JP6242123B2 - 画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の定着手段を備える画像形成装置、及び画像形成装置の制御方法に関するものである。
画像形成装置においては、一般的にトナーよってマテリアル上に描かれた未定着画像を、定着器において熱加圧することでマテリアル面に定着させる。定着器は、内部のヒータによって加熱されており、通過するマテリアルに奪われる熱量を補いつつ、定着に必要な温度を維持するように制御される。
さて、画像形成装置で搬送されるマテリアルの種類は年々増加してきており、一つの定着器で画像定着を行う構成では、全てのマテリアルに対して安定した定着性、定着画像の画質、プロダクティビティを両立させる事が困難になっている。これに対応する為、複数の定着器を搬送路中に直列に並べて配置し、熱量不足を始めとした定着器1個構成に起因する問題を回避する手法が取られるようになった(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
また、所定の定着器が使用不可になった場合に、プロセススピードを落とすことで、他の定着器だけで定着を行う方法も提案されている(特許文献3参照)。
特開平06−348159号公報 特開平07−271226号公報 特開2007−199597号公報 特開2006−162861号公報 特開2006−184418号公報
定着器が複数ある画像形成装置では、複数分の定着器の温度を保つため電力の消費が激しい。通常最も使用頻度が高い普通紙等で使用する定着器は一つである。従って、使用頻度が低いマテリアルのために複数の定着器を常に温度を保つ必要があり、無駄な電力がかかってしまうという課題がある。
また、複数の定着器の温度を保っている状態であっても、定着可能な温度に上げる必要があるため電力を消費する。少数枚数をプリントする場合、複数の定着器を使用すると一つの定着器でプリントする場合に比べて消費電力を多く使用するだけでなくプリントパフォーマンスも不利になることがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数の定着手段を用いるシートであっても熱定着処理時の消費電力を節減できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
画像形成装置であって、像剤を画像形成用シートに転写する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記シートに転写された前記現像剤に熱定着処理を行う第1の定着手段及び第2の定着手段と、前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートであるかかを判断する判断手段と、そして前記判断手段が、前記シートが第1の定着手段と第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートであると判断した場合、前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用して印刷処理を実行する制御手段とを備え、前記制御手段は、印刷処理における印刷枚数が所定枚数未満の場合は、前記判断手段が、第1の定着手段と第2の定着手段との両方を使用するタイプのシートであると判断した場合であっても、前記制御手段は、前記第2の定着手段を使用せずに前記第1の定着手段を用いて印刷処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、複数の定着手段を用いるシートであっても熱定着処理時の消費電力を節減できる。
画像形成装置を含む画像処理システムの一例を示す図である。 画像形成装置の構成を説明する断面図である。 図2に示した定着器の構成を説明する図である。 図2に示した定着器の駆動回路の一例を示す図である。 コントローラの構成を説明するブロック図である。 図1に示した操作部の構成を説明する平面図である。 操作画面に表示されるUI画面の一例を示す図である。 画像形成装置の定着動作を説明する図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 定着制御テーブルの一例を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置を含む画像処理システムの一例を示す図である。本実施形態では、画像形成装置の一例として、一般的なCOPY/PRINT/FAXなどの機能を有するデジタル複合機を例とするが、熱定着処理を行う機器、例えば印刷装置、ファクシミリ装置等であっても本発明を適用可能である。
図1に示すように、画像形成装置100は、原稿読み取り処理を行なうスキャナ部101と、スキャナ部101から読み取られた画像に画像処理を施しメモリ105に格納するコントローラ102を備える。
