JP2002067434A - 交換可能なプロセスユニットを有する装置及びその制御方法と、プロセスユニット - Google Patents

交換可能なプロセスユニットを有する装置及びその制御方法と、プロセスユニット

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JP2002067434A
JP2002067434A JP2000265684A JP2000265684A JP2002067434A JP 2002067434 A JP2002067434 A JP 2002067434A JP 2000265684 A JP2000265684 A JP 2000265684A JP 2000265684 A JP2000265684 A JP 2000265684A JP 2002067434 A JP2002067434 A JP 2002067434A
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Tatsuto Tachibana
達人 橘
Mitsuhiro Ito
充浩 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶領域使用効率を改善して余計なコストを
省力化した交換可能なプロセスユニットを有する装置及
びその制御方法と、該装置で使用されるプロセスユニッ
トを提供する。 【解決手段】 交換可能なプロセスユニット103を有
する装置101で、常駐プログラムと起動処理プログラ
ムを内蔵する装置の本体主制御部102の記憶部10
8,115と、非常駐プログラムを内蔵する交換可能な
プロセスユニットの記憶部110と、起動直後に起動処
理プログラムを実行し、記装置の動作状態に応じて常駐
プログラム又は非常駐プログラムを選択して読み出し実
行を開始する本体主制御部102に内蔵する制御部10
5,117とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換可能なプロセス
ユニットを有する装置及びその制御装置、例えば本体主
制御装置に装置全体を制御するCPUと制御プログラム
等を記憶するROMとワークエリアとしてのRAMを内
蔵し、交換可能なプロセスユニットを備える画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置の1つである画像形
成装置では、CPUの制御プログラムとして画像形成装
置の通常の機能を制御するプログラムの他に、工場にお
ける製造時の画像形成装置の動作確認用プログラムや、
市場に出荷されてからのメンテナンス用プログラムや、
制御部単体の機能確認用プログラム等を備えており、こ
れらは全て製造時に画像形成装置の制御部に搭載された
ROM等からなる同一のプログラム記憶領域に記憶され
ている。
【0003】ところが、上述のように、製造やメンテナ
ンスや制御部の単体の機能確認用に使用するプログラム
の全てを製造時に同時に同一プログラム記憶領域に記憶
する従来の画像形成装置では、プログラム記憶領域(容
量)として通常製品として実行されるプログラム以外
に、工場でのチェック用プログラムや市場でのメンテナ
ンス用プログラムや制御部の単体の機能を確認するため
のプログラムを全て合計したサイズの記憶できる容量が
必要になる。
【0004】特に、画像形成装置の制御プログラムのよ
うな機器制御プログラム(通常製品として実行されるプ
ログラムと、工場でのチェック用プログラムや市場での
メンテナンス用プログラム等を含む)は多くの場合、R
OMに記憶されている。ここで、工場チェック用プログ
ラムや市場でのメンテナンス用プログラムの記憶領域は
通常の使用状態では働いていないにもかかわらず、他の
用途に転用することはできない。
【0005】また、一般に使用されるROMは数段階の
記憶容量で製品化されているため、前記のような通常使
用しないプログラムによる僅かなプログラム量の増加で
あっても、場合によっては1段階上の容量のものを使用
せざるを得なくなることが生じる。
【0006】一方、従来の画像形成装置は、制御プログ
ラムの演算に使用されるデータ記憶領域を備えており、
これはRAMで構成されている。このデータ記憶領域は
通常制御時に必要な記憶容量を持っている。
【0007】上記のような工場チェック用プログラムや
市場メンテナンス用プログラムのROM内の容量は一般
的に小規模なものであり、データ領域としてのRAMの
使用もその一部である場合が多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のような
上記画像形成装置を含む装置においては、RAM並びに
ROMの記憶領域の使用効率が悪くなり、結果として装
置のコストアップにつながっている。
【0009】本発明の目的は、前記のような装置の冗長
的使用を少なくし、記憶領域使用効率を改善して余計な
コストを省力化した交換可能なプロセスユニットを有す
る装置及びその制御方法と、該装置で使用されるプロセ
スユニットを提供する所にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の装置は、交換可能なプロセスユニットを有
する装置であって、第1プログラムと第3プログラムを
内蔵する前記装置の本体主制御部の記憶手段と、第2プ
ログラムを内蔵する前記交換可能なプロセスユニットの
記憶手段と、起動直後に前記第3プログラムを実行し、
前記装置の動作状態に応じて前記第1プログラム又は第
2プログラムを選択して読み出し実行を開始する前記本
体主制御部に内蔵する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0011】ここで、前記制御手段は、前記第3プログ
ラムの実行において、外部からの指定入力に対応して、
前記第1プログラム又は前記第2プログラムを選択して
読み出し実行を開始する。また、前記本体主制御部の記
憶手段は、前記第1プログラム並びに前記第3プログラ
ムを記憶する不揮発性記憶手段と、前記CPUのワーク
エリア並びに前記第2プログラムを前記プロセスユニッ
トから読み出し記憶するのに使用する読み出し書き込み
可能な記憶手段とを含む。
【0012】又、交換可能なプロセスユニットを有する
装置であって、第1プログラムを内蔵する前記装置の本
体主制御部の記憶手段と、第2プログラムを内蔵する前
記交換可能なプロセスユニットの記憶手段と、起動直後
