JP2009151618A - 印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】意図しない出力先に対するプリントアウトしてしまい、印刷文書が放置されることなどによる情報漏洩する危険を低減する。
【解決手段】クライアント端末のネットワーク・アドレスと、プリントジョブを送信しようとしているプリンタのネットワーク・アドレスとを判定し、両者が同一でないと判定したときにはクライアント端末側で警告を発する。同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合はユーザが出力先を誤っている可能性が高く、送信前にユーザに警告するので、ユーザは送信内容を確認して、そのまま外部に出力されて印刷物が放置されるという事態を回避できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザが情報端末を持ち歩き、各拠点のネットワークに接続して印刷出力を行なう印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに係り、特に、ユーザが情報端末を操作する場所が変わるような端末の使用環境下で適切な出力先で印刷出力を行なう印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
現在、ユーザがノートブックPCなどの携帯型の情報端末を持ち歩くことは一般的であり、各拠点のネットワークに接続して利用することが行なわれている。また、情報端末上で編集したファイルなどを印刷出力する機会は頻繁にある。例えば、Windows(登録商標)のデスクトップ画面上では、各拠点に配備しているプリンタ毎にプリンタ・アイコンが作成される。また、サーバ・ベースのネットワーク・コンピューティング環境下では、シンクライアントには利用可能な1以上のプリンタがセットアップされる。
ユーザが情報端末を操作する場所が変わるような端末の使用環境下では、接続した拠点毎に印刷出力に利用できるプリンタが変わることがある。また、意図しないプリンタを出力先に指定したために、情報が漏洩してしまう危険がある。
例えば、ネットワーク・プリント・システムでは、メールボックス機能を利用した印刷方法があり、任意のメールボックス番号をプリンタ・ドライバUI上で指定してプリントジョブをプリンタやプリント・サーバのメールボックスに送信することができる。また、メールボックス印刷において、あらかじめドライバで指定されているメールボックス番号とユーザが入力したメールボックス番号が一致しないときには、警告メッセージを表示した後、ユーザの指示に従って処理を行なう画像入出力方法について提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。
この画像入出力方法によれば、指定のメールボックス番号の確認はあるが、機器自体の確認がない。つまり、別の機器に同一のメールボックス番号が存在する場合には意図しない機器にプリントジョブが送出してしまうおそれがある。
また、クライアント装置と出力先プリンタとを接続するネットワーク環境に応じて暗号化が必要であるか否かを自動判別し、暗号化が必要と判断されたときには印刷データを暗号化してから出力先プリンタに送信するが、暗号化が必要でないと判断されたときには暗号化せずそのまま出力先プリンタに送信することによって、機密漏洩を防止するとともに、機密保護が不要な場合の処理時間の短縮を図ったネットワーク印刷システムについて提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。
同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合はユーザが出力先を誤っている可能性が高い。上記のネットワーク印刷システムでは、印刷データは暗号化されるが、例えば暗号化が施されていても外部に出力されてしまうと印刷物が放置される状況となり、情報が漏洩してしまう。
また、ネットワーク印刷システムでは、クライアント端末からサーバにログインし、サーバ上のアプリケーションを使って、クライアント端末にインストールされているプリンタに対して印刷する、というシーンが想定される。ここで、クライアント端末にインストールされているプリンタは、サーバ上にインストールされているプリンタと同様のものである。このようなネットワーク環境において、サーバ上のアプリケーションから、クライアント端末にインストールされているプリンタへ印刷する際に、(1)サーバがクライアントから印刷設定を取得し、その設定をサーバ上のプリンタに設定し、(2)サーバ上のプリンタポートがクライアント端末上のプリンタのポートを指すように設定する、といった印刷設定を施すことで、煩わしい操作を行なうことなく、所定のプリンタに所定の印刷形式で印刷を実行させる印刷システムについて提案がなされている(例えば、特許文献3を参照のこと)。
しかしながら、クライアント端末にインストールされているプリンタが端末の近辺にある保証はなく、依然として思わぬところに印刷する可能性がある。
特開2002−111938号公報 特開2002−312146号公報 特開2005−18570号公報
