JP6041068B1 - 携帯情報処理装置、画像出力システム及び情報処理プログラム - Google Patents
携帯情報処理装置、画像出力システム及び情報処理プログラム Download PDFInfo
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Abstract
Description
しかし、携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することは行われていない。
本発明は、携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信するようにした携帯情報処理装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、本携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段を有する携帯情報処理装置である。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
可視光通信とは、LED(Light Emitting Diode)などが発光する可視光の強度を変化させて変調させることによる通信をいう。例えば、標準規格として、以下のものがある。
・JEITA CP−1221/1222/1223(電子情報技術産業協会)
片方向4.8kbpsの主に照明光通信用である。
JEITA CP−1221 可視光通信システム 2007年3月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1221
JEITA CP−1222 可視光IDシステム 2007年6月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1222
JEITA CP−1223 可視光ビーコンシステム 2013年5月
http://www.jeita.or.jp/japanese/standard/book/CP−1223
可視光源から、簡単な情報やその可視光源に固有なID情報を放射送信させることで、ものの識別、位置情報の提供、各種案内システムの構築など様々な応用を図るものである。
・ARIB STD−T50 4.0版(電波産業会)2009年12月
下り可視光、上り赤外を用いた光LAN(赤外光LANの可視光拡張)である。
http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/1−STD−T50v4_0.pdf
・IrDA「可視光通信標準規格」1.0版(可視光通信コンソーシアムとIrDAの共同) 2009年2月
IrDAの可視光通信拡張、互換性確保規格である。
・IEEE 802.15.7 (2009年1月)
規格リリース済みの可視光通信規格である。
・IEEE 802.15.SG7a
イメージセンサーを使った可視光通信規格である。
携帯端末100から印刷装置150に、可視光通信で印刷指示を送信する際に、携帯端末100で、印刷指示の送信先を選択する操作を入力しない。
携帯端末100の通信設定情報(例えば、WiFi等の無線通信に必要な設定情報)を印刷装置150に送信しないようにしてもよい。そして、携帯端末100から通信設定情報が送信されてこない場合はもちろんのこと、携帯端末100から通信設定情報が送信されたとしても、携帯端末100の通信設定情報を印刷装置150に設定しないようにしてもよい。
また可視光送信モジュール105は、印刷指示の送信先である印刷装置150を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、印刷指示を印刷装置150に送信するようにしてもよい。ユーザーにとっては、一般的な無線通信において必要な、通信相手である印刷装置150のアドレス、名称等を選択する必要がなくなる。さらに、携帯端末100は、印刷装置150との通信に必要な通信設定情報(例えば、印刷装置150のアドレス、名称等)を記憶していなくてもよい。
また、可視光送信モジュール105は、携帯端末100が有しているカメラと同じ向きに設置されていてもよい。この場合、カメラで撮影した画像をユーザーインタフェースモジュール120のディスプレイに表示させることによって、ユーザーが可視光通信の受信先(印刷装置150)を確認できるようにしてもよい。
受信モジュール110は、通信制御モジュール115と接続されている。受信モジュール110は、印刷装置150からの情報を受信する。可視光通信用の受信装置であってもよいし、他の通信装置であってもよい。例えば、WiFi、近距離無線通信のブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等であってもよい。
また、通信制御モジュール115は、複数回、印刷指示を送信するようにしてもよい。印刷指示のヘッダ部分を受信できずに、可視光通信による受信が始まることがあるからである。つまり、可視光を印刷装置150の受光センサーに当てる前に、可視光通信を始めてしまうことがあり得るからである。
また、携帯端末100が印刷指示を複数回送信した場合は、印刷装置150の通信制御モジュール165は、前回受信したものと同じであるか否かを判断し、同じである場合は、その受信を破棄するようにしてもよい。
ファイル記憶モジュール125は、通信制御モジュール115、ユーザーインタフェースモジュール120と接続されている。ファイル記憶モジュール125は、印刷対象となるファイルを記憶している。通信制御モジュール115は、印刷指示として、印刷対象であるファイルを含めてもよい。
