JP2010044752A - 情報処理装置およびそのシステム環境設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置のプロファイルを切り替えたい時間帯が不規則であったり、予定が変更になった場合でも、柔軟なプロファイルの切り替えが可能であり、元のプロファイルへの復帰忘れを防止できる情報処理装置およびそのシステム環境設定方法を提供する。
【解決手段】システム環境を設定するデータからなる複数のプロファイルを記憶するDB230と、プロファイルを切り替えるために、DB230から所定のプロファイルを読み出して、システム環境を設定するプロファイル切替部214と、切り替えられたプロファイルの継続時間を入力するユーザインタフェース部212と、プロファイルが切り替えられてからの経過時間を計測するタイマ制御部とを備え、経過時間がプロファイルの継続時間に達した場合、プロファイル切替部214はDB230から予め設定されたデフォルトプロファイルを読み出してシステム環境を設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のシステム環境を設定可能なノートパソコン等の情報処理装置およびそのシステム環境設定方法に関する。
近年、PDAやノート型のパーソナルコンピュータ(以下、「ノートパソコン」という)などの情報処理装置において、システム環境を設定するための各種項目(例えば、一定時間経過後に、モニタの電源をオフする、若しくは、ハードディスク装置の電源をオフするなどの、制御データ)をプロファイルと称するデータファイルで一括して管理することが多い。このようなプロファイルを利用すれば、ユーザがプロファイルを切り替えることで、ノートパソコンの利用シーンに応じたシステム環境設定を一括で変更することができるのでノートパソコンの使い勝手が向上する。また、プロファイルを予め設定した時間帯によって自動的に変更する機能なども提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の方法は、設定時間帯において、あらかじめ定めておいたECOモード等へ切り替えるものであり、プロファイルを切り替えたい時間帯が決まっている場合には有効な方法である。
特開2004−185050号公報
しかしながら、従来の方法では、プロファイルを切り替えたい時間帯が不規則である場合は、プロファイルを切り替える度に時間帯を設定しなければならず不便である。また予定が不規則な場合は、プロファイルを切り替える時間も予測することが難しい。
例えば、会議などにおいて、会議の開始時刻や終了時刻が予定よりも早まったり、遅れたりすることは日常よく経験することである。会議の開始予定時刻に合わせて会議におけるプレゼンテーションに対応したプロファイルに切り替えるように設定した場合、会議が予定よりも早くスタートしても、従来の方法ではその設定時刻にならないとプロファイルは切り替わらない。また、手動でプロファイルを切り替えた場合には、その後、手動で元に戻さなければならないので戻し忘れが発生しやすい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、情報処理装置のプロファイルを切り替えたい時間帯がそもそも不規則である場合や、会議等の予定が頻繁に変更される場合でも、柔軟なプロファイルの切り替えが可能であり、更に、元のプロファイルへの復帰忘れを防止できる情報処理装置およびそのシステム環境設定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、
システム環境を設定するデータを含むプロファイルを複数記憶する記憶手段と、
ユーザによるプロファイルの切り替え指示とプロファイルの継続時間の入力を受け付ける入力手段と、
前記プロファイルの切り替え指示にしたがい、対応するプロファイルを読み出して、前記読み出したプロファイルを用いて前記システム環境を設定するプロファイル切替手段と、
前記プロファイル切替手段により新たにシステム環境が設定されてからの経過時間を計測する計時手段とを備え、
前記プロファイル切替手段は、前記経過時間が、前記入力手段を介して受け付けた前記プロファイルの継続時間に達したときに、前記記憶手段から、復帰用のプロファイルとして予め設定されたプロファイルであるデフォルトプロファイルを読み出して、前記読み出したデフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し直す
ことを特徴とする。
本発明に係るシステム環境設定方法は、システム環境を設定するデータからなる複数のプロファイルを記憶しておき、前記プロファイルを読み出して、前記システム環境を設定する情報処理装置のシステム環境設定方法であって、
プロファイルの切り替えを示すデータと切り替えられるプロファイルの継続時間を示すデータの入力を受け付ける入力ステップと、
前記プロファイルの切り替え指示にしたがい、対応するプロファイルを読み出して、前記読み出したプロファイルを用いて前記システム環境を設定するプロファイル切替ステップと、
前記プロファイル切替ステップにおいて新たにシステム環境が設定されてからの経過時間を計測する計時ステップと、
前記経過時間が、前記入力ステップにおいて受け付けた前記プロファイルの継続時間に達したとき、記憶される複数のプロファイルの中から、復帰用のプロファイルとして予め設定されたプロファイルであるデフォルトプロファイルを読み出して、前記読み出したデフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻すプロファイル戻しステップと
を含むシステム環境設定方法である。
本発明によれば、情報処理装置のプロファイルを切り替えたい時間帯が不規則である場合や、情報処理装置が利用される状況の予定が頻繁に変更される場合でも、柔軟なプロファイルの切り替えが可能であり、更に元のプロファイルへの復帰忘れを防止できる情報処理装置およびそのシステム環境設定方法が提供される。
