JPH0721091A - 電子計算機における停電処理方法 - Google Patents

電子計算機における停電処理方法

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JPH0721091A
JPH0721091A JP5157382A JP15738293A JPH0721091A JP H0721091 A JPH0721091 A JP H0721091A JP 5157382 A JP5157382 A JP 5157382A JP 15738293 A JP15738293 A JP 15738293A JP H0721091 A JPH0721091 A JP H0721091A
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JP
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JP5157382A
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Inventor
Haruo Kohama
晴雄 小浜
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電時の情報退避動作のためのバッテリによ
る給電範囲を局所化し、且つ、停電回復時の処理再開の
高速化を実現する。 【構成】 通常、電源部1から処理部2、主記憶部3、
磁気ディスク装置4、通信制御部5及び不揮発性記憶装
置7に電力を供給し、また、バッテリ6も充電する。入
力電源の供給が停止すると、バッテリ6から処理部2、
主記憶部3、記憶装置7のみの給電を継続する。そし
て、停電発生時の処理部2の状態を主記憶部3に一旦格
納した後、その時点の主記憶部3の記憶内容とともに記
憶装置7に退避し、停電発生事象を示す表示子8をセッ
トする。表示子8は、停電中もその状態を保持する。入
力電源の供給回復時あるいは電源投入時、表示子8がセ
ットされていれば、記憶装置7の情報を主記憶部3に転
送し、その情報から処理部2の状態を回復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機の運用方法
に係り、詳しくは電子計算機における入力電源の供給停
止(停電)/回復に伴うプログラム処理の中断/再開方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に従来の電子計算機では、入力電源
の供給停止(停電)に対する対策として、停電時にも一
定時間は電子計算機システム全体にバッテリにより電力
を供給する構成になっている。
【0003】図2は従来のかかる構成例を示したもの
で、1は入力電源の状態監視および計算機各部への電力
の供給を行う電源部、2はプログラム処理を行う処理部
(CPU)、3は情報を記憶する主記憶部(MEM)、
4はCPU2上で実行されるオペレーティングシステム
(OS)のための情報等を保持する磁気ディスク装置
(DK)、5は通信回線に接続される通信制御部、6は
入力電源の供給停止時にシステム全体に電力を供給する
バッテリである。
【0004】入力電源の供給が正常な場合、電源部1か
ら処理部2、主記憶部3、磁気ディスク装置群4及び通
信制御部5に電力が供給され、同時にバッテリ6の充電
も行われる。入力電源の供給が停止すると、図2に網掛
けで示すように、電源部1に代ってバッテリ6から処理
部2、主記憶部3、磁気ディスク装置群4及び通信制御
部5への電力供給が継続される。一方、入力電源の供給
停止は、電源部1から処理部2上で実行されているソフ
トウェア(OS)に通知され、OSの制御により、処理
再開に必要な情報がOS配下の磁気ディスク装置群4に
格納される。即ち、このOSによる情報退避処理は、停
電発生後一定時間、バッテリ6により計算機システム全
体に電力の供給が行われて、はじめ保証される。入力電
源の供給が回復すると、再び電源部1よりシステム全体
に電力が供給されて、まず、磁気ディスク装置群4中の
特定のものからOSが起動し、OSが動作可能となった
後、OSの制御により磁気ディスク装置群4上に格納さ
れている情報が主記憶部3にロードされ、停電により中
断された時点からプログラム処理が再開される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
子計算機では、オペレーションシステム(OS)により
停電発生時の情報の磁気ディスク装置等の外部記憶装置
への格納処理が制御されるため、このOSによる動作を
保証するうえで、電子計算機システム全体に対して電力
を供給する必要があり、その結果、大容量のバッテリを
必要とし、システムの小型化、経済化が困難であるとい
う問題があった。また、停電回復時には、まずOSが起
動され、その起動処理が完了してから磁気ディスク装置
等に退避されていた情報の回復が行われるため、停電に
より中断された処理の再開までに時間を要するという問
題があった。さらに、主記憶部と磁気ディスク装置間の
情報の退避あるいは回復処理中に、オペレータからのコ
マンド投入あるいは回線を経由した他システムからの処
理要求等のOSへの擾乱が発生し、情報の退避/回復処
理が正常に行われないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、停電時の情報の退避動作
に要するハードウェアを最小限にし、小容量のバッテリ
