JPH1011293A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH1011293A
JPH1011293A JP18679596A JP18679596A JPH1011293A JP H1011293 A JPH1011293 A JP H1011293A JP 18679596 A JP18679596 A JP 18679596A JP 18679596 A JP18679596 A JP 18679596A JP H1011293 A JPH1011293 A JP H1011293A
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JP
Japan
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program
information processing
memory
processing apparatus
nonvolatile memory
Prior art date
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JP18679596A
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English (en)
Inventor
Jiro Hamada
二郎 濱田
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動時に実行する基本動作プログラムに問題
があるために情報処理装置が立ち上がらない場合に、バ
ックアップされている正常な基本動作プログラムを用い
て再起動することにより、メモリを交換することなくリ
カバリできる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 起動時に実行するプログラムを格納した
書換え可能な不揮発性メモリ20と、不揮発性メモリ2
0に格納されたプログラムであって正常動作が保証され
たプログラムをバックアップする書換え可能な不揮発性
メモリ30と、起動時にCPU10がいずれの不揮発性
メモリ20、30にアクセスするかを選択的に決定する
メモリ選択器50と、不揮発性メモリ20に格納された
プログラムが書き換えられ、かつ該書き換えられた新た
なプログラムに異常が生じて正常に起動できなかった場
合に、起動時のアクセス先を不揮発性メモリ20から不
揮発性メモリ30に変更するようにメモリ選択器50を
制御し、CPU10をリセットする立ち上げ監視部40
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プログラム制御に
よって動作する情報処理装置に関し、特に情報処理装置
の起動時に実行するプログラムを書換え可能な不揮発性
の記憶装置に格納した情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータを用いた情報処理
装置では、BIOSやイニシャルプログラム等の基本の
動作を制御するプログラム(以下、基本動作プログラム
と称す)を、ROM等の不揮発性のメモリに記述してお
き、情報処理装置の起動時にこれらのプログラムの制御
により種々の処理を実行する。従来、上記の基本動作プ
ログラムをフラッシュメモリ等の書換え可能なメモリに
格納し、メモリ自体を交換することなくプログラムのみ
を書き換えることにより、基本動作プログラムの更新を
容易に行う種々の手段が提案されている。
【0003】この種の従来の情報処理装置としては、例
えば、特開平7−175746号公報に開示された技術
がある。同公報には、外部記憶装置からプログラムの変
更データをロードして書換え可能なメモリに新しいデー
タを書き込む技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の情
報処理装置は、第1の問題点として、基本動作プログラ
ムの更新により情報処理装置が立ち上がらなくなる場合
があるという問題があった。その理由は、基本動作プロ
グラムを書き換えた時に正しいデータが書き込まれなか
った場合や、更新した基本動作プログラム自体に問題の
あった場合には、電源を入れた直後、すなわち情報処理
装置の起動時から正常に動作しないため、情報処理装置
の立ち上げ自体ができなくなるからである。
【0005】また第2の問題点として、基本動作プログ
ラムの書換えによって情報処理装置が立ち上がらなくな
った場合、復旧に手間がかかるという問題があった。そ
の理由は、情報処理装置が正常に立ち上がらない状態で
は、メモリの内容を書き換えるためのプログラムを動作
させることもできないので、書換え可能なメモリを搭載
しているにも関わらず、メモリを交換しなければならな
いからである。
【0006】また、情報処理装置が動作していなくても
メモリの内容の書換えができる独自のインターフェース
を備えることによりメモリの交換を不要とすることもで
きるが、この場合にも、当該インターフェースを会して
メモリの内容を書き換えなければならないため手間がか
かり、さらに情報処理装置の構成が複雑になるという問
