JPH10230665A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

Info

Publication number
JPH10230665A
JPH10230665A JP3600997A JP3600997A JPH10230665A JP H10230665 A JPH10230665 A JP H10230665A JP 3600997 A JP3600997 A JP 3600997A JP 3600997 A JP3600997 A JP 3600997A JP H10230665 A JPH10230665 A JP H10230665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
time
print data
mode
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3600997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ueda
勉 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP3600997A priority Critical patent/JPH10230665A/ja
Publication of JPH10230665A publication Critical patent/JPH10230665A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な電力消費を防止するとともに、印刷デ
ータに基づく処理中に電源が切断することを回避する。 【解決手段】 本体用電源を切断する時間の設定を行う
電源切断時間設定部と、設定された時間になったか否か
を判断する電源切断時間判断部と、印刷データに基づく
処理の実行中であることを判断する処理実行判断部とを
設け、電源切断時間判断部が設定された時間になったと
判断し、かつ処理実行判断部が印刷データに基づく処理
の実行中でないと判断した場合には本体用電源を切断
し、電源切断時間判断部が設定された時間になったと判
断しても、処理実行判断部が印刷データに基づく処理の
実行中であると判断した場合にはその印刷データに基づ
く処理が終了するまでは本体用電源を切断しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データの受
信、データ処理、印刷出力等の印刷データに基づく処理
を実行する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の印刷装置においては、通常、装
置本体の電源を投入又は切断する電源スイッチが設けら
れている。従って、印刷処理が終了して装置本体の電源
を切断する場合には、使用者が手動で電源スイッチを操
作していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
高精度の印刷を行う場合や大量の印刷を行う場合には、
印刷処理に多くの時間がかかるため、その間に他の業務
を行うなどして操作者が印刷装置から離れる情況があ
る。特に、印刷処理に非常に多くの時間がかかる場合に
は、操作者は印刷処理を行なわせたまま帰宅するような
場合もある。このような場合には、印刷処理が終わった
後も電源が入り続け、無駄に電力を消費するという問題
があった。
【0004】この場合、タイマで電源を切断できるオー
ディオ製品等と同様に、予め設定した切タイマ時刻にな
ると強制的に電源を切断するように制御することも考え
られる。ところが、印刷装置には印刷データを受信して
この印刷データに基づいて処理を行うという特質がある
ため、そのデータ量や印刷モード(通常印刷モードや高
精度印刷モード等)によっても印刷終了時間が異なる。
【0005】このため、使用者が印刷終了時間を予想し
て切タイマ時刻を設定したとしても、切タイマ時刻に確
実に印刷データに基づく処理が終了しているとは限られ
ない。つまり、未だ印刷データに基づく処理が終了して
いないのに切タイマ時刻になっって電源が強制的に切断
されてしまう場合も考えられる。このような場合には、
印刷が途中で中断してしまったり、印刷データの故障や
各部の故障を発生するおそれもある。従って、印刷装置
において自動的に電源を切断する場合には、タイマで電
源を切断できるオーディオ製品等についての技術をその
まま適用することはできない。
【0006】そこで、本発明は、無駄な電力消費を防止
するとともに、印刷データに基づく処理中に電源が切断
することを回避することができる印刷装置を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷データの
受信、データ処理、印刷出力等の印刷データに基づく処
理を実行する印刷装置において、本体用電源を切断する
時間の設定を行うための電源切断時間設定手段と、本体