本発明の目的は、ユーザが情報端末を持ち歩き、各拠点のネットワークに接続して印刷出力を好適に行なうことができる、優れた印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、ユーザが情報端末を操作する場所が変わるような端末の使用環境下で適切な出力先で印刷出力を好適に行なうことができる、優れた印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面は、複数のプリンタが存在するネットワークにクライアント端末が接続して印刷出力を行なうための印刷出力制御システムであって、クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するクライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と、前記クライアント端末上で印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得するプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段と、前記クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と前記プリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得したネットワーク・アドレスを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときに、前記クライン跡端末上でユーザに対する警告を発する警告手段を具備することを特徴とする印刷出力制御システムである。
ユーザが情報端末を操作する場所が変わるような端末の使用環境下では、接続した拠点毎に印刷出力に利用できるプリンタが変わることがある。また、意図しないプリンタを出力先に指定したために、情報が漏洩してしまう危険がある。
これに対し、本発明に係る印刷出力制御システムによれば、クライアント端末のネットワーク・アドレスと、プリントジョブを送信しようとしているプリンタのネットワーク・アドレスとを判定し、ネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときにはクライアント端末側で警告を発するようになっている。
同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合はユーザが出力先を誤っている可能性が高い。本発明では、プリントジョブを暗号化して送信するのではなく、送信前に事前にユーザに警告するので、ユーザは警告に反応して送信内容を確認することによって、そのまま外部に出力されて印刷物が放置されるという事態を回避することができる。
ここで、ネットワーク・アドレスの取得する方法として、例えば、ネットワーク上のホスト間の経路をリスト表示する「tracerouteコマンド」(Windows(登録商標)における「tracert」)を利用することができる。tracerouteコマンドによりホスト間を接続するルータ(若しくはゲートウェイ)のアドレスを取得することができ、クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段及びプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得するルータのネットワーク・アドレスが一致するか否かを判別することによって、クライアント端末からプリントジョブが外部に送信されようとしているかどうかを判断することができる。あるいは、RTコマンドを利用してクライアント端末とプリンタ間のルーティング回数を取得し、このルーティング回数に応じて、クライアント端末からプリントジョブが外部に送信されようとしているかどうかを判断することができる。
上述したように、本発明によれば、判定手段がクライアント端末に関するネットワーク・アドレスとプリンタに関するネットワーク・アドレスを判定するので、同一サブネット外のプリンタを出力先に指定したときには、必ず警告手段が警告を発して、プリントジョブの送信が一時中断して、ジョブ実行動作が遅延する。他方、ユーザは、秘匿情報を含むコンテンツをプリントアウトするときには、コンテンツに「重要」、「禁複写」、「マル秘」などのアノテーションが貼り付けられていたり、あるいはパスワードや電子印鑑、電子署名などによってコンテンツを暗号化したりしている。
そこで、属性判定手段がクライアント端末上で印刷出力対象として指定されたコンテンツの文書属性を判定して、「重要」、「禁複写」、「マル秘」などのアノテーションが貼り付けられているときに限り、警告手段は外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告するようにしてもよい。あるいは、暗号化判定手段がクライアント端末上で印刷出力対象として指定されたコンテンツに暗号化が施されているか否かを判定して、コンテンツに暗号化が施されているときに限り、警告手段は外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告するようにしてもよい。
また、プリンタの中にはプリントジョブを蓄積するスプール機能を備え、受信したプリントジョブを即座に印刷出力しないものがある。あるいは、クライアント端末が送信したプリントジョブを蓄積するスプール・サーバがネットワーク上に設置されていることもある。いずれの場合も、プリントジョブがそのまま外部に出力されて印刷物が放置されることはない。言い換えれば、印刷物が放置されるのは、スプール印刷を行なわない場合である。プリントジョブがスプールされるにも拘らず、警告を発すると、余計な遅延時間が生じてしまう。また、ユーザは逐一警告に応答しなければならず、煩わしい。
そこで、本発明に係る印刷出力制御システムは、クライアント端末から送信されたプリントジョブに対してスプーラなどのジョブ蓄積手段に蓄積してから印刷出力する蓄積印刷が指定されているか否かを判定して、蓄積印刷が指定されていないときに限り、そのまま外部に出力されて印刷物が放置されないように、警告手段は外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告すればよい。