題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決し、基本
動作プログラムの書換えを失敗した場合や書き換えた基
本動作プログラム自体に問題があるために情報処理装置
が立ち上がらない場合に、この状態を検知してバックア
ップされている正常な基本動作プログラムを用いて再起
動することにより、メモリを交換することなくリカバリ
できる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の情報処理装置は、起動時に実行するプログ
ラムを格納した書換え可能な第1の不揮発性メモリと、
前記第1の不揮発性メモリに格納されたプログラムであ
って正常動作が保証されたプログラムをバックアップす
る書換え可能な第2の不揮発性メモリと、起動時にCP
Uが前記いずれの不揮発性メモリにアクセスするかを選
択的に決定するメモリ選択手段と、前記第1の不揮発性
メモリに格納されたプログラムが書き換えられ、かつ該
書き換えられた新たなプログラムに異常が生じて正常に
起動できなかった場合に、起動時のアクセス先を前記第
1の不揮発性メモリから前記第2の不揮発性メモリに変
更するように前記メモリ選択手段を制御し、前記CPU
をリセットする立ち上げ監視手段とを備えることを特徴
とする。
【0009】請求項2の本発明の情報処理装置における
前記立ち上げ監視手段は、起動動作の開始時からの経過
時間を計測する計測手段と、前記計測手段による計測値
が予め定められた既定値に達した場合に、起動時のアク
セス先の変更の制御と前記CPUのリセットとを行う制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項3の本発明の情報処理装置における
前記立ち上げ監視手段は、前記計測手段の計測値が前記
既定値に達する前の所定の時点で前記第1または第2の
不揮発性メモリに格納されたプログラムの制御により前
記CPUから前記計測手段による計測の停止命令を受け
付けた場合に、前記計測手段を停止させることを特徴と
する。
【0011】請求項4の本発明の情報処理装置における
前記第1の不揮発性メモリのプログラムを書き換えた場
合に、該書き換えられた新たなプログラムによる動作が
正常に行われることが確認された場合にのみ該新たなプ
ログラムを前記第2の不揮発性メモリにコピーすること
を特徴とする。
【0012】また、上記の目的を達成する他の本発明の
情報処理装置は、起動時に実行するプログラムを格納し
た第1のプログラム格納領域と、前記第1のプログラム
格納領域に格納されたプログラムであって正常動作が保
証されたプログラムをバックアップする第2のプログラ
ム格納領域とを備える書換え可能な不揮発性メモリと、
起動時にCPUが前記いずれのプログラム格納領域にア
クセスするかを選択的に決定するプログラム選択手段
と、前記第1のプログラム格納領域に格納されたプログ
ラムが書き換えられ、かつ該書き換えられた新たなプロ
グラムに異常が生じて正常に起動できなかった場合に、
起動時のアクセス先を前記第1のプログラム格納領域か
ら前記第2のプログラム格納領域に変更するように前記
プログラム選択手段を制御し、前記CPUをリセットす
る立ち上げ監視手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の第1実施例による情報処
理装置の構成を示すブロック図である。
【0015】図示のように、本実施例の情報処理装置
は、CPU10と、基本動作プログラムを格納した不揮
発性メモリ20と、正常な基本動作プログラムをバック
アップするバックアップ用不揮発性メモリ30と、基本
動作プログラムによって情報処理装置の立ち上げが正常
に行われたかどうかを監視する立ち上げ監視部40と、
立ち上げ監視部40の指示にしたがって不揮発性メモリ
20、30のいずれの基本動作プログラムを実行するか
を選択するメモリ選択器50とを備える。不揮発性メモ
リ20、30はメモリ選択器50を介してバス70に接
続されている。CPU10が接続されているバス60と
不揮発性メモリ20、30及び立ち上げ監視部40が接
続されているバス70とはバスブリッジ80にて接続さ
れている。また、情報処理装置は、外部記憶装置インタ
ーフェース90を介して外部記憶装置(図示せず)と接
続する。なお、図には本発明の特徴的な構成のみを記載
し、他の構成については記載を省略してある。
【0016】CPU10は、バス60、70及びバスブ
リッジ80を介して不揮発性メモリ20または30にア
クセスし、不揮発性メモリ20または30に格納されて
いる基本動作プログラムの制御により種々の基本動作の
処理を実行する。
【0017】不揮発性メモリ20は、CPU10を制御
するための基本動作プログラムを格納する。不揮発性メ
モリ20には、フラッシュメモリ等の書換え可能なメモ
リが用いられる。これにより、基本動作プログラムを容
易に書き換えて更新することができる。不揮発性メモリ
20に格納される基本動作プログラムは、外部記憶装置
インターフェース90を介して外部記憶装置から読み込
む。また、不揮発性メモリ20に格納された基本動作プ
ログラムの一部として用意されている書換えプログラム
を用いて必要な書換えを行うこともできる。
【0018】不揮発性メモリ30は、不揮発性メモリ2
