JPH08123261A - 印刷装置および印刷装置の自己診断処理方法 - Google Patents

印刷装置および印刷装置の自己診断処理方法

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JPH08123261A
JPH08123261A JP6263462A JP26346294A JPH08123261A JP H08123261 A JPH08123261 A JP H08123261A JP 6263462 A JP6263462 A JP 6263462A JP 26346294 A JP26346294 A JP 26346294A JP H08123261 A JPH08123261 A JP H08123261A
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JP
Japan
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time
self
diagnosis processing
energization
output
Prior art date
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JP6263462A
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Naohiro Yoshikawa
直廣 吉川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実際に電源がオフにされていた時間の長さに
見合った自己診断処理が実行できる。 【構成】 制御部により主電源がオン状態に切り換わっ
たオン時刻を時刻生成部から検知すると、演算部15が
オフ時刻と記憶された前記オン時刻との時刻差分を演算
し、該演算された時刻差分に応じてコンパレータ17が
自己診断処理メモリ16からいずれかの自己診断処理プ
ログラムを選択し、制御部11が該選択された自己診断
処理プログラムを実行する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電制御を行う印刷装
置および印刷装置の自己診断処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置、例えば印刷装
置では主電源のスイッチが投入されると、印刷装置を構
成する印刷用紙搬送機構,印刷機構,電気回路,ハード
ディスクなどの記憶装置、メモリなどの記憶素子が正常
に印刷を行える状態にあるかを診断していた。
【0003】そのため、例えば印刷装置へのメモリの増
設のために、ごく短い時間だけ電源をオフにしただけで
も、電源をオンにしてから実際の印刷処理を実行できる
ようになるまで、かなりの時間を必要としていた。
【0004】また、一定時間以上印刷処理が実行されな
かったら、印刷処理の実行を検知するための手段を除
き、各部への電源供給を遮断あるいは制御して省電力を
図る機能を持つ印刷装置においては、電源供給を遮断ま
たは制御していた状態から印刷処理が再実行された時に
各部の診断を行うが、印刷処理が実行されなかった時間
の長短にかかわらず一定の診断を実行していた。そし
て、通常この場合の診断処理は、立ち上がり時間を短縮
するために簡素化されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】その結果、各部への電
源供給がかなりの時間オフにされた後でも簡素化された
診断処理しか行わないため信頼性が問題となる場合があ
った。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第9の発明
の目的は、電源からの通電状態がオフにされてから次に
オンにされるまでの時間を異なるプリンタ環境毎に管理
し、通電状態が遮断されていた時間の長短によって印刷
装置の各部の診断処理を制御することで、実際に電源が
オフにされていた時間の長さに見合った自己診断処理が
実行可能となり、印刷装置の信頼性を保ちつつ、かつ利
用者が最低の待ち時間で印刷出力が得られる印刷装置お
よび印刷装置のの自己診断処理方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、異なる診断処理プログラムを複数記憶する自己診断
処理記憶手段と、主電源と異なる電源からの電力により
常時時刻を計測する時間計測手段と、前記主電源がオフ
状態からオン状態またはオン状態からオフ状態に切り換
わった状態を検出する検出手段と、前記主電源がオフ状
態に切り換わったオフ時刻を前記時間測定手段から検知
して記憶するオフ時刻記憶手段と、前記主電源がオン状
態に切り換わったオン時刻を前記時間測定手段から検知
するオン時刻検知手段と、前記オフ時刻と前記オン時刻
との時刻差分を演算する演算手段と、この演算手段によ
り演算された時刻差分に応じて前記自己診断処理記憶手
段からいずれかの自己診断処理プログラムを選択する選
択手段と、この選択手段により選択された自己診断処理
プログラムを実行する自己診断処理手段とを有するもの
である。
【0008】本発明に係る第2の発明は、外部装置から
入力されるデータを解析して印刷を行う出力部とこの出
力部を制御する出力制御部と、前記出力部による印刷終
了後のデータ入力状態に基づいて前記出力部に対する電
源からの通電を遮断または開始を制御する通電制御手段
とを有する印刷装置において、異なる診断処理プログラ
ムを複数記憶する自己診断処理記憶手段と、前記出力制
御部への通電で常時時刻を計測する時間計測手段と、前
記通電制御手段が前記出力制御部に対するデータ入力状
態に基づいて前記出力部に対する電源からの通電を遮断
した時刻を前記時間測定手段から検知して記憶する通電
遮断時刻記憶手段と、前記通電制御手段が前記出力制御
部に対するデータ入力状態に基づいて前記出力部に対す
る電源からの通電を開始した時刻を前記時間測定手段か
ら検知する通電開始時刻検知手段と、前記通電遮断時刻
と前記通電開始時刻との時刻差分を演算する演算手段
と、この演算手段により演算された時刻差分に応じて前
記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己診断処理プ
ログラムを選択する選択手段と、この選択手段により選
択された自己診断処理プログラムを実行する自己診断処
理手段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第3の発明は、外部装置から
入力されるコマンドを解析して印刷を行う出力部と、こ
の出力部を制御する出力制御部と、前記外部装置からの
コマンドに基づいて前記出力部および出力制御部に対す
る電源からの通電を遮断する通電制御手段とを有する印
刷装置において、異なる診断処理プログラムを複数記憶
する自己診断処理記憶手段と、前記出力制御部への通電
で常時時刻を計測する時間計測手段と、前記通電制御手
段が前記外部装置からのコマンドに基づいて前記出力部
および出力制御部に対する電源からの通電を遮断しよう
とする直前の時刻を前記時間測定手段から検知して記憶
する通電遮断時刻記憶手段と、前記出力部および出力制
御部に対する電源からの通電を開始した時刻を前記時間
測定手段から検知する通電開始時刻検知手段と、前記通
電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻差分を演算する
演算手段と、この演算手段により演算された時刻差分に
応じて前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己診
断処理プログラムを選択する選択手段と、この選択手段
により選択された自己診断処理プログラムを実行する自
己診断処理手段とを有するものである。
【0010】本発明に係る第4の発明は、自己診断処理
記憶手段は、演算手段により演算される時刻差分に応じ
たアドレスに従って異なる診断処理プログラムを複数記
憶するように構成したものである。
【0011】本発明に係る第5の発明は、外部装置と印
刷装置とが所定のインタフェースを介して通信可能に構
成したものである。
【0012】本発明に係る第6の発明は、外部装置と印
刷装置とが所定のネットワークを介して通信可能に構成
したものである。
【0013】本発明に係る第7の発明は、異なる診断処
理プログラムを複数記憶する自己診断処理記憶手段と、
主電源と異なる電源からの電力により常時時刻を計測す
る時間計測手段とを有する印刷装置の自己診断処理方法
において、前記主電源がオフ状態に切り換わったオフ時
刻を前記時間測定手段から検知して記憶媒体に登録する
オフ時刻登録工程と、前記主電源がオン状態に切り換わ
ったオン時刻を前記時間測定手段から検知するオン時刻
検知工程と、前記主電源のオフ時刻と前記オン時刻との
時刻差分を演算する演算工程と、該演算された時刻差分
に応じていずれかの自己診断処理プログラムを選して実
行する自己診断処理工程とを有するものである。
【0014】本発明に係る第8の発明は、外部装置から
入力されるデータを解析して印刷を行う出力部とこの出
力部を制御する出力制御部と、前記出力部による印刷終
了後のデータ入力状態に基づいて前記出力部に対する電
源からの通電を遮断または開始を制御する通電制御手段
と、異なる診断処理プログラムを複数記憶する自己診断
処理記憶手段と、前記出力制御部への通電で常時時刻を
計測する時間計測手段とを有する印刷装置の自己診断処
理方法において、前記通電制御手段が前記出力部に対す
るデータ入力状態に基づいて前記出力部に対する電源か
らの通電を遮断した時刻を前記時間測定手段から検知し
て記憶媒体に登録する通電遮断時刻登録工程と、前記通
電制御手段が前記出力制御部に対するデータ入力状態に
基づいて前記出力部に対する電源からの通電を開始した
時刻を前記時間測定手段から検知する通電開始時刻検知