用電源とは別の専用電源により動作する計時手段と、こ
の計時手段による時間と電源切断時間設定手段により設
定された時間とに基づいて電源切断時間設定手段により
設定された時間になったか否かを判断する電源切断時間
判断手段と、印刷データに基づく処理の実行中であるこ
とを判断する処理実行判断手段とを設け、電源切断時間
判断手段が電源切断時間設定手段により設定された時間
になったと判断し、かつ処理実行判断手段が印刷データ
に基づく処理の実行中でないと判断した場合には本体用
電源を切断し、電源切断時間判断手段が電源切断時間設
定手段により設定された時間になったと判断しても、処
理実行判断手段が印刷データに基づく処理の実行中であ
ると判断した場合にはその印刷データに基づく処理が終
了するまでは本体用電源を切断しないものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本実施の形態における印
刷装置の構成を示すブロック図で、1は制御部本体を構
成するCPU(中央処理装置)、2はこのCPU1が各
部を制御するためのプログラムデータ等を格納したRO
M(リード・オンリ・メモリ)、3はデータ処理のため
に使用されるメモリ等を設けたRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)、4はI/Oポート、5はI/Fであ
る。上記CPU1とROM2、RAM3、I/Oポート
4、I/F5とは、アドレスバス、データバス、制御バ
ス等のバスライン6により電気的に接続している。
【0009】上記I/Oポート4には、印刷ヘッド7を
駆動するヘッドドライバ8、この印刷ヘッド7を搭載し
たキャリアをプリンタ内部に設けられたプラテンに沿っ
て移動制御するキャリアモータ9を駆動するモータドラ
イバ10、上記プラテン並びに用紙の搬送系等を駆動す
る搬送モータ11を駆動するモータドライバ12がそれ
ぞれ接続している。
【0010】また、I/Oポート4には、本体用電源1
3を切断させる時間(電源切断時間)の入力等を行うた
めの操作パネル14、この操作パネル14から電源切断
時間に基づいて本体用電源13を切断する制御を行う電
源切断制御部15、印刷出力が終了した用紙の排出を検
出する排紙センサ16が接続している。さらに、上記I
/Fには、ホストコンピュータ17が通信ケーブルを介
して接続している。
【0011】この印刷装置は、ホストコンピュータ17
からの印刷データを受信すると、その印刷データに基づ
いて印刷ヘッド7や搬送モータ11を制御して用紙に印
刷出力を行うようになっている。
【0012】上記電源切断制御部15は図2に示すよう
に、電源切断時間設定部21、電源切断モード設定部2
2、メモリ23、メモリ管理部24、計時部専用電源2
5、計時部26、時間比較部27、データ受信判断部2
8、電源切断判断部29、反転入力端子と非反転入力端
子とを備える2入力AND回路30から構成される。
【0013】電源切断時間設定部21は操作パネル14
で入力した電源切断時間のデータをメモリ管理部24へ
供給するものであり、上記電源切断モード設定部22は
操作パネル14で入力した電源切断モードをメモリ管理
部24及び時間比較部27へ供給するものである。
【0014】メモリ23は電源切断時間設定部21から
の電源切断時間のデータを記憶する電源切断時間記憶領
域23a、ある時刻からの経過時間を計測する場合に計
測を開始した時間を一時的に記憶する計時開始時間記憶
領域23bを備える。
【0015】メモリ管理部24は、メモリ23に記憶す
る時間を管理するものである。このメモリ管理部24
は、電源切断モード設定部22からの電源切断モードに
応じて、電源切断時間設定部21からの電源切断時間の
データを所定のメモリ領域に格納する。
【0016】計時部専用電源25は、本体用電源13と
は別個に設けられた電源であり、本体用電源を切断して
も、計時部専用電源25が切断されることはない。従っ
て、計時部26は本体用電源13の入切とは無関係に現
在時刻を計測する。計時部専用電源25は、例えばバッ
テリで構成される。
【0017】データ受信判断部28は、バスライン6か
らI/Oポート4を介して受信データを入力し、ホスト
コンピュータ17から印刷データを受信しているか否か
を判断する。そして、印刷データを受信していると判断
した場合は、データ受信信号「1」をメモリ管理部2
4、時間比較部27へ供給するとともに、AND回路3
0の反転入力端子へ供給する。このAND回路30の非
反転入力端子には通常はCPU1からの電源切断禁止信
号「0」が供給されており、CPU1が後述する電源切
断制御により電源切断してもよいと判断した場合に電源
切断許可信号「1」が供給されるようになる。
【0018】このAND回路30は、その反転入力端子
にデータ受信判断部28からデータ受信信号「1」が供
給されても、反転入力端子にCPU1からの電源切断禁
止信号「0」が供給されている間は、電源切断禁止信号
