JP2018079682A - 印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018079682A
JP2018079682A JP2017158825A JP2017158825A JP2018079682A JP 2018079682 A JP2018079682 A JP 2018079682A JP 2017158825 A JP2017158825 A JP 2017158825A JP 2017158825 A JP2017158825 A JP 2017158825A JP 2018079682 A JP2018079682 A JP 2018079682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visible light
communication
printing
distance
printing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017158825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6962062B2 (ja
Inventor
山口 博
Hiroshi Yamaguchi
博 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2017158825A priority Critical patent/JP6962062B2/ja
Publication of JP2018079682A publication Critical patent/JP2018079682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6962062B2 publication Critical patent/JP6962062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。【解決手段】印刷装置は、人を検知する検知手段と、撮像手段と、撮像用照明手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラムに関する。
特許文献1には、少なくも撮像機能を備えた検出手段を含み、動作中の消費電力及び動作仕様が相互に異なる複数種類の検出手段を用いて、省エネ性及び利便性の向上を両立させることを課題とし、画像処理装置に、検出領域Fの人感センサー、検出領域Rのアクセスカメラ、検出領域Laの認識カメラを併設し、スリープモード中の使用者の画像処理装置の接近形態に対して、相互に連携し、必要最小限の電力供給で、当該使用者が画像処理装置のUIタッチパネルに対峙するまでの間に、必要なデバイスへの電力供給、並びに、処理可能状態とすることを確立し、また、アクセスカメラの検出領域Rは、人感センサーの検出領域Fよりも広くしたため、人感センサーにより移動体を検出した後、使用者が人感センサーの検出死角に移動しても、当該使用者の動向を確実に認識(移動方向の予測)可能であることが開示されている。
特許文献2には、印刷出力先の画像形成装置として複数の候補がある場合において、印刷出力先としてユーザーが所望する画像形成装置と、実際に印刷出力が行われる画像形成装置との対応付けを容易に行うことができる画像形成装置、携帯端末装置、情報処理装置、画像形成システム及びプログラムを提供することを課題とし、画像形成装置は、UI装置と、印刷装置と、UI装置に認証情報を表示するよう制御する表示制御部と、UI装置に表示された認証情報と、予め定められた範囲内に存在する携帯端末装置が取得した取得情報とが予め定められた関係を満たした場合に、受信した画像データを前記印刷手段により印刷するよう制御する印刷制御部とを有することが開示されている。
特許文献3には、消費電力が低く、かつ、利便性が高い画像形成システムを提供することを課題とし、携帯端末は、アプリケーションを起動し、MFPの発光部からの可視光をカメラで受光してMFPのステータス情報を得ることで、拡張現実表示を行うことができ、MFPの動作モードが省電力モードに移行した場合において、携帯端末でアプリケーションが起動されると、アプリケーションは、携帯端末の情報取得部の機能を利用し、情報取得部は、構内情報通信網などのネットワークを介して、MFPに対して発光通信開始依頼を送信し、MFPでは、可視光通信についての制御を行う送信制御部が、発光通信開始依頼に応じて、発光部を点灯させ、携帯端末との間で可視光通信を実行させることが開示されている。
特許文献4には、スキャナユニットを用いて、物理的に接続することなく、データの設定を行うことが可能なデータ設定システムを提供することを課題とし、複合機が、画像読取部を用いて外部の光信号を受信する光通信受信手段と、前記受信された光信号に対応するデータの設定を実行する光通信実行手段とを備え、通信端末装置が、光照射部を用いてデータの設定に対応する光信号を発信する光通信発信手段を備えることが開示されている。
特許文献5には、通信機器周辺に照射される照明光の光量が変化する環境下でも、複雑な回路や高価な部品を設けることなく、可視光通信を行うことができる可視光通信装置、及びこの装置を備えた画像形成装置を提供することを課題とし、可視光通信装置は、商用交流電源の電圧がゼロであるゼロクロス点の位相を検出するゼロクロス検出部と、ゼロクロス検出部が検出するゼロクロス点に光量が同期し、可視光又はその周辺スペクトル光を用いて通信する可視光通信部と、を備えており、画像形成装置は、上記の可視光通信装置と、可視光通信装置が他の装置と通信するデータに基づいて画像を形成する画像形成部と、を備えていることが開示されている。
特許文献6には、通信機器同士の通信の安全性を簡単かつ迅速に確保することを課題とし、デジタルカメラの通信設定情報生成部は、第2DSC側通信部と第2プリンタ側通信部との通信の成立に必要な通信設定情報を生成し、デジタルカメラの第1DSC側通信部は、生成された通信設定情報を、プリンタに送信し、プリンタの第1プリンタ側通信部は、第1DSC側通信部の送信した通信設定情報を受信し、プリンタの通信設定部は、第1プリンタ側通信部の受信した通信設定情報に基づき、第2DSC側通信部との通信成立に必要な情報を第2プリンタ側通信部に設定し、デジタルカメラの第2DSC側通信部とプリンタの第2プリンタ側通信部とは、共通の通信設定情報によって通信を成立させることが開示されている。
特許文献7には、装置の属するサブネットワークに関係なく、他の装置との一過性の装置間通信を行う場合、装置のモデル名などを知らないユーザーなどでは手間がかかってしまっていたことを課題とし、電源ONを発光により示す発光部を備え、自装置の電源が入っているときに発光部からの発光信号により、自装置のアドレス情報を繰り返し出力するよう制御手段が上記発光部による発光を制御することが開示されている。
特許文献8には、利用者にとって起動時のストレスを緩和することができ、かつ、無駄な電力を消費しにくいインクジェットプリンタを提供することを課題とし、プリンタは、記録ヘッドとインク供給装置とヘッド駆動装置とを含む動作部と、動作部に印刷初期動作を行わせる初期動作制御装置と、印刷モードと待機モードとを切り換えるモード切換装置と、モード切換装置に対して印刷モード又は待機モードを指示するモード切換スイッチと、利用者によりモード切換スイッチが操作されること以外の状況であって、利用者が印刷を開始することが想定される状況として予め定められた所定の利用開始状況であるか否かを判定する判定装置とを備えており、初期動作制御装置は、待機モードのときに判定装置が利用開始状況と判定すると、動作部に印刷初期動作を行わせるように構成されていることが開示されている。
特許文献9には、印刷装置と端末装置との間でコネクションを確立する場合、上記検出動作を必要としない印刷システムを提供することを課題とし、印刷装置が、印刷装置の固有の識別情報を保持し、また、端末装置が近傍に存在しているときに、上記識別情報を送信し、一方、印刷装置と接続するインタフェース手段を端末装置が具備し、端末装置が、印刷装置が送信した識別情報を受信し、受信した識別情報を解析し、この解析した結果に応じて、インタフェース手段を選択する印刷システムであることが開示されている。
特許文献10には、複数の通信無線通信を利用して画像処理装置にデータを送信した後に、該画像処理装置と接続するための接続情報を削除することにより、高速データ通信の実現とセキュリティの確保を可能とする情報処理装置を提供することを課題とし、情報処理装置は、第1の無線通信規格である第1の無線通信で画像処理装置と通信するための接続情報を、第2の無線通信規格である第2の無線通信で取得し、第1の無線通信で印刷データを画像処理装置に送信し、印刷データを画像処理装置に送信した後に接続情報を削除するように制御することが開示されている。
特許文献11には、コンテンツサーバからコンテンツを提供する際に、コンテンツのトレーサビリティの確保や不正な複製の防止を実現可能とすることを課題とし、携帯電話の制御部は、プリンタからプリンタを一意に識別可能なプリンタIDを取得し、取得したプリンタIDと携帯電話の携帯電話IDとをサーバに送信し、サーバからプリンタIDや携帯電話IDが合成された合成データを受信して、受信した合成データをプリンタに送信して印刷させることが開示されている。
特許文献12には、無線通信の送受信能力や印刷装置の処理能力に応じて適切に印刷装置を制御して印刷を行うことを課題とし、着脱可能なメモリに記録したデータを印刷装置に印刷させる第一の設定と、印刷装置にデータを無線送信して印刷させる第二の設定と、を少なくとも含む設定のいずれかを選択する入力を受け付け、第一の設定が選択されたときには印刷対象として選択操作された複数の画像のデータを着脱可能に取り付けられたメモリに対して別個に記録しておき、第二の設定が選択されたときには複数の画像を合成して該合成した画像のデータを印刷装置へ無線送信可能に画像送信装置を構成し、印刷装置及び画像送信装置の印刷処理に関する処理能力を表す情報に基づいて画像の合成を画像送信装置で行うか否かを判断し、画像の合成を画像送信装置で行うと判断したときのみ画像を合成してもよいことが開示されている。
特許文献13には、PC等を介すことなく、携帯端末との間で画像データの送信及び受信の少なくともいずれかを可能にすることができる表示制御装置を提供することを課題とし、表示制御装置は、画像データを表示装置に表示する制御を行うもので、画像を読み取るイメージセンサーと、携帯端末から送信された画像データを受信する受信機能、及びイメージセンサーにより読み取られた画像データを携帯端末に送信する送信機能を有する赤外線通信モジュールと、表示装置に画像データを出力するビデオ信号発生器と、を備えることが開示されている。
特許文献14には、可視光の広大な帯域を有効利用ができ、マルチパスに強く、多重化に向いた方式と、通信性能に影響の大きい可視光受光部の構造と、通信プロトコルの通信要素を限定しない通信方式とを実現する可視光通信専用モデムを提供することを課題とし、可視光通信専用モデムにOFDM変調方式、反射型受信部を採用し、インターネット通信、音声通信、動画通信及び各種プロトコル対応可能な1対1、1対n、n対nの可視光通信を行うことが開示されている。
特許文献15には、車両の故障に関する情報を車両の外部に連絡するための車両の通信装置において、車両側通信機として携帯電話機を利用する場合に携帯電話機を体から離して車体側に装着しなくても済むようにすることを課題とし、車両の故障を検出する故障検出手段から車両の故障に関する情報を受け取り、車室内に存在する赤外線通信機能を具備する携帯電話機へ赤外線投光部から赤外線を投光することにより、受け取った前記情報を前記携帯電話機へ赤外線通信を用いて無線送信する無線通信手段を備えることが開示されている。
特許文献16には、撮像画像から複数の対象物を検知する際に、必要な精度の検知結果を得ることができる外界認識装置を得ることを課題とし、外界認識装置は、画像を画像処理する複数の処理部と、複数の処理部の少なくとも1つの処理部によって処理されることにより対象物を認識する認識アプリケーションを対象物の種類別に複数格納する認識アプリケーション格納部と、外部環境情報又は自車挙動情報の少なくとも一方を含む外部情報を取得する外部情報取得部と、外部情報に基づいて認識アプリケーション格納部から少なくとも1つの認識アプリケーションを選択し、選択された認識アプリケーションを処理するための処理部を複数の処理部の中から選択する選択部を有することが開示されている。
特許文献17には、正常な処理完了を確認するための通信をさせなければならなかったことを課題とし、印刷データ送信部がプリンタに印刷データを送信し、通信催促部が液晶ディスプレイにてプリンタとの通信を促す画面(通信催促画面)の表示を行い、この通信催促画面を表示しつつ、赤外線通信部が赤外線を通じて外部の機器を探索し、これにより、ユーザーに通信の必要性を認識させ、確実に赤外線での接続をさせることができることが開示されている。
特許文献18には、カメラが装着された無線端末機において、カメラ機能のために使用されるLED及びカメラセンサーを、可視光線近距離通信のためのインタフェース装置として使用できるようにすることを課題とし、無線端末機は、光を供給するためのLED部と、該LED部の動作を制御するためのLEDドライバーと、光信号を感知して電気信号に変換して伝達するカメラセンサー部と、を含み、さらに、可視光線近距離通信を通じて送信するデータ、及び可視光線近距離通信を通じて受信されるデータ、を処理するデータ処理部と、該データ処理部を通じて伝達された前記送信するデータを光無線通信方式に適合した電気信号に変調して前記LEDドライバーに伝達する変調部と、カメラセンサー部から伝達を受けた電気信号を前記光無線通信方式によるデータに復調してデータ処理部に伝達する復調部と、を含むことが開示されている。
特許文献19には、人間に対して光を直接視認させるための表示手段に用いられているLEDなどの半導体発光素子を、装置間の通信に利用することを課題とし、LEDは、電気機器に従来より設けられている表示のためのLED光源であり、このLEDを発光させる際に、制御部によって情報にしたがってLEDの点滅あるいは発光量を制御し、LEDの発光光を変調して情報を送信し、この変調光を受信機の受光部で受光し、復調部で復調することによって、電気機器から送られてきた情報を受信することができ、受光部に光学系を設け、受光ビームを絞れば、他の電気機器からの光に影響されずに、特定の電気機器からの情報のみを受信することができ、また、受信機側に発光部を、電気機器側に受光部を設けておけば、双方向の通信も可能であることが開示されている。
特許文献20には、携帯端末に保存された画像データを容易に種々の映像と合成してシール用紙に印刷でき、様々なバリエーションのシールを作成し楽しむことができるプリントシステム及びプリント方法を提供することを課題とし、携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段と、赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段と、画像データ表示手段により表示された画像データを、利用者の指示にしたがって予め保存・蓄積されている任意の画像データと組み合わせ、画像データを編集する画像データ編集手段と、画像データ編集手段により編集された画像データを印刷する印刷手段とを備えることが開示されている。
特許文献21には、光の通信路を容易に確立し高速な光無線通信を行うことができる通信情報端末を提供することを課題とし、携帯電話の撮像部が撮像光を受光し処理する機能と通信相手のPCからの通信光を受光し処理する機能とを有し、撮像部によってPCを撮像し、表示部で確認しながら光無線通信を行うことが開示されている。
特許文献22には、通信装置と1対1の無線接続関係を確立する際に、操作者が相手の通信装置の選択を、相手の通信装置のアドレスや拡散符号を事前に知ることなく、視覚的観察に基づいて実行できる近距離スペクトラム拡散無線通信システム並びにその装置を提供することを課題とし、一方の無線通信装置が、送信に用いる拡散符号か若しくは他方の無線通信装置が送信に用いる拡散符号のうちの少なくとも一方の拡散符号を、光信号により他方の無線通信装置に対して通知し、スペクトラム拡散無線通信装置は、赤外光線を照射する発光ダイオードをもつ光信号出射部とフオトダイオードをもつ受光部が具備されていて、この無線通信装置から他方の無線通信装置に向けて送出される光信号の指向性が、他方の無線通信装置の近隣の他の無線通信装置の受光部に受信されることなく、選択的に他の無線通信装置により受信されるように設定されることが開示されている。
特許文献23には、容易に通信時の位置合わせを行うことができ、通信の確実性の向上を図ることができる近距離無線通信装置を提供することを課題とし、通信電波が所定範囲の指向性を有する近距離無線通信手段と、通信状態を操作する操作手段と、を備えた近距離無線通信装置であって、近距離無線通信手段にて通信を行う際に少なくとも通信電波の照射方向を含む画像を取得する画像取得手段と、この取得された画像を表示する表示手段と、を備えたことが開示されている。
特許文献24には、可視光通信装置であって、レンズを搭載し映像を撮影する装置であり、撮影した映像をデジタルデータとして記憶する装置(以降、デジタル撮像装置とする)で可視光通信を可能にし、さらにデジタル撮像装置の撮影対象確認部から可視光線の受光状態を確認できる可視光通信装置を提供することを課題とし、デジタル撮像装置に搭載され、可視光線の受光素子と発光素子の2つの素子を装備し、可視光通信を可能にすることが開示されている。
特開2014−098894号公報 特開2014−180792号公報 特開2014−150474号公報 特開2015−126504号公報 特開2014−007624号公報 特開2007−189348号公報 特開2010−114492号公報 特開2015−024626号公報 特開2007−164400号公報 特開2015−210597号公報 特開2008−186161号公報 特開2008−040807号公報 特開2009−005079号公報 特開2010−130603号公報 特開2009−286161号公報 特開2015−210592号公報 特開2008−186402号公報 特開2005−341595号公報 特開2004−248128号公報 特許第3480734号公報 特開2006−166373号公報 特開2003−235081号公報 特開2007−053424号公報 特開2008−245231号公報
携帯情報処理装置から印刷指示を行って、印刷装置で印刷を行うことが行われている。
ところで、印刷装置には撮像用照明部を備えているものがある。この印刷装置が可視光通信を行うためには、撮像用照明部と可視光通信の発光部の両方の装置を備えている必要がある。
本発明は、印刷装置を特定するための情報を送信するために、その印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ね、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、人を検知する検知手段と、撮像手段と、撮像用照明手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置である。
請求項2の発明は、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置である。
請求項3の発明は、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置である。
請求項4の発明は、撮像手段と、撮像用照明手段をさらに有し、前記送信手段は、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信による送信を行う、請求項3に記載の印刷装置である。
請求項5の発明は、前記撮像手段は、人の接近を検知するための検知用撮像手段又は顔を撮像するための顔撮像手段であり、前記撮像用照明手段は、人の接近を検知するための検知用照明手段又は顔を撮像するための顔撮像用照明手段であり、前記検知用撮像手段又は前記顔撮像手段のいずれかの近傍に存在する、請求項1又は4に記載の印刷装置である。
請求項6の発明は、前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、請求項1から5のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項7の発明は、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置である。
請求項8の発明は、前記携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段をさらに有し、前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、請求項7に記載の印刷装置である。
