JPH11222365A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

Info

Publication number
JPH11222365A
JPH11222365A JP2416298A JP2416298A JPH11222365A JP H11222365 A JPH11222365 A JP H11222365A JP 2416298 A JP2416298 A JP 2416298A JP 2416298 A JP2416298 A JP 2416298A JP H11222365 A JPH11222365 A JP H11222365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
power
elevator control
ram
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2416298A
Other languages
English (en)
Inventor
Matsuo Kokubu
松男 國分
Hajime Iizuka
一 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2416298A priority Critical patent/JPH11222365A/ja
Publication of JPH11222365A publication Critical patent/JPH11222365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源損失によるメモリのデータ消去を防止
し、電源復電時に容易に運転を再開することが可能なエ
レベータ制御装置を提供する。 【解決手段】 エレベータ制御装置3は、電源が損失し
たとき電源検出装置1から電源損失信号5が出力される
と、エレベータ制御装置3は、RAM4のデータをRA
Mデータ記録装置2に記録させる。電源復電時、電源検
出装置1から電源復電時信号7が出力されると、RAM
データ記録装置2のデータをRAM4に戻す。エレベー
タ制御装置は3このデータを用いて以後の制御動作を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータ制御装置において電源
損失時のRAMデータ消去対策としてバックアップバッ
テリーにより、電源損失後のRAM上のデータ消去を防
止しているが、これは、電源自体の損失を防止してお
り、RAM自体のデータバックアップ機能は無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御装置では主
電源の損失時にバッテリーによって、制御部の電源損失
を防止しているが、長時間にわたる主電源損失が継続し
た場合バッテリー自体の機能が低下し、最終的にはバッ
テリー電圧損失に至り、RAMのデータが消去してしま
うので、電源復電時にRAM内部のデータが消去されて
いるので、正常な制御が行えず故障に至る。
【0004】ところが、一旦故障となった場合、その復
旧のために保守員がその現場に出役することが必要とな
る。ところが、災害などにより、広い地域にわたって停
電となり、その後復電した場合に、保守員の要員数に限
りがあるため、現場に出役するまでに時間がかかり、復
旧が遅れるという問題があった。
【0005】本発明は、このような点に鑑み為されたも
ので、電源損失によるメモリのデータ消去を防止し、電
源復電時に容易に運転を再開することが可能なエレベー
タ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明に係るエレベータ制御装置
は、制御用のデータを記録するメモリと、このメモリに
供給される電源が損失したことを検出する手段と、この
手段により電源が損失したことを検出したときメモリの
データを他装置に記録させる手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】このような構成とすることにより、電源が
損失してもメモリのデータは他装置に記録されるので、
電源損失によるメモリのデータ消去の際にデータを保存
することができる。
【0008】また、請求項2に記載の本発明に係るエレ
ベータ制御装置は、制御用のデータを記録するメモリ
と、このメモリに供給される電源損失後のバックアップ
バッテリーの電圧低下を検出する手段と、この手段によ
りバックアップバッテリーの電圧低下を検出したときメ
モリのデータを他装置に記録させる手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】このような構成とすることにより、エレベ
ータ制御部の電源損失後のバッテリーバックアップ状態
において、バッテリー電源が損失してもメモリのデータ
は他装置に記録されるので、バッテリー電源損失による
メモリのデータ消去の際にデータを保存することができ
る。
【0010】更に、請求項3に記載の本発明は、請求項
1または請求項2に記載のエレベータ制御装置におい
て、電源損失後の復電時に他装置に記録していたデータ
をメモリに戻す手段を更に備えたことを特徴とする。
【0011】このような構成とすることにより、電源復
電時において、電源損失時またはバッテリー電源損失時
に他装置に記録していたデータをメモリに戻すことがで
きるので、エレベータ制御装置はこのデータを用いて以
後の制御動作を行うことができる。
【0012】更に、請求項4に記載の本発明は、請求項
1または請求項2に記載のエレベータ制御装置におい
て、電源損失後の復電時にメモリを初期化する手段と、
この手段により初期化した後、他装置に記録していたデ
ータをメモリに戻す手段とを更に備えたことを特徴とす
る。
【0013】このような構成とすることにより、エレベ
ータ制御部の電源復電時において、メモリ内の不要なデ
ータを初期化により消去し、他装置に記録していたデー
タをメモリに戻すことができる。従って、エレベータ制
御装置はこのデータを用いて以後の制御動作を行うこと
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0015】(第1の実施形態)本発明に係るエレベー
タ制御装置の第1の実施形態の構成を、図1に示す。同
図において、エレベータ制御装置3は、制御部の電源を
検出している電源検出装置1から電源損失信号5、復電
信号7、電圧降下信号8を取り込む。また、エレベータ
制御装置3はRAM4を内蔵しており、RAMデータ記
録装置2との間でRAMデータ6の授受を行う構成とな
っている。なお、RAMデータ記録装置2は、例えばR
AM4と同じようなRAMで構成され、別系統の電源が
