JP6070129B2 - プリンター、およびプリンターの制御方法 - Google Patents

プリンター、およびプリンターの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、プリンタープリンターの制御方法に関する。
従来、電源に接続された電子機器において、供給電圧を安定化させるコンデンサー(キャパシター)を備えたものが知られている。この種の電子機器では、電源がオフにされた後、キャパシターに蓄えられた電荷が放電されるまでに時間がかかる。このため、電源電圧が低下して電子機器が完全に動作を停止するまで時間がかかっていた。そこで、電源がオフにされた場合にモーター等を動作させて、キャパシターの電荷を強制的に放電させる構成が提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−78458号公報
上記従来の構成では、ユーザーが電源スイッチをオフにした後にモーター等が動作するため、ユーザーに違和感を抱かせることが懸念される。電子機器が省電力状態(いわゆるスリープモード)となっている場合に電源がオフにされると、スリープモードであった電子機器が電源オフの操作後に動作するため、特に強い懸念がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電源に接続されたキャパシターを備えた電子機器を、電源がオフにされた後に、静かに、かつ速やかに完全に停止させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、電源に接続されたキャパシターを有する電子機器であって、前記キャパシターを介して前記電源の供給を受けて動作する回路部と、前記電源がオフに切り替えられたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記電源がオフに切り替えられたことが検出された場合に、前記回路部の消費電力を増大させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電源がオフにされた場合に、回路部の消費電力を増大させることによりキャパシターに蓄えられた電荷を放電するので、回路部の電源電圧を速やかに低下させて電子機器を完全に停止させることができる。また、モーター等の駆動部を動作させず、電源がオフされた後に動作音等を発することなく静かにキャパシターの電荷を放電させる。このため、電源をオフする操作を行ったユーザーに違和感を抱かせないという利点がある。
上記構成において、前記回路部に接続されて動作する周辺回路を備え、前記制御部は、前記検出手段により前記電源がオフに切り替えられたことが検出された場合に、演算処理を実行することにより前記周辺回路を動作させず前記回路部の消費電力を増大させる構成としてもよい。
この場合、制御部それ自体の動作によって、例えば駆動部を有する周辺回路を動作させずに、静かにキャパシターの電荷を放電させ、速やかに電子機器を停止させることができる。
上記構成において、前記検出手段は、前記電源の電圧低下を検出して検出信号を出力し、前記制御部に対して前記検出手段の検出信号が割り込み信号として入力される構成としてもよい。
この場合、制御部が割り込み信号に基づいて消費電力を増大させる動作を行い、キャパシターの電荷を放電させるので、制御部は割り込み信号に応答可能な状態であればよい。すなわち、電源がオフにされた場合に制御部が一部の機能を停止させていてもよいので、電源がオフにされるまでは制御部の消費電力を低く抑えることが可能なため、動作中の消費電力量を低減できる。
上記構成において、前記制御部は、前記検出手段から入力される割り込み信号を検出可能で、かつ、他の演算処理を停止するスリープ状態に移行可能であり、前記スリープ状態において前記検出手段から割り込み信号が入力された場合は前記スリープ状態から復帰して前記回路部の消費電力を増大させてもよい。
この場合、スリープ状態を利用して電子機器の消費電力を抑制し、かつ、電源がオフにされた場合には消費電力を増大させて速やかに電子機器を停止させることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、電源に接続されたキャパシターと、前記キャパシターを介して前記電源の供給を受けて動作する回路部と、前記回路部に接続されて動作する周辺回路とを備える電子機器の制御方法であって、前記電源がオフに切り替えられたことを検出した場合に、演算処理を実行することにより、前記周辺回路を動作させず前記回路部の消費電力を増大させること、を特徴とする。