請求項9の発明は、前記携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、請求項1から8のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項10の発明は、前記送信手段は、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信する、請求項1から9のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項11の発明は、前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、該印刷指示にしたがって印刷するように制御する制御手段をさらに有する請求項1から10のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項12の発明は、前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示と、前記無線通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御する通信制御手段をさらに有する請求項1から11のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項13の発明は、予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、印刷指示を受けなかった旨を提示する第2の提示手段をさらに有する請求項1から12のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項14の発明は、前記無線通信は、可視光通信とは異なる通信である、請求項1から13のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項15の発明は、人を検知する検知手段と、撮像手段と、撮像用照明手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置と、前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する印刷システムである。
請求項16の発明は、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置と、前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する印刷システムである。
請求項17の発明は、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置と、前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する印刷システムである。
請求項18の発明は、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置と、前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段を有する携帯情報処理装置を具備する印刷システムである。
請求項19の発明は、無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する第1受信手段と、前記特定情報を、前記無線通信によって受信する第2受信手段と、前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないリスト管理手段を有する携帯情報処理装置と、人を検知する検知手段と、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段を有し、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置を具備する印刷システムである。
請求項20の発明は、検知手段と撮像手段と撮像用照明手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、人を検知することを前記検知手段に行わせることと、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせることを実行させ、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷処理プログラムである。
請求項21の発明は、検知手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、人を検知することを前記検知手段に行わせることと、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせることを実行させ、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷処理プログラムである。
請求項22の発明は、検知手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、人を検知することを前記検知手段に行わせることと、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせることを実行させ、前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段に可視光通信を開始させ、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷処理プログラムである。
請求項23の発明は、検知手段と送信手段と提示手段を有する印刷装置であるコンピュータに、人を検知することを前記検知手段に行わせることと、無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信することを前記送信手段に行わせることと、前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを前記提示手段に行わせることを実行させ、前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷処理プログラムである。
請求項1の印刷装置によれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、その印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ね、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項2の印刷装置によれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くし、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項3の印刷装置によれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くし、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項4の印刷装置によれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
請求項5の印刷装置によれば、撮像手段として、検知用撮像手段又は顔撮像手段を用いることができる。
請求項6の印刷装置によれば、発光を停止しない場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
請求項7の印刷装置によれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなり、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項8の印刷装置によれば、発光を停止しない場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
請求項9の印刷装置によれば、携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、可視光通信を開始することができる。
請求項10の印刷装置によれば、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信することができる。
請求項11の印刷装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、その印刷指示にしたがって印刷するように制御することができる。
請求項12の印刷装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、可視光通信の送信を停止し、印刷指示とともに、通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、可視光通信の送信を停止しないように制御することができる。
請求項13の印刷装置によれば、可視光通信によって、本印刷装置と通信を行うための印刷装置を特定するための情報を送信することができる。
請求項14の印刷装置によれば、無線通信として、可視光通信とは異なる通信を用いることができる。
請求項15の印刷システムによれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項16の印刷システムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項17の印刷システムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項18の印刷システムによれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなり、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項19の印刷システムによれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項20の印刷処理プログラムによれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項21の印刷処理プログラムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項22の印刷処理プログラムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項23の印刷処理プログラムによれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなり、印刷指示が複数回あった場合でも、人の離脱を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 印刷装置の具体例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態は、携帯端末100と印刷装置150によって構成されている。携帯端末100は、印刷装置150に対して印刷指示(印刷ジョブ、プリントジョブともいわれる)を行うものであって、印刷装置150は、携帯端末100から印刷指示を受け取って、印刷を行うものである。例えば、印刷装置150を臨時に利用しなければならない場面(出張先等の印刷装置150を1回だけ利用するような場合等)では、携帯端末100と印刷装置150間の通信を行うための設定を行うのは、煩わしいことである。本実施の形態によれば、このような場合でも、ユーザーによる操作での通信設定(少なくとも印刷指示の送信先である印刷装置150の選択操作)をすることなく、ユーザーの携帯端末100から印刷指示を行い、印刷装置150で印刷をすることができるようになる。
携帯端末100と印刷装置150間の通信(特に、印刷装置150から携帯端末100への通信)として、可視光通信を用いる。
可視光通信とは、LED(Light Emitting Diode)などが発光する可視光の強度を変化させて変調させることによる通信をいう。例えば、標準規格として、以下のものがある。
・JEITA CP−1221/1222/1223(電子情報技術産業協会)
片方向4.8kbpsの主に照明光通信用である。
JEITA CP−1221 可視光通信システム 2007年3月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1221
JEITA CP−1222 可視光IDシステム 2007年6月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1222
JEITA CP−1223 可視光ビーコンシステム 2013年5月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1223
可視光源から、簡単な情報やその可視光源に固有なID情報を放射送信させることで、ものの識別、位置情報の提供、各種案内システムの構築など様々な応用を図るものである。
・ARIB STD−T50 4.0版(電波産業会)2009年12月
下り可視光、上り赤外を用いた光LAN(赤外光LANの可視光拡張)である。
http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/1−STD−T50v4_0.pdf
・IrDA「可視光通信標準規格」1.0版(可視光通信コンソーシアムとIrDAの共同) 2009年2月
IrDAの可視光通信拡張、互換性確保規格である。
・IEEE 802.15.7 (2009年1月)
規格リリース済みの可視光通信規格である。
・IEEE 802.15.SG7a
イメージセンサーを使った可視光通信規格である。
印刷装置150から可視光通信用の発光を行い、光を当てた携帯端末100に対し、印刷装置150と通信を行うためのその印刷装置150を特定するための情報(以下、特定情報ともいう)を送信する。ここで「印刷装置150と通信を行うため」における「通信」とは、通信先を特定するための特定情報が必要な通信であって、可視光通信以外の通信をいう。例えば、WiFi(Wireless Fidelity)、近距離無線通信のブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の無線通信であってもよい。また「印刷装置150を特定するための特定情報」とは、通信の相手先を特定する(ペアリング等)ための情報であって、一般的には、機器の名称、アドレス等といわれるものであって、具体的には、IP(Internet Protocol)アドレス、MACアドレス(Media Access Control address)、メールアドレス、端末名等が該当する。
そして、携帯端末100は、可視光通信によって、印刷装置150からその特定情報(印刷装置150と通信を行うための印刷装置150を特定するための情報)を受信する。
次に、携帯端末100は、その特定情報にしたがって、通信(その特定情報で設定される通信であって、可視光通信以外の通信)の設定を行い、その通信を用いて印刷指示を印刷装置150に送信する。
そして、印刷装置150は、携帯端末100からその通信によって印刷指示を受信し、その印刷指示にしたがった印刷を行う。
なお、この一連の処理において、携帯端末100で、印刷指示の送信先を選択する操作を入力する必要はない。
携帯端末100は、図1の例に示すように、可視光通信モジュール105、通信モジュール110、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120、ファイル記憶モジュール125、印刷装置リスト管理モジュール130を有している。携帯端末100は、一般的にモバイル端末ともいわれ、例えば、携帯電話(スマートフォンを含む)、ノートPC(Personal Computer)、ウェアラブル端末(例えば、腕時計型端末、メガネ型端末等)等が該当する。可視光通信(少なくとも送信用の可視光通信)ができるものであり、ユーザーの操作にしたがって印刷指示を印刷装置150に送信するものである。
可視光通信モジュール105は、撮像モジュール107a、撮像用照明モジュール107bを有しており、通信制御モジュール115と接続されている。可視光通信モジュール105は、可視光通信(可視光通信用の受光、発光)を行う。また、撮像モジュール107a、撮像用照明モジュール107bを制御して、可視光通信を行うようにしてもよい。可視光通信モジュール105は、可視光通信によって、印刷装置150と通信を行うためのその印刷装置150を特定するための特定情報を受信する。その特定情報を通信制御モジュール115に渡す。
また、可視光通信モジュール105は、携帯端末100が有しているカメラと同じ向きに設置されていてもよい。この場合、カメラで撮影した画像をユーザーインタフェースモジュール120のディスプレイに表示させることによって、ユーザーが可視光通信の送信先(印刷装置150)を確認できるようにしてもよい。
撮像モジュール107aは、可視光通信の受光装置としての機能を有する。つまり、印刷装置150から可視光通信で送信されてきた情報を受信する。具体的には、カメラの受光部が該当する。
撮像用照明モジュール107bは、可視光通信の発光装置としての機能を有する。つまり、印刷装置150に対して、可視光通信で情報を送信する。具体的には、カメラの撮像用照明(ストロボ用照明等)が該当する。撮像モジュール107a、撮像用照明モジュール107bは、カメラの受光部、撮像用照明としての機能を有しているとともに、標準規格の可視光通信装置としての機能を有している。
通信モジュール110は、通信制御モジュール115と接続されている。通信モジュール110は、印刷装置150との間で通信(可視光通信以外の通信)を行う。通信モジュール110は、通信制御モジュール115による制御によって、可視光通信モジュール105が受信した特定情報にしたがって、通信によって印刷指示を印刷装置150に送信する。
通信制御モジュール115は、可視光通信モジュール105、通信モジュール110、ユーザーインタフェースモジュール120、ファイル記憶モジュール125と接続されている。通信制御モジュール115は、可視光通信モジュール105を介して、可視光通信によって、印刷装置150と通信を行うためのその印刷装置150を特定するための特定情報を受信する。そして、その特定情報にしたがって、通信によって印刷指示を印刷装置150に送信するように通信モジュール110を制御する。可視光通信を用いることによって、ユーザーにとって、発信源(印刷装置150等)、受信先(携帯端末100等)、通信経路が目に見えるので、通信範囲がわかりやすい。
また、通信制御モジュール115は、通信モジュール110を制御して、印刷指示の送信先である印刷装置150を選択するユーザーの操作入力を受け付けることなく、その印刷指示を印刷装置150に送信するようにしてもよい。
また、通信制御モジュール115は、可視光通信モジュール105を制御して、印刷装置150を特定するための特定情報の送信指示を送信してもよい。ここで、「印刷装置150を特定するための特定情報の送信指示」は、携帯端末100が印刷装置150との通信を開始するために必要な特定情報を要求する指示である。
また、通信制御モジュール115は、可視光通信モジュール105を制御して、「印刷装置150を特定するための情報」を受信した場合は、可視光通信の受信を停止するようにしてもよい。「印刷装置150を特定するための特定情報」の余分な受信を停止するためである。
また、通信制御モジュール115は、可視光通信モジュール105が、可視光通信によって、印刷装置150から印刷装置150の特性又は状態を受信した場合、その特性又は状態にしたがって、印刷指示を生成するようにしてもよい。そして、通信制御モジュール115は、通信モジュール110を制御して、その生成した印刷指示を送信するようにしてもよい。
また、通信制御モジュール115は、通信モジュール110を制御して、「可視光通信によって印刷装置150を特定するための特定情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報」と印刷指示を、印刷装置150に送信するようにしてもよい。
ユーザーインタフェースモジュール120は、通信制御モジュール115、ファイル記憶モジュール125、印刷装置リスト管理モジュール130と接続されている。ユーザーインタフェースモジュール120は、タッチスクリーン、音声、視線、ジェスチャ、マウス、キーボード等を用いたユーザーの操作を受け付ける。ユーザーの操作として、印刷指示等がある。また、ユーザーインタフェースモジュール120は、液晶ディスプレイ、スピーカー、振動装置等によって、情報をユーザーに知らせる。また、ユーザーインタフェースモジュール120は、印刷装置150から印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、その旨の提示を行うようにしてもよい。その提示を受けたユーザーは、可視光通信を中止する操作(可視光通信の受光の停止、可視光通信の光を携帯端末100の可視光センサー(受光センサー)からはずすこと等)を行うこととなる。
また、ユーザーインタフェースモジュール120は、可視光通信によって「印刷装置150を特定するための特定情報」を受信している場合は、ユーザーが可視光を携帯端末100に当てる動作(動作を続けることを含む)の示唆を提示するようにしてもよい。可視光通信によって印刷装置150を特定するための特定情報を受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