スキャナ部101により読み取られる画像に対する各種の印刷条件を設定する操作部104、メモリ105から読み出された画像データを操作部104により設定された印刷設定条件に従って記録用紙に可視化された画像形成を行なうプリンタ部103を備える。また、この複合機である画像形成装置100はネットワーク106を介して、画像データを管理するサーバ107や、この画像形成装置100に対してプリントを実行せしめるパソコン(PC)108などが接続されている。
図2は、図1に示した画像形成装置100の構成を説明する断面図である。なお、本画像形成装置100は、図1において上述したように複合機で構成されるため、複合機は、コピー・プリンタ・FAXのそれぞれの機能を有している。
図2において、本画像形成装置100はスキャナ部301とドキュメントフィーダ(DF)302と、カラー4色ドラムを備えるプリント記録用のプリンタ313と、給紙デッキ314とフィニッシャ315からなる。
DF302に原稿をセットして読み込みを行なう場合には、DF302の原稿セット部303のトレイに原稿をフェイスアップで載置する。すると、原稿有無センサ304が、原稿がセットされたことを検知し、これを受けて給紙ローラ305と搬送ベルト306が回転して原稿を搬送し、原稿台307上の所定の位置に原稿がセットされる。これ以降は原稿台での読み込みと同様に画像が読み込まれ、コントローラ102内のメモリに格納される。
スキャナ部301による原稿に対する画像の読み込みが完了すると、再び搬送ベルト306が回転して図の右側に原稿を送り、排紙側の搬送ローラ308を経由して原稿排紙トレイ309へ排紙する。
なお、原稿が複数存在する場合は、原稿台から原稿が図の右側に排紙搬送されるのと同時に、給紙ローラ305を経由して左側から次原稿が給送され、次原稿の読み込みが連続的に行なわれる。以上がスキャナ部301の動作である。
続いてプリンタ部103を中心に行われる印刷動作について説明する。
紙などで構成される記録媒体(マテリアル)は、プリンタ313の下部に装着されたカセット318、あるいは給紙デッキ314から給紙する。カセット318から給紙を行う場合は、各カセットに対応して配置された給紙ローラ対341により記録媒体を給紙搬送路319へ搬送する。
また、給紙デッキ314から給紙を行う場合には、給紙デッキ314内の給紙ローラ対342により記録媒体を給紙搬送路319へ搬送する。そして、記録媒体がレジローラ対343の位置まで進んだところで中間転写ベルト321との同期をとるために一旦停止する。また、レジローラ対343の位置に転写待ちの記録媒体が存在しているときに、次のページの印刷のための記録媒体をカセット318あるいは給紙デッキ314から給紙することができる。
このときには、レジローラ対343の位置に留まっている記録媒体が再び搬送を開始するまで、給紙搬送路319の途中で給紙した記録媒体を止めることができる。このように給紙を行うことで複数の記録媒体への転写間隔を短くすることができ、生産性を高めることができる。これを先行給紙と呼ぶ。
一方、図1で説明するコントローラ102内のメモリに一旦記憶された記録信号(印刷画像データ)は、プリンタ部103へと転送され、レーザ記録部でYellow、Magenta、Cyan、Blackの4色の記録レーザ光に変換される。そして、各色の感光体316に照射され、感光体に静電潜像を形成する。そして、トナーカートリッジ317から供給されるトナーによりトナー(現像剤)現像を行い、可視化された画像は中間転写ベルト321に一次転写される。その後、中間転写ベルト321は時計回転方向に一定速度で回転する。そして、中間転写ベルト321が所定の位置まで回転したところで、レジローラ対343の位置にある記録媒体の搬送を開始する。
ここで、所定の位置とは、中間転写ベルト321上に転写された画像の先端が二次転写位置320に来たときに、記録媒体の先端が二次転写位置320へ搬送される位置である。こうして、二次転写位置320において、中間転写ベルト321上の画像が記録媒体へ転写される。
画像が転写された記録紙は、第1定着器322で、加圧と熱によりトナーが定着される。排紙搬送路を搬送された後、フェイスダウンのセンタートレイ323か、スイッチバックしてフィニッシャへの排紙口324か、あるいはフェイスアップのサイドトレイ325へと排紙される。但しサイドトレイ325はフィニッシャ315が未装着の場合にのみ排紙可能な排紙口である。フラッパ326および327は、これらの排紙口を切り替えるために搬送路を切り替えるためのものである。
両面プリントの場合には、第1定着器322を通過後に、フラッパ327が搬送路を切り替え、その後用紙がスイッチバックして下方に記録紙が送られ、両面印刷用紙搬送路330を経て再び二次転写位置320に給送され、両面動作を実現する。
続いて、フィニッシャ315で行われる動作について説明する。
フィニッシャ315では、ユーザに指定された機能に応じ、印刷済み用紙に対して後処理を加える。具体的には、ステープル(1個所・2箇所綴じ)やパンチ(2穴・3穴)、製本中綴じ等の機能を有する。
