JPH117392A - 補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム立下げ方法 - Google Patents
補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム立下げ方法Info
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- JPH117392A JPH117392A JP9159541A JP15954197A JPH117392A JP H117392 A JPH117392 A JP H117392A JP 9159541 A JP9159541 A JP 9159541A JP 15954197 A JP15954197 A JP 15954197A JP H117392 A JPH117392 A JP H117392A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 システムの立下げ処理途中でブート側に設定
されていた一方の補助記憶装置に異常が発生しても、自
動的に他方の補助記憶装置をブート側に設定変更して再
立上げ処理を実行できるようにする。 【解決手段】 システムの立下げ終了時にブート側に設
定された方の補助記憶装置の状態を調べる。そして、ブ
ート側に設定された方の補助記憶装置の異常を検出した
場合には残りの方の補助記憶装置をブート側に設定変更
してからシステムを停止させる。異常を検出しなかった
場合には、設定変更することなくシステムを停止させ
る。
されていた一方の補助記憶装置に異常が発生しても、自
動的に他方の補助記憶装置をブート側に設定変更して再
立上げ処理を実行できるようにする。 【解決手段】 システムの立下げ終了時にブート側に設
定された方の補助記憶装置の状態を調べる。そして、ブ
ート側に設定された方の補助記憶装置の異常を検出した
場合には残りの方の補助記憶装置をブート側に設定変更
してからシステムを停止させる。異常を検出しなかった
場合には、設定変更することなくシステムを停止させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも立上げ
処理用プログラムを格納する補助記憶装置を二重化して
なるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム
立下げ方法に関する。
処理用プログラムを格納する補助記憶装置を二重化して
なるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム
立下げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスーパーマーケット等の流通小売
業において、商品の売上,在庫,発注等のデータや従業
員の生産性データなどを一元的に処理して店舗管理を行
うデータ処理装置いわゆるストア管理装置は、ソフトウ
ェアの完全二重化を行ってシステムの安定化を図ってい
る。
業において、商品の売上,在庫,発注等のデータや従業
員の生産性データなどを一元的に処理して店舗管理を行
うデータ処理装置いわゆるストア管理装置は、ソフトウ
ェアの完全二重化を行ってシステムの安定化を図ってい
る。
【0003】具体的には、補助記憶装置としてのHDD
(Hard Disc Drive )装置を2機設ける。そして各々
に、立上げ処理用プログラムとしての初期プログラムロ
ーダ(以下、IPLプログラムと称する)の他、オペレ
ーティングシステムプログラム(以下、OSプログラム
と称する)、アプリケーションプログラム(以下,AP
Lプログラムと称する)等の各種ソフトウェアを並列的
に格納する。また、PROM(Programmable Read Only
Memoly )にどちらのHDD装置をブート側にするかを
設定する情報を記憶する。そして、電源オン等によりシ
ステムの立上げが指令されると、ブート側に指定された
一方のHDD装置のIPLプログラム及びOSプログラ
ムを順に起動して立上げ処理を行い、立上げ後、同HD
D装置のAPLプログラムを選択的に起動して各種のプ
ロセスを実行する。ここで、プロセス実行中に上記ブー
ト側に指定された一方のHDD装置の異常が検出される
と、前記PROMの設定情報を他方のHDD装置をブー
ト側に設定する情報に切換えてシステムを停止する。そ
の後再起動が指令されると、今度は他方のHDD装置の
IPLプログラム及びOSプログラムを順に起動して立
上げ処理を行い、立上げ後、同HDD装置のAPLプロ
グラムを選択的に起動して各種のプロセスを実行するも
のとなっていた。
(Hard Disc Drive )装置を2機設ける。そして各々
に、立上げ処理用プログラムとしての初期プログラムロ
ーダ(以下、IPLプログラムと称する)の他、オペレ
ーティングシステムプログラム(以下、OSプログラム
と称する)、アプリケーションプログラム(以下,AP
Lプログラムと称する)等の各種ソフトウェアを並列的
に格納する。また、PROM(Programmable Read Only
Memoly )にどちらのHDD装置をブート側にするかを
設定する情報を記憶する。そして、電源オン等によりシ
ステムの立上げが指令されると、ブート側に指定された
一方のHDD装置のIPLプログラム及びOSプログラ
ムを順に起動して立上げ処理を行い、立上げ後、同HD
D装置のAPLプログラムを選択的に起動して各種のプ
ロセスを実行する。ここで、プロセス実行中に上記ブー