ファイル記憶モジュール125は、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120と接続されている。ファイル記憶モジュール125は、印刷対象となるファイルを記憶している。通信制御モジュール115は、印刷指示として、印刷対象であるファイルを含めてもよい。
印刷装置リスト管理モジュール130は、ユーザーインタフェースモジュール120と接続されている。印刷装置リスト管理モジュール130は、ユーザーに印刷装置150を選択させるための選択リスト(印刷装置リスト)を管理する。その選択リスト内には、例えば、特定情報(人間が認識しやすいように、特定情報から抽出した印刷装置150の名称等を含めてもよい)がある。
そして、印刷装置リスト管理モジュール130は、可視光通信モジュール105で特定情報を受信した場合、無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した特定情報を追加しない。
また、印刷装置リスト管理モジュール130は、通信モジュール110で特定情報を受信した場合、選択リストに受信した特定情報を追加するようにしてもよい。つまり、可視光通信で特定情報を受信した場合は、選択リストに含めず、無線通信で特定情報を受信した場合は、選択リストに含めるようにしてもよい。可視光通信を利用する場合は、一時的な利用が主であることから、選択リストの見やすさを保ち、さらに、特定情報の漏洩を防ぐためである。一方、無線通信で特定情報を受信した場合は、継続的な利用が主であることから、今後の利便性を図るために、特定情報を選択リストに含める。
印刷装置150は、図1の例に示すように、可視光通信モジュール155、通信モジュール160、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、印刷制御モジュール175、ファイル記憶モジュール180、印刷モジュール185、発光制御モジュール190、接近検知モジュール195を有している。印刷装置150は、一般的に、プリンタ、プリンタ機能を有する複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等が該当する。
可視光通信モジュール155は、撮像モジュール157a、撮像用照明モジュール157bを有しており、通信制御モジュール165、発光制御モジュール190と接続されている。可視光通信モジュール155は、携帯端末100との間で、可視光通信(可視光通信用の受光、発光)を行う。また、撮像モジュール157a、撮像用照明モジュール157bを制御して、可視光通信を行うようにしてもよい。可視光通信モジュール155は、可視光通信によって、印刷装置150と通信を行うための印刷装置150を特定するための特定情報を携帯端末100に送信する。
撮像モジュール157aとして、例えば、図3で後述する接近検知用カメラ320又は顔撮像用カメラ340が該当する。
撮像用照明モジュール157bとして、例えば、図3で後述する接近検知用照明330又は顔撮像用照明350が該当する。
通信モジュール160は、通信制御モジュール165と接続されている。通信モジュール160は、携帯端末100との間で通信(可視光通信以外の通信)を行う。通信モジュール160は、携帯端末100から通信によって印刷指示を受信する。その印刷指示を通信制御モジュール165に渡す。
通信制御モジュール165は、可視光通信モジュール155、通信モジュール160、ユーザーインタフェースモジュール170、印刷制御モジュール175、ファイル記憶モジュール180と接続されている。通信制御モジュール165は、可視光通信によって、「印刷装置150を特定するための特定情報」を携帯端末100に送信するように可視光通信モジュール155を制御する。そして、通信モジュール160を介して、携帯端末100からの印刷指示を受信する。
また、通信制御モジュール165は、複数回、「印刷装置150を特定するための特定情報」を送信するようにしてもよい。印刷指示のヘッダ部分を受信できずに、可視光通信による受信が始まることがあるからである。つまり、可視光を携帯端末100の可視光センサーに当てる前に、可視光通信を始めてしまうことがあり得るからである。
また、印刷装置150が「印刷装置150を特定するための特定情報」を複数回送信した場合は、携帯端末100の通信制御モジュール115は、前回受信したものと同じであるか否かを判断し、同じである場合は、その受信を破棄するようにしてもよい。
また、印刷装置150は、人の所在を検知する人感センサーを有していてもよい。人感センサーが人の所在を検知した場合、通信制御モジュール165は、可視光通信モジュール155に、可視光通信を開始するように制御してもよい。ここで「人の所在を検知する」には、人が近づくことを検知することを含む。例えば、人感センサーは、赤外線、超音波、可視光等が用いられる。また、これらの組み合わせ、例えば、赤外線と超音波との組み合わせを用いてもよいし、赤外線等のみであってもよい。
また、通信制御モジュール165は、携帯端末100から可視光通信によって、印刷装置150を特定するための特定情報の送信指示を受信した場合、印刷装置150は可視光通信を開始するように可視光通信モジュール155を制御してもよい。
また、通信制御モジュール165は、通信モジュール160が印刷指示を受信した場合、可視光通信のための発光を停止するように可視光通信モジュール155を制御してもよい。「印刷装置150を特定するための特定情報」の余分な送信を停止するためである。ここで「通信モジュール160が印刷指示を受信した場合」とは、印刷指示であるデータ全ての受信を完了した場合であってもよいし、印刷指示を受信したことが判明した時点であってもよい。
また、通信制御モジュール165は、可視光通信モジュール155を制御して、可視光通信によって、印刷装置150の特性又は状態を送信するようにしてもよい。印刷装置150の特性として、例えば、使用可能な用紙サイズ、解像度、カラー又は白黒の指定可能性、片面又は両面の指定可能性等がある。印刷装置150の状態として、例えば、プリント可能、故障、用紙切れ等がある。
また、通信制御モジュール165は、印刷指示とともに、「可視光通信によって印刷装置150を特定するための特定情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報」を受信した場合に、その印刷指示にしたがって印刷するように制御してもよい。可視光通信を経て印刷指示を受け付けた場合と、可視光通信を経ずに印刷指示を受け付けた場合とを区別するためである。なお、受信しなかった場合は、受信するまで待機する等の制御をすることとなる。
ユーザーインタフェースモジュール170は、通信制御モジュール165、印刷制御モジュール175と接続されている。ユーザーインタフェースモジュール170は、タッチスクリーン、音声、視線、ジェスチャ、マウス、キーボード等を用いたユーザーの操作を受け付ける。また、ユーザーインタフェースモジュール170は、液晶ディスプレイ、スピーカー、振動装置等によって、情報をユーザーに知らせる。
印刷制御モジュール175は、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、ファイル記憶モジュール180、印刷モジュール185と接続されている。印刷制御モジュール175は、通信制御モジュール165が受信した印刷指示にしたがって、印刷モジュール185を用いて印刷処理を行わせる。
ファイル記憶モジュール180は、通信制御モジュール165、印刷制御モジュール175と接続されている。ファイル記憶モジュール180は、通信制御モジュール165が受信した印刷指示内のファイルを記憶する。
またユーザーインタフェースモジュール170は、可視光通信によって送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯端末100に当てる動作の示唆を提示するようにしてもよい。可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
印刷モジュール185は、印刷制御モジュール175と接続されている。印刷モジュール185は、印刷制御モジュール175の制御にしたがって、印刷処理を行う。
接近検知モジュール195は、発光制御モジュール190と接続されている。接近検知モジュール195は、人の所在を検知する。ここでの検知対象の人は、印刷装置150を用いて印刷を行おうとしているユーザーであって、携帯端末100を所持している者である。
発光制御モジュール190は、可視光通信モジュール155、接近検知モジュール195と接続されている。発光制御モジュール190は、接近検知モジュール195が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信モジュール155による可視光通信による送信(発光)を開始するように制御する。印刷装置150には、プリントを待機している状態である低消費電力モードと、プリントが可能な状態であるプリントモード(スタンバイモードともいわれる)がある。低消費電力モードの消費電力は、プリントモードより少ない。プリントモードでは、画像形成部の予熱が行われており、画像形成部でプリントが実行可能又はプリントの実行が行われる。さらに、低消費電力モードとして、複数段階のモードがあってもよい。例えば、ヒーター部の温度を下げ、かつモーターが停止している状態である低電力モードと、主電源が切れ、最も電力を節約できる状態である自動オフモード(スリープモードともいわれる)等がある。「低消費電力モードを維持したまま」とは、プリントモード以外の状態であることをいい、例えば、前述の低電力モード、自動オフモードのいずれかであればよい。したがって、自動オフモードから低電力モードへ遷移したとしても、「低消費電力モードを維持したまま」の範疇である。また、低消費電力モードでは、ディスプレイ等を消灯することもあるが、本実施の形態では、「低消費電力モードを維持したまま」、可視光通信以外に、ディスプレイ等での表示を行うこともある。つまり、ディスプレイ等以外の部品、装置等が電力を節約している状態であればよい。したがって、ディスプレイ等が点灯したことのみをもって、低消費電力モードが解除されたとはいえない。
ここで、可視光通信モジュール155、印刷装置リスト管理モジュール130等の機能を説明する。
可視光通信モジュール155は、無線通信の送信先として本印刷装置150を特定するための特定情報を、撮像用照明モジュール157bを用いて、携帯端末100に対して、可視光通信によって送信する。
そして、通信モジュール160は、携帯端末100から、特定情報にしたがった無線通信によって印刷指示を受信する。
また、可視光通信モジュール155は、無線通信の送信先として本印刷装置150を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、携帯端末100に対して、可視光通信によって送信する。
そして、通信モジュール160は、携帯端末100から、特定情報にしたがった無線通信によって印刷指示を受信する。
また、可視光通信モジュール155は、無線通信の送信先として本印刷装置150を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する。
そして、通信モジュール160は、携帯端末100から、特定情報にしたがった無線通信によって印刷指示を受信する。
接近検知モジュール195は、人の所在を検知する。
発光制御モジュール190は、接近検知モジュール195が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信モジュール155は可視光通信を開始するように可視光通信モジュール155を制御する。この場合、撮像用照明モジュール157bを用いて、可視光通信による送信を行うようにしてもよい。
また、撮像モジュール157aは、人の接近を検知するための検知用撮像装置又は顔を撮像するための顔撮像装置であってもよい。
撮像用照明モジュール157bは、検知用撮像装置又は顔撮像装置のいずれかの近傍に存在するように設置してもよい。
また、可視光通信モジュール155は、無線通信の送信先として本印刷装置150を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯端末100の受光部に送信する。
そして、ユーザーインタフェースモジュール170は、可視光通信によって特定情報を携帯端末100に送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯端末100の受光部に当てる動作の示唆を提示する。
また、可視光通信モジュール105は、無線通信の送信先として印刷装置150を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する。
そして、通信モジュール110は、特定情報を、無線通信によって受信する。
そして、印刷装置リスト管理モジュール130は、可視光通信モジュール105で特定情報を受信した場合、無線通信の送信先として選択リストに受信した特定情報を追加しない。
また、印刷装置リスト管理モジュール130は、通信モジュール110で特定情報を受信した場合、選択リストに受信した特定情報を追加する。
なお、無線通信は、可視光通信を含めるものとしてもよいし、可視光通信とは異なる通信(具体的には、WiFi、ブルートゥース等)としてもよい。いずれかに限定してもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例等を示す説明図である。
図2(a)の例に示すように、携帯端末100と印刷装置150間で可視光通信を行う。例えば、携帯端末100は、印刷装置150からの可視光通信による光を受け、「印刷装置150を特定するための特定情報」を受信する。そして、携帯端末100は、「印刷装置150を特定するための特定情報」を設定して、印刷装置150と通信可能の状態にする。前述したように、ここでの可能とする通信は、可視光通信以外の通信である。その通信を用いて、携帯端末100は、印刷装置150に印刷指示を送信する。印刷装置150は、携帯端末100から送信されてきたファイルを印刷する。ユーザーは、印刷済みの用紙を印刷装置150から取り出す。
印刷装置150の可視光通信装置は、外部(携帯端末100)から光を当てることができる領域(例えば、前面部分、上面部分)に備え付けられている。
図2(a)の例では、携帯端末100と印刷装置150は離れているが、可視光通信が可能であれば密接していてもよい。例えば、図2(b1)に示すように、印刷装置150の上面部分に携帯端末100の携帯端末置場220を備えてもよい。
そして、例えば、図2(b2)に示すように、携帯端末置場220の上側面に可視光通信装置225を備えてもよい。また、携帯端末置場220の底面に可視光通信装置230を備えてもよい。可視光通信装置225は、携帯端末置場220の上側面の全面であってもよい。可視光通信装置230は、携帯端末置場220の底面の全面であってもよい。また、可視光通信装置225(可視光通信装置230)は、上側面、右側面、左側面、下側面、底面にあってもよいし、それらの全面であってもよい。携帯端末100の可視光通信装置の位置に合わせて設置すればよい。
さらに、携帯端末置場220の全体(上側面、下側面、右側面、左側面、底面)に可視光通信装置225(可視光通信装置230)を設置してもよい。携帯端末100がどのように置かれても、又は、どのような機種の携帯端末100にも対応するためである。
一方、携帯端末100は、図2(b3)の例に示すように、携帯端末100の側面に可視光通信装置250を備えていてもよい。また、図2(b4)の例に示すように、カメラ260の近辺に可視光通信装置255を備えていてもよい。この場合、前述したように、可視光通信の通信相手側(印刷装置150)をカメラ260で撮影して、携帯端末100のディスプレイに表示することによって、通信相手を確認することができるようになる。また、カメラ260(撮像と発光の両方の機能を備えているカメラ260)は、可視光通信装置(受光センサー、発光装置、又はその組み合わせ)255の機能を備えていてもよい。もちろんのことながら、その場合、図2(b4)の例に示すような可視光通信装置255は不要となり、カメラ260(撮像モジュール107aの一例)だけでよい。また、携帯端末100に備え付けられているストロボ用照明(撮像用照明モジュール107bの一例)、ディスプレイ等を可視光通信における発光装置として利用してもよい。
図3は、印刷装置150の具体例を示す説明図である。
印刷装置150は、所在検知用センサー310、接近検知用カメラ320、接近検知用照明330、顔撮像用カメラ340、顔撮像用照明350を有している。ここで、接近検知用カメラ320又は顔撮像用カメラ340は撮像モジュール157aの一例であり、接近検知用照明330又は顔撮像用照明350は撮像用照明モジュール157bの一例である。可視光通信装置として、接近検知用カメラ320と接近検知用照明330の組み合わせ、又は顔撮像用カメラ340と顔撮像用照明350の組み合わせを用いることによって、可視光通信装置を新たに設置する必要がなくなり、コストダウンとなる。所在検知用センサー310は接近検知モジュール195の一例である。
なお、破線はカメラ(接近検知用カメラ320、顔撮像用カメラ340)の撮像範囲(検知範囲)を示しており、一点鎖線は照明(接近検知用照明330、顔撮像用照明350)の照明範囲を示している。接近検知用カメラ320と接近検知用照明330は互いに近接した位置に設置されている。同様に、顔撮像用カメラ340と顔撮像用照明350は互いに近接した位置に設置されている。接近検知用カメラ320と接近検知用照明330の組み合わせは、顔撮像用カメラ340と顔撮像用照明350の組み合わせの位置よりも低い位置に設置されている。顔撮像用カメラ340は、ユーザー390の顔を撮像するためだからである。
接近検知用カメラ320と接近検知用照明330の組み合わせ、顔撮像用カメラ340と顔撮像用照明350の組み合わせは、いずれか一方が装備されていてもよいし、一方が他方を兼用するようにしてもよい。例えば、携帯端末100は、接近検知用照明330から可視光通信で受信し、接近検知用カメラ320に発光(返信)してもよいし、顔撮像用照明350から可視光通信で受信し、顔撮像用カメラ340に発光(返信)してもよい。
また、印刷装置150に、接近検知用カメラ320と接近検知用照明330、顔撮像用カメラ340と顔撮像用照明350が設置されている場合は、可視光通信装置として、接近検知用カメラ320と接近検知用照明330の組み合わせ、又は顔撮像用カメラ340と顔撮像用照明350の組み合わせのいずれか一方を用いるようにしてもよいし、両方の組み合わせを用いるようにしてもよい。両方の組み合わせを用いた場合は、一方の組み合わせを用いた場合よりも携帯端末100の検知範囲が広くなる。また、両方の組み合わせを用いた場合は、発光を同期させるようにしてもよい。いずれの受光装置(接近検知用カメラ320、顔撮像用カメラ340)が受光しても対応することができるようになる。この場合、携帯端末100は、接近検知用照明330から可視光通信で受信し、顔撮像用カメラ340に発光(返信)してもよいし、顔撮像用照明350から可視光通信で受信し、接近検知用カメラ320に発光(返信)してもよい。
接近検知用カメラ320は、人を撮像することにより人の接近を検知する。
顔撮像用カメラ340は、人の顔を撮像する。印刷装置150が設置されている部屋全体を撮像してもよい。
所在検知用センサー310の検知範囲は、接近検知用カメラ320の検知範囲より広く、遠くから検知できる。所在検知用センサー310は、接近検知用カメラ320や顔撮像用カメラ340より、消費電力が低い(少ない)。
図4〜6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。なお、ステップPとして印刷装置150の処理、ステップKとして携帯端末100の処理、ステップUとしてユーザー390の動作について説明する。
印刷装置150は以下の処理を行う。
ステップP302では、印刷装置150本体は低消費電力モードである。印刷装置150の可視光通信規格に基づく可視光通信用LEDライトの発光を停止している。
ステップU302では、ユーザーの動作として、印刷装置150の可視光通信開始用スイッチを押す、又は、印刷装置150に接近する。
ステップP304では、人の接近を検知する。この可視光通信で送信するデータは、印刷装置150のアドレス又は端末名を含む。アドレス又は端末名は、可視光通信とは異なる無線通信(WiFi等)で通信先を示す特定情報の一例である。ステップP304では、「人の接近を検知する」の代わりに、「可視光通信開始スイッチが押されたことを検知する」でもよい。ステップP304の詳細な処理については、図7又は図8の例に示すフローチャートを用いて後述する。
ステップP306では、印刷装置150から携帯端末100への通信として、印刷装置150のアドレス又は端末名を含む可視光を発光する。アドレス又は端末名は、WiFi無線通信で通信先を示す特定情報の一例である。例えば、IPアドレス、メールアドレス又は端末名等が該当する。
ステップP308では、プリントジョブを受信したか否かを判断し、受信した場合はステップP316へ進み、それ以外の場合はステップP310へ進む。プリントジョブの受信とは、受信開始、又は、受信完了を意味する。