図2に示す画像形成装置100には排紙トレイ328は2つ有り、フィニッシャ315への排紙口324を通過してきた記録紙は、ユーザの設定によって、例えばコピー・プリンタ・FAXの機能毎に排紙トレイを振り分けられる。プリンタ313は、カラー4ドラムのプリンタではあるが、カラー1ドラムのエンジンでも良いし、白黒記録のプリンタエンジンでも良いことは言うまでもない。プリンタとして利用される場合、ドライバにより白黒プリント/カラープリント、用紙サイズ、2UP・4UP印刷・N−UP印刷、両面、ステープル、パンチ、製本中綴じ、合紙、表紙、裏表紙などの各種設定が可能である。
図3は、図2に示した第1定着器322の構成を説明する図である。
本実施形態に示す第1定着器322は、図3に示すように、表面のトナー像と接触する定着ローラ706と、裏面側と接する加圧ローラ710とを有している。この第1定着器322では、未定着トナー像を表面に担持した記録媒体は定着ローラ706と加圧ローラ710との間の定着ニップに挟持搬送され、その際、加圧・加熱を受け、トナーの定着が行われる。
定着ローラ706は、鉄製芯金703上に、弾性層としてシリコーンゴム層704を設け、その表面にトナー離型層705としてPFAコーティング層を形成している。トナー離型層705は、PFA粉体を所望の厚さに静電塗装後、焼成することによって作成される。一方、加圧ローラ710は、鉄製の中実芯金707上に、シリコーンゴム層708と、さらに、その表面にPFAチューブ層709を被覆している。定着ローラ706と加圧ローラ710とは、不図示の加圧機構によって加圧されている。また、定着時には、定着ローラ706と加圧ローラ710は回転して記録媒体を挟持搬送する。
上述の定着ローラ706には、発熱手段として、中空の鉄製芯金703内に3本のハロゲンヒータ711、712、713が配設されている。また、温度センサの一例であるサーミスタ702を定着ローラ706に接触するように配置して、定着ローラ706の温度を検知している。この検知温度に基づいて制御装置701によりハロゲンヒータ711、712、713の点灯・消灯を制御し、定着ローラ706の温度を一定に保つようにする。
ここで、制御装置701は、第1電力状態に対応づけられる通常電力モードと第1電力状態よりも省電力状態(第2電力状態)に対応づけられる省電力モードの切替を行うことができる。
通常電力モードでは、制御装置701がハロゲンヒータ711、712、713の3本すべての点灯を行って定着ローラ706の温度制御を行う。一方、省電力モードでは3本のハロゲンヒータのうちハロゲンヒータ712の点灯を行わず、ハロゲンヒータ711と712の2本を用いて定着ローラ706の温度制御を行う。したがって、省電力モードでは通常電力モードに比べて第1定着器322で消費する電力は2/3となる。
定着時、記録媒体が定着ローラ706と加圧ローラ710との間の定着ニップを通過する際に、記録媒体は定着ローラ706と加圧ローラ710の熱を奪っていく。したがって、制御装置701はサーミスタ702が検知するPFAコーティング層705の表面温度を検知して、当該検知温度に基づいて、記録媒体が奪った熱を定着ローラ706に補給するようにハロゲンヒータ711、712、713の点灯/消灯を制御する。しかし、省電力モードでは通常電力モードと比較してハロゲンヒータの消費電力が2/3となるため、単位時間内に定着ローラ706に補給できる熱量もおよそ2/3となってしまう。そのため、単位時間内に第1定着器322を通過する記録媒体の数が通常電力モードと省電力モードで同じであれば、省電力モードでは十分な熱量を定着ローラ706に補給できず、定着ローラ706の温度が低下して定着不良を引き起こす。
これを避けるために、コントローラ102は、記録媒体の通過間隔を、省電力モードの場合には通常電力モードと比較して長くし、単位時間あたりの記録媒体の通過数を減らす。例えば、通常電力モードではA4ヨコ送りで60ppm(Paper Per Minute)であれば、省電力モードではおよそ2/3である40ppm程度になるように記録媒体の通過間隔を調整する。
これにより省電力モードであっても通常電力モードと同じように定着ローラ706の温度を一定に保つことができる。なお、記録媒体通過間隔の調整は厳密に2/3になるように行う必要はなく、定着器の構成や周囲の環境によっても必要な間隔は変わるため、あらかじめ定着不良を起こさない範囲内で決定しておけばよい。
以上に述べたように、本実施形態では図3に示すようにハロゲンヒータを3本有することで複数の電力の組合せができる。また、ハロゲンヒータを1本にして定電圧制御および電磁誘導加熱による制御手段を用いても電力増減の可変制御を行うことができる。その制御装置の一例を図4に示す。
図4は、図2に示した第1定着器322の駆動回路の一例を示す図である。本例は、定電圧駆動回路例である。
図4において、AC電源7001からのAC入力は、ダイオードD1〜D4とコンデンサC1により整流、平滑される。その後、図中のDCコントローラ7002からFET1をスイッチングすることで、コイルL1とダイオードD5を介して印加電圧の増加減制御により、ヒータH1に所望の電圧をかけることができ、ヒータH1の温度検出器TH1の出力をモニタしてヒータH1で消費する電力を変動することができる。
