JP2007148978A - テスト方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明によれば、コストおよびコンピュータの部品点数の増加を招くことなく、物理アドレスを再利用することが可能なテスト方法およびプログラムを実現する。
【解決手段】CPU111は、フロッピーディスク100等に格納されたテストプログラム200を実行する。テストプログラム200は、通信デバイス125の動作をテストする処理を実行する。CPU111は、通信デバイス125の動作不良が検出された場合、通信デバイス125の不揮発性メモリ131からMACアドレスを取得し、フロッピーディスク100に保存する。通信デバイス125が新たな通信デバイスに交換された後、CPU111は、新たな通信デバイスに、フロッピーディスク100に保存されたMACアドレスを保存する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コンピュータに搭載された通信デバイスの動作をテストするテスト方法および同コンピュータによって実行されるプログラムに関する。
近年、LAN(Local Area Network)などの有線通信および無線通信を実行することが可能なパーソナルコンピュータのような各種情報処理装置が開発されている。このようなコンピュータは、その通信機能を実行するためのLANカード等の通信デバイスを有している。
ところで、通信デバイスには、通信デバイスを識別するためのMACアドレス(Media Access Control)と称される物理アドレスが割り当てられている。全ての通信デバイスは、固有のMACアドレスを保持している。
特許文献1には、電子機器を本体制御部とLAN接続インターフェース部とに分割し、MACアドレスを本体制御部に保存する技術が開示されている。この技術により、LAN接続インターフェースユニットが故障した場合であっても、故障したインターフェース部のみを交換するだけで、MACアドレスが変更されることを防ぐことができる。
特開2003−87252号公報
しかし、特許文献1のコンピュータには、本体制御部に物理アドレスを保持するための記憶部、および物理アドレスをLAN接続インターフェース部に割り当てるための処理部等の専用のハードウェアが必要である。このため、電子機器の部品点数が増加されると共に、これら専用のハードウェアを電子機器に実装するためのコストも増大されるという問題が引き起こされる。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、コストおよび部品点数の増加を招くことなく、物理アドレスを再利用することが可能なテスト方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、コンピュータに搭載された通信デバイスの動作をテストするテスト方法であって、前記通信デバイスの動作不良が検出された場合、前記通信デバイスから物理アドレスを取得し、前記取得した物理アドレスを記録メディアに保存する保存処理を実行するステップと、前記通信デバイスが新たな通信デバイスに交換された後、前記記録メディアに保存された物理アドレスを前記新たな通信デバイスに設定する設定処理を実行するステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、コストおよびコンピュータの部品点数の増加を招くことなく、物理アドレスを再利用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成が示されている。この情報処理装置は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。このコンピュータ10は、LAN(Local Area Network)規格に対応する有線通信または無線LAN規格に対応する無線通信を実行する通信デバイスを搭載可能に構成されている。
本コンピュータ10は、本体11およびディスプレイユニット12とから構成されている。本体11の上面には、キーボード13、本コンピュ−タ10を電源オンするためのパワーボタンスイッチ14およびタッチパッド15などが設けられている。本体11の、例えば側面には、フロッピー(登録商標)ディスク100などの記録メディアを挿入可能なフロッピーディスクドライブ101が設けられている。このフロッピーディスク100には、例えば、本コンピュータ10に設けられた上述の通信デバイスが正常に動作するか否かを判別するためのテストプログラムが格納されている。このテストプログラムは、コンピュータ10によって実行されることで、通信デバイスの動作をテストするテスト処理を実行する。通信デバイスの動作が不良であると判別された場合、このテストプログラムは、その通信デバイス固有の物理アドレス(MACアドレス)を抽出し、通信デバイスに代えて新たな通信デバイスが接続された時、その新たな通信デバイスに抽出した物理アドレス(MACアドレス)を書き込んでMACアドレスを再利用する機能を有する。