ト側に指定された一方のHDD装置の異常が検出される
と、前記PROMの設定情報を他方のHDD装置をブー
ト側に設定する情報に切換えてシステムを停止する。そ
の後再起動が指令されると、今度は他方のHDD装置の
IPLプログラム及びOSプログラムを順に起動して立
上げ処理を行い、立上げ後、同HDD装置のAPLプロ
グラムを選択的に起動して各種のプロセスを実行するも
のとなっていた。
【0004】ところで、上記ストア管理装置は、24時
間連続して稼働していることが多い。このように、長時
間に亘り連続して稼働するデータ処理装置においては、
実行済のAPLプログラムがメモリを食いつぶすため
に、長時間の稼働によってメモリの残り容量が少なくな
る。また、APLプログラムを長い時間実行するとプロ
グラム暴走が発生するおそれもある。そこでこの種のデ
ータ処理装置においては、定期的にシステムを一旦自動
停止させ、その後、停止前の状態からシステムを再起動
させる処理いわゆるシャットダウン処理が実行されてい
た。
間連続して稼働していることが多い。このように、長時
間に亘り連続して稼働するデータ処理装置においては、
実行済のAPLプログラムがメモリを食いつぶすため
に、長時間の稼働によってメモリの残り容量が少なくな
る。また、APLプログラムを長い時間実行するとプロ
グラム暴走が発生するおそれもある。そこでこの種のデ
ータ処理装置においては、定期的にシステムを一旦自動
停止させ、その後、停止前の状態からシステムを再起動
させる処理いわゆるシャットダウン処理が実行されてい
た。
【0005】上記シャットタウン処理について図3のタ
イムチャートを用いて説明する。この図は、APLプロ
グラムaとAPLプログラムbとを実行するプロセスを
通常運用している時点T1にてシャットダウン処理の開
始が指令された例である。すなわち、時点T1にてシャ
ットダウン処理の開始が指令されると、初めに立下げ処
理を実行する。先ず、一方のAPLプログラムaを停止
させる。次に、上記APLプログラムaが停止した時点
T2になると他方のAPLプログラムbを停止させる。
次に、上記APLプログラムbが停止した時点T3にな
るとOSプログラムを停止させる。こうして、立下げ処
理を終了したならば、続いて再立上げ処理を実行する。
先ず、OSプログラムを再起動させる。次に、他方のA
PLプログラムbを再起動させる。最後に、一方のAP
Lプログラムaを再起動させて、再立上げ処理を終了
し、APLプログラムaとAPLプログラムbとを実行
するプロセスの通常運用に戻る。
イムチャートを用いて説明する。この図は、APLプロ
グラムaとAPLプログラムbとを実行するプロセスを
通常運用している時点T1にてシャットダウン処理の開
始が指令された例である。すなわち、時点T1にてシャ
ットダウン処理の開始が指令されると、初めに立下げ処
理を実行する。先ず、一方のAPLプログラムaを停止
させる。次に、上記APLプログラムaが停止した時点
T2になると他方のAPLプログラムbを停止させる。
次に、上記APLプログラムbが停止した時点T3にな
るとOSプログラムを停止させる。こうして、立下げ処
理を終了したならば、続いて再立上げ処理を実行する。
先ず、OSプログラムを再起動させる。次に、他方のA
PLプログラムbを再起動させる。最後に、一方のAP
Lプログラムaを再起動させて、再立上げ処理を終了
し、APLプログラムaとAPLプログラムbとを実行
するプロセスの通常運用に戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなシャットダ
ウン処理において、APLプログラムa及びAPLプロ
グラムbを停止させる場合には、実行中のジョブの状態
をHDD装置に書込んで退避させ、再起動の際にその状
態をHDD装置から読み出して回復させることにより、
プロセスをシャットダウン処理の開始前の状態から続行
させる方法がとられている。
ウン処理において、APLプログラムa及びAPLプロ
グラムbを停止させる場合には、実行中のジョブの状態
をHDD装置に書込んで退避させ、再起動の際にその状
態をHDD装置から読み出して回復させることにより、
プロセスをシャットダウン処理の開始前の状態から続行
させる方法がとられている。
【0007】このため、たとえHDD装置が二重化され
ており実行中のジョブの状態を両方のHDD装置にそれ
ぞれ書込むとしても、その書込み途中でブート側に設定
されていた一方のHDD装置に異常が発生すると、PR
OMの設定情報を他方のHDD装置をブート側に設定す
る情報に切換えることができないために、再立上げ処理
においてOSを再起動させることができない、という問
題があった。
ており実行中のジョブの状態を両方のHDD装置にそれ
ぞれ書込むとしても、その書込み途中でブート側に設定
されていた一方のHDD装置に異常が発生すると、PR
OMの設定情報を他方のHDD装置をブート側に設定す
る情報に切換えることができないために、再立上げ処理
においてOSを再起動させることができない、という問
題があった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、システムの立下げ
処理途中でブート側に設定されていた一方の補助記憶装
置に異常が発生しても、自動的に他方の補助記憶装置を
ブート側に設定変更して再立上げ処理を実行することが
でき、システムの安定性に優れた補助記憶装置を二重化
してなるデータ処理装置を提供しようとするものであ
る。
たもので、その目的とするところは、システムの立下げ
