JP2013250957A - 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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俊久 奥津
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Abstract

【課題】マルチタッチ操作が可能な表示部への複数の操作の組み合わせにより、容易に原稿分割条件を指定可能な画像形成装置、その制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成対象の原稿画像を表示部にプレビュー表示し、タッチパネルで受け付けたタッチ操作のうち、第1操作が検出され、且つ第2操作が検出されなかった場合、表示部にプレビュー表示している原稿画像を該第1操作に従って回転させて表示させ、第1操作及び第2操作が検出されると、表示部にプレビュー表示している原稿画像の一部を分割する。
【選択図】図1

Description

本発明は、拡大印刷を行う画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、タッチパネルを装備したタブレット型の携帯型情報端末が多く製品化され普及しつつある。とりわけマルチタッチ機能を備えた機種は複数の指を使い操作することにより画像の拡大や縮小を直観的に行うことができる。このようなタッチパネルを高機能型のデジタル複合機(MFP:MultiFunctionPrinter)に装備し、印刷設定を行う際に利用することで、より直感的な操作をユーザに提供することができる。印刷設定としては、例えば、集約印刷機能(Nin1印刷機能)や、印刷ページの拡大印刷を行う場合の設定等がこれらの操作を利用すると有効である。
集約印刷(Nin1印刷)機能とは、複数の画像データを1枚の印刷用紙上に集約して印刷するものである。例えば、2in1印刷とは、1枚の印刷用紙の1つの面を2つの領域に分割し、それぞれの領域に印刷文書の1ページ分の画像データを縮小して割り付けることで、1枚の印刷用紙の1つの面に2ページ分の画像データを印刷する印刷手法である。
また、集約印刷された原稿の可読性を高めるため、原稿の一部を拡大印刷する変倍機能が用いられる。従来では、例えば原稿の変倍率を数値で指定する方法や、元原稿のサイズと拡大後の印刷用紙サイズを操作部のメニューに従い指定するなどの方法が採用されてきた。また、集約印刷された原稿を再度分割し、拡大印刷する際に利用するのがページ連写機能である。こちらも従来では元原稿のサイズと原稿分割数、そして印刷用紙サイズを操作部のメニューに従い指定するなどの方法が採用されてきた。
特許文献1には、元原稿のサイズと印刷サイズを指定した結果、画像データを自動的に分割し複数ページに印刷する技術が提案されている。また、特許文献2には、タッチパネルの複数点をタッチ操作することで、上述のような原稿の一部を拡大処理する指示を可能にする技術が提案されている。
特開2008−124895号公報 特開平05−344402号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、上記従来技術では、集約印刷される原稿の一部ページを変倍印刷する際、又はページ連写印刷する際に、変倍率や原稿分割条件・印刷用紙サイズをユーザがメニューの中から指定する必要がある。そのためデジタル複合機にマルチタッチのタッチパネルを採用してもその直感的な操作機能を活かすことができず、操作性の向上が図れない。また、従来の単純拡大指定方式では元原稿がNin1の場合、任意の部分のみ変倍指定することができない。ページ連写も単純に元原稿を2分割や4分割したページを印刷出力するものであり、任意の部分のみ指定して印刷出力するものではない。このように、従来技術における印刷設定方法では、マルチタッチ機能を有する操作部を有効に活用することができない。
本発明は、上述の問題に鑑みて行われたものであり、マルチタッチ操作が可能な表示部への複数の操作の組み合わせにより、容易に原稿分割条件を指定可能な画像形成装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置であって、画像形成対象の原稿画像を表示部にプレビュー表示するプレビュー表示制御手段と、前記表示部に設けられ、タッチ操作を受け付けるタッチパネル手段と、前記タッチパネル手段で受け付けたタッチ操作のうち、第1操作を検出する第1操作検出手段と、前記タッチパネル手段で受け付けたタッチ操作のうち、前記第1操作とは異なる第2操作を検出する第2操作検出手段と、前記第1操作が検出され、且つ前記第2操作が検出されなかった場合、前記表示部にプレビュー表示している原稿画像を該第1操作に従って回転させて表示させ、前記第1操作及び前記第2操作が検出されると、前記表示部にプレビュー表示している原稿画像の一部を分割する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、マルチタッチ操作が可能な表示部への複数の操作の組み合わせにより、容易に原稿分割条件を指定可能な画像形成装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図。 第1の実施形態に係る集約印刷機能を用いてページ集約された原稿の例を示す図。 第1の実施形態に係るプレビュー画像の回転タッチ操作を示す図。 第1の実施形態に係るタッチパネルでの回転タッチ検出を示す図。 第1の実施形態に係る”もぎりジェスチャ”によるページレイアウト判定を示す図。 第1の実施形態に係るランドスケープページ2in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャを示す図。 第1の実施形態に係るポートレイトページ2in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャを示す図。 第1の実施形態に係るランドスケープページ4in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャを示す図。 第1の実施形態に係るポートレイト4in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャを示す図。 第1の実施形態に係るランドスケープページ2in1原稿のページ連写選択プレビューを示す図。 第1の実施形態に係るポートレイトページ2in1原稿のページ連写選択プレビューを示す図。 第1の実施形態に係るランドスケープページ4in1原稿のページ連写選択プレビューを示す図。 第1の実施形態に係るポートレイトページ4in1原稿のページ連写選択プレビューを示す図。 第1の実施形態に係るページ連写印刷の全体処理を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る原稿分割条件決定の処理を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るジェスチャと優先ページの関係を示す図。 第2の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図。 第2の実施形態に係る原稿分割条件決定の処理を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る画像形成装置の構成レオを示す図。 第3の実施形態に係る回転タッチ操作の直径を示す図。 第3の実施形態に係る”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径によるページレイアウト判定を示す図。 第3の実施形態に係るページ連写印刷の処理を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像形成装置の構成>
