JP2009110428A - 情報処理装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】無駄な電力消費を招くことなく、情報処理装置内のストレージデバイスをネットワークドライブとして使用することが可能な情報処理装置を実現する。
【解決手段】本コンピュータ10においては、コンピュータ10に内蔵されたストレージデバイス11をNASのようなネットワークドライブとして機能させるための第2のシステム10Bが追加されている。この第2のシステム10Bにより、ストレージデバイス11にインストールされているオペレーティングシステムをブートすることなく、つまり情報処理を実行するためのメインシステムである第1のシステム10Aを起動することなく、ストレージデバイス11をNASのようなネットワークドライブとして機能させることができる。これにより、無駄な電力消費を招くことなく、コンピュータ10に内蔵されたストレージデバイス11をネットワークドライブとして使用することが出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばストレージデバイスを有する、パーソナルコンピュータのような情報処理装置およびその制御方法に関する。
近年、バッテリ駆動可能な種々の携帯型パーソナルコンピュータが開発されている。最近では、携帯型パーソナルコンピュータにおいても、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ等と同様、大容量のストレージデバイスが搭載され始めている。
特許文献1には、パーソナルコンピュータとTV番組を録画するためのレコーダとの間でDVDドライブ、外付けハードディスクドライブ等を共有するシステムが開示されている。このシステムにおいては、DVDドライブ、およびハードディスクドライブはライブラリカードに搭載されており、このライブラリカードがパーソナルコンピュータとレコーダとの間で共有される。
ところで、パーソナルコンピュータで使用されるオペレーティングシステムの多くは、通常、ファィル共有のための機能を有している。
したがって、パーソナルコンピュータをLANのようなネットワークに接続し、オペレーティングシステムのファィル共有機能を有効に設定すれば、パーソナルコンピュータ内に設けられた内蔵ハードディスクドライブのようなストレージデバイスを、ネットワーク上の各デバイスからアクセス可能な、いわゆるネットワークドライブ(ネットワークストレージと称されることもある)として使用することができる。
特開2006−23887号公報
しかし、このようにオペレーティングシステムのファィル共有機能を利用する構成では、たとえパーソナルコンピュータ内のストレージデバイスをネットワークドライブとしてのみ使用する場合、つまりパーソナルコンピュータを専用のファイルサーバとしてのみ使用する場合であっても、パーソナルコンピュータのオペレーティングシステムを起動することが必要となる。オペレーティングシステムが動作するためには、パーソナルコンピュータ内のほとんど全てのデバイスが動作することが必要となる。したがって、多くの電力が無駄に消費されることになる。
よって、無駄な電力消費を招くことなく、パーソナルコンピュータ内のストレージデバイスをネットワークドライブとして使用することが可能な新たな機能の実現が必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、無駄な電力消費を招くことなく、情報処理装置内のストレージデバイスをネットワークドライブとして使用することが可能な情報処理装置および制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、ストレージデバイスと、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理するオペレーティングシステムの制御の下に、前記ストレージデバイスに格納されたアプリケーションプログラムを実行する処理とネットワークとの通信を実行する処理と前記ストレージデバイスをアクセスする処理とを少なくとも含む情報処理を実行する第1のシステムと、前記第1のシステムと独立して動作するように構成され、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理し、前記ネットワークを介して外部デバイスから送信されるファイルアクセス要求に応じて前記ストレージデバイスへのファイルの書き込みまたは前記ストレージデバイスからのファイルの読み出しを実行するファイルサーバ処理を実行する第2のシステムと、前記ストレージデバイスを前記情報処理に使用するための第1モードにおいては前記第1のシステムを起動し、前記ストレージデバイスを前記ファイルサーバ処理に使用するための第2モードにおいては前記第2のシステムを起動する起動制御手段と、前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの各々と前記ストレージデバイスとの間に配置され、前記第1モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第1のシステムに接続し、前記第2モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第2のシステムに接続するスイッチ回路とを具備することを特徴とする情報処理装置。
また、本発明は、ストレージデバイスを備えた情報処理装置をファイルサーバとして動作させるための制御方法であって、前記情報処理装置は、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理するオペレーティングシステムの制御の下に、前記ストレージデバイスに格納されたアプリケーションプログラムを実行する処理とネットワークとの通信を実行する処理と前記ストレージデバイスをアクセスする処理とを少なくとも含む情報処理を実行する第1のシステムと、前記第1のシステムと独立して動作するように構成され、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理し、前記ネットワークを介して外部デバイスから送信されるファイルアクセス要求に応じて前記ストレージデバイスへのファイルの書き込みまたは前記ストレージデバイスからのファイルの読み出しを実行するファイルサーバ処理を実行する第2のシステムとを具備しており、前記情報処理を実行するための第1モードにおいては前記第1のシステムを起動し、前記ストレージデバイスを前記ファイルサーバ処理に使用するための