さらに、特許文献4の実施形態ではセラミックヒータを用いた消費電力可変な定着器が用いられており、また、特許文献5ではカーボンヒータを用いて多段階の電力制御を可能にした定着装置が開示されている。本実施形態では、これらの定着装置を用いて構成してもよい。
図5は、図1に示したコントローラ102の構成を説明するブロック図である。以下、画像形成装置100のスキャナ部101やプリンタ部103、ネットワークインタフェース部の詳細について説明する。
図5において、メインコントローラ401は、主にCPU402と、バスコントローラ403、及び各種I/Fコントローラ回路から構成される。CPU402とバスコントローラは、機器全体の動作を制御するものであり、CPU402はROM404からROM I/F405を経由して読込んだプログラムに基いて動作する。また、PC108から受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウエアによって処理される。
バスコントローラ403は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM406は、DRAM I/F407によってメインコントローラ401と接続されており、CPU402が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
CPU402は、CPUコア、メモリコントローラ、バスブリッジを含んでいる。CPUコアは、システムクロックを逓倍して高速なCPUコア動作クロックを作り出すためのPLL(位相ロック・ループ)部と、キャッシュ(命令キャッシュ、データキャッシュ)を含んでいる。また、CPUコアとバスブリッジはフロントサイドバス205で結ばれ、メモリコントローラ部とバスブリッジはメモリバスで結ばれている。
メモリコントローラ部は、DRAM406へのデータの読書きの制御を行う。また、バスブリッジは外部バスと接続され、CPU402からの外部デバイスへのアクセスや、外部デバイスからのDRAM406へのデータの読書きを可能にしている。CPU電源はCPU402の外部に設けており、コントローラ電源442から受けた電力を、電圧を低下させてCPUコア201へ供給する。CPU電源208はCPU402からの指示を受けて複数の電圧値をCPUコアへ供給することができる。
コーデック408は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。SRAM409はコーデック408の一時的なワーク領域として使用される。コーデック408はI/F410を介してメインコントローラ401と接続され、DRAM406との間のデータの転送は、バスコントローラ403によって制御されDMA転送される。
グラフィックプロセッサ424は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。SRAM425はグラフィックプロセッサ424の一時的なワーク領域として使用される。グラフィックプロセッサ424はI/Fを介してメインコントローラ401と接続され、DRAM406との間のデータの転送は、バスコントローラ403によって制御されDMA転送される。
ネットワークコントローラ411は、I/F413によってメインコントローラ401と接続され、コネクタ412によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。
汎用高速バス415には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ414とI/O制御部416とが接続される。汎用高速バスとしては、一般的にPCIバスがあげられる。I/O制御部416には、スキャナ部101、プリンタ部103の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ417が2チャンネル装備されている。I/Oバス418によってスキャナI/F回路426,プリンタI/F回路430に接続されている。
パネルI/F421は、LCDコントローラ420に接続され、操作部上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/Fとから構成される。
操作部150は液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F421を介してCPU402に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F421から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。本発明に関連する具体的な操作部表示に関しては後述する。
リアルタイムクロックモジュール422は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ用電池423によってバックアップされている。