本発明の実施の形態1における情報処理装置(ノートパソコン)の外観を示す図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置の電気的な構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置のプロファイルの切り替え方法および切り替えたプロファイルの継続時間の入力方法を説明する図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置が有するプロファイルの種類と、それぞれのプロファイルの設定内容の一例を示す図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置のシステム環境設定の切り替え制御に関するソフトウェアを中心とした機能ブロック図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置のプロファイルの切り替え例を示す図。 本発明の実施の形態1における情報処理装置の動作手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1における情報処理装置の動作手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1における情報処理装置のプロファイル継続確認のダイアログ画面の例を示す図。 本発明の実施の形態2における情報処理装置のプロファイルの切り替え例を示す図。 本発明の実施の形態2における情報処理装置の動作手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態2の情報処理装置における経過前変更発生確認ルーチンの動作手順を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
1 情報処理装置の構成
本発明の実施の形態1について図1〜図9を用い説明する。図1は、本実施の形態における情報処理装置(ノートパソコン)100の外観を示す図である。
情報処理装置100は、本体部1と、蓋部2とで構成され、主要部品は本体部1に収納され、液晶ディスプレイ106が蓋部2に取り付けられている。本体部1の上面には、入力用のキーボード117およびタッチパッド120が配置されている。タッチパッド120の左右には左クリックボタン121aおよび右クリックボタン121bが配置されている(以後、左右を区別しないときはクリックボタン121と称す)。また、本体部1の前面には電源等の状態を表示するLED118が備えられている。その他、図示しないが本体部1の側面にはACアダプタの端子や、ネットワーク接続のための端子などが取り付けられている。
図2は本実施の形態における情報処理装置100の電気的な構成を示すブロック図である。
情報処理装置100は、CPU101、ノースブリッジ102、メインメモリ103、グラフィックコントローラ104、VRAM(ビデオRAM)105、LCD(液晶ディスプレイ)106、サウスブリッジ107、BIOSメモリ108、ODD(光ディスクドライブ)109、HDD(ハードディスクドライブ)110、USBポート111、PCIバス112、PCIデバイス113、114、EC(エンベデッドコントローラ)115、電源スイッチ116、マウス/キーボード117、LED118、EEPROM(不揮発性メモリ)119、タッチパッド120およびクリックボタン121を備えている。
CPU101は情報処理装置100の処理全体を制御するプロセッサであり、HDD110に記憶されたオペレーティングシステム(OS)および各種アプリケーションプログラムをメインメモリ103にロードして実行する。
ノースブリッジ102は、チップセットの構成要素のひとつであり、CPU101と接続し、メインメモリ103やPCI Expressバス(グラフィック用)、サウスブリッジ107とのデータのやり取りを制御する。
グラフィックコントローラ104は、OS/アプリケーションプログラムによってVRAM105に書き込まれた画面データを、表示信号に変換してLCD106に出力する。
BIOSメモリ108は不揮発性のフラッシュメモリであり、入出力ハードウェアの初期化や制御を実行するシステムソフトウェアであるBIOS(Basic Input Output System)が格納されている。また、一部書き込み可能な領域を持っている。
サウスブリッジ107はチップセットの構成要素のひとつであり、ODD109およびHDD110を制御するIDEコントローラやSATAコントローラを内蔵している。また、サウスブリッジ107は、USBポート111を介して外部の各種USBデバイスを制御したり、PCIバス112に接続されたPCIデバイス113、114と通信を行う。
EC115は、マイクロコンピュータであり、ユーザによる電源スイッチ116の操作を受け付けて主電源(図示せず)のON/OFFの制御を行う。また、EC115は、マウス/キーボード117、タッチパッド120およびクリックボタン121の操作を受け付けて、操作内容をBIOSへ伝達するほか、電源等の各種状態をLED118に表示してユーザに知らせる。EC115は、本体の主電源が切られている場合でも、内蔵バッテリーまたは外部電源としてのACアダプタから電力の供給を受けて動作する。
また、EC115にはEEPROM(不揮発性メモリ)119が接続されており、EC115の制御のもとに各種情報が記憶される。
2 情報処理装置の動作
本実施形態の情報処理装置100はプロファイルを切り替えることが可能であり、さらに、ユーザによりプロファイルの継続時間の設定が可能である。情報処理装置100は、プロファイルが切り替えられてから、設定された継続時間が経過すると、プロファイルを前のプロファイルに戻すか否かの確認画面を表示し、確認画面上でのユーザの指示にしたがいプロファイルの継続/復帰を行う。このようなプロファイルの切り替え制御はCPU101がプロファイル変更ユーティリティ(ソフトウェアプログラム)を実行することによって実現される。以下、情報処理装置100のプロファイルの切り替え動作について詳細に説明する。