0と同様にフラッシュメモリ等の書換え可能なメモリが
用いられ、不揮発性メモリ20に格納されている基本動
作プログラムをバックアップする。不揮発性メモリ20
の基本動作プログラムが更新された場合、それ以前に使
用していた基本動作プログラムをそのまま保持する。そ
して、不揮発性メモリ20において更新された基本動作
プログラムに欠陥があった場合や書き込みに不正があっ
た場合、不揮発性メモリ20の基本動作プログラムの代
わりに不揮発性メモリ30の基本動作プログラムを用い
て情報処理装置を起動する。不揮発性メモリ30に格納
されている基本動作プログラムの更新は、例えば、不揮
発性メモリ20において更新された新しい基本動作プロ
グラムに重大な欠陥がなく、書き込み時の不正もなく、
当該新しい基本動作プログラムによって情報処理装置が
正常に起動することが確認された後に、不揮発性メモリ
20から不揮発性メモリ30へコピーすることにより行
う。
【0019】立ち上げ監視部40は、情報処理装置全体
の起動状態を監視する。そして、不揮発性メモリ20に
格納された基本動作プログラムの異常により情報処理装
置の起動が正常に行われなかった場合、メモリ選択器5
0を制御し、情報処理装置の起動時に使用する基本動作
プログラムとして不揮発性メモリ30の基本動作プログ
ラムを選択して、CPU10をリセットし、情報処理装
置を再起動する。
【0020】図2に立ち上げ監視部40の構成を示す。
図示のように、立ち上げ監視部40は、情報処理装置の
起動時の所要時間を監視するためのタイマーカウンタ4
1と、タイマーカウンタ41のカウント値に基づいて情
報処理装置の起動が正常に行われたかどうかを確認する
正常動作確認部42とを備える。
【0021】タイマーカウンタ41は、情報処理装置の
電源をONにした場合やリセット時に始動して経過時間
をカウントする。
【0022】正常動作確認部42は、所定の既定値を格
納したレジスタ43と、タイマーカウンタ41のカウン
ト値とレジスタ43に格納された既定値とを比較する比
較器44とを備える。そして、基本動作プログラムに含
まれる正常起動時の動作制御プログラムにしたがってタ
イマーカウンタ41及び正常動作確認レジスタ43を制
御し、以下の動作を実行する。
【0023】すなわち、情報処理装置を起動して一定時
間経過した後、正常起動時の動作制御プログラムの制御
によりCPU10から所定のコマンドが送られ、このコ
マンドを入力した場合に、タイマーカウンタ41のカウ
ント動作を止め、レジスタ43の内容をクリアする。ま
た、比較器44にてタイマーカウンタ41のカウント値
とレジスタ43に格納された既定値とを比較し、タイマ
ーカウンタ41のカウント値がレジスタ43の既定値に
達した場合に、起動時にCPU10がアクセスするメモ
リとしてバックアップ用の不揮発性メモリ30を選択
し、CPU10をリセットして情報処理装置を再起動す
る。
【0024】正常起動時の動作制御プログラムは、CP
U10にタイマーカウンタ41の停止コマンドを送信さ
せるタイミングとして、レジスタ43の既定値よりも小
さい値(すなわち早い時間)を設定する。したがって、
不揮発性メモリ20の基本動作プログラムに異状がな
く、情報処理装置が正常に起動した場合には、タイマー
カウンタ41のカウント値がレジスタ43の既定値に達
する前に、タイマーカウンタ41の停止コマンドが正常
動作確認部42に送られることとなり、情報処理装置の
再起動は行われない。一方、不揮発性メモリ20の基本
動作プログラムに異状があり、情報処理装置が正常に起
動しなかった場合は、タイマーカウンタ41の停止コマ
ンドが送られず、タイマーカウンタ41のカウント値が
レジスタ43の既定値に達してしまうため、アクセスす
る不揮発性メモリを代えて情報処理装置の再起動が行わ
れる。
【0025】メモリ選択器50は、各不揮発性メモリ2
0、30と立ち上げ監視部40及びバス70とを接続す
る制御線を用いて構成され、立ち上げ監視部40の設定
にしたがって不揮発性メモリ20、30の選択信号(チ
ップセレクト)等を送信し、情報処理装置の起動時にC
PU10がアクセスする不揮発性メモリ20、30を選
択する。
【0026】次に、本実施例の情報処理装置の起動時の
動作について図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0027】まず、情報処理装置の電源がONとなる
か、または不揮発性メモリ30が選択されていない状態
(不揮発性メモリ20が選択されている状態)でCPU
10がリセットされると、タイマーカウンタ41が動作
を開始する(ステップ301)。そして、不揮発性メモ
リ20に格納された基本動作プログラムにより情報処理
装置の立ち上げが行われている間、比較器44によりタ
イマーカウンタ41のカウント値とレジスタ43に格納
されている既定値とを比較する。
【0028】タイマーカウンタ41のカウント値がレジ
スタ43の既定値に達しないうちに、CPU10からタ
イマーカウンタ41の停止コマンドが送られた場合は、
(ステップ302、303)、タイマーカウンタ41の
カウント動作を止め、レジスタ43の内容をクリアする
(ステップ304)。
【0029】これに対し、タイマーカウンタ41の停止
コマンドが送られず、カウント値がレジスタ43の既定
