JP2018052105A - 印刷装置、印刷方法、及び、プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷ヘッドの温度上昇に起因する印刷品位の低下やリボン切れを抑えることができる印刷装置、印刷方法、及び、プログラムを提供する。
【解決手段】ライン印刷データに基づいてサーマルヘッドによって被印刷媒体への印刷を行わせる前に、ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得し、通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した発熱素子の数との比較結果に応じて、本通電時間と履歴通電時間を異ならせて、サーマルヘッドによってライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、印刷装置、印刷方法、及び、プログラムに関する。
従来から、サーマルヘッドに設けられた発熱素子に対する通電を制御することで、インクリボンに塗布されたインクを被印刷媒体に転写して印刷を行う印刷装置が知られている。そのような印刷装置は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2011−062896号公報
ところで、熱転写方式を採用した上記のような印刷装置では、インクリボンに過度に高いエネルギーが加わると、インクリボンがダメージを受けてしまい、その結果、印刷品位が低下してしまうことがある。特に、インクリボンが溶解し千切れてしまうリボン切れと呼ばれる現象が生じると、印刷自体が停止してしまう。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の一態様は、
被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得し、
前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、通電時間を異ならせて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる。
本発明によれば、印刷ヘッドの温度上昇に起因する印刷品位の低下を抑えることができる、印刷装置、印刷方法、及びプログラムを提供することである。
印刷装置1の斜視図である。 印刷装置1に収納されるテープカセット30の斜視図である。 印刷装置1のカセット収納部19の斜視図である。 印刷装置1の断面図である。 印刷装置1の制御ブロック図である。 被印刷媒体Mに印刷が行われる印刷パターンの一例を示した図である。 制御部5から出力される信号のタイミングチャートの一例である。 印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。 濃度係数テーブルの一例を示す図である。 本通電の印刷ドット数に関する閾値テーブルの一例を示した図である。 履歴通電の印刷ドット数に関する閾値テーブルの一例を示した図である。 第1の本通電時間調整テーブルの一例を示した図である。 第1の履歴通電時間調整テーブルの一例を示した図である。 変形例の第2の本通電時間調整テーブルの一例を示した図である。 変形例の第2の履歴通電時間調整テーブルの一例を示した図である。 本通電の印刷ドット数に関する閾値テーブルの別の例を示した図である。 第1の本通電時間調整テーブルの別の例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態に係る、印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
<実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。印刷装置1は、被印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドを備える印刷装置であり、例えば、長尺状の被印刷媒体Mに、シングルパス方式で印刷を行うラベルプリンタである。被印刷媒体Mは、例えば、接着層を有する基材と、接着層を覆うように剥離可能に基材に貼付された剥離紙と、を有するテープ部材である。被印刷媒体Mは、離型紙なしのテープ部材であってもよい。
印刷装置1は、図1に示すように、装置筐体2と、入力部3と、表示部4と、開閉蓋18と、カセット収納部19を備える。装置筐体2の上面には、入力部3、表示部4、及び開閉蓋18が配置されている。また、図示しないが、装置筐体2には、電源コード接続端子、外部機器接続端子、記憶媒体挿入口等が設けられている。
入力部3は、入力キー、十字キー、変換キー、決定キーなどの種々のキーを備える。表示部4は、例えば液晶表示パネルであり、入力部3からの入力に対応する文字等、各種設定のための選択メニュー、各種処理に関するメッセージ等を表示する。また、印刷中には、被印刷媒体Mへの印刷が指示された文字や図形等の内容(以降、印刷内容と記す)が表示され、印刷処理の進捗状況が表示されてもよい。なお、表示部4にはタッチパネルユニットが設けられていてもよく、その場合、表示部4を入力部3の一部として看做してもよい。
開閉蓋18は、カセット収納部19の上部に開閉可能に配置されている。開閉蓋18は、ボタン18aを押下されることにより開放される。開閉蓋18には、この開閉蓋18が閉じた状態でもカセット収納部19にテープカセット30(図2参照)が収納されているか否かを目視で確認可能とするために、窓18bが形成されている。開閉蓋18の裏面には、テープカセット30に取り付けられた識別タグ38(図2参照)を読み取るための読取部25が設けられている。読取部25は、例えば、RFID(Radio Frequency Identifier)リーダーである。読取部25は、識別タグ38から識別子(識別情報)を読み出すことで、テープカセット30、ひいては、テープカセット30に収容されている被印刷媒体Mの材質や色、及び、インクリボンRの材質や色等を識別する識別部であり、識別子を示すセンサ信号を出力する。また、装置筐体2の側面には、排出口2aが形成されている。印刷装置1内で印刷が行われた被印刷媒体Mは、排出口2aから装置外へ排出される。
図2は、印刷装置1に収納されるテープカセット30の斜視図である。図3は、印刷装置1のカセット収納部19の斜視図である。図4は、印刷装置1の断面図である。図2に示すテープカセット30は、図3に示すカセット収納部19に着脱自在に収納される。図4には、テープカセット30がカセット収納部19に収納された状態が示されている。
