JP2013506885A - ディスクアレイ装置およびその制御方法 - Google Patents

ディスクアレイ装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 復電時から業務再開までの時間を短縮すること。
【解決手段】 停電時に、メモリコントローラ70は、共有メモリ46のシステム構成情報とディレクトリ情報を不揮発性メモリ32に退避させ、キャッシュメモリ44のデータを不揮発性メモリ32に退避させる。停電からの復電時に、メモリコントローラ70は、イニシャライズ時間が経過するまでの間に、不揮発性メモリ32の情報を共有メモリ46に戻して更新可能とし、マイクロプロセッサ38は、共有メモリ46の情報を基にオンライン処理を実行し、イニシャライズ時間が経過しても、バッテリ36のバッテリ容量が徐々に上昇している過程では、メモリコントローラ70は、バッテリ36のバッテリ容量に応じて、キャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に書き込み可能に制御する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、揮発性メモリに格納されたデータを、停電時に、不揮発性メモリに退避させ、復電時に、不揮発性メモリに格納されたデータを揮発性メモリに戻して、業務を再開する処理を行うディスクアレイ装置およびその制御方法に関する。
ディスクアレイ装置は、データを一時的に記憶するためのキャッシュメモリを備え、ホスト計算機からディスクドライブへのライトアクセスに対しては、キャッシュメモリへのライトデータの書き込みをもってライト処理の完了をホスト計算機に通知し、ホスト計算機からディスクドライブへのリードアクセスに対しては、リードデータがキャッシュヒットしている場合は、キャッシュメモリからデータを読み出すことで、高速アクセスを実現している。
ところが、キャッシュメモリの多くは、揮発性メモリで構成されているため、電源障害などで、キャッシュメモリへの電力供給が停止すると、キャッシュデータが消失することがある。
このような背景から、ディスクアレイ装置として、大容量バッテリを搭載したものがある。この種のディスクアレイ装置では、大容量バッテリからキャッシュメモリなどに電力を供給できるため、停電時から復電時まで大容量バッテリからキャッシュメモリへ給電することで、停電時でも業務を停止させることなく、業務を継続することができる。
しかし、大容量バッテリを搭載した場合には、バッテリが大型になる分ディスクアレイ装置のコストが高くなる。また、大容量バッテリであっても、バッテリの容量は有限であるため、停電時間が長くなったときには、業務を停止させることが余儀なくされる。
一方、ディスクアレイ装置に、大容量バッテリの代わりに、小容量の小型バッテリを搭載すれば、バッテリの搭載に伴うコストアップを抑制することができる。この場合、停電時に、揮発性メモリに格納されたデータを不揮発性メモリに退避させ、復電時に、バッテリから揮発性メモリに給電するとともに、不揮発性メモリに格納されていたデータを揮発性メモリに戻し、揮発性メモリに戻されたデータを基に業務を再開する方式を採用することが考えられる。
この際、特許文献1に記載されているように、バッテリ残量が多いときにはメモリへの書き込みデータ量を多くするとともに、読み出すデータ量を多くして、光磁気ディスクでの記録動作1回当たりの記憶容量を多くし、バッテリ容量が少ないときには、メモリから読み出すデータ量を少なくして、光磁気ディスクへの記録動作1回当たりの記憶容量を少なくする方式を採用することもできる。また、特許文献2に記載されているように、電源障害時に、ストレージシステムの動作モードをバッテリ容量に応じて選択する方式を採用することもできる。
特開平10−320889号公報 特開2007−115050号公報
小型バッテリを搭載したディスクアレイ装置において、停電時に、揮発性メモリに格納されたデータを不揮発性メモリに退避させ、復電時に、バッテリから揮発性メモリに給電するとともに、不揮発性メモリに格納されていたデータを揮発性メモリに戻し、揮発性メモリに戻されたデータを基に業務を再開する場合、特許文献1、2に開示されている方式を単に採用しても、復電時に、直ちに業務を再開できないことがある。
すなわち、再度障害が発生する場合、例えば、復電した後、再度停電が発生することを考慮した場合、揮発性メモリに格納されているデータを不揮発性メモリに再度退避させるのに必要な電力量が、小型バッテリに再充電されるまでは、揮発性メモリに戻されたデータを基に業務を再開することができず、復電時から業務再開までの時間が長くなる。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、復電時から業務再開までの時間を短縮することができるディスクアレイ装置とその制御方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、制御部の処理に伴うデータを一時的に記憶するキャッシュメモリと、キャッシュメモリを管理するための情報を格納する共有メモリと、キャッシュメモリに格納されたデータと共有メモリに格納されたデータを退避させるための不揮発性メモリをメモリコントローラで管理するに際して、電源の停電時に、共有メモリに格納された情報とキャッシュメモリに格納されたデータを不揮発性メモリに退避させ、電源の復電時には、第1のバッテリでキャッシュメモリへ給電し、共有メモリには、第1のバッテリよりも短い時間で充電される第2のバッテリで給電し、メモリコントローラは、第1のバッテリの充電容量に応じてキャッシュメモリの記憶領域をアクセス可能な記憶領域として段階的に開放する。これにより、制御部は、共有メモリをアクセスできるとともに、キャッシュメモリを段階的にアクセスすることができる。
本発明によれば、復電時から業務再開までの時間を短縮することができる。