第2モードにおいては前記第2のシステムを起動する起動制御ステップと、前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの各々と前記ストレージデバイスとの間に配置されたスイッチ回路を制御し、前記第1モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第1のシステムに接続し、前記第2モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第2のシステムに接続するステップとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、無駄な電力消費を招くことなく、情報処理装置内のストレージデバイスをネットワークドライブとして使用することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置のシステム構成を説明する。本実施形態の情報処理装置は、例えば、バッテリ駆動可能なノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10によって実現されている。
このコンピュータ10は、第1のシステム10A、第2のシステム10B、ストレージデバイス11、スイッチ回路12、ネットワーク接続用コネクタ(LANコネクタ)13、スイッチ回路14、および起動制御部15を備えている。
第1のシステム10Aは、ストレージデバイス11に格納された各ファイルを管理する機能を有するオペレーティングシステムを実行し、このオペレーティングシステムの制御の下に動作するメインシステムである。この第1のシステム10Aは、オペレーティングシステムの制御の下に、ストレージデバイス11に格納されたアプリケーションプログラムを実行する処理とLANのようなネットワークとの通信を実行する処理とストレージデバイス11をアクセスする処理とを少なくとも含む情報処理を実行する。この第1のシステム10Aの具体的な構成例は後述するが、概して云えばプロセッサ、メモリ、チップセット、各種I/Oデバイス等を含んでいる。
第2のシステム10Bは、ストレージデバイス11をLANのようなネットワーク上の各外部デバイスからアクセス可能なネットワークドライブ(ネットワークストレージとも云う)として機能させるためのサブシステムである。この第2のシステム10Bは、第1のシステム10Aとは独立して動作するように構成されている。第2のシステム10Bは、ストレージデバイス11に格納された各ファイルを管理するファイルシステムを有している。この第2のシステム10Bは、ストレージデバイス11をNAS(Network Attached Storage)のようなネットワークドライブとして機能させるために、ファイルサーバ処理を実行する。このファイルサーバ処理は、ストレージデバイス11に格納された各ファイルを管理すると共に、ネットワークを介して外部デバイスから送信されるファイルアクセス要求に応じてストレージデバイ11へのファイルの書き込みまたはストレージデバイス11からのファイルの読み出しを実行する処理である。
第2のシステム10Bとネットワーク上の外部デバイスとの間の通信は、例えばNFS(Network File System)、CIFS(Common Internet File System)のようなネットワークプロトコルを用いて実行される。
このように、本コンピュータ10においては、コンピュータ10に内蔵されたストレージデバイス11をNASのようなネットワークドライブとして機能させるための第2のシステム10Bが追加されている。この第2のシステム10Bにより、ストレージデバイス11にインストールされているオペレーティングシステムをブートすることなく、つまり情報処理を実行するためのメインシステムである第1のシステム10Aを起動することなく、ストレージデバイス11をNASのようなネットワークドライブとして機能させることができる。これにより、無駄な電力消費を招くことなく、コンピュータ10に内蔵されたストレージデバイス11をネットワークドライブとしても使用することが出来る。
また、第2のシステム10Bは単独で動作することができるので、たとえオペレーティングシステムが起動不能となった場合であっても、ネットワーク上のデバイスからストレージデバイス11をアクセスすることができ、これにより必要なファイル等のデータをストレージデバイス11からリードすることができる。また第2のシステム10Bはインテリジェントなファイルサーバとして機能することができるので、例えば、ストレージデバイス11に対して又はストレージデバイス11内の個々のファイルに対して、外部デバイスがアクセス権限を有するか否かを確認するためのアクセス認証処理を実行することもできる。よって、セキュリティー性の高いファイルアクセス制御を実現することが可能となる。
なお、第2のシステム10Bはコンピュータ10の本体内に内蔵することができる。もちろん、第2のシステム10Bを、コンピュータ10の本体に取り外し自在に取り付けられる拡張デバイスとして実現してもよい。
ストレージデバイス11は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、または、不揮発性半導体メモリを内蔵した、ソリッドステートドライブ(SSD)と称される半導体ディスクドライブ等から構成されている。
本コンピュータ10は、第1モードと第2モードの2つの動作モードを有している。第1モードはストレージデバイス11を上述の情報処理に使用する動作モード(PCモード)である。第1モード(PCモード)においては、第1のシステム10Aが起動され、ストレージデバイス11は第1のシステム10Aによって使用される。すなわち、第1モード(PCモード)は、ストレージデバイス11がコンピュータ10の2次記憶として使用されるモードである。
第2モードは、ストレージデバイス11を上述のファイルサーバ処理に使用するための動作モード(NASモード)である。第2モード(NASモード)においては、第1のシステム10Aは起動されず、第2のシステム10Bのみが起動され、ストレージデバイス11は第2のシステム10Bによって使用される。すなわち、第2モード(NASモード)は、本コンピュータ10が専用のファイルサーバとして動作するモードであり、ストレージデバイス11はネットワークドライブとして使用される。第2モード(NASモード)においては、第1のシステム10Aのオペレーティングシステムはブートされず、第2のシステム10Bが単独で動作する。