ディスプレイユニット12の内面にはLCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面は、ディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。ディスプレイユニット12は、本体11に支持され、その本体11に対して本体11の上面が露出される開放位置と本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。
図2には、本コンピュータ10のシステム構成の例が示されている。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU(Central Processing Unit)111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィックスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、フロッピーディスクドライブ(FDD)101、通信デバイス(LANコントローラ)125およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124等から構成されている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(Hard Disc Drive)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、および各種アプリケーションプログラムを実行する。また、CPU111は、フロッピーディスク100に格納されたテストプログラムを実行する。
テストプログラムは、通信デバイス125が正常に動作しない場合、つまり、通信デバイス125の動作が不良である場合、通信デバイス125の不揮発性メモリ131に格納されたMACアドレスを取得して、例えばフロッピーディスク100などに保存する機能を有する。このテストプログラムは、本コンピュータ10に設けられた通信デバイス125とは別の通信デバイスとして新たな通信デバイスが本コンピュータ10に接続された場合、フロッピーディスク100に保存されたMACアドレスを新たな通信デバイスに書き込む機能も有する。
このテストプログラムは、本コンピュータ10を起動可能なシステムプログラムを有しており、テストプログラムが保存されたフロッピーディスク100が本コンピュータ10に挿入された状態で本コンピュータ10がパワーオンされた場合には、本コンピュータ10はフロッピーディスク100から起動される。図3にテストプログラムの構成を示す。 図3に示すように、テストプログラム200は、テスト処理モジュール201、MACアドレス取得モジュール202およびMACアドレス設定モジュール203を備えている。
テスト処理モジュール201は、通信デバイス125が正常に動作するか否かを判別するために例えば通信テストなどのテスト処理を実行する。MACアドレス取得モジュール202は、通信デバイス125内の不揮発性メモリ131に保存されたMACアドレスを取得する処理を実行する。MACアドレス設定モジュール203は、MACアドレス取得モジュール202によって取得されたMACアドレスを新たな通信デバイス125の不揮発性メモリ131に書き込む処理を実行する。
CPU111は、テストプログラム200を実行することにより、テスト処理、MACアドレスを取得する処理、および書き込み処理を主メモリ113上で行う。このCPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。BIOS−ROM120内には、例えば本コンピュータ10の製造型番および製造年月日等を示す、例えばUUID(Universally Unique IDentifier)のようなマシンIDが格納されている。マシンIDは、本コンピュータ10を識別する識別子である。
ノースブリッジ112は、CPU111とサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。このノースブリッジ112は、グラフィックスコントローラ114に接続されている。グラフィックスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する。このグラフィックスコントローラ114は、ビデオメモリ114Aに書き込まれた映像データからLCD17に送出すべき表示信号を生成する。
サウスブリッジ119には、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス1およびLPC(Low Pin Count)バス2が接続されている。サウスブリッジ119は、PCIバス1およびLPCバス2に接続されているコンポーネントを制御する。サウスブリッジ119は、HDD121およびODD(Optical Disc Drive)122が接続されている。このサウスブリッジ119は、HDD121およびODD122を制御するためのIDE(Integrate Drive Electronics)コントローラを有している。サウスブリッジ119は、PCIバス1を介して例えば通信デバイス125に接続されている。
