JP4847212B2 - 情報処理装置、印刷制御方法、プログラム及びコンピュータ可読の記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、印刷制御方法、プログラム及びコンピュータ可読の記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数のプリンタに処理を行わせる印刷システムに関する。例えば、帳票印刷システム等に好適である。
従来、帳票等のように予め作成された出力フォームに対して、可変データ部分を記述する後付けデータをマージし、これを印刷する印刷システムが知られている。
ここで、大規模な帳票印刷システム等の場合、帳票データの印刷先となるプリンタは、全国の各拠点(支店など)に存在し、その数も数百台にもおよぶことが想定される。このような大規模な帳票印刷システムにおいては、一台の帳票保存サーバですべてのプリンタを管理するのは、オペレーティングシステム(以下OSと略する)のリソース、パフォーマンス的な限界のため困難である。例えば、Windows(登録商標)では、プリンタを印刷先として登録するためにプリンタオブジェクト(論理プリンタ)を作成しなければならない。通常、OSの印刷システムは、数百個のプリンタオブジェクトを作成して動作させるような環境は想定しておらず、それらがすべて問題なく動作する保証はない。
そのため、例えば、従来技術1では、各拠点に別途、プリントサーバを配置して、拠点ごとにプリンタと印刷ジョブの管理を分散させるようにシステムを構成するのが一般的であった。
特開平2001−290630号公報
しかし、上述の帳票印刷システムのように、各拠点にプリントサーバを配置した場合、サーバの数が増加するに従い、コストも増加してしまうという問題があった。
本発明は、サーバに係るコストを増大させることなく、大規模な印刷システムに対応して、複数のプリンタを設定可能な、印刷システムの構築を可能にせしめる仕組みを提供する。
本発明は、オペレーティングシステムが稼動されている情報処理装置であって、前記オペレーティングシステムのスプーラ−に対して設定され、プリントキューと出力ポートを含み、アプリケーションから受け取った描画データを印刷データに変換するために必要な情報を保持する第1プリンタオブジェクトの前記出力ポートから出力される印刷データを入力する印刷ジョブ制御手段と、印刷要求に応じて、前記印刷ジョブ制御手段で管理され、前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートに対応づけられ、各々が印刷装置と対応する複数の第2プリンタオブジェクトの何れかを指定するプリンタ識別子を、印刷データが前記印刷ジョブ制御手段に入力される前に、前記印刷ジョブ制御手段に通知する通知手段とを有し、前記印刷ジョブ制御手段は、前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートから出力される印刷データの出力先を、前記通知手段により通知された前記プリンタ識別子に基づき決定する決定手段と、前記決定手段により決定された第2プリンタオブジェクトの設定に従い印刷データを印刷装置に出力する出力手段と、前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートに関連付けられた前記第2プリンタオブジェクトを作成する作成手段を有し、前記作成手段は、第1のプリンタオブジェクトの前記出力ポートに関連付けられた他の第2プリンタオブジェクトが登録されていなければ、前記第1プリンタオブジェクトの識別子と、作成される第2プリンタオブジェクトの識別子とを同じにすることを特徴とする。
本発明によれば、サーバに係るコストを増大させることなく、大規模な印刷システムに対応して、複数のプリンタを設定可能な、印刷システムを構築できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<システム全体概要>
以下では、帳票印刷システムを例に説明を行っていく。図1は、本発明の実施の形態に係る帳票印刷システムの全体構成を示す図である。
図1において、センターの帳票保存サーバ101、クライアント端末102、プリンタ103は、互いに通信回線104を介して接続されている。また、拠点のクライアント端末102、プリンタ103も通信回線104を介して接続されている。さらに、センターの通信回線104と拠点の通信回線104も互いに接続されている。図において、センターに対してn箇所の拠点が存在することを仮定している。また、クライアント端末102、および、プリンタ103は、センター、拠点でそれぞれn台接続されていることを仮定している(本例では便宜上、センターにクライアント端末1台、プリンタ2台、拠点にクライアント端末2台、プリンタを1台のみ図示する)。
通信回線104は、例えば、インターネットやイントラネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、通信衛星回線、ケーブルテレビ回線の何れか又はこれらの組み合わせを適用できる。通信回線104は、データの送受信が可能であればよく、クライアント端末102から帳票保存サーバ101への通信手段、及び帳票保存サーバ101からプリンタ103への通信手段、及びセンター、拠点間の通信手段が異なっていてもよい。
クライアント端末102は、例えば、デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコン、PDA(パーソナルデータアシスタント)等から成るが、プログラム機能(iモード(登録商標)等)が内蔵された携帯電話であってもよい。
プリンタ103は、ネットワークに接続が可能なプリンタ(例えば、レーザプリンタ等)である。また、インクジェット方式のエンジンを搭載したインクジェットプリンタや、ファクシミリ機能、コピー機能等を複合的に備えたデジタル複合機等にも適用できる。
図2は、図1の帳票保存サーバ101、プリンタ103の接続様子を簡易的に表現し、各々の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。尚、クライアント端末102の基本的なハードウェア構成を示すブロック図も帳票保存サーバ101と同様とする。また、図2に示されるハードウェアブロック図は一般的な情報処理装置のハードウェアブロック図に相当するものとし、本実施形態のコンピュータ100には一般的な情報処理装置の構成をハードウェア構成を適用できる。
<ハードウェアブロック図>