処理途中でブート側に設定されていた一方の補助記憶装
置に異常が発生しても、自動的に他方の補助記憶装置を
ブート側に設定変更して再立上げ処理を実行することが
でき、システムの安定性に優れた補助記憶装置を二重化
してなるデータ処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0009】また、システムの立下げ処理途中でブート
側に設定されていた一方の補助記憶装置に異常が発生し
ても、自動的に他方の補助記憶装置をブート側に設定変
更して再立上げ処理を実行することができ、システムを
長期間に亘り安定に稼働させることができる補助記憶装
置を二重化してなるデータ処理装置のシステム立下げ方
法を提供しようとするものである。
側に設定されていた一方の補助記憶装置に異常が発生し
ても、自動的に他方の補助記憶装置をブート側に設定変
更して再立上げ処理を実行することができ、システムを
長期間に亘り安定に稼働させることができる補助記憶装
置を二重化してなるデータ処理装置のシステム立下げ方
法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の補助記憶装置を
二重化してなるデータ処理装置は、少なくとも立上げ処
理用プログラムを格納する補助記憶装置を二重化してな
り、システムの立上げ開始時にブート側に設定された一
方の補助記憶装置に格納された立上げ処理用プログラム
でシステムを立上げ処理し、その後のプロセスでブート
側に設定された一方の補助記憶装置の異常を検出すると
他方の補助記憶装置をブート側に設定変更するデータ処
理装置であって、システムの立下げ終了時にブート側に
設定された方の補助記憶装置の状態を調べる記憶装置チ
ェック手段と、このチェック手段によりブート側に設定
された方の補助記憶装置の異常を検出すると残りの方の
補助記憶装置をブート側に設定変更してからシステムを
停止させる停止制御手段とを備えたものである。このも
のにおいて、記憶装置チェック手段及び停止制御手段
は、稼働中のプログラムのジョブ状態を補助記憶装置に
書込むシャットダウン処理時のシステム立下げ終了時に
実行し、稼働中のプログラムのジョブ状態は両方の補助
記憶装置にそれぞれ書込む。
二重化してなるデータ処理装置は、少なくとも立上げ処
理用プログラムを格納する補助記憶装置を二重化してな
り、システムの立上げ開始時にブート側に設定された一
方の補助記憶装置に格納された立上げ処理用プログラム
でシステムを立上げ処理し、その後のプロセスでブート
側に設定された一方の補助記憶装置の異常を検出すると
他方の補助記憶装置をブート側に設定変更するデータ処
理装置であって、システムの立下げ終了時にブート側に
設定された方の補助記憶装置の状態を調べる記憶装置チ
ェック手段と、このチェック手段によりブート側に設定
された方の補助記憶装置の異常を検出すると残りの方の
補助記憶装置をブート側に設定変更してからシステムを
停止させる停止制御手段とを備えたものである。このも
のにおいて、記憶装置チェック手段及び停止制御手段
は、稼働中のプログラムのジョブ状態を補助記憶装置に
書込むシャットダウン処理時のシステム立下げ終了時に
実行し、稼働中のプログラムのジョブ状態は両方の補助
記憶装置にそれぞれ書込む。
【0011】本発明のシステム立下げ方法は、少なくと
も立上げ処理用プログラムを格納する補助記憶装置を二
重化してなり、システムの立上げ開始時にブート側に設
定された一方の補助記憶装置に格納された立上げ処理用
プログラムでシステムを立上げ処理し、その後のプロセ
スでブート側に設定された一方の補助記憶装置の異常を
検出すると他方の補助記憶装置をブート側に設定変更す
るデータ処理装置のシステム立下げ方法であって、シス
テムの立下げ終了時にブート側に設定された方の補助記
憶装置の状態を調べ、異常を検出すると残りの方の補助
記憶装置をブート側に設定変更してからシステムを停止
させるようにしたものである。
も立上げ処理用プログラムを格納する補助記憶装置を二
重化してなり、システムの立上げ開始時にブート側に設
定された一方の補助記憶装置に格納された立上げ処理用
プログラムでシステムを立上げ処理し、その後のプロセ
スでブート側に設定された一方の補助記憶装置の異常を
検出すると他方の補助記憶装置をブート側に設定変更す
るデータ処理装置のシステム立下げ方法であって、シス
テムの立下げ終了時にブート側に設定された方の補助記
憶装置の状態を調べ、異常を検出すると残りの方の補助
記憶装置をブート側に設定変更してからシステムを停止
させるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、本発
明を、補助記憶装置としてのHDD装置を二重化してな
るストア管理装置に適用した場合について説明する。
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、本発
明を、補助記憶装置としてのHDD装置を二重化してな
るストア管理装置に適用した場合について説明する。
【0013】図1は上記ストア管理装置の要部構成を示
すブロック図であって、図中10はエンジン部を示して
いる。すなわち、このストア管理装置は、制御部を構成
するCPU(Central Processing Unit )11、IPL
を後述する主記憶部13aにロードするためのプログラ
ムなどを記憶したPROM12、OSプログラム,AP
Lプログラムなどの各種プログラムがロードされる主記
憶部13aを形成してなるRAM13、現時刻を計時す