ステップP310では、予め定められた時間(例えば、5分等)が経過したか否かを判断し、経過した場合はステップP312へ進み、それ以外の場合はステップP311Aへ進む。なお、この「予め定められた時間」は、ステップP306でのアドレス等を送信した時点からの経過時間である。
ステップP311Aでは、人の離脱(印刷装置150と人との距離が閾値以上)を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップP311Bへ進み、それ以外の場合はステップP308へ戻る。また、顔の認識を行っている場合は、ステップP304で検知した人と同一人物であるか否かによって判断してもよい。なお、ステップP310、ステップP311Aの判断処理は、いずれを先に行ってもよい。
ステップP311Bでは、「接近した人から、プリントジョブを受信しなかった」旨の表示をし、ステップP314へ進む。
ステップP312では、「予め定められた時間が経過したが、プリントジョブを受信しなかった」旨の表示をする。
ステップP314では、可視光通信用LEDライトの発光を停止する。ステップP302に戻る。
ステップU308では、ユーザーの動作として、印刷装置150が「予め定められた時間が経過したが、プリントジョブを受信しなかった」旨の表示をした場合(ステップP312又はステップP314)、ユーザーは、このフローの最初からの処理(ステップP302等)を繰り返す。
ステップP316では、プリントジョブを受信した場合、可視光通信用LEDライトの発光を停止する。プリントジョブを受信した場合、発光する必要がなくなるので、消費電力を減らすため、発光を停止する。また、発光を停止することで、携帯端末100のユーザーに、印刷装置150がプリントジョブを受信したことを通知することとなる。したがって、携帯端末100が「印刷装置150のアドレスを受光したことを示す、音/表示/振動」をしない場合でも、ユーザーは、可視光センサーをプリントしたい印刷装置150が発光している可視光からはずせることがわかる。印刷装置150の可視光通信用LEDとは別のコンソールパネルに受信完了を表示することを行ってもよいが、可視光通信用LEDの発光を停止させた方が、ユーザーにとって見やすくなり、また、コンソールパネルへの表示が不要になる。なお、ステップP314でも「発光を停止する」こととなるが、ステップP314では「予め定められた時間が経過した後」に発光を停止するが、このステップP316では「予め定められた時間が経過する前」(一般的には、アドレス等の送信直後)に発光を停止するので、ユーザーにとっても判別は可能である。
ステップU310では、ユーザーの動作として、印刷装置150が可視光通信用LEDライトの発光を停止したら、ユーザーは、携帯端末100を移動させて、携帯端末100の可視光センサーを、プリントしたい印刷装置150の発光からはずす。
ステップP318では、WiFi等でプリントジョブを受信した後の印刷装置150本体動作は、通常のWiFi経由でプリントジョブを受信した場合と同等の動作である。印刷装置150本体の低消費電力モードを解除し、プリントモードにする。プリントジョブにしたがって、プリントする。
ステップP320では、プリント終了後に、印刷装置150本体を低消費電力モードにする。そして、ステップP302に戻る。
一方、携帯端末100は以下の処理を行う。
ステップK302では、ユーザーにより、画像ファイルアイコンが選択される。プリンタの選択操作は入力されない。
ステップK304では、「可視光通信でアドレス受信開始」アイコンがクリックされたか否かを判断し、クリックされた場合はステップK306へ進み、それ以外の場合はクリックされるまで待機する。
ステップK306では、可視光センサーを可視光通信受光モードにする。可視光通信規格に基づいた可視光の受光を開始する。
ステップU304では、ユーザーの動作として、携帯端末100の可視光センサーを、プリントしたい印刷装置150が発光している可視光に当てる。
ステップK308では、可視光センサーが、可視光通信規格に基づく可視光を受光したか否かを判断し、受光した場合はステップK310へ進み、それ以外の場合は受光するまで待機する。
ステップK310では、受光した可視光には、印刷装置150のアドレスが含まれているか否かを判断し、含まれている場合はステップK312へ進み、それ以外の場合はステップK308へ戻る。
ステップK312では、可視光センサーの可視光通信受光モードを解除し、可視光センサーの動作を停止する。
ステップK314では、印刷装置150のアドレスを受光したことを示す、音、表示、振動等を発生する。
ステップU306では、携帯端末100が「印刷装置150のアドレスを受光したことを示す提示処理」をしたら、ユーザーの動作として、携帯端末100を移動させて、携帯端末100の可視光センサーを、プリントしたい印刷装置150が発光している可視光からはずすことを行う。
なお、ステップK314の動作は必須ではない。ステップK314の動作があると、印刷装置150のアドレスの受光完了したことを、ユーザーが知ることができる。そして、ユーザーは、携帯端末100を印刷装置150が発光している可視光からはずすタイミングがわかることとなる。
ステップK315では、印刷装置リスト管理モジュール130は、印刷先の選択リストに受理した印刷装置150に関する情報(特定情報)を追加しない。従来、WiFi等の無線通信で印刷装置150のアドレスや名前を受信した場合、印刷先の選択リストに印刷装置150の名前を登録していた。そして、ユーザーが印刷したい場合、印刷先の選択リストから印刷したい印刷装置150を選択することが行われていた。従来のように印刷先の選択リストに印刷装置150の名前を登録すると、印刷先の選択リストの項目数が多くなり、印刷先の選択リストから印刷先の印刷装置150を選択しづらくなる。本実施の形態のように、印刷先の選択リストに受信した印刷装置150の特定情報を追加しないならば、印刷先の印刷装置150を選択しやすくなり、使いやすくなる。
ステップK316では、ユーザーによって選択された画像ファイルをプリントするための、プリントジョブを作成する。
ステップK318では、受信した印刷装置150のアドレス宛に、無線通信(WiFi等)を用いて、プリントジョブを送信する。プリントジョブの送信に、WiFi以外の通信を使用してもよい。例えば、Bluetooth等が該当する。
ステップK320では、携帯端末100から印刷装置150にプリントジョブを送信する。ここでは、無線通信(WiFi等)経由となる。例えば、プリント用プロトコル又はメールを用いてもよい。さらに、プリントジョブに付加的な情報として、ユーザーID、パスワードを含んでもよい。
ステップK322では、可視光通信で受信した印刷装置150のアドレス又は端末名をメモリから削除する。なお、このステップK322は、行わなくてもよい。
本実施の形態を用いない場合(従来技術のようにWiFiのみによる通信を用いた場合)は、予めプリントジョブの送信先である印刷装置150のアドレスを携帯端末100に設定する必要があり、その設定操作はユーザーにとって困難である場合がある。そのため、一度設定した印刷装置150のアドレスを不揮発性メモリに記憶し、次回のプリントジョブ送信時に再利用していた。
本実施の形態では、可視光通信によって送信先印刷装置150のアドレスを簡単に受信できるので、一度受信した印刷装置150のアドレスを記憶し再利用する必要がない。印刷装置150のアドレスを削除することにより、携帯端末100のプリンタ選択リストに不要な印刷装置名が記憶されなくなるので、ユーザーは見やすくなると共に、印刷装置150に関する特定情報の漏洩を防ぐことができる(セキュリティが向上する)。
ステップK322では、印刷装置150のアドレス又は端末名を携帯端末100のメモリから削除している。しかし、印刷履歴(ログ)、例えば、印刷指示を行った日時、場所(携帯端末100のGPS(Global Positioning System)利用)、印刷ページ数、用紙サイズ、カラー/白黒の別等を記憶しておく。後の印刷料金の請求があった場合に、料金の確認のためである。
図7は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図4に例示したフローチャートのステップP304の詳細例(1)であり、印刷装置150で可視光通信開始スイッチが押されたことを検知する場合の処理である。
ステップS702では、印刷装置150は低消費電力モードである。
ステップS704では、可視光通信開始スイッチが押されたか否かを判断し、押された場合はステップS706へ進み、それ以外の場合はステップS702へ戻る。
ステップS706では、低消費電力モードを維持したままである。可視光発光モードにし、可視光通信用LED照明の発光をして可視光通信の送信をする。
ステップS708では、ユーザーIDとパスワードの入力を待つ。ユーザーIDとパスワードが入力されたら、予め登録されているユーザーIDとパスワードと比較し、ユーザー認証をする。
ステップS710では、ユーザーの認証ができたか否かを判断し、できた場合はステップP304へ戻り(ステップS799)、それ以外の場合はステップS708へ戻る。
図8は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図4に例示したフローチャートのステップP304の詳細例(2)であり、印刷装置150が人の接近を検知する場合の処理である。
ステップS802では、印刷装置150は低消費電力モードである。所在検知用センサー310で、物(人を含む)が所在検知用センサー310の検知範囲内に入ったことを検知する。
ステップS804では、所在検知用センサー310が、検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS806へ進み、それ以外の場合はステップS802へ戻る。
ステップS806では、印刷装置150は低消費電力モードを維持したままである。接近検知用照明330を点灯させる。可視光発光モードにし、可視光通信用LED照明の発光をして可視光通信の送信をする。この場合、接近検知用照明330を用いて可視光通信の送信をしてもよい。
低消費電力モードを維持したまま、可視光発光モードにしているのは、次の理由からである。
可視光発光モードで可視光を発光した後で、ただちにユーザーがプリントジョブを印刷装置150に送信するとは限らない。ユーザーがプリントジョブを送信しない場合や、プリントジョブを送信するまでに時間がかかる場合がある。そのような場合、可視光発光モードにする際に、低消費電力モードを維持せずにプリントモードにしてしまうと、無駄にプリントモードにすることになり、消費電力が多くなる。低消費電力モードを維持したまま、可視光発光モードにすることにより、消費電力を減らすことができる。
ステップS808では、印刷装置150は低消費電力モードである。接近検知用カメラ320で人を撮像する。撮像した動画像を解析し、人がだんだん印刷装置150に近づいて距離A以内になったら、人の接近を検知したと判断する。また、人がだんだん印刷装置150から遠くなり距離B以上になったら、人の離脱を検知したと判断する。
人の接近を検知する距離Aと離脱を検知する距離Bは、同じでもよいし異なっていてもよい。閾値としての距離Bは距離Aよりも長い方がよりよい。例えば、人が印刷装置150に接近して印刷装置150が可視光を発光した後で、ユーザーはその位置から違う位置(例えば、一歩下がった位置、可視光発光部・受光部の正面の位置等)で可視光の受光やプリントジョブの送信を行うことがあり、そのような場合(特に、遠ざかる位置に移動した場合)でも可視光通信の受信とプリントジョブの送信を確実に実行できるようになる。
また、人の所在を検知した後は、人の所在を検知する距離を異ならせてもよい。例えば、検知後の距離Dは検知前の距離Cよりも長くしてもよい。可視光通信で印刷指示を行うことを見た他の人が印刷指示を行う場合、遠い位置から印刷指示を行うことがあり、そのような場合でも印刷指示を確実にできるようになる。なお、1回目の印刷指示があった後から予め定められた期間内を距離Dとし、その後は距離Cに戻すようにしてもよい。また、その期間内に次の印刷指示があった場合は、期間を初期化してもよい。つまり、その期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を距離Dとし、その後は距離Cに戻すようにしてもよい。
なお、閾値として距離(距離A、距離B、距離C、距離D)を用いて説明したが、センサーの感度を閾値としてもよい。例えば、遠くの人の所在を検知可能とするようにセンサーの感度を設定すること、近くの人しか検知できないようにセンサーの感度を設定すること、としてもよい。
ステップS810では、人の接近又は離脱を検知したか否かを判断し、離脱を検知しない、かつ、接近を検知しない場合はステップS808へ戻り、離脱を検知した場合はステップS812へ進み、接近を検知した場合はステップS814へ進む。
ステップS812では、低消費電力モードを維持したままである。接近検知用照明330を消灯させる。可視光発光モードを解除し、可視光通信用LED照明を消灯し可視光通信の送信を停止する。
ステップS814では、低消費電力モードを維持したままである。顔撮像用照明350を点灯させる。可視光発光モードにし、可視光通信用LED照明の発光をして可視光通信の送信をする。顔撮像用照明350を用いて可視光通信の送信をしてもよい。
ステップS816では、低消費電力モードを維持したままである。撮像した顔画像と、予め登録されているユーザーの顔画像と比較することによってユーザーの認証をする。
ステップS818では、ユーザーの認証ができたか否かを判断し、できた場合はステップP304へ戻り(ステップS899)、それ以外の場合はステップS814へ戻る。
図10は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK302、ステップK304における表示例である。
携帯端末100は、ディスプレイ600を有している。図10の例は、ディスプレイ600に表示している内容を示している。
ディスプレイ600は、3つの領域として、画像表示領域610、コマンド表示領域620、メッセージ表示領域630を有している。
画像表示領域610には、画像Aアイコン612、画像Bアイコン614、画像Cアイコン616、画像Dアイコン618を表示する。
コマンド表示領域620には、「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622、「可視光でプリンタアドレスを受光し、Bluetoothで印刷ジョブを送信」アイコン624を表示する。
メッセージ表示領域630には、メッセージを表示する。メッセージ表示領域630には、例えば「印刷したい画像を選択し、コマンドをクリックしてください。」と表示する。
図10の例では、画像Aアイコン612と画像Bアイコン614が選択されたことを示している。この後、「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622又は「可視光でプリンタアドレスを受光し、Bluetoothで印刷ジョブを送信」アイコン624がクリックされると、フローチャートのステップK304の「Yes」に移動する。
図11は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK306、ステップU304における表示例である。
「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622が、ユーザーの選択によって選択されている。
メッセージ表示領域630には、例えば「カメラの受光部をプリンタが発光している可視光に当ててください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作(具体的には、カメラの受光部を携帯端末100からの光に当てる動作)がわかりやすくなる。なお、ここでの「カメラの受光部」は可視光センサーを意味する。ユーザーは、可視光センサーを、プリントしたい印刷装置150が発光している可視光に当てる動作を行うこととなる。
図12は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK308からステップK314、ステップU306における表示例である。
「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622が、ユーザーの選択によって選択されている。
メッセージ表示領域630には、例えば「プリンタのアドレスの受光を完了しました。カメラの受光部を可視光に当てることを終了してください。」と表示する。なお、ここでの「カメラの受光部」は可視光センサーを意味する。
印刷装置150のアドレスの受光を完了した場合、ユーザーが実施すべき動作を、メッセージ表示領域630に表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図13は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK316、ステップK318における表示例である。
「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622が、ユーザーの選択によって選択されている。
メッセージ表示領域630には、例えば「WiFiで印刷ジョブを送信しています。」と表示する。
これらのステップでは、受信した印刷装置150のアドレス宛に、無線通信(WiFi等)を用いて、プリントジョブを送信する。「可視光でプリンタアドレスを受光し、Bluetoothで印刷ジョブを送信」アイコン624が選択された場合、「Bluetoothで印刷ジョブを送信しています。」と表示する。
図14は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK322における表示例である。
「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622が、ユーザーの選択によって選択されている。
メッセージ表示領域630には、例えば「印刷ジョブの送信を完了しました。」と表示する。ユーザーは、印刷装置150でのプリントアウトを待てばよいことになる。
図15は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップU302、ステップP304における表示例である。
表示装置1100は、ディスプレイ1110を有している。
ディスプレイ1110は、コマンド表示領域1120、メッセージ表示領域1140を有している。
コマンド表示領域1120には、コピーアイコン1122、FAXアイコン1124、スキャンアイコン1126、ジョブ管理アイコン1128、ユーザー管理アイコン1130、「可視光でアドレスを発光」アイコン1132を表示する。
メッセージ表示領域1140には、メッセージを表示する。
「可視光でアドレスを発光」アイコン1132が、ユーザーの選択によって選択されている。
メッセージ表示領域1140には、例えば「可視光でアドレスを発光中です。携帯端末のカメラの受光部を可視光に当ててください。印刷ジョブの受信待ち状態です。」と表示する。
なお、図15の例は、印刷装置150に可視光通信開始用アイコン(「可視光でアドレスを発光」アイコン1132に相当)がある場合に、そのアイコンが選択された後の画面を示している。
図15の例では、印刷装置150が可視光通信規格に基づき発光している。ユーザーが実施すべき動作を、メッセージ表示領域1140に表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作(具体的には、カメラの受光部を携帯端末100からの光に当てる動作)がわかりやすくなる。
図16は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップU302、ステップP304(なお、図16、図17の例を用いて後述するステップP1504、ステップP1604)における表示例である。つまり、「可視光でアドレスを発光」アイコン1132の表示を行わずに、人の接近を検知した場合、携帯端末100がアドレス発光のための指示を含む発光を行い、それを印刷装置150が受光した場合における表示例である。
コマンド表示領域1120には、コピーアイコン1122、FAXアイコン1124、スキャンアイコン1126、ジョブ管理アイコン1128、ユーザー管理アイコン1130を表示する。
メッセージ表示領域1140には、例えば「可視光でアドレスを発光中です。携帯端末のカメラの受光部を可視光に当ててください。印刷ジョブの受信待ち状態です。」と表示する。
印刷装置150の可視光通信開始の指示が不要の場合や、常に発光している場合は、「可視光でアドレスを発光」アイコン1132を表示していない。印刷装置150が可視光通信規格に基づき発光している場合、ユーザーが実施すべき動作を、メッセージ表示領域1140に表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図17は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP316における表示例である。
メッセージ表示領域1140には、例えば「印刷ジョブの受信を完了しました。携帯端末のカメラの受光部を可視光に当てることを終了してください。」と表示する。
