部115、外部メモリI/F116、通信I/Fコントローラ117は、システムバス110に接続されている。また、タッチパネル118、ディスプレイ119、外部メモリ120が、システムバス110に接続されている。各処理部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。CPU111、RAM112、及びROM113はそれぞれ、Central Processing Unit、Random Access Memory、Read Only Memoryの略称である。
図1は、本実施形態の画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。図1では、画像処理装置として、MFP(Multi Function Peripheral)を例にとって説明する。MFP101は、CPU111乃至プリンタ122を備える。CPU111、RAM112、ROM113、入力部114、表示制御部115、外部メモリI/F116、通信I/Fコントローラ117は、システムバス110に接続されている。また、タッチパネル118、ディスプレイ119、外部メモリ120が、システムバス110に接続されている。各処理部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。CPU111、RAM112、及びROM113はそれぞれ、Central Processing Unit、Random Access Memory、Read Only Memoryの略称である。
ROM113は、不揮発性のメモリであり、画像データやその他のデータ、CPU111が動作するための各種プログラムなどが、それぞれ所定の領域に格納される。RAM112は、揮発性のメモリであり、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。CPU111は、例えばROM113に格納されるプログラムに従い、RAM112をワークメモリとして用いて、このMFP101の各部を制御する。なお、CPU111が動作するためのプログラムは、ROM113に限らず、外部メモリ(ハードディスク等)120に予め記憶しておいてもよい。
入力部114は、ユーザ操作を受け付け、操作に応じた制御信号を生成し、CPU111に供給する。例えば、入力部114は、入力デバイスとして機能するキーボード(不図示)や、マウス(不図示)やタッチパネル118からユーザ操作を受付ける。なお、タッチパネル118は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて入力部114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いこのMFP101の各部を制御する。これにより、MFP101はユーザ操作に応じた動作を行うことができる。
表示制御部115は、ディスプレイ119に対して画像を表示させるための表示信号を出力する。例えば、CPU111は、プログラムに従い生成した表示制御信号を表示制御部115に供給する。表示制御部115は、この表示制御信号に基づき表示信号を生成してディスプレイ119に対して出力する。例えば、表示制御部115は、CPU111が生成する表示制御信号に基づき、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面をディスプレイ119に表示させる。
なお、タッチパネル118はディスプレイ119と一体的に構成され、操作部としても機能する。例えば、製造者は、タッチパネル118を光の透過率がディスプレイ119の表示を妨げないように構成し、ディスプレイ119の表示面の上層に取り付ける。そして、製造者は、タッチパネル118における入力座標と、ディスプレイ119上の表示座標とを対応付ける。これにより、ユーザがディスプレイ119上に表示された画面を直接的に操作できるGUIが構成される。
外部メモリI/F116は、例えばハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスク、又はCDやDVD、メモリーカード等の外部メモリ120が装着可能である。外部メモリI/F116は、CPU111の制御に基づき、装着された外部メモリ120からデータを読み出し、外部メモリ120にデータを書き込む。通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLANやインターネット、有線、無線等の各種ネットワーク102に対する通信を行う。ネットワーク102には、PCや他のMFP、プリンタ、サーバ等、様々な装置がMFP101と通信可能に接続される。
スキャナ121は原稿を読み取り、画像データを生成する。プリンタ122は、入力部114を介して入力されたユーザの指示や通信I/Fコントローラ117を介して外部装置から入力されたコマンドに基づいて、印刷処理を実行する。なお、CPU111は、タッチパネル118への例えば以下のジェスチャ操作や状態を特定できる。ユーザがタッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。ユーザがタッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルに触れられたまま指やペンが移動していること(以下、ムーブと称する)。ユーザがタッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)等である。
これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標はシステムバス110を通じてCPU111に通知され、CPU111は通知された情報に基づいてタッチパネル上の操作を特定する。タッチパネル上で移動する指やペンの移動方向であっても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎にムーブを判定できる。
またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。
CPU111は、所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことを検出し、そのままタッチアップを検出すると、フリックが行なわれたと判定する。また、所定距離以上のムーブが検出され、そのままタッチオンが検出されている場合には、ドラッグが行なわれたと判定する。タッチパネル118は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
次に、MFP101が備えるプレビュー機能について説明する。本実施形態において、プレビュー機能とは、RAM112または外部メモリ120に保存された画像データをディスプレイ119に表示する機能である。CPU111は、一または複数のページが含むプレビュー画面をディスプレイ119に表示させる機能を有する。すなわち、CPU111は、保存された画像データから、ディスプレイ119で表示するのに適したフォーマットの画像データを生成する。以下ではディスプレイ119に表示するのに適したフォーマットの画像データをプレビュー画像と呼ぶ。なお、外部メモリ120に保存された画像データは、複数のページから構成されていてもよく、その場合にはページ毎にプレビュー画像が生成される。プレビュー機能は、プリンタ122による印刷前のプレビューに限らず、画像データの内容を確認する目的で、あらゆる用途に適用することができる。
MFP101は、一つ以上の保存方法により画像データをRAM112もしくは外部メモリ120に保存することができる。例えば、MFP101は、スキャナ121によって読み取られた原稿から生成された画像データを保存する。又は、MFP101は、通信I/Fコントローラ117を介してネットワーク102上に接続されているPC等の外部装置から受信した画像データを保存する。又は、MFP101は、外部メモリI/F116に装着された可搬型の記憶媒体(USBメモリやメモリーカード等)から受信した画像データを保存する。その他、MFP101は、別の保存方法によって画像データを外部メモリ120に保存してもよい。なお、保存される画像データはスキャナ121によって読み取られた原稿に対し印刷設定内容を含む各種設定内容が反映されたデータであってもよい。又、ディスプレイ119に表示される画像データは、文字情報を含むものであってもよいし、写真やグラフィックイメージ等の画像情報を含むものであってもよいし、その両方やその他の情報を含むものであってもよい。又、画像データは予め内部に保存されたサンプルイメージであってもよい。
図2は、MFP101のディスプレイ119に表示されたプレビュー画像を示す画面例である。図2(A)に示すプレビュー画面200は、プレビュー画像を表示するための画面であり、プレビュー表示領域201、印刷指示ボタン202、閉じるボタン203を含む。プレビュー表示領域201は、プレビュー画像204を表示するための表示領域であり、ユーザのジェスチャ操作を受け付ける領域である。図2では、例として両面印刷設定がされ、プレビュー表示領域201に、プレビュー画像が用紙3枚分(6ページ)表示されている。プレビュー表示領域201に収まらない3ページ目が存在することを示すために、MFP101はプレビュー表示領域201の端にページの一部分だけを表示しているが、一部分ではなく全体を表示してもよい。又は、MFP101は、プレビュー表示領域201にプレビュー画像を1ページ分だけ表示しても良い。
MFP101のCPU111は、プレビュー表示領域201に対するジェスチャ操作を検出し、プレビュー画像204の表示を操作すること、および印刷設定を変更することができる。ジェスチャ操作は、上述のフリックやドラッグの他に、タッチパネル上で2点以上をタッチした状態(タッチダウン)からそれらの間隔を広げる操作であるピンチアウトや、逆に間隔を狭める操作であるピンチインがある。これ以外の操作をジェスチャ操作として採用してもよい。なお、ジェスチャ操作を受け付ける領域はプレビュー表示領域201の近傍の領域を含めたものであっても構わない。
印刷指示ボタン202は、ユーザが現在の印刷設定を確定し、印刷を指示するためのボタンである。ユーザがこのボタンを押下することによって、CPU111は印刷指示を受付け、プレビュー画面200を閉じ別の画面に遷移させる。閉じるボタン203は、プレビュー画面200を表示している間に行った印刷設定を破棄するためのボタンである。このボタンを押下することによって、CPU111はプレビュー画面200の画面を閉じ別の画面に遷移させ、また、プレビュー機能を終了させるためのボタンである。
