JP2007115050A - ストレージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源障害時のストレージシステムの動作モードをバッテリ容量に応じて適宜選択できるストレージシステムを提供する。
【解決手段】ストレージシステムは、(A)メモリバックアップモード、(B)デステージモード、(C)UPSモード、及び(D)リモートコピーモードのうち管理者が設定した何れかの動作モードに基づいて動作可能に構成されている。管理者は、バッテリモジュールのバッテリ容量に基づいて、動作モードを選択できるので、利便性に優れたストレージシステムを提供できる。
【選択図】図7

Description

本発明は予備電源としてのバッテリモジュールを増設可能なストレージシステムに関する。
ホストシステムからのI/Oリクエストに応答して、ディスクドライブへのデータアクセスを行うストレージシステムは、ディスクドライブに読み書きするデータを一時的に記憶するためのキャッシュメモリを備えている。例えば、ホストシステムからディスクドライブへのライトアクセスに対しては、ストレージシステムは、キャッシュメモリへのライトデータの書き込みを以ってライト処理の完了をホストシステムに通知し、キャッシュデータが一定量蓄積した段階でデステージを行う。ホストシステムからのディスクドライブへのリードアクセスに対しては、ストレージシステムは、リードデータがキャッシュヒットしている場合は、キャッシュメモリからデータを読み出すことにより、高速アクセスを実現する。この種のキャッシュメモリの多くは、揮発性メモリであるため、電源障害が原因でキャッシュメモリへの電力供給が停止すると、キャッシュデータは消失する。このような背景から、ストレージシステムの多くは、予備電源としてのバッテリモジュールを装備している。
例えば、特開2001−147865号公報には、第一のストレージシステムの電源系統に異常が生じると、第一のストレージシステムは、キャッシュメモリ上にあるダーティデータを、第一のストレージシステムに接続する第二のストレージシステムにリモートコピーし、第二のストレージシステムがそのダーティデータを自身のディスクドライブに書き込む方法が開示されている。第一のストレージシステムが第二のストレージシステムにダーティデータを送信するために必要な電力は、第一のストレージシステムがダーティデータを自身のディスクドライブに書き込むために必要な電力よりも少ないため、バッテリ容量が少なくても、より確実にダーティデータを退避させることができる。
特開2001−147865号公報
従来では、ストレージシステムの電源系統に異常が生じたときに、キャッシュメモリ上のダーティデータを保護するための動作モードは、ストレージシステムに固有の機能として予め固定的に設定されており、電源障害時の動作モードをバッテリ容量に応じて選択することができず、柔軟性のあるシステム運用が困難であった。
そこで、本発明は、電源障害時のストレージシステムの動作モードをバッテリ容量に応じて適宜選択できるストレージシステムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明のストレージシステムは、ホストシステムに接続するホストインターフェースを制御するためのチャネルアダプタと、ホストシステムが読み書きするデータを格納するディスクドライブと、ディスクドライブに接続するバックインターフェースを制御するディスクアダプタと、ディスクドライブに読み書きされるデータを一時的に格納するためのキャッシュメモリと、チャネルアダプタ、ディスクドライブ、ディスクアダプタ、及びキャッシュメモリに予備電源を供給するバッテリモジュールとを備える。ストレージシステムは、(1)電源障害が生じたときに、バッテリモジュールから出力される電力をキャッシュメモリに供給して、電源障害が回復する迄の間、キャッシュメモリ上のダーティデータを保護する第一の動作モード、(2)電源障害が生じたときに、バッテリモジュールから出力される電力をディスクドライブ、ディスクアダプタ、及びキャッシュメモリに供給し、キャッシュメモリ上にあるダーティデータをディスクドライブにデステージする第二の動作モード、(3)電源障害が発生してから発電機が作動するまでの間、バッテリモジュールから出力される電力をチャネルアダプタ、ディスクアダプタ、キャッシュメモリ、及びディスクドライブに供給する第三の運転モード、(4)電源障害が生じたときに、バッテリモジュールから出力される電力をチャネルアダプタ、及びキャッシュメモリに供給し、キャッシュメモリ上のダーティデータを外部接続ストレージシステムに送信する第四の運転モードのうち予め設定された運転モードに基づいて動作する。
本発明によれば、電源障害時のストレージシステムの動作モードをバッテリ容量に応じて適宜選択することが可能になる。