る時計部14、一対のマスター側HDD装置15M及び
スレーブ側HDD装置15Sをそれぞれ制御するHDD
コントローラ16,17の他、LAN(Local Area Net
work)ボード18,FDD(Floppy Disk Drive )イン
タフェース19,キーボードインタフェース20,表示
インタフェース21,プリンタインタフェース22など
の信号入出力部を搭載し、これらをアドレスバス,デー
タバスなどのバスライン23で接続することによって、
エンジン部10を構成している。
すブロック図であって、図中10はエンジン部を示して
いる。すなわち、このストア管理装置は、制御部を構成
するCPU(Central Processing Unit )11、IPL
を後述する主記憶部13aにロードするためのプログラ
ムなどを記憶したPROM12、OSプログラム,AP
Lプログラムなどの各種プログラムがロードされる主記
憶部13aを形成してなるRAM13、現時刻を計時す
る時計部14、一対のマスター側HDD装置15M及び
スレーブ側HDD装置15Sをそれぞれ制御するHDD
コントローラ16,17の他、LAN(Local Area Net
work)ボード18,FDD(Floppy Disk Drive )イン
タフェース19,キーボードインタフェース20,表示
インタフェース21,プリンタインタフェース22など
の信号入出力部を搭載し、これらをアドレスバス,デー
タバスなどのバスライン23で接続することによって、
エンジン部10を構成している。
【0014】前記LANボード18には、LAN回線を
介して当該ストア管理装置が制御するPOS(Point Of
Sales)ターミナルなどが接続されている。また、前記
FDDインタフェース19にはFDD装置24が接続さ
れており、キーボードインタフェース20にはキーボー
ド25が接続されており、表示インタフェース21には
CRTディスプレイ26が接続されており、プリンタイ
ンタフェース22にはプリンタ27が接続されている。
介して当該ストア管理装置が制御するPOS(Point Of
Sales)ターミナルなどが接続されている。また、前記
FDDインタフェース19にはFDD装置24が接続さ
れており、キーボードインタフェース20にはキーボー
ド25が接続されており、表示インタフェース21には
CRTディスプレイ26が接続されており、プリンタイ
ンタフェース22にはプリンタ27が接続されている。
【0015】前記マスター側HDD装置15Mとスレー
ブ側HDD装置15Sの両方には、立上げ処理用プログ
ラムとしてのIPLプログラムの他、OSプログラム,
APLプログラム等の各種ソフトウェアが並列的に格納
されており、ソフトウェアの完全二重化が図られてい
る。また、PROM12には、どちらのHDD装置15
M,15Sをブート側にするかを設定する情報(“M”
はマスター側HDD装置15Mをブート側とし、“S”
はスレーブ側HDD装置15Sをブート側とする)を記
憶するM/Sフラグの領域12aが設けられている。
ブ側HDD装置15Sの両方には、立上げ処理用プログ
ラムとしてのIPLプログラムの他、OSプログラム,
APLプログラム等の各種ソフトウェアが並列的に格納
されており、ソフトウェアの完全二重化が図られてい
る。また、PROM12には、どちらのHDD装置15
M,15Sをブート側にするかを設定する情報(“M”
はマスター側HDD装置15Mをブート側とし、“S”
はスレーブ側HDD装置15Sをブート側とする)を記
憶するM/Sフラグの領域12aが設けられている。
【0016】かかる構成のストア管理装置においては、
マスター側HDD装置15M及びスレーブ側HDD装置
15Sが両方とも正常であるときには、M/Sフラグは
情報“M”を記憶している。この状態で、例えば電源の
投入によりシステムの立上げが指令されると、CPU1
1は、先ずPROM12内のプログラムを起動する。こ
れにより、PROM12の領域12aに記憶しているM
/Sフラグの状態を調べる。ここで、M/Sフラグは情
報“M”を記憶しているので、CPU11はマスター側
HDD装置15Mをブート側と判断する。そして、この
マスター側HDD装置15MからIPLプログラムを読
込んで主記憶部13aにロードする。次に、上記主記憶
部13aにロードされたIPLプログラムを起動する。
これにより、マスター側HDD装置15MからOSプロ
グラムを読込んで主記憶部13aにロードする。その
後、CPU11は、上記OSプログラムの制御下で各種
のAPLプログラムをマスター側HDD装置15Mから
選択的に読込み主記憶部13aにロードし起動すること
によって、各種のプロセスを選択的に実行する通常運用
に入る。
マスター側HDD装置15M及びスレーブ側HDD装置
15Sが両方とも正常であるときには、M/Sフラグは
情報“M”を記憶している。この状態で、例えば電源の
投入によりシステムの立上げが指令されると、CPU1
1は、先ずPROM12内のプログラムを起動する。こ
れにより、PROM12の領域12aに記憶しているM
/Sフラグの状態を調べる。ここで、M/Sフラグは情
報“M”を記憶しているので、CPU11はマスター側
HDD装置15Mをブート側と判断する。そして、この
マスター側HDD装置15MからIPLプログラムを読
込んで主記憶部13aにロードする。次に、上記主記憶
部13aにロードされたIPLプログラムを起動する。
これにより、マスター側HDD装置15MからOSプロ
グラムを読込んで主記憶部13aにロードする。その
後、CPU11は、上記OSプログラムの制御下で各種