なお、前述のように本明細書における「プロファイル」とは、情報処理装置のシステム環境を設定するための各種項目を一括して管理するデータファイルである。また、本明細書における「利用プラン」とは、情報処理装置の利用形態の種別であり、夫々のプロファイルは個々の「利用プラン」に対応して作成されている。
2.1 プロファイル切り替え制御に関する設定
図3を参照し、情報処理装置100における、プロファイルの切り替え設定方法および切り替えたプロファイルの継続時間の設定方法を説明する。図3は、LCD106に表示されたウィンドウ画面10とプロファイル変更メニュー15とを示している。ユーザはウィンドウ画面10を介してプロファイルの切り替えを行うことができる。プロファイル変更メニュー15は、ウィンドウ画面10のツールバー11に表示された、プロファイル変更ユーティリティのアイコン12を左クリックボタン121aでクリックすることにより表示されるポップアップ画面である。プロファイル変更メニュー15には情報処理装置100の種々の利用形態に対応した利用プランが表示される。ユーザによって、一つの利用プランが選択されると、その利用プランに対応したシステム環境(プロファイル)が設定されるようになっている。
例えば、ユーザがタッチパッド120でカーソル14を移動させてウィンドウ画面10上で「プレゼンテーション」プラン13を選択した場合、プロファイル変更ユーティリティのダイアログ画面20がポップアップする。そして、ユーザがプルダウンボタン22を左クリックボタン121aでクリックすると、「プレゼンテーション」プランにおける継続時間の入力メニュー23が表示される。継続時間とは、新しいプロファイル(利用プラン)に変更してからデフォルトのプロファイル(利用プラン)または変更前のプロファイル(利用プラン)に復帰するまでの時間である。例えば、図3の例では、「30分後にプランを戻す」、「1時間後にプランを戻す」、「2時間後にプランを戻す」、「3時間後にプランを戻す」、「5時間後にプランを戻す」、「1日(24時間)後にプラン戻す」、「日付が変わればプランを戻す」及び「ずっと使用する」が選択肢として表示されている。これらの選択肢は、時間を基準にする選択肢である。これらに加えて、「再起動時にプランを戻す」などの一つの時点(又は事象)を基準にする選択肢も選択可能になっている。
例えば、ユーザが「2時間後にプランを戻す」を選択すると、選択メニュー表示欄21にその内容が表示される。この状態で、OKボタン24を左クリックすると、選択された項目に応じてプレゼンテーションプランの継続時間が設定されて、ダイアログ画面20が閉じられる。この設定によれば、情報処理装置100はプレゼンテーションに好適なプロファイルに変更され、変更後2時間が経過するとデフォルトプロファイル(例えば、通常プロファイル)に自動的に復帰される。また、ユーザが「再起動時にプランを戻す」を選択した場合は、システムがシャットダウンされるまでプレゼンテーションのプロファイルの設定が継続され、ユーザが情報処理装置100を次に再起動したときに初めてデフォルトプロファイルに戻される。なお、図3に示した継続時間はあくまで一例であり、これらに限定されるものではない。さらには、プロファイルが復帰するタイミングがパワーポイント等のプレゼンテーションアプリケーションが終了した時点である、というような選択肢が設けられていてもよい。
また、上述の説明では、プロファイル変更ユーティリティのダイアログ画面20で設定された継続時間が経過すると、予め設定されたデフォルトプロファイルに自動的に復帰するとしたが、復帰するデフォルトプロファイルをユーザが変更できるようにプロファイル変更ユーティリティが構成されてもよい。例えば、図示していないが、ダイアログ画面20の中にデフォルトプロファイルを変更するメニューが追加され、復帰するデフォルトプロファイルが変更された後にOKボタン24がクリックされるような構成であってもよい。また、プロファイル変更ユーティリティのダイアログ画面20で設定された継続時間が経過すると、ひとつ前の(直前の)プロファイルに自動的に復帰するように構成されてもよい。
以上のように、本実施の形態の情報処理装置100は、ウィンドウ画面10及びダイアログ画面20を介して、ユーザによるプロファイルの切り替え設定及びプロファイルの継続時間の設定が可能となっている。
2.2 プロファイルの設定内容の一例
図4に、本実施の形態の情報処理装置100が有するプロファイルの種類と、それぞれのプロファイルの設定内容の一例を示す。図4の例では、情報処理装置100の種々の使用シーンを想定して、「プレゼンテーション」、「省電力最高」、「新幹線/飛行機」、「通常」の4つの利用プランに対応したプロファイルが設けられている。更にそれぞれのプロファイルは、電源供給方法(AC電源(AC)またはDC電源(DC))ごとに2つのプロファイルに分けられている。従って、合計8個のプロファイルが選択可能となっている。それぞれのプロファイルには、「オプティカルディスクドライブの電源」、「バッテリー充電モード」、「画面の色数」、「ファン制御モード」、「スクリーンセーバー」および「プラン継続時間」のシステム環境設定項目が設定されている。
「プレゼンテーション」は、会議などにおけるプレゼンテーションでの情報処理装置100の利用に対して好適な設定を与えるプロファイルである。「省電力最高」は、電力消費を最も抑制するように情報処理装置100を動作させたい場合に好適な設定を与えるプロファイルである。「新幹線/飛行機」は、新幹線や飛行機等の乗り物内での情報処理装置100の利用に対して好適な設定を与えるプロファイルである。「通常」は、通常の情報処理装置100の利用に対して好適な設定を与えるプロファイルである。
