JP2016167679A - 画像処理装置、情報処理装置、及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、情報処理装置、及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】情報端末が、近距離無線通信機能を用いて、1つ以上の画像処理装置の中から利用者が利用したい画像処理装置を特定することを容易にする画像処理装置を提供することを目的とする。【解決手段】画像処理装置は、画像処理を要求する要求情報を受信する通信手段と、所定の範囲内の利用者を検知する検知手段と、前記検知手段により前記利用者が検知された場合、所定の情報の送信を開始する近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信手段により、前記送信された所定の情報に基づいて接続情報を要求する情報端末に前記通信手段への接続情報を通知する接続情報通知手段と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置、情報処理装置、及び画像処理システムに関する。
例えば、印刷、コピー、スキャン、ファクシミリ送信等の複数の機能を有するMFP(Multifunction Peripheral/Product)等の画像形成装置が知られている。また、スマートフォンや、タブレット端末等のスマートデバイスから、無線通信を介して画像形成装置の機能を利用する技術が知られている。
また、基地局を介する無線通信手段と、携帯端末同士の近距離無線通信手段とを有し、近距離無線通信手段を活用して他人の接近を検出してユーザに報知する機能を有する携帯端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、近距離無線通信機能を有する複数の画像形成装置が設置されている環境で、情報端末が特許文献1に開示された技術により近くにある画像形成装置の検知を行うと、近距離無線通信手段の通信可能範囲にある複数の画像形成装置が検知される場合がある。このような場合、例えば、近距離無線通信の受信電力等の情報を用いて、最も受信電力が大きい画像形成装置に接続すると、受信電力の強度には誤差があるため、利用者が利用したい画像形成装置とは異なる画像形成装置に接続されてしまう場合がある。
このように、情報端末が、近距離無線通信機能を用いて、複数の画像処理装置の中から利用者が利用したい画像処理装置を特定することには困難を伴っていた。
本発明の実施の形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、情報端末が、近距離無線通信機能を用いて、1つ以上の画像処理装置の中から利用者が利用したい画像処理装置を特定することを容易にする画像処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る画像処理装置は、画像処理を要求する要求情報を受信する通信手段と、所定の範囲内の利用者を検知する検知手段と、前記検知手段により前記利用者が検知された場合、所定の情報の送信を開始する近距離無線通信手段と、前記近距離無線通信手段により、前記送信された所定の情報に基づいて接続情報を要求する情報端末に前記通信手段への接続情報を通知する接続情報通知手段と、を有する。
本発明の実施の形態によれば、情報端末が、近距離無線通信機能を用いて、1つ以上の画像処理装置の中から利用者が利用したい画像処理装置を特定することを容易にする画像処理装置を提供することができる。
一実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係る情報端末のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像処理システムの機能構成図である。 第1の実施形態に係る利用者の検知処理の例を示すシーケンスチャートである。 第1の実施形態に係る画像処理要求の処理の一例を示すシーケンスチャートである。 第2の実施形態に係る画像処理システムの機能構成の例を示す図である。 第2の実施形態に係る利用者の検知処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像処理要求の処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る利用者の検知処理の別の一例を示すシーケンスチャートである。 第3の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 第3の実施形態に係る画像処理の例を示すシーケンスチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
図1は一実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。画像処理システム100は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク104に接続された1つ以上の画像形成装置101−1、101−2と、ネットワーク104に接続可能な情報端末102とを含む。尚、以下の説明の中で、1つ以上の画像形成装置101−1、101−2のうち、任意の画像形成装置を示す場合「画像形成装置101」を用いる。また、図1の1つ以上の画像形成装置101−1、101−2の数は、1例であり、その数は、1台であっても良いし、3台以上であっても良い。
画像形成装置101は、例えば、印刷、スキャン、コピー、ファクシミリ等の複数の機能を1つの筐体に収めたMFP(Multifunction Peripheral/Product)である。或いは、画像形成装置101は、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ装置等の単機能の画像形成装置であっても良い。尚、画像形成装置101は、本実施形態に係る画像処理装置の一例であり、必ずしも画像形成を行わない画像処理装置であっても良い。