また、同一サブネット外のプリンタであっても、印刷物が放置されないセキュアなものや、敢えてユーザが印刷出力先として指定したいことがある。このような場合であっても、警告を発すると、余計な遅延時間が生じてしまう。また、ユーザは逐一警告に応答しなければならず、煩わしい。
そこで、本発明に係る印刷出力制御システムは、警告の対象外とするプリンタをあらかじめ設定しておくようにしてもよい。このような場合、クライアント端末上でプリントジョブを発行する際に印刷出力先として指定されたプリンタが警告の対象外に設定されているか否かを判定して、クライアント端末とプリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときであっても、そのプリンタが警告の対象外の場合には、警告を発しないようにすればよい。
また、本発明に係る印刷出力制御システムは、クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを持つプリンタを印刷出力先として自動的に選択するプリンタ自動選択手段をさらに備えていても良い。そして、警告手段は、該当するプリンタが存在しないなどの理由によってプリンタを自動選択できないときに、ユーザに対する警告を発するようにすればよい。
また、本発明の第2の側面は、複数のプリンタが存在するネットワークにクライアント端末が接続して印刷出力を行なうための処理をコンピュータ上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータを、クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するクライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と、前記クライアント端末上で印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得するプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段と、前記クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と前記プリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得したネットワーク・アドレスを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときに、前記クライアント端末上でユーザに対する警告を発する警告手段として機能させるためのコンピュータ・プログラムである。
本発明の第2の側面に係るコンピュータ・プログラムは、コンピュータ上で所定の処理を実現するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムを定義したものである。換言すれば、本発明の第3の側面に係るコンピュータ・プログラムをコンピュータにインストールすることによって、コンピュータ上では協働的作用が発揮され、本発明の第1の側面に係る印刷出力制御システムと同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、ユーザが情報端末を持ち歩き、各拠点のネットワークに接続して印刷出力を好適に行なうことができる、優れた印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
また、本発明によれば、ユーザが情報端末を操作する場所が変わるような端末の使用環境下で適切な出力先で印刷出力を好適に行なうことができる、優れた印刷出力制御システム及び印刷出力制御方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することができる。
近年、ユーザがノートブックPCを携行して各所で使用するモバイル環境、あるいはシンクライアント環境が一般的である。本発明によれば、このようにユーザが操作する端末の場所が変化するような環境で、意図しない出力先に対するプリントアウトしてしまい、印刷文書が放置されることなどによる情報漏洩する危険を低減することができる。また、セキュアな文書(暗号化されている、秘匿情報を含む文書など)を意図しない出力先にプリントアウトしてしまい、印刷文書が放置されることなどによる情報漏洩する危険を低減することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明を適用することができるネットワーク・プリント・システムの構成を模式的に示している。
図示のように、ネットワーク・プリント・システム上には、複数のプリンタが設置されている。また、ユーザのクライアント端末は、各拠点でネットワークに接続され、プリントジョブを発行するとともに、後述する処理手順によって適切なプリンタでプリントアウトを行なうことができる。
ネットワークは、例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って各ホストが相互接続されたネットワークであり、例えばLAN(Local Area Network)セグメント、ルータ経由で複数のLANセグメントを相互接続したネットワーク、さらにはインターネットなどの広域ネットワークを含むものとする。