まず、帳票保存サーバ101の構成について説明する。CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された、或いはハードディスク211からRAM202にロードされたOSやアプリケーション等のプログラムを実行する。OSとはコンピュータ上で稼動するオペレーティングシステムの略語であり、以下オペレーティングシステムのことをOSと呼ぶ。後述する各フローチャートの処理はこのプログラムの実行により実現できる。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ210の表示を制御する。このCRTC206にCPU201が各種表示制御指示を行うことにより、後述の図10やその他のユーザインタフェースがCRT210に表示される。ディスクコントローラ(DKC)207は各種データを記憶するハードディスク(HD)211やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等におけるデータアクセスを制御する。PRTC208は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
次に、プリンタ103の構成について説明する。図示するように、プリンタ103において、1301はプリンタCPUであり、ROM1302や、外部メモリ1303に記憶された制御プログラムに基づいてシステムバス1304に接続される各ブロックを制御する。CPU1301の処理により生成された画像信号が、印刷部I/F1305を介して、印刷部(プリンタエンジン)1306に出力情報として出力される。また、CPU1301は、入力部1307を介して帳票保存サーバ101との通信処理が可能となっており、プリンタ107内の情報等を帳票保存サーバ101に通知できる。
ROM1302内のプログラムROMには、CPU1301の制御プログラム等を記憶している。ROM1302内のフォント用ROMには、出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶している。ROM1302内のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ1303がないプリンタの場合、帳票保存サーバ101上で利用される情報等を記憶している。
RAM1308は、CPU1301の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。また、RAM1308は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。上述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ1303は、メモリコントローラ(MC)1309によりアクセスを制御される。外部メモリ1303は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、操作パネル1311は操作のためのスイッチ及びLED表示器等で構成されている。
<ソフトウェアブロック図>
図3は、図1におけるクライアント端末102、および、帳票保存サーバ101の機能ブロックを示した図である。何れの機能ブロックも図2で説明したハードウェア構成を元にCPU201が不揮発性記憶手段203に記憶されたプログラムを実行することに基づき実現される。また、帳票保存サーバ101上で稼動するOS機能にその機能の一部又は全てを行わせても良い。クライアント端末102は、帳票保存サーバ101に保存された帳票データ311の一覧をクライアント端末102上に表示し、ユーザが帳票データ311を選択して印刷の実行を帳票保存サーバ101に指示するUI部301を備える。この帳票データ311には、複数種類のデータが混在している。例えば、データの実体が、スプーラ307でプリンタが解釈できるページ記述言語形式のデータに変換する必要がある帳票フォーマットデータである場合がまず代表例として挙げられる。また、データの実体が既にページ記述言語形式に変換済みであるデータも保存対象データとして挙げられる。特に保存データがページ記述言語形式である場合には、後述の図10に示す設定画面で特定の印刷設定項目について設定を変更することができる。このように、様々な形式の帳票データが、再印刷指示可能な形態で保存されている。
帳票保存サーバ101の承認部302は、クライアント端末102からのリクエストを許可するかどうかを後述の図15の承認情報312に基づいて判断する。
帳票生成部303は、帳票テンプレートデータやアプリケーションデータ等に基づき帳票データ311を生成する。帳票保存部304は、帳票生成部303で生成した帳票データ311の保存、管理を行う。出力先情報送信部305は、帳票保存部304に保存された帳票データ311の印刷を行う際に、クライアント端末102のUI部301を通じて指定された情報を、出力先判断部308に出力する。具体的には、特定の発行元(帳票生成部303)から発行された印刷データであることを示す識別子をジョブ名称末尾に設定し出力する。更に具体的には、印刷属性と配信先プリンタ名、および、帳票データの印刷であることを識別するための識別子(例えばドキュメント名の末尾の文字列)を、出力先判断部308に通知する。この識別子は、帳票保存部304が、印刷ジョブを生成する際に生成し、帳票保存部304が、生成した識別子を印刷ジョブ名に付加(設定)し、出力先情報送信部305を経由して出力先判断部308に通知する。また、配信先プリンタ名とは、印刷要求に応じて、印刷ジョブ制御部309で管理される複数の第2プリンタオブジェクト404の何れかを指定するプリンタ識別子を指す。従って名称でなくとも、例えば、数字やバイナリ−データ等であっても、配信先プリンタのプリンタオブジェクトを識別できる情報であれば適宜適用することができる。
出力先判断部308は、OSのスプーラ307で変換された印刷データを受け取り、出力先情報送信部305から受け取った配信先プリンタ名から出力先を決定する。なお、ここでの印刷データとは描画データ、及び印刷レイアウト等の各種印刷設定データが含まれ、それら印刷出力に必要なデータの総称をここでは「印刷データ」と呼ぶ。また、印刷データのことを印刷ジョブ又は印刷ジョブデータと呼ぶこともできる。以下では、何れかの文言を用い、説明を進めることとする。
印刷ジョブ制御部309は、配信先プリンタに対応するプリンタ103を通信回線104を介して監視し、プリンタ103が印刷可能な状態かどうかを判断する。そして、該判断に基づき出力先判断部308が出力先に決定した配信先プリンタ(プリンタ103)へ印刷データを送信(出力)する。そして、プリンタ103に送信された印刷ジョブの完了が確認できるまで、代行印刷や再印刷に備え印刷データを保持する。なお、先の説明で、印刷ジョブ制御部309が印刷ジョブをプリンタ103へ印刷データを送信すると記載したが、ここでの送信とは、送信部に実際のデータ通信を行わせる送信制御処理を指し、この送信制御処理のことを出力する又は送信すると、以後表現する場合もある。
出力先判断部308は、出力先情報送信部305から受け取った印刷属性と配信先プリンタ名、識別子を管理する出力先情報管理部314(図4参照)を備える。
GDI(グラフィックデバイスインタフェース)306は、アプリケーションプログラムが印刷ジョブを生成するためにOSから提供されるプログラミングインタフェースである。スプーラ307は、プリンタドライバ使用して変換したデータをスプールする。なお、本実施形態では、スプーラ307は、Windows(登録商標)オペレーティングシステムが提供するWindows(登録商標)スプーラを示している。
