JP2008077794A - 情報処理装置およびディスクドライブ制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハードディスクドライブの電力消費の増加を招くことなく、診断情報をハードディスクドライブから取得することが可能な情報処理装置を実現する。
【解決手段】HDD116はハイブリッドディスクドライブと称されるディスクドライブであり、不揮発性メモリデバイス301とハードディスク302とを記憶媒体として含んでいる。HDD116は自己診断機能を有しており、その自己診断機能の実行によって得られた診断情報(SMART情報)を不揮発性メモリデバイス301に格納する。CPU111から診断情報読み出し要求を受信すると、HDD116は、ハードディスク302をアクセスせずに、SMART情報を不揮発性メモリデバイス301から読み出してCPU111に送出する。
【選択図】 図3
【解決手段】HDD116はハイブリッドディスクドライブと称されるディスクドライブであり、不揮発性メモリデバイス301とハードディスク302とを記憶媒体として含んでいる。HDD116は自己診断機能を有しており、その自己診断機能の実行によって得られた診断情報(SMART情報)を不揮発性メモリデバイス301に格納する。CPU111から診断情報読み出し要求を受信すると、HDD116は、ハードディスク302をアクセスせずに、SMART情報を不揮発性メモリデバイス301から読み出してCPU111に送出する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば自己診断機能を有するディスクドライブを備えた、パーソナルコンピュータのような情報処理装置に関する。
一般に、パーソナルコンピュータのような情報処理装置においては、ハードディスクドライブがストレージデバイスとして用いられている。ハードディスクドライブは、ハードディスクと称されるディスク記憶媒体にデータを格納するディスクドライブである。
特許文献1には、ハードディスクドライブの障害発生を予測する機能を有する装置が開示されている。この装置においては、ハードディスクドライブの稼働時間、ハードディスクドライブの稼働中における停電発生回数、振動を受けた回数等を示す情報が、ハードディスクドライブの外部に設けられた不揮発性記憶部に格納される。不揮発性記憶部に格納された情報は、ハードディスクドライブの障害発生の予測に用いられる。
ところで、通常、ハードディスクドライブは、SMART(Self-Monitoring Analysis And Reporting Technology)と称される自己診断機能を有している。自己診断機能によって得られる診断情報(S.M.A.R.T.情報)はハードディスクに格納される。
ハードディスクドライブは、その内部にキャッシュメモリを備えている。ユーザデータはキャッシュ可能データとして扱われ、ハードディスクから読み出されたユーザデータはシステムに読み出されると共に、キャッシュメモリに保存される。これに対して、診断情報(S.M.A.R.T.情報)は非キャッシュ可能データであり、キャッシュメモリには保存されない。システムは、専用のコマンドを使用して、ハードディスクに保存されている診断情報(S.M.A.R.T.情報)を読み出す必要がある。
診断情報(S.M.A.R.T.情報)を用いてハードディスクドライブの状況をモニタするソフトウェアの多くは、常に一定の間隔でハードディスクドライブから診断情報(S.M.A.R.T.情報)読み出し、その読み出した診断情報(S.M.A.R.T.情報)に基づいてハードディスクドライブの障害予測を行う。
特開2005−267799号公報
しかし、診断情報(S.M.A.R.T.情報)の読み出しのためにハードディスクドライブが頻繁にアクセスされるので、これによってハードディスクドライブの電力消費は増加される。
よって、ハードディスクドライブの電力消費の増加を招くことなく、診断情報をハードディスクドライブから取得するための新たな機能の実現が必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、ハードディスクドライブの電力消費の増加を招くことなく、診断情報をハードディスクドライブから取得することが可能な情報処理装置およびディスクドライブ制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、プロセッサと、ディスク記憶媒体と不揮発性メモリデバイスとを含むディスクドライブであって、自己診断機能を実行し、前記自己診断機能によって得られる診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納すると共に、前記プロセッサから診断情報読み出し要求を受信した場合、前記診断情報を前記プロセッサに送出するために、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスから読み出すディスクドライブとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、ハードディスクドライブの電力消費の増加を招くことなく、診断情報をハードディスクドライブから取得することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、バッテリ駆動可能な携帯型のノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。
