JP6669108B2 - 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 - Google Patents

印刷装置、及び、印刷装置の制御方法 Download PDF

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Description

本明細書は、印刷装置、及び、印刷装置の制御方法に関する。
従来から、サーマルプリンタの分野では可変分割印刷技術が知られている。可変分割印刷技術は、1印刷ラインの印刷で通電すべき発熱素子の数が所定数を超えるとき、1印刷ラインを複数のブロックに分けてブロック毎に時分割で印刷する分割印刷を行い、1印刷ラインの印刷で通電すべき発熱素子の数が所定数を超えないときは、1印刷ラインを一括して一度に印刷する一括印刷を行う技術である。この可変分割印刷技術を用いることで、ACアダプタの電源容量に起因する制限を回避することができる。
その一方で、1印刷ラインに対して分割印刷を行うと、一括印刷を行う場合に比べて、1印刷ラインの印刷に要する時間が増加して印刷速度が低下してしまう。このため、大容量のコンデンサを用いてACアダプタの電源容量以上の電力を必要とする電流を流すことが可能な高速印刷に対応したサーマルプリンタも提案されている。そのような技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開平5−77526号公報
しかしながら、大容量のコンデンサを用いるとコンデンサに電圧を印加した際に比較的大きな電流値の突入電流が発生してしまう。以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、大きな電流値の突入電流の発生を抑制しながら高速印刷を実現する技術を提供することである。
本発明の一態様に係る印刷装置は、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路と、コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、前記ヘッド駆動回路と前記モータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記モータの駆動を開始するときに、前記コンデンサへの電流の供給と遮断を交互に切り替えるように前記第1のスイッチング回路を制御し、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させるように制御する。
本発明の別の態様に係る印刷装置は、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路と、コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、前記ヘッド駆動回路と前記モータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、制御回路と、前記モータ駆動回路と前記第1のスイッチング回路の両方と前記ヘッド駆動回路との間に配置された第2のスイッチング回路と、を備え、前記制御回路は、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させるように制御する。
本発明の一態様に係る制御方法は、印刷装置の制御方法であって、前記印刷装置は、コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路とへ電力を供給する電源回路を備え、前記モータの駆動を開始するときに、前記コンデンサへの電流の供給と遮断を交互に切り替えるように前記第1のスイッチング回路を制御し、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させる。
本発明の別の態様に係る制御方法は、印刷装置の制御方法であって、前記印刷装置は、コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、前記モータ駆動回路と前記第1のスイッチング回路の両方と前記ヘッド駆動回路との間に配置された第2のスイッチング回路と、を備え、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させる。
上記の態様によれば、比較的大きな電流値の突入電流の発生を抑制しながら高速印刷を実現することができる。
印刷装置1の斜視図である。 印刷装置1に収納されるテープカセット30の斜視図である。 印刷装置1のカセット収納部19の斜視図である。 印刷装置1の断面図である。 印刷装置1のハードウェア構成を示したブロック図である。 印刷装置1に設けられた電源回路40の構成を示したブロック図である。 モータ駆動制御処理のフローチャートである。 コンデンサ44に蓄えられた電荷量とMOS−FET43aのゲート電圧を示すタイミングチャートである。 サーマルヘッド駆動制御処理のフローチャートである。 異常検知用タイマー割り込み処理のフローチャートである。 積算電力算出用タイマー割り込み処理のフローチャートである。 印刷装置1aに設けられた電源回路40の構成を示したブロック図である。 印刷装置1bに設けられた電源回路40aの構成を示したブロック図である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。印刷装置1は、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを備える印刷装置であり、例えば、長尺状の被印刷媒体Mに、シングルパス方式で印刷を行うラベルプリンタである。以降では、インクリボンを使用する熱転写方式のラベルプリンタを例にして説明するが、印刷方式は特に限定されない。例えば、感熱紙を使用する感熱方式であってもよい。被印刷媒体Mは、例えば、接着層を有する基材と、接着層を覆うように剥離可能に基材に貼付された剥離紙と、を有するテープ部材である。被印刷媒体Mは、離型紙なしのテープ部材であってもよい。
