JP2006069190A - 印刷装置の電源制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、パワーセーブ手段を備えた印刷装置において、電源切断時直前の装置状態に拘わらず、保持時間を適切なほぼ一定時間にすることのできる印刷装置の電源制御方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、各部位への電源の供給を制限するパワーセーブ手段(8)を備えた印刷装置1の電源制御方法において、電源6の切断を検出した後、印刷装置の状態に応じて任意の待機時間を設定し、その設定した待機時間経過後にパワーセーブ手段(8)を操作して電源出力を垂下させるようにしたのである。
上記方法を採ることで、電源切断直前における消費電力が印刷装置の状態によって異なっていても、電源切断検出後に印刷装置の状態に応じた所定の時間を経過させて消費電力の調整を行えるので、保持時間を適切なほぼ一定時間にすることができるのである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、各部位への電源の供給を制限するパワーセーブ手段(8)を備えた印刷装置1の電源制御方法において、電源6の切断を検出した後、印刷装置の状態に応じて任意の待機時間を設定し、その設定した待機時間経過後にパワーセーブ手段(8)を操作して電源出力を垂下させるようにしたのである。
上記方法を採ることで、電源切断直前における消費電力が印刷装置の状態によって異なっていても、電源切断検出後に印刷装置の状態に応じた所定の時間を経過させて消費電力の調整を行えるので、保持時間を適切なほぼ一定時間にすることができるのである。
【選択図】図1
Description
本発明は印刷装置の電源制御方法に係り、特に、パワーセーブ手段を備えた印刷装置の電源制御方法に関する。
従来の印刷装置においては、電源を切断すると、電源部に実装されているコンデンサに蓄えられた電荷により、微少時間継続して電力が出力されるので、この微少時間を利用して不揮発性メモリへのデータの書き込みや上位装置への電力切断報告等の電源切断処理を行っている印刷装置が知られている。
また、パワーセーブ手段を備えた印刷装置は、待機中における各部位への電力の供給を制限して消費電力の低減を図るものであり、例えば特許文献1に示すように、既に知られている。
前記パワーセーブ手段を備え、かつ電源切断時に不揮発性メモリへのデータの書き込みや上位装置への電力切断報告等の電源切断処理を行っている印刷装置において、特許文献2に示すように、電源切断後、電力が継続して出力保持される微少時間(以下、保持時間)を延長制御する技術が既に知られている。
従来の保持時間を延長制御する技術においては、特許文献2に示すように、パワーセーブモードでない状態(非パワーセーブモード状態)で電源切断を検出した際に、パワーセーブモードに切り替える制御方法であり、保持時間の延長方向への制御は可能であるが、保持時間の短縮方向への制御はできなかった。また、パワーセーブモードを複数種備えている場合、電源切断時に任意のパワーセーブモードに切り替えることにより、保持時間を具備しているパワーセーブモードの種類に対応した複数種に設定することは可能であるが、適切な任意の時間に設定することができなかった。
したがって、従来技術の保持時間延長制御においては、保持時間を適切な値以上に延長してしまい、オペレータの誤解や誤操作の要因となる場合があった。
本発明の目的は、パワーセーブ手段を備えた印刷装置において、電源切断時直前の装置状態に拘わらず、保持時間を適切なほぼ一定時間にすることのできる印刷装置の電源制御方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、各部位への電源の供給を制限するパワーセーブ手段を備えた印刷装置の電源制御方法において、電源の切断を検出した後、印刷装置の状態に応じて待機時間を設定し、設定した待機時間経過後にパワーセーブ手段を操作して電源出力を垂下させるようにしたのである。
上記方法を採ることで、電源切断直前における消費電力が印刷装置の状態によって異なっていても、電源切断検出後に印刷装置の状態に応じた待機時間を設定し、その待機時間が経過した後にパワーセーブ手段を操作して消費電力の調整を行えるので、保持時間をほぼ一定にすることができるのである。
以上説明したように本発明によれば、パワーセーブ手段を備えた印刷装置において、電源切断時直前の印刷装置の状態に拘わらず、保持時間をほぼ一定にすることのできる印刷装置の電源制御方法を得ることができる。
以下本発明による印刷装置の電源制御方法の一実施の形態を、図1及び図2に基づいて説明する。
印刷装置1は、制御部2と駆動部3と電源部4とから構成されており、電源部4は電源スイッチ5を介して外部の電源6に接続されている。そして、電源部4からの電源出力7を制御部2のパワーセーブ制御部(パワーセーブ手段)8を経由して各部位に供給している。
制御部2は、パワーセーブ制御部8から給電されると共に制御信号aの授受を行う全体制御部9と、パワーセーブ制御部8から給電されると共に全体制御部9と制御信号bの授受を行う不揮発性メモリ10と、パワーセーブ制御部8から給電されると共に全体制御部9と制御信号cの授受を行う通信部11とを備えている。そして、制御部2の通信部11は、印刷装置1の上位装置12と制御信号dの授受を行っている。
駆動部3は、パワーセーブ制御部8から給電されると共に全体制御部9と制御信号eの授受を行う複数の駆動部位A〜Cを備えている。
また、電源部4には、電源電圧の監視や電源スイッチ5の動作監視等により電源の切断を常に監視すると共に全体制御部9に電源切断信号fを出力する電源切断監視部(電源切断監視手段)13が設けられている。
上記構成の印刷装置1において、通常時は、パワーセーブ制御部8は機能しておらず、この機能していないパワーセーブ制御部8を経由して各部位に電力が供給されている。また、パワーセーブ制御部8が機能しているときは、各部位に応じて給電を停止して消費電力の低減を図っている。尚、給電を停止する各部位の組合せ、例えば、駆動部3を構成する駆動部位A〜Cへの給電有無を組合せることにより、複数種のパワーセーブモードを設定でき、木目細かに消費電力の低減を実施することができる。