本発明が適用されたストレージシステムのブロック構成図である。 ディスクユニットモジュールとディスクコントロールモジュールの斜視図である。 ディスクコントロールモジュールの要部分解斜視図である。 ストレージシステムのリードアクセスとライトアクセスを説明するためのブロック図である。 ストレージシステムにおけるライトスルー処理を説明するためのブロック図である。 キャッシュメモリと共有メモリに給電するための第1の給電方式を説明するための構成図である。 キャッシュメモリと共有メモリに給電するための第2の給電方式を説明するための構成図である。 キャッシュメモリと共有メモリに給電するための第3の給電方式を説明するための構成図である。 メモリコントローラの処理を説明するためのブロック構成図である。 停電時から復電時におけるシステム動作と、バックアップ動作と、バッテリ動作およびメモリ動作を説明するための図である。 メモリコントローラの処理を説明するためのフローチャートである。 マイクロプロセッサの処理を説明するためのフローチャートである。 ホスト計算機からのアクセスに対するマイクロプロセッサの処理を説明するためのフローチャートである。 メモリのLU割当処理を説明するためのフローチャートである。 LUの稼働率情報取得処理を説明するためのフローチャートである。 管理テーブルの構成図である。
本実施例は、電源の停電時に、共有メモリに格納された情報とキャッシュメモリに格納されたデータを不揮発性メモリに退避させ、電源の復電時には、第1のバッテリでキャッシュメモリへ給電し、共有メモリには、第1のバッテリよりも短い時間で充電される第2のバッテリで給電し、第1のバッテリの充電容量に応じてキャッシュメモリの記憶領域をアクセス可能な記憶領域として段階的に開放するものである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用されたストレージシステムのブロック構成図である。
図1において、ストレージシステム10は、複数のホスト計算機12と、ディスクコントロールモジュール(DKCモジュール)14、16と、ディスクユニットモジュール(DKUモジュール)18、20を備え、各ホスト計算機12とディスクコントロールモジュール14、16がそれぞれネットワーク22を介して接続されている。ディスクコントロールモジュール14とディスクユニットモジュール18で1台のディスクアレイ装置が構成され、ディスクコントロールモジュール16とディスクユニットモジュール20で1台のディスクアレイ装置が構成され、2台のディスクアレイ装置がそれぞれネットワーク22を介して各ホスト計算機12に接続されている。
各ホスト計算機12は、マイクロプロセッサと、メモリと、入出力インタフェースと、表示装置など(いずれも図示せず)を備え、マイクロプロセッサが、メモリに格納されたプログラムやデータを基にコマンドを発行するとともに、ネットワーク22を介してストレージシステム10と情報の授受を行う。
ディスクコントロールモジュール14、16は、複数のホストインタフェース24と、複数のHDD(Hard Disk Drive)インタフェース26と、複数のスイッチ28と、複数の揮発性メモリ30と、複数の不揮発性メモリ32と、特性の相異なる複数のバッテリ34、36と、複数のマイクロプロセッサ(MP:MicroProcessor)38を備えている。
各ホストインタフェース24と、各HDDインタフェース26と、各揮発性メモリ30および各マイクロプロセッサ38は、自ディスクコントロールモジュール内のスイッチ28を介して互いに接続されているとともに、他のディスクコントロールモジュール内のスイッチ28を介して互いに接続されている。
ディスクユニットモジュール18、20は、それぞれ各ホスト計算機12のアクセス対象となるデータを格納する記憶装置40を備えている。各記憶装置40は、記憶デバイスとして、例えば、複数のHDDを備えている。各HDDの少なくとも一部の記憶領域には、論理デバイス(LDEV)として、複数の仮想デバイスが割り当てられている。
各ホストインタフェース24は、各ホスト計算機12とネットワーク22を介して情報の授受を行う第一インタフェース部として構成され、例えば、各ホスト計算機12からのコマンドを解釈して、各ホスト計算機12と各揮発性メモリ30との間のデータ転送を制御する。各HDDインタフェース26は、各内部ネットワーク42を介して各記憶装置40と接続され、各記憶装置40に対して、データの入出力処理を行う第二インタフェース部として構成されている。
各マイクロプロセッサ38は、スイッチ28を介して各ホストインタフェース24と各HDDインタフェース26および各揮発性メモリ30に接続され、複数の仮想デバイス、例えば、複数の論理ユニット(LU)に対するデータの入出力処理を制御する制御部として構成されている。
各揮発性メモリ30は、各マイクロプロセッサ38の処理に伴うデータを一時的に記憶するキャッシュメモリ(CM)44と、キャッシュメモリ44を管理するための管理情報としてのディレクトリ情報やシステム構成情報を格納する共有メモリ(SM)46を備えている。すなわち、各揮発性メモリ30は、一部の記憶領域がキャッシュメモリ44として用いられ、残りの記憶領域が共有メモリ46として用いられている。
各不揮発性メモリ32は、キャッシュメモリ44に格納されたデータや共有メモリ(SM)に格納された情報を退避させるための退避用不揮発性メモリとして、例えば、SSD(Solid State Drive)を用いて構成されている。
バッテリ34は、共有メモリ46へ給電するための給電源として、例えば、電気二重層キャパシタ、ハイブリッドキャパシタ、レドックスキャパシタを用いて構成されている。
バッテリ36は、キャッシュメモリ44へ給電するための給電源として、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル・水素蓄電池、鉛蓄電池を用いて構成されている。
電気二重層キャパシタで構成されたバッテリ34は、電源から電力の供給を受けて、二次電池(リチウムイオン二次電池)で構成されたバッテリ36よりも、短い時間で充電される特性を有している。
すなわち、共有メモリ46への給電には、バッテリ(第1のバッテリ)36よりも充電時間の短いバッテリ(第2のバッテリ)34が用いられ、キャッシュメモリ44には、バッテリ容量が大きく、バッテリ34よりも充電時間の長いバッテリ36が用いられている。
次に、図2に、ディスクコントロールモジュール14、16およびディスクユニットモジュール18、20の構造を示し、図3に、ディスクコントロールモジュール14、16の構造を示す。