テープカセット30は、図2に示すように、サーマルヘッド被挿入部36及び係合部37が形成された、被印刷媒体MとインクリボンRを収容するカセットケース31を有する。カセットケース31の表面には、識別タグ38が貼り付けられている。識別タグ38は、例えば、RFIDタグであり、テープカセット30(ひいてはテープカセット30に収容されたインクリボンR)を識別する識別子が記録されている。さらに、カセットケース31には、テープコア32とインクリボン供給コア34とインクリボン巻取りコア35が設けられている。被印刷媒体Mは、カセットケース31内部のテープコア32にロール状に巻かれている。また、熱転写用のインクリボンRは、その先端がインクリボン巻取りコア35に巻きつけられた状態で、カセットケース31内部のインクリボン供給コア34にロール状に巻かれている。
装置筐体2のカセット収納部19には、図3に示すように、テープカセット30を所定の位置に支持するための複数のカセット受け部20が設けられている。また、カセット受け部20には、テープカセット30が収容するテープ(被印刷媒体M)の幅を検出するためのテープ幅検出スイッチ24が設けられている。テープ幅検出スイッチ24は、テープカセット30の形状(テープカセット30に設けられた凹凸の形状)に基づいて、テープカセット30に収容されている被印刷媒体Mの幅とインクリボンRの幅を検出する検出部であり、検出された被印刷媒体M及びインクリボンRの幅を示すセンサ信号を出力する。
カセット収納部19には、さらに、ライン状に配列された複数の発熱素子を有し、印刷データに基づいて複数の発熱素子を通電しインクリボンRを加熱して被印刷媒体Mに印刷を行うサーマルヘッド10と、被印刷媒体Mを搬送する搬送部であるプラテンローラ21と、テープコア係合軸22と、インクリボン巻取り駆動軸23が設けられている。さらに、サーマルヘッド10には、サーミスタ13が埋め込まれている。サーミスタ13は、サーマルヘッド10の温度を測定する温度測定部であり、測定された温度を示すセンサ信号を出力する。
テープカセット30がカセット収納部19に収納された状態では、図4に示すように、カセットケース31に設けられた係合部37がカセット収納部19に設けられたカセット受け部20に支持されて、サーマルヘッド10がカセットケース31に形成されたサーマルヘッド被挿入部36に挿入される。また、テープコア係合軸22には、テープカセット30のテープコア32が係合し、さらに、インクリボン巻取り駆動軸23には、インクリボン巻取りコア35が係合する。
印刷装置1に印刷指示が入力されると、被印刷媒体Mは、プラテンローラ21の回転によりテープコア32から繰り出される。この際、インクリボン巻取り駆動軸23がプラテンローラ21に同調して回転することで、被印刷媒体MとともにインクリボンRがインクリボン供給コア34から繰り出される。これにより、被印刷媒体MとインクリボンRは重なった状態で搬送される。そして、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過する際にインクリボンRがサーマルヘッド10によって加熱されることで、インクが被印刷媒体Mに転写され、印刷が行われる。
サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した使用済みのインクリボンRは、インクリボン巻取りコア35に巻き取られる。一方、サーマルヘッド10とプラテンローラ21の間を通過した印刷済みの被印刷媒体Mは、ハーフカット機構16及びフルカット機構17で切断され、排出口2aから排出される。
図5は、印刷装置1の制御ブロック図である。印刷装置1は、上述の入力部3、表示部4、サーマルヘッド10、サーミスタ13、ハーフカット機構16、フルカット機構17、プラテンローラ21、テープ幅検出スイッチ24、読取部25に加えて、制御部5、ROM(Read Only Memory)6、RAM(Random Access Memory)7、表示部駆動回路8、ヘッド駆動回路9、搬送用モータ駆動回路11、ステッピングモータ12、カッターモータ駆動回路14、及び、カッターモータ15を備える。なお、制御部5、ROM6、及びRAM7は、印刷装置1のコンピュータを構成する。
制御部5は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ5aを含む。制御部5は、ROM6に記憶されているプログラムをRAM7に展開し実行することで、印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部5は、例えば、ヘッド駆動回路9を介してサーマルヘッド10が有する複数の発熱素子10aへの通電を制御するヘッド制御部であり、プラテンローラ21を制御する搬送制御部であり、カット機構を制御するカット制御部である。
ROM6は、被印刷媒体Mに印刷を行う印刷プログラム、印刷プログラムの実行に必要な各種データ(例えば、フォント等)を記憶する。さらに、ROM6には、後述する各種テーブル(濃度係数テーブル、閾値テーブル、通電時間調整テーブル)が格納されている。ROM6は、制御部5によって読取り可能なプログラムが記憶された記憶媒体としても機能する。
RAM7は、印刷についての情報(以降、印刷情報と記す)を記憶する入力データメモリとして機能する。また、RAM7は、印刷情報に基づいて生成される、被印刷媒体に形成すべき印刷内容のパターンを示すデータ(以降、印刷データと記す)を記憶する印刷データメモリとしても機能する。さらに、RAM7は、印刷情報に基づいて生成される、表示用データを記憶する表示データメモリとしても機能する。
表示部駆動回路8は、RAM7に記憶された表示用データに基づいて表示部4を制御する。表示部4は、表示部駆動回路8の制御下で、例えば、印刷処理の進捗状況が認識可能な態様で印刷内容を表示してもよい。
ヘッド駆動回路9は、ストローブ信号がONである期間(以降、通電期間と記す)中に印刷データに基づいて複数の発熱素子10aへの通電を行う。サーマルヘッド10は、主走査方向に配列された複数の発熱素子10aを有する印刷ヘッドである。サーマルヘッド10は、制御部5から送出されたストローブ信号の通電期間に印刷データに応じて発熱素子10aをヘッド駆動回路9が選択的に通電することで、発熱素子10aでインクリボンRを加熱して熱転写により被印刷媒体Mに1ラインずつ印刷を行う。