通常のコンピュータにおいては、HDDのようなストレージデバイスはパラレルATA(PATA)またはシリアルATA(SATA)のような信号線路を介してシステムに直接的に接続されている。本実施形態においては、ストレージデバイス11を第1のシステム10Aと第2のシステム10Bとによって共用するために、第1のシステム10Aおよび第2のシステム10Bの各々とストレージデバイス11との間にスイッチ回路12が配置されている。スイッチ回路12は、ストレージデバイス11の接続先を第1のシステム10Aと第2のシステム10Bとの間で切り替えるスイッチ(HDDスイッチ)として機能する。すなわち、スイッチ回路12は、第1モード(PCモード)においてはストレージデバイス11を第1のシステム10Aに接続する。一方、第2モード(NASモード)においては、スイッチ回路12は、ストレージデバイス11を第2のシステム10Bに接続する。
ネットワーク接続用コネクタ13は、LANのようなネットワークに接続するための、例えばRJ45規格のLANコネクタである。通常のコンピュータにおいては、LANコネクタはLAN接続用の信号線路を介してシステムに直接的に接続されている。本実施形態においては、ネットワーク接続用コネクタ13を第1のシステム10Aと第2のシステム10Bとによって共用するために、第1のシステム10Aおよび第2のシステム10Bの各々とネットワーク接続用コネクタ13との間にスイッチ回路14が配置されている。スイッチ回路14は、ネットワーク接続用コネクタ13の接続先を第1のシステム10Aと第2のシステム10Bとの間で切り替えるスイッチ(RJ45スイッチ)として機能する。すなわち、スイッチ回路14は、第1モード(PCモード)においては第1のシステム10Aをネットワーク接続用コネクタ13に接続する。一方、第2モード(NASモード)においては、スイッチ回路14は、第2のシステム10Bをネットワーク接続用コネクタ13に接続する。
なお、スイッチ回路14を設ける代わりに、第1のシステム10Aとネットワーク接続用コネクタ13との間を接続するLAN用の信号線路に、第2のシステム10Bから導出されるLAN用の信号線路をワイヤードオア形式で接続するようにしても良い。また、必ずしも、ネットワーク接続用コネクタ13を第1のシステム10Aと第2のシステム10Bとによって共用する必要はなく、第1のシステム10Aに接続されるネットワーク接続用コネクタと、第2のシステム10Bに接続されるネットワーク接続用コネクタとを個々に設けても良い。
起動制御部15は、第1のシステム10Aと第2のシステム10Bとを択一的に起動するための起動制御処理を実行する。すなわち、第1モード(PCモード)においては、起動制御部15は、第1のシステム10Aのみを起動する。第2のシステム10Bは起動されず、動作停止状態(例えば、電源オフ状態)に維持される。一方、第2モード(NASモード)においては、起動制御部15は、第2のシステム10Bを起動する。第1のシステム10Aは起動されず、動作停止状態(例えば、電源オフ状態)に維持される。
第1のシステム10Aの電源オフ状態には、サスペンドステート、ハイバネーションステートも含まれる。すなわち、第1のシステム10Aは、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)仕様で規定されたS0,S3,S4,S5の4つのシステムステートをサポートしている。S0は、第1のシステム10Aが電源オンされている動作ステートである。S0においては、第1のシステム10Aはオペレーティングシステムの制御の下に動作する。S3(サスペンド),S4(ハイバネーション),S5(オフ)はそれぞれ第1のシステム10Aが電源オフされているステートである。S3,S4,またはS5においては、第1のシステム10Aは動作しない。
第2モード(NASモード)においては、第1のシステム10Aは、動作停止状態(S3,S4,またはS5のいずれか)に設定される。
ユーザは、本コンピュータ10を第1モード(PCモード)および第2モード(NASモード)のどちらのモードで動作させるかを例えばキーボードの操作等によって指定することが出来る。例えば、ユーザによって第1モード(PCモード)が指定された状態でコンピュータ10がパワーオンされた時には、起動制御部15は、第1のシステム10Aを起動する。一方、ユーザによって第2モード(NASモード)が指定された状態でコンピュータ10がパワーオンされた時には、起動制御部15は、第2のシステム10Bを起動する。
また、起動制御部15は、本コンピュータ10の動作モードを第1モード(PCモード)と第2モード(NASモード)との間で自動的に切り替える機能も有している。すなわち、起動制御部15は、コンピュータ10に設けられた電源スイッチのオン操作が行われた場合、つまりコンピュータ10をパワーオンすべきことが指示された時には、第1モード(PCモード)を自動的に選択し、第1のシステム10Aを起動する。
コンピュータ10に設けられた電源スイッチのオフ操作が行われた場合、つまりコンピュータ10のシャットダウンが指示された時には、起動制御部15は、第2モード(NASモード)の使用がユーザによって予め許可されていることを条件に、第2モード(NASモード)を選択し、第1のシステム10Aを動作停止状態に設定した後に第2のシステム10Bを起動する。
コンピュータ10が第2モード(NASモード)で動作している状態で電源スイッチのオン操作が行われた場合、つまりコンピュータ10が第2モード(NASモード)で動作している状態でコンピュータ10をパワーオンすべきことが指示された時には、起動制御部15は、コンピュータ10の動作モードを、第2モード(NASモード)から第1モード(PCモード)に切り替える。この場合、起動制御部15は、第2のシステム10Bを動作停止状態に設定した後に、第1のシステム10Aを起動する。
第1モード(PCモード)においても、オペレーティングシステムのファイル共有機能を用いることにより、ネットワーク上の外部デバイスからコンピュータ10のストレージデバイス11に対するファイルの書き込みまたは読み出しを実行することができる。
次に、第1のシステム10A、第1のシステム10B、起動制御部15それぞれの構成例を説明する。
第1のシステム10Aは、CPU111、ノースブリッジ112、メモリ113、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)114、表示デバイス115、サウスブリッジ116、および各種I/Oデバイス117等を備えている。
第2のシステム10Bは、ストレージコントローラ301を備えている。