図2において、モジュール収納ケース50は、複数のフレーム52、54で枠体が構成されており、モジュール収納ケース50内は、複数の仕切板56によって3つのブロックに分割されている。上部のブロックには、ディスクユニットモジュール20が収納され、中間部のブロックには、ディスクユニットモジュール18が収納され、下部のブロックには、ディスクコントロールモジュール14、16が8段に分かれて収納されている。
図3において、パッケージ60はほぼ箱型形状に形成されており、このパッケージ60内には、ディスクコントロールモジュール14またはディスクコントロールモジュール16を構成する要素として、揮発性メモリ30や不揮発性メモリ32が収納されているとともに、バッテリケース62が収納されている。バッテリケース62内には、バッテリ34とバッテリ36が収納される。また、揮発性メモリ30はベース64上に搭載されており、ベース64上には、後述するメモリコントローラ70が搭載されている。
次に、ストレージシステム10の動作を図4のブロック図に基づいて説明する。まず、いずれかのホスト計算機12からコマンドが発行されると、ホストインタフェース24がコマンドを受信する。ホストインタフェース24は、コマンドを解釈し、コマンドがライトアクセス要求であるときには、ライトアクセス要求を、スイッチ28を介してマイクロプロセッサ(MP)38に転送する。マイクロプロセッサ38は、ライトアクセス要求に応答して、ライトデータをスイッチ28を介してキャッシュメモリ44に書き込み、ライトデータがキャッシュメモリ44に書き込まれたことを条件に、ライトアクセスの完了をホストインタフェース24を介してホスト計算機12に通知する。
キャッシュメモリ44に書き込まれたライトデータは、その後、マイクロプロセッサ38の処理を基に、スイッチ28、HDDインタフェース26を介して記憶装置40に書き込まれる。
次に、いずれかのホスト計算機12から、コマンドとしてリードアクセス要求が発行され、リードアクセス要求がホストインタフェース24によって受信されたときには、ホストインタフェース24は、リードアクセス要求を、スイッチ28を介してマイクロプロセッサ(MP)38に転送する。マイクロプロセッサ38は、リードアクセス要求に応答して、キャッシュメモリ44上のデータを検索し、リードデータがキャッシュメモリ44上に存在するときには、キャッシュメモリ44上のデータを、リードデータとしてホストインタフェース24を介してホスト計算機12に送信する。
一方、キャッシュメモリ44上にリードデータが存在しないときには、マイクロプロセッサ38は、HDDインタフェース26を介して、記憶装置44のデータを検索し、この検索により得られたデータを、リードデータとしてホストインタフェース24を介してホスト計算機12に送信する。
次に、ストレージシステム10におけるライトスルーの処理を図5のブロック図に基づいて説明する。いずれかのホスト計算機12から、コマンドとしてライトアクセス要求が発行され、ホスト計算機12からのライトアクセス要求に応答してマイクロプロセッサ38が、キャッシュメモリ44をアクセスする。このとき、ライトデータは、キャッシュメモリ44には存在するデータであるが、記憶装置40には、書き込まれていないデータであるとき、マイクロプロセッサ38は、ライトデータをキャッシュメモリ44に書き込むことなく、HDDインタフェース26を介して記憶装置40にライトデータを書き込むためのライトスルー処理を行う。
また、ホスト計算機12からのライトアクセス要求に応答してマイクロプロセッサ38が、キャッシュメモリ44をアクセスしたときに、キャッシュメモリ44には、ライトデータを格納する記憶領域が存在しないときには、マイクロプロセッサ38は、HDDインタフェース26を介して記憶装置40にライトデータを書き込むためのライトスルー処理を行う。
次に、キャッシュメモリ44と共有メモリ46に対する給電方法を図6乃至図8に基づいて説明する。
図6は、キャッシュメモリ44と共有メモリ46に給電するための第1の給電方式を採用したときの実施例を示す。第1の給電方式では、電気二重層キャパシタで構成されたバッテリ34から共有メモリ46へ給電し、二次電池で構成されたバッテリ36からキャッシュメモリ44へ給電する。
キャッシュメモリ44と共有メモリ46に対する給電系統を、共有メモリ46に対する給電系統とキャッシュメモリ44に対する給電系統の2系統に分けることで、キャッシュメモリ44に対しては大容量のバッテリ46でバックアップすることができ、一方、電源が停電した後、復電したときには、共有メモリ46に対しては、バッテリ36よりも短い時間でバッテリ34から共有メモリ46に給電することができる。
すなわち、共有メモリ46には、充電時間の短いバッテリ34を用いることで、復電時、データ更新前にバッテリ容量を確保し、システム構成情報やディレクトリ情報を早期に更新可能としている。キャッシュメモリ44には、バッテリ容量の大きいバッテリ36を用いることで、復電時、バッテリ36の充電容量に応じてキャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に開放する制御、すなわち、キャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に使用可能、例えば、書き込み可能にするためのメモリ制御を行うこととしている。
図7は、キャッシュメモリ44と共有メモリ46に給電するための第2の給電方式を採用したときの実施例を示す。第2の給電方式では、揮発性メモリ30を揮発性メモリ30Aと揮発性メモリ30Bとに分け、揮発性メモリ30Aで共有メモリ46を構成し、揮発性メモリ30Bでキャッシュメモリ44を構成し、共有メモリ46に対してバッテリ34から給電し、キャッシュメモリ44に対してバッテリ36から給電する。
第2の給電方式においても、共有メモリ46には、充電時間の短いバッテリ34を用いることで、復電時、データ更新前にバッテリ容量を確保し、システム構成情報やディレクトリ情報を早期に更新可能としている。キャッシュメモリ44には、バッテリ容量の大きいバッテリ36を用いることで、復電時、バッテリ36の充電容量に応じてキャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に開放するメモリ制御を行うこととしている。