のAPLプログラムをマスター側HDD装置15Mから
選択的に読込み主記憶部13aにロードし起動すること
によって、各種のプロセスを選択的に実行する通常運用
に入る。
【0017】この通常運用のプロセス実行中において、
ブート側に設定されていたマスター側HDD装置15M
の異常が検出されると、CPU11は、PROM12の
領域12aに記憶している情報をマスター側HDD装置
15Mをブート側に設定する情報“M”からスレーブ側
HDD装置15Sをブート側に設定する情報“S”に切
換える。また、実行中のAPLプログラムを終了し、続
いてOSプログラムを終了して、システムを停止させ
る。
ブート側に設定されていたマスター側HDD装置15M
の異常が検出されると、CPU11は、PROM12の
領域12aに記憶している情報をマスター側HDD装置
15Mをブート側に設定する情報“M”からスレーブ側
HDD装置15Sをブート側に設定する情報“S”に切
換える。また、実行中のAPLプログラムを終了し、続
いてOSプログラムを終了して、システムを停止させ
る。
【0018】その後、システムの再立上げが指令される
と、今度はPROM12の領域12aに記憶しているM
/Sフラグの状態が“S”なので、CPU11はスレー
ブ側HDD装置15Sをブート側と判断する。そして、
このスレーブ側HDD装置15SからIPLプログラム
を読込んで主記憶部13aにロードする。次に、上記I
PLプログラムを起動し、スレーブ側HDD装置15S
からOSプログラムを読込んで主記憶部13aにロード
する。そして、上記OSプログラムの制御下で各種のA
PLプログラムをスレーブ側HDD装置15Sから選択
的に読込み主記憶部13aにロードし起動することによ
って、各種のプロセスを選択的に実行するものとなって
いる。
と、今度はPROM12の領域12aに記憶しているM
/Sフラグの状態が“S”なので、CPU11はスレー
ブ側HDD装置15Sをブート側と判断する。そして、
このスレーブ側HDD装置15SからIPLプログラム
を読込んで主記憶部13aにロードする。次に、上記I
PLプログラムを起動し、スレーブ側HDD装置15S
からOSプログラムを読込んで主記憶部13aにロード
する。そして、上記OSプログラムの制御下で各種のA
PLプログラムをスレーブ側HDD装置15Sから選択
的に読込み主記憶部13aにロードし起動することによ
って、各種のプロセスを選択的に実行するものとなって
いる。
【0019】以上は、従来周知のHDD装置を二重化し
てなるストア管理装置と同様の作用である。本実施の形
態のストア管理装置は、上記作用に加え、シャットダウ
ン処理によるシステム立下げの終了時にPROM12内
のプログラムに基づいて図2の流れ図に示す二重化確認
処理を実行するものとなっている。
てなるストア管理装置と同様の作用である。本実施の形
態のストア管理装置は、上記作用に加え、シャットダウ
ン処理によるシステム立下げの終了時にPROM12内
のプログラムに基づいて図2の流れ図に示す二重化確認
処理を実行するものとなっている。
【0020】すなわち、通常運用によるシステムの稼働
時間が長時間となり、シャットダウン処理の開始が指令
されると、CPU11は、稼働中のAPLプログラムで
実行中のジョブの状態をマスター側HDD装置15M及
びスレーブ側HDD装置15Sの両方にそれぞれ書込ん
で退避させたならば、このAPLプログラムを停止させ
る。しかる後、上記二重化確認処理を開始する。
時間が長時間となり、シャットダウン処理の開始が指令
されると、CPU11は、稼働中のAPLプログラムで
実行中のジョブの状態をマスター側HDD装置15M及
びスレーブ側HDD装置15Sの両方にそれぞれ書込ん
で退避させたならば、このAPLプログラムを停止させ
る。しかる後、上記二重化確認処理を開始する。
【0021】先ず、ST(ステップ)1としてPROM
12の領域12a内のM/Sフラグの情報を調べる。こ
こで、M/Sフラグが情報“M”を記憶している場合に
は、マスター側HDD装置15Mがブート側に設定され
ているので、ST2としてこのマスター側HDD装置1
5Mの状態を調べる[記憶装置チェック手段]。
12の領域12a内のM/Sフラグの情報を調べる。こ
こで、M/Sフラグが情報“M”を記憶している場合に
は、マスター側HDD装置15Mがブート側に設定され
ているので、ST2としてこのマスター側HDD装置1
5Mの状態を調べる[記憶装置チェック手段]。
【0022】そして、マスター側HDD装置15Mの異
常を検出した場合には(ST3のYES)、ST4とし
て上記M/Sフラグを情報“M”から情報“S”に切換
えた後、OSプログラムを終了させて、システムを一旦
停止させる[停止制御手段]。これに対し、マスター側
HDD装置15Mの異常を検出しなかった場合には(S
T3のNO)、上記M/Sフラグを情報“M”のままO
Sプログラムを終了させて、システムを一旦停止させ
る。
常を検出した場合には(ST3のYES)、ST4とし
て上記M/Sフラグを情報“M”から情報“S”に切換
えた後、OSプログラムを終了させて、システムを一旦
停止させる[停止制御手段]。これに対し、マスター側
HDD装置15Mの異常を検出しなかった場合には(S
T3のNO)、上記M/Sフラグを情報“M”のままO
Sプログラムを終了させて、システムを一旦停止させ
る。
【0023】ST1にてM/Sフラグが情報“S”を記
憶している場合には、スレーブ側HDD装置15Sがブ
ート側に設定されているので、ST5としてこのスレー