プレビュー画像204は、画像データに対する各種設定に基づいて作成された画像である。各種設定が行われていない状態では、CPU111は、保存されている画像データを適切なサイズに縮小した画像でプレビュー画像204をディスプレイ119に表示する。なお、各種設定は、印刷方法を設定する印刷設定や、原稿の読み取り方法を設定する原稿読み取り設定や、MFP101の動作を設定するMFP設定のいずれかであってもよいし、これらを組み合わせた設定であってもよい。
図2に示す画面例では、CPU111が両面プリント設定が行われた画像データをプレビュー表示している場合を示している。両面プリント設定とは、複数ページの原稿画像を一枚の用紙上のオモテ面とウラ面に配置する設定である。両面プリント設定として、片面から両面プリント、両面から両面プリント、両面から片面プリント、見開きから両面プリント等の設定が可能である。「片面から両面プリント」設定とは、片面の原稿を読み込んで一枚の用紙の両面に配置する設定である。「両面から両面プリント」設定とは、両面の原稿を読み込んで一枚の用紙の両面に配置する設定である。「両面から片面プリント」設定とは、両面の原稿を読み込んで一枚の用紙の片面に配置する設定である。つまり、両面プリント設定にカテゴリ上は分類されているが実質は両面プリントではない設定である。
「見開きから両面プリント」設定とは、本などの見開き状態で印刷された原稿を読み込んで一枚の用紙上の両面に配置する設定である。「見開きから両面プリント」設定はさらに、左右ページから両面、表裏ページから両面等の設定が可能である。「左右ページから両面」設定(第1の両面印刷設定))とは、見開き原稿の左ページと右ページをページ対として一枚の用紙上のオモテ面とウラ面に配置する設定である。原稿の最初のページを、最初の用紙のオモテ面に配置し、原稿の次のページを最初の用紙の裏面に配置し、以降、その順番に従って配置される。「表裏ページから両面」設定(第2の両面印刷設定)とは、見開き原稿の表ページと裏ページを一枚の用紙上のオモテ面とウラ面に配置する設定である。原稿の最初のページを、最初の用紙のウラ面に配置し、原稿の次のページを次の用紙のオモテ面に配置し、以降、その順番に従って配置される。最初の用紙のオモテ面には白紙のページが配置される。「左右ページから両面」設定と「表裏ページから両面」設定は排他の関係であり、両方の設定を同時に行う事はできない。どちらかの設定を行った場合は、対となるもう一方の設定は設定を解除される。
図2(A)のプレビュー画像204は、既設定として複数ページから構成された見開き原稿に対して、「見開きから両面プリント」設定と、「左右ページから両面」設定がされている場合の例である。ここで、ユーザのドラッグ操作による、両面プリントの詳細設定を行う制御について説明する。本実施形態において、ユーザはプレビュー表示領域201を指やペンでタッチしてドラッグ操作を行う事によって、見開きから両面プリント設定時に、「表裏ページから両面設定」と左右ページから両面設定をすることができる。なお、以下の説明ではドラッグ操作を用いた場合について説明するが、フリック操作によって同様の処理を行うようにしてもよい。
MFP101のCPU111は、特定されたジェスチャ操作に応じた印刷設定を行う。例えば、CPU111は、ドラッグ操作を検出すると、両面プリントの詳細設定を変更する。両面プリントの詳細設定の変更とは、現在設定されている「左右ページから両面」設定から「表裏ページから両面」設定に設定を切り換えることである。CPU111は、設定を切り換えるか否かはドラッグ操作の方向によって決定する。CPU111は、両面プリントの詳細設定が現在の設定から変更された場合に、変更後の設定(ここでは表裏ページから両面設定)を反映したプレビュー画像204を作成し、ページを更新する。そして、CPU111はディスプレイ119のプレビュー表示領域201に更新されたページを表示する。図2(B)のプレビュー画像204は、見開きから両面プリント設定と、表裏ページから両面設定がされている場合の例である。
次に、ドラッグ操作の方向に応じた設定方法の具体例について説明する。MFP101のCPU111は、ドラッグ操作を検出した場合にドラッグ操作が行われた方向を特定する。ドラッグの方向に対して、予め定めた処理が設定されている場合、設定された処理を行う。例えば、右方向のドラッグに対しては「表裏ページから両面」設定をすると対応付けておく。CPU111は、プレビュー表示領域201において右方向へのドラッグを検出した場合、「表裏ページから両面」設定をする。又、「表裏ページから両面」設定に対応するドラッグの方向とは別の方向に対して「左右ページから両面」設定をすると対応付けることもできる。
なお、「左右ページから両面」設定は「表裏ページから両面」設定と反対の方向を対応付けるようにしてもよい。なお、既に設定がされている場合は、当該設定と対応付けられている方向へのドラッグを検出しても、再度設定を行わない構成であってもよいのは言うまでもない。又、設定に対応付けるドラッグの方向は複数ページのプレビュー画像204をプレビュー表示領域201に並べて表示しているその並び方向によって決定しても良い。