本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD16(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD16の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に支持され、そのコンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/オフするためのパワーボタン14およびタッチパッド15が配置されている。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示している。
本コンピュータ10は、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ115、ハードディスクドライブ(HDD)116、ネットワークコントローラ117、BIOS−ROM118、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)119、および電源回路120等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD116から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステムおよび各種アプリケーションプログラムを実行する。オペレーティングシステムには、HDD116の障害予測を行うためのHDD診断ソフトウェアが含まれている。このHDD診断ソフトウェアは、HDD116から診断情報(S.M.A.R.T.情報)を定期的に取得し、その取得した診断情報(S.M.A.R.T.情報)に基づいてHDD116の障害予測を行う。
また、CPU111は、フラッシュBIOS−ROM118に格納されたBIOS(基本入出力システム:Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ115との間を接続するブリッジデバイスである。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。さらに、ノースブリッジ112には、主メモリ113を制御するメモリコントローラも内蔵されている。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD16を制御する表示コントローラである。サウスブリッジ115は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスおよびLPC(Low Pin Count)バスにそれぞれ接続されている。
また、サウスブリッジ115には、不揮発性メモリ201が内蔵されている。不揮発性メモリ201は、本コンピュータ10の動作環境を示すセットアップ情報を格納する。
HDD116はハイブリッドディスクドライブと称されるディスクドライブであり、不揮発性メモリデバイス301とハードディスク302とを記憶媒体として含んでいる。不揮発性メモリデバイス301は、例えば、NAND型フラッシュEEPROMから構成されている。ハードディスク302は磁気的にデータを記録するディスク記憶媒体である。ハードディスク(ディスク記憶媒体)302へのデータ書き込みおよびハードディスク302からのデータ読み出しは、HDD116内に設けられた機械的な駆動機構を用いて実行される。この駆動機構は、ハードディスク302を回転させるスピンドルモータ、データ書き込みおよび読み出しのためのヘッド、およびヘッドを移動するためのアクチュエータ等を含んでいる。
CPU111からのリード要求によって指定されたデータ(ユーザファイル、システムファイル等)が不揮発性メモリデバイス301内に存在する場合には、ハードディスク302に対するアクセスは実行されず、該当するデータが不揮発性メモリデバイス301から読み出される。したがって、ハードディスク302を回転させることなく、必要なデータを不揮発性メモリデバイス301から迅速に読み出すことができる。
本実施形態においては、通常のデータ(ユーザファイル、システムファイル等)のみならず、診断情報(S.M.A.R.T.情報)も不揮発性メモリデバイス301に格納することができる。