搬送用モータ駆動回路11は、ステッピングモータ12を駆動する。ステッピングモータ12は、プラテンローラ21を駆動する。プラテンローラ21は、ステッピングモータ12の動力によって回転し、被印刷媒体Mの長手方向(副走査方向)に被印刷媒体Mを搬送する搬送部である。
カッターモータ駆動回路14は、カッターモータ15を駆動する。ハーフカット機構16及びフルカット機構17は、カッターモータ15の動力によって動作し、被印刷媒体Mをハーフカット又はフルカットする。フルカットとは、被印刷媒体Mの基材を剥離紙とともに幅方向に沿って切断する動作のことであり、ハーフカットは、基材のみを幅方向に沿って切断する動作のことである。
なお、サーマルヘッド10の温度を測定する温度測定部であるサーミスタ13、インクリボンRの幅を検出する幅検出部であるテープ幅検出スイッチ24、及び、インクリボンRを識別する識別部である読取部25は、印刷装置1のセンサ部26を構成する。センサ部26は、印刷装置1の印刷環境を識別する情報を取得する任意の構成を含み得る。従って、センサ部26は、上記の構成に加え、他の構成を含んでもよい。
熱転写方式を採用した印刷装置1では、上述したように、インクリボンRに過度に高いエネルギーが加わると、インクリボンRがダメージを受けてしまい、その結果、印刷品位が低下してしまうことがある。例えば、被印刷媒体Mに図6に示す印刷パターンPの印刷を行う場合であれば、複数の発熱素子10aが同時に多数発熱するラインパターンP1、ラインパターンP2、ラインパターンP3、及びラインパターンP4の印刷時に、インクリボンRがダメージを受けやすいと推定される。ただし、インクリボンRがダメージを受けるか否かは、印刷データだけでは決定されず、印刷装置1の印刷環境にも依存する。これは、印刷環境によって、インクリボンRに加わるエネルギーやインクリボンRが許容できるエネルギーが変動するからである。なお、印刷装置1では、印刷環境はセンサ部26からセンサ信号に基づいて認識し得る。
以上の点を踏まえ、印刷装置1では、制御部5は、印刷データがセンサ部26から出力されたセンサ信号に基づいて決定される所定の条件を満たしているか否かに基づいて発熱素子10aの通電時間を調整する。ここで、所定の条件とは、印刷データに関する条件であり、その条件を満たす印刷データに従って印刷が行われた場合にインクリボンRが印刷に支障をきたす程度のダメージを受け得る条件である。具体的には、例えば、複数の発熱素子10aのうちの印刷データに基づく1ラインの印刷で通電される発熱素子(以降、通電対象となる発熱素子という意味で、通電発熱素子と記す)の数が、センサ部26により検出されたインクリボンRの幅に応じて設定された設定値に達していることである。制御部5は、所定の条件を満たしていると判定したときに、つまり、通電発熱素子の数が設定値に達していると判定したときに、印刷データによらずに決定された発熱素子10aの通電時間(第1の通電時間)からその通電時間とは異なる通電時間(第2の通電時間)を算出してもよく、算出した通電時間に従って発熱素子10aへの通電を制御してもよい。
印刷装置1は、制御部5が通電時間を調整することで、インクリボンRへのダメージを軽減し、印刷に支障をきたさないようにすることができる。
また、印刷装置1では、制御部5は、サーマルヘッド10が1ライン分の印刷を行う通電期間中に、印刷データを1回だけ入れ替える。具体的には、制御部5は、例えば、図7に示すように、通電期間中にヘッド駆動回路9が保持する印刷データを本通電データ(第1の通電データ)から履歴通電データ(第2の通電データ)に入れ替えてもよい。ここで、本通電データとは、その通電期間中に印刷が行われるライン(以降、対象ラインと記す。)に形成すべき印刷パターンを示す印刷データであり、図7に示す本通電時間TS1は、本通電データに応じて通電が制御される期間の幅を示している。つまり、通電時間のうちの本通電データに対応する時間である。また、履歴通電データとは、対象ラインよりも先に印刷が行われる先行ライン(例えば、対象ラインよりも1ライン前のラインなど)の印刷データに基づいて生成された印刷データであり、図7に示す履歴通電時間TS2は、履歴通電データに応じて通電が制御される期間の幅を示している。つまり、通電時間のうちの履歴通電データに対応する時間である。また、図7に示す1ライン周期Tは、1ライン分だけ被印刷媒体Mが搬送される期間の幅を示している。
印刷装置1は、印刷データを通電期間中に入れ替えることで、印刷階調を制御することができる。これにより、所望のパターンの印刷が可能となる。
図8は、印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。図9から図13は、ROM6に格納されたテーブルを例示した図である。図9は、濃度係数テーブルT1の一例を示す図である。図10は、本通電の印刷ドット数に関する閾値テーブルT2の一例を示した図である。図11は、履歴通電の印刷ドット数に関する閾値テーブルT3の一例を示した図である。図12は、第1の本通電時間調整テーブルT4の一例を示した図である。図13は、第1の履歴通電時間調整テーブルT5の一例を示した図である。以下、図8から図13を参照しながら、印刷プログラムを実行することで制御部5が行う、印刷装置1の印刷制御処理の具体例に説明する。
制御部5は、図8に示す印刷制御処理が開始されると、まず、印刷濃度を取得する(ステップS1)。ここでは、制御部5は、利用者が予め入力部3を用いて指定した印刷濃度のレベル(以降、濃度レベル)を取得する。なお、濃度レベル(つまり、印刷濃度の設定)は、後述するように、通電時間の調整量を濃度レベルに応じて異ならせるために取得される。
次に、制御部5は、テープ幅検出スイッチ24から出力されたセンサ信号に基づいてインクリボンRの幅を取得する(ステップS2)。次に、制御部5は、読取部25から出力されたセンサ信号に基づいてテープカセット30に収容されている被印刷媒体M及びインクリボンRの識別情報(材質や色等)を取得する(ステップS3)。
さらに、制御部5は、サーマルヘッド10の温度を取得する(ステップS4)。ここでは、制御部5は、サーミスタ13から出力されたセンサ信号に基づいてサーマルヘッド10の温度を取得する。