「オプティカルディスクドライブの電源」の項目は、情報処理装置100の主電源起動後にディスクドライブの電源をオンするか否かを設定する。さらに、「オプティカルディスクドライブの電源」の項目は、ディスクドライブが所定時間使用されない場合にディスクドライブの電源をオフする場合の所定時間を設定する。例えば、「省電力最高」の利用プラン(プロファイル)では、「オフ」と設定されている。この設定では、情報処理装置100の主電源起動時にディスクドライブの電源はオンされない。また、「プレゼンテーション」等の利用プランでは、「3分オフ」と設定されている。この設定では、情報処理装置100の主電源起動時にディスクドライブの電源はオンされるが、電源オン後、CDやDVD等のメディアが3分経過しても挿入されない場合に、ディスクドライブの電源はオフされる。このように、プレゼンテーションを行う場合のような、情報処理装置100の主電源起動後にメディアの再生が想定される場合は、例えば、所定時間が3分と設定されている。
「バッテリー充電モード」の項目は、100%充電モード若しくは80%充電モードを設定する。一般的に、バッテリーを100%充電したまま放置するとバッテリー寿命が低下することから、パソコン等は、バッテリー寿命を低下させないために80%充電でとどめておく充電モードを持っている。例えば、「プレゼンテーション」や「新幹線/飛行機」の利用プランでは、長時間バッテリー(DC電源)での使用が想定されるため、100%充電モードに設定される。一方、AC電源での使用が想定される「通常」の利用プランでは、80%充電モードに設定される。
「画面の色数」の項目は、LCD106の表示色の数を設定する。65,536色表示が可能な「16bit」と、16,777,216色表示が可能な「32bit」との設定が可能である。例えば、「プレゼンテーション」の利用プラン(プロファイル)の場合は多様な表現が求められることが想定されるので「32bit」に設定され、「省電力最高」の利用プラン(プロファイル)の場合は「16bit」に設定される。
「ファン制御モード」の項目は、CPU冷却用のファンの能力を設定する。ファンの回転数により「標準」、「低速」、「高速」が設定される。例えば、「プレゼンテーション」の利用プラン(プロファイル)は、エアコンが稼動している会議室での使用が想定される。加えて、プレゼンテーションでは静かさが通常要求される。このため、「プレゼンテーション」の利用プラン(プロファイル)の「ファイン制御モード」の項目は「低速」に設定される。また、「通常」の利用プラン(プロファイル)では、高温状態での使用やAC電源での使用が想定されるので、「ファン制御モード」は「高速」に設定される。
「スクリーンセーバー」の項目は、スクリーンセーバーを動作させるか(「ON」)否か(「OFF」)を設定する。「プレゼンテーション」の利用プラン(プロファイル)を使用するプレゼンテーション時のようにスクリーンセーバーが途中で動作することが望ましくない場合には、「OFF」が設定され、「通常」の利用プラン(プロファイル)の使用時のようにパソコンが立ち上げられたままで長時間使用されないことが想定される場合には、「ON」が設定される。
「プラン継続時間」の項目は、それぞれのプロファイルに切り替えてからデフォルトプロファイルへ復帰させるまでの継続時間を設定する。上述のように継続時間は、基本的に、図3に示すプロファイル変更ユーティリティのダイアログ画面20で設定される。しかし、この画面で設定をしなかった場合には「プラン継続時間」の項目で設定された時間が復帰までの継続時間となる。所定時間または「∞」が設定され得る。「∞」はユーザがプロファイルを切り替えない限り、そのプロファイルが継続することを意味している。例えば、「プレゼンテーション」の利用プラン(プロファイル)では2時間が、「新幹線/飛行機」の利用プラン(プロファイル)では3時間が、「通常」の利用プランでは∞が設定される。
なお、図4には示していないが、プロファイルのシステム環境設定項目として、画面のリフレッシュレートの変更、ビデオドライバの省電力モードのオン/オフ、サウンドドライバの省電力モードのオン/オフ等を含めることができる。
2.3 プロファイルの切り替え制御
図5を用いて本実施の形態における情報処理装置100のプロファイルの切り替え制御について説明する。図5は、情報処理装置100のシステム環境設定の切り替え制御に関するソフトウェアを中心とした機能ブロック図である。
情報処理装置100のソフトウェアはOS(オペレーティングシステム)200、システム環境設定制御プログラム(プロファイル変更ユーティリティ)210、BIOS/EC220および各プロファイルに対応するシステム環境設定データ231を保存するDB(データベース)230から構成されている。
OS200は、システムにおける時間を管理する内部時計部201を有するとともに、パワーマネージメント制御部202を備える。パワーマネージメント制御部202は、後述するシステム環境設定制御部213からシステム環境設定データを受け取り、電源ランプ制御、モニタ電源制御、サウンド制御、デバイス電源制御およびスクリーンセーバーON/OFF制御を実行して、バッテリー(DC電源)の使用時間ができるだけ長くなるように電源に関する各種制御を行う。また、画面の色数制御もOS200が行っている。なお、内部時計部201は情報処理装置100の主電源がOFFの時でも電池等によって動作を継続するので、主電源がOFFされた期間があってもプロファイルの継続時間は正しく管理される。
DB230には、情報処理装置100が有する「プレゼンテーション」、「省電力最高」、「新幹線/飛行機」および「通常」の4つのプロファイルに対応するシステム環境設定項目ごとの設定データが保存されている。
システム環境設定制御プログラム(プロファイル変更ユーティリティ)210は、タイマ制御部211、ユーザインタフェース部212、システム環境設定制御部213およびプロファイル切替部214を備えている。ユーザインタフェース部212は、ユーザによるプロファイル変更ユーティリティの起動を受け付けて、LCD106に、プロファイル変更メニュー15およびプロファイルの継続時間が入力されるダイアログ画面20を表示する。ユーザインタフェース部212は、ユーザにより変更されたプロファイルの情報をプロファイル切替部214に伝達したり、ユーザにより入力されたプロファイルの継続時間情報をタイマ制御部211に伝達したりする。タイマ制御部211は、OS200が持っている内部時計部201から時刻を取得するとともに、ユーザインタフェース部212からユーザにより入力されたプロファイルの継続時間情報を取得して、デフォルトプロファイルへの復帰のタイミングをプロファイル切替部214へ指示する。プロファイル切替部214は、ユーザインタフェース部212及びタイマ制御部211からの指示を受けて、変更されたプロファイルに対応するシステム環境設定データをDB230から読み出してシステム環境設定制御部213へ送る。