例えば、CPU111は、複数のプレビュー画像204がプレビュー表示領域201の中で左右方向に並んでいる場合に、左右の片方向を「左右ページから両面」設定に対応付け、もう一方向を「表裏ページから両面」設定に対応付けることもできる。複数のプレビュー画像204が上下方向に並んでいる場合は、CPU111は上方向と下方向をそれぞれ別の設定に対応付けてもよい。
又、設定に対応づけられるドラッグの方向は固定的ではなく、流動的であってもよい。例えば、CPU111は、複数ページのプレビュー画像が左右方向に並んでいる場合、先頭ページが表示されているときには後続するページ、つまり右方向へのドラッグを検出して「表裏ページから両面」設定をする。また、CPU111は、後続するページから先頭ページ、つまり左方向へのドラッグを検出して「左右ページから両面」設定をする。そして、後尾ページが表示されているときには方向を逆転して、左方向へのドラッグを検出して「表裏ページから両面」設定をし、右方向へのドラッグを検出して「左右ページから両面」設定をすることもできる。これはドラッグの方向が、複数並んでいるプレビュー画像の両端に向かう方向か中心に向かう方向かということを方向の定義としているということもできる。
又、特定の方向に対して二つ以上の別の処理をすることが対応付けられている場合もある。例えば、プレビュー表示領域201に対する左方向と右方向のドラッグ操作に対しては、複数ページのプレビュー画像204をスクロール表示する処理と両面プリントの詳細設定をする処理の二つが対応付けられている場合がある。この場合、CPU111は、ドラッグの方向のみで対応付けられた処理を決定するのではなく、ドラッグの方向とは別の条件も加味して処理を決定するようにしてもよい。例えば、CPU111は、プレビュー表示領域201を複数の領域に分割し、ドラッグ操作を検出した領域によって処理を切り分けてもよい。複数の領域として、プレビュー表示領域201を上下に二分割し、上部の領域に対するドラッグ操作の場合はスクロール表示する処理を行い、下部の領域に対するドラッグ操作の場合は両面プリントの詳細設定をおこなうようにしてもよい。
又、ドラッグの方向とは別の条件として、現在の設定モードを条件にしてもよい。設定モードとは、印刷設定を行う印刷設定モードや、プレビュー画像204のスクロール表示を行うスクロールモードなどの処理を設定するモードのことである。CPU111は、プレビュー画面上に前述のモードを切り換えるボタンを配置し、ボタンの押下により設定モードを切り換えてもよい。又は、CPU111は、ユーザがプレビュー画面200上の特定の領域をタッチダウンし続ける長押し操作により、設定モードを切り換えるようにしてもよい。
又、ジェスチャ操作の種類によって処理を決定するようにしてもよい。例えば、1本指によるドラッグ操作の場合はスクロール表示を行い、2本指によるドラッグの操作の場合は両面プリントの詳細設定を行うようにしてもよい。又、ドラッグ操作の場合とフリック操作の場合で処理を切り分けても良い。すなわち、ドラッグ操作の場合はスクロール表示を行い、フリック操作の場合は両面プリントの詳細設定を行うようにしてもよいし、その逆でもよい。
次に、ユーザのドラッグ操作により、両面印刷設定を変更し、ディスプレイ119に表示されているプレビュー画像の表示を変更する一連の処理について図3のフローチャートを用いて詳細に説明する。図3の各ステップは、MFP101のCPU111がプログラムを実行することによって処理される。実行されるプログラムは、ROM113や外部メモリ120等のメモリに格納されており、RAM112に展開されて実行される。
S301において、CPU111は、プレビュー画面200に表示されているプレビュー表示領域201に対するドラッグ操作を検出する。そしてS302において、CPU111は、S301において検出されたドラッグ操作の方向を特定する。上述したように、ドラッグの方向はタッチダウンとタッチアップそれぞれの座標から特定する事が出来る。
S303において、CPU111は、ユーザのドラッグ操作を検出すると、両面印刷設定である「見開きから両面プリント」設定が設定されているか否かを判定する。両面印刷の詳細設定である「左右ページから両面」設定および「表裏ページから両面」設定は「見開きから両面プリント」設定が設定されている場合に設定可能な項目である。CPU111が「見開きから両面」プリント設定がされていると判定した場合、処理はS304へ進む。CPU111が「見開きから両面」プリント設定が設定されていないと判定した場合は、両面印刷の詳細設定に対しての設定変更は行わない。この場合は、両面印刷の詳細設定とは別の設定を変更するが、この処理については図3のフローチャートでは省略する。
