JP2011096132A - 情報処理装置および表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクティブなウィンドウがユーザによって使用中か否かを判別し、ユーザ操作と同期せず自動で開設されたウィンドウが、アクティブウィンドウを切り替えない表示制御方法の提供。
【解決手段】デスクトップ上に新規ウィンドウが表示される通知を受けた場合、デスクトップ上に表示されているウィンドウのうちアクティブなウィンドウを特定し(S201)、当該アクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの動作定義情報を読み出して(S202)アクティブなアプリケーションが使用中か否かを判別する(S203)。アクティブなアプリケーションが使用中であると判別された場合は、新規ウィンドウをアクティブなウィンドウよりも優先順位の低いウィンドウとしてアクティブなウィンドウよりも下に表示する(S204)。
【選択図】図6
【解決手段】デスクトップ上に新規ウィンドウが表示される通知を受けた場合、デスクトップ上に表示されているウィンドウのうちアクティブなウィンドウを特定し(S201)、当該アクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの動作定義情報を読み出して(S202)アクティブなアプリケーションが使用中か否かを判別する(S203)。アクティブなアプリケーションが使用中であると判別された場合は、新規ウィンドウをアクティブなウィンドウよりも優先順位の低いウィンドウとしてアクティブなウィンドウよりも下に表示する(S204)。
【選択図】図6
Description
本発明は、複数のウィンドウの表示制御を実行する情報処理装置および同機器に適用される表示制御方法に関する。
一般的に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置上で実行されるアプリケーションは、アプリケーションが実行されている場合、ウィンドウ表示の形態で表示される。この場合、表示されているウィンドウは、アクティブなウィンドウとしてフォーカス(最前面のウィンドウとして選択)されている状態となる。このように、ウィンドウ表示が行われていて、このウィンドウがアクティブであり、フォーカスされている状態において、新規ウィンドウが開くことにより、上述したフォーカスされているウィンドウより前に表示されることがある。この場合、新規ウィンドウにフォーカスが移動する(アクティブになる)ことになる。このため、アプリケーションを閲覧して使用しているユーザは、表示されているウィンドウからフォーカスが移動することにより、当該ウィンドウの操作を行えなくなってしまう。また、当該ウィンドウの上に新規ウィンドウが表示されて、重なっている場合は、当該ウィンドウが新規ウィンドウによって遮られてしまう。このため、例えば、特許文献1には、新規ウィンドウを開く場合、現在フォーカスされているウィンドウがユーザによって使用中か否かを判別し、フォーカスされているウィンドウが使用中であると判別された場合には、当該ウィンドウからフォーカスを移動しないようにして新規ウィンドウを開くように制御を行う技術が開示されている。
しかし、特許文献1の技術は、現在フォーカスされているウィンドウがユーザによって使用中か否かを判別する場合、予め設定された条件によって一律に判別を行う。即ち、現在フォーカスされているウィンドウ(アクティブなウィンドウ)が、何のアプリケーションかに寄らずに、使用中か否かの判別を行う。このため、ユーザが使用しているにも係わらず、予め設定された条件に該当するために、ユーザが使用中でないと判別されるという課題がある。例えば、動画再生ソフトのようなユーザが長時間操作を行わないアプリケーション等は、上述したシチュエーションに該当する可能性が高い。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、現在アクティブなウィンドウがユーザによって使用中か否かを判別する場合、各アプリケーションに予め設定された条件によって判別を行うことができる情報処理装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、複数のウィンドウを表示する表示部を備えた情報処理装置であって、前記情報処理装置上で実行する各アプリケーションに対応する動作定義情報を記憶する記憶部と、前記表示部に新規ウィンドウが表示される通知を受けた場合、前記表示部に表示されているウィンドウのうち、アクティブなウィンドウを特定し、当該アクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの動作定義情報を読み出して、当該動作定義情報に基づいて、前記アクティブなアプリケーションが使用中か否かを判別する判別部と、前記判別部によって、前記アクティブなアプリケーションが使用中であると判別された場合は、前記新規ウィンドウを前記アクティブなウィンドウよりも優先順位の低いウィンドウとして前記アクティブなウィンドウよりも下に表示する制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、本発明の一態様によれば、情報処理装置で用いられる表示制御方法であって、前記情報処理装置は、複数のウィンドウを表示する表示部と、当該情報処理装置上で実行する各アプリケーションに対応する動作定義情報を記憶する記憶部とを備え、前記表示部に新規ウィンドウが表示される通知を受けた場合、前記表示部に表示されているウィンドウのうち、アクティブなウィンドウを特定し、当該アクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの動作定義情報を読み出して、当該動作定義情報に基づいて、前記アクティブなアプリケーションが使用中か否かを判別し、前記判別によって、前記アクティブなアプリケーションが使用中であると判別された場合は、前記新規ウィンドウを前記アクティブなウィンドウよりも優先順位の低いウィンドウとして前記アクティブなウィンドウよりも下に表示する制御を行うことを特徴とする表示制御方法が提供される。