以下では、図1乃至図15を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置の構成例について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システムでは、画像形成装置20と、情報処理装置であるユーザPC(パーソナルコンピュータ)10とがLAN30で相互通信可能に接続されている。ユーザは画像形成装置20を利用して紙原稿の複写出力を得ることができる。また、ユーザPC10からプリントデータを画像形成装置20へ送信しての印刷出力や、画像形成装置20で読み取った紙原稿のスキャン画像をユーザPC10へ送信してのスキャン入力を行うことも可能である。
画像形成装置20は、コントローラ200、プリンタ120、スキャナ140、及び操作ユニット300を備える。プリンタ120は、画像データに従って用紙に画像を印刷する。スキャナ140は紙原稿から画像情報を読み取る。操作ユニット300は、ユーザ操作を受け付ける。コントローラ200は画像処理や入出力処理を行う。
コントローラ200は、CPU2100、RAM2110、LANC2200、原稿表示方向保持部2600、連写ページ数保持部2610、原稿分割条件保持部2620、選択ページ保持部2630、ROM2120、プリンタIF画像処理部2300、スキャナIF画像処理部2400、操作部IF2500、回転タッチ検出部2700、固定タッチ検出部2710、及び固定タッチ点数保持部2720を備える。なお、各モジュール間はバス2005で接続される。CPU2100は、画像形成装置20の機器全体を統括的に制御する。ROM2120は、プログラムやデータを格納する。RAM2110は、ワーク領域や画像バッファとして用いられる。
LANC2200は、LAN30との入出力処理を制御する。プリンタIF画像処理部2300は、プリンタに画像を出力する。スキャナIF画像処理部2400は、スキャナから画像を入力する。操作部IF2500は、操作ユニットと入出力処理を行う。
原稿表示方向保持部2600は、原稿表示方向記憶手段として機能し、操作ユニット300に表示する原稿プレビュー画像の表示方向の情報を保持する。具体的には、原稿をポートレイト(縦方向)で表示するか、ランドスケープ(横方向)で表示するかの情報を保持する。連写ページ数保持部2610は、操作ユニット300に表示する原稿プレビュー画像から拡大印刷対象とするページ数を保持するものである。例えば2in1であればパラメータ値”2”、4in1であればパラメータ値”4”を保持するものである。原稿分割条件保持部2620は、操作ユニット300に表示した原稿プレビュー画像をページ集約印刷された原稿として扱い、原稿を複数のページに分割する条件を保持するものである。具体的な原稿分割条件に関してはページ集約された原稿の説明にて後述する。
選択ページ保持部2630は、ページ集約された原稿のうち印刷対象として選択するページ情報を保持する。回転タッチ検出部2700は、第1操作検出手段として機能し、操作ユニット300のタッチパネルで回転タッチ操作を検出する。タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、そのうちの2点が一定時間内に回転タッチ操作したことを検出するものである。具体的な回転タッチ操作の検出方法は図4を用いて後述する。固定タッチ検出部2710は、第2操作検出手段として機能し、操作ユニット300のタッチパネルで固定タッチ操作を検出するものである。タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、一定時間以上経過しても座標が変化しないことを検出するものである。固定タッチ点数保持部2720は、固定タッチ操作を検出した際の固定タッチされている点の数を保持する。なお、回転タッチ検出部2700と、固定タッチ検出部2710との関係は図5を用いて後述する。
なお、本発明の特徴を表すプログラムやデータはコントローラ200又は操作ユニット300のメモリに格納される。原稿表示方向保持部2600、連写ページ数保持部2610、原稿分割条件保持部2620、選択ページ保持部2630、及び固定タッチ点数保持部2720が保持する情報は、RAM2110や操作ユニット300のRAM3110内で保持してもよい。
操作ユニット300は、CPU3100、RAM3110、本体IF3150、ROM3120、LCD3200、及びタッチパネル3210を備える。各モジュールは、相互にバス3005に接続される。CPU3100は、操作ユニット300の全体を統括的に制御する。ROM3120は、プログラムやデータを格納する。RAM3110は、ワーク領域や画像バッファとして用いる。本体IF3150は、画像形成装置20のコントローラ200の操作部IF2500と接続して入出力処理を行う。LCD3200は、操作画面や機器のステータスそして原稿のプレビュー表示を行う。タッチパネル3210は、画面上の表示にあわせて指で操作入力を行う。特に本実施形態におけるタッチパネル3210は、複数の操作点座標情報を得ることが可能なマルチタッチ機能を有する。上記構成により操作ユニット300は、画像形成装置20の操作画面や機器のステータスそして原稿の表示を行うとともに、ユーザによるタッチパネル操作に従って機器を操作可能とする。
<ページ集約された原稿>
次に、図2を参照して、集約印刷機能を用いてページ集約された原稿の例について説明する。本実施形態では、スキャナ140で読み取った読取画像は、操作ユニット300のLCD3200にプレビュー表示される。ここでは、プレビュー表示された読み取り原稿について説明する。具体的には、ページの向き(ランドスケープ又はポートレイト)と、集約するページ数(2又は4)との4つの組み合わせ例について説明する。なお、ページ番号はページの順番を示すが、順番は一例であり本実施形態に限定する意図はない。例えば、上下・左右の入れ替えは印刷時の指定で変更可能である。
また、以下では、原稿の種類を特定する情報を原稿分割条件とする。原稿分割条件の情報は、原稿分割条件保持部2620に保持される。本実施形態では具体的なパラメータとして以下の4つを定義する。
ランドスケープページ、2in1原稿は、情報として”0”をパラメータ値として格納する。
ランドスケープページ、4in1原稿は、情報として”1”をパラメータ値として格納する。
ポートレイトページ、2in1原稿は、情報として”2”をパラメータと値して格納する。
ポートレイトページ、4in1原稿は、情報として”3”をパラメータ値として格納する。
図2の201は、ランドスケープ(横)のページを1枚の用紙に2つ集約したランドスケープページ2in1原稿の一例である。1枚の用紙4000に、2つのランドスケープページ4001、4002を縮小して印刷するものである。この場合用紙はポートレイト(縦)となる。用紙の左上を原点とした座標を定義すると、集約されたページのうち、ページ1は座標(x0,y0)と(x1,y1)の矩形領域となり、ページ2は座標(x0,y1)と(x1,y2)の矩形領域となる。
202は、ランドスケープのページを1枚の用紙に4つ集約したランドスケープページ4in1原稿の一例である。1枚の用紙4200に、4つのランドスケープページ4201、4202、4203、4204を縮小して印刷するものである。この場合用紙はランドスケープとなる。集約されたページのうち、ページ1は座標(x0,y0)と(x1,y1)の矩形領域となり、ページ2は座標(x1,y0)と(x2,y1)の矩形領域となる。さらに、ページ3は座標(x0,y1)と(x1,y2)の矩形領域となり、ページ4は座標(x1,y1)と(x2,y2)の矩形領域となる。
203は、ポートレイトのページを1枚の用紙に2つ集約したポートレイトページ2in1原稿の一例である。1枚の用紙4400に、2つのポートレイトページ4401、4402を縮小して印刷するものである。この場合用紙はランドスケープとなる。集約されたページのうち、ページ1は座標(x0,y0)と(x1,y1)の矩形領域となり、ページ2は座標(x1,y0)と(x2,y1)の矩形領域となる。