第2の給電方式の場合、揮発性メモリ30Aを収納するパッケージと揮発性メモリ30Bを収納するパッケージを分離して配置することができる。
図8は、キャッシュメモリ44と共有メモリ46に給電するための第3の給電方式を採用したときの実施例を示す。第3の給電方式では、バッテリ34とバッテリ36を並列に接続し、バッテリ34、36からそれぞれ共有メモリ46とキャッシュメモリ44へ給電する。
第3の給電方式では、バッテリ34は、バッテリ36よりも出力電圧が高いものが用いられている。バッテリ34の電圧をバッテリ36の電圧よりも高くすることで、共有メモリ46とキャッシュメモリ44に対する給電において、バッテリ36よりもバッテリ34からの給電を早くすることができる。また、電源の停電時には、共有メモリ46に格納されたデータを優先して不揮発性メモリ32に退避させる制御を行うことができる。
図9に、メモリ制御系のブロック図を示す。キャッシュメモリ44と共有メモリ46および不揮発性メモリ32のデータを制御するに際して、各マイクロプロセッサ38に対応してメモリコントローラ70を備えている。メモリコントローラ70は、スイッチ72を介してキャッシュメモリ44、共有メモリ46および不揮発性メモリ32に接続されているとともに、スイッチ72とスイッチ28を介して、メモリ74およびマイクロプロセッサ38に接続されている。メモリ74には、アドレス管理テーブル76が格納されている。アドレス管理テーブル76は、キャッシュメモリ44の記憶領域とアドレス範囲との関係を管理するためのテーブルとして構成されている。
メモリコントローラ70は、ディスクコントロールモジュール14、16にそれぞれ電力を供給するための電源78に接続され、電源78から電力の供給を受けて起動するようになっている。またバッテリ34、36はそれぞれ電源78に接続されており、電源78が停電したときには、バッテリ36からの電力によってキャッシュメモリ44が給電され、バッテリ34からの電力によって共有メモリ46が給電されるようになっている。一方、電源78が停電から復電したときには、電源78からの電力がバッテリ34、36にそれぞれ供給され、各バッテリ34、36が充電されるようになっている。
この際、メモリコントローラ70は、電源78の停電時には、キャッシュメモリ44に格納されたデータを、スイッチ72を介して不揮発性メモリ32に退避させるとともに、共有メモリ46に格納されたシステム構成情報やディレクトリ情報を、スイッチ72を介して不揮発性メモリ32に退避させることができる。
一方、電源78が停電から復電したときには、メモリコントローラ70は、不揮発性メモリ32に格納されていたデータを、スイッチ72を介してキャッシュメモリ44に戻すための処理を行うとともに、不揮発性メモリ32に格納されていたシステム構成情報やディレクトリ情報を、スイッチ72を介して共有メモリ46に戻すための処理を実行する。
具体的には、図10に示すように、正常動作が実行されているときに、タイミングt1で電源78が停電したときには、システムが停止するとともに、バッテリ34は特性100に従って放電し、バッテリ36は特性102に従って放電する。このため、メモリコントローラ70は、共有メモリ46に格納されていたシステム構成情報やディレクトリ情報を、スイッチ72を介して不揮発性メモリ32にタイミングt2までの間に退避させるとともに、タイミングt3までの間に、キャッシュメモリ44に格納されていたデータを、スイッチ72を介して不揮発性メモリ32に退避させる。
電源78が停電した後、タイミングt4で復電したときには、バッテリ34は特性104に従って充電され、バッテリ36は特性106に従って充電される。すなわち、バッテリ34は、メモリコントローラ70とマイクロプロセッサ38のイニシャライズ時間(データなどを初期化するための処理に要する時間)が経過するタイミングt5までの間に、バッテリ34の充電容量が満充電状態となる。
このため、メモリコントローラ70は、イニシャライズ時間が経過したことを条件に、不揮発性メモリ32に格納されていたシステム構成情報やディレクトリ情報をタイミングt5で共有メモリ46に戻し、これらの情報を早期に更新可能となり、マイクロプロセッサ38は、タイミングt5から共有メモリ46に格納された情報を基に正常動作、すなわちオンライン処理が可能となる。
一方、バッテリ36は特性106に従って充電されるため、タイミングt5では、満充電状態の25%の充電容量で、タイミングt6では、50%の充電容量で、タイミングt7では、75%の充電容量で、タイミングt8で、100%の充電容量であって、満充電状態となる。
すなわち、バッテリ36は、タイミングt5では、満充電状態の25%の充電容量で、タイミングt8まで、100%の充電容量とはならない。このため、タイミングt5では、バッテリ36からキャッシュメモリ(CM)44に給電していても、キャッシュメモリ(CM)44の全ての記憶領域を使用するには、電流容量が不足するので、キャッシュメモリ(CM)44の一部の記憶領域しか使用することはできない。
そこで、本実施例では、メモリコントローラ70は、バッテリ36の充電状態としてバッテリ36の充電容量(バッテリ容量)を計測し、計測結果に従ってキャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に解放するための制御、すなわちキャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に使用可能、すなわちアクセス可能、例えば、書き込み可能にするためのメモリ制御をタイミングt5からタイミングt8まで実行することとしている。
次に、メモリコントローラ70の処理を図11のフローチャートに従って説明する。まず、メモリコントローラ70は、起動時または停電からの復電時に処理を開始し(S1)、次に初期診断処理を実行する(S2)。このあとメモリコントローラ70は、バッテリ36のバッテリ容量を取得し(S3)、取得したバッテリ容量を基に使用可能な記憶領域(メモリ領域ともいう)を算出する(S4)。