印刷ジョブの受信を完了した場合、可視光通信用LEDライトの発光を停止する。
なお、「可視光でアドレスを発光」アイコン1132を表示している場合、そのアイコンを選択された状態から元の状態(選択されていない状態)に戻す。
ユーザーが実施すべき動作を、メッセージ表示領域1140に表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図18は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP318における表示例である。
メッセージ表示領域1140には、例えば「ジョブを印刷しています。」と表示する。プリントジョブにしたがって印刷中であることを示している。なお、そのプリントジョブの印刷を完了した場合、「ジョブの印刷を完了しました。」と表示する。
図19は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
図4に例示のフローチャートのステップP302、P304を図19に例示のステップP1702に入れ替えてもよい。
ステップP1702では、可視光通信用LEDライトは、常に発光させる。この可視光は、印刷装置150のアドレス又は端末名を含む。ここでも、低消費電力モードを維持したまま、発光させてもよい。
この場合、人のスイッチ操作が不要になる、印刷装置150に人が接近しなくてもプリントジョブを送信可能になる、又は、携帯端末100からアドレス発光のための指示を含む可視光の発光処理が不要になる。ステップP302、P304等の場合に比べて、消費電力が増えるが、許容できる範囲である。
図20は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
図4に例示のフローチャートのステップK304、K306を図20に例示のステップK1804に入れ替えてもよい。
ステップK304、ステップK306は、「可視光通信でアドレス受信開始」アイコンがクリックされた後に、可視光受光を開始する場合のフローである。
一方、このステップK1804では、常に可視光センサーを動作させて、可視光通信を受光させる。受光は、発光に比較して電力使用が少ないためである。この場合、「可視光通信でアドレス受信開始」アイコン(具体的には、図10等に例示した「可視光でプリンタアドレスを受光し、WiFiで印刷ジョブを送信」アイコン622又は「可視光でプリンタアドレスを受光し、Bluetoothで印刷ジョブを送信」アイコン624)がクリックされるのを待つことが不要になる。つまり、ユーザーの「可視光通信でアドレス受信開始」アイコンの「クリック」動作が不要になる。ユーザーは、画像ファイルアイコンを選択し、印刷装置150が発光している可視光を携帯端末100で受光するだけで、選択した画像ファイルをプリントすることができる。
図21は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
図4に例示のフローチャートのステップP306を図21に例示のステップP1906に入れ替えてもよい。
ステップP1906では、印刷装置150が携帯端末100に、印刷装置150のアドレス又は端末名を含む可視光を発光する。アドレス又は端末名は、WiFi無線通信で通信先を示す特定情報の一例である。例えば、IPアドレス、メールアドレス又は端末名等が該当する。さらに、可視光には、印刷装置150のプリント特性(使用可能な用紙サイズ、解像度、カラー/白黒、片面/両面等)や状態(プリント可能、故障等)を含めるようにしてもよい。
図22は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
図5に例示のフローチャートのステップK312を図22に例示のステップK2012に入れ替えてもよい。
ステップK2012では、常に可視光センサーを動作させる。
この場合、ステップK312の、「センサーの動作を停止する」動作が不要になる。
図23は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
図5に例示のフローチャートのステップK316を図23に例示のステップK2116に入れ替えてもよい。
ステップK2116では、ステップP1906で、可視光が、印刷装置150のプリント特性(使用可能な用紙サイズ、解像度等)を含んでいる場合、そのプリント特性に合わせた画像処理等(例えば、用紙の選択指示、画像の拡大縮小、カラー画像から白黒への変換処理等)を行い、プリントジョブを作成する。
図24は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
図5に例示のフローチャートのステップK320を図24に例示のステップK2220、図5に例示のフローチャートのステップP308を図24に例示のステップP2208に入れ替えてもよい。
ステップK2220では、携帯端末100から印刷装置150への通信として、この可視光通信フローに基づくプリントジョブであることを示す情報(「可視光通信によって印刷装置150を特定するための特定情報を受信したことによって通信(ステップK2220の通信)を行っていることを示す情報」)を含める。
ステップP2208では、可視光通信フローに基づくプリントジョブを受信したかを判断し、受信した場合はステップP316へ進み、それ以外の場合はステップP310へ進む。
ステップP310では、予め定められた時間(例えば、5分等)が経過したか否かを判断し、経過した場合はステップP312へ進み、それ以外の場合はステップP311Aへ進む。
ステップP311Aでは、人の離脱(印刷装置150と人との距離が閾値以上)を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップP311Bへ進み、それ以外の場合はステップP2208へ戻る。また、顔の認識を行っている場合は、ステップP304で検知した人と同一人物であるか否かによって判断してもよい。なお、ステップP310、ステップP311Aの判断処理は、いずれを先に行ってもよい。
ステップP2208の処理を行わない場合、この可視光通信フローと無関係なプリントジョブをWiFi等で受信した場合でも、印刷装置150は発光を停止してしまい、このフローを終了してしまうので、ユーザーは再度このフローを開始しなければならないこととなってしまう。
ステップP2208の処理を行う場合、この可視光通信フローを経ない無関係なプリントジョブを受信しても、フローを終了しない。印刷装置150は、可視光通信フローに基づくプリントジョブを受信するまで待つ。したがって、ユーザーの期待通りに動作することとなる。なお、待機している間に、この可視光通信フローを経ない無関係なプリントジョブにしたがって、プリントを行うようにしてもよい。
図25を参照して、本実施の形態の携帯端末100、印刷装置150のハードウェア構成例について説明する。図25に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部2517と、プリンタ等のデータ出力部2518を備えたハードウェア構成例を示している。なお、携帯端末100では、データ読み取り部2517と、データ出力部2518を不要としてもよい。
CPU(Central Processing Unit)2501は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、可視光通信モジュール105、通信モジュール110、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120、印刷装置リスト管理モジュール130、可視光通信モジュール155、通信モジュール160、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、印刷制御モジュール175、印刷モジュール185、発光制御モジュール190、接近検知モジュール195等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)2502は、CPU2501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2503は、CPU2501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス2504により相互に接続されている。
ホストバス2504は、ブリッジ2505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス2506に接続されている。
キーボード2508、マウス等のポインティングデバイス2509は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ2510は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス2509とディスプレイ2510の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)2511は、ハードディスク(フラッシュメモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2501によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、ファイル記憶モジュール125、ファイル記憶モジュール180等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ2512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2513に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2507、外部バス2506、ブリッジ2505、及びホストバス2504を介して接続されているRAM2503に供給する。なお、リムーバブル記録媒体2513も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート2514は、外部接続機器2515を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート2514は、インタフェース2507、及び外部バス2506、ブリッジ2505、ホストバス2504等を介してCPU2501等に接続されている。通信部2516は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。ここでの通信として、前述したように、可視光通信、可視光通信以外の無線通信等が含まれる。データ読み取り部2517は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2518は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図25に示す携帯端末100、印刷装置150のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図25に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図25に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明内での比較処理において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
なお、本実施の形態の可視光通信で使用する可視光は、天井の照明のような拡散した可視光でもよく、また、懐中電灯のような収束した可視光でもよい。収束した可視光を使用する場合、拡散した可視光を使用する場合と比較して、希望する送信先だけに可視光を当てることが容易になり、ユーザーが使いやすくなる。
前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。そして、もちろんのことながら、これらと組み合わせてもよい。
[A1]第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有し、
前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
画像出力装置。
[A2]人の所在を検知する検知手段
をさらに有し、
人の所在を検知した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
[A1]に記載の画像出力装置。
[A3]前記携帯情報処理装置から可視光通信によって、本画像出力装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
[A1]又は[A2]に記載の画像出力装置。
[A4]前記送信手段は、可視光通信によって、本画像出力装置の特性又は状態を送信する、
[A1]から[A3]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[A5]前記印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、該印刷指示にしたがって印刷するように制御する制御手段
をさらに有する[A1]から[A4]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[A6]前記可視光通信によって送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[A1]から[A5]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[A7]第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信する受信手段と、
前記印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示とともに、前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御する制御手段
を有する画像出力装置。
[A8]第2の通信の送信先として画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって受信する第1の受信手段と、
前記情報にしたがって、前記第2の通信によって印刷指示を前記画像出力装置に送信する第1の送信手段
を有する携帯情報処理装置と、
前記第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって送信する第2の送信手段と、
前記携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信する第2の受信手段
を有し、
前記第2の受信手段が印刷指示を受信した場合、前記第2の送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
画像出力装置
を具備する画像出力システム。
[A9]前記第1の送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択する操作を受け付けることなく、該印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
[A8]に記載の画像出力システム。
[A10]前記第1の受信手段は、前記情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止する、
[A8]又は[A9]に記載の画像出力システム。
[A11]前記第2の送信手段は、可視光通信によって、前記画像出力装置の特性又は状態を送信し、
前記携帯情報処理装置は、
前記第1の受信手段が、可視光通信によって、前記画像出力装置から該画像出力装置の特性又は状態を受信した場合、該特性又は状態にしたがって、前記印刷指示を生成する生成手段
をさらに有し、
前記第1の送信手段は、前記生成手段によって生成された前記印刷指示を送信する、
[A8]から[A10]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[A12]前記第1の送信手段は、可視光通信によって前記画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を前記印刷指示とともに送信する、
[A8]から[A11]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[A13]前記携帯情報処理装置は、
前記可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信している場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[A8]から[A12]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[A14]前記携帯情報処理装置は、
前記第1の送信手段による送信の後に、前記第1の受信手段によって受信した画像出力装置を特定するための情報を削除する削除手段
をさらに有する[A8]から[A13]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[A15]前記第1の送信手段は、可視光通信によって前記画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を前記印刷指示とともに送信する、
[A8]から[A14]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[A16]送信手段を有する画像出力装置に含まれているコンピュータに、
第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、前記送信手段から可視光通信によって送信することと、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信することと、
前記印刷指示を受信した場合、前記可視光通信のための発光を停止させること
を実行させるための画像処理プログラム。
[A17]送信手段を有する画像出力装置に含まれているコンピュータに、
第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、前記送信手段から可視光通信によって送信することと、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信することと、
前記印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示とともに、前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御すること
を実行させるための画像処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[A1]の画像出力装置によれば、可視光通信によって、画像出力装置を特定するための情報を受信することができる。また、印刷指示を受信した場合、可視光通信のための発光を停止することができる。
[A2]の画像出力装置によれば、人の所在を検知した場合、可視光通信を開始することができる。
[A3]の画像出力装置によれば、携帯情報処理装置から可視光通信によって、本画像出力装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、可視光通信を開始することができる。
[A4]の画像出力装置によれば、可視光通信によって、本画像出力装置の特性又は状態を送信することができる。
[A5]の画像出力装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、その印刷指示にしたがって印刷するように制御することができる。
[A6]の画像出力装置によれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A7]の画像出力装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、可視光通信の送信を停止し、印刷指示とともに、通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、可視光通信の送信を停止しないように制御することができる。
[A8]の画像出力システムによれば、可視光通信によって、画像出力装置を特定するための情報を受信することができる。また、印刷指示を受信した場合、可視光通信のための発光を停止することができる。
[A9]の画像出力システムによれば、画像出力装置を選択する操作を受け付けることなく、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[A10]の画像出力システムによれば、情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止することができる。
[A11]の画像出力システムによれば、画像出力装置の特性又は状態にしたがって、印刷指示を生成することができる。
[A12]の画像出力システムによれば、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を印刷指示とともに送信することができる。