印刷装置1は、図1に示すように、装置筐体2と、入力部3と、表示部4と、開閉蓋18と、カセット収納部19を備える。装置筐体2の上面には、入力部3、表示部4、及び開閉蓋18が配置されている。また、図示しないが、装置筐体2には、電源コード接続端子、外部機器接続端子、記憶媒体挿入口等が設けられている。
入力部3は、入力キー、十字キー、変換キー、決定キーなどの種々のキーを備える。表示部4は、例えば液晶表示パネルであり、入力部3からの入力に対応する文字等、各種設定のための選択メニュー、各種処理に関するメッセージ等を表示する。また、印刷中には、被印刷媒体Mへの印刷が指示された文字や図形等の内容(以降、印刷内容と記す)が表示され、印刷処理の進捗状況が表示されてもよい。なお、表示部4にはタッチパネルユニットが設けられていてもよく、その場合、表示部4を入力部3の一部として看做してもよい。また、表示部4は、印刷装置1の異常が検知されたときに所定のメッセージを表示して、印刷装置1の異常を利用者に報知してもよい。即ち、表示部4は、印刷装置1の異常を報知する報知部である。
開閉蓋18は、カセット収納部19の上部に開閉可能に配置されている。開閉蓋18は、ボタン18aを押下されることにより開放される。開閉蓋18には、この開閉蓋18が閉じた状態でもカセット収納部19にテープカセット30(図2参照)が収納されているか否かを目視で確認可能とするために、窓18bが形成されている。また、装置筐体2の側面には、排出口2aが形成されている。印刷装置1内で印刷が行われた被印刷媒体Mは、排出口2aから装置外へ排出される。
図2は、印刷装置1に収納されるテープカセット30の斜視図である。図3は、印刷装置1のカセット収納部19の斜視図である。図4は、印刷装置1の断面図である。図2に示すテープカセット30は、図3に示すカセット収納部19に着脱自在に収納される。図4には、テープカセット30がカセット収納部19に収納された状態が示されている。
テープカセット30は、図2に示すように、サーマルヘッド被挿入部36及び係合部37が形成された、被印刷媒体MとインクリボンRを収容するカセットケース31を有する。カセットケース31には、テープコア32とインクリボン供給コア34とインクリボン巻取りコア35が設けられている。被印刷媒体Mは、カセットケース31内部のテープコア32にロール状に巻かれている。また、熱転写用のインクリボンRは、その先端がインクリボン巻取りコア35に巻きつけられた状態で、カセットケース31内部のインクリボン供給コア34にロール状に巻かれている。
装置筐体2のカセット収納部19には、図3に示すように、テープカセット30を所定の位置で支持するための複数のカセット受け部20が設けられている。また、カセット受け部20には、テープカセット30が収容するテープ(被印刷媒体M)の幅を検出するためのテープ幅検出スイッチ24が設けられている。テープ幅検出スイッチ24は、カセットの形状に基づいて被印刷媒体Mの幅を検出する幅検出部である。
カセット収納部19には、さらに、複数の発熱素子を有し、被印刷媒体Mに印刷を行うサーマルヘッド10と、被印刷媒体Mを搬送する搬送部であるプラテンローラ21と、テープコア係合軸22と、インクリボン巻取り駆動軸23が設けられている。さらに、サーマルヘッド10には、サーミスタ13が埋め込まれている。サーミスタ13は、サーマルヘッド10の温度を測定するヘッド温度測定部である。
テープカセット30がカセット収納部19に収納された状態では、図4に示すように、カセットケース31に設けられた係合部37がカセット収納部19に設けられたカセット受け部20に支持されて、サーマルヘッド10がカセットケース31に形成されたサーマルヘッド被挿入部36に挿入される。また、テープコア係合軸22には、テープカセット30のテープコア32が係合し、さらに、インクリボン巻取り駆動軸23には、インクリボン巻取りコア35が係合する。
印刷装置1に印刷指示が入力されると、被印刷媒体Mは、プラテンローラ21の回転によりテープコア32から繰り出される。この際、インクリボン巻取り駆動軸23がプラテンローラ21に同調して回転することで、被印刷媒体MとともにインクリボンRがインクリボン供給コア34から繰り出される。これにより、被印刷媒体MとインクリボンRは重なった状態で搬送される。そして、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過する際にインクリボンRがサーマルヘッド10によって加熱されることで、インクが被印刷媒体Mに転写され、印刷が行われる。
サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した使用済みのインクリボンRは、インクリボン巻取りコア35に巻き取られる。一方、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した印刷済みの被印刷媒体Mは、ハーフカット機構16及びフルカット機構17で切断され、排出口2aから排出される。
図5は、印刷装置1のハードウェア構成を示したブロック図である。印刷装置1は、上述の入力部3、表示部4、サーマルヘッド10、サーミスタ13、ハーフカット機構16、フルカット機構17、プラテンローラ21、テープ幅検出スイッチ24に加えて、制御装置5、ROM(Read Only Memory)6、RAM(Random Access Memory)7、表示部駆動回路8、ヘッド駆動回路9、搬送用モータ駆動回路11、ステッピングモータ12、カッターモータ駆動回路14、カッターモータ15、及び、電源回路40を備える。なお、少なくとも制御装置5、ROM6、及びRAM7は、印刷装置1のコンピュータを構成する。
制御装置5は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ5aを含む。制御装置5は、ROM6に記憶されているプログラムをRAM7に展開し実行することで、印刷装置1の各部の動作を制御する。