その後、制御部5は通電時間を算出する(ステップS5)。ここでは、制御部5は、例えば、ステップS4で取得したサーマルヘッド10の温度をキーとして、温度毎の通電時間が記録された通電時間テーブルを検索して、温度に応じた通電時間を取得する。なお、通電時間テーブルは、予めROM6に格納されている。さらに、制御部5は、ステップS1で取得した濃度レベルとステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図9に示す濃度係数テーブルT1を検索して、濃度係数を取得する。最後に、制御部5は、通電時間テーブルから取得した通電時間に濃度係数テーブルT1から取得した濃度係数を掛けて通電時間を算出する。算出された通電時間は、印刷データによらずに決定された発熱素子10aの通電時間であり、印刷装置1の第1の通電時間である。第1の通電時間は、本通電と履歴通電についてそれぞれ算出される。
通電時間が算出されると、制御部5は、対象ラインの印刷データであるラインデータを取得する(ステップS6)。その後、制御部5は、ラインデータが所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS7)。
ステップS7では、制御部5は、まず、ステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図10に示す閾値テーブルT2を検索して、本通電における印刷ドット数(ONドット数ともいう。)の閾値(換言すると、インクリボンの幅に応じて設定された第1の設定値)を取得する。そして、ステップS6で取得したラインデータのうちの本通電データの印刷ドット数(換言すると、本通電データに基づいて特定される通電発熱素子の数)が閾値テーブルT2から取得した閾値を超えているかどうかを判定する。なお、印刷ドット数は一度に発熱する発熱素子10aの数であり、印刷ドット数の閾値はインクリボンRが印刷に支障をきたす程度のダメージを受けないと推定される最大の印刷ドット数である。
ステップS7では、制御部5は、さらに、ステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図11に示す閾値テーブルT3を検索して、履歴通電における印刷ドット数の閾値(換言すると、インクリボンの幅に応じて設定された第2の設定値)を取得する。そして、取得したラインデータのうちの履歴通電データの印刷ドット数(換言すると、履歴通電データに基づいて特定される通電発熱素子の数)が閾値テーブルT3から取得した閾値を超えているかどうかを判定する。
そして、制御部5は、本通電データの印刷ドット数と履歴通電データの印刷ドット数の少なくとも一方が閾値を超えている場合には、インクリボンRが印刷に支障をきたす程度のダメージを受けるような条件(所定の条件)を満たすと判定する。
所定の条件を満たすと判定されると、制御部5は、ステップS5で算出された通電時間を調整し(ステップS8)、調整された通電時間に従って発熱素子10aの通電を制御する(ステップS9)。一方、所定の条件を満さないと判定されると、制御部5は、ステップS5で算出された通電時間に従って発熱素子10aの通電を制御する(ステップS9)。
ステップS8では、制御部5は、ステップS7で本通電データの印刷ドット数が閾値を超えていると判定された場合には、ステップS5で算出された本通電時間を調整する。また、制御部5は、ステップS7で履歴通電データの印刷ドット数が閾値を超えていると判定された場合には、ステップS5で算出された本通電時間と履歴通電時間の両方を調整する。
より具体的には、制御部5は、ステップS7で本通電データの印刷ドット数が閾値を超えていて、かつ、履歴通電データの印刷ドット数が閾値を超えていないと判定された場合には、ステップS1で取得した濃度レベルとステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図12に示す第1の本通電時間調整テーブルT4を検索して、本通電時間の第1の調整係数を取得する。また、制御部5は、ステップS7で第1の本通電データの印刷ドット数が閾値を超えていて、かつ、履歴通電データの印刷ドット数が閾値を超えていると判定された場合には、ステップS1で取得した濃度レベルとステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図12に示す第1の本通電時間調整テーブルT4を検索して、本通電時間の第1の調整係数を取得するとともに、図13に示す第1の履歴通電時間調整テーブルT5を検索して、履歴通電時間の調整係数を取得する。そして、取得した調整係数を対応する通電時間に乗じて通電時間を調整する。即ち、本通電時間の第1の調整係数は、ステップS5で算出された本通電時間に乗ぜられ、履歴通電時間の第1の調整係数は、ステップS5で算出された履歴通電時間に乗ぜられる。
なお、通電時間調整テーブルから取得される係数はいずれも100%未満の値である。このため、印刷ドット数が閾値を超えて通電時間に調整係数が乗ぜられることで、通電時間は、短縮するように調整されることになる。また、第1の本通電時間調整テーブルT5と第1の履歴通電時間調整テーブルT6を比較すると、第1の履歴通電時間調整テーブルT6には、第1の本通電時間調整テーブルT5内の調整係数以下の調整係数が格納されている。これは、履歴通電時間が本通電時間よりも時間が短いためである。時間の短い履歴通電時間を本通電時間が調整される割合以上に大きな割合で調整することで、本通電時間と履歴通電時間をバランスよく調整してインクリボンRのダメージを回避することが可能となる。
最後に、制御部5は、印刷処理が終了したか否かを判定する(ステップS10)。そして、制御部5は、ステップS10で印刷処理が終了したと判定されるまでステップS4からステップS10の処理を繰り返す。
図8に示す印刷制御処理が行われることで、印刷ドット数が閾値を越えている場合には、通電時間が短縮される。これにより、印刷装置1は、印刷に支障をきたさないように、インクリボンRへのダメージを軽減することができる。また、印刷装置1では、通電時間の調整に用いられる調整係数が印刷環境(ここでは、濃度レベル及びインクリボンRの幅)に応じて変化する。このため、印刷環境に合わせて適切に通電時間を調整することが可能であり、通電時間の過度な調整による印刷品位の低下を防止することができる。さらに、印刷装置1では、印刷ドット数の閾値が印刷環境に応じて変化する。このため、インクリボンRが印刷に支障をきたす程度のダメージを受けるかどうかを適切に推定することが可能であり、インクリボンRへのダメージをより確実に軽減することができる。