尚、図3では、帳票保存サーバ101に帳票生成部303が含まれているが、帳票生成部303が別筐体にあって、通信回線104を介して帳票データ311を帳票保存部304に送信する構成でもよい。
[第1の実施形態]
<印刷データの流れ>
図4は、図3の帳票保存サーバ101に保存されている帳票データ311を、プリンタ103で印刷するまでの処理の流れを示した図である。
まず、プリンタオブジェクト401の説明をする。OSにより提供されるスプーラ307の上に図示された401は、スプーラ307により管理されているプリンタオブジェクトを示す。プリンタオブジェクト401は、プリントキュー402と出力ポート403を含み、アプリケーションからGDI306を介して受け取った描画データを印刷データに変換するために必要な情報を保持している。ここで、印刷データに変換するために必要な情報とはプリンタドライバの設定画面を介して設定された、例えば、2in1や両面設定や印刷解像度等の印刷ジョブに係る設定、印刷データの出力先(画像形成装置)に関する情報も保持する。
本実施形態では、スプーラ307上に作成するプリンタオブジェクト401は、プリンタ103の個数と一致せず、場合によっては1つのみである。また、出力ポート403は、出力先判断部308に印刷データを渡すためのインタフェースとして機能する。なお、図4では、出力先判断部308が、印刷ジョブ制御部309に含まれるよう示しているが、これに限定されない。出力先判断部308が印刷ジョブ制御部309と情報のやり取りを行えれば、出力先判断部308を、印刷ジョブ制御部309と分離して構成することもできる。
次に、プリンタオブジェクト404の説明をする。印刷ジョブ制御部309の上に図示された404は、印刷ジョブ制御部309が管理するプリンタオブジェクトである(以下、配信先プリンタと呼ぶ)。先に説明したプリンタオブジェクト401と区別する場合、何れかを第1プリンタオブジェクトと呼び、他方を第2プリンタオブジェクトと呼ぶことが出来る。配信先プリンタ404は、上述のスプーラ307のプリンタオブジェクト401と同様に、プリントキュー405と配信先ポート406(出力ポートに相当)を含む。ここで留意する点として、このプリンタオブジェクト404は帳票システムで管理するプリンタの数だけ存在する。例えば、印刷ジョブ制御部309で1000台のプリンタを管理する場合、1000個の配信先プリンタオブジェクト404が、印刷ジョブ制御部309に管理・設定される。
次に、帳票保存部に保存される帳票データの流れを説明する。帳票保存部304により保存されている帳票データ311は、クライアント端末102からの要求に応じて読み出され、承認部302で正規と承認できれば、印刷の対象となる。帳票データ311についてクライアント端末102から印刷要求があると、帳票保存部304は、クライアント端末102のUI部301で指定された配信先プリンタ名を出力先情報送信部305に渡し、出力先情報送信部305は、その配信先プリンタ名を出力先判断部308に渡す(通知する)。
さらに、帳票保存部304は、GDI306を通じて、帳票データをスプーラ307に渡すが、この時、スプーラ307に対して、スプーラ307上に存在するプリンタオブジェクト401を指定する。スプーラ307(および、スプーラに組み込まれているプリンタドライバ)は、帳票データ311を、プリンタ103が解釈可能な印刷データに変換し、プリンタオブジェクト401のプリントキュー402に格納する。
そして、スプーラ307のスケジューリングによってプリントキュー402に格納された印刷データは、出力ポート403に送られ、出力ポート403から出力される印刷データが出力先判断部308に入力される。出力先判断部308は、あらかじめ出力先情報送信部305から受け取っている配信先プリンタ名に該当する配信先プリンタ404を検索し、そのプリントキュー405に印刷データを格納する。
<印刷ジョブ制御部309の機能>
印刷ジョブ制御部309は、OSで稼動するスプーラ307に対して設定されたプリンタオブジェクトの出力先として設定され、印刷ジョブデータを入力すると共に、以下の機能を備える。
印刷ジョブ制御部309は、配信先ポート406に接続されたプリンタ103の状態と印刷ジョブの状態を監視し、印刷データが送信可能な状態であると判断すると、プリントキュー405から印刷データを取り出し、プリンタ103に送信する。プリンタ103に送信された印刷データは、印刷が完了するまで、印刷ジョブ制御部309が追跡を行う。
より具体的には、印刷ジョブ制御部309は、入力された印刷データを保持し、必要な場合に、保持した印刷データを外部のプリンタ103に送信出力する。例えば、プリンタ103に印刷予約を行い、プリンタ103の送信スケジューリングによりプリンタ103から印刷データ転送要求を受け、該転送要求の受信に応じて印刷データをプリンタ103に出力する機能を備える。このような機能に備え、印刷ジョブ制御部309は入力された印刷データを保持する。また、保持された印刷データは、例えば、プリンタ103で障害が発生した際に、代替ジョブを他プリンタ103に転送するために利用される。
一方、図4の最左部に示されるプリンタオブジェクト401から出力される印刷データは、印刷ジョブ制御部309を経由せずに、プリンタ103に投入されることを示している。この場合には、出力ポートを介して外部に送信された印刷データは印刷完了まで保持されることなく、出力終了をもって消去される。
上述の図4では、出力先情報送信部305から出力先判断部308に伸びるパスを設けることにより、Windows(登録商標)スプーラ307へのプリンタオブジェクト401の複数の登録を不要とする。印刷ジョブ制御部309に複数のプリンタオブジェクトを作成する場合に、Windows(登録商標)スプーラ307に、それに対応して複数のプリンタオブジェクト401を作成する形態もある。しかし、本実施形態では、そのようなプリンタオブジェクト401の登録を不要とし、Windows(登録商標)プリンタオブジェクト401に要するリソースを軽減することができる。これにより、サーバに係るコストを増大させることなく、大規模な印刷システムに対応して、複数のプリンタを設定可能な、印刷システムを構築できる。
<印刷ジョブ生成処理のフローチャート>
図5は、図4において、帳票保存サーバ101がクライアント端末102からの処理リクエストを受けた場合に、印刷ジョブを生成し、スプーラ307に生成した印刷ジョブ投入するまでの処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートのS501、S503、S505は帳票保存部304で実行され、S502は承認部304で実行され、S504は出力先情報送信部305で実行される。