204は、ポートレイトのページを1枚の用紙に4つ集約したポートレイトページ4in1原稿の一例である。1枚の用紙4600に、4つのポートレイトページ4601、4602、4603、4604を縮小して印刷するものである。この場合用紙はポートレイトとなる。集約されたページのうち、ページ1は座標(x0,y0)と(x1,y1)の矩形領域となり、ページ2は座標(x1,y0)と(x2,y1)の矩形領域となる。さらに、ページ3は座標(x0,y1)と(x1,y2)の矩形領域となり、ページ4は座標(x1,y1)と(x2,y2)の矩形領域となる。
本発明はここで示したようなページ集約された印刷物の原稿から1つのページを指定して拡大印刷することを容易にするものである。例えば201のランドスケープページ2in1原稿の集約された2つのページのうち、ページ1の部分を拡大印刷するといった場合を想定する。
<プレビュー画像の回転タッチ操作>
次に、図3を参照して、プレビュー画像の回転タッチ操作について説明する。図3には、ユーザが操作ユニット300のLCD3200に表示されたプレビュー画像を、タッチパネル3210を回転タッチ操作することにより画像形成対象の原稿画像の回転タッチ操作を行う様子が示される。図3において、4400は、プレビュー表示された原稿画像を示す。4401及び4402は、集約されたページを示す。
図3の301ではポートレイトページ2in1原稿が表示されており、その状態でユーザがタッチパネル上(表示部上)の2点をタッチした状態で時計回りに回転させる。すると、302の状態に移行し、プレビュー画像が時計回りに90°回転し、ランドスケープページ2in1原稿として表示される。以上説明したユーザによるタッチパネルの操作が、プレビュー画像の回転タッチ操作である。この回転タッチ操作により、ユーザは原稿の表示方向を縦横自在に変更することができる。
<タッチパネルでの回転タッチ検出処理>
次に、図4を参照して、タッチパネルにおける回転タッチの検出処理について説明する。本処理は回転タッチ検出部2700が行う。図4の401及び402のグラフは、タッチパネル3210上の座標をx軸、y軸で定義し、ユーザがタッチしている座標を示すものである。ここでは、ユーザがタッチしている2点のx軸に対する角度の差を検出すると回転タッチを検出する様子を示す。
401では、ユーザが(x1,y1)と(x2,y2)の2点をタッチしており、2点を結んだ直線のx軸に対する角度は角度aである。このタッチ状態を維持したまま時計回りにタッチした点を回転させたのが402の状態である。その状態では(x1’,y1’)と(x2’,y2’)の2点をタッチしており、2点を結んだ直線のx軸に対する角度は角度bである。回転タッチ検出部2700は角度の差を検出すると回転タッチ操作したことを検出する。ここでは、タッチ状態を維持したままと表現したが、具体的には、上記2点のタッチ状態が解放されることなく、回転タッチ操作が行われたことを意味する。なお、回転タッチ操作を検出するアルゴリズムについては、本発明の特徴ではないため詳細な説明については省略する。
<”もぎりジェスチャ”によるページレイアウト判定>
次に、図5を参照して、”もぎりジェスチャ”によるページレイアウト判定について説明する。本実施形態では、原稿から読み取った画像データを容易な操作でページ集約して原稿画像として表示させ、集約された印刷物の原稿から一つのページを指定して拡大印刷することを容易にするものである。その目的を達成するためにマルチタッチ機能に対応したタッチパネルでの回転タッチ操作(第1操作)と固定タッチ操作(第2操作)を組み合わせた”もぎりジェスチャ”をページレイアウト指定に関連付けることで直観的な操作を実現する。なお、本実施形態では、回転タッチ操作と、固定タッチ操作とを組み合わせた操作を例に説明するが、本発明はこれに限定されず、様々な操作を適用することができる。例えば、スクロール操作、長押し操作、ダブルタッチ操作など、これらの複数の操作を組み合わせて利用することもできる。
一般的にマルチタッチ機能に対応したタッチパネルでの回転タッチジェスチャは、表示画像の回転に関連付けられる。一方、本発明においては回転タッチと固定タッチを組み合わせた操作を”もぎりジェスチャ”と定義する。”もぎりジェスチャ”により、紙の一部をもぎりとる操作をタッチパネルのジェスチャとして扱い、ページレイアウトとページ分割数指定に関連付ける。この”もぎりジェスチャ”は固定タッチするタッチ点の数に応じて原稿のページレイアウト判定を行う構成とする。ここでは座標点の時間変化により、回転タッチ操作・固定タッチ操作・固定タッチ点数を検出する様子について説明する。
図5の501、502は、”もぎりジェスチャ”を固定タッチ点数1(タッチ点3301)で行う様子を示す。501に示す通り原稿がランドスケープでプレビューされているためポートレイトページ2in1レイアウトと判定する。501の元原稿4400を”もぎりジェスチャ”実行後の502では2つのポートレイトページである4401と4402に分割するように表示する。
タッチ操作の関係を時間変化で説明する。まず回転タッチ操作に注目する。回転タッチ検出部2700は、図1で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、そのうちの2点が一定時間内に回転タッチ操作したことを検出する。501から502への時間変化では、ユーザがタッチ点3311と3312の2点を回転タッチ操作している。具体的には、タッチ点3311の座標が(x1,y1)から(x1’,y1’)、タッチ点3312の座標が(x2,y2)から(x2’,y2’)へ変化する。すると図4で説明した回転タッチ検出の仕組みの通り回転タッチ検出部2700は回転タッチ検出を行ったことをCPU2100へ通知する。
次に、固定タッチ操作に注目する。固定タッチ検出部2710は、図1で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、一定時間以上経過しても座標が変化しないことを検出する。501から502への時間変化ではユーザがタッチ点3301の1点を固定タッチ操作している。具体的には、タッチ点3301の座標(x3,y3)は変化しない。すると固定タッチ検出部2710は検出した固定タッチしたタッチ点数”1”のタッチ点数情報と固定タッチ検出行ったことをCPU2100へ通知する。
503、504は、”もぎりジェスチャ”を固定タッチ点数2(タッチ点3301、3302)で行う様子を示す。503に示す通り原稿がランドスケープでプレビューされているためランドスケープページ4in1レイアウトと判定する。503の元原稿4200を”もぎりジェスチャ”実行後の504では4つのランドスケープページである4201,4202,4203,4204に分割するように表示を行う。
タッチ操作の関係を時間変化で説明する。まず回転タッチ操作に注目する。回転タッチ検出部2700は、図1で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、そのうちの2点が一定時間内に回転タッチ操作したことを検出する。503から504への時間変化ではユーザがタッチ点3311、3312の2点を回転タッチ操作している。具体的には、タッチ点3311の座標が(x1,y1)から(x1’,y1’)、タッチ点3312の座標が(x2,y2)から(x2’,y2’)へ変化する。すると図4で説明した回転タッチ検出の仕組みの通り回転タッチ検出部2700は回転タッチ検出を行ったことをCPU2100へ通知する。
次に、固定タッチ操作に注目する。固定タッチ検出部2710は、図1で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、一定時間内において座標が変化しないことを検出する。503から504への時間変化ではユーザがタッチ点3301、3302の2点を固定タッチ操作している。具体的には、タッチ点3301の座標(x3,y3)とタッチ点3302の座標(x4,y4)は変化しない。すると固定タッチ検出部2710は検出した固定タッチしたタッチ点数”2”のタッチ点数情報と固定タッチ検出を行ったことをCPU2100へ通知する。なお、一連の判定処理はフローチャートを用いて後述する。