制御装置5は、例えば、ストローブ信号と印刷データと対策データをヘッド駆動回路9へ供給し、ヘッド駆動回路9を介してサーマルヘッド10を制御する。また、制御装置5は、モータ駆動回路(搬送用モータ駆動回路11、カッターモータ駆動回路14)を介してモータ(ステッピングモータ12、カッターモータ15)を制御する。
ROM6は、被印刷媒体Mに印刷を行う印刷プログラム、印刷プログラムの実行に必要な各種データ(例えば、フォント等)を記憶する。ROM6は、制御装置5によって読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。RAM7は、印刷内容のパターンを示すデータ(以降、印刷データと記す)を記憶する印刷データ記憶部を含む。さらに、RAM7は、表示データを記憶する表示データ記憶部を含む。
表示部駆動回路8は、RAM7に記憶された表示データに基づいて表示部4を制御する。表示部4は、表示部駆動回路8の制御下で、例えば、印刷処理の進捗状況が認識可能な態様で印刷内容を表示してもよい。
ヘッド駆動回路9は、制御装置5から供給されたストローブ信号と印刷データに基づいてサーマルヘッド10を駆動するヘッド駆動部である。より詳細には、ストローブ信号がONである通電期間中に、印刷データに基づいて複数の発熱素子10aに対して電流の通電又は非通電を制御する。
サーマルヘッド10は、主走査方向に配列された複数の発熱素子10aを有する印刷ヘッドである。ヘッド駆動回路9が、制御装置5から供給されたストローブ信号の通電期間中に、印刷データに応じて発熱素子10aへ電流を選択的に流すことで、発熱素子10aが発熱してインクリボンRを加熱する。これにより、サーマルヘッド10は、熱転写により被印刷媒体Mに1ラインずつ印刷を行う。即ち、印刷装置1は、サーマルラインプリンタである。
搬送用モータ駆動回路11は、ステッピングモータ12を駆動する。ステッピングモータ12は、プラテンローラ21を回転させる。プラテンローラ21は、ステッピングモータ12の動力によって回転し、被印刷媒体Mの長手方向(副走査方向)に被印刷媒体Mを搬送する搬送部である。
カッターモータ駆動回路14は、カッターモータ15を駆動する。ハーフカット機構16及びフルカット機構17は、カッターモータ15の動力によって動作し、被印刷媒体Mをハーフカット又はフルカットする。フルカットとは、被印刷媒体Mの基材を剥離紙とともに幅方向に沿って切断する動作のことであり、ハーフカットは、基材のみを幅方向に沿って切断する動作のことである。
電源回路40は、ACアダプタ50からの直流電圧(例えば、24V)から出力電圧を生成し、印刷装置1の各部に電力を供給する。
図6は、印刷装置1に設けられた電源回路40の構成を示したブロック図である。なお、図6では、電源回路40から制御装置5、ヘッド駆動回路9、及び、搬送用モータ駆動回路11へ電力を供給する例が示されているが、電源回路40は、他の駆動回路へ電力を供給してもよい。
電源回路40は、図6に示すように、ヒューズ41、DCDCコンバータ42、スイッチング回路43、コンデンサ44、スイッチング回路45、及び、オペアンプ46を備えている。
DCDCコンバータ42は、ヒューズ41を介して入力されたACアダプタ50からの出力電圧を降圧し、制御装置5に供給する。
スイッチング回路43は、MOS−FET43aとトランジスタ43bを含む第1のスイッチング回路であり、制御装置5から制御信号C1が供給される。半導体スイッチング素子(MOS−FET43a、トランジスタ43b)を含むことで、スイッチング回路43は高速なスイッチングが可能である。スイッチング回路43は、主に、コンデンサ44への比較的大きな電流値の突入電流の発生を抑制するために、制御装置5によって制御される。
コンデンサ44は、電解コンデンサであり、主に、ACアダプタの電源容量以上の電力を要する電流を流すために、実装される。コンデンサ44の容量は、大容量であり、例えば、4700μFである。コンデンサ44は、搬送用モータ駆動回路11とヘッド駆動回路9の両方とスイッチング回路43との間に配置されることが望ましい。このように配置することで、コンデンサ44に蓄えられた電荷を印刷処理終了後に確実に放電することができる。
スイッチング回路45は、MOS−FET45aとトランジスタ45bを含む第2のスイッチング回路であり、制御装置5から制御信号C2が供給される。半導体スイッチング素子(MOS−FET45a、トランジスタ45b)を含むことで、スイッチング回路45は高速なスイッチングが可能である。スイッチング回路45は、主に、サーマルヘッド10を使用しないときに、サーマルヘッド10(ヘッド駆動回路9)へ電圧を印加することを避けるために設けられる。スイッチング回路45は、搬送用モータ駆動回路11とスイッチング回路43の両方とヘッド駆動回路9との間に配置されることが望ましい。このように配置することで、搬送用モータ駆動回路11よりも大きな電流が流れて、例えばそれによるノイズが発生し得るヘッド駆動回路9から搬送用モータ駆動回路11へのノイズの伝搬を抑制することができる。このため、ノイズに起因するステッピングモータ12の脱調を回避することができる。
オペアンプ46は、スイッチング回路43(より詳細には、ソース・ドレイン間)で生じる電圧降下を増幅するための増幅回路である。オペアンプ46は、主に、スイッチング回路43に流れる電流を測定するために設けられる。オペアンプ46からの出力は、制御装置5に入力される。
制御装置5は、以上のように構成された電源回路40を制御して、ステッピングモータ12及びサーマルヘッド10の動作を制御する。
制御装置5は、例えば、ステッピングモータ12の駆動を開始するときに、比較的大きな電流値の突入電流の発生を抑制するため、コンデンサ44への電流の供給と遮断を交互に切り替えるようにスイッチング回路43を制御する。