本発明によれば、電源がオフにされた場合に、例えば駆動部を有する周辺回路を動作させずることなく、回路部の消費電力を増大させることにより、キャパシターに蓄えられた電荷を放電する。これにより、回路部の電源電圧を速やかに低下させて、電子機器を完全に停止させることができる。また、モーター等を備えた周辺回路を動作させずに、演算処理を実行することで静かにキャパシターの電荷を放電させる。このため、電源がオフされた後に動作音等を発する等、電源をオフする操作を行ったユーザーに違和感を抱かせる動作をしないで、速やかに停止状態に移行できるという利点がある。
本発明によれば、電源がオフにされた場合に、動作音等を発することなく静かに、かつ速やかに電子機器を停止させることができる。
本発明の実施形態に係るプリンターの機能ブロック図である。 プリンターの制御系の動作を示すフローチャートである。 電源スイッチがオフにされた場合の電圧の変化を示す図表である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るプリンター1の機能ブロック図である。
電子機器としてのプリンター1は、プリンター1の各部を制御する制御回路10(回路部)と、制御回路10の制御に従って動作するセンサー群20および周辺駆動部30(周辺回路)を備えている。
プリンター1は、記録媒体として紙製または合成樹脂製のシート状の記録媒体に文字や画像を印刷する装置である。本実施形態では一例として、感熱紙をロール状に巻いて構成されるロール紙(図示略)を記録媒体として使用し、このロール紙に熱を加えて文字や画像を形成するサーマル式のプリンター1について説明する。
制御回路10は、プログラムを実行してプリンター1の各部を制御するCPU11(制御部)と、CPU11が実行するプログラムや処理されるデータ等を一時的に格納するRAM12と、CPU11が実行するプログラム等を記憶したROM13とを有する。RAM12およびROM13はデータバスを介してCPU11に接続される。CPU11としては、具体的には汎用のMPU、RAM12やROM13を統合したマイコンを用いることができる。
プリンター1は、ロール紙を搬送するプラテンローラーやギヤ列等を有する搬送機構(図示略)を回転させる搬送モーター31を備える。また、プリンター1は、印刷後のロール紙をカットするカッターユニットの刃を駆動するカッター駆動モーター32を備えている。搬送モーター31およびカッター駆動モーター32は、モータードライバー34に接続されている。モータードライバー34は、CPU11の制御に従って、搬送モーター31およびカッター駆動モーター32に駆動電源を供給し、この駆動電源のオン/オフを制御することで、搬送モーター31およびカッター駆動モーター32を適切なタイミングで、必要量だけ動作させる。なお、搬送モーター31および/又はカッター駆動モーター32がステッピングモーターで構成される場合、モータードライバー34は、搬送モーター31およびカッター駆動モーター32に対して駆動パルスを出力する。プリンター1は、ロール紙に文字や画像を形成する発熱素子を備えた印刷ヘッド33と、印刷ヘッド33に駆動電源を供給するヘッドドライバー35とを備えている。また、プリンター1は、プリンター1の動作状態に対応した点灯パターンでLEDを点灯または点滅させるLED点灯部36を備えている。これら搬送モーター31、カッター駆動モーター32、印刷ヘッド33、モータードライバー34、ヘッドドライバー35、およびLED点灯部36を総称して周辺駆動部30とする。
プリンター1は、パーソナルコンピューター等の外部のホスト装置(図示略)から入力されるコマンドおよびデータに基づき、上記の各部を制御して印刷を実行する。プリンター1は、ホスト装置に接続されるインターフェイス部(図示略)を備えている。
また、プリンター1は、ユーザーがプリンター1を操作するための操作パネル(図示略)を有し、この操作パネルが備える各種スイッチが操作された場合、操作パネルからCPU11に操作信号が入力される。
これらのインターフェイス部および操作パネルについては図示を省略する。
プリンター1が備えるセンサー群20には、複数のセンサーが含まれる。本実施形態では一例として、印刷ヘッド33の温度を検出する温度センサー21と、ロール紙の搬送路においてロール紙の有無を検出する用紙センサー22とを備えた構成とする。温度センサー21は、印刷ヘッド33の温度が予め設定された制限値を超えないようにCPU11が制御を行うためのセンサーであり、例えばサーミスターで構成される。CPU11は、温度センサー21の検出値を取得し、印刷ヘッド33の温度を監視する。用紙センサー22は、ロール紙の搬送路に設けられた反射型光センサーや透過型光センサーである。CPU11は、用紙センサー22の検出値を取得し、この検出値に基づいてロール紙の紙切れや紙ジャムを検出する。