上述したジェスチャを定義することにより、回転タッチ操作のみならば図3で説明したプレビュー画像の回転タッチ操作が可能となり、回転タッチ操作に固定タッチ操作が加わると画像のプレビュー状態から直接、ページレイアウトを指定することが可能になる。
<分割条件の決定方法>
次に、図6乃至図9を参照して、”もぎりジェスチャ”で原稿分割条件を決定する方法について説明する。説明に用いる原稿分割条件は図2で説明した4つのページ集約条件を用いる。まず図6乃至図9の共通事項を説明しておく。操作ユニット300の共通部はLCD3200とタッチパネル3210である。構造としてはLCD3200の上に透明素材でできたタッチパネル3210が重ねられている。そのためユーザはタッチパネル3210を透過してLCD3200の表示を見ることが可能である。またユーザはLCD3200の表示に重ねてタッチパネル3210を操作することが可能である。
なお、固定タッチなしで回転タッチ操作のみ行った場合は図3で示した通り、原稿のプレビュー表示(原稿画像)の回転タッチ操作を行うことが可能である。その場合、原稿表示方向保持部2600に保持する原稿表示方向の情報を原稿表示に合わせて変更する。具体的には”ランドスケープ”又は”ポートレイト”の情報を格納する。
次に、図6を参照して、ランドスケープページ2in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャについて説明する。本画面はプレビュー表示画面であり、ユーザが原稿を画面で確認している様子を示している。以下では、操作ユニット300の画面表示とユーザの操作を関連付けて説明する。
図6の601は、LCD3200に原稿4000が表示されている様子を示す。この状態では原稿表示方向はポートレイトであるため、原稿表示方向保持部2600には、原稿表示方向がポートレイトであることを示す情報が保持される。この状態でユーザがタッチパネル3210に対して”もぎりジェスチャ”を固定タッチ点数1で行うと、集約されたページ数が2であることを意味する。
この操作により集約ページは原稿表示方向がポートレイトかつページ数が2であることが確定するため原稿分割条件をランドスケープページ2in1に決定する。602に画面が移行し、画面上で原稿分割条件に従った表示4001、4002が行われる。この後は後述するページ連写選択プレビュー表示へ移行する。なお、操作ユニット300のLCD3200に表示されるEXITボタン3400をタッチ操作することで原稿のプレビュー表示を終了することが可能である。
次に、図7を参照して、ポートレイトページ2in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャについて説明する。本画面はプレビュー表示画面であり、ユーザが原稿を画面で確認している様子を示している。以下では、操作ユニット300の画面表示とユーザの操作を関連付けて説明する。
図7の701は、LCD3200に原稿4400が表示されている様子を示す。この状態では原稿表示方向はランドスケープであるため、原稿表示方向保持部2600には原稿表示方向がランドスケープであることを示す情報が保持される。この状態でユーザがタッチパネル3210に対して”もぎりジェスチャ”を固定タッチ点数1で行うと、集約されたページ数が2であることを意味する。
この操作により集約ページは原稿表示方向がランドスケープかつページ数が2であることが確定するため原稿分割条件をポートレイトページ2in1に決定する。702に画面が移行し、画面上で原稿分割条件に従った表示が行われる。この後は後述するページ連写選択プレビュー表示へ移行する。なお、操作ユニット300のLCD3200に表示されるEXITボタン3400をタッチ操作することで原稿のプレビュー表示を終了することが可能である。
次に、図8を参照して、ランドスケープページ4in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャについて説明する。本画面はプレビュー表示画面であり、ユーザが原稿を画面で確認している様子を示している。以下では、操作ユニット300の画面表示とユーザの操作を関連付けて説明する。
図8の801は、LCD3200に原稿4200が表示されている様子を示す。この状態では原稿表示方向はランドスケープであるため、原稿表示方向保持部2600には原稿表示方向がランドスケープであることを示す情報が保持される。この状態でユーザがタッチパネル3210に対して”もぎりジェスチャ”を固定タッチ点数2で行うと、集約されたページ数が4であることを意味する。
この操作により集約ページは原稿表示方向がランドスケープかつページ数が4であることが確定するため原稿分割条件をランドスケープページ4in1に決定する。802に画面が移行し、画面上で原稿分割条件に従った表示が行われる。この後は後述するページ連写選択プレビュー表示へ移行する。なお、操作ユニット300のLCD3200に表示されるEXITボタン3400をタッチ操作することで原稿のプレビュー表示を終了することが可能である。
次に、図9を参照して、ポートレイト4in1原稿を決定する原稿表示方向とジェスチャについて説明する。本画面はプレビュー表示画面であり、ユーザが原稿を画面で確認している様子を示している。以下では、操作ユニット300の画面表示とユーザの操作を関連付けて説明する。
図9の901は、LCD3200にポートレイトページ4in1原稿4600が表示されている。この状態では原稿表示方向はポートレイトであるため、原稿表示方向保持部2600には原稿表示方向がポートレイトであることを示す情報が保持される。この状態でユーザがタッチパネル3210に対して”もぎりジェスチャ”を固定タッチ点数2で行うと、集約されたページ数は4であることを意味する。
この操作により集約ページは原稿表示方向がポートレイトかつページ数が4であることが確定するため原稿分割条件をポートレイトページ4in1に決定する。902に画面が移行し、画面上で原稿分割条件に従った表示が行われる。この後は後述するページ連写選択プレビュー表示へ移行する。なお、操作ユニット300のLCD3200に表示されるEXITボタン3400をタッチ操作することで原稿のプレビュー表示を終了することが可能である。
<原稿のページ連写選択プレビュー>
以下では、図10乃至図13を参照して、原稿の、ページ連写選択プレビューについて説明する。まず、図10を参照して、ランドスケープページ2in1原稿のページ連写選択プレビューについて説明する。図10は、図6で説明した原稿分割条件をランドスケープページ2in1に決定後、拡大印刷を行う対象ページを選択し印刷指示を行うまでの様子を示す。
1001は、最初に表示される画面であり、集約されたページ1を選択している様子を示す。ページ連写機能にて元原稿をランドスケープページ2in1原稿として分割した様子を示しているのが5100の部分である。また集約されたページのうち印刷対象として選択しているページを示しているのが5200の部分である。ここではページ1が選択されている。したがって、5100もページ1の部分を強調表示して選択対象であることを示している。
NEXTと表示されているボタン3510は選択ページを切り替えるものである。このボタンを押下すると印刷対象のページを切り替えることができる。具体的には1002の画面に移行する。1002では5200の部分がページ2を選択した様子を示す。また5100もページ2の部分を強調表示して選択対象であることを示している。ここで、再びNEXTボタン3510が押下されると順に選択対象を切り替えることができる。ページを切り替える度に選択ページの情報は選択ページ保持部2630に格納される。Printと表示されているボタン3520は印刷実行を指示するボタンである。このボタンを押下すると集約されたページのうち印刷対象として選択したページ部分が拡大印刷される。
次に、図11を参照して、ポートレイトページ2in1原稿のページ連写選択プレビューについて説明する。図11は、図7で説明した原稿分割条件をポートレイトページ2in1に決定後、拡大印刷を行う対象ページを選択し印刷指示を行うまでの様子を示す。