工程と、前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻
差分を演算する演算工程と、該演算された時刻差分に応
じて前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己診断
処理プログラムを選択して実行する自己診断処理工程と
を有するものである。
【0015】本発明に係る第9の発明は、外部装置から
入力されるコマンドを解析して印刷を行う出力部と、こ
の出力部を制御する出力制御部と、前記外部装置からの
コマンドに基づいて前記出力部および出力制御部に対す
る電源からの通電を遮断する通電制御手段と、異なる診
断処理プログラムを複数記憶する自己診断処理記憶手段
と、前記出力制御部への通電で常時時刻を計測する時間
計測手段とを有する印刷装置の自己診断処理方法におい
て、前記通電制御手段が前記外部装置からのコマンドに
基づいて前記出力部および出力制御部に対する電源から
の通電を遮断しようとする直前の時刻を前記時間測定手
段から検知して記憶媒体に登録する通電遮断時刻登録工
程と、前記出力部および出力制御部に対する電源からの
通電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知する通
電開始時刻検知工程と、前記通電遮断時刻と前記通電開
始時刻との時刻差分を演算する演算工程と、該演算され
た時刻差分に応じて前記自己診断処理記憶手段からいず
れかの自己診断処理プログラムを選択して実行する自己
診断処理工程とを有するものである。
【0016】
【作用】第1の発明において、オン時刻検知手段により
前記主電源がオン状態に切り換わったオン時刻を前記時
間測定手段から検知すると、演算手段が前記オフ時刻と
記憶された前記オン時刻との時刻差分を演算し、該演算
された時刻差分に応じて選択手段が前記自己診断処理記
憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを選択
し、自己診断処理手段が該選択された自己診断処理プロ
グラムを実行して、ユーザの操作により主電源が遮断さ
れたオフ時刻とユーザの操作により主電源からの電力供
給が開始されたオン時刻との時刻差分に応じた適切な自
己診断処理プログラムを最短時間で完了することを可能
とする。
【0017】第2の発明において、通電開始時刻検知手
段により、通電制御手段が前記出力制御部に対するデー
タ入力状態に基づいて前記出力部に対する電源からの通
電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知される
と、演算手段が前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻と
の時刻差分を演算し、該演算された時刻差分に応じて選
択手段が前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己
診断処理プログラムを選択し、自己診断処理手段が該選
択された自己診断処理プログラムを実行して、外部装置
から所定時間データが送出されてこない場合に、通電制
御手段により出力部に対する通電が一時遮断されたオフ
時刻と再度外部装置からデータが送出され始めて出力部
に対する電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分に
応じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了
することを可能とする。
【0018】第3の発明において、通電開始時刻検知手
段により前記出力部および出力制御部に対する電源から
の通電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知され
ると、演算手段が前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻
との時刻差分を演算し、該演算された時刻差分に応じて
選択手段が前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自
己診断処理プログラムを選択し自己診断処理手段が、該
選択された自己診断処理プログラムを実行して、通電制
御手段により出力部に対する通電が外部装置からコマン
ドで遮断されたオフ時刻と次に主電源が投入されたオン
時刻との時刻差分に応じた適切な自己診断処理プログラ
ムを最短時間で完了することを可能とする。
【0019】第4の発明において、自己診断処理記憶手
段は、演算手段により演算される時刻差分に応じたアド
レスに従って異なる診断処理プログラムを複数記憶し、
演算された時刻差分からいずれかの診断処理プログラム
を選択実行可能とする。
【0020】第5の発明において、外部装置と印刷装置
とが所定のインタフェースを介して通信可能とし、印刷
装置と外部装置が1対1のシステム環境の下で、異なる
自己診断処理を選択して実行可能とする。
【0021】第6の発明において、部装置と印刷装置と
が所定のネットワークを介して通信可能とし、印刷装置
と外部装置が1対nまたはn対nのシステム環境の下
で、異なる自己診断処理を選択して実行可能とする。
【0022】第7の発明において、前記主電源がオフ状
態に切り換わったオフ時刻を前記時間測定手段から検知
して記憶媒体に登録しておき、前記主電源がオン状態に
切り換わったオン時刻を前記時間測定手段から検知し、
前記主電源のオフ時刻と前記オン時刻との時刻差分を演
算し、該演算された時刻差分に応じていずれかの自己診
断処理プログラムを選して実行して、ユーザの操作によ
り主電源が遮断されたオフ時刻とユーザの操作により主
電源からの電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分
に応じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完
了する制御をプログラマブルに実行可能とする。
【0023】第8の発明において、前記通電制御手段が
前記出力部に対するデータ入力状態に基づいて前記出力
部に対する電源からの通電を遮断した時刻を前記時間測
定手段から検知して記憶媒体に登録し、前記通電制御手
段が前記出力制御部に対するデータ入力状態に基づいて
前記出力部に対する電源からの通電を開始した時刻を前
記時間測定手段から検知し、前記通電遮断時刻と前記通
電開始時刻との時刻差分を演算し、該演算された時刻差
分に応じて前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自
己診断処理プログラムを選択して実行して、外部装置か
ら所定時間データが送出されてこない場合に、通電制御
手段により出力部に対する通電が一時遮断されたオフ時
刻と再度外部装置からデータが送出され始めて出力部に
対する電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分に応
じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了す
る制御をプログラマブルに実行可能とする。
【0024】第9の発明において、前記通電制御手段が
前記外部装置からのコマンドに基づいて前記出力部およ
び出力制御部に対する電源からの通電を遮断しようとす
る直前の時刻を前記時間測定手段から検知して記憶媒体
に登録しておき、出力部および出力制御部に対する電源
からの通電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知
し、前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻差分
を演算し、該演算された時刻差分に応じて前記自己診断
処理記憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを
選択して実行して、通電制御手段により出力部に対する
通電が外部装置からコマンドで遮断されたオフ時刻と次
に主電源が投入されたオン時刻との時刻差分に応じた適
切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了する制御
をプログラマブルに実行可能とする。
【0025】
【実施例】本発明の実施例として、主電源が遮断されて
から再投入されるまでの時間(以下、オフ時間と称す
る)によって装置の自己診断内容を制御する印刷装置の
構成について説明する。 〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す印刷装
置の構成を説明するブロック図である。
【0026】図において、11はROMやRAMを含む
マイクロプロセッサシステムを有し、装置全体をコント
ロールする制御部、12は主電源がオンになっている間
は主電源によって動作し、そうでない時は蓄電池13を
動作電源とする時間計測部、14は前記時間計測部12
に直接接続され、計測した時刻を記憶する時刻記憶メモ
リ、15は前記時間計測部12が計測した複数の時刻間
の差分を求める演算部、16はマイクロプロセッサシス
テムが行う自己診断処理の処理プログラムを複数種類格
納した自己診断処理メモリ、17は前記演算部15の求
めるオフ時間に従って自己診断処理メモリ16の適切な
アドレスを返すコンパレータである。なお、図1に示す
ように、各11,12,15〜17は内部バス18によ
り相互に接続されている。
【0027】次に、本実施例に示す印刷装置の動作につ
いて説明するが、初めに印刷装置の通常動作時の時刻記
憶および、主電源遮断時の時刻記憶に関して図2を参照
して説明する。
【0028】図2は、図1に示した時間計測部12の詳
細構成を説明するブロック図であり、図1と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0029】この図に示すように、時間計測部12は水
