JPH0652128A - 複数のプロセッサを有した機器の制御方法 - Google Patents

複数のプロセッサを有した機器の制御方法

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JPH0652128A
JPH0652128A JP4224690A JP22469092A JPH0652128A JP H0652128 A JPH0652128 A JP H0652128A JP 4224690 A JP4224690 A JP 4224690A JP 22469092 A JP22469092 A JP 22469092A JP H0652128 A JPH0652128 A JP H0652128A
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JP
Japan
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cpu
main
sub
data
main cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP4224690A
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English (en)
Inventor
Ichiro Sasaki
一郎 佐々木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Publication of JPH0652128A publication Critical patent/JPH0652128A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源を投入した時から動作可能な状態になる
までの時間を短縮することができる複数のプロセッサを
有した機器の制御方法を提供する。 【構成】 電源投入時、メインCPU11はメインRA
M12の全領域の検査を終了する前に、サブCPU21
に対して、CPU間インターフェース手段14を介して
データを供給し、サブCPU21はこのデータに従って
動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メインCPUとサブC
PUを有した機器に係り、その電源投入後の初期動作の
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複数のプロセッサを有し
た機器においては、電源投入後、メインCPUとサブC
PUが動作を開始する。メインCPUはメインRAMの
記憶領域全てを検査する。一方、サブCPUは、メイン
CPUがメインRAMの検査を終了する以前に、メイン
CPUから供給されるデータを受信可能な状態になるた
め、メインCPUがメインRAMの検査を終了するまで
待機状態になる。メインCPUは、メインRAMの検査
を終了するとCPU間インターフェース手段を介して、
サブCPUに対してサブCPUの動作モードを決定する
データを供給する。サブCPUは、メインCPUから供
給された動作モード決定データに従って、自己の動作モ
ードを決定し、その動作モードに必要な初期設定動作を
実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の機器ではメインRAMが大容量であるため、メインC
PUがメインRAMの検査を終了するためには、1分以
上の検査時間を要することが珍しくない。一方、サブC
PUは比較的短時間、例えば5秒程度でメインCPUか
らの動作モード決定データを受信可能な状態になる。従
って、サブCPUはメインCPUからの動作モード決定
データを1分近く待ち続けることになる。そして、メイ
ンCPUからサブCPUに対して動作モード決定データ
が供給されると、サブCPUはそのデータに従った動作
モードに必要な初期設定を実行するが、この初期設定が
時間がかかる処理の場合、今度は逆に、メインCPU
が、サブCPUの初期設定が終了するのを待つことにな
る。サブCPUが初期設定を終了すると、この機器が初
めて使用可能な状態となるが、サブCPUの初期設定は
1分以上かかることも珍しくない。従って、電源投入か
ら機器が動作可能な状態になるまで、長い時間を要する
という問題点がある。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、メインCPUとサブCPUの初期動作を効率的に行
うことで、電源を投入した時から動作可能な状態になる
までの時間を短縮する複数のプロセッサを有した機器の
制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、メインCPUと、サブCPUと、前記メイ
ンCPUに接続され、複数の記憶領域を有するメインR
AMと、前記メインCPUと前記サブCPUとの間でデ
ータを授受するCPU間インターフェース手段とを有し
た機器の制御方法において、電源投入後、前記メインC
PUは、前記メインRAMの全ての記憶領域の検査を終
了する以前に、前記CPU間インターフェース手段を介
して前記サブCPUに対してデータを供給し、前記サブ
CPUは、前記メインCPUが前記メインRAMの全て
の記憶領域の検査を終了する以前に、前記メインCPU
からのデータを受信することが可能な状態になり、前記
メインCPUから供給されるデータを受信したとき、該
データに従って動作を行うものである。
【0006】
【作用】上記の方法によれば、電源投入後、メインCP
UとサブCPUが動作を開始する。メインCPUは、メ
インRAMの全領域の検査を終了する以前に、CPU間
インターフェース手段を介してサブCPUに対して動作
モードを決定するデータを送出する。その後、メインR
AMの全領域の検査を終了する。一方、サブCPUは、
メインCPUからのデータを受信することが可能な状態
になり、CPU間インターフェース手段を介してメイン
CPUから供給された動作モード決定データを受信す
る。このデータに従って、サブCPUは、自己の動作モ
ードを決定し、この動作モードに必要な初期設定を実行
する。このようにして、サブCPUの初期設定とメイン
CPUのメインRAMの検査とが並行して行なわれるた
め、機器が使用可能になるまでの時間が短縮される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施例による印字装置の構
成を示す。メインCPU11のバス31には、メインR
AM12と、メインCPU11を駆動するプログラムを
内蔵するメインROM13と、サブCPU21とのデー
タの授受を行なうCPU間インターフェース手段14
と、メインCPU11で処理された画像データを印字記
録媒体に記録する印字部15と、種々の設定を行なうパ
ネルスイッチ16と、電源を切ってもその記憶内容が失
われない不揮発性RAM17とが接続されている。