送信モジュール160は、通信制御モジュール165と接続されている。送信モジュール160は、携帯端末100へ情報を送信する。可視光通信用の送信装置であってもよいし、他の通信装置であってもよい。例えば、WiFi、ブルートゥース等であってもよい。
また、通信制御モジュール165は、可視光通信によって印刷指示を送信してきた携帯端末100の通信設定情報を設定しないようにしてもよい。携帯端末100の通信設定情報が送信されていない場合は、もちろんのこと、携帯端末100の通信設定情報を設定しない。たとえ、携帯端末100の通信設定情報が送信されてきた場合であっても、携帯端末100の通信設定情報を設定しない。印刷装置150内に、携帯端末100の情報を残さないためである。
また、可視光通信以外の無線通信を行う場合であって、携帯端末100が通信設定情報を送信してきたときは、その通信設定情報を用いて、今回の印刷指示に関する通信を、可視光通信以外の無線通信によって行う。そして、今回の印刷指示に関する通信が終了した後は、印刷装置150からその通信設定情報を削除する。
また、通信制御モジュール165は、可視光受信モジュール155が印刷指示を携帯端末100から受信したことを示す情報(例えば、受信完了通知等)を、携帯端末100に送信しないようにしてもよい。この場合は、携帯端末100から印刷装置150への一方通行(片方通行)の通信となってもよい。
印刷制御モジュール175は、通信制御モジュール165、ユーザーインタフェースモジュール170、ファイル記憶モジュール180、印刷モジュール185と接続されている。印刷制御モジュール175は、通信制御モジュール165が受信した印刷指示にしたがって、印刷モジュール185を用いて印刷処理を行わせる。
ファイル記憶モジュール180は、通信制御モジュール165、印刷制御モジュール175と接続されている。ファイル記憶モジュール180は、通信制御モジュール165が受信した印刷指示内のファイルを記憶する。
印刷モジュール185は、印刷制御モジュール175と接続されている。印刷モジュール185は、印刷制御モジュール175の制御にしたがって、印刷処理を行う。
図2(a)の例に示すように、印刷装置150で携帯端末100からの可視光通信による光を受け、印刷指示を受信する。そして、印刷装置150は、携帯端末100から送信されてきたファイルを印刷する。ユーザーは、印刷済みの用紙を印刷装置150から取り出す。
印刷装置150の可視光受信装置は、外部(携帯端末100)から光を当てることができる領域(例えば、前面部分、上面部分)に備えつけられている。
そして、例えば、図2(b2)に示すように、携帯端末置場220の上側面に可視光受信装置225を備えてもよい。また、携帯端末置場220の底面に可視光受信装置230を備えてもよい。可視光受信装置225は、携帯端末置場220の上側面の全面であってもよい。可視光受信装置230は、携帯端末置場220の底面の全面であってもよい。また、可視光受信装置225(可視光受信装置230)は、上側面、右側面、左側面、下側面、底面にあってもよいし、それらの全面であってもよい。携帯端末100の可視光通信送信装置の位置に合わせて設置すればよい。
さらに、携帯端末置場220の全体(上側面、下側面、右側面、左側面、底面)に可視光受信装置225(可視光受信装置230)を設置してもよい。携帯端末100がどのように置かれても、又は、どのような機種の携帯端末100にも対応するためである。
印刷装置150は以下の処理を行う。
ステップP302では、印刷装置150本体は低消費電力モードである。可視光センサーは動作している。可視光通信の受信待ちの状態である。
ステップK308を待って、ステップP304に進む。
ステップP304では、可視光センサーが、可視光通信規格に基づく可視光を受光したか否かを判断し、受光した場合はステップP306へ進み、それ以外の場合はステップP302に戻る。
ステップP306では、受光した可視光が、プリントジョブを含むか否かを判断し、含む場合はステップP308へ進み、それ以外の場合はステップP302に戻る。
ステップP310では、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す通知(可視光通信又は無線通信)を携帯端末100に対して行う。
ステップP312では、印刷装置150本体の低消費電力モードを解除し、プリントモードにする。プリントジョブにしたがって、プリントする。
ステップK302では、ユーザーにより、画像ファイルアイコンが選択される。印刷装置150の選択操作は入力されない。携帯端末100には、印刷装置150のアドレスが登録されていなくてもよい。第1の実施の形態を用いない場合(従来技術を用いた場合)、印刷装置150のアドレスを携帯端末100に登録しているので、印刷装置150の選択時に多くの印刷装置名(プリンター名)が選択肢のリストに表示され、選択操作が不便になる。第1の実施の形態では、携帯端末100に印刷装置150のアドレスを登録しなくても印刷できることとなる。もちろんのことながら、携帯端末100のディスプレイ上で印刷装置150を選択する操作も不要である。
ステップK304では、可視光通信開始アイコンがクリックされる。ステップK302で選択された画像ファイルを送信する指示である。
ステップK306では、携帯端末100が可視光通信規格に基づき発光する。
ステップK308では、可視光通信規格に基づく可視光で、プリントジョブを印刷装置150に送信する。
