JP2007122566A - 情報処理装置およびレジューム制御方法 - Google Patents

情報処理装置およびレジューム制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一般用途のレジューム処理のみならず特定用途のレジューム処理に関しても動作時刻等の管理を行なえるようにする。
【解決手段】RTC51は、第1の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力するものである。EC53内のタイマ54は、第2の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力するものである。実行部55は、RTC51から信号が出力され、レジューム検出部52からレジューム要求信号が出力されたときには標準用途に対応するレジューム処理(サスペンド処理前に動作中であった全ての装置やプログラムの動作を再開させる処理)が行なわれるように制御し、タイマ54から信号が出力されたときには特定用途に対応するレジューム処理(不要な装置やプログラムは復帰させず、必要な装置やプログラムのみを復帰させる処理)が行なわれるように制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レジューム機能を備えた情報処理装置およびレジューム制御方法に関する。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置は、非稼動状態(サスペンド状態)からシステムを電源オフ直前の状態に自動復帰させるためのレジューム機能を備えている。このレジューム機能は、情報処理装置に備えられるスケジューラなどにより実現される。
なお、レジューム機能に関しては、様々な提案がなされている。例えば、特許文献1には、各種のプログラムの各々に対してレジューム要因をユーザが指定できるようにし、その対応付けを示すテーブルに基づいてレジューム処理を行う技術が提案されている。
特開平10−63362号公報
一般に、スケジューラによってレジューム機能が実現される場合、情報処理装置に標準装備されているRTC(Real Time Clock)が用いられるが、このRTCを用いると、特定用途のレジューム処理に対する起動時刻等の管理を行えなくなってしまう。こうした問題は、上述の文献では解決することができない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、一般用途のレジューム処理のみならず特定用途のレジューム処理に関しても動作時刻等の管理を行なうことが可能な情報処理装置およびレジューム制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、第1の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力する第1の計時手段と、第2の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力する第2の計時手段と、前記第1の計時手段から信号が出力されたときには第1の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御し、前記第2の計時手段から信号が出力されたときには第2の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係るレジューム制御方法は、レジューム機能を有する情報処理装置に適用されるレジューム制御方法であって、第1の計時手段において第1の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力させ、一方、第2の計時手段において第2の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力させ、前記第1の計時手段から信号が出力されたときには第1の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御し、前記第2の計時手段から信号が出力されたときには第2の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、一般用途のレジューム処理のみならず特定用途のレジューム処理に関しても動作時刻等の管理を行なうことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における正面図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするための電源ボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド16などが配置されている。
入力操作パネル15は、押されたボタンに対応するイベントを入力する入力装置であり、複数の機能をそれぞれ起動するための複数のボタンを備えている。これらボタン群には、TV起動ボタン15A、DVD/CD起動ボタン15Bも含まれている。TV起動ボタン15Aは、TV放送番組データの再生、視聴及び記録を行うためのTV機能を起動するためのボタンである。DVD/CD起動ボタン15Bは、DVDまたはCDに記録されたビデオコンテンツを再生するためのボタンである。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、TVチューナ123、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124、ネットワークコントローラ125、バッテリ126、ACアダプタ127、電源コントローラ(PSC)128等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされるオペレーティングシステム(OS)200や各種のアプリケーションプログラム201を実行する。
