JP6922548B2 - 情報処理装置、印刷装置、情報処理システム、印刷処理システム、情報処理プログラム及び印刷処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、印刷装置、情報処理システム、印刷処理システム、情報処理プログラム及び印刷処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、印刷装置、情報処理システム、印刷処理システム、情報処理プログラム及び印刷処理プログラムに関する。
特許文献1には、焦電アレイセンサー等の人感検知部を使用して物体の接近を検知することにより省電力状態からの復帰を行う画像処理装置において、省電力状態でのさらなる消費電力の低減と、省電力状態からの迅速な復帰の双方を高レベルで実現することを課題とし、画像処理装置は、省電力状態で、センサー部の焦電アレイセンサーのいずれの焦電セルでも物体が検知されていない場合には、解析回路へ給電せず、センサー部を待機状態に維持し、また、画像処理装置は、省電力状態で、焦電アレイセンサーのいずれかの焦電セルで物体が検知された際に、解析回路へ給電を開始し、解析回路を起動させ、センサー部を移動解析状態に移行し、そして、起動された解析回路により、物体が画像処理装置に近づいてきたと判定された場合には、画像処理装置を省電力状態から通常動作状態に移行することが開示されている。
特許文献2には、印刷出力先の画像形成装置として複数の候補がある場合において、印刷出力先としてユーザーが所望する画像形成装置と、実際に印刷出力が行われる画像形成装置との対応付けを容易に行うことができる画像形成装置、携帯端末装置、情報処理装置、画像形成システム及びプログラムを提供することを課題とし、画像形成装置は、UI装置と、印刷装置と、UI装置に認証情報を表示するよう制御する表示制御部と、UI装置に表示された認証情報と、予め定められた範囲内に存在する携帯端末装置が取得した取得情報とが予め定められた関係を満たした場合に、受信した画像データを前記印刷手段により印刷するよう制御する印刷制御部とを有することが開示されている。
特許文献3には、消費電力が低く、かつ、利便性が高い画像形成システムを提供することを課題とし、携帯端末は、アプリケーションを起動し、MFPの発光部からの可視光をカメラで受光してMFPのステータス情報を得ることで、拡張現実表示を行うことができ、MFPの動作モードが省電力モードに移行した場合において、携帯端末でアプリケーションが起動されると、アプリケーションは、携帯端末の情報取得部の機能を利用し、情報取得部は、構内情報通信網などのネットワークを介して、MFPに対して発光通信開始依頼を送信し、MFPでは、可視光通信についての制御を行う送信制御部が、発光通信開始依頼に応じて、発光部を点灯させ、携帯端末との間で可視光通信を実行させることが開示されている。
特許文献4には、スキャナーユニットを用いて、物理的に接続することなく、データの設定を行うことが可能なデータ設定システムを提供することを課題とし、複合機が、画像読取部を用いて外部の光信号を受信する光通信受信手段と、前記受信された光信号に対応するデータの設定を実行する光通信実行手段とを備え、通信端末装置が、光照射部を用いてデータの設定に対応する光信号を発信する光通信発信手段を備えることが開示されている。
特許文献5には、コンテンツサーバからコンテンツを提供する際に、コンテンツのトレーサビリティの確保や不正な複製の防止を実現可能とすることを課題とし、携帯電話の制御部は、プリンターからプリンターを一意に識別可能なプリンターIDを取得し、取得したプリンターIDと携帯電話の携帯電話IDとをサーバに送信し、サーバからプリンターIDや携帯電話IDが合成された合成データを受信して、受信した合成データをプリンターに送信して印刷させることが開示されている。
特許文献6には、通信機器周辺に照射される照明光の光量が変化する環境下でも、複雑な回路や高価な部品を設けることなく、可視光通信を行うことができる可視光通信装置、及びこの装置を備えた画像形成装置を提供することを課題とし、可視光通信装置は、商用交流電源の電圧がゼロであるゼロクロス点の位相を検出するゼロクロス検出部と、ゼロクロス検出部が検出するゼロクロス点に光量が同期し、可視光又はその周辺スペクトル光を用いて通信する可視光通信部と、を備えており、画像形成装置は、上記の可視光通信装置と、可視光通信装置が他の装置と通信するデータに基づいて画像を形成する画像形成部と、を備えていることが開示されている。
特許文献7には、通信機器同士の通信の安全性を簡単かつ迅速に確保することを課題とし、デジタルカメラの通信設定情報生成部は、第2DSC側通信部と第2プリンター側通信部との通信の成立に必要な通信設定情報を生成し、デジタルカメラの第1DSC側通信部は、生成された通信設定情報を、プリンターに送信し、プリンターの第1プリンター側通信部は、第1DSC側通信部の送信した通信設定情報を受信し、プリンターの通信設定部は、第1プリンター側通信部の受信した通信設定情報に基づき、第2DSC側通信部との通信成立に必要な情報を第2プリンター側通信部に設定し、デジタルカメラの第2DSC側通信部とプリンターの第2プリンター側通信部とは、共通の通信設定情報によって通信を成立させることが開示されている。
特許文献8には、無線通信の送受信能力や印刷装置の処理能力に応じて適切に印刷装置を制御して印刷を行うことを課題とし、着脱可能なメモリに記録したデータを印刷装置に印刷させる第一の設定と、印刷装置にデータを無線送信して印刷させる第二の設定と、を少なくとも含む設定のいずれかを選択する入力を受け付け、第一の設定が選択されたときには印刷対象として選択操作された複数の画像のデータを着脱可能に取り付けられたメモリに対して別個に記録しておき、第二の設定が選択されたときには複数の画像を合成して該合成した画像のデータを印刷装置へ無線送信可能に画像送信装置を構成し、印刷装置及び画像送信装置の印刷処理に関する処理能力を表す情報に基づいて画像の合成を画像送信装置で行うか否かを判断し、画像の合成を画像送信装置で行うと判断したときのみ画像を合成してもよいことが開示されている。
特許文献9には、PC等を介すことなく、携帯端末との間で画像データの送信及び受信の少なくともいずれかを可能にすることができる表示制御装置を提供することを課題とし、表示制御装置は、画像データを表示装置に表示する制御を行うもので、画像を読み取るイメージセンサーと、携帯端末から送信された画像データを受信する受信機能、及びイメージセンサーにより読み取られた画像データを携帯端末に送信する送信機能を有する赤外線通信モジュールと、表示装置に画像データを出力するビデオ信号発生器と、を備えることが開示されている。
特許文献10には、可視光の広大な帯域を有効利用ができ、マルチパスに強く、多重化に向いた方式と、通信性能に影響の大きい可視光受光部の構造と、通信プロトコルの通信要素を限定しない通信方式とを実現する可視光通信専用モデムを提供することを課題とし、可視光通信専用モデムにOFDM変調方式、反射型受信部を採用し、インターネット通信、音声通信、動画通信及び各種プロトコル対応可能な1対1、1対n、n対nの可視光通信を行うことが開示されている。
特許文献11には、車両の故障に関する情報を車両の外部に連絡するための車両の通信装置において、車両側通信機として携帯電話機を利用する場合に携帯電話機を体から離して車体側に装着しなくても済むようにすることを課題とし、車両の故障を検出する故障検出手段から車両の故障に関する情報を受け取り、車室内に存在する赤外線通信機能を具備する携帯電話機へ赤外線投光部から赤外線を投光することにより、受け取った前記情報を前記携帯電話機へ赤外線通信を用いて無線送信する無線通信手段を備えることが開示されている。
特許文献12には、正常な処理完了を確認するための通信をさせなければならなかったことを課題とし、印刷データ送信部がプリンターに印刷データを送信し、通信催促部が液晶ディスプレイにてプリンターとの通信を促す画面(通信催促画面)の表示を行い、この通信催促画面を表示しつつ、赤外線通信部が赤外線を通じて外部の機器を探索し、これにより、ユーザーに通信の必要性を認識させ、確実に赤外線での接続をさせることができることが開示されている。
特許文献13には、カメラが装着された無線端末機において、カメラ機能のために使用されるLED及びカメラセンサーを、可視光線近距離通信のためのインタフェース装置として使用できるようにすることを課題とし、無線端末機は、光を供給するためのLED部と、該LED部の動作を制御するためのLEDドライバーと、光信号を感知して電気信号に変換して伝達するカメラセンサー部と、を含み、さらに、可視光線近距離通信を通じて送信するデータ、及び可視光線近距離通信を通じて受信されるデータ、を処理するデータ処理部と、該データ処理部を通じて伝達された前記送信するデータを光無線通信方式に適合した電気信号に変調して前記LEDドライバーに伝達する変調部と、カメラセンサー部から伝達を受けた電気信号を前記光無線通信方式によるデータに復調してデータ処理部に伝達する復調部と、を含むことが開示されている。
特許文献14には、人間に対して光を直接視認させるための表示手段に用いられているLEDなどの半導体発光素子を、装置間の通信に利用することを課題とし、LEDは、電気機器に従来より設けられている表示のためのLED光源であり、このLEDを発光させる際に、制御部によって情報にしたがってLEDの点滅あるいは発光量を制御し、LEDの発光光を変調して情報を送信し、この変調光を受信機の受光部で受光し、復調部で復調することによって、電気機器から送られてきた情報を受信することができ、受光部に光学系を設け、受光ビームを絞れば、他の電気機器からの光に影響されずに、特定の電気機器からの情報のみを受信することができ、また、受信機側に発光部を、電気機器側に受光部を設けておけば、双方向の通信も可能であることが開示されている。
特許文献15には、携帯端末に保存された画像データを容易に種々の映像と合成してシール用紙に印刷でき、様々なバリエーションのシールを作成し楽しむことができるプリントシステム及びプリント方法を提供することを課題とし、携帯端末から赤外線データ送信された画像データを受信する赤外線データ送受信手段と、赤外線データ送受信手段により受信した画像データを表示する画像データ表示手段と、画像データ表示手段により表示された画像データを、利用者の指示にしたがって予め保存・蓄積されている任意の画像データと組み合わせ、画像データを編集する画像データ編集手段と、画像データ編集手段により編集された画像データを印刷する印刷手段とを備えることが開示されている。
特許文献16には、光の通信路を容易に確立し高速な光無線通信を行うことができる通信情報端末を提供することを課題とし、携帯電話の撮像部が撮像光を受光し処理する機能と通信相手のPCからの通信光を受光し処理する機能とを有し、撮像部によってPCを撮像し、表示部で確認しながら光無線通信を行うことが開示されている。
特許文献17には、通信装置と1対1の無線接続関係を確立する際に、操作者が相手の通信装置の選択を、相手の通信装置のアドレスや拡散符号を事前に知ることなく、視覚的観察に基づいて実行できる近距離スペクトラム拡散無線通信システム並びにその装置を提供することを課題とし、一方の無線通信装置が、送信に用いる拡散符号か若しくは他方の無線通信装置が送信に用いる拡散符号のうちの少なくとも一方の拡散符号を、光信号により他方の無線通信装置に対して通知し、スペクトラム拡散無線通信装置は、赤外光線を照射する発光ダイオードをもつ光信号出射部とフォトダイオードをもつ受光部が具備されていて、この無線通信装置から他方の無線通信装置に向けて送出される光信号の指向性が、他方の無線通信装置の近隣の他の無線通信装置の受光部に受信されることなく、選択的に他の無線通信装置により受信されるように設定されることが開示されている。
特許文献18には、容易に通信時の位置合わせを行うことができ、通信の確実性の向上を図ることができる近距離無線通信装置を提供することを課題とし、通信電波が所定範囲の指向性を有する近距離無線通信手段と、通信状態を操作する操作手段と、を備えた近距離無線通信装置であって、近距離無線通信手段にて通信を行う際に少なくとも通信電波の照射方向を含む画像を取得する画像取得手段と、この取得された画像を表示する表示手段と、を備えたことが開示されている。
特許文献19には、可視光通信装置であって、レンズを搭載し映像を撮影する装置であり、撮影した映像をデジタルデータとして記憶する装置(以降、デジタル撮像装置とする)で可視光通信を可能にし、さらにデジタル撮像装置の撮影対象確認部から可視光線の受光状態を確認できる可視光通信装置を提供することを課題とし、デジタル撮像装置に搭載され、可視光線の受光素子と発光素子の2つの素子を装備し、可視光通信を可能にすることが開示されている。
特許文献20には、少なくも撮像機能を備えた検出手段を含み、動作中の消費電力及び動作仕様が相互に異なる複数種類の検出手段を用いて、省エネ性及び利便性の向上を両立させることを課題とし、画像処理装置に、検出領域Fの人感センサー、検出領域Rのアクセスカメラ、検出領域Laの認識カメラを併設し、スリープモード中の使用者の画像処理装置の接近形態に対して、相互に連携し、必要最小限の電力供給で、当該使用者が画像処理装置のUIタッチパネルに対峙するまでの間に、必要なデバイスへの電力供給、並びに、処理可能状態とすることを確立し、また、アクセスカメラの検出領域Rは、人感センサーの検出領域Fよりも広くしたため、人感センサーにより移動体を検出した後、使用者が人感センサーの検出死角に移動しても、当該使用者の動向を確実に認識(移動方向の予測)可能であることが開示されている。
特許文献21には、装置の属するサブネットワークに関係なく、他の装置との一過性の装置間通信を行う場合、装置のモデル名などを知らないユーザーなどでは手間がかかってしまっていたことを課題とし、電源ONを発光により示す発光部を備え、自装置の電源が入っているときに発光部からの発光信号により、自装置のアドレス情報を繰り返し出力するよう制御手段が上記発光部による発光を制御することが開示されている。
特許文献22には、利用者にとって起動時のストレスを緩和することができ、かつ、無駄な電力を消費しにくいインクジェットプリンターを提供することを課題とし、プリンターは、記録ヘッドとインク供給装置とヘッド駆動装置とを含む動作部と、動作部に印刷初期動作を行わせる初期動作制御装置と、印刷モードと待機モードとを切り換えるモード切換装置と、モード切換装置に対して印刷モード又は待機モードを指示するモード切換スイッチと、利用者によりモード切換スイッチが操作されること以外の状況であって、利用者が印刷を開始することが想定される状況として予め定められた所定の利用開始状況であるか否かを判定する判定装置とを備えており、初期動作制御装置は、待機モードのときに判定装置が利用開始状況と判定すると、動作部に印刷初期動作を行わせるように構成されていることが開示されている。
特許文献23には、印刷装置と端末装置との間でコネクションを確立する場合、上記検出動作を必要としない印刷システムを提供することを課題とし、印刷装置が、印刷装置の固有の識別情報を保持し、また、端末装置が近傍に存在しているときに、上記識別情報を送信し、一方、印刷装置と接続するインタフェース手段を端末装置が具備し、端末装置が、印刷装置が送信した識別情報を受信し、受信した識別情報を解析し、この解析した結果に応じて、インタフェース手段を選択する印刷システムであることが開示されている。
特許文献24には、複数の通信無線通信を利用して画像処理装置にデータを送信した後に、該画像処理装置と接続するための接続情報を削除することにより、高速データ通信の実現とセキュリティの確保を可能とする情報処理装置を提供することを課題とし、情報処理装置は、第1の無線通信規格である第1の無線通信で画像処理装置と通信するための接続情報を、第2の無線通信規格である第2の無線通信で取得し、第1の無線通信で印刷データを画像処理装置に送信し、印刷データを画像処理装置に送信した後に接続情報を削除するように制御することが開示されている。
特許文献25には、撮像画像から複数の対象物を検知する際に、必要な精度の検知結果を得ることができる外界認識装置を得ることを課題とし、外界認識装置は、画像を画像処理する複数の処理部と、複数の処理部の少なくとも1つの処理部によって処理されることにより対象物を認識する認識アプリケーションを対象物の種類別に複数格納する認識アプリケーション格納部と、外部環境情報又は自車挙動情報の少なくとも一方を含む外部情報を取得する外部情報取得部と、外部情報に基づいて認識アプリケーション格納部から少なくとも1つの認識アプリケーションを選択し、選択された認識アプリケーションを処理するための処理部を複数の処理部の中から選択する選択部を有することが開示されている。