プリンター1には、電源装置2が接続される。電源装置2は、例えば100ボルトの商用電源に接続され、24ボルトの直流電源に変換してプリンター1に供給する。電源装置2はプリンター1と同一の筐体に収められたものでもよく、プリンター1に外部接続されるものであってもよい。電源装置2とプリンター1の各部を接続する電源ライン上にはプリンター1の電源スイッチ3が設けられ、電源スイッチ3のオン/オフによりプリンター1への電源供給がオン/オフされる。
プリンター1の内部において、電源装置2から24ボルトの電源が供給される電源ライン50には、DC/DCコンバーター51が接続されている。DC/DCコンバーター51は、24ボルトの直流電源を変換して、例えば3.3ボルトの制御用の直流電源を生成し、プリンター1の各部に供給する。DC/DCコンバーター51の出力段に接続された電源ライン52は、CPU11のVcc端子に接続され、電源ライン52によりCPU11の電源が供給される。また、電源ライン52にはスイッチ41、42、43、44、45が、それぞれ接続されている。
Vcc端子に入力される電圧は、CPU11の仕様で定められた定格電圧(例えば、3.3V)とされる。また、Vccの電圧は、CPU11の仕様により許容される範囲が定められており、Vccの電圧が許容電圧の下限より低くなるとCPU11は動作を停止する。
スイッチ41〜45は、それぞれCPU11の制御により独立してオン/オフされる。スイッチ41は、温度センサー21への電源供給をオン/オフするスイッチであり、スイッチ42は、用紙センサー22への電源供給をオン/オフするスイッチである。スイッチ41、42は、電源ライン52から供給される電源により動作し、CPU11から入力される制御信号に従ってオンとオフを切り替えて、オン状態において、それぞれ温度センサー21および用紙センサー22に、電源ライン52から制御用の電源を供給する。
また、スイッチ43、44、45には電源ライン50が接続されている。スイッチ43、44、45は、それぞれ、電源ライン52から供給される制御用の電源により動作し、CPU11から入力される制御信号に従ってオン/オフされる。スイッチ43がオン状態のとき、電源ライン50からの24ボルトの電源がモータードライバー34に供給される。スイッチ44がオン状態のとき、電源ライン50からの24ボルトの電源がヘッドドライバー35に供給される。またスイッチ45がオンのとき、LED点灯部36にはLEDを点灯させる電源が供給される。従って、スイッチ43がオンの状態において、モータードライバー34は、CPU11の制御に従って搬送モーター31およびカッター駆動モーター32を駆動可能となる。同様に、スイッチ44がオンの状態で、ヘッドドライバー35は、CPU11の制御に従って印刷ヘッド33を駆動可能となる。また、スイッチ45がオンの状態で、LED点灯部36は、CPU11の制御に従ってLEDを点灯および点滅させることが可能となる。
図1に示すように、センサー群20の各部、周辺駆動部30の各部、およびスイッチ41〜45の各々は、CPU11の制御チャンネルCHにそれぞれ接続されており、CPU11から制御信号が入出力される。
このように、CPU11は、各制御チャンネルCHを介して制御信号を入出力することにより、センサー群20の各部を動作させて検出値を取得する機能、周辺駆動部30の各部を動作させてロール紙への印刷を制御する機能を実行する。また、CPU11は、制御チャンネルCHを介して制御信号を出力することにより、スイッチ41〜45のオン/オフを切り替えさせて、センサー群20の各部および周辺駆動部30の各部に対する電源供給をオン/オフする。
さらに、DC/DCコンバーター51の出力段に接続された電源ライン52には、キャパシター53が接続されている。キャパシター53は、例えばアルミ電解コンデンサーや積層セラミックコンデンサーを用いて構成され、電源ライン52から電源供給を受けるセンサー群20、周辺駆動部30およびスイッチ41〜45(これらを総称して負荷と呼ぶ)と並列に接続される。キャパシター53は、電源ライン52の電圧変動を低減させる平滑キャパシター(コンデンサー)として機能する。
また、DC/DCコンバーター51の入力段側、すなわち電源装置2から24ボルトの直流電源が供給される電源ライン50には、低電圧検出部55(検出手段)が接続されている。低電圧検出部55は、電源ライン50の電圧を検出し、検出した電圧が予め設定された閾値より低い電圧となった場合に、CPU11に検出信号を出力する。低電圧検出部55の検出信号はCPU11の割り込みチャンネルIRQに入力される。CPU11は、割り込みチャンネルIRQに入力される電圧が、例えばLowレベルからHighレベルに切り替わった場合に、割り込み入力を検出する。