で動作可能として装置の小型化、低価格化を実現すると
ともに、停電回復時の処理再開の高速化を実現すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プログラム処理を行う処理部、情報を記
憶する主記憶部、処理部で実行されるオペレーティング
システム(OS)のための情報を保持する外部記憶装
置、回線等を接続する通信制御部、及び、これら各部へ
電力の供給を行う電源部等を有する電子計算機におい
て、入力電源の供給停止事象の発生を示し、停電中も状
態の保持が可能な表示子と、主記憶部の記憶内容を退避
するための不揮発性記憶装置と、入力電源の供給停止時
に処理部、主記憶部および不揮発性記憶装置へ電力を供
給するバッテリとを設け、入力電源の供給停止時は、そ
の時点でプログラム処理を停止し、前記処理部で実行さ
れていたプログラムに関する情報を前記主記憶部に格納
し、該主記憶部の記憶内容を前記不揮発性記憶装置に退
避すると共に、入力電源の供給停止事象の発生を示す前
記表示子をセットし、電源投入時あるいは入力電源の供
給停止の回復時は、前記表示子が入力電源の供給停止事
象の発生を示していると、前記不揮発性記憶装置の記憶
内容を主記憶部に回復し、さらに入力電源の供給停止時
に実行されていたプログラムに関する情報を処理部に設
定して、プログラム処理を再開することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、主記憶部の記憶内容を退避するた
めの専用の不揮発性記憶装置を設け、該不揮発性記憶装
置と主記憶部との情報の退避/回復をオペレーションシ
ステム(OS)の介在なしにハードウェアで制御、実行
することにより、停電時の情報の退避動作に要するハー
ドウェアは処理部、主記憶部及び不揮発性記憶装置のみ
となり、退避動作に必要なバッテリの電力容量を少なく
できる。また、停電事象の発生を示す表示子を設けて停
電による情報退避の有無を表示することにより、停電回
復時に、該表示子の状態により、不揮発性記憶装置から
の主記憶部への情報回復処理、あるいは磁気ディスク装
置等の外部記憶装置からのOSの初期ロード(IPL)
処理のいずれを行うかを制御することができ、停電発生
時点の情報の回復およびプログラム処理の再開の高速化
が実現できる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の計算機システム
の構成図である。図1において、1は入力電源の状態監
視および計算機各部への電力の供給を行う電源部、2は
プログラム処理を行う処理部(CPU)、3は情報を記
憶する主記憶部(MEM)、4はCPU上で実行される
オペレーティングシステム(OS)のための情報を保持
する磁気ディスク装置(DK)、5は回線等を接続する
通信制御部、6は入力電源の供給停止時に特定のモジュ
ールに電力を供給するバッテリ、7は主記憶部3の記憶
内容の退避/回復を行うための専用の不揮発性記憶装置
(ここでは磁気ディスク装置(DK)とする)、8は停
電割込みの発生を保持する表示子(FLAG)である。
なお、停電割込み発生表示子8は、電池等により長期間
に渡りその状態を保持できるものとする。
【0010】入力電源の供給が正常な場合、電源部1か
ら処理部2、主記憶部3、磁気ディスク装置群4、通信
制御部5および不揮発性記憶装置7のシステム全体に電
力が供給される。また、電源部1によりバッテリ6の充
電も行われる。
【0011】入力電源の供給が停止すると、電源部1か
ら各部への電力供給は停止する。代って、図1に網掛け
で示すように、バッテリ6により処理部2、主記憶部3
および不揮発性記憶装置7への電力供給が継続される。
そして、情報の退避動作が図3の処理フローのように行
われる。
【0012】電源部1は入力電源の停止を検出すると
(ステップ101)、処理部2に対して入力電源の停止
(停電)を通知する停止割込み要求を発する(ステップ
102)。処理部2は、電源部1から停電割込み要求を
受け取ると(ステップ111)、実行中のプログラム動
作を中断し、その時点のプログラムカウンタ、各種レジ
スタ情報等、プログラム処理の再開に必要な情報を全て
主記憶部3に格納し(ステップ112)、停電割込み発
生表示子8をセットした後(ステップ113)、動作を
停止する(ステップ114)。停電割込みによる処理部
2からの情報の格納が完了すると、主記憶部3は、全て
の記憶内容を不揮発性記憶装置7に退避する(ステップ
120)。なお、バッテリ6は、停電発生から主記憶部
3の記憶内容の不揮発性記憶装置7への退避が完了する
までの期間、処理部2、主記憶部3、および不揮発性記
憶装置7に対して電力を供給する。また、停電割込み発
生表示子8は、バッテリ6による電力供給が断たれても
電池等により状態を保持する。
【0013】次に、図4の処理フローにより、入力電源
の供給回復時あるいは電源投入時の動作を説明する。
【0014】入力電源の供給が回復したとき、あるいは
(入力電源が正常に供給されていて)電子計算機の電源
投入が行われたとき、電源部1は計算機システム全体に
電力を供給する(ステップ200)。一方、処理部2
は、電力が供給されると、各部のリセットおよび初期設
定後(ステップ211)、まず、停電割込み発生表示子
8の状態を調べる(ステップ212)。そして、表示子
8により停電割込み発生が表示されている場合には、処
理部2は、不揮発性記憶装置7に保持されている情報を
主記憶部3に転送する指示を行う(ステップ213)。