<変形例>
ステップS7において、制御部5は、さらに、ステップS3で取得した被印刷媒体M及びインクリボンRの識別情報(材質や色等)が第2の設定条件に該当するかどうかを判定する。第2の設定条件は、例えば、被印刷媒体Mの色が「白」かつインクリボンRの色が「黒」の組合せであること等であってよい。被印刷媒体M及びインクリボンRの材質や色の組合せによって、インクリボンRが印刷に支障をきたす程度のダメージを受ける場合と、そのようなダメージを受けない場合とに分かれる可能性があるためである。
ステップS8では、制御部5は、ステップS3で取得した被印刷媒体M及びインクリボンRの識別情報が第2の設定条件に該当すると判定された場合には、ステップS8において上述の通り算出される調整された本通電時間をさらに調整する。制御部5は、ステップS3で取得した情報が第2の設定条件に該当すると判定された場合には、ステップS1で取得した濃度レベルとステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図14に示す第2の本通電時間調整テーブルT6を検索して、本通電時間の第2の調整係数を取得する。なお、このとき、制御部5は、ステップS1で取得した濃度レベルとステップS2で取得したインクリボンRの幅をキーとして、図15に示す第2の履歴通電時間調整テーブルT7を検索して、履歴通電時間の第2の調整係数をさらに取得してもよい。そして、取得した調整係数を対応する通電時間に乗じて、通電時間をさらに調整する。即ち、本通電時間の第2の調整係数は、上述の実施形態のステップS8で算出される調整された本通電時間に乗ぜられる。第2の調整係数をさらに取得した場合には、履歴通電時間の第2の調整係数が、上述の実施形態のステップS8で算出される調整された履歴通電時間に乗ぜられるようにしてもよい。
上述した実施形態及び変形例は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態では、制御部5が、通電期間中にヘッド駆動回路9が保持する印刷データを1回入れ替える例を示したが、印刷データは複数回入れ替えても良い。また、入力部3と表示部4を有する印刷装置1を例示したが、印刷装置は、入力部3や表示部4を有しない印刷装置であってもよく、印刷データは別体に配置されたコンピュータから受信してもよい。また、印刷データの一部のみをコンピュータから受信してもよく、例えば、本通電データをコンピュータから受信して、履歴通電データは印刷装置1が生成してもよい。
また、上述した実施形態では、所定の条件(インクリボンRが印刷に支障をきたす程度のダメージを受けるような条件)がインクリボンRの幅に基づいて決定される例を示したが、所定の条件は、サーマルヘッド10の温度を加味して決定されてもよく、例えば、図10に示す閾値テーブルT2の代わりに図16に示す閾値テーブルT8が使用されてもよい。この場合、閾値テーブルT7には、図16に示すように、サーマルヘッド10の温度が低くなると閾値が小さくなるような関係が記録されていることが望ましい。これは、サーマルヘッド10の温度が低いほど図8のステップS5において長い通電時間(第1の通電時間)が算出されるため、少ない印刷ドット数でもインクリボンRが大きなダメージを受ける可能性が高いからである。
また、上述した実施形態では、通電時間が濃度レベルとインクリボンRの幅に基づいて決定される調整係数を用いて調整される例を示したが、通電時間は、サーマルヘッド10の温度を加味して調整されてもよく、例えば、図12に示す第1の本通電時間調整テーブルT4の代わりに、図17に示す第1の本通電時間調整テーブルT9が使用されてもよい。この場合、第1の本通電時間調整テーブルT9には、図17に示すように、サーマルヘッド10の温度が低くなると調整係数が小さくなるような関係が記録されていることが望ましい。これは、サーマルヘッド10の温度が低いほど図8のステップS5において長い通電時間が算出されるため、通電時間をより大きく短縮することが望ましいからである。サーマルヘッド10の温度を加味することで、より適切に通電時間を調整することができる。
以上では、閾値及び調整係数が、インクリボンRの幅、サーマルヘッド10の温度の少なくとも一方に基づいて決定される例を示したが、閾値及び調整係数は、これらの要因の少なくとも一つに被印刷媒体M又は/及びインクリボンRの種類を組み合せて決定されてもよい。これはインクリボンRの種類が異なると材質の違い等によって許容できるエネルギー量が変化するからである。また、同じ種類のインクリボンRを用いた場合であっても、被印刷媒体Mの種類(マグネット、布等)によってインクリボンRに加えるエネルギー量を異ならせることもできる。印刷装置1では、インクリボンRの種類は、読取部25から出力されたセンサ信号に基づいて特定することが可能である。インクリボンRの種類を加味することで、より適切に通電時間を調整することができる。
また、閾値テーブルには、印刷ドット数の代わりに、全ドット数に対する印刷ドット数の割合が、閾値として記録されてもよい。また、通電時間調整テーブルには、通電時間に乗じるための乗算値である調整係数[%]の代わりに、通電時間から減ずるための減算値である調整時間[μsec]が記録されていても良い。
また、上述した実施形態では、第1の本通電時間調整係数、第2の本通電時間調整係数、履歴通電時間調整係数を用いて通電時間を調整する例を示したが、必ずしもこれらすべての係数を用いて通電時間を調整しなくても良い。例えば、第1の本通電時間調整係数のみで通電時間を調整しても良く、第1の本通電時間調整係数と履歴通電時間調整係数を用いて通電時間を調整しても良い。
また、上述した実施形態では、通電時間を短縮するように調整する例を示したが、通電時間を延長するように調整してもよい。つまり、印刷データによらずにインクリボンRが印刷に支障をきたすようなダメージを受けないような短い通電時間(第1の通電時間)を予め見積もり、その後、印刷環境と印刷データを考慮して通電時間を延長するように調整してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とが含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得し、