供給されるか、またはバッテリーでバックアップされて
いるものとする。
【0016】この第1の実施形態は、従来のエレベータ
制御装置に対して、電源検出装置1とRAMデータ記録
装置2を追加し、図2のフローチャートに示す処理を実
施する点が異なっている。
【0017】図2に従って、第1の実施形態の動作を説
明する。停電となった場合、エレベータ制御装置3は電
源検出装置1からの電源損失信号5を取り込む(ステッ
プ101)。電源損失信号5を取り込んだエレベータ制
御装置3は、RAM4に記録されている制御用のRAM
データ6を読み出してRAMデータ記録装置2に伝送
し、RAMデータ記録装置2にデータコピー処理を行う
(ステップ102)。RAMデータ記録装置2は、この
処理によりコピーされたRAMデータを保存する(ステ
ップ103)。
【0018】この第1の実施形態によれば、エレベータ
制御部の電源が損失してもRAMのデータは外部に記録
されるので電源損失によるRAMデータ消去の際にデー
タを保存することができる。
【0019】(第2の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベータ制御装置の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態の構成は、図1に示す第1の実施形態の
構成と同様であるので説明を省略する。
【0020】図3に従って、第2の実施形態の動作を説
明する。電源損失後のバッテリーバックアップ状態にお
いて、バッテリー電圧が所定の電圧以下となった場合
(例えば、通常電圧5Vのバッテリー電圧が、4V以下
に降下した場合)電源検出装置1が電圧降下を検出し、
エレベータ制御装置3はその検出信号即ち電圧降下信号
5を取り込む(ステップ104)。電圧降下信号5を取
り込んだエレベータ制御装置3は、RAM4に記録され
ている制御用のRAMデータ6を読み出してRAMデー
タ記録装置2に伝送し、RAMデータ記録装置2にデー
タコピー処理を行う(ステップ105)。RAMデータ
記録装置2は、この処理によりコピーされたRAMデー
タを保存する(ステップ106)。
【0021】この第2の実施形態によれば、エレベータ
制御部の電源損失後のバッテリーバックアップ状態にお
いて、バッテリー電源が損失してもRAMのデータは外
部に記録されるので、バッテリー電源損失によるRAM
データ消去の際にデータを保存することができる。な
お、この場合、RAMデータ記録装置2用バッテリーの
容量は、エレベータ制御装置3のRAM4用バッテリー
の容量より大きいほうがよい。
【0022】(第3の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベータ制御装置の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態の構成は、図1に示す第1の実施形態の
構成と同様であるので説明を省略する。
【0023】図4に従って、第3の実施形態の動作を説
明する。電源復電時において、電源検出装置1は電源の
復電を検出し、エレベータ制御装置3はその検出信号即
ち電源復電信号7を取り込む(ステップ107)。電源
復電信号を取り込んだエレベータ制御装置3は、RAM
データ記録装置2に保存しているデータ6を読み出して
これをRAM4に伝送し、RAM4に対して書き込み処
理を行う(ステップ108)。
【0024】この第3の実施形態によれば、エレベータ
制御部の電源復電時において、電源損失時またはバッテ
リー電源損失時に外部の記録装置に記録していたデータ
をRAM4に戻すことができる。従って、エレベータ制
御装置3はこのデータを用いて以後の制御動作を行うこ
とができる。
【0025】なお、RAM4のデータを電源損失時に外
部の記録装置に記録しない場合、電源復電時において、
標準的なデータは、エレベータ制御装置3のROM(図
示せず)から読み出してRAM4に記録することができ
るが、オプションの仕様についての補助データは、保守
員により設定し直す必要がある。ところが、この第3の
実施形態のように、電源損失時にRAM4のデータを外
部の記録装置にしておき、電源復電時にこれをRAM4
に戻すことにより、保守員により設定し直す必要がない
ので、容易に運転を再開することができる。
【0026】(第4の実施形態)次に、本発明に係るエ
レベータ制御装置の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態の構成は、図1に示す第1の実施形態の
構成と同様であるので説明を省略する。
【0027】図5に従って、第4の実施形態の動作を説
明する。電源復電時において、電源検出装置1は電源の
復電を検出し、エレベータ制御装置3はその検出信号即
ち電源復電信号7を取り込む(ステップ109)。電源
復電信号を取り込んだエレベータ制御装置3は、RAM
4の初期化を実施する(ステップ110)。次にエレベ
ータ制御装置3はRAMデータ記録装置2に保存してい
るデータ6を読み出してこれをRAM4に伝送し、RA
M4に対して書き込み処理を行う(ステップ111)。
【0028】この第4の実施形態によれば、エレベータ
制御部の電源復電時において、RAM内の不要なデータ
を初期化により消去し、外部の記録装置に記録していた
データをRAMに戻すことができる。従って、エレベー
タ制御装置はこのデータを用いて以後の制御動作を行う
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエレベー
タ制御装置によれば、電源損失時またはバッテリー電源
損失時においてメモリのデータを保存し、復電時におい
てメモリにデータを戻すことができる。これにより、電
源損失の影響で発生するメモリのデータ消去が防止でき
る。また、メモリのデータ損失による故障を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエレベータ制御装置の実施形態
の概略構成を示すブロック図。
【図2】 本発明に係るエレベータ制御装置の第1の実
施形態の動作を示すフローチャート。
【図3】 本発明に係るエレベータ制御装置の第2の実
施形態の動作を示すフローチャート。
【図4】 本発明に係るエレベータ制御装置の第3の実
施形態の動作を示すフローチャート。
【図5】 本発明に係るエレベータ制御装置の第4の実
施形態の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…電源検出装置 2…RAMデータ記録装置 3…エレベータ制御装置 4…RAM 5…電源損失信号 6…RAMデータ 7…電源復電信号 8…電圧降下信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用のデータを記録するメモリと、この