晶振動子などによって時刻データを生成する時刻生成部
21,時刻生成部21の出力を時刻記憶メモリ14など
に対して送信する/しないを制御するメモリ入力ゲート
22,時刻記憶メモリ14の内容などを内部バス18に
出力する/しないを制御するメモリ出力ゲート23,メ
モリ入力ゲート22,メモリ出力ゲート23の動作を制
御する制御部24,時間計測部12に接続される主電源
と蓄電池13の電源の供給状態を制御する電源制御部2
5等から構成されている。時刻生成部21は絶えず供給
される電源によって時刻データを生成し続ける。
【0030】また、電源制御部25は主電源から電力が
供給されているうちは、時間計測部12内の各部や時刻
記憶メモリ14に電力を供給するが、主電源の電力供給
がストップすると、蓄電池13の供給する電力を時刻生
成部21と時刻記憶メモリ14に供給するように電源供
給源を切り換え制御している。
【0031】さらに、制御部24は、例えばアドレスデ
コーダで、内部バス18から制御情報を受け取りメモリ
入力ゲート22とメモリ出力ゲート23および時刻記憶
メモリ14への書き込み信号,読み出し信号を制御す
る。主電源から電力が供給されると制御部24も動作を
始めるが、この時、メモリ入力ゲート22,メモリ出力
ゲート23に対する制御信号は、ともにディスエイブル
とする。また、時刻記憶メモリ14の書き込み信号,読
み出し信号もディスエイブル(非書き込み,読み出し状
態)とする。
【0032】また、メモリ入力ゲート22は、制御部2
4の制御に従って時刻生成部21の発生する時刻データ
のゲーティングを行う。メモリ入力ゲート22は、電源
からの電力供給が停止した場合は、ディスエイブル状態
になるものとする。
【0033】さらに、メモリ出力ゲート23は制御部2
4の制御に従って時刻記憶メモリ14から内部バス18
への読み出しデータをゲーティングする。メモリ出力ゲ
ート23は、電源からの電力供給が停止した場合は、デ
ィスエイブル状態になるものとする。
【0034】また、制御部24がメモリ入力ゲート2
2,メモリ出力ゲート23をイネーブルとし、さらに、
時刻記憶メモリ書き込み信号をディスエイブルとし、さ
らに、時刻記憶メモリ読み出し信号をイネーブルにする
と、時刻生成部21の発生する時刻データが直接内部バ
ス18に出力されるものとする。
【0035】通常動作時の時刻記憶は、制御部24がメ
モリ入力ゲート22をイネーブルとし、メモリ出力ゲー
ト23をディスエイブルとし、時刻記憶メモリ書き込み
信号をイネーブルとすることにより、時刻生成部21が
発生する時刻データを絶えず時刻記憶メモリ14に書き
続けるという形で実現する。
【0036】次に、主電源遮断時の時刻記憶について説
明する。
【0037】主電源が遮断されると、電源制御部25は
時刻生成部21,時刻記憶メモリ14を除く各部への電
源からの電力供給を打ち切る。これによって、時刻記憶
メモリ14には主電源が遮断される直前の時刻データが
書き込まれ、そのデータが電源制御部25経由で供給さ
れる蓄電池13の電力によってバックアップされる。
【0038】次に、コンパレータ17の構成について説
明する。
【0039】コンパレータ17は、例えば図3に示すよ
うにテーブルメモリによって構成される。
【0040】図3は、図1に示したコンパレータ17を
構成するテーブルメモリの論理構造を説明する図であ
る。
【0041】図において、31はオフ時間しきい値デー
タである。32はオフ時間しきい値データ31に対応す
る自己診断処理が記述される、自己診断処理メモリ16
のアドレスである。
【0042】この図に示すように、コンパレータ17で
はオフ時間しきい値データ31と自己診断処理メモリ1
6のアドレス32を1レコードとして扱い、このような
レコードがリスト状に連なっているものとする。なお、
オフ時間しきい値データ31は昇順にソートされている
ものとする。
【0043】次に、演算部15の演算処理について説明
する。
【0044】図に示した演算部15は、例えば減数デー
タと被減数データとの減算結果を格納するレジスタを持
ち、減算結果レジスタから((被減数データ)−(減数
データ))を読み出し命令によって読み出せるような構
成とする。
【0045】次に、マイクロプロセッサがオフ時間に対
応する自己診断処理メモリ16のアドレス32をコンパ
レータ17から得る処理について、図4に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0046】図4は本発明に係る印刷装置の第1の自己
診断処理方法の決定処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0047】本実施例において、自己診断処理メモリ1
6はnレコードからなるものとする。また、コンパレー
タ17への入力はオフ時間である。
【0048】先ず、ループカウンタiを0に初期化する
(1)。ループカウンタはテーブルメモリのレコードカ
ウンタを兼ねる。続いて、オフ時間と第iレコードのオ
フ時間しきい値データとを比較し(2)、前者の方が小
さいまたは等しければ第iレコードの自己診断メモリア
ドレスを返して(3)、終了する。
【0049】一方、ステップ(2)において前者の方が
大きければループカウンタiをインクリメントする
(4)。続いて、ループカウンタiとnを比較し
(5)、iがn以下であったらステップ(2)へ行き、
ループカウンタiがnより大きければ第nレコードの自
己診断メモリアドレスを返して(6)、処理終了する。
【0050】以上述べた処理では、レコードのカウンタ
iが大きいほど、より長いオフ時間に対応することにな
るが、一般的にオフ時間が長いほど、対応する自己診断
メモリアドレスに記述される自己診断処理は複雑にな
る。すなわち、自己診断により長い時間が必要となる。
【0051】以下、本実施例と第1の発明の各手段との
対応及びその作用について図1,図2等を参照して説明
する。
【0052】第1の発明は、異なる診断処理プログラム
を複数記憶する自己診断処理記憶手段(自己診断処理メ
モリ16)と、主電源と異なる電源からの電力により常
時時刻を計測する時間計測手段(時間計測部12の時刻
生成部21)と、前記主電源がオフ状態からオン状態ま
たはオン状態からオフ状態に切り換わった状態を検出す
る検出手段(制御部24)と、前記主電源がオフ状態に
切り換わったオフ時刻を前記時間測定手段から検知して
記憶するオフ時刻記憶手段(時刻記憶メモリ14)と、
前記主電源がオン状態に切り換わったオン時刻を前記時
間測定手段から検知するオン時刻検知手段(制御部2
4)と、前記オフ時刻と前記オン時刻との時刻差分を演
算する演算手段(演算部15)と、この演算手段により
演算された時刻差分に応じて前記自己診断処理記憶手段
からいずれかの自己診断処理プログラムを選択する選択
手段(コンパレータ17)と、この選択手段により選択
された自己診断処理プログラムを実行する自己診断処理
手段(制御部11)とを有し、制御部24により前記主
電源がオン状態に切り換わったオン時刻を時刻生成部2
1から検知すると、演算部15が前記オフ時刻と記憶さ
れた前記オン時刻との時刻差分を演算し、該演算された
時刻差分に応じてコンパレータ17が前記自己診断処理
メモリ16からいずれかの自己診断処理プログラムを選
択し、制御部11が該選択された自己診断処理プログラ
ムを実行して、ユーザの操作により主電源が遮断された
オフ時刻とユーザの操作により主電源からの電力供給が
開始されたオン時刻との時刻差分に応じた適切な自己診
断処理プログラムを最短時間で完了することを可能とす
る。
【0053】次に、主電源からの電力供給が開始されて
から自己診断を実行し、その後行う通常処理までの過程
について説明する。
【0054】主電源からの電力供給が開始されると、制
御部11はマイクロプロセッサのプログラムという形で
登録されている処理を開始し、その一部分としてオフ時
間に対する自己診断処理を選択的に実行する。以下、図
5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0055】図5は本発明に係る印刷装置における自己
診断方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(9)は各ステップを示す。
【0056】制御部11は時間計測部12に対して時刻
記憶メモリ14に記憶されている時刻データを読み出す
よう要求する(1)。この時の時間計測部12内の制御
部24の制御状態は、メモリ入力ゲート22はディスエ
イブル状態で、メモリ出力ゲート23はイネーブル状態
で、時刻記憶メモリ14の読み出し信号はイネーブル状
態で、時刻記憶メモリ14の書き込み信号はディスエイ
ブル状態となっているものとする。
【0057】次いで、時刻記憶メモリ14から読み出し
た時刻データは演算部15の減数レジスタにセットする
(2)。続いて、制御部11は時間計測部12に対して
現在時刻を読み出すよう要求する(3)。この時の時間
計測部12内の制御部24の制御状態は、メモリ入力ゲ
ート22はイネーブル状態で、メモリ出力ゲート23は
イネーブル状態で、時刻記憶メモリ14読み出し信号は
ディスエイブル状態で、時刻記憶メモリ14の書き込み
信号はディスエイブル状態となっているものとする。
【0058】これによって、時間計測部12内の時刻生
成部21から、現在の時刻に該当する時刻データがメモ
リ入力ゲート22,メモリ出力ゲート23,内部バス1
8経由で制御部11に読み込むことができる。
【0059】続いて、制御部11は時間計測部12から
読み出した時刻データを演算部15の被減数レジスタに
セットする(4)。続いて、制御部11は演算部15の
減算結果レジスタから減算結果を読み出す(5)。この
数値がオフ時間となる。
【0060】続いて、制御部11はオフ時間をコンパレ