また、図示しないが、ネットワーク上には、クライアント端末から発行されるプリントジョブを一時的に蓄積すなわちスプール(SPOOL:simultaneous peripheral operation on−line)するスプール・サーバを設置することもできる。
クライアント端末、各プリンタは、例えば、ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)を介して、所定の通信プロトコルに従って、相互接続されており、データの相互交換を行なうことができる。また、スプール・サーバとプリンタの協働的動作によって、クライアント・ユーザに対してネットワーク・プリント・サービスを実現することができる。
印刷要求元であるクライアント端末は、例えば、一般的なパーソナル・コンピュータ(PC)で構成される。クライアント・ユーザは、このようなPC上でワープロやその他のアプリケーションを実行して、印刷処理対象となるドキュメントやその他のコンピュータ・ファイルを作成・編集する。あるいは、印刷処理対象をネットワーク経由でコンテンツ・サーバなどからダウンロードし、あるいはCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)といったリムーバブル・メディアを媒介として流通・配布される情報コンテンツをメディア・ドライブから読み込んで印刷処理対象としてもよい。また、クライアント端末には、利用可能なプリンタが複数登録されている。登録されたプリンタは、例えばWindows(登録商標)のデスクトップ画面上にプリンタ・アイコンとして配設される。
図2には、クライアント端末10の機能構成を模式的に示している。同図に示すように、クライアント端末10は、制御部11と、ユーザ入力部12と、表示部13と、ネットワーク接続部14と、印刷用ドキュメント生成部15と、印刷ジョブ発行部16と、メディア・ドライブ17とで構成される。
制御部11は、端末10全体の動作を統括的に制御するメイン・コントローラであり、例えばCPU(Central Processing Unit)チップで構成され、所定のオペレーティング・システム(OS)の制御下で各種アプリケーションを実行することができる。本実施形態では、オペレーティング・システムは、プリンタなどの外部機器に対してプリンタ・ドライバなどの機器毎のデバイス・ドライバを通じて操作することができる。
ユーザ入力部12は、例えばキーボードやマウスなどの入力装置で構成される。また、表示部13は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD(Liquid Crystal Display)のような表示装置で構成され、ユーザ入力に従う制御部11による演算結果を視覚的にユーザにフィードバックする。
ネットワーク接続部14は、例えばネットワーク・インターフェース・カード(NIC)並びに通信プロトコル層で構成され、端末10をネットワーク経由で他の装置と相互接続する。
印刷用ドキュメント生成部15は、例えば、オペレーティング・システムが提供する実行環境下で動作するアプリケーション・プログラムで構成され、主として印刷用のドキュメントを生成する。
但し、アプリケーションによって作成・編集されるドキュメントその他のデータ(以下では、「アプリケーション・データ」とも呼ぶ)は、プリンタ上でそのままプリント出力できるデータ形式(以下では、「印刷可能データ形式」とも呼ぶ)になっていない場合もある。このような場合には、プリンタ専用のデバイス・ドライバなどを用いて、アプリケーション・データを印刷可能データに変換する必要がある。
メディア・ドライブ17は、DVDやCDなどのリムーバブル・メディアを装填して、そのデータ記録面にアクセスしてデータを読み書きする装置である。印刷用ドキュメント生成部15は、例えば、メディア・ドライブ17上のリムーバブル・メディアから読み取ったドキュメントを印刷用として利用することができる。また、印刷ドキュメント生成部15において作成・編集されたアプリケーション・データや印刷データをリムーバブル・メディア上に保存するようにしてもよい。
印刷ジョブ発行部16は、ネットワーク上のプリンタに対して、印刷用ドキュメントのプリントジョブを発行する機能モジュールである。プリントジョブは、ネットワーク接続部14を介してネットワーク上のスプール・サーバ(図示しない)に転送される。
図3には、プリンタ20の機能構成を模式的に示している。同図に示すように、プリンタ20は、制御部21と、ネットワーク接続部22と、入力部23と、表示部24と、スプール部25と、印刷部26と、用紙管理部27と、用紙排出部28とで構成される。
制御部21は、プリンタ20全体の動作を統括的に制御するメイン・コントローラであり、例えばCPUチップで構成され、所定のオペレーティング・システムの制御下で各種アプリケーションを実行することができる。
ネットワーク接続部22は、例えばネットワーク・インターフェース・カード(NIC)並びに通信プロトコル層で構成され、プリンタ20をネットワーク経由で他の装置と相互接続する。例えば、プリントジョブの受信などは、ネットワーク接続部22を介して行われる。
入力部23は、例えばキーボードやマウス、タッチパネルなどのユーザ入力装置で構成される。プリンタ20は、コンビニエンス・ストアなどの公共の場に無人状態で設置され、不特定多数者をユーザとして受容する。ユーザの一部は、あらかじめ発行したプリントジョブのジョブ番号を、例えば入力部23を介して入力することによって、このプリンタ上でのプリントジョブの実行を要求することができる。
また、表示部24は、CRTディスプレイやLCDのような表示装置で構成され、ユーザ入力に従う制御部21による演算結果を視覚的にユーザにフィードバックする。
