JP2006259903A - 情報処理装置および起動方法 - Google Patents

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    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4411Configuring for operating with peripheral devices; Loading of device drivers

Abstract

【課題】ハードウェア構成の変化に対応でき、且つ起動処理の高速化を図ることが可能な情報処理装置を実現する。
【解決手段】本コンピュータ10は、パワーボタンスイッチ15の操作時間の長さに応じて標準POST処理と簡易POST処理とが選択的に実行される。標準POST処理においては、本コンピュータ10に装着されている各デバイスを検出するデバイス検出処理が行われる。そして、検出された各デバイスを初期化する処理が実行される。また、標準POST処理においては、検出されたデバイスを示すデバイス情報を不揮発性メモリに保存する処理も実行される。簡易POST処理においては、上述のデバイス検出処理は実行されず、標準POST処理によって不揮発性メモリに既に保存されているデバイス情報で指定されるデバイスのみが初期化される。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置に関し、特に複数のデバイスが取り外し可能に装着される情報処理装置および同装置で用いられる起動方法に関する。
近年、ラップトップタイプまたはノートブックタイプの種々の携帯型パーソナルコンピュータが開発されている。この種のコンピュータは、その機能拡張のために、様々なデバイスを必要に応じて装着できるように構成されている。このため、コンピュータの電源投入時には、そのコンピュータに装着されている各デバイスを検出するためのデバイス検出処理を実行することが必要となる。このデバイス検出処理においては、検出対象の全てのデバイスそれぞれに対して所定のコマンド等を発行することが必要となる。このため、デバイス検出処理は、コンピュータの起動速度を遅くする大きな原因の一つとなっている。
特許文献1には、複数のセットアップ情報パターンを選択的に用いてコンピュータの初期設定を行う技術が開示されている。
特開2000−298579号公報
しかし、上記特許文献1においては、各セットアップ情報パターンは予め固定的に決められている。このため、コンピュータのハードウェア構成の変化に柔軟に対応することは実際上困難である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたもので、ハードウェア構成の変化に対応でき、且つ起動処理の高速化を図ることが可能な情報処理装置および起動方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のデバイスが取り外し可能に装着される情報処理装置において、装置本体の起動モードを第1起動モードまたは第2起動モードに指定する入力部と、前記入力部により前記第1起動モードが指定されて前記装置本体が電源オンされた場合、前記装置本体に装着されているデバイスを検出し、当該検出されたデバイスを初期化する第1初期化処理を実行する手段と、前記第1初期化処理によって検出されたデバイスを示すデバイス情報を格納する記憶装置と、前記入力部により前記第2起動モードが指定されて前記装置本体が電源オンされた場合、前記記憶装置に格納されているデバイス情報で指定されるデバイスを初期化する第2初期化処理を実行する手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、ハードウェア構成の変化に対応でき、且つ起動処理の高速化を図ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、バッテリ駆動可能な携帯型のノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は、ノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD20(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD20の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に支持され、そのコンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタンスイッチ15およびタッチパッド18などが配置されているコンピュータ装置本体である。
本コンピュータ10の側壁には、USB(Universal Serial Bus)ポート31、セレクタブルベイ34およびカードスロット36などが搭載されている。USBポート31は、USB規格に対応するデバイスを接続するための接続ポートである。セレクタブルベイ34は、例えば光ディスクドライブ(Optical Disc Drive)およびHDD(Hard Disc Drive)のようなデバイス群を選択的にコンピュータ本体11に装着するためのドライブベイである。カードスロット36は、PCカードなどのカードデバイスをコンピュータ本体11に装着するためのスロットである。このように、本コンピュータ10においては、複数のデバイスを取り外し自在に装着することができる。