に前記第1プログラムを実行して装置全体の制御を開始
し、外部からの指定入力に応じて前記第2プログラムに
切り替えて実行させる前記本体主制御部に内蔵する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0013】ここで、前記本体主制御部の記憶手段は、
前記第1プログラムを記憶する不揮発性記憶手段と、ワ
ークエリア並びに前記第2プログラムを前記プロセスユ
ニットから読み出し記憶するのに使用する読み出し書き
込み可能な記憶手段とを含む。また、前記第1プログラ
ムは装置としての機能を実現するプログラムであり、前
記第2プログラムは装置の通常の使用状態では実行され
ない特殊用途向けプログラム、製造時における機能確認
用プログラム、メンテナンス用プログラム、制御部単体
での機能確認用プログラムの少なくとも1つを含む。ま
た、前記制御手段は、前記第2プログラムの実行におい
て、外部からの指定に応じて実行を前記第1プログラム
に切り替える。また、前記装置は画像形成装置を含み、
前記交換可能なプロセスユニットはプロセスカートリッ
ジを含む。また、前記装置の交換可能なプロセスユニッ
トの有する記憶手段は、通常は、個々のプロセスカート
リッジ固有のプロセス条件と印刷情報の記憶に使用され
る。
【0014】又、本発明の制御方法は、交換可能なプロ
セスユニットを有する装置の制御方法であって、前記装
置の本体主制御部の記憶手段に第1プログラムと第3プ
ログラムを内蔵し、前記交換可能なプロセスユニットの
記憶手段に第2プログラムを内蔵し、起動直後には前記
第3プログラムを実行して、前記装置の動作状態に応じ
て前記第1プログラム又は第2プログラムを選択して読
み出し実行を開始することを特徴とする。
【0015】ここで、前記第3プログラムは、外部から
の指定入力に対応して、前記第1プログラム又は前記第
2プログラムを選択して読み出し実行を開始する。ま
た、前記第2プログラムは、前記プロセスユニットから
読み出され前記本体主制御部の読み出し書き込み可能な
記憶手段に記憶されて実行される。
【0016】又、交換可能なプロセスユニットを有する
装置の制御方法であって、前記装置の本体主制御部の記
憶手段に第1プログラムを内蔵し、前記交換可能なプロ
セスユニットに第2プログラムを内蔵し、起動直後に前
記第1プログラムを実行して装置全体の制御を開始し、
外部からの指定入力に応じて前記第2プログラムに切り
替えて実行することを特徴とする。
【0017】ここで、前記第2プログラムは、前記プロ
セスユニットから読み出され読み出し書き込み可能な記
憶手段に記憶されて実行される。また、前記第2プログ
ラムは、外部からの指定に応じて実行を前記第1プログ
ラムに切り替える。また、前記第1プログラムは装置と
しての機能を実現するプログラムであり、前記第2プロ
グラムは装置の通常の使用状態では実行されない特殊用
途向けプログラム、製造時における機能確認用プログラ
ム、メンテナンス用プログラム、制御部単体での機能確
認用プログラムの少なくとも1つを含む。また、前記装
置は画像形成装置を含み、前記交換可能なプロセスユニ
ットはプロセスカートリッジを含む。
【0018】又、本発明のプロセスユニットは、交換可
能なプロセスユニットを有する装置のプロセスユニット
であって、記憶手段を有し、該記憶手段には、装置の通
常の使用状態では実行されない特殊用途向けプログラ
ム、製造時における機能確認用プログラム、メンテナン
ス用プログラム、制御部単体での機能確認用プログラム
の少なくとも1つを含むことを特徴とする。ここで、前
記装置は画像形成装置を含み、前記交換可能なプロセス
ユニットはプロセスカートリッジを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1並び
に実施の形態2を、添付の図面を用いて詳細に説明す
る。尚、本実施の形態では、装置として画像形成装置で
あるレーザビームプリンタ、交換可能なプロセスユニッ
トとしてプロセスカートリッジを例に説明するが、本発
明の特徴は交換可能なプロセスユニットを有する装置で
あればどのような装置にも適用可能であり、本発明はそ
れを含むものである。
【0020】<実施の形態1のレーザビームプリンタの
構成例>本実施の形態で説明するレーザビームプリンタ
は、レーザビーム本体と交換(着脱)可能なプロセスユ
ニット(プロセスカートリッジユニット)からなる画像
形成装置であり、レーザビームプリンタ本体の主制御部
に制御のための中央演算装置(CPU)と、レーザビー
ムプリンタの起動直後に動作するプログラム並びに通常
レーザプリンタの制御処理を行なうプログラムを内蔵す
る不揮発性記憶手段(リードオンリーメモリ:ROM)
と、CPUがプログラムの演算や処理に使用するワーク
エリアとしての演算や制御データの記憶や非常駐プログ
ラムを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)を備
える。
【0021】本実施の形態は、プロセスカートリッジユ
ニット(プロセスユニット)に特殊用途向けの(通常の
処理には必要としない)プログラムを内蔵する場合の例
である。
【0022】(レーザビームプリンタ機構部の構成)図
2は、レーザビームプリンタの機構的構成の断面図を簡
略化して表したものである。
【0023】レーザビームプリンタ101は、図2に示
すように、記録紙Sを収納するカセット201を備え
る。更に、カセット201から記録紙をピックアップす
るピックアップローラ202と、ピックアップされた記
録紙をくり出す給紙ローラ203が設けられている。
【0024】給紙ローラ203により送り出される紙の
搬送路の流れの下流には、給紙された記録紙をレジスト
ローラ205まで搬送する搬送ローラ204が配設され
ている。搬送ローラ204の下流には、記録紙Sを同期
搬送するレジストローラ205が配設されている。
【0025】レジストローラ205の下流には、レーザ
スキャナ部211からレーザ光を受けて静電潜像を形成
する感光ドラム208と、感光ドラムを一次帯電させる
帯電器207と、静電潜像にトナーをのせて顕像化する
現像器209と、トナー貯蔵部などを含むプロセスカー
トリッジ206が配設されている。プロセスユニットで
あるプロセスカートリッジ206はレーザビームプリン
タ101から着脱可能であり、ユーザはトナーがなくな
ったり、感光ドラムに寿命が来た場合にユーザがプロセ
スカートリッジ206を取り外し、新しいものと交換す