ブ側HDD装置15Sの状態を調べる[記憶装置チェッ
ク手段]。
憶している場合には、スレーブ側HDD装置15Sがブ
ート側に設定されているので、ST5としてこのスレー
ブ側HDD装置15Sの状態を調べる[記憶装置チェッ
ク手段]。
【0024】そして、スレーブ側HDD装置15Sの異
常を検出した場合には(ST6のYES)、ST7とし
て上記M/Sフラグを情報“S”から情報“M”に切換
えた後、OSプログラムを終了させて、システムを一旦
停止させる[停止制御手段]。これに対し、スレーブ側
HDD装置15Sの異常を検出しなかった場合には(S
T6のNO)、上記M/Sフラグを情報“S”のままO
Sプログラムを終了させて、システムを一旦停止させ
る。
常を検出した場合には(ST6のYES)、ST7とし
て上記M/Sフラグを情報“S”から情報“M”に切換
えた後、OSプログラムを終了させて、システムを一旦
停止させる[停止制御手段]。これに対し、スレーブ側
HDD装置15Sの異常を検出しなかった場合には(S
T6のNO)、上記M/Sフラグを情報“S”のままO
Sプログラムを終了させて、システムを一旦停止させ
る。
【0025】こうして、システムを一旦停止した後、C
PU11はPROM12の領域12aに記憶しているM
/Sフラグの状態を調べる。このとき、M/Sフラグが
情報“M”を記憶している場合には、マスター側HDD
装置15Mをブート側と判断する。これに対し、情報
“S”を記憶している場合には、スレーブ側HDD装置
15Sをブート側と判断する。
PU11はPROM12の領域12aに記憶しているM
/Sフラグの状態を調べる。このとき、M/Sフラグが
情報“M”を記憶している場合には、マスター側HDD
装置15Mをブート側と判断する。これに対し、情報
“S”を記憶している場合には、スレーブ側HDD装置
15Sをブート側と判断する。
【0026】そして、ブート側と判断したHDD装置1
5Mまたは15SからIPLプログラムを読込んで主記
憶部13aにロードし、続いて上記IPLプログラムに
より上記ブート側と判断したHDD装置15Mまたは1
5SからOSプログラムを読込んで主記憶部13aにロ
ードして、OSプログラムを再起動する。次いで、上記
OSプログラムの制御下でシャットダウン処理開始前に
稼働していたAPLプログラム及びこのAPLプログラ
ムで実行中のジョブの状態情報を上記ブート側と判断し
たHDD装置15Mまたは15Sから読込み、該APL
プログラムを再起動させて、シャットダウン処理開始前
の通常運用に復旧する。
5Mまたは15SからIPLプログラムを読込んで主記
憶部13aにロードし、続いて上記IPLプログラムに
より上記ブート側と判断したHDD装置15Mまたは1
5SからOSプログラムを読込んで主記憶部13aにロ
ードして、OSプログラムを再起動する。次いで、上記
OSプログラムの制御下でシャットダウン処理開始前に
稼働していたAPLプログラム及びこのAPLプログラ
ムで実行中のジョブの状態情報を上記ブート側と判断し
たHDD装置15Mまたは15Sから読込み、該APL
プログラムを再起動させて、シャットダウン処理開始前
の通常運用に復旧する。
【0027】このように本実施の形態のストア管理装置
においては、システム稼働時間が長時間化したためにシ
ャットダウン処理が開始されると、稼働中のAPLプロ
グラムで実行中のジョブの状態がマスター側HDD装置
15M及びスレーブ側HDD装置15Sの両方にそれぞ
れ書込まれた後、このAPLプログラムが停止する。次
いで、ブート側に設定された方のHDD装置の状態が調
べられる。ここで、ブート側としてマスター側HDD装
置15Mが設定されており、上記稼働中のAPLプログ
ラムで実行中のジョブの状態がマスター側HDD装置1
5Mに書込まれた際に該マスター側HDD装置15Mに
異常が発生したとすると、PROM12内の領域12a
の情報“M”がスレーブ側HDD装置15Sをブート側
とする情報“S”に切換えられた後、OSプログラムが
停止してシステムが一旦停止される。
においては、システム稼働時間が長時間化したためにシ
ャットダウン処理が開始されると、稼働中のAPLプロ
グラムで実行中のジョブの状態がマスター側HDD装置
15M及びスレーブ側HDD装置15Sの両方にそれぞ
れ書込まれた後、このAPLプログラムが停止する。次
いで、ブート側に設定された方のHDD装置の状態が調
べられる。ここで、ブート側としてマスター側HDD装
置15Mが設定されており、上記稼働中のAPLプログ
ラムで実行中のジョブの状態がマスター側HDD装置1
5Mに書込まれた際に該マスター側HDD装置15Mに
異常が発生したとすると、PROM12内の領域12a
の情報“M”がスレーブ側HDD装置15Sをブート側
とする情報“S”に切換えられた後、OSプログラムが
停止してシステムが一旦停止される。
【0028】したがって、シャットダウン処理による立
下げ処理においてブート側に設定されていたマスター側
HDD装置15Mに異常が発生しても、新たにブート側
に設定されたスレーブ側HDD装置15Sに記憶された
ソフトウェアに基づいてシステムが再立上げされるの
で、システムを確実に再立上げさせることができる。そ
の結果、通常運用時のHDD装置の障害発生のみなら
ず、シャットダウン処理時のHDD装置の障害発生に対
してもHDD装置の二重化機能を有効に活用してシステ
ムを立上げることができるので、システムを長期間に亘
り安定に稼働させることができるようになる。
下げ処理においてブート側に設定されていたマスター側
HDD装置15Mに異常が発生しても、新たにブート側