本コンピュータ10は、コンピュータ本体11の起動モードとして第1および第2の2つの起動モードを有しており、第1起動モードにおいては標準POST(Power On Self Test)処理が実行され、第2起動モードにおいては簡易POST処理が実行される。本実施形態においては、パワーボタンスイッチ15は、コンピュータ本体11の起動モードを第1起動モードまたは第2起動モードに指定するための入力部として機能する。すなわち、ユーザは、パワーボタンスイッチ15の押下時間の長さを変えることによって、第1起動モードおよび第2起動モードの一方を指定することができる。
標準POST処理においては、本コンピュータ10に装着されている各デバイス(メモリデバイス、PCカードデバイス、ディスクドライブ等)を検出するデバイス検出処理が行われる。そして、検出された各デバイスの種類等に応じて、それら検出された各デバイスを初期化する処理が実行される。また、標準POST処理においては、検出されたデバイスを示すデバイス情報を不揮発性メモリに保存する処理も実行される。
簡易POST処理においては、上述のデバイス検出処理は実行されず、標準POST処理によって不揮発性メモリに既に保存されているデバイス情報で指定されるデバイス(メモリデバイス、PCカードデバイス、ディスクドライブ等)のみが初期化される。このため、前回の本コンピュータ10の電源オフ時以降において、本コンピュータ10のハードウェア構成に何等変化が無い場合には、ユーザは、簡易POST処理を指定することによって、本コンピュータ10を高速に起動することができる。また、前回の本コンピュータ10の電源オフ時以降において、本コンピュータ10のハードウェア構成に変化がある場合には、ユーザは、標準POST処理を指定すればよい。
次に、図2を参照して本コンピュータ10のシステム構成の一例を説明する。
本コンピュータ10は、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、LCD20、サウスブリッジ116、フラッシュBIOS−ROM120、ネットワークコントローラ125、カードコントローラ130、USBコントローラ140、ハードディスクドライブ(HDD)150、セレクタブルベイデバイス160、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)170および電源回路180等から構成されている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111はHDD150から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム151および各種アプリケーションプログラムを実行する。また、CPU111は、フラッシュBIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。システムBIOSは、上述の標準POST処理および簡易POST処理を選択的に実行するルーチン、およびオペレーティングシステム151をブートするためのルーチンなどを含む。
フラッシュBIOS−ROM120はシステムBIOSを格納した不揮発性メモリである。このフラッシュBIOS−ROM120は、標準POST処理で検出された各デバイスを示すデバイス情報の格納にも使用される。デバイス情報は、図3に示すように、メモリ情報200およびドライブ情報201などから構成されている。メモリ情報200は主メモリ113の拡張メモリとして機能するメモリデバイスを示す情報である。メモリ情報200は、接続ステータス情報と種類情報とを含む。接続ステータス情報は、メモリデバイスが本コンピュータ10に装着されているか否かを示す。種類情報は、本コンピュータ10に装着されているメモリデバイスの種類を示す。ドライブ情報201は、本コンピュータ10に装着されている各ブート可能デバイス(例えばFDD141、HDD150およびセレクタブルベイデバイス160などのドライブデバイス)を示す情報である。ドライブ情報201は、接続ステータス情報と種類情報とを含む。接続ステータス情報は、各ブート可能デバイス毎に、そのブート可能デバイスが本コンピュータ10に装着されているか否かを示す。種類情報は、本コンピュータ10に装着されている各ブート可能デバイス毎に、そのブート可能デバイスの種類を示す。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ116との間を接続するブリッジデバイスである。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。さらに、ノースブリッジ112には、主メモリ113(拡張メモリデバイスも含む)を制御するメモリコントローラも内蔵されている。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD20を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ114は、VRAM114Aに格納されているデータをLCD20に表示するように制御する。
サウスブリッジ116は、HDD150およびセレクタブルベイデバイス160などを制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラ117を内蔵している。また、サウスブリッジ116は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス2およびLPC(Low Pin Count)バス3それぞれ接続されている。またサウスブリッジ116には、USBコントローラ140も接続されている。
HDD150は、各種ソフトウェアおよびデータを格納する記憶装置である。HDD150には、オペレーティングシステム151が格納されている。
