JPH08147197A - 障害情報を記憶する情報処理装置 - Google Patents

障害情報を記憶する情報処理装置

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Publication number
JPH08147197A
JPH08147197A JP6291451A JP29145194A JPH08147197A JP H08147197 A JPH08147197 A JP H08147197A JP 6291451 A JP6291451 A JP 6291451A JP 29145194 A JP29145194 A JP 29145194A JP H08147197 A JPH08147197 A JP H08147197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
information
fault
cpu
nvram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6291451A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
賢一 中村
Takamichi Kajiyama
高道 梶山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6291451A priority Critical patent/JPH08147197A/ja
Publication of JPH08147197A publication Critical patent/JPH08147197A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重大な障害が発生した場合その障害の情報を
確実に記憶保持し、再起動時に利用可能とした情報処理
装置を提供する。 【構成】 揮発性の主記憶装置とは別に、障害情報を記
憶する為の読み書き可能な不揮発性のNVRAMを設
け、中央処理装置は、システムの運転中に障害を検出す
るとその種類を判定し、それがシステム運用上重大な障
害である場合は、その障害に関する情報をNVRAMに
選択的に記憶する。一方、軽微な障害の場合は、その障
害情報をハードディスク装置に設けた障害情報ファイル
に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システム運転中の障害
情報を記憶装置に記憶して、保守作業時等に利用できる
ようにした情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置において、システム運転中
に障害が発生したとき、実行していたジョブを中断し
て、その障害の内容を表示画面に表示して使用者に知ら
せたり、あるいは、その障害の内容を主記憶装置、また
はハードディスク等の外部記憶装置に記憶しておいて、
再起動時に、保守プログラムによってそれらの情報を読
み出し、修理、保守作業の助けとすることが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、障害が発生
した部分や障害の種類、程度によっては、使用者に通知
したりあるいはハードディスクに記憶することが不可能
な場合がある。また、障害情報を主記憶に記憶した場合
にも、再起動の前に電源スイッチを切ってしまい、シス
テムの電源を断ってしまったようなときには、主記憶の
情報は失われて、障害が発生した装置やその種類、程度
を知ることはできない。また、主記憶の一部を電池によ
りバックアップし、そこに障害情報を記憶する方法であ
っても、電池切れによって記憶内容が消失することは避
けられない。
【0004】ところで、最近、不揮発性の半導体メモリ
であるEEPROMの派生機種として、基板に取り付け
たままで消去、書き込みの可能なNVRAMが使われ始
めている。
【0005】そこで、本発明は、不揮発性メモリを障害
情報の記憶手段として用いた新規な情報処理装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央処理装置
と、揮発性の主記憶装置と、外部記憶装置とを備え、シ
ステム運転中に発生した障害を検出してその内容を前記
外部記憶装置に記憶するようにした情報処理装置におい
て、前記主記憶装置とは別に読み書き可能な不揮発性の
半導体記憶装置を設け、前記障害発生時に前記中央処理
装置は、検出した障害の種類に応じて、その障害の内容
を前記不揮発性の半導体記憶装置または前記外部記憶装
置に選択的に記憶する構成である。
【0007】また、前記中央処理装置は、システムの起
動時に前記不揮発性の半導体記憶装置に記憶された障害
の内容を読み出し、その障害が発生した部分の接続を解
除して、縮退状態でシステムを起動するようにしてい
る。
【0008】
【作用】本発明は、システムの運転中に障害が発生する
と、中央処理装置がそれを検出し、その障害の程度に応
じて、重要度の高い障害の内容をNVRAMに記憶し、
その他の障害の内容を外部記憶装置に記憶して、重要度
の高い障害情報が失われないようにする。
【0009】
【実施例】図2は実施例の情報処理システムの構成を示
すブロック図であり、本システムはメイン基板10とチ
ャネル基板20とより成り、チャネル基板20にはさら
に周辺装置28、29が接続されている。
【0010】メイン基板10には、中央処理装置(以
下、CPUと呼ぶ)11と記憶保持動作が必要な主記憶
装置13、及び、記憶保持動作が不要なNVRAM14
が搭載されており、それらはバス12によって相互に接
続されている。
【0011】バス12にはまた、記憶制御装置15が接
続されており、外部記憶装置であるハードディスク装置
(以下、HDDと呼ぶ)16を制御して、CPU11に
よるHDD16への読み出し書き込み処理を実行する。
バス12にはさらに、通信制御装置17が接続され、通
信線18によってチャネル基板20と結ばれている。
【0012】一方、チャネル基板20もメイン基板10
と同様な構成であり、バス22を介してサブCPU21
と記憶保持動作が必要なメモリ23、及び、記憶保持動
作が不要なNVRAM24が相互に接続され、さらに、
周辺コントローラ25がバス22に接続されており、サ
ブCPU21の制御の下に周辺装置27、28をドライ
ブする。また、通信制御装置26がバス22と通信線1
8の間に介在し、これにより、サブCPU21とCPU
11は通信が可能であり、サブCPU21はCPU11