画像形成装置101は、例えば、有線/無線LAN等によってネットワーク104に接続されている。或いは、画像形成装置101は、例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)や、無線LANのアクセスポイント等の機能を有し、自ら無線LAN等のネットワーク104を提供するものであっても良い。
また、画像形成装置101は、例えば、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLEと呼ぶ)通信等の近距離無線通信機能を有している。図1の例では、画像形成装置101−1は、BLEのペリフェラルとして機能し、通信可能範囲105−1(例えば、5〜10m以内)にあるBLEのセントラル(例えば、情報端末102)とBLE通信を行うことができる。同様に、画像形成装置101−2は、BLEのペリフェラルとして機能し、通信可能範囲105−2にあるBLEのセントラルとBLE通信を行うことができる。
さらに、画像形成装置101は、所定の範囲内の利用者を検知する検知手段を有している。図1の例では、画像形成装置101−1は、自装置の検知手段の検知範囲106−1において利用者を検知することができるものとする。同様に、画像形成装置101−2は、自装置の検知手段の検知範囲106−2において利用者を検知することができるものとする。
情報端末102は、利用者103が保有する、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC(Personal Computer)等の情報処理装置である。また、情報端末102は、携帯電話、ゲーム機、PDA、デジタルカメラ等の電子機器であっても良い。情報端末102は、例えば、無線LAN等によってネットワーク104に接続することができる。
また、情報端末102は、画像形成装置101と同じ通信方式、例えば、BLE通信の近距離無線通信機能を有している。図1の例では、情報端末102は、BLEのセントラルとして機能し、画像形成装置101−1、又は画像形成装置101−2とBLE通信を行うことができる。
BLEは、近距離無線通信技術であるBluetoothの拡張仕様の1つであり、Bluetooth 4.0規格の一部として策定された近距離無線通信技術である。BLEにより、通常のBluetooth通信よりも低消費電力で近距離無線通信によるデータ通信を実現することができる。
BLEでは、アドバタイジング(Advertising)という通信方式をサポートしており、ペリフェラル(例えば、画像形成装置101)は、アドバタイズメントパケットを所定の時間間隔で送信して、自装置の存在を周囲のセントラルに通知することができる。セントラル(例えば、情報端末102)は、ペリフェラルが送信したアドバタイジングパケットを受信することにより、周囲のペリフェラルの存在を知ることができる。アドバタイジングパケットを受信したセントラルは、アドバイタイジングパケットを送信したペリフェラルに対して、追加情報の要求(スキャン要求)や、通信の接続要求等を行うことができる。
上記の構成において、例えば、画像形成装置101−2は、自装置の検知手段の検知範囲106−2において利用者103を検知すると、BLE通信のアドバタイズメントパケットの送信を開始する。
情報端末102は、画像形成装置101−2が送信を開始したアドバタイジングパケットを受信すると、BLE通信により、アドバタイジングパケットを送信した画像形成装置101−2に、例えば、画像形成装置101−2の接続先を示す接続情報を要求する。
画像形成装置101−2は、BLE通信により、接続情報を要求する情報端末102に画像形成装置101−2に画像処理を要求するための接続情報を通知する。この接続情報には、例えば、画像形成装置101−2のIPアドレス(又はMACアドレス)、ネットワーク104へ接続するためのSSID(Service Set Identifier)、暗号化方式、ネットワークの認証情報(パスワード、暗号キー、証明書情報等)が含まれる。
情報端末102は、画像形成装置101−2から送信された接続情報を用いて、ネットワーク104に接続し、画像形成装置101−2に画像処理を要求する要求情報(例えば、印刷要求、スキャン要求等)を送信する。
尚、図1の例では、利用者103及び情報端末102は、画像形成装置101−1の検知手段の検知範囲106−1外にいるため、画像形成装置101−1からは、アドバタイジングパケットは送信されない。
このように、本実施形態に係る画像処理システム100によれば、情報端末102が、近距離無線通信機能を用いて、複数の画像形成装置101−1、101−2の中から利用者103が利用したい画像処理装置を容易に特定することができる。
尚、BLEは、近距離無線通信方式の一例である。本実施形態に係る近距離無線通信方式は、例えば、Wibeee(登録商標)や、iBeacon(登録商標)等、BLEと同様の処理を行う他の規格や、仕様等に基づくものであっても良い。
<ハードウェア構成>
(画像形成装置のハードウェア構成)
図2は、一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。画像形成装置101は、コントローラ201、画像読取部202、プロッタ部203、画像処理・エンジン制御部204、FAX部205、ストレージ部206、操作部207、近接検出部208、動作検出部209、電力供給部210等を有する。
コントローラ201は、一般的なコンピュータの構成を含み、例えば、CPU(Central Processing Unit)211、RAM(Random Access Memory)212、ROM(Read Only Memory)213、外部I/F(Interface)部214、操作I/F部215、BLE通信部216、ネットワークI/F部217等が、バス218を介して接続されている。