特開2014−110017号公報 特開2014−180792号公報 特開2014−150474号公報 特開2015−126504号公報 特開2008−186161号公報 特開2014−007624号公報 特開2007−189348号公報 特開2008−040807号公報 特開2009−005079号公報 特開2010−130603号公報 特開2009−286161号公報 特開2008−186402号公報 特開2005−341595号公報 特開2004−248128号公報 特許第3480734号公報 特開2006−166373号公報 特開2003−235081号公報 特開2007−053424号公報 特開2008−245231号公報 特開2014−098894号公報 特開2010−114492号公報 特開2015−024626号公報 特開2007−164400号公報 特開2015−210597号公報 特開2015−210592号公報
光通信が行われる情報処理装置がある。
ところで、この情報処理装置が光通信を行うためには、光通信を受信する受信部が常に動作している必要がある。
本発明は、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
また、例えば、携帯情報処理装置から印刷指示を行って、印刷装置で印刷を行うことが行われている。
ところで、この印刷装置が印刷指示を受信するためには、光通信を受信する受信部が常に動作している必要がある。
本発明は、人を検知していない場合、印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる印刷装置、印刷処理システム及び印刷処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項の発明は、人を検知する検知手段と、光通信を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、情報処理装置である。
請求項の発明は、前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記受信を受け付け可能とする、請求項に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、前記検知手段と前記受信手段は、同一の手段である、請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、人を検知し、かつ、光通信を受信する検知受信手段を有し、前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けず、前記検知受信手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、情報処理装置である。
請求項の発明は、人を検知する検知手段と、印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段を有し、前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、印刷装置である。
請求項の発明は、前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付け可能とする、請求項に記載の印刷装置である。
請求項の発明は、前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、請求項6又は7に記載の印刷装置である。
請求項の発明は、前記検知手段と前記受信手段は、同一の手段である、請求項6又は7に記載の印刷装置である。
請求項10の発明は、人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信する検知受信手段と、前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段を有し、前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、前記検知受信手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置である。
請求項11の発明は、前記光通信によって前記印刷指示を受信する場合は、ユーザーが行うべき動作の示唆を提示する提示手段をさらに有する請求項から10のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項12の発明は、前記光通信によって印刷指示を送信してきた携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しない、請求項から11のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項13の発明は、前記受信手段が印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、前記携帯情報処理装置に送信しない、請求項から12のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項14の発明は、印刷指示を受信したことを、携帯情報処理装置に前記光通信とは異なる無線通信で送信する送信手段をさらに有する請求項から13のいずれか一項に記載の印刷装置である。
請求項15の発明は、人を検知する検知手段と、光通信を受信する受信手段を有し、前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、情報処理装置と、前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する情報処理システムである。
請求項16の発明は、人を検知し、かつ、光通信を受信する検知受信手段を有し、前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けず、前記検知受信手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、情報処理装置と、前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する情報処理システムである。
請求項17の発明は、人を検知する検知手段と、印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段を有し、前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、印刷装置と、前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する印刷処理システムである。
請求項18の発明は、人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信する検知受信手段と、前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段を有し、前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、前記検知受信手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷装置と、前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段を有する携帯情報処理装置を具備する印刷処理システムである。
請求項19の発明は、検知手段と受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、人を検知することを前記検知手段に行わせることと、光通信を受信することを前記受信手段に行わせることを実行させ、前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、情報処理プログラムである。
請求項20の発明は、検知受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、人を検知し、かつ、光通信を受信することを前記検知受信手段に行わせることを実行させ、前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けず、前記検知受信手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、情報処理プログラムである。
請求項21の発明は、検知手段と受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、人を検知することを前記検知手段に行わせることと、印刷指示を含む光通信を受信することを前記受信手段に行わせることと、前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせることを実行させ、前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、印刷処理プログラムである。
請求項22の発明は、検知受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信することを前記検知受信手段に行わせることと、前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせることを実行させ、前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、印刷処理プログラムである。
請求項の情報処理装置によれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる。
請求項の情報処理装置によれば、人を検知した場合、光通信の受信を受け付け可能とすることができる。
請求項の情報処理装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
請求項の情報処理装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
請求項の情報処理装置によれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる。
請求項の印刷装置によれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項の印刷装置によれば、人を検知した場合、光通信による印刷指示の受信を受け付け可能とすることができる。
請求項の印刷装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
請求項の印刷装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
請求項10の印刷装置によれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項11の印刷装置によれば、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
請求項12の印刷装置によれば、携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しないようにすることができる。
請求項13の印刷装置によれば、印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、その携帯情報処理装置に送信しないようにすることができる。
請求項14の印刷装置によれば、印刷指示を受信したことを、その受信に用いた光通信とは異なる無線通信で携帯情報処理装置に送信することができる。
請求項15の情報処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる。
請求項16の情報処理システムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる。
請求項17の印刷処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項18の印刷処理システムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項19の情報処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる。
請求項20の情報処理プログラムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、光通信による指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、指示をまとめて行うことができる。
請求項21の印刷処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
請求項22の印刷処理プログラムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができ、さらに、印刷指示が複数回あった場合でも、人を検知する距離を第1の距離としたまま、印刷指示をまとめて行うことができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 印刷装置の具体例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に1対1に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(1対1対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態は、携帯端末100と印刷装置150によって構成されている。携帯端末100は、印刷装置150に対して印刷指示(印刷ジョブ、プリントジョブともいわれる)を行うものであって、印刷装置150は、携帯端末100から印刷指示を受け取って、印刷を行うものである。例えば、印刷装置150を臨時に利用しなければならない場面(出張先等の印刷装置150を1回だけ利用するような場合等)では、携帯端末100と印刷装置150間の通信を行うための設定を行うのは、煩わしいことであり、セキュリティ上からもそのような設定を残しておくことは問題がある。本実施の形態は、このような場合でも、通信設定をすることなく、ユーザーの携帯端末100から印刷指示を行い、印刷装置150で印刷をすることができるようになる。
なお、印刷装置150として説明するが、印刷制御モジュール175、ファイル記憶モジュール180、印刷モジュール185を、別の機能を有するモジュールとした情報処理装置としてもよい。ユーザーが携帯端末100の光通信を利用して、その情報処理装置を使用するものであればよい。例えば、情報処理装置として、ファックス、ファイル記憶装置等の事務機器であってもよいし、エアコン等の家電機器であってもよいし、自動販売機、広告装置等の屋外に設置されている機器等であってもよい。
携帯端末100と印刷装置150間の通信(特に、少なくとも携帯端末100から印刷装置150への通信)として、光通信(光無線通信ともいわれる)を用いる。光通信として、例えば、可視光通信、赤外線通信がある。これらは、近距離通信を行うためのものである。なお、携帯端末100、印刷装置150に備え付けられている光通信装置として、赤外線通信装置、又は、可視光通信装置のいずれか一方であってもよいし、赤外線通信装置と可視光通信装置の両方を備えていてもよい。以下、光、光線という場合は、赤外線、可視光のいずれであってもよい。もちろんのことながら、発光と受光の組み合わせは、赤外線通信における送信と受信の組み合わせ、又は、可視光通信における送信と受信の組み合わせである。なお、可視光は、人間の目によって送信先の確認が可能であるが、赤外線は、人間の目によって光線(赤外線)を確認することができないので、携帯端末100と印刷装置150を近接、対向させることが必要である。なお、赤外線通信についても「光線を当てる」等の表現を行うが、人間の操作としては、携帯端末100の赤外線通信装置と印刷装置150の赤外線通信装置とを近接、対向させることである。
可視光通信とは、LED(Light Emitting Diode)などが発光する可視光の強度を変化させて変調させることによる通信をいう。例えば、標準規格として、以下のものがある。
・JEITA CP−1221/1222/1223(電子情報技術産業協会)
片方向4.8kbpsの主に照明光通信用である。
JEITA CP−1221 可視光通信システム 2007年3月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1221
JEITA CP−1222 可視光IDシステム 2007年6月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1222
JEITA CP−1223 可視光ビーコンシステム 2013年5月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1223
可視光源から、簡単な情報やその可視光源に固有なID情報を放射送信させることで、ものの識別、位置情報の提供、各種案内システムの構築など様々な応用を図るものである。