すなわち、HDD116はSMART(Self-Monitoring Analysis And Reporting Technology)と称される自己診断機能を有しており、その自己診断機能の実行によって得られた診断情報(S.M.A.R.T.情報)を不揮発性メモリデバイス301に格納することができる。診断情報(S.M.A.R.T.情報)は、HDD116の状況、特にハードディスク302の状況を示す情報であり、多数の検査項目それぞれに対応する値を示す。検査項目には、例えば、“Raw Read Error Rate”(ハードディスク302からのデータ読み出し時におけるエラー発生率)、“Reallocated Sectors Count”(セクタ不良によって代替処理が施されたセクタ数)、 “Spin Up Time”(ハードディスク302の回転が開始されてからハードディスク302の回転速度が通常回転速度に達するまでに要した時間)、“Temperature”(HDD116内の温度)等が含まれている。
以下では、診断情報(S.M.A.R.T.情報)を単にSMART情報と称することとする。
上述したように、SMART情報は不揮発性メモリデバイス301に格納される。したがって、CPU111から送信される診断情報読み出し要求に応答して、HDD116は、SMART情報を不揮発性メモリデバイス301から迅速に読み出して、CPU111に送出することができる。この場合、ハードディスク302を回転させる必要はないので、SMART情報の読み出しのために費やされる電力は、ハードディスク302からSMART情報を読み出す場合よりも大幅に低減される。また、たとえハードディスク302に障害が発生してハードディスク302からのデータ読み出しが不可能な状態に陥っても、不揮発性メモリデバイス301からSMART情報を読み出すことができるので、障害発生の原因などを調べることができる。
もちろん、HDD116は、SMART情報をハードディスク302に格納することもできる。
SMART情報を格納すべき媒体は、CPU111からHDD116から送信されるコマンドによって指定される。すなわち、HDD116は、CPU111から送信される、SMART情報を格納すべき媒体を指定するコマンドに応じて、SMART情報を格納すべき媒体を、不揮発性メモリデバイス301とハードディスク302との間で切り替えるように構成されている。
不揮発性メモリデバイス301の書き換え可能回数は制限されているので、SMART情報を格納すべき媒体を不揮発性メモリデバイス301とハードディスク302との間で切り替える構成は、不揮発性メモリデバイス301の寿命を延ばすことに貢献することできる。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)119は、電源管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド15などを制御するキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC119は、電源回路120と共同して、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする。電源回路120は、コンピュータ本体11に内蔵されたバッテリ121またはACアダプタ122を介して供給される外部電源を用いて、本コンピュータ10の各コンポーネントに供給すべきシステム電源を生成する。
次に、図3を参照して、HDD116の構成例を説明する。
HDD116には、上述の不揮発性メモリ301およびハードディスク302に加え、ハードディスクコントローラ303を含んでいる。ハードディスクコントローラ303は、不揮発性メモリ301およびハードディスク302の各々をアクセスするためのコントローラである。このハードディスクコントローラ303は、サウスブリッジ115内に設けられた例えばATA(AT Attachment)コントローラを介してCPU111から供給されるアクセス要求に応じて、不揮発性メモリ301およびハードディスク302を選択的にアクセスすることができる。
不揮発性メモリ301の記憶領域には、データキャッシュエリア401とSMART情報保存エリア402とが定義されている。
データキャッシュエリア401は、ハードディスク302から読み出されたデータおよびハードディスク302に書き込むべきデータを一時的に格納する記憶領域である。CPU111からリード要求を受信した場合には、ハードディスクコントローラ303は、CPU111からのリード要求によって指定されたデータがデータキャッシュエリア401に存在するか否かを判別する。リード要求によって指定されたデータがデータキャッシュエリア401に存在するならば、ハードディスクコントローラ303は、リード要求によって指定されたデータをデータキャッシュエリア401から読み出す。ハードディスク302をアクセスする必要がない期間中は、ハードディスクコントローラ303は、ハードディスク302を回転停止状態に維持する。ハードディスク302にアクセスする必要がある時にのみ、ハードディスクコントローラ303は、ハードディスク302をスピンアップして、ハードディスク302に対するアクセスを実行する。ハードディスク302に対するアクセスが完了した後、ハードディスクコントローラ303は、ハードディスク302の回転を停止する。
SMART情報保存エリア402は、SMART情報を格納するための記憶領域である。
ハードディスク302の記憶領域内にも、SMART情報を格納するための記憶領域であるSMART情報保存エリア501が定義されている。