以下、各図を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係るストレージシステム20,30の主要構成を示す。ストレージシステム20は、通信ネットワーク11を介してホストシステム10に接続されている。ストレージシステム20とストレージシステム30とは、通信ネットワーク12を介して接続されている。ストレージシステム20に主電源を供給する電源系統と、ストレージシステム30に主電源を供給する電源系統とは異なり、何れか一方の電源系統の電源障害は他方の電源系統に影響を与えない。
ストレージシステム20は、チャネルアダプタ(CHA)21、ディスクアダプタ(DKA)22、キャッシュメモリ(CM)23、共有メモリ(SM)24、ディスクドライブ25、及び管理端末(SVP)26を備える。
チャネルアダプタ21は、ホストシステム10に接続するホストインターフェースを制御する。チャネルアダプタ21はホストシステム10から送信されるコマンドを解釈し、ホストシステム10とキャッシュメモリ23との間のデータ転送を制御する。チャネルアダプタ21は、ストレージシステム30と通信するためのインターフェースを更に有しており、キャッシュメモリ23上のダーティデータ(退避データ)をストレージシステム30に送信することもできる。
ディスクアダプタ22は、ディスクドライブ25に接続するバックインターフェースを制御する。ディスクアダプタ22は、キャッシュメモリ23と共有メモリ24との間のデータ転送を制御する。
キャッシュメモリ23は、ホストシステム10から受信したデータを一時的に格納し、或いはディスクドライブ25から読み出されたデータを一時的に格納する。キャッシュメモリ23には、ホストシステム10とディスクドライブ25との間で転送されるデータブロックが格納される他、データブロックの属性と処理ステータスも併せて格納される。
共有メモリ24は、ストレージシステム20の構成情報等を格納する他、チャネルアダプタ21がホストシステム10から受信したI/Oコマンドをディスクアダプタ22に伝達するために用いられる。共有メモリ24は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。
ディスクドライブ25は、ホストシステム10が読み書きするデータを格納する。ディスクドライブ25は、例えば、ファイバチャネル・ディスクドライブ、シリアルATAディスクドライブ、パラレルATAディスクドライブ、SCSIディスクドライブ等である。
管理端末26は、ストレージシステム10を保守管理するために用いられる。管理者は管理端末26を操作することにより、例えば、ディスクドライブ25上に定義される論理デバイスの設定、ディスクドライブ25の増設又は減設、RAID構成の設定変更(例えば、RAIDレベル5からRAIDレベル1への変更)等を行うことができる。
一方、ストレージシステム30は、チャネルアダプタ31、ディスクアダプタ32、キャッシュメモリ33、共有メモリ34、及びディスクドライブ35を備える。ストレージシステム30の構成は、ストレージシステム20の構成と同様であるため、詳細な説明を省略する。
尚、ストレージシステム20は、複数のチャネルアダプタ21、及び複数のディスクアダプタ22を搭載していてもよい。同様に、ストレージシステム30は、複数のチャネルアダプタ31、及び複数のディスクアダプタ32を搭載していてもよい。本明細書では、説明の便宜上、ストレージシステム20から見て、ストレージシステム30を外部接続ストレージシステム又は外部接続装置と称する場合がある。ストレージシステム20には、複数のストレージシステム30が接続されてもよい。
図2はストレージシステム20の主要構成を示す。ストレージシステム20は、上述した構成に加えて、電源状態検出部27、障害回復部28、及びバッテリモジュール29を更に備える。
電源状態検出部27は、ストレージシステム20に主電源を供給するAC電源(商用電源)の障害状態及び復旧状態を検出する。電源状態検出部27は、電源障害検出部51、及び電源回復検出部52を備える。電源障害検出部51は、AC電源の障害を検出する。電源回復検出部52は、AC電源の回復を検出する。
障害回復部28は、電源状態検出部27からAC電源障害の報告を受けて、キャッシュメモリ23上のダーティデータの退避を制御する。より詳細には、障害回復部28は、マイクロプロセッサを有し、その制御プログラムは、電源障害検出部51から電源障害の報告を受け、且つバッテリモジュール29のバッテリ残量がキャッシュメモリ23の情報を保持できる限界に達すると、チャネルアダプタ21を起動して、キャッシュメモリ23上のダーティデータ及び制御情報をストレージシステム30に退避して、後述する回復制御情報テーブル42にデータ退避の履歴を記録する。また、AC電源が回復して、ストレージシステム20が再起動したとき、障害回復部28は、ストレージシステム30に退避した情報をキャッシュメモリ23上に回復するために、チャネルアダプタ21を起動する。