起動制御部15は、BIOS−ROM118、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)119を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の第1のシステム10Aの動作を制御するプロセッサであり、ストレージデバイス11からメモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、および各種アプリケーションプログラムを実行する。また、CPU111は、オペレーティングシステム(OS)の制御の下、サウスブリッジ116内のネットワークインタフェース部201を制御することによってLANのようなネットワークとの通信を実行する処理も実行する。また、CPU111は、オペレーティングシステム(OS)の制御の下、サウスブリッジ116内のストレージインタフェース部202を制御することによってストレージデバイス11をアクセスする処理等も実行する。
また、CPU111は、BIOS−ROM118に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112はCPU111のローカルバスとサウスブリッジ116との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ112には、メモリ113をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ112は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU114との通信を実行する機能も有している。
GPU114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用される表示デバイス115を制御する表示コントローラである。GPU114は、CPU111の制御の下、表示デバイス115の表示画面上に表示すべき画面イメージを生成するための描画処理等を実行する。
サウスブリッジ116は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各I/Oデバイス(PCIデバイス)117との通信も実行する。また、サウスブリッジ116は、LPC(Low Pin Count)バスにも接続されている。
サウスブリッジ116は、上述のネットワークインタフェース部201およびストレージインタフェース部202を含んでいる。ネットワークインタフェース部201は、CPU111の制御の下、ネットワークとの通信を実行するネットワークコントローラ(LANコントローラ)である。このネットワークインタフェース部201は、スイッチ回路14を介してネットワーク接続用コネクタ13に接続されている。ストレージインタフェース部202は、CPU111の制御の下、ストレージデバイス11に対するアクセスを実行する。ストレージインタフェース部202は例えばIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラから構成されている。このストレージインタフェース部202はスイッチ回路12を介してストレージデバイス11に接続されている。
上述したように第2のシステム10Bは、ストレージコントローラ301から構成されている。ストレージコントローラ301は上述のファイルサーバ処理を実行するためのNASインタフェース部である。このストレージコントローラ301は、例えば、ファイルサーバ処理専用のマイクロコンピュータから実現されており、その電力消費量は第1のシステム10Aに比し大幅に小さい。このストレージコントローラ301は、例えば、ネットワークとの通信を実行するネットワークインタフェース部と、ストレージデバイス11をアクセスするためのストレージインタフェース部と、プログラムを格納した不揮発性メモリと、不揮発性メモリに格納されたプログラムを実行することによって、上述のファイルサーバ処理を実行するプロセッサ(MPU)とを含んでいる。ストレージコントローラ301内のネットワークインタフェース部はスイッチ回路14を介して、または直接的にネットワーク接続用コネクタ13に接続されている。また、ストレージコントローラ301内のストレージインタフェース部は、スイッチ回路12を介してストレージデバイス11に接続されている。
EC/KBC119およびBIOS−ROM118に格納されたBIOSは起動制御部15として機能する。
EC/KBC119は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード122およびタッチパッド123を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このEC/KBC119は、例えばBIOSの制御の下、本コンピュータ10の動作モードを第1モード(PCモード)および第2モード(NASモード)のいずれか一方に設定するための処理を実行する。また、EC/KBC119は、上述のスイッチ制御信号(CONT)をスイッチ回路12,14に供給する機能も有している。電源回路120は、EC/KBC119の制御の下、第1のシステム10Aおよび第2のシステム10Bそれぞれに対する動作電源の供給を制御する。
また、EC/KBC119とストレージコントローラ301との間をシリアルバスのような信号線路によって接続してもよい。この場合、EC/KBC119は、ストレージコントローラ301との通信を実行することにより、例えば、第2モード(NASモード)の終了等をストレージコントローラ301に通知することができる。
図2には、ストレージコントローラ301の構成例が示されている。
ストレージコントローラ301は、MPU401、メモリ402、EEPROMのような不揮発性メモリ403、コントローラ404、ストレージインタフェース部405、およびネットワークインタフェース部406等を備えている。
MPU401は不揮発性メモリ403に格納されたプログラムを実行するプロセッサである。不揮発性メモリ403に格納されたプログラムはファイルサーバ処理を実行するための一種の専用オペレーティングシステムであり、ファイルサーバ処理を実行するために、ファイル管理機能と、ネットワーク通信機能と、アクセス認証機能を含むセキュリティー機能とを有している。コントローラ404はバスブリッジとして機能し、ストレージコントローラ301内の各ユニットを相互接続する。ストレージインタフェース部405は、MPU401の制御の下、ストレージデバイス11に対するアクセスを実行する。ストレージインタフェース部405は例えばIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラから構成されている。ネットワークインタフェース部406は、MPU401の制御の下、ネットワークとの通信を実行するネットワークコントローラ(LANコントローラ)である。
