JPH1125007A - バックアップデータの保存・回復方法 - Google Patents

バックアップデータの保存・回復方法

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Publication number
JPH1125007A
JPH1125007A JP9172396A JP17239697A JPH1125007A JP H1125007 A JPH1125007 A JP H1125007A JP 9172396 A JP9172396 A JP 9172396A JP 17239697 A JP17239697 A JP 17239697A JP H1125007 A JPH1125007 A JP H1125007A
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JP
Japan
Prior art keywords
backup data
power supply
main power
storing
battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP9172396A
Other languages
English (en)
Inventor
Morikazu Furukawa
盛一 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP9172396A priority Critical patent/JPH1125007A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ処理装置におけるバックアップデータの
消失を防止の精度の向上とバックアップ用バッテリの容
量の削減。 【解決手段】 電源スイッチオフ、または停電による主
電源停止を検知すると、CPU7にNMI割り込みを発
生させ、バッテリバックアップされたRAM1上のバッ
クアップデータをプログラムコード格納用の再書き込み
可能なROM3のデータ保存用エリアへ保存し、終了後
電源停止回路6により主電源5を停止させる。このとき
の保存は、保存処理を確保するのに必要な時間以上の
間、電力が低下しない主電源により行われる。電源再投
入時、RAM1のバックアップデータが消失していた場
合、バックアップデータを再書き込み可能なROM3よ
りRAM1へ転送し、主電源停止前の状態を回復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックアップデー
タの保存・回復方法、特にROMに格納されたプログラ
ムで動作する組み込み型データ処理装置におけるバック
アップデータの保存・回復方法に関し、さらに、主電源
より電力供給が停止中にバックアップデータが消失した
場合にその回復を可能とするバックアップデータの保存
・回復方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ROMに格納されたプログラムに
より動作するデータ処理装置において、揮発性のRAM
上のデータをバックアップする場合、当該RAMを電池
等のバッテリや主電源動作中に充電したバッテリにより
バックアップすることで実現するのが一般的である。
【0003】しかし、主電源より電力の供給が停止中に
バッテリ電圧が低下してしまうと、保持していたデータ
が失われる。これを防ぐ方法として、例えば、特開平0
3−135145公報に記載されているように、バッテ
リ電圧を監視しバッテリ電圧の低下を検出すると、バッ
クアップデータを不揮発性メモリへ保存する技法や、特
開平06−259338公報に記載されているように、
タイマをセットして一定時間経過した場合に、バックア
ップデータを不揮発性メモリへ保存する技法が知られて
いる。これらの方法により、バッテリ電圧の低下によっ
てバックアップデータが消失しても、バッテリ電圧低下
検知時に不揮発性メモリへ保存したデータにより、バッ
クアップデータの回復が実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術では、バックアップ用バッテリ電圧が低下し
たことを検知した場合にのみ、バックアップデータを不
揮発性メモリへ保存しているため、バッテリ電圧が通常
レベルの場合には、不揮発性メモリへの保存が行われな
いので、バックアップデータの保存が実行されるレベル
までバッテリ電圧が低下する以前に、バックアップデー
タが消失した場合には、バックアップデータを回復する
ことができないという問題点がある。
【0005】また、バックアップデータ保存専用として
不揮発性メモリを用意する必要があること、主電源停止
中にバッテリ電圧の監視や時間計測を行うこと、及びバ
ックアップ用バッテリにより不揮発性メモリへの書き込
みを実施する必要があること等の問題点もある。特に、
主電源停止中にバッテリ電圧を監視するための機構を動
作させ、なおかつ不揮発性メモリへの書き込みを実施で