不揮発性記憶装置7は主記憶部3へ、主記憶部3の停電
割込み発生時の記憶内容を転送する(ステップ22
0)。次に、処理部2は、主記憶部3に格納されている
プログラム処理の再開に必要な情報を読み出し、自分の
プログラムカウンタ、各レジスタに設定すると共に(ス
テップ214)、停電割込み発生表示子8をリセットす
る(ステップ215)。その後、処理部2は、設定され
たプログラムカウンタで指定されるアドレスからプログ
ラム処理の実行を再開する(ステップ216)。なお、
表示子8による停電割込み発生の表示が行われていない
場合(即ち、通常の電源投入時)には、処理部2は、磁
気ディスク装置群4における予め指定されている磁気デ
ィスク装置からオペレーティングシステム(OS)を主
記憶部3にロードし(ステップ231)、決められたア
ドレスからOSの処理を開始することになる(ステップ
232)。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかであるように、本
発明の電子計算機における停電処理方法によれば次のよ
うな効果が得られる。 (1)停電発生時の情報の退避動作に要するハードウェア
を、処理部、主記憶部、退避専用の不揮発性記憶装置と
最小限に局所化でき、このため、情報退避動作を保証す
るためのバッテリの小型化が図れ、結果として計算機の
小型化、低価格化を実現できる。 (2)入力電源の供給停止事象の発生を示す表示子を設
け、その状態により、停電時の情報を保持する不揮発性
記憶装置と主記憶部との情報の退避/回復をオペレーテ
ィングシステム(OS)の介在なしに実行できるように
したことにより、停電回復時の主記憶部への情報回復が
迅速に行われるため、プログラム処理の再開までの時間
を短縮でき、停止による影響を軽減できる。 (3)情報の退避/回復をOSの介存なしに実行できるこ
とにより、オペレータの誤操作等によるOSへの擾乱に
よる情報退避処理の中断等が防止でき、また停電回復時
に、停電より中断された命令からのプログラム処理の再
開が確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の計算機システムの構成図で
ある。
【図2】入力電源の停止時にもバッテリにより電子計算
機システム全体の動作を保証する従来技術の説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例における入力電源の停止時の
処理フロー図である。
【図4】本発明の一実施例における電源投入時および停
電回復時の処理フロー図である。
【符号の説明】
1 電源部 2 処理部(CPU) 3 主記憶部(MEM) 4 磁気ディスク装置(DK) 5 通信制御部 6 バッテリ 7 記憶退避専用磁気ディスク装置 8 停電割込発生表示子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム処理を行う処理部、情報を記
    憶する主記憶部、処理部で実行されるオペレーティング
    システム(OS)のための情報を保持する外部記憶装
    置、及び、これら各部へ電力の供給を行う電源部等を有
    する電子計算機において、 入力電源の供給停止事象の発生を示し、停電中も状態の
    保持が可能な表示子と、主記憶部の記憶内容を退避する
    ための不揮発性記憶装置と、入力電源の供給停止時に処
    理部、主記憶部および不揮発性記憶装置へ電力を供給す
    るバッテリとを設け、 入力電源の供給停止時、その時点でプログラム処理を停
    止し、前記処理部で実行されていたプログラムに関する
    情報を前記主記憶部に格納し、該主記憶部の記憶内容を
    前記不揮発性記憶装置に退避すると共に、入力電源の供
    給停止事象の発生を示す前記表示子をセットし、 電源投入時あるいは入力電源の供給停止の回復時、前記
    表示子が入力電源の供給停止事象の発生を示している
    と、前記不揮発性記憶装置の記憶内容を主記憶部に回復
    し、さらに入力電源の供給停止時に実行されていたプロ
    グラムに関する情報を処理部に設定して、プログラム処
    理を再開することを特徴とする電子計算機における停電
    処理方法。
JP5157382A 1993-06-28 1993-06-28 電子計算機における停電処理方法 Pending JPH0721091A (ja)

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JP (1) JPH0721091A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013506885A (ja) * 2010-02-19 2013-02-28 株式会社日立製作所 ディスクアレイ装置およびその制御方法
WO2017145360A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 三菱電機株式会社 情報処理装置及び情報処理方法

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JP2013506885A (ja) * 2010-02-19 2013-02-28 株式会社日立製作所 ディスクアレイ装置およびその制御方法
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