1101は、最初に表示される画面であり、集約されたページ1を選択している様子を示す。ページ連写機能にて元原稿をポートレイトページ2in1原稿として分割した様子を示しているのが5100の部分である。また集約されたページのうち印刷対象として選択しているページを示しているのが5200の部分である。ここではページ1が選択されている。したがって、5100もページ1の部分を強調表示して選択対象であることを示している。
NEXTと表示されているボタン3510は選択ページを切り替えるものである。このボタンを押下すると印刷対象のページを切り替えることができる。具体的には1102の画面に移行する。1102では5200の部分がページ2を選択した様子を示す。また5100もページ2の部分を強調表示して選択対象であることを示している。ここで、再びNEXTボタン3510を押下すると順に選択対象を切り替えることができる。ページを切り替える度に選択ページの情報は選択ページ保持部2630に格納される。Printと表示されているボタン3520は印刷実行を指示するボタンである。このボタンを押下すると集約されたページのうち印刷対象として選択したページ部分が拡大印刷される。
次に、図12を参照して、ランドスケープページ4in1原稿のページ連写選択プレビューについて説明する。図12は、図8で説明した原稿分割条件をランドスケープページ4in1に決定後、拡大印刷を行う対象ページを選択し印刷指示を行うまでの様子を示す。
1201は、最初に表示される画面であり、集約されたページ1を選択している様子を示す。ページ連写機能にて元原稿をランドスケープページ4in1原稿として分割した様子を示しているのが5100の部分である。また集約されたページのうち印刷対象として選択しているページを示しているのが5200の部分である。ここではページ1が選択されている。したがって、5100もページ1の部分を強調表示して選択対象であることを示している。
NEXTと表示されているボタン3510は選択ページを切り替えるものである。このボタンを押下すると印刷対象のページを切り替えることができる。押下する度に選択ページを切り替えるものであり、具体的には1202,1203,1204の順で画面が切り替わる。一例として1202では5200の部分がページ2を選択した様子を示す。また5100もページ2の部分を強調表示して選択対象であることを示している。1203,1204に示した通りページ3,4も同様に選択可能である。ページを切り替える度に選択ページの情報は選択ページ保持部2630に格納される。Printと表示されているボタン3520は印刷実行を指示するボタンである。このボタンを押下すると集約されたページのうち印刷対象として選択したページ部分が拡大印刷される。
次に、図13を参照して、ポートレイトページ4in1原稿のページ連写選択プレビューについて説明する。図13は、図9で説明した原稿分割条件をポートレイトページ4in1に決定後、拡大印刷を行う対象ページを選択し印刷指示を行うまでの様子を示す。
1301は、最初に表示される画面であり、集約されたページ1を選択している様子を示す。ページ連写機能にて元原稿をポートレイトページ4in1原稿として分割した様子を示しているのが5100の部分である。また集約されたページのうち印刷対象として選択しているページを示しているのが5200の部分である。ここではページ1を選択している。したがって、5100もページ1の部分を強調表示して選択対象であることを示している。
NEXTと表示されているボタン3510は選択ページを切り替えるものである。このボタンを押下すると印刷対象のページを切り替えることができる。押下する度に選択ページを切り替えるものであり、具体的には1302,1303,1304の順で画面が切り替わる。一例として1302では5200の部分がページ2を選択した様子を示す。また5100もページ2の部分を強調表示して選択対象であることを示している。1303,1304に示した通りページ3,4も同様に選択可能である。ページを切り替える度に選択ページの情報が選択ページ保持部2630に格納される。Printと表示されているボタン3520は印刷実行を指示するボタンである。このボタンを押下すると集約されたページのうち印刷対象として選択したページ部分が拡大印刷される。
<ページ連写印刷の処理手順>
次に、図14を参照して、ページ連写印刷の全体処理について説明する。本フローチャートでは、ユーザが読み取り原稿の集約ページのうち所望のページを拡大印刷するまでの処理を示す。なお、以下で説明する処理は、画像形成装置20のコントローラ200が備えるCPU2100がROM2120に格納された制御プログラムをRAM2110に読み出して実行することにより実現される。
S1400において、CPU2100は、スキャナ140で紙原稿をスキャンさせて、S1401へ進む。S1401において、CPU2100は、S1400で読み取ったスキャン画像の原稿表示方向を原稿表示方向保持部2600に格納してS1402へ進む。S1402において、CPU2100は、プレビュー表示制御手段として機能し、S1401で読み取ったスキャン画像を操作ユニット300にプレビュー表示し、S1403へ進む。なお、この状態での画面は図6乃至図9で説明した内容に対応する。この後のステップでユーザのタッチパネルへの操作に従い処理を行う。
S1403において、CPU2100は、画像プレビュー処理を終了するか否かを判定する。終了する場合はフローチャートの処理を終了し、そうでなければS1404へ進む。一例として図6のEXITボタン3400がタッチされることが画像プレビュー処理の終了に対応する。
S1404において、CPU2100は、回転タッチ検出部2700によってタッチパネルでの回転タッチ操作が検出されたか否かを判定する。回転タッチ操作が検出されるとS1405へ進み、そうでなければS1403の処理へ再び戻る。S1405において、CPU2100は、固定タッチ検出部2710によってタッチパネルでの固定タッチ操作が検出されているか否かを判定する。固定タッチ操作を検出していなければ画像プレビューの画像回転処理を行うためにS1420へ進む。
S1420において、CPU2100は、操作ユニット300に表示するスキャン画像の回転処理を行いS1421へ進む。S1421において、CPU2100は、S1420で行った回転処理に従った原稿表示方向の設定値を原稿表示方向保持部2600に格納しS1402へ戻る。S1402では回転されたスキャン画像を操作ユニット300に表示する。
一方、S1405で、固定タッチ検出部2710がタッチパネルでの固定タッチ操作を検出すると、”もぎりジェスチャ”を検出したと判断し、ページ連写処理を行うためにS1410へ進む。S1410において、CPU2100は、固定タッチ検出部2710で検出したタッチ操作の点数を固定タッチ点数保持部2720へ格納し、S1411へ進む。S1411において、CPU2100は、固定タッチ点数保持部2720に格納された固定タッチ点数が1であるか否かを判定する。1であるならばS1412へ進む。S1412において、CPU2100は、連写ページ数保持部2610に連写ページ数が2ページであることを示すパラメータ値、例えば”2”を格納しS1430へ進む。
一方、S1411で、固定タッチ点数保持部2720に格納された固定タッチ点数が1でなければ2点以上の固定タッチ操作であるのでS1413へ進む。S1413において、CPU2100は、連写ページ数保持部2610に連写ページ数が4ページであることを示すパラメータ値、例えば”4”を格納し、S1430へ進む。ここでは、連写ページ数が2又は4である場合について説明しているため、固定タッチ数が2点以上であれば、4ページと判断しているが、このような制御に限定する意図はない。つまり、固定タッチ数が増加するにつれて、連写ページ数も増加させるように制御してもよい。