として「0」を電源切断判断部29へ供給する。また、
データ受信判断部28からデータ受信信号が供給されず
(この場合は「0」が反転入力端子に供給される)、か
つCPU1からの電源切許可信号「1」が供給される
と、電源切断信号として「1」を電源切断判断部29へ
供給する。
【0019】時間比較部27は、電源切断モード設定部
22で設定された電源切断モードに応じてメモリ23に
記憶された時間と計時部26で計測された時間とを比較
し、その結果、両者が一致した場合は一致信号を電源切
断判断部29へ供給する。
【0020】電源切断判断部29は、時間比較部27及
びAND回路30からの信号に基づいて本体用電源13
を切るか否かを判断するものである。例えば、時間比較
部27から一致信号が供給され、かつAND回路30か
ら電源切断許可信号が供給された場合に限り、本体用電
源13のスイッチ状態をオンからオフに切り換えて各部
への電源出力を絶つ。
【0021】上記電源切断モードとしては、図3(a)
に示すように予め設定した時間(時刻)T1 になると電
源を切断する第1の電源切断モード、図3(b)に示す
ように現在時刻から予め設定した時間(時間間隔)T2
が経過すると電源を切断する第2の電源切断モード、図
3(c)に示すように印刷データの受信終了から予め設
定した時間(時間間隔)T3 が経過するまでに印刷デー
タを受信しなければ電源を切断する第3の電源切断モー
ドがある。上記CPU1は、操作パネル14が操作さ
れ、上述した3つの電源切断モードのうちいずれか1つ
が選択され設定されると、その電源切断モードに応じて
電源切断処理を行うようになっている。
【0022】以下、第1の電源切断モードに設定された
場合にCPU1が行う電源切断処理及び電源切断制御部
15の動作について説明する。この場合、CPU1は図
4に示すような電源切断処理を行う。すなわち、CPU
1は、先ずST(ステップ)1にて電源切断時間の入力
設定を行う。具体的には、操作者が操作パネル14の操
作により電源を切断させたい時刻T1 を入力すると、こ
れを電源切断時間として設定する。そして、ST2にて
操作者による設定終了ボタン等の操作により時間設定が
終了したか否かを判断し、未だ時間設定が終了していな
いと判断した場合はST1の処理に戻り、時間設定が終
了したと判断した場合はST3の処理に移る。
【0023】このとき、電源切断制御部15では、メモ
リ管理部24により電源切断時間T1 がメモリ23の電
源切断時間記憶領域23aへ記憶される。一方、ホスト
コンピュータ17からの印刷データはバスライン6、I
/Oポート4を介してデータ受信判断部28にも供給さ
れ、データ受信中は受信信号を出力する。
【0024】CPU1は、ST3にて設定した時刻T1
になったか否かを判断する。この判断は、電源切断制御
部15の時間比較部27からの出力を監視し、一致信号
が出力されたか否かで判断する。すなわち、電源切断制
御部15の時間比較部27から一致信号が出力されない
場合は未だ設定した時刻T1 になっていないと判断し、
計時部26からの時刻と電源切断時間T1 とが一致して
時間比較部27から一致信号が出力された場合は設定し
た時刻T1 になったと判断する。
【0025】そして、ST3にて設定した時刻T1 にな
ったと判断した場合は、ST4にて印刷データの処理の
実行中か否かを判断する。すなわち、印刷データの受
信、受信した印刷データのイメージデータへの変換、印
刷出力等が実行されているか否かを判断する。このとき
印刷データの処理が実行中でないと判断した場合は、S
T5にて電源切断許可信号「1」を電源切断制御部15
へ供給してこの電源切断処理を終了する。
【0026】すると、この電源切断許可信号「1」は、
電源切断制御部15のAND回路30の非反転入力端子
に供給される。このとき、データ受信判断部28からデ
ータ受信信号が供給されていなければ、AND回路30
はその反転入力端子にデータ受信判断部28から「0」
が供給されるため、電源切断信号「1」を電源切断判断
部29へ供給する。
【0027】従って、電源切断判断部29には、時間比
較部27からの一致信号、データ受信判断部28からの
電源切断信号「1」が供給される。これにより、電源切
断判断部29は、本体用電源13のスイッチ状態をオン
からオフに切り換えて各部への電源出力を絶つ。
【0028】これに対して、CPU1が上記ST4にて
印刷データの処理中であると判断した場合は、ST6に
て排紙センサ16の出力を監視し、排紙が終了したか否
かを判断する。そして、排紙が終了したと判断した場合
にはST7にて排紙が終了してから所定時間が経過した
か否かを判断する。このとき、所定時間が経過したと判
断した場合は、ST4の処理に戻る。なお、この所定時
間についても操作者が操作パネル14から設定できるよ
うにしてもよい。
【0029】この間は、AND回路30の非反転入力端
子にはCPU1から電源切断禁止信号「0」が供給され