E−IDEインタフェース439は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例においては、このI/Fを介してハードディスクドライブ438を接続し、ハードディスク440へ画像データを記憶させたり、ハードディスク440から画像データを読み込ませたりする動作を行う。コネクタ427、432は、それぞれスキャナ部101とプリンタ部103とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(428,433)とビデオI/F(429,434)とから構成される。
スキャナI/F426は、コネクタ427を介してスキャナ部と接続され、また、スキャナバス441によってメインコントローラ401と接続されており、スキャナ部101から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有する。さらに、スキャナ部から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス429に出力する機能も有する。スキャナバス429からDRAM406へのデータ転送は、バスコントローラ403によって制御される。
プリンタI/F430は、コネクタ432を介してプリンタ部103と接続され、また、プリンタバス431によってメインコントローラ401と接続されている。メインコントローラ401から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部103へ出力する機能を有し、さらに、プリンタ部103から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス431に出力する機能も有する。
DRAM406上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部103への転送は、バスコントローラ403によって制御され、プリンタバス431、ビデオI/F434を経由して、プリンタ部103へDMA転送される。
SRAM436は、バックアップ用電池423から供給される電源により、装置全体が電源遮断されても記憶内容を保持できる構成となっているメモリであり、バス435を介してI/O制御部と接続されている。EEPROM437も同様にバス435を介してI/O制御部と接続されているメモリである。コントローラ102のハード構成の詳細は以上である。
図6は、図1に示した操作部104の構成を説明する平面図である。以下、図6を参照して、各種印刷設定を行なう操作について説明する。なお、図1に示した操作部104は、図5に示したパネルI/F421の先に接続され、CPU402の制御下で各種の入力の受付や、表示すべきUI画面の切り換えが行われる。なお、省電力中は、表示画面は消灯されている。
図6において、502はリセットキーで、ユーザが設定した設定値などを取り消す際に押下される。503はストップキーで、動作中のジョブの処理を中止させる時に押下される。504はテンキーで、印刷すべき部数に対する置数などの数値入力を行う際に使用される。
505はタッチパネル式の操作画面であり、具体的には図7で示すようなUI画面を表示する。各種設定をするためのタッチパネルのボタンが多数存在する。
506は原稿の読み込みなどジョブをスタートさせるためのスタートキーである。507は設定などをクリアするためのクリアキーである。以上が操作部の各部の説明である。
図7は、図5に示した操作画面505に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図7において、画面上部に表示されているタグ602は各機能を選択する。左から順に、コピー機能、FAX送信やEメール送信、ファイルサーバへの送信などの送信機能である。スキャナ部101で読み込んだ画像データを機器内のハードディスク(HDD)440に格納したり、格納されたデータの操作やプリントを行なうことが出来るボックス機能、ネットワーク経由でPC108から操作してスキャン画像をPC108に取り込ませたりすることが出来るリモートスキャナ機能である。各機能のタグを選択することによりそれぞれの詳細設定が出来る画面に遷移する。図示したものはコピー機能の画面である。
色モードを選択するボタン603や、倍率指定ボタン604、用紙選択ボタン605、シフトソートやステイプルソートなどフィニッシング指定を行なうソータボタン606などが配置されている。また、両面指定を行なう両面ボタン607、濃度を指定するバー608、原稿タイプを選択するボタン609、その他各種の応用モードを設定する応用モードボタン610などが配置されている。
図8は、本実施形態を示す画像形成装置の定着動作を説明する図である。本実施形態では、例えば2つの定着手段と、その定着手段を通過するための経路を備える。
図8において、画像形成部の下流側には、マテリアルS上のトナー像を永久画像として定着するための第1定着器322、そして、第1定着器322を通過したマテリアルに対し、要求に応じて追加定着を行うための第2定着器331が設けられている。
第1定着器322と第2定着器331は共に回転体対によってマテリアルを狭持してマテリアルを搬送しながら、発熱体からの熱と回転体対の狭持圧とによってトナーをマテリアル上に定着する。