ハードディスクコントローラ303は、SMART情報を扱うための機能部として、自己診断機能実行部601、SMART情報保存先切替部602、およびSMART情報読み出し部603を備えている。
自己診断機能実行部601は、上述の自己診断機能を実行するためのユニットである。自己診断機能は、例えば、ハードディスク302に対するアクセスの実行時などに実行される。もちろん、自己診断機能を予め決められたスケジュールに従って定期的に実行するようにしてもよい。
SMART情報保存先切替部602は、自己診断機能実行部601による自己診断によって得られるSMART情報を格納すべき媒体を不揮発性メモリ301とハードディスク302との間で切り替えるユニットである。このSMART情報保存先切替部602は、SMART情報を、CPU111からHDD116に送信されるコマンドによって指定される不揮発性メモリ301およびハードディスク302の一方に格納する機能を有している。
すなわち、SMART情報保存先切替部602は、SMART情報を媒体に格納するための動作モードとして、第1モードと第2モードとの2つの動作モードを有しており、CPU111からのコマンドに応じて、第1モードおよび第2モードの一方の動作モードで動作する。第1モードは、自己診断によって得られるSMART情報をハードディスク302のSMART情報保存エリア501に格納する動作モードである。第2モードは、自己診断によって得られるSMART情報を不揮発性メモリ301のSMART情報保存エリア402に格納する動作モードである。
CPU111からのコマンドによって第1モードが指定された場合、SMART情報保存先切替部602は第1モードで動作し、SMART情報をハードディスク302のSMART情報保存エリア501に格納する。また、CPU111からのコマンドに第2モードが指定された場合、SMART情報保存先切替部602は第2モードで動作し、SMART情報を不揮発性メモリ301のSMART情報保存エリア402に格納する。
さらに、SMART情報保存先切替部602は、動作モードを第1モードから第2モードに自動遷移させる機能も有している。第1モードから第2モードへの遷移は、ハードディスク302に対するアクセスエラー率が所定値を超えた時に実行される。アクセスエラー率はハードディスク302のエラー発生の割合を示すものであり、例えば、SMART情報の“Raw Read Error Rate”、“Reallocated Sectors Count”等の値から判定することができる。
HDD診断ソフトウェアが実行されている場合、CPU111は、HDD診断ソフトウェアの制御の下に、SMART情報読み出し要求を定期的にHDD116に送信する。SMART情報読み出し部603は、CPU111からのSMART情報読み出し要求に応答して、SMART情報が不揮発性メモリ301およびハードディスク302のどちらに格納されているかを判別する。SMART情報読み出し要求は、SMART情報の読み出しをHDD116に要求するための専用コマンドである。SMART情報が不揮発性メモリ301に格納されている場合、SMART情報読み出し部603は、SMART情報をCPU111に送信するために、不揮発性メモリ301からSMART情報を読み出す。一方、SMART情報がハードディスク302に格納されている場合、SMART情報読み出し部603は、SMART情報をCPU111に送信するために、ハードディスク302からSMART情報を読み出す。
このように、SMART情報読み出し部603は、SMART情報の格納に現在使用されている媒体を特定し、その特定された媒体からSMART情報を読み出すので、HDD診断ソフトウェアはSMART情報が不揮発性メモリ301およびハードディスク302のどちらに格納されているかを何等意識する必要はない。
図4は、第1モードおよび第2モードそれぞれにおけるSMART情報の保存先を示している。
第1モードにおいては、図4の(A)に示されているように、自己診断機能が実行される度にSMART情報はハードディスク302のSMART情報保存エリア501に書き込まれ、不揮発性メモリ301には書き込まれない。一方、第2モードにおいては、図4の(B)に示されているように、自己診断機能が実行される度にSMART情報は不揮発性メモリ301のSMART情報保存エリア402に書き込まれ、ハードディスク302には書き込まれない。
次に、図5を参照して、BIOSの機能構成を説明する。
HDD116にSMART情報を格納すべき媒体を指定する機能は、BIOSによって実現することができる。BIOSは、その機能構成モジュールとして、セットアップ処理部701、SMART情報保存先指定部702、およびバッテリ/AC判別部703を備えている。これらセットアップ処理部701、SMART情報保存先指定部702、およびバッテリ/AC判別部703は、CPU111によって実行されるソフトウェアモジュールである。