バッテリモジュール29は、AC電源が供給停止になると、予め設定された動作モードに応じて、電力ライン130を介して、ストレージシステム20の各コンポーネント(例えば、チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、ディスクドライブ25、電源状態検出部27、及び障害回復部28のうちの何れか一部又は全部)に電力を供給する。
共有メモリ24は、外部接続装置制御情報テーブル41、回復制御情報テーブル42、及びダーティデータ制御テーブル43を格納する。ここで、外部接続装置制御情報テーブル41は、ストレージシステム30内にデータ退避領域を設定するために用いられる。回復制御情報テーブル42は、ストレージシステム30に退避したダーティデータをキャッシュメモリ23上に回復させるための制御情報を格納する。ダーティデータ制御テーブル43は、キャッシュメモリ23上の各データブロックがディスクドライブ25に書き込まれているか否かを区別する情報をデータブロック毎に対応付けて、ビットマップ形式で格納するとともに、各データブロックの格納場所も併せて格納する。
ディスクアダプタ22は、キャッシュメモリ23上のデータブロックにダーティデータが書き込まれると、ダーティデータ制御テーブル43にアクセスし、当該データブロックに対応する制御ビットを「未反映」にセットする。そして、当該データブロックのダーティデータがディスクドライブ25に書き込まれると、当該データブロックに対応する制御ビットを「反映済み」に更新する。
チャネルアダプタ21は、マイクロプロセッサを有し、その制御プログラムは、障害回復部28からの指令を受けて、ストレージシステム30へダーティデータの退避要求と、退避情報の送信要求とを送信する。チャネルアダプタ21は、ダーティデータ制御テーブル43を参照し、キャッシュメモリ23上のダーティデータとその制御情報を退避先のストレージシステム30へ転送する。また、チャネルアダプタ21は、ダーティデータ制御テーブル43を参照し、退避先のストレージシステム30から受信したダーティデータをキャッシュメモリ23上に回復する。
尚、ストレージシステム30も同様に、電源状態検出部、障害回復部、及びバッテリモジュールを更に備える。ストレージシステム30の共有メモリ34には、外部接続装置制御情報テーブル、回復制御情報テーブル、及びダーティデータ制御テーブル等が格納される。
図3は外部接続装置制御情報テーブル41のテーブル構造を示す。同テーブル41は、接続先装置ID411、退避用ボリューム412、要求元障害発生日時413、及びデータ退避フラグ414を格納する。接続先装置ID411は、外部接続ストレージシステム30の識別子である。退避用ボリューム412には、キャッシュメモリ33のデータを退避するに足りる容量を有する退避用ボリュームの論理ボリューム番号が格納される。退避用ボリュームとして、ディスクドライブ35上の論理ボリュームがアサインされる。退避用ボリュームが動的にアサインされる場合であって、退避用ボリュームが未だアサインされていない場合には、退避用ボリューム412には、「未割り当て」を示す情報が格納される。要求元障害発生日時413は、外部接続ストレージシステム30から退避要求があったときに格納される電源障害の発生日時である。データ退避フラグ414は、外部接続ストレージシステム30にダーティデータが退避されているか否かを示す。データ退避フラグ414の初期値は、オフ(未退避)であり、ダーティデータが退避されると、オン(退避済)にセットされる。
図4は回復制御情報テーブル42のテーブル構造を示す。同テーブル42は、退避データ回復フラグ421、退避先装置ID422、退避データ量423、及び障害発生日時424を格納する。退避データ回復フラグ421は、データ退避されているか否かを示す。退避データ回復フラグ421の初期値は、オフ(未退避)であり、ダーティデータが退避されると、オン(退避済)にセットされる。退避先装置ID422は、退避データの存在する外部接続ストレージシステム30の識別子であり、複数の接続先装置ID411のうちの何れかである。退避データ量423は、退避データ(ダーティデータ)のデータ量を示す。障害発生日時424は、電源障害の発生した日時を示す。
図5はストレージシステム20の電源系統を示す。ストレージシステム20は、上述の構成に加えて、複数のAC入力部111,112と、複数のAC/DCコンバータ121,122とを更に備える。AC入力部111,112には、UPS(無停電電源装置)又は発電機等のAC電源(商用電源)が接続される。複数のAC入力系統が装備されているのは、システムの耐障害性(冗長性)を保つためである。複数のAC/DCコンバータ121,122によって直流電力に変換された電力は、電力ライン130を介してチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、ディスクドライブ25、及びバッテリモジュール29に供給される。