ータ17に入力し、対応する自己診断処理メモリ16の
アドレスを得る(6)。
【0061】続いて、制御部11は、得た自己診断処理
メモリ16のアドレスからいずれかの自己診断処理プロ
グラムを実行する(7)。自己診断処理プログラムの実
行に際しては、直前のプログラムアドレスを特定領域に
記憶しておいて自己診断処理プログラムの実行が終了し
た時点で元のプログラムアドレスに容易に復帰できるよ
うな手法を取っているものとする。
【0062】また、自己診断処理プログラムを実行して
いる過程で発生したエラーや発見された欠陥に対する処
理は、すべて自己診断処理プログラム内部で解決するも
のとする。これによって、自己診断処理プログラムから
元のプログラムアドレスに復帰してきた時点では、通常
の印刷処理を起動できるものとする。
【0063】続いて、制御部11は時刻記憶メモリ14
への時刻記憶を開始する(8)。この時の時間計測部1
2内の制御部24の制御状態は、メモリ入力ゲート22
はイネーブル状態で、メモリ出力ゲート23はディスエ
イブル状態で、時刻記憶メモリ14読み出し信号はディ
スエイブル状態で、時刻記憶メモリ14書き込み信号は
ディスエイブル状態となっているものとする。
【0064】続いて、制御部11は通常の印刷処理を開
始して(9)、診断処理を終了する。
【0065】以下、本実施例と第7の発明の各工程との
対応及びその作用について図5を参照して説明する。
【0066】第7の発明は、異なる診断処理プログラム
を複数記憶する自己診断処理記憶手段と、主電源と異な
る電源からの電力により常時時刻を計測する時間計測手
段とを有する印刷装置の自己診断処理方法において、前
記主電源がオフ状態に切り換わったオフ時刻を前記時間
測定手段から検知して記憶媒体に登録するオフ時刻登録
工程(図5のステップ(1)の前処理)と、前記主電源
がオン状態に切り換わったオン時刻を前記時間測定手段
から検知するオン時刻検知工程(図5のステップ
(3))と、前記主電源のオフ時刻と前記オン時刻との
時刻差分を演算する演算工程(図5のステップ(2),
(4),(5))と、該演算された時刻差分に応じてい
ずれかの自己診断処理プログラムを選して実行する自己
診断処理工程(図5のステップ(5)〜(7))とを実
行して、前記主電源がオフ状態に切り換わったオフ時刻
を前記時間測定手段から検知して記憶媒体に登録してお
き、前記主電源がオン状態に切り換わったオン時刻を前
記時間測定手段から検知し、前記主電源のオフ時刻と前
記オン時刻との時刻差分を演算し、該演算された時刻差
分に応じていずれかの自己診断処理プログラムを選して
実行して、ユーザの操作により主電源が遮断されたオフ
時刻とユーザの操作により主電源からの電力供給が開始
されたオン時刻との時刻差分に応じた適切な自己診断処
理プログラムを最短時間で完了する制御をプログラマブ
ルに実行可能とする。 〔第2実施例〕本発明の第2の実施例として、印刷処理
が終了してから一定時間以上印刷処理が実行されなかっ
たら、印刷処理の実行を検知するための手段を除き、各
部への電源からの電力供給を遮断あるいは制御して省電
力を図る機能を持つ印刷装置において、電源からの電力
供給が遮断または制御された状態(以下、一時遮断状態
と称する)から印刷処理が再実行されるまでの時間(以
下、この時間をオフ時間と称する)によって装置の自己
診断内容を制御する場合の例をについて説明する。
【0067】図6は本発明の第2の実施例を示す印刷装
置の構成を説明するブロック図である。
【0068】図において、61はROMやRAMを含む
マイクロプロセッサシステムを有し、装置全体をコント
ロールする制御部、62は時間を計測する時間計測部、
64は前記時間計測部62に直接接続され、計測した時
刻を記憶する時刻記憶メモリ、65は前記時間計測部6
2が計測した複数の時刻間の差分を求める演算部、66
はマイクロプロセッサシステムが行う自己診断処理の処
理プログラムを複数種類格納した自己診断処理メモリ、
67は演算部65の求めるオフ時間に従って自己診断処
理メモリ66の適切なアドレスを返すコンパレータ、6
9はホストコンピュータなどからの印刷データを受け取
るデータ入力インタフェースである。なお、図6に示す
ように、各61,62,65〜67,69は内部バス6
8により相互に接続されている。
【0069】なお、時間計測部62と時刻記憶メモリ6
4は、主電源と異なる蓄電池などからも電力供給を受
け、主電源の入切に無関係に動作可能であるとする。
【0070】次に本実施例に示す印刷装置の動作につい
て説明するが、始めに印刷装置が一時遮断状態に入る直
前に、その時刻を記憶する処理について図7を参照して
説明する。
【0071】図7は、図6に示した時間計測部62の構
成を説明する詳細ブロック図であり、図6と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0072】図において、71は水晶振動子などによっ
て時刻データを生成する時刻生成部、72は前記時刻生
成部71の出力を時刻記憶メモリ64などに対して送信
する/しないを制御するメモリ入力ゲート、73は時刻
記憶メモリ64の内容などを内部バス68に出力する/
しないを制御するメモリ出力ゲート、74はメモリ入力
ゲート72,メモリ出力ゲート73の動作を制御する制
御部である。
【0073】このように構成された時間計測部62にお
いて、制御部74は、例えばアドレスデコーダで、内部
バス68から制御情報を受け取り、メモリ入力ゲート7
2とメモリ出力ゲート73および時刻記憶メモリ64へ
の書き込み信号,読み出し信号を制御する。各部への電
源供給が遮断される際、制御部74への電源供給も遮断
されるが、制御部74への電源供給が再開された時、メ
モリ入力ゲート72,メモリ出力ゲート73に対する制
御信号は、ともにディスエイブルとする。また、時刻記
憶メモリ64の書き込み信号,読み出し信号もディスエ
イブル(非書き込み,読み出し状態)とする。
【0074】また、メモリ入力ゲート72は制御部74
の制御に従って時刻生成部71の発生する時刻データの
ゲーティングを行う。各部への電源供給が遮断される
際、制御部74への電源供給も遮断されるが、その際
は、ディスエイブル状態になるものとする。
【0075】さらに、メモリ出力ゲート73は制御部7
4の制御に従って時刻記憶メモリ64から内部バス68
への読み出しデータをゲーティングする。各部への電源
供給が遮断される際、制御部74への電源供給も遮断さ
れるが、その際は、ディスエイブル状態になるものとす
る。
【0076】また、制御部74がメモリ入力ゲート7
2,メモリ出力ゲート73をイネーブル、時刻記憶メモ
リ書き込み信号をディスエイブル、時刻記憶メモリ読み
出し信号をイネーブルにすると、時刻生成部71の発生
する時刻データが直接内部バス68に出力されるものと
する。
【0077】さらに、一時遮断状態に入る直前の時刻記
憶処理は、制御部74がメモリ入力ゲート72をイネー
ブル、メモリ出力ゲート73をディスエイブル、時刻記
憶メモリ書き込み信号をイネーブルとすることで実現す
る。
【0078】次に、図6に示したコンパレータ67の構
成について説明する。コンパレータ67は本発明に係わ
る第1の実施例におけるコンパレータ17と同一の構
成,機能であるとする。すなわち、図3に示すようなテ
ーブルメモリを使い、図4のフローチャートに記述する
処理によってオフ時間に対応する自己診断処理メモリの
アドレスを得る。
【0079】次に、演算部65の演算処理について説明
する。演算部65は本発明に係わる第1の実施例におけ
る演算部15と同一の構成,機能であるとする。すなわ
ち減数データと被減数データと減算結果を格納するレジ
スタを持ち、減算結果レジスタから((被減数データ)
−(減数データ))を読み出し命令によって読み出せる
ような構成とする。
【0080】次に、データ入力インタフェース69を経
て印刷データを受け取る動作について説明する。
【0081】先ず、データ入力インタフェース69は、
ホストコンピュータなどからの印刷データが入力される
とマイクロプロセッサに対して割り込みを発生し、この
割り込み処理ルーチンでマイクロプロセッサが印刷デー
タを読み込むものとする。
【0082】本実施例において、データ入力インタフェ
ース69,マイクロプロセッサには、一時遮断状態にあ
っても電源が継続供給されるものとし、印刷データの入
力を検知してマイクロプロセッサに割り込みをかける処
理は、一時遮断状態にあっても有効とする。
【0083】以下、本実施例と第2の発明の各手段との
対応及びその作用について図6,図7等を参照して説明
する。
【0084】第2の発明は、外部装置(ホストコンピュ
ータ等)から入力されるデータを解析して印刷を行う出
力部(図示しないプリンタエンジン部)とこの出力部を
制御する出力制御部(プリンタコントローラ部で制御部
61を備える)と、前記出力部による印刷終了後のデー
タ入力状態(データ入力インタフェース69を介して入
力される)に基づいて前記出力部に対する電源からの通
電を遮断または開始を制御する通電制御手段(制御部6
1の機能による)とを有する印刷装置において、異なる
診断処理プログラムを複数記憶する自己診断処理記憶手
段(自己診断処理メモリ66)と、前記出力制御部への
通電で常時時刻を計測する時間計測手段(時間計測部6
2)と、前記通電制御手段が前記出力部に対するデータ
入力状態に基づいて前記出力部に対する電源からの通電
を遮断した時刻を前記時間測定手段から検知して記憶す
る通電遮断時刻記憶手段(時刻記憶メモリ64)と、前
記通電制御手段が前記出力制御部に対するデータ入力状
態に基づいて前記出力部に対する電源からの通電を開始
した時刻を前記時間測定手段から検知する通電開始時刻
検知手段(制御部74)と、前記通電遮断時刻と前記通
電開始時刻との時刻差分を演算する演算手段(演算部6
5)と、この演算手段により演算された時刻差分に応じ