搬送パスは、第1定着器322の下流で、第2定着器331へ向うタンデムパスPtと第2定着器331を迂回するバイパスPbとに分岐し、第2定着器331の下流で再び合流する。タンデムパスPtとバイパスPbとの分岐点Spには、タンデムパスPtとバイパスPbとを切換え可能な搬送路切換え手段であるフラッパFが備えられており、コントローラ102からの要求信号に応じて、両搬送パスを選択可能になっている。
マテリアルとして普通紙や厚紙の2面目等のように、1つの定着器で定着性を満足でき、2つ以上の定着器を通過させて過剰な熱量を加えるとカールや定着ローラへの巻き付きといった問題を発生するようなマテリアルの場合には、バイパスPbを通過させて第2定着器331を迂回させる。
一方、第1定着器322と第2定着器331を通過させて定着性を向上させたいマテリアルの場合には、タンデムパスPtを通過させる。以下、本実施形態では、図8に示したような2つの定着器を使用した形態で説明をしていくが、本発明は複数の定着器を持つ画像形成装置に関するもので、2つの定着器に限定されるものではない。
<第1の定着制御>
図9は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、第2の定着器を備える画像形成装置における第1の定着制御例である。なお、各ステップは、CPU402がROM404に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。本例は第1定着器321が所定枚数のシートを定着処理するまで第2定着器331を通電しない制御例である。
まず、コントローラ102のCPU402は、2つの定着器が通電可能な状態になっているかどうかを確認する(S1101)。ここで、通電可能な状態とは、起動後やスリープ復帰後、画像形成装置に近づく操作者等を感知する人感センサ等で通電すべきと判断した状態である。本ステップで、通電可能であるとCPU402が判断した場合、第1定着器322を定着可能な温度になるまで通電する(S1102)。
次に、CPU402は、プリントジョブが投入されたかどうかを判定する(S1103)。CPU402は、プリントジョブで使用するマテリアルが複数の定着器(第1定着器322,第2定着器331)を使用するかどうかを判定する(S1104)。S1104では、CPU402が図10に示したようなテーブルを用いて判定する。
図10は、図5に示したHDD440に記憶される定着制御テーブルの一例を示す図である。なお、本テーブルは、使用可能なマテリアルの追加に従い内容を更新可能に構成されている。図10は、各種のマテリアル1201が正常に定着を行なうために第2定着器331を使用する必要があるかどうかを示す使用有無フラグ1202を示している。例えば、図10によれば、マテリアル1201の種別が普通紙では第1定着器322のみの使用で問題ないが、マテリアル1201が光沢紙の場合は第1定着器322、第2定着器331の両定着器の使用が必要である。
S1104の判定によりジョブで指定された内容が複数の定着器を使用しないマテリアルであるとCPU402が判定した場合、第1定着器322のみでプリントして(S1108)、本処理を終了する。
一方、S1104で、ジョブして指定されたマテリアルが複数の定着器を使用するマテリアルであるとCPU402が判定した場合、CPU402は、第1定着器322のみ使用してプリントするか第2定着器331も使用するかを切り替えるための出力枚数(切り替え枚数)を以下の計算式で算出する(S1105)。
N≦(T2−T1)/(t1−t2)
N:切り替え枚数
t1:第1定着器322のみ使用したときの1枚あたりのプリント時間
t2:第1定着器322と第2定着器331を使用したときの1枚あたりのプリント時間
T1:第1定着器322が使用可能になるまでの時間
T2:第2定着器331が使用可能になるまでの時間
T1は、定着可能な温度になるまでの時間や、プロセススピードを変化させるための各種プロセス処理のための時間が含まれる。T1は現状の定着器の温度やプロセススピードの変化等のパラメータに依存する。ここでは図示しないが、これらのパラメータのマトリックスを作成し、あらかじめ各パラメータ毎の時間Tを算出しておいてもよい。
T2は定着可能な温度になるまでの時間が含まれる。T2は現状の定着器の温度に依存する。ここでは図示しないが、パラメータのマトリックスを作成し、あらかじめ各パラメータ毎の時間Tを算出しておいてもよい。
S1106で、出力枚数が切り替え枚数以下であるとCPU402が判定した場合、CPU402は、第1定着器322のプロセススピードを落とすことで第1定着器322のみで定着しプリントする(S1108)。こうすることで、第1定着器322と第2定着器331を使用してプリントするよりも第1定着器322のみでプリントした方が速い場合に、第1定着器322のみでプリント可能になり、消費電力も抑制することができる。
一方、出力枚数が切り替え枚数以上であるとCPU402が判定した場合、CPU402は、第2定着器331も通電し(S1107)、第2定着器331が使用可能になったら両方使用してプリントして(S1109)、本処理を終了する。