セレクタブルベイデバイス160は、例えば、コネクタ161および光ディスクドライブ(ODD)162から構成されている。ODD162は、例えばDVD、CDなどの光記憶メディアを駆動するためのドライブユニットである。また、ODD162の代わりに、HDD150に次ぐ2台目のセカンドHDDを内蔵するセレクタブルベイデバイス160を使用することもできる。
USBコントローラ140は、USBポート31に接続されたUSBデバイスを制御する機能を有する。USBポート31には、例えば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)141が必要に応じて接続される。
PCIバス2にはネットワークコントローラ125およびカードコントローラ130が接続されている。ネットワークコントローラ125は、本コンピュータ10をネットワークに接続するための通信デバイスである。カードコントローラ130は、カードスロット36に挿入されたPCカード131のようなカードデバイスを制御する。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)170は、電源管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド18などを制御するキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170は、電源回路180と協調して動作することにより、ユーザによるパワーボタンスイッチ15の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフするための機能を有している。電源回路180は、バッテリ181、またはACアダプタ182を介して供給される外部電源を用いて本コンピュータ10の各コンポーネントに供給すべきシステム電源を生成する。ユーザによってパワーボタンスイッチ15が押下操作された時、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170は、そのパワーボタンスイッチ15の押下時間の長さを検出し、その検出された押下時間の長さに応じて、第1起動モードおよび第2起動モードの一方を指定するウェイクアップ要因情報を生成する。このウェイクアップ要因情報は、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170内のレジスタに保持される。例えば、ユーザによってパワーボタンスイッチ15が押されている時間が所定期間よりも長いならば(長押し)、第1起動モードを指定するウェイクアップ要因情報がエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170内に保持される。一方、ユーザによってパワーボタンスイッチ15が押されている時間が上述の所定期間以下であるならば、第1起動モードを指定するウェイクアップ要因情報がエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170内に保持される。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170は、CPU111からウェイクアップ要因取得要求が有った時、保持しているウェイクアップ要因情報をCPU111に送出する。
次に、図4および図5のフローチャートを参照して、システムBIOSによって実行される本コンピュータ10の起動処理の手順を説明する。
ユーザによってパワーボタンスイッチ15が押下されると、本コンピュータ10は電源オンされる(ステップS101)。本コンピュータ10が電源オンされた時、CPU111は、システムBIOSに従って以下の処理を実行する。
CPU111は、まず、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC170からウェイクアップ要因情報を取得する(ステップS102)。そして、CPU111は、取得したウェイクアップ要因情報に従って、本コンピュータのウェイクアップ要因が簡易POST処理が可能なウェイクアップ要因であるか否か、つまりパワーボタンスイッチ15の操作によって指定された起動モードが第2起動モードであるか否かを判別する(ステップS103)。取得したウェイクアップ要因が簡易POST処理が可能なウェイクアップ要因である場合(ステップS103のYES)、CPU111は、パワーボタンスイッチ15により、第2起動モードが指定されてコンピュータ本体11が電源オンされたと判別し、フラッシュBIOS−ROM120に簡易POST機能許可フラグをセットする(ステップS104)。一方、取得したウェイクアップ要因が簡易POST処理が可能なウェイクアップ要因ではない場合(ステップS103のNO)、CPU111は、パワーボタンスイッチ15により、第1起動モードが指定されてコンピュータ本体11が電源オンされたと判別し、ステップS104の処理をスキップする。
次に、CPU111は、メモリデバイス初期化処理を開始する(ステップS105)。このメモリデバイス初期化処理では、主メモリ113として使用される拡張メモリデバイスを初期化する処理が行われる。
CPU111は、フラッシュBIOS−ROM120に簡易POST処理許可フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS106)。フラッシュBIOS−ROM120に簡易POST処理許可フラグがセットされていない場合(ステップS106のNO)、CPU111は、本コンピュータ10に装着されている拡張メモリデバイスを検出するために、拡張メモリデバイスに搭載されているEEPROMから当該拡張メモリデバイスの種類を示すメモリ情報(メモリサイズ、バンク構成、アクセスタイミング等を示す)をI2Cバスを介してリードする処理を実行する(ステップS107)。また、このステップS107では、CPU111は、リードしたメモリ情報に従って拡張メモリデバイスを初期化する処理を実行する。なお、メモリ情報をリードできなかった場合には、拡張メモリデバイスが装着されていないと判断され、拡張メモリデバイスの初期化処理は実行されない。