CPU211は、ROM213やストレージ部206等に格納されたプログラムやデータをRAM212上に読み出し、処理を実行することにより、画像形成装置101の各機能を実現する演算装置である。RAM212は、CPU211のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM213は、電源を切ってもプログラムやデータを保持する不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュROM等により構成される。
外部I/F部214は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、光学ディスク等の記録媒体等が含まれる。操作I/F部215は、操作部207をコントローラ201に接続するためのインタフェースである。
BLE通信部216は、BLEによる近距離無線通信を行うための無線通信部である。BLE通信部216は、BLE通信のペリフェラルとして画像形成装置101を機能させる。
ネットワークI/F部217は、例えば、画像形成装置101をネットワーク104に接続し、他の機器とデータの送受信を行うためのインタフェースである。また、ネットワークI/F部217は、例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)等や、無線LANのアクセスポイントの機能を有し、自ら無線LANによるネットワーク104を提供するものであっても良い。バス218は、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝達する。
画像読取部202は、画像処理・エンジン制御部204の制御に従って、原稿等の画像を読取るスキャナエンジン等である。プロッタ部203は、画像処理・エンジン制御部204の制御に従って、紙等に画像を出力するプリンタエンジン等である。画像処理・エンジン制御部204は、画像読取部202や、プロッタ部203を制御して、画像処理を実行する。
FAX部205は、ファックスの送受信を行うハードウェアエンジンと、その制御部等を含む。ストレージ部206は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等のストレージ装置であり、例えば、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、画像データ等を含む各種の情報及びデータを記憶する。
操作部207は、利用者からの入力操作を受付けるためのハードウェア(操作部)であると共に、ユーザに向けた表示を行うハードウェア(表示部)である。
近接検出部208は、画像形成装置101の周囲の移動体(人物等)を検知するセンサである。近接検出部208は、は、例えば、赤外線、超音波、可視光線等を用いて移動体を検知する。但し、近接検出部208は、これらに限られず、種々の方法を用いて移動体を検知する種々のセンサであってもよい。尚、近接検出部208により移動体を検知できる範囲を、以後の説明の中で「センサ検知範囲」と称する。
動作検出部209は、移動体(人物等)の動きを検出するセンサである。動作検出部209は、例えば、超音波、マイクロ波、赤外線、レーザ、可視光等を用いて、移動体の有無、輪郭、移動情報等を検出する。この動作検出部209により、画像形成装置101は、利用者のジェスチャに関する情報を取得することができる。
電力供給部210は、画像形成装置101の各部への電力供給を行う。例えば、画像形成装置101は、利用者がいないときは、画像形成装置101の消費電力を削減する省電力状態に移行する。この省電力状態において、電力供給部210は、例えば、コントローラ201と、近接検出部208に電力を供給し、他のブロックへの電力の供給を停止する。また、画像形成装置101は、利用者がいるときは、画像形成装置101の各部の処理が可能なスタンバイ状態に移行する。このスタンバイ状態において、電力供給部210は、画像形成装置101の各ブロックに電力を供給する。
(情報端末のハードウェア構成)
図3は、一実施形態に係る情報端末のハードウェア構成例を示す図である。情報端末102は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、CPU301、RAM302、ROM303、ストレージ部304、BLE通信部305、ネットワークI/F部306、表示入力部307、傾きセンサ部308、カメラ部309、バス310等を含む。
CPU301は、ROM303やストレージ部304等に格納されたプログラムやデータをRAM302上に読み出し、処理を実行することで、情報端末102の各機能を実現する演算装置である。RAM302は、CPU301のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM303は、電源を切ってもプログラムやデータを保持する不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュROM等により構成される。ストレージ部304は、例えば、HDDや、SSD等のストレージ装置であり、例えば、OS、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
BLE通信部305は、BLEによる近距離無線通信を行うための無線通信部である。BLE通信部305は、BLE通信のセントラルとして情報端末102を機能させる。
ネットワークI/F部306は、情報端末102をネットワーク104に接続し、画像形成装置101と、データの送受信を行うためのインタフェースである。
表示入力部307は、例えば、タッチパネルとディスプレイが一体化されたタッチパネルディスプレイ等であり、情報端末102に操作を行うための入力部と、情報端末102の処理結果等を表示する表示部とを含む。尚、表示入力部307は、表示部と入力部とが別々に設けられているものであっても良い。