BIOS/EC220は、システム環境設定制御部213からシステム環境設定データを受け取り、対応するデバイス等のシステム環境を制御する。
図6〜図9を用いて本実施の形態のプロファイル切り替え制御の詳細を説明する。図6は、本実施の形態のプロファイルの切り替え例を示す図である。図7、8は、その際の情報処理装置100の動作手順を示すフローチャートである。図9はプロファイルの復帰を確認するダイアログ画面30の例を示す図である。
例えば、もともと10:00から12:00まで予定していた会議が13:00まで延長されたケースを想定して、プロファイル変更処理の流れを、図6及び図7を用いて説明する。
プロファイルのデフォルト設定は「通常」であるとする。情報処理装置100が起動されると、システム環境はまずデフォルト設定の「通常」プロファイルに設定される(S1)。10:00に会議が始まる直前に、ユーザにより、プロファイル変更ユーティリティが起動されると、プロファイル変更メニュー15が表示される。プロファイル変更メニュー15上でユーザにより利用プラン(プロファイル)として「プレゼンテーション」が選択される。このユーザの選択操作に基づき、前述の手順にしたがい、プロファイル切替部214は、利用プラン(プロファイル)を「プレゼンテーション」に変更して設定する(S2)。具体的には、プロファイル切替部214は、プロファイル変更を指示するデータ、及び変更後のプロファイルが「プレゼンテーション」であることを示すデータを取得し、DB230から「プレゼンテーション」プロファイルに対応したシステム環境設定データを読み出し、システム環境設定制御部213へ送信する。システム環境設定制御部213は、受信したシステム環境設定データにしたがい、OS200およびBIOS/EC220を介して関連デバイスのシステム環境を制御する。
さらに、利用プラン(プロファイル)の継続時間を設定するために表示されたダイアログ画面20から、ユーザにより、利用プラン(プロファイル)の継続時間が2時間に設定される。ユーザインタフェース部212は継続時間の設定データとして「2時間」を取得する。このユーザの設定操作に基づき、タイマ制御部211は継続時間を2時間に設定した上で、タイマ動作をスタートする(S3)。その後、タイマ制御部211はOS200の内部時計部201の時刻をチェックし、設定した継続時間(2時間)が経過したか否かを判定する(ステップS4)。継続時間が経過しない場合(NO)は、判定(ステップS4)を繰り返す。
現在時刻が12:00になり、プロファイルの切り替え時点から継続時間(2時間)が経過すると(ステップS4でYES)、ユーザインタフェース部212は、プロファイルの復帰をユーザに確認させるためのダイアログ画面30を表示する(S5)。図9に、プロファイルの復帰をユーザに確認させるために表示するダイアログ画面30の一例を示す。ダイアログ画面30は、現在のプロファイルを継続するか、デフォルトプロファイルに戻すかをユーザに決定させるための画面である。図6に示す例の場合、12:00の時点ではまだ会議が終わっていないため、ユーザにより継続ボタン31がクリックされる(ステップS6・「継続」)。このため、制御はステップS8へ移行する。ステップS8では、タイマ制御部211はタイマをリセットする。そして、ステップS3へ戻り、S3以降のフローが繰り返される。
14:00になると再度、ステップS5でダイアログ画面30が表示され、現在のプロファイルを継続するか、デフォルトプロファイルに戻すかが確認される。14:00では会議が終了しているため、ユーザにより、復帰ボタン32がクリックされる(ステップS6・「戻す」)。このユーザ操作に基づき、プロファイル切替部214は、DB230から(デフォルトプロファイルである)「通常」プロファイルに対応したシステム環境設定データを読み出して、システム環境設定制御部213へ送る。システム環境設定制御部213はOS200およびBIOS/EC220を介して関連デバイスのシステム環境を元に戻すよう制御する(S7)。
また、図7のフローチャートにおいて、ステップS6で「継続」が選択された場合、ステップS8からステップS3へ移行して、再度「プレゼンテーション」プロファイルの継続時間がユーザにより設定されるように構成されている。しかし、図8のフローチャートに示すようにプロファイルの継続時間の再設定等をしないようにしてもよい。この場合は、現在の「プレゼンテーション」プロファイルが継続されることになる(すなわち、ステップS6で「継続」のとき、そのまま「プレゼンテーション」プロファイルの設定が継続される)。図8において、それ以外の制御は図7に示すものと同じなので説明は省略する。
なお、上述の説明では、ダイアログ画面30で復帰ボタン32がクリックされると、予め設定されたデフォルトプロファイルに復帰するとした。ここで、復帰するデフォルトプロファイルが、ユーザインタフェース部212を介して外部から変更されるようにしてもよい。例えば、図示していないが、ダイアログ画面30において、デフォルトプロファイルを変更するメニューを追加してもよい。この場合、復帰するデフォルトプロファイルを変更後に復帰ボタン32がクリックされる。
なお、ステップS5においてダイアログ画面30が表示された場合に、画面操作し得るユーザが必ずその情報処理装置100の側にいるとは限らないし、またそのユーザが何らかの理由で操作が出来ない場合も想定され得る。このような場合に備えて、ダイアログ画面30が所定時間外部からの操作を受け付けなかった場合には、ダイアログ画面30が自動的に閉じられてデフォルトプロファイルの設定に戻るように構成されてもよい。若しくは、そのような場合には、現在のプロファイルが継続されるように構成されてもよい。