この後、CPU111は、拡張メモリデバイスに関する接続ステータス情報および種類情報をメモリ情報200としてフラッシュBIOS−ROM120に保存する(ステップS108)。
一方、フラッシュBIOS−ROM120に簡易POST処理許可フラグがセットされている場合(ステップS106のYES)、CPU111は、フラッシュBIOS−ROM120に格納されているメモリ情報200で指定される拡張メモリデバイスを初期化する(ステップS110)。この場合、拡張メモリデバイスの初期化は、メモリ情報200に含まれる種類情報に従って実行される。メモリ情報200に含まれる接続ステータス情報が拡張メモリデバイスが本コンピュータ10に装着されていないことを示しているならば、たとえ拡張メモリデバイスが実際に本コンピュータ10に装着されていたとしても、その初期化処理はスキップされる。
メモリデバイス初期化処理が完了すると(ステップS109)、CPU111は、ドライブデバイス初期化処理を開始する(図5のステップS111)。このドライブデバイス初期化処理は、例えば本コンピュータ10に接続されたFDD141、HDD151およびセレクタブルベイデバイス160などのドライブデバイス(ブート可能デバイス)を初期化する処理である。
CPU111は、フラッシュBIOS−ROM120に簡易POST処理許可フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS112)。簡易POST処理許可フラグがセットされていない場合(ステップS112のNO)、CPU111は、本コンピュータ10に装着されている各ドライブデバイスを検出するために、例えばIDEコマンド等を上記各ドライブデバイスに発行することによって上記各ドライブデバイスからデバイスIDのようなドライブ情報(記憶サイズ、サポートするDMA転送モード等を示す)をリードする(ステップS113)。このステップS113では、CPU111は、検出された各ドライブデバイスを当該ドライブデバイスからリードしたドライブ情報に従って初期化する処理も実行する。なお、ドライブ情報をリードできなかったドライブデバイスについては、当該ドライブデバイスは装着されていないと判断され、初期化処理は実行されない。この後、CPU111は、各ドライブデバイスに関する接続ステータス情報および種類情報をドライブ情報201としてフラッシュBIOS−ROM120に保存する(ステップS114)。
一方、簡易POST処理許可フラグがセットされている場合(ステップS112のYES)、CPU111は、フラッシュBIOS−ROM120に格納されているドライブ情報201で存在することが指定される各ドライブデバイスを初期化する(ステップS117)。この場合、各ドライブデバイスの初期化は、ドライブ情報201に含まれている、該当するデバイスの種類情報に従って実行される。ドライブ情報201に含まれる接続ステータス情報がドライブデバイスが本コンピュータ10に装着されていないことが示されているならば、たとえドライブデバイスが実際に本コンピュータ10に装着されていたとしても、その初期化処理はスキップされる。
ドライブデバイス初期化処理が終了すると(ステップS115)、CPU111は、オペレーティングシステムを起動する処理を実行する(ステップS116)。このステップS116では、CPU111は、予め決められたブート優先順位情報にしたがって、初期化済みのブート可能デバイスの中からオペレーティングシステムを起動すべきブート可能デバイスを選択する。たとえば、ブート優先順位が例えばFDD、HDD、ODDの順である場合、もしFDDが初期化済みで、且つブート可能メディアがFDDに装着されていれば、当該FDDからオペレーティングシステムが起動される。また、FDDが接続されていない場合、またはFDDが接続されていても当該FDDが初期化済でないならば、HDD150からオペレーティングシステム151が起動される。
以上のように、本実施形態においては、ユーザによるパワーボタンスイッチ(電源スイッチ)15の操作に応じて、標準POST処理と簡易POST処理とが選択的に実行される。よって、コンピュータ10のハードウェア構成の変化に柔軟に対応でき、且つコンピュータ10の起動処理の高速化を図ることが可能となる。
なお、本実施形態では、パワーボタンスイッチ15の押下時間によって起動モードを切り換えたが、第1起動モードを指定する第1パワーボタンスイッチと第2起動モードを指定する第2パワーボタンスイッチとの2つの電源スイッチをコンピュータ本体11に設けてもよい。この場合、第1パワーボタンスイッチの操作によってコンピュータ10が電源オンした場合には標準POST処理が実行され、第2パワーボタンスイッチの操作によってコンピュータ10が電源オンした場合には簡易POST処理が実行される。
また、本コンピュータ10の電源オンと同時にキーボード13の所定のキーを操作することによって、起動モードを切り換えることもできる。