本発明によれば、現在アクティブなウィンドウがユーザによって使用中か否かを判別する場合、各アプリケーションに予め設定された条件によって判別を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を説明する。本実施形態の情報処理装置は、例えば、ノートブック型のパーソナルコンピュータ10として実現されている。なお、本実施形態では、ノートブック型のパーソナルコンピュータ10として説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)等、表示装置を備えた機器であればよい。
図1に示すように、コンピュータ10は、コンピュータ本体と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12にはLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示装置が組み込まれており、その表示画面であるLCD121はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ10に対して解放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ10の本体側は薄い箱形の筐体を有しており、その上面には電源ボタン21、キーボード125、パームレスト上にはタッチパッド124、および左右2つのボタン124a、124b等が配置されている。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU111、ノースブリッジ113、グラフィクスコントローラ114、主メモリ112、LCD121、サウスブリッジ116、ハードディスクドライブ(HDD)117、光ディスクドライブ(ODD)118、BIOS−ROM119、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120、タッチパッド124、キーボード125、電源回路130、バッテリ122およびACアダプタ123等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)117から主メモリ112にロードされる、オペレーティングシステム(OS)202、および表示制御アプリケーションプログラム201(以下、表示制御アプリケーションとも称する)のような各種アプリケーションプログラムを実行する。表示制御アプリケーションプログラム201は、LCD121に表示されているデスクトップ上に自動で新規ウィンドウを開く要求を受信した場合、デスクトップ上に現在開かれているアクティブなウィンドウが使用中であるかを判別する。なお、自動で新規ウィンドウを開く場合とは、ユーザの要求に関係なく、ポップアップウィンドウ等のような自動で開くウィンドウのことである。そして表示制御アプリケーションプログラム201は、デスクトップ上に現在開かれているアクティブなウィンドウが使用中であると判別した場合は、デスクトップ上に開く新規ウィンドウをアクティブとせずに、デスクトップ上に現在開かれているウィンドウがアクティブな状態のままとする制御を行うソフトウェアである。
ノースブリッジ113はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ116との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ113には、主メモリ112をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ113は、グラフィックスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィックスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD(ディスプレイ)121を制御する表示コントローラである。このグラフィックスコントローラ114によって生成される表示信号はディスプレイユニット12のLCD121に送られる。また、グラフィックスコントローラ114は、LCD121に表示されるOS202のデスクトップ上に表示されているアプリケーションの情報をCPU111に送出する。アプリケーションの情報としては、アクティブな(フォーカスされている)状態のウィンドウに対応するアプリケーション名である。