また、プロファイルの復帰をユーザに確認させるためのダイアログ画面30(図7、図8のS5)では、現在のプロファイルを継続するか、デフォルトプロファイルに戻すかがユーザの操作により決定されるが、ダイアログ画面30に「直前のプロファイルに戻す」という選択肢のボタンが設けられていてもよい。ユーザの操作によりこの選択肢のボタンがクリックされると、プロファイル切替部214は、DB230から直前の(即ち、ひとつ前の)プロファイルに対応したシステム環境設定データを読み出して、システム環境設定制御部213へ送ることになる。システム環境設定制御部213はOS200およびBIOS/EC220を介して関連デバイスのシステム環境を直前のものに戻すよう制御することになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ユーザが必要なときに手動で利用プランを切り替えることができ、その利用プランに最適なシステム環境のプロファイルに切り替えることができる。また、その際、前のプロファイルへ復帰するまでのプロファイルの継続時間を設定でき、その継続時間経過時点でユーザに前のプロファイルへの復帰を行うか否かの確認を行う。このためユーザがプロファイルを戻し忘れることを防止できる。
(実施の形態2)
プロファイルの変更方法の別の例を説明する。本実施の形態のプロファイルの変更方法では、ユーザにより設定された継続時間の経過前に、更に新しいプロファイルに変更された場合、新しいプロファイルのための新しい継続時間が経過したときに、デフォルトプロファイルではなく、変更直前に設定されていたプロファイルに戻す。以下、これを図10および図11を用いて説明する。図10は、本実施の形態におけるプロファイルの切り替え例を説明するための図であり、図11と図12は、その際の情報処理装置100の動作手順を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る図11に示すフローチャートは、実施の形態1に係る図7に示すフローチャートと、略同じものである。但し、図11のフローチャートでは、ステップS10が、継続時間の未経過を確認したステップS4・NOの分岐の直後に設けられる。ステップS10は、設定されたプロファイルの継続時間の経過前に、プロファイルを更に新しいものに変更する事象が発生したかを確認するルーチンを行うステップである。また、ステップS10のルーチンは、プロファイルの更なる変更が生じれば、新しいプロファイルの経過時間の監視及び直前プロファイルへの復帰の制御を行う、という機能も有する。図12は、ステップS10の経過前変更発生確認ルーチンのフローチャートである。
以下では、9:00から11:00まで大阪で会議が行われ、その後、11:30から14:00まで新幹線で大阪から東京へ移動がなされ、移動直後の15:00から東京で会議が行われるケースを例として説明する(図10参照)。
プロファイルのデフォルト設定は「通常」であるとする。情報処理装置100が起動されると、システム環境はまずデフォルト設定の「通常」プロファイルに設定される(S1)。9:00に会議が始まる直前に、ユーザにより、プロファイル変更ユーティリティが起動されると、プロファイル変更メニュー15が表示される。プロファイル変更メニュー15上でユーザにより前述の手順にしたがい利用プラン(プロファイル)が「プレゼンテーション」に変更して設定され(S2)、ダイアログ画面20でプロファイルの継続時間(3時間)が設定される(S3)。この時、プロファイル切替部214はDB230から「プレゼンテーション」プロファイルに対応したシステム環境設定データを読み出し、システム環境設定制御部213へ送り、システム環境設定制御部213はOS200およびBIOS/EC220を介して関連デバイスのシステム環境を制御する。
次に、ユーザが、継続時間(3時間)が経過する前の11:30に新幹線に乗車する。新幹線乗車の直前に、ユーザは更にプロファイル変更メニューを表示し、プロファイル変更を指示する旨のデータ及びどのプロファイルに更に変更するかに関するデータを、ユーザインタフェース部212に与える。ステップS10の経過前変更発生確認ルーチンは、このような、「プロファイル変更メニューの表示、プロファイル変更の指示データの取得、及び変更後のプロファイル名に係るデータの取得」という事象(以下、「経過前変更発生事象」という。)が、S3で設定された継続時間の経過前に発生したか否かを、常時監視している(S10、及び、図12のS101)。つまり、上記の経過前変更発生事象が生じない限り、図12の「ステップS101・NO」から「リターン」を経由して、継続時間の経過の判定(図11のステップS4)が繰り返されるが、上記の経過前変更発生事象が生じれば(図12の「ステップS101・YES」)、図12に示す、新しいプロファイルの経過時間の監視及び直前プロファイルへの復帰の制御が、行われる。
図10に示す例においては、プロファイルが「新幹線/飛行機」に変更される(図12・S101・YES)。設定された新しいプロファイルの新しい継続時間が3時間に設定される(S102)。この時、プロファイル切替部214は、DB230から「新幹線/飛行機」プロファイルに対応したシステム環境設定データを読み出し、システム環境設定制御部213へ送り、システム環境設定制御部213はOS200およびBIOS/EC220を介して関連デバイスのシステム環境を制御する。
その後、新幹線が東京に到着する。会議場所へ移動中に、新しい継続時間(3時間)が経過すると(ステップS103・YES)、プロファイル切替部214は、前回に設定されていた「プレゼンテーション」プロファイルの設定に戻す(S104)。具体的には、プロファイル切替部214は、DB230から「プレゼンテーション」プロファイルに対応したシステム環境設定データを読み出し、システム環境設定制御部213へ送信する。システム環境設定制御部213は、受信したシステム環境設定データにしたがい、OS200およびBIOS/EC220を介して関連デバイスのシステム環境を制御する。