[A13]の画像出力システムによれば、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A14]の画像出力システムによれば、第1の送信手段による送信の後に、第1の受信手段によって受信した画像出力装置を特定するための情報を削除することができる。
[A15]の画像出力システムによれば、第1の送信手段は、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を印刷指示とともに送信することができる。
[A16]の画像処理プログラムによれば、可視光通信によって、画像出力装置を特定するための情報を受信することができる。また、印刷指示を受信した場合、可視光通信のための発光を停止することができる。
[A17]の画像処理プログラムによれば、印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、可視光通信の送信を停止し、印刷指示とともに、通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、可視光通信の送信を停止しないように制御することができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[B1]第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信する受信手段と、
予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、印刷指示を受けなかった旨を提示する提示手段
を有する画像出力装置。
[B2]人の所在を検知する検知手段
をさらに有し、
人の所在を検知した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
[B1]に記載の画像出力装置。
[B3]前記携帯情報処理装置から可視光通信によって、本画像出力装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
[B1]又は[B2]に記載の画像出力装置。
[B4]前記送信手段は、可視光通信によって、本画像出力装置の特性又は状態を送信する、
[B1]から[B3]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[B5]前記印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、該印刷指示にしたがって印刷するように制御する制御手段
をさらに有する[B1]から[B4]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[B6]前記可視光通信によって送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[B1]から[B5]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[B7]前記印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示とともに、前記第2の通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御する制御手段
をさらに有する[B1]から[B6]のいずれか一項に記載の画像出力装置。
[B8]第2の通信の送信先として画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって受信する第1の受信手段と、
前記情報にしたがって、前記第2の通信によって印刷指示を前記画像出力装置に送信する第1の送信手段
を有する携帯情報処理装置と、
第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、可視光通信によって送信する第2の送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信する第2の受信手段と、
予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、印刷指示を受けなかった旨を提示する提示手段
を有する画像出力装置
を具備する画像出力システム。
[B9]前記第1の送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択する操作を受け付けることなく、該印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
[B8]に記載の画像出力システム。
[B10]前記第1の受信手段は、前記情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止する、
[B8]又は[B9]に記載の画像出力システム。
[B11]前記第2の送信手段は、可視光通信によって、前記画像出力装置の特性又は状態を送信し、
前記携帯情報処理装置は、
前記第1の受信手段が、可視光通信によって、前記画像出力装置から該画像出力装置の特性又は状態を受信した場合、該特性又は状態にしたがって、前記印刷指示を生成する生成手段
をさらに有し、
前記第1の送信手段は、前記生成手段によって生成された前記印刷指示を送信する、
[B8]から[B10]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[B12]前記第1の送信手段は、可視光通信によって前記画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を前記印刷指示とともに送信する、
[B8]から[B11]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[B13]前記携帯情報処理装置は、
前記可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信している場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[B8]から[B12]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[B14]前記携帯情報処理装置は、
前記第1の送信手段による送信の後に、前記第1の受信手段によって受信した画像出力装置を特定するための情報を削除する削除手段
をさらに有する[B8]から[B13]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[B15]前記第1の送信手段は、可視光通信によって前記画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって前記第2の通信を行っていることを示す情報を前記印刷指示とともに送信する、
[B8]から[B14]のいずれか一項に記載の画像出力システム。
[B16]送信手段と提示手段とを有する画像出力装置に含まれているコンピュータに、
第2の通信の送信先として本画像出力装置を特定するための情報を、前記送信手段から可視光通信によって送信させることと、
携帯情報処理装置から、前記情報にしたがった前記第2の通信によって印刷指示を受信することと、
予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、前記提示手段に印刷指示を受けなかった旨を提示させること
を実行させるための画像処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[B1]の画像出力装置によれば、可視光通信によって、本画像出力装置と通信を行うための画像出力装置を特定するための情報を送信することができる。
[B2]の画像出力装置によれば、人の所在を検知した場合、可視光通信を開始することができる。
[B3]の画像出力装置によれば、携帯情報処理装置から可視光通信によって、本画像出力装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、可視光通信を開始することができる。
[B4]の画像出力装置によれば、可視光通信によって、本画像出力装置の特性又は状態を送信することができる。
[B5]の画像出力装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、その印刷指示にしたがって印刷するように制御することができる。
[B6]の画像出力装置によれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[B7]の画像出力装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、可視光通信の送信を停止し、印刷指示とともに、通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、可視光通信の送信を停止しないように制御することができる。
[B8]の画像出力システムによれば、可視光通信によって、画像出力装置を特定するための情報を送受信することができる。
[B9]の画像出力システムによれば、画像出力装置を選択する操作を受け付けることなく、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[B10]の画像出力システムによれば、情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止することができる。
[B11]の画像出力システムによれば、画像出力装置の特性又は状態にしたがって、印刷指示を生成することができる。
[B12]の画像出力システムによれば、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を印刷指示とともに送信することができる。
[B13]の画像出力システムによれば、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[B14]の画像出力システムによれば、第1の送信手段による送信の後に、第1の受信手段によって受信した画像出力装置を特定するための情報を削除することができる。
[B15]の画像出力システムによれば、第1の送信手段は、可視光通信によって画像出力装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を印刷指示とともに送信することができる。
[B16]の画像処理プログラムによれば、可視光通信によって、画像出力装置と通信を行うための画像出力装置を特定するための情報を送信することができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[C1]撮像手段と、
撮像用照明手段と、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置。
[C2]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置。
[C3]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段と、
人の所在を検知する検知手段
を有し、
前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始する、
印刷装置。
[C4]撮像手段と、
撮像用照明手段
をさらに有し、
前記送信手段は、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信による送信を行う、
[C3]に記載の印刷装置。
[C5]前記撮像手段は、人の接近を検知するための検知用撮像手段又は顔を撮像するための顔撮像手段であり、
前記撮像用照明手段は、前記検知用撮像手段又は前記顔撮像手段のいずれかの近傍に存在する、
[C1]又は[C4]に記載の印刷装置。
[C6]前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
[C1]から[C5]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C7]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する印刷装置。
[C8]前記携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
をさらに有し、
前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
[C7]に記載の印刷装置。
[C9]前記携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
[C1]から[C8]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C10]前記送信手段は、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信する、
[C1]から[C9]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C11]前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、該印刷指示にしたがって印刷するように制御する制御手段
をさらに有する[C1]から[C10]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C12]前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示と、前記無線通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御する通信制御手段
をさらに有する[C1]から[C11]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C13]予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、印刷指示を受けなかった旨を提示する提示手段
をさらに有する[C1]から[C12]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C14]前記無線通信は、可視光通信とは異なる通信である、
[C1]から[C13]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[C15]無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する第1受信手段と、
前記特定情報を、前記無線通信によって受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないリスト管理手段
を有する携帯情報処理装置。
[C16]前記リスト管理手段は、前記第2受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記選択リストに受信した前記特定情報を追加する、
[C15]に記載の携帯情報処理装置。
[C17]前記特定情報にしたがって、前記無線通信によって印刷指示を前記印刷装置に送信する送信手段
をさらに有する[C15]又は[C16]に記載の携帯情報処理装置。
[C18]前記送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記印刷装置を選択する操作を受け付けることなく、該印刷指示を前記印刷装置に送信する、
[C15]から[C17]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C19]前記第1受信手段は、前記特定情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止する、
[C15]から[C18]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C20]前記第1受信手段が、可視光通信によって、前記印刷装置から該印刷装置の特性又は状態を受信した場合、該特性又は状態にしたがって、前記印刷指示を生成する生成手段
をさらに有し、
前記送信手段は、前記生成手段によって生成された前記印刷指示を送信する、
[C17]、又は、[C17]を直接又は間接に引用する[C18]若しくは[C19]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C21]前記送信手段は、可視光通信によって前記印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報と前記印刷指示を送信する、
[C15]から[C20]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C22]前記可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信している場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[C15]から[C21]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C23]前記送信手段による送信の後に、前記第1受信手段によって受信した印刷装置を特定するための情報を削除する削除手段
をさらに有する[C15]から[C22]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C24]前記無線通信は、可視光通信とは異なる通信である、
[C15]から[C23]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[C25]撮像手段と、
撮像用照明手段と、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[C26]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[C27]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段と、
人の所在を検知する検知手段
を有し、
前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始する、
印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[C28]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[C29]無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する第1受信手段と、
前記特定情報を、前記無線通信によって受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないリスト管理手段
を有する携帯情報処理装置と、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段
を有する印刷装置
を具備する印刷システム。
[C30]撮像手段と撮像用照明手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させるための印刷処理プログラム。
[C31]送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させるための印刷処理プログラム。
[C32]送信手段と受信手段と検知手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせることと、
人の所在を検知することを前記検知手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段に可視光通信を開始させる、
印刷処理プログラム。
[C33]送信手段と提示手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信することを前記送信手段に行わせることと、
前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを前記提示手段に行わせること
を実行させるための印刷処理プログラム。
[C34]第1受信手段と第2受信手段とリスト管理手段を有する携帯情報処理装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信することを前記第1受信手段に行わせることと、
前記特定情報を、前記無線通信によって受信することを前記第2受信手段に行わせることと、
前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないことを前記リスト管理手段に行わせること