ることができる。 本実施の形態では、以下に詳説する
ように、プロセスカートリッジ206のメモリ本体に特
殊用途向けのプログラム(例えば、製造時の機能確認用
プログラムや、メンテナンス用プログラムや、制御部単
体での機能確認用プログラム等)を収納し、必要とする
プログラムが収納されたプロセスカートリッジ206を
レーザビームプリンタ101へ装着することにより、必
要とする作業ができる。
【0026】レーザビームプリンタ101には、プロセ
スカートリッジ206の感光ドラム208上のトナーを
用紙に転写させる転写ローラ210が、感光ドラムと搬
送路を挟んで配設されている。更に、プロセスカートリ
ッジ206と転写ローラ210の下流には、定着器21
2が配設されており、定着器212の下流には定着排紙
ローラ213が配設されており、定着排紙ローラ213
の下流にはFD(フェイスダウン)排紙搬送ローラ21
4、215、216が配設されており、FD排紙トレイ
217まで記録紙を搬送するように構成されている。
【0027】(本実施の形態のレーザビームプリンタの
制御部の構成例)本実施の形態で説明するレーザビーム
プリンタ101の制御部の構成例は図3に示すようにな
る。
【0028】レーザビームプリンタ101は図3に示す
ような本体主制御装置102とプロセスカートリッジ2
06に内蔵される特殊プログラム供給手段103により
制御される。
【0029】レーザビームプリンタ101の本体主制御
装置102の構成は、レーザビームプリンタ101の制
御の中枢となり各種の制御のプログラムの実行を行うC
PU10と、レーザビームプリンタ101の起動時に本
体主制御装置102のCPU10が実行する後述する起
動処理のプログラムや、本体主制御装置102に常駐す
るレーザビームプリンタ101の通常の処理プログラム
を記憶するROM11(マスクROMであっても、EE
PROMや紫外線消去型のEPROM等であっても、フ
ラッシュメモリや、RAMを電池バックアップしたメモ
リであっても良い)と、CPU10がプログラムの演算
や処理に使用するワークエリアとしての演算や制御デー
タの記憶や、非常駐プログラム(プロセスカートリッジ
206の特殊プログラム供給装置103のメモリ本体
(110)から読み込まれるプログラムやデータ)を記
憶するRAM12と、外部機器104と外部インターフ
ェース112を介して通信を行うための外部機器通信部
107と、プロセスカートリッジ206の特殊プログラ
ム供給部103とカートリッジメモリインターフェース
113を介して通信を行うカートリッジ通信部106等
々からなり、これらの制御信号並びにデータ信号は、バ
ス13によりCPUに接続されている。
【0030】また、制御モード切り換え信号114を出
力する制御モード切替え信号発生部14がバスを介して
CPU10と接続されている。
【0031】<実施の形態1の機能構成例>実施の形態
1による、図3に示される本体主制御装置102により
制御されるレーザビームプリンタ101の制御の機能構
成並びに機能的接続は、図1に示すブロック図のように
なる。
【0032】本体主制御装置102は、図3でも説明し
たように、外部インタフェース112を介して外部機器
104と接続されている。
【0033】本体主制御装置102のカートリッジ通信
部106は、プロセスカートリッジ206に搭載された
特殊プログラム供給部103の本体通信部111と、カ
ートリッジメモリインターフェース113を介して接続
されている。
【0034】プロセスカートリッジ206の特殊プログ
ラム供給部103のメモリ本体110には、前述のよう
に、本体主制御装置に常駐する必要のないプログラム
(第2プログラム)、例えば製造時のテストプログラム
や、市場に出回った後に保守を行うためのプログラム
等、特殊プログラム供給部の種別(プロセスカートリッ
ジ206の種別毎に用意する)毎に異なるプログラムを
収納、記憶することにより、特殊なプログラムを必要な
時に対応するプログラムを収納した特殊プログラム供給
部103の搭載されたプロセスカートリッジ206を装
着し、後述のように、この特殊プログラムを供給するよ
うに構成する。
【0035】尚、メモリ本体110は、一般ユーザに使
用されるプロセスカートリッジにおいては、画像形成に
おけるプロセス条件やプロセスカートリッジの使用量な
どの情報記憶手段として用いられる。
【0036】以上のようにして、本体主制御装置102
には、後述するような必要最小限のプログラムを常駐す
るように構成し、特殊な時のみ使用するプログラムは常
駐しないことにより、本体主制御装置102に搭載する
記憶部(ROM)から冗長を除外でき、その容量を最小
化、省力化できる。
【0037】また、本体主制御装置102に常駐するプ
ログラムがワークエリア等として使用するRAMに、上
記特殊な時に使用するプログラムを読み込み実行するこ
とができる。
【0038】制御モード切り換え信号発生部14からの
制御モード切り換え信号114は、所定のタイミング
で、本構成機能のプログラム実行手段105で検知する
ように構成している。
【0039】レーザビームプリンタ101の制御を行う
本体主制御装置102の機能は、図1に示すように、C
PUや各部の制御を行うプログラムの実行制御を行うモ
ニタ(埋めこみモニタや、リアルタイムモニタ等)など
のハードウエアならびにプログラムを含むプログラム実
行部105と、レーザビームプリンタ101の通常の機
能を制御するプログラム(第1プログラム)を記憶する
常駐プログラム記憶部108(ROM)と、常駐プログ
ラム(第1プログラム)の演算や処理に使用する演算や
制御データのワークエリア、非常駐プログラム記憶部1
09(RAM)と、外部機器通信部107と、カートリ
ッジ通信部106と、起動処理記憶部115(ROM上
の第3プログラム)から構成される。
【0040】第3プログラムを記憶する起動処理記憶部
115は、特殊プログラム供給部103のメモリ本体1
10から特殊プログラムを読み込む特殊プログラム読み
込み部116と、制御処理の実行を行なうプログラムを
切り替えるの実行プログラム切り替え部117を備え
る。
【0041】特殊プログラム供給部104は、カートリ
ッジメモリインターフェース113を介して本体主制御
装置102のカートリッジ通信部106と接続されてい
る。この特殊プログラム供給部103は、メモリ本体1
10と本体主制御装置102のカートリッジ通信部10
6と、カートリッジメモリインターフェース113を介