S304において、CPU111は、ドラッグ操作がプレビュー画像204のページをスクロール表示する操作であるか否かを判定する。例えば、プレビュー表示領域201に全てのページが表示されており、ページをスクロール表示して内容を確認する必要のない表示になっている場合は、ページをスクロール表示する操作ではないと判定することができる。ページをスクロール表示する操作で無いと判定した場合は、S305へ進む。ページをスクロール表示する操作であると判定した場合は、CPU111は、両面印刷の詳細設定に対して設定変更は行わない。この場合は、ページをスクロール表示する処理を行うが、この処理については図3のフローチャートでは省略する。なお、プレビュー表示領域201に全てのページが表示されていない場合であっても、上述した設定モードなどの手段を用いて、CPU111が両面印刷の詳細設定モードを検出し、詳細設定に対して設定変更を行う構成としてもよい。
S305において、CPU111は、S302で特定されたドラッグの方向に基づいて、対応する両面印刷設定を特定する。そして、S306において、CPU111は、特定した印刷設定を設定し、設定された内容を反映したプレビュー画像204を生成し、プレビュー表示領域201に表示させる。
図3のフローチャートに従った処理を、図4の具体例を用いて説明する。図4に示すように、ディスプレイ119は、複数ページのプレビュー画像204をプレビュー表示領域201に横方向に並べ、「見開きから両面プリント」設定が行われたプレビュー画面を表示している。この例では、複数ページから構成されたプレビュー画像204の先頭ページが表示されている。
図4の401は、プレビュー表示領域201のうち、プレビュー画像204の先頭ページより左側の領域を示している。図4の402はプレビュー表示領域201のうち、プレビュー画像204の先頭ページより右側の領域を示している。
図4に示す例では、ユーザが、右方向へドラッグ操作した場合を考える。図4に示す例では、複数ページのプレビュー画像がプレビュー表示領域201に収まりきらずに表示されている。この場合、CPU111はプレビュー表示領域201に対して、左右の方向へドラッグ操作を行うことでページのスクロール表示する処理をする。CPU111は、左方向へのドラッグ操作では後尾のページに向かってスクロール表示をし、右方向のドラッグ操作では先頭のページに向かってスクロール表示をする。図4(A)に示すように先頭のページまでスクロール表示されており、これより先にページが存在しない場合、右方向のドラッグ操作でスクロール表示はされない。この状態では、左方向へのドラッグ操作では通常通り、後尾のページに向かってスクロール表示がされる。
CPU111は、先頭のページが表示されていて、かつ、両面印刷設定がされている場合に、ドラッグの開始時の位置が401か否かによって処理を切り換える。CPU111は、ドラッグの開始位置が401であり、かつ、右方向へのドラッグ操作を検出した場合、「表裏ページから両面」設定をする。CPU111は、ドラッグの開始位置が402の場合は、設定の変更はしない。CPU111は、ドラッグ開始位置が401であり、「表裏ページから両面」設定がされている場合は、左方向へのドラッグ操作を検出した場合、「左右ページから両面」設定に変更する。
つまり、CPU111は、ドラッグの開始位置が402で右方向へのドラッグ操作の場合、先頭のページまで表示されていないときは、先頭ページへ向かってスクロール表示をする。CPU111は、先頭のページまで表示されているときは、スクロール表示はしない。CPU111は、ドラッグの開始位置が402で左方向へのドラッグ操作の場合、後尾のページまで表示されていないときは、後尾ページへ向かってスクロール表示をする。後尾のページまで表示されているときは、スクロール表示はしない。
CPU111は、ドラッグの開始位置が401で右方向へのドラッグ操作の場合、「左右ページから両面」設定がされているときは、「表裏ページから両面」設定に設定を変更する。CPU111は、「表裏ページから両面」設定が既に設定済みの場合は、設定は変更しない。CPU111は、ドラッグの開始位置が401で左方向へのドラッグ操作の場合、「表裏ページから両面」設定がされているときは、「左右ページから両面」設定に設定を変更する。CPU111は、「左右ページから両面」設定が既に設定済みの場合は、設定は変更しない。
なお、符号401および402で示される領域はプレビュー表示領域201の中に限定はされず、近傍の領域を含む構成であってもよい。又、符号401と402で示される領域は、先頭ページの左側を境界とするのではなく、他の条件であってもよい。例えば、プレビュー画像の存在する領域か否かをもとに領域を区別する構成であってもよい。このように、プレビュー表示領域201に対するタッチダウンの座標に基づいて処理を切り換えることで、CPU111は、スクロール表示処理と設定変更処理を、ユーザの切り換え作業なしで処理することができる。
「左右ページから両面」設定から「表裏ページから両面」設定に設定が変更された場合、S306において、「表裏ページから両面」設定が反映されたプレビュー画像204を生成し、プレビュー表示領域201の表示を更新する。本具体例では設定を反映した表示として、プレビュー表示領域201の左方から白紙のページが1ページ分だけスライドインして入ってくるアニメーション表示をする。
以上のように、本実施形態によれば、プレビュー表示領域に対するドラッグ操作又はフリック操作によって、両面印刷設定がされている場合に、両面印刷の詳細設定を変更する事ができる。又、その変更結果をプレビュー表示領域に反映した表示にすることができる。これにより、プレビュー表示領域に対するユーザ操作とその結果の反映をより直感的に見せる事が可能となり、ユーザの利便性がより一層向上する。