傾きセンサ部308は、情報端末102の画面の向きや、傾き等を検知するセンサである。カメラ部309は、静止画、動画等を撮像するカメラである。バス310は、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝達する。
[第1の実施形態]
<機能構成>
図4は、第1の実施形態に係る画像処理システムの機能構成図である。図4において、画像処理システム100は、画像形成装置101と、情報端末102とを含む。画像形成装置101と、情報端末102とは、例えば、BLE通信等の近距離無線通信418により、データ通信が可能である。また、情報端末102は、例えば、無線LAN通信等により、ネットワーク104に接続可能である。また、画像形成装置101は、例えば、有線/無線LAN等により、ネットワーク104に接続されている。
(画像形成装置の機能構成)
画像形成装置101は、通信手段401、検知手段402、近距離無線通信手段403、接続情報通知手段404、画像処理手段405、表示手段406、記憶手段407等を有する。
通信手段401は、画像形成装置101をネットワーク104に接続するための手段であり、例えば、図2のネットワークI/F部217や、CPU211で動作するプログラム等によって実現される。通信手段401は、ネットワーク104を介して送られてくる、画像形成装置101に画像処理(画像形成)を要求する要求情報等を受信する。
検知手段402は、所定の範囲の利用者を検知する手段であり、移動体検知手段408を含む。好ましくは、検知手段402は動作検知手段409を含む。
移動体検知手段408は、画像形成装置101に近づいて来た利用者等の移動体を検知する手段であり、例えば、図2の近接検出部208や、CPU211で動作するプログラム等によって実現される。移動体検知手段408は、例えば、近接検出部208のセンサ検知範囲内の移動体(例えば、利用者)を検知する。
動作検知手段409は、移動体検知手段408が検知した移動体が、画像形成装置101の利用者であることを検知する手段であり、例えば、図2の動作検出部209と、CPU211で動作するプログラム等によって実現される。
動作検知手段409は、例えば、移動体検知手段408が移動体を検知したときに起動され、移動体の動作形態(例えば、利用者のジェスチャ等)を検知する。また、動作検知手段409は、検出された動作形態と、記憶手段407に予め記憶したジェスチャ情報(動作形態情報)411に含まれる動作形態とを比較し、両者が一致した場合、移動体を画像形成装置101の利用者であると検知(判断)する。
或いは、動作検知手段409は、検出された動作形態と、ジェスチャ情報411に含まれる動作形態との類似度を算出し、算出された類似度が予め定められたしきい値以上の場合、移動体を画像形成装置101の利用者と検知(判断)するもの等であっても良い。
これにより、画像形成装置101は、画像形成装置101又は動作検知手段409に対して、予め定められたジェスチャを行った人物を、画像形成装置101の利用者として判断することができる。
移動体検知手段408による検知結果は、基本的にセンサ検知範囲内の移動体の有無を示すので、センサ検知範囲の設定にもよるが、例えば、画像形成装置101の前を通り過ぎる人物や、人物以外の移動体等を利用者として検知してしまう場合がある。しかし、動作検知手段409を有することにより、画像形成装置101の前を通り過ぎる人物や、人物以外の移動体を利用者と判断してしまう誤認識を効果的に低減させることができる。
尚、本実施形態で想定しているジェスチャは、例えば、動作検知手段409の前で手の指を広げる動作や、情報端末102を動作検知手段409に向けてかざす動作等、ジェスチャを検知する方向によって見え方(輪郭)が変わるものであることが望ましい。これにより、隣接する他の画像形成装置に向かって行ったジェスチャを誤認識してしまうことを低減することができる。
近距離無線通信手段403は、BLE通信等の近距離無線通信を行うための手段であり、例えば、図2のBLE通信部216や、CPU211で動作するプログラム等によって実現される。近距離無線通信手段403は、例えば、BLE通信のペリフェラルとして機能する。また、近距離無線通信手段403は、検知手段402によって、画像形成装置101の利用者が検知された場合、BLE通信のアドバタイズメントパケット(所定の情報の一例)の送信を開始する。このアドバタイズメントパケットには、例えば、画像形成装置101の機器名や、提供するサービス等の情報が含まれる。
接続情報通知手段404は、近距離無線通信手段403によって送信されたアドバタイズメントパケット等を受信し、近距離無線通信手段403に対して画像形成装置101(通信手段401)への接続情報を要求する情報端末102等に接続情報を通知する。画像形成装置101への接続情報は、例えば、記憶手段407に接続情報410として記憶されている。
ここで、接続情報410について説明する。
Figure 2016167679
表1は、接続情報410の一例を示す。
表1に示すように、接続情報410は、例えば、SSID、ネットワーク暗号化方式、ネットワークパスワード、画像形成装置のIPアドレス等の情報を含む。
SSIDは、ネットワーク104に無線LANのアクセスポイントを介して接続する際に用いる無線LANネットワークの識別子である。ネットワーク暗号化方式、及びネットワークパスワードは、無線LANネットワークへの接続に用いる、暗号キー、パスワード情報、又は証明書情報等の情報である。
画像形成装置のIPアドレスは、画像形成装置101のIPアドレスや、MACアドレス等、ネットワーク104を介して画像形成装置101にデータを送信するための宛先を示す情報である。
図4に戻って画像形成装置101の機能構成の説明を続ける。