スプール部25は、ネットワーク経由で受信したプリントジョブを一時的に蓄積したり、スプールした各プリントジョブの管理を行なったりするための機能モジュールである。
印刷部26は、スプールされたプリントジョブのプリント・アウトを実行する機能モジュールである。印刷エンジンには、例えば、電子写真プロセス方式が採用される。電子写真プロセスは、電子写真感光体に対する帯電、現像、クリーニングの繰り返しで実現される。すなわち、感光体の表面を帯電器によって一様に帯電させた後、画像データに従って感光体表面を露光して静電潜像を形成し、現像器によって静電潜像をトナー像とした後、所定の印刷用紙上にトナー像を転写する。その後、加熱溶融・圧着作用によりトナー像を印刷用紙上に定着して、画像形成装置の外に排紙する。転写後の感光体表面は、残留トナーがクリーナによって除去された後、次の現像プロセスに利用される。
用紙管理部27は、印刷部26に供給する印刷用紙の管理並びに給紙動作の管理を行うための機能モジュールであり、例えば、用紙サイズ、紙質など用紙の種別に応じた用紙トレイを備えている。
用紙排出部28は、印刷部26が排出する印刷済み用紙の蓄積並びに管理を行う機能モジュールである。用紙排出部28は、排紙トレイやソータなど排紙用紙を蓄積する収容場所の他、パンチやステープラのようなフィニッシュ処理装置を備えていてもよい。
図1に示したようなネットワーク・プリント・システムにおいて、ユーザが情報端末を操作する場所が変わるような端末の使用環境下では、接続した拠点毎に印刷出力に利用できるプリンタが変わることがある。このような場合、意図しないプリンタを出力先に指定したために、情報が漏洩してしまう危険がある。
これに対し、本実施形態では、クライアント端末のネットワーク・アドレスと、プリントジョブを送信しようとしているプリンタのネットワーク・アドレスとを判定し、ネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときにはクライアント端末側で警告を発するようになっている。
同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合はユーザが出力先を誤っている可能性が高い。プリントジョブを暗号化して送信するのではなく、上述したように送信前に事前にユーザに警告するので、ユーザは警告に反応して送信内容を確認することによって、そのまま外部に出力されて印刷物が放置されるという事態を回避することができる。
クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するクライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段、クライアント端末上で印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得するプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段、クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段とプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得したネットワーク・アドレスを判定する判定手段、クライアント端末とプリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときにクライアント端末上でユーザに対する警告を発する警告手段は、例えば、クライアント端末10でプログラムを実行する制御部11で実現することができる。
ここで、ネットワーク・アドレスの取得する方法として、例えば、ネットワーク上のホスト間の経路をリスト表示する「tracerouteコマンド」(Windows(登録商標)における「tracert」)を利用することができる。tracerouteコマンドによりホスト間を接続するルータ(若しくはゲートウェイ)のアドレスを取得することができ、クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段及びプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得するルータのネットワーク・アドレスが一致するか否かを判別することによって、クライアント端末からプリントジョブが外部に送信されようとしているかどうかを判断することができる。あるいは、RTコマンドを利用してクライアント端末とプリンタ間のルーティング回数を取得し、個のルーティング回数に応じて、クライアント端末からプリントジョブが外部に送信されようとしているかどうかを判断することができる。
ここで、同一サブネット外のプリンタを出力先に指定したときには、必ず警告手段が警告を発して、プリントジョブの送信が一時中断して、ジョブ実行動作が遅延するという問題がある。他方、ユーザは、秘匿情報を含むコンテンツをプリントアウトするときには、一般に、コンテンツに「重要」、「禁複写」、「マル秘」などのアノテーションが貼り付けられていたり、あるいはパスワードや電子印鑑、電子署名などによってコンテンツを暗号化したりしている。