(実施形態2)
実施形態1では、ドラッグ操作又はフリック操作により両面印刷の詳細設定を行うことを特徴としていた。本実施形態では表紙設定を行うことを特徴とする。表紙設定とは、1枚目の用紙に本文のページとは別の紙をつける設定のことである。
実施形態1では、ドラッグ操作又はフリック操作により両面印刷の詳細設定を行うことを特徴としていた。本実施形態では表紙設定を行うことを特徴とする。表紙設定とは、1枚目の用紙に本文のページとは別の紙をつける設定のことである。
画像処理装置として機能する本実施形態のMFP101は、図1及び図2を用いて説明したMFP101と同様の構成であるため、説明を省略する。図5は、本実施形態のMFP101が、ユーザのドラッグ操作により、表紙設定をし、ディスプレイ119に表示されているプレビュー画像206の表示内容を変更する処理を示すフローチャートである。図5の各ステップは、MFP101のCPU111がプログラムを実行することによって処理される。そのプログラムは、ROM113や外部メモリ120等のメモリに格納されており、RAM112に展開されて実行される。
S501からS502までの処理は、図3のS301からS302までの内容と同様であるため、説明を省略する。S503において、CPU111は、S502で特定したドラッグの方向が右方向か否かを判定する。右方向であると判定した場合、処理はS504へ進む。右方向でないと判定した場合は、表紙設定は行わない。そして、S504において、CPU111は、プレビュー表示領域201に並んでいるプレビュー画像204の先頭ページが表示されているか否かを判定する。先頭ページが表示されている表示であると判定した場合は、処理はS505へ進む、先頭ページが表示されている表示でないと判定した場合、表紙設定は行わない。
S505において、CPU111は、ドラッグ操作のタッチダウンの位置座標が、後続するページ側と逆方向側、すなわち図4の401の領域か否かを判定する。タッチダウンの位置座標が領域401内であると判定した場合は、処理はS506へ進む。領域401内ではないと判定した場合は、表紙設定は行わない。領域401内ではない場合、CPU111はプレビュー画像をスクロール表示する処理を行うが、この処理については図5のフローチャートでは省略する。そして、S506において、CPU111は、印刷設定として「見開きから両面プリント」設定がされているか否かを判定する。「見開きから両面プリント」設定がされていないと判定した場合は、処理はS507へ進む。「見開きから両面プリント」設定がされていると判定した場合は、処理はS508へ進む。
S507において、CPU111は、ドラッグ操作に対応付けられた処理は、表紙設定であると特定し、処理はS510へ進む。S508において、CPU111は、両面印刷設定として「左右ページから両面」設定がされているか否かを判定する。CPU111は「左右ページから両面」設定がされていると判定した場合は、処理はS509へ進む。「左右ページから両面」設定がされていないと判定した場合は、処理はS507へ進む。すなわち、「左右ページから両面」設定がされていない場合は、「表裏ページから両面」が設定されていることを示す。「左右ページから両面」設定されている場合、表紙設定は実行できないため、CPU111はS508の判定処理を行う。S509において、CPU111は、ドラッグ操作に対応付けられた処理は、「表裏ページから両面」設定であると特定し、処理はS510へ進む。S510の以降の処理は、図3のS306以降の内容と同様であるため、詳しい説明は省略する。
図6はプレビュー画面の表示例である。上述のフローチャートを行った結果、CPU111はディスプレイ119に表紙601が挿入されたプレビュー画像を表示する。なお、ユーザが領域601をタッチダウンすることで、CPU111は表紙の詳細設定を設定するポップアップ画面を表示することも出来る。なお、図5のフローチャートの全てのステップが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
以上のように、本実施形態によれば、ドラッグ操作又はフリック操作に対応付けられた処理が表紙設定であると特定した場合に、表紙設定を行い、設定結果をプレビュー画面に反映して表示させることができる。
(実施形態3)
実施形態1および実施形態2ではドラッグ操作又はフリック操作により印刷設定をすることを特徴としていた。本実施形態では、ピンチアウト操作により、ページ間に挿入紙を挿入する挿入紙設定をすることを特徴とする。挿入紙設定とは、印刷するページの間に別の用紙を挿入する設定のことである。
実施形態1および実施形態2ではドラッグ操作又はフリック操作により印刷設定をすることを特徴としていた。本実施形態では、ピンチアウト操作により、ページ間に挿入紙を挿入する挿入紙設定をすることを特徴とする。挿入紙設定とは、印刷するページの間に別の用紙を挿入する設定のことである。