画像処理手段405は、例えば、通信手段401が受信した、画像処理を要求する要求情報に基づいて画像処理、例えば、印刷、スキャン、ファックス送信等を実行する手段である。画像処理手段405は、例えば、図2の画像処理・エンジン制御部204、画像読取部202、プロッタ部203、FAX部205、CPU211で動作するプログラム等によって実現される。
表示手段406は、利用者に、例えば、ジェスチャを正しく認識することができたかどうか等の情報を表示(通知)するための手段であり、例えば、図2の操作部207、操作I/F部215等によって実現される。尚、別の一例として、画像形成装置101は、表示手段406による利用者への表示(通知)に代えて、音や音声等によって、ジェスチャを正しく認識したことを示す情報を利用者に通知するものであっても良い。また、画像形成装置101は、表示手段406に通知と、音や音声による通知とを合わせて行うものであっても良い。
記憶手段407は、前述の接続情報410や、ジェスチャ情報411等を記憶する手段であり、例えば、図2のストレージ部206等によって実現される。また、記憶手段407は、通信手段401が情報端末102等から受信した画像処理を要求する要求情報に含まれる画像データや、画像処理手段405によって生成された画像データ等の画像データ412も記憶することができる。
(情報端末の機能構成)
情報端末102は、近距離無線通信手段413、接続情報取得手段414、画像処理制御手段415、通信手段416、表示入力手段417等を有する。
近距離無線通信手段413は、BLE通信等の近距離無線通信を行うための手段であり、例えば、図3のBLE通信部305や、CPU301で動作するプログラム等によって実現される。近距離無線通信手段413は、例えば、BLE通信のセントラルとして機能し、画像形成装置101の近距離無線通信手段403と近距離無線通信を行う。近距離無線通信手段413は、画像形成装置101の近距離無線通知手段403によって送信が開始されたアドバタイズメントパケットを受信すると、接続情報取得手段414に通知する。
接続情報取得手段414は、近距離無線通信手段413が受信したアドバタイズメントパケットに基づいて、近距離無線通信手段413を介して、画像形成装置101の近距離無線通信手段403に接続情報を要求する。また、接続情報取得手段414は、画像形成装置101の近距離無線通信手段403から通知された画像形成装置101の接続情報を、近距離無線通信手段413を介して取得する。
画像処理制御手段415は、接続情報取得手段414が取得した接続情報に対応する画像形成装置101に、画像処理を要求する要求情報を送信する制御を行う。画像処理制御手段415は、例えば、図3のCPU301で動作するアプリケーションプログラム等によって実現される。
通信手段416は、情報端末102をネットワーク104に接続するための手段であり、例えば、図3のネットワークI/F部306や、CPU301で動作するプログラム等によって実現される。通信手段401は、例えば、画像処理制御手段415の制御に従って、画像形成装置101に画像処理を要求する要求情報(例えば、印刷要求、スキャン要求、ファックス送信要求等)を送信する。
表示入力手段417は、情報端末102の利用者に画像処理画面等を表示すると共に、利用者の操作を受付ける手段であり、例えば、図3の表示入力部307、及びCPU301で動作するプログラム等によって実現される。
続いて、画像処理システム100の処理の流れについて説明する。
<処理の流れ>
(利用者の検知処理)
図5は、第1の実施形態に係る利用者の検知処理の例を示すフローチャートである。尚、図5において、破線の矢印は、利用者による操作や、ジェスチャ等、利用者による行為等を示す。また、利用者は、情報端末102を保持しているものとする。
ステップS501において、情報端末102を保持した利用者が画像形成装置101に接近する。これにより、例えば、近接検出部208のセンサ検知範囲内に利用者が入ると、画像形成装置101の移動体検知手段408は利用者を移動体として検知する(ステップS502)。
移動体が検知されると、移動体検知手段408は、動作検知手段409の起動を要求し(ステップS503)、要求を受けた動作検知手段409は、起動処理を行う(ステップS504)。好ましくは、動作検知手段409は、起動処理が終わり、利用者のジェスチャの受付けを開始すると、例えば、表示手段406にジェスチャの受付けを開始したことを表示する(ステップS505)。或いは、動作検知手段409は、所定の音や、音声等により、利用者にジェスチャの受付けを開始したことを通知するものであっても良い。
ステップS506において、利用者が画像形成装置101に向かって、予め定められたジェスチャを行うと、動作検知手段409は、利用者のジェスチャ(動作形態)を認識し(ステップS507)、ジェスチャ情報411と比較する(ステップS508)。
例えば、利用者のジェスチャが手の指を広げて画像形成装置101かざす動作形態である場合、動作検知手段409は、記憶手段407のジェスチャ情報411に同様の動作形態が含まれるか否かを判断する。
ステップS508において、利用者のジェスチャが、ジェスチャ情報411に含まれるジェスチャと一致した場合、動作検知手段409は、近距離無線通信手段403にアドバタイズメントパケット(所定の情報)の送信開始を要求する(ステップS509)。尚、動作検知手段409によるジェスチャが一致したか否かの判断は、ジェスチャが完全に一致した場合だけではなく、ジェスチャの類似度が所定のしきい値以上である等、ジェスチャが似ている場合を含んでいても良い。
ステップS510において、好ましくは、動作検知手段409は、利用者のジェスチャを受付けたことを、例えば、表示手段406等を用いて、利用者に表示(通知)する(ステップS510)。これにより、利用者は、ジェスチャを終えても良いタイミングを知ることができる。
また、ステップS511において、動作検知手段409は、例えば、システムの設定等に応じて、動作検知手段409の停止処理を行うことが望ましい。