・ARIB STD−T50 4.0版(電波産業会)2009年12月
下り可視光、上り赤外を用いた光LAN(赤外光LANの可視光拡張)である。
http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/1−STD−T50v4_0.pdf
・IrDA「可視光通信標準規格」1.0版(可視光通信コンソーシアムとIrDAの共同) 2009年2月
IrDAの可視光通信拡張、互換性確保規格である。
・IEEE 802.15.7 (2009年1月)
規格リリース済みの可視光通信規格である。
・IEEE 802.15.SG7a
イメージセンサーを使った可視光通信規格である。
また、赤外線による光無線データ通信の規格として、例えば、IrDA(Infrared Data Association) DATA等がある。
例えば、赤外線通信部は、赤外線の送信を行う発光ダイオードと受信を行うフォトダイオードとを有し、所定のプロトコル(例えば、OBEX(object exchange protocol)等)にしたがって赤外線によるデータの送受信が可能である。印刷装置150は、印刷対象のコンテンツを含む印刷データを携帯端末100から赤外線通信により受信し、印刷データに対応する画像を印刷媒体上に形成する。赤外線通信の方式としてはIrDA、Fast IrDA、Ir−Simple、Ultra Fast IR等いかなるものであってもよい。
もちろんのことながら、光通信として、規格以外に独自に定めた仕様によるものであってもよい。
携帯端末100から光通信用の発光(可視光通信における発光、赤外線通信における赤外線の発信)を行い、光線を当てた印刷装置150に対し印刷指示を送信する。そして、印刷装置150で携帯端末100からの光線を受け、印刷指示を受信する。
携帯端末100から印刷装置150に、可視光通信で印刷指示を送信する際に、携帯端末100で、印刷指示の送信先を選択する操作を入力しない。
携帯端末100の通信設定情報(例えば、WiFi等の無線通信に必要な設定情報)を印刷装置150に送信しないようにしてもよい。そして、携帯端末100から通信設定情報が送信されてこない場合はもちろんのこと、携帯端末100から通信設定情報が送信されたとしても、携帯端末100の通信設定情報を印刷装置150に設定しないようにしてもよい。逆に、印刷装置150の通信設定情報を携帯端末100に送信しないようにしてもよい。そして、印刷装置150から通信設定情報が送信されてこない場合はもちろんのこと、印刷装置150から通信設定情報が送信されたとしても、印刷装置150の通信設定情報を携帯端末100に設定しないようにしてもよい。
携帯端末100は、図1の例に示すように、光無線送信モジュール105、受信モジュール110、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120、ファイル記憶モジュール125を有している。携帯端末100は、一般的にモバイル端末ともいわれ、例えば、携帯電話(スマートフォンを含む)、ノートPC(Personal Computer)、ウェアラブル端末(例えば、腕時計型端末、メガネ型端末等)等が該当する。光通信(少なくとも送信用の光通信)ができるものであり、ユーザーの操作にしたがって印刷指示を印刷装置150に送信するものである。
光無線送信モジュール105は、通信制御モジュール115と接続されている。光無線送信モジュール105は、印刷装置150に対して、光通信用の発光を行う。通信制御モジュール115による制御によって、光通信によって、印刷指示を印刷装置150に送信する。
また、光無線送信モジュール105は、印刷指示の送信先である印刷装置150を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、印刷指示を印刷装置150に送信するようにしてもよい。ユーザーにとっては、一般的な無線通信において必要な、通信相手である印刷装置150のアドレス、名称等を選択する必要がなくなる。さらに、携帯端末100は、印刷装置150との通信に必要な通信設定情報(例えば、印刷装置150のアドレス、名称等)を記憶していなくてもよい。
また、光無線送信モジュール105は、携帯端末100が有しているカメラと同じ向きに設置されていてもよい。この場合、カメラで撮影した画像をユーザーインタフェースモジュール120のディスプレイに表示させることによって、ユーザーが光通信の受信先(印刷装置150)を確認できるようにしてもよい。
受信モジュール110は、通信制御モジュール115と接続されている。受信モジュール110は、印刷装置150からの情報を受信する。光通信用の受信装置であってもよいし、他の通信装置であってもよい。例えば、WiFi、近距離無線通信のブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等であってもよい。
通信制御モジュール115は、光無線送信モジュール105、受信モジュール110、ユーザーインタフェースモジュール120、ファイル記憶モジュール125と接続されている。通信制御モジュール115は、光無線送信モジュール105を介して、光通信によって、印刷指示を印刷装置150に送信する。可視光通信を用いる場合は、ユーザーにとって、発信源(携帯端末100の発光部)、受信先(印刷装置150の受光部)、通信経路が目に見えるので、通信範囲がわかりやすい。
また、通信制御モジュール115は、複数回、印刷指示を送信するようにしてもよい。印刷指示のヘッダ部分を受信できずに、光通信による受信が始まることがあるからである。つまり、光線を印刷装置150の受光センサーに当てる前に、光通信を始めてしまうことがあり得るからである。
また、携帯端末100が印刷指示を複数回送信した場合は、印刷装置150の通信制御モジュール165は、前回受信したものと同じであるか否かを判断し、同じである場合は、その受信を破棄するようにしてもよい。
ユーザーインタフェースモジュール120は、通信制御モジュール115、ファイル記憶モジュール125と接続されている。ユーザーインタフェースモジュール120は、タッチスクリーン、音声、視線、ジェスチャ、マウス、キーボード等を用いたユーザーの操作を受け付ける。ユーザーの操作として、印刷指示等がある。また、ユーザーインタフェースモジュール120は、液晶ディスプレイ、スピーカー、振動装置等によって、情報をユーザーに知らせる。また、ユーザーインタフェースモジュール120は、印刷装置150から印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、その旨の提示を行うようにしてもよい。その提示を受けたユーザーは、光通信を中止する操作(光通信の光の消灯、光通信の光を印刷装置150の受光センサーからはずすこと等)を行うこととなる。また、ユーザーインタフェースモジュール120は、光通信によって印刷指示を印刷装置150に送信する場合は、ユーザーが光を印刷装置150の受光部に当てる動作を行う旨の示唆を提示するようにしてもよい。光通信によって印刷指示を印刷装置150に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
ファイル記憶モジュール125は、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120と接続されている。ファイル記憶モジュール125は、印刷対象となるファイルを記憶している。通信制御モジュール115は、印刷指示として、印刷対象であるファイルを含めてもよい。
印刷装置150は、図1の例に示すように、光無線受信モジュール155、送信モジュール160、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、印刷制御モジュール175、ファイル記憶モジュール180、印刷モジュール185、人検知モジュール190を有している。印刷装置150は、一般的に、プリンター、プリンター機能を有する複合機(スキャナー、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等が該当する。
人検知モジュール190は、光無線受信モジュール155と接続されている。人検知モジュール190は、人(印刷装置150の操作者、ユーザーとなり得る者)を検知する。人検知モジュール190として、例えば、図3で後述する人感センサー310、人感&光無線受信センサー330が該当する。
光無線受信モジュール155は、通信制御モジュール165、人検知モジュール190と接続されている。光無線受信モジュール155は、携帯端末100から光通信を受信する。もちろんのことながら、その光通信には、印刷指示が含まれていてもよい。光無線受信モジュール155として、例えば、図3で後述する光無線受信センサー320、人感&光無線受信センサー330が該当する。
人検知モジュール190が人を検知していない場合、光無線受信モジュール155は、光通信(印刷指示が含まれていてもよい)による受信を受け付けない。そして、人検知モジュール190が人を検知した場合、光無線受信モジュール155は、光通信(印刷指示が含まれていてもよい)による受信を受け付け可能とする。「光無線受信モジュール155は光通信による受信を受け付けない」とは、具体的には、光無線受信モジュール155そのものを動作させないこと、又は、光無線受信モジュール155における光通信を受信する機能を動作させないことである。したがって、光無線受信モジュール155の消費電力を抑えることができる。
人検知モジュール190を用いて、光通信を受信するようにしてもよい。つまり、人検知モジュール190は光無線受信モジュール155を兼用していてもよい。もちろんのことながら、光無線受信モジュール155は人検知モジュール190を兼用していてもよい。例えば、図3で後述する人感&光無線受信センサー330が該当する。
人検知モジュール190と光無線受信モジュール155によって、以下のような処理が行われる。
人を検知(人の所在又は接近を検知)しないと、光無線受信モジュール155(光通信の受信部)を停止させて、光通信の受信を受け付けない。
人を検知すると、光無線受信モジュール155(光通信の受信部)を動作させて、光通信の受信を受け付ける。その後、印刷装置150は、受信した印刷指示に基づき印刷する。
人を検知後、人の離脱を検知すると、光無線受信モジュール155(光通信の受信部)を停止させて、光通信の受信を受け付けない。
一般的に、可視光通信による可視光は、遠距離まで届く。しかし、ユーザーが可視光通信を用いて印刷指示を携帯端末100から印刷装置150に送信する場合、ユーザーが印刷装置150から遠く離れた位置から印刷装置150の受光部に向けて印刷指示を含む可視光を送信する可能性は低く、ユーザーが印刷装置150に接近して印刷装置150の受光部に向けて印刷指示を含む可視光を送信する可能性が高い。そこで、ユーザーが印刷装置150の近くにいない場合は(つまり、人検知モジュール190が人を検知していない場合は)、光無線受信モジュール155(可視光通信の受信部)を停止させ、ユーザーが印刷装置150の近くにいる場合のみ光無線受信モジュール155(可視光通信の受信部)を動作させる。このことによって、節電ができる。可視光通信のかわりに赤外線通信を用いて印刷指示を送信してもよく、同様の効果がある。
送信モジュール160は、通信制御モジュール165と接続されている。送信モジュール160は、携帯端末100へ情報を送信する。光通信用の送信装置であってもよいし、他の通信装置であってもよい。例えば、WiFi、ブルートゥース等であってもよい。送信モジュール160は、印刷指示を受信したことを、携帯端末100に光通信とは異なる無線通信で送信するようにしてもよい。ここで「光通信とは異なる無線通信」とは、前述のようにWiFi、ブルートゥース等であってもよい。また、印刷指示の送信に用いた光通信が赤外線通信である場合は、「光通信とは異なる無線通信」に可視光通信を含めてもよい。また、印刷指示の送信に用いた光通信が可視光通信である場合は、「光通信とは異なる無線通信」に赤外線通信を含めてもよい。
通信制御モジュール165は、光無線受信モジュール155、送信モジュール160、ユーザーインタフェースモジュール170、印刷制御モジュール175、ファイル記憶モジュール180と接続されている。通信制御モジュール165は、光無線受信モジュール155を介して、光通信によって、印刷指示を携帯端末100から受信する。
また、通信制御モジュール165は、光通信によって印刷指示を送信してきた携帯端末100の通信設定情報を設定しないようにしてもよい。携帯端末100の通信設定情報が送信されていない場合は、もちろんのこと、携帯端末100の通信設定情報を設定しない。たとえ、携帯端末100の通信設定情報が送信されてきた場合であっても、携帯端末100の通信設定情報を設定しない。印刷装置150内に、携帯端末100の情報を残さないためである。
また、光通信以外の無線通信を行う場合であって、携帯端末100が通信設定情報を送信してきたときは、その通信設定情報を用いて、今回の印刷指示に関する通信を、光通信以外の無線通信によって行う。そして、今回の印刷指示に関する通信が終了した後は、印刷装置150からその通信設定情報を削除する。
また、通信制御モジュール165は、光無線受信モジュール155が印刷指示を携帯端末100から受信したことを示す情報(例えば、受信完了通知等)を、携帯端末100に送信しないようにしてもよい。この場合は、携帯端末100から印刷装置150への一方通行(片方通行)の通信となってもよい。もちろんのことながら、通信制御モジュール165は、光無線受信モジュール155が印刷指示を携帯端末100から受信したことを示す情報を、携帯端末100に送信してもよい。
ユーザーインタフェースモジュール170は、通信制御モジュール165、印刷制御モジュール175と接続されている。ユーザーインタフェースモジュール170は、タッチスクリーン、音声、視線、ジェスチャ、マウス、キーボード等を用いたユーザーの操作を受け付ける。また、ユーザーインタフェースモジュール170は、液晶ディスプレイ、スピーカー、振動装置等によって、情報をユーザーに知らせる。例えば、光通信によって印刷指示を受信する場合は、ユーザーが行うべき動作の示唆を提示する。具体的には、可視光通信によって印刷指示を携帯端末100から受信する場合は、ユーザーが可視光を印刷装置150の受光部に当てる動作を行う旨の示唆を提示するようにしてもよい。可視光通信によって印刷指示を印刷装置150に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。また、例えば、赤外線通信によって印刷指示を携帯端末100から受信する場合は、ユーザーが携帯端末100の赤外線通信部を印刷装置150の赤外線通信部に近接、対向させる動作を行う旨の示唆を提示するようにしてもよい。赤外線通信によって印刷指示を印刷装置150に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
印刷制御モジュール175は、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、ファイル記憶モジュール180、印刷モジュール185と接続されている。印刷制御モジュール175は、通信制御モジュール165が受信した印刷指示にしたがって、印刷モジュール185を用いて印刷処理を行わせる。
ファイル記憶モジュール180は、通信制御モジュール165、印刷制御モジュール175と接続されている。ファイル記憶モジュール180は、通信制御モジュール165が受信した印刷指示内のファイル(印刷対象である文書)を記憶する。
印刷モジュール185は、印刷制御モジュール175と接続されている。印刷モジュール185は、印刷制御モジュール175の制御にしたがって、受信した印刷指示に基づく印刷処理を行う。
そして、印刷制御モジュール175は、印刷モジュール185による印刷が終了した後に、ファイル記憶モジュール180内の印刷対象であったファイルを削除するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例等を示す説明図である。
図2(a)の例に示すように、印刷装置150で携帯端末100からの光通信210を受け、印刷指示を受信する。そして、印刷装置150は、携帯端末100から送信されてきたファイルを印刷する。ユーザーは、印刷済みの用紙を印刷装置150から取り出す。
印刷装置150の光通信受信装置は、外部(携帯端末100)から光(可視光、赤外線)を当てることができる領域(例えば、前面部分、上面部分)に備え付けられている。
図2(a)の例では、携帯端末100と印刷装置150は離れているが、光通信が可能であれば密接していてもよい。例えば、図2(b1)に示すように、印刷装置150の上面部分に携帯端末100の携帯端末置場220を備えてもよい。