きるようにするには、バックアップ用バッテリの電源容
量を大きくすることが必要なことである。
【0006】本発明の目的は、バックアップ用バッテリ
の電圧低下やH/W障害によっても、バックアップデー
タが失われないようなバックアップデータの保存・回復
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバックアップデ
ータの保存・回復方法は、主電源停止中、あるいは停電
時バッテリによりRAM上のバックアップデータを保持
する機能を備えたデータ処理装置におけるバックアップ
データの保存・回復方法において、主電源停止時、ある
いは停電時にバックアップデータを不揮発性メモリへ保
存することにより、前記バッテリと前記不揮発性メモリ
とにバックアップデータを二重に保持しておき、主電源
再投入時、RAM上のバックアップデータが消失してい
ても、主電源停止前の状態へ回復できるようにしたこと
を特徴とする。
【0008】[作用]装置が主電源停止状態でバックア
ップ用バッテリの電圧が低下し、あるいはH/W障害に
よりバッテリバックアップされたRAM上のバックアッ
プデータが消失しても、主電源停止前のバックアップデ
ータをプログラム格納用の再書き込み可能ROMに保存
しているため、主電源再投入後バックアップデータを正
常に回復することができる。 また、バックアップデー
タの保存処理を通常運用時の主電源にて行うため、電源
容量の大きなバックアップ用バッテリ電源を必要としな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
バックアップデータを格納するRAM1と、それをバッ
クアップするためのバックアップ用バッテリ2と、プロ
グラムコードを格納する再書き込み可能なROM3と、
電源断を検知する電源断検知回路4と、主電源5の停止
を実行する電源停止回路6を含む。
【0011】バックアップデータを格納するRAM1
は、主電源5が動作中は主電源5より、主電源5が停止
中、または停電中はバックアップ用バッテリ2より電力
を供給される。再書き込み可能なROM3は、プログラ
ムコードを格納するエリアの他に、データを書き込むこ
とが可能なエリアを持ち、通常動作中はCPU7がプロ
グラムコードを読み出すために使用する。
【0012】電源断検知回路4は、電源スイッチオフに
よる電源停止あるいは停電を検知し、CPU7へNMI
(Non Maskable Interrupt)信号を発生させるもので
ある。電源停止回路6は、CPU7上のソフトウェア処
理によって主電源5を停止させるための回路である。
【0013】次に、図1及び図2,図3のフローチャー
トを参照して、本実施例の動作について説明する。
【0014】先ず、電源スイッチオフにより主電源5を
停止する場合、あるいは停電により主電源5からの電力
供給が停止する場合におけるデータ保存処理は図2に示
すとおりである。すまわち、電源断検知回路4は電源断
を検知し、CPU7へNMI割り込みを発生させる(図
2におけるステップ10)。CPU7上のNMI処理で
は、まずRAM1上のバックアップデータが正常である
かどうかチェックを行い(ステップ11)、正常である
場合にバックアップデータを再書き込み可能なROM3
のバックアップデータ保存エリアへ書き込みを行う(ス
テップ12)。書き込み終了後、あるいはバックアップ
データが有効でない場合は、電源停止回路6により電源
の停止を実施する(ステップ13)。尚、主電源5は、
停電時にバックアップデータの保存処理を確保するのに
必要な時間以上の間、電力低下しない能力を備える。本
処理により、主電源停止中バックアップデータは、バッ
テリバックアップされたRAM1上と、再書き込み可能
なROM3上に二重に保持される。
【0015】次に、電源再投入した場合は、初期化立上
げ処理の一環として、図3に示すデータ回復処理が行わ
れる。すなわち、RAM1上に保持されているバックア
ップデータをチェックし(ステップ20)、正常と判断
した場合は、そのまま通常運用に入る(ステップ2
1)。
【0016】バックアップ用バッテリ2の電圧低下によ
りパックアップデータが消失している、あるいはH/W
の障害によりバックアップデータが破壊され、データの
異常が検出された場合は、再書き込み可能ROM3に保
存したバックアップデータのチェックを行う(ステップ
22)。チェックの結果、再書き込み可能ROM3に保
存したバックアップデータが正常であると判断した場合
には(ステップ23)、再書き込み可能ROM3上のバ
ックアップデータをRAM1へ転送し、バックアップデ
ータの回復を行う(ステップ24)。
【0017】次に、本発明の実施の形態の効果について
説明する。本発明の実施の形態は、主電源停止時にバッ
クアップデータを再書き込み可能なROM3へ保存する
ため、次に主電源5が再投入された時、RAM1上のバ
ックアップデータが消失していたとしても、再書き込み
可能ROM3よりバックアップデータを回復することが
できる。