なお、CPU11には複数の割り込みチャンネルIRQが設けられ、上述したインターフェイス部および操作パネルは、それぞれ、低電圧検出部55の検出信号とは別の割り込みチャンネルIRQに接続されている。
電源スイッチ3がオンからオフに切り替えられると、電源ライン50の電圧が低下するとともに、電源ライン52の電圧が低下する。電源スイッチ3がオフにされた直後は、電源ライン52の電圧はキャパシター53に蓄えられた電荷により定格電圧に近い値に保持される。つまり、電源ライン52の電圧は、キャパシター53の電荷が放電されるまでは低下しないため、電源スイッチ3がオフにされてから電源ライン52の電圧が低下してプリンター1の制御系が完全に停止するまで、ある程度の時間を要する。
例えば、プリンター1を操作するユーザーが、プリンター1の動作をリセットするために電源スイッチ3をいったんオフにして、再度オンにする操作を行うことがある。プリンター1では、制御回路10が停止し、電源スイッチ3がオンにされた後に初期化の動作を行うため、初期状態となる。ところが、ユーザーが電源スイッチ3をオフにして、キャパシター53の電荷の放電が進んでいない状態で電源スイッチ3がオンにされると、制御回路10が停止していない状態で再び電源ライン52の電圧が上昇してしまうことがある。このような場合、制御回路10は初期化の動作を行わないので、電源スイッチ3をオフにする前の動作状態が維持される。ユーザーが、プリンター1のエラーが発生し、このエラーを解消させるために電源スイッチ3のオフ−オンを行った場合には、制御回路10が初期化を行わなければ、ユーザーが期待した動作が実行されないことになってしまう。
そこで、プリンター1では、電源スイッチ3がオフにされた場合にキャパシター53の電荷を速やかに放電させるため、プリンター1の消費電力を増大させる制御を行う。
電源スイッチ3がオフにされると電源ライン50の電圧が低下し、低電圧検出部55が電圧低下を検出して検出信号をCPU11に出力する。
CPU11は、低電圧検出部55の検出信号に基づき、消費電力を増大させる制御を行う。この制御の内容は、例えば、プリンター1が通常動作中である場合、以下の(A1)〜(A5)の動作である。なお、(A1)〜(A5)の各動作の実行順は制限されない。
(A1)CPU11は、予め設定されたプログラムを実行して稼働率を高める。より好ましくは、CPU11の演算処理能力をフル稼働状態とする。
(A2)CPU11は、RAM12およびROM13にアクセスし、RAM12およびROM13における消費電力の増大を図る。
(A3)センサー群20の各センサー(本実施形態では温度センサー21、用紙センサー22)を動作させ、CPU11から各センサーにアクセスして検出値を取得する。これにより、各センサーの消費電力が最大となる。
(A4)CPU11は、スイッチ43、44をオフに切り替えて、モータードライバー34およびヘッドドライバー35への通電を遮断し、制御チャンネルCHを介してモータードライバー34およびヘッドドライバー35に対する制御信号を出力する。これにより、搬送モーター31、カッター駆動モーター32および印刷ヘッド33を動作させずに、CPU11の消費電力の増大を図る。
(A5)CPU11は、スイッチ45をオフに切り替えて、LED点灯部36への通電を遮断し、制御チャンネルCHを介してLED点灯部36に対する制御信号を出力する。これにより、LED点灯部36を点灯させずに、CPU11の消費電力の増大を図る。
また、プリンター1は、ホスト装置からのコマンドまたはデータの入力、および、操作パネルのスイッチの操作が行われない状態が、所定時間継続した場合、省電力状態(以下、スリープ状態という)に移行する。CPU11は、通常動作からスリープ状態に移行する際に、例えば、以下の(B1)〜(B5)の制御を行う。なお、(B1)〜(B5)の各動作の実行順は制限されない。
(B1)CPU11は、スイッチ41、42をオフにする。これにより、センサー群20の各センサーに対する電源供給が停止され、各センサーは停止する。
(B2)CPU11は、スイッチ43〜45をオフにする。これにより、周辺駆動部30の各部に対する電源供給が停止され、各部は停止する。
(B3)CPU11は、制御チャンネルCHからの制御信号の入出力を停止する。
(B4)CPU11は、RAM12に記憶されているデータの記憶状態を保持させる制御を行い、RAM12を停止させる。また、ROM13を停止させる。
(B5)CPU11は、割り込みチャンネルIRQからの入力検出機能をアクティブな状態に保持し、それ以外の機能を停止する。これにより、CPU11は、低電圧検出部55から入力される検出信号、インターフェイス部(図示略)から入力される信号、および、操作パネル(図示略)から入力される操作信号の入力を検出可能で、かつ、他の機能を実行しない状態となる。