て前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己診断処
理プログラムを選択する選択手段(コンパレータ67)
と、この選択手段により選択された自己診断処理プログ
ラムを実行する自己診断処理手段(制御部61)とを有
し、制御部74により、制御部61が前記出力制御部に
対するデータ入力状態に基づいて前記出力部に対する電
源からの通電を開始した時刻を時刻生成部71から検知
されると、演算部65が前記通電遮断時刻と前記通電開
始時刻との時刻差分を演算し、該演算された時刻差分に
応じてコンパレータ67が自己診断処理メモリ66から
いずれかの自己診断処理プログラムを選択し、制御部6
1が該選択された自己診断処理プログラムを実行して、
外部装置からデータ入力インタフェース69を介して所
定時間データが送出されてこない場合に、通電制御手段
により出力部に対する通電が一時遮断されたオフ時刻と
再度外部装置からデータが送出され始めて出力部に対す
る電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分に応じた
適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了するこ
とを可能とする。
【0085】次に、本実施例に示す印刷装置が通常動作
状態から一時遮断状態に入り、次の印刷データ入力を検
知して再び通常動作状態に復帰する処理について、図8
のフローチャートを参照して説明する。
【0086】図8は本発明に係る印刷装置の第2の自己
診断処理方法の決定処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(13)は各ステップを示
す。
【0087】先ず、制御部61は、ある印刷処理を終了
して次の印刷データの入力を待ってから一定時間が経過
すると(1)、その時の時刻を記憶する(2)。この処
理は前述の通り時間計測部62内部の制御部74がメモ
リ入力ゲート72をイネーブル、メモリ出力ゲート73
をディスエイブル、時刻記憶メモリ書き込み信号をイネ
ーブルとしてすることで実現する。続いて、各部への電
源供給を一時遮断するが(3)、印刷装置のほとんどの
部分への電源供給が遮断されるので、ここでは継続して
電源が供給される部分を列挙すると、時間計測部62内
時刻生成部71,時刻記憶メモリ64,データ入力イン
タフェース69,マイクロプロセッサである。
【0088】以後、印刷データの入力をデータ入力イン
タフェース69が検知するまで一時遮断状態を続ける
(4)。
【0089】次いで、任意の時間経過後、印刷データ入
力インタフェース69が印刷データの入力を検知すると
マイクロプロセッサに割り込みをかける(5)。該割り
込みが供給されると、マイクロプロセッサはプログラム
の実行を開始し、オフ時間に対する自己診断処理を選択
的に実行するため、制御部61は時間計測部62に対し
て時刻記憶メモリ64に記憶されている時刻データを読
み出すよう要求する(6)。この時の時間計測部62内
の制御部74の制御状態は、メモリ入力ゲート72はデ
ィスエイブル状態で、メモリ出力ゲート73はイネーブ
ル状態で、時刻記憶メモリ64の読み出し信号はイネー
ブル状態で、時刻記憶メモリ64の書き込み信号はディ
スエイブル状態となっているものとする。
【0090】次いで、時刻記憶メモリ64から読み出し
た時刻データは演算部65の減数レジスタにセットする
(7)。
【0091】続いて、制御部61は時間計測部62に対
して現在時刻を読み出すよう要求する(8)。この時の
時間計測部62内の制御部74の制御状態は、メモリ入
力ゲート72はイネーブル状態で、メモリ出力ゲート7
3はイネーブル状態で、時刻記憶メモリ64読み出し信
号はディスエイブル状態で、時刻記憶メモリ64書き込
み信号はディスエイブル状態となっているものとする。
【0092】これによって、時間計測部62内の時刻生
成部71から、現在の時刻に該当する時刻データがメモ
リ入力ゲート72,メモリ出力ゲート73,内部バス6
8経由で制御部61に読み込むことができる。
【0093】続いて、制御部61は時間計測部62から
読み出した時刻データを演算部65の被減数レジスタに
セットする(9)。続いて、制御部61は演算部65の
減算結果レジスタから減算結果を読み出す(10)。こ
の数値がオフ時間となる。
【0094】続いて、制御部61はオフ時間をコンパレ
ータ67に入力し、対応する自己診断処理メモリ66の
アドレスを得る(11)。
【0095】続いて、制御部61は、得た自己診断処理
メモリ66のアドレスから自己診断処理プログラムを実
行する(12)。なお、自己診断処理プログラムの実行
に際しては、直前のプログラムアドレスを特定領域に記
憶しておいて自己診断処理プログラムの実行が終了した
時点で元のプログラムアドレスに容易に復帰できるよう
な手法を取っているものとする。
【0096】また、自己診断処理プログラムを実行して
いる過程で発生したエラーや発見された欠陥に対する処
理は、すべて自己診断処理プログラム内部で解決するも
のとする。自己診断処理プログラムから元のプログラム
アドレスに復帰してきた時点では、通常の印刷処理を起
動できるものとする。
【0097】続いて、制御部61は通常の印刷処理を開
始する(13)が、通常の印刷処理で最初に実行する処
理はデータ入力インタフェース69にホストコンピュー
タなどから入力されて一時遮断状態から通常処理状態に
復帰させるトリガとなった印刷データの読み込みであ
る。
【0098】以下、本実施例と第8の発明の各工程との
対応及びその作用について図8等を参照して説明する。
【0099】第8の発明は、外部装置から入力されるデ
ータを解析して印刷を行う出力部(図示しないプリンタ
エンジン部)とこの出力部を制御する出力制御部(プリ
ンタコントローラ部で、図6に示す制御部61を備え
る)と、前記出力部による印刷終了後のデータ入力状態
に基づいて前記出力部に対する電源からの通電を遮断ま
たは開始を制御する通電制御手段(制御部61の機能に
よる)と、異なる診断処理プログラムを複数記憶する自
己診断処理記憶手段と、前記出力制御部への通電で常時
時刻を計測する時間計測手段とを有する印刷装置の自己
診断処理方法において、前記通電制御手段が前記出力部
に対するデータ入力状態に基づいて前記出力部に対する
電源からの通電を遮断した時刻を前記時間測定手段から
検知して記憶媒体に登録する通電遮断時刻登録工程(図
8のステップ(2))と、前記通電制御手段が前記出力
制御部に対するデータ入力状態に基づいて前記出力部に
対する電源からの通電を開始した時刻を前記時間測定手
段から検知する通電開始時刻検知工程(図8のステップ
(8))と、前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との
時刻差分を演算する演算工程(図8のステップ(6),
(7),(9),(10))と、該演算された時刻差分
に応じて前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己
診断処理プログラムを選択して実行する自己診断処理工
程(図8の(11),(12))とを実行して、外部装
置から所定時間データが送出されてこない場合に、通電
制御手段により出力部に対する通電が一時遮断されたオ
フ時刻と再度外部装置からデータが送出され始めて出力
部に対する電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分
に応じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完
了する制御をプログラマブルに実行可能とする。〔第3
実施例〕本発明の第3の実施例として、主電源の投入は
機械的な接点を持つスイッチによって行い、主電源の遮
断を機械的な接点を持つスイッチによってではなく、ホ
ストコンピュータなどから印刷データとともに送られる
コマンドによって行う印刷装置において、主電源が遮断
されてから再投入されるまでの時間(以下、オフ時間と
称する)によって装置の自己診断内容を制御する印刷装
置の構成について説明する。
【0100】本実施例に示すような電源スイッチは、例
えば電磁石などを応用して容易に実現されているもの
で、人力によって通電すべく押しボタンなどが押される
と可動接点が非可動接点に接触して通電が始まり、通電
電力によって励磁する電磁石で可動接点を非可動接点に
押しつけるという構造をとるものである。
【0101】図9は本発明の第3の実施例の印刷装置の
構成を示すブロック図である。
【0102】図において、91はROMやRAMを含む
マイクロプロセッサシステムを有し、装置全体をコント
ロールする制御部、92は時間を計測する時間計測部、
94は前記時間計測部92に直接接続され、計測した時
刻を記憶する時刻記憶メモリ、95は前記時間計測部9
2が計測した複数の時刻間の差分を求める演算部、96
はマイクロプロセッサシステムが行う自己診断処理の処
理プログラムを複数種類格納した自己診断処理メモリ、
97は前記演算部95の求めるオフ時間に従って自己診
断処理メモリ96の適切なアドレスを返すコンパレー
タ、99はホストコンピュータなどから印刷データを受
け取るデータ入力インタフェース、93はホストコンピ
ュータなどから送られた印刷コマンドを解析する印刷コ
マンド解析部93である。なお、図9に示すように、各
91,92,95〜97,99は内部バス98により相
互に接続されている。
【0103】次に本実施例に示す印刷装置の動作につい
て説明する。
【0104】初めに、印刷装置の主電源遮断直前の時間
計測部92の処理について説明する。
【0105】時間計測部94は本発明に係わる第2の実
施例における時間計測部62と同一の機能,構成である
とする。すなわち、図7に示すような内部構成をとり、
時刻データを時刻記憶メモリ94に記憶したり時刻デー
タを読み出すことが可能である。