具体的には、制御装置5がスイッチング回路43に対する制御信号C1のレベルをHレベルに変更してトランジスタ43bのベースに電流を流す。これによりトランジスタ43bがONになり、トランジスタ43bのコレクタに電流が流れる。これにより、MOS−FET43aのゲート・ソース間に閾値を越える電圧が印加され、MOS−FET43aがONになる。その結果、コンデンサ44へ電流が供給される。また、制御装置5が制御信号C1のレベルをLレベルに変更すると、トランジスタ43bがOFFになる。これにより、MOS−FET43aのゲート・ソース間が同電位となり、MOS−FET43aがOFFになる。その結果、コンデンサ44への電流の供給が遮断される。制御装置5は、制御信号C1のレベルをHレベルとLレベルの間で切り替えるパルス変調制御を行うことで、ステッピングモータ12の駆動を開始するときにコンデンサ44へ比較的大きな電流値の突入電流が流れることを抑制して、装置の誤動作等を回避することができる。なお、制御装置5が行うパルス変調制御は、例えば、PWM制御である。
制御装置5は、例えば、印刷装置1の動作を停止させる操作が行われてステッピングモータ12の駆動を停止させるときに、搬送用モータ駆動回路11の動作モードをブレーキモードに変更してコンデンサ44に充電されている電荷を搬送用モータ駆動回路11からステッピングモータ12を介して放電させるようにしてもよい。
具体的には、制御装置5は、印刷装置1の動作を停止させる操作が行われたとき、まず、制御信号C1のレベルをLレベルに変更して、トランジスタ43b及びMOS−FET43aをOFFにする。これによりコンデンサ44は充電が停止された状態となる。その後、制御装置5は、搬送用モータ駆動回路11の動作モードをブレーキモードに変更し、ステッピングモータ12を通電状態で停止させる。これにより、コンデンサ44から搬送用モータ駆動回路11を介してステッピングモータ12へ電流が流れるため、コンデンサ44に充電された電荷を放電することができる。
制御装置5は、例えば、サーマルヘッド10の駆動に合わせてスイッチング回路45を制御してもよい。
具体的には、制御装置5は、スイッチング回路43のMOS−FET43aがONであるステッピングモータ12の駆動期間中に、サーマルヘッド10の駆動タイミングに合わせてスイッチング回路45のON/OFF制御を行うことで、サーマルヘッド10へ不必要に電圧が印加されることを防止することができる。これにより、サーマルヘッド10の故障を回避し、サーマルヘッド10の寿命を延ばすことができる。
さらに、制御装置5は、オペアンプ46からの出力信号に基づいて印刷装置1を監視してもよい。
制御装置5は、例えば、オペアンプ46からの出力信号に基づいて印刷装置1の異常を検知してもよく、異常を検知したときに、報知部に印刷装置1の異常を報知させてもよい。
具体的には、制御装置5は、オペアンプ46からの出力信号(電圧値)とスイッチング回路43のMOS−FET43aのソース・ドレイン間の抵抗値とに基づいて、スイッチング回路43に流れるドレイン電流値を算出する。なお、スイッチング回路43の温度が測定可能であれば、制御装置5は、更に、電圧値とスイッチング回路43の抵抗値と測定温度とに基づいて、ドレイン電流値を算出してもよい。そして、制御装置5は、ドレイン電流値が過度に大きい場合には、短絡などによる装置の故障が疑われるため、印刷装置1が異常な状態であると判断し、印刷装置1の異常を検知する。その後、制御装置5は、報知部である表示部4に例えば所定のメッセージを表示させて、利用者に印刷装置1の異常を報知する。これにより、利用者が印刷装置1の異常を把握することができる。
制御装置5は、例えば、オペアンプ46からの出力信号に基づいて電源回路40に供給された電力の積算値を積算電力量として算出してもよく、積算電力量に基づいて推定される印刷装置1の状態に応じて印刷装置1の動作を制御しても良い。
具体的には、制御装置5は、オペアンプ46からの出力信号(電圧値)に基づいて算出される電流値とACアダプタ50からの出力電圧値と経過時間とに基づいて、単位時間当たりの電力量を算出し、電力量についての算出時間間隔を考慮して積算電力量を算出する。そして、制御装置5は、積算電力量に基づいて、例えばサーマルヘッド10の温度を推定し、推定した温度に応じて例えば印刷処理を一時停止したり中止したりする。これにより、印刷装置1の故障を未然に防いだり、寿命を延ばしたりすることができる。
図7は、モータ駆動制御処理のフローチャートである。図8は、コンデンサ44に蓄えられている電荷量とMOS−FET43aのゲート電圧を示すタイミングチャートである。以下、図6から図8を参照しながら、制御装置5が行うモータ駆動制御処理について具体的に説明する。
制御装置5は、印刷データが入力されて印刷開始が指示されると、モータの駆動開始が指示されたと判断し(ステップS101YES)、まず、制御装置5に設けられたカウンタをリセットする(ステップS102)。
次に、制御装置5は、制御信号C1のレベルをHレベルに変更してMOS−FET43aをONにし(ステップS103)、所定時間待機する(ステップS104)。さらに、制御装置5は、制御信号C1のレベルをLレベルに変更してMOS−FET43aをOFFにして(ステップS105)、再び所定時間待機する(ステップS106)。なお、ステップS104における所定時間とステップS106における所定時間は同じであっても異なっていてもよい。
その後、制御装置5は、ステップS102でリセットしたカウンタの値(以降、カウンタ値と記す)をインクリメントし(ステップS107)、カウンタ値が所定値Nに達した否かを判定する(ステップS108)。
制御装置5は、カウンタ値が所定値Nに達していない場合には(ステップS108NO)、カウンタ値が所定値Nになるまで、ステップS103からステップS108の処理を繰り返す。これにより、図8の時刻t1から時刻t2に示すように、MOS−FET43aのゲートに一定周波数でパルス電圧が印加され、コンデンサ44に電荷が徐々に充電される。このため、コンデンサ44へ比較的大きな電流値の突入電流が流れることが抑制される。
そして、制御装置5は、カウンタ値が所定値Nに達すると(ステップS108YES)、MOS−FET43aをONにする(ステップS109)。これにより、図8の時刻t2から時刻t3に示すように、モータの駆動停止指示が入力されるまで、MOS−FET43aのON状態が維持され、モータへの電力供給が継続される。