また、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、主メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114はビデオメモリ(VRAM)114Aに書き込まれた映像データをLCD17に表示する。
サウスブリッジ119は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ119は、HDD121、ODD122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ119は、TVチューナ123を制御する機能、およびBIOS−ROM120をアクセス制御するための機能も有している。
HDD121は、各種ソフトウェア及びデータを格納する記憶装置である。光ディスクドライブ(ODD)123は、ビデオコンテンツが格納されたDVD、CDなどの記憶メディアを駆動するためのドライブユニットである。TVチューナ123は、TV放送番組のような放送番組データを外部から受信するための受信装置である。
ネットワークコントローラ125は、例えばインターネットなどの外部ネットワークとの通信を実行する通信装置である。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。エンベデッドコントローラ(EC)は、ユーザによる電源ボタン14の操作やシステム内で発生するレジューム要求などに応じて本コンピュータ10をパワーオンしてレジューム処理を行う機能などを有している。
電源コントローラ(PSC)128は、エンベデッドコントローラ(EC)からの指示に応じ、バッテリ126の電源、またはACアダプタ127を介して外部から供給される外部電源に基づいて本コンピュータ10の各コンポーネントに必要な電源を生成して供給する装置である。
図3は、本コンピュータ10におけるレジューム処理に関わる部分の第1の構成例を示す図である。なお、図2と共通する要素には、同一の符号を付している。
本コンピュータ10は、手動による電源オン操作に応じてOS等を電源オフ直前の状態に復帰させるための手動レジューム機能と、所定の条件(例えば、設定時刻と現時刻との一致)が成立したときにOS等を電源オフ直前の状態に復帰させるための自動レジューム機能とを備えている。自動レジューム機能は、例えばスケジューラなどを用いて実現することが可能である。また、本例では、所定のタイマから出力されるアラームに応じて特定の要素(特定の装置もしくはアプリケーション)のみを動作させるための自動レジューム機能も備えている。
電源装置(PSC)128は、バッテリ126やACアダプタ127を電力源とし、本コンピュータ10の電源が投入されている状態ではシステム50内の各種コンポーネント群(OSや各種アプリケーションなどを実行するために必要なCPUや主メモリなどを含む)に対して主電源(主電力)を供給する。また、電源装置128は、本コンピュータ10の電源が投入されていない状態でも、電力源が有効な限り、常に、RTC51、レジューム検出部52、およびEC53に対して補助電源(補助電力)を供給する。
RTC51は、電源装置128から供給される補助電源で動作し、時計としての計時機能以外にアラーム機能を備えている。アラーム機能とは、設定時刻と計時値とが一致したときにアラーム信号を出力するものである。このRTC51は、図4に示されるように、本コンピュータ10に標準装備される標準RTCであり、一般用途に対応するレジューム処理(サスペンド処理前に動作中であった全ての装置やプログラムの動作を再開させる処理)を実行するために使用される計時手段である。
レジューム検出部52は、電源装置128から供給される補助電源で動作し、RTC51から出力されるアラーム信号を検出したときに(現時刻が予め設定された時刻に一致したときに)、レジューム処理を要求するレジューム要求信号を出力する。
EC53は、電源装置128から供給される補助電源で動作するコントローラであり、本例においては内部にタイマ54および実行部55が組み込まれている。タイマ54は、時計としての計時機能を備えており、設定時刻と計時値とが一致したときにタイムアウトを示す信号を出力する。このタイマ54は、図3に示されるように、EC42内に追加された計時手段であり、特定用途に対応するレジューム処理(特定の装置や特定のプログラムだけを動作させる処理)を実行するために使用される。上記特定の装置や特定のプログラムの例としては、ネットワークにアクセスして新着メールのチェックやデータのダウンロードを行うための通信デバイスやメールソフト(アプリケーション)などが挙げられる。
実行部55は、ユーザによる電源ボタン14のオン操作信号、レジューム検出部52からのレジューム要求信号、タイマ54から出力されるタイムアウト信号、といった各種の信号を受信することが可能であり、また、各信号をそれぞれ識別することが可能である。そのほか、所定の装置からの呼出し(通信モジュールなどからの呼び出し)を受信することも可能である。実行部55は、これらの信号のいずれかを受けた場合、該当する装置へ主電源を供給するよう電源装置128に指示を送ったり、該当するプログラムを起動・再開するようシステムに要求したりして、該当するレジューム処理が行われるように制御する。
例えば、電源ボタン14のオン操作信号やレジューム検出部52からのレジューム要求信号を受けた場合、実行部55は、一般用途に対応するレジューム処理(サスペンド処理前に動作中であった全ての装置やプログラムの動作を再開させる処理)が行なわれるように制御する。一方、タイマ54からのタイムアウト信号を受けた場合、実行部55は、特定用途に対応するレジューム処理(不要な装置やプログラムは復帰させず、必要な装置やプログラムのみを復帰させる処理)が行なわれるように制御する。