S1430において、CPU2100は、原稿分割条件決定処理を行い、S1440へ進む。本ステップの詳細フローは図15を用いて後述する。続いて、S1440において、CPU2100は、印刷対象のページを選択したうえで印刷指定を行い、S1441へ進む。本ステップの処理は図10乃至図13で説明した内容に対応する。最後に、S1441において、CPU2100は、S1440で選択されたページをプリンタ120で印刷出力し処理を終了する。
<原稿分割条件決定の処理手順>
次に、図15を参照して、原稿分割条件決定の処理手順について説明する。本フローチャートは、図14のS1430の処理に相当し、ユーザが操作ユニット300を操作した際の原稿表示方向と連写ページ数から原稿分割条件を決定する処理を示す。なお、以下で説明する処理は、画像形成装置20のコントローラ200が備えるCPU2100がROM2120に格納された制御プログラムをRAM2110に読み出して実行することにより実現される。
S1500において、CPU2100は、連写ページ数保持部2610に保持されている連写ページ数が2であるか否かを判定する。2であればS1501へ進み、そうでなければS1506へ進む。即ち、連写ページ数が2であれば2in1、2でなければページレイアウトは4in1と判断することを意味する。
S1501において、CPU2100は、原稿表示方向保持部2600に保持されている原稿表示方向情報がポートレイトであるか否かを判定する。ポートレイトであればS1502へ進み、ポートレイトでなければランドスケープと判断してS1503へ進む。S1502において、CPU2100は、原稿表示方向がポートレイトかつ連写ページ数が2であるため原稿分割条件をランドスケープページ2in1と決定し、原稿分割条件保持部2620へ当該決定事項を格納し、S1504へ進む。一方、S1503で、CPU2100は、原稿表示方向がランドスケープかつ連写ページ数が2であるため原稿分割条件をポートレイトページ2in1と決定し、原稿分割条件保持部2620へ当該決定事項を格納し、S1504へ進む。
S1506において、CPU2100は、原稿表示方向保持部2600に保持されている原稿表示方向情報がポートレイトであるか否かを判定する。ポートレイトであればS1507へ進み、ポートレイトでなければランドスケープと判断してS1508へ進む。S1507において、CPU2100は、原稿表示方向がポートレイトかつ連写ページ数が4であるため原稿分割条件をポートレイトページ4in1と決定し、原稿分割条件保持部2620へ当該決定事項を格納し、S1504へ進む。一方、S1508において、CPU2100は、原稿表示方向がランドスケープかつ連写ページ数が4であるため原稿分割条件をランドスケープページ4in1と決定し、原稿分割条件保持部2620へ当該決定事項を格納し、S1504へ進む。最後に、S1504において、CPU2100は、選択ページ保持部にページ1を示す値を設定し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、操作部への固定タッチと回転ジェスチャの組み合わせにより、拡大印刷時の原稿分割条件と印刷対象ページを容易に指定できるようにする。とりわけ原稿のプレビュー状態から2つの処理、即ち、用紙のランドスケープとポートレイトを切り替える原稿回転処理と、拡大印刷時の原稿分割条件の指定を、固定タッチの有無にて簡単に切り替えることを可能とする。
<第2の実施形態>
以下では、図16乃至図18を参照して、本発明を実施するための第2の実施形態について説明する。本実施形態においては”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作を行ったプレビュー画像の位置に対応したページを優先的に印刷対象として表示する例を示す。本実施形態においては上記第1の実施形態と比べて画像形成装置20のコントローラ構成が異なる。以下では、上記第1の実施形態との差分を中心に説明する。
<ジェスチャと優先ページの関係>
まず、図16を参照して、ジェスチャと優先ページの関係について説明する。ここでは、代表例として原稿分割条件がランドスケープページ2in1原稿の例を示す。1601は、プレビュー画面であり、ユーザが集約された2つのページのうちページ1の表示上にて、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作を行っている場面を示す。プレビュー画面に図2の201で示したランドスケープページ2in1原稿が表示されている。ここでは説明を簡略化するためにタッチパネルの座標はプレビュー画面に表示する原稿の座標軸と同一である前提で説明を行う。
”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作が行われた2点の中心座標が4010で示した点であり、ここでは4001の集約されたページ1の領域に相当する。なお、図16では、1601に示すように、回転タッチ操作が行われる際に既に集約されたページが表示されている場合を示すが、集約されたページが表示されていない場合であっても同様の動作を行うようにしてもよい。この場合、集約されたページが表示されたときに当該回転タッチ操作が行われた領域が集約されたページのどのページに相当するかが判断される。具体的には、201で示したページ1の矩形領域(x0,y0)と(x1,y1)である。したがって、1602で示すように、ページ連写選択プレビュー画面でページ1を優先的に表示する。
同様にページ2を指定する例が1603である。1603は、プレビュー画面であり、ユーザが集約された2つのページのうちページ2の表示上にて、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作を行っている場面を示す。”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作が行われた2点の中心座標が4010で示した点であり、ここでは4002の集約されたページ2の領域に相当する。具体的には201で示したページ2の矩形領域(x0,y1)と(x1,y2)である。したがって、1604で示すように、ページ連写選択プレビュー画面でページ2を優先的に表示する。
以上代表例として原稿分割条件がランドスケープページ2in1原稿の例を示したが、図2で示したその他の原稿分割条件も同様に優先ページを特定可能である。つまり、図2で説明した各レイアウトのページに対応した矩形領域に含まれるページを優先ページと特定する。
<画像形成装置の構成>
次に、図17を参照して、本実施形態における画像形成装置の構成例について説明する。なお、ここでは、図1に示す画像形成装置の構成からの差分についてのみ説明する。本実施形態によれば、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作を行った位置に対応したページを優先的に拡大印刷対象として表示する。
図1に示す構成に加えて、本実施形態に係る画像形成装置20は、コントローラ200に回転タッチ実行座標保持部2640をさらに備える。回転タッチ実行座標保持部2640は、ユーザが操作ユニット300のタッチパネル3210上で回転タッチ操作を実行した座標情報を格納するものである。一例として図16で前述したプレビュー画面にてユーザが”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作を行うと、回転タッチ操作が行われた中心座標を格納する構成とする。なお、回転タッチ実行座標保持部2640に格納する座標情報は回転タッチ操作2点の中心座標以外にも2点のうち片方の座標等、回転タッチ操作が実行された場所を特定する情報であれば形式を限定するものではない。
上記第1の実施形態では、最初に表示される拡大印刷ページ候補はページ1を選択する構成であったが、本実施形態ではジェスチャを実行した座標情報により選択ページ保持部2630に格納するページ情報を変更する。これにより、優先的に印刷対象ページとして表示することを可能とする。
<原稿分割条件決定の処理手順>