ステップS508において、利用者のジェスチャが、ジェスチャ情報411に含まれるジェスチャと一致しなかった場合、動作検知手段409は、例えば、表示手段406等を用いて、利用者のジェスチャが認識できなかったことを表示(通知)する(ステップS512)。これにより、利用者にジェスチャのリトライ等を促すことができる。
また、ステップS513において、動作検知手段409は、所定の時間内に利用者のジェスチャを認識できなかった場合、例えば、システムの設定等に応じて、動作検知手段409の停止処理を行うことが望ましい。
上記の検知処理により、移動体検知手段408が、所定の範囲内(センサの検知範囲)の移動体を検知すると、動作検知手段409は、移動体が画像形成装置101の利用者であるか否かを検知する。これにより、検知手段402は、所定の範囲内の利用者を検知することができる。また、検知手段402により利用者が検知されると、近距離無線通信手段403に対して、アドバタイズメントパケットの送信が要求される。
図6は、第1の実施形態に係る画像処理要求の処理の一例を示すシーケンスチャートである。図6のシーケンスチャートは、図5のステップS509において、動作検知手段409が、近距離無線通信手段403にアドバタイズメントパケットの送信開始を要求した後の処理の例を示している。
図6において、近距離無線通信手段403は、検知手段402(動作検知手段409)からアドバタイズメントパケットの送信開始の要求を受信すると(ステップS601)、アドバタイズメントパケットの送信処理を開始する(ステップS602)。これにより、近距離無線通信手段403から、例えば、所定の時間間隔でアドバタイズメントパケットが繰り返し送信される。
ステップS604において、利用者が情報端末102の表示入力手段417に画像処理(例えば、画像の印刷)の操作を行うと、情報端末102は、画像形成装置101から送信を開始したアドバタイズメントパケットを受信する(ステップS605)。
また、情報端末102の接続情報取得手段414は、ステップS605で受信したアドバタイズメントパケットに基づいて、画像形成装置101の近距離無線通信手段403に、画像形成装置101の接続情報を要求する(ステップS606)。
画像形成装置101の近距離無線通信手段403が、情報端末102から接続情報の要求を受信すると、接続情報通知手段404は、記憶手段407等に記憶した接続情報を、近距離無線通信手段403を介して情報端末102に通知する(ステップS607)。
情報端末102の画像処理制御手段415は、接続情報取得手段414が取得した接続情報を用いて、画像形成装置101の通信手段401に画像処理要求を送信する(ステップS608)。
画像形成装置101の通信手段401は、画像処理要求を受信すると、受信した画像処理要求を画像処理手段405に通知し(ステップS609)、通知を受けた画像処理手段405は、通知された画像処理要求に応じて画像処理を実行する(ステップS610)。
上記処理により、情報端末102は、利用者のジェスチャに応じてアドバタイズメントパケットの送信を開始した画像形成装置101から接続情報を取得し、容易に画像処理を要求することができるようになる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、情報端末102は、画像形成装置101によって利用者のジェスチャが受付けられた後、利用者による情報端末102への操作に応じて、アドバタイズメントパケットの受信を開始していた。
本実施形態では、情報端末102は、画像形成装置101がアドバタイズメントパケットの送信を開始する前に、アドバタイズメントパケットの受信動作を開始する場合の処理について説明する。
<機能構成図>
図7は、第2の実施形態に係る画像処理システムの機能構成の例を示す図である。図7において、情報端末102は、図4に示す第1の実施形態の機能構成に加えて、ジェスチャ検知手段701を有している。尚、画像処理システム100の他の機能構成は、図4に示す第1の実施形態の機能構成と同様である。
ジェスチャ検知手段701は、利用者が、画像形成装置101に対して、所定のジェスチャを行ったことを検出する手段であり、例えば、図3の傾きセンサ部308や、カメラ部309等と、CPU301で動作するプログラム等によって実現される。
<処理の流れ>
図8は、第2の実施形態に係る利用者の検知処理の例を示すシーケンスチャートである。図8において、ステップS501〜S511の処理は、図5に示す第1の実施形態の処理と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
本実施形態では、図7のステップS506において、利用者が画像形成装置101に対してジェスチャを行った後、ステップS701において、情報端末102を、アドバタイズメントパケットの受信待ち状態に移行する処理が追加されている。
尚、本実施形態では、利用者が行うジェスチャとして、情報端末102のジェスチャ検知手段701が検知可能なジェスチャを用いる。例えば、画像形成装置101に対して行うジェスチャとして、情報端末102を横向きにして、画像形成装置101に動作検知手段409にかざす動作等を用いることができる。この場合、ジェスチャ検知手段701は、例えば、図3の傾きセンサ部308を用いて情報端末102の傾きを検知することにより、利用者が画像形成装置101に対してジェスチャを行ったことを検知することができる。
また、別の一例として、ジェスチャ検知手段701は、図3のカメラ部309が撮像した画像等に基づいて、利用者が画像形成装置101に対して、所定のジェスチャを行ったことを検知するものであっても良い。
図9は、第2の実施形態に係る画像処理要求の処理の例を示す図である。尚、図9のステップS601〜S603、及びステップS606〜S610の処理は、図6に示す第1の実施形態の処理と同じなので、ここでは差分を中心に説明を行う。
ステップS603において、画像形成装置101がアドバタイズメントパケットの送信を開始すると、情報端末102は、図8のステップS801において、受信処理を開始しているので、自動的にアドバタイズメントパケットを受信する(ステップS901)。