して通信を行う本体通信部111とから構成されてい
る。
【0042】本体主制御装置102のプログラム実行部
105には、起動処理記憶部115と、制御モード切り
替え信号114と、常駐プログラム記憶部108、並び
に制御データ・非常駐プログラム記憶部109が結合さ
れている。
【0043】以上の説明では、特殊プログラム供給部1
03が、プロセスカートリッジ206に搭載されている
ことを例として説明したが、これはプロセスカートリッ
ジ206と分離されて、特殊プログラムを供給する別の
専用カードや専用カートリッジ等であってもよいことは
いうまでもない。
【0044】<実施の形態1の各機能の説明> (本体主制御装置と外部との通信)本体主制御装置10
2は、通常カートリッジ通信部106によりカートリッ
ジメモリインターフェース113を介して、プロセスカ
ートリッジ206内にある特殊プログラム専用の特殊プ
ログラム供給部103に備わるメモリ本体110と接続
され、特殊プログラム供給部内の本体通信部111とシ
リアル通信プロトコルによりデータ(特殊プログラム:
第2プログラムをデータとして処理する)のやり取りを
行うことが可能な構成になっている。
【0045】また、本体主制御装置102は、上述の外
部機器104と外部機器インターフェース112を介し
て接続され、シリアル通信プロトコルによりデータのや
り取りを行い、外部機器104から本体主制御装置10
2に対してのさまざまな動作に関する命令を本体主制御
装置102が受け取ると共に、本体主制御装置102か
ら外部機器104に対してレーザビームプリンタ101
のさまざまな状態情報を伝える。
【0046】(常駐プログラム記憶部108)常駐プロ
グラム記憶部108は、レーザビームプリンタ101の
通常の稼動時における制御を行うのに必要とするプログ
ラム(第1プログラム)を記憶する要素であり、本実施
の形態1ではROM11に記憶されている。即ち、常駐
プログラム記憶部108は、レーザビームプリンタ10
1に常時備えるプログラムを記憶する要素である。
【0047】(制御データ・非常駐プログラム記憶部1
09)制御データ・非常駐プログラム記憶部109は、
通常のプログラム実行状態では、CPUがプログラムの
演算や処理のワークエリアとして使用する記憶部として
使用される。また、後述するように、外部機器104か
らの指示に応じて非常駐の特殊プログラム供給部103
から供給される特殊プログラム(第2プログラム)を記
憶することや特殊プログラムのワークエリアとして使用
される。
【0048】(プログラム実行部105)プログラム実
行部105は、電源立ち上げ直後、起動処理記憶部11
5に記憶された本体主制御装置102の起動処理を実行
する。
【0049】(起動処理記憶部115)本体主制御装置
102のプログラム実行部105は、起動時に、例えば
外部機器104(プロセスカートリッジ206であって
もよい)から、外部機器インターフェース112と外部
機器通信手段107を介して、(例えばプロセスカート
リッジ206に備える)特殊プログラム供給部103の
メモリ本体110から特殊プログラムを読み込む命令を
受け取ると、特殊プログラム読み込み部116により、
起動処理時に特殊プログラム供給部103のROM等の
不揮発性メモリで構成されるメモリ本体110に記憶さ
れている特殊プログラム(第2プログラム)を、本体通
信部111とカートリッジ通信部106の間のカートリ
ッジメモリインターフェース113を介して、特殊プロ
グラム供給部103より読み込み、制御データ・非常駐
プログラム記憶部109(RAM)へ書き込む。
【0050】また、プログラム実行部105は、外部か
ら入力される制御モード切り替え信号114からの入力
をチェックし、その信号に従い、起動処理記憶部115
の実行プログラム切り替え部117により、実行するプ
ログラムを前記常駐プログラム記憶部108に記憶され
ているプログラムの実行か、または、制御データ・非常
駐プログラム記憶部109に記憶されている特殊プログ
ラムの実行かのいずれかに切り替える。即ち、制御モー
ド切り換え信号114の情報信号に従い、CPU10の
実行するプログラム実行アドレスを、常駐プログラム記
憶部108、または、制御データ・非常駐プログラム記
憶部109のいずれかの記憶部に記憶されている実行プ
ログラムの先頭アドレスに設定する。
【0051】<実施の形態1の制御の流れ>レーザビー
ムプリンタ101における実施の形態1の制御の流れの
例は、図4に示すフローチャートのようになる。以下図
4に従い、プログラム実行部の制御の流れを説明する。
【0052】レーザビームプリンタ101の制御は、プ
ログラム実行部105により電源が立ち上がると(又は
リセット状態が発生すると)、図4のフローチャートに
示すように、起動処理記憶部に格納されたプログラムに
より、点線で囲んだステップ410を実行し、その結果
として、常駐プログラム(第1プログラム)か、特殊プ
ログラム(第2プログラム)の実行に移る制御を行な
う。図4のフローチャートを以下順を追って説明する。
【0053】ステップ400(電源投入時リセット処
理):電源が立ち上がると(場合によってはリセット状
態がおこると)、図1に示すプログラム実行手部105
により、起動処理記憶部115(第3プログラム)が実
行され、制御部のレジスタ類のリセットや、レーザビー
ムプリンタ101の機構的状態のチェック(ドアオープ
ン等)等、電源投入の初期に必要とする処理を行い、全
てがレディの状態になってから、次のステップへ進む。
【0054】ステップ401(外部機器からの命令を解
読):外部機器104から外部インターフェース112
を介し外部機器通信部107へ特殊プログラムの読み込
みの命令送られているか否かを確認する。無ければステ
ップ405へ進み、命令が送られていれば、次のステッ
プ402へ進む。
【0055】ステップ402(特殊プログラム:第2プ
ログラムの読み込み):特殊プログラム読み込み部11
6により特殊プログラム供給部103のメモリ本体11
0より、本体通信部111並びにカートリッジメモリイ
ンターフェース113とカートリッジ通信部106を介
し、特殊プログラム(第2のプログラム)を制御データ
・非常駐プログラム記憶部109(RAM12)へ読み
込む。
【0056】ステップ403(制御モード切り替え
?):プログラム実行部105は、制御モード切り替え
信号114からの信号をチェックし、信号が制御モード
切り替えになっていたならばステップ404へ進む。そ
うでなければステップ405へ進む。