制御装置5は、印刷装置1の動作を停止させる操作が行われてモータの駆動を停止させるときには(ステップS110YES)、まず、MOS−FET43aをOFFにして(ステップS111)、ACアダプタ50からの電力供給を停止する。
その後、制御装置5は、搬送用モータ駆動回路11の動作モードをブレーキモードに変更する(ステップS112)。これにより、搬送用モータ駆動回路11がステッピングモータ12を制動し、ステッピングモータ12の駆動が停止する。その後、制御装置5は、所定時間待機する(ステップS113)。この間、ステッピングモータ12は、自己保持力が発生するように通電されているため、コンデンサ44から搬送用モータ駆動回路11を介してステッピングモータ12へ電流が流れ、コンデンサ44に充電されていた電荷が搬送用モータ駆動回路11を介してステッピングモータ12へ流れて放電される。これにより、印刷処理が終了しモータの駆動を停止した後に、コンデンサ44に蓄えられていた電荷を確実に放電させることができる。
図9は、サーマルヘッド駆動制御処理のフローチャートである。以下、図6、図8及び図9を参照しながら、制御装置5が行うサーマルヘッド駆動制御処理について具体的に説明する。
制御装置5は、サーマルヘッド10の駆動開始が指示されると(ステップS201YES)、モータの駆動が開始されているか否かを判定する(ステップS202)。具体的には、制御装置5は、図7に示すステップS101からステップS109の処理が終了し、ステッピングモータ12に対して連続通電中であるか否かを判定する。即ち、ステップS202では、図8に示す時刻t2以降の状態か否かが判定される。
その後、制御装置5は、駆動開始済みであると判断すると、制御信号C2のレベルをHレベルに変更してMOS−FET45aをONにする(ステップS203)。これにより、サーマルヘッド10へ電力が供給されるため、印刷データに応じて発熱素子10aを選択的に加熱することができる。また、モータの駆動開始済みを確認してからサーマルヘッド10への電力供給が開始されるため、サーマルヘッド10へ電力供給時にはコンデンサ44は充電済みの状態になっている。このため、印刷データに基づいて選択された発熱素子10aの数が多く、ACアダプタの電源容量以上の電流がサーマルヘッド10で必要とされる場合であっても、コンデンサ44からの電荷の放電を利用することで必要な電流をサーマルヘッド10へ供給することができる。これにより、電流を制限するために分割印刷を行うことがないため、高速に印刷を行うことができる。図8において時刻t2からt3の間の放電と記した期間は、上記のサーマルヘッド10への電力供給時にコンデンサ44からの電荷の放電が利用されている期間を示している。このとき、コンデンサ44からの電荷の放電が行われるために一時的にコンデンサ44に充電されている電荷量が減少することになるが、このときMOS−FET43aは継続してONになっているため、コンデンサ44は常に充電が行われている状態である。このため、コンデンサ44からの電荷の放電が行われても、充電によって電荷がすぐに補われることになり、コンデンサ44の電荷量は、実際にはほぼ一定の状態に保たれることになる。図8では、上記の動作の説明のため、コンデンサ44の電荷量の変化をやや誇張して示している。
また、制御装置5は、サーマルヘッド10の駆動を停止させるときには(ステップS204YES)、MOS−FET45aをOFFにし(ステップS205)、サーマルヘッド10への電力の供給を停止する。これにより、ステッピングモータ12とサーマルヘッド10で電源回路40を共有しているにも関わらず、サーマルヘッド10を使用しない期間中、ステッピングモータ12への電力供給を停止することなくサーマルヘッド10への電力供給を停止することができる。このため、サーマルヘッド10へ不必要に電圧が印加されることを防止することが可能であり、サーマルヘッド10の故障を回避し、サーマルヘッド10の寿命を延ばすことができる。
図10は、異常検知用タイマー割り込み処理のフローチャートである。以下、図6及び図10を参照しながら、制御装置5が行う異常検知用タイマー割り込み処理について具体的に説明する。なお、異常検知用タイマー割り込み処理は、例えば、予め決められた一定時間間隔毎に発生するように設定されている。また、異常検知用タイマー割り込み処理は、図8に示す時刻t2以降の連続通電期間中に発生するように設定されていることが望ましい。
制御装置5は、異常検知用タイマー割り込み処理を開始すると、まず、MOS−FET43aのドレイン電流値を算出する(ステップS301)。ここでは、制御装置5は、オペアンプ46からの出力であるMOS−FET43aのドレイン・ソース間の電圧値VDSをMOS−FET43aのドレイン・ソース間の抵抗値RDSで割ることで、ドレイン電流値IDSを算出する。なお、抵抗値RDSには、例えば、基準温度下での抵抗値が用いられる。また、MOS−FET43aの温度が測定できる場合には、測定された温度下での抵抗値が用いられてもよい。
ドレイン電流値が算出されると、制御装置5は、算出されたドレイン電流値が規定された範囲内か否かを判定する(ステップS302)。電流値の規定された範囲は、少なくとも印刷処理を停止すべき異常な電流値を含まないように設定されている。
ドレイン電流値が規定された範囲内であれば(ステップS302YES)、制御装置5は、そのまま異常検知用タイマー割り込み処理を終了する。一方、ドレイン電流値が規定された範囲外であれば(ステップS302NO)、制御装置5は、MOS−FET43aをOFFにする(ステップS303)。これにより、例えば、短絡等により非常に大きな電流が流れたときに、ヘッド駆動回路9及び搬送用モータ駆動回路11への電力供給が素早く停止されるため、例えば、ヒューズが溶解する前に印刷処理を停止することができる。
その後、制御装置5は、報知部を制御して利用者に印刷装置1の異常を報知し(ステップS304)、異常検知用タイマー割り込み処理を終了する。これにより、利用者が印刷装置1の異常を把握することができる。