前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電時間を異ならせる
印刷装置。
[付記2]
被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記サーマルヘッドの温度を取得し、
前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記サーマルヘッドの温度との比較結果に応じて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電時間を異ならせる
印刷装置。
[付記3]
被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に取得した状態が設定条件に該当する場合に、前記設定条件に該当しない場合よりも短い第1の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
印刷装置。
[付記4]
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が多い場合に、前記設定条件に該当する、かつ、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が少ない場合に前記設定条件に該当しないものとして、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる
付記3に記載の印刷装置。
[付記5]
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が第1の閾値よりも多い場合に、前記設定条件に該当する、かつ、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が前記第1の閾値以下である場合に前記設定条件に該当しないものとして、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる
付記3に記載の印刷装置。
[付記6]
前記ヘッド制御部は、
前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど、大きくなるように前記第1の閾値を設定する
付記5に記載の印刷装置。
[付記7]
前記ヘッド制御部は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前の前記サーマルヘッドの温度が高いほど、大きくなるように前記第1の閾値を設定する
付記5に記載の印刷装置。
[付記8]
前記制御部は、
各ライン印刷データの印刷を行う期間に対応する各印刷周期の間に、前記ライン印刷データと別のライン印刷データとを入れ替えて、前記ライン印刷データおよび前記別のライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる制御を行い、
前記別のライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が多い場合に、当該通電させようとする発熱素子の数が少ない場合よりも短い第2の時間、前記サーマルヘッドによって前記別のライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
付記3ないし付記7のいずれかに記載の印刷装置。
[付記9]
前記ヘッド制御部は、
前記別のライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が第2の数よりも多い場合に、前記設定条件に該当する、かつ、前記別のライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が前記第2の数以下である場合に前記設定条件に該当しないものとして、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる
付記8に記載の印刷装置。
[付記10]
前記ヘッド制御部は、
前記設定条件に該当し、かつ、前記被印刷媒体の材質および色、並びに、前記通電により加熱されるインクリボンの材質および色のいずれかが第2の設定条件に該当する場合に、前記第2の設定条件に該当しない場合よりも短い第3の時間、前記サーマルヘッドによって前記別のライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
付記8または付記9に記載の印刷装置。
[付記11]
前記ヘッド制御部は、
前記設定条件に該当し、かつ、前記被印刷媒体の材質および色、並びに、前記通電により加熱されるインクリボンの材質および色のいずれかが第2の設定条件に該当する場合に、前記第2の設定条件に該当しない場合よりも短い第4の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
付記3ないし付記10のいずれかに記載の印刷装置。
[付記12]
前記ヘッド制御部は、前記設定条件に該当するものとした場合、
前記印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前の前記サーマルヘッドの温度が高い場合、当該サーマルヘッドの温度が低い場合よりも短い時間を、前記サーマルヘッドによって前記複数の発熱素子への通電を行わせる基準時間として設定する
付記3ないし付記11のいずれかに記載の印刷装置。
[付記13]
印刷装置の制御部によって実行される印刷方法であって、
前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
前記印刷方法は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得し、
前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電時間を異ならせる
ことを含む印刷方法。
[付記14]
印刷装置の制御部によって実行される印刷方法であって、
前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
前記印刷方法は、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に取得した状態が設定条件に該当する場合に、前記設定条件に該当しない場合よりも短い第1の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