ているため、AND回路30からの出力は「0」であ
る。このため、電源切断判断部29は、たとえ時間比較
部27から電源切断時間T1 になったことを知らせる一
致信号を入力しても、本体用電源13の切断を行わな
い。
【0030】次に、第2の電源切断モードに設定された
場合にCPU1が行う電源切断処理及び電源切断制御部
15の動作について説明する。この場合も、CPU1は
図4に示すような電源切断処理を行う。本モードの場合
におけるST1では現在からT2 時間経過後に電源を切
断したい場合のT2 時間を電源切断時間として設定す
る。そして、操作者による設定終了ボタン等の操作によ
り時間設定が終了すると、電源切断制御部15のメモリ
管理部24は、電源切断時間T2 をメモリ23の電源切
断時間記憶領域23aへ記憶するとともに、設定終了時
の時刻を計時開始時刻TA としてメモリ23の計時開始
時間記憶領域23bへ記憶する。
【0031】そして、本モードの場合における時間比較
部6は、計時部26からの時刻と計測開始時間記憶領域
2bからの計時開始時刻TA との差と、設定された時間
T2との比較を行ない、両者が一致したら一致信号を出
力する。
【0032】なお、本モードに設定されている場合のC
PU1におけるその他の処理及び電源切断制御部15の
動作は第1の電源切断モードに設定されている場合と同
様であるため、詳細な説明を省略する。
【0033】上記第1及び第2の電源切断モードにおい
ては、設定時刻T1 あるいは設定時間T2 の経過後は、
印刷処理が継続されていても新たなデータの受信は禁止
される。
【0034】次に、第3の電源切断モードに設定された
場合にCPU1が行う電源切断処理及び電源切断制御部
15の動作について説明する。この場合も、CPU1は
図4に示すような電源切断処理を行う。本モードの場合
におけるST1では、ある印刷データの受信終了からT
3 時間経過後に印刷データを受信しなければ電源を切断
したい場合のT3 時間を電源切断時間として設定する。
【0035】そして、操作者による設定終了ボタン等の
操作により時間設定が終了すると、電源切断制御部15
のメモリ管理部24は、電源切断時間T3 をメモリ23
の電源切断時間記憶領域23aへ記憶する。続いて、メ
モリ管理部24は、データ受信判断部28からの出力を
監視し、印刷データを受信している場合は印刷データ受
信終了後の時刻、すなわちデータ受信信号が出力されな
くなったときの時刻を計時開始時刻TB としてメモリ2
3の計時開始時間記憶領域23bに記憶する。
【0036】また、本モードの場合における時間比較部
27も、受信データ判定部28からの出力を監視し、印
刷データの受信が終了したと判断すると、計時部26か
らの時刻と計測開始時間記憶領域2bからの計時開始時
刻TB との差と、設定された時間T3 との比較を開始
し、両者が一致したら一致信号を出力する。このとき、
時間比較部6は、両者が一致する前に、データ受信判断
部28からデータ受信信号を入力すると、時間比較を終
了し、再び受信データ判定部28からの出力を監視す
る。
【0037】その後、受信データ判定部28からデータ
受信信号が出力されなくなったとき、メモリ管理部24
は、そのときの時刻を新たな計時開始時刻TB としてメ
モリ23の計時開始時間記憶領域23bに記憶する。そ
して、時間比較部27は、計時部26からの時刻と新た
な計時開始時刻TB との差と、設定された時間T3 との
比較を開始する。そして、両者が一致したら一致信号を
出力する。
【0038】なお、本モードに設定されている場合のC
PU1におけるその他の処理及び電源切断制御部15の
動作は第1の電源切断モードに設定されている場合と同
様であるため、詳細な説明を省略する。
【0039】このような構成の本発明の実施の形態にお
いては、操作者が操作パネル14の操作により第1の電
源切断モードを選択して設定した場合、電源を切断させ
たい時刻T1 を入力して設定すると、図3(a)に示す
ように、その時刻T1 になると本体用電源13が自動的
に切断される。これにより、印刷処理に多くの時間がか
かる場合に印刷処理を行わせたまま操作者が帰宅した場
合等においても、印刷終了後に電源が自動的に切断され
るため、無駄な電力消費を防止することができる。
【0040】また、操作者が操作パネル14の操作によ
り第2の電源切断モードを選択して設定した場合、電源
を切断させたい時間T2 を入力して設定すると、図3
(b)に示すように、その時刻からT2 時間経過後に本
体用電源13が自動的に切断される。これによっても、
上記と同様の効果を奏することができる。
【0041】さらに、操作者が操作パネル14の操作に
より第3の電源切断モードを選択して設定した場合、電
源を切断させたい時間T3 を入力して設定すると、図3
(c)に示すように、印刷データの受信後からT3 時間
経過後に印刷データを受信しなければ本体用電源13が
自動的に切断される。これによっても、上記と同様の効
果を奏することができる。