そこで、本実施形態では、クライアント端末上で印刷出力対象として指定されたコンテンツの文書属性を判定して、「重要」、「禁複写」、「マル秘」などのアノテーションが貼り付けられているときに限り、外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告するようにしてもよい。例えば、富士ゼロックス株式会社が市販する、電子文書及び紙文書の一元管理用ソフトウェア「DocuWorks(登録商標)」は、文書に「重要」、「禁複写」、「マル秘」などのアノテーションが貼り付けられているか否かといった文書属性を読み取るフォーマットを備えたDocuWorks文書を生成することができる。(DocuWorksは、実際の紙文書をスキャナなどで読み取った電子文書や、パーソナル・コンピュータ上で作成又は編集した電子文書などをさまざまなオペレーティング・システムで扱うことができる所定の統一した静的文書フォーマットに変換し、異なる媒体又は異なるフォーマットの情報を1つのドキュメントに仕立て、ドキュメントのページ分割及びページの束ねなどの操作を行なうことが可能な文書処理ソフトウェアである。)
また、クライアント端末上で印刷出力対象として指定されたコンテンツに暗号化が施されているか否かを判定して、コンテンツに暗号化が施されているときに限り、外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告するようにしてもよい。
また、プリンタの中にはプリントジョブを蓄積するスプール機能を備え、受信したプリントジョブを即座に印刷出力しないものがある。あるいは、クライアント端末が送信したプリントジョブを蓄積するスプール・サーバ(前述)がネットワーク上に設置されていることもある。いずれの場合も、プリントジョブがそのまま外部に出力されて印刷物が放置されることはない。言い換えれば、印刷物が放置されるのは、スプール印刷を行なわない場合である。プリントジョブがスプールされるにも拘らず、警告を発すると、余計な遅延時間が生じてしまう。また、ユーザは逐一警告に応答しなければならず、煩わしい。
そこで、本実施形態では、クライアント端末から送信されたプリントジョブに対して蓄積印刷が指定されているか否かを判定して、蓄積印刷が指定されていないときに限り外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告すれば、そのまま外部に出力されて印刷物が放置されないようにすることができる。
また、同一サブネット外のプリンタであっても、印刷物が放置されないセキュアなものや、敢えてユーザが印刷出力先として指定したいことがある。このような場合であっても、警告を発すると、余計な遅延時間が生じてしまう。また、ユーザは逐一警告に応答しなければならず、煩わしい。
そこで、本実施形態では、警告の対象外とするプリンタをあらかじめ設定しておくようにしてもよい。このような場合、クライアント端末上でプリントジョブを発行する際に印刷出力先として指定されたプリンタが警告の対象外に設定されているか否かを判定して、クライアント端末とプリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときであっても、そのプリンタが警告の対象外の場合には警告を発しないようにすれば、無駄な遅延時間が発生せず、ユーザの煩わしさを解消することができる。
また、クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを持つプリンタを印刷出力先として自動的に選択するプリンタ自動選択手段をさらに備えていても良い。このような場合、クライアント端末上でプリントジョブを発行する際に、該当するプリンタが存在しないなどの理由によってプリンタを自動選択できないときに、ユーザに対する警告を発するようにすればよい。
同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発するという上述した機能を、例えばアプリケーションで実現することができる。図4には、同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発する機能をアプリケーションで実施した場合の操作画面例を示している。
Windows(登録商標)のエクスプローラ画面の左側のナビゲーション・ペイン上で、ユーザは、所望のプリンタ・アイコンをマウス・カーソルで指定することで、対応するプリンタがプリントジョブの転送先すなわち印刷出力先として選択することができる。そして、同画面の右側の一覧表示ペイン内に、プリントアウトしたい文書ファイルのアイコンをドラッグ・アンド・ドロップすることによって、印刷出力対象のコンテンツを指定することができる。
従来であれば、文書アイコンのドロップに応じて、プリントジョブの転送処理が即座に起動する。
これに対し、本実施形態では、クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するとともに、プリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段が印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得し、判定手段がそれぞれのネットワーク・アドレスを判定する。そして、ネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときには、図5に示すような警告ダイアログが画面上に出現して、ユーザに対して同一サブネット外のプリンタでプリントアウトが行なわれることを警告する。ユーザは、そのまま処理を継続してよいときには「はい」ボタンを押すが、印刷出力先を変更したいときや印刷出力事態を注視したいときには「いいえ」ボタンを押せばよい。
また、同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発するという上述した機能を、プリンタ・ドライバでも実現することができる。