例えば、バッテリ容量が25%のときには、キャッシュメモリ44の記憶領域のうち25%の記憶領域が使用可能なメモリ領域として算出し、同様に、バッテリ容量が50%のときには、使用可能なメモリ領域が50%として算出し、バッテリ容量が75%のときには、使用可能なメモリ領域が75%として算出し、バッテリ容量が100%のときには、使用可能なメモリ領域が100%として算出する。
次に、メモリコントローラ70は、算出した使用可能なメモリ領域を基にアドレス管理テーブル76を検索し、使用可能なメモリ領域に対応したアドレス範囲をマイクロプロセッサ(MP)38に通知し(S5)、バッテリ容量は100%か否かを判定し(S6)、バッテリ容量が100%でないときには、ステップS3の処理の戻り、ステップS3〜ステップS5までの処理を繰り返し、バッテリ容量が100%のときには、このルーチンでの処理を終了する。
以上の処理を実行することで、メモリコントローラ70は、バッテリ容量に応じて使用可能なメモリ領域、即ち、バッテリ容量に応じて書込み可能な記憶領域を算出し、算出結果を基に書込み可能なアドレス範囲をマイクロプロセッサ(MP)38に通知することができる。これにより、マイクロプロセッサ(MP)38は、キャッシュメモリ(CM)44にデータを書き込むときに、バッテリ36のバッテリ容量を基に書き込むべきデータのデータ容量を決定することができる。
次に、マイクロプロセッサ38の処理を図12のフローチャートに従って説明する。マイクロプロセッサ38は、起動時または停電からの復電時に処理を開始し(S11)、まず初期診断などの処理を行う(S12)。このあとマイクロプロセッサ38は、キャッシュメモリ44の記憶領域のうち使用可能(書き込み可能)なメモリ領域(記憶領域)に関する情報をメモリコントローラ70から入手するための処理を実行する(S13)。
次に、マイクロプロセッサ38は、入手した情報を基に、キャッシュメモリ44のメモリ領域として、使用可能なメモリ領域は100%か否かを判定し(S14)、使用可能なメモリ領域が100%でないときには、ステップS13の処理に戻り、ステップS13からステップS14の処理を繰り返し、キャッシュメモリ44のメモリ領域が100%使用可能と判定したときには、このルーチンでの処理を終了する。
このように、マイクロプロセッサ38は、起動時または復電時には、バッテリ36のバッテリ容量が上昇する過程で、キャッシュメモリ44のメモリ領域が順次使用可能になったときには、使用可能になったメモリ領域に順次データを書き込むことができ、バッテリ36のバッテリ容量が満充電状態となって、使用可能なメモリ領域が100%に達したときには、キャッシュメモリ44の全てのメモリ領域にデータを書き込むことができる。
次に、使用可能なキャッシュメモリ上のアドレス範囲を通知されたマイクロプロセッサの処理として、ホスト計算機からのコマンドを処理するときの動作を図13のフローチャートに従って説明する。
まず、いずれかのホスト計算機12からコマンドを受けたマイクロプロセッサ38は、例えば、コマンドとして、ライトアクセス要求を受けたときには、ライトアクセス要求に応答してアクセスを開始し(S21)、メモリコントローラ70からバッテリ容量を取得し(S22)、バッテリ36のバッテリ容量は100%か否かを判定する(S23)。
マイクロプロセッサ38は、バッテリ36のバッテリ容量が100%未満のときには、取得したバッテリ容量を基にバックアップ可能なアドレス範囲、すなわち書き込み可能なアドレス範囲を算出する(S24)。
ここで、バックアップ可能なアドレス範囲とは、バッテリ容量に対応したデータ容量であり、バックアップ可能なアドレス範囲=バッテリ容量[Wh]≧バックアップ電力(揮発性メモリ30の構成と揮発性メモリ30の電力から一義的に決まる電力)/1アドレス当たりのバックアップ時間から定まるものである。
次に、マイクロプロセッサ38は、バッテリ容量に応じて算出したアドレス範囲をライトペンディングの閾値に設定する(S25)。このライトペンディングの閾値とは、記憶装置40にはまだ書き込まれていないデータに関するデータ容量の閾値であって、キャッシュメモリ44に残しておくべきデータに関するデータ容量の閾値である。
一方、ステップS23において、バッテリ容量が100%であると判定したときには、マイクロプロセッサ38は、全てのアドレスを使用可能とし(S26)、ライトペンディングの閾値を100%に設定し(S27)、ステップS28の処理に移行する。
ステップS28において、マイクロプロセッサ38は、ホスト計算機12からのライトデータのデータ容量がライトペンディングの閾値以上か否かを判定し、閾値以上と判定したときには、ライトスルーの処理として、キャッシュメモリ44にライトデータを書き込むことなく、HDDで構成された記憶装置40にライトデータを書き込むための処理を実施し(S29)、ホスト計算機12からのライトデータのデータ容量がライトペンディングの閾値未満と判定したときには、ホスト計算機12からのライトデータをキャッシュメモリ44に書き込み(S30)、ステップS31の処理に移行する。
ステップS31において、マイクロプロセッサ38は、メモリコントローラ70からバッテリ36のバッテリ容量を取得し、バッテリ容量は100%か否かを判定し(S32)、バッテリ容量が100%未満のときにはステップS22の処理に戻り、ステップS22からステップS32までの処理を繰り返し、バッテリ容量が100%であると判定したときには、ライトペンディングの閾値を100%に設定し(S33)、このルーチンでの処理を終了する。
以上のように、使用可能なキャッシュメモリ上のアドレス範囲を通知されたマイクロプロセッサ38は、ホスト計算機12からのコマンドを処理するに際して、バッテリ容量が100%に達するまでは、バッテリ容量に応じてライトペンディングの閾値を設定し、バッテリ容量が100%に達したときには、ライトペンディングの閾値を100%に設定し、ホスト計算機12からのライトデータのデータ容量がライトペンディングの閾値以上か否かを判定し、閾値以上と判定したときには、ライトスルーの処理として、キャッシュメモリ44にライトデータを書き込むことなく、記憶装置40にライトデータを書き込むための処理を実施し、ホスト計算機12からのライトデータのデータ容量がライトペンディングの閾値未満と判定したときには、ホスト計算機12からのライトデータをキャッシュメモリ44に書き込むことになる。
次に、メモリのLU割当処理を図14のフローチャートに従って説明する。