なお、この場合、WiFi通信における携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送らないようにしてもよい。WiFi等の無線通信では、携帯端末100と印刷装置150とでコネクションを設定する必要があるので、携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送り、印刷装置150がそのアドレスを一時的に記憶する。携帯端末100のアドレスが印刷装置150に知られることになり、セキュリティ上の懸念がある。この場合、携帯端末100のアドレスを印刷装置150に送らないので、セキュリティ上の不安がない。
ステップP310を待って、ステップK310に進む。
なお、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す通知を、無線通信経由で送信しないようにしてもよい。つまり、ステップP308、ステップP310を行わない。その結果、ステップK310も不要となる。この場合、ユーザーは、印刷装置150のユーザーインタフェース表示を見て、プリントジョブ送信が成功したことを知る。そして、携帯端末100で、可視光の発光を終了させる操作をする。可視光通信以外の無線通信で印刷装置150から携帯端末100へ通信するためには、印刷装置150に携帯端末100のアドレスを知らせる必要がある。ステップP308、ステップP310を行わないことによって、その必要がなくなり、操作が簡単になり、セキュリティ上の不安もなくなる。
ステップK314では、印刷装置150がプリントジョブを受光したことを示す、ユーザーに伝えるための処理(例えば、表示、通知音、振動等)をする。なお、このステップK314を不要としてもよい。
その後、ユーザーの動作として、以下のことが行われる。
ステップU304では、ユーザーは、発光している可視光をプリントさせたい印刷装置150に当てることを終了する。
ステップU306では、ユーザーは、印刷装置150からプリント結果を確保する。
図5は、第1の実施の形態(携帯端末100)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップK302、ステップK304における表示例である。
携帯端末100は、ディスプレイ500を有している。ディスプレイ500に表示している内容を示している。
ディスプレイ500は、3つの領域として、画像表示領域510、コマンド表示領域520、メッセージ表示領域530を有している。
画像表示領域510には、画像Aアイコン512、画像Bアイコン514、画像Cアイコン516、画像Dアイコン518を表示する。
コマンド表示領域520には、「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン522、「WiFiで印刷ジョブ送信」アイコン524を表示する。
メッセージ表示領域530には、メッセージ表示領域532を表示する。メッセージ表示領域532には、例えば「印刷したい画像を選択し、コマンドをクリックしてください。」と表示する。
図5の例では、画像Aアイコン512と画像Bアイコン514が選択されたことを示している。この後、「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン522がクリックされると、フローチャートのステップK306に移動する。
「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン522が、ユーザーの選択によって選択されている。
「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン522の選択を受け付けると、携帯端末100が可視光通信規格に基づき発光する(ステップK302)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域532に表示する。メッセージ表示領域532には、例えば「可視光を印刷したいプリンターの受光部に当ててください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
「可視光で印刷ジョブ送信」アイコン522が、ユーザーの選択によって選択されている。
携帯端末100の発光が終了する(ステップK312)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てることを終了する動作の示唆を、メッセージ表示領域532に表示する。メッセージ表示領域532には、例えば「プリンターは、プリントジョブの受光を完了しました。可視光をプリンターに当てることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
表示装置800は、ディスプレイ810を有している。
ディスプレイ810は、コマンド表示領域820、メッセージ表示領域840を有している。
コマンド表示領域820には、コピーアイコン822、ファックスアイコン824、スキャンアイコン826、ユーザー管理アイコン828、ジョブ管理アイコン830を表示する。
メッセージ表示領域840には、メッセージ表示領域842を表示する。
印刷装置150が可視光通信規格に基づき受光している。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域842に表示する。メッセージ表示領域842には、例えば「可視光でプリントジョブを受光中です。携帯端末が発光している可視光をプリンターに当て続けてください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