まず、クライアント端末102のUI部301から帳票データに対する印刷処理リクエストを受けた帳票保存サーバ101は、S501で保存管理情報310から、リクエストを受けた帳票データ311を検索する。該リクエストには、リクエストを発行したユーザのユーザID、帳票データを識別する情報が含まれている。またリクエストが印刷の実行である場合は、加えて、図4に示されるプリンタオブジェクト404の何れかを指定する為のプリンタ識別子である配信先プリンタ名、および、配信先プリンタに紐付けされたWindows(登録商標)プリンタオブジェクト名を含んでいる。
S502で、承認情報312(図15に詳細説明)を参照して、S501で検索した帳票データの印刷を実行する権限があるかどうかを、印刷要求に含まれるユーザID及び配信先プリンタ及び帳票データと、図15のリソース情報と、に基づき決定する。判断する。この判断について具体的には、S501で受けたリクエストに含まれるユーザIDを、データベースとして保持したアクセス制御情報(図15参照)から検索して、リクエストに対する処理を実行か可能かどうかを判断する。より詳細には、リクエストに含まれるユーザID(ユーザ識別子)が、指定された帳票データ(ドキュメント識別子)及び配信先プリンタ(プリンタ識別子)の夫々のアクセス制御情報に含まれているか否かを判断する。そして該判断に基づき印刷要求の実行許可及び不許可を判断する。ここで、帳票データ及び配信先プリンタのアクセス制御情報の双方にリクエストに含まれるユーザIDが含まれていれば、後述のS503でYESと判断する。
S503で、処理リクエストに対して、帳票データを印刷を実行する権限がないと判断した場合には処理を終了する。この場合、クライアント端末102のUI部301には、帳票保存サーバ101からの通知に基づき印刷を実行する権限がない旨のエラーメッセージが表示される。
一方、S503で、帳票データを印刷を実行する権限があると判断された場合はS504に処理を進める。S504では、帳票データの印刷であることを識別するための識別子、および、クライアント端末102のUI部301で指定された印刷属性、配信先プリンタ名(プリンタ識別子)を出力先判断部308に送信(通知)する。この通知は、印刷データが印刷ジョブ制御部309に入力される前に印刷ジョブ制御部309に対して行われる。また、この識別子は出力先判断部308が、Windows(登録商標)スプーラ307から印刷ジョブを受け取った際に、その受け取った印刷ジョブが帳票保存部304により管理される印刷ジョブかを示す情報にも対応する。
S505で、S504で出力先判断部308に送信した印刷ジョブの識別子を印刷ジョブのドキュメント名に付加(設定)し、GDI306を通じて、帳票データをスプーラ307に渡し、印刷ジョブを生成する。
<印刷ジョブの外部出力処理のフローチャート>
図6は、図5のフローで生成された印刷ジョブにより、スプーラ308が変換した印刷データを、プリンタ103に送信するまでの処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートでは、S601乃至S604は、出力先判断部308で実行され、S605乃至S608は、印刷ジョブ制御部309で実行される。
S601で、オペレーティングシステムのスプーラ307に対して設定された第1プリンタオブジェクト401の出力ポート403から出力される印刷ジョブデータを入力する。より具体的には、スプーラ307が生成した印刷データと印刷ジョブ情報を出力ポート403を介して受け取る。この印刷ジョブ情報には印刷ジョブ名等が含まれる。
出力先判断部308は、S602で印刷ジョブ名に付加されている帳票データの印刷であることを示す識別子を検出する。
S603で、識別子が付加されていると判断した場合、S604で、第1プリンタオブジェクト401の出力ポート403から出力される印刷データの出力先を、先に通知された配信先プリンタ名に基づき決定する。より具体的には、図5のS504で出力先情報送信部305から識別子とともに受信した配信先プリンタ名に一致する配信先プリンタ404を検索及び決定する。
S605で、印刷データをプリントキュー405にスプールする。
S606で、図5のS504で出力先情報送信部305から識別子と共に受信した印刷属性に従い、印刷データの印刷属性を書き換える。S607で配信先ポート406の設定に従い対応するプリンタ103に印刷データを送信(出力)する。実際には、この印刷データが送信されるプリンタ103は第2プリンタオブジェクト404の設定に従い決定される。
一方、スプーラ307のプリンタオブジェクト401に、帳票保存304からではなく、MS−Word(登録商標)のような一般の印刷アプリケーションから印刷ジョブが投入された場合、印刷ジョブを識別する識別子が付加されていない。そのため、図6のS603で識別子が付加されていないと判断する。
S608では、S603で識別子を検出できないと判断したことに応じて、指定された第1プリンタオブジェクトと同じ識別子(名称)の第2プリンタオブジェクトに対応する出力先の印刷装置に印刷データを出力する。更に具体的には、S608でデフォルトの配信先プリンタ(本実施形態では、スプーラ307のプリンタオブジェクト401の論理プリンタ名と同じ配信先プリンタ名をもつ配信先プリンタ)が選択されて、S605に進む。
<出力先管理情報の管理様子>
図7は、印刷ジョブ制御部309で管理する出力先管理情報313のデータ構造を示す。
出力先管理情報313には、配信先プリンタ情報リストが含まれる。701に含まれる各配信先プリンタ情報は、各配信先プリンタ404に対応する情報であり、配信先プリンタ名とデフォルトの印刷属性(ボックス番号等も含む)、および、配信先ポート情報への参照情報が含まれている。
配信先ポート情報は、配信先ポート406に対応する情報である。ここでの設定が上に説明したS607の印刷データ送信時に採用される。配信先ポート名、プリンタ103のIPアドレス、モデル等が含まれる。また、印刷データを送信するプロトコルのタイプ(LPR、または、RAW)、プロトコルがLPRの場合に使用するLPRキュー名、プロトコルがRAWだった場合のポート番号が含まれる。また、印刷データの送信が完了した時点で印刷ジョブの完了とするか、プリンタ103で排紙された時点で印刷ジョブの完了とするかを示すジョブ完了モードが含まれる。また、印刷データをスプールしながらプリンタ103に転送するか、スプールが完了してから転送するかを示すジョブ転送モードが含まれる。また、印刷データのプリンタ103への送信スケジューリングをホスト側で行うか、プリンタ側で行うかを示すスケジューリングモードが含まれる。
<スプーラ307の状態の表示様子>
図8(A)は、スプーラ307の状態をOSが提供するスプーラUI801で表示した図である。図8(A)の802は、Windows(登録商標)のスプーラ307に登録される右側のプリンタオブジェクト401を示す。図4の場合にはOSのプリンタオブジェクト401が2つ登録されているので、実際には、図8の(A)にはアイコンが2つ表示される。ここでは、説明を分りやすくするために1つのアイコンのみを示してある。一方、プリンタオブジェクト401を示すアイコンは1(又は2つ)つであるが、配信先プリンタは印刷ジョブ制御部309に複数(図4では1000個)登録されている。ここで、アイコン802の名称は、後述の1303で変更された名称に対応する。