【0008】一方、サブCPU21のバス32には、サ
ブRAM22と、サブCPU21を駆動するプログラム
を内蔵するサブROM23と、外部機器とのデータの授
受を行なう外部機器インターフェース24とが接続され
ている。メインCPU11とサブCPU21とは、CP
U間インターフェース手段14を介して接続されてい
て、両CPU間でデータを授受できる。外部機器からの
印字データは、外部機器インターフェース24を介して
一度サブRAM22に蓄積され、その後、CPU間イン
ターフェース手段14を介してメインCPU11に転送
される。メインCPU11は、一旦この情報をメインR
AM12に転送した後、必要なデータ処理を施して、印
字部15に処理後のデータを転送する。また、外部機器
インターフェース24のパラメータの設定等は、パネル
スイッチ16から使用者によって行なわれるが、この設
定は不揮発性RAM17に保存され、記憶内容は電源を
切っても失われず、次回の使用に備えて保存される。
【0009】図2は、本実施例による印字装置のメイン
CPU11の初期動作を示すフローチャートである。電
源投入と同時に、メインCPU11とサブCPU21の
リセット信号が一定時間有効になり、次に無効になる。
これにより、メインCPU11とサブCPU21は動作
を開始する。以下、メインCPU11の動作について説
明する。メインCPU11は、メインROM13に格納
されているプログラムに従って動作を行なう。まず、メ
インROM13自身の内容に誤りがないかを検査する
(S1,S2)。検査により異常が検出された場合、パ
ネルスイッチ16にメインROM13で異常が発生した
ことを表示する信号を送出し(S13)、動作を停止す
る(S17)。
【0010】S2で異常が検出されなかった場合は、次
に、メインRAM12のうちで、メインCPU11の基
本動作に必要な最低限のエリアの検査を行なう(S3,
S4)。検査により異常が検出された場合、パネルスイ
ッチ16にメインRAM12で異常が発生したことを表
示する信号を送出し(S14)、動作を停止する(S1
7)。
【0011】S4で異常が検出されなかった場合は、次
に、不揮発性RAM17からサブCPU21の動作モー
ドを決定するデータを読み出す(S5)。次に、サブC
PU21がデータ受信可能状態にあるかをチェックする
(S6)。サブCPU21がデータ受信可能状態でない
場合、データ受信が可能になるまで待つ(S6でルー
プ)。サブCPU21がデータ受信可能状態であった場
合は、サブCPU21に対してCPU間インターフェー
ス手段14を介して動作モード決定データを送出する
(S7)。そして、メインRAM12のうち、S3で検
査していない残りの部分を検査する(S8,S9)。異
常が検出されなかった場合は、メインCPU11の初期
設定を行って(S10)、サブCPU21の初期設定が
終了しているかをチェックする(S11)。サブCPU
21の初期設定が終了している場合には、通常動作を開
始する(S12)。サブCPU21の初期設定がまだ終
了していない場合は、初期設定の終了を待つ(S11で
ループ)。
【0012】S8,S9の検査で異常が検出された場合
は、メインCPU11はサブCPU21に動作停止命令
を送出し(S15)、パネルスイッチ106に異常発生
を表示する信号を送出し(S16)、動作を停止する
(S17)。このようにすることによって、メインCP
U11が実行するメインRAM12の検査と、サブCP
U21が実行する外部機器インターフェース24の初期
化が同時に実行されるため、電源投入から機器が使用可
能になるまでの時間が従来に比べて短縮される。
【0013】また、本実施例では、メインCPU11
は、まずS1においてメインROM13を検査し、次に
S3において最低限のメインRAM12の検査を実行す
るが、これらの検査は省略するか、後から処理して、最
初に、不揮発性RAM17からサブCPU21の動作モ
ードを決定するデータを読み出して(S5)、上述した
S6以下の処理を行ってもよい。
【0014】また、本実施例の応用例として、サブCP
U21はサブROM23を有さない場合がある。この場
合、メインCPU11がサブRAM22に対して、サブ
CPU21を駆動する動作プログラムを書き込んでか
ら、サブCPU21の動作を開始させる。このような場
合でも、メインCPU11がメインRAM12の全領域
の検査を終了する前に、動作プログラムを書き込み、サ
ブCPU21の動作を開始させることによって、この機
器が動作可能になるまでの時間を短縮させることができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源を投
入すると、メインCPUは、メインRAMの全領域の検
査を終了する以前に、サブCPUに対してデータを送出
する。その後、メインRAMの全領域の検査を終了す
る。一方、サブCPUは、メインCPUからのデータを
受信することが可能な状態になり、メインCPUから供
給されたデータを受信し、このデータに従って初期設定
を実行する。このようにすると、サブCPUの初期設定
とメインCPUのメインRAMの検査とが並行して行な
われるため、電源投入から使用可能となるまでに必要な
時間が短縮され、機器は電源投入後、短時間で使用可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による印字装置のブロック図
である。
【図2】本実施例による印字装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】 11 メインCPU 12 メインRAM 14 CPU間インターフェース手段 21 サブCPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインCPUと、サブCPUと、前記メ
    インCPUに接続され、複数の記憶領域を有するメイン
    RAMと、前記メインCPUと前記サブCPUとの間で
    データを授受するCPU間インターフェース手段とを有
    した機器の制御方法において、電源投入後、前記メイン
    CPUは、前記メインRAMの全ての記憶領域の検査を
    終了する以前に、前記CPU間インターフェース手段を
    介して前記サブCPUに対してデータを供給し、前記サ
    ブCPUは、前記メインCPUが前記メインRAMの全
    ての記憶領域の検査を終了する以前に、前記メインCP
    Uからのデータを受信することが可能な状態になり、前
    記メインCPUから供給されるデータを受信したとき、
    該データに従って動作を行うことを特徴とした複数のプ
    ロセッサを有した機器の制御方法。
JP4224690A 1992-07-30 1992-07-30 複数のプロセッサを有した機器の制御方法 Pending JPH0652128A (ja)

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