なお、上記構成において、一般用途に対応するレジューム処理と、特定用途に対応するレジューム処理とで、再開後における特定の要素の動作パフォーマンスが異なるように構成してもよい。例えば、特定用途では、特定の装置や特定のプログラムだけを動作させればよいので、CPU等の動作周波数が一般用途に比べて低くなるようにし、省電力を図るようにしてもよい。
次に、図5のフローチャートを参照して、本コンピュータ10のサスペンド処理の実行前の動作を説明する。
本コンピュータ10においては、予め、RTC51に対するアラームの日時の設定など、レジューム機能に関する必要な設定がなされているものとする。例えばレジューム機能がスケジューラを用いて実現される場合は、スケジューラの設定処理が予めなされている。
OSにおいて、各アプリケーションから各種の情報が取得されると(ステップS11)、これらの情報から、起動時刻の設定などを要求する特定用途のアプリケーションが判別される(ステップS12)。特定用途のアプリケーションが要求する設定内容(起動時刻等)は、BIOS等を通じて所定の記憶領域に記憶される(ステップS13)。そして、サスペンド要求が発生するまで、待機することとなる(ステップS14)。
次に、図6のフローチャートを参照して、本コンピュータ10のサスペンド処理の動作を説明する。
サスペンドの指示が発生すると、所定の記憶領域から特定用途のアプリケーションに関する情報が参照され、EC53内のタイマ54による計時が必要であるか否かが判定される(ステップS21)。EC53内のタイマ54による計時が必要であると判定された場合、特定用途のアプリケーションが指定する起動時刻がEC53内のタイマ54に設定される(ステップS22)。一方、EC53内のタイマ54による計時が必要でないと判定された場合には、当該タイマ54に対する設定は行われない。そして、システム状態の所定の記憶領域への待避などの処理が行われ、サスペンド処理が実行される(ステップS23)。
次に、図7のフローチャートを参照して、本コンピュータ10のレジューム処理の実行前の動作を説明する。
レジューム処理の要因となるものは、電源ボタン14からのオン操作信号の発生、レジューム検出部62からのレジューム要求信号の発生、EC53内のタイマ54からのライムアウト信号の発生の3つである。すなわち、電源ボタン14がオン操作された場合には(ステップS31のYES)、レジューム処理が開始されることになる。また、電源ボタン14がオン操作されるのではなく(ステップS31のNO)、RTC51からアラーム信号が発生し、これによりレジューム検出部62からレジューム要求信号が発生した場合にも(ステップS32のYES)、レジューム処理が開始されることになる。また、レジューム要求信号が発生するのではなく(ステップS32のNO)、タイマ54において計時が行われ(ステップS33)、設定時刻と計時値とが一致してタイムアウト信号が出力された場合にも(ステップS34のYES)、レジューム処理が開始されることになる。なお、タイムアウト信号が出力されなければ(ステップS34のNO)、レジューム処理は開始されない。
次に、図8のフローチャートを参照して、本コンピュータ10のレジューム処理の動作を説明する。
EC53内の実行部55は、信号を受信すると、その信号がEC53内のタイマ54からのタイムアウト信号であるか否かを判定する(ステップS41)。受信した信号がEC53内のタイマ54からのタイムアウト信号ではなく、電源ボタン14からのオン操作信号もしくはレジューム検出部62からのレジューム要求信号である場合には、一般用途に対応するレジューム処理(サスペンド処理前に動作中であった全ての装置やプログラムの動作を再開させる処理)が行なわれるように制御する(ステップS42)。一方、受信した信号がEC53内のタイマ54からのタイムアウト信号である場合には、実行部55は、特定用途に対応するレジューム処理(不要な装置やプログラムは復帰させず、必要な装置やプログラムのみを復帰させる処理)が行なわれるように制御する(ステップS43)。
図9は、図3に示した構成例とは異なる第2の構成例(変形例)を示す図である。以下、図3と異なる要素に関して説明する。
図9の構成例では、EC53内にはタイマ54は設けられない。代わりに、EC53の外部にサブRTC61が設けられる。このサブRTC61は、標準のRTC51と基本的には同じ機能を備えている。すなわち、サブRTC61は、電源装置128から供給される補助電源で動作し、時計としての計時機能以外にアラーム機能を備えている。但し、このRTC61は、特定用途に対応するレジューム処理(特定の装置や特定のプログラムだけを動作させる処理)を実行するために使用される。サブRTC61において設定時刻と計時値とが一致したときに出力されるアラーム信号は、レジューム検出部62へ送られる。
また、本例におけるレジューム検出部62は、RTC51から出力されるアラーム信号を検出した場合には、一般用途に対応するレジューム要求信号をEC53へ送り、一方、サブRTC61から出力されるアラーム信号を検出した場合には、特定用途に対応するレジューム要求信号をEC53へ送る。
また、本例における実行部63は、電源ボタン14のオン操作信号や、RTC51でのアラーム信号発生によりレジューム検出部52から出力された一般用途のレジューム要求信号を受けた場合、一般用途に対応するレジューム処理(サスペンド処理前に動作中であった全ての装置やプログラムの動作を再開させる処理)が行なわれるように制御する。一方、サブRTC61でのアラーム発生によりレジューム検出部52から出力された特定用途のレジューム要求信号を受けた場合、実行部63は、特定用途に対応するレジューム処理(不要な装置やプログラムは復帰させず、必要な装置やプログラムのみを復帰させる処理)が行なわれるように制御する。