CPU111は、受信したアプリケーションの情報を表示制御アプリケーション201に送出する。表示制御アプリケーション201は、上述したデスクトップに自動で新規ウィンドウの表示要求を受信した場合に、以下の様な制御を行う。即ち、表示制御アプリケーション201は、記憶部であるHDD117等に記憶されている各アプリケーションに対応する動作定義情報(後述)に基づいて、デスクトップに表示されているアクティブな状態のアプリケーションがユーザによって使用中か否かを判別して、当該アプリケーションが使用中であると判別された場合には、デスクトップに表示されているアプリケーションに対応するウィンドウの状態をアクティブな状態のまま維持すると共に、デスクトップに新規ウィンドウの表示を行う。このため、デスクトップに表示された新規ウィンドウは、アクティブでない状態となる。よって、ユーザは最初から開いていたアクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの操作および閲覧を行うことができる。なお、新規ウィンドウは、ポップアップウィンドウ等のユーザの指示に関係なく自動で開くウィンドウのことである。
サウスブリッジ116は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス等を制御する。また、サウスブリッジ116は、ハードディスクドライブ(HDD)117およびODD118を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ116は、サウンドコントローラとの通信を実行する機能も有している。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)125およびタッチパッド124を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120は、ユーザによる電源ボタン21の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。
次に、図3は、表示制御アプリケーション201の機能構成を示したブロック図である。
表示制御アプリケーション201は、判別部201a及び制御部201bを備えている。判別部201aは、グラフィックスコントローラ114から取得されたデスクトップ上のアプリケーションの情報280をCPU111から受信する。アプリケーションの情報280とは、デスクトップ上に開いているアクティブな(フォーカスされている)ウィンドウと、このウィンドウに対応するアプリケーション名等である。判別部201aは、CPU111からデスクトップ上への新規ウィンドウの表示要求を受信した場合、受信したアプリケーション情報280と、HDD117に予め記憶されている各アプリケーションに対応する動作定義情報270とを照合する。判別部201aは、照合した判別結果情報300を制御部201bに送信する。制御部201bは、受信した判別結果情報300に基づいて、照合が一致した場合は、ユーザがアクティブなウィンドウに対応するアプリケーションを使用していると判別する。これにより、表示制御アプリケーション201は、アクティブなウィンドウの状態を維持しながら、デスクトップ上への新規ウィンドウの表示を行う。即ち、デスクトップ上への新規ウィンドウの表示は、非アクティブな状態として表示される。このため、ユーザは、現在、使用(操作または閲覧)しているアプリケーションのアクティブなウィンドウの状態が維持されることで、当該アプリケーションの使用(操作または閲覧)を継続することができる。
次に図4は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置を適用した表示制御方法の動作を示すフローチャートである。図4のフローチャートでは、デスクトップ上で新たに開かれるウィンドウの要求が、自動で開かれるウィンドウの要求であるか否かを判別する。即ち、自動で開かれるウィンドウの要求ではなく、ユーザの支持によって新たに開かれるウィンドウの要求を受信した場合は、当該開かれるウィンドウをアクティブな状態にすることが望ましいからである。
コンピュータ10のCPU111は、HDD117等に記憶された表示制御アプリケーション201を起動して主メモリ112にロードする。CPU111は、新規のウィンドウが開かれる指示を受信したか否かを判別する(ステップS101)。新規のウィンドウが開かれる指示を受信したか否かの判別は、CPU111がOS202から新規のウィンドウが開かれる指示を受信するか否かによって判別を行う。ステップS101で、CPU111によって、新規のウィンドウが開かれる指示を受信したと判別された場合は(ステップS101のYES)、CPU111は、新規のウィンドウは常駐しているプロセスと関係しているか否かを判別する(ステップS102)。新規のウィンドウが常駐(実行)しているプロセスと関係しているか否かの判別は、CPU111がOS202から実行しているプロセスの情報であるタスクテーブルを取得することによって判別を行う。
実行しているプロセスの情報(タスクテーブル)とは、例えば、図5に示されるように、6つのプロセスが実行している場合は、各実行されているアプリケーション毎にウィンドウ番号とアプリケーション名とを対応して表示するものである。例えば、ワードプロセッサソフト、Game、DVD Playerソフト、USB(Universal Serial Bus)監視プロセス、ダウンロード監視プロセス等である。USB監視プロセスは、USBポートにUSB機器の接続が行われた場合に、OS202から受け取る接続情報を監視している。例えば、新たなUSBメモリがコンピュータ10に接続された場合、新規のウィンドウとして、新たなUSBメモリが接続された旨のポップアップウィンドウが表示される。このポップアップウィンドウは、USB機器がコンピュータ10に接続された場合に、この接続を検出するためのUSBポートを監視するプロセスに関係していると判別される。また、ダウンロード監視プロセスについて説明する。ファイルのダウンロードを行っている状態において、ファイルのダウンロードが終了した場合は、ファイルのダウンロードが終了した旨のポップアップウィンドウが表示される。このポップアップウィンドウは、ダウンロードのプロセスを監視するプロセスに関係していると判別される。