これにより、複数の定着手段を用いるシートであっても熱定着処理時の消費電力を節減することができる。
〔第2実施形態〕
<第1の定着制御>
図11は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、第2の定着器を備える画像形成装置における第1の定着制御例である。なお、各ステップは、CPU402がROM404に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。また、本処理におけるS1101〜S1104およびS1106〜S1108までは図9で示したフローチャート図と同様の処理なので、説明を省略する。
上記第1実施形態では、2つの定着器を使用した出力速度と定着器を1つのみ使用したときの出力速度を比較して速い方を選択する場合について説明した。本実施形態では、2つの定着器を使用する場合も第2定着器331が使用可能になるまで第1定着器を使用すると想定して切り替え枚数を算出する。こうすることで、第2定着器331も使用する場合の出力パフォーマンスを上げることができる。このときの切り替え枚数は以下の計算式で算出する。
N≦(T2*t1−T1*(t1+t2))/t1*(t1−t2)
そして、第2定着器も通電する必要があるとCPU402が判定した場合(S1107)、CPU402は、まずは第1定着器322のみでプリントを継続し、第2定着器331が使用可能になったら両方使用してプリントする。
〔第3実施形態〕
図12は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、第2の定着器を備える画像形成装置における第1の定着制御例である。なお、各ステップは、CPU402がROM404に記憶された制御プログラムを実行することで実現される。また、本処理におけるS1101〜S1104およびS1106〜S1108までは図9、及び図11で示したフローチャート図と同様の処理なので、説明を省略する。
上記第1実施形態及び第2実施形態では、第2定着器331が通電していない状態でプリントジョブが投入されることを想定していた。この想定は省電力のためには有効だが、第2定着器331を使用するマテリアルの出力パフォーマンスをより重視場合にはあまり適切な動作ではない。そこで、本実施形態では、第2定着器331をあらかじめ通電しておくモードを設けることで対応する。
なお、本実施形態においては、あらかじめ、第2定着器331を通電するかどうかを切り替える「省エネモード」のボタンを操作部104に表示するUI画面を用いてユーザに提示し、ユーザに選択させる(S1401)。なお、本処理は、初期設定時に行い、システム情報として不揮発性メモリ(HDD440)に記憶され、電源投入時毎にシステムの設定情報を読み出すことで毎回実行させる手間を省略することもできる。また、必要に応じて初期設定画面を読み出して、設定の変更、更新等を行う構成で対応してもよい。
通電可能な状態になったら(S1101)、ユーザが省エネモード(省電力要求)を選択しているとCPU402が判断した場合は、第1実施形態、第2実施形態と同様に第1定着器322のみ通電する(S1102)。
一方、省エネモードがユーザにより選択されていないとCPU402が判断した場合、CPU402は、第1定着器322と第2定着器331を通電して(S1403)、S1103へ進む。
第2定着器が通電された状態で複数の定着器が必要なマテリアルを出力するジョブが投入されたとCPU402が判定した場合(S1104)、CPU402は、第2実施形態と同様に切り替え枚数を算出する(S1301)。
このように制御することで、省エネモードを有効にした場合には第1実施形態や第2実施形態と同様に消費電力を抑制され、省エネモードが有効にしなかった場合でも出力する枚数によっては第2定着器331を使用せずに消費電力を抑制することが可能となる。
〔第4実施形態〕
上記第1〜第3実施形態では、同一のマテリアルのプリントジョブが単発で投入されることを想定していた。プリントジョブが連続で投入され、さらに同じジョブ内で第1定着器のみでプリント可能なマテリアルと第2定着器も必要なマテリアルが混在している場合について説明する。
プリントジョブが連続して投入された場合について説明する。第2定着器331の使用有無(使用有無フラグ1202)に関するマテリアルの種類がジョブを跨いで同じ場合、ジョブを跨いだ同じ種類のマテリアルの枚数をS1106で切り替え枚数と比較する出力枚数とする。こうすることで、省電力についてより適切に切り替えることが可能となる。
図10に示した同じジョブ内で第2定着器の使用有無フラグ1202に関するマテリアルの種類が混在している場合について説明する。この場合も基本的にはマテリアルの種類が異なる箇所で(S1104)、CPU402は、第2実施形態と同様に切り替え枚数を算出する(S1301)。ただし、第1定着器322のみでプリントするとCPU401が判断した場合(S1108)、T1は、定着可能な温度になるまでの時間(ウォームアップ時間)や、プロセススピードを変化させるための各種プロセス処理のための時間だけでなく、画像形成装置内に滞留しているマテリアルを排出時間も含まれる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