【0106】次に、コンパレータ97の構成について説
明する。
【0107】コンパレータ97は本発明に係わる第1の
実施例におけるコンパレータ17と同一の構成,機能で
あるとする。すなわち図3に示すようなテーブルメモリ
を使い、図4のフローチャートに記述する処理によって
オフ時間に対応する自己診断処理メモリのアドレスを得
る。
【0108】次に、演算部95の演算処理について説明
する。
【0109】演算部95は本発明に係わる第1の実施例
における演算部15と同一の構成,機能であるとする。
すなわち、減数データと被減数データと減算結果を格納
するレジスタを持ち、減算結果レジスタから((被減数
データ)−(減数データ))を読み出し命令によって読
み出せるような構成とする。
【0110】次に、データ入力インタフェース99を経
て印刷データを受け取る動作について説明する。
【0111】データ入力インタフェース99は、ホスト
コンピュータなどからの印刷データが入力されるとマイ
クロプロセッサに対して割り込みを発生し、この割り込
み処理ルーチンでマイクロプロセッサがデータ印刷を読
み込むものとする。
【0112】次に、印刷コマンド解析部93の印刷コマ
ンド解析処理について説明する。
【0113】印刷コマンド解析部93は特定の論理構造
を入力印刷データのコマンド部分を取り出し、該コマン
ド部分に記述される内容をマイクロプロセッサに通知す
るものとする。
【0114】以下、本実施例と第3の発明の各手段との
対応及びその作用について図9等を参照して説明する。
【0115】第3の発明は、外部装置から入力されるコ
マンドを解析して印刷を行う出力部(図示しないプリン
タエンジン部)と、この出力部を制御する出力制御部
(プリンタコントローラ部で図9に示す制御部91を備
える)と、前記外部装置からのコマンドに基づいて前記
出力部および出力制御部に対する電源からの通電を遮断
する通電制御手段(制御部91の機能による)とを有す
る印刷装置において、異なる診断処理プログラムを複数
記憶する自己診断処理記憶手段(自己診断処理メモリ9
6)と、前記出力制御部への通電で常時時刻を計測する
時間計測手段(時刻計測部92内の時刻生成部)と、前
記通電制御手段が前記外部装置からのコマンドに基づい
て前記出力部および出力制御部に対する電源からの通電
を遮断しようとする直前の時刻を前記時間測定手段から
検知して記憶する通電遮断時刻記憶手段(時刻記憶メモ
リ94)と、前記出力部および出力制御部に対する電源
からの通電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知
する通電開始時刻検知手段(時刻計測部92内の制御
部)と、前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻
差分を演算する演算手段(演算部95)と、この演算手
段により演算された時刻差分に応じて前記自己診断処理
記憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを選択
する選択手段(コンパレータ97)と、この選択手段に
より選択された自己診断処理プログラムを実行する自己
診断処理手段(制御部91)とを有し、時刻計測部92
内の制御部により前記出力部および出力制御部に対する
電源からの通電を開始した時刻を時刻計測部92内の時
刻生成部から検知されると、演算部95が前記通電遮断
時刻と前記通電開始時刻との時刻差分を演算し、該演算
された時刻差分に応じてコンパレータが前記自己診断処
理メモリ96からいずれかの自己診断処理プログラムを
選択し、制御部91が、該選択された自己診断処理プロ
グラムを実行して、通電制御手段により出力部に対する
通電が外部装置からコマンドで遮断されたオフ時刻と次
に主電源が投入されたオン時刻との時刻差分に応じた適
切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了すること
を可能とする。
【0116】次に、本実施例に示す印刷措置が電源オフ
のコマンドを受け取って印刷装置の電源を遮断するまで
の処理に関して図10のフローチャートを参照して説明
する。
【0117】図10は本発明に係る印刷装置の電源遮断
処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0118】先ず、データ入力インタフェース99が印
刷データを受信すると(1)、制御部91は印刷データ
を印刷コマンド解析部93に送る(2)。
【0119】次いで、印刷データ内に電源オフのコマン
ドが入っているかを調べ(3)、入っていなかったら、
ステップ(1)に戻り、印刷コマンド受信処理を実行す
る。一方、ステップ(3)で電源オフのコマンドが入っ
ていると判断された場合には、電源オフ処理を行うよう
制御部91に通知する(4)。次いで、制御部91は印
刷待ちデータの処理等の電源オフのための準備処理を実
行する(5)。
【0120】続いて、その時刻を時刻記憶メモリ94に
記憶する(6)。この処理は、図7に示した第2の実施
例における時間計測部62内部の制御部74がメモリ入
力ゲート72をイネーブル,メモリ出力ゲート73をデ
ィスエイブル,時刻記憶メモリ書き込み信号をイネーブ
ルとしてすることで実現する。続いて、各部への電源供
給を一時遮断して(7)、処理を終了する。
【0121】次に、印刷装置の主電源投入時の処理に関
して説明する。
【0122】主電源が供給されると、制御部91はマイ
クロプロセッサのプログラムという形で登録されている
処理を開始し、その一部分としてオフ時間に対する自己
診断処理を選択的に実行する。以下、図11に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0123】図11は本発明に係る印刷装置の第3の自
己診断処理方法の決定処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(9)は各ステップを示
す。
【0124】制御部91は時間計測部92に対して時刻
記憶メモリ94に記憶されている時刻データを読み出す
よう要求する(1)。この時の時間計測部92内の制御
部74の制御状態は、メモリ入力ゲート72はディスエ
イブル状態で、メモリ出力ゲート73はイネーブル状態
で、時刻記憶メモリ94の読み出し信号はイネーブル状
態で、時刻記憶メモリ94の書き込み信号はディスエイ
ブル状態となっているものとする。
【0125】次いで、時刻記憶メモリ94から読み出し
た時刻データは演算部95の減数レジスタにセットする
(2)。
【0126】続いて、制御部91は時間計測部92に対
して現在時刻を読み出すよう要求する(3)。この時の
時間計測部92内の制御部74の制御状態は、メモリ入
力ゲート72はイネーブル状態で、メモリ出力ゲート7
3はイネーブル状態で、時刻記憶メモリ94読み出し信
号はディスエイブル状態で、時刻記憶メモリ94書き込
み信号はディスエイブル状態となっているものとする。
【0127】これによって時間計測部92内の時刻生成
部71から、現在の時刻に該当する時刻データがメモリ
入力ゲート72,メモリ出力ゲート73,内部バス98
経由で制御部91に読み込むことができる。
【0128】続いて、制御部91は時間計測部92から
読み出した時刻データを演算部95の被減数レジスタに
セットする(4)。続いて、制御部91は演算部95の
減算結果レジスタから減算結果を読み出す(5)。この
数値がオフ時間となる。
【0129】続いて、制御部91はオフ時間をコンパレ
ータ97に入力し、対応する自己診断処理メモリ96の
アドレスを得る(6)。
【0130】続いて、制御部91は、得た自己診断処理
メモリ96のアドレスから自己診断処理プログラムを実
行する(7)。自己診断処理プログラムの実行に際して
は、直前のプログラムアドレスを特定領域に記憶してお
いて自己診断処理プログラムの実行が終了した時点で元
のプログラムアドレスに容易に復帰できるような手法を
取っているものとする。
【0131】また、自己診断処理プログラムを実行して
いる過程で発生したエラーや発見された欠陥に対する処
理は、すべて自己診断処理プログラム内部で解決するも
のとする。自己診断処理プログラムから元のプログラム
アドレスに復帰してきた時点では、通常の印刷処理を起
動できるものとする。
【0132】続いて、制御部91は時刻記憶メモリ94
への時刻記憶を開始する(8)。この時の時間計測部9
2内の制御部74の制御状態は、メモリ入力ゲート72
はイネーブル状態で、メモリ出力ゲート73はディスエ
イブル状態で、時刻記憶メモリ94の読み出し信号はデ
ィスエイブル状態で、時刻記憶メモリ94の書き込み信
号はディスエイブル状態となっているものとする。
【0133】続いて、制御部91は通常の印刷処理を開
始して(9)、本処理を終了する。以下、本実施例と第
9の発明の各工程との対応及びその作用について図9,
図10,図11を参照して説明する。
【0134】第9の発明は、外部装置から入力されるコ
マンドを解析して印刷を行う出力部(プリンタエンジン
部(図示しない))と、この出力部を制御する出力制御
部と、前記外部装置からのコマンドに基づいて前記出力
部および出力制御部(プリンタコントローラ部で図9の
制御部91を備える)に対する電源からの通電を遮断す
る通電制御手段(制御部91)と、異なる診断処理プロ
グラムを複数記憶する自己診断処理記憶手段(自己診断
処理メモリ96)と、前記出力制御部への通電で常時時
刻を計測する時間計測手段(時間計測部92)とを有す
る印刷装置の自己診断処理方法において、前記通電制御
手段が前記外部装置からのコマンド(印刷コマンド解析
部93で解析される)に基づいて前記出力部および出力
制御部に対する電源からの通電を遮断しようとする直前
の時刻を前記時間測定手段から検知して記憶媒体に登録
する通電遮断時刻登録工程(図10のステップ(6))