画像処理装置として機能する本実施形態のMFP101は、図1及び図2を用いて説明したMFP101と同様の構成であるため、説明を省略する。図7は、本実施形態におけるユーザのピンチアウト操作により、MFP101のCPU111が挿入紙設定を行い、ディスプレイ119に表示されているプレビュー画像206の表示内容を変更する処理を示すフローチャートである。図7の各ステップは、MFP101のCPU111がプログラムを実行することによって処理される。そのプログラムは、ROM113や外部メモリ120等のメモリに格納されており、RAM112に展開されて実行される。
S701において、CPU111は、プレビュー画面200に表示されているプレビュー表示領域201に対するピンチアウト操作を検出する。そしてS702において、CPU111は、S701において検出されたピンチアウト操作の位置座標を特定する。ピンチアウト操作の位置座標は、タッチパネル上の2点以上をタッチしたそれぞれの座標を平均する中心点を計算することによって特定することが出来る。S703において、CPU111は、S702で特定したピンチアウト操作の位置座標が複数ページのプレビュー画像の隣り合うページの両端より内側にあるか否かを判定する。
図8(A)および図8(B)は、プレビュー画面の表示例を示す。図8(A)の符号801は、プレビュー表示領域201に表示されているプレビュー画像の先頭ページと次ページに挟まれた領域である。ピンチアウト操作の位置座標が両端ページより内側にある領域801の場合、処理はS704へ進む。CPU111は、ピンチアウト操作の位置座標が801の領域で無い場合は、挿入紙の設定はしない。
S704において、挿入紙設定を特定すると、CPU111はピンチアウト操作の位置座標に最も近い用紙の区切り位置を計算し、計算した区切り位置に挿入紙を設定し、処理はS705へ進む。S705以降の処理は、図3のS306以降の内容と同様であるため、詳しい説明は省略する。
図8(B)は、上述のフローチャートを行った結果、802の挿入紙が挿入されたプレビュー画像を示す。なお、領域802をタッチダウンする事で、CPU111は挿入紙の詳細設定を設定するポップアップ画面を表示することも出来る。ピンチアウト操作の位置座標が用紙のオモテ面のプレビュー画像とウラ面のプレビュー画像の間に位置する場合は、挿入エラーを示すエラーメッセージを表示する構成であっても良い。
以上のように、本実施形態によれば、ピンチアウト操作に対応付けられた処理が挿入紙の設定であると特定した場合に挿入紙の設定を行い、設定結果をプレビュー画面に反映して表示させることで、より直感的な操作性を提供する事が出来る。
上記実施形態の説明では、本発明を実施する装置の一例としてMFPとしたが、本発明を実施する装置は、MFPに限定されるものではない。即ち、MFPに限らず、印刷装置やスキャナ、FAX、デジタルカメラ等の画像形成装置や、PCや携帯情報端末等の情報処理装置を含む、少なくとも画像データを処理することができる画像処理装置に本発明は適用可能である。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
118 タッチパネル
119 ディスプレイ
119 ディスプレイ
Claims (14)
- タッチパネルを有する操作部と、
一または複数のページを含むプレビュー画面を前記操作部に表示させる表示手段と、
前記操作部が有する前記タッチパネルへのジェスチャ操作を特定する特定手段と、
前記特定されたジェスチャ操作に応じた印刷設定を行う設定手段とを備え、
前記表示手段は、前記プレビュー画面に表示される前記1または複数のページを、前記印刷設定が反映されたページで更新する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記特定された前記ジェスチャ操作に応じて、少なくとも両面印刷設定、表紙設定または挿入紙設定のうちのいずれか1つの印刷設定を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記特定手段は、前記ジェスチャ操作の種類と、方向とを特定し、
前記設定手段は、前記特定された前記ジェスチャ操作の種類と、前記方向とに基づいて、前記ジェスチャ操作の種類および方向に予め対応付けられた両面印刷設定を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、既設定の印刷設定が両面印刷設定であって、前記ジェスチャ操作の種類がドラッグ操作又はフリック操作である場合に、前記方向に応じて、見開き原稿のページ対を一枚の用紙の表面と裏面に配置する第1の両面印刷設定か、または前記見開き原稿の表ページと裏ページとを一枚の用紙の表面と裏面に配置する第2の両面印刷設定を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記プレビュー画面に先頭ページが表示されている場合であって、前記特定された方向が、後続するページが表示された位置から前記先頭ページに向かう方向であるときに、前記第1の両面印刷設定を行い、前記先頭ページから前記後続するページに向かう方向であるときに、前記第2の両面印刷設定を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記特定手段は、前記ジェスチャ操作の種類と、方向と、前記ジェスチャ操作の開始時に行われる前記タッチパネル上へのタッチダウンの位置とを特定し、