を実行させるための携帯情報処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[C1]の印刷装置によれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[C2]の印刷装置によれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C3]の印刷装置によれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C4]の印刷装置によれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[C5]の印刷装置によれば、撮像手段として、検知用撮像手段又は顔撮像手段を用いることができる。
[C6]の印刷装置によれば、発光を停止しない場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C7]の印刷装置によれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[C8]の印刷装置によれば、発光を停止しない場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C9]の印刷装置によれば、携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、可視光通信を開始することができる。
[C10]の印刷装置によれば、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信することができる。
[C11]の印刷装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、その印刷指示にしたがって印刷するように制御することができる。
[C12]の印刷装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、可視光通信の送信を停止し、印刷指示とともに、通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、可視光通信の送信を停止しないように制御することができる。
[C13]の印刷装置によれば、可視光通信によって、本印刷装置と通信を行うための印刷装置を特定するための情報を送信することができる。
[C14]の印刷装置によれば、無線通信として、可視光通信とは異なる通信を用いることができる。
[C15]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができる。
[C16]の携帯情報処理装置によれば、無線通信によって受信した特定情報を選択リストに含めるようにすることができる。
[C17]の携帯情報処理装置によれば、無線通信によって印刷指示を印刷装置に送信することができる。
[C18]の携帯情報処理装置によれば、印刷装置を選択する操作を受け付けることなく、印刷指示を印刷装置に送信することができる。
[C19]の携帯情報処理装置によれば、情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止することができる。
[C20]の携帯情報処理装置によれば、印刷装置の特性又は状態にしたがって、印刷指示を生成することができる。
[C21]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を印刷指示とともに送信することができる。
[C22]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[C23]の携帯情報処理装置によれば、送信手段による送信の後に、第1受信手段によって受信した印刷装置を特定するための情報を削除することができる。
[C24]の携帯情報処理装置によれば、無線通信として、可視光通信とは異なる通信を用いることができる。
[C25]の印刷システムによれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[C26]の印刷システムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C27]の印刷システムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C28]の印刷システムによれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[C29]の印刷システムによれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができる。
[C30]の印刷処理プログラムによれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[C31]の印刷処理プログラムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C32]の印刷処理プログラムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[C33]の印刷処理プログラムによれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[C34]の携帯情報処理プログラムによれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[D1]撮像手段と、
撮像用照明手段と、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置。
[D2]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置。
[D3]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段と、
人の所在を検知する検知手段
を有し、
前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始する、
印刷装置。
[D4]撮像手段と、
撮像用照明手段
をさらに有し、
前記送信手段は、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信による送信を行う、
[D3]に記載の印刷装置。
[D5]前記撮像手段は、人の接近を検知するための検知用撮像手段又は顔を撮像するための顔撮像手段であり、
前記撮像用照明手段は、人の接近を検知するための検知用照明手段又は顔を撮像するための顔撮像用照明手段であり、前記検知用撮像手段又は前記顔撮像手段のいずれかの近傍に存在する、
[D1]又は[D4]に記載の印刷装置。
[D6]前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
[D1]から[D5]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D7]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する印刷装置。
[D8]前記携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
をさらに有し、
前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
[D7]に記載の印刷装置。
[D9]前記携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
[D1]から[D8]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D10]前記送信手段は、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信する、
[D1]から[D9]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D11]前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、該印刷指示にしたがって印刷するように制御する制御手段
をさらに有する[D1]から[D10]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D12]前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示と、前記無線通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御する通信制御手段
をさらに有する[D1]から[D11]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D13]予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、印刷指示を受けなかった旨を提示する第2の提示手段
をさらに有する[D1]から[D12]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D14]前記無線通信は、可視光通信とは異なる通信である、
[D1]から[D13]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D15]無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する第1受信手段と、
前記特定情報を、前記無線通信によって受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないリスト管理手段
を有する携帯情報処理装置。
[D16]前記リスト管理手段は、前記第2受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記選択リストに受信した前記特定情報を追加する、
[D15]に記載の携帯情報処理装置。
[D17]前記特定情報にしたがって、前記無線通信によって印刷指示を前記印刷装置に送信する送信手段
をさらに有する[D15]又は[D16]に記載の携帯情報処理装置。
[D18]前記送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記印刷装置を選択する操作を受け付けることなく、該印刷指示を前記印刷装置に送信する、
[D15]から[D17]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D19]前記第1受信手段は、前記特定情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止する、
[D15]から[D18]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D20]前記第1受信手段が、可視光通信によって、前記印刷装置から該印刷装置の特性又は状態を受信した場合、該特性又は状態にしたがって、前記印刷指示を生成する生成手段
をさらに有し、
前記送信手段は、前記生成手段によって生成された前記印刷指示を送信する、
[D17]、又は、[D17]を直接又は間接に引用する[D18]若しくは[D19]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D21]前記送信手段は、可視光通信によって前記印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報と前記印刷指示を送信する、
[D15]から[D20]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D22]前記可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信している場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[D15]から[D21]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D23]前記送信手段による送信の後に、前記第1受信手段によって受信した印刷装置を特定するための情報を削除する削除手段
をさらに有する[D15]から[D22]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D24]前記無線通信は、可視光通信とは異なる通信である、
[D15]から[D23]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[D25]撮像手段と、
撮像用照明手段と、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[D26]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
を有する印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[D27]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段と、
人の所在を検知する検知手段
を有し、
前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始する、
印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[D28]無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する印刷装置と、
前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷システム。
[D29]無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する第1受信手段と、
前記特定情報を、前記無線通信によって受信する第2受信手段と、
前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないリスト管理手段
を有する携帯情報処理装置と、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段
を有する印刷装置
を具備する印刷システム。
[D30]撮像手段と撮像用照明手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させるための印刷処理プログラム。
[D31]送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させるための印刷処理プログラム。
[D32]送信手段と受信手段と検知手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせることと、
人の所在を検知することを前記検知手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段に可視光通信を開始させる、
印刷処理プログラム。
[D33]送信手段と提示手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信することを前記送信手段に行わせることと、
前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを前記提示手段に行わせること
を実行させるための印刷処理プログラム。
[D34]第1受信手段と第2受信手段とリスト管理手段を有する携帯情報処理装置であるコンピュータに、
無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信することを前記第1受信手段に行わせることと、
前記特定情報を、前記無線通信によって受信することを前記第2受信手段に行わせることと、
前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないことを前記リスト管理手段に行わせること
を実行させるための携帯情報処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[D1]の印刷装置によれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[D2]の印刷装置によれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D3]の印刷装置によれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D4]の印刷装置によれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[D5]の印刷装置によれば、撮像手段として、検知用撮像手段又は顔撮像手段を用いることができる。
[D6]の印刷装置によれば、発光を停止しない場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D7]の印刷装置によれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[D8]の印刷装置によれば、発光を停止しない場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D9]の印刷装置によれば、携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、可視光通信を開始することができる。
[D10]の印刷装置によれば、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信することができる。
[D11]の印刷装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、その印刷指示にしたがって印刷するように制御することができる。
[D12]の印刷装置によれば、印刷指示とともに、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、可視光通信の送信を停止し、印刷指示とともに、通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、可視光通信の送信を停止しないように制御することができる。
[D13]の印刷装置によれば、可視光通信によって、本印刷装置と通信を行うための印刷装置を特定するための情報を送信することができる。
[D14]の印刷装置によれば、無線通信として、可視光通信とは異なる通信を用いることができる。
[D15]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができる。
[D16]の携帯情報処理装置によれば、無線通信によって受信した特定情報を選択リストに含めるようにすることができる。
[D17]の携帯情報処理装置によれば、無線通信によって印刷指示を印刷装置に送信することができる。
[D18]の携帯情報処理装置によれば、印刷装置を選択する操作を受け付けることなく、印刷指示を印刷装置に送信することができる。
[D19]の携帯情報処理装置によれば、情報を受信した場合は、可視光通信の受信を停止することができる。
[D20]の携帯情報処理装置によれば、印刷装置の特性又は状態にしたがって、印刷指示を生成することができる。
[D21]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって通信を行っていることを示す情報を印刷指示とともに送信することができる。
[D22]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[D23]の携帯情報処理装置によれば、送信手段による送信の後に、第1受信手段によって受信した印刷装置を特定するための情報を削除することができる。
[D24]の携帯情報処理装置によれば、無線通信として、可視光通信とは異なる通信を用いることができる。
[D25]の印刷システムによれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[D26]の印刷システムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D27]の印刷システムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D28]の印刷システムによれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[D29]の印刷システムによれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができる。
[D30]の印刷処理プログラムによれば、印刷装置を特定するための情報を送信するために、印刷装置の撮像用照明部が可視光通信の発光部を兼ねることができる。
[D31]の印刷処理プログラムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D32]の印刷処理プログラムによれば、低消費電力モードを解除する場合に比べて、消費電力を低くすることができる。
[D33]の印刷処理プログラムによれば、可視光通信によって送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[D34]の携帯情報処理プログラムによれば、可視光通信によって受信した特定情報を選択リストに含めないようにすることができる。