と、前記出力部および出力制御部に対する電源からの通
電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知する通電
開始時刻検知工程(図11のステップ(3))と、前記
通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻差分を演算す
る演算工程(図11の(1),(2),(4),
(5))と、該演算された時刻差分に応じて前記自己診
断処理記憶手段からいずれかの自己診断処理プログラム
を選択して実行する自己診断処理工程(図11のステッ
プ(7))とを実行して、通電制御手段により出力部に
対する通電が外部装置からコマンドで遮断されたオフ時
刻と次に主電源が投入されたオン時刻との時刻差分に応
じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了す
る制御をプログラマブルに実行可能とする。
【0135】以上述べた本発明に係わる上記第1〜第3
実施例のうち、第1と第3の実施例は主電源の投入,遮
断に関するもので、同一の記録装置に双方を実装するこ
とは意味をなさないが、第1と第2の実施例、あるいは
第2と第3の実施例は容易に同一の記録装置に実装して
効果を発揮する。
【0136】また、第2の実施例に記載した記録装置に
第3の実施例に記載した印刷コマンド解析部を付加する
ことで電源の投入,遮断をコマンドで行う記録装置が容
易に実現可能である。
【0137】以下、本実施例と第4〜第6の発明の各手
段との対応及びその作用について図3,図4等参照して
説明する。なお、第4〜第6の発明は、第1実施例〜第
3実施例に共通するものである。
【0138】第4の発明は、自己診断処理記憶手段(自
己診断処理メモリ16,66,96)は、演算手段(演
算部15,65,95)により演算される時刻差分に応
じたアドレスに従って異なる診断処理プログラムを複数
記憶し、演算された時刻差分(アドレスとなる(図3参
照))からいずれかの診断処理プログラムを選択実行可
能とする。
【0139】第5の発明は、外部装置と印刷装置とが所
定のインタフェースを介して通信可能とし、印刷装置と
外部装置が1対1のシステム環境の下で、異なる自己診
断処理を選択して実行可能とする。
【0140】第6の発明は、外部装置と印刷装置とが所
定のネットワークを介して通信可能とし、印刷装置と外
部装置が1対nまたはn対nのシステム環境の下で、異
なる自己診断処理を選択して実行可能とする。
【0141】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、オン時刻検知手段により前記主電源が
オン状態に切り換わったオン時刻を前記時間測定手段か
ら検知すると、演算手段が前記オフ時刻と記憶された前
記オン時刻との時刻差分を演算し、該演算された時刻差
分に応じて選択手段が前記自己診断処理記憶手段からい
ずれかの自己診断処理プログラムを選択し、自己診断処
理手段が該選択された自己診断処理プログラムを実行す
るので、ユーザの操作により主電源が遮断されたオフ時
刻とユーザの操作により主電源からの電力供給が開始さ
れたオン時刻との時刻差分に応じた適切な自己診断処理
プログラムを最短時間で完了することができる。
【0143】第2の発明によれば、通電開始時刻検知手
段により、通電制御手段が出力制御部に対するデータ入
力状態に基づいて前記出力部に対する電源からの通電を
開始した時刻を前記時間測定手段から検知されると、演
算手段が前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻
差分を演算し、該演算された時刻差分に応じて選択手段
が前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自己診断処
理プログラムを選択し、自己診断処理手段が該選択され
た自己診断処理プログラムを実行するので、外部装置か
ら所定時間データが送出されてこない場合に、通電制御
手段により出力部に対する通電が一時遮断されたオフ時
刻と再度外部装置からデータが送出され始めて出力部に
対する電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分に応
じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了す
ることができる。
【0144】第3の発明によれば、通電開始時刻検知手
段により前記出力部および出力制御部に対する電源から
の通電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知され
ると、演算手段が前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻
との時刻差分を演算し、該演算された時刻差分に応じて
選択手段が前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自
己診断処理プログラムを選択し自己診断処理手段が、該
選択された自己診断処理プログラムを実行するので、通
電制御手段により出力部に対する通電が外部装置からコ
マンドで遮断されたオフ時刻と次に主電源が投入された
オン時刻との時刻差分に応じた適切な自己診断処理プロ
グラムを最短時間で完了することができる。
【0145】第4の発明によれば、自己診断処理記憶手
段は、演算手段により演算される時刻差分に応じたアド
レスに従って異なる診断処理プログラムを複数記憶する
ので、演算された時刻差分からいずれかの診断処理プロ
グラムを選択実行することができる。
【0146】第5の発明によれば、外部装置と印刷装置
とが所定のインタフェースを介して通信可能とするの
で、印刷装置と外部装置が1対1のシステム環境の下
で、異なる自己診断処理を選択して実行することができ
る。
【0147】第6の発明において、外部装置と印刷装置
とが所定のネットワークを介して通信可能とするので、
印刷装置と外部装置が1対nまたはn対nのシステム環
境の下で、異なる自己診断処理を選択して実行すること
ができる。
【0148】第7の発明によれば、前記主電源がオフ状
態に切り換わったオフ時刻を前記時間測定手段から検知
して記憶媒体に登録しておき、前記主電源がオン状態に
切り換わったオン時刻を前記時間測定手段から検知し、
前記主電源のオフ時刻と前記オン時刻との時刻差分を演
算し、該演算された時刻差分に応じていずれかの自己診
断処理プログラムを選して実行するので、ユーザの操作
により主電源が遮断されたオフ時刻とユーザの操作によ
り主電源からの電力供給が開始されたオン時刻との時刻
差分に応じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間
で完了する制御をプログラマブルに実行することができ
る。
【0149】第8の発明によれば、前記通電制御手段が
前記出力部に対するデータ入力状態に基づいて前記出力
部に対する電源からの通電を遮断した時刻を前記時間測
定手段から検知して記憶媒体に登録し、前記通電制御手
段が前記出力制御部に対するデータ入力状態に基づいて
前記出力部に対する電源からの通電を開始した時刻を前
記時間測定手段から検知し、前記通電遮断時刻と前記通
電開始時刻との時刻差分を演算し、該演算された時刻差
分に応じて前記自己診断処理記憶手段からいずれかの自
己診断処理プログラムを選択して実行するので、外部装
置から所定時間データが送出されてこない場合に、通電
制御手段により出力部に対する通電が一時遮断されたオ
フ時刻と再度外部装置からデータが送出され始めて出力
部に対する電力供給が開始されたオン時刻との時刻差分
に応じた適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完
了する制御をプログラマブルに実行することができる。
【0150】第9の発明によれば、前記通電制御手段が
前記外部装置からのコマンドに基づいて前記出力部およ
び出力制御部に対する電源からの通電を遮断しようとす
る直前の時刻を前記時間測定手段から検知して記憶媒体
に登録しておき、出力部および出力制御部に対する電源
からの通電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知
し、前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻差分
を演算し、該演算された時刻差分に応じて前記自己診断
処理記憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを
選択して実行するので、通電制御手段により出力部に対
する通電が外部装置からコマンドで遮断されたオフ時刻
と次に主電源が投入されたオン時刻との時刻差分に応じ
た適切な自己診断処理プログラムを最短時間で完了する
制御をプログラマブルに実行することができる。
【0151】従って、実際に電源がオフにされていた時
間の長さに見合った自己診断処理が実行可能となり、印
刷装置の信頼性を保ちつつ、かつ利用者が最低の待ち時
間で印刷出力が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す印刷装置の構成を説
明するブロック図である。
【図2】図1に示した時間計測部の詳細構成を説明する
ブロック図である。
【図3】図1に示したコンパレータを構成するテーブル
メモリの論理構造を説明する図である。
【図4】本発明に係る印刷装置の第1の自己診断処理方
法の決定処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る印刷装置における自己診断方法の
一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例を示す印刷装置の構成を
説明するブロック図である。
【図7】図6に示した時間計測部の構成を説明する詳細