【0057】ステップ404(特殊プログラムの実
行):プログラム実行部105は、制御モード切り替え
信号を感知した結果として、実行プログラム切り替え部
117により、制御データ・非常駐プログラム記憶部1
09(RAM)に記憶されている特殊プログラム供給部
103のメモリ本体110に記憶されていた特殊プログ
ラム(第2プログラム:例えば、製造時の機能確認用プ
ログラムや、メンテナンス用プログラムや、制御部単体
での機能確認用プログラム等)を実行する。
【0058】ステップ405(常駐プログラムの実
行):プログラム実行部105は、外部機器104より
特殊プログラム読み込み命令が無い場合、または制御モ
ード切り替え信号が切り替えになっていない場合の処理
であって、常駐プログラム記憶部108に記憶されてい
るレーザビームプリンタ101の通常の機能を制御する
プログラム(第1プログラム)を実行する。
【0059】図4のフローチャートでは、ステップ40
2で特殊プログラムの読み込みを行なっているが、ステ
ップ404で特殊プログラムの読み込みを行なってもよ
いことはいうまでもない。
【0060】本実施の形態によれば、例えば工場での生
産時に本体主制御装置102の単体チェックプログラム
等の通常では使用しない特殊プログラムを特殊プログラ
ム供給手段からRAM(制御データ・非常駐プログラム
記憶部109)に読み込ませ実行するように構成するこ
とによりプログラム用のメモリの省力化が計れ、メモリ
の有効利用が可能となる。
【0061】<実施の形態2のレーザビームプリンタの
構成例>実施の形態2のレーザビームプリンタの制御を
以下詳細に説明する。但し、図2に示すレーザビームプ
リンタ101の機構的構成の断面図、並びに図3に示す
制御部の構成例は同様であるので、同じ図を用いて説明
する。
【0062】本実施の形態2で説明するレーザビームプ
リンタも、実施の形態1と同じように、レーザビーム本
体と交換(着脱)可能なプロセスユニットであるプロセ
スカートリッジを有する装置である。
【0063】レーザビームプリンタ本体の主制御部に制
御のための中央演算装置(CPU)と、レーザビームプ
リンタの起動直後に動作するプログラム並びに通常の処
理を制御するプログラムを内蔵する不揮発性記憶手段
(リードオンリーメモリ:ROM)と、CPUがプログ
ラムの演算や処理に使用するワークエリアとしての演算
や制御データの記憶や非常駐プログラムを記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)を備える。また、プロセ
スユニットには特殊用途向けの(通常の処理に必要とし
ない)プログラムを内蔵する例である。
【0064】実施の形態2と1との違いは、実施の形態
1では、起動処理記憶部115内に特殊プログラム読み
込み部116、実行プログラム切り替え部117を備え
ている。しかし、実施の形態1では起動時にのみ特殊プ
ログラムの読み込みとプログラムの切り替えが可能であ
るため運用上の不便が生じる。
【0065】そこで、本実施の形態2においては特殊プ
ログラム読み込み部と、実行プログラム切り替え部を常
駐プログラム記憶部内の常駐プログラム(第1プログラ
ム)に持たせた例である。
【0066】<実施の形態2の機能構成例>本実施の形
態2における、本体主制御部302により制御されるレ
ーザビームプリンタ301の制御の機能構成並びに機能
的接続は、図5に示すブロック図のようになる。
【0067】本体主制御装置302は、外部インタフェ
ース312を介して外部機器304と接続されている。
【0068】本体主制御装置302のカートリッジ通信
部306は、図3に示すプロセスカートリッジ206に
搭載された特殊プログラム供給部303の本体通信部3
11と、カートリッジメモリインターフェース313を
介して接続されている。
【0069】プロセスカートリッジ206の特殊プログ
ラム供給部303のメモリ本体310には、実施の形態
1と同様に、本体主制御装置に常駐する必要のないプロ
グラム(第2プログラム)、例えば製造時のテストプロ
グラムや、市場に出回った後に保守を行うためのプログ
ラム等、特殊プログラム供給部の種別(プロセスカート
リッジ206の種別毎に用意する)毎に異なるプログラ
ムを収納、記憶することにより、特殊なプログラムを必
要な時に対応するプログラムを収納した特殊プログラム
供給部303の搭載されたプロセスカートリッジ206
を装着し、後述のように、この特殊プログラムを供給す
るように構成する。
【0070】以上のようにして、本体主制御装置302
には、後述するような必要最小限のプログラムを常駐す
るように構成し、特殊な時のみ使用するプログラムは常
駐しないことにより、本体主制御装置302に搭載する
記憶部(ROM)から冗長を除外でき、その容量を最小
化、省力化できる。
【0071】また、本体主制御装置302に常駐するプ
ログラムがワークエリア等として使用するRAMに、上
記特殊な時に使用するプログラムを読み込み実行するこ
とができる。
【0072】図3に示す制御モード切り換え信号発生部
14からの制御モード切り換え信号314は、所定のタ
イミングで、本構成機能のプログラム実行部305で検
知するように構成している。
【0073】レーザビームプリンタ101の制御を行う
本体主制御装置302の機能は、図5に示すように、C
PUや各部の制御を行うプログラムの実行制御を行うモ
ニタ(埋めこみモニタや、リアルタイムモニタ等)など
のハードウエアならびにプログラムを含むプログラム実
行部305と、レーザビームプリンタ101の通常の機
能を制御するプログラム(第1プログラム)を記憶する
常駐プログラム記憶部308(ROM)と、常駐プログ
ラム(第1プログラム)の演算や処理に使用するワーク
エリア、非常駐プログラム記憶部309(RAM)と、
外部機器通信部107と、カートリッジ通信部306
と、起動処理記憶部315とから構成される。
【0074】また、常駐プログラム記憶部308には、
特殊プログラム供給部303のメモリ本体310から特
殊プログラムを読み込む特殊プログラム読み込み部31
6と、制御処理の実行を行なうプログラムを切り替える
の実行プログラム切り替え部317を備える。
【0075】特殊プログラム供給部304は、カートリ
ッジメモリインターフェース313を介して本体主制御
装置302のカートリッジ通信部306と接続されてい
る。この特殊プログラム供給部303は、メモリ本体3
10と本体主制御装置302のカートリッジ通信部30