アプリケーションはサーバ上で動作し、ユーザは、サーバとは別ネットに存在するシンクライアント(操作端末)で操作する。ユーザが指定したプリンタは、シンクライアントとは別ネットとする。一方、サーバ側では、シンクライアントからのユーザがログインしたときに、(ユーザ、シンクライアントのネットワーク・アドレス)を組として記憶保持するようにする。
プリンタ・ドライバは印刷が開始されたタイミングで、(1)指定されたプリンタのネットワーク・アドレスの取得と、(2)シンクライアント(ユーザ)が属するネットワーク・アドレスの取得という2つの処理を行なう(シンクライアントのネットワーク・アドレスは、サーバ上で管理されている)。そして、双方のネットワーク・アドレスが異なっていれば、図5に示したような警告ダイアログなどを用いて、ユーザに警告を発する。その他の処理に関しては、上述したアプリケーションによる実現例と同様なので、説明は省略する。
また、同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発する機能をアプリケーションで実現するその他の例について、図6〜図7を用いて説明する。この実現例では、クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを持つプリンタを印刷出力先として自動的に選択するようになっている。
図6に示すように、Windows(登録商標)のエクスプローラ画面の左側のナビゲーション・ペイン上で、ユーザは、所望のプリンタ・アイコンをマウス・カーソルで指定することで、対応するプリンタがプリントジョブの転送先すなわち印刷出力先として選択する。指定されたプリンタ・アイコンは反転表示される。次いで、ユーザは、同画面の右側の一覧表示ペイン内に、プリントアウトしたい文書ファイルのアイコンをドラッグ・アンド・ドロップすることによって、印刷出力対象のコンテンツを指定する。
このとき、クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するとともに、プリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段が印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得し、判定手段がそれぞれのネットワーク・アドレスを判定する。そして、ネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときには、さらに、自動選択手段は、クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを持つ(すなわち、クライアント端末と同じネットワークに属する)プリンタを印刷出力先として自動的に選択する。図7に示すように、指定されたプリンタが切り替わり、これに応じて、反転表示されるプリンタ・アイコンも切り替わる。
また、クライアント端末と同じネットワークに属するプリンタが見つからないときには、図5に示したような警告ダイアログなどを用いて、ユーザに警告を発する。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
図1は、本発明を適用することができるネットワーク・プリント・システムの構成を模式的に示した図である。 図2は、クライアント端末10の機能構成を模式的に示した図である。 図3は、プリンタ20の機能構成を模式的に示した図である。 図4は、同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発する機能をアプリケーションで実施した場合の操作画面例を示した図である。 図5は、警告ダイアログの構成例を示した図である。 図6は、同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発する機能をアプリケーションで実現するその他の例を示した図である。 図7は、同一サブネット外のプリンタが出力先に指定された場合にユーザに警告を発する機能をアプリケーションで実現するその他の例を示した図である。
符号の説明
10…クライアント端末
11…制御部
12…ユーザ入力部
13…表示部
14…ネットワーク接続部
15…印刷用ドキュメント生成部
16…印刷ジョブ発行部
17…メディア・ドライブ
20…プリンタ
21…制御部
22…ネットワーク接続部
23…入力部
24…表示部
25…スプール部
26…印刷部
27…用紙管理部
28…用紙排出部

Claims (8)

  1. 複数のプリンタが存在するネットワークにクライアント端末が接続して印刷出力を行なうための印刷出力制御システムであって、
    クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するクライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と、
    前記クライアント端末上で印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得するプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段と、
    前記クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と前記プリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得したネットワーク・アドレスを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときに、前記クライアント端末上でユーザに対する警告を発する警告手段と、