また、図8(B)は、図8(A)に図示されるPrinter−1を用いて、MS−WORD等の一般的な文書作成ソフトウェアや、図形作成ソフトウェア等から、印刷指示した際の、一般アプリケーションが提示する印刷ダイアログを示す。この図8(B)に示される印刷ダイアログを使用して印刷指示を行うと、図6のS603でNOと判定されるような、印刷ジョブがプリンタオブジェクト401に投入される。一方、後述する図10は帳票生成部303を備えたようなアプリケーションに対応する印刷ダイアログである。帳票保存サーバ101の表示部に表示される設定画面に対応する。この印刷ダイアログより印刷指示を行った場合には、帳票保存部304は、特定の発行元であるから帳票生成部303からされた印刷ジョブである事を示す識別子を印刷ジョブの名称に設定する。
<配信先プリンタリストの一覧表示様子>
図9は、クライアント端末102のUI部301に表示された配信先プリンタの一覧と帳票一覧を示す図である。
配信先プリンタ一覧表示部901には、印刷ジョブ制御部309で管理されている配信先プリンタ名903の一覧が、拠点ごとにツリー状に階層化されて表示される。ここで図中の拠点A、B、C・・は、後述の図12(B)の1207の入力欄を介して入力された配信先に相当する。また図9中のPrinter−A1、A2・・は後述の図12(B)の1208の入力欄を介して設定された配信先プリンタ名に相当する。
本実施形態における印刷ジョブ制御部309は、1000個の配信先プリンタを管理していることを仮定しているので、配信先プリンタ一覧表示部901には、1000個のプリンタが列挙されることになる。
帳票一覧表示部902には、帳票保存部304で管理されている帳票データの一覧が表示される。UI部301は、帳票保存サーバ101に保存された帳票データ311を一覧表示する機能に加えて、帳票データ311と配信先プリンタ、および、印刷属性を指定して、印刷リクエストを帳票保存サーバ101に送ることができる。
<クライアント端末装置の設定画面>
図10は、クライアント端末102のUI部301から、印刷リクエストを帳票保存サーバ101に送る際の印刷属性指定画面1001と、印刷オプション指定画面1002である。1001の設定画面中の”印刷オプション”ボタンが押下された場合に、1002の印刷オプション指定画面1002が表示される。無論、初めから、印刷オプション指示画面を、印刷属性指定画面1001に含めるようにしても良い。ここで設定された印刷属性がS605で書き換えられる印刷属性になる。ここで設定された印刷属性は、図4に示されるようにスプーラ307から出力されたページ記述言語形式の印刷データに反映される。例えば、一旦ページ記述言語形式で保存したデータの再印刷時に特定の印刷設定項目を変更する場合に用いられる。
印刷属性指定画面1001で指定できる印刷属性は、印刷範囲、部数、両面指定、給紙部といった一般的な印刷属性である。ここで指定された印刷属性は、帳票保存部304がGDI306を通じて印刷ジョブに付加する(図5のS505)。印刷ジョブに付加された印刷属性は、スプーラ307が生成する印刷データに反映される。
一方、印刷オプション指定画面1002で指定できるプリンタのボックスへの保存指定とボックス番号、印刷ジョブの優先度は、本帳票印刷システム特有の印刷属性である。ボックスへの保存指定とボックス番号に関しては、印刷ジョブ制御部309で印刷データを書き換えて反映する(図6のS605)。印刷ジョブの優先度は、印刷ジョブ制御部309が印刷データをプリンタ103に送信するスケジューリングを行う際に考慮される(図6のS607)。
設定画面を介して設定された設定を前記ページ記述言語形式で帳票データとして保存された印刷ジョブデータの特定の項目についての設定変更を行う為のものに相当する。通常、ページ記述言語形式で保存されたデータは印刷設定変更ができる設定項目が限られている。ダイアログ1002には、このページ記述言語形式に変換された後でも、設定変更が可能な特定の項目が含まれている。
<帳票システムへのプリンタ登録処理のフローチャート>
図11は、帳票システムに、配信先プリンタ404を登録する際に、クライアント端末102で実行される処理のフローチャートである。概略として、第1プリンタオブジェクト401の出力ポート403に関連付けられた第2プリンタオブジェクト404を作成する処理に相当する。
まず、ユーザはWindows(登録商標)のスプーラ307に登録されているプリンタオブジェクト401の作成を行う。該作成にあたっては、まず、図12の(A)を用いて配信先ポート406の追加/新規登録を行う。
S1101でデバイス選択画面が表示(不図示)され、プリンタ103のモデル(機種)を選択し、選択されたモデル機種が図12の1205に表示される。
S1102で表示される配信先ポート追加画面1201(図12の(A))と、S1103で表示される配信先ポート詳細設定画面(不図示)で、追加する配信先ポート406の設定の入力を行う。ここで、配信先ポート追加画面1201によって図7の702の設定を行える。また、配信先ポート詳細設定画面によって図7の703の設定を行える。
S1104で配信先プリンタ追加画面が表示され、追加する配信先プリンタ404のプリンタ情報の設定入力を行う。
S1105で設定確認画面が表示される。該確認表示には、配信先ポート及び配信先プリンタ(プリンタオブジェクト404)の双方の設定が含まれる。S1105の表示処理の後、ユーザの指示に応じて最終指示入力があった場合、実際の配信先ポート追加処理、配信先プリンタ追加処理を実行する。
<帳票システムへのプリンタ登録設定画面>
図12(A)は、図11の画面遷移の中で表示される配信先ポート追加画面1201(図11のS1102)、図12(B)配信先プリンタ追加画面1202(図11のS1104)を示している。
・図12(A)の説明
図12(A)は、印刷ジョブ制御部309内の配信先ポート406の設定を行う場合のものである。しかし、配信先ポート406に対応するWindows(登録商標)スプーラ307の出力ポート403(プリンタオブジェクト401)が未だ作成されていない場合には、この出力ポート403を作成する為の設定画面に利用される。本実施形態では、図12(B)の設定画面中の1208の入力欄を介して入力された配信先プリンタ名が、スプーラ−307のプリンタ名に割り当てられる。
配信先ポート追加画面1201では、デバイス選択画面(図11のS1101)で選択したモデル(デバイス製品名1205の欄)が表示されており、印刷モード(通常印刷、配信印刷)、1203の入力欄にプリンタ103のIPアドレス、1204のポート名に配信先ポート名を入力する。ここで入力した情報、および、配信先ポート詳細設定画面(図11のS1103)で入力した情報は、図7の配信先ポート情報に保存される。
・図12(B)の説明
一方、図12の(B)は、図4の印刷ジョブ制御部309が管理する配信先プリンタ404(プリンタオブジェクト)の設定を行う為のものである。図12(A)の”次へ”のボタンが押下されると、図12(A)の1204で入力したポート名が表示された状態の図12(B)が表示される。また、図12(A)の選択したデバイスの製品名1205に印刷可能なPDLを生成するWindows(登録商標)プリンタオブジェクトが、選択可能なリストとして1206に表示される。