6と、カートリッジメモリインターフェース313を介
して通信を行う本体通信部311とから構成されてい
る。
【0076】本体主制御装置302のプログラム実行部
305には、起動処理記憶部315と、制御モード切り
替え信号314と、常駐プログラム記憶部308、並び
に制御データ・非常駐プログラム記憶部309が結合さ
れている。
【0077】以上の説明では、特殊プログラム供給部3
03が、プロセスカートリッジ206に搭載されている
ことを例として説明したが、これはプロセスカートリッ
ジ206と分離されて、特殊プログラムを供給する別の
専用カードや専用カートリッジ等であってもよいことは
いうまでもない。
【0078】<実施の形態2の各機能の説明> (本体主制御装置と外部との通信)実施の形態1と同様
に、本体主制御装置302は通常カートリッジ通信部3
06によりカートリッジメモリインターフェース313
を介して、プロセスカートリッジ206内にある特殊プ
ログラム専用の特殊プログラム供給部303に備わるメ
モリ本体310と接続され、特殊プログラム供給部内の
本体通信部311と公知のシリアル通信プロトコルによ
りデータ(特殊プログラム:第2プログラムをデータと
して処理する)のやり取りを行うことが可能な構成にな
っている。
【0079】また、本体主制御装置302は上述の外部
機器304と外部機器インターフェース312を介して
接続され、シリアル通信プロトコルによりデータのやり
取りを行い、外部機器304から本体主制御装置302
に対してのさまざまな動作に関する命令を本体主制御装
置302が受け取ると共に、本体主制御装置302から
外部機器304に対してレーザビームプリンタ101の
さまざまな状態情報を伝える。
【0080】(常駐プログラム記憶部308)常駐プロ
グラム記憶部308は、レーザビームプリンタ101の
通常の稼動時における制御を行うのに必要とするプログ
ラム(第1プログラム)を記憶する要素であり、本実施
の形態2ではROM11に記憶されている。即ち、常駐
プログラム記憶部308は、レーザビームプリンタ10
1に常時備えるプログラムを記憶部である。
【0081】また、例えば外部機器304(プロセスカ
ートリッジ206であってもよい)から、外部機器イン
ターフェース312と外部機器通信部307を介して、
(例えばプロセスカートリッジ206に備える)特殊プ
ログラム供給部303のメモリ本体310から特殊プロ
グラムを読み込む命令を受け取ると、特殊プログラム読
み込み部316により、例えば、起動処理時に特殊プロ
グラム供給部303のROM等の不揮発性メモリで構成
されるメモリ本体310に記憶されている特殊プログラ
ム(第2プログラム)を、本体通信部311とカートリ
ッジ通信部306の間のカートリッジメモリインターフ
ェース313を介して、特殊プログラム供給部303よ
り読み込み、制御データ・非常駐プログラム記憶部30
9(RAM)へ書き込む。
【0082】また、常駐プログラム記憶部に記憶されて
いる通常の処理を行なうプログラム(第1プログラム)
は、プログラム実行部に外部から入力される制御モード
切り替え信号314からの入力をチェックし、その信号
に従い、実行プログラム切り替え部317により、実行
するプログラムを前記常駐プログラム記憶部308に記
憶されている第1プログラムの実行から、制御データ・
非常駐プログラム記憶部109(RAM)に記憶されて
いる特殊プログラム(第2プログラム)に切り替えて実
行する。
【0083】(制御データ・非常駐プログラム記憶部3
09)制御データ・非常駐プログラム記憶部109は、
通常のプログラム実施状態ではCPUがプログラムの演
算や処理にのワークエリアとして使用する演算や処理の
データの記憶部として使用されるとともに、後述するよ
うに、外部機器304からの指示に応じて非常駐の特殊
プログラム供給部303から供給される特殊プログラム
(第2プログラム)を記憶したり特殊プログラムのワー
クエリアとして使用される。
【0084】(プログラム実行部305)プログラム実
行部305は、電源立ち上げ直後、起動処理記憶部31
5に記憶された本体主制御装置302の起動処理を実行
し、次に上述の第1プログラムの実行をする。
【0085】(起動処理記憶部315)本体主制御装置
302のプログラム実行部305は、起動時に起動処理
記憶部315に記憶されている起動処理を実行する。
【0086】即ち電源が立ち上がると(場合によっては
リセット状態がおこると)、プログラム実行部305に
より、起動処理記憶部315が実行され、制御部のレジ
スタ類のリセットや、レーザビームプリンタ101の機
構的状態のチェック(ドアオープン等)等、電源投入の
初期に必要とする処理を行い全てをレディ(初期)の状
態とする。
【0087】<実施の形態2の制御の流れ>レーザビー
ムプリンタ101における実施の形態2の制御の流れの
例は、図6の示すフローチャートのようになる。以下図
6に従い、プログラム実行部の制御の流れを説明する。
【0088】本実施の形態2でのレーザビームプリンタ
の制御は、プログラム実行部305により電源が立ち上
がると(又はリセット状態が発生すると)図6のフロー
チャートに示すように、起動処理記憶部315に格納さ
れたプログラム初期プログラムの実行を行い、次に点線
で囲んだステップ510で示す常駐プログラム記憶部2
08にある各プログラム、並びに通常の制御のプログラ
ム(第1プログラム)の実行制御を以下のように行な
う。
【0089】また、プログラム実行部305は、常駐プ
ログラム記憶部208の通常の制御のプログラム(第1
プログラム)を実行中、または第1プログラムの実行の
前に、条件により、制御データ・非常駐プログラム記憶
部309にある特殊プログラム(第2プログラム)の実
行を行なう制御をする。
【0090】ステップ500(電源投入時リセット処
理):電源が立ち上がると(場合によってはリセット状
態がおこると)、図5に示すプログラム実行部305に
より、起動処理記憶部115が実行され、制御部のレジ
スタ類のリセットや、レーザビームプリンタ101の機
構的状態のチェック(ドアオープン等)等、電源投入の
初期に必要とする処理を行い、全てがレディの状態にな
ってから、次のステップの常駐プログラム記憶部のプロ
グラムの実行へ進む。
【0091】ステップ501(外部機器からの命令解
読):外部機器304から外部インターフェース312
を介し外部機器通信部307へ特殊プログラムの読み込