図3には、本コンピュータ10の2つの動作モードと2つのシステム10A,10Bそれぞれの状態との関係が示されている。
本コンピュータ10の動作モードが第1モード(PCモード)に設定された場合においては、第1のシステム10Aのみが動作状態(ON)となり、第2のシステム10Bは動作停止状態(OFF)となる。ストレージデバイス11は、スイッチ回路12によって第1のシステム10Aに接続される。
本コンピュータ10の動作モードが第2モード(NASモード)に設定された場合においては、第2のシステム10Bのみが動作状態(ON)となり、第1のシステム10Aは動作停止状態(OFF)となる。この場合、ストレージデバイス11は、スイッチ回路12によって第2のシステム10Bに接続される。
次に、図4のフローチャートを参照して、起動制御部15によって実行される起動制御処理の手順を説明する。
例えば、コンピュータ10のパワーオン/パワーオフするためのイベント(パワーイベント)が発生した時、またはユーザによるキーボード122等の操作によって明示的にモード切替を示すイベント(モード切替イベント)が発生した時等に、EC/KBC119は、BIOSと共同して、コンピュータ10が設定されるべき動作モードが第1モード(PCモード)および第2モード(NASモード)のいずれであるかを判別する(ステップS11)。
コンピュータ10が設定されるべき動作モードが第1モード(PCモード)であれば、EC/KBC119は、BIOSと共同して、第1のシステム10Aを起動する(ステップS12)。このステップS12においては、EC/KBC119は、電源回路120を用いて第1のシステム10Aに動作電源を供給することによって第1のシステム10Aをパワーオンする。そして、EC/KBC119は、スイッチ回路12を制御してストレージデバイス11を第1のシステム10A内のストレージインタフェース部202に接続すると共に、スイッチ回路14を制御して、第1のシステム10A内のネットワークインタフェース部201をネットワーク接続用コネクタ13に接続する。そして、BIOSの制御の下、オペレーティングシステムをストレージデバイス11からブートする処理、または第1のシステム10AをS3またはS4からS0に復帰するためのレジューム処理等が実行される。
コンピュータ10が設定されるべき動作モードが第2モード(NASモード)であれば、EC/KBC119は、BIOSと共同して、第2のシステム10Bを起動する(ステップS13)。このステップS13においては、EC/KBC119は、電源回路120を用いて第2のシステム10Bに動作電源を供給することによって第2のシステム10Bをパワーオンする。そして、EC/KBC119は、スイッチ回路12を制御してストレージデバイス11を第2のシステム10Bに接続すると共に、スイッチ回路14を制御して、第2のシステム10B内のネットワークインタフェース部406をコネクタ13に接続する。
次に、図5のフローチャートを参照して、ユーザによる電源スイッチ122の操作に応じて自動的に動作モードを切り替える処理の手順について説明する。
ユーザは、予め、BIOSセットアップ機能を用いて、第2モード(NASモード)の使用を許可するか否かを指定することができる。第2モード(NASモード)の使用が許可されているか否かを示すシステム構成情報は、他の各種デバイスに関するセットアップ内容を示す情報と一緒にBIOS−ROM118またはCMOSメモリなどに保存される。
ユーザによる電源スイッチ122の操作によってコンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのイベント(パワーイベント)が発生した時、EC/KBC119は、まず、システム構成情報を参照して、第2モード(NASモード)の使用が許可されているか否か、つまりNASモード=イネーブルであるか否かを判定する(ステップS21)。
NASモード=イネーブルであるならば(ステップS21のYES)、EC/KBC119は、発生したパワーイベントが、パワーオン/パワーオフのいずれを指示するものであるか、つまり電源スイッチ122の操作がオン操作/オフ操作のいずれであるかを判定する(ステップS22)。
電源スイッチ122の操作がオン操作であるならば、EC/KBC119は、ステップS23の処理に移行する。
ステップS23においては、EC/KBC119は、第2のシステム10Bつまりストレージコントローラ301を動作停止状態に設定する。この場合、EC/KBC119は、ストレージコントローラ301をパワーオフする前に、ストレージコントローラ301が動作停止されることをストレージコントローラ301に通知してもよい。この通知に応答して、ストレージコントローラ301は、終了処理を実行する。この終了処理においては、ストレージコントローラ301は、例えば、ストレージデバイス11を使用しているネットワーク上の外部デバイスに対して、ファイルサーバ処理が終了されることを通知する処理も実行する。ストレージコントローラ301の終了処理が完了した後、EC/KBC119は、第1のシステム10Aをパワーオンし、そしてBIOSと共同して、第1のシステム10Aを起動する。さらに、EC/KBC119は、スイッチ回路12を制御してストレージデバイス11を第1のシステム10Aに接続すると共に、スイッチ回路14を制御して、第1のシステム10Aをコネクタ13に接続する。
電源スイッチ122の操作がオフ操作であるならば、EC/KBC119は、ステップS24の処理に移行する。
ステップS24においては、EC/KBC119は、BIOSと共同して、第1のシステム10Aを動作停止状態に設定する。次いで、EC/KBC119は、第2のシステム10Bつまりストレージコントローラ301をパワーオンして、ストレージコントローラ301を起動する。さらに、EC/KBC119は、スイッチ回路12を制御してストレージデバイス11をストレージコントローラ301に接続すると共に、スイッチ回路14を制御して、ストレージコントローラ301をコネクタ13に接続する。
NASモード=イネーブルでないならば、つまりユーザによってNASモードの使用が許可されていないならば(ステップS21のYES)、EC/KBC119は、ステップS25の処理に移行し、そこで、発生したパワーイベントが、パワーオン/パワーオフのいずれを指示するものであるか、つまり電源スイッチ122の操作がオン操作/オフ操作のいずれであるかを判定する(ステップS25)。