ことを含む印刷方法。
[付記15]
印刷装置の制御部を制御するためのプログラムであって、
前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
前記制御部によって、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得させ、
前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、通電時間を異ならせて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる、プログラム。
[付記16]
印刷装置の制御部を制御するためのプログラムであって、
前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
前記制御部によって、
前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に取得した状態が設定条件に該当する場合に、前記設定条件に該当しない場合よりも短い第1の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる、プログラム。
1・・・印刷装置、2・・・装置筐体、2a・・・排出口、3・・・入力部、4・・・表示部、5・・・制御部、5a・・・プロセッサ、6・・・ROM、7・・・RAM、8・・・表示部駆動回路、9・・・ヘッド駆動回路、10・・・サーマルヘッド、10a・・・発熱素子、11・・・搬送用モータ駆動回路、12・・・ステッピングモータ、13・・・サーミスタ、14・・・カッターモータ駆動回路、15・・・カッターモータ、16・・・ハーフカット機構、17・・・フルカット機構、18・・・開閉蓋、18a・・・ボタン、18b・・・窓、19・・・カセット収納部、20・・・カセット受け部、21・・・プラテンローラ、22・・・テープコア係合軸、23・・・インクリボン巻取り駆動軸、24・・・テープ幅検出スイッチ、25・・・読取部、26・・・センサ部、30・・・テープカセット、31・・・カセットケース、32・・・テープコア、34・・・インクリボン供給コア、35・・・インクリボン巻取りコア、36・・・サーマルヘッド被挿入部37・・・係合部、38・・・識別タグ、M・・・被印刷媒体、R・・・インクリボン、P・・・印刷パターン、P1、P2、P3、P4・・・ラインパターン、T・・・1ライン周期、T1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8・・・テーブル、TS1・・・本通電時間、TS2・・・履歴通電時間

Claims (16)

  1. 被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
    印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
    前記ヘッド制御部は、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得し、
    前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、通電時間を異ならせて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる
    印刷装置。
  2. 被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
    印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
    前記ヘッド制御部は、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記サーマルヘッドの温度を取得し、
    前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記サーマルヘッドの温度との比較結果に応じて、通電時間を異ならせて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる
    印刷装置。
  3. 被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、
    印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、を備え、
    前記ヘッド制御部は、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に取得した状態が設定条件に該当する場合に、前記設定条件に該当しない場合よりも短い第1の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
    印刷装置。
  4. 前記ヘッド制御部は、
    前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が多い場合に、前記設定条件に該当する、かつ、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が少ない場合に前記設定条件に該当しないものとして、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる
    請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記ヘッド制御部は、
    前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が第1の閾値よりも多い場合に、前記設定条件に該当する、かつ、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が前記第1の閾値以下である場合に前記設定条件に該当しないものとして、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる
    請求項3に記載の印刷装置。
  6. 前記ヘッド制御部は、
    前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど、大きくなるように前記第1の閾値を設定する