プロファイル切替部214がプロファイルの設定を戻した後、処理は図11のフローチャートに戻る。図11のフローチャートでの戻り先は、ステップS3の直後(図11における「A」で示す位置)である。図11のフローチャートでは、変更直前に設定されていたプロファイルに対してステップS3にて設定されていた継続時間についての経過の判定(S4)から、処理が続けられる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、継続時間の経過前に新しいプロファイルに変更された場合には、デフォルトプロファイル(本例では、「通常」プロファイル)ではなく、変更直前に設定されていたプロファイル(本例では、「プレゼンテーション」プロファイル)に戻る。この構成により、会議がすぐに始まってもそのままの状態で情報処理装置100を使用することができる。
本発明は、例えば、携帯型のノートパソコンに限らず、複数のシステム環境を切り替えて利用する情報処理装置に幅広く利用可能である。
1 本体部
2 蓋部
10 ウィンドウ画面
11 ツールバー
12 アイコン
13 プレゼンテーションプラン
14 カーソル
15 プロファイル変更メニュー
20,30 ダイアログ画面
21 選択メニュー表示欄
22 プルダウンボタン
23 入力メニュー
24 OKボタン
31 継続ボタン
32 復帰ボタン
100 情報処理装置
101 CPU
102 ノースブリッジ
103 メインメモリ
104 グラフィックコントローラ
105 VRAM
106 LCD
107 サウスブリッジ
108 BIOSメモリ
109 ODD
110 HDD
111 USB
112 PCIバス
113,114 デバイス
115 EC
116 電源スイッチ
117 マウス/キーボード
118 LED
119 EEPROM
120 タッチパッド
121a 左クリックボタン
121b 右クリックボタン
200 OS(オペレーティングシステム)
201 内部時計部
202 パワーマネージメント制御部
210 システム環境設定制御プログラム
211 タイマ制御部(計時手段)
212 ユーザインタフェース部(入力手段)
213 システム環境設定制御部
214 プロファイル切替部(プロファイル切替手段)
220 BIOS/EC
230 DB(記憶手段)
231 システム環境設定データ

Claims (12)

  1. システム環境を設定するデータを含むプロファイルを複数記憶する記憶手段と、
    ユーザによるプロファイルの切り替え指示とプロファイルの継続時間の入力を受け付ける入力手段と、
    前記プロファイルの切り替え指示にしたがい、対応するプロファイルを読み出して、前記読み出したプロファイルを用いて前記システム環境を設定するプロファイル切替手段と、
    前記プロファイル切替手段により新たにシステム環境が設定されてからの経過時間を計測する計時手段とを備え、
    前記プロファイル切替手段は、前記経過時間が、前記入力手段を介して受け付けた前記プロファイルの継続時間に達したときに、前記記憶手段から、復帰用のプロファイルとして予め設定されたプロファイルであるデフォルトプロファイルを読み出して、前記読み出したデフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し直す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記デフォルトプロファイルの変更を行うデフォルトプロファイル変更手段をさらに備え、
    前記入力手段は前記デフォルトプロファイルの変更の指示を受け付け、前記デフォルトプロファイル変更手段は、前記デフォルトプロファイルの変更の指示にしたがいデフォルトプロファイルを変更する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記入力手段が、切り替えられるプロファイルの継続時間の入力を受け付けた直後に、前記デフォルトプロファイル変更手段が前記デフォルトプロファイルの変更の指示を受け付けることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記経過時間が、前記入力手段を介して受け付けられた前記プロファイルの継続時間に達する前に、
    前記入力手段が、新たなプロファイルの切り替え指示と、新たな切り替えられるプロファイルの継続時間の入力を受け付け、更に、前記プロファイル切替手段が、前記新たなプロファイルの切り替え指示に基づいて、前記記憶手段から対応する新たなプロファイルを読み出して、前記新たなプロファイルを用いて前記システム環境を切り替えて設定した場合、
    前記計時手段は、前記プロファイル切替手段により新たなプロファイルに切り替えられてからの第2の経過時間を計測し、
    前記第2の経過時間が、前記入力手段を介して受け付けられた前記新たなプロファイルの継続時間に達した時点で、前記プロファイル切替手段は、前記記憶手段から前記新たなプロファイルのひとつ前のプロファイルを読み出して、前記ひとつ前のプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻すことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロファイルは利用シーンごとに設定されており、前記デフォルトプロファイルは、前記利用シーンに対応したプロファイルから選択される請求項1に記載の情報処理装置。
  6. プロファイルごとに異なる継続時間が受け付けられることが可能である請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記経過時間が、前記入力手段を介して受け付けられた前記プロファイルの継続時間に達した時点で、前記プロファイルの設定が更に継続されるか、若しくは、予め設定されたデフォルトプロファイルに設定し戻されるか、のいずれであるかを示すデータを受け取る選択入力手段を更に備え、
    前記経過時間が、前記継続時間に達したとき、
    (1)前記選択入力手段の受け取ったデータが、前記プロファイルの設定が更に継続されることを示すデータであるならば、前記入力手段はプロファイルの継続時間の入力を新たに受け付け、前記計時手段は前記経過時間をリセットして新たに経過時間の計測を行い、