印刷装置150が受光を完了した場合、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を印刷装置150に当てることを終了する動作の示唆を、メッセージ表示領域842に表示する。メッセージ表示領域842には、例えば「可視光でプリントジョブの受光を完了しました。携帯端末が発光している可視光をプリンターに当てることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
図10は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは逆に、画像読取装置1050で読み込んだ画像を、携帯端末1000に可視光通信によって送信するものである。
第2の実施の形態は、携帯端末1000と画像読取装置1050によって構成されている。携帯端末1000は、画像読取装置1050から画像を受信するものであって、画像読取装置1050は、画像を読み取って、その画像を携帯端末1000に送信するものである。例えば、画像読取装置1050を臨時に利用しなければならない場面(出張先等の画像読取装置1050を1回だけ利用するような場合等)では、携帯端末1000と画像読取装置1050間の通信を行うための設定を行うのは、煩わしいことであり、セキュリティ上からもそのような設定を残しておくことは問題がある。第2の実施の形態は、このような場合でも、通信設定をすることなく、画像読取装置1050で読み込んだ画像を、ユーザーの携帯端末1000で受信することができるようになる。
携帯端末1000と画像読取装置1050間の通信(特に、少なくとも画像読取装置1050から携帯端末1000への通信)として、可視光通信を用いる。
画像読取装置1050から携帯端末1000に、可視光通信で画像を送信する際に、画像読取装置1050で、画像の送信先を選択する操作を入力しない。
画像読取装置1050の通信設定情報(例えば、WiFi等の無線通信に必要な設定情報)を携帯端末1000に送信しないようにしてもよい。そして、画像読取装置1050から通信設定情報が送信されてこない場合はもちろんのこと、画像読取装置1050から通信設定情報が送信されたとしても、画像読取装置1050の通信設定情報を携帯端末1000に設定しないようにしてもよい。
また、可視光受信モジュール1005は、携帯端末1000が有しているカメラと同じ向きに設置されていてもよい。この場合、カメラで撮影した画像をユーザーインタフェースモジュール1020のディスプレイに表示させることによって、ユーザーが可視光通信の送信先(画像読取装置1050)を確認できるようにしてもよい。
送信モジュール1010は、通信制御モジュール1015と接続されている。送信モジュール1010は、画像読取装置1050へ情報を送信する。可視光通信用の送信装置であってもよいし、他の通信装置であってもよい。例えば、WiFi、ブルートゥース等であってもよい。
また、通信制御モジュール1015は、画像を可視光通信によって送信してきた画像読取装置1050の通信設定情報を設定しないようにしてもよい。
また、通信制御モジュール1015は、可視光受信モジュール1005が画像を画像読取装置1050から受信したことを示す情報を、画像読取装置1050に送信しないようにしてもよい。この場合は、画像読取装置1050から携帯端末1000への一方通行(片方通行)の通信となってもよい。
ユーザーインタフェースモジュール1020は、通信制御モジュール1015、ファイル記憶モジュール1025と接続されている。ユーザーインタフェースモジュール1020は、タッチスクリーン、音声、視線、ジェスチャ、マウス、キーボード等を用いたユーザーの操作を受け付ける。ユーザーの操作として、画像の受信指示等がある。また、ユーザーインタフェースモジュール1020は、液晶ディスプレイ、スピーカー、振動装置等によって、情報をユーザーに知らせる。
ファイル記憶モジュール1025は、通信制御モジュール1015、ユーザーインタフェースモジュール1020と接続されている。ファイル記憶モジュール1025は、画像読取装置1050から送信されてきた画像(ファイル)を記憶する。
また、可視光送信モジュール1055は、画像の送信先である携帯端末1000を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、画像を携帯端末1000に送信するようにしてもよい。ユーザーにとっては、一般的な無線通信において必要な、通信相手である携帯端末1000のアドレス、名称等を選択する必要がなくなる。さらに、画像読取装置1050は、携帯端末1000との通信に必要な通信設定情報(例えば、携帯端末1000のアドレス、名称等)を記憶していなくてもよい。
受信モジュール1060は、通信制御モジュール1065と接続されている。受信モジュール1060は、携帯端末1000からの情報を受信する。可視光通信用の受信装置であってもよいし、他の通信装置であってもよい。例えば、WiFi、ブルートゥース等であってもよい。
また、通信制御モジュール1065は、複数回、画像を送信するようにしてもよい。画像送信のヘッダ部分を受信できずに、可視光通信による受信が始まることがあるからである。つまり、可視光を携帯端末1000の受光センサーに当てる前に、可視光通信を始めてしまうことがあり得るからである。