そして、例えば、図2(b2)に示すように、携帯端末置場220の上側面に光通信受信装置225を備えてもよい。また、携帯端末置場220の底面に光通信受信装置230を備えてもよい。光通信受信装置225は、携帯端末置場220の上側面の全面であってもよい。光通信受信装置230は、携帯端末置場220の底面の全面であってもよい。また、光通信受信装置225(光通信受信装置230)は、上側面、右側面、左側面、下側面、底面にあってもよいし、それらの全面であってもよい。携帯端末100の光通信送信装置の位置に合わせて設置すればよい。
さらに、携帯端末置場220の全体(上側面、下側面、右側面、左側面、底面)に光通信受信装置225(光通信受信装置230)を設置してもよい。携帯端末100がどのように置かれても、又は、どのような機種の携帯端末100にも対応するためである。
一方、携帯端末100は、図2(b3)の例に示すように、携帯端末100の側面に光通信送信装置250を備えていてもよい。また、図2(b4)の例に示すように、カメラ260の近辺に光通信送信装置255を備えていてもよい。この場合、前述したように、光通信の受信側(印刷装置150の受信部)をカメラ260で撮影して、携帯端末100のディスプレイに表示することによって、通信相手を確認することができるようになる。また、携帯端末100に備え付けられているストロボ等の撮影用照明、ディスプレイ等を可視光通信における発光装置として利用してもよい。
図3は、印刷装置150の具体例を示す説明図である。
図3(a)に示す例では、印刷装置150は、人感センサー310、光無線受信センサー320を有している。図1の例に示した人検知モジュール190の一例である人感センサー310と、光無線受信モジュール155の一例である光無線受信センサー320を別々に有している。なお、破線は光無線受信センサー320の通信範囲を示している。なお、人感センサー310の位置は、印刷装置150の操作部の近辺等であってもよい。
人感センサー310は、例えば、人が発する熱の変化を検知する「熱検知式」の赤外線アレイセンサー、人までの距離を検知する「距離検知式」のセンサーのいずれであってもよいし、2つの方式を採用したものであってもよい。人感センサー310は、人の位置が移動しているかどうかを判断して、使用者かどうかを予測することで、ユーザーが印刷装置150に近づくと、光無線受信センサー320を動作させる。もちろんのことながら、人感センサー310が、人を検知していない場合、光無線受信センサー320は受信を受け付けない。つまり、光無線受信センサー320は常に動作しているわけではないので、光無線受信センサー320の消費電力を抑えることができる。
図3(b)に示す例では、印刷装置150は、人感&光無線受信センサー330を有している。人感&光無線受信センサー330は、図1の例に示した人検知モジュール190と光無線受信モジュール155の両方の機能を有している。なお、破線は人感&光無線受信センサー330の通信範囲(検知範囲)を示している。図3(a)に示す例と同様に、人感&光無線受信センサー330は、人の位置が移動しているかどうかを判断して、使用者かどうかを予測することで、ユーザーが印刷装置150に近づくと、光無線受信モジュール155の機能を起動させる。
ここでの人感&光無線受信センサー330における人感センサーとしては、赤外線センサーアレイ(カメラ)や可視光センサーアレイ(カメラ)で撮像し、人が所定の領域内で接近することを検知するものである。単純に人感センサーを備えた印刷装置150に光通信(可視光通信又は赤外線通信)の受信機能を追加すると、図3(a)に示す例のように、可視光を利用した人感センサー(人感センサー310)と可視光通信の受信部(光無線受信センサー320)、又は、赤外線を利用した人感センサー(人感センサー310)と赤外線通信の受信部(光無線受信センサー320)を、別々に備えることになり無駄であり、図3(b)に示す例に比較すると、コストがかかり消費電力も多くなる。そこで、1つの人感&光無線受信センサー330は、人検知モジュール190と光無線受信モジュール155の機能を有している。具体的には、赤外線センサーアレイ、又は、可視光センサーアレイによって、人の接近を検知し、光通信(赤外線通信又は可視光通信であり、特に、それらの受信)を行う。
図4と図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。光通信として、可視光通信を用いた場合の例を示すものである。なお、図3(a)の例を用いて説明するが、図3(b)の例の場合は、人感センサー310を人感&光無線受信センサー330の人感センサーの機能とし、光無線受信センサー320を人感&光無線受信センサー330の光通信の機能とすればよい。
印刷装置150は以下の処理を行う。
ステップP402では、印刷装置150は低消費電力モードである。人感センサー310は動作している。光無線受信センサー320は動作を停止している。人感センサー310は、人の所在又は接近を検知することができる。人感センサー310として、図3(a)の例の場合は、赤外線、可視光、超音波等を利用する。図3(b)の例の場合は、光通信に用いるものと同じ光線(この例では、可視光)を用いる。
ステップP404では、人感センサー310が、人の接近を検知しているか否かを判断し、検知している場合はステップP406へ進み、それ以外の場合は人の接近を検知するまで待機する。つまり、人感センサー310が人を検知していない場合、光無線受信センサー320は動作を停止したままであるので、光無線受信センサー320はプリントジョブの受信を受け付けないこととなる。人感センサー310で人が所定領域に入ったことを検知した場合、又は、人が所定領域内で近づいていることを検知した場合、人を検知したと判断する。なお、所定領域とは、予め定められた領域、又は、予め定められた距離以内であることをいう。
ステップP406では、印刷装置150は低消費電力モードを維持したままである。光無線受信センサー320を動作させる。つまり、ステップP404で人感センサー310が人を検知した場合、光無線受信センサー320はプリントジョブの受信を受け付け可能となる。
ステップK410を待って、ステップP408に進む。
ステップP408では、印刷装置150は光無線受信センサー320で、プリントジョブを含む光通信を受信する。
ステップP410では、光無線受信センサー320が、可視光通信規格に基づく可視光を受光し、受光した可視光が、プリントジョブを含むか否かを判断し、含む場合はステップP416へ進み、それ以外の場合はステップP412へ進む。
ステップP412では、人感センサー310が、人の離脱を検知しているか否かを判断し、検知している場合はステップP414へ進み、それ以外の場合はステップP408へ戻る。人が所定領域に入っていることを検知していない場合、離脱と判断する。
人の接近を検知する距離Aと離脱を検知する距離Bは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。閾値としての距離Bは距離Aよりも長い方がよりよい。例えば、人が印刷装置150に接近して印刷装置150が可視光を発光した後で、ユーザーはその位置から違う位置(例えば、一歩下がった位置、印刷装置150の可視光発光部・受光部の正面の位置等)で可視光の受光やプリントジョブの送信を行うことがあり、そのような場合(特に、遠ざかる位置に移動した場合)でも可視光通信の受信とプリントジョブの送信を確実に実行できるようになる。
また、人の所在を検知した後は、人の所在を検知する距離を異ならせてもよい。例えば、検知後の距離Dは検知前の距離Cよりも長くしてもよい。可視光通信で印刷指示ができることを見た他の人が印刷指示を行う場合、遠い位置から印刷指示を行うことがあり、そのような場合でも印刷指示を確実にできるようになる。なお、1回目の印刷指示があった後から予め定められた期間内を距離Dとし、その後は距離Cに戻すようにしてもよい。また、その期間内に次の印刷指示があった場合は、期間を初期化してもよい。つまり、その期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を距離Dとし、その後は距離Cに戻すようにしてもよい。
なお、閾値として距離(距離A、距離B、距離C、距離D)を用いて説明したが、人感センサー310の感度を閾値としてもよい。例えば、遠くの人の所在を検知可能とするように人感センサー310の感度を設定すること、近くの人しか検知できないように人感センサー310の感度を設定すること、としてもよい。
ステップP414では、印刷装置150は低消費電力モードを維持したままである。光無線受信センサー320の動作を停止する。この後、ステップP402に戻る。
ステップP416では、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを携帯端末100に通知する。なお、この通知は、可視光通信であってもよいし、WiFi等の無線通信でもよい。
ステップP418では、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す通知(可視光通信又は無線通信)を携帯端末100に対して行う。
ステップP420では、印刷装置150本体の低消費電力モードを解除し、プリントモードにする。プリントジョブにしたがって、プリントする。
ステップP422では、次のプリントジョブの受信を待ち、ステップP408へ戻る。なお、ステップP408以外に、ステップP402直前、ステップP404直前、ステップP406直前に戻るようにしてもよい。
一方、携帯端末100は以下の処理を行う。なお、ステップUとして、ユーザーの動作についても説明する。
ステップK402では、ユーザーにより、画像ファイルアイコンが選択される。印刷装置150の選択操作は入力されない。携帯端末100には、印刷装置150のアドレスが登録されていなくてもよい。本実施の形態を用いない場合(従来技術を用いた場合)、印刷装置150のアドレスを携帯端末100に登録しているので、印刷装置150の選択時に多くの印刷装置名(プリンター名)が選択肢のリストに表示され、選択操作が不便になる。本実施の形態では、携帯端末100に印刷装置150のアドレスを登録しなくても印刷できることとなる。もちろんのことながら、携帯端末100のディスプレイ上で印刷装置150を選択する操作も不要である。
ステップK404では、可視光通信開始アイコンがクリックされる。ステップK402で選択された画像ファイルを送信する指示である。
ステップK406では、携帯端末100が可視光通信規格に基づき発光する。
ステップK408では、携帯端末100に、「可視光を印刷したいプリンターの受光部に当ててください」と表示する。
ステップU402では、ユーザーがプリントしたい印刷装置150に接近する。ユーザーは、携帯端末100が発光している可視光を印刷装置150の受光部に当てて、可視光通信を行う。
ステップK410では、可視光通信規格に基づく可視光で、プリントジョブを印刷装置150に送信する。
なお、この場合、WiFi通信における携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送らないようにしてもよい。WiFi等の無線通信では、携帯端末100と印刷装置150とでコネクションを設定する必要があるので、携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送り、印刷装置150がそのアドレスを一時的に記憶する。携帯端末100のアドレスが印刷装置150に知られることになり、セキュリティ上の懸念がある。この場合、携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送らないので、セキュリティ上の不安がない。
ステップP418を待って、ステップK412に進む。
ステップK412では、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す通知を受信する(可視光通信又は無線通信)。
なお、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す通知を、無線通信経由で送信しないようにしてもよい。つまり、ステップP416、ステップP418を行わない。その結果、ステップK412も不要となる。この場合、ユーザーは、印刷装置150のユーザーインタフェース表示を見て、プリントジョブ送信が成功したことを知る。そして、携帯端末100で、可視光の発光を終了させる操作をする。可視光通信以外の無線通信で印刷装置150から携帯端末100へ通信するためには、印刷装置150に携帯端末100のアドレスを知らせる必要がある。ステップP416、ステップP418を行わないことによって、その必要がなくなり、操作が簡単になり、セキュリティ上の不安もなくなる。
ステップK414では、携帯端末100は、可視光の発光を終了する。つまり、可視光通信を終了させる。
ステップK416では、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す、ユーザーに伝えるための処理(例えば、表示、通知音、振動等)をする。なお、このステップK416を不要としてもよい。
その後、ユーザーの動作として、以下のことが行われる。
ステップU404では、ユーザーは、発光している可視光をプリントさせたい印刷装置150の受光部に当てることを終了する。
ステップU406では、ユーザーは、印刷装置150からプリント結果を確保する。
図6〜図11は、可視光通信を利用した場合の携帯端末100又は印刷装置150のディスプレイの表示例を示している。
図6は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK402、ステップK404における表示例である。
携帯端末100は、ディスプレイ600を有している。ディスプレイ600に表示している内容を示している。
ディスプレイ600は、3つの領域として、画像表示領域610、コマンド表示領域620、メッセージ表示領域630を有している。
画像表示領域610には、画像Aアイコン612、画像Bアイコン614、画像Cアイコン616、画像Dアイコン618を表示する。
コマンド表示領域620には、「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン622、「WiFiで印刷ジョブ送信」アイコン624を表示する。
メッセージ表示領域630には、メッセージ表示領域632を表示する。メッセージ表示領域632には、例えば「印刷したい画像を選択し、コマンドをクリックしてください。」と表示する。
図6の例では、画像Aアイコン612と画像Bアイコン614が選択されたことを示している。この後、「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン622がクリックされると、フローチャートのステップK406に移動する。
図7は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK406、ステップK408、ステップK410、ステップU402における表示例である。
「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン622が、ユーザーの選択によって選択されている。
「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン622の選択を受け付けると、携帯端末100が可視光通信規格に基づき発光する(ステップK406)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域632に表示する。メッセージ表示領域632には、例えば「可視光を印刷したいプリンターの受光部に当ててください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図8は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK412からステップK416、ステップU404における表示例である。
「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン622が、ユーザーの選択によって選択されている。
携帯端末100の発光が終了する(ステップK414)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150の受光部に当てることを終了させる動作の示唆を、メッセージ表示領域632に表示する。メッセージ表示領域632には、例えば「プリンターは、プリントジョブの受光を完了しました。可視光をプリンターの受光部に当てることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図9は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP408、ステップP410における表示例である。
表示装置900は、ディスプレイ910を有している。
ディスプレイ910は、コマンド表示領域920、メッセージ表示領域940を有している。
コマンド表示領域920には、コピーアイコン922、ファックスアイコン924、スキャンアイコン926、ユーザー管理アイコン928、ジョブ管理アイコン930を表示する。