    メモリに供給される電源が損失したことを検出する手段
    と、この手段により電源が損失したことを検出したとき
    前記メモリのデータを他装置に記録させる手段とを備え
    たことを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 【請求項2】制御用のデータを記録するメモリと、この
    メモリに供給される電源損失後のバックアップバッテリ
    ーの電圧低下を検出する手段と、この手段によりバック
    アップバッテリーの電圧低下を検出したとき前記メモリ
    のデータを他装置に記録させる手段とを備えたことを特
    徴とするエレベータ制御装置。
  3. 【請求項3】電源損失後の復電時に前記他装置に記録し
    ていたデータを前記メモリに戻す手段を更に備えたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベー
    タ制御装置。
  4. 【請求項4】電源損失後の復電時に前記メモリを初期化
    する手段と、この手段により初期化した後、前記他装置
    に記録していたデータを前記メモリに戻す手段とを更に
    備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    のエレベータ制御装置。
JP2416298A 1998-02-05 1998-02-05 エレベータ制御装置 Pending JPH11222365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2416298A JPH11222365A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 エレベータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2416298A JPH11222365A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 エレベータ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11222365A true JPH11222365A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12130657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2416298A Pending JPH11222365A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 エレベータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11222365A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029670A (ja) * 2000-07-11 2002-01-29 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
US8177033B2 (en) 2009-01-12 2012-05-15 Kone Corporation Transportation system with capacitive energy storage and non-volatile memory for storing the operational state of the transportation system upon detection of the operational anomaly in power

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029670A (ja) * 2000-07-11 2002-01-29 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置
JP4635303B2 (ja) * 2000-07-11 2011-02-23 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置
US8177033B2 (en) 2009-01-12 2012-05-15 Kone Corporation Transportation system with capacitive energy storage and non-volatile memory for storing the operational state of the transportation system upon detection of the operational anomaly in power

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11222365A (ja) エレベータ制御装置
JP4098400B2 (ja) 半導体ディスク装置
JP2000122813A (ja) ディスクアレイ装置
JPH10133926A (ja) ミラー化ディスク復旧方法と復旧システム
JP3087650B2 (ja) 自動復電方式
JP3191282B2 (ja) 障害情報データ収集方式
JPS6247758A (ja) フロツピ−デイスクのデ−タ保護装置
JPS63280357A (ja) デ−タ退避/復旧方式
JPH02100118A (ja) 情報処理装置
JPH1125007A (ja) バックアップデータの保存・回復方法
JPH01171050A (ja) メモリデータの信頼性判定装置
JPS6118218B2 (ja)
JPH07319816A (ja) Cpuシステムにおけるロギング情報の収集方法
JPH08220198A (ja) 電池バックアップメモリユニットおよびバックアップ機能試験方法
JP2002091632A (ja) コンピュータ装置
JPS589201A (ja) 磁気デイスク記憶装置の記録保護方法
JPS62229322A (ja) 磁気デイスク装置
JPH02173837A (ja) 計算機システムの障害情報保存方式
JP2656499B2 (ja) 計算機システム
JPH04256006A (ja) ファイル復旧方式
JPH0448143A (ja) 空気調和機の制御方法
JPS60256834A (ja) 外部記憶制御装置
JPS60221822A (ja) 外部記憶制御装置
JPH01102658A (ja) ファイル書込みバックアップ方式
JPS6289273A (ja) 磁気デイスク装置