通信デバイス125は、例えばLANカードなどのLANコントローラとして機能し、外部との有線通信を実行する。この通信デバイス125は、不揮発性メモリ131を備えている。この不揮発性メモリ131は、MACアドレスを保存する格納部として機能する。この通信デバイス125は、例えばPCIバス1上に設けられたPCIインターフェースコネクタに着脱可能に構成されている。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)124は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド15を制御するためのキーボードコントローラとが集積化された1チップマイクロコンピュータである。
次に、図4のフローチャートを参照して、テストプログラム200によって実行される処理の手順の第1の例を説明する。本コンピュータ10にフロッピーディスク100が挿入された状態で本コンピュータ10がパワーオンされると、本コンピュータ10はフロッピーディスク100から起動される。CPU111は、フロッピーディスク100に保存されたテストプログラム200の制御の下、以下の処理を実行する。
CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたマシンID(UUID)とフロッピーディスク100に格納されたマシンID(UUID)とが一致するか否かを判別する(ステップS11)。
BIOS−ROM120に格納されたマシンIDとフロッピーディスク100に格納されたマシンIDとが一致しないことが判別された場合(ステップS11のNO)、CPU111は、通信デバイス125が正常に動作するか否かを判別するテスト処理を実行する(ステップS12)。ステップS12においては、通信デバイス125が正常に動作することが判別された場合、CPU111は、その通信デバイス125からMACアドレスを取得し、取得したMACアドレスを例えばフロッピーディスク100等の記録メディアに保存する処理、およびマシンIDをフロッピーディスク100に保存する処理を実行する。一方、BIOS−ROM120に格納されたマシンIDとフロッピーディスク100に格納されたマシンIDとが一致することが判別された場合(ステップS11のYES)、CPU111は、テスト処理によってフロッピーディスク(記録メディア)100に保存されたMACアドレスを、交換後の新たな通信デバイスに保存するMACアドレス保存処理を実行する(ステップS13)。
次に、図5のフローチャートを参照して、テストプログラム200によって実行されるテスト処理の手順の例を説明する。このテスト処理は、CPU111によって、フロッピーディスク100に格納されたマシンIDとBIOS−ROM120に格納されたマシンIDとが一致しないことが判別された場合に実行される。
CPU111は、通信デバイス125の動作のテストを実行し、通信デバイス125が正常に動作するか否かを判別するテストを実行する(ステップS21)。CPU111は、実行したテストのテスト結果がOKか否か、つまり、通信デバイス125の動作が良好であるか否かを判別する(ステップS22)。実行したテスト結果がOKであれば、即ち、通信デバイス125の動作が正常であることが判別された場合(ステップS22のYES)、CPU111は、正常に動作することを例えばLCD17に表示して、テスト処理を終了する。一方、実行したテスト結果がNGであった場合、即ち、通信デバイス125の動作が不良であることが判別された場合(ステップS22のNO)、CPU111は、通信デバイス125内の不揮発性メモリ131にNGマーキングされているか否かを判別する(ステップS23)。NGマーキングは、MACアドレスが既に抽出された通信デバイスであること示す情報である。不揮発性メモリ131にNGマーキングが保存されていることが判別された場合(ステップS23のYES)、CPU111は、本コンピュータ10に搭載された通信デバイスがNGマーキングされている通信デバイス、つまり、既にMACアドレスが抽出されている通信デバイスであることを示す画面を表示し、テスト処理を終了する。即ち、CPU111は、不揮発性メモリ131にNGマーキングが保存された通信デバイス125から再びMACアドレスを取得する処理を禁止する。これによって、同一のMACアドレスが複数の通信デバイスに対して書き込まれることを未然に防止することができる。