メッセージ表示領域940には、メッセージ表示領域942を表示する。
印刷装置150が可視光通信規格に基づき受光している。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域942に表示する。メッセージ表示領域942には、例えば「可視光でプリントジョブを受光中です。携帯端末が発光している可視光をプリンターの受光部に当て続けてください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図10は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP416における表示例である。
印刷装置150が受光を完了した場合、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てることを終了させる動作の示唆を、メッセージ表示領域942に表示する。メッセージ表示領域942には、例えば「可視光でプリントジョブの受光を完了しました。携帯端末が発光している可視光をプリンターの受光部に当てることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図11は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP420における表示例である。
メッセージ表示領域942には、例えば「プリントジョブを印刷しています。」と表示する。この表示により、ユーザーは印刷装置150の状態を知ることができる。
プリントジョブの印刷を終了した場合、「プリントジョブの印刷を完了しました。」と表示する。
図12と図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。光通信として、赤外線通信を用いた場合の例を示すものである。なお、図3(a)の例を用いて説明するが、図3(b)の例の場合は、人感センサー310を人感&光無線受信センサー330の人感センサーの機能とし、光無線受信センサー320を人感&光無線受信センサー330の光通信の機能とすればよい。
印刷装置150は以下の処理を行う。
ステップP1202では、印刷装置150は低消費電力モードである。人感センサー310は動作している。光無線受信センサー320は動作を停止している。人感センサー310は、人の所在又は接近を検知することができる。人感センサー310として、図3(a)の例の場合は、赤外線、可視光、超音波等を利用する。図3(b)の例の場合は、光通信に用いるものと同じ光線(この例では、赤外線)を用いる。
ステップP1204では、人感センサー310が、人の接近を検知しているか否かを判断し、検知している場合はステップP1206へ進み、それ以外の場合は人の接近を検知するまで待機する。つまり、人感センサー310が人を検知していない場合、光無線受信センサー320は動作を停止したままであるので、光無線受信センサー320はプリントジョブの受信を受け付けないこととなる。人感センサー310で人が所定領域に入ったことを検知した場合、又は、人が所定領域内で近づいていることを検知した場合、人を検知したと判断する。なお、所定領域とは、予め定められた領域、又は、予め定められた距離以内であることをいう。
ステップP1206では、印刷装置150は低消費電力モードを維持したままである。光無線受信センサー320を動作させる。つまり、ステップP1204で人感センサー310が人を検知した場合、光無線受信センサー320はプリントジョブの受信を受け付け可能となる。
ステップK1210を待って、ステップP1208に進む。
ステップP1208では、印刷装置150は光無線受信センサー320で、プリントジョブを含む光通信を受信する。
ステップP1210では、光無線受信センサー320が、赤外線通信規格に基づく赤外線を受信し、受信したデータに、プリントジョブを含むか否かを判断し、含む場合はステップP1216へ進み、それ以外の場合はステップP1212へ進む。
ステップP1212では、人感センサー310が、人の離脱を検知しているか否かを判断し、検知している場合はステップP1214へ進み、それ以外の場合はステップP1208へ戻る。人が所定領域に入っていることを検知していない場合、離脱と判断する。
人の接近を検知する距離Aと離脱を検知する距離Bは、同じでもよいし異なっていてもよい。距離Bが距離Aよりも長い方がよりよい。
人の接近を検知する距離Aと離脱を検知する距離Bは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。閾値としての距離Bは距離Aよりも長い方がよりよい。例えば、人が印刷装置150に接近して印刷装置150が赤外線で送信した後で、ユーザーはその位置から違う位置(例えば、一歩下がった位置、印刷装置150の赤外線通信部の正面の位置等)で赤外線通信の受信やプリントジョブの送信を行うことがあり、そのような場合(特に、遠ざかる位置に移動した場合)でも赤外線通信の受信とプリントジョブの送信を確実に実行できるようになる。
また、人の所在を検知した後は、人の所在を検知する距離を異ならせてもよい。例えば、検知後の距離Dは検知前の距離Cよりも長くしてもよい。赤外線通信で印刷指示ができることを見た他の人が印刷指示を行う場合、遠い位置から印刷指示を行うことがあり、そのような場合でも印刷指示を確実にできるようになる。なお、1回目の印刷指示があった後から予め定められた期間内を距離Dとし、その後は距離Cに戻すようにしてもよい。また、その期間内に次の印刷指示があった場合は、期間を初期化してもよい。つまり、その期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を距離Dとし、その後は距離Cに戻すようにしてもよい。
なお、閾値として距離(距離A、距離B、距離C、距離D)を用いて説明したが、人感センサー310の感度を閾値としてもよい。例えば、遠くの人の所在を検知可能とするように人感センサー310の感度を設定すること、近くの人しか検知できないように人感センサー310の感度を設定すること、としてもよい。
ステップP1214では、印刷装置150は低消費電力モードを維持したままである。光無線受信センサー320の動作を停止する。この後、ステップP1202に戻る。
ステップP1216では、印刷装置150がプリントジョブを受信したことを携帯端末100に通知する。なお、この通知は、赤外線通信であってもよいし、WiFi等の無線通信でもよい。
ステップP1218では、印刷装置150がプリントジョブを受信したことを示す通知(赤外線通信又は無線通信)を携帯端末100に対して行う。
ステップP1220では、印刷装置150本体の低消費電力モードを解除し、プリントモードにする。プリントジョブにしたがって、プリントする。
ステップP1222では、次のプリントジョブの受信を待ち、ステップP1208へ戻る。なお、ステップP1208以外に、ステップP1202直前、ステップP1204直前、ステップP1206直前に戻るようにしてもよい。
一方、携帯端末100は以下の処理を行う。なお、ステップUとして、ユーザーの動作についても説明する。
ステップK1202では、ユーザーにより、画像ファイルアイコンが選択される。印刷装置150の選択操作は入力されない。携帯端末100には、印刷装置150のアドレスが登録されていなくてもよい。本実施の形態を用いない場合(従来技術を用いた場合)、印刷装置150のアドレスを携帯端末100に登録しているので、印刷装置150の選択時に多くの印刷装置名(プリンター名)が選択肢のリストに表示され、選択操作が不便になる。本実施の形態では、携帯端末100に印刷装置150のアドレスを登録しなくても印刷できることとなる。もちろんのことながら、携帯端末100のディスプレイ上で印刷装置150を選択する操作も不要である。
ステップK1204では、赤外線通信開始アイコンがクリックされる。ステップK1202で選択された画像ファイルを送信する指示である。
ステップK1206では、携帯端末100が赤外線通信規格に基づき通信を開始する。
ステップK1208では、携帯端末100に、「携帯端末の赤外線通信部を印刷したいプリンターの赤外線通信部に近接、対向させてください」と表示する。
ステップU1202では、ユーザーがプリントしたい印刷装置150に接近する。ユーザーは、携帯端末100の赤外線通信部を印刷装置150の赤外線通信部と近接、対向させて、赤外線通信を行う。
ステップK1210では、赤外線通信規格に基づく赤外線で、プリントジョブを印刷装置150に送信する。
なお、この場合、WiFi通信における携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送らないようにしてもよい。WiFi等の無線通信では、携帯端末100と印刷装置150とでコネクションを設定する必要があるので、携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送り、印刷装置150がそのアドレスを一時的に記憶する。携帯端末100のアドレスが印刷装置150に知られることになり、セキュリティ上の懸念がある。この場合、携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送らないので、セキュリティ上の不安がない。
ステップP1218を待って、ステップK1212に進む。
ステップK1212では、印刷装置150がプリントジョブを受信したことを示す通知を受信する(赤外線通信又は無線通信)。
なお、印刷装置150がプリントジョブを受信したことを示す通知を、無線通信経由で送信しないようにしてもよい。つまり、ステップP1216、ステップP1218を行わない。その結果、ステップK1212も不要となる。この場合、ユーザーは、印刷装置150のユーザーインタフェース表示を見て、プリントジョブ送信が成功したことを知る。そして、携帯端末100で、赤外線による送信を終了させる操作をする。赤外線通信以外の無線通信で印刷装置150から携帯端末100へ通信するためには、印刷装置150に携帯端末100のアドレスを知らせる必要がある。ステップP1216、ステップP1218を行わないことによって、その必要がなくなり、操作が簡単になり、セキュリティ上の不安もなくなる。
ステップK1214では、携帯端末100は、赤外線通信を終了する。
ステップK1216では、印刷装置150がプリントジョブを受信したことを示す、ユーザーに伝えるための処理(例えば、表示、通知音、振動等)をする。なお、このステップK1216を不要としてもよい。
その後、ユーザーの動作として、以下のことが行われる。
ステップU1204では、ユーザーは、携帯端末100の赤外線通信部を印刷装置150の赤外線通信部と近接、対向させることを終了する。
ステップU1206では、ユーザーは、印刷装置150からプリント結果を確保する。
図14〜図19は、赤外線通信を利用した場合の携帯端末100又は印刷装置150のディスプレイの表示例を示している。
図14は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK1202、ステップK1204における表示例である。
携帯端末100は、ディスプレイ1400を有している。ディスプレイ1400に表示している内容を示している。
ディスプレイ1400は、3つの領域として、画像表示領域1410、コマンド表示領域1420、メッセージ表示領域1430を有している。
画像表示領域1410には、画像Aアイコン1412、画像Bアイコン1414、画像Cアイコン1416、画像Dアイコン1418を表示する。
コマンド表示領域1420には、「赤外線で印刷ジョブ送信」アイコン1422、「WiFiで印刷ジョブ送信」アイコン1424を表示する。
メッセージ表示領域1430には、メッセージ表示領域1432を表示する。メッセージ表示領域1432には、例えば「印刷したい画像を選択し、コマンドをクリックしてください。」と表示する。
図14の例では、画像Aアイコン1412と画像Bアイコン1414が選択されたことを示している。この後、「赤外線で印刷ジョブ送信」アイコン1422がクリックされると、フローチャートのステップK1206に移動する。
図15は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK1206、ステップK1208、ステップU1202における表示例である。
「赤外線で印刷ジョブ送信」アイコン1422が、ユーザーの選択によって選択されている。
「赤外線で印刷ジョブ送信」アイコン1422の選択を受け付けると、携帯端末100が赤外線通信規格に基づき通信を開始する(ステップK1206)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが赤外線を印刷装置150に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域1432に表示する。メッセージ表示領域1432には、例えば「携帯端末の赤外線通信部をプリンターの赤外線通信部に近接させ、対向させてください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図16は、本実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK1212からステップK1216、ステップU1204における表示例である。
「赤外線で印刷ジョブ送信」アイコン1422が、ユーザーの選択によって選択されている。
携帯端末100の赤外線通信が終了する(ステップK1214)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが携帯端末100を印刷装置150に近接、対向させることを終了させる動作の示唆を、メッセージ表示領域1432に表示する。メッセージ表示領域1432には、例えば「プリンターは、プリントジョブの受信を完了しました。携帯端末をプリンターに近接、対向させることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図17は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP1208、ステップP1210における表示例である。
表示装置1700は、ディスプレイ1710を有している。
ディスプレイ1710は、コマンド表示領域1720、メッセージ表示領域1740を有している。
コマンド表示領域1720には、コピーアイコン1722、ファックスアイコン1724、スキャンアイコン1726、ユーザー管理アイコン1728、ジョブ管理アイコン1730を表示する。
メッセージ表示領域1740には、メッセージ表示領域1742を表示する。
印刷装置150が赤外線通信規格に基づき通信している。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが携帯端末100の赤外線通信部を印刷装置150の赤外線通信部に近接、対向させる動作の示唆を、メッセージ表示領域1742に表示する。メッセージ表示領域1742には、例えば「赤外線でプリントジョブを受信中です。携帯端末の赤外線通信部をプリンターの赤外線通信部に近接、対向させ続けてください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図18は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP1216における表示例である。
印刷装置150が受信を完了した場合、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが携帯端末100を印刷装置150に近接、対向させることを終了させる動作の示唆を、メッセージ表示領域1742に表示する。メッセージ表示領域1742には、例えば「赤外線でプリントジョブの受信を完了しました。携帯端末をプリンターに近接、対向させることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図19は、本実施の形態(印刷装置150)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップP1220における表示例である。
メッセージ表示領域1742には、例えば「プリントジョブを印刷しています。」と表示する。この表示により、ユーザーは印刷装置150の状態を知ることができる。
プリントジョブの印刷を終了した場合、「プリントジョブの印刷を完了しました。」と表示する。