チャネルアダプタ21は、電圧検出部61、スイッチ62、及びプロセッサ63を備える。プロセッサ63は、スイッチ62を開閉制御することにより、電力ライン130からチャネルアダプタ21への電力供給を制御する。即ち、スイッチ62が開くことにより、電力ライン130からチャネルアダプタ21に直流電力が供給される一方、スイッチ62が閉じることにより、電力ライン130からチャネルアダプタ21への直流電力の供給が遮断される。電圧検出部61は、電力ライン130の電圧を定期的に検出し、電圧検出信号をプロセッサ63に出力する。プロセッサ63は、この電圧検出信号に基づいて停電の有無をチェックする。
チャネルアダプタ21のプロセッサ63は、電圧検出信号が正常値を示している場合には、ホストシステム10から送信されたデータをデータ転送パス160経由でキャッシュメモリ23に書き込む。一方、電圧検出信号が異常値を示している場合には、プロセッサ63は、制御パス140経由でディスクアダプタ22のプロセッサ83と通信を行い、AC電源の障害なのか、或いはチャネルアダプタ21の障害(個別障害)なのかをチェックする。プロセッサ63は、AC電源の障害と判定した場合は勿論、チャネルアダプタ21の個別障害と判定した場合でも、必要と判断したときは、ホストシステム10からチャネルアダプタ21へのデータ転送を遮断し、更にスイッチ62をオフにし、制御パス140経由でスイッチ101と電力ライン130との接続を切り離す。
ディスクアダプタ22は、電圧検出部81、スイッチ82、及びプロセッサ83を備える。プロセッサ83は、スイッチ82を開閉制御することにより、電力ライン130からディスクアダプタ22への電力供給を制御する。即ち、スイッチ82が開くことにより、電力ライン130からディスクアダプタ22に直流電力が供給される一方、スイッチ82が閉じることにより、電力ライン130からディスクアダプタ22への直流電力の供給が遮断される。電圧検出部81は、電力ライン130の電圧を定期的に検出し、電圧検出信号をプロセッサ83に出力する。プロセッサ83は、この電圧検出信号に基づいて停電の有無をチェックする。
ディスクアダプタ22のプロセッサ83は、電圧検出信号が正常値を示している場合には、キャッシュメモリ23上にあるダーティデータをデータ転送パス170経由で読み取って、これをデータ転送パス180経由でディスクドライブ25に書き込む。一方、電圧検出信号が異常値を示している場合には、プロセッサ83は、制御パス140経由でチャネルアダプタ21のプロセッサ63と通信を行い、AC電源の障害なのか、或いはチャネルアダプタ21の障害(個別障害)なのかをチェックする。プロセッサ83は、AC電源の障害と判定した場合は勿論、ディスクアダプタ22の個別障害と判定した場合でも、必要と判断したときは、スイッチ82をオフにし、制御パス140経由でディスクドライブ25のスイッチ91をオフにする。
ディスクアダプタ22のプロセッサ83は、上述の処理の他にも、例えば、データ転送パス170経由でキャッシュメモリ23の状態を監視するとともに、データ転送パス180経由でディスクドライブ25の状態を監視する。そして、ディスクアダプタ22は、必要に応じて、キャッシュメモリ23上のデータをディスクドライブ25に書き込む処理を中断する。
キャッシュメモリ23は、オア回路71を備える。オア回路71は、AC電源が正常である場合には、AC電源からの電力を電力ライン130経由でキャッシュメモリ23に供給する一方で、AC電源が異常である場合には、バッテリモジュール29からの電力を電力ライン150経由でキャッシュメモリ23に供給する。
ディスクドライブ25は、スイッチ91を備える。スイッチ91は、電力ライン130からディスクドライブ25への電力供給を制御する。即ち、スイッチ25が開くことにより、電力ライン130からディスクドライブ25に直流電力が供給される一方、スイッチ25が閉じることにより、電力ライン130からディスクドライブ25への直流電力の供給が遮断される。
バッテリモジュール29は、スイッチ101を備える。スイッチ101は、プロセッサ63又はプロセッサ83の制御によって、電力ライン130とバッテリモジュール29との接続/遮断、又は電力ライン150とバッテリモジュール29との接続/遮断を制御する。AC電源が正常である場合には、バッテリモジュール29は、電力ライン130経由で電力の供給を受けて充電する。このとき、電力ライン130からチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25に電力が供給される。一方、AC電源が異常である場合には、バッテリモジュール29から電力ライン150経由でキャッシュメモリ23に電力が供給される。
尚、バッテリモジュール29は、スケーラブルに追加することが可能であり、複数のバッテリモジュール29が搭載されている場合には、各バッテリモジュール29は、並列的に動作する。
図6はバッテリモジュール29の詳細構成を示す。バッテリモジュール29は、上述したスイッチ101に加えて、充電回路210、バッテリ監視回路220、及びバッテリ部230を更に備える。