配信先プリンタ追加画面1202では、印刷ジョブを投入するWindows(登録商標)プリンタオブジェクト名1206を選択し、配信先(図中の”INC小杉事業所”が図9の”拠点A”等に対応)1207、配信先プリンタ名1208、ボックスへの印刷が指定された場合のデフォルトのボックス番号1209を入力する。ここで入力した情報は、図7の配信先プリンタ情報に保存される。
<帳票システムへのプリンタ登録詳細処理のフローチャート>
図13は、図11の画面遷移のフローチャートの処理に従い入力された情報に基づいて行われる、実際の配信先ポート、配信先プリンタ追加処理の流れを示すフローチャートである。この図13も第1プリンタオブジェクト401の出力ポート403に関連付けられた第2プリンタオブジェクト404を作成する処理に相当する。
まず、S1301で、配信先プリンタ追加画面1202の1206で選択されているスプーラ307のプリンタオブジェクト401と同じ名前の配信先プリンタ404がすでに存在するかどうかを確認する。この確認は、出力ポート403に既に他の第2プリンタオブジェクトが登録されているか否かを判断する処理に相当する。より具体的に説明すると、1206で選択されているスプーラ307のプリンタオブジェクト401に対して、はじめての配信先プリンタ404を作成するのかどうかを判断するためである。もしも、一度でも配信先プリンタ404を作成したことがあれば、後述のステップS1303で、プリンタオブジェクト401のプリンタ名は、配信先プリンタ404と同じ名前に変更されているので、そのように判断できる。
S1301で、同じ名前の配信先プリンタ404がすでに存在すると判断された場合、S1305に処理を進める。
S1301で、同じ名前の配信先プリンタ404が存在しないと判断された場合、配信先プリンタ追加画面1202で選択されたスプーラ307のプリンタオブジェクト401に対して、最初の配信先プリンタをS1302〜S1304で追加する。
S1302で、配信先ポート追加画面1201で入力された配信先ポート名と同じ名前の出力ポート403を追加する。
S1303で、プリンタオブジェクト401の名前を配信先プリンタ追加画面1202で入力した配信先プリンタ名(第2プリンタオブジェクトの識別子(名称))に変更する。
S1304で、S1302でスプーラ307に追加した出力ポート403を、S1303で名前を変更したプリンタオブジェクト401の出力ポート403として設定する。
S1305で、配信先ポート追加画面1201で入力された配信先ポート406が存在するかどうかを判断し、すでに存在すると判断された場合は、S1307にすすむ。S1305でYESと判断する場合は、既に作成済みのプリンタオブジェクト401に対して、配下に新たな配信先プリンタを追加登録するケースに対応する。
そして、S1305で、配信先ポート追加画面1201で入力された配信先ポート406が存在するか否かを判断する。S1305で存在しないと判断した場合、S1306で、配信先ポート追加画面1201と配信先ポート詳細設定画面(図11のS1103)で入力された情報に基づいて、配信先ポート406を追加登録する。更に、S1307で、配信先プリンタ追加画面1202で入力された情報に基づいて、配信先プリンタ404を追加する。
S1301でNOと判断した場合には、S1302とS1306で、同じ名前をもつ出力ポート403と配信先ポート406との夫々をスプーラ307と印刷ジョブ制御部309に追加登録することとなる。S1303で、スプーラ307のプリンタオブジェクトの名前をS1307で追加する配信先プリンタと同じ名前に変更する。スプーラ307のプリンタオブジェクト401と出力ポート403に対応し、それぞれ同じ名前を持つ配信先プリンタ404と配信先ポート406が印刷ジョブ制御部309に存在することとなる。この配信先プリンタ404は一般のアプリケーションからプリンタオブジェクト401に印刷ジョブが投入された場合の出力先となる。言い換えれば、このS1303の処理により、図8のような一般アプリケーションから印刷を行い、印刷ジョブ制御部309に印刷データが投入されたとしても、ユーザが図8の(B)で意図した出力先に印刷データを送信(出力)することができる。
スプーラ307のプリンタオブジェクトの名前と出力ポート403の名前を、それぞれ、配信先プリンタ404と配信先ポート406と同じ設定する理由には、以下のことが挙げられる。一般のアプリケーションから印刷を実行する場合、配信先プリンタ404と配信先ポート406を認識できない(UIに表示されない)。このため、配信先プリンタ404と配信先ポート406を出力先として印刷が実行されることを、スプーラ307のプリンタオブジェクト401と出力ポート403の名前を通じて認識できるようにしている。
S1302で追加された出力ポート403は、配信先ポート追加画面1201で入力された配信先ポート名と同じ名前をもつ出力ポート403であるが、実際の動作は、出力先判断部308に印刷データを渡す。
<配信先プリンタの削除処理のフローチャート>
図14は、クライアント端末102のUI部301から配信先プリンタ404を削除する処理の流れを示すフローチャートである。S1401で、削除要求を受けた配信先プリンタ404と同じ名前のプリンタオブジェクト401が存在するかどうかを判断する。S1401で存在しないと判断した場合は、S1405にすすむ。
また、S1401で、削除要求を受けた配信先プリンタ404と同じ名前のプリンタオブジェクト401が存在すると判断された場合、S1402で、削除要求を受けた配信先プリンタ以外の配信先プリンタ404が存在するかどうかを判断する。S1402で、存在すると判断した場合は処理を終了する。本実施形態では、プリンタオブジェクト401と同じ名前を持つ配信先プリンタ404は、他にも配信先プリンタが存在する場合は、削除できない設定にしている。S1402で、削除要求を受けた配信先プリンタ以外の配信先プリンタ404が存在しないと判断された場合は、スプーラ307のプリンタオブジェクト401の出力ポート403をLPT1などの任意の出力ポートに変更し、S1404で、変更前の出力ポート403を削除する。S1405で、削除要求を受けた配信先プリンタ404を削除し、S1406で、配信先ポート406を削除する。
<承認情報315のデータ保持様子>
図15は、図5のS502で参照される承認情報315のデータ構造を示した図である。図15では、第2プリンタオブジェクトを示すプリンタ識別子、ドキュメント識別子毎に、ユーザIDに対応させて使用許可及び不許可を設定したリソース情報が管理されている。つまり、承認情報315を管理する手段が承認情報に係る管理手段に相当する。
具体的に説明すると、承認情報には、アクセス制御リストが含まれており、アクセス制御情報は、リソース種別、リソース名、アクセス種別、承認種別、ユーザIDリストを含む。