図20を参照して、本実施の形態の携帯端末100、印刷装置150のハードウェア構成例について説明する。図20に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナー等のデータ読み取り部2017と、プリンター等のデータ出力部2018を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)2001は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、光無線送信モジュール105、受信モジュール110、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120、光無線受信モジュール155、送信モジュール160、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、印刷制御モジュール175、印刷モジュール185、人検知モジュール190等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)2002は、CPU2001が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2003は、CPU2001の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス2004により相互に接続されている。
ホストバス2004は、ブリッジ2005を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス2006に接続されている。
キーボード2008、マウス等のポインティングデバイス2009は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ2010は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス2009とディスプレイ2010の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)2011は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2001によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、ファイル記憶モジュール125、ファイル記憶モジュール180等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ2012は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2013に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2007、外部バス2006、ブリッジ2005、及びホストバス2004を介して接続されているRAM2003に供給する。なお、リムーバブル記録媒体2013も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート2014は、外部接続機器2015を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部をもつ。接続ポート2014は、インタフェース2007、及び外部バス2006、ブリッジ2005、ホストバス2004等を介してCPU2001等に接続されている。通信部2016は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部2017は、例えばスキャナーであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2018は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図20に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図20に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図20に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
なお、本実施の形態の可視光通信で使用する可視光は、天井の照明のような拡散した可視光でもよく、また、懐中電灯のような収束した可視光でもよい。収束した可視光を使用する場合、拡散した可視光を使用する場合と比較して、希望する送信先だけに可視光を当てることが容易になり、ユーザーが使いやすくなる。
前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[A1]可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記受光部に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置。
[A2]可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受光部で受信する受信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する画像出力装置。
[A3]可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記受光部に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置と、
可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受光部で受信する受信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。
[A4]携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置。
[A5]前記送信手段は、本携帯情報処理装置が有しているカメラと同じ向きに設置されている、
[A4]に記載の携帯情報処理装置。
[A6]前記送信手段が撮影用光源を用いた可視光通信によって送信する場合、前記カメラで撮影した画像を本携帯情報処理装置のディスプレイに表示させる、
[A5]に記載の携帯情報処理装置。
[A7]携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置と、
前記可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する受信手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。
[A8]前記送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
[A1]、[A4]、[A5]又は[A6]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[A9]前記可視光通信によって印刷指示を送信してきた携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しない、
[A2]に記載の画像出力装置。
[A10]前記受信手段が印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、前記携帯情報処理装置に送信しない、
[A2]又は[A9]に記載の画像出力装置。
[A11]前記画像出力装置から前記印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、該旨の提示を行う提示手段
をさらに有する[A1]、[A4]、[A5]、[A6]又は[A8]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[A12]前記可視光通信として収束した可視光を使用する、
[A1]から[A11]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置、画像出力装置、画像読取装置、画像出力システム、画像読取システム。
[A13]送信手段と提示手段を有する携帯情報処理装置であるコンピュータに、
可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信することを行わせることと、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記受光部に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを行わせること
を実行させる情報処理プログラム。
[A14]受信手段と提示手段を有する画像出力装置であるコンピュータに、
可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受光部で受信することを行わせることと、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを行わせること
を実行させる画像出力プログラム。
[A15]送信手段を有する携帯情報処理装置であるコンピュータに、
前記携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することを行わせること
を実行させる情報処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[A1]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信することができる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A2]の画像出力装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受光部で受信することができる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部が受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A3]の画像出力システムによれば、携帯情報処理装置から画像出力装置の受光部に、可視光通信によって、印刷指示を送信することができる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部が受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A4]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[A5]の携帯情報処理装置によれば、送信手段をカメラと同じ向きに設置することができる。
[A6]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信で送信する場合、カメラで撮影した画像を本携帯情報処理装置のディスプレイに表示させることができる。
[A7]の画像出力システムによれば、携帯情報処理装置から画像出力装置に、可視光通信によって、印刷指示を送信することができる。
[A8]の携帯情報処理装置によれば、印刷指示の送信先である画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[A9]の画像出力装置によれば、可視光通信によって印刷指示を送信してきた携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しないようにすることができる。
[A10]の画像出力装置によれば、印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、その携帯情報処理装置に送信しないようにすることができる。
[A11]の携帯情報処理装置によれば、画像出力装置から印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、その旨の提示を行うことができる。
[A12]の携帯情報処理装置、画像出力装置、画像読取装置、画像出力システム、画像読取システムによれば、可視光通信として収束した可視光を使用することができる。
[A13]の情報処理プログラムによれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信することができる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A14]の画像出力プログラムによれば、可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受光部で受信することができる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部が受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[A15]の情報処理プログラムによれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[B1]本携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置。
[B2]前記送信手段は、本携帯情報処理装置が有しているカメラと同じ向きに設置されている、
[B1]に記載の携帯情報処理装置。
[B3]前記送信手段が撮影用光源を用いた可視光通信によって送信する場合、前記カメラで撮影した画像を本携帯情報処理装置のディスプレイに表示させる、
[B2]に記載の携帯情報処理装置。
[B4]前記送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
[B1]から[B3]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[B5]前記画像出力装置から前記印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、該旨の提示を行う第2の提示手段
をさらに有する[B1]から[B4]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[B6]本携帯情報処理装置が有しているカメラを用いて、画像を可視光通信によって画像読取装置から受信する受信手段
をさらに有する[B1]から[B5]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[B7]本携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置と、
可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受光部で受信する受信手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。
[B8]送信手段と提示手段を有する携帯情報処理装置であるコンピュータに、
前記携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することを行わせることと、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示することを行わせること
を実行させる情報処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[B1]の携帯情報処理装置によれば、本携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[B2]の携帯情報処理装置によれば、送信手段をカメラと同じ向きに設置することができる。
[B3]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信で送信する場合、カメラで撮影した画像を本携帯情報処理装置のディスプレイに表示させることができる。
[B4]の携帯情報処理装置によれば、印刷指示の送信先である画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[B5]の携帯情報処理装置によれば、画像出力装置から印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、その旨の提示を行うことができる。
[B6]の携帯情報処理装置によれば、本携帯情報処理装置が有しているカメラを用いて、画像を可視光通信によって画像読取装置から受信することができる。
[B7]の画像出力システムによれば、携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[B8]の情報処理プログラムによれば、携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[C1]可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信する受信手段と、
印刷指示を受信したことを、前記携帯情報処理装置に前記可視光通信とは異なる無線通信で送信する送信手段
を有する画像出力装置。
[C2]前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[C1]に記載の画像出力装置。