また、情報端末102は、アドバタイズメントパケットを受信すると、例えば、自動的に接続処理を開始する(ステップS902)。
第1の実施形態では、図6のステップS604において、利用者により情報端末102等への操作を行っていたが、本実施形態では、利用者による情報端末102等への操作は必ずしも必要ない。
好ましくは、情報端末102は、図8のステップ801において、アドバタイズメントパケットの受信待ちを開始してから、所定の期間内に送信が開始されたアドバタイズメントパケットに対して、接続処理を行う(ステップS902)ことが望ましい。これにより、利用者のジェスチャに合わせてアドバタイズメントパケットの送信を開始した画像形成装置101に対して接続処理を行うことができるので、他の画像形成装置等への誤接続を低減する効果が期待できる。また、図8のステップ801において、アドバタイズメントパケットの受信待ちを開始してから、所定の期間を経過後は、アドバタイズメントパケットの受信処理を停止させることができるので、消費電力の低減効果も期待できる。
尚、図8のステップS801において、利用者のジェスチャに合わせて、アドバタイズメントパケットの受信待ち状態に移行する処理は、あくまで一例であり、利用者による操作等によって受信待ち状態に移行するものであっても良い。
図10は、第2の実施形態に係る検知処理の別の一例を示すシーケンスチャートである。図10の例では、ステップS1101において、利用者によるアプリケーション操作に応じて、情報端末102は、アドバタイズメントパケットの受信待ち状態へ移行する(ステップS1002)。尚、ステップS1001のアプリケーション操作は、例えば、印刷を行うアプリケーションプログラムを起動する操作や、アプリケーションプログラム上の印刷操作等を含む。尚、図10の処理は、図7に示すジェスチャ検知手段701は必要ないため、図4に示す第1の実施形態の機能構成により実現することができる。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態では、画像形成装置101の検知手段402が、移動体検知手段408と、動作検知手段409とを用いて、所定の範囲内の利用者を検知するものとして説明を行った。本実施形態では、画像形成装置101の検知手段402が、動作検知手段409を用いずに、所定の範囲内の利用者を検知する場合の例について説明する。
<システム構成>
図11は、第3の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。図11において、画像形成装置101−1は、自装置の移動体検知手段408の検知範囲1101−1において移動体を検知することができるものとする。同様に、画像形成装置101−2は、自装置の移動体検知手段408の検知範囲106−2において移動体を検知することができるものとする。
また、本実施形態では、各画像形成装置101の移動体検知手段408は、隣接して設置された他の画像形成装置101の利用者や、画像形成装置101の通過する人物等を誤って検知しないように、検知範囲が狭く(感度が低く)設定されている。これにより、本実施形態に係る画像形成装置101では、移動体検知手段408が移動体を検知した場合、検知された移動体を簡易的に利用者であると判断することができる。このように、画像処理システム100は、画像形成装置101が設置された環境に応じて、動作検知手段409を用いずに、運用が可能である。
尚、本実施形態に係る画像形成装置101の機能構成は、図4に示した第1の実施形態に係る画像形成装置101から動作検知手段409を削除したものであっても良い。
或いは、本実施形態に係る画像形成装置101の機能構成は、図4に示した第1の実施形態に係る画像形成装置101から動作検知手段409を設定等により停止させたもの等であっても良い。尚、本実施形態では、画像形成装置101の移動体検知手段406は、センサ検知範囲を、設定等により変更できるものであることが望ましい。
<処理の流れ>
図12は、第3の実施形態に係る画像処理の一例を示すシーケンスチャートである。
ステップS1201において、利用者が情報端末102に所定のアプリケーション操作を行うと、情報端末102はアドバタイズメントパケットの受信待ち情報に移行する(ステップS1202)。尚、所定のアプリケーション操作とは、例えば、画像処理を行うアプリケーションの起動操作や、アプリケーションに画像処理(印刷、スキャン等)を要求する操作等を含む。
ステップS1203において、利用者が情報端末102と共に画像形成装置101に接近すると、画像形成装置101の移動体検知手段408は、利用者を検知する(ステップS1204)。また、利用者を検知した移動体検知手段408は、近距離無線通信手段403にアドバタイズメントパケットの送信開始を要求する(ステップS1205)。
ステップS1206において、近距離無線通信手段403は、アドバタイズメントパケットの送信を開始し、送信されたアドバタイズメントパケットは、情報端末102によって受信される(ステップS1207、S1208)。
ステップS1209において、アドバタイズメントパケットを受信した情報端末102は、接続処理を開始し、アドバタイズメントパケットを送信した画像形成装置101の近距離無線通信手段に、接続情報の送信を要求する(ステップS1210)。
ステップS1211において、情報端末102は、画像形成装置101の近距離無線通信手段403から送信された接続情報を受信し、受信した接続情報を用いて画像形成装置101に画像処理を送信する(ステップS1212)。尚、本実施形態に係る接続情報には、画像形成装置101の通信手段401のIPアドレスや、MACアドレス等の情報が含まれる。
画像形成装置101の通信手段401が画像処理要求を受信すると、通信手段401は、受信した画像処理要求を画像処理手段405に通知する(ステップS1213)。画像処理要求の通知を受けた画像処理手段405は、画像処理要求に従って画像処理を行う(ステップS1214)。