次に、上記印刷装置1の電源切断時の状態について図1を併用して説明する。
まず、オペレータが印刷装置1の電源スイッチ5を切断すると、電源切断監視部13により電源の切断が検出され、全体制御部9に電源切断信号fが送信される。電源切断信号fを受けた全体制御部9は、直ちに電源切断処理を実行する。全体制御部9による具体的な電源切断処理は、不揮発性メモリ10に印刷量又は消耗品の使用量等を格納させる制御信号bを送信したり、通信部11を介して上位装置12に電源切断を報告する制御信号c,dを送信したりすると同時に、現在の印刷装置1の状態、即ち、パワーセーブ制御部8の機能状態を確認する。
全体制御部9でパワーセーブ制御部8の機能状態を確認した結果、パワーセーブ制御部8が機能しておらず非パワーセーブモードにある場合には、全体制御部9で電源切断からの経過時間を計測し、任意の待機時間を設定する。この待機時間の設定は、装置状態が1種あるいは複数種、云い代えれば、駆動部位A〜Cがいずれか一つあるいは駆動部位A〜Cが複数種かによってあらかじめ計算あるいは実測によって決められる。そして、設定された待機時間が経過した後、パワーセーブ制御部8を操作して機能させ、パワーセーブモードに切り替える。パワーセーブモードに切り替えられた後は、その時点の消費電力に見合った保持時間経過して電源出力は垂下する。
他方、パワーセーブ制御部8が機能してパワーセーブモードにある場合には、全体制御部9で電源切断からの経過時間を計測し、任意の待機時間を設定する。この待機時間の設定は、パワーセーブモードが1種あるいは複数種かによってあらかじめ計算あるいは実測によって決められる。そして、設定された任意の待機時間が経過した後、パワーセーブ制御部8を操作して機能を停止させ、非パワーセーブモードに切り替える。非パワーセーブモードに切り替えられた後は、その時点の消費電力に見合った保持時間経過して電源出力は垂下する。
以上説明したように本実施の形態によれば、非パワーセーブモードあるいはパワーセーブモードに応じて任意の待機時間を設定し、その任意の待機時間待機させた後、パワーセーブモードあるいは非パワーセーブモードに切り替えることで、印刷装置1が非パワーセーブモードあるいはパワーセーブモードであるに拘わらず、保持時間をほぼ一定にすることができる。その結果、印刷装置1が非パワーセーブモードあるいはパワーセーブモードかによって異なっていた保持時間によるオペレータの誤解や誤操作をなくすことができる。
尚、待機時間の設定は、計算や実測に基づいてゼロ(電源切断検出後に即座にパワーセーブモードあるいは非パワーセーブモードに切り替える)となる場合も有り得る。
1…印刷装置、2…制御部、3…駆動部、4…電源部、5…電源スイッチ、6…電源、7…電源出力、8…パワーセーブ制御部、9…全体制御部、10…不揮発性メモリ、11…通信部、12…上位装置、13…電源切断監視部、A〜C…駆動部位、a〜f…制御信号。
Claims (5)
- 上位装置からの受信データに基づいて印刷出力を行う手段と、所定時間、上位装置から受信データがない場合に各部位への電源の供給を制限するパワーセーブ手段と、電源の切断を検出して電源切断信号を出力する電源切断監視手段とを有する印刷装置の電源制御方法において、電源の切断を検出した後、印刷装置の状態に応じて待機時間を設定し、設定した待機時間経過後にパワーセーブ手段を操作して電源出力を垂下させるようにしたことを特徴とする印刷装置の電源制御方法。
- 前記パワーセーブ手段が機能していないときには、電源の切断を検出した後、設定された待機時間経過後に前記パワーセーブ手段を機能させて電源出力を垂下させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の印刷装置の電源制御方法。
- 前記設定された待機時間を、電源切断時における装置の状態に応じて設定するようにしたことを特徴とする請求項2記載の印刷装置の電源制御方法。
- 前記パワーセーブ手段が機能しているときには、電源の切断を検出した後、設定された待機時間経過後に前記パワーセーブ手段の機能を停止させて電源出力を垂下させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の印刷装置の電源制御方法。
- 前記設定された待機時間を、電源切断時における前記パワーセーブ手段のパワーセーブモードに応じて設定するようにしたことを特徴とする請求項4記載の印刷装置の電源制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005055814A JP2006069190A (ja) | 2004-08-04 | 2005-03-01 | 印刷装置の電源制御方法 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2004227625 | 2004-08-04 | ||
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010002500A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成装置の節電方法、及び画像形成装置の節電プログラム |
JP2012139927A (ja) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像形成装置 |
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2005
- 2005-03-01 JP JP2005055814A patent/JP2006069190A/ja active Pending
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