【0042】ところで、上述した第1〜第3の電源切断
モードのいずれに設定した場合でも、設定した時刻T1
又は時間T2 ,T3 になったときに、印刷データの受
信、データ処理、印刷出力等の印刷データに基づく処理
を実行している間は、CPU1から電源切断禁止信号が
電源切断制御部15へ供給されるため、本体用電源13
が切断されることはない。
【0043】これにより、印刷が途中で中断してしまっ
たり、印刷データの故障や各部の故障を発生するおそれ
を防止できる。この点で、タイマで電源を切断できるオ
ーディオ製品等に適用されているタイマのように切タイ
マ時刻がくると電源を切断してしまう場合と異なる。す
なわち、印刷装置は、オーディオ製品等とは異なり、本
体用電源13を完全に切断してしまったときに発生し得
る上述したような不都合の影響が極めて大きいため、こ
れを防止できるという効果は印刷装置における特有の効
果である。
【0044】なお、本発明の実施の形態においては、計
時部26を時刻を計測する時計で構成するものについて
述べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、計
時部26を所定の時間を計測するタイマで構成してもよ
い。また、3つの電源切断モードを全て備える必要は、
必ずしもなく3つの電源切断モードの内の1つ又は2つ
を選択可能としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、無
駄な電力消費を防止するとともに、印刷データに基づく
処理中に電源が切断することを回避することができる印
刷装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる印刷装置の構成を
示すブロック図。
【図2】図1に示す電源切断制御部の構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本実施の形態における電源切断モードによる電
源切断制御を説明する図で、同図(a)は第1の電源切
断モードによる場合、同図(b)は第2の電源切断モー
ドによる場合、同図(c)は第3の電源切断モードによ
る場合をそれぞれ示している。
【図4】図1に示すCPUが行う電源切断制御を示す流
れ図。
【符号の説明】
1…CPU 13…本体用電源 21…電源切断時間設定部 25…計時部専用電源 26…計時部 27…時間比較部 28…データ受信判断部 29…電源切断判断部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データの受信、データ処理、印刷出
    力等の印刷データに基づく処理を実行する印刷装置にお
    いて、本体用電源を切断する時間の設定を行うための電
    源切断時間設定手段と、前記本体用電源とは別の専用電
    源により動作する計時手段と、この計時手段による時間
    と前記電源切断時間設定手段により設定された時間とに
    基づいて前記電源切断時間設定手段により設定された時
    間になったか否かを判断する電源切断時間判断手段と、
    印刷データに基づく処理の実行中であることを判断する
    処理実行判断手段とを設け、前記電源切断時間判断手段
    が前記電源切断時間設定手段により設定された時間にな
    ったと判断し、かつ前記処理実行判断手段が印刷データ
    に基づく処理の実行中でないと判断した場合には前記本
    体用電源を切断し、前記電源切断時間判断手段が前記電
    源切断時間設定手段により設定された時間になったと判
    断しても、前記処理実行判断手段が印刷データに基づく
    処理の実行中であると判断した場合にはその印刷データ
    に基づく処理が終了するまでは前記本体用電源を切断し
    ないことを特徴とする印刷装置。
JP3600997A 1997-02-20 1997-02-20 印刷装置 Pending JPH10230665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3600997A JPH10230665A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3600997A JPH10230665A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10230665A true JPH10230665A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12457772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3600997A Pending JPH10230665A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10230665A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036459A1 (fr) * 2001-10-24 2003-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme d'impression, imprimante, dispositif de sortie de donnees, procede d'impression