    請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記ヘッド制御部は、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前の前記サーマルヘッドの温度が高いほど、大きくなるように前記第1の閾値を設定する
    請求項5に記載の印刷装置。
  8. 前記制御部は、
    各ライン印刷データの印刷を行う期間に対応する各印刷周期の間に、前記ライン印刷データと別のライン印刷データとを入れ替えて、前記ライン印刷データおよび前記別のライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる制御を行い、
    前記別のライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が多い場合に、当該通電させようとする発熱素子の数が少ない場合よりも短い第2の時間、前記サーマルヘッドによって前記別のライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
    請求項3ないし請求項7のいずれかに記載の印刷装置。
  9. 前記ヘッド制御部は、
    前記別のライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が第2の数よりも多い場合に、前記設定条件に該当する、かつ、前記別のライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数が前記第2の数以下である場合に前記設定条件に該当しないものとして、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる
    請求項8に記載の印刷装置。
  10. 前記ヘッド制御部は、
    前記設定条件に該当し、かつ、前記被印刷媒体の材質および色、並びに、前記通電により加熱されるインクリボンの材質および色のいずれかが第2の設定条件に該当する場合に、前記第2の設定条件に該当しない場合よりも短い第3の時間、前記サーマルヘッドによって前記別のライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
    請求項8または請求項9に記載の印刷装置。
  11. 前記ヘッド制御部は、
    前記設定条件に該当し、かつ、前記被印刷媒体の材質および色、並びに、前記通電により加熱されるインクリボンの材質および色のいずれかが第2の設定条件に該当する場合に、前記第2の設定条件に該当しない場合よりも短い第4の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる
    請求項3ないし請求項10のいずれかに記載の印刷装置。
  12. 前記ヘッド制御部は、前記設定条件に該当するものとした場合、
    前記印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前の前記サーマルヘッドの温度が高い場合、当該サーマルヘッドの温度が低い場合よりも短い時間を、前記サーマルヘッドによって前記複数の発熱素子への通電を行わせる基準時間として設定する
    請求項3ないし請求項11のいずれかに記載の印刷装置。
  13. 印刷装置の制御部によって実行される印刷方法であって、
    前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
    前記印刷方法は、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得し、
    前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、通電時間を異ならせて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる、
    ことを含む印刷方法。
  14. 印刷装置の制御部によって実行される印刷方法であって、
    前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
    前記印刷方法は、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に取得した状態が設定条件に該当する場合に、前記設定条件に該当しない場合よりも短い第1の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる、
    ことを含む印刷方法。
  15. 印刷装置の制御部を制御するためのプログラムであって、
    前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
    前記制御部によって、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に、前記ライン印刷データに基づいて通電させようとする発熱素子の数を取得させ、
    前記通電により加熱されるインクリボンの幅が大きいほど大きくなるように設定された第1の閾値と、取得した前記発熱素子の数との比較結果に応じて、通電時間を異ならせて、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子へ通電させる、プログラム。
  16. 印刷装置の制御部を制御するためのプログラムであって、
    前記印刷装置は、被印刷媒体の搬送方向に交差する配列方向に沿ってライン状に配列された複数の発熱素子を有するサーマルヘッドと、印刷データが前記配列方向に沿って分割されたライン印刷データに基づいて、前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせるヘッド制御部と、をさらに備え、
    前記制御部によって、
    前記ライン印刷データに基づいて前記サーマルヘッドによって前記被印刷媒体への印刷を行わせる前に取得した状態が設定条件に該当する場合に、前記設定条件に該当しない場合よりも短い第1の時間、前記サーマルヘッドによって前記ライン印刷データに対応する1つ以上の発熱素子への通電を行わせる、プログラム。
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