次に、図18を参照して、本実施形態における原稿分割条件決定の処理手順について説明する。本フローチャートは、ユーザが操作ユニット300を操作した際の原稿表示方向と連写ページ数から原稿分割条件を決定し、優先ページを特定し選択ページ保持部に格納するまでの処理を示す。なお、以下で説明する処理は、画像形成装置20のコントローラ200が備えるCPU2100がROM2120に格納された制御プログラムをRAM2110に読み出して実行することにより実現される。上記第1の実施形態との差分は、S1504に代えて、S1801の優先ページを特定して選択ページ保持部に格納するようにした点である。
S1801において、CPU2100は、原稿分割条件保持部2620が保持する原稿分割条件と、回転タッチ実行座標保持部2640が保持する回転タッチ実行座標から拡大ジェスチャを実行したページを特定し選択ページ保持部2630へ格納し処理を終了する。なお、ページの特定は図16で説明した通りである。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、回転タッチ操作の操作領域(操作位置)に応じて、集約された複数のページのうち、拡大印刷するページを優先的に選択する。これにより、ユーザは、回転タッチ操作と、固定タッチ操作とを組み合わせて行うことにより、第1の実施形態で説明した分割条件の設定に加えて、さらに、後に拡大印刷するページの選択を同時に行うことができ、よりユーザフレンドリな操作体系を提供することができる。
<第3の実施形態>
以下では、図19乃至図22を参照して、本発明を実施するための第3の実施形態について説明する。上記第1の実施形態においてはページレイアウトの指定に”もぎりジェスチャ”の固定タッチのタッチ点数を対応させていたが、本実施形態では回転タッチの回転直径の大きさでページレイアウトを指定する。ここで、回転直径とは、回転タッチ操作する際にマルチタッチされた2点間の距離に相当する。
<画像形成装置構成図>
まず、図19を参照して、本実施形態における画像形成装置の構成例について説明する。本実施形態において、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径によるページレイアウト判定するための構成とする。なお、ここでは、図1の画像形成装置の構成からの差分についてのみ説明する。なお、図19では、操作ユニット300を簡略化して図示しているが、図1と同様の構成を有するものとする。
回転タッチ検出部2700で回転タッチ検出した入力回転タッチ直径をCPU2100へ通知する構成とする。また、コントローラ200は、図1の構成に加えて、回転タッチ直径閾値保持部2750、及び入力回転タッチ直径保持部2760を備える。なお、回転タッチ直径閾値保持部2750、及び入力回転タッチ直径保持部2760は、RAM2110や操作ユニット300のRAM3110内で保持する構成であってもよい。
回転タッチ直径閾値保持部2750は、回転タッチ操作の直径で連写ページ数を判別するための閾値を保持する。予め設定した値が格納され、例えば、回転タッチ操作の直径が当該設定値未満の場合には連写ページ数を2ページに決定し、当該設定値以上の場合には連写ページ数を4ページに決定するために使用される。入力回転タッチ直径保持部2760は、ユーザが操作ユニット300のタッチパネル3210上で回転タッチ操作を行った回転タッチ直径を格納する。なお、回転タッチ直径閾値保持部2750、及び入力回転タッチ直径保持部2760共に格納するパラメータ値は一例としてcmで示す数値とするが、他にもmm単位やピクセル数等、回転タッチ操作の直径を示すものであれば限定するものではない。
<回転タッチ操作の直径>
次に、図20を参照して、回転タッチ操作の直径について説明する。図20では、タッチパネル上の座標をx軸、y軸で定義し、ユーザがタッチしている座標を示すものである。2001と2002の違いは、回転タッチ操作の直径が異なる点である。2001はユーザが(x1,y1)と(x2,y2)の2点をタッチしており、その2点を結んだ直線が回転タッチ操作の直径aである。一方、2002はユーザが(x1’,y1’)と(x2’,y2’)の2点をタッチしており、その2点を結んだ直線が回転タッチ操作の直径bである。図20では、a>bとなっている。
本実施形態では、回転タッチ操作の直径が、予め設定した閾値を超えるか否かによって連写ページ数を2ページであるか4ページであるかを判別する仕組みを実装する。この仕組みにより、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作の直径の大小で連写ページ数を指定することが可能になる。
<”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径によるページレイアウト判定>
次に、図21を参照して、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径によるページレイアウト判定について説明する。上記第1の実施形態においては、”もぎりジェスチャ”の固定タッチのタッチ点数によりページレイアウトの指定を行っていた。本実施形態においては、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径によるページレイアウト指定を行う。一例として固定タッチ直径が3cm未満の場合は連写ページ数を4、3cm以上の場合は連写ページ数を2と指定する場合を説明する。
2101、2102は、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径(タッチ点間の距離)を5cmで行う様子を示す。直径aは5cmであり、固定タッチ直径は3cm以上のため連写ページ数を2ページと判定する。2102に示す通り原稿がランドスケープでプレビューされているためポートレイトページ2in1レイアウトと判定する。2101の元原稿4400を2102では2つのポートレイトページである4401と4402に分割するように表示する。
タッチ操作の関係を時間変化で説明する。まず回転タッチ操作に注目する。回転タッチ検出部2700は、図19で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、そのうちの2点が一定時間内に回転タッチ操作したことを検出する。2101から2102への時間変化ではユーザがタッチ点3311、3312の2点を回転タッチ操作している。具体的には、タッチ点3311の座標が(x1,y1)から(x1’,y1’)、タッチ点3312の座標が(x2,y2)から(x2’,y2’)へ変化している。すると図20で説明した回転タッチ検出の仕組みの通り、回転タッチ検出部2700は回転タッチ検出を行ったことと共に回転タッチ操作の直径をCPU2100へ通知する。ここでは”5cm”を直径として通知する。
次に、固定タッチ操作に注目する。固定タッチ検出部2710は、図1で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、一定時間以上経過しても座標が変化しないことを検出する。2101から2102への時間変化ではユーザがタッチ点3301の1点を固定タッチ操作している。つまり、タッチ点3301が一定時間以上タッチされる。具体的にはタッチ点3301の座標(x3,y3)は変化しない。固定タッチ検出部2710は、検出した固定タッチしたタッチ点数”1”のタッチ点数情報と固定タッチ検出行ったことをCPU2100へ通知する。
2103、2104は、”もぎりジェスチャ”の回転タッチ直径を2cmで行う様子を示す。直径bは2cmであり、固定タッチ直径は3cm未満のため連写ページ数を4ページと判定する。2104に示す通り原稿がランドスケープでプレビューされているためランドスケープページ4in1レイアウトと判定する。2103の元原稿4200を2104では4つのランドスケープページである4201,4202,4203,4204に分割するように表示する。