リソース種別は、帳票保存サーバが管理するリソースの種別であり、この場合には帳票データ又は配信先プリンタを示す。
リソース名は、帳票データに含まれるオーナー名、配信先プリンタの場合は配信先プリンタ名を示す。図15では、リソース種別が帳票データである場合が示されている。
アクセス種別は、参照(read)、変更(write)、実行(exec)といったリクエストを実行するのに必要なアクセス権の種別を示す。承認種別は、アクセス権種別が示すアクセス権の許可、あるいは、拒否をしめす。アクセス制御の対象となるユーザを示すユーザIDのリストである。図5のS502では、リクエストを行ったユーザIDを、リクエストの対象となるリソースのアクセス制御情報から検索して、リクエストに対する処理を実行か可能かどうかを判断する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態における説明では、図8に図示される如く、スプーラ307に対応してOSに登録され、且つ、出力先ポートの出力先設定が印刷ジョブ制御部309であるプリンタオブジェクトは1つのみであった。しかしながら、無論これに限定されるものではない。
例えば、帳票印刷システムが、モデル(機種)の異なる複数のプリンタ103を管理する場合、モデル(機種)の数だけのプリンタオブジェクト401を、スプーラ307に作成する構成となる。
何れにしても、必要以上に、スプーラ307に複数のプリンタオブジェクトを登録する必要がないので、結果として、サーバに係るコストを増大させることなく、複数のプリンタを設定可能な、印刷システムの構築を可能にせしめる仕組みを実現できる。
[第3の実施形態]
上述の各実施形態では、S502で、印刷要求に含まれるユーザID及び配信先プリンタ及び帳票データと、図15のリソース情報と、に基づきリソースの使用許可/不許可を決定するよう説明してきた。しかし、これに限定されない。例えば、ユーザIDに対応ささせて、配信先プリンタ及び帳票データの何れか一方のみに使用許可/不許可の制限を施すようにしても良い。この場合には、第1の実施形態で説明した図15のリソース情報には、配信先プリンタ(プリンタ識別子)及び帳票データ(ドキュメント識別子)の一方のみを制限するよう、ユーザIDと対応付けてリソース情報を保持すればよい。つまり、リソース情報でユーザIDに対応して制限されないリソースは、誰でも使用可能ということになる。
[他の実施の形態]
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、プリンタ、ファクシミリ、PC、サーバとクライアントとを含むコンピュータシステムなどの如くである。
本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウェアプログラムを、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給し、そのシステム等に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページからダウンロードしてもよい。すなわち、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよいのである。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザにのみ、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
本発明の実施の形態に係る印刷システムの全体構成を示す図である。 情報処理装置及び印刷装置の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る印刷システムのクライアント端末、及び、帳票保存サーバにおける機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る印刷ジョブデータの流れを説明する為の図である。 帳票保存サーバの印刷要求を外部から受けた場合の処理動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る印刷ジョブ制御部が印刷ジョブデータを入力した場合の処理動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る印刷ジョブ制御部で管理する出力先管理情報のデータ構造例を示した図である。 本発明の実施の形態に係るOSのスプーラに係る表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクライアント端末のUI部に表示された配信先プリンタの一覧と帳票一覧の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るクライアント端末のUI部から、印刷リクエストを帳票保存サーバに送る際に表示される印刷属性指定画面例と、印刷オプション指定画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る配信先プリンタを登録する際の設定画面の表示遷移例を表したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る配信先プリンタを登録する際の設定画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る配信先プリンタを登録する際の登録処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る配信先プリンタを削除する際の削除処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る承認情報のデータ構造例を示した図である。
符号の説明
101 帳票保存サーバ
102 クライアント端末
103 プリンタ
104 通信回線
201 CPU
202 RAM
203 フォントROM
204 システムバス
205 キーボードコントローラ
206 CRTコントローラ
207 ディスクコントローラ
208 プリンタコントローラ
209 キーボード
210 CRTディスプレイ
211 外部メモリ
1301 プリンタCPU
1302 フォントROM
1303 外部メモリ
1304 システムバス
1305 印刷部インタフェース
1306 印刷部
1307 入力部
1308 RAM
1309 メモリコントローラ
1311 操作パネル

Claims (12)

  1. オペレーティングシステムが稼動されている情報処理装置であって、
    前記オペレーティングシステムのスプーラ−に対して設定され、プリントキューと出力ポートを含み、アプリケーションから受け取った描画データを印刷データに変換するために必要な情報を保持する第1プリンタオブジェクトの前記出力ポートから出力される印刷データを入力する印刷ジョブ制御手段と、