スイッチ101は、電力ライン130に常時接続する常閉接点101aと、電力ライン150に常時接続する常閉接点101bとを有する。スイッチ101は、二つの常閉接点101a、101bを有することにより、AC電源に停電が発生した場合に、負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、ディスクドライブ25等)への電力供給がAC電源からバッテリモジュール29へと円滑に切り替わることができるようにするためである。
バッテリ部230は、複数の蓄電池が直列に接続されてなる組電池である。蓄電池として、例えば、ニッケル水素電池などが用いられる。バッテリ部230の定格出力は、AC/DCコンバータ121,122の定格出力よりも低めに設定されている。例えば、AC/DCコンバータ121,122の定格出力が56Vであるとすれば、バッテリ部230の定格出力は、54V〜36V程度である。36Vは、通信機器の動作電圧の最低値である。
充電回路210は、AC電源が正常である場合に、AC/DCコンバータ121,122から電力ライン130を介して供給される直流電力によって、バッテリ部230を充電する。このようにしてバッテリ部230に充電された電荷は、AC電源が停電することによって、AC/DCコンバータ121,122の出力電圧がバッテリ部230の満充電電圧(例えば、54V)未満に低下すると、逆流防止ダイオード241及び常閉接点101aを介して電力ライン130に流出する。電力ライン130に流出した電荷は、チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、ディスクドライブ25等に流れ込み、これらに電力を供給する。
更に、AC電源の停電時に、ディスクアダプタ22のプロセッサ83の制御によって、常閉接点101aが開くと、バッテリ部230に蓄積された電荷は、逆流防止ダイオード242及び常閉接点101bを介して電力ライン150に流出する。電力ライン150に流出した電荷は、キャッシュメモリ23に流れ込み、電力を供給する。
バッテリ監視回路220は、バッテリ部230の充電電圧を監視することにより、バッテリ部230の電圧変動が一定範囲に収まっているか否かをセルフチェックする。
尚、チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、及びキャッシュメモリ24のそれぞれは、電力ライン130経由でチャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、及びキャッシュメモリ24のそれぞれに供給される直流電圧を所望の直流電圧に降圧するDC/DCコンバータ64,84,72を更に備える。
図7は停電時に作動する動作モードを示す。本実施形態では、4種類の動作モードを例示する。同図(A)はメモリバックアップモードを、同図(B)はデステージモードを、同図(C)はUPSモードを、同図(D)はリモートコピーモードを、それぞれ示す。チャネルアダプタ21のプロセッサ63、又はディスクアダプタ22のプロセッサ83は、予め設定された動作モードに基づいて、スイッチ62,82,91,101を制御し、バッテリモジュール29から負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全部又は一部)への電力供給を制御する。以下、各動作モードについて説明を加える。
メモリバックアップモードは、AC電源の停電時にキャッシュメモリ23にのみバッテリモジュール29からの電力を供給し続けて、システムが復旧するまでの長期間にわたりダーティデータを保持するための動作モードである。同図(A)に示すように、ストレージシステム20は、時刻t0に停電を検出すると、時刻t0から時刻t1までの間(例えば、1分間)、バッテリモジュール29から負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全て)への電力供給を維持し続ける。そして、時刻t1から時刻t2までの間は、ストレージシステム20は、キャッシュメモリ23のみにバッテリモジュール29からの電力を供給し続ける。
AC電源の停電を検出しても、暫らくの間、負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全て)への電力供給を維持し続けるのは、停電の原因は、一般的に、落雷や送電系統の切り替えなどの数秒程度の事象であることが殆どであるから、ストレージシステム20の動作を1分程度継続させることにより、瞬間的な停電によるストレージシステム20の停止を回避できるためである。また、AC電源の停電が1分以上に及ぶ場合には、ホストシステム10側においても、停電に対処するための停電処理を実施する必要があるので、瞬間的な停電でストレージシステム20が動作を停止すると、ホストシステム10側の停電処理が完了することができないため、停電復帰後のシステム全体(ホストシステム10とストレージシステム20とを含む)の立ち上げに多くの時間を要してしまうためである。