前記設定手段は、前記プレビュー画面に先頭ページが表示されている場合に、前記特定された前記ジェスチャ操作の種類と、前記方向と、前記タッチダウンの位置とに基づいて、前記表紙設定を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記特定された前記ジェスチャ操作の種類がドラッグ操作又はフリック操作であり、前記特定された方向が前記先頭ページから後続するページに向かう方向であり、前記特定されたタッチダウンの位置が前記後続するページ側と逆方向側の位置である場合に、前記表紙設定を行う
ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、さらに、既設定の印刷設定が、見開き原稿のページに基づいて一枚の用紙の表面と裏面に配置する見開き両面印刷設定であるかを判定し、前記既設定の印刷設定が前記見開き両面印刷設定でないと判定した場合に、前記表紙設定を行う
ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、
前記既設定の印刷設定が前記見開き両面印刷設定であると判定した場合に、前記既設定の印刷設定が前記見開き原稿のページ対を一枚の用紙の表面と裏面に配置する第1の両面印刷であるかを判定し、
前記既設定の印刷設定が前記第1の両面印刷設定でないと判定した場合に、前記表紙設定を行い、
前記既設定の印刷設定が前記第1の両面印刷設定であると判定した場合に、前記見開き原稿の表ページと裏ページとを一枚の用紙の表面と裏面に配置する第2の両面印刷設定を行う
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。 - 前記特定手段は、前記ジェスチャ操作の種類と、前記ジェスチャ操作の開始時に行われる前記タッチパネル上へのタッチダウンの位置とを特定し、
前記設定手段は、前記特定された前記ジェスチャ操作の種類と、前記タッチダウンの位置とに基づいて、前記挿入紙設定を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記特定された前記ジェスチャ操作の種類がピンチアウトであり、前記特定されたタッチダウンの位置が、前記プレビュー画面に含まれるページの両端のページより内側の位置である場合に、前記タッチダウンの位置の近傍のページ間に挿入紙を設定する
ことを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 前記特定されたジェスチャの種類または方向に基づいて、前記表示手段に指示して前記プレビュー画面に含まれるページをスクロール表示させるか、または前記設定手段に指示して前記印刷設定を行わせる制御手段を備える
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - タッチパネルを有する操作部を備える画像処理装置の制御方法であって、
一または複数のページを含むプレビュー画面を前記操作部に表示させる表示工程と、
前記操作部が有する前記タッチパネルに対するジェスチャ操作を特定する特定工程と、
前記特定されたジェスチャ操作に応じた印刷設定を行う設定工程とを有し、
前記表示工程では、前記プレビュー画面に表示される前記一または複数のページを、前記印刷設定が反映されたページで更新する
ことを特徴とする制御方法。 - 請求項13に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012262603A JP2014108533A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012262603A JP2014108533A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (1)
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Family
ID=51029463
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JP2012262603A Pending JP2014108533A (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014108533A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016225872A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | 日本電信電話株式会社 | 移動装置操作端末、移動装置操作方法及び移動装置操作プログラム |
JP2020004271A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、プログラム、及び情報処理装置の制御方法 |
-
2012
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