[C3]可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
印刷指示を受信したことを、前記画像出力装置から前記可視光通信とは異なる無線通信で受信する受信手段
を有する携帯情報処理装置。
[C4]前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[C3]に記載の携帯情報処理装置。
[C5]可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信する受信手段と、
印刷指示を受信したことを、前記携帯情報処理装置に前記可視光通信とは異なる無線通信で送信する送信手段
を有する画像出力装置と、
可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
印刷指示を受信したことを、前記画像出力装置から前記可視光通信とは異なる無線通信で受信する受信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する画像出力システム。
[C6]受信手段と送信手段を有する画像出力装置であるコンピュータに、
可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信することを前記受信手段に行わせることと、
印刷指示を受信したことを、前記携帯情報処理装置に前記可視光通信とは異なる無線通信で送信することを前記送信手段に行わせること
を実行させる画像出力プログラム。
[C7]送信手段と受信手段を有する携帯情報処理装置であるコンピュータに、
可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することを前記送信手段に行わせることと、
印刷指示を受信したことを、前記画像出力装置から前記可視光通信とは異なる無線通信で受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させる情報処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[C1]の画像出力装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信し、そして、印刷指示を受信したことを、携帯情報処理装置に可視光通信とは異なる無線通信で送信することができる。
[C2]の画像出力装置によれば、可視光通信によって印刷指示を携帯情報処理装置から受信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[C3]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信し、そして、印刷指示を受信したことを、画像出力装置から可視光通信とは異なる無線通信で受信することができる。
[C4]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[C5]の画像出力システムによれば、可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信し、そして、印刷指示を受信したことを、その携帯情報処理装置に可視光通信とは異なる無線通信で送信することができる。
[C6]の画像出力プログラムによれば、可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信し、そして、印刷指示を受信したことを、携帯情報処理装置に可視光通信とは異なる無線通信で送信することができる。
[C7]の情報処理プログラムによれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信し、そして、印刷指示を受信したことを、画像出力装置から可視光通信とは異なる無線通信で受信することができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[D1]人を検知する検知手段と、
光通信を受信する受信手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けない、
情報処理装置。
[D2]前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記受信を受け付け可能とする、
[D1]に記載の情報処理装置。
[D3]前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、
[D1]又は[D2]に記載の情報処理装置。
[D4]人を検知する検知手段と、
印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けない、
印刷装置。
[D5]前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付け可能とする、
[D4]に記載の印刷装置。
[D6]前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、
[D4]又は[D5]に記載の印刷装置。
[D7]前記光通信によって前記印刷指示を受信する場合は、ユーザーが行うべき動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[D4]から[D6]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D8]前記光通信によって印刷指示を送信してきた携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しない、
[D4]から[D7]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D9]前記受信手段が印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、前記携帯情報処理装置に送信しない、
[D4]から[D8]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D10]印刷指示を受信したことを、携帯情報処理装置に前記光通信とは異なる無線通信で送信する送信手段
をさらに有する[D4]から[D9]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[D11]人を検知する検知手段と、
光通信を受信する受信手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けない、
情報処理装置と、
前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する情報処理システム。
[D12]人を検知する検知手段と、
印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けない、
印刷装置と、
前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷処理システム。
[D13]検知手段と受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、
人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
光通信を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けない、
情報処理プログラム。
[D14]検知手段と受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
印刷指示を含む光通信を受信することを前記受信手段に行わせることと、
前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けない、
印刷処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[D1]の情報処理装置によれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる
[D2]の情報処理装置によれば、人を検知した場合、光通信の受信を受け付け可能とすることができる。
[D3]の情報処理装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
[D4]の印刷装置によれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[D5]の印刷装置によれば、人を検知した場合、光通信による印刷指示の受信を受け付け可能とすることができる。
[D6]の印刷装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
[D7]の印刷装置によれば、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[D8]の印刷装置によれば、携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しないようにすることができる。
[D9]の印刷装置によれば、印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、その携帯情報処理装置に送信しないようにすることができる。
[D10]の印刷装置によれば、印刷指示を受信したことを、その受信に用いた光通信とは異なる無線通信で携帯情報処理装置に送信することができる。
[D11]の情報処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[D12]の印刷処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[D13]の情報処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる
[D14]の印刷処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
また、前述の実施の形態は以下のように把握してもよい。
[E1]人を検知する検知手段と、
光通信を受信する受信手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
前記検知手段が人の離脱を検知する距離は、人の接近を検知する距離よりも長い、
情報処理装置。
[E2]人を検知する検知手段と、
光通信を受信する受信手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
前記検知手段は、人を検知した後は、人を検知する距離を長くする、
情報処理装置。
[E3]前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記受信を受け付け可能とする、
[E1]又は[E2]に記載の情報処理装置。
[E4]前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、
[E1]〜[E3]のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[E5]前記検知手段と前記受信手段は、同一の手段である、
[E1]〜[E3]のいずれか一項に記載の情報処理装置。
[E6]人を検知し、かつ、光通信を受信する検知受信手段
を有し、
前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けない、
情報処理装置。
[E7]人を検知する検知手段と、
印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
前記検知手段が人の離脱を検知する距離は、人の接近を検知する距離よりも長い、
印刷装置。
[E8]人を検知する検知手段と、
印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
前記検知手段は、人を検知した後は、人を検知する距離を長くする、
印刷装置。
[E9]前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付け可能とする、
[E7]又は[E8]に記載の印刷装置。
[E10]前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、
[E7]〜[E9]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[E11]前記検知手段と前記受信手段は、同一の手段である、
[E7]〜[E9]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[E12]人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信する検知受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けない、
印刷装置。
[E13]前記光通信によって前記印刷指示を受信する場合は、ユーザーが行うべき動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[E7]から[E12]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[E14]前記光通信によって印刷指示を送信してきた携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しない、
[E7]から[E13]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[E15]前記受信手段が印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、前記携帯情報処理装置に送信しない、
[E7]から[E14]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[E16]印刷指示を受信したことを、携帯情報処理装置に前記光通信とは異なる無線通信で送信する送信手段
をさらに有する[E7]から[E15]のいずれか一項に記載の印刷装置。
[E17]人を検知する検知手段と、
光通信を受信する受信手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
前記検知手段が人の離脱を検知する距離は、人の接近を検知する距離よりも長い、
情報処理装置と、
前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する情報処理システム。
[E18]人を検知する検知手段と、
光通信を受信する受信手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
前記検知手段は、人を検知した後は、人を検知する距離を長くする、
情報処理装置と、
前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する情報処理システム。
[E19]人を検知し、かつ、光通信を受信する検知受信手段
を有し、
前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けない、
情報処理装置と、
前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する情報処理システム。
[E20]人を検知する検知手段と、
印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
前記検知手段が人の離脱を検知する距離は、人の接近を検知する距離よりも長い、
印刷装置と、
前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷処理システム。
[E21]人を検知する検知手段と、
印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
前記検知手段は、人を検知した後は、人を検知する距離を長くする、
印刷装置と、
前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷処理システム。
[E22]人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信する検知受信手段と、
前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
を有し、
前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けない、
印刷装置と、
前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する印刷処理システム。