プリンター1のスリープ状態において、CPU11に対し、低電圧検出部55から検出信号が入力されると、CPU11はこの割り込み入力を検出して、上述したように消費電力を増大させる制御を行う。この制御の内容は、例えば、以下の(C1)〜(C4)の動作である。なお、(C1)〜(C5)の各動作の実行順は制限されない。
(C1)CPU11は、RAM12およびROM13を起動し、RAM12およびROM13にアクセスする。これにより、RAM12およびROM13における消費電力の増大を図る。
(C2)CPU11は、予め設定されたプログラムを実行して稼働率を高める。より好ましくは、CPU11の演算処理能力をフル稼働状態とする。
(C3)スイッチ41、42をオンにして、センサー群20の各センサー(本実施形態では温度センサー21、用紙センサー22)を動作させ、CPU11から各センサーにアクセスして検出値を取得する。これにより、各センサーの消費電力が最大となる。
(C4)CPU11は、スイッチ43、44をオフにしたまま、制御チャンネルCHを介してモータードライバー34およびヘッドドライバー35に対する制御信号を出力する。これにより、搬送モーター31、カッター駆動モーター32および印刷ヘッド33を動作させずに、CPU11の消費電力を増大させる。
(C5)CPU11は、スイッチ45をオフにしたまま、制御チャンネルCHを介してLED点灯部36に対する制御信号を出力する。これにより、LED点灯部36のLEDを点灯させずに、CPU11の消費電力を増大させる。
図2は、プリンター1の動作を示すフローチャートであり、電源スイッチ3がオンにされてからプリンター1が通常動作し、スリープ状態に移行し、電源スイッチ3がオフにされた場合の一連の動作を示している。この図2を参照して、プリンター1がスリープ状態において、電源スイッチ3がオフにされた場合の動作の一例について説明する。
なお、図2では、CPU11に対する割り込みチャンネルIRQからの入力イベントをステップS18に示しているが、これは理解の便宜を図るためである。当然のことながら、割り込みチャンネルIRQの入力の発生および入力イベントの実行タイミングはフローチャートの順序に制限されない。
電源スイッチ3がオンにされると、電源装置2からプリンター1に対して電源が供給されて電源ライン50の電圧が上昇し、DC/DCコンバーター51から制御用の電源が供給される(ステップS11)。CPU11は、RAM12、ROM13およびスイッチ41〜45をオンにして、データバスを介してRAM12にアクセスしてRAM12を初期化するとともに、制御チャンネルCHから制御信号を出力し、各部を初期化する(ステップS12)。
その後、CPU11は、インターフェイス部(図示略)および操作パネル(図示略)からの入力に対する待機状態に移行し(ステップS13)、この待機状態を継続した時間のカウントを実行する。CPU11は、インターフェイス部(図示略)および操作パネル(図示略)からの入力があるまで待機状態を継続し、その間、カウントしている時間、すなわち待機状態の継続時間が予め設定されたスリープ移行時間に達したか否かを、所定時間毎に判定する(ステップS14)。ここで、インターフェイス部または操作パネルからの入力が発生した場合、CPU11は、入力されたコマンド、データまたは操作信号に対する処理を実行する。
待機状態の継続時間がスリープ移行時間に達するまでの間は(ステップS14;No)、CPU11は待機状態を継続する。一方、待機状態の継続時間がスリープ移行時間に達した場合(ステップS14;Yes)、CPU11は、スイッチ41〜45をオフに切り替えさせてセンサー群20および周辺駆動部30の各部への通電をオフにする(ステップS15)。さらに、CPU11は、RAM12に対して記憶状態を保持する処理を行った上でRAM12およびROM13を停止し(ステップS16)、割り込みチャンネルIRQからの入力のみを受付可能なスリープ状態に移行する(ステップS17)。
このスリープ状態において、割り込みチャンネルIRQに対するインターフェイス部または操作パネルからの入力が発生した場合、CPU11は、入力されたコマンド、データまたは操作信号に対する処理を実行し、ステップS12に戻る。
スリープ状態において、割り込みチャンネルIRQに対して低電圧検出部55の検出信号の入力が発生した場合(ステップS18)、CPU11は、RAM12およびROM13を動作させ、RAM12およびROM13へのアクセスを実行し、予め定められた演算処理を行ってフル稼働状態となる(ステップS19)。さらに、CPU11は、スイッチ41、42をオンに切り替えてセンサー群20の各センサーを動作させ、検出状態を取得する(ステップS20)。このステップS20で、CPU11は、モータードライバー34、ヘッドドライバー35、およびLED点灯部36に対して制御チャンネルCHを介して制御信号を出力してもよい。