一方、不揮発性メモリ131にNGマーキングされていないことが判別された場合(ステップS23のNO)、CPU111は、通信デバイス125の不揮発性メモリ131に保存されたMACアドレスにアクセスすることができるか否かを判別する(ステップS24)。不揮発性メモリ131に保存されたMACアドレスにアクセスすることが出来ないと判別された場合(ステップS24のNO)、即ち、不揮発性メモリ131からMACアドレスを取得することが出来ない場合、CPU111は、MACアドレスを再利用することが出来ないことを示す画面を表示し、テスト処理を終了する。一方、不揮発性メモリ131に保存されたMACアドレスにアクセスすることが出来ることが判別された場合(ステップS24のYES)、CPU111は、不揮発性メモリ131からMACアドレスを取得する処理を実行し、取得したMACアドレスをフロッピーディスク100等のテストメディア(記録メディア)に保存する処理を実行する(ステップS25)。ステップS25においては、CPU111は、MACアドレス保存フラグと、取得したMACアドレスと、マシンID(UUID)とをテストメディア(記録メディア)に保存する。MACアドレス保存フラグは、記録メディアに取得したMACアドレスが保存されていることを示す情報である。ステップS25においては、さらに、CPU111は、通信デバイス(LANコントローラ)125の不揮発性メモリ131(フラッシュ)にNGマーキングをセットする処理と、通信デバイス(LANコントローラ)125の不揮発性メモリ131に保存されているMACアドレスを消去する処理とを実行する。保守員(ユーザ)は、通信デバイス(LANコントローラ)125を新たな通信デバイスに交換する交換修理作業を実行する。
ステップS25の処理が実行された後、CPU111は、本コンピュータ10を再起動するとともに再びテストプログラム200を実行する。即ち、CPU111は、再び図4のステップS11の処理を実行する。
次に、図6のフローチャートを参照して、テストプログラム200によって実行されるMACアドレス保存処理の手順の例を説明する。このMACアドレス保存処理は、CPU111によって、フロッピーディスク100に格納されたマシンIDとBIOS−ROM120に格納されたマシンIDとが一致することが判別された場合に実行される。
CPU111は、フロッピーディスク(記録メディア)100に保存されたMACアドレスを通信デバイス(LANコントローラ)125に保存する(ステップS31)。次に、CPU111は、フロッピーディスク(記録メディア)100に保存されたマシンID、MACアドレスおよびMACアドレス保存フラグを消去(クリア)する処理を実行する(ステップS32)。新たな通信デバイスにMACアドレスが保存された後、フロッピーディスク100に保存されたMACアドレスが消去されるため、固有のMACアドレスの特性が損われることもない。
以上説明したように、本実施形態によれば、コンピュータに設けられた通信デバイスの動作テストを実行するテストプログラムによって、通信デバイス125からMACアドレスを取得して、記録メディア等に保存される。そして通信デバイス125に代えて新たな通信デバイスが搭載された後、記録メディアに保存されたMACアドレスを新たな通信デバイスに保存する処理が実行される。これによって、本コンピュータの部品点数を増加させることも無く、コストの増加を招くことも無い。
なお、MACアドレスが再利用されるので、MACアドレスが変更されることによって発生される新たな通信デバイの動作環境の再設定の作業を削減することができる。さらに、製造されたデバイス毎に発行されるMACアドレスの発行番号を節約することが出来る。
また、本実施形態においては、テストプログラム200、MACアドレス、MACアドレス保存フラグ、およびマシンID等を保存する記録メディアはフロッピーディスク100によって実現されている例を説明したが、例えばハードディスクドライブ123、および光ディスクドライブ122に格納されたCD−R/CD−RW(CD recordable/CD-ReWritable)などの記録メディアに保存してもよい。
なお、本実施形態における通信デバイスは、例えばホットプラグに対応するPCI Express規格に対応する通信デバイスとして実現されていてもよい。これによって、コンピュータ10の電源をオンした状態で、通信デバイスを交換することが出来る。このため、テストプログラム200によって実行されるテスト処理においては、本コンピュータを再起動する工程を実行しなくてもよい。
なお、本実施形態のテストプログラムは、全てコンピュータプログラムによって実現されているので、このコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて通常のコンピュータにインストールするだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 図1の情報処理装置のシステム構成の例を示すブロック図。 図1の情報処理装置によって実行されるテストプログラムの構成を説明するための図。 図1の情報処理装置よって実行されるテストプログラムの処理の手順の例を説明するためのフローチャート。 図1の情報処理装置によって実行されるテスト処理の手順の例を説明するためのフローチャート。 図1の情報処理装置によって実行されるMACアドレス保存処理の手順の例を説明するためのフローチャート。