US8994974B2 (en) 2012-08-03 2015-03-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer
US9057998B2 (en) 2012-08-03 2015-06-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having a power saving mode

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036459A1 (fr) * 2001-10-24 2003-05-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme d'impression, imprimante, dispositif de sortie de donnees, procede d'impression
US6984079B2 (en) 2001-10-24 2006-01-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Printing system, printer, data output device, printing method
US8994974B2 (en) 2012-08-03 2015-03-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer
US9057998B2 (en) 2012-08-03 2015-06-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer having a power saving mode

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5974552A (en) Method and apparatus for executing a scheduled operation after wake up from power off state
US6675305B1 (en) Power saving in a USB peripheral by providing gated clock signal to CSR block in response to a local interrupt generated when an operation is to be performed
US7213160B2 (en) Power management apparatus, power management method, and power management system
JPH10230665A (ja) 印刷装置
JPH0594236A (ja) 電源制御装置
JP2002067449A (ja) バックアップ手段を備えた画像形成装置
JPH11348379A (ja) プリンタ装置
JP2000013543A (ja) 通信システム
JPH0276021A (ja) 情報処理装置用電源の復電処理方式
US5569965A (en) Control method for reducing quiescent current
US6097506A (en) Electricity turning-on control device and facsimile device
JP2006069190A (ja) 印刷装置の電源制御方法
JP2004090243A (ja) 画像形成システム及び画像形成システムの省電力方法
JPH0652128A (ja) 複数のプロセッサを有した機器の制御方法
JPH05241696A (ja) パーソナルコンピュータ
JPS5839320A (ja) 計算機システムにおける電源制御方式
JPH06337727A (ja) 自動運転制御装置
JP2001195160A (ja) バス接続形デバイス
JPH0738147B2 (ja) 無停電電源装置
JP2000091976A (ja) 携帯端末装置
JPH05338328A (ja) プリンタの電源制御回路
KR20230101620A (ko) 자동차의 전원 제어장치 및 그 제어방법
JPS60156126A (ja) デ−タ出力装置
JPH08123261A (ja) 印刷装置および印刷装置の自己診断処理方法
JP2002079722A (ja) 画像処理システム