ステップS102で、CPU111によって、新規のウィンドウが常駐しているプロセスと関係していると判別された場合(ステップS102のYES)、CPU111は、上述した新規のウィンドウが最上面のウィンドウか否かを判別する(ステップS103)。最上面のウィンドウとは、デスクトップ上でアクティブになっている(フォーカスされている)ウィンドウのことである。ステップS103で、CPU111によって、上述した新規のウィンドウが最上面のウィンドウであると判別された場合には、ユーザの指示によって新規に実行されたアプリケーションに対応したウィンドウであるので、フローを終了する。一方、ステップS103で、CPU111によって、上述した新規のウィンドウが最上面のウィンドウでないと判別された場合には、自動で開かれた(ポップアップ)ウィンドウであると判別する(ステップS104)。一方、ステップS102で、CPU111によって、新規のウィンドウが常駐しているプロセスと関係していないと判別された場合(ステップS102のNO)は、自動で開かれた(ポップアップ)ウィンドウでないと判別されるため、フローを終了する。
上述したフローチャートでの処理により、自動で開かれた(ポップアップ)ウィンドウであると判別することができる。
次に、自動で開かれた(ポップアップ)ウィンドウであると判別された場合における、デスクトップ上でのウィンドウ表示処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
コンピュータ10のCPU111表示制御アプリケーション201を主メモリ112にロードしている状態で、CPU111は、デスクトップ上にアクティブなウィンドウが存在するか否かを判別する(ステップS201)。ステップS201で、CPU111によって、デスクトップ上にアクティブなウィンドウが存在すると判別された場合(ステップS201のYES)、CPU111は、HDD117に記憶されている各アプリケーションの動作定義情報270を読み出す(ステップS202)。アプリケーションの動作定義情報270は、例えば、図7に示されるように、各アプリケーション毎に、使用中の動作定義を予め定めている。例えば、ワードプロセッサソフトは、マウスを使用、もしくはキーボード打鍵後、1s以内を使用中と判別する。さらに、ファイル管理ソフトは、マウスを使用、もしくはキーボード打鍵後,2s以内を使用中と判別する。DVD Player(所定のアプリケーション)は、ユーザが長時間操作せずに閲覧することが多いため、DVD Playerの実行中は常に使用中と判別する。なお、アプリケーションの動作定義情報270に該当するアプリケーションが無い場合は、例えば、キーバッファ有り、マウス使用が有りの場合に、使用中と判別する。また、図示していないが、コマンドプロンプト等のマウスを使用しないアプリケーション等においては、マウスの操作は、使用中か否かの判別に含まない。
CPU111は、読み出した各アプリケーションの動作定義情報270に従って、アクティブなウィンドウが使用中か否かを判別する(ステップS203)。ステップS203で、CPU111によって、アクティブなウィンドウが使用中であると判別された場合は(ステップS203のYES)、自動で開かれた新規ウィンドウは、アクティブなウィンドウの下に開く制御を行う(ステップS204)。例えば、図8に示されるように、デスクトップ500上に、アクティブなウィンドウ510が存在するとCPU111によって判別される。そして、CPU111によって、アクティブなウィンドウ510が使用中であると判別された場合は、自動で開かれた新規ウィンドウ511は、図9に示されるように、アクティブなウィンドウ510の下に開くように制御を行う。また、自動で開かれた新規ウィンドウ511を表示する場合、アクティブなウィンドウ510と重ならないように表示することもできる。この場合は、ウィンドウ510は、アクティブな状態を維持しながら、自動で開かれた新規ウィンドウ511を非アクティブなウィンドウとして表示する。なお、自動で開かれた新規ウィンドウ511は、アクティブなウィンドウ510の下に開くように制御を行うため、デスクトップ上にタスクバーが存在する場合には、このタスクバーに表示される。しかし、アクティブウィンドウの下に新規ウィンドウが開くため、ユーザが新規ウィンドウ511を認識できない場合がある。このため、ユーザが新規ウィンドウ511を認識しやすくするために、音を鳴らしたり、デスクトップ上で所定の表示を行ったり、コンピュータ10が備えるLED等を点灯させるようにしてもよい。さらに、新規ウィンドウ511に対応するタスクバーを所定時間だけ点滅させたりするようにしてもよい。