また、本実施形態では、標準POST処理によって検出されたデバイス情報を保存する処理を標準POST処理の中で行ったが、コンピュータ10の電源オフ時にシステムBIOSがデバイス情報をフラッシュBIOS−ROM120に保存するようにしてもよい。これにより、デバイス情報をフラッシュBIOS−ROM120に書き込むための時間分だけ、起動処理をより高速化することが可能となる。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば,実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 図1の情報処理装置のシステム構成の例を示すブロック図。 図1の情報処理装置に格納されるデバイス情報の一例を説明するための図。 図1の情報処理装置によって実行される起動処理の手順の前半を説明するためのフローチャート。 図1の情報処理装置によって実行される起動処理の手順の後半を説明すためのフローチャート。
符号の説明
10…パーソナルコンピュータ、15…パワーボタンスイッチ、20…LCD、31…USBポート、34…セレクタブルベイ、36…カードポート、111…CPU、114…グラフィクスコントローラ、120…フラッシュBIOS−ROM、130…カードコントローラ、140…USBコントローラ、150…HDD、151…オペレーティングシステム、160…セレクタブルベイデバイス、170…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ、180…電源回路、200…メモリ情報、201…ドライブ情報。

Claims (11)

  1. 複数のデバイスが取り外し可能に装着される情報処理装置において、
    装置本体の起動モードを第1起動モードまたは第2起動モードに指定する入力部と、
    前記入力部により前記第1起動モードが指定されて前記装置本体が電源オンされた場合、前記装置本体に装着されているデバイスを検出し、当該検出されたデバイスを初期化する第1初期化処理を実行する手段と、
    前記第1初期化処理によって検出されたデバイスを示すデバイス情報を格納する記憶装置と、
    前記入力部により前記第2起動モードが指定されて前記装置本体が電源オンされた場合、前記記憶装置に格納されているデバイス情報で指定されるデバイスを初期化する第2初期化処理を実行する手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記入力部は、電源スイッチと、前記電源スイッチの操作時間の長さに応じて、前記第1起動モードおよび前記第2起動モードの一方を指定するコントローラとを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記入力部は、前記第1起動モードを指定する第1の電源スイッチと、前記第2起動モードを指定する第2の電源スイッチとを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記第1初期化処理は、前記デバイス情報を前記記憶装置に格納する処理を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記第1初期化処理は、前記装置本体に装着されているメモリデバイスを検出し、当該検出されたメモリデバイスを初期化する処理を含み、
    前記第2初期化処理は、前記デバイス情報によって指定されるメモリデバイスを初期化する処理を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記第1初期化処理は、前記装置本体に装着されているブート可能デバイスを検出し、当該検出されたブート可能デバイスを初期化する処理を含み、
    前記第2初期化処理は、前記デバイス情報によって指定されるブート可能デバイスを初期化する処理を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 複数のデバイスが取り外し可能に装着される情報処理装置を起動する起動方法であって、
    装置本体の起動モードを第1起動モードまたは第2起動モードに指定する指定ステップと、
    前記指定ステップにより前記第1起動モードが指定されて前記装置本体が電源オンされた場合、前記装置本体に装着されているデバイスを検出し、当該検出されたデバイスを初期化する第1初期化処理を実行するステップと、
    前記第1初期化処理によって検出されたデバイスを示すデバイス情報を保存するステップと、
    前記指定ステップにより前記第2起動モードが指定されて前記装置本体が電源オンされた場合、前記保存されているデバイス情報で指定されるデバイスを初期化する第2初期化処理を実行するステップと、
    を具備することを特徴とする起動方法。
  8. 前記指定ステップは、前記装置本体に設けられた電源スイッチの操作時間の長さに応じて、前記第1起動モードおよび前記第2起動モードの一方を指定するステップを含むことを特徴とする請求項7記載の起動方法。
  9. 前記デバイス情報を保存するステップは、前記装置本体の電源オフ時に前記デバイス情報を前記装置本体に設けられた不揮発性記憶装置に保存することを特徴とする請求項7記載の起動方法。
  10. 前記第1初期化処理を実行するステップは、前記装置本体に装着されているメモリデバイスを検出し、当該検出されたメモリデバイスを初期化する処理を含み、
    前記第2初期化処理を実行するステップは、前記保存されているデバイス情報によって指定されるメモリデバイスを初期化する処理を含むことを特徴とする請求項7記載の起動方法。
  11. 前記第1初期化処理を実行するステップは、前記装置本体に装着されているブート可能デバイスを検出し、当該検出されたブート可能デバイスを初期化する処理を含み、
    前記第2初期化処理を実行するステップは、前記保存されているデバイス情報によって指定されるブート可能デバイスを初期化する処理を含むことを特徴とする請求項7記載の起動方法。
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