電源スイッチ122の操作がオン操作であるならば、EC/KBC119は、ステップS26の処理に移行する。
ステップS26においては、EC/KBC119は、第1のシステム10Aをパワーオンし、そしてBIOSと共同して、第1のシステム10Aを起動する。次いで、EC/KBC119は、スイッチ回路12を制御してストレージデバイス11を第1のシステム10Aに接続すると共に、スイッチ回路14を制御して、第1のシステム10Aをコネクタ13に接続する。さらに、EC/KBC119は、電源回路122を用いてストレージデバイス11に動作電源を供給して、ストレージデバイス11をパワーオンする。
電源スイッチ122の操作がオフ操作であるならば、EC/KBC119は、ステップS27の処理に移行する。
ステップS27においては、EC/KBC119は、第1のシステム10Aおよび第2のシステム10Bがそれぞれ動作停止状態となるように第1のシステム10Aを動作停止状態に設定する。さらに、EC/KBC119は、ストレージデバイス11をパワーオフする処理も実行する。
次に、図6のフローチャートを参照して、BIOSによって実行されるセットアップ処理の手順について説明する。
このセットアップ処理は、本コンピュータ10の動作環境をユーザに指定させるための処理である。
例えば、ユーザによって所定のキーが押下された状態でコンピュータ10がパワーオンされたならば、BIOSは、ユーザに本コンピュータ10の動作環境を設定させるためのセットアップ画面を表示デバイス115の表示画面上に表示する(ステップS41)。このセットアップ画面には、図7に示すように、NASモードの使用を許可するか否かをユーザに指定させる為の項目も表示される。
ユーザによるキーボードの操作によってNASモード=ENABLEが選択されたならば(ステップS42のYES)、BIOSは、NASモードの使用が有効であること、つまりNASモードの使用が許可されたことを示すシステム構成情報をBIOS−ROM118またはCMOSメモリに保存する(ステップS43)。
ユーザによるキーボードの操作によってNASモード=DISABLEが選択されたならば(ステップS42のNO)、BIOSは、NASモードの使用が無効であること、つまりNASモードの使用が許可されていないことを示すシステム構成情報をBIOS−ROM118またはCMOSメモリに保存する(ステップS44)。
図8には、ストレージデバイス11の記憶空間の使用例が示されている。
図8においては、ストレージデバイス11の記憶空間は第1パーティションと第2パーティションとに区分されている。第1パーティションは第1モード(PCモード)用の記憶領域である。オペレーティングシステムは、第1パーティションを管理し、第1パーティション上へのファイルの書き込みおよび第1パーティションからのファイルの読み出しを実行する。第2パーティションは第2モード(NASモード)用の記憶領域である。ストレージコントローラ301は、第2パーティションを管理し、ネットワーク上の外部デバイスからのファイルアクセス要求に応じて、第1パーティション上へのファイルの書き込みおよび第1パーティションからのファイルの読み出しを実行する。
なお、オペレーティングシステムは、第2パーティションをアクセスすることも出来る。また、ストレージコントローラ301が第1パーティションにアクセスすることを許可するか否かは、ストレージコントローラ301のセキュリティー機能を用いて設定することができる。
次に、図9および図10を参照して、第1モード(PCモード)および第2モード(NASモード)それぞれにおけるファイルアクセス処理を説明する。
図9は、第1モード(PCモード)におけるファイルアクセス処理を示している。第1モード(PCモード)においては、第1のシステム10Aのオペレーティングシステムは、アプリケーションプログラム等からのファイルアクセス要求に応じて、ストレージデバイス11へのファイルの書き込みまたはストレージデバイス11からのファイルの読み出しを実行する。また、オペレーティングシステムはファイル共有機能を有しているので、オペレーティングシステムは、ネットワーク上の外部デバイス1からのファイルアクセス要求に応じて、ストレージデバイス11へのファイルの書き込みまたはストレージデバイス11からのファイルの読み出しを実行することもできる。
図10は、第2モード(NASモード)におけるファイルアクセス処理を示している。第2モード(NASモード)においては、第1のシステム10Aではなく、第2のシステム10Bのストレージコントローラ301が動作する。ストレージコントローラ301は、ネットワーク上の外部デバイス1からのファイルアクセス要求に応じて、ストレージデバイス11へのファイルの書き込みまたはストレージデバイス11からのファイルの読み出しを実行する。
本コンピュータ10においては、第1モード(PCモード)および第2モード(NASモード)に加え、第3モード(OFFモード)を定義することも出来る。例えば、電源スイッチ122は、第1モード(PCモード)、第2モード(NASモード)、および第3モード(OFFモード)それぞれに対応する3つのスイッチ位置を有するスライドスイッチであってもよい。この場合、電源スイッチ122のスイッチ位置がOFFモードに対応するスイッチ位置からPCモードに対応するスイッチ位置に移動されると、本コンピュータ10はPCモードで起動される。また、電源スイッチ122のスイッチ位置がOFFモードに対応するスイッチ位置からNASモードに対応するスイッチ位置に移動されると、本コンピュータ10はPCモードで起動される。
また、第1モード(PCモード)のオン/オフを指示する電源スイッチと第2モード(NASモード)のオン/オフを指示する電源スイッチとを含む2つの電源スイッチをコンピュータ10に設けてもよい。
また、キーボード上の特定のキーが押された状態で電源スイッチ122がオン操作された時に本コンピュータ10をNASモードで起動し、特定のキーが押されない状態で電源スイッチ122がオン操作された時に本コンピュータ10をPCモードで起動するようにしてもよい。さらに、電源スイッチ122が所定時間以上連続して押された(長押し)か否かを判定し、長押しの場合には本コンピュータ10をNASモードで起動し、長押しで無い場合には本コンピュータ10をPCモードで起動するようにしてもよい。本コンピュータ10がPCモードおよびNASモードのどちらで起動した場合であっても、電源スイッチ122がオフ操作されると、本コンピュータ10は、第1のシステム10Aおよび第2のシステム10Bの双方が動作停止されたオフモードとなる。