このように、本実施形態によれば、情報端末102が、近距離無線通信機能を用いて、1つ以上の画像処理装置101の中から利用者が利用したい画像処理装置101を容易に特定することができる。
尚、図12のシーケンスチャートの処理はあくまで一例である。例えば、図12のステップS1201のアプリケーション操作は、図6に示す第1の実施形態のように、画像形成装置101からアドバタイズメントパケットの送信が開始された後に行われるものであっても良い。また、情報端末102は、図12のステップS1209において接続処理を開始する前に、受信したアドバタイズメントパケットに基づいて、画像形成装置101の情報を含む確認画面を表示させて、利用者の確認を促すものであっても良い。
また、上記の第1〜第3の実施形態のシステム構成はあくまで一例であり、本発明の範囲を限定するものではない。例えば、画像形成装置101の記憶手段407が記憶するジェスチャ情報411は、例えば、ネットワーク104に接続されたサーバ装置等に記憶されているものであっても良い。これにより、複数の画像形成装置101でジェスチャ情報411を共用できるようになる。
同様に、記憶手段407に記憶された接続情報410や、画像データ412等も、例えば、ネットワーク104に接続されたサーバ等の外部記憶手段に記憶されていても良い。
100 画像処理システム
101 画像形成装置(画像処理装置)
102 情報端末(情報処理装置)
401 通信手段
402 検知手段
403 近距離無線通信手段
404 接続情報通知手段
408 移動体検知手段(第1検知手段)
409 動作検知手段(第2検知手段)
411 ジェスチャ情報(動作形態情報)
414 接続情報取得手段
416 通信手段(送信手段)
特許第3942593号公報

Claims (10)

  1. 画像処理を要求する要求情報を受信する通信手段と、
    所定の範囲内の利用者を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記利用者が検知された場合、所定の情報の送信を開始する近距離無線通信手段と、
    前記近距離無線通信手段により、前記送信された所定の情報に基づいて接続情報を要求する情報端末に前記通信手段への接続情報を通知する接続情報通知手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記所定の情報は、
    前記近距離無線通信手段の存在を周囲に通知する情報である請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記近距離無線通信手段は、BLE通信を行うBLE通信部を含み、
    前記所定の情報は、前記BLE通信のアドバタイズメントパケットである請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記検知手段は、
    前記所定の範囲内の移動体を検知する第1検知手段を含む請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記検知手段は、
    前記第1検知手段によって検知された移動体が、前記画像処理装置の利用者であることを検知する第2検知手段を含む請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2検知手段は、
    前記移動体の動作形態を検知する動作検出部を含み、
    前記検知された動作形態と、予め記憶した動作形態情報に含まれる動作形態とが一致、又は所定のしきい値以上の類似度を有する場合、前記移動体を前記画像処理装置の利用者と判断する請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記接続情報は、前記通信手段のIPアドレス又はMACアドレスを含む請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像処理装置と、
    情報端末と、
    を含む画像処理システムであって、
    前記情報端末は、
    前記画像処理装置の近距離無線通信手段によって送信が開始された所定の情報に基づいて、前記近距離無線通信手段に接続情報を要求し、前記近距離無線通信手段から通知された接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    前記取得した接続情報に基づいて、前記画像処理装置に画像処理を要求する要求情報を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  9. 近距離無線通信による通信機能を有する情報処理装置であって、
    前記近距離無線通信によって送信が開始された所定の情報に基づいて、前記所定の情報を送信する近距離無線通信手段に接続情報を要求し、前記近距離無線通信手段から通知された接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    前記取得した接続情報に基づいて、画像処理装置に画像処理を要求する要求情報を送信する送信手段と、
    を有する情報処理装置。
  10. 画像処理を要求する要求情報を受信する通信手段と、
    所定の範囲内の利用者を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記利用者が検知された場合、所定の情報の送信を開始する近距離無線通信手段と、
    前記近距離無線通信手段により、前記送信された所定の情報に基づいて前記通信手段への接続情報を要求する情報端末に前記接続情報を通知する接続情報通知手段と、
    を有する画像処理システム。
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