まず、マイクロプロセッサ38は、バッテリ36のバッテリ容量を基に使用可能なアドレス範囲を決定し(S41)、各LUに関するLU情報を読み込み(S42)、読み込んだLU情報を基にアクセスを開始する(S43)。
アクセスを開始したマイクロプロセッサ38は、各LUの稼働率情報を取得し(S44)、取得した各LUの稼働率情報を基に各LUに対するメモリの割り当て、すなわちキャッシュメモリ44の割り当てを行い(S45)、各LUに対するメモリの割り当て処理結果を基に図16の管理テーブル120を更新し(S46)、更新結果を基に、LU稼働率が変化したか否かを判定し、LU稼働率が変化したときにはステップS44の処理に戻り、ステップS44からステップS47までの処理を繰り返し、LU稼働率が変化していないと判定したときには、このルーチンでの処理を終了する。
LUの稼働率情報取得処理を行うに際して、マイクロプロセッサ38は、図15に示すように、各LUに対する一定時間当たりのアクセス回数をカウントし(S51)、当該LUの全体回数に対する割合を稼働率として、各LUの稼働率情報を取得し(S52)、このルーチンでの処理を終了する。
次に、管理テーブル120の構成を図16に示す。管理テーブル120はトータルキャッシュサイズ122、バッテリ容量124、使用可能なキャッシュサイズ126、使用可能なアドレス数128、LU番号130、稼働割合132、割当134を備えている。
トータルキャッシュサイズ122には、キャッシュメモリ44の全体の容量が格納され、バッテリ容量124には、メモリコントローラ70によって取得されたバッテリ容量が格納され、使用可能なキャッシュサイズ126には、バッテリ36のバッテリ容量に応じた容量が格納される。使用可能なアドレス数128には、バッテリ容量に応じて決定される使用可能なアドレス数が格納される。LU番号130には、キャッシュメモリ44の記憶領域に割り当てられたLUの番号が格納される。稼働割合132には、各LUに対応して稼働割合が%で格納される。割当134には、各LUに対応して、稼働割合に応じた使用可能なアドレス数が格納される。
以上のように、マイクロプロセッサ38は、各LUの稼働率情報を取得し、取得した各LUの稼働率情報を基に各LUに対して、キャッシュメモリ44の割り当てを行う。すなわち、マイクロプロセッサ38は、キャッシュメモリ44の記憶領域を各LUの稼働率情報を基に分割し、分割された記憶領域をそれぞれ各LUのアクセス先として、アクセスするとともに、各LUに対するキャッシュメモリ44の割り当て結果を基に管理テーブル120を更新することとしている。
この際、例えば、使用可能アドレス数が、キャッシュメモリ44全体で65536であったときに、#0のLUには、#0のLUの稼働割合(稼働率情報)が30%であるところから、使用可能アドレス数として、19661が割り当てられる。
本実施例によれば、電源78が停電したときには、共有メモリ46に格納されていたシステム構成情報やディレクトリ情報を、スイッチ72を介して不揮発性メモリ32に退避させるとともに、キャッシュメモリ44に格納されていたデータを、スイッチ72を介して不揮発性メモリ32に退避させ、電源78が停電後、復電したときには、イニシャライズ時間が経過するまでの間に、バッテリ34の充電容量が満充電状態となるので、メモリコントローラ70は、不揮発性メモリ32に格納されていたシステム構成情報やディレクトリ情報を共有メモリ46に戻し、システム構成情報やディレクトリ情報を早期に更新でき、マイクロプロセッサ38は、イニシャライズ時間が経過したことを条件に、共有メモリ46に格納された情報をアクセスし、共有メモリ46に格納された情報を基にオンライン処理を実行することができる。
一方、電源78が停電後、復電したときに、イニシャライズ時間が経過しても、バッテリ36のバッテリ容量が徐々に上昇している過程では、メモリコントローラ70が、バッテリ36のバッテリ容量に応じて、キャッシュメモリ44の記憶領域を段階的に書き込み可能に制御することで、バッテリ36が満充電状態でなくても、マイクロプロセッサ38は、イニシャライズ時間が経過したことを条件に、キャッシュメモリ44をアクセスして、キャッシュメモリ44の記憶領域に段階的にデータを書き込むことができ、復電時から業務再開までの時間を短縮することができる。
また、メモリコントローラ70は、電源78の復電時に、イニシャライズ時間が経過し、バッテリ34の充電容量が満充電容量になったことを条件に、不揮発性メモリ32に退避されていた情報を共有メモリ46に戻すとともに、不揮発性メモリ32に退避されていたデータを、バッテリ36の充電容量に応じて段階的にキャッシュメモリ44に戻すことができる。
この際、メモリコントローラ70は、電源78の復電時に、キャッシュメモリ44の記憶領域のうち使用可能な記憶領域を、バッテリ36の充電容量に応じて算出し、この算出された使用可能な記憶領域を基にキャッシュメモリ44に戻すためのデータのデータ容量を設定することができる。
なお、メモリコントローラ70が、バッテリ36のバッテリ容量を計測するものについて述べたが、メモリコントローラ70の代わりに、バッテリ36のバッテリ容量を計測するバッテリコントローラを設け、バッテリコントローラの計測結果をメモリコントローラ70に転送し、メモリコントローラ70が、バッテリコントローラの計測結果を基にバッテリ容量に応じて書込み可能な記憶領域を算出する構成を採用することもできる。
10 ストレージシステム、12 ホスト計算機、14、16 ディスクコントロールモジュール、18、20 ディスクユニットモジュール、22 ネットワーク、24 ホストインタフェース、26 HDDインタフェース、28 スイッチ、30 揮発性メモリ、32 不揮発性メモリ、34、36 バッテリ、38 マイクロプロセッサ、40 記憶装置、44 キャッシュメモリ、46 共有メモリ

Claims (14)

  1. ホスト計算機とネットワークを介して情報の授受を行う第一インタフェース部と、
    データを記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に接続され、前記記憶装置との間でデータの入出力処理を行う第二インタフェース部と、