【0018】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、主電源投入時に
バックアップ用バッテリが正常であるにも拘わらず、R
AM上のバックアップデータが消失した場合でも、バッ
クアップデータを回復することができるということであ
る。その理由は、主電源が停止する際に、常にバックア
ップデータを再書き込み可能なROMへ保存するため、
RAM上のバックアップデータと、再書き込み可能なR
OMに保存したバックアップデータを二重に保持される
ので、これらのデータが共に消失しない限り、バックア
ップデータを回復することができるからである。なお、
プログラムデータ格納用の再書き込み可能なROMをバ
ックアップデータ保存用として共用するため、新たに不
揮発性メモリを用意する必要はない。
【0019】本発明の第2の効果は、主電源の停止中に
バッテリ電圧を監視する機構を動作させ、なおかつ保存
のために不揮発性メモリへの書き込み動作を可能とする
バックアップ用バッテリ電源を備える必要はなく、RA
M上のバックアップデータを主電源停止期間保持するこ
とが可能なバックアップ用バッテリ電源があればよい。
その理由は、主電源停止時に行うバックアップデータの
保存処理を主電源により実行し、また、その後の当該主
電源停止中はバックアップデータの保存処理は行わない
ためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明における主電源停止時のデータ保存処理
を示すフローチャート。
【図3】本発明における主電源投入時のデータ回復処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 RAM 2 バックアップ用バッテリ 3 再書き込み可能なROM 4 電源断検知回路 5 主電源 6 電源停止回路 7 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源停止中、あるいは停電時バッテリ
    によりRAM上のバックアップデータを保持する機能を
    備えたデータ処理装置におけるバックアップデータの保
    存・回復方法において、 主電源停止時、あるいは停電時にバックアップデータを
    不揮発性メモリへ保存することにより、前記バッテリと
    前記不揮発性メモリとにバックアップデータを二重に保
    持しておき、主電源再投入時、RAM上のバックアップ
    データが消失していても、主電源停止前の状態へ回復で
    きるようにしたことを特徴とするバックアップデータの
    保存・回復方法。
  2. 【請求項2】 前記バックアップデータの不揮発性メモ
    リへの保存は、主電源停止時または停電時においても、
    前記保存の処理を確保するのに必要な時間以上の間、な
    お電力が低下しない能力を有する主電源により行うこと
    を特徴とする請求項1記載のバックアップデータの保存
    ・回復方法。
  3. 【請求項3】 前記バックアップデータの不揮発性メモ
    リへの保存は、主電源停止または停電の検知に基づくC
    PUへのマスク不可割込みにより行うことを特徴とする
    請求項1記載のバックアップデータの保存・回復方法。
  4. 【請求項4】 前記主電源停止時または停電時にバック
    アップデータの不揮発性メモリへの保存を行うことによ
    り、その後の当該主電源停止中はバックアップデータの
    保存処理を不要化したことを特徴とする請求項1記載の
    バックアップデータの保存・回復方法。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性メモリを、プログラムデー
    タの格納用エリアと前記バックアップデータの保存エリ
    アで共用することを特徴とする請求項1記載のバックア
    ップデータの保存・回復方法。
JP9172396A 1997-06-27 1997-06-27 バックアップデータの保存・回復方法 Pending JPH1125007A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002017978A (ja) * 2000-07-07 2002-01-22 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2002292085A (ja) * 2001-04-02 2002-10-08 Heiwa Corp 遊技機
US8325375B2 (en) 2008-03-18 2012-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Changing a threshold value of an amount of data to be store in a storage device

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991005