図11には、本コンピュータ10の3つのモード(PCモード、NASモード、OFFモード)と2つのシステム10A,10Bそれぞれの状態との関係が示されている。
本コンピュータ10が第1モード(PCモード)に設定された場合においては、第1のシステム10Aのみが動作状態(ON)となり、第2のシステム10Bは動作停止状態(OFF)となる。この場合、ストレージデバイス11は、スイッチ回路12によって第1のシステム10Aに接続される。
本コンピュータ10が第3モード(OFFモード)に設定された場合においては、第1のシステム10A、および第2のシステム10Bはそれぞれ動作停止状態(OFF)となる。
本コンピュータ10の動作モードが第2モード(NASモード)に設定された場合においては、第2のシステム10Bのみが動作状態(ON)となり、第1のシステム10Aは動作停止状態(OFF)となる。この場合、ストレージデバイス11は、スイッチ回路12によって第2のシステム10Bに接続される。
次に、第2のシステム10Bをコンピュータ10に取り外し自在に取り付けられる拡張デバイスによって実現する場合のシステム構成について説明する。
図12は、拡張デバイスが取り付け可能に構成されたコンピュータ10の斜視図である。
本コンピュータ10は、コンピュータ本体500と、ディスプレイユニット501とから構成されている。ディスプレイユニット501には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)等から構成される表示デバイス115が組み込まれている。
ディスプレイユニット501は、コンピュータ本体500に対し、コンピュータ本体500の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体500の上面を覆う閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体500は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード122、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするための電源スイッチ121、タッチパッド123などが配置されている。
また、コンピュータ本体500の例えば側面には、拡張デバイスをコンピュータ本体500内に組み込むためのスロット700が設けられている。
第2のシステム10Bは、スロット700に取り外し自在に挿入可能な拡張デバイスとして実現されている。この第2のシステム10Bの筐体内には、上述のストレージコントローラ301が内蔵されている。第2のシステム10Bの筐体の前面には、ネットワーク接続用コネクタ601が設けられている。
図13は、第2のシステム10Bが装着されたシステム構成の例を示している。
第2のシステム10Bの筐体がスロット700に挿入された状態においては、ストレージコントローラ301は、例えば、第2のシステム10Bの筐体の背面に設けられたコネクタを介してスイッチ回路12に接続される。
以上説明したように、本実施形態のコンピュータ10においては、ファイルサーバとして機能する第2のシステム10Bが設けられており、NASモードにおいては、第2のシステム10Bのみが動作し、第1のシステム10Aは動作しない。したがって、オペレーティングシステムを起動することなく、本コンピュータ10の本体内に内蔵されたストレージデバイス11をNASとして機能させることができる。よって、無駄な電力消費を招くことなく、コンピュータ10に内蔵されたストレージデバイス11をNASのようなネットワークドライブとして使用することが可能となる。
NASモードにおいては、ストレージデバイス11は、あたかもネットワークに直接的に接続されたストレージのように使用することができる。よって、ネットワーク上の各種デバイス(テレビ、他のコンピュータ等)から、簡単に本コンピュータ10に内蔵されたストレージデバイス11をアクセスすることができる。このため、テレビ等は、ストレージデバイス11から容易にファイルをリードして使用することができる。したがって、例えば、本コンピュータ10のストレージデバイス11内にインターネット上のサイトからダウンロードしたオーディオ・ビデオファイル等が保存されている場合には、テレビは、そのオーディオ・ビデオファイルをストレージデバイス11からリードして再生することができる。また、テレビは、受信した放送番組データをコンピュータ10のストレージデバイス11に保存することもできる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置のシステム構成の例を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置に設けられたストレージコントローラの構成例を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置に適用される2つのモードと情報処理装置内の2つのシステムの状態との関係を説明するためのブロック図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される起動制御処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置によって実行される起動制御処理の手順の他の例を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置によって実行されるセットアップ処理の手順の例を示すフローチャート。 図6のセットアップ処理で表示されるセットアップ画面の例を示す図。 同実施形態の情報処理装置に設けられたストレージデバイスの記憶空間の使用例を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される、第1モード(PCモード)におけるファイルアクセス処理を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される、第2モード(NASモード)におけるファイルアクセス処理を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置に適用される3つのモードと情報処理装置内の2つのシステムの状態との関係を説明するためのブロック図。 同実施形態の情報処理装置の外観を示す斜視図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成の他の例を示すブロック図。
符号の説明