    前記第一インタフェース部および前記第二インタフェース部と接続され、前記記憶装置の少なくとも一部の記憶領域に割り当てられた複数の仮想デバイスに対するデータの入出力処理を制御する制御部と、
    前記制御部の処理に伴うデータを一時的に記憶するキャッシュメモリと、
    前記キャッシュメモリを管理するための情報を格納する共有メモリと、
    前記キャッシュメモリに格納されたデータと前記共有メモリに格納されたデータを退避させるための不揮発性メモリと、
    前記制御部に電力を供給する電源から電力の供給を受けて充電され、充電された電力で前記キャッシュメモリへ給電する第1のバッテリと、
    前記電源から電力の供給を受けて、前記第1のバッテリよりも短い時間で充電され、充電された電力で前記共有メモリへ給電する第2のバッテリと、
    前記電源の停電時に、前記共有メモリに格納された情報と前記キャッシュメモリに格納されたデータを前記不揮発性メモリに退避させるメモリコントローラとを備え、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、前記第1のバッテリの充電容量を監視し、前記第1のバッテリの充電容量に応じて前記キャッシュメモリの記憶領域をアクセス可能な記憶領域として段階的に開放してなる
    ディスクアレイ装置。
  2. 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出し、前記算出された使用可能な記憶領域に対応したアドレス範囲を算出し、前記算出されたアドレス範囲を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記共有メモリにアクセスするとともに、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち、前記メモリコントローラから受信したアドレス範囲に対応した記憶領域にアクセスしてなる
    ディスクアレイ装置。
  3. 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記不揮発性メモリに退避されていた情報を前記共有メモリに戻すとともに、前記不揮発性メモリに退避されていたデータを、前記第1のバッテリの充電容量に応じて段階的に前記キャッシュメモリに戻してなる
    ディスクアレイ装置。
  4. 請求項3に記載のディスクアレイ装置において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出し、前記算出された使用可能な記憶領域を基に前記キャッシュメモリに戻すためのデータのデータ容量を設定してなる
    ディスクアレイ装置。
  5. 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記共有メモリと前記キャッシュメモリにアクセスしてなる
    ディスクアレイ装置。
  6. 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出し、前記算出された使用可能な記憶領域に対応したアドレス範囲を算出し、前記算出されたアドレス範囲を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記メモリコントローラから受信したアドレス範囲に応じて、前記キャッシュメモリに書き込み可能なデータのデータ容量を示す閾値を設定し、ライトアクセスのデータのデータ容量が前記閾値未満のときには、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち前記アドレス範囲に対応した記憶領域に前記ライトアクセスのデータを書き込み、前記ライトアクセスのデータのデータ容量が前記閾値以上のときには、前記ライトアクセスのデータを前記記憶装置に書き込むための処理を実行してなる
    ディスクアレイ装置。
  7. 請求項1に記載のディスクアレイ装置において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出し、前記算出された使用可能な記憶領域に対応したアドレス範囲を、前記記憶装置の論理的記憶領域を示す複数の論理ユニットに対応づけて算出し、前記算出されたアドレス範囲と前記各論理ユニットとの関係を前記制御部に送信し、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記各論理ユニットに対する一定時間当たりのアクセス回数と前記論理ユニット全体に対するアクセス回数との割合を示す論理ユニット稼働率を算出し、前記各算出された論理ユニット稼働率を基に前記キャッシュメモリの記憶領域のうち、前記メモリコントローラから受信したアドレス範囲に対応した記憶領域を分割し、前記分割された記憶領域にアクセスしてなる
    ディスクアレイ装置。
  8. ホスト計算機とネットワークを介して情報の授受を行う 第一インタフェース部と、
    データを記憶する記憶装置と、
    前記記憶装置に接続され、前記記憶装置との間でデータの入出力処理を行う第二インタフェース部と、
    前記第一インタフェース部および前記第二インタフェース部と接続され、前記記憶装置の少なくとも一部の記憶領域に割り当てられた複数の仮想デバイスに対するデータの入出力処理を制御する制御部と、
    前記制御部の処理に伴うデータを一時的に記憶するキャッシュメモリと、
    前記キャッシュメモリを管理するための情報を格納する共有メモリと、
    前記キャッシュメモリに格納されたデータと前記共有メモリに格納されたデータを退避させるための不揮発性メモリと、
    前記制御部に電力を供給する電源から電力の供給を受けて充電され、充電された電力で前記キャッシュメモリへ給電する第1のバッテリと、
    前記電源から電力の供給を受けて、前記第1のバッテリよりも短い時間で充電され、充電された電力で前記共有メモリへ給電する第2のバッテリと、
    前記電源の停電時に、前記共有メモリに格納された情報と前記キャッシュメモリに格納されたデータを前記不揮発性メモリに退避させるメモリコントローラと、
    を備えたディスクアレイ装置の制御方法であって、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、