値に達してしまった場合は、起動時のアクセス先として
バックアップ用の不揮発性メモリ30を選択してCPU
10をリセットする(ステップ302、305、30
6)。
【0030】以上の動作により、不揮発性メモリ20に
格納されている基本動作プログラムの書換えが行われ、
当該書換え後の新たな基本動作プログラムに欠陥があっ
たり、書換えに不正があったために情報処理装置が正常
に立ち上がらない場合に、自動的に、バックアップ用の
不揮発性メモリ30に格納されている正常動作が保証さ
れた基本動作プログラムによって再起動することができ
る。
【0031】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0032】図4は、本発明の第2実施例による情報処
理装置の構成を示すブロック図である。
【0033】図示のように、本実施例の情報処理装置
は、CPU10と、基本動作プログラムを格納した不揮
発性メモリ100と、基本動作プログラムによって情報
処理装置の立ち上げが正常に行われたかどうかを監視す
る立ち上げ監視部40と、立ち上げ監視部40の指示に
したがって不揮発性メモリ100の基本動作プログラム
のうち適当なプログラムを選択するプログラム選択器1
10とを備える。不揮発性メモリ100はプログラム選
択器110を介してバス70に接続されている。CPU
10が接続されているバス60と不揮発性メモリ20、
30及び立ち上げ監視部40が接続されているバス70
とはバスブリッジ80にて接続されている。また、情報
処理装置は、外部記憶装置インターフェース90を介し
て外部記憶装置(図示せず)と接続する。本実施例にお
いて、CPU10、立ち上げ監視部40、バス60、7
0、バスブリッジ80、及び外部記憶装置インターフェ
ース90は、図1に示した第1実施例の各部と同様であ
るため、同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】不揮発性メモリ100は、第1実施例の不
揮発性メモリ20、30と同様にフラッシュメモリ等の
書換え可能なメモリが用いられ、実行用の基本動作プロ
グラムを格納する第1プログラム格納領域101と、バ
ックアップ用の基本動作プログラムを格納する第2プロ
グラム格納領域102とを備える。第1プログラム格納
領域101は、第1実施例の不揮発性メモリ20に相当
する。第2プログラム格納領域102は、第1実施例の
不揮発性メモリ30に相当する。したがって、通常は第
1プログラム格納領域101の基本動作プログラムを用
いて情報処理装置を起動し、第1プログラム格納領域1
01の基本動作プログラムに異常が発生した場合に第2
プログラム格納領域102の基本動作プログラムを選択
して情報処理装置を起動する。また、第1プログラム格
納領域101の基本動作プログラムが更新された場合、
例えば、第1プログラム格納領域101の書き換えられ
た基本動作プログラムに異状がないことが確認された
後、当該基本動作プログラムを第2プログラム格納領域
102にコピーする。
【0035】プログラム選択器110は、立ち上げ監視
部40の設定にしたがって、情報処理装置の起動時にC
PU10がアクセスするプログラム格納領域を選択す
る。図1の第1実施例におけるメモリ選択器50が制御
線によりアクセス先の不揮発性メモリを選択したのに対
し、本実施例のプログラム選択器110は、アドレス線
を制御してアクセス先の領域を選択する。
【0036】このように、一つの不揮発性メモリに実行
用の基本動作プログラムとバックアップ用の基本動作プ
ログラムとを格納することにより、不揮発性メモリを2
つ用意する必要がなくなり、部品点数を減らし、製造コ
ストの削減を図ることができる。
【0037】以上のように構成された情報処理装置の起
動時の動作は、図3のフローチャートに示した第1実施
例の動作とほぼ同様である。ただし、上記のように、起
動に失敗して再起動する場合に、他の不揮発性メモリを
選択するのではなく、同一の不揮発性メモリの他のプロ
グラム格納領域を選択して再起動することとなる。
【0038】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置は、基本動作プログラムの書換え等によりプログラ
ムに異常が生じ、情報処理装置が正常に立ち上がらなく
なった場合に、正常動作が保証された基本動作プログラ
ムによって再起動するため、情報処理装置が立ち上がら
ないという事態を回避することができる。
【0040】また、情報処理装置を立ち上げることがで
きるため、メモリの内容を書き換えるためのプログラム
を動作させる等の手段により、早急な復旧が実現できる
という効果がある。
【0041】さらに、一つの不揮発性メモリに実行用の
基本動作プログラムとバックアップ用の基本動作プログ
ラムとを格納することにより、不揮発性メモリを2つ用
意する必要がなくなり、部品点数を減らし、製造コスト