に設定されたスレーブ側HDD装置15Sに記憶された
ソフトウェアに基づいてシステムが再立上げされるの
で、システムを確実に再立上げさせることができる。そ
の結果、通常運用時のHDD装置の障害発生のみなら
ず、シャットダウン処理時のHDD装置の障害発生に対
してもHDD装置の二重化機能を有効に活用してシステ
ムを立上げることができるので、システムを長期間に亘
り安定に稼働させることができるようになる。
【0029】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記一実施の形態ではソフ
トウェアを二重化するための補助記憶装置として一対の
HDD装置を用いたが、一方の補助記憶装置としてHD
D装置を適用し、他方の補助記憶装置としてFDD装置
を適用して、HDD装置の1つを省略してもよい。ま
た、FDD装置の代りにメモリカード装置を用いること
もできる。
れるものではない。例えば、前記一実施の形態ではソフ
トウェアを二重化するための補助記憶装置として一対の
HDD装置を用いたが、一方の補助記憶装置としてHD
D装置を適用し、他方の補助記憶装置としてFDD装置
を適用して、HDD装置の1つを省略してもよい。ま
た、FDD装置の代りにメモリカード装置を用いること
もできる。
【0030】また、前記一実施の形態ではシャットダウ
ンによるシステム立下げの終了時に図2の流れ図に示す
二重化確認処理を実行したが、電源オフによるシステム
立下げの終了時に上記二重化確認処理を実行してもよ
い。この他、本発明をストア管理装置として機能するも
の以外の補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置
に適用するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
ンによるシステム立下げの終了時に図2の流れ図に示す
二重化確認処理を実行したが、電源オフによるシステム
立下げの終了時に上記二重化確認処理を実行してもよ
い。この他、本発明をストア管理装置として機能するも
の以外の補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置
に適用するなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の補助記憶
装置を二重化してなるデータ処理装置によれば、システ
ムの立下げ処理途中でブート側に設定されていた一方の
補助記憶装置に異常が発生しても、自動的に他方の補助
記憶装置をブート側に設定変更して再立上げ処理を実行
することができるので、システムの安定性に優れた効果
を奏し得る。
装置を二重化してなるデータ処理装置によれば、システ
ムの立下げ処理途中でブート側に設定されていた一方の
補助記憶装置に異常が発生しても、自動的に他方の補助
記憶装置をブート側に設定変更して再立上げ処理を実行
することができるので、システムの安定性に優れた効果
を奏し得る。
【0032】また、補助記憶装置を二重化してなるデー
タ処理装置に対して本発明のシステム立下げ方法を適用
することにより、システムの立下げ処理途中でブート側
に設定されていた一方の補助記憶装置に異常が発生して
も、自動的に他方の補助記憶装置をブート側に設定変更
して再立上げ処理を実行することができ、システムを長
期間に亘り安定に稼働させることができるようになる。
タ処理装置に対して本発明のシステム立下げ方法を適用
することにより、システムの立下げ処理途中でブート側
に設定されていた一方の補助記憶装置に異常が発生して
も、自動的に他方の補助記憶装置をブート側に設定変更
して再立上げ処理を実行することができ、システムを長
期間に亘り安定に稼働させることができるようになる。
【図1】 本発明の一実施の形態であるストア管理装置
の要部構成を示すブロック図。
の要部構成を示すブロック図。
【図2】 同実施の形態においてCPUが実行する二重
化確認処理の手順を示す流れ図。
化確認処理の手順を示す流れ図。
【図3】 シャットダウン処理の一例を示すタイムチャ
ート。
ート。
11…CPU 12…PROM 12a…M/Sフラグ領域 13…RAM 13a…主記憶部 15M…マスター側HDD装置 15S…スレーブ側HDD装置
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも立上げ処理用プログラムを格
納する補助記憶装置を二重化してなり、システムの立上
げ開始時にブート側に設定された一方の補助記憶装置に
格納された立上げ処理用プログラムでシステムを立上げ
処理し、その後のプロセスで前記ブート側に設定された
一方の補助記憶装置の異常を検出すると他方の補助記憶
装置をブート側に設定変更するデータ処理装置におい
て、 システムの立下げ終了時に前記ブート側に設定された方
の補助記憶装置の状態を調べる記憶装置チェック手段
と、このチェック手段により前記ブート側に設定された
方の補助記憶装置の異常を検出すると残りの方の補助記
憶装置をブート側に設定変更してからシステムを停止さ
せる停止制御手段とを具備したことを特徴とする補助記
憶装置を二重化してなるデータ処理装置。 - 【請求項2】 記憶装置チェック手段及び停止制御手段
は、稼働中のプログラムのジョブ状態を補助記憶装置に
書込むシャットダウン処理時のシステム立下げ終了時に
実行するものであり、かつ稼働中のプログラムのジョブ
状態は両方の助記憶装置にそれぞれ書込むことを特徴と
する請求項1記載の補助記憶装置を二重化してなるデー