デステージモードは、AC電源の停電時にキャッシュメモリ23上にあるダーティデータを複数のディスクドライブ25のそれぞれにデステージしていき、デステージが完了次第、ディスクドライブ25の電源をオフにしていく動作モードである。同図(B)に示すように、ストレージシステム20は、時刻t0に停電を検出すると、時刻t0から時刻t1までの間(例えば、1分間)、バッテリモジュール29から負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全て)への電力供給を維持し続ける。そして、時刻t1から時刻t3までの間は、ストレージシステム20は、キャッシュメモリ23上にあるダーティデータをディスクドライブ25にデステージする。デステージが完了したディスクドライブ25から順に電源をオフする。そして、時刻t3から時刻t4までの間は、ストレージシステム20は、キャッシュメモリ23のみにバッテリモジュール29からの電力を供給し続ける。
UPSモードは、AC電源が停電した時点から発電機が作動するまでの間、バッテリモジュール29から負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全て)へ電力を供給し続けて、発電機が作動した後は、発電機から出力される電力をキャッシュメモリ23のみに供給し続ける動作モードである。UPSモードを設定するには、AC入力部111,112に発電機が接続されていることが前提となる。同図(C)に示すように、ストレージシステム20は、時刻t0に停電を検出すると、時刻t0から時刻t5までの間(例えば、6分間)、バッテリモジュール29から負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全て)への電力供給を維持し続ける。時刻t0から時刻t5までの時間は、発電機を作動させるために必要かつ十分な時間であればよい。そして、時刻t5から時刻t6までの間は、ストレージシステム20は、発電機から出力される電力をキャッシュメモリ23のみに供給する。
リモートコピーモードは、AC電源の停電時にキャッシュメモリ23上にあるダーティデータを外部接続ストレージシステム30に送信し、ダーティデータの送信が完了次第、チャネルアダプタ21の電源をオフにする動作モードである。リモートコピーモードを設定するには、ストレージシステム20に一つ以上のストレージシステム30が接続されていることが前提となる。同図(D)に示すように、ストレージシステム20は、時刻t0に停電を検出すると、時刻t0から時刻t1までの間(例えば、1分間)、バッテリモジュール29から負荷(チャネルアダプタ21、ディスクアダプタ22、キャッシュメモリ23、及びディスクドライブ25の全て)への電力供給を維持し続ける。そして、時刻t1から時刻t7までの間は、ストレージシステム20は、キャッシュメモリ23上にあるダーティデータをストレージシステム30に送信する。このとき、ストレージシステム30は、ストレージシステム20から受信したダーティデータをディスクドライブ35にデステージする。ストレージシステム20は、ダーティデータの送信が完了次第、チャネルアダプタ21の電源をオフにする。そして、時刻t7から時刻t8までの間は、ストレージシステム20は、キャッシュメモリ23のみにバッテリモジュール29からの電力を供給し続ける。
図8は管理端末26の外観を示す。管理端末26は、ディスプレイ26a、及び入力デバイス26bを備える。入力デバイス26bは、キーボード、マウス等である。ディスプレイ26aには、図9に示すような設定画面が表示される。管理者は、この設定画面を参照しながら、停電時に作動する動作モードを設定する。この例では、メモリバックアップモードとして、24時間バックアップモードと、48時間バックアップモードの2種類を示している。
本実施形態では、ストレージシステム20の管理者は、バッテリモジュール29の搭載数を適宜増減することができる。また、管理者は、ストレージシステム20のAC入力部111,112に発電機を接続することもできる。管理者は、バッテリモジュール29の搭載数や発電機の性能に応じて、上述した4種類の動作モードの中からストレージシステム20のシステム構成に応じた最適な動作モードを選択できる。例えば、図10に示すように、キャッシュメモリ23のメモリバックアップ時間として、24時間と48時間の2種類が設定可能であり、且つ発電機の待機時間(停電が発生した時点から発電機が作動するまでの時間)として、30ms、6分、12分の3種類が設定可能であるとすると、同図のA〜Fに示すように、6種類のバリエーションが存在し得る。管理者は、A〜Fの各バリエーションについて、「メモリバックアップモード」、「デステージモード」、「UPSモード」、及び「リモートコピーモード」の中から最適な動作モードを選択できる。
図11は「メモリバックアップモード」、「デステージモード」、又は「UPSモード」のうち何れかの動作モードの動作手順を示すフローチャートである。説明の便宜上、「PK」は、チャネルアダプタ21とディスクアダプタ22とを総称するものとする。
管理者は、管理端末26のディスプレイ26aに表示される設定画面を参照し、入力デバイス26bを操作して、「メモリバックアップモード」、「デステージモード」、又は「UPSモード」のうち何れかの動作モードの設定を行う(S101)。