セットアップ処理部701は、本コンピュータ10の動作環境をユーザに指定させるためのセットアップ画面をLCD16の表示画面に表示する。このセットアップ画面には、図6に示すように、SMART情報の保存場所をユーザに指定させるためのセットアップ項目も含まれている。このセットアップ項目は、3つのモード、つまり“ハードディスク”モード、“フラッシュメモリ”モード、“Auto”モードの内の一つをユーザに選択させるために使用される。“ハードディスク”モードは、SMART情報をハードディスク302に格納するモードである。“フラッシュメモリ”モードは、SMART情報を不揮発性メモリ301に格納するモードである。“Auto”モードは、本コンピュータ10を駆動する電源の種類(バッテリ/外部電源)に応じてSMART情報を格納すべき媒体をハードディスク302と不揮発性メモリ301との間で切り替えるモードである。ユーザによって選択されたモード(“ハードディスク”モード、“フラッシュメモリ”モード、または“Auto”モード)を示す情報(SMART情報保存先指定情報)は、セットアップ処理部701によって、他の動作環境を指定する情報と一緒にサウスブリッジ115内の不揮発性メモリ201に格納される。
SMART情報保存先指定部702は、SMART情報保存先指定情報に従って、SMART情報を格納すべき媒体を指定するコマンド、つまりHDD116の動作モード(第1モード/第2モード)を指定するコマンドを、HDD116に送信する処理を実行する。
例えば、SMART情報保存先指定情報が“ハードディスク”モードを示すならば、第1モードを指定するコマンド、つまりハードディスク302をSMART情報の保存場所として指定するコマンドが、HDD116に送信される。また、SMART情報保存先指定情報が“フラッシュメモリ”モードを示すならば、第2モードを指定するコマンド、つまり不揮発性メモリ301をSMART情報の保存場所として指定するコマンドが、HDD116に送信される。また、SMART情報保存先指定情報が“Auto”モードを示すならば、バッテリ/AC判別部703によって、本コンピュータ10がバッテリ121および外部電源(ACアダプタ122からの電源)のいずれによって駆動されているかが判別される。そして、その判別結果に従って、第1モードまたは第2モードを指定するコマンドがHDD116に送信される。
次に、図7および図8のフローチャートを参照して、BIOSによって実行されるSMART情報保存場所指定処理の手順を説明する。
本コンピュータ10がパワーオンされた時、CPU111は、最初に、BIOSを実行する。BIOSは、各コンポーネントを初期化するためのPOST(power-on self test)処理を実行する。このPOST処理の中で、BIOSは、以下のSMART情報保存場所指定処理を実行する。
すなわち、BIOSは、まず、ユーザが設定したSMART情報の保存先に関する設定値を不揮発性メモリ201から読み出す(ステップS101)。このステップS101においては、上述のSMART情報保存先指定情報が不揮発性メモリ201から読み出される。
そして、BIOSは、SMART情報保存先指定情報に基づいて、SMART情報の保存先はハードディスク302であるか否かを判別する(ステップS102)。ステップS102においては、BIOSは、SMART情報保存先指定情報が、“ハードディスク”モード、“フラッシュメモリ”モード、および“Auto”モードのいずれを示すかを判断する。
SMART情報保存先指定情報が“ハードディスク”モードを示すならば、BIOSは、SMART情報の保存先はハードディスク302であると判定する(ステップS102のYES)。この場合、BIOSは、SMART情報の保存先をハードディスク302に切り替えるコマンド、つまり第1モードを指定するコマンド、を発行する処理を実行する(ステップS103)。第1モードを指定するコマンドは、サウスブリッジ115内に設けられた例えばATA(AT Attachment)コントローラを介してCPU111からHDD116に送信される。
SMART情報保存先指定情報が“フラッシュメモリ”モードを示すならば、BIOSは、SMART情報の保存先は、ハードディスク302ではなく、不揮発性メモリ301であると判定する(ステップS102のNO)。この場合、BIOSは、SMART情報の保存先を不揮発性メモリ301に切り替えるコマンド、つまり第2モードを指定するコマンドを発行する処理を実行する(ステップS104)。第2モードを指定するコマンドは、サウスブリッジ115内に設けられた例えばATA(AT Attachment)コントローラを介してCPU111からHDD116に送信される。
SMART情報保存先指定情報が“Auto”モードを示すならば、図8のフローチャートに示す手順がBIOSによって実行される。
すなわち、BIOSは、EC/KBC119と共同して、本コンピュータ10がバッテリ121および外部電源(AC電源)のいずれによって駆動されているかを判別する(ステップS111)。
本コンピュータ10が外部電源によって駆動されているならば、BIOSは、SMART情報の保存先をハードディスク302に切り替えるコマンド、つまり第1モードを指定するコマンド、を発行する処理を実行する(ステップS112)。第1モードを指定するコマンドは、サウスブリッジ115内に設けられた例えばATA(AT Attachment)コントローラを介してCPU111からHDD116に送信される。