その後、制御回路10の消費電力量の増大により、キャパシター53の電荷が放電されて、電源ライン52の電圧がCPU11のVccの下限を下回ると、CPU11を含む各部が動作を停止して、プリンター1が停止する(ステップS21)。
図3は、電源スイッチ3がオフにされた場合の電源ライン50、52の電圧の変化を示す図表である。
図中、(1)は電源ライン50の電圧を示し、(2)は電源ライン52の電圧を示す。また、(3)および(4)は比較例として、CPU11が低電圧検出部55の検出信号に対応する動作を行わない場合の電圧の変化を示し、(3)は電源ライン50の電圧を示し、(4)は電源ライン52の電圧を示す。
まず、CPU11が低電圧検出部55の検出信号に対応した上記動作を行わない場合について説明する。時刻t1で電源スイッチ3がオフにされると、(3)に示すように電源ライン50の電圧は徐々に低下し、時刻t4でVcc(例えば、3.3V)まで低下する。電源ライン50の電圧がVccより低くなると、電源ライン52の電圧(4)もVccの定格より低くなり、CPU11の停止、すなわちプリンター1の動作停止を招く。
キャパシター53のような平滑コンデンサーの容量は、周辺駆動部30等の負荷の消費電力量に比べて十分な容量とする必要があり、一般的に大容量のものが採用される。時刻t4までの時間は、プリンター1の消費電力とキャパシター53の容量により決定される。このため、プリンター1がスリープ状態であれば、プリンター1の消費電力量が小さいことから、電源ライン52の電圧が十分に低下してCPU11が動作を停止するまでの時間(時刻t1からt4まで)は長く、例えば数十秒に達する可能性がある。
これに対し、時刻t1で電源スイッチ3がオフにされた後、CPU11が低電圧検出部55の検出信号に対応した動作を行うと、時刻t2で制御回路10及びセンサー群20の消費電力量が増大することで、図3の(1)に示すように、電源ライン50の電圧はより速やかに低下する。詳細には、時刻t2で制御回路10の消費電力量が増大した後、さらに、CPU11がセンサー群20を駆動することで、電源ライン50の電圧の低下速度は一段階速くなっている。そして、電源ライン50の電圧は速やかにVccに達し、時刻t3で電源ライン52が低下しはじめ、プリンター1が停止する。このように、本発明によれば、プリンター1がスリープ状態であっても、速やかにキャパシター53の電荷を放電させてプリンター1を完全に停止させることができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態に係るプリンター1は、キャパシター53を有し、キャパシター53を介して電源装置2の供給を受けて動作する制御回路10と、電源装置2がオフに切り替えられたことを検出する低電圧検出部55と、低電圧検出部55により電源装置2がオフに切り替えられたことが検出された場合に、制御回路10の消費電力を増大させる制御部としてのCPU11と、を備え、電源装置2がオフにされた場合に、制御回路10の消費電力を増大させることによりキャパシター53に蓄えられた電荷を放電するので、制御回路10の電源装置2電圧を速やかに低下させてプリンター1を完全に停止させることができる。また、各種モーターを備える周辺駆動部30を動作させず、電源装置2がオフされた後に動作音等を発することなく静かにキャパシター53の電荷を放電させる。また、LED点灯部36も点灯しないため、ユーザーには電源スイッチ3のオフ後にプリンター1が動作したことを気づかれにくい。このため、電源スイッチ3をオフする操作を行ったユーザーに違和感を抱かせないという利点がある。
また、制御回路10は、CPU11と、周辺駆動部30とを備え、CPU11は、電源スイッチ3がオフに切り替えられ、低電圧検出部55の検出信号が入力された場合に、CPU11の動作により制御回路10の消費電力を増大させるので、周辺駆動部30のモーター等を動作させることなく静かにキャパシター53の電荷を放電させ、速やかにプリンター1を停止させることができる。
また、低電圧検出部55は、電源ライン50の電圧低下を検出して検出信号を出力し、CPU11に対して低電圧検出部55の検出信号が割り込み信号として入力されるので、CPU11は割り込み信号に応答可能な状態であればよい。すなわち、電源装置2がオフにされた場合にCPU11が一部の機能を停止させていてもよいので、プリンター1がスリープ状態であっても、電源スイッチ3のオフ操作が行われた場合に、周辺駆動部30を動作させることなく速やかにプリンター1を停止させることができる。