タ処理装置。 - 【請求項3】 少なくとも立上げ処理用プログラムを格
納する補助記憶装置を二重化してなり、システムの立上
げ開始時にブート側に設定された一方の補助記憶装置に
格納された立上げ処理用プログラムでシステムを立上げ
処理し、その後のプロセスで前記ブート側に設定された
一方の補助記憶装置の異常を検出すると他方の補助記憶
装置をブート側に設定変更するデータ処理装置におい
て、 システムの立下げ終了時に前記ブート側に設定された方
の補助記憶装置の状態を調べ、異常を検出すると残りの
方の補助記憶装置をブート側に設定変更してからシステ
ムを停止させることを特徴とする補助記憶装置を二重化
してなるデータ処理装置のシステム立下げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9159541A JPH117392A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム立下げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9159541A JPH117392A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム立下げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117392A true JPH117392A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15696020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9159541A Pending JPH117392A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 補助記憶装置を二重化してなるデータ処理装置及びこのデータ処理装置のシステム立下げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117392A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000054133A1 (fr) * | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Seiko Epson Corporation | Dispositif de traitement de donnees, procede de sauvegarde/chargement de donnees et support de memorisation de donnees |
JP2002333980A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Tsubasa System Co Ltd | オペレーションシステム代替使用制御方法 |
US7982779B2 (en) | 2004-02-12 | 2011-07-19 | Keyence Corporation | Image processing device and image processing method |
JP2015064637A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 日本電気株式会社 | パス切替装置、パス切替方法及びパス切替プログラム |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9159541A patent/JPH117392A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000054133A1 (fr) * | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Seiko Epson Corporation | Dispositif de traitement de donnees, procede de sauvegarde/chargement de donnees et support de memorisation de donnees |
US6738898B1 (en) | 1999-03-08 | 2004-05-18 | Seiko Epson Corporation | Information processor, method for saving/loading data, and information recorded |
JP2002333980A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Tsubasa System Co Ltd | オペレーションシステム代替使用制御方法 |
US7982779B2 (en) | 2004-02-12 | 2011-07-19 | Keyence Corporation | Image processing device and image processing method |
JP2015064637A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | 日本電気株式会社 | パス切替装置、パス切替方法及びパス切替プログラム |
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