100…携帯端末
105…可視光通信モジュール
107a…撮像モジュール
107b…撮像用照明モジュール
110…通信モジュール
115…通信制御モジュール
120…ユーザーインタフェースモジュール
125…ファイル記憶モジュール
130…印刷装置リスト管理モジュール
150…印刷装置
155…可視光通信モジュール
157a…撮像モジュール
157b…撮像用照明モジュール
160…通信モジュール
165…通信制御モジュール
170…ユーザーインタフェースモジュール
175…印刷制御モジュール
180…ファイル記憶モジュール
185…印刷モジュール
190…発光制御モジュール
195…接近検知モジュール
220…携帯端末置場
225、230、250、255…可視光通信装置
260…カメラ
310…所在検知用センサー
320…接近検知用カメラ
330…接近検知用照明
340…顔撮像用カメラ
350…顔撮像用照明
390…ユーザー

Claims (23)

  1. 人を検知する検知手段と、
    撮像手段と、
    撮像用照明手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置。
  2. 人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置。
  3. 人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置。
  4. 撮像手段と、
    撮像用照明手段
    をさらに有し、
    前記送信手段は、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信による送信を行う、
    請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記撮像手段は、人の接近を検知するための検知用撮像手段又は顔を撮像するための顔撮像手段であり、
    前記撮像用照明手段は、人の接近を検知するための検知用照明手段又は顔を撮像するための顔撮像用照明手段であり、前記検知用撮像手段又は前記顔撮像手段のいずれかの近傍に存在する、
    請求項1又は4に記載の印刷装置。
  6. 前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の印刷装置。
  7. 人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、
    前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置。
  8. 前記携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    をさらに有し、
    前記受信手段が印刷指示を受信した場合、前記送信手段は、可視光通信のための発光を停止する、
    請求項7に記載の印刷装置。
  9. 前記携帯情報処理装置から可視光通信によって、本印刷装置を特定するための情報の送信指示を受信した場合、前記送信手段は可視光通信を開始する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の印刷装置。
  10. 前記送信手段は、可視光通信によって、本印刷装置の特性又は状態を送信する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の印刷装置。
  11. 前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、該印刷指示にしたがって印刷するように制御する制御手段
    をさらに有する請求項1から10のいずれか一項に記載の印刷装置。
  12. 前記印刷指示と、可視光通信によって印刷装置を特定するための情報を受信したことによって前記無線通信を行っていることを示す情報を受信した場合に、前記可視光通信の送信を停止し、前記印刷指示と、前記無線通信を行っていることを示す情報を受信しない場合に、前記可視光通信の送信を停止しないように制御する通信制御手段
    をさらに有する請求項1から11のいずれか一項に記載の印刷装置。
  13. 予め定められた時間内に前記印刷指示を受信しなかった場合、前記可視光通信の動作を停止させ、印刷指示を受けなかった旨を提示する第2の提示手段
    をさらに有する請求項1から12のいずれか一項に記載の印刷装置。
  14. 前記無線通信は、可視光通信とは異なる通信である、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の印刷装置。
  15. 人を検知する検知手段と、
    撮像手段と、
    撮像用照明手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信する送信手段と、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置と、
    前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
    前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する印刷システム。
  16. 人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信する送信手段と、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置と、
    前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
    前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する印刷システム。
  17. 人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段と、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段は可視光通信を開始し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置と、
    前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段と、
    前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する印刷システム。
  18. 人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信する送信手段と、
    前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置と、
    前記印刷装置から、可視光通信によって前記特定情報を受信する受信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する印刷システム。
  19. 無線通信の送信先として印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって受信する第1受信手段と、
    前記特定情報を、前記無線通信によって受信する第2受信手段と、
    前記第1受信手段で前記特定情報を受信した場合、前記無線通信の送信先として印刷装置を選択するための選択リストに受信した前記特定情報を追加しないリスト管理手段
    を有する携帯情報処理装置と、
    人を検知する検知手段と、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信する送信手段
    を有し、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置
    を具備する印刷システム。
  20. 検知手段と撮像手段と撮像用照明手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
    人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、前記撮像用照明手段を用いて、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷処理プログラム。
  21. 検知手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
    人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、低消費電力モードを維持したまま、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷処理プログラム。
  22. 検知手段と送信手段と受信手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
    人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって送信することを前記送信手段に行わせることと、
    携帯情報処理装置から、前記特定情報にしたがった前記無線通信によって印刷指示を受信することを前記受信手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知手段が人の所在を検知した場合、低消費電力モードを維持したまま、前記送信手段に可視光通信を開始させ、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷処理プログラム。
  23. 検知手段と送信手段と提示手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
    人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
    無線通信の送信先として本印刷装置を特定するための特定情報を、可視光通信によって携帯情報処理装置の受光部に送信することを前記送信手段に行わせることと、
    前記可視光通信によって前記特定情報を前記携帯情報処理装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記携帯情報処理装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを前記提示手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知手段が人の離脱を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷処理プログラム。
JP2017158825A 2016-11-17 2017-08-21 印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム Active JP6962062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017158825A JP6962062B2 (ja) 2016-11-17 2017-08-21 印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016223752 2016-11-17
JP2017158825A JP6962062B2 (ja) 2016-11-17 2017-08-21 印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016223752 Division 2016-11-17 2016-11-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018079682A true JP2018079682A (ja) 2018-05-24
JP6962062B2 JP6962062B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=62197016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017158825A Active JP6962062B2 (ja) 2016-11-17 2017-08-21 印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6962062B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111949224A (zh) * 2019-05-17 2020-11-17 富士施乐株式会社 系统、方法和非暂态计算机可读介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010147725A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2012090341A (ja) * 2005-09-13 2012-05-10 Nikon Corp 電子カメラおよびデータ通信システム
WO2014087498A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2014150474A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Konica Minolta Inc 画像形成システム、情報端末、画像形成装置、情報端末の制御方法、画像形成装置の制御方法、情報端末の制御プログラム、及び画像形成装置の制御プログラム
JP2015156109A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 シャープ株式会社 利用者認証システム
JP2016167679A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 株式会社リコー 画像処理装置、情報処理装置、及び画像処理システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090341A (ja) * 2005-09-13 2012-05-10 Nikon Corp 電子カメラおよびデータ通信システム
JP2010147725A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Canon Inc 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
WO2014087498A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2014150474A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Konica Minolta Inc 画像形成システム、情報端末、画像形成装置、情報端末の制御方法、画像形成装置の制御方法、情報端末の制御プログラム、及び画像形成装置の制御プログラム
JP2015156109A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 シャープ株式会社 利用者認証システム
JP2016167679A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 株式会社リコー 画像処理装置、情報処理装置、及び画像処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111949224A (zh) * 2019-05-17 2020-11-17 富士施乐株式会社 系统、方法和非暂态计算机可读介质
JP2020188426A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 富士ゼロックス株式会社 システム、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6962062B2 (ja) 2021-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017123634A (ja) 画像出力装置、携帯情報処理装置、画像出力システム、画像読取装置、画像読取システム、画像出力プログラム、情報処理プログラム及び画像読取プログラム
US8363242B2 (en) Image processing apparatus and image processing apparatus control method for requesting an external apparatus to transmit image data
US20160103646A1 (en) Wireless printing system, information processing apparatus, printing apparatus and methods of controlling same
JP6330290B2 (ja) 出力システム及び出力方法
CN108075830B (zh) 打印机、移动信息处理设备、打印系统、打印处理方法和移动信息处理方法
KR101758676B1 (ko) 전자 기기, 메시지 서버 및 인쇄 제어 방법
US9769336B2 (en) Information processing system, mobile terminal, and method of controlling the same
US9753681B2 (en) Information processing apparatus transmitting a storage destination of data in an external information processing apparatus to an image forming device for acquiring the data
US9876929B2 (en) Image output device, image output system, mobile information processing device, image output method, and non-transitory computer readable medium
JP6078177B1 (ja) 画像出力装置、画像出力システム及び画像出力プログラム
US20180357021A1 (en) Information processing apparatus, communication system, and communication method
CN108121515B (zh) 打印机、打印处理系统及方法、信息处理设备、系统及方法
JP6041068B1 (ja) 携帯情報処理装置、画像出力システム及び情報処理プログラム
US11146706B2 (en) Image forming apparatus, non-transitory computer readable medium storing program, and image forming system
US10051143B2 (en) Mobile information processing apparatus, image output apparatus, image output system, and non-transitory computer readable medium
JP6962062B2 (ja) 印刷装置、印刷システム及び印刷処理プログラム
JP6037077B1 (ja) 画像出力装置、画像出力システム及び画像処理プログラム
JP6037062B1 (ja) 画像出力装置、画像出力システム及び画像処理プログラム
JP6108010B1 (ja) 携帯情報処理装置、画像出力装置、画像出力システム、情報処理プログラム及び画像処理プログラム
JP6922548B2 (ja) 情報処理装置、印刷装置、情報処理システム、印刷処理システム、情報処理プログラム及び印刷処理プログラム
KR20190113577A (ko) 인쇄 시스템, 인쇄방법, 화상 형성장치 및 그 제어방법과, 컴퓨터 프로그램
JP6677117B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理プログラム
CN107111466B (zh) 通过使用byod服务生成工作表的方法和用于执行该方法的移动设备
JP2018195268A (ja) 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム
US20190286390A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer-readable recording medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6962062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150