また、画像読取装置1050が画像を複数回送信した場合は、携帯端末1000の通信制御モジュール1015は、前回受信したものと同じであるか否かを判断し、同じである場合は、その受信を破棄するようにしてもよい。
ファイル記憶モジュール1080は、通信制御モジュール1065、画像読取制御モジュール1075と接続されている。ファイル記憶モジュール1080は、画像読取モジュール1085が読み取った画像(ファイル)を記憶する。そして、その画像を通信制御モジュール1065に渡す。
画像読取モジュール1085は、画像読取制御モジュール1075と接続されている。画像読取モジュール1085は、画像読取制御モジュール1075の制御にしたがって、画像の読み取りを行う。
図11(a)の例に示すように、画像読取装置1050は画像を読み取り、その後、携帯端末1000で画像読取装置1050からの可視光通信による光を受け、画像を受信する。ユーザーは、受信した画像を携帯端末1000のディスプレイに表示し、確認する。
画像読取装置1050の可視光送信装置は、外部(携帯端末1000)に光を発することができる領域(例えば、前面部分、上面部分)に備えつけられている。
そして、例えば、図11(b2)に示すように、携帯端末置場1120の上側面に可視光送信装置1125を備えてもよい。また、携帯端末置場1120の底面に可視光送信装置1130を備えてもよい。可視光送信装置1125は、携帯端末置場1120の上側面の全面であってもよい。可視光送信装置1130は、携帯端末置場1120の底面の全面であってもよい。また、可視光送信装置1125(可視光送信装置1130)は、上側面、右側面、左側面、下側面、底面にあってもよいし、それらの全面であってもよい。携帯端末1000の可視光通信受信装置の位置に合わせて設置すればよい。
さらに、携帯端末置場1120の全体(上側面、下側面、右側面、左側面、底面)に可視光送信装置1125(可視光送信装置1130)を設置してもよい。携帯端末1000がどのように置かれても、又は、どのような機種の携帯端末1000にも対応するためである。
画像読取装置1050は以下の処理を行う。なお、ステップUとして、ユーザーの動作についても説明する。
ステップU1202では、ユーザーが、スキャン操作を行う。
ステップS1202では、スキャン操作を契機にして、画像読取装置1050本体の低消費電力モードを解除し、スキャンモードにする。そして、スキャンジョブを、実行する。
ステップS1204では、ユーザーにより、画像ファイルアイコン(読み込まれた画像を示すアイコン)が選択される。送信先である携帯端末1000の選択操作は入力されない。画像読取装置1050には、携帯端末1000のアドレスが登録されていなくてもよい。第2の実施の形態を用いない場合(従来技術を用いた場合)、携帯端末1000のアドレスを画像読取装置1050に登録しているので、携帯端末1000の選択時に多くの携帯端末1000の名称が選択肢のリストに表示され、選択操作が不便になる。第2の実施の形態では、画像読取装置1050に携帯端末1000のアドレスを登録しなくてもスキャン画像を転送できることとなる。もちろんのことながら、画像読取装置1050のディスプレイ上で携帯端末1000を選択する操作も不要である。
ステップS1208では、画像読取装置1050が可視光通信規格に基づき発光する。
ステップS1210では、可視光通信規格に基づく可視光で、スキャン画像を携帯端末1000に送信する。
なお、この場合、WiFi通信における画像読取装置1050のアドレスを携帯端末1000に送らないようにしてもよい。WiFi等の無線通信では、画像読取装置1050と携帯端末1000とでコネクションを設定する必要があるので、画像読取装置1050のアドレスを携帯端末1000に送り、携帯端末1000がそのアドレスを一時的に記憶する。画像読取装置1050のアドレスを携帯端末1000に知られることになり、セキュリティ上の懸念がある。この場合、画像読取装置1050のアドレスを携帯端末1000に送らないので、セキュリティ上の不安がない。
ステップS1212では、携帯端末1000がスキャン画像を受光したことを示す通知を受信する(可視光通信又は無線通信)。
なお、携帯端末1000がスキャン画像を受光したことを示す通知を、無線通信経由で送信しないようにしてもよい。つまり、ステップS1208、ステップS1210を行わない。その結果、ステップS1212も不要となる。この場合、ユーザーは、携帯端末1000のユーザーインタフェース表示を見て、スキャン画像送信が成功したことを知る。そして、画像読取装置1050で、可視光の発光を終了させる操作をする。可視光通信以外の無線通信で携帯端末1000から画像読取装置1050へ通信するためには、携帯端末1000に画像読取装置1050のアドレスを知らせる必要がある。ステップS1208、ステップS1210を行わないことによって、その必要がなくなり、操作が簡単になり、セキュリティ上の不安もなくなる。
ステップS1216では、携帯端末1000がスキャン画像を受光したことを、ユーザーに伝えるための処理(例えば、表示、通知音、振動等)をする。なお、このステップS1216を不要としてもよい。
ステップK1202では、可視光センサーは動作している。可視光通信の受信待ちの状態である。
ステップU1204では、ユーザーの動作として、受信すべき携帯端末1000に画像読取装置1050からの可視光を当てる。
ステップS1210を待って、ステップK1204に進む。
ステップK1204では、可視光センサーが、可視光通信規格に基づく可視光を受光したか否かを判断し、受光した場合はステップK1206へ進み、それ以外の場合はステップK1202に戻る。