一方、本コンピュータ10がバッテリ121によって駆動されているならば、BIOSは、SMART情報の保存先を不揮発性メモリ301に切り替えるコマンド、つまり第2モードを指定するコマンドを発行する処理を実行する(ステップS113)。第2モードを指定するコマンドは、サウスブリッジ115内に設けられた例えばATA(AT Attachment)コントローラを介してCPU111からHDD116に送信される。
この図8の手順により、本コンピュータ10が外部電源によって駆動されている場合には、SMART情報の書き込みに起因する不揮発性メモリ301の書き換え回数の増加を抑制することができ、また本コンピュータ10がバッテリによって駆動されている場合には、HDD116の電力消費を低減することができるので、バッテリ駆動時間を延ばすことができる。
なお、図8の処理手順は、POST処理時のみならず、本コンピュータ10を駆動する電源の種類が変更されたときにも実行される。本コンピュータ10にACアダプタ122が接続されることによって、本コンピュータ10を駆動する電源がバッテリから外部電源に切り替えられた時、または本コンピュータ10からACアダプタ122が取り外されることによって、本コンピュータ10を駆動する電源が外部電源からバッテリに切り替えられた時に、例えばEC/KBC119は、CPU111に割り込み信号を送信する。この割り込み信号に応答して、BIOSによる図8の処理が起動される。
したがって、ユーザが“Auto”モードを選択したならば、本コンピュータ10の動作中においても、本コンピュータ10を駆動する電源の種類の変化に応じて、SMART情報を格納すべき媒体は不揮発性メモリ301とハードディスク302との間で動的に切り替えられる。
次に、図9のフローチャートを参照して、HDD116によって実行されるSMART情報読み出し処理の手順を説明する。
HDD116は、CPU111から送信されるSMART情報読み出し要求(SMART情報リードコマンド)を受信すると(ステップS201)、SMART情報がハードディスク302に保存されているか否か、つまり、SMART情報の格納に現在使用されている媒体がハードディスク302であるか否かを判別する(ステップS202)。
SMART情報の格納に現在使用されている媒体がハードディスク302であるならば(ステップS202のYES)、HDD116は、スピンドルモータを制御してハードディスク302をスピンアップさせ(ステップS203)、そしてハードディスク302からSMART情報を読み出してCPU111に送出する(ステップS204)。
SMART情報の格納に現在使用されている媒体がハードディスク302ではないならば、つまりSMART情報の格納に現在使用されている媒体が不揮発性メモリ301であるならば(ステップS202のNO)、HDD116は、不揮発性メモリ301からSMART情報を読み出してCPU111に送出する(ステップS205)。
次に、図10のフローチャートを参照して、HDD116によって実行される自己診断処理の手順を説明する。
HDD116は、各種検査項目に関する自己診断機能を実行して、各検査項目に対応する値を含むSMART情報を得る(ステップS301)。次いで、HDD116は、SMART情報を格納すべき媒体がハードディスク302であるか否か、つまりCPU111(BIOS)によって指定された動作モードが第1モードであるか否かを判別する(ステップS302)。
CPU111によって指定された動作モードが第1モードであれば(ステップS302のYES)、HDD116は、自己診断機能によって得られたSMART情報をハードディスク302に格納する(ステップS303)。一方、CPU111によって指定された動作モードが第2モードであれば(ステップS302のNO)、HDD116は、自己診断機能によって得られたSMART情報を不揮発性メモリ301に格納する(ステップS304)。
次に、図11のフローチャートを参照して、HDD116によって実行される動作モード切り替え処理の手順を説明する。
CPU111によって第1モードが指定された場合、HDD116は、第1モードで動作し、自己診断機能によって得られたSMART情報をハードディスク302に格納する処理を実行すると共に、これと並行して、以下の処理を実行する。
すなわち、HDD116は、例えば、自己診断機能によって得られたSMART情報を用いることによって、ハードディスク302に対するアクセスエラー率をチェックし(ステップS401)、そしてアクセスエラー率が所定値を超えたか否かを判別する(ステップS402)。
アクセスエラー率が所定値を超えたならば(ステップS402のYES)、HDD116は、第2モードに入り、SMART情報を格納すべき媒体をハードディスク302から不揮発性メモリ301に切り替える(ステップS403)。
したがって、ハードディスク302に障害が発生する前に、SMART情報を格納すべき媒体をハードディスク302から不揮発性メモリ301に切り替えることが可能となる。