符号の説明
10…パーソナルコンピュータ、100…フロッピーディスク、101…フロッピーディスクドライブ、111…CPU、112…ノースブリッジ、113…主メモリ、114…グラフィックスコントローラ、119…サウスブリッジ、120…BIOS−ROM、121…ハードディスクドライブ、122…光ディスクドライブ、124…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラ、125…通信デバイス(LANコントローラ)、131…不揮発性メモリ、200…テストプログラム、201…テスト処理モジュール、202…MACアドレス取得モジュール、203…MACアドレス設定モジュール。

Claims (9)

  1. コンピュータに搭載された通信デバイスの動作をテストするテスト方法であって、
    前記通信デバイスの動作不良が検出された場合、前記通信デバイスから物理アドレスを取得し、前記取得した物理アドレスを記録メディアに保存する保存処理を実行するステップと、
    前記通信デバイスが新たな通信デバイスに交換された後、前記記録メディアに保存された物理アドレスを前記新たな通信デバイスに設定する設定処理を実行するステップとを具備することを特徴とするテスト方法。
  2. 前記動作不良が検出された通信デバイスから前記物理アドレスを取得した後、前記動作不良が検出された通信デバイスの物理アドレスを消去するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
  3. 前記設定処理を実行した後、前記記録メディアに保存された物理アドレスを消去するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
  4. 前記保存処理は、前記コンピュータを識別する識別子を前記記録メディアに保存する処理を含み、
    前記設定処理を実行する前に、前記記録メディアに保存されている識別子と前記コンピュータの識別子とが一致するか否かを判別し、一致しないことが判別された場合、前記設定処理の実行を禁止するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1記載のテスト方法。
  5. コンピュータを起動可能なプログラムが格納された記録メディアを用いて、前記コンピュータに搭載された通信デバイスの動作をテストするテスト方法であって、
    前記通信デバイスの動作不良が検出された場合、前記通信デバイスから物理アドレスを取得し、前記取得した物理アドレスと前記コンピュータを識別する識別子とを前記記録メディアに保存するステップと、
    前記通信デバイスが新たな通信デバイスに交換された後、前記記録メディアから前記コンピュータを起動するとともに、前記コンピュータの識別子と前記記録メディアに保存された識別子とが一致するか否かを判別するステップと、
    前記コンピュータの識別子と前記記録メディアに保存された識別子とが一致することが判別された場合、前記記録メディアに保存された物理アドレスを前記新たな通信デバイスに設定する設定処理を実行し、一致しないことが判別された場合、前記設定処理の実行を禁止するステップとを具備することを特徴とするテスト方法。
  6. コンピュータに搭載された通信デバイスの動作をテストする処理を前記コンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記通信デバイスの動作不良が検出された場合、前記通信デバイスから物理アドレスを取得し、前記取得した物理アドレスを記録メディアに保存する保存処理を、前記コンピュータに実行させる手順と、
    前記通信デバイスが新たな通信デバイスに交換された後、前記記録メディアに保存された物理アドレスを前記新たな通信デバイスに設定する設定処理を、前記コンピュータに実行させる手順とを具備することを特徴とするプログラム。
  7. 前記動作不良が検出された通信デバイスから前記物理アドレスを取得した後、前記動作不良が検出された通信デバイスの物理アドレスを消去する処理を、前記コンピュータに実行させる手順をさらに具備することを特徴とする請求項6記載のプログラム。
  8. 前記設定処理を実行した後、前記記録メディアに保存された物理アドレスを消去する処理を、前記コンピュータに実行させる手順をさらに具備することを特徴とする請求項6記載のプログラム。
  9. 前記保存処理は、前記コンピュータを識別する識別子を前記記録メディアに保存する処理を、前記コンピュータに実行させる手順を含み、
    前記設定処理を実行する前に、前記記録メディアに保存されている識別子と前記コンピュータの識別子とが一致するか否かを判別し、一致しないことが判別された場合、前記設定処理の実行を禁止する処理を、前記コンピュータに実行させる手順をさらに具備することを特徴とする請求項6記載のプログラム。
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