10…情報処理装置(コンピュータ)、10A…第1のシステム、10B…第2のシステム、11…ストレージデバイス、12…スイッチ回路、13…コネクタ、15…起動制御部、111…CPU。

Claims (10)

  1. ストレージデバイスと、
    前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理するオペレーティングシステムの制御の下に、前記ストレージデバイスに格納されたアプリケーションプログラムを実行する処理とネットワークとの通信を実行する処理と前記ストレージデバイスをアクセスする処理とを少なくとも含む情報処理を実行する第1のシステムと、
    前記第1のシステムと独立して動作するように構成され、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理し、前記ネットワークを介して外部デバイスから送信されるファイルアクセス要求に応じて前記ストレージデバイスへのファイルの書き込みまたは前記ストレージデバイスからのファイルの読み出しを実行するファイルサーバ処理を実行する第2のシステムと、
    前記ストレージデバイスを前記情報処理に使用するための第1モードにおいては前記第1のシステムを起動し、前記ストレージデバイスを前記ファイルサーバ処理に使用するための第2モードにおいては前記第2のシステムを起動する起動制御手段と、
    前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの各々と前記ストレージデバイスとの間に配置され、前記第1モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第1のシステムに接続し、前記第2モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第2のシステムに接続するスイッチ回路とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1のシステムは前記第2モードにおいては動作停止状態に維持され、前記第2のシステムは前記第1モードにおいては動作停止状態に維持されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記起動制御手段は、前記情報処理装置に設けられた電源スイッチのオン操作に応答して前記第1のシステムを起動し、前記第2モードの使用が許可されている場合、前記電源スイッチのオフ操作に応答して前記第1のシステムを動作停止状態に設定し且つ前記第2のシステムを起動することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記起動制御手段は、前記第2モードの使用が許可されていない場合、前記第1のシステムおよび前記第2のシステムがそれぞれ動作停止状態になるように前記電源スイッチのオフ操作に応答して前記第1のシステムを動作停止状態に設定し、且つ前記ストレージデバイスをパワーオフすることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記起動制御手段は、前記第2のシステムが起動されている状態で前記電源スイッチのオン操作が行われた場合、前記第2のシステムを動作停止状態に設定し且つ前記第1のシステムを起動することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記第2のシステムは、前記ネットワークとの通信を実行するネットワークインタフェース部と、前記ストレージデバイスをアクセスするためのストレージインタフェース部と、プログラムを格納した不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに格納されたプログラムを実行することによって、前記ファイルサーバ処理を実行するプロセッサとを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記第1のシステムを収容する本体をさらに具備し、
    前記第2のシステムは、前記本体に取り外し可能に取り付けられる拡張デバイスであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. ストレージデバイスを備えた情報処理装置をファイルサーバとして動作させるための制御方法であって、
    前記情報処理装置は、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理するオペレーティングシステムの制御の下に、前記ストレージデバイスに格納されたアプリケーションプログラムを実行する処理とネットワークとの通信を実行する処理と前記ストレージデバイスをアクセスする処理とを少なくとも含む情報処理を実行する第1のシステムと、前記第1のシステムと独立して動作するように構成され、前記ストレージデバイスに格納された各ファイルを管理し、前記ネットワークを介して外部デバイスから送信されるファイルアクセス要求に応じて前記ストレージデバイスへのファイルの書き込みまたは前記ストレージデバイスからのファイルの読み出しを実行するファイルサーバ処理を実行する第2のシステムとを具備しており、前記情報処理を実行するための第1モードにおいては前記第1のシステムを起動し、前記ストレージデバイスを前記ファイルサーバ処理に使用するための第2モードにおいては前記第2のシステムを起動する起動制御ステップと、
    前記第1のシステムおよび前記第2のシステムの各々と前記ストレージデバイスとの間に配置されたスイッチ回路を制御し、前記第1モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第1のシステムに接続し、前記第2モードにおいては前記ストレージデバイスを前記第2のシステムに接続するステップとを具備することを特徴とする制御方法。
  9. 前記第1のシステムは前記第2モードにおいては動作停止状態に維持され、前記第2のシステムは前記第1モードにおいては動作停止状態に維持されることを特徴とする請求項8記載の制御方法。
  10. 前記起動制御ステップは、前記情報処理装置に設けられた電源スイッチのオン操作に応答して前記第1のシステムを起動し、前記第2モードの使用が許可されている場合、前記電源スイッチのオフ操作に応答して前記第1のシステムを動作停止状態に設定し且つ前記第2のシステムを起動することを特徴とする請求項9記載の制御方法。
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