以上のように、本実施形態においては、SMART情報を不揮発性メモリ301に格納するモード(第2モード)を使用することにより、ハードディスク302をアクセスすることなく、SMART情報を読み出すことができる。したがって、SMART情報を読み出す度にハードディスク302をスピンアップする必要がなくなり、ハードディスク302の電力消費を大幅に低減することが可能となる。また、ハードディスク302の故障によりスピンアップが出来なくなった場合でも、SMART情報を読み出すことができる。
また、例えば電力消費を節約する必要がない場合等においては、SMART情報をハードディスク302に格納するモード(第1モード)を使用することができる。したがって、SMART情報の書き込みによって不揮発性メモリ301の書き換え回数が増加することを抑制することができ、不揮発性メモリデバイス301の寿命を延ばすことに貢献することできる。
さらに、ハードディスク302のアクセスエラー率が所定値を超えた時に、SMART情報を格納すべき媒体はハードディスク302から不揮発性メモリ301に切り替えられる。したがって、たとえハードディスクモードが選択されている状態でハードディスク302が故障しても、SMART情報を不揮発性メモリ301から読み出すことができる。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…コンピュータ、111…CPU、116…HDD、301…不揮発性メモリ、302…ハードディスク、303…ハードディスクコントローラ、601…自己診断実行部、602…SMART情報保存先切替部、603…SMART情報読み出し部。
Claims (10)
- プロセッサと、
ディスク記憶媒体と不揮発性メモリデバイスとを含むディスクドライブであって、自己診断機能を実行し、前記自己診断機能によって得られる診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納すると共に、前記プロセッサから診断情報読み出し要求を受信した場合、前記診断情報を前記プロセッサに送出するために、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスから読み出すディスクドライブとを具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ディスクドライブは、前記プロセッサから送信される、前記診断情報を格納すべき媒体を指定するコマンドに応じて、前記診断情報を格納すべき媒体を、前記ディスク記憶媒体と前記不揮発性メモリデバイスとの間で切り替えるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記ディスクドライブは、前記プロセッサからの前記診断情報読み出し要求に応答して前記診断情報が前記不揮発性メモリデバイスおよび前記ディスク記憶媒体のどちらに格納されているかを判別し、前記診断情報が前記不揮発性メモリデバイスに格納されている場合、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスから読み出し、前記診断情報が前記ディスク記憶媒体に格納されている場合、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体から読み出すことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記ディスクドライブは、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体に格納する第1モードおよび前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納する第2モードの一方のモードで動作するように構成されており、
前記プロセッサは、前記情報処理装置が外部電源によって駆動されている場合、前記第1モードを指定するコマンドを前記ディスクドライブに送信して前記ディスクドライブを前記第1モードに設定し、前記情報処理装置がバッテリによって駆動されている場合、前記第2モードを指定するコマンドを前記ディスクドライブに送信して前記ディスクドライブを前記第2モードに設定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記ディスクドライブは、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体に格納する第1モードおよび前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納する第2モードの一方のモードで動作するように構成され、前記プロセッサによって前記第1モードが指定された場合には、前記第1モードで動作すると共に前記ディスク記憶媒体に対するアクセスエラー率が所定値を超えたか否かを判別し、前記アクセスエラー率が前記所定値を超えた場合、前記第1モードから前記第2モードに遷移して前記診断情報を格納すべき媒体を、前記ディスク記憶媒体から前記不揮発性メモリデバイスに切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