タッチ操作の関係を時間変化で説明する。まず回転タッチ操作に注目する。回転タッチ検出部2700は、図19で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、そのうちの2点が一定時間内に回転タッチ操作したことを検出する。2103から2104への時間変化ではユーザがタッチ点3311、3312の2点を回転タッチ操作している。具体的にはタッチ点3311の座標が(x1,y1)から(x1’,y1’)、タッチ点3312の座標が(x2,y2)から(x2’,y2’)へ変化する。すると図20で説明した回転タッチ検出の仕組みの通り、回転タッチ検出部2700は、回転タッチ検出を行ったことと共に回転タッチ操作の直径をCPU2100へ通知する。ここでは”2cm”を直径として通知する。
次に、固定タッチ操作に注目する。固定タッチ検出部2710は図1で説明した通り、タッチパネルからタッチ点座標情報を全て入力し、一定時間以上経過しても座標が変化しないことを検出する。2103から2104への時間変化ではユーザがタッチ点3301の1点を固定タッチ操作している。具体的にはタッチ点3301の座標(x3,y3)は変化しない。固定タッチ検出部2710は検出した固定タッチしたタッチ点数”1”のタッチ点数情報と固定タッチ検出行ったことをCPU2100へ通知する。
<ページ連写印刷の処理手順>
次に、図22を参照して、本実施形態におけるページ連写印刷の処理手順について説明する。本フローチャートは、ユーザが読み取り原稿の集約ページのうち所望のページを拡大印刷するまでの処理を示す。”もぎりジェスチャ”の回転タッチ操作における回転タッチ直径の大小で連写ページ数を指定する処理である。なお、以下で説明する処理は、画像形成装置20のコントローラ200が備えるCPU2100がROM2120に格納された制御プログラムをRAM2110に読み出して実行することにより実現される。上記第1の実施形態との差分は、S2201,S2202の回転タッチ直径の大小で連写ページ数を判定する点である。
S2201において、CPU2100は、回転タッチ検出部2700が検出した回転タッチ操作の回転タッチ直径を入力回転タッチ直径保持部2760に格納し、S2202へ進む。S2202において、CPU2100は、入力回転タッチ直径保持部2760に格納された値が、回転タッチ直径閾値保持部2750が保持する値以上であれば連写ページ数は2であると判断し、S1412へ進む。一方、S1416で、入力回転タッチ直径保持部2760に格納される値が、回転タッチ直径閾値保持部2750が保持する値以上でなければ連写ページ数は4であると判断し、S1413へ進む。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、回転タッチ操作の回転操作における直径、即ち、回転タッチ操作時のタッチされる2点間の距離に応じて、原稿分割するページ数を決定する。このように、本実施形態では、第1の実施形態による固定タッチ操作のタッチ数に応じて決定した原稿分割するページ数の制御に代えて、上記直径に応じて原稿分割するページ数を決定することができ、第1の実施形態とは異なる方法を用いて同様の効果を得ることができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態の説明では、画像形成装置の例としてプリンタやスキャナを備える装置をあげたが、画像形成装置はそのような装置に限らない。原稿画像のプレビュー表示が可能な装置であれば、PCや携帯情報端末や携帯電話、デジタルカメラ等であってもよい。そのような装置である場合には、有線又は無線の通信手段によってプリンタと通信可能であって、プレビュー表示された原稿画像に基づく印刷処理をプリンタに実行させる(依頼する)ことが可能であることが望ましい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 画像形成装置であって、
    画像形成対象の原稿画像を表示部にプレビュー表示するプレビュー表示制御手段と、
    前記表示部に設けられ、タッチ操作を受け付けるタッチパネル手段と、
    前記タッチパネル手段で受け付けたタッチ操作のうち、第1操作を検出する第1操作検出手段と、
    前記タッチパネル手段で受け付けたタッチ操作のうち、前記第1操作とは異なる第2操作を検出する第2操作検出手段と、
    前記第1操作が検出され、且つ前記第2操作が検出されなかった場合、前記表示部にプレビュー表示している原稿画像を該第1操作に従って回転させて表示させ、前記第1操作及び前記第2操作が検出されると、前記表示部にプレビュー表示している原稿画像の一部を分割する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1操作は、前記表示部上の2点をタッチした状態で回転させる回転タッチ操作であり、
    前記第2操作は、前記表示部上の1つ以上の点が一定時間以上タッチされる固定タッチ操作であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記固定タッチ操作のタッチ点の数に応じて、前記原稿画像を分割する数を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記固定タッチ操作のタッチ点の数が1の場合は、前記原稿画像を分割する数を2に決定し、
    前記固定タッチ操作のタッチ点の数が2の場合は、前記原稿画像を分割する数を4に決定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記回転タッチ操作が行われた際の前記表示部上のタッチされた2点の距離に応じて、前記原稿画像を分割する数を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記距離が予め定められた閾値を超える場合は、前記原稿画像を分割する数を2に決定し、
    前記距離が予め定められた閾値を超えない場合は、前記原稿画像を分割する数を4に決定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記プレビュー表示制御手段に表示されている原稿画像の向きを示す情報を保持する原稿表示方向記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    決定された前記原稿画像を分割する数と、前記原稿表示方向記憶手段に記憶されている情報とに基づいて、分割された画像の向きを決定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 複数のページが集約されて表示部に表示されている原稿画像のうち、タッチ操作により選択されたページを拡大して印刷する印刷手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記印刷手段は、
    前記第1操作検出手段によって検出された第1操作の前記表示部上における座標に応じて、拡大して印刷するページを選択することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 表示部に設けられ、タッチ操作を受け付けるタッチパネル手段を備える画像形成装置の制御方法であって、
    プレビュー表示制御手段が、画像形成対象の原稿画像を前記表示部にプレビュー表示するプレビュー表示制御ステップと、
    第1操作検出手段が、前記タッチパネル手段で受け付けたタッチ操作のうち、第1操作を検出する第1操作検出ステップと、
    第2操作検出手段が、前記タッチパネル手段で受け付けたタッチ操作のうち、前記第1操作とは異なる第2操作を検出する第2操作検出ステップと、
    制御手段が、前記第1操作が検出され、且つ前記第2操作が検出されなかった場合、前記表示部にプレビュー表示している原稿画像を該第1操作に従って回転させて表示させ、前記第1操作及び前記第2操作が検出されると、前記表示部にプレビュー表示している原稿画像の一部を分割する制御ステップと
    を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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