みの命令送られているか否かを確認する。無ければステ
ップ503へ進む。命令が送られていれば、次のステッ
プ502へ進む。
【0092】ステップ502(特殊プログラム:第2プ
ログラムの読み込み):特殊プログラム読み込み部31
6により特殊プログラム供給部303のメモリ本体31
0より、本体通信部311並びにカートリッジメモリイ
ンターフェース313とカートリッジ通信部306を介
し、特殊プログラム(第2プログラム)を制御データ・
非常駐プログラム記憶部309(RAM12)へ読み込
む。
【0093】ステップ503(通常の制御のプログラム
の実行):常駐プログラム記憶部307にある常駐プロ
グラム(第1プログラム:通常の制御のプログラム)を
実行する。
【0094】ステップ504(制御モード切り替え
?):プログラム実行部305は第1プログラムの実行
を開始する制御を行ない、その中で、制御モード切り替
え信号314からの信号をチェックし、信号が制御モー
ド切り替えになっていたならば、ステップ504、即
ち、RAMに記憶され特殊プログラム(第2プログラ
ム)を実行する。即ち、次のステップへ進む。
【0095】ステップ505(特殊プログラムの実
行):プログラム実行部305は、制御モード切り替え
信号を感知した結果として、実行プログラム切り替え部
317により、制御データ・非常駐プログラム記憶部3
09(RAM)に記憶されている特殊プログラム供給部
303のメモリ本体310に記憶されていた特殊プログ
ラム(第2プログラム:例えば、製造時の機能確認用プ
ログラムや、メンテナンス用プログラムや、制御部単体
での機能確認用プログラム等)を実行する。
【0096】ここで、プログラム実行部305は、特殊
プログラムの実行中も、制御モード切り替え信号314
をチェックし、信号が制御モード切り替えになっていた
ならば、ステップ505より点線で示すように、ステッ
プ503の常駐プログラム503の実行に制御を移すこ
とも可能であることはいうまでもない。
【0097】以上実施の形態1、2を用いて詳細に説明
したように、本実施の形態によれば、例えば工場での生
産時に本体主制御装置102の単体チェックプログラム
等の通常では使用しない特殊プログラムを特殊プログラ
ム供給部からRAM(制御データ・非常駐プログラム記
憶部109)に読み込ませ実行するように構成すること
によりプログラム用のメモリの省力化が計れ、メモリの
有効利用が可能となる。
【0098】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0099】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0101】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図4および/または図
6に示す)フローチャートに対応するプログラムコード
が格納されることになる。
【0102】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、記憶領域使用効率を改善して余計なコストを省力
化した交換可能なプロセスユニットを有する装置及びそ
の制御方法と、該装置で使用されるプロセスユニットを
提供できる。
【0103】例えば、本体と交換可能なプロセスユニッ
トからなるレーザビームプリンタ等の画像形成装置にお
いて、本体主制御装置に画像形成装置の通常の処理に使
用するプログラムを記憶し、交換可能なプロセスユニッ
トに通常の使用しない特殊用途向けの特殊プログラム
(製造やメンテナンスや制御部の単体の機能確認用に使
用するプログラム)を記憶し、必要に応じプロセスユニ
ットに内蔵する特殊プログラムを本体制御装置のRAM
にロードして使用するように構成することにより、特殊
プログラムを含む全てのプログラムを製造時に同時に同
一プログラム記憶領域に記憶するすることなく、RAM
並びにROMの記憶領域の使用効率の良い、冗長的使用
の少ない、記憶領域使用効率を改善したコストを省力化
した画像形成装置、機器を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明を実施したレーザービームプリンタの横
断面図である。
【図3】本発明を実施したレーザビームプリンタの制御
部の構成例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施の形態2の制御の流れを示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/10 320 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 AS02 CF01 CF14 2C087 AA03 AA09 AC08 BA03 BC16 2H027 EE07 EE08 EE10 EF01 HA06 HB05 HB15 HB16 2H071 BA04 BA13 BA32 BA34 DA15 5B014 EA01 FA14 FB03 FB04 HC05

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能なプロセスユニットを有する装
    置であって、 第1プログラムと第3プログラムを内蔵する前記装置の
    本体主制御部の記憶手段と、 第2プログラムを内蔵する前記交換可能なプロセスユニ
    ットの記憶手段と、 起動直後に前記第3プログラムを実行し、前記装置の動
    作状態に応じて前記第1プログラム又は第2プログラム
    を選択して読み出し実行を開始する前記本体主制御部に
    内蔵する制御手段とを有することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第3プログラムの
    実行において、外部からの指定入力に対応して、前記第
    1プログラム又は前記第2プログラムを選択して読み出
    し実行を開始することを特徴とする請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記本体主制御部の記憶手段は、前記第
    1プログラム並びに前記第3プログラムを記憶する不揮
    発性記憶手段と、前記CPUのワークエリア並びに前記
    第2プログラムを前記プロセスユニットから読み出し記
    憶するのに使用する読み出し書き込み可能な記憶手段と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 交換可能なプロセスユニットを有する装