PKは、AC電源の障害を検出すると(S102;YES)、共有メモリ24にACオフ検出信号をセットする(S103)。ACオフ検出信号は、AC電源に障害が発生したことを示す信号である。
S102でACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKよりも先にACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKが存在しないならば(S104;NO)、最初にACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKは、他のPKの状態を監視する(S105)。
次いで、最初にACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKは、自分自身の電源障害の有無と、共有メモリ24上にセットされたACオフ検出信号の有無を1秒監視する(S106)。
PKの過半数がACオフ検出信号を共有メモリ24にセットした時間が60秒以上であるならば(S107;YES)、AC電源の障害と考えられるので、S101で設定された動作モードを起動する(S109)。設定された動作モードが「メモリバックアップモード」であるならば、図7(A)の動作を実行する。設定された動作モードが「デステージモード」であるならば、図7(B)の動作を実行する。設定された動作モードが「UPSモード」であるならば、図7(C)の動作を実行する。
PKの過半数がACオフ検出信号を共有メモリ24にセットした時間が60秒未満であるならば(S107;NO)、PKは、自分自身のAC電源が回復し、且つ他のPKのAC電源も回復しているか否かをチェックする(S108)。
AC電源が回復してないならば(S108;NO)、S106の処理に戻る。AC電源が回復しているならば(S108;YES)、処理を終了する。
一方、S102でACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKよりも先にACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKが存在するならば(S104;YES)、後にACオフ検出信号を共有メモリ24にセットしたPKは、自分自身のAC電源の状態を1秒監視し(S110)、AC電源が10秒以上復帰しないならば(S111;NO)、S110の処理に戻る。AC電源が10秒以上復帰するならば(S111;YES)、共有メモリ24にセットしたACオフ検出信号をリセットする(S112)。
図12は「リモートコピーモード」の動作手順を示すフローチャートである。
管理者は、管理端末26のディスプレイ26aに表示される設定画面を参照し、入力デバイス26bを操作して、「リモートコピーモード」の設定を行う(S201)。
電源障害検出部51は、AC電源の障害を検出すると(S202)、電源障害が発生したことを障害回復部28に通知する。障害回復部28は、電源回復検出部52からAC電源が回復したことを通知されなければ(S203;NO)、バッテリモジュール29のバッテリ残量を検出する(S204)。バッテリ残量は、バッテリモジュール29の残存電力量(例えば、ワット時による数値)で示される。
次に、障害回復部28は、共有メモリ24上に格納されている構成管理テーブル(図示せず)を参照して、キャッシュメモリ23の記憶容量(MB)を取得する(S205)。
次に、障害回復部28は、バッテリモジュール29がキャッシュメモリ23上のデータを保持可能な残り時間T2を算出する(S206)。時間T2は、バッテリ残量÷[(キャッシュメモリ23上の1MBのデータを保持するために必要な電力量)×(キャッシュメモリ23の記憶容量)]によって算出される。
次に、障害回復部28は、時間T2と、データ保持時間の下限値T1とを比較し、T2≧T1であれば(S207;NO)、S203に戻り、電源障害の回復を待つ。そして、T2≧T1である間に、障害回復部28が電源回復検出部52から電源回復の通知を受ければ(S203;YES)、AC電源の障害が回復したものと看做し、キャッシュメモリ23上のダーティデータを退避する処理を行わない。
T2<T1になると(S207;YES)、障害回復部28は、外部接続装置制御情報テーブル41の接続先装置ID411のファーストエントリを参照し(S208)、ストレージシステム30にデータ退避要求を送信する(S209)。このとき、データ退避要求とともにキャッシュメモリ23上のダーティデータのデータ量(即ち、退避データ量)と、障害発生日時も併せてストレージシステム30に送信される。
データ退避要求が受け付けられなければ(S210;NO)、S208に戻り、外部接続装置制御情報テーブル41の接続先装置ID411のセカンドエントリを参照し、S209〜S210の処理を繰り返す。外部接続装置制御情報テーブル41の接続先装置ID411の全てのエントリについて、S209〜S210の処理が繰り返されると、処理は終了する。