なお、上述した実施形態は本発明を適用した具体例を示したものに過ぎず、本発明の具体的態様は上記実施形態に制限されない。例えば、本発明の電子機器はプリンター1に限定されず、電源と、この電源に接続されたキャパシターとを備えた機器であれば制限なく本発明を適用できる。また、プリンター1は、サーマル式の印刷装置に限らず、インクジェット式、ドットインパクト式、レーザー式、熱転写式、熱昇華式等の各種の印刷装置とすることができる。この場合、周辺駆動部30は、搬送モーター31、カッター駆動モーター32および印刷ヘッド33の他にも各種モーター等を備えた構成とすることができ、モーターを含む駆動部の構成に合わせて、モータードライバー34およびヘッドドライバー35の構成も適宜変更可能である。同様に、センサー群20が備えるセンサーについても、紙幅センサー、キャリッジ位置センサー(ロータリーエンコーダー等を含む)等を含めることができ、具体的な構成は任意に変更できる。
また、上記実施形態のCPU11として、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)を用いてもよく、制御回路10の具体的態様についても任意に変更できる。
さらに、プリンター1に対して電源装置2が供給する電源電圧、プリンター1がDC/DCコンバーター51により生成する電源電圧やその他の仕様についても任意であるし、CPU11にキャパシター接続端子が設けられ、このキャパシター接続端子にキャパシター53と同様のキャパシターが接続された構成に、本発明を適用し、当該キャパシターに蓄えられた電荷を速やかに放電させることも可能である。つまり、本発明の電子機器が備えるキャパシターは、電源ラインに直接接続されたものに限定されず、プロセッサー(CPU11を含む)の内部回路を介して電源に接続され、当該電源の電圧低下時に電圧を上昇させる機能を有するものであればよい。
その他、上記実施形態における細部構成は任意に変更可能である。
1…プリンター(電子機器)、2…電源装置、3…電源スイッチ、10…制御回路(回路部)、11…CPU(制御部)、20…センサー群、30…周辺駆動部(周辺回路)、41〜45…スイッチ、50…電源ライン、51…DC/DCコンバーター、52…電源ライン、53…キャパシター、55…低電圧検出部(検出手段)。

Claims (3)

  1. 印刷ヘッドと、
    前記印刷ヘッドを駆動する周辺回路と、
    前記周辺回路を制御する制御部と、
    電力を供給する電源ラインと、
    前記電源ラインに接続されたキャパシターと、
    前記電源ラインにおける電力低下を検出して検出信号を生成し、前記制御部に対して割込み信号として出力する検出部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記キャパシターを介して前記電源ラインから電力の供給を受けて動作し、
    前記検出部から入力される割り込み信号を検出可能とする一方、他の処理を停止するスリープ状態に移行可能であり、前記スリープ状態において前記検出部から前記割り込み信号が入力された場合は前記スリープ状態から復帰して、前記周辺回路を動作させずに前記制御部の消費電力を増大させるように制御することを特徴とするプリンター。
  2. 前記制御部はCPUとメモリーを備え、前記検出部から前記割り込み信号が入力された場合に、少なくとも、前記CPUによる演算処理、又は前記メモリーへのアクセス、前記検出部へのアクセス、のいずれかを実行することにより、前記制御部の消費電力を増大させることを特徴とする請求項1記載のプリンター。
  3. 印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドを駆動する周辺回路と、前記周辺回路を制御する制御部と、電力を供給する電源ラインと、前記電源ラインに接続されたキャパシターと、前記電源ラインにおける電力低下を検出して検出信号を生成し、前記制御部に対して割込み信号として出力する検出部と、を備えるプリンターの制御方法であって、
    前記キャパシターを介して前記電源ラインラインから電力を供給し、前記制御部が前記検出部から入力される割り込み信号を検出可能とする一方、他の処理を停止するスリープ状態において、前記検出部から前記割り込み信号が入力された場合には前記スリープ状態から復帰して、前記周辺回路を動作させずに前記制御部の消費電力を増大させること、
    を特徴とするプリンターの制御方法。
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