    (2)前記選択入力手段の受け取ったデータが、予め設定されたデフォルトプロファイルに設定し戻されることを示すデータであるならば、前記プロファイル切替手段は、前記記憶手段から予め設定されたデフォルトプロファイルを読み出して前記デフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻す
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記選択入力手段が、前記プロファイルの設定が更に継続されるか、若しくは、デフォルトプロファイルに設定し戻されるか、のいずれであるかを示すデータを受け取る手段であり、
    更に、
    前記選択入力手段がデフォルトプロファイルに設定し戻されることを示すデータを受け取った場合、複数のプロファイルのうちからの選択データに基づいて前記デフォルトプロファイルを指定する変更入力手段を備え、
    前記経過時間が、前記継続時間に達したとき、
    (1)前記選択入力手段の受け取ったデータが、前記プロファイルの設定が更に継続されることを示すデータであるならば、前記入力手段はプロファイルの継続時間の入力を新たに受け付け、前記計時手段は前記経過時間をリセットして新たに経過時間の計測を行い、
    (2)前記選択入力手段の受け取ったデータが、デフォルトプロファイルに設定し戻されることを示すデータであるならば、前記プロファイル切替手段は、前記記憶手段から前記変更入力手段により指定されたデフォルトプロファイルを読み出して前記デフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻す
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記経過時間が、前記入力手段を介して受け付けられた前記プロファイルの継続時間に達した時点で、前記プロファイルの設定が更に継続されるか、若しくは、予め設定されたデフォルトプロファイルに設定し戻されるか、のいずれであるかを示すデータを受け取る選択入力手段を更に備え、
    前記経過時間が、前記継続時間に達したとき、
    (1)前記選択入力手段の受け取ったデータが、前記プロファイルの設定が更に継続されることを示すデータであるならば、前記プロファイル切替手段は、前記プロファイルの設定を継続し、
    (2)前記選択入力手段の受け取ったデータが、予め設定されたデフォルトプロファイルに設定し戻されることを示すデータであるならば、前記プロファイル切替手段は、前記記憶手段から予め設定されたデフォルトプロファイルを読み出して前記デフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻す
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. システム環境を設定するデータを含むプロファイルを複数記憶する記憶手段と、
    ユーザによるプロファイルの切り替え指示とプロファイルの継続時間の入力を受け付ける入力手段と、
    前記プロファイルの切り替え指示にしたがい、対応するプロファイルを読み出して、前記読み出したプロファイルを用いて前記システム環境を設定するプロファイル切替手段と、
    前記プロファイル切替手段により新たにシステム環境が設定されてからの経過時間を計測する計時手段とを備え、
    前記プロファイル切替手段は、前記経過時間が、前記入力手段を介して受け付けた前記プロファイルの継続時間に達したときに、前記記憶手段から、現在のプロファイルのひとつ前のプロファイルを読み出して、前記現在のプロファイルのひとつ前のプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. システム環境を設定するデータからなる複数のプロファイルを記憶しておき、前記プロファイルを読み出して、前記システム環境を設定する情報処理装置のシステム環境設定方法であって、
    プロファイルの切り替えを示すデータと切り替えられるプロファイルの継続時間を示すデータの入力を受け付ける入力ステップと、
    前記プロファイルの切り替え指示にしたがい、対応するプロファイルを読み出して、前記読み出したプロファイルを用いて前記システム環境を設定するプロファイル切替ステップと、
    前記プロファイル切替ステップにおいて新たにシステム環境が設定されてからの経過時間を計測する計時ステップと、
    前記経過時間が、前記入力ステップにおいて受け付けた前記プロファイルの継続時間に達したとき、記憶される複数のプロファイルの中から、復帰用のプロファイルとして予め設定されたプロファイルであるデフォルトプロファイルを読み出して、前記読み出したデフォルトプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻すプロファイル戻しステップと
    を含むシステム環境設定方法。
  12. 前記経過時間が、前記入力ステップにおいて受け付けられた前記プロファイルの継続時間に達する前に、
    新たなプロファイルの切り替え指示と、新たな切り替えられるプロファイルの継続時間の入力を受け付け、更に、前記新たなプロファイルの切り替え指示に基づいて、記憶される複数のプロファイルの中から対応する新たなプロファイルを読み出して、前記新たなプロファイルを用いて前記システム環境を切り替えて設定した場合、
    新たなプロファイルに切り替えられてからの第2の経過時間を計測し、
    前記第2の経過時間が、前記新たなプロファイルの継続時間に達した時点で、記憶される複数のプロファイルの中から前記新たなプロファイルのひとつ前のプロファイルを読み出して、前記ひとつ前のプロファイルを用いて前記システム環境を設定し戻すことを特徴とする請求項11に記載のシステム環境設定方法。
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