図11は、積算電力算出用タイマー割り込み処理のフローチャートである。以下、図6及び図11を参照しながら、制御装置5が行う積算電力算出用タイマー割り込み処理について具体的に説明する。なお、積算電力算出用タイマー割り込み処理は、例えば、予め決められた一定時間間隔毎に発生するように設定されている。
制御装置5は、積算電力算出用タイマー割り込み処理を開始すると、まず、MOS−FET43aのドレイン電流値を算出する(ステップS401)。この処理は、図10に示すステップS301の処理と同様である。
その後、制御装置5は、算出したドレイン電流値に基づいて積算電力量を算出し更新する(ステップS402)。ここでは、制御装置5は、例えば、ステップS401で算出したドレイン電流値IDSとACアダプタ50からの出力電圧値V1と割り込み処理の発生時間間隔T1に基づいて、前回の割り込み処理以降に消費された電力量W1(=IDS×V1×T1)を算出する。そして、算出された電力量W1を積算電力量WSに加算して、積算電力量WS(=WS+W1)を更新する。これにより、印刷装置1の状態を推定することができる。例えば、積算電力量に基づいてサーマルヘッド10の温度を推定し、推定した温度に応じて印刷処理を一時停止したり、中止したりしてもよい。その場合、印刷装置1の故障を未然に防ぐことができる。
本実施形態に係る印刷装置1によれば、サーマルヘッド10に電力を供給する電源回路40がコンデンサ44を備えているため、サーマルヘッド10へACアダプタの電源容量以上の大きな電流を流すことができる。例えば、ACアダプタ50の出力電圧が24Vで、コンデンサ44が4700μFの容量を有する場合であれば、コンデンサ44からの放電により10Aの電流を5ms程度流すことが可能である。サーマルヘッド10の1回の通電期間は例えば1ms未満と短いため、コンデンサ44に蓄えられた電荷を用いることで必要な電流を十分に賄うことができる。従って、分割印刷を行うことなく高速に印刷を行うことができる。
また、印刷装置1によれば、ステッピングモータ12に電力を供給する電源回路40がコンデンサ44とスイッチング回路43を有し、ステッピングモータ12の駆動を開始するときにコンデンサ44への電流の供給と遮断を交互に切り替えるようにスイッチング回路43が制御されるため、コンデンサ44へ比較的大きな電流値の突入電流が流れることを抑制することができる。従って、装置の誤作動等を防止することができる。
さらに、印刷装置1によれば、コンデンサ44が搬送用モータ駆動回路11とヘッド駆動回路9の両方とスイッチング回路43との間に配置され、印刷装置1の動作を停止させる操作が行われてステッピングモータ12の駆動を停止させるときに搬送用モータ駆動回路11の動作モードがブレーキモードに変更されるため、印刷処理が終了しモータの駆動を停止した後に、コンデンサ44の充電が停止された状態で、コンデンサ44に蓄えられていた電荷を確実に放電させることができる。
さらに、印刷装置1によれば、スイッチング回路45が搬送用モータ駆動回路11とスイッチング回路43の両方とヘッド駆動回路9との間に配置されているため、搬送用モータ駆動回路11よりも大きな電流が流れ得るヘッド駆動回路9から搬送用モータ駆動回路11へのノイズの伝搬を抑制することができる。従って、ノイズに起因するステッピングモータ12の脱調を回避することができる。また、サーマルヘッド10を使用しない期間中、ステッピングモータ12への電力供給を停止することなくサーマルヘッド10への電力供給を停止することができる。従って、サーマルヘッド10へ不必要に電圧が印加されることを防止することが可能である。
さらに、印刷装置1によれば、オペアンプ46からの信号に基づいて印刷装置1を監視することができるため、印刷装置1の故障を未然に防ぐことができる。また、印刷装置1の異常を検知した場合には、素早く異常を利用者に報知することができる。
[第2の実施形態]
図12は、第2の実施形態に係る印刷装置1aに設けられた電源回路40の構成を示したブロック図である。印刷装置1aは、電源回路40と、制御装置5と、ヘッド駆動回路9と、搬送用モータ駆動回路11を備える。印刷装置1aは、スイッチング回路45がヘッド駆動回路9とスイッチング回路43の両方と搬送用モータ駆動回路11との間に配置されている点が、第1の実施形態の印刷装置1とは異なる。その他の構成は、印刷装置1と同様である。
印刷装置1aでも、印刷装置1と同様に、図7に示すモータ駆動制御処理、図10に示す異常検知用タイマー割り込み処理、図11に示す積算電力量算出用タイマー割り込み処理が行われる。
印刷装置1aによっても、サーマルヘッド10へACアダプタの電源容量以上の大きな電流を流すことが可能であり、分割印刷を行うことなく高速に印刷を行うことができる。また、コンデンサ44へ大きな電流値の突入電流が流れることを抑制し、装置の誤作動等を防止することができる点も印刷装置1と同様である。また、印刷処理が終了しモータの駆動を停止した後に、コンデンサ44の充電が停止された状態で、コンデンサ44に蓄えられていた電荷を確実に放電することができる。さらに、印刷装置1aを監視することで、印刷装置1の故障を未然に防ぐことが可能であり、印刷装置1の異常を検知した場合には、素早く異常を利用者に報知することができる。
[第3の実施形態]
図13は、第3の実施形態に係る印刷装置1bに設けられた電源回路40aの構成を示したブロック図である。印刷装置1bは、電源回路40aと、制御装置5と、ヘッド駆動回路9と、搬送用モータ駆動回路11を備える。印刷装置1bは、電源回路40の代わりに電源回路40aを備える点が、第1の実施形態の印刷装置1とは異なる。その他の構成は、印刷装置1と同様である。また、電源回路40aは、スイッチング回路45を有しない点が、第1の実施形態の電源回路40とは異なる。
印刷装置1bでも、印刷装置1と印刷装置1aと同様に、図7に示すモータ駆動制御処理、図10に示す異常検知用タイマー割り込み処理、図11に示す積算電力量算出用タイマー割り込み処理が行われる。