データ退避要求が受け付けられると(S210;YES)、チャネルアダプタ21は、ダーティデータ制御テーブル43を参照し、キャッシュメモリ23上のダーティデータとその制御情報をそのデータブロックのキャッシュ格納順にストレージシステム30に送信する(S211)。尚、クリーンデータであるかダーティデータであるかを問わずに、キャッシュメモリ23上のデータ及び制御情報をストレージシステム30に送信してもよいが、ダーティデータのみをストレージシステム30に転送する方がデータ転送時間を短縮できるメリットがある。
障害回復部28は、ストレージシステム30から受信終了のステータスを受信すると、回復制御情報テーブル42の退避データ回復フラグ421をオンにセットし、退避先装置ID422にストレージシステム30のIDを格納し、退避データ量423にダーティデータ量を格納し、障害発生日時424にAC電源の障害が発生した日時を格納する(S212)。
本実施形態によれば、バッテリモジュール29のバッテリ容量に基づいて、「メモリバックアップモード」、「デステージモード」、「UPSモード」、及び「リモートコピーモード」の中から最適な動作モードを選択できる。
本実施形態のストレージシステムの主要構成を示すブロック図である。 本実施形態のストレージシステムの主要構成を示すブロック図である。 外部接続装置制御情報テーブルのテーブル構造を示す図である。 回復制御情報テーブルのテーブル構造を示す図である。 本実施形態のストレージシステムの電源系統を示す図である。 バッテリモジュールの詳細構成図である。 停電時に作動する動作モードの説明図である。 管理端末の外観図である。 動作モードの設定画面を示す図である。 動作モードの設定メニューの説明図である。 メモリバックアップモード、デステージモード、又はUPSモードの動作を示すフローチャートである。 リモートコピーモードの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…ホストシステム 20…ストレージシステム 21…チャネルアダプタ 22…ディスクアダプタ 23…キャッシュメモリ 24…共有メモリ 25…ディスクドライブ 26…管理端末

Claims (4)

  1. ホストシステムからのI/Oリクエストに応答してデータ処理を行うストレージシステムであって、
    前記ホストシステムに接続するホストインターフェースを制御するためのチャネルアダプタと
    前記ホストシステムが読み書きするデータを格納するディスクドライブと、
    前記ディスクドライブに接続するバックインターフェースを制御するディスクアダプタと、
    前記ディスクドライブに読み書きされるデータを一時的に格納するためのキャッシュメモリと、
    前記チャネルアダプタ、前記ディスクドライブ、前記ディスクアダプタ、及び前記キャッシュメモリに予備電源を供給するバッテリモジュールと、
    を備え、
    電源障害が生じたときに、前記バッテリモジュールから出力される電力を前記キャッシュメモリに供給して、電源障害が回復する迄の間、前記キャッシュメモリ上のダーティデータを保護する第一の動作モード、
    電源障害が生じたときに、前記バッテリモジュールから出力される電力を前記ディスクドライブ、前記ディスクアダプタ、及び前記キャッシュメモリに供給し、前記キャッシュメモリ上にあるダーティデータを前記ディスクドライブにデステージする第二の動作モード、
    電源障害が発生してから発電機が作動するまでの間、前記バッテリモジュールから出力される電力を前記チャネルアダプタ、前記ディスクアダプタ、前記キャッシュメモリ、及び前記ディスクドライブに供給する第三の運転モード、
    電源障害が生じたときに、前記バッテリモジュールから出力される電力を前記チャネルアダプタ、及び前記キャッシュメモリに供給し、前記キャッシュメモリ上のダーティデータを外部接続ストレージシステムに送信する第四の運転モード、
    のうち予め設定された運転モードに基づいて動作する、ストレージシステム。
  2. 請求項1に記載のストレージシステムであって、前記バッテリモジュールは、増設可能である、ストレージシステム。
  3. 請求項1に記載のストレージシステムであって、前記バッテリモジュールのバッテリ容量に応じて、管理者が前記第一の運転モード、前記第二の運転モード、前記第三の運転モード、及び前記第四の運転モードのうち何れかの運転モードに設定するための管理端末を更に備える、ストレージシステム。
  4. 請求項1に記載のストレージシステムであって、電源障害が生じてから前記発電機が作動するまでの時間に応じて、管理者が前記第一の運転モード、前記第二の運転モード、前記第三の運転モード、及び前記第四の運転モードのうち何れかの運転モードに設定するための管理端末を更に備える、ストレージシステム。

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