なお、本例における動作は、既に説明した第1の構成例による動作(図5〜図8)に類似したものとなる。本例の動作は、実行部63が、EC内のタイマのタイムアウト信号を受けるのではなく、サブRTC61でのアラーム発生によりレジューム検出部52から出力される特定用途のレジューム要求信号を受けるという点以外は、図5〜図8の動作と同様となるため、その説明を省略する。
このように本実施形態によれば、標準のRTC以外に別の計時手段を設け、一般用途のレジューム処理のみならず特定用途のレジューム処理に関しても動作時刻等の管理を行なえるようにしているため、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るコンピュータのディスプレイユニットを開いた状態における正面図。 同コンピュータのシステム構成を示す図。 同コンピュータにおけるレジューム処理に関わる部分の第1の構成例を示す図。 標準のRTCと追加のタイマとの違いを説明するための図。 同コンピュータにおけるサスペンド処理の実行前の動作を示すフローチャート。 同コンピュータにおけるサスペンド処理の動作を示すフローチャート。 同コンピュータにおけるレジューム処理の実行前の動作を示すフローチャート。 同コンピュータにおけるレジューム処理の動作を示すフローチャート。 図3に示した構成例とは異なる第2の構成例(変形例)を示す図。
符号の説明
10…ノートブック型パーソナルコンピュータ、11…コンピュータ本体、12…ディスプレイユニット、14…電源ボタン、50…システム、51…RTC、52,62…レジューム検出部、53…EC、54…タイマ、55,63…実行部、61…サブRTC、111…CPU、113…メモリ、124…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)、125…ネットワークコントローラ、126…バッテリ、127…ACアダプタ、128…電源装置(PSC)、200…オペレーティングシステム(OS)、201…アプリケーション。

Claims (11)

  1. 第1の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力する第1の計時手段と、
    第2の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力する第2の計時手段と、
    前記第1の計時手段から信号が出力されたときには第1の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御し、前記第2の計時手段から信号が出力されたときには第2の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の計時手段は前記情報処理装置に標準装備される標準RTC(Real Time Clock)であり、前記第2の計時手段は前記標準RTCとは異なるものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の計時手段は前記制御手段の外部に設けられ、前記第2の計時手段は前記制御手段の内部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の計時手段から出力される信号を検出し、前記制御手段に対してレジューム処理を要求するレジューム要求信号を出力する手段を更に具備することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の計時手段および前記第2の計時手段は、前記制御手段の外部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の計時手段から出力される信号および前記第2の計時手段から出力される各々の信号を検出し、前記制御手段に対して該当するレジューム処理を要求するレジューム要求信号を出力する手段を更に具備することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の用途に対応するレジューム処理は、サスペンド処理前に動作中であった全ての要素の動作を再開させる処理であり、
    前記第2の用途に対応するレジューム処理は、特定の要素を動作させる処理であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の用途に対応するレジューム処理と、前記第2の用途に対応するレジューム処理とでは、再開後における特定の要素の動作パフォーマンスが異なることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  9. レジューム機能を有する情報処理装置に適用されるレジューム制御方法であって、
    第1の計時手段において第1の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力させ、一方、第2の計時手段において第2の設定時刻と計時値とが一致したときに信号を出力させ、
    前記第1の計時手段から信号が出力されたときには第1の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御し、前記第2の計時手段から信号が出力されたときには第2の用途に対応するレジューム処理が行なわれるように制御する
    ことを特徴とするレジューム制御方法。
  10. 前記第1の用途に対応するレジューム処理は、サスペンド処理前に動作中であった全ての要素の動作を再開させる処理であり、
    前記第2の用途に対応するレジューム処理は、特定の要素を動作させる処理であることを特徴とする請求項9記載のレジューム制御方法。
  11. 前記第1の用途に対応するレジューム処理と、前記第2の用途に対応するレジューム処理とでは、再開後における特定の要素の動作パフォーマンスが異なることを特徴とする請求項9記載のレジューム制御方法。
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