[E23]検知手段と受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、
人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
光通信を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
前記検知手段が人の離脱を検知する距離は、人の接近を検知する距離よりも長い、
情報処理プログラム。
[E24]検知手段と受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、
人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
光通信を受信することを前記受信手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
前記検知手段は、人を検知した後は、人を検知する距離を長くする、
情報処理プログラム。
[E25]検知受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、
人を検知し、かつ、光通信を受信することを前記検知受信手段に行わせること
を実行させ、
前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けない、
情報処理プログラム。
[E26]検知手段と受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
印刷指示を含む光通信を受信することを前記受信手段に行わせることと、
前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
前記検知手段が人の離脱を検知する距離は、人の接近を検知する距離よりも長い、
印刷処理プログラム。
[E27]検知手段と受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
印刷指示を含む光通信を受信することを前記受信手段に行わせることと、
前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせること
を実行させ、
前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
前記検知手段は、人を検知した後は、人を検知する距離を長くする、
印刷処理プログラム。
[E28]検知受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信することを前記検知受信手段に行わせることと、
前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせること
を実行させ、
前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けない、
印刷処理プログラム。
そして、前述の発明は、以下の効果を有する。
[E1]の情報処理装置によれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E2]の情報処理装置によれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E3]の情報処理装置によれば、人を検知した場合、光通信の受信を受け付け可能とすることができる。
[E4]の情報処理装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
[E5]の情報処理装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
[E6]の情報処理装置によれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E7]の印刷装置によれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E8]の印刷装置によれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E9]の印刷装置によれば、人を検知した場合、光通信による印刷指示の受信を受け付け可能とすることができる。
[E10]の印刷装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
[E11]の印刷装置によれば、検知手段と受信手段を兼用させることができる。
[E12]の印刷装置によれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E13]の印刷装置によれば、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
[E14]の印刷装置によれば、携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しないようにすることができる。
[E15]の印刷装置によれば、印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、その携帯情報処理装置に送信しないようにすることができる。
[E16]の印刷装置によれば、印刷指示を受信したことを、その受信に用いた光通信とは異なる無線通信で携帯情報処理装置に送信することができる。
[E17]の情報処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E18]の情報処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E19]の情報処理システムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E20]の印刷処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E21]の印刷処理システムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E22]の印刷処理システムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E23]の情報処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E24]の情報処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E25]の情報処理プログラムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E26]の印刷処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E27]の印刷処理プログラムによれば、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
[E28]の印刷処理プログラムによれば、人の検知機能と光通信の受信機能の両方を有する検知受信手段を用いて、人を検知していない場合、光通信による印刷指示の受信を受け付けずに、消費電力を減少させることができる。
100…携帯端末
105…光無線送信モジュール
110…受信モジュール
115…通信制御モジュール
120…ユーザーインタフェースモジュール
125…ファイル記憶モジュール
150…印刷装置
155…光無線受信モジュール
160…送信モジュール
165…通信制御モジュール
170…ユーザーインタフェースモジュール
175…印刷制御モジュール
180…ファイル記憶モジュール
185…印刷モジュール
190…人検知モジュール
210…光通信
220…携帯端末置場
225…光通信受信装置
230…光通信受信装置
250…光通信送信装置
255…光通信送信装置
260…カメラ
310…人感センサー
320…光無線受信センサー
330…人感&光無線受信センサー
390…ユーザー

Claims (22)

  1. 人を検知する検知手段と、
    光通信を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、
    前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
    情報処理装置。
  2. 前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記受信を受け付け可能とする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記検知手段と前記受信手段は、同一の手段である、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 人を検知し、かつ、光通信を受信する検知受信手段
    を有し、
    前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けず、
    前記検知受信手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    情報処理装置。
  6. 人を検知する検知手段と、
    印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
    前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
    を有し、
    前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、
    前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
    印刷装置。
  7. 前記検知手段が人を検知した場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付け可能とする、
    請求項に記載の印刷装置。
  8. 前記検知手段を用いて、前記光通信を受信する、
    請求項6又は7に記載の印刷装置。
  9. 前記検知手段と前記受信手段は、同一の手段である、
    請求項6又は7に記載の印刷装置。
  10. 人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信する検知受信手段と、
    前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
    を有し、
    前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
    前記検知受信手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置。
  11. 前記光通信によって前記印刷指示を受信する場合は、ユーザーが行うべき動作の示唆を提示する提示手段
    をさらに有する請求項から10のいずれか一項に記載の印刷装置。
  12. 前記光通信によって印刷指示を送信してきた携帯情報処理装置の通信設定情報を設定しない、
    請求項から11のいずれか一項に記載の印刷装置。
  13. 前記受信手段が印刷指示を携帯情報処理装置から受信したことを示す情報を、前記携帯情報処理装置に送信しない、
    請求項から12のいずれか一項に記載の印刷装置。
  14. 印刷指示を受信したことを、携帯情報処理装置に前記光通信とは異なる無線通信で送信する送信手段
    をさらに有する請求項から13のいずれか一項に記載の印刷装置。
  15. 人を検知する検知手段と、
    光通信を受信する受信手段
    を有し、
    前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、
    前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
    情報処理装置と、
    前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する情報処理システム。
  16. 人を検知し、かつ、光通信を受信する検知受信手段
    を有し、
    前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けず、
    前記検知受信手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    情報処理装置と、
    前記情報処理装置に対して、光通信を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する情報処理システム。
  17. 人を検知する検知手段と、
    印刷指示を含む光通信を受信する受信手段と、
    前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
    を有し、
    前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、
    前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
    印刷装置と、
    前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する印刷処理システム。
  18. 人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信する検知受信手段と、
    前記印刷指示に基づき印刷する印刷手段
    を有し、
    前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
    前記検知受信手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷装置と、
    前記印刷装置に対して、印刷指示を含む光通信を送信する送信手段
    を有する携帯情報処理装置
    を具備する印刷処理システム。
  19. 検知手段と受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、
    人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
    光通信を受信することを前記受信手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、
    前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
    情報処理プログラム。
  20. 検知受信手段を有する情報処理装置であるコンピュータに、
    人を検知し、かつ、光通信を受信することを前記検知受信手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記光通信の受信を受け付けず、
    前記検知受信手段が人を検知する距離を、光通信による指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の指示があった場合は、最後の指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    情報処理プログラム。
  21. 検知手段と受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
    人を検知することを前記検知手段に行わせることと、
    印刷指示を含む光通信を受信することを前記受信手段に行わせることと、
    前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知手段が人を検知していない場合、前記受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、
    前記第1の距離は、前記第2の距離よりも長い、
    印刷処理プログラム。
  22. 検知受信手段と印刷手段を有する印刷装置であるコンピュータに、
    人を検知し、かつ、印刷指示を含む光通信を受信することを前記検知受信手段に行わせることと、
    前記印刷指示に基づき印刷することを前記印刷手段に行わせること
    を実行させ、
    前記検知受信手段が人を検知していない場合、前記検知受信手段は前記印刷指示の受信を受け付けず、
    前記検知手段が人を検知する距離を、印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とし、該期間後を第2の距離とし、該期間内に複数の印刷指示があった場合は、最後の印刷指示があった後から予め定められた期間内を第1の距離とする、
    印刷処理プログラム。
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