の制御を受けて動作する構成である。
【0013】次に本実施例の動作を説明する。本システ
ムが運転中に何らかの障害が発生すると、メイン基板1
0側の障害はCPU11が検出し、チャネル基板20側
の障害はサブCPU21がそれを検出する。周辺装置2
7、28に障害が発生した場合ももちろん、サブCPU
21が検出するようになっている。
【0014】ここで図1は、本実施例システムの動作を
説明するフローチャートであり、図に示すように、CP
Uは先ず、障害を検出するとその種類、即ち、障害の内
容、程度を判定する。そして、それがシステム運用上重
大な障害である場合は、その障害に関する情報をNVR
AMに記憶する。
【0015】また、一方、軽微な障害であると判定した
場合、及び、前述したように重大な障害情報をNVRA
Mに記憶した後に、その障害情報をHDD16に設けた
障害情報ファイルに記憶すると共に、その障害に関する
警告情報を表示することで、使用者に障害の発生を通知
する。
【0016】システムはさらに、重大な障害発生時に
は、その時点で実行中の全ジョブを中断して待機状態に
移行してもよい。ところで、チャネル基板20側にはH
DDが接続されていないので、サブCPU21は、障害
の程度を判定して重大なものはNVRAM24に記憶す
るが、発生した障害の情報は、すべて通信制御装置26
を通してメイン基板10のCPU11に転送するように
している。そして、CPU11は、チャネル基板20か
ら受け取った障害情報も自己の障害と同じように、前述
した手順によりNVRAM14またはHDD16に選択
記憶するようにしている。
【0017】このようにNVRAMまたはHDDに記憶
した障害情報は、使用者が電源スイッチを切断しても失
われることはない。その後、システムを再起動し、CP
U11に保守プログラムを導入してNVRAMに記憶さ
れた障害情報を読み出すことにより、システムの運用上
障害となる重大な欠陥を持った装置が判明する。そこ
で、CPU11は、それら障害のある装置との接続を解
除し、システムの構成を小さくして、即ち、縮退状態に
しておいてシステムを起動する。
【0018】例えば、周辺装置27に重大な障害が発生
していた場合は、サブCPU21はNVRAM24に記
憶された内容からそのことが分かるので、周辺コントロ
ーラ25に指令して周辺装置27との接続を禁止する。
【0019】また、サブCPU21自身に重大な障害が
発生していた場合、あるいは、チャネル基板20全体と
して重大な障害が発生していた場合は、メイン基板10
のCPU11が、NVRAM14から読み出した障害情
報によってそれを知り得るので、通信制御装置17に指
令してチャネル基板20との接続を断ち、メイン基板1
0のみでシステムを運用できるように起動する。
【0020】しかし、記憶制御装置15や主記憶装置1
3の障害により、再起動が困難な場合がある。そのとき
は、外部から導入したシステムプログラムにより縮退モ
ードで立ち上げることによって、不良メモリの情報をN
VRAM14から読み出し、その部分を使わないように
システムの構成を変更して起動すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、重大な障害が発生した
ときその情報を不揮発性の記憶手段に記憶するので、シ
ステムの電源が断たれた場合にもその情報が保持され
る。そして、半導体メモリに比べて障害発生率の高いハ
ードディスクに依存しないので、システムの信頼性が著
しく向上する。
【0022】また、記憶した障害情報を利用して保守、
修理作業を効率よく行うことができるし、さらに、障害
のある部分を切り離して縮退状態で再起動することがで
きるので、障害に対して強いシステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図2】 実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 メイン基板 11 中央処理装置 13 主記憶装置 14 NVRAM 17 ハードディスク装置 20 チャネル基板 21 サブCPU 23 メモリ 24 NVRAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、揮発性の主記憶装置
    と、外部記憶装置とを備え、システム運転中に発生した
    障害を検出してその内容を前記外部記憶装置に記憶する
    ようにした情報処理装置において、前記主記憶装置とは
    別に読み書き可能な不揮発性の半導体記憶装置を設け、
    前記障害発生時に前記中央処理装置は、検出した障害の
    種類に応じて、その障害の内容を前記不揮発性の半導体
    記憶装置または前記外部記憶装置に選択的に記憶するこ
    とを特徴とする障害情報を記憶する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記中央処理装置は、システムの起動時
    に前記不揮発性の半導体記憶装置に記憶された障害の内
    容を読み出し、その障害が発生した部分の接続を解除し
    て、縮退状態でシステムを起動することを特徴とする請
    求項1記載の障害情報を記憶する情報処理装置。
JP6291451A 1994-11-25 1994-11-25 障害情報を記憶する情報処理装置 Pending JPH08147197A (ja)

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JP6291451A JPH08147197A (ja) 1994-11-25 1994-11-25 障害情報を記憶する情報処理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000207252A (ja) * 1999-01-19 2000-07-28 Nec Eng Ltd リモ―ト制御装置及びその障害情報処理方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
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JP2015170140A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 アラクサラネットワークス株式会社 通信装置、及び、データ管理方法

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