102 コントローラ部
103 プリンタ部

Claims (8)

  1. 画像形成装置であって、
    像剤を画像形成用シートに転写する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により前記シートに転写された前記現像剤に熱定着処理を行う第1の定着手段及び第2の定着手段と、
    前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートであるかかを判断する判断手段と、そして
    前記判断手段が、前記シートが第1の定着手段と第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートであると判断した場合、前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用して印刷処理を実行する制御手段とを備え
    前記制御手段は、印刷処理における印刷枚数が所定枚数未満の場合は、前記判断手段が、第1の定着手段と第2の定着手段との両方を使用するタイプのシートであると判断した場合であっても、前記制御手段は、前記第2の定着手段を使用せずに前記第1の定着手段を用いて印刷処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の定着手段に対する省電力要求を受信する受信手段をさらに備え、
    前記省電力要求を受信した場合に、前記制御手段は、前記第2の定着手段への電力供給を停止するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷処理において複数の種類のシート使用されている場合には、前記判断手段は、シートの種類を切り替え際に、第1の定着手段と第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートあるかかを判断することを特徴とする請求項1〜2の何れか1項に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の定着手段を使用せず、前記第1の定着手段を使用した印刷処理における第1の処理速度が、前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用した印刷処理における第2の処理速度よりも遅いことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置
  5. 像剤を画像形成用シートに転写する画像形成手段と、前記画像形成手段により前記シートに転写された前記現像剤に熱定着処理を行う第1の定着手段及び第2の定着手段とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用して熱定着処理を行うタイプのシートであるかかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用して熱定着処理を行うタイプのシートであると判断された場合には、第1の定着手段と第2の定着手段の両方を使用して印刷処理を実行する制御ステップとを備え
    前記制御ステップは、前記印刷処理における印刷枚数が所定枚数未満の場合は、前記判断ステップにおいて、第1の定着手段と第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートであると判断されたとしても、前記第2の定着手段を使用せず、前記第1の定着手段を使用して印刷処理を実行す
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法
  6. 前記第2の定着手段の省電力要求を受信する受信ステップさらに備え、
    前記受信ステップにおいて、前記省電力要求を受信した場合に、前記制御ステップは、前記第2の定着手段への電力供給を停止するように制御することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置の制御方法。
  7. 前記印刷処理において複数の種類のシート使用されている場合は、前記判断ステップは、シートの種類を切り替え際に、第1の定着手段と第2の定着手段の両方を使用するタイプのシートあるかかを判断することを特徴とする請求項5〜6の何れか1項に記載の画像形成装置の制御方法
  8. 前記第2の定着手段を使用せず、前記第1の定着手段を使用した印刷処理における第1の処理速度が、前記第1の定着手段と前記第2の定着手段の両方を使用した印刷処理における第2の処理速度よりも遅いことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の画像形成装置の制御方法。
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