    を具備することを特徴とする印刷出力制御システム。
  2. 前記クライアント端末上で印刷出力対象として指定されたコンテンツの文書属性を判定する属性判定手段をさらに備え、
    前記警告手段は、前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したとき、前記属性判定手段により所定の文書属性を判定した場合に限り、前記警告を発する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷出力制御システム。
  3. 前記クライアント端末上で印刷出力対象として指定されたコンテンツに暗号化が施されているか否かを判定する暗号化判定手段をさらに備え、
    前記警告手段は、前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したとき、前記暗号化判定手段によりコンテンツに暗号化が施されていると判定した場合に限り、前記警告を発する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷出力制御システム。
  4. 前記クライアント端末から送信されたプリントジョブを蓄積するジョブ蓄積手段と、
    前記クライアント端末から送信されたプリントジョブに対して前記ジョブ蓄積手段に蓄積してから印刷出力する蓄積印刷が指定されているか否かを判定する蓄積印刷判定手段をさらに備え、
    前記警告手段は、前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したとき、蓄積印刷が指定されていないときに限り、外部にプリントジョブを送信しようとしていることを警告する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷出力制御システム。
  5. 警告の対象外とするプリンタを設定する警告対象外プリンタ設定手段と、
    前記クライアント端末上でプリントジョブを発行する際に印刷出力先として指定されたプリンタが前記警告対象外プリンタ設定手段により警告の対象外に設定されているか否かを判定する警告対象外プリンタ判定手段をさらに備え、
    前記警告手段は、前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときであっても、前記警告対象外プリンタ判定手段によって前記プリンタが警告の対象外に設定されていると判定したときには前記警告を発しない、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷出力制御システム。
  6. 前記クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを持つプリンタを印刷出力先として自動的に選択するプリンタ自動選択手段をさらに備え、
    前記警告手段は、該当するプリンタが存在しないなどの理由によってプリンタを自動選択できないときに、ユーザに対する警告を発する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷出力制御システム。
  7. 複数のプリンタが存在するネットワークにクライアント端末が接続して印刷出力を行なうための印刷出力制御方法であって、
    クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するクライアント端末ネットワーク・アドレス取得ステップと、
    前記クライアント端末上で印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得するプリンタ・ネットワーク・アドレス取得ステップと、
    前記クライアント端末ネットワーク・アドレス取得ステップ並びに前記プリンタ・ネットワーク・アドレス取得ステップにおいてそれぞれ取得したネットワーク・アドレスを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときに、前記クライアント端末上でユーザに対する警告を発する警告ステップと、
    を具備することを特徴とする印刷出力制御方法。
  8. 複数のプリンタが存在するネットワークにクライアント端末が接続して印刷出力を行なうための処理をコンピュータ上で実行するようにコンピュータ可読形式で記述されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータを、
    クライアント端末に関するネットワーク・アドレスを取得するクライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と、
    前記クライアント端末上で印刷出力先として指定されたプリンタに関するネットワーク・アドレスを取得するプリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段と、
    前記クライアント端末ネットワーク・アドレス取得手段と前記プリンタ・ネットワーク・アドレス取得手段がそれぞれ取得したネットワーク・アドレスを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記クライアント端末と前記プリンタのネットワーク・アドレスが同一でないと判定したときに、前記クライアント端末上でユーザに対する警告を発する警告手段と、
    として機能させるためのコンピュータ・プログラム。
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