の削減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による情報処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の立ち上げ監視部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 本実施例の起動時の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】 本発明の第2実施例による情報処理装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 CPU 20、30、100 不揮発性メモリ 40 立ち上げ監視部 41 タイマーカウンタ 42 正常動作確認部 43 レジスタ 44 比較器 50 メモリ選択器 110 プログラム選択器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起動時に実行するプログラムを格納した
    書換え可能な第1の不揮発性メモリと、 前記第1の不揮発性メモリに格納されたプログラムであ
    って正常動作が保証されたプログラムをバックアップす
    る書換え可能な第2の不揮発性メモリと、 起動時にCPUが前記いずれの不揮発性メモリにアクセ
    スするかを選択的に決定するメモリ選択手段と、 前記第1の不揮発性メモリに格納されたプログラムが書
    き換えられ、かつ該書き換えられた新たなプログラムに
    異常が生じて正常に起動できなかった場合に、起動時の
    アクセス先を前記第1の不揮発性メモリから前記第2の
    不揮発性メモリに変更するように前記メモリ選択手段を
    制御し、前記CPUをリセットする立ち上げ監視手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記立ち上げ監視手段は、 起動動作の開始時からの経過時間を計測する計測手段
    と、 前記計測手段による計測値が予め定められた既定値に達
    した場合に、起動時のアクセス先の変更の制御と前記C
    PUのリセットとを行う制御手段とを備えることを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記立ち上げ監視手段は、前記計測手段
    の計測値が前記既定値に達する前の所定の時点で前記第
    1または第2の不揮発性メモリに格納されたプログラム
    の制御により前記CPUから前記計測手段による計測の
    停止命令を受け付けた場合に、前記計測手段を停止させ
    ることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の不揮発性メモリのプログラム
    を書き換えた場合に、該書き換えられた新たなプログラ
    ムによる動作が正常に行われることが確認された場合に
    のみ該新たなプログラムを前記第2の不揮発性メモリに
    コピーすることを特徴とする請求項1ないし請求項3に
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 起動時に実行するプログラムを格納した
    第1のプログラム格納領域と、前記第1のプログラム格
    納領域に格納されたプログラムであって正常動作が保証
    されたプログラムをバックアップする第2のプログラム
    格納領域とを備える書換え可能な不揮発性メモリと、 起動時にCPUが前記いずれのプログラム格納領域にア
    クセスするかを選択的に決定するプログラム選択手段
    と、 前記第1のプログラム格納領域に格納されたプログラム
    が書き換えられ、かつ該書き換えられた新たなプログラ
    ムに異常が生じて正常に起動できなかった場合に、起動
    時のアクセス先を前記第1のプログラム格納領域から前
    記第2のプログラム格納領域に変更するように前記プロ
    グラム選択手段を制御し、前記CPUをリセットする立
    ち上げ監視手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記立ち上げ監視手段は、 起動動作の開始時からの経過時間を計測する計測手段
    と、 前記計測手段による計測値が予め定められた既定値に達
    した場合に、起動時のアクセス先の変更の制御と前記C
    PUのリセットとを行う制御手段とを備えることを特徴
    とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記立ち上げ監視手段は、前記計測手段
    の計測値が前記既定値に達する前の所定の時点で前記不
    揮発性メモリの第1または第2のプログラム格納領域に
    格納されたプログラムの制御により前記CPUから前記
    計測手段による計測の停止命令を受け付けた場合に、前
    記計測手段を停止させることを特徴とする請求項6に記
    載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記不揮発性メモリの第1のプログラム
    格納領域のプログラムを書き換えた場合に、該書き換え
    られた新たなプログラムによる動作が正常に行われるこ
    とが確認された場合にのみ該新たなプログラムを前記第
    2のプログラム格納領域にコピーすることを特徴とする
    請求項5ないし請求項7に記載の情報処理装置。
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