ステップK1206では、受光した可視光が、スキャン画像を含むか否かを判断し、含む場合はステップK1208へ進み、それ以外の場合はステップK1202に戻る。
ステップK1210では、携帯端末1000がスキャン画像を受光したことを示す通知(可視光通信又は無線通信)を画像読取装置1050に対して行う。
ステップK1212では、携帯端末1000がスキャン画像を受光したことを、ユーザーに伝えるための処理(例えば、表示、通知音、振動等)をする。なお、このステップK1212を不要としてもよい。
ステップU1206では、ユーザーは、発光している可視光に携帯端末1000を当てることを終了する。
図14は、第2の実施の形態(画像読取装置1050)による処理例を示す説明図である。具体的には、フローチャートのステップS1204、ステップS1206における表示例である。
画像読取装置1050の表示装置1400は、ディスプレイ1402を有している。ディスプレイ1402に表示している内容を示している。
ディスプレイ1402は、3つの領域として、画像表示領域1410、コマンド表示領域1420、メッセージ表示領域1430を有している。
画像表示領域1410には、画像Aアイコン1412、画像Bアイコン1414、画像Cアイコン1416、画像Dアイコン1418を表示する。
コマンド表示領域1420には、「可視光でスキャン画像送信」アイコン1422、「WiFiでスキャン画像送信」アイコン1424を表示する。
メッセージ表示領域1430には、メッセージ表示領域1432を表示する。
メッセージ表示領域1432には、例えば「送信したい画像を選択し、コマンドをクリックしてください。」と表示する。
画像読取装置1050のディスプレイ1402に、画像アイコンとコマンドアイコンを表示する。図14の例では、画像Aアイコン1412と画像Bアイコン1414が選択されたことを示している。この後、「可視光でスキャン画像送信」アイコン1422がクリックされると、フローチャートのステップS1208に移動する。
「可視光でスキャン画像送信」アイコン1422が、ユーザーの選択によって選択されている。
「可視光でスキャン画像送信」アイコン1422の選択を受け付けると、画像読取装置1050が可視光通信規格に基づき発光している(ステップS1208)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を携帯端末1000の受光部に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域1432に表示する。メッセージ表示領域1432には、例えば「可視光を携帯端末の受光部に当ててください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
「可視光でスキャン画像送信」アイコン1422が、ユーザーの選択によって選択されている。
画像読取装置1050の発光が終了する(ステップS1214)。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を携帯端末1000に当てることを終了する動作の示唆を、メッセージ表示領域1432に表示する。メッセージ表示領域1432には、例えば「携帯端末は、スキャン画像の受光を完了しました。携帯端末に可視光を当てることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
携帯端末1000は、ディスプレイ1710を有している。
ディスプレイ1710は、メッセージ表示領域1740を有している。
メッセージ表示領域1740には、メッセージ表示領域1742を表示する。
携帯端末1000が可視光通信規格に基づき受光している。そして、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を携帯端末1000に当てる動作の示唆を、メッセージ表示領域1742に表示する。メッセージ表示領域1742には、例えば「可視光でスキャン画像を受光中です。画像読取装置が発光している可視光を携帯端末に当て続けてください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
携帯端末1000がスキャン画像の受光を完了した場合、ユーザーが実施すべき動作として、ユーザーが可視光を携帯端末1000に当てることを終了する動作の示唆を、メッセージ表示領域1742に表示する。メッセージ表示領域1742には、例えば「可視光でスキャン画像の受光を完了しました。画像読取装置が発光している可視光を携帯端末に当てることを終了してください。」と表示する。この表示により、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
[A1] 可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段
を有する携帯情報処理装置。
を有する画像出力装置。
を有する携帯情報処理装置と、
可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する受信手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
[A1]に記載の携帯情報処理装置。
[A2]に記載の画像出力装置。
[A2]又は[A5]に記載の画像出力装置。
をさらに有する[A1]又は[A4]に記載の携帯情報処理装置。