印刷装置1bによっても、印刷装置1aと同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。印刷装置、及び、印刷装置の制御方法は、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、入力部3と表示部4を有する印刷装置1を例示したが、印刷装置は、入力部3又は表示部4の少なくとも一方を有しない印刷装置であってもよく、印刷データを印刷装置1とは異なる外部装置(例えば、パーソナルコンピュータなど)から受信する印刷装置であってもよい。また、上述した実施形態では、異常を報知する報知部の一例として表示部4を例示したが、報知部は、表示部4に限らない。例えば、報知部はLEDであってもよく、LEDの点灯や点滅により異常を報知してもよい。また、報知部は警告音等を出力する音声出力部であってもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
印刷装置であって、
被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、
前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路と、
コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、前記ヘッド駆動回路と前記モータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、
制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させるように制御する、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記2]
付記1に記載の印刷装置において、
前記制御回路は、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記モータ駆動回路により前記モータをブレーキモードに設定して前記モータが前記動力を発生しない状態にし、前記コンデンサから前記モータ駆動回路を介して前記モータに電流が流れるようにする、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記3]
付記1又は付記2に記載の印刷装置において、
前記モータの駆動を開始するときに、前記コンデンサへの電流の供給と遮断を交互に切り替えるように前記第1のスイッチング回路を制御する、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記4]
付記1乃至付記3のいずれかに記載の印刷装置は、さらに、
前記モータ駆動回路と前記第1のスイッチング回路の両方と前記ヘッド駆動回路との間に配置された第2のスイッチング回路を備える、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記5]
付記1乃至付記4のいずれかに記載の印刷装置において、さらに、
前記第1のスイッチング回路で生じる電圧降下を増幅する増幅回路を備え、
前記制御装置は、前記増幅回路からの出力信号に基づいて前記印刷装置を監視する
ことを特徴とする印刷装置。
[付記6]
付記5に記載の印刷装置において、さらに、
前記印刷装置の異常を報知する報知部を備え、
前記制御装置は、前記増幅回路からの出力信号に基づいて前記印刷装置の異常を検知したときに、前記報知部に前記印刷装置の異常を報知させる、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記7]
付記1乃至付記6のいずれかに記載の印刷装置において、
前記第1のスイッチング回路は、半導体スイッチング素子を含む、
ことを特徴とする印刷装置。
[付記8]
印刷装置の制御方法であって、
前記印刷装置は、コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路とへ電力を供給する電源回路を備え、
前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させる、
ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
[付記9]
付記8に記載の印刷装置の制御方法において、
前記印刷装置が前記モータの駆動を開始するときに、前記コンデンサへの電流の供給と遮断を交互に切り替えるように前記第1のスイッチング回路を制御する、
ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
1、1a、1b・・・印刷装置、2・・・装置筐体、2a・・・排出口、3・・・入力部、4・・・表示部、5・・・制御装置、5a・・・プロセッサ、6・・・ROM、7・・・RAM、8・・・表示部駆動回路、9・・・ヘッド駆動回路、10・・・サーマルヘッド、10a・・・発熱素子、11・・・搬送用モータ駆動回路、12・・・ステッピングモータ、13・・・サーミスタ、14・・・カッターモータ駆動回路、15・・・カッターモータ、16・・・ハーフカット機構、17・・・フルカット機構、18・・・開閉蓋、18a・・・ボタン、18b・・・窓、19・・・カセット収納部、20・・・カセット受け部、21・・・プラテンローラ、22・・・テープコア係合軸、23・・・インクリボン巻取り駆動軸、24・・・テープ幅検出スイッチ、30・・・テープカセット、31・・・カセットケース、32・・・テープコア、34・・・インクリボン供給コア、35・・・インクリボン巻取りコア、36・・・サーマルヘッド被挿入部、37・・・係合部、40、40a・・・電源回路、41・・・ヒューズ、42・・・DCDCコンバータ、43、45・・・スイッチング回路、43a、45a・・・MOS−FET、43b、45b・・・トランジスタ、44・・・コンデンサ、46・・・オペアンプ、50・・・ACアダプタ、M・・・被印刷媒体、R・・・インクリボン、V・・・電圧、Q・・・電荷