一方、ステップS203で、CPU111によって、アクティブなウィンドウが使用中でないと判別される。そして、CPU111によって、自動で開かれた新規ウィンドウは、アクティブなウィンドウとして最前面に開く制御を行う。例えば、図8に示されるように、デスクトップ500上に、アクティブなウィンドウ510が存在すると判別される。そして、CPU111によって、アクティブなウィンドウ510が使用中でないと判別された場合は、自動で開かれた新規ウィンドウ511は、図10に示されるように、ウィンドウ510の上にアクティブなウィンドウとして最前面に開くように制御を行う。また、自動で開かれた新規ウィンドウ511を表示する場合、アクティブなウィンドウ510と重ならないように表示することもできる。この場合は、ウィンドウ510は、アクティブな状態を維持しながら、自動で開かれた新規ウィンドウ511を非アクティブなウィンドウとして表示する。
上述したように、本実施形態を用いることにより、ユーザがアクティブなウィンドウのアプリケーションを使用しているか否かの判別を、各アプリケーションに対応して行うことができる。このため、ユーザがアクティブなウィンドウのアプリケーションを使用しているか否かの判別をより正確に行うことができる。即ち、DVD Playerのように、ユーザが長時間操作せずに閲覧するアプリケーションにおいても、DVD Playerの実行中は常に使用中と判別するようにできるため、アプリケーションを使用しているか否かの判別をより正確に行うことができる。また、デスクトップ上に自動で表示される新規ウィンドウであるポップアップウィンドウ等を、使用中のアプリケーションの上に表示させることなく、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、上述した表示制御アプリケーション201は、OS202の一機能としてOS202に組み込むように構成しても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…コンピュータ、111…CPU、112…主メモリ、117…HDD、121…LCD、201…表示制御アプリケーション、202…OS
Claims (10)
- 複数のウィンドウを表示する表示部を備えた情報処理装置であって、
前記情報処理装置上で実行する各アプリケーションに対応する動作定義情報を記憶する記憶部と、
前記表示部に新規ウィンドウが表示される通知を受けた場合、前記表示部に表示されているウィンドウのうち、アクティブなウィンドウを特定し、当該アクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの動作定義情報を読み出して、当該動作定義情報に基づいて、前記アクティブなアプリケーションが使用中か否かを判別する判別部と、
前記判別部によって、前記アクティブなアプリケーションが使用中であると判別された場合は、前記新規ウィンドウを前記アクティブなウィンドウよりも優先順位の低いウィンドウとして前記アクティブなウィンドウよりも下に表示する制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記新規ウィンドウは、ユーザの指示によらない自動で開かれたウィンドウであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記動作定義情報は、所定のアプリケーションがアクティブなウィンドウで実行されている場合、常に使用中であるという定義を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記動作定義情報は、所定のアプリケーションがアクティブなウィンドウで実行されている場合、一定時間使用中であるという定義を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記自動で開かれたウィンドウは、前記情報処理装置上で実行されているアプリケーションと関連していることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 情報処理装置で用いられる表示制御方法であって、
前記情報処理装置は、複数のウィンドウを表示する表示部と、当該情報処理装置上で実行する各アプリケーションに対応する動作定義情報を記憶する記憶部とを備え、
前記表示部に新規ウィンドウが表示される通知を受けた場合、前記表示部に表示されているウィンドウのうち、アクティブなウィンドウを特定し、当該アクティブなウィンドウに対応するアプリケーションの動作定義情報を読み出して、当該動作定義情報に基づいて、前記アクティブなアプリケーションが使用中か否かを判別し、
前記判別によって、前記アクティブなアプリケーションが使用中であると判別された場合は、前記新規ウィンドウを前記アクティブなウィンドウよりも優先順位の低いウィンドウとして前記アクティブなウィンドウよりも下に表示する制御を行うことを特徴とする表示制御方法。 - 前記新規ウィンドウは、ユーザの指示によらない自動で開かれたウィンドウであることを特徴とする請求項6記載の表示制御方法。
- 前記動作定義情報は、所定のアプリケーションがアクティブなウィンドウで実行されている場合、常に使用中であるという定義を含むことを特徴とする請求項6記載の表示制御方法。
- 前記動作定義情報は、所定のアプリケーションがアクティブなウィンドウで実行されている場合、一定時間使用中であるという定義を含むことを特徴とする請求項6記載の表示制御方法。
- 前記自動で開かれたウィンドウは、前記情報処理装置上で実行されているアプリケーションと関連していることを特徴とする請求項2記載の情報処理方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110308 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110705 |