を有する画像読取装置。
を有する携帯情報処理装置。
を有する画像読取装置と、
前記画像を可視光通信によって前記画像読取装置から受信する受信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する画像読取システム。
前記画像の送信先である携帯情報処理装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記画像を前記携帯情報処理装置に送信する、
[A8]に記載の画像読取装置。
[A9]に記載の携帯情報処理装置。
[A9]又は[A12]に記載の携帯情報処理装置。
をさらに有する[A8]又は[A11]に記載の画像読取装置。
可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段
として機能させるための情報処理プログラム。
可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受信する受信手段
として機能させるための画像出力プログラム。
読み取った画像を可視光通信によって、携帯情報処理装置に送信する送信手段
として機能させるための画像読取プログラム。
画像を可視光通信によって、画像読取装置から受信する受信手段
として機能させるための情報処理プログラム。
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[A1]又は[A4]に記載の携帯情報処理装置、又は[A3]に記載の画像出力システム。
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
をさらに有する[A2]に記載の画像出力装置、又は[A3]に記載の画像出力システム。
[A1]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信することができる。
[B1] 可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記受光部に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置。
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する画像出力装置。
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記受光部に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置と、
可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受光部で受信する受信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。
を有する携帯情報処理装置。
[B4]に記載の携帯情報処理装置。
[B5]に記載の携帯情報処理装置。
を有する携帯情報処理装置と、
前記可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する受信手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
[B1]、[B4]、[B5]又は[B6]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
[B2]に記載の画像出力装置。
[B2]又は[B9]に記載の画像出力装置。
をさらに有する[B1]、[B4]、[B5]、[B6]又は[B8]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。
前記可視光通信によって送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置の受光部であるカメラに当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する画像読取装置。
前記可視光通信によって受信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置の受光部であるカメラに当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置。
前記可視光通信によって送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置の受光部であるカメラに当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する画像読取装置と、
携帯情報処理装置が有しているカメラを用いて、前記画像を可視光通信によって前記画像読取装置から受信する受信手段
を有する携帯情報処理装置
を具備する画像読取システム。
前記画像の送信先である携帯情報処理装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記画像を前記携帯情報処理装置に送信する、
[B12]に記載の画像読取装置。
[B13]に記載の携帯情報処理装置。
[B13]又は[B16]に記載の携帯情報処理装置。
をさらに有する[B12]又は[B15]に記載の画像読取装置。
をさらに有する[B1]、[B4]、[B5]又は[B6]に記載の携帯情報処理装置。
[B1]から[B19]のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置、画像出力装置、画像読取装置、画像出力システム、画像読取システム。