記ディスクドライブは、前記プロセッサからの前記診断情報読み出し要求に応答して前記診断情報が前記不揮発性メモリデバイスおよび前記ディスク記憶媒体のどちらに格納されているかを判別し、前記診断情報が前記不揮発性メモリデバイスに格納されている場合、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスから読み出し、前記診断情報が前記ディスク記憶媒体に格納されている場合、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体から読み出すことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
- バッテリまたは外部電源によって駆動可能な情報処理装置において、
ディスク記憶媒体と不揮発性メモリデバイスとを含み、自己診断機能を実行し、前記自己診断機能によって得られる診断情報を前記ディスク記憶媒体および前記不揮発性メモリデバイスの一方に格納するディスクドライブと、
ユーザに、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体に格納する第1モード、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納する第2モード、および前記情報処理装置を駆動する電源の種類に応じて前記診断情報を格納すべき媒体を前記ディスク記憶媒体と前記不揮発性メモリデバイスとの間で切り替える第3モードの一つを選択させる画面を表示装置に表示する手段と、
前記ユーザによって前記第1モードが選択された場合、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体に格納すべきことを指示するコマンドを前記ディスクドライブに送信する手段と、
前記ユーザによって前記第2モードが選択された場合、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納すべきことを指示するコマンドを前記ディスクドライブに送信する手段と、
前記ユーザによって前記第3モードが選択された場合、前記情報処理装置が前記バッテリおよび前記外部電源のいずれによって駆動されているかを判別し、前記外部電源によって駆動されている場合、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体に格納すべきことを指示するコマンドを前記ディスクドライブに送信し、前記バッテリによって駆動されている場合、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスに格納すべきことを指示するコマンドを前記ディスクドライブに送信する手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置に設けられた、ディスク記憶媒体と不揮発性メモリデバイスとを含むディスクドライブ、を制御するディスクドライブ制御方法であって、
前記ディスクドライブによって実行される自己診断機能によって得られる診断情報を、前記情報処理装置に設けられたプロセッサから前記ディスクドライブに送信されるコマンドによって指定される前記ディスク記憶媒体および前記不揮発性メモリデバイスの一方に格納するステップと、
前記プロセッサから前記ディスクドライブに送信される診断情報読み出し要求に応答して、前記診断情報が前記不揮発性メモリデバイスおよび前記ディスク記憶媒体のどちらに格納されているかを判別するステップと、
前記診断情報が前記不揮発性メモリデバイスに格納されている場合、前記診断情報を前記不揮発性メモリデバイスから読み出して前記プロセッサに送出するステップと、
前記診断情報が前記ディスク記憶媒体に格納されている場合、前記診断情報を前記ディスク記憶媒体から読み出して前記プロセッサに送出するステップとを具備することを特徴とするディスクドライブ制御方法。 - 前記情報処理装置がバッテリおよび外部電源のいずれによって駆動されているかを判別するステップと、
前記情報処理装置が前記外部電源によって駆動されている場合、前記プロセッサに前記ディスク記憶媒体を指定するコマンドを前記ディスクドライブに送信させるステップと、
前記情報処理装置が前記バッテリによって駆動されている場合、前記プロセッサに前記不揮発性メモリデバイスを指定するコマンドを前記ディスクドライブに送信させるステップとをさらに具備することを特徴とする請求項8記載のディスクドライブ制御方法。 - 前記プロセッサからのコマンドによって前記ディスク記憶媒体が指定された場合、前記ディスク記憶媒体に対するアクセスエラー率が所定値を超えたか否かを判別する処理を実行するステップと、
前記アクセスエラー率が前記所定値を超えた場合、前記診断情報を格納すべき媒体を、前記ディスク記憶媒体から前記不揮発性メモリデバイスに切り替えるステップとをさらに具備することを特徴とする請求項8記載のディスクドライブ制御方法。
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