    置であって、 第1プログラムを内蔵する前記装置の本体主制御部の記
    憶手段と、 第2プログラムを内蔵する前記交換可能なプロセスユニ
    ットの記憶手段と、 起動直後に前記第1プログラムを実行して装置全体の制
    御を開始し、外部からの指定入力に応じて前記第2プロ
    グラムに切り替えて実行させる前記本体主制御部に内蔵
    する制御手段とを有することを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 前記本体主制御部の記憶手段は、前記第
    1プログラムを記憶する不揮発性記憶手段と、ワークエ
    リア並びに前記第2プログラムを前記プロセスユニット
    から読み出し記憶するのに使用する読み出し書き込み可
    能な記憶手段とを含むことを特徴とする請求項4記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記第1プログラムは装置としての機能
    を実現するプログラムであり、前記第2プログラムは装
    置の通常の使用状態では実行されない特殊用途向けプロ
    グラム、製造時における機能確認用プログラム、メンテ
    ナンス用プログラム、制御部単体での機能確認用プログ
    ラムの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1
    又は4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記第2プログラムの
    実行において、外部からの指定に応じて実行を前記第1
    プログラムに切り替えることを特徴とする請求項1又は
    4に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記装置は画像形成装置を含み、前記交
    換可能なプロセスユニットはプロセスカートリッジを含
    むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 前記装置の交換可能なプロセスユニット
    の有する記憶手段は、通常は、個々のプロセスカートリ
    ッジ固有のプロセス条件と印刷情報の記憶に使用される
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 交換可能なプロセスユニットを有する
    装置の制御方法であって、 前記装置の本体主制御部の記憶手段に第1プログラムと
    第3プログラムを内蔵し、前記交換可能なプロセスユニ
    ットの記憶手段に第2プログラムを内蔵し、 起動直後には前記第3プログラムを実行して、前記装置
    の動作状態に応じて前記第1プログラム又は第2プログ
    ラムを選択して読み出し実行を開始することを特徴とす
    る制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第3プログラムは、外部からの指
    定入力に対応して、前記第1プログラム又は前記第2プ
    ログラムを選択して読み出し実行を開始することを特徴
    とする請求項10記載の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第2プログラムは、前記プロセス
    ユニットから読み出され前記本体主制御部の読み出し書
    き込み可能な記憶手段に記憶されて実行されることを特
    徴とする請求項10記載の制御方法。
  13. 【請求項13】 交換可能なプロセスユニットを有する
    装置の制御方法であって、 前記装置の本体主制御部の記憶手段に第1プログラムを
    内蔵し、前記交換可能なプロセスユニットに第2プログ
    ラムを内蔵し、 起動直後に前記第1プログラムを実行して装置全体の制
    御を開始し、外部からの指定入力に応じて前記第2プロ
    グラムに切り替えて実行することを特徴とする制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第2プログラムは、前記プロセス
    ユニットから読み出され読み出し書き込み可能な記憶手
    段に記憶されて実行されることを特徴とする請求項13
    記載の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第2プログラムは、外部からの指
    定に応じて実行を前記第1プログラムに切り替えること
    を特徴とする請求項10又は13に記載の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記第1プログラムは装置としての機
    能を実現するプログラムであり、前記第2プログラムは
    装置の通常の使用状態では実行されない特殊用途向けプ
    ログラム、製造時における機能確認用プログラム、メン
    テナンス用プログラム、制御部単体での機能確認用プロ
    グラムの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
    10又は13に記載の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記装置は画像形成装置を含み、前記
    交換可能なプロセスユニットはプロセスカートリッジを
    含むことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1
    つに記載の制御方法。
  18. 【請求項18】 交換可能なプロセスユニットを有する
    装置のプロセスユニットであって、 記憶手段を有し、 該記憶手段には、装置の通常の使用状態では実行されな
    い特殊用途向けプログラム、製造時における機能確認用
    プログラム、メンテナンス用プログラム、制御部単体で
    の機能確認用プログラムの少なくとも1つを含むことを
    特徴とするプロセスユニット。
  19. 【請求項19】 前記装置は画像形成装置を含み、前記
    交換可能なプロセスユニットはプロセスカートリッジを
    含むことを特徴とする請求項18記載のプロセスユニッ
    ト。
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