Claims (10)

  1. 印刷装置であって、
    被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、
    前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路と、
    コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、前記ヘッド駆動回路と前記モータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、
    制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記モータの駆動を開始するときに、前記コンデンサへの電流の供給と遮断を交互に切り替えるように前記第1のスイッチング回路を制御し、
    前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させるように制御する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記制御回路は、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記モータ駆動回路により前記モータをブレーキモードに設定して前記モータが前記動力を発生しない状態にし、前記コンデンサから前記モータ駆動回路を介して前記モータに電流が流れるようにする、
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置は、さらに、
    前記モータ駆動回路と前記第1のスイッチング回路の両方と前記ヘッド駆動回路との間に配置された第2のスイッチング回路を備える、
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 印刷装置であって、
    被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、
    前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路と、
    コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、前記ヘッド駆動回路と前記モータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、
    制御回路と、
    前記モータ駆動回路と前記第1のスイッチング回路の両方と前記ヘッド駆動回路との間に配置された第2のスイッチング回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させるように制御する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置において、
    前記制御回路は、前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記モータ駆動回路により前記モータをブレーキモードに設定して前記モータが前記動力を発生しない状態にし、前記コンデンサから前記モータ駆動回路を介して前記モータに電流が流れるようにする、
    ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の印刷装置において、さらに、
    前記第1のスイッチング回路で生じる電圧降下を増幅する増幅回路を備え、
    前記制御回路は、前記増幅回路からの出力信号に基づいて前記印刷装置を監視する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6に記載の印刷装置において、さらに、
    前記印刷装置の異常を報知する報知部を備え、
    前記制御回路は、前記増幅回路からの出力信号に基づいて前記印刷装置の異常を検知したときに、前記報知部に前記印刷装置の異常を報知させる、
    ことを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の印刷装置において、
    前記第1のスイッチング回路は、半導体スイッチング素子を含む、
    ことを特徴とする印刷装置。
  9. 印刷装置の制御方法であって、
    前記印刷装置は、コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路とへ電力を供給する電源回路を備え、
    前記モータの駆動を開始するときに、前記コンデンサへの電流の供給と遮断を交互に切り替えるように前記第1のスイッチング回路を制御し、
    前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させる、
    ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
  10. 印刷装置の制御方法であって、
    前記印刷装置は、
    コンデンサと第1のスイッチング回路とを有し、該第1のスイッチング回路を介して前記コンデンサに充電を行うとともに、前記コンデンサを介して、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と前記被印刷媒体を搬送するための動力を発生するモータを駆動するモータ駆動回路へ電力を供給する電源回路と、
    前記モータ駆動回路と前記第1のスイッチング回路の両方と前記ヘッド駆動回路との間に配置された第2のスイッチング回路と、
    を備え、
    前記印刷装置の動作を停止させるときに、前記コンデンサに充電されている電荷を前記モータ駆動回路及び前記モータを介して放電させる、
    ことを特徴とする印刷装置の制御方法。
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