可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記受光部に送信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
として機能させるための情報処理プログラム。
可視光通信によって、印刷指示を携帯情報処理装置から受光部で受信する受信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受信する場合は、ユーザーが可視光を画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
として機能させるための画像出力プログラム。
前記携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段
として機能させるための情報処理プログラム。
読み取った画像を可視光通信によって携帯情報処理装置が有しているカメラに送信する送信手段と、
前記可視光通信によって送信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置の受光部であるカメラに当てる動作の示唆を提示する提示手段
として機能させるための画像読取プログラム。
前記携帯情報処理装置が有しているカメラを用いて、画像を可視光通信によって画像読取装置から受信する受信手段と、
前記可視光通信によって受信する場合は、ユーザーが可視光を携帯情報処理装置の受光部であるカメラに当てる動作の示唆を提示する提示手段
として機能させるための情報処理プログラム。
[B1]の携帯情報処理装置によれば、可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置の受光部に送信することができる。また、可視光通信によって印刷指示を画像出力装置の受光部に送信する際に、ユーザーは実施すべき動作がわかりやすくなる。
105…可視光送信モジュール
110…受信モジュール
115…通信制御モジュール
120…ユーザーインタフェースモジュール
125…ファイル記憶モジュール
150…印刷装置
155…可視光受信モジュール
160…送信モジュール
165…通信制御モジュール
170…ユーザーインタフェースモジュール
175…印刷制御モジュール
180…ファイル記憶モジュール
185…印刷モジュール
210…可視光
220…携帯端末置場
225…可視光受信装置
230…可視光受信装置
250…可視光送信装置
255…可視光送信装置
260…カメラ
1000…携帯端末
1005…可視光受信モジュール
1010…送信モジュール
1015…通信制御モジュール
1020…ユーザーインタフェースモジュール
1025…ファイル記憶モジュール
1050…画像読取装置
1055…可視光送信モジュール
1060…受信モジュール
1065…通信制御モジュール
1070…ユーザーインタフェースモジュール
1075…画像読取制御モジュール
1080…ファイル記憶モジュール
1085…画像読取モジュール
1110…可視光
1120…携帯端末置場
1125…可視光送信装置
1130…可視光送信装置
1150…可視光受信装置
1155…可視光受信装置
1160…カメラ
Claims (8)
- 本携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置。 - 前記送信手段は、本携帯情報処理装置が有しているカメラと同じ向きに設置されている、
請求項1に記載の携帯情報処理装置。 - 前記送信手段が撮影用光源を用いた可視光通信によって送信する場合、前記カメラで撮影した画像を本携帯情報処理装置のディスプレイに表示させる、
請求項2に記載の携帯情報処理装置。 - 前記送信手段は、
前記印刷指示の送信先である前記画像出力装置を選択するユーザーの操作を受け付けることなく、前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。 - 前記画像出力装置から前記印刷指示を受信した旨を示す情報を受信した場合は、該旨の提示を行う第2の提示手段
をさらに有する請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。 - 本携帯情報処理装置が有しているカメラを用いて、画像を可視光通信によって画像読取装置から受信する受信手段
をさらに有する請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯情報処理装置。 - 本携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
を有する携帯情報処理装置と、
可視光通信によって、前記印刷指示を前記携帯情報処理装置から受光部で受信する受信手段
を有する前記画像出力装置
を具備する画像出力システム。 - コンピュータである携帯情報処理装置を、
前記携帯情報処理装置が有している撮影用光源又はディスプレイを用いた可視光通信によって、印刷指示を画像出力装置に送信する送信手段と、
前記可視光通信によって前記印刷指示を前記画像出力装置に送信する場合は、ユーザーが可視光を前記画像出力装置の受光部に当てる動作の示唆を提示する提示手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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