    前記第1のバッテリの充電容量を監視するステップと、
    前記ステップでの監視結果を基に前記第1のバッテリの充電容量に応じて前記キャッシュメモリの記憶領域をアクセス可能な記憶領域として段階的に開放するステップと
    を備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載のディスクアレイ装置の制御方法において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、
    前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出するステップと、
    前記ステップで算出された使用可能な記憶領域に対応したアドレス範囲を算出するステップと、
    前記ステップで算出されたアドレス範囲を前記制御部に送信するステップを備え、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、
    イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記共有メモリにアクセスするとともに、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち、前記メモリコントローラから受信したアドレス範囲に対応した記憶領域にアクセスするステップを備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
  10. 請求項8に記載のディスクアレイ装置の制御方法において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、
    イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記不揮発性メモリに退避されていた情報を前記共有メモリに戻すとともに、前記不揮発性メモリに退避されていたデータを、前記第1のバッテリの充電容量に応じて段階的に前記キャッシュメモリに戻すステップを備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載のディスクアレイ装置の制御方法において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、
    前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出するステップと、
    前記ステップで算出された使用可能な記憶領域を基に前記キャッシュメモリに戻すためのデータのデータ容量を設定するステップと
    を備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
  12. 請求項8に記載のディスクアレイ装置の制御方法において、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、
    イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記共有メモリと前記キャッシュメモリにアクセスするステップを備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
  13. 請求項8に記載のディスクアレイ装置の制御方法において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、
    前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出するステップと、
    前記ステップで算出された使用可能な記憶領域に対応したアドレス範囲を算出するステップと、
    前記ステップで算出されたアドレス範囲を前記制御部に送信するステップを備え、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、
    イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記メモリコントローラから受信したアドレス範囲に応じて、前記キャッシュメモリに書き込み可能なデータのデータ容量を示す閾値を設定するステップと、
    ライトアクセスのデータのデータ容量が前記閾値未満のときには、前記キャッシュメモリの記憶領域のうち前記アドレス範囲に対応した記憶領域に前記ライトアクセスのデータを書き込むステップと、
    前記ライトアクセスのデータのデータ容量が前記閾値以上のときには、前記ライトアクセスのデータを前記記憶装置に書き込むための処理を実行するステップを備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
  14. 請求項8に記載のディスクアレイ装置の制御方法において、
    前記メモリコントローラは、
    前記電源の復電時に、
    前記キャッシュメモリの記憶領域のうち使用可能な記憶領域を前記第1のバッテリの充電容量に応じて算出するステップと、
    前記ステップで算出された使用可能な記憶領域に対応したアドレス範囲を、前記記憶装置の論理的記憶領域を示す複数の論理ユニットに対応づけて算出するステップと、
    前記ステップで算出されたアドレス範囲と前記各論理ユニットとの関係を前記制御部に送信するステップとを備え、
    前記制御部は、
    前記電源の復電時に、
    イニシャライズ時間が経過し、前記第2のバッテリの充電容量が満充電容量になったことを条件に、前記各論理ユニットに対する一定時間当たりのアクセス回数と前記論理ユニット全体に対するアクセス回数との割合を示す論理ユニット稼働率を算出するステップと、
    前記ステップでそれぞれ算出された論理ユニット稼働率を基に前記キャッシュメモリの記憶領域のうち、前記メモリコントローラから受信したアドレス範囲に対応した記憶領域を分割するステップと、
    前記ステップで分割された記憶領域にアクセスするステップと
    を備えることを特徴とするディスクアレイ装置の制御方法。
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