ブロック図である。
【図8】本発明に係る印刷装置の第2の自己診断処理方
法の決定処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例の印刷装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】本発明に係る印刷装置の電源遮断処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る印刷装置の第2の自己診断処理
方法の決定処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 制御部 12 時間計測部 13 蓄電池 14 時刻記憶メモリ 15 演算部 16 自己診断処理メモリ 17 コンパレータ 18 内部バス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる診断処理プログラムを複数記憶す
    る自己診断処理記憶手段と、主電源と異なる電源からの
    電力により常時時刻を計測する時間計測手段と、前記主
    電源がオフ状態からオン状態またはオン状態からオフ状
    態に切り換わった状態を検出する検出手段と、前記主電
    源がオフ状態に切り換わったオフ時刻を前記時間測定手
    段から検知して記憶するオフ時刻記憶手段と、前記主電
    源がオン状態に切り換わったオン時刻を前記時間測定手
    段から検知するオン時刻検知手段と、前記オフ時刻と前
    記オン時刻との時刻差分を演算する演算手段と、この演
    算手段により演算された時刻差分に応じて前記自己診断
    処理記憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを
    選択する選択手段と、この選択手段により選択された自
    己診断処理プログラムを実行する自己診断処理手段とを
    有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 外部装置から入力されるデータを解析し
    て印刷を行う出力部とこの出力部を制御する出力制御部
    と、前記出力部による印刷終了後のデータ入力状態に基
    づいて前記出力部に対する電源からの通電を遮断または
    開始を制御する通電制御手段とを有する印刷装置におい
    て、異なる診断処理プログラムを複数記憶する自己診断
    処理記憶手段と、前記出力制御部への通電で常時時刻を
    計測する時間計測手段と、前記通電制御手段が前記出力
    制御部に対するデータ入力状態に基づいて前記出力部に
    対する電源からの通電を遮断した時刻を前記時間測定手
    段から検知して記憶する通電遮断時刻記憶手段と、前記
    通電制御手段が前記出力制御部に対するデータ入力状態
    に基づいて前記出力部に対する電源からの通電を開始し
    た時刻を前記時間測定手段から検知する通電開始時刻検
    知手段と、前記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時
    刻差分を演算する演算手段と、この演算手段により演算
    された時刻差分に応じて前記自己診断処理記憶手段から
    いずれかの自己診断処理プログラムを選択する選択手段
    と、この選択手段により選択された自己診断処理プログ
    ラムを実行する自己診断処理手段とを有することを特徴
    とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 外部装置から入力されるコマンドを解析
    して印刷を行う出力部と、この出力部を制御する出力制
    御部と、前記外部装置からのコマンドに基づいて前記出
    力部および出力制御部に対する電源からの通電を遮断す
    る通電制御手段とを有する印刷装置において、異なる診
    断処理プログラムを複数記憶する自己診断処理記憶手段
    と、前記出力制御部への通電で常時時刻を計測する時間
    計測手段と、前記通電制御手段が前記外部装置からのコ
    マンドに基づいて前記出力部および出力制御部に対する
    電源からの通電を遮断しようとする直前の時刻を前記時
    間測定手段から検知して記憶する通電遮断時刻記憶手段
    と、前記出力部および出力制御部に対する電源からの通
    電を開始した時刻を前記時間測定手段から検知する通電
    開始時刻検知手段と、前記通電遮断時刻と前記通電開始
    時刻との時刻差分を演算する演算手段と、この演算手段
    により演算された時刻差分に応じて前記自己診断処理記
    憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを選択す
    る選択手段と、この選択手段により選択された自己診断
    処理プログラムを実行する自己診断処理手段とを有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 自己診断処理記憶手段は、演算手段によ
    り演算される時刻差分に応じたアドレスに従って異なる
    診断処理プログラムを複数記憶することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 外部装置と印刷装置とが所定のインタフ
    ェースを介して通信可能に構成したことを特徴とする請
    求項2または3記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 外部装置と印刷装置とが所定のネットワ
    ークを介して通信可能に構成したことを特徴とする請求
    項2または3記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 異なる診断処理プログラムを複数記憶す
    る自己診断処理記憶手段と、主電源と異なる電源からの
    電力により常時時刻を計測する時間計測手段とを有する
    印刷装置の自己診断処理方法において、前記主電源がオ
    フ状態に切り換わったオフ時刻を前記時間測定手段から
    検知して記憶媒体に登録するオフ時刻登録工程と、前記
    主電源がオン状態に切り換わったオン時刻を前記時間測
    定手段から検知するオン時刻検知工程と、前記主電源の
    オフ時刻と前記オン時刻との時刻差分を演算する演算工
    程と、該演算された時刻差分に応じていずれかの自己診
    断処理プログラムを選して実行する自己診断処理工程と
    を有することを特徴とする印刷装置の自己診断処理方
    法。
  8. 【請求項8】 外部装置から入力されるデータを解析し
    て印刷を行う出力部とこの出力部を制御する出力制御部
    と、前記出力部による印刷終了後のデータ入力状態に基
    づいて前記出力部に対する電源からの通電を遮断または
    開始を制御する通電制御手段と、異なる診断処理プログ
    ラムを複数記憶する自己診断処理記憶手段と、前記出力
    制御部への通電で常時時刻を計測する時間計測手段とを
    有する印刷装置の自己診断処理方法において、前記通電
    制御手段が前記出力部に対するデータ入力状態に基づい
    て前記出力部に対する電源からの通電を遮断した時刻を
    前記時間測定手段から検知して記憶媒体に登録する通電
    遮断時刻登録工程と、前記通電制御手段が前記出力制御
    部に対するデータ入力状態に基づいて前記出力部に対す
    る電源からの通電を開始した時刻を前記時間測定手段か
    ら検知する通電開始時刻検知工程と、前記通電遮断時刻
    と前記通電開始時刻との時刻差分を演算する演算工程
    と、該演算された時刻差分に応じて前記自己診断処理記
    憶手段からいずれかの自己診断処理プログラムを選択し
    て実行する自己診断処理工程とを有することを特徴とす
    る印刷装置の自己診断処理方法。
  9. 【請求項9】 外部装置から入力されるコマンドを解析
    して印刷を行う出力部と、この出力部を制御する出力制
    御部と、前記外部装置からのコマンドに基づいて前記出
    力部および出力制御部に対する電源からの通電を遮断す
    る通電制御手段と、異なる診断処理プログラムを複数記
    憶する自己診断処理記憶手段と、前記出力制御部への通
    電で常時時刻を計測する時間計測手段とを有する印刷装
    置の自己診断処理方法において、前記通電制御手段が前
    記外部装置からのコマンドに基づいて前記出力部および
    出力制御部に対する電源からの通電を遮断しようとする
    直前の時刻を前記時間測定手段から検知して記憶媒体に
    登録する通電遮断時刻登録工程と、前記出力部および出
    力制御部に対する電源からの通電を開始した時刻を前記
    時間測定手段から検知する通電開始時刻検知工程と、前
    記通電遮断時刻と前記通電開始時刻との時刻差分を演算
    する演算工程と、該演算された時刻差分に応じて前記自
    己診断処理記憶手段からいずれかの自己診断処理プログ
    ラムを選択して実行する自己診断処理工程とを有するこ
    とを特徴とする印刷装置の自己診断処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006256030A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置およびその起動制御方法
US7668474B2 (en) 2007-02-15 2010-02-23 Oki Data Corporation Image forming apparatus

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