    印刷要求に応じて、前記印刷ジョブ制御手段で管理され、前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートに対応づけられ、各々が印刷装置と対応する複数の第2プリンタオブジェクトの何れかを指定するプリンタ識別子を、印刷データが前記印刷ジョブ制御手段に入力される前に、前記印刷ジョブ制御手段に通知する通知手段とを有し、
    前記印刷ジョブ制御手段は、
    前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートから出力される印刷データの出力先を、前記通知手段により通知された前記プリンタ識別子に基づき決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された第2プリンタオブジェクトの設定に従い印刷データを印刷装置に出力する出力手段と
    前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートに関連付けられた前記第2プリンタオブジェクトを作成する作成手段を有し、
    前記作成手段は、第1のプリンタオブジェクトの前記出力ポートに関連付けられた他の第2プリンタオブジェクトが登録されていなければ、前記第1プリンタオブジェクトの識別子と、作成される第2プリンタオブジェクトの識別子とを同じにすることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷ジョブの名称に、特定の発行元から発行された印刷ジョブである事を示す識別子を設定するジョブ名称設定手段を有し、
    前記決定手段は前記識別子を検出できない場合に、指定された第1プリンタオブジェクトと同じ識別子の第2プリンタオブジェクトに対応する出力先の印刷装置に印刷データを出力することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、印刷データが前記出力ポートを介して印刷ジョブ制御手段に入力される前に、前記プリンタ識別子を印刷ジョブ制御手段に通知することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の情報処理装置。
  4. 前記第2プリンタオブジェクトを示すプリンタ識別子又はドキュメント識別子について、ユーザIDに対応させて使用許可及び不許可を設定したリソース情報を管理するリソース管理手段と、
    印刷要求に含まれるユーザID及びプリンタ識別子及びドキュメント識別子と、前記リソース情報と、に基づき印刷要求の実行許可及び不許可の何れかを判断する承認手段とを有することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の情報処理装置。
  5. ページ記述言語形式の印刷データを再印刷指示が可能な形態で保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された印刷データの特定の項目についての設定変更を行う為の設定画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記設定画面を介して設定された設定を前記ページ記述言語形式の印刷データに反映させ再印刷を行う再印刷手段とを有することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の情報処理装置。
  6. オペレーティングシステムが稼動されている情報処理装置における制御方法であって、
    前記オペレーティングシステムのスプーラ−に対して設定され、プリントキューと出力ポートを含み、アプリケーションから受け取った描画データを印刷データに変換するために必要な情報を保持する第1プリンタオブジェクトの前記出力ポートから出力される印刷データを入力する印刷ジョブ制御部に入力する入力工程と、
    印刷要求に応じて、前記印刷ジョブ制御部で管理され、前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートに対応づけられ、各々が印刷装置と対応する複数の第2プリンタオブジェクトの何れかを指定するプリンタ識別子を、印刷データが前記印刷ジョブ制御部に入力される前に、前記印刷ジョブ制御部に通知する通知工程とを有し、
    前記印刷ジョブ制御部による、
    前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートから出力される印刷データの出力先を、前記通知工程により通知された前記プリンタ識別子に基づき決定する決定工程と、
    前記決定工程により決定された第2プリンタオブジェクトの設定に従い印刷データを印刷装置に出力する出力工程と
    前記第1プリンタオブジェクトの出力ポートに関連付けられた前記第2プリンタオブジェクトを作成する作成工程を有し、
    前記作成工程は、前記出力ポートに関連付けられた他の第2プリンタオブジェクトが登録されていなければ、前記出力ポートに対応する第1プリンタオブジェクトの識別子と、作成される第2プリンタオブジェクトの識別子を同じにすることを特徴とする印刷制御方法。
  7. 前記印刷ジョブの名称に、特定の発行元から発行された印刷ジョブである事を示す識別子を設定するジョブ名称設定工程を有し、
    前記決定工程は前記識別子を検出できない場合に、指定された第1プリンタオブジェクトと同じ識別子の第2プリンタオブジェクトに対応する出力先の印刷装置に印刷データを出力することを特徴とする請求項に記載の印刷制御方法。
  8. 前記通知工程は、印刷データが前記出力ポートを介して印刷ジョブ制御部に入力される前に、前記プリンタ識別子を印刷ジョブ制御部に通知することを特徴とする請求項乃至の何れかに記載の印刷制御方法。
  9. 前記第2プリンタオブジェクトを示すプリンタ識別子又はドキュメント識別子について、ユーザIDに対応させて使用許可及び不許可を設定したリソース情報を管理するリソース管理工程と、
    印刷要求に含まれるユーザID及びプリンタ識別子及びドキュメント識別子と、前記リソース情報と、に基づき印刷要求の実行許可及び不許可の何れかを判断する承認工程とを有することを特徴とする請求項乃至の何れかに記載の印刷制御方法。
  10. ページ記述言語形式の印刷データを再印刷指示が可能な形態で保持部に保持する保持工程と、
    前記保持部に保持された印刷データの特定の項目についての設定変更を行う為の設定画面を表示部に表示させる表示制御工程と、
    前記設定画面を介して設定された設定を前記ページ記述言語形式の印刷データに反映させ再印刷を行う再印刷工程とを有することを特徴とする請求項乃至の何れかに記載の印刷制御方法。
  11. 請求項乃至10の何れかに記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させるコンピュータの記憶媒体に格納されるプログラム